JP4386250B2 - 二重足載台を備えた施療機 - Google Patents

二重足載台を備えた施療機 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、座部前方で出没可能な足載台を有する施療を行なう椅子型の施療機に係り、詳しくは、座部前部で出没可能な人体脚部の脛部を主に施療するための足載台と、人体脚部の足先を施療するための第二足載台とを有する二重足載台を備えた二重足載台を備えた施療機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図21と図22に示したような人体脛部を主に施療するための足載台と、人体脛部下部から足先にかけて施療するための足先用足載台とを有する施療機が既に公開されており、該施療機は座部10と該座部10の左右に設けた各肘掛け部11と該座部10の後方に設けた背凭れ部12から成る椅子1の、座部10の前部で回動出没可能な人体脛部を主に施療するための足載台凹部20を備えた足載台2と、該足載台2の前方にて回動可能に連結した人体脛部下部から足先にかけて施療するための足先用凹部30を備えた足先用足載台3を配設しており、人体脚部の脛部から足先までの広範囲を施療することができる。
【特許文献1】
特開2002−238963号公報(第3頁左欄、図1と第4頁左欄図5)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような人体脚部に対する施療を行なう機能を備えた施療機は、人体脛部を主に施療するための足載台を前方に突出する時、該足載台に一体的に連結されている人体脛部下部から足先にかけて施療するための足先用足載台は常に前方に連動することになり、そのため使用者の所望に応じて足載台や足先用足載台だけを上げて人体脛部や人体脛部下部から足先だけを施療することは行えず、さらに該足載台が垂下状態である時は、足先用足載台が常に該足載台の下部に位置することになり、そのため足先用足載台を使用しない時にも使用者の足先を足先用足載台の足先用凹部に載置せざるを得なくなり、その結果、足下に対しての狭小感をもたらしたり、不使用時にはこの足先用足載台が邪魔になったりするという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、人体脚部である脛部から足先部までの広範囲において多様な施療形態にて施療を実施する事ができると共に、脛部と足先部の施療を必要に応じて任意に選択施行でき、足先への施療を必要としない場合にはこれを収納させて使用者の足下において開放感をもたらす事もできる二重足載台を備えた施療機を提供する事を目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
すなわち、本発明の請求項1は、座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、該脚載台を跨いで座部前部の下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部とを有し、前記足載台及び第二足載台にマッサージ手段が配設される二重足載台を備えた施療機であって、前記足載台及び第二足載台にリンク機構を介して座部前部の上端部側を回動中心として出没移動させることができる出没機構をそれぞれ配設すると共に、前記足載台と第二足載台の間にこれらを離脱自在に連繋させることができる連繋機構を介設し、前記足載台と第二足載台を前記連繋機構により各々独立して別々に出没したり、或いは共に連繋した状態で同時に出没するよう構成したことを特徴とする二重足載台を備えた施療機である。
【0006】
また、本発明の請求項2は、前記背凭れ部と第二足載台の間に該背凭れ部の起伏に連動するリンク機構を介して第二足載台を出没移動させることができる連動機構を介設し、前記背凭れ部の起伏に連動して前記第二足載台或いはこれと前記足載台を連繋した状態で出没するよう構成したことを特徴とする請求項1の記載の二重足載台を備えた施療機である。
【0007】
更に、本発明の請求項3は、前記二重足載台を備えた施療機において、前記足載台及び第二足載台は、各々が退没状態で直交状態となり、各々が突出状態で一直線状態となるように出没するよう構成したことを特徴とするものである。
【0008】
更にまた、本発明の請求項4は、前記二重足載台を備えた施療機において、前記第二足載台は、最退没状態で座部下面に収納するよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
更に、本発明の請求項5は、前記二重足載台を備えた施療機において、前記第二足載台は、その基部に足載台方向に回動し得る回動軸部を備えると共に、該回動軸部に前記第二足載台の回動状態を係止する回動係止部を設け、かつ、前記回動軸部を常時足載台方向に回動付勢させるバネを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明の請求項6は、前記二重足載台を備えた施療機において、前記背凭れ部に適宜のマッサージ手段を任意に配設したことを特徴とするものである。
【0013】
本発明の二重足載台を備えた施療機は、上記のように構成することにより次のような作用をもたらす。
すなわち、本発明の請求項1によれば、足載台と第二足載台を連繋機構により各々独立して別々に出没したり、或いは共に連繋した状態で同時に出没することができるから、足載台だけを出没させて脛部のみにマッサージ手段による施療を施すことができると共に、第二足載台だけを出没させて足先部のみにマッサージ手段による施療を施すことができ、しかも足載台と第二足載台とを共に連繋しながら同時に突出させることにより人体脚部である脛部から足先部までの広範囲を施療することもでき、被施療者の所望する部位の脚部施療を施す事ができる。
【0014】
また、本発明の請求項2によれば、背凭れ部の起伏角度に応じて第二足載台は最適な施療角度に自動的に突出させることができ、且つ、足載台は独立して出没させることができる為に背凭れ部の起伏に左右されずに足載台だけを出没させて頚部のみにマッサージ手段による施療を施すこともでき、しかも背凭れ部を倒伏させて、これに連動する第二足載台と足載台とを共に突出させることにより、背凭れ部と足載台及び第二足載台とは、背凭れ部の倒伏角度に応じて常に最適な施療位置関係を保ちながら出没し、使用者の好みの着座状態でマッサージ手段による施療を適宜に施すことができると共に、人体脚部である脛部から足先までの広範囲の脚部施療を自動的に施すことができる。
【0015】
更に、本発明の請求項3によれば、脚部の垂下姿勢で足載台による脹脛の施療と第二足載台による足先の施療が行なえ、両足載台が一直線状態にした場合には足載台と第二足載台により脹脛と足先の一連的な施療が行なえる。
【0016】
更にまた、本発明の請求項4によれば、搬送時や不使用時のように施療を要しない場合には、該二重足載台が邪魔にならないように収納させてコンパクトにしておく事ができる。
【0017】
更に、本発明の請求項5によれば、背凭れ部の倒伏に応じて第二足載台を自動突出した場合や、人為的に第二足載台を突出させた場合に、載置面を足載台と直角状になるよう回動維持及び元位置への復帰を容易に行なわせることができ、足載台と第二足載台が突出状態で一直線状態になった場合には、足載台と第二足載台により脹脛と足先の一連的な施療と、脹脛と足先の直交状の施療とを任意に選択して施すことができるようになる。
【0018】
また、本発明の請求項6によれば、上述した各作用に加えて背凭れ部に配設されたマッサージ手段との相乗効果により、被施療者の所望する施療を任意に選択して背部から脚部及び足先部に至るまでの広範囲の部位の施療を適宜に施すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の二重足載台を備えた施療機を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1は本発明の二重足載台を備えた施療機の一実施形態を示す斜視図であり、図2は本発明の二重足載台を備えた施療機の一実施形態を示す使用状態図であり、図3は本発明の二重足載台を備えた施療機の座部下内部の一実施形態を示す説明図であり、図4は本発明の二重足載台を備えた施療機の背凭れ部を倒伏し、足載台と第二足載台とを突出した状態の一実施形態を示す説明図であり、図5は本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台を座部下部空間に収納した状態の一実施形態を示す説明図であり、図6は本発明の二重足載台を備えた施療機の背凭れ部の起伏と足載台と第二足載台との出没における関連を示した説明図であり、図7〜図9は本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台と第二足載台に関する内部機構の一実施形態を示した部分説明図であり、図10〜図12は本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台の他の実施形態を示した説明図であり、図13〜図17は本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図であり、図18〜図20は本発明の二重足載台を備えた施療機における背凭れ部と第二足載台が連動する状態の一実施形態を示す説明図であり、図21と図22は従来技術を示す参考図である。
【0022】
すなわち、本発明の二重足載台を備えた施療機は、図1乃至図6の一実施形態で示したように、座部10a前部で回動出没可能に配備された足載台2aと、該足載台2aを跨いで座部10a前部下方床面から座部10aと一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台3aと、座部10a後部で起伏自在に配設された背凭れ部12aとを備えた椅子1aであって、該椅子1aの足載台2a及び第二足載台3aにマッサージ手段を配設すると共に、これら足載台2a及び第二足載台3aを適宜に出没させる出没機構を介設して、足載台2aと第二足載台3aを各々独立して出没させる事ができるよう構成し、また、前記背凭れ部12aと第二足載台3aとの間には連動機構を介設して、背凭れ部12aの起伏に連動して第二足載台3aが出没するよう構成したものである。
【0023】
前記椅子1aには、使用者着座用の座部10aと、該座部10aの左右両側に夫々設けた肘掛け部11aと、前述したように、座部10aの後部で起伏自在に配設された背凭れ部12aとを備えている。
【0024】
前記座部10aの前方においては、該座部10a下部に骨組み構成される座枠101aが設けられており、該座枠101aの前端の回動軸部13aには、これを基準として前後に回動して出没可能な前述した足載台2aが設けられていると共に、該足載台2aを跨いで座部10aの前部下方床面から該座部10aと一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で前後に回動して出没可能な前述した第二足載台3aとが設けられている。
【0025】
前記足載台2aには、使用者の脚部を載置し得る足載台凹部20aが設けられており、該足載台凹部20aの内側各側面には、人体脚部である脛部を主に施療するための空気袋22a(マッサージ手段)を夫々備えている。
【0026】
また、前記第二足載台3aにも、使用者の脚部足先や足裏を載置し得る第二足載台凹部30aが設けられており、該第二足載台凹部30aの内側各側面にも人体足先或いは足裏を施療するための空気袋32a(マッサージ手段)が配備されている。
【0027】
また、マッサージ手段である前記空気袋22a及び空気袋32aには、給排ホース(図示せず)を介して、圧縮空気給排気用の圧縮空気給排装置(図示せず)が連通するよう座部10a下部等に配備されており、該圧縮空気給排装置からの圧縮空気を給排ホースを介して各空気袋22a及び各空気袋32aに給排して、これら各々を膨縮或いは膨張保持させて圧空施療を施す事ができるようにしている。
【0028】
尚、前記空気袋22a及び空気袋32aは、略々同一形状のものを足載台凹部20aや第二足載台凹部30aの内側各側面の長手方向に各々二列直列状に設けたものを例示しているが、これに限るものではなく、各空気袋22a及び各空気袋32aの配置や大きさ及び形状は任意に決定されるものである。
【0029】
また、前記足載台凹部20aや第二足載台凹部30aの形状においても、脚部や足先或いは足裏を載置できるようにするものであればどのような形状で有っても良く、限定されるものでは無い。
【0030】
尚、前記各空気袋22aや各空気袋32aへの膨縮に係る指令は、マイコン制御等により適宜に行なわせる事ができるものである。
【0031】
前記マッサージ手段としては、上記した空気袋22a及び空気袋32a等の空気袋による圧空施療に限るものではなく、振動機構や叩き機構或いはローリング機構の他、揉み機構等のマッサージを行なわせる機構の単独或いは複数を任意に組み合わせて採用したマッサージ手段であっても良い。
【0032】
前記座部10a下部に設けた前記座枠101aは、その内部及び上部に有クッション性を有するウレタンや発砲スチロール等の任意の弾性部材を配備すると共に、該弾性部材の外周を布製や革製の生地で被覆して構成しており、該座部10a内部には、人体太股を主に施療するための圧空機構、振動機構、叩き機構、ローリング機構、揉み機構等のマッサージ手段(図示せず)の単独或いは複数を必要に応じて任意に組み合わせて適宜に配備される。
【0033】
また、前記背凭れ部12aは前述したように起伏可能に構成されており、該背凭れ部12aの起伏は、図3乃至図6に示したように、電動モータとジャッキ或いは螺軸を用いたアクチュエータ等の進退機構121aにより背凭れ部倒伏回動軸部122aを基軸として回動移動させる事ができるようにしており、これにより、背凭れ部12aは起立状態から傾斜状態及び倒伏状態に起伏させる事ができるようにしている。
【0034】
前記進退機構121aは、前記座枠101a下部に回動可能に連結され、進退機構121aの至端と背凭れ部12aの下端に設けた背凭れ部下部回動連結部123aとは回動可能に連結して構成している。
【0035】
尚、前記背凭れ部12aは、進退機構121aに代えて手動レバー(図示せず)によって任意に倒伏させるようにする事もできる。
【0036】
前記背凭れ部12aの内部にはマッサージ手段が適宜に配設されており、該マッサージ手段としては、背凭れ部12aの上下方向に移動可能で、施療者に揉み施療や振動施療及びローリング施療等を施し得る揉み玉を備えた揉み玉施療機構125a(マッサージ手段)や、圧縮空気給排装置(図示せず)から給排気される圧縮空気により、膨縮或いは膨張保持することが可能な空気袋126aを背凭れ部12aに任意に配設した圧空機構等が用いられており、目的に応じてこれらの機構を単独或いは複数を用いて適宜のマッサージ手段を構成させる事ができる。
【0037】
また、前記左右肘掛け部11aの上面や内側面には、夫々人体手部或いは腕部を施療する為マッサージ手段(図示せず)を配設しても良く、また、前記座部10a上面と各肘掛け部11aとの接触部近郊にも施療者の両脚を外部方向から内部方向へ施療する為のマッサージ手段(図示せず)を設けても良く、これらに配設されるマッサージ手段においても、前述したように、空気袋による圧空機構の他、振動機構や叩き機構或いはローリング機構や揉み機構等のマッサージを行なわせる機構の単独或いは複数を任意に組み合わせた任意のマッサージ手段が採用される。
【0038】
前記足載台2aは、図7に示した実施形態では、回動軸である回動軸部13aを基準として湾曲形成された左右一対のU字状リンク21aを介して回動して出没するよう構成したものを採用しており、該各U字状リンク21aの至端側に固定板23aを係止し、該固定板23a表側面に足載台2aが取り付けられているものを例示している。
【0039】
前記回動軸部13aの内部には、図8に示したように前記U字状リンク21aを回動するための回動棒261aが横架されており、また回動棒261aの一端には手動レバー26aが連動するよう連結されている。
【0040】
よって、前記手動レバー26aを前後に回動する事で、回動棒261aを介してU字状リンク21aが回動軸部13aを基準として回動し、前記足載台2aが前後に出没移動するのである。
【0041】
次に、前記第二足載台3aは、図7に示したように前記回動軸部13aから垂下し屈曲形成された左右一対のL字状リンク31aを介して該回動軸部13aを基準として回動して出没するよう構成したものを例示している。
【0042】
前記回動軸部13a内部には、図8に示したように該L字状リンク31aを回動するための回動棒371aを横架しており、該回動棒371aの一端には手動レバー37aが連動連結している。
【0043】
よって、該手動レバー37aを前後に回動する事で、回動棒371aを介してL字状リンク31aが回動軸部13aを基準として回動し、第二足載台3aが前後に出没移動するのである。
【0044】
足載台2a及び第二足載台3aを上記したように構成する事で、使用者の要望に応じて前記手動レバー26aや前記手動レバー37aを適宜操作して、足載台2aと第二足載台3aを各々独立して出没させたり同時に出没させたりする事ができるのである。
【0045】
前記足載台2aと第二足載台3aとの間には、これら両者が共に連繋しながら出没し得るよう、例えば図8に示すような橋架棒35a(連繋機構)が介設されており、該橋架棒35a(連繋機構)は、左右一対の前記L字状リンク31a・31a間に架設支持されており、第二足載台3aが前方に回動突出する際に、第二足載台3aの橋架棒35a(連繋機構)が足載台2aの裏面側に係止された前記固定板23aに当接すると共に前方へ回動するよう押し上げ、これらが連繋した状態で同時に回動して突出するようにしている。
【0046】
前記第二足載台3aの前記L字状リンク31aの回動は、上述したような前記手動レバー37aによる手動の他にも、図9に示したような電動モータとジャッキ或いは螺軸により構成されるアクチュエータ等の進退機構34aを用いて回動させ出没させるようにする事もできる。
【0047】
前記進退機構34aには、至端側に進退自在な棒状の進退棒341aが配備されており、進退機構34aの基端側を前記座部10aの前記座枠101a下部に枢止すると共に、その至端側の進退棒341aを前記L字状リンク31aの略々中央部の中間回動連結部311aに枢止して、進退機構34aの進退棒341aの進退移動に連動してL字状リンク31aが回動し、前記第二足載台3aを出没させるのである。
【0048】
すなわち、図6に示したように、前記第二足載台3aの左右一対のL字状リンク31a・31a間に架設支持された前記橋架棒35a(連繋機構)は、L字状リンク31aの回動により前記足載台2aの固定板23a(連繋機構)に係止して連動し、第二足載台3aは足載台2aと連繋しながら共に前方へ突出する。
【0049】
そして、突出した第二足載台3aを進退機構34aで元位置に後退させた場合には、第二足載台3aも元位置に復帰して後退するのであるが、足載台2aはその突出状態を維持しており、これを後退させる場合には、手動レバー26aにより元位置に復帰させる事ができる。
【0050】
尚、前記連繋機構を、前記固定板23a(連繋機構)の下端に橋架棒35a(連繋機構)と係止し得る係止片(図示せず)を設けた連繋機構や、固定板23a(連繋機構)の下端に橋架棒35a(連繋機構)と磁着し得るよう磁力を備えた係止片(図示せず)を設けた連繋機構を採用する事により、第二足載台3aを進退機構34aで元位置に後退させた場合に、第二足載台3aと共に足載台2aも連繋して両者を同時に後退させる事ができる。
【0051】
前記第二足載台3aの底部四隅には、図1や図3に示したように床面に沿って回転し得る回転輪33aを夫々備えており、これにより、第二足載台3aが床面を前後になめらかに移動し、床面や第二足載台3a底部の衝撃による損傷を防止する事ができる。
【0052】
前記第二足載台3aは、図5及び図6に示した如く前記L字状リンク31aの至端側の至端回動連結部312aを介して前後方向に回動可能に連結されている。
【0053】
また、前記第二足載台3aは、L字状リンク31aが垂下状態では床面と水平で有り、L字状リンク31aが水平状態でも床面と水平であり、常時第二足載台3aの載置面が上面である状態を維持できるよう、その至端回動連結部312aで第二足載台3aの回動を制限しながら出没可能にしている。
【0054】
よって、足載台2aと第二足載台3aとの出没は、図3に示したように、各々が退没した通常の状態では直交状態となり、さらに図4に図示するように各々が突出したリラックス状態にした場合には、前記至端回動連結部312aを基準として前記足載台2aに対し前回りに回動し、足載台2aと第二足載台3aとは一直線状態となる。
【0055】
図10乃至図12は、前記第二足載台3aの前記至端回動連結部312aを基軸とする回動を、バネ316aによって制御するようにしたものを例示したものであり、該制御の構成は、前記L字状リンク31aの至端である前記至端回動連結部312aに前記第二足載台3aと連動回動する至端回動軸部315aを備え、該至端回動軸部315aにバネ316aの基端を係止するための回動係止部313aを設けている。
【0056】
そして、L字状リンク31aの屈曲部付近には、バネ316aの至端を係止するための固定係止部314aを備えており、該固定係止部314aと回動係止部313aとをバネ316aにより連結している。
【0057】
上記の制御構成により、前記バネ316aの付勢力を利用して第二足載台3aの前記至端回動連結部312aを基軸として、第二足載台3aを前回りに回動させたり後回りに回動させたりする事で、足載台2aと第二足載台3aとの各々を直交状態や一直線状態にする事ができる。
【0058】
特に、図11に示したような、足載台2aと第二足載台3aとの各々を直交状態にして脹脛と足先部を施療した後、図12に示したように、足載台2aと第二足載台3aとを一直線状態になるよう前記バネ316aの付勢力を利用して前記至端回動連結部312aを基準として第二足載台3aを前回りに回動させ、脹脛と足首部等を一連的に施療する事ができるのである。
【0059】
すなわち、前記至端回動連結部312aを基軸とする第二足載台3aの回動をバネ316aによって制御させるようにする事により、図12に示したように、第二足載台3aを前記足載台2aと共に突出した状態においても、足載台2aと第二足載台3aの各々を直交状態や一直線状態かのどちらかの状態に任意に切り替えできるものであり、またその状態を前記バネ316aの付勢力によって保持する事ができるのである。
【0060】
図5は、前記L字状リンク31aの後方への回動により、第二足載台3aが前記座部10aの下部空間である座部下部空間102aに収納できるようにした場合の構成を例示したものであり、このような構成にする事により、椅子1aの搬送時や人体足先への施療を必要でない時に、前記進退機構34aにより該L字状リンク31aを最後方へ回動移動して使用者の足下を開放することができるのである。
【0061】
尚、前記椅子1aの不使用時における第二足載台3aの収納は、制御手段(図示せず)により制御やリモコン操作により、任意に行なわせる事ができる。
【0062】
図13乃至図16は、前記足載台2aが突出した後、該足載台2aが静止安定するための静止安定機構24aを備えたものを例示している。
【0063】
前記静止安定機構24aは、図13及び図14に示したように前記回動リンク241aとスライド溝付きリンク242aと棒状リンク245aとで構成している。
【0064】
前記回動リンク241aは、前記回動棒261aと連動連結されており、前記回動軸部13aを基準として回動する。また、前記座枠101aの下部には座枠下回動連結部103aを介して回動可能に連結する前記スライド溝付きリンク242aが設けられている。
【0065】
前記スライド溝付きリンク242aには、その長さ方向にスライド溝243aが穿設されており、該スライド溝243aには、該溝243a内で滑らかにスライドし得るスライド回動連結部244aが設けられており、該スライド回動連結部244aは前記回動リンク241aの至端と回動可能に連結され、スライド溝付きリンク242aの至端は、リンク間回動連結部246aを介して前記棒状リンク245aと回動可能に連結され、前記足載台2aの裏側に係止する前記固定板23a(連繋機構)の下部と固定板下部回動連結部25aとを介して棒状リンク245aの他端とが回動可能に連結されている。
【0066】
上記のような構成により、手動レバー26aをその回動が止まるまで回動させて、前記足載台2aが前方へ突出させる事により、前記静止安定機構24aが連動し、該足載台2aは最突出した状態で静止安定する事になる。
【0067】
すなわち、手動レバー26aを足載台2aが前方へ突出する方向に回動する事で、これに連動回動する前記回動棒261aは、前記回動軸部13aを基軸として前記回動リンク241aを連動回動させると共に、該回動リンク241aの至端に回動可能に連結したスライド回動連結部244aが前記スライド溝付きリンク242aの前記スライド溝243aの内部で連結保持されながら該スライド溝243aの内部を滑らかに移動するので、前記座枠101aの下部にある前記座枠下回動連結部103aを介して回動可能に連結するスライド溝付きリンク242aは前方へ回動移動する事になり、それに伴って該スライド溝付きリンク242aの至端に前記リンク間回動連結部246aを介して回動可能に連結する前記棒状リンク245aを前方に押し出すと共に、該棒状リンク245aの他端と回動可能に連結する前記固定板下部回動連結部25aも押し出す事となり、足載台2aは突出されるのである。
【0068】
そして、図15に示したように、前記スライド溝付きリンク242aの至端と前記棒状リンク245aとを回動可能に連結する前記リンク間回動連結部246aが、前記足載台2aの裏面に係止する前記固定板23a(連繋機構)の裏面に当接するまで該スライド溝付きリンク242aが回動した時、該足載台2aの自重により該足載台2aは静止安定する事になる。
【0069】
すなわち、図16に示したように、前記固定板下部回動連結部25aと前記座枠下回動連結部103aとを結ぶ仮想線S1よりも該リンク間回動連結部246aが上位置となる位置関係となる事により、前記静止安定機構24aは作動した状態となり、該足載台2aは静止安定するのである。
【0070】
また、前記静止安定機構24aを解除する場合は、前記手動レバー26aを前記足載台2aが後方へ後退する方向に回動させ、前記回動リンク241aを後方回動させると共に前記スライド溝付きリンク242aを後方へ回動し、前記リンク間回動連結部246aが図16に示した如く前記固定板下部回動連結部25aと前記座枠下回動連結部103aとを結ぶ仮想線S1よりも下位置となる位置関係となった状態で、前記静止安定機構24aは解除された状態となり、足載台2aは再び回動移動可能となり、該足載台2aの自重により後方へ後退する事になる。
【0071】
更に、図17に示すように、前記第二足載台3aが前方へ突出させて、前記静止安定機構24aにより最突出した状態で静止安定している足載台2aを下から上にかけて押し上げる事により、静止安定機構24aは解除され、足載台2aは再び回動移動可能となるようにしている。
【0072】
すなわち、前記第二足載台3aを前記進退機構34aにて前方へ突出させて前記左右一対の各L字状リンク31aを橋架連結した前記橋架棒35a(連繋機構)が、前方に最突出している前記足載台2aの裏面に係止している固定板23a(連繋機構)を押し上げると共に、これをさらに上方へ押し上げる事により、前記リンク間回動連結部246aは前記固定板下部回動連結部25aと前記座枠下回動連結部103aとを結ぶ仮想線S1よりも下位置に移動するため、前記静止安定機構24aは解除される事になる。
【0073】
そして、該第二足載台3aを後方へ後退するに伴って該静止安定機構24aが解除された足載台2aは、固定板23a(連繋機構)が第二足載台3aの橋架棒35a(連繋機構)を押し上げながら自重により第二足載台3aと共に後方へ後退する事になるのである。
【0074】
図18及び図19は、連動機構を介して前記背凭れ部12aの倒伏に連動しつつ、足載台2aと第二足載台3aとが共に連繋して出没するようにしたものを例示している。尚、この実施形態では、背凭れ部12aと第二足載台3aとの連動機構を、後述する背凭れ部下部回動連結部123aと棒状リンク124a及び収納用進退機構36aとL字状リンク31aの中間回動連結部311aとを利用して構成した場合を例示している。
【0075】
前記背凭れ部12aは、上述したように前記背凭れ部倒伏回動軸部122aを基軸として該背凭れ部12aの下端に設けた背凭れ部下部回動連結部123aと回動可能に連結する前記進退機構121aにて前後に倒伏するのであるが、該背凭れ部下部回動連結部123a(連動機構)と前記第二足載台3aを前記座部下部空間102aに収納するための収納用進退機構36a(連動機構)は、棒状リンク124a(連動機構)を介して回動可能に夫々連結されており、該収納用進退機構36a(連動機構)の他端は前記L字状リンク31a(連動機構)の中間回動連結部311a(連動機構)と回動可能に連結されている。
【0076】
上記のような構成を採用する事により、前記背凭れ部12aを前記進退機構121aによって倒伏させる時、前記背凭れ部下部回動連結部123aに回動可能に連結する前記棒状リンク124aを前方へ押し出すと共に前記収納用進退機構36aも押し出され、中間回動連結部311aを介して前記L字状リンク31aも前方へ押し出されるので、前記第二足載台3aは該背凭れ部12aと連動して前方へ突出し、前記連繋機構である前記橋架棒35a(連繋機構)によって前記足載台2aをも第二足載台3aと連繋して突出する事になる。
【0077】
尚、収納用進退機構36aは、図20に示したように第二足載台3aを前記座部下部空間102aに収納する時に主に作動するようにしている。
【0078】
【発明の効果】
よって本発明の二重足載台を備えた施療機は、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部を備えた椅子に、座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、該足載台を跨いで座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台とを備え、足載台及び第二足載台にマッサージ手段を内装すると共にこれらを適宜に出没させる出没機構を介設して、足載台と第二足載台を各々独立して出没させて施療する事ができるようにしている為、足載台と足先用足載台とを一体的に連結された従来の施療機とは異なり、足載台と第二足載台により人体脚部である脛部から足先或いは足裏までの広範囲を施療する事ができるだけでなく、使用者の所望に応じて足載台又は第二足載台のどちらか片方だけを上げて施療する事ができるので、人体脚部に対する多様な施療形態を実現できる。
【0079】
また、本発明の二重足載台を備えた施療機は、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部を備えた椅子に、座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、該足載台を跨いで座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台とを備え、足載台及び第二足載台にマッサージ手段を内装すると共に前記背凭れ部と第二足載台との間に連動機構を介設して、背凭れ部の起伏に連動して第二足載台が出没するようにしている為、従来の施療機とは異なり、背凭れ部の起伏角度に応じて第二足載台は最適な施療角度に自動的に突出させる事ができ、且つ、足載台は独立して出没させる事ができる為に背凭れ部の起伏に左右されずに足載台だけを出没させて頚部のみにマッサージ手段による施療を施す事もでき、しかも背凭れ部を倒伏させて、これに連動する第二足載台と足載台とを共に突出させることにより人体脚部である脛部から足先までの広範囲の脚部施療を自動的に施す事ができる。
【0080】
更に、本発明の二重足載台を備えた施療機は、足載台と第二足載台は、各々が退没した状態で直交状態となり、各々が突出状態で両足載台が一直線状態にしている為、脚部の垂下姿勢で足載台による脹脛の施療と第二足載台による足先の施療が行なえ、両足載台が一直線状態にした場合には、足載台と第二足載台により脹脛と足先の一連的な施療が行なえる。尚、この場合に、背凭れ部を倒伏させれば、更にリラックスした状態で脹脛と足先の一連的な施療が行なえる。
【0081】
更にまた、本発明の二重足載台を備えた施療機は、第二足載台が最退没状態で座部下面に収納できるようにしている為、従来の施療機とは異なり、椅子自体の搬送時や不使用時のように施療を要しない場合には、該二重足載台が邪魔にならないように収納させてコンパクトにしておく事ができる。
【0082】
更に、本発明の二重足載台を備えた施療機は、足載台と第二足載台との間に連繋機構を介設して、足載台と第二足載台とが共に連繋して出没するようにしている為、足載台を単独に出没させる事ができると共に第二足載台の出没に連動して常時足載台を出没させる事もでき、従来の施療機とは異なり、各々による快適な施療を施す事ができる。
【0083】
また、本発明の二重足載台を備えた施療機は、前記背凭れ部と第二足載台との間に連繋機構を介設して、前記背凭れ部の起伏に連動して足載台と第二足載台が共に出没するようにしている為、従来の施療機とは異なり、足載台と第二足載台は、背凭れ部の倒伏角度に応じて常に最適な施療位置関係を保ちながら出没させて各マッサージ手段による施療を適宜に施すことができる。
【0084】
更にまた、本発明の二重足載台を備えた施療機は、座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台の基部に、これを足載台方向に回動し得る回動軸部を備えると共に、該回動軸部に足載台との回動状態を係止する回動係止部を設け、第二足載台の基部での回動がバネ制御されている為、従来の施療機とは異なり、背凭れ部の倒伏に応じて第二足載台自動突出した場合や、人為的に第二足載台を突出させた場合に、載置面を足載台と直角状になるよう回動維持及び元位置への復帰を容易に行なわせる事ができ、足載台と第二足載台が突出状態で一直線状態になった場合には、足載台と第二足載台により脹脛と足先の一連的な施療と、脹脛と足先の直交状の施療とを任意に選択して施す事ができるようになる。尚、この場合に、背凭れ部を連動して倒伏するようにしている場合には、脹脛と足先の一連的な上記各施療が更にリラックスした状態で行なえる。
【0085】
更に、本発明の二重足載台を備えた施療機は、前記背凭れ部にマッサージ手段を配設している為、上述した各作用に加えて、背凭れ部に配設されたマッサージ手段との相乗効果により、被施療者の所望する施療を任意に選択して、背部から脚部及び足先部に至るまでの広範囲の部位の施療を適宜に施す事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重足載台を備えた施療機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の二重足載台を備えた施療機の一実施形態を示す使用状態図である。
【図3】本発明の二重足載台を備えた施療機の座部下内部の一実施形態を示す説明図である。
【図4】本発明の二重足載台を備えた施療機の背凭れ部を倒伏し、足載台と第二足載台とを突出した状態の一実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台を座部下部空間に収納した状態の一実施形態を示す説明図である。
【図6】本発明の二重足載台を備えた施療機の背凭れ部の起伏と足載台と第二足載台との出没における関連を示した説明図である。
【図7】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台と第二足載台に関する内部機構の一実施形態を示した部分説明図である。
【図8】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台と第二足載台に関する内部機構の一実施形態を示した部分説明図である。
【図9】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台と第二足載台に関する内部機構の一実施形態を示した部分説明図である。
【図10】本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台の他の実施形態を示した説明図である。
【図11】本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台の他の実施形態を示した説明図である。
【図12】本発明の二重足載台を備えた施療機の第二足載台の他の実施形態を示した説明図である。
【図13】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図である。
【図14】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図である。
【図15】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図である。
【図16】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図である。
【図17】本発明の二重足載台を備えた施療機の足載台の静止安定機構の一実施形態を示した説明図である。
【図18】本発明の二重足載台を備えた施療機における背凭れ部と第二足載台が連動する状態の一実施形態を示す説明図である。
【図19】本発明の二重足載台を備えた施療機における背凭れ部と第二足載台が連動する状態の一実施形態を示す説明図である。
【図20】本発明の二重足載台を備えた施療機における背凭れ部と第二足載台が連動する状態の一実施形態を示す説明図である。
【図21】従来技術を示す参考図である。
【図22】従来技術を示す参考図である。
【符号の説明】
1a 椅子
10a 座部
11a 肘掛け部
12a 背凭れ部
121a 進退機構
123a 背凭れ部下部回動連結部(連動機構)
124a 棒状リンク(連動機構)
125a 揉み玉施療機構(マッサージ手段)
126a 空気袋(マッサージ手段)
2a 足載台
20a 足載台凹部
22a 空気袋(マッサージ手段)
23a 固定板(連携機構)
24a 静止安定機構
26a 手動レバー
3a 第二足載台
30a 第二足載台凹部
31a L字状リンク(連動機構)
311a 中間回動連結部(連動機構)
312a 至端回動連結部
313a 回動係止部
314a 固定係止部
315a 至端回動軸部
316a バネ
32a 空気袋(マッサージ手段)
34a 進退機構
341a 進退棒
35a 橋架棒(連携機構)
36a 収納用進退機構(連動機構)
37a 手動レバー

Claims (6)

  1. 座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、該脚載台を跨いで座部前部の下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部とを有し、前記足載台及び第二足載台にマッサージ手段が配設される二重足載台を備えた施療機であって、前記足載台及び第二足載台にリンク機構を介して座部前部の上端部側を回動中心として出没移動させることができる出没機構をそれぞれ配設すると共に、前記足載台と第二足載台の間にこれらを離脱自在に連繋させることができる連繋機構を介設し、前記足載台と第二足載台を前記連繋機構により各々独立して別々に出没したり、或いは共に連繋した状態で同時に出没するよう構成したことを特徴とする二重足載台を備えた施療機。
  2. 前記背凭れ部と第二足載台の間に該背凭れ部の起伏に連動するリンク機構を介して第二足載台を出没移動させることができる連動機構を介設し、前記背凭れ部の起伏に連動して前記第二足載台或いはこれと前記足載台を連繋した状態で出没するよう構成したことを特徴とする請求項1の記載の二重足載台を備えた施療機。
  3. 前記足載台及び第二足載台は、各々が退没状態で直交状態となり、各々が突出状態で一直線状態となるように出没するよう構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の二重足載台を備えた施療機。
  4. 前記第二足載台は、最退没状態で座部下面に収納するよう構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の二重足載台を備えた施療機。
  5. 前記第二足載台は、その基部に足載台方向に回動し得る回動軸部を備えると共に、該回動軸部に前記第二足載台の回動状態を係止する回動係止部を設け、かつ、前記回動軸部を常時足載台方向に回動付勢させるバネを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の二重足載台を備えた施療機。
  6. 前記背凭れ部に適宜のマッサージ手段を任意に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の二重足載台を備えた施療機。
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