JP6084891B2 - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の体格に合わせて下肢用マッサージ部の長さを自在に調整可能な椅子型マッサージ機に関する。
従来より、下肢をマッサージするための下肢用マッサージ部を備えた椅子型マッサージ機は公知である。
例えば、特許文献1には、使用者が着座する座部の前方に、使用者の下肢をマッサージするフットレスト部を備えた椅子型マッサージ機が開示されている。この特許文献1の椅子型マッサージ機では、右側のフットレスト部と左側のフットレスト部とがそれぞれ左右方向にスライドしたり傾倒したりできるようになっており、使用者の骨盤ストレッチなどの施療を可能としている。
また、特許文献2には、特許文献1の椅子型マッサージ機と同じように、座部の前方に使用者の足をマッサージするフットレスト部を備えた椅子型マッサージ機が開示されている。
特開2008−29661号公報 特開2010−233920号公報
ところで、上述した特許文献1、2の椅子型マッサージ機に設けられているフットレスト部は、いずれも座部に着座した使用者の下肢を上下の範囲に亘ってマッサージする構成となっている。具体的には、これらの椅子型マッサージ機では、使用者の下肢のうち、くるぶしよりさらに上方に位置する脚部から、くるぶしよりさらに足先側(下方)に位置する足部までの範囲に対して施療が行われる。
ところが、椅子型マッサージ機で施療を受ける使用者には、性別、個人差などによって大小さまざまな体格の人がおり、施療を行う範囲も人によって大きく変化する。当然、大柄の使用者の体格に合わせてフットレストの施療範囲を定めた場合には、小柄の使用者に対して施療が行えなくなるし、小柄の使用者の体格に合わせた場合には大柄の使用者に対して施療が行えなくなる。つまり、フットレスト部で使用者の下肢をマッサージする場合には、施療を行う範囲を自由に調整できるのが好ましい。
ところが、これら特許文献1、2に開示された椅子型マッサージ機では、脚部を挿し込んで保持する脚部挿入部と、足部を挿し込んで保持する足部挿入部とが上下に位置変更できない構成とされているため、使用者の体格に合わせて施療を行う範囲を自由に調整することが困難であり、さまざまな体格の使用者に十分なマッサージを行うことはできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、使用者の下肢を挿入するフットレスト部の挿入凹部の上下幅を自由に調整することができ、体格の異なる使用者の下肢に対しても十分なマッサージを行うことができる椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明の椅子型マッサージ機は、使用者が着座可能な座部と、前記座部の前部に使用者の下肢を載置可能なフットレスト部と、前記フットレスト部に設けられ且つ使用者の下肢に対してマッサージを行うマッサージ手段と、を有する椅子型マッサージ機であって、前記フットレスト部は、前記使用者の脚部を挿入可能な脚部挿入部と、使用者の足部を挿入可能な足部挿入部とを備え、前記フットレスト部には、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させる移動手段が設けられていることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記移動手段は、前記脚部挿入部と足部挿入部とを連結して、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させるように動作させるアーム部材を有しているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材は、その基端側が前記脚部挿入部の下部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられており、その先端側が前記足部挿入部の前部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記脚部挿入部は、当該脚部挿入部の下方へ垂下状に設けられた突出部を有しており、前記アーム部材の基端側が前記突出部に揺動自在に連結されているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材の基端側には、当該アーム部材を脚部挿入部側へ付勢する第1付勢手段が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材の先端側には、前記足部挿入部をアーム部材側へ付勢する第2付勢手段が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の基端側と脚部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記アーム部材の先端側と足部挿入部との間に設けられた第2バネを備えているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材と脚部挿入部との間には、前記脚部挿入部に対するアーム部材の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段が設けられており、前記アーム部材と足部挿入部との間には、前記足部挿入部に対するアーム部材の揺動範囲を規制する第2揺動規制手段が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の基端側と脚部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記足部挿入部に伝達するように構成されているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材と脚部挿入部との間には、前記脚部挿入部に対するアーム部材の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段が設けられており、前記第1揺動規制手段の規制力を前記アーム部材を構成する平行リンク機構を介して前記足部挿入部に伝達する第2揺動規制手段が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の先端側と足部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記脚部挿入部に伝達するように構成されているとよい。
なお、好ましくは、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材と足部挿入部との間には、前記アーム部材に対する足部挿入部の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段が設けられており、前記第1揺動規制手段の規制力を前記アーム部材を構成する平行リンク機構を介して前記脚部挿入部に伝達する第2揺動規制手段が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記フットレスト部は、前記脚部挿入部及び足部挿入部を一面側に備えると共に、使用者の下肢を載置可能な下肢載置部を他面側に有しており、前記フットレスト部は、前記座部側に対して左右方向を向く軸心回りに回動自在とされており、前記軸心回りに回動させることにより前記脚部挿入部及び足部挿入部を座部の前方に露出させたマッサージ姿勢と、前記下肢載置部を座部の前方に露出させたフットレスト姿勢とに姿勢変更自在とされているとよい。
本発明にかかる椅子型マッサージ機の最も好ましい形態は、使用者が着座可能な座部と、前記座部の前部に使用者の下肢を載置可能なフットレスト部と、前記フットレスト部に設けられ且つ使用者の下肢に対してマッサージを行うマッサージ手段と、を有する椅子型マッサージ機であって、前記フットレスト部は、前記使用者の脚部を挿入可能な脚部挿入部と、使用者の足部を挿入可能な足部挿入部とを備え、前記フットレスト部には、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させる移動手段が設けられており、前記移動手段は、前記脚部挿入部と足部挿入部とを連結して、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させるように動作させるアーム部材を有していて、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の基端側と脚部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記足部挿入部に伝達するように構成されていることを特徴とする。
本発明にかかる椅子型マッサージ機の最も好ましい他の形態は、使用者が着座可能な座部と、前記座部の前部に使用者の下肢を載置可能なフットレスト部と、前記フットレスト部に設けられ且つ使用者の下肢に対してマッサージを行うマッサージ手段と、を有する椅子型マッサージ機であって、前記フットレスト部は、前記使用者の脚部を挿入可能な脚部挿入部と、使用者の足部を挿入可能な足部挿入部とを備え、前記フットレスト部には、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させる移動手段が設けられており、前記移動手段は、前記脚部挿入部と足部挿入部とを連結して、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させるように動作させるアーム部材を有していて、前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の先端側と足部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記脚部挿入部に伝達するように構成されていることを特徴とする。
本発明の椅子型マッサージ機によれば、使用者の下肢を挿入するフットレスト部の挿入凹部の上下幅を自由に調整することができ、体格の異なる使用者の下肢に対しても十分なマッサージを行うことができる。
第1実施形態の椅子型マッサージ機の外観斜視図である。 第1実施形態のフットレスト部の外観構造を示す左斜視図である。 (a)は縮退状態にある第1実施形態のフットレスト部を示す左斜視図であり、(b)は伸長状態にある第1実施形態のフットレスト部を示す左斜視図である。 (a)は縮退状態にある第1実施形態の移動手段を示す左斜視図であり、(b)は伸長状態にある第1実施形態の移動手段を示す左斜視図である。 (a)は縮退状態にある第1実施形態の移動手段の断面拡大図であり、(b)は伸長状態にある第1実施形態の移動手段の断面拡大図である。 (a)は縮退状態にある第1実施形態のフットレスト部を示す右斜視図であり、(b)は伸長状態にある第1実施形態のフットレスト部を示す右斜視図である。 (a)は縮退状態にある第2実施形態の移動手段を示す左斜視図であり、(b)は伸長状態にある第2実施形態の移動手段を示す左斜視図である。 (a)は縮退状態にある第2実施形態の移動手段の断面拡大図であり、(b)は伸長状態にある第2実施形態の移動手段の断面拡大図である。 (a)は縮退状態にある第2実施形態のフットレスト部を示す右斜視図であり、(b)は伸長状態にある第2実施形態のフットレスト部を示す右斜視図である。 フットレスト部の下肢載置部を示した左斜視図である。 フットレスト部の様々な変形例を示した図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を、図を基に説明する。
図1は、第1実施形態の椅子型マッサージ機1の斜視図を示している。
図1に示すように、この椅子型マッサージ機1は、使用者Uが着座する座部2と、この座部2の後部に設けられた背もたれ部3と、座部2の前部に設けられたフットレスト部4を有している。
以下、椅子型マッサージ機1に座った使用者Uから見た方向を基準として、椅子型マッサージ機1を説明する。すなわち、図1において紙面に記載された方向に従って、椅子型マッサージ機1の説明を進める。
椅子型マッサージ機1の座部2は、上面に使用者Uが腰を下ろして着座できるように略水平に配備されている。座部2は、枠体と、この枠体の上に配備されたクッションと、枠体及びクッションを外側から覆うカバーと、を備えている。座部2の下部には、この椅子型マッサージ機1を床面へ設置するための脚体5(基礎フレーム)が設けられており、この脚体5によって座部2が床面から所定高さに支持されるようになっている。
座部2の左右両側には、肘掛部6がそれぞれ設けられている。肘掛部6は、その底辺を床面に着けるようにして床面に起立するように設けられた板状の部材である。肘掛部6の上面は丸く湾曲した形状となっており、使用者Uが肘を載せやすくなっている。
背もたれ部3は、使用者Uが背中からもたれられるように座部2の後側に配備された部材である。背もたれ部3は、座部2の後側に設けられた左右方向を向く軸回りに揺動自在に枢支されており、脚体5内に配設されたリニアアクチュエータなどで構成されたリクライニング機構により、垂直に起立した状態から水平に倒れた状態にまでリクライニング可能となっている。また、背もたれ部3の内部には、揉みや叩きなどのマッサージ動作を行う背部用マッサージ機構(図示せず)が設けられている。
図1及び図2に示すように、フットレスト部4は、座部2の下側に収納可能とされた筺状の部材であり、座部2の下側の収納位置から座部2の前方に進出することで使用者Uの下肢(以降では、膝より下側の下半身を下肢と呼ぶ)をマッサージ可能となっている。このフットレスト部4の内部には、使用者Uの下肢に対して空気袋11(エアバッグ)により押圧マッサージを行うマッサージ手段やツボ押し用の突起部からなるマッサージ手段が搭載されている。このマッサージ手段7は、図2などに示すように、後述する脚部挿入部9と足部挿入部10とにそれぞれ設けられている。
図2に示すように、フットレスト部4の前面には、使用者Uの下肢を挿入可能な左右一対の挿入凹部8が形成されている。即ち、椅子型マッサージ機1の前面には、2つの挿入凹部8が上下方向を向いて形成され、左右に所定間隔をあけて設けられている。この挿入凹部8は、互いが左右方向で対面するように形成された左右一対の側壁部8aと、この左右一対の側壁部8a、8aの後端辺を左右方向に連結する後壁部8bとから構成されている。つまり、挿入凹部8は、使用者Uの下肢を前方から差し入れることができるように前方に向かって開口すると共に、上方から下肢を挿し込めるように上方に向かって開口している。
そして、それぞれの挿入凹部8の側壁部8a表面には、膨張収縮自在とされた空気袋11が設けられ、この空気袋11が膨張することで下肢を挟み込みマッサージすることを可能としている。
なお、この挿入凹部8は、実際には布などのカバーにより覆われており、空気袋11が直接使用者Uの皮膚に触れることがないようになっている。
ところで、上述したフットレスト部4に挿入しようとする使用者Uの下肢は、実際には脚部(くるぶしの上側に位置する使用者Uの下肢)から足部(くるぶしの下側(足先側)に位置する使用者Uの下肢)に及ぶ上下方向の範囲に亘っている。この脚部から足部までの範囲は、使用者Uの体格が変化すれば上下方向に長くなったり短くなったりして変化する。そのため、さまざまな体格の使用者Uに対して確実に施療を行うためには、使用者Uの体格に合わせて挿入凹部8の上下丈(上下高さ乃至は上下長さ)を自由に調整することができるのが好ましい。
そこで、本発明の椅子型マッサージ機1では、上下方向の長さに個人差がある下肢を上述した挿入凹部8に確実に収容できるように、挿入凹部8を上下2つに分け、下肢のうち脚部を挿入する脚部挿入部9と、足部を挿入する足部挿入部10とをそれぞれ別に設けている。そして、フットレスト部4に、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる移動手段12(近接離反手段)を設けて、脚部挿入部9から足部挿入部10までの上下丈を自由に変更できるようにしている。このような移動手段12を設ければ、使用者Uの体格に合わせて挿入凹部8の上下丈を自由に調整することができ、さまざまな体格の使用者Uに対して確実に下肢の施療を行うことが可能となる。
具体的には、上述したフットレスト部4の一面側(図2の状態における前側)は、マッサージ面とされ、フットレスト部4の他面側(図2の状態における後側)には、図10に示すように使用者Uの下肢を載置可能な下肢載置部13が設けられている。そして、フットレスト部4は、座部2側に対して左右方向を向く軸心回りに回動自在とされており、この左右方向を向く軸心回りに一方向に向かって回動させることにより脚部挿入部9及び足部挿入部10を座部2の前方に露出させたマッサージ姿勢(図2に示すような状態)となり、また他方向に向かって回動させることにより下肢載置部13を座部2の前方に露出させたフットレスト姿勢(図10に示すような状態)となる構成とされている。
次に、第1実施形態の椅子型マッサージ機1のフットレスト部4に設けられる脚部挿入部9、足部挿入部10、及び移動手段12について説明する。
図3及び図4に示すように、脚部挿入部9は、使用者Uの下肢のうち、くるぶしよりさらに上方に位置する脛やふくらはぎといった脚部が挿入される部分であり、挿入された脚部を保持しつつ施療を可能とするものである。
脚部挿入部9は、使用者Uの左側の脚部と右側の脚部とをそれぞれ挿入できるように、左右に並んで一対の凹部を備えている。脚部挿入部9のそれぞれの凹部は、脚部の左側に起立状に設けられた左側壁部9aと、脚部の右側に起立状に設けられた右側壁部9bと、脚部の後部に設けられた後側壁部9cとを有しており、前方に向かって開口した略コ字状の断面を有している。脚部挿入部9のそれぞれの凹部は、中央部に備えられた仕切部14により仕切られているとも言える。係る構成を有しているため、脚部挿入部9は、その前方から使用者Uの左右の脚部をそれぞれの凹部へ挿入できるようになっている。また、脚部挿入部9は、上下双方に向かって開口しており、上下方向に沿って脚部を移動できるようになっている。
脚部挿入部9の内部には、この脚部挿入部9に加わるマッサージ負荷や荷重を支持可能な脚部用フレーム15が設けられている。この脚部用フレーム15は、金属の長尺材などを折り曲げるなどして形成された枠部材であり、正面から見て四角形の形状とされている。この脚部用フレーム15の下側中央には、後述する上側アーム枢支板16が取り付けられている。
足部挿入部10は、使用者Uの下肢のうち、くるぶしよりさらに下方(足先)に位置する足甲やつま先といった足部が挿入される部分であり、挿入された足部を保持しつつ施療を可能とするものである。
足部挿入部10は、使用者Uの左側の足部と右側の足部とをそれぞれ挿入できるように、左右に並んで一対の凹部を備えている。足部挿入部10のそれぞれの凹部は、足部の左側に起立状に設けられた左側壁部10aと、足部の右側に起立状に設けられた右側壁部10bと、足部の底部に設けられた底部10cとを有しており、上方に向かって開口した略コ字状の断面を有している。そのため、足部挿入部10は、その上方から使用者Uの足部を挿入できるようになっている。
なお、足部挿入部10のそれぞれの凹部は、中央部に備えられた仕切部14により仕切られているとも言える。
足部挿入部10の内部には、脚部用フレーム15と同様に、この足部挿入部10に加わるマッサージ負荷や荷重を支持可能な足部用フレーム17が設けられている。この足部用フレーム17は、脚部用フレーム15同様に金属の長尺材などを折り曲げるなどして形成されており、上方から見た場合に四角形の枠状とされている。この足部用フレーム17の左右方向の中央側には、後述する下側アーム枢支板18が取り付けられており、この下側アーム枢支板18と上述した上側アーム枢支板16との間に、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる移動手段12が設けられている。
図4及び図5に示すように、移動手段12は、フットレスト部4の脚部挿入部9と足部挿入部10との間に設けられて、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させるものである。この移動手段12は、脚部挿入部9に枢支された基端側に対して先端側が揺動可能とされたアーム部材19を有しており、アーム部材19の揺動を利用して脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる構成となっている。なお、本実施形態では、アーム部材19は左右方向の中央に設けられた1本のアーム部材19から構成されており、この1本のアーム部材19が脚部挿入部9の中央と足部挿入部10の中央とを連結する構成とされている。
また、以降の説明では、脚部挿入部9に対して足部挿入部10が近接した状態を移動手段12が「縮退状態」にあるといい、脚部挿入部9から足部挿入部10が離反した状態を移動手段12が「伸長状態」にあるという。
図5に示すように、アーム部材19は、長手方向の中途側が折れ線状に屈曲した長尺の部材であり、前後方向に沿って配備されている。また、アーム部材19における長手方向の先端側(一端側)には足部挿入部10が連結されており、基端側(他端側)には脚部挿入部9が連結されている。
具体的には、アーム部材19は、左右に距離をあけて起立するように配備された2枚の帯板部材20と、これら2枚の帯板部材20、20同士の間に架け渡された水平な桟部材21とで井桁状に形成されている。アーム部材19の長手方向の中途側は、「縮退状態」において足部挿入部10の足部用フレーム17との間に位置的な干渉を避けるよう複数回に亘って屈曲するように形成されている。
図5(a)に示す「縮退状態」を例に挙げれば、まずアーム部材19の先端は足部挿入部10の前側に連結されている。そして、アーム部材19は、前端から後方に向かうにつれて後方下側に向かって傾斜するように伸び、前後方向の中途側で足部用フレーム17との干渉を避けるように後方上側に向かって一旦上方に屈曲する。次に、足部用フレーム17を乗り越えたところで再び後方下側に向かって下方に屈曲し、再び後方下側に向かって傾斜するように伸びて、アーム部材19の基端は脚部挿入部9の下端に連結されている。このような長手方向の中途側が複数回に亘って屈曲したアーム部材19を採用すれば、足部用フレーム17との干渉を回避しつつ、足部挿入部10と脚部挿入部9との間の限られたスペースにアーム部材19を収容することが可能となり、移動手段12のコンパクト化が可能となる。
アーム部材19の基端側(後端側)にはこのアーム部材19を左右方向に貫通する基端揺動軸22が設けられており、アーム部材19は基端揺動軸22を中心として揺動自在となっている。
一方、アーム部材19の先端側(前端側)にも、このアーム部材19を左右方向に貫通する先端揺動軸23が設けられており、アーム部材19は先端揺動軸23を中心として足部挿入部10に対して揺動自在となっている。
図5(a)及び図5(b)に示すように、上述した脚部挿入部9は、前部に比べて後部の方が上下方向に丈長に形成されている。つまり、この脚部挿入部9の後部は下方へ向かって垂下するように突出しており、この下方に向かって突出する突出部24の中央部前面、言い換えれば、左右一対の脚部挿入部9を仕切る仕切部14の下方に、上述したアーム部材19の基端側を連結するための上側アーム枢支板16が形成されている。
上側アーム枢支板16は、突出部24の前面から前方に向かって起立するように形成された板状の部材であり、脚部用フレーム15の下側に左右方向に一定の距離をあけて一対形成されている。これらの上側アーム枢支板16には、それぞれの上側アーム枢支板16、16を左右に貫通する第1貫通孔25が当該上側アーム枢支板16の下端側に形成されており、この第1貫通孔25に上述した基端揺動軸22が挿通されている。つまり、アーム部材19は、基端揺動軸22を介して脚部挿入部9に対して、左右方向を向く軸(基端揺動軸22)回りに揺動自在とされている。
なお、前述した突出部24(脚部挿入部9の後部から下方へ向かって垂下状に形成された突出部24)は、フットレスト部4の他面側に形成された下肢載置部13となる。
また、足部挿入部10の上面であって前後方向で前側には、上述したアーム部材19の先端側を連結するための下側アーム枢支板18が形成されている。下側アーム枢支板18は、足部挿入部10の上面から上方に向かって起立するように形成された板状の部材である。より正確には、下側アーム枢支板18は、左右方向に一定の距離をあけて一対形成されている。これらの下側アーム枢支板18にはそれぞれの枢支板を左右に貫通する第2貫通孔26が当該下側アーム枢支板18の上端側に形成されており、第2貫通孔26に上述した先端揺動軸23が挿通されている。つまり、足部挿入部10は、先端揺動軸23を介してアーム部材19に対して、左右方向を向く軸(先端揺動軸23)回りに揺動自在とされている。
結果として、アーム部材19の先端側に設けられた足部挿入部10は、アーム部材19の基端側に設けられた脚部挿入部9に対して左右方向を向く軸回りに揺動自在とされている。
この下側アーム枢支板18は、足部挿入部10の幅方向中央部に備えられた仕切部14の内部に配備されている。
次に、移動手段12の伸縮状態とアーム部材19との関係について説明する。
移動手段12の伸縮状態は、アーム部材19の揺動に合わせて「縮退状態」と「伸長状態」との間で変化する。
例えば、図5(a)に示すように、移動手段12が「縮退状態」にあるときには、基端揺動軸22に対して先端揺動軸23は前方上側に位置しており、基端側に対してアーム部材19の先端側は+20°〜+30°程度の仰角を形成するように斜め上方に向かって傾斜している。そして、この「縮退状態」では、足部挿入部10の下端と脚部挿入部9の下端とはほぼ同じ高さになるようになっていて、足部挿入部10と脚部挿入部9とは上下方向に最も近接している(接している)。
ところが、図5(b)に示すように、移動手段12が「伸長状態」にあるときには、基端揺動軸22に対して先端揺動軸23は前方下側に位置しており、基端側に対してアーム部材19の先端側は−20°〜−30°程度の仰角を形成するように斜め下方に向かって傾斜している。つまり、この「伸長状態」では、脚部挿入部9の下端のさらに下方に足部挿入部10の上端が位置するようになっていて、足部挿入部10と脚部挿入部9とは上下方向に最も離反している。
上述したアーム部材19と脚部挿入部9との間には、脚部挿入部9に対するアーム部材19の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段27が設けられている。また、アーム部材19と足部挿入部10との間には、アーム部材19に対する足部挿入部10の揺動範囲を規制する第2揺動規制手段28が設けられている。
具体的には、図5(a)及び図5(b)に示すように、上側アーム枢支板16には、上述した基端側規制ピン29を案内する第1案内溝30が形成されている。この第1案内溝30は、基端側規制ピン29を挿通できるように上側アーム枢支板16に貫通状に形成されており、また基端側規制ピン29を案内できるように円弧状に湾曲した長穴状に形成されている。第1揺動規制手段27は、この第1案内溝30と基端側規制ピン29とで構成されている。なお、この第1案内溝30は第1貫通孔25の前方上側に位置している。
また、下側アーム枢支板18にも、先端側規制ピン31を案内する第2案内溝32が形成されている。この第2案内溝32は、先端側規制ピン31を挿通できるように下側アーム枢支板18に貫通状に形成されており、また先端側規制ピン31を案内できるように円弧状に湾曲した長穴状に形成されている。また、第2案内溝32の一端(前端)は第2貫通孔26の後方下側に位置しており、また第2案内溝32の他端(後端)は第2貫通孔26の後方に位置していて、アーム部材19の揺動に合わせて第2案内溝32内での先端側規制ピン31の移動を許容可能な構成となっている。第2揺動規制手段28は、この第2案内溝32と先端側規制ピン31とで構成されている。
このような第1揺動規制手段27及び第2揺動規制手段28を用いれば、アーム部材19が−20°〜−30°程度の仰角に揺動した場合には、基端側規制ピン29が第1案内溝30の後端側の溝端に当接し、先端側規制ピン31が第2案内溝32の前端側の溝端に当接して、アーム部材19がさらに離反方向に揺動することが規制される。また、アーム部材19が+20°〜+30°程度の仰角に揺動した場合には、基端側規制ピン29が第1案内溝30の前端側の溝端に当接し、先端側規制ピン31が第2案内溝32の後端側の溝端に当接して、アーム部材19がさらに近接方向に揺動することが規制される。
図5(a)及び図5(b)に示すように、上述したアーム部材19の基端側と脚部挿入部9との間には、アーム部材19を脚部挿入部9側へ付勢する第1付勢手段33が設けられている。具体的には、この第1付勢手段33は、上述した基端揺動軸22を巻回する第1バネ34(捻りバネ)を有している。この第1バネ34の一端は上述した脚部挿入部9の脚部用フレーム15に掛け止めされており、また第1バネ34の他端は基端側規制ピン29に係止されている。この第1バネ34を固定する基端側規制ピン29は、基端揺動軸22から離れたアーム部材19上に設けられており、基端側規制ピン29に付勢力を付与すれば基端揺動軸22回りにアーム部材19を回動(揺動)させるモーメントが発生可能となっている。それゆえ、第1付勢手段33では、第1バネ34の付勢力を基端側規制ピン29に付与することで、アーム部材19を脚部挿入部9側へ付勢することが可能となる。
また、アーム部材19の先端側と足部挿入部10との間には、足部挿入部10をアーム部材19側へ付勢する第2付勢手段35が設けられている。この第2付勢手段35も、上述した先端揺動軸23を巻回する第2バネ36(捻りバネ)を有していて、第2バネ36の一端は上述した足部用フレーム17の下側アーム枢支板18に掛け止めされており、また第2バネ36の他端は先端側規制ピン31に係止されている。この第2バネ36の他端が掛け止めされる先端側規制ピン31は、先端揺動軸23から離れたアーム部材19上に設けられており、先端側規制ピン31に付勢力を付与すれば先端揺動軸23回りにアーム部材19を回動(揺動)させるモーメントを発生可能となっている。それゆえ、第2付勢手段35でも、第2バネ36の付勢力を先端側規制ピン31に付与することで、足部挿入部10をアーム部材19側へ付勢することが可能となっている。
次に、上述した移動手段12を用いて脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる動作を説明する。
まず、「縮退状態」にあるフットレスト部4に対して移動手段12を動作させて、フットレスト部4を「伸長状態」に変化させる場合の動作を説明する。
図5(a)及び図6(a)に示すように、「縮退状態」にあるフットレスト部4では、脚部挿入部9と足部挿入部10とが上下方向に近接していて、上述したアーム部材19は前方上側に向かって傾斜した状態となっている。
また、この「縮退状態」では、第1付勢手段33の第1バネ34の付勢力が基端側規制ピン29に作用すると共に第2付勢手段35の第2バネ36の付勢力が先端側規制ピン31に作用しており、脚部挿入部9に対してアーム部材19が上方揺動方向に付勢されると共に、アーム部材19に対して足部挿入部10が上方揺動方向に付勢されている。
このフットレスト部4が「縮退状態」の椅子型マッサージ機1に、例えば体格が大きな使用者Uが着座してマッサージを受ける場合を考える。この場合、体格が大きな使用者Uは、足部と脚部との間隔が広く、フットレスト部4の脚部挿入部9と足部挿入部10との間隔を大きくしなければ、使用者Uは下肢をフットレスト部4に挿し込むことができない。
そこで、使用者Uは足部挿入部10を踏みつけるなどして足部挿入部10に荷重(脚力)を加え、足部挿入部10を下方に向かって押し動かす。そうすると、上述した第1付勢手段33及び第2付勢手段35の付勢力に抗してアーム部材19の先端側が基端側に対して下方に向かって揺動し、足部挿入部10を脚部挿入部9から下方に離反させることが可能となる。
なお、「縮退状態」の第1揺動規制手段27では、基端側規制ピン29は第1案内溝30の後端側の溝端に当接しているものの、第1案内溝30内を前端側に向かって移動することは許容されている。また、第2揺動規制手段28でも、先端側規制ピン31が第2案内溝32の前端側の溝端に当接しているものの、第2案内溝32内を後端側に移動することは許容されている。それゆえ、脚部挿入部9(基端側)に対してアーム部材19の先端側を下方揺動させると、基端側規制ピン29が第1案内溝30の前端側の溝端に当接するまで移動し、先端側規制ピン31が第2案内溝32の後端側の溝端に当接するまで移動し、フットレスト部4を「伸長状態」に変化させることができる。
図5(b)及び図6(b)に示すように、「伸長状態」にあるフットレスト部4では、脚部挿入部9と足部挿入部10とが上下方向に距離を置くように離反していて、上述したアーム部材19は前方下側に向かって傾斜した状態になっている。
この「伸長状態」の第1揺動規制手段27では、基端側規制ピン29は第1案内溝30の前端側の溝端に当接し、脚部挿入部9に対してアーム部材19を下方揺動させることが規制される。また、第2揺動規制手段28でも、先端側規制ピン31が第2案内溝32の後端側の溝端に当接し、アーム部材19に対して足部挿入部10を下方揺動させることが規制される。それゆえ、第1揺動規制手段27及び第2揺動規制手段28を用いれば、脚部挿入部9に対して足部挿入部10が「伸長状態」以上に離反することはない。
なお、「伸長状態」にあるフットレスト部4を「縮退状態」に変化させる場合には、フットレスト部4の足部挿入部10に掛けられていた荷重(脚力)を除くのみで良い。
すなわち、「伸長状態」では、基端側規制ピン29に作用する第1バネ34の付勢力が「縮退状態」より増加すると共に先端側規制ピン31に作用する第2バネ36の付勢力が「縮退状態」より増加しており、脚部挿入部9に対してアーム部材19は上方揺動方向に強い付勢力で付勢されている。それゆえ、フットレスト部4の足部挿入部10に掛けられていた荷重(脚力)を除けば、第1付勢手段33及び第2付勢手段35の付勢力によりアーム部材19が上方に揺動し、足部挿入部10が脚部挿入部9に近接して、フットレスト部4を「伸長状態」から「縮退状態」に復帰させることができる。
上述した移動手段12をフットレスト部4に設ければ、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を自由に近接離反させることが可能となり、使用者Uが自らの体格に合わせて脚部挿入部9と足部挿入部10との距離を調整することが可能となる。その結果、使用者Uの体格に合わせた施療を行うことが可能となり、さまざまな体格の使用者Uに十分なマッサージを行うことができるようになる。
また、上述した移動手段12をアーム部材19とアーム部材19を付勢する第1付勢手段33及び第2付勢手段35とで構成すれば、油圧シリンダなどを用いた手段に比べて低コストで脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させることが可能となり、椅子型マッサージ機1の価格を低く抑えることも可能となる。
さらに、足部挿入部10に挿入していた足部を引き抜くなどして、足部挿入部10に加わっていた脚力を取り除けば、第1付勢手段33及び第2付勢手段35の付勢力によりアーム部材19が脚部挿入部9側に向かって揺動し、足部挿入部10が脚部挿入部9に近接して足部挿入部10が自動的に脚部挿入部9と一体となる。この足部挿入部10が脚部挿入部9と一体となった状態では、フットレスト部4は上下方向に最も丈が小さくなっており、最もコンパクトなサイズとなっている。それゆえ、座部2の下方にフットレスト部4を無理なくスムーズに収容することが可能となって、椅子型マッサージ機1の利便性を高めることも可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の椅子型マッサージ機1について説明する。
図7〜図9に示すように、第2実施形態の椅子型マッサージ機1は、第1実施形態のように1本のアーム部材19ではなく、平行リンク機構37で構成されたアーム部材19を用いて脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる構成とされている。
具体的には、図7(a)及び図7(b)に示すように、第2実施形態の椅子型マッサージ機1に設けられる脚部挿入部9と足部挿入部10との間には、第1リンク部材38と第2リンク部材39とが配備されている。そして、この第1リンク部材38及び第2リンク部材39が平行リンク機構37を構成しており、第2実施形態の椅子型マッサージ機1ではこの平行リンク機構37を近接離反に利用している。
また、第2実施形態の椅子型マッサージ機1に設けられる第1付勢手段33は、第1実施形態と同様にアーム部材19の基端側と脚部挿入部9との間に設けられた第1バネ34(捻りバネ)である。しかし、第1実施形態と異なり、第2付勢手段35としては第2バネ36などの部材は設けられておらず、第2付勢手段35は第1バネ34の付勢力を平行リンク機構37を介して足部挿入部10に伝達する構成とされている。
次に、第2実施形態の移動手段12について説明する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、第2実施形態の椅子型マッサージ機1に設けられるアーム部材19、すなわち平行リンク機構37は、脚部挿入部9の突出部24に取り付けられた上側アーム枢支板16、この上側アーム枢支板16に基端側が枢支された第1リンク部材38及び第2リンク部材39、これら第1リンク部材38及び第2リンク部材39の先端側を枢支する下側アーム枢支板18の4部材で構成されている。第1リンク部材38及び第2リンク部材39は、長手方向に互いにほぼ同じ長さを備えており、互いに同方向を向くように平行に取り付けられている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、第1リンク部材38及び第2リンク部材39は、いずれも左右方向に距離をあけて配備された2枚の帯板材から形成されている。第2リンク部材39を構成する2枚の帯板部材39aは第1リンク部材38を構成する2枚の帯板部材38aの間に配備されている。つまり、第1リンク部材38の帯板部材38aと第2リンク部材39の帯板部材39aとは、左右方向に距離をあけて配備されており、左右方向を向く軸回りに揺動しても帯板部材38aと帯板部材39aとが互いに干渉し合わない構造となっている。
これら2つのリンク部材38、39のうち、外側に設けられた第1リンク部材38の基端側は上側アーム枢支板16における上下方向の中途側に枢支されている。前方突出状に設けられた上側アーム枢支板16における第1リンク部材38の基端側の枢支点には、第1実施形態と同様に第1リンク部材38の基端側を揺動自在に支持する第1基端側揺動軸40が設けられている。また、上側アーム枢支板16における第2リンク部材39の基端側の枢支点は、上側アーム枢支板16における第1リンク部材38の基端側の枢支点より前側下方に位置している。この上側アーム枢支板16における第2リンク部材39の基端側の枢支点にも、第1基端側揺動軸40と同様に第2リンク部材39の基端側を揺動自在に支持する第2基端側揺動軸41が設けられている。
一方、第1リンク部材38及び第2リンク部材39の先端側も、それぞれ下側アーム枢支板18に枢支されている。上方突出状に設けられた下側アーム枢支板18における第1リンク部材38の先端側の枢支点は下側アーム枢支板18の上側に位置しており、この下側アーム枢支板18の上側には第1リンク部材38の先端側を揺動自在に支持する第1先端側揺動軸42が設けられている。また、下側アーム枢支板18における第2リンク部材39の先端側の枢支点は、下側アーム枢支板18における第1リンク部材38の先端側の枢支点より前側下方に位置している。この下側アーム枢支板18における第2リンク部材39の先端側の枢支点にも、第1先端側揺動軸42と同様に第2リンク部材39の先端側を揺動自在に支持する第2先端側揺動軸43が設けられている。
つまり、図8(a)の「縮退状態」と図8(b)の「伸長状態」との比較から分かるように、上側アーム枢支板16及び下側アーム枢支板18に設けられる4つの枢支点、言い換えれば第1先端側揺動軸42、第1基端側揺動軸40、第2先端側揺動軸43、第2基端側揺動軸41の軸心は、左右方向の側方から見て常に平行四辺形の頂点に位置するように配備されており、これらの枢支点を四節とする平行リンク機構37が構成されている。
このような平行リンク機構37を用いれば、第1リンク部材38の枢支点に対する第2リンク部材39の枢支点の位置を維持したまま、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させることが可能となる。つまり、第2実施形態の椅子型マッサージ機1では、アーム部材19を揺動させる前に脚部挿入部9の姿勢が水平状態である場合は、揺動後も脚部挿入部9の姿勢は水平のままであり、足部挿入部10の姿勢を変化させずに足部挿入部10を脚部挿入部9に近接離反させることが可能となる。
また、第2実施形態の椅子型マッサージ機1は、第1実施形態と同様に、第1付勢手段33として、アーム部材19の基端側と脚部挿入部9の突出部24との間に第1バネ34を備えている。しかし、第2付勢手段35は、捻りバネではなく、この第1バネ34の付勢力を上述した平行リンク機構37を介して足部挿入部10に伝達するように構成されている。
さらに、第2実施形態の椅子型マッサージ機1には、第1実施形態と同様に第1案内溝30と基端側規制ピン29とで構成された第1揺動規制手段27が設けられているが、第1実施形態のように案内溝と規制ピンとで構成される第2揺動規制手段28は設けられていない。つまり、第2実施形態の第2揺動規制手段28は、上述した第1揺動規制手段27の規制力をアーム部材19を構成する平行リンク機構37を介してアーム部材19の基端側から先端側に伝達するものとされている。言い換えれば、第2実施形態の椅子型マッサージ機1は、第2揺動規制手段28に案内溝や規制ピンといった部材を別途設けることなく、第1揺動規制手段27の規制力をそのまま伝達することで足部挿入部10の揺動を規制する構成とされている。
以上述べたように、平行リンク機構37を採用したアーム部材19を有する第2実施形態においても、アーム部材19を上下方向に揺動させることで、第1実施形態と同様に、脚部挿入部9に対して足部挿入部10を近接離反させる(伸長乃至は縮退させる)ことが可能となる。
すなわち、使用者Uは足部挿入部10を踏みつけるなどして足部挿入部10に荷重(脚力)を加え、足部挿入部10を下方に向かって押し動かす。そうすると、上述した第1付勢手段33及び第2付勢手段35(第1バネ34、平行リンク機構37)の付勢力に抗してアーム部材19の先端側が基端側に対して下方に向かって揺動し、足部挿入部10を脚部挿入部9から下方に離反させることが可能となる。
さらに、足部挿入部10に挿入していた足部を引き抜くなどして、足部挿入部10に加わっていた脚力を取り除けば、第1付勢手段33及び第2付勢手段35(第1バネ34、平行リンク機構37)の付勢力によりアーム部材19が脚部挿入部9側に向かって揺動し、足部挿入部10が脚部挿入部9に近接して足部挿入部10が自動的に脚部挿入部9と一体となる。
なお、第2実施形態のアーム部材19では、第1実施形態のようにアーム部材19の基端側と先端側とが独立に姿勢保持される構造とはなっておらず、平行リンク機構37を介して連結されているため、常に、第1バネ34の付勢力はアーム部材19を構成する平行リンク機構37を介して足部挿入部10に伝達され、第1バネ34の付勢力を介在させた形で、足部挿入部10はアーム部側へ引き寄せられるようになっている。
上述した第2実施形態の椅子型マッサージ機1では、第1実施形態のように、足部挿入部10の姿勢を安定させるために先端側規制ピン31と第2案内溝32とで構成された第2揺動規制手段28を設ける必要が無い。また、第2付勢手段35を構成する部材として、第1付勢手段33の第1バネ34や平行リンク機構37といった部材が用いられているので、第2付勢手段35に第1バネ34とは別に新たな部材を設ける必要もない。そのため、移動手段12の構成をさらに簡便なものとすることが可能となり、部品点数を減らして装置の製造コストを低く抑えることが可能となる。
なお、第2実施形態の変形例として、以下の形態を採用することができる。例えば、アーム部材19は、基端側と先端側とを上下反転させて取り付けることもできる。すなわち、アーム部材19の先端側を脚部挿入部9に取り付け、アーム部材19の基端側を足部挿入部10に取り付ける。このような構成の移動手段12を採用しても、フットレスト部4を「縮退状態」から「伸長状態」にスムーズに変化させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態の椅子型マッサージ機1について説明する。
図11は、第3実施形態のフットレスト部4を模式的に示した正面図である。図11(a)は脚部挿入部9の仕切部14だけを残して側壁部を上下に移動させる例であり、図11(b)は仕切部14だけを上方に移動可能とした第3実施形態のフットレスト部4の例であり、図11(c)は、脚部挿入部9が足部挿入部10に近接離反する例である。
例えば、図11(a)に示すように、フットレスト部4を「縮退状態」から「伸長状態」に変化させる際に、左右の脚部挿入部9を中央で仕切る仕切部14を固定としたまま、脚部挿入部9の側壁部だけを足部挿入部10と一体に下方に移動(離反)させる構成を採用しても良い。そして、「伸長状態」から「縮退状態」に変化させる際には、固定された中央の仕切部14に対して、左右の側壁部と足部挿入部10とを一緒に上方に近接させる。
また、図11(b)に示すように、フットレスト部4を「縮退状態」から「伸長状態」に変化させる際に、左右の脚部挿入部9を構成する左右の側壁部と中央の仕切部14とを一旦下方に移動(離反)させ、その後中央の仕切り部だけを手で掴むなどして上方に移動させる構成を採用しても良い。そして、「伸長状態」から「縮退状態」に変化させる際には、上方に移動していた中央の仕切部14はそのままで、左右の側壁部と足部挿入部10とを一緒に上方に移動(近接)させるようにするとよい。
また、図11(c)に示すように、足部挿入部10を固定としたまま、脚部挿入部9が足部挿入部10に近接離反するように構成しても何ら問題はない。
なお、図11(a)〜(c)の形態においては、第1実施形態及び第2実施形態の如く、アーム部材19を揺動させることで脚部挿入部9又は足部挿入部10を移動させてもよいが、スライド機構を利用して脚部挿入部9又は足部挿入部10を移動させるようにしてもよい。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 椅子型マッサージ機
2 座部
3 背もたれ部
4 フットレスト部
5 脚体
6 肘掛部
7 マッサージ手段
8 挿入凹部
8a 挿入凹部の側壁部
8b 挿入凹部の後壁部
9 脚部挿入部
9a 脚部挿入部の左側壁部
9b 脚部挿入部の右側壁部
9c 脚部挿入部の後側壁部
10 足部挿入部
10a 足部挿入部の左側壁部
10b 足部挿入部の右側壁部
10c 足部挿入部の底部
11 空気袋
12 移動手段
13 下肢載置部
14 仕切部
15 脚部用フレーム
16 上側アーム枢支板
17 足部用フレーム
18 下側アーム枢支板
19 アーム部材
20 アーム部材の帯板部材
21 アーム部材の桟部材
22 基端揺動軸
23 先端揺動軸
24 突出部
25 第1挿通孔
26 第2挿通孔
27 第1揺動規制手段
28 第2揺動規制手段
29 基端側規制ピン
30 第1案内溝
31 先端側規制ピン
32 第2案内溝
33 第1付勢手段
34 第1バネ
35 第2付勢手段
36 第2バネ
37 平行リンク機構
38 第1リンク部材
39 第2リンク部材
38a 第1リンク部材の帯板部材
39a 第2リンク部材の帯板部材
40 第1基端側揺動軸
41 第2基端側揺動軸
42 第1先端側揺動軸
43 第2先端側揺動軸
U 使用者

Claims (8)

  1. 使用者が着座可能な座部と、前記座部の前部に使用者の下肢を載置可能なフットレスト部と、前記フットレスト部に設けられ且つ使用者の下肢に対してマッサージを行うマッサージ手段と、を有する椅子型マッサージ機であって、
    前記フットレスト部は、前記使用者の脚部を挿入可能な脚部挿入部と、使用者の足部を挿入可能な足部挿入部とを備え、前記フットレスト部には、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させる移動手段が設けられており、
    前記移動手段は、前記脚部挿入部と足部挿入部とを連結して、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させるように動作させるアーム部材を有していて、
    前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の基端側と脚部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記足部挿入部に伝達するように構成されている
    ことを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 前記アーム部材は、その基端側が前記脚部挿入部の下部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられており、その先端側が前記足部挿入部の前部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項に記載の椅子型マッサージ機。
  3. 記アーム部材と脚部挿入部との間には、前記脚部挿入部に対するアーム部材の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段が設けられており、
    前記第1揺動規制手段の規制力を前記アーム部材を構成する平行リンク機構を介して前記足部挿入部に伝達する第2揺動規制手段が設けられていることを特徴とする請求項に記載の椅子型マッサージ機。
  4. 使用者が着座可能な座部と、前記座部の前部に使用者の下肢を載置可能なフットレスト部と、前記フットレスト部に設けられ且つ使用者の下肢に対してマッサージを行うマッサージ手段と、を有する椅子型マッサージ機であって、
    前記フットレスト部は、前記使用者の脚部を挿入可能な脚部挿入部と、使用者の足部を挿入可能な足部挿入部とを備え、前記フットレスト部には、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させる移動手段が設けられており、
    前記移動手段は、前記脚部挿入部と足部挿入部とを連結して、前記脚部挿入部に対して足部挿入部を近接離反させるように動作させるアーム部材を有していて、
    前記アーム部材は平行リンク機構で構成されており、前記アーム部材には第1付勢手段と第2付勢手段とが設けられ、前記第1付勢手段は、前記アーム部材の先端側と足部挿入部との間に設けられた第1バネを備えており、前記第2付勢手段は、前記第1バネの付勢力を前記平行リンク機構を介して前記脚部挿入部に伝達するように構成されている
    ことを特徴とする椅子型マッサージ機。
  5. 前記アーム部材は、その基端側が前記脚部挿入部の下部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられており、その先端側が前記足部挿入部の前部側に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項に記載の椅子型マッサージ機。
  6. 記アーム部材と足部挿入部との間には、前記アーム部材に対する足部挿入部の揺動範囲を規制する第1揺動規制手段が設けられており、
    前記第1揺動規制手段の規制力を前記アーム部材を構成する平行リンク機構を介して前記脚部挿入部に伝達する第2揺動規制手段が設けられていることを特徴とする請求項に記載の椅子型マッサージ機。
  7. 前記脚部挿入部は、当該脚部挿入部の下方へ垂下状に設けられた突出部を有しており、
    前記アーム部材の基端側が前記突出部に揺動自在に連結されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の椅子型マッサージ機。
  8. 前記フットレスト部は、前記脚部挿入部及び足部挿入部を一面側に備えると共に、使用者の下肢を載置可能な下肢載置部を他面側に有しており、
    前記フットレスト部は、前記座部側に対して左右方向を向く軸心回りに回動自在とされており、前記軸心回りに回動させることにより前記脚部挿入部及び足部挿入部を座部の前方に露出させたマッサージ姿勢と、前記下肢載置部を座部の前方に露出させたフットレスト姿勢とに姿勢変更自在とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
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