JP4329700B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、アキレス腱等のストレッチを行うことができるマッサージ機に関するものである。
従来から足裏をマッサージすることができるマッサージ機が例えば、特許文献1、特許文献2等により知られている。
特許文献1は、被施療者が着座する座部と、座部の前端部側に回動自在に取付けた被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部と、脹脛保持部の先端に脹脛保持部に対して回動自在に取付けた足裏保持部とを備え、更に、脹脛保持部に伸縮自在な空気袋と、足裏保持部に振動手段を設けたものである。
この特許文献1に示された従来例にあっては、折り畳んで座部下に収納した状態の脹脛保持部と足裏保持部を座部の先端部分を中心に回動し、足裏保持部が座部と略等しい高さとなった姿勢で脹脛保持部が回動しないようにすると共に該位置で足裏保持部を脹脛保持部に対して回動して所定角度に起立させ、この状態で、被施療者は座部に座り、脹脛保持部に足首部を保持させると共に足裏保持部に足裏を当て、この状態で振動手段を振動させて足裏のマッサージを行うようになっている。この場合、上記従来例においては、被施療者は背中を椅子に押付けると共に脚を踏ん張って足裏保持部に強く足裏を押付けることで、脹脛保持部に設けた空気袋で足首部を支えられて足裏の位置が変わりにくいため、振動手段による足裏への高いマッサージ効果を与えるようになっている。
しかしながら、上記のように脹脛保持部、足裏保持部を所定の位置に位置させた状態で、被施療者は座部に座り、脹脛保持部に足首部を保持させると共に足裏を足裏保持部に押し当てる際、被施療者は主として足裏のつま先側の部分で足裏保持部を押しているに過ぎず、足裏の踵側の部分は足裏保持部に強く押し当てられていない。つまり、上記足裏で足裏保持部を押しただけの状態ではアキレス腱は殆ど伸ばされていない。このため、上記特許文献1に示される従来例にあっては足裏マッサージにおいて、アキレス腱が伸ばされないまま足裏に振動手段でマッサージをしているに過ぎず、アキレス腱のストレッチ効果は期待できない。
また、特許文献2は、被施療者が着座する座部と、座部の前端部側に回動自在に取付けた被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部と、脹脛保持部の先端に脹脛保持部に対してスライド自在に取付けた足裏保持部とを備え、更に、脹脛保持部に伸縮自在な空気袋と、足裏保持部に足裏用空気袋を設けたものである。
この特許文献2に示された従来例にあっては、座部の先端部分を中心に脹脛保持部を座部に対して所定角度となるように回動し、この状態で被施療者が座部に着座して脹脛を脹脛保持部に位置させると共に足裏保持部に足裏を位置させる。この状態で足裏が足裏用空気袋に適切な状態で対応していない時は足裏保持部を脹脛保持部に対してスライドさせて脹脛保持部の位置を調整する。このように脹脛保持部の位置調整をした状態でそのままの姿勢で、脹脛保持部に設けた空気袋を膨張させると共に、足裏用空気袋を膨張させて足裏部を押圧して足裏マッサージを行うようになっている。
この特許文献2に示された従来例は、足裏保持部を脹脛保持部に対してスライドさせることで、被施療者の下肢の長さの違いに対応することは可能であるが、この従来例においても、上記特許文献1に示された従来例と同様に、被施療者の足裏のつま先側の部分が足裏保持部に強く押圧されているに過ぎず、足裏の踵側の部分は足裏保持部に強く押し当てられておらず、アキレス腱は殆ど伸ばされていない。このため、上記特許文献2に示される従来例にあっても足裏マッサージにおいて、アキレス腱が伸ばされないまま足裏に振動手段でマッサージをしているに過ぎず、アキレス腱のストレッチ効果があまり期待できない。
特開2004−136113号公報 特開2001−95867号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、足裏のマッサージが行えると共に効果的にアキレス腱のストレッチを行うことができるマッサージ機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るマッサージ機は、被施療者Mが着座する座部1と、被施療者Mの脹脛を保持する脹脛保持部2及び被施療者Mの足裏を保持する足裏保持部3とを備えた脚載せ部4と、足裏保持部3に設けた足裏を押圧自在とする足裏押圧手段とを備え、且つ上記脚載せ部4を座部1の前方位置において回動自在とすると共に脚載せ部4を被施療者の足先方向にスライド自在としたマッサージ機であって、該マッサージ機にアキレス腱ストレッチモードを設け、上記マッサージ機は、上記座部1に座った被施療者が膝を伸ばして足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせることで脹脛を脹脛保持部2に配置させることができる脚予備保持姿勢となるように脚載せ部4を自動的に回動する手段と、上記足裏で足裏保持部3を押すことで脹脛を脹脛保持部2に配置させる脚予備保持姿勢で脚載せ部4がスライドしないようにロックするためのロック手段と、脚載せ部4の姿勢を、上記足裏で足裏保持部3を押し且つ脹脛が脹脛保持部2に配置された状態でスライドしないようにロックされた状態の脚予備保持姿勢から、足裏で足裏保持部3を押し且つ脹脛が脹脛保持部2に配置された状態でアキレス腱を伸張させるアキレス腱伸張姿勢に姿勢変更するために、上記スライドしないようにロックされた状態のまま座部1とのなす角度がより鈍角となるように脚載せ部4を更に一定角度自動的に回動する手段と、上記脚載せ部4の姿勢が、上記脚予備保持姿勢から上記アキレス腱を伸張させるアキレス腱伸張姿勢に変更された状態で、スライドしないようにロックされた状態を保ったまま足裏押圧手段を駆動してアキレス腱が伸張した状態で足裏を押圧する手段を設け、アキレス腱ストレッチモードは、上記座部1に座った被施療者が膝を伸ばして足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせることで脹脛を脹脛保持部2に配置させることができる脚予備保持姿勢に脚載せ部4を自動的に回動するステップと、スライドしないようにロックされた状態の脚予備保持姿勢からアキレス腱を伸張するアキレス腱伸張姿勢に脚載せ部4を姿勢変更するために更に一定角度自動的に回動するステップと、脚載せ部4のアキレス腱伸張姿勢で、足裏押圧手段を駆動してアキレス腱を伸張させた状態の脚の足裏を自動的に押圧するステップを実行するものであることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部をスライドさせることで被施療者Mの脹脛を脹脛保持部2に配置させた脚予備保持姿勢においてロック手段でロックすることで、被施療者Mの脚(下肢)の長さに応じて脹脛を脹脛保持部2で保持すると共に足裏を足裏保持部に押し当てた状態を保つことができ、このように脹脛を脹脛保持部2で保持すると共に足裏を足裏保持部に押し当てた脚予備保持姿勢で脚載せ部4を座部となす角度をより鈍角となる方向に一定角度回動させるので、アキレス腱が伸張し、このアキレス腱が伸張した状態で足裏押圧手段5で足裏を押圧することで足裏のマッサージが行われると共に、アキレス腱のストレッチが効果的に行われることになる。
また、脹脛保持部2に被施療者Mの脹脛又は足首の移動を規制するための移動規制手段7を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、足裏を足裏保持部に押し当てると共に脹脛を脹脛保持部2に配置した脚予備保持姿勢で、移動規制手段7により被施療者Mの脹脛又は足首を移動を規制した状態で脚載せ部4を一定角度回動してアキレス腱ストレッチ位置とすることで、アキレス腱の伸張を確実に行ったり、あるいは、アキレス腱を伸張したアキレス腱伸張姿勢で移動規制手段7により被施療者Mの脹脛又は足首を移動を規制した状態で足裏押圧手段5で足裏を押圧することで、アキレス腱のストレッチ効果をより確実に行うことができる。
また、足裏保持部3の足裏が当接する位置の足裏のつま先側に突部8を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、突部8で足裏保持部のつま先側を効果的に押圧してアキレス腱を伸ばすことができ、アキレス腱のストレッチがより効果的に行われる。
本発明は、足裏のマッサージができると共に、アキレス腱を伸ばした状態で効果的にアキレス腱のストレッチができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図4、図5には本発明のマッサージ機10の全体が示してある。本発明のマッサージ機10は椅子式のマッサージ機であり、被施療者Mが着座するための座部1と、座部1に着座状態にある被施療者Mが背中を凭れ掛けるための座部1の後方において起倒自在(リクライニング自在)に設けた背凭れ部11と、座部1に着座状態にある被施療者Mが腕を置くための座部1の両側に設けた肘掛け部12と、上記座部1、背凭れ部11、肘掛け部12を支持する支持脚部13とでマッサージ機本体10aを構成し、このマッサージ機本体10aに、座部1に着座状態にある被施療者Mの脚の膝下部分(すなわち脹脛部分から足裏部分まで)を保持するための脚載せ部4を座部1の前方において姿勢変更自在に連結することでマッサージ機10を構成してある。
脚載せ部4は座部1の前方位置において回動自在で且つ被施療者Mの足先方向にスライド自在に構成してある。また、脚載せ部4の任意のスライド位置でスライドができないようにロックするためのロック手段6が設けてある。
まず、脚載せ部4の構造、回動及びスライド機構、ロック手段6について説明する。なお、以下の説明において、上下、左右、前後等の各方向は座部1に着座した状態での被施療者Mから見た方向を基準とする。
本例の脚載せ部4は、被施療者Mの脚部の脹脛部分を当ててこれを保持させる脹脛保持部2と、被施療者Mの脚部の足裏部分を当ててこれを保持させる足裏保持部3とを一体に形成したものである。脚載せ部4には、被施療者Mの脚部の膝下部分全体が嵌まり込む左右一対の凹溝14を形成しており、脚部の足先方向に伸びる凹溝14の基端側及び正面側を開放させて被施療者Mの脚部を該開放部分から出入自在に設けている。ここで、本例においては凹溝14の先端側に形成される部分が、被施療者Mの足裏及び足先、足首部分が嵌まり込む足裏保持部3の溝部分であり、足裏保持部3の該溝部分の内壁には足裏を押圧自在とする足裏押圧手段5が設けてある。
そして、凹溝14の上記足裏保持部3となる溝部分よりも基端側の部分が、被施療者Mの脹脛部分が嵌まり込む脹脛保持部2の溝部分であり、脹脛保持部2の溝部分内壁にエアバッグ等の施療手段9が設けてある。なお、上記した凹溝14の基端側とは、該凹溝14の長手方向両端のうち座部1に近い側のことであり、凹溝14の先端側とは該凹溝14の長手方向両端のうち座部1から離れた側のことであり、また凹溝14の正面側とは脚載せ部4の先端を下方に向けた場合に前方を向く側のことである。
図6乃至図10等に示すように脚載せ部4は、両凹溝14の底壁部分を保持するベースパイプ16と、ベースパイプ16から立設されて各凹溝14の左右の側壁部分を保持する補強パイプ17及び補強板18と、ベースパイプ16から立設されて各凹溝14の先端側の側壁部分(即ち、足裏保持部3において足裏が当る部分)を保持する足裏保持部材19とで全体の枠組を形成し、この枠組上にカバー20を被嵌させることで主体を成している。本例においては上記足裏保持部材19に板金を用いることで、薄型でありながら被施療者Mの足裏部分から受ける荷重に耐えるだけの強度を保持させているので、座部1の座面高さの制約がある中で足裏保持部3を薄型に形成して脹脛保持部2の長さ領域を確保することが可能になっている。
脚載せ部4の左右方向の中央部分には、ベースパイプ16と足裏保持部材19との間に架け渡すように、脚部の足先方向に(即ち、凹溝14の長手方向に)伸びるスライド部材21を固定している。上記スライド部材21は後述の連結支持部25に固定されるスライド支持部材32と脚部の足先方向(以下、これをスライド方向という)にスライド自在に嵌合することでスライド機構33を形成するものである。また、脚載せ部4には、上記スライド部材21と平行に即ちスライド方向に伸び、且つ多数の嵌合孔22をスライド方向に列設して成る調整部材23を固定しており、後述の連結支持部25に固定される位置決め部材34の可動ピン35を該嵌合孔22に嵌合可能に設けてある。更に、脚載せ部4の左右両端部には、断面コ字状を成す一対の傾倒防止部材24を互いの開口側が向い合うように固定しており、この傾倒防止部材24が後述の連結支持部25のサイドパイプ29を囲んで位置することで、傾倒防止機構37を形成している。
連結支持部25は、座部1の前方位置にてマッサージ機本体10aに上下に回動自在に支持されるとともに脚載せ部4をスライド方向に進退自在に連結させるものであり、該連結支持部25を介することで、脚載せ部4はマッサージ機本体10aに回動自在且つスライド自在に連結される構造になっている。上記連結支持部25は、左右方向に伸びるパイプ26と、パイプ26の左右両端に固定されており且つその一端側に回転軸受部27を開口させている支持板28と、パイプ26の左右両側からスライド方向に伸びるように延設される一対のサイドパイプ29と、左右両側のサイドパイプ29の間に架け渡すように固定される一対の連結板30とで主体を成すものである。
スライド方向に列設される一対の連結板30のうち先端側の連結板30には、その左右方向の中央部分に、スライド方向に伸びる嵌合溝31を有する樹脂製のスライド支持部材32を固定しており、このスライド支持部材32の嵌合溝31に対してスライド部材21の凸状を成す底部がスライド自在に嵌合することで、連結支持部25に対して脚載せ部4をスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構33を形成している。また、同じく先端側の連結板30には、座部1の側方位置に設けたレバー40(図4、図5参照)の操作でワイヤ(図示せず)を介して遠隔操作により可動ピン35を突没自在に備えた位置決め部材34を固定しており、調整部材23にスライド方向に列設してある複数の嵌合孔22のいずれか一つに突出状態にある上記可動ピン35が嵌合するように設けることで、複数段階に設定されるスライド量の中から選択した任意のスライド量で脚載せ部4を固定させ、このロック状態ではロック解除をしないかぎり脚載せ部4のスライドができないようになっている。ここで、本実施形態では嵌合溝31とこれに嵌合自在な可動ピン35とで脚載せ部4がスライドしないようにロックするためのロック手段6を構成している。
更に、連結支持部25の左右両端部に並設される一対のサイドパイプ29と、各サイドパイプ29を囲むように脚載せ部4の左右両端部に固定される一対の傾倒防止部材24とで、脚載せ部4が連結支持部25に対して所定の許容量を超えて傾倒することを防止する傾倒防止機構37を形成している。傾倒防止部材24は、サイドパイプ29との間に所定距離を保持するように該サイドパイプ29の外形よりも若干大きく形成し、通常はサイドパイプ29と接触しないように設けている。
連結支持部25と脚載せ部4との間には、脚載せ部4を座部1と接近する方向に付勢する為の付勢手段38として、左右一対のコイル状の引張ばね39を介在させている。この引張ばね39は、連結支持部25の基端側に位置するパイプ26と、脚載せ部4の先端側に位置する足裏保持部材19との間に架設されるものであり、スライド機構33を挟む左右両側の対称な位置に同一のものが配置されることで、左右のバランスを保って脚載せ部4の円滑なスライドを確保している。
上記連結支持部25は、その基端側の左右両端に設けてある支持板28の回転軸受部27に、マッサージ機本体10aの座部1の前方位置に設けた左右方向に伸びる回転軸(図示せず)を回動自在に嵌合させることで、先端側を下げて座部1の座面と略直交するような垂直姿勢と、先端側を持ち上げて座部1の座面と略平行になるような水平姿勢との間で、回転軸を中心として上下方向に回動自在に連結されるものである。この連結支持部25はマッサージ機本体10aモータやエアシリンダ等の駆動手段41により回動して姿勢を制御することができるようになっている。
しかして、上記構成の椅子式のマッサージ機10において、マッサージ機本体10aの座部1に着座した状態にある被施療者Mが自身の左右両脚部の膝下部分を脚載せ部4の左右一対の凹溝14内に夫々嵌め込むことで、脚載せ部4の先端側に形成される足裏保持部3の溝部分内底面に足裏部分を当てて該足裏部分を保持させ、脚載せ部4の基端側に形成される脹脛保持部2の溝部分内に脹脛部分を配置して該脹脛部分を保持させ、足裏保持部3の溝部分内壁に配してある足裏押圧手段5を駆動させて足裏部分にマッサージを施すと共に、脹脛保持部2の溝部分内壁に配してある施療手段9を駆動させて脹脛部分にマッサージを施すことができる。
脚載せ部4の姿勢を変更しようとする場合には、マッサージ機本体10aの座部1前方に配してある回転軸を中心に連結支持部25を上下方向に回動させればよい。脚載せ部4の連結支持部25を介した回動により、該脚載せ部4を、先端側を下げて座部1の座面と略直交するような垂直姿勢と、先端側を持ち上げて座部1の座面と略平行になるような水平姿勢との間の任意の姿勢に移動させることができる。
また、脚載せ部4のスライド位置を変更しようとする場合には、まず、通常時は調整部材23の嵌合孔22の一つに嵌合させてある突出状態の可動ピン35を、レバー40を操作することで遠隔操作により位置決め部材34内に没入させ、可動ピン35の嵌合孔22との嵌合を解除する。そして、スライド機構33を介して連結支持部25に対する脚載せ部4のスライド量を変更したうえで、レバー40の操作で可動ピン35を突出させて前回嵌合していた嵌合孔22とは別の嵌合孔22に嵌合させ、変更したスライド量においてレバー40を脚載せ部4を連結支持部25に再度固定すればよい。
スライド量の変更は以下のようにして行う。即ち、例えば被施療者Mが膝下の長い体型である等して脚載せ部4の先端側へのスライド量を増加させようとする場合には、被施療者Mは可動ピン35の嵌合を解除したうえで足裏保持部3に当接する自身の足裏部分を先端側へと押し込むことで、引張ばね39の引張力に抗して脚載せ部4を先端側へとスライドさせればよい。また、例えば被施療者Mが膝下の短い体型である等して脚載せ部4の先端側へのスライド量を減少させようとする場合、被施療者Mが可動ピン35の嵌合を解除すれば脚載せ部4は引張ばね39の引張力により基端側に向けてスライドされることとなり、これにより脚載せ部4を座部1に近付く側へと引き下げることができる。
本発明のマッサージ機10は上記のように、被施療者Mが座部1に着座した状態で左右両脚部の膝下部分を脚載せ部4の左右一対の凹溝14内に夫々嵌め込むことで、脹脛部分のマッサージや足裏部分のマッサージができることに加え、更に、アキレス腱のストレッチができるようになっている。
アキレス腱のストレッチを行うには、まず、図3に示すように、足裏保持部3が下となるように脚載せ部4を座部1の前方に垂設した状態で、座部1に被施療者Mが座ると共に膝を曲げて脚載せ部4の左右一対の凹溝14内に左右両脚部の膝下部分を嵌め込み、次に、脚載せ部4を座部1に対して回動して脚載せ部4と座部1とのなす角度が所定の角度となった図1実線で示すスライド前脚予備姿勢にする。
次に、図1の実線に示すスライド前予備姿勢で座部1に対する脚載せ部4の角度が変化しない状態のまま図1の破線に示すように膝を伸ばし、足裏で足裏保持部3を押して図1の矢印のように脚載せ部4をスライドさせることで脹脛が脹脛保持部2内に配置する脚予備保持姿勢にする。この脚予備保持姿勢で脚載せ部4がスライドしないようにロック手段6でロックする(つまり、レバー40を操作して可動ピン35を対応する嵌合孔22に嵌め込んでロックする)。この場合、図1の実線で示すスライド前予備姿勢とスライド後の脚予備保持姿勢とは脚載せ部4の座部1に対する角度が同じである。
次に、図2の破線の状態から実線の状態となるように上記脚予備保持姿勢で脚載せ部4が座部1となす角度をより鈍角となる方向に一定角度回動させ(脚載せ部4が座部1となす角度がより大きくなるように一定角度回動させ)て脚載せ部4をアキレス腱を伸張させるアキレス腱伸張姿勢にする(図2の破線の状態と図1の破線の状態は同じである)。この図2の実線で示すように脚載せ部4をアキレス腱伸張姿勢にした後、このアキレス腱伸張姿勢おいて足裏押圧手段5を駆動することで、足裏押圧手段5で足裏を押圧してアキレス腱のストレッチを行うのである。
上記膝を伸ばして足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせることで脹脛が脹脛保持部2内に配置された脚予備保持姿勢でロック手段6でロックしたままの状態においては、被施療者Mの足裏のつま先側の部分が足裏保持部3に強く押圧されているに過ぎず、足裏の踵側の部分は足裏保持部3に強く押し当てられていない。つまり、このように単に膝を伸ばして足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせることで脹脛が脹脛保持部2内に配置された状態ではアキレス腱は殆ど伸ばされないが、上記のように、足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせることで脹脛が脹脛保持部2内に配置した脚予備保持姿勢でロック手段6でスライドできないようにロックし、この状態で脚載せ部4が座部1となす角度をより鈍角となる方向に一定角度回動させることで、足裏のつま先側を足裏保持部3に強く押し当てた状態のまま膝が伸びて踵側の部分が足裏保持部3により強く押し当てられ、これによりアキレス腱が伸ばされる。この位置がアキレス腱伸張姿勢であり、このように脚予備保持姿勢からアキレス腱伸張姿勢にすることでアキレス腱を伸張させた状態で、足裏押圧手段5を駆動して足裏押圧手段5により足裏を押圧するのでアキレス腱のストレッチを効果的に行うことができるのである。
ここで、本発明においては、本発明のマッサージ機10は前述の通常の脹脛部分のマッサージや足裏部分のマッサージモードの他に、上記したアキレス腱のストレッチを行うアキレス腱ストレッチモードを有しているのであるが、このアキレス腱ストレッチモードは、例えば、操作部(図示せず)に設けたアキレス腱ストレッチ用操作釦を操作することで、アキレス腱ストレッチモードが実行されるように制御部により制御されるようになっている。
アキレス腱ストレッチ用操作釦を操作すると、駆動手段41の駆動により脚載せ部4が自動的に回動して図1の実線に示すスライド前脚予備姿勢となる。
この場合、アキレス腱ストレッチ用操作釦を操作すると、まず座部1に座って背凭れ部11に背を持たれた被施療者Mの体型情報を体型情報検出手段により検出し、この体型情報検出手段により検出した被施療者Mの体型に応じて被施療者Mの体型に応じたスライド前脚予備姿勢まで脚載せ部4を自動的に回動する。例えば被施療者Mの肩位置を体型情報検出手段により検出し、肩位置情報に基づいて被施療者Mの体型を推定し、このようにして推定した被施療者Mの体型に基づいて当該被施療者Mに最適のスライド前脚予備姿勢となるまで脚載せ部4を自動的に回動する。
もちろん、被施療者Mの体型にかかわらず脚載せ部4のスライド前脚予備姿勢を一定にし、アキレス腱ストレッチ用操作釦を操作すると、脚載せ部4が座部1と所定角度となるように自動的に回動するようにしてもよい。
脚載せ部4が上記スライド前脚予備姿勢になると、施療者はこのスライド前脚予備姿勢で膝を伸ばし、足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせて脹脛を脹脛保持部2内に配置し、この状態で、被施療者Mがロック手段6により脚予備保持姿勢で脚載せ部4がスライドしないようにロックする。ロック後、上記アキレス腱ストレッチ用操作釦を更に操作する(又は別の操作釦を操作する)ことで、駆動手段41が駆動して脚載せ部4を脚載せ部4と座部1とのなす角度が脚予備保持姿勢よりも更に鈍角となる方向に自動的に回動し(つまり脚載せ部4と座部1とのなす角度が脚予備保持姿勢における角度よりも更に大きくなるように回動し)て脚載せ部4をアキレス腱伸張姿勢にする。脚載せ部4がアキレス腱伸張姿勢になると自動的にあるいはアキレス腱ストレッチ用操作釦(または別の操作釦)を操作することで、足裏押圧手段5が駆動してアキレス腱のストレッチを行う。
上記実施形態においては、アキレス腱ストレッチモードは、脚載せ部4が座部1に対して回動してスライド前脚予備姿勢に自動的に移動するステップと、被施療者Mが脚予備保持姿勢でロック手段で脚載せ部のスライドをロックした後、脚載せ部4が座部1となす角度をより鈍角となる方向に一定角度自動的に回動してアキレス腱伸張姿勢にするステップと、アキレス腱伸張姿勢で足裏押圧手段5を押圧するステップとを自動的に実行するようになっている。
ここで、上記脚予備保持姿勢においてロック手段6でロックがなされたことをロック検知手段(図示せず)で検知し、ロック検知手段によるロック検知に基づいて自動的に脚載せ部4を回動させて脚予備保持姿勢からアキレス腱伸張姿勢にするようにしてもよい。この場合にはロック後に被施療者Mが脚載せ部4がアキレス腱伸張姿勢となるように回動させるためにアキレス腱ストレッチ用操作釦又は他の操作釦を操作する必要がない。
また、上記実施形態におけるアキレス腱ストレッチモードは、アキレス腱ストレッチ用操作釦を操作してアキレス腱ストレッチモードを実行することで、脚載せ部4がスライド前脚予備姿勢に自動的に移動するステップを有した例で述べたが、操作部に設けた脚載せ部4を回動操作するための回動釦(図示せず)を手動で操作することで、脚載せ部4をスライド前脚予備姿勢となるように回動し、その後、施療者がスライド前脚予備姿勢で膝を伸ばし、足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせて脹脛を脹脛保持部2内に配置して脚予備保持姿勢とし、この状態で、ロック手段6により脚載せ部4がスライドしないようにロックし、ロック後、被施療者Mがアキレス腱ストレッチ用操作釦を押すことで、アキレス腱ストレッチモードが実行されるようにしてもよい。この場合におけるアキレス腱ストレッチモードは脚載せ部4が座部1となす角度をより鈍角となる方向に一定角度自動的に回動してアキレス腱伸張姿勢にするステップと、アキレス腱伸張姿勢で足裏押圧手段5を駆動して足裏を押圧するステップとを備えている。この場合は、上記スライド前脚予備姿勢を被施療者Mの体型に対応して調整することで、被施療者M毎に、足裏で足裏保持部3を押して脚載せ部4をスライドさせて脹脛を脹脛保持部2内に配置する最適の姿勢となる脚予備保持姿勢まで脚載せ部4を回動させることも可能となる。
各実施形態において、脹脛保持部2に被施療者Mの脹脛又は足首の移動を規制する移動規制手段7を設け、脹脛を脹脛保持部2で保持すると共に足裏を足裏保持部に押し当てた脚予備保持姿勢で、移動規制手段7により被施療者Mの脹脛又は足首を移動を規制した状態で脚載せ部4を一定角度回動してアキレス腱ストレッチ位置にしたり、あるいは、アキレス腱伸張姿勢で足裏押圧手段5を駆動して足裏を押圧する際、脹脛保持部2に設けた移動規制手段7により被施療者Mの脹脛又は足首を移動を規制した状態でアキレス腱のストレッチを行ったりしてもよい。これによりアキレス腱ストレッチ位置に移動してアキレス腱の伸張を確実に行い、また、アキレス腱ストレッチ位置でアキレス腱のストレッチ効果をより確実に行うことができる。
移動規制手段7としては例えば、図6、図7に示すように脹脛保持部2に設けた施療手段9を膨縮自在な空気袋により構成し、該空気袋を膨張させることで被施療者Mの脹脛又は足首を押圧保持することで脹脛又は足首の移動を規制するものであり、この場合は上記施療手段9である空気袋が移動規制手段7を構成することになる。図6、図7の実施形態では脚部の足先方向に伸びる一対の凹溝14の両内面部にそれぞれ複数個(3個)の空気袋を設けてあり、この複数の空気袋のうち1又は全部の空気袋を膨張させて施療者の脹脛又は足首を押圧保持する。ここで、最も足先側の空気袋を膨張させた場合には施療者の足首を保持でき、また、他の空気袋を膨張させた場合には脹脛を保持できる。
足裏押圧手段5としては例えば、膨縮自在な空気袋、あるいは振動を発生させて足裏を押圧する振動手段等が採用できる。
図6、図7に示す実施形態では足裏保持部3に設ける足裏押圧手段5が空気を供給、排気することで膨縮自在となった足裏用空気袋45により構成してある。
該足裏用空気袋45は足裏のほぼ全面に対応した足裏押圧用空気袋45aと、足裏押圧用空気袋45aの外面側の足先側に対応した部分に配置されたストレッチ用空気袋45bとで構成してある。これらの足裏押圧用空気袋45a、ストレッチ用空気袋45bは図示を省略しているエア給排気弁装置及びエアポンプにつながっており、そのエアの給排気の時間やタイミングは制御部により自動的に制御される。ここで、アキレス腱伸張姿勢で足裏押圧用空気袋45aを膨張させることで足裏全体を足裏押圧用空気袋45aで押圧してアキレス腱の伸張が行われる。また、ストレッチ用空気袋45bを膨張させるとアキレス腱を伸張させた状態で足裏のつま先側が押され、更にアキレス腱を伸ばす効果があり、足裏押圧用空気袋45a又はストレッチ用空気袋45bのいずれかを膨張させたり、あるいは、足裏押圧用空気袋45aを膨張させた状態でストレッチ用空気袋45bを膨張又は膨張・収縮させたり、あるいは、ストレッチ用空気袋45bを膨張させたまま足裏押圧用空気袋45aを膨張・収縮させたり、あるいは、足裏押圧用空気袋45a及びストレッチ用空気袋45bの双方を膨張・収縮させたりというように、種々の組み合わせができるようにしておくと、多様なアキレス腱のストレッチができることになる。
足裏保持部3には更に足の両側部に対向する位置に膨縮自在な足側部用空気袋49が設けてある。この足側部用空気袋49は膨縮することで足の両側を包むようにしてマッサージすることができる。
また、図11乃至図14に示すように、足裏保持部3の足裏が当接する部分に設けた足裏用空気袋45の外面に更に足裏のつま先側の部位を押圧するための突部8を設けてもよい。図11乃至図14に示す実施形態ではストレッチ用空気袋45bの外面に板部46を固着し、該板部46の上部に足裏のつま先側の部位を押圧するための突部8が設けてあり、突部8によりアキレス腱伸張姿勢において突部8により足裏のつま先側の部位が押圧されることで足が足首に対してアキレス腱が伸びる方向に強く押され、よりいっそうアキレス腱を伸ばすことができる。この突部8は足裏のつま先側のほぼ足巾と等しい横巾となっており、突部8により足裏のつま先側の部位を略足巾の長さで押すことで、アキレス腱を伸ばす効果がより向上する。
図11乃至図13の実施形態では更に板部46の上下方向の中央部と下部とに上記突部8よりも突出長さが短い小突起47が設けてあり、この小突起47は足裏の土踏まず部分や踵部分に押し当たるようになっており、板部46の上部がストレッチ用空気袋45bの外面に固着してあると共に板部46の下部がストレッチ用空気袋45bよりも下方に突出し、この板部46の下方への突出部分と足裏押圧用空気袋45aの下部の外面との間に図12に示すように隙間48が形成してあることで、上記突部8が足裏のつま先側の部位に押圧されると、足裏が傾き、傾いた足裏の土踏まずの部位や踵の部位に上記小突起47が当たって板部46の下部が上記隙間48に入り込んで傾くことで足裏を保持すると共に上記小突起47で土踏まずの部位や踵の部位を強く押してこの部分のマッサージを行うことになる。
図15、図16には、足裏用空気袋45(足裏押圧用空気袋45a、ストレッチ用空気袋45b)、足側部用空気袋49、施療手段9を構成する空気袋にエアを供給する管路の途中に設けた電磁弁により構成したエア給排気弁装置50を脚載せ部4の巾方向の中央部で且つ足裏保持部3側にずれた位置に配設して、エア給排気弁装置50から各空気袋に管路を分岐してある。これによれば、エア給排気弁装置50から各空気袋までの距離がいずれも短くなり、エアの圧損を少なくすることができ、また、各空気袋の給排気時間も短くすることができる。
なお、上記実施形態では脚載せ部4は脹脛保持部2と足裏保持部3とを一体に形成した例で示したが、図17のように脹脛保持部2と足裏保持部3とをフレーム60により連結して脚載せ部2を構成してもよい。
本発明において脚保持部をスライド前脚予備姿勢に位置させた状態で足裏を足裏保持部に押し付けて脚保持部をスライドさせて脚予備保持姿勢にすることを示す概略説明図である。 同上の脚予備保持姿勢から更にアキレス腱伸張姿勢に脚保持部を回動させた状態を示す概略説明図である。 同上の脚保持部を座部の前方において下部がマッサージ機本体側に近づくように略起立姿勢に位置させた状態を示す概略側面図である。 同上のマッサージ機の斜視図である。 同上の脚保持部を座部とのなす角度が大きくなる方向に回動した状態の斜視図である。 同上の足裏押圧手段を表示するために脚保持部の一部を省略した斜視図である。 同上の足裏押圧手段を表示するために脚保持部の一部を省略した平面図である。 同上のスライド機構を表示するために脚保持部の一部を省略した斜視図である。 同上の前方にスライドさせた状態の脚保持部の一部を省略した斜視図である。 同上の脚保持部の一部を省略した正面図である。 本発明の突部を設けた例を示す脚保持部の一部を省略した斜視図である。 同上の脚保持部の一部を省略した断面図である。 同上の脚保持部の一部を省略した正面図である。 同上のストレッチ用空気袋と突部との関係を示す説明図である。 同上のエア給排気弁装置を脚載せ部4の巾方向の中央部で且つ足裏保持部側にずれた位置に配設した例を示す斜視図である。 同上の平面図である。 脚載せ部の他例を示す概略側面図である。
符号の説明
1 座部
2 脹脛保持部
3 足裏保持部
4 脚載せ部
5 足裏押圧手段
6 ロック手段
7 移動規制手段
8 突部
M 被施療者

Claims (3)

  1. 被施療者が着座する座部と、被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部及び被施療者の足裏を保持する足裏保持部とを備えた脚載せ部と、足裏保持部に設けた足裏を押圧自在とする足裏押圧手段とを備え、且つ上記脚載せ部を座部の前方位置において回動自在とすると共に脚載せ部を被施療者の足先方向にスライド自在としたマッサージ機であって、該マッサージ機にアキレス腱ストレッチモードを設け、
    上記マッサージ機は、
    上記座部に座った被施療者が膝を伸ばして足裏で足裏保持部を押して脚載せ部をスライドさせることで脹脛を脹脛保持部に配置させることができる脚予備保持姿勢となるように脚載せ部を自動的に回動する手段と、
    上記足裏で足裏保持部を押すことで脹脛を脹脛保持部に配置させる脚予備保持姿勢で脚載せ部がスライドしないようにロックするためのロック手段と、
    脚載せ部の姿勢を、上記足裏で足裏保持部を押し且つ脹脛が脹脛保持部に配置された状態でスライドしないようにロックされた状態の脚予備保持姿勢から、足裏で足裏保持部を押し且つ脹脛が脹脛保持部に配置された状態でアキレス腱を伸張させるアキレス腱伸張姿勢に姿勢変更するために、上記スライドしないようにロックされた状態のまま座部とのなす角度がより鈍角となるように脚載せ部を更に一定角度自動的に回動する手段と、
    上記脚載せ部の姿勢が、上記脚予備保持姿勢から上記アキレス腱を伸張させるアキレス腱伸張姿勢に変更された状態で、スライドしないようにロックされた状態を保ったまま足裏押圧手段を駆動してアキレス腱が伸張した状態で足裏を押圧する手段を設け、
    アキレス腱ストレッチモードは、
    上記座部に座った被施療者が膝を伸ばして足裏で足裏保持部を押して脚載せ部をスライドさせることで脹脛を脹脛保持部に配置させることができる脚予備保持姿勢に脚載せ部を自動的に回動するステップと、スライドしないようにロックされた状態の脚予備保持姿勢からアキレス腱を伸張するアキレス腱伸張姿勢に脚載せ部を姿勢変更するために更に一定角度自動的に回動するステップと、脚載せ部のアキレス腱伸張姿勢で、足裏押圧手段を駆動してアキレス腱を伸張させた状態の脚の足裏を自動的に押圧するステップを実行するものである
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 脹脛保持部に被施療者の脹脛又は足首の移動を規制するための移動規制手段を設けて成ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 足裏保持部の足裏が当接する位置の足裏のつま先側に突部を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
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