JPH0956766A - エアーマッサージ機 - Google Patents
エアーマッサージ機Info
- Publication number
- JPH0956766A JPH0956766A JP21070795A JP21070795A JPH0956766A JP H0956766 A JPH0956766 A JP H0956766A JP 21070795 A JP21070795 A JP 21070795A JP 21070795 A JP21070795 A JP 21070795A JP H0956766 A JPH0956766 A JP H0956766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- leg
- knee
- mounting table
- bag
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H2201/00—Characteristics of apparatus not provided for in the preceding codes
- A61H2201/01—Constructive details
- A61H2201/0119—Support for the device
- A61H2201/0138—Support for the device incorporated in furniture
- A61H2201/0149—Seat or chair
Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、膝部の屈伸動作を行うことができ
るエアーマッサージ機の提供を目的とする。 【解決手段】身体を支持する座部2(支持部部)を有す
る本体1と前記座部2の前方に位置して前記本体1に上
下方向に回動可能に設けられた脚載置台40とを備え座
部2にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体6、7
を配設し、制御手段35によって制御されるエアー供給
装置30からエアーホース6a、7a(エアー給排気
路)を介して前記袋体6、7にエアーを給排気してマッ
サージを行うエアーマッサージ機において、前記脚載置
台40を回動させる回動手段(歯車53、作動軸60、
歯車61、固定作動杆62a、62b、回動作動杆64
a、64b)と前記制御手段35によって制御され前記
回動手段を駆動する電動機50(駆動手段)とを設け、
前記制御手段35によって電動機50を制御して前記回
動手段を介して脚載置台40を所定時間継続して上下方
向に回動させることにより膝部の屈伸をするエアーマッ
サージ機。
るエアーマッサージ機の提供を目的とする。 【解決手段】身体を支持する座部2(支持部部)を有す
る本体1と前記座部2の前方に位置して前記本体1に上
下方向に回動可能に設けられた脚載置台40とを備え座
部2にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体6、7
を配設し、制御手段35によって制御されるエアー供給
装置30からエアーホース6a、7a(エアー給排気
路)を介して前記袋体6、7にエアーを給排気してマッ
サージを行うエアーマッサージ機において、前記脚載置
台40を回動させる回動手段(歯車53、作動軸60、
歯車61、固定作動杆62a、62b、回動作動杆64
a、64b)と前記制御手段35によって制御され前記
回動手段を駆動する電動機50(駆動手段)とを設け、
前記制御手段35によって電動機50を制御して前記回
動手段を介して脚載置台40を所定時間継続して上下方
向に回動させることにより膝部の屈伸をするエアーマッ
サージ機。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば座部、背
もたれ部等に設けた複数の袋体にコンプレッサー等から
なるエアー供給手段から圧搾空気を給排気して、前記袋
体を膨縮してマッサージを行う椅子式エアーマッサージ
機等のエアーマッサージ機に関する。
もたれ部等に設けた複数の袋体にコンプレッサー等から
なるエアー供給手段から圧搾空気を給排気して、前記袋
体を膨縮してマッサージを行う椅子式エアーマッサージ
機等のエアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座部とこの座部の後部に設けた背
もたれ部を有し、前記座部あるいは背もたれ部にエアー
の給排気により膨縮する複数の袋体を配設し、コンプレ
ッサー等からなるエアー供給手段からエアーホースを介
して前記袋体に圧搾空気つまりエアーを給排気して、こ
の袋体を膨縮してマッサージを行う椅子式エアーマッサ
ージ機等のエアーマッサージ機は広く知られている。
もたれ部を有し、前記座部あるいは背もたれ部にエアー
の給排気により膨縮する複数の袋体を配設し、コンプレ
ッサー等からなるエアー供給手段からエアーホースを介
して前記袋体に圧搾空気つまりエアーを給排気して、こ
の袋体を膨縮してマッサージを行う椅子式エアーマッサ
ージ機等のエアーマッサージ機は広く知られている。
【0003】そして、この種の椅子式エアーマッサージ
機の中には図10に示すように、座部101および背も
たれ部102からなる椅子本体100の前記座部101
および背もたれ部102に複数の袋体103ないし10
6を配設するとともに、前記座部101の前部に位置し
て一対のU字状の溝部107a、107aが設けられた
脚載置台107を上下方向に回動可能に設け、マッサー
ジ時において上方位置または下方位置に位置決めして使
用するようにしたものがある。そして、脚載置台107
の両溝部107a、107aの両側には脚用袋体108
aないし108dが配設されている。また、前記座部1
01の下に図示しないロータリー弁からなる分配器が設
けられたエアーコンプレッサーが設けられ、このエアー
コンプレッサーの分配器と前記袋体103ないし106
および脚用袋体108aないし108dとを図示しない
エアーホースで接続し、図示しない制御手段により前記
エアーコンプレッサーおよび分配器を制御して、前記各
袋体にエアーの給排気をしてマッサージを行うようにし
ているものである。
機の中には図10に示すように、座部101および背も
たれ部102からなる椅子本体100の前記座部101
および背もたれ部102に複数の袋体103ないし10
6を配設するとともに、前記座部101の前部に位置し
て一対のU字状の溝部107a、107aが設けられた
脚載置台107を上下方向に回動可能に設け、マッサー
ジ時において上方位置または下方位置に位置決めして使
用するようにしたものがある。そして、脚載置台107
の両溝部107a、107aの両側には脚用袋体108
aないし108dが配設されている。また、前記座部1
01の下に図示しないロータリー弁からなる分配器が設
けられたエアーコンプレッサーが設けられ、このエアー
コンプレッサーの分配器と前記袋体103ないし106
および脚用袋体108aないし108dとを図示しない
エアーホースで接続し、図示しない制御手段により前記
エアーコンプレッサーおよび分配器を制御して、前記各
袋体にエアーの給排気をしてマッサージを行うようにし
ているものである。
【0004】そして、前記脚載置台107は座部101
の両側に設けられた肘掛け部109の一方の下方に設け
たレバー110の操作によって、座部101と略平行状
態または下方に回動して座部101と略直交状態の位置
に回動できるものであるが、これらの状態はあくまでも
マッサージ時においては前記両位置に固定的に位置決め
するものであって、マッサージ中に上下方向に回動を繰
り返して行うものではない。
の両側に設けられた肘掛け部109の一方の下方に設け
たレバー110の操作によって、座部101と略平行状
態または下方に回動して座部101と略直交状態の位置
に回動できるものであるが、これらの状態はあくまでも
マッサージ時においては前記両位置に固定的に位置決め
するものであって、マッサージ中に上下方向に回動を繰
り返して行うものではない。
【0005】ところで、マッサージを所望する者の中に
は膝部の疲労または膝痛等いわゆる膝疾患部の施療を所
望する場合もあり、このような膝部の疲労または膝疾患
部は膝の屈伸を繰り返すことが疲労回復あるいは施療上
好ましい場合がある。そして、これら膝部の疲労または
膝疾患部は膝関節に負担を掛けない状態で屈伸を繰り返
すことが要請される場合もあり、また、ある程度脚部
(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半強制的
にストレッチをしつつ屈伸を繰り返すことが効果的な疲
労回復あるいは施療ができる場合もがある。
は膝部の疲労または膝痛等いわゆる膝疾患部の施療を所
望する場合もあり、このような膝部の疲労または膝疾患
部は膝の屈伸を繰り返すことが疲労回復あるいは施療上
好ましい場合がある。そして、これら膝部の疲労または
膝疾患部は膝関節に負担を掛けない状態で屈伸を繰り返
すことが要請される場合もあり、また、ある程度脚部
(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半強制的
にストレッチをしつつ屈伸を繰り返すことが効果的な疲
労回復あるいは施療ができる場合もがある。
【0006】また、脚部の疲労時等は脚部をストレッチ
することが疲労回復には有効であり、また、脚部の疲労
等ではストレッチに加えて筋肉の押圧解放によるマッサ
ージを行うことが血行の促進等も加わり疲労等の回復に
より効果的であることは知られている。
することが疲労回復には有効であり、また、脚部の疲労
等ではストレッチに加えて筋肉の押圧解放によるマッサ
ージを行うことが血行の促進等も加わり疲労等の回復に
より効果的であることは知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の椅子式マッサージ機においては、上述のような脚載置
台がマッサージ中に固定的に位置決めされている構成と
なっていることから、単に一定の被施療部の圧縮弛緩を
繰り返すのみであり脚部を伸長させることによるマッサ
ージ効果を得ること、あるいは膝の屈伸を繰り返すこと
による施療をなして膝疾患、脚部の疲労回復等を効果的
に行うことができないものである。
の椅子式マッサージ機においては、上述のような脚載置
台がマッサージ中に固定的に位置決めされている構成と
なっていることから、単に一定の被施療部の圧縮弛緩を
繰り返すのみであり脚部を伸長させることによるマッサ
ージ効果を得ること、あるいは膝の屈伸を繰り返すこと
による施療をなして膝疾患、脚部の疲労回復等を効果的
に行うことができないものである。
【0008】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、この発明の第一の目的は膝部の疲労または膝疾
患部の膝関節に負担を掛けない状態で屈伸を繰り返しつ
まりマッサージをし膝部の疲労回復または膝疾患部の施
療をなすことができるエアーマッサージ機を提供するこ
とにあり、第二の目的はある程度脚部(ふくらはぎ部)
を固定しながら強制あるいは半強制的に引っ張りつまり
ストレッチしつつ屈伸を繰り返すことつまりマッサージ
により膝部の疲労回復または膝疾患部の施療をなすこと
ができるエアーマッサージ機を提供することにあり、ま
た、第三の目的は脚部を引っ張りつまりストレッチしな
がら筋肉の圧縮弛緩によるマッサージをなすことができ
るエアーマッサージ機を提供することにある。
であり、この発明の第一の目的は膝部の疲労または膝疾
患部の膝関節に負担を掛けない状態で屈伸を繰り返しつ
まりマッサージをし膝部の疲労回復または膝疾患部の施
療をなすことができるエアーマッサージ機を提供するこ
とにあり、第二の目的はある程度脚部(ふくらはぎ部)
を固定しながら強制あるいは半強制的に引っ張りつまり
ストレッチしつつ屈伸を繰り返すことつまりマッサージ
により膝部の疲労回復または膝疾患部の施療をなすこと
ができるエアーマッサージ機を提供することにあり、ま
た、第三の目的は脚部を引っ張りつまりストレッチしな
がら筋肉の圧縮弛緩によるマッサージをなすことができ
るエアーマッサージ機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第一の目的を達成するエアーマッサージ機を提供す
るものであり、身体を支持する支持部を有する本体と前
記支持部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可
能に設けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも
前記支持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体
を配設し、制御手段によって制御されるエアー供給装置
からエアー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気
し前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサ
ージ機において、前記脚載置台を回動させる回動手段と
前記制御手段によって制御され前記回動手段を駆動する
駆動手段とを設け、前記制御手段によって前記駆動手段
を制御して前記回動手段を介して前記脚載置台を所定時
間継続して上下方向に回動させるエアーマッサージ機と
したものであり、また、請求項2記載の発明は、上記第
二の目的を達成するエアーマッサージ機を提供するもの
であり、身体を支持する支持部を有する本体と前記支持
部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能に設
けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前記支
持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を配設
し、制御手段によって制御されるエアー供給装置からエ
アー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し前記
袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサージ機
において、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝状脚
支持部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁に前
記エアーの給排気により膨縮する袋体を配設するととも
にこの脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手段に
よって制御され前記回動手段を駆動する駆動手段とを設
け、前記制御手段によって前記エアー供給装置と前記駆
動手段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した袋体
にエアーを供給した状態で前記回動手段を介して脚載置
台を上下方向に回動させるエアーマッサージ機としたも
のであり、また、請求項3記載の発明は、上記第三の目
的を達成するエアーマッサージ機を提供するものであ
り、身体を支持する支持部を有する本体と前記支持部の
前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能に設けら
れた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前記支持部
にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を配設し、
制御手段によって制御されるエアー供給装置からエアー
給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し前記袋体
を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサージ機にお
いて、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝状脚支持
部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁に前記エ
アーの給排気により膨縮する袋体を配設するとともにこ
の脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手段によっ
て制御され前記回動手段を駆動する駆動手段とを設け、
前記制御手段によって前記エアー供給装置と前記駆動手
段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した袋体にエ
アーを供給した状態で前記回動手段を介して脚載置台を
下方に回動させ、エアーを排気した状態で前記回動手段
を介して脚載置台を上方に回動させるエアーマッサージ
機としたものである。
上記第一の目的を達成するエアーマッサージ機を提供す
るものであり、身体を支持する支持部を有する本体と前
記支持部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可
能に設けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも
前記支持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体
を配設し、制御手段によって制御されるエアー供給装置
からエアー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気
し前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサ
ージ機において、前記脚載置台を回動させる回動手段と
前記制御手段によって制御され前記回動手段を駆動する
駆動手段とを設け、前記制御手段によって前記駆動手段
を制御して前記回動手段を介して前記脚載置台を所定時
間継続して上下方向に回動させるエアーマッサージ機と
したものであり、また、請求項2記載の発明は、上記第
二の目的を達成するエアーマッサージ機を提供するもの
であり、身体を支持する支持部を有する本体と前記支持
部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能に設
けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前記支
持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を配設
し、制御手段によって制御されるエアー供給装置からエ
アー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し前記
袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサージ機
において、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝状脚
支持部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁に前
記エアーの給排気により膨縮する袋体を配設するととも
にこの脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手段に
よって制御され前記回動手段を駆動する駆動手段とを設
け、前記制御手段によって前記エアー供給装置と前記駆
動手段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した袋体
にエアーを供給した状態で前記回動手段を介して脚載置
台を上下方向に回動させるエアーマッサージ機としたも
のであり、また、請求項3記載の発明は、上記第三の目
的を達成するエアーマッサージ機を提供するものであ
り、身体を支持する支持部を有する本体と前記支持部の
前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能に設けら
れた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前記支持部
にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を配設し、
制御手段によって制御されるエアー供給装置からエアー
給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し前記袋体
を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサージ機にお
いて、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝状脚支持
部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁に前記エ
アーの給排気により膨縮する袋体を配設するとともにこ
の脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手段によっ
て制御され前記回動手段を駆動する駆動手段とを設け、
前記制御手段によって前記エアー供給装置と前記駆動手
段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した袋体にエ
アーを供給した状態で前記回動手段を介して脚載置台を
下方に回動させ、エアーを排気した状態で前記回動手段
を介して脚載置台を上方に回動させるエアーマッサージ
機としたものである。
【0010】そして、上記のように構成した請求項1記
載の発明は、膝部の疲労または膝疾患部の膝関節に負担
を掛けない状態で屈伸を繰り返すことつまりマッサージ
により膝疾患部の疲労回復または施療をなすことができ
るものであり、また、請求項2記載の発明は、ある程度
脚部(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半強
制的に引っ張りつまりストレッチしつつ屈伸を繰り返す
ことつまりマッサージにより膝部の疲労回復または膝疾
患部の施療をなすマッサージができるものであり、ま
た、請求項3記載の発明は、脚部を引っ張りつまりスト
レッチすることおよび筋肉を圧縮弛緩することによりマ
ッサージをなすことができるものである。
載の発明は、膝部の疲労または膝疾患部の膝関節に負担
を掛けない状態で屈伸を繰り返すことつまりマッサージ
により膝疾患部の疲労回復または施療をなすことができ
るものであり、また、請求項2記載の発明は、ある程度
脚部(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半強
制的に引っ張りつまりストレッチしつつ屈伸を繰り返す
ことつまりマッサージにより膝部の疲労回復または膝疾
患部の施療をなすマッサージができるものであり、ま
た、請求項3記載の発明は、脚部を引っ張りつまりスト
レッチすることおよび筋肉を圧縮弛緩することによりマ
ッサージをなすことができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、請求項1記載ないし請求
項3記載の発明のエアーマッサージ機を椅子式エアーマ
ッサージ機に適用した場合の実施の形態を図1ないし図
9に基づいて説明する。まず、請求項1記載の発明の実
施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1、
図2において、1はエアーマッサージ機の本体としての
椅子本体で、この椅子本体1はほぼ水平に設けられた座
部2、この座部2の後側に配設されこの座部2に対して
所定の角度傾斜して設けられた背もたれ部3および前記
座部2の両側に位置して設けられた肘掛け部4とから構
成されている。そして、前記座部2には気密性を有する
とともに軟質部材からなり圧搾空気つまりエアーの給排
気に伴い膨縮する腿用袋体6および尻用袋体7が配設さ
れている。また、前記背もたれ部3には、背中を支持す
る図示しない枠部材が設けられ、この枠部材に支持され
てエアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体8、背中用袋
体9および首・肩用袋体10が配設されている。なお、
前記首・肩用袋体10は前記枠部材に長手方向を縦方向
にして形成された長溝状の案内孔11内に図示しないば
ね等により枠部材に圧接されつつ摺動可能にかつ任意位
置に位置決め可能にして設けられている。また、前記袋
体6ないし9は図示しない内袋に収納し、この内袋を前
記座部2および背もたれ部3に配置して設けられ、この
内袋は布等のカバー12で覆われている。
項3記載の発明のエアーマッサージ機を椅子式エアーマ
ッサージ機に適用した場合の実施の形態を図1ないし図
9に基づいて説明する。まず、請求項1記載の発明の実
施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1、
図2において、1はエアーマッサージ機の本体としての
椅子本体で、この椅子本体1はほぼ水平に設けられた座
部2、この座部2の後側に配設されこの座部2に対して
所定の角度傾斜して設けられた背もたれ部3および前記
座部2の両側に位置して設けられた肘掛け部4とから構
成されている。そして、前記座部2には気密性を有する
とともに軟質部材からなり圧搾空気つまりエアーの給排
気に伴い膨縮する腿用袋体6および尻用袋体7が配設さ
れている。また、前記背もたれ部3には、背中を支持す
る図示しない枠部材が設けられ、この枠部材に支持され
てエアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体8、背中用袋
体9および首・肩用袋体10が配設されている。なお、
前記首・肩用袋体10は前記枠部材に長手方向を縦方向
にして形成された長溝状の案内孔11内に図示しないば
ね等により枠部材に圧接されつつ摺動可能にかつ任意位
置に位置決め可能にして設けられている。また、前記袋
体6ないし9は図示しない内袋に収納し、この内袋を前
記座部2および背もたれ部3に配置して設けられ、この
内袋は布等のカバー12で覆われている。
【0012】また、前記椅子本体1の両肘掛け部4内に
は一対の支持枠13、13が設けられており、この両支
持枠13には支持板14がねじ14aによって取り付け
られ、前記両支持枠13、13と支持板14とは一体化
されており、前記座部2は前記支持枠13、13の上部
に位置決めされて載置されている。そして、前記支持板
14にエアー供給装置としてのエアーコンプレッサー3
0が前記座部2の下に位置して取り付けられている。こ
のエアーコンプレッサー30には図示しないロータリー
弁等からなる従来周知のエアー分配器31が設けられて
おり、このエアー分配器31を介してエアーコンプレッ
サー30と前記各袋体6ないし10とは図2に示すよう
にエアー給排気路としてのエアーホース6aないし10
aによって接続されている。
は一対の支持枠13、13が設けられており、この両支
持枠13には支持板14がねじ14aによって取り付け
られ、前記両支持枠13、13と支持板14とは一体化
されており、前記座部2は前記支持枠13、13の上部
に位置決めされて載置されている。そして、前記支持板
14にエアー供給装置としてのエアーコンプレッサー3
0が前記座部2の下に位置して取り付けられている。こ
のエアーコンプレッサー30には図示しないロータリー
弁等からなる従来周知のエアー分配器31が設けられて
おり、このエアー分配器31を介してエアーコンプレッ
サー30と前記各袋体6ないし10とは図2に示すよう
にエアー給排気路としてのエアーホース6aないし10
aによって接続されている。
【0013】また、前記椅子本体1には座部2の前方に
位置して脚載置台40が設けられている。この脚載置台
40は図3に示すように椅子本体1の肘掛け部4内に設
けられた前記両支持枠13の前部上方の角部に設けた軸
受部13aとこの軸受部13aに取り付けられた押え板
13bとによって回動可能に取り付けられた回動軸40
aによって上下方向に回動自在に取り付けられている。
また、この脚載置台40は図1に示すように両側に設け
た側壁41a、41bおよびこの両側壁41a、41b
の間に位置して設けた中央壁41cとによって断面略U
字状の溝状脚支持部42a、42bが形成されている。
また、これら溝状脚支持部42a、42bの底壁の裏側
には裏面を開口した凹部44a、44bが形成されてお
り、この凹部44a、44bにはそれぞれ後述する軸4
5a、45bが取り付けられるようになっている。
位置して脚載置台40が設けられている。この脚載置台
40は図3に示すように椅子本体1の肘掛け部4内に設
けられた前記両支持枠13の前部上方の角部に設けた軸
受部13aとこの軸受部13aに取り付けられた押え板
13bとによって回動可能に取り付けられた回動軸40
aによって上下方向に回動自在に取り付けられている。
また、この脚載置台40は図1に示すように両側に設け
た側壁41a、41bおよびこの両側壁41a、41b
の間に位置して設けた中央壁41cとによって断面略U
字状の溝状脚支持部42a、42bが形成されている。
また、これら溝状脚支持部42a、42bの底壁の裏側
には裏面を開口した凹部44a、44bが形成されてお
り、この凹部44a、44bにはそれぞれ後述する軸4
5a、45bが取り付けられるようになっている。
【0014】つぎに、前記支持枠13のうちの一方には
駆動手段としての電動機50が取着されており、この電
動機50はこの電動機50が嵌合して取り付けられた取
付枠55をねじ55aによって支持枠13に取り付ける
ことによって取着されているものである。また、前記電
動機50の出力軸51には小径の歯車53が取り付けら
れている。
駆動手段としての電動機50が取着されており、この電
動機50はこの電動機50が嵌合して取り付けられた取
付枠55をねじ55aによって支持枠13に取り付ける
ことによって取着されているものである。また、前記電
動機50の出力軸51には小径の歯車53が取り付けら
れている。
【0015】また、前記両支持枠13、13には前記電
動機50の取付位置の前側つまり前記軸受部13a側に
位置して軸孔13c(図3では一方のみ図示)が設けら
れた軸受部13d、13dが互いに対向して形成されて
おり、この軸受部13d、13dの両軸孔13cに作動
軸60が回動自在に軸支されて設けられている。この作
動軸60には前記歯車53と噛み合う大径な歯車61が
この作動軸60と一体的に取り付けられている。また、
前記作動軸60には前記歯車61の両側に位置してその
先端部に軸63a、63bが設けられた固定作動杆62
a、62bが一体的に設けられている。そして、この作
動杆62aおよび62bの先端部にはそれぞれ軸63a
および63bを介して回動作動杆64a、64bの一端
側が回動可能に取り付けられている。また、この両回動
作動杆64aおよび64bの他端側は前記脚載置台40
の凹部44aおよび44b内に軸45aおよび45bを
介して取り付けられている。また、この回動作動杆64
aおよび64bは前記軸45aおよび45bに対して回
動可能となっている。
動機50の取付位置の前側つまり前記軸受部13a側に
位置して軸孔13c(図3では一方のみ図示)が設けら
れた軸受部13d、13dが互いに対向して形成されて
おり、この軸受部13d、13dの両軸孔13cに作動
軸60が回動自在に軸支されて設けられている。この作
動軸60には前記歯車53と噛み合う大径な歯車61が
この作動軸60と一体的に取り付けられている。また、
前記作動軸60には前記歯車61の両側に位置してその
先端部に軸63a、63bが設けられた固定作動杆62
a、62bが一体的に設けられている。そして、この作
動杆62aおよび62bの先端部にはそれぞれ軸63a
および63bを介して回動作動杆64a、64bの一端
側が回動可能に取り付けられている。また、この両回動
作動杆64aおよび64bの他端側は前記脚載置台40
の凹部44aおよび44b内に軸45aおよび45bを
介して取り付けられている。また、この回動作動杆64
aおよび64bは前記軸45aおよび45bに対して回
動可能となっている。
【0016】そして、前記電動機50によって歯車53
が例えば図3に示す矢印A方向に回転するとこの歯車5
3と噛合する歯車61は矢印a方向に回転する。したが
って、この歯車61が一体的に取り付けられている作動
軸60は歯車61と同じく矢印a方向に回転するため、
固定作動杆62a、62bは作動軸60と一体に回転し
その先端部は上方に移動する。その結果回動作動杆64
a、64bの前記一端側は固定作動杆62a、62bの
先端部と共に上方に移動する。一方前記脚載置台40は
その下部の一端側つまり座部2側に設けられた前記回動
軸40aによって支持枠13の軸受部13aに回動可能
に取り付けられているため、前記回動作動杆64a、6
4bの上方への移動は前記軸45a、45bによって回
動可能に前記凹部44a、44bに取り付けられている
回動作動杆64a、64bの他端側を前方に押すように
作用することになり、その結果脚載置台40の前側は上
方に移動するつまり回動軸40aを回動中心として上方
に回動することになる。
が例えば図3に示す矢印A方向に回転するとこの歯車5
3と噛合する歯車61は矢印a方向に回転する。したが
って、この歯車61が一体的に取り付けられている作動
軸60は歯車61と同じく矢印a方向に回転するため、
固定作動杆62a、62bは作動軸60と一体に回転し
その先端部は上方に移動する。その結果回動作動杆64
a、64bの前記一端側は固定作動杆62a、62bの
先端部と共に上方に移動する。一方前記脚載置台40は
その下部の一端側つまり座部2側に設けられた前記回動
軸40aによって支持枠13の軸受部13aに回動可能
に取り付けられているため、前記回動作動杆64a、6
4bの上方への移動は前記軸45a、45bによって回
動可能に前記凹部44a、44bに取り付けられている
回動作動杆64a、64bの他端側を前方に押すように
作用することになり、その結果脚載置台40の前側は上
方に移動するつまり回動軸40aを回動中心として上方
に回動することになる。
【0017】また、前記電動機50によって歯車53が
図3に示すように矢印B方向に回転するとこの歯車53
と噛合する歯車61は矢印b方向に回転する。したがっ
て、この歯車61が一体的に取り付けられている作動軸
60は歯車61と同じく矢印b方向に回転するため、固
定作動杆62a、62bは作動軸60と一体に回転その
先端部は下方に移動する。その結果回動作動杆64a、
64bの前記一端側は固定作動杆62a、62bの先端
部と共に下方に移動する。また、前記脚載置台40はそ
の下部の一端側に設けられた前記回動軸40aによって
支持枠13の軸受部13aに回動可能に取り付けられて
いるため、前記回動作動杆64a、64bの下方への移
動は前記軸45a、45bによって回動可能に前記凹部
44a、44bに取り付けられている回動作動杆64
a、64bの他端側を後方に引き寄せるように作用する
ことになり、その結果脚載置台40の前側は下方に移動
つまり回動軸40aを回動中心として下方に回動するこ
とになるものである。
図3に示すように矢印B方向に回転するとこの歯車53
と噛合する歯車61は矢印b方向に回転する。したがっ
て、この歯車61が一体的に取り付けられている作動軸
60は歯車61と同じく矢印b方向に回転するため、固
定作動杆62a、62bは作動軸60と一体に回転その
先端部は下方に移動する。その結果回動作動杆64a、
64bの前記一端側は固定作動杆62a、62bの先端
部と共に下方に移動する。また、前記脚載置台40はそ
の下部の一端側に設けられた前記回動軸40aによって
支持枠13の軸受部13aに回動可能に取り付けられて
いるため、前記回動作動杆64a、64bの下方への移
動は前記軸45a、45bによって回動可能に前記凹部
44a、44bに取り付けられている回動作動杆64
a、64bの他端側を後方に引き寄せるように作用する
ことになり、その結果脚載置台40の前側は下方に移動
つまり回動軸40aを回動中心として下方に回動するこ
とになるものである。
【0018】したがって、前記電動機50の回転方向を
後述する制御手段35によって制御することにより前記
脚載置台40を上下方向に回動させることができるもの
である。
後述する制御手段35によって制御することにより前記
脚載置台40を上下方向に回動させることができるもの
である。
【0019】そして、上述のように前記歯車53、作動
軸60、歯車61、固定作動杆62a、62b、および
回動作動杆64a、64bによって前記脚載置台40を
上下方向に回動させることから、これら歯車53、作動
軸60、歯車61、固定作動杆62a、62b、および
回動作動杆64a、64bは脚載置台40を回動させる
回動手段を構成しているものである。
軸60、歯車61、固定作動杆62a、62b、および
回動作動杆64a、64bによって前記脚載置台40を
上下方向に回動させることから、これら歯車53、作動
軸60、歯車61、固定作動杆62a、62b、および
回動作動杆64a、64bは脚載置台40を回動させる
回動手段を構成しているものである。
【0020】つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の
制御について図4に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。図4に示すように前記エアーコンプレッサー30
にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接
続され、このエアー分配器31は上述したようにエアー
ホース6aないし10aを介して腿用袋体6ないし首・
肩用袋体10に接続されている。そして、前記エアーコ
ンプレッサー30およびエアー分配器31はマイクロコ
ンピューターからなる制御手段35によって制御される
ようになっている。この制御手段35はまた前記電動機
50を制御し前記脚載置台40を上下方向に回動させる
ようになっている。また、前記制御手段35はリモート
コントロール装置36によって制御されるようになって
いる。
制御について図4に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。図4に示すように前記エアーコンプレッサー30
にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接
続され、このエアー分配器31は上述したようにエアー
ホース6aないし10aを介して腿用袋体6ないし首・
肩用袋体10に接続されている。そして、前記エアーコ
ンプレッサー30およびエアー分配器31はマイクロコ
ンピューターからなる制御手段35によって制御される
ようになっている。この制御手段35はまた前記電動機
50を制御し前記脚載置台40を上下方向に回動させる
ようになっている。また、前記制御手段35はリモート
コントロール装置36によって制御されるようになって
いる。
【0021】そして、使用者はリモートコントロール装
置36によって種々のマッサージモードの中から所望の
モードを選択してマッサージを行うものである。このマ
ッサージモードとしては例えば所定の順序と時間にした
がって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは下
半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、腰
あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをするポイン
トモード等従来の各種マッサージモードの他に、脚の膝
の屈伸をする膝屈伸モードを備えている。
置36によって種々のマッサージモードの中から所望の
モードを選択してマッサージを行うものである。このマ
ッサージモードとしては例えば所定の順序と時間にした
がって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは下
半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、腰
あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをするポイン
トモード等従来の各種マッサージモードの他に、脚の膝
の屈伸をする膝屈伸モードを備えている。
【0022】ここで、前記脚載置台40を上下方向に回
動させて膝の屈伸をさせる膝屈伸モードの動作について
説明する。なお、この膝屈伸モードとは前記脚載置台4
0を所定動作期間つまり動作時間のあいだ所定の屈伸間
隔で上下方向に回動させる動作をさせるモードであっ
て、前記動作時間あるいは屈伸間隔等は図示しないが前
記リモートコントロール装置36に設けた操作釦によっ
て設定できるようになっているものである。
動させて膝の屈伸をさせる膝屈伸モードの動作について
説明する。なお、この膝屈伸モードとは前記脚載置台4
0を所定動作期間つまり動作時間のあいだ所定の屈伸間
隔で上下方向に回動させる動作をさせるモードであっ
て、前記動作時間あるいは屈伸間隔等は図示しないが前
記リモートコントロール装置36に設けた操作釦によっ
て設定できるようになっているものである。
【0023】前記膝屈伸モードを選択する場合は、ま
ず、前記座部2に座りついで前記溝状脚支持部42a、
42bに脚部(ふくらはぎ部)を載せ、ついで前記リモ
ートコントロール装置36を操作し、所望の動作時間お
よび所望の間隔を設定した後同様にリモートコントロー
ル装置36を操作して動作開始信号を入力する。そうす
ると前記制御手段35は、前記設定された間隔にしたが
って電動機50を駆動するとともにその回転方向を制御
する。この電動機50の回転にしたがって前記回動手段
である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定作動
杆62a、62b、および回動作動杆64a、64bが
作動して前記脚載置台40を上下方向に回動させる。脚
載置台40が上下方向に回動すると溝状脚支持部42
a、42bに載置された脚部は、膝の関節を中心に上下
方向に回動させられることになり膝の屈伸がなされるも
のである。そして、この膝の屈伸は上方に回動する際は
脚載置台40によって持ち上げられるとともに下方に回
動するときは脚載置台40の下方への移動にともなって
自己の脚の自重によって下方に移動するものであり、膝
の屈伸つまり屈曲には何等外部から強制力は加えられる
ことはなく屈伸動作がなされるものである。
ず、前記座部2に座りついで前記溝状脚支持部42a、
42bに脚部(ふくらはぎ部)を載せ、ついで前記リモ
ートコントロール装置36を操作し、所望の動作時間お
よび所望の間隔を設定した後同様にリモートコントロー
ル装置36を操作して動作開始信号を入力する。そうす
ると前記制御手段35は、前記設定された間隔にしたが
って電動機50を駆動するとともにその回転方向を制御
する。この電動機50の回転にしたがって前記回動手段
である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定作動
杆62a、62b、および回動作動杆64a、64bが
作動して前記脚載置台40を上下方向に回動させる。脚
載置台40が上下方向に回動すると溝状脚支持部42
a、42bに載置された脚部は、膝の関節を中心に上下
方向に回動させられることになり膝の屈伸がなされるも
のである。そして、この膝の屈伸は上方に回動する際は
脚載置台40によって持ち上げられるとともに下方に回
動するときは脚載置台40の下方への移動にともなって
自己の脚の自重によって下方に移動するものであり、膝
の屈伸つまり屈曲には何等外部から強制力は加えられる
ことはなく屈伸動作がなされるものである。
【0024】そして、所定時間に達すると前記制御手段
の制御により前記電動機50を停止する。そして、この
電動機50の停止は前記脚載置台40が下方つまり座部
2と直交する方向に位置した状態でなされるようになっ
ている。このように電動機50が停止したとき脚載置台
40が下方位置に回動して位置決めされているときは使
用者はそのままの状態で座部2から降りることができる
ものであるという利点がある。また、図示しない電源ス
イッチを開成した場合も前記脚載置台40は下方に回動
して位置決めされてるようになっている。
の制御により前記電動機50を停止する。そして、この
電動機50の停止は前記脚載置台40が下方つまり座部
2と直交する方向に位置した状態でなされるようになっ
ている。このように電動機50が停止したとき脚載置台
40が下方位置に回動して位置決めされているときは使
用者はそのままの状態で座部2から降りることができる
ものであるという利点がある。また、図示しない電源ス
イッチを開成した場合も前記脚載置台40は下方に回動
して位置決めされてるようになっている。
【0025】なお、この膝屈伸モードと合わせて前記種
々のマッサージモードの中から所望のモードが前記リモ
ートコントロール装置36によって選択されて設定され
ている場合は、前記制御手段35は前記エアーコンプレ
ッサー30、エアー分配器31を制御して前記各袋体6
ないし10にエアーホース6aないし10aを介して給
排気しマッサージがなされるものである。
々のマッサージモードの中から所望のモードが前記リモ
ートコントロール装置36によって選択されて設定され
ている場合は、前記制御手段35は前記エアーコンプレ
ッサー30、エアー分配器31を制御して前記各袋体6
ないし10にエアーホース6aないし10aを介して給
排気しマッサージがなされるものである。
【0026】つぎに、上記のように構成した椅子式エア
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台40の溝状
脚支持部42a、42bに脚部を載せた後前記リモート
コントロール装置36を操作して、前記膝屈伸モードお
よび前記種々のマッサージモードの中から所望のマッサ
ージモードを選択して設定し、ついでリモートコントロ
ール装置36を操作して動作開始信号を入力する。する
と前記膝屈伸モードと選択された他のマッサージモード
が実行されて、脚部の屈伸およびマッサージと前記選択
されたマッサージがなされる。
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台40の溝状
脚支持部42a、42bに脚部を載せた後前記リモート
コントロール装置36を操作して、前記膝屈伸モードお
よび前記種々のマッサージモードの中から所望のマッサ
ージモードを選択して設定し、ついでリモートコントロ
ール装置36を操作して動作開始信号を入力する。する
と前記膝屈伸モードと選択された他のマッサージモード
が実行されて、脚部の屈伸およびマッサージと前記選択
されたマッサージがなされる。
【0027】そして、この膝屈伸モードが実行されるこ
とによって、膝部の疲労回復または膝痛等いわゆる膝疾
患部の施療を所望する場合であって、しかもこれら膝部
の疲労または膝疾患部は膝関節に負担を掛けない状態で
屈伸を繰り返すことつまりマッサージが要請される場合
に応えつつ膝部の疲労回復または膝疾患部の施療ができ
るものである。
とによって、膝部の疲労回復または膝痛等いわゆる膝疾
患部の施療を所望する場合であって、しかもこれら膝部
の疲労または膝疾患部は膝関節に負担を掛けない状態で
屈伸を繰り返すことつまりマッサージが要請される場合
に応えつつ膝部の疲労回復または膝疾患部の施療ができ
るものである。
【0028】つぎに、請求項2記載の発明の実施の形態
を図3および図5ないし図8に基づいて説明する。な
お、この実施の形態と上記請求項1記載の発明の実施の
形態との構成上の相違点は後者が前記脚載置台にエアー
の給排気により膨縮する袋体を備えていない構成に対し
て前者は脚載置台にエアーの給排気により膨縮する袋体
を備えて異なる点であり、この袋体に関連する構成を除
く椅子本体1、駆動手段および回動手段等の構成につい
ては両者は同一の構成である。したがって、同一部分に
ついては同一符号を用いることとしその説明は省略す
る。
を図3および図5ないし図8に基づいて説明する。な
お、この実施の形態と上記請求項1記載の発明の実施の
形態との構成上の相違点は後者が前記脚載置台にエアー
の給排気により膨縮する袋体を備えていない構成に対し
て前者は脚載置台にエアーの給排気により膨縮する袋体
を備えて異なる点であり、この袋体に関連する構成を除
く椅子本体1、駆動手段および回動手段等の構成につい
ては両者は同一の構成である。したがって、同一部分に
ついては同一符号を用いることとしその説明は省略す
る。
【0029】図5および図6に示すように、マッサージ
機の本体としての椅子本体1は、この椅子本体1にほぼ
水平に設けられた座部2、この座部2の後側に配設され
この座部2に対して所定の角度傾斜して設けられた背も
たれ部3および前記座部2の両側に位置して設けられた
肘掛け部4とから構成され、そして、前記座部2には気
密性を有するとともに軟質部材からなり圧搾空気つまり
エアーの給排気に伴い膨縮する腿用袋体6および尻用袋
体7が配設されている。また、前記背もたれ部3には、
エアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体8、背中用袋体
9および長溝状の案内孔11内に図示しないばね等によ
り枠部材に圧接されつつ摺動可能にかつ任意位置に位置
決め可能にして設けられた首・肩用袋体10が配設され
ている。なお、上記実施の形態と同様前記袋体6ないし
9は図示しない内袋に収納し、この内袋を前記座部2お
よび背もたれ部3に配置して設けられ、この内袋は布等
のカバー12で覆われている。
機の本体としての椅子本体1は、この椅子本体1にほぼ
水平に設けられた座部2、この座部2の後側に配設され
この座部2に対して所定の角度傾斜して設けられた背も
たれ部3および前記座部2の両側に位置して設けられた
肘掛け部4とから構成され、そして、前記座部2には気
密性を有するとともに軟質部材からなり圧搾空気つまり
エアーの給排気に伴い膨縮する腿用袋体6および尻用袋
体7が配設されている。また、前記背もたれ部3には、
エアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体8、背中用袋体
9および長溝状の案内孔11内に図示しないばね等によ
り枠部材に圧接されつつ摺動可能にかつ任意位置に位置
決め可能にして設けられた首・肩用袋体10が配設され
ている。なお、上記実施の形態と同様前記袋体6ないし
9は図示しない内袋に収納し、この内袋を前記座部2お
よび背もたれ部3に配置して設けられ、この内袋は布等
のカバー12で覆われている。
【0030】また、前記椅子本体1の両肘掛け部4内に
は上記実施の形態と同様に一対の支持枠13、13が設
けられており、この両支持枠13の前部上方の角部に設
けた軸受部13aとこの軸受部13aに取り付けられた
押え板13bとによって回動可能に取り付けられた回動
軸40aによって上下方向に回動自在に取り付けられて
脚載置台140が設けられている。そして、この脚載置
台140は図5に示すように両側に設けた側壁141
a、141bおよびこの両側壁141a、141bの間
に位置して設けた中央壁141cとによって断面略U字
状の溝状脚支持部142a、142bが形成されてい
る。そして、前記両側壁141a、141bにはエアー
コンプレッサー30からのエアーの給排気によって膨縮
する袋体146a、146bが配設されている。また、
前記中央壁141cの両側には前記袋体146a、14
6bにそれぞれ対向してエアーコンプレッサー30から
のエアーの給排気によって膨縮する袋体147a、14
7bが配設されている。そして、これら各袋体146
a、146bおよび147a、147bは、図7に示す
ようにそれぞれに接続されたエアー給排気路としてのエ
アーホース148aないし148dおよびこられエアー
ホース148aないし148dが接続されたエアー給排
気路としてのエアーホース148を介してエアー分配器
31に接続されている。そして、これら各袋体146
a、146bおよび147a、147bは前記制御手段
35によって制御されるエアー分配器31によってエア
ーの給排気がなされ膨縮するものである。
は上記実施の形態と同様に一対の支持枠13、13が設
けられており、この両支持枠13の前部上方の角部に設
けた軸受部13aとこの軸受部13aに取り付けられた
押え板13bとによって回動可能に取り付けられた回動
軸40aによって上下方向に回動自在に取り付けられて
脚載置台140が設けられている。そして、この脚載置
台140は図5に示すように両側に設けた側壁141
a、141bおよびこの両側壁141a、141bの間
に位置して設けた中央壁141cとによって断面略U字
状の溝状脚支持部142a、142bが形成されてい
る。そして、前記両側壁141a、141bにはエアー
コンプレッサー30からのエアーの給排気によって膨縮
する袋体146a、146bが配設されている。また、
前記中央壁141cの両側には前記袋体146a、14
6bにそれぞれ対向してエアーコンプレッサー30から
のエアーの給排気によって膨縮する袋体147a、14
7bが配設されている。そして、これら各袋体146
a、146bおよび147a、147bは、図7に示す
ようにそれぞれに接続されたエアー給排気路としてのエ
アーホース148aないし148dおよびこられエアー
ホース148aないし148dが接続されたエアー給排
気路としてのエアーホース148を介してエアー分配器
31に接続されている。そして、これら各袋体146
a、146bおよび147a、147bは前記制御手段
35によって制御されるエアー分配器31によってエア
ーの給排気がなされ膨縮するものである。
【0031】なお、前記脚載置台140は上記実施の形
態と同様図3に示されているように電動機50によって
回転する歯車53、歯車61、作動軸60、固定作動杆
62a、62bおよび回動作動杆64a、64bからな
る回動手段によって、回動軸40aを回動中心として上
下方向に回動可能となっている。
態と同様図3に示されているように電動機50によって
回転する歯車53、歯車61、作動軸60、固定作動杆
62a、62bおよび回動作動杆64a、64bからな
る回動手段によって、回動軸40aを回動中心として上
下方向に回動可能となっている。
【0032】つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の
制御について図7に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。図7に示すように前記エアーコンプレッサー30
にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接
続され、このエアー分配器31は上述したようにエアー
ホース6aないし10aを介して腿用袋体6ないし首・
肩用袋体10に接続されている。また、脚載置台140
に配設されている各袋体146a、146bおよび14
7a、147bは前記エアーホース148aないし14
8dおよびエアーホース148を介してエアー分配器3
1に接続されている。そして、前記エアーコンプレッサ
ー30およびエアー分配器31はマイクロコンピュータ
ーからなる制御手段35によって制御されるようになっ
ている。この制御手段35はまた前記電動機50を制御
し前記脚載置台40を上下方向に回動させるようになっ
ている。また、前記制御手段35はリモートコントロー
ル装置36によって制御されるようになっている。
制御について図7に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。図7に示すように前記エアーコンプレッサー30
にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接
続され、このエアー分配器31は上述したようにエアー
ホース6aないし10aを介して腿用袋体6ないし首・
肩用袋体10に接続されている。また、脚載置台140
に配設されている各袋体146a、146bおよび14
7a、147bは前記エアーホース148aないし14
8dおよびエアーホース148を介してエアー分配器3
1に接続されている。そして、前記エアーコンプレッサ
ー30およびエアー分配器31はマイクロコンピュータ
ーからなる制御手段35によって制御されるようになっ
ている。この制御手段35はまた前記電動機50を制御
し前記脚載置台40を上下方向に回動させるようになっ
ている。また、前記制御手段35はリモートコントロー
ル装置36によって制御されるようになっている。
【0033】そして、この実施の形態におけるマッサー
ジ機は、上記実施の形態の場合と同様に所定の順序と時
間にしたがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あ
るいは下半身をマッサージするコースモード、また、首
・肩、腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをす
るポイントモード等従来の各種マッサージモードを備え
るとともに強制膝屈伸モードを備えているものである。
この強制膝屈伸モードとは前記脚載置台140の上下方
向回動作動時に前記袋体146aと147aおよび14
6bと147bにエアーを供給し膨脹させて脚部を圧縮
した状態で回動させることにより、脚載置台140を回
動特に下方に回動させる際に脚部を袋体146aと14
7aおよび146bと147bによって固定した状態で
膝の屈伸つまり屈曲させるモードである。このように脚
部を固定状態として膝を強制的に屈伸させることにより
膝部に適度な緊張を与えるとともに引っ張りつまりスト
レッチすることができるため膝部の疲労回復あるいは膝
疾患部の施療が効果的になされるものである。なお、こ
のモードの動作時間あるいは屈伸動作の間隔等は上記実
施の形態と同様リモートコントロール装置36により設
定できるようになっている。
ジ機は、上記実施の形態の場合と同様に所定の順序と時
間にしたがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あ
るいは下半身をマッサージするコースモード、また、首
・肩、腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをす
るポイントモード等従来の各種マッサージモードを備え
るとともに強制膝屈伸モードを備えているものである。
この強制膝屈伸モードとは前記脚載置台140の上下方
向回動作動時に前記袋体146aと147aおよび14
6bと147bにエアーを供給し膨脹させて脚部を圧縮
した状態で回動させることにより、脚載置台140を回
動特に下方に回動させる際に脚部を袋体146aと14
7aおよび146bと147bによって固定した状態で
膝の屈伸つまり屈曲させるモードである。このように脚
部を固定状態として膝を強制的に屈伸させることにより
膝部に適度な緊張を与えるとともに引っ張りつまりスト
レッチすることができるため膝部の疲労回復あるいは膝
疾患部の施療が効果的になされるものである。なお、こ
のモードの動作時間あるいは屈伸動作の間隔等は上記実
施の形態と同様リモートコントロール装置36により設
定できるようになっている。
【0034】つぎに、前記膝の強制屈伸をせさる強制膝
屈伸モードの動作について説明する。前記強制膝屈伸モ
ードを選択する場合は、まず、前記座部2に座りついで
前記脚載置台140の溝状脚支持部142a、142b
に脚部(ふくらはぎ部)150を載せ、ついで前記リモ
ートコントロール装置36を操作し、所望の動作時間お
よび所望の屈伸間隔を設定した後同様にリモートコント
ロール装置36を操作して動作開始信号を入力する。そ
うすると前記制御手段35は、前記設定された間隔にし
たがって電動機50を駆動するとともにその回転方向を
制御する。この電動機50の回転にしたがって前記回動
手段である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定
作動杆62a、62b、および回動作動杆64a、64
bが作動して前記脚載置台140を上下方向に回動させ
る。また、前記制御手段35は前記エアー分配器31を
制御し、前記脚載置台140の回動動作つまり前記電動
機50の駆動に先立って前記各袋体146aと147a
および146bと147bに所定量のエアーを供給して
膨脹させ前記脚部を圧縮して固定状態に維持する。つま
り各袋体146aと147aおよび146bと147b
に所定量のエアーを供給して膨脹させ前記設定された動
作時間が経過するまで排気することなく前記膨脹状態を
維持するようにエアー分配器31を制御するものであ
る。そして、各袋体146aと147aおよび146b
と147bに所定量のエアーを供給して膨脹させ前記脚
部を圧縮して固定状態となったことが検知されると、制
御手段35は電動機50を駆動させる。電動機50が駆
動され脚載置台140が上下方向に回動すると溝状脚支
持部142a、142bに載置された脚部(ふくらはぎ
部)150は、前記各袋体146aと147aおよび1
46bと147bに固定された状態で図8(A)および
(B)に矢印で示すように膝の関節を中心に上下方向に
回動させられることになり強制的に膝の屈伸がなされる
ものである。
屈伸モードの動作について説明する。前記強制膝屈伸モ
ードを選択する場合は、まず、前記座部2に座りついで
前記脚載置台140の溝状脚支持部142a、142b
に脚部(ふくらはぎ部)150を載せ、ついで前記リモ
ートコントロール装置36を操作し、所望の動作時間お
よび所望の屈伸間隔を設定した後同様にリモートコント
ロール装置36を操作して動作開始信号を入力する。そ
うすると前記制御手段35は、前記設定された間隔にし
たがって電動機50を駆動するとともにその回転方向を
制御する。この電動機50の回転にしたがって前記回動
手段である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定
作動杆62a、62b、および回動作動杆64a、64
bが作動して前記脚載置台140を上下方向に回動させ
る。また、前記制御手段35は前記エアー分配器31を
制御し、前記脚載置台140の回動動作つまり前記電動
機50の駆動に先立って前記各袋体146aと147a
および146bと147bに所定量のエアーを供給して
膨脹させ前記脚部を圧縮して固定状態に維持する。つま
り各袋体146aと147aおよび146bと147b
に所定量のエアーを供給して膨脹させ前記設定された動
作時間が経過するまで排気することなく前記膨脹状態を
維持するようにエアー分配器31を制御するものであ
る。そして、各袋体146aと147aおよび146b
と147bに所定量のエアーを供給して膨脹させ前記脚
部を圧縮して固定状態となったことが検知されると、制
御手段35は電動機50を駆動させる。電動機50が駆
動され脚載置台140が上下方向に回動すると溝状脚支
持部142a、142bに載置された脚部(ふくらはぎ
部)150は、前記各袋体146aと147aおよび1
46bと147bに固定された状態で図8(A)および
(B)に矢印で示すように膝の関節を中心に上下方向に
回動させられることになり強制的に膝の屈伸がなされる
ものである。
【0035】つぎに、上記のように構成した椅子式エア
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台140の溝
状脚支持部142a、142b脚部を載せた後前記リモ
ートコントロール装置36を操作して、前記強制膝屈伸
モードおよび前記種々のマッサージモードの中から所望
のマッサージモードを選択して設定し、ついで動作開始
信号をリモートコントロール装置36を操作して動作開
始信号を入力する。すると前記強制屈伸モードと選択さ
れた他のマッサージモードが実行されて、脚部の屈伸と
前記選択されたマッサージがなされるものである。そし
て、この膝の屈伸の際脚部150が袋体146aと14
7aおよび146bと147bに固定された状態となっ
ていることから特に図8(A)の状態から下方につまり
図8(B)の状態に移行するときに、脚部、膝部および
膝部近傍の筋肉が引っ張られつまりストレッチされるこ
とになる。
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台140の溝
状脚支持部142a、142b脚部を載せた後前記リモ
ートコントロール装置36を操作して、前記強制膝屈伸
モードおよび前記種々のマッサージモードの中から所望
のマッサージモードを選択して設定し、ついで動作開始
信号をリモートコントロール装置36を操作して動作開
始信号を入力する。すると前記強制屈伸モードと選択さ
れた他のマッサージモードが実行されて、脚部の屈伸と
前記選択されたマッサージがなされるものである。そし
て、この膝の屈伸の際脚部150が袋体146aと14
7aおよび146bと147bに固定された状態となっ
ていることから特に図8(A)の状態から下方につまり
図8(B)の状態に移行するときに、脚部、膝部および
膝部近傍の筋肉が引っ張られつまりストレッチされるこ
とになる。
【0036】そして、所定時間に達すると前記制御手段
の制御により前記電動機50を停止するとともに前記エ
アー分配器31を制御して前記各袋体146aと147
aおよび146bと147bのエアーの排気をする。そ
して、電動機50の停止は前記脚載置台140が下方つ
まり座部2と直交する方向に位置した状態でなされるよ
うになっている。
の制御により前記電動機50を停止するとともに前記エ
アー分配器31を制御して前記各袋体146aと147
aおよび146bと147bのエアーの排気をする。そ
して、電動機50の停止は前記脚載置台140が下方つ
まり座部2と直交する方向に位置した状態でなされるよ
うになっている。
【0037】なお、この強制膝屈伸モードと合わせて前
記種々のマッサージモードの中から所望のモードが前記
リモートコントロール装置36によって選択されて設定
されている場合は、前記制御手段35は前記エアーコン
プレッサー30、エアー分配器31を制御して前記各袋
体6ないし10にエアー給排気路としてのエアーホース
6aないし10aを介して給排気しマッサージがなされ
るものである。
記種々のマッサージモードの中から所望のモードが前記
リモートコントロール装置36によって選択されて設定
されている場合は、前記制御手段35は前記エアーコン
プレッサー30、エアー分配器31を制御して前記各袋
体6ないし10にエアー給排気路としてのエアーホース
6aないし10aを介して給排気しマッサージがなされ
るものである。
【0038】そして、この強制屈伸モードの実行される
ことによって、膝部の疲労回復または膝痛等いわゆる膝
疾患部の施療を所望する場合であって、しかもこれら膝
部の疲労の回復または膝疾患部の施療に膝部の筋肉ある
いは膝関節に適度な緊張を加えながら屈伸を繰り返すこ
とつまりマッサージが要請されている場合に効果的な膝
部の疲労回復または膝疾患部の施療ができるものであ
る。
ことによって、膝部の疲労回復または膝痛等いわゆる膝
疾患部の施療を所望する場合であって、しかもこれら膝
部の疲労の回復または膝疾患部の施療に膝部の筋肉ある
いは膝関節に適度な緊張を加えながら屈伸を繰り返すこ
とつまりマッサージが要請されている場合に効果的な膝
部の疲労回復または膝疾患部の施療ができるものであ
る。
【0039】つぎに、請求項3記載の発明の実施の形態
を図9に基づいて説明する。なお、この実施の形態と上
記請求項2記載の発明の実施の形態との構成上の相違点
は脚載置台140の溝状脚支持部142a、142bに
配設された各袋体袋体146a、146bおよび147
a、147bへのエアーの給排気とこの給排気に伴う脚
載置台140の回動の制御方法が相違するのみであり、
その他の構成は同一であるのでその説明は省略し、前記
制御方法についてのみ説明する。また、この説明につい
て必要な各構成は前記請求項1および請求項2記載の発
明の実施の形態における構成に付した符号をそのまま用
いることとする。
を図9に基づいて説明する。なお、この実施の形態と上
記請求項2記載の発明の実施の形態との構成上の相違点
は脚載置台140の溝状脚支持部142a、142bに
配設された各袋体袋体146a、146bおよび147
a、147bへのエアーの給排気とこの給排気に伴う脚
載置台140の回動の制御方法が相違するのみであり、
その他の構成は同一であるのでその説明は省略し、前記
制御方法についてのみ説明する。また、この説明につい
て必要な各構成は前記請求項1および請求項2記載の発
明の実施の形態における構成に付した符号をそのまま用
いることとする。
【0040】この実施の形態におけるマッサージ機は、
上記各実施の形態の場合と同様に所定の順序と時間にし
たがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは
下半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、
腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをするポイ
ントモード等従来の各種マッサージモードを備えるとと
もにマッサージ屈伸モードを備えているものである。こ
のマッサージ屈伸モードとは前記脚載置台140の上下
方向の回動作動時において、前記袋体146aと147
aおよび146bと147bにエアーを供給して膨脹さ
せて脚部を圧縮した状態を維持して脚載置台140上方
から下方に回動させ、下方に回動した時点で前記袋体1
46aと147aおよび146bと147bのエアーを
排気し各袋体146aと147aおよび146bと14
7bを収縮させこの収縮状態で脚載置台140を上方に
回動させるモードである。つまり脚載置台140を下方
に回動させる際には脚部を袋体146aと147aおよ
び146bと147bによって圧縮した状態として、ま
た、脚載置台140を上方に回動させる際は袋体146
aと147aおよび146bと147bを収縮させ脚部
を弛緩させた状態として、脚載置台140を回動させる
ことにより膝部の屈伸と脚部の圧縮弛緩とをなすモード
である。なお、脚載置台140を下方に回動させる際に
は脚部を袋体146aと147aおよび146bと14
7bによって圧縮した状態とすることは、マッサージと
同時に脚部あるいは膝部近傍の筋肉が引っ張られいわゆ
るストレッチ効果が生じ、これによってマッサージ効果
が高められるものであり、また、袋体146aと147
aおよび146bと147bによる脚部の圧縮を急速に
解除して弛緩状態とすることは圧縮状態時に圧縮されて
いた血管が急速に解放されることから血行つまり血液の
流れが促進され、この点からもマッサージ効果が高めら
れるものである。
上記各実施の形態の場合と同様に所定の順序と時間にし
たがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは
下半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、
腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージをするポイ
ントモード等従来の各種マッサージモードを備えるとと
もにマッサージ屈伸モードを備えているものである。こ
のマッサージ屈伸モードとは前記脚載置台140の上下
方向の回動作動時において、前記袋体146aと147
aおよび146bと147bにエアーを供給して膨脹さ
せて脚部を圧縮した状態を維持して脚載置台140上方
から下方に回動させ、下方に回動した時点で前記袋体1
46aと147aおよび146bと147bのエアーを
排気し各袋体146aと147aおよび146bと14
7bを収縮させこの収縮状態で脚載置台140を上方に
回動させるモードである。つまり脚載置台140を下方
に回動させる際には脚部を袋体146aと147aおよ
び146bと147bによって圧縮した状態として、ま
た、脚載置台140を上方に回動させる際は袋体146
aと147aおよび146bと147bを収縮させ脚部
を弛緩させた状態として、脚載置台140を回動させる
ことにより膝部の屈伸と脚部の圧縮弛緩とをなすモード
である。なお、脚載置台140を下方に回動させる際に
は脚部を袋体146aと147aおよび146bと14
7bによって圧縮した状態とすることは、マッサージと
同時に脚部あるいは膝部近傍の筋肉が引っ張られいわゆ
るストレッチ効果が生じ、これによってマッサージ効果
が高められるものであり、また、袋体146aと147
aおよび146bと147bによる脚部の圧縮を急速に
解除して弛緩状態とすることは圧縮状態時に圧縮されて
いた血管が急速に解放されることから血行つまり血液の
流れが促進され、この点からもマッサージ効果が高めら
れるものである。
【0041】なお、このモードの動作時間あるいは屈伸
動作の間隔等は上記実施の形態と同様リモートコントロ
ール装置36により設定できるようになっている。つぎ
に、前記膝の屈伸をさせるマッサージ屈伸モードの動作
について説明する。
動作の間隔等は上記実施の形態と同様リモートコントロ
ール装置36により設定できるようになっている。つぎ
に、前記膝の屈伸をさせるマッサージ屈伸モードの動作
について説明する。
【0042】このマッサージ屈伸モードを選択する場合
は、まず、前記座部2に座りついで図9に示すように前
記脚載置台140の溝状脚支持部142a、142bに
脚部150(ふくらはぎ部)を載せ、ついで前記リモー
トコントロール装置36を操作し、所望の動作時間およ
び所望の屈伸間隔を設定した後、同様にリモートコント
ロール装置36を操作して動作開始信号を入力する。そ
うすると前記制御手段35は、前記設定された間隔にし
たがって電動機50を駆動するとともにその回転方向を
制御する。この電動機50の回転にしたがって前記回動
手段である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定
作動杆62a、62b、および回動作動杆64a、64
bが作動して前記脚載置台140を上下方向に回動させ
る。また、前記制御手段35は前記各袋体146aと1
47aおよび146bと147bにエアーの給排気をす
べく前記エアー分配器31を制御する。そして、まず、
図9(A)に示すように前記制御手段35の制御により
前記各袋体146aと147aおよび146bと147
bに所定量のエアーを供給して膨脹させ前記脚部150
を圧縮状態に維持する。ついで制御手段35の制御によ
り前記電動機50が脚載置台140を下方に回動動作さ
せる方向に駆動制御され、前記脚載置台140は下方に
回動して所定位置に位置する(図9(B)参照)。この
脚載置台140の回動に伴って脚は膝関節を中心にして
下方に屈曲しこの屈曲の際脚部150が圧縮されている
ことから脚部および膝部の筋肉は下方に引っ張られてス
トレッチされることになる。
は、まず、前記座部2に座りついで図9に示すように前
記脚載置台140の溝状脚支持部142a、142bに
脚部150(ふくらはぎ部)を載せ、ついで前記リモー
トコントロール装置36を操作し、所望の動作時間およ
び所望の屈伸間隔を設定した後、同様にリモートコント
ロール装置36を操作して動作開始信号を入力する。そ
うすると前記制御手段35は、前記設定された間隔にし
たがって電動機50を駆動するとともにその回転方向を
制御する。この電動機50の回転にしたがって前記回動
手段である前記歯車53、作動軸60、歯車61、固定
作動杆62a、62b、および回動作動杆64a、64
bが作動して前記脚載置台140を上下方向に回動させ
る。また、前記制御手段35は前記各袋体146aと1
47aおよび146bと147bにエアーの給排気をす
べく前記エアー分配器31を制御する。そして、まず、
図9(A)に示すように前記制御手段35の制御により
前記各袋体146aと147aおよび146bと147
bに所定量のエアーを供給して膨脹させ前記脚部150
を圧縮状態に維持する。ついで制御手段35の制御によ
り前記電動機50が脚載置台140を下方に回動動作さ
せる方向に駆動制御され、前記脚載置台140は下方に
回動して所定位置に位置する(図9(B)参照)。この
脚載置台140の回動に伴って脚は膝関節を中心にして
下方に屈曲しこの屈曲の際脚部150が圧縮されている
ことから脚部および膝部の筋肉は下方に引っ張られてス
トレッチされることになる。
【0043】つぎに脚載置台140が下方の前記所定位
置まで回動すると制御手段35は前記各袋体146aと
147aおよび146bと147b内のエアーを排気す
るようにエアー分配器35を制御する。このエアー分配
器31の動作により各袋体146aと147aおよび1
46bと147b内のエアーは急速に排気されて収縮す
る(図9(C)参照)。そして、前記各袋体146aと
147aおよび146bと147b内のエアーが排気さ
れたことが検知されると、制御手段35は前記電動機5
0を逆転するように制御して脚載置台140を上方に回
動させる(図9(C)参照)。そして、上記サイクルが
繰り返されてマッサージ屈伸モードは実行される。
置まで回動すると制御手段35は前記各袋体146aと
147aおよび146bと147b内のエアーを排気す
るようにエアー分配器35を制御する。このエアー分配
器31の動作により各袋体146aと147aおよび1
46bと147b内のエアーは急速に排気されて収縮す
る(図9(C)参照)。そして、前記各袋体146aと
147aおよび146bと147b内のエアーが排気さ
れたことが検知されると、制御手段35は前記電動機5
0を逆転するように制御して脚載置台140を上方に回
動させる(図9(C)参照)。そして、上記サイクルが
繰り返されてマッサージ屈伸モードは実行される。
【0044】そして、所定時間に達すると前記制御手段
35の制御により前記電動機50を停止するとともに前
記エアー分配器31を制御して前記各袋体146aと1
47aおよび146bと147bのエアーの排気をす
る。そして、電動機50の停止は前記脚載置台140が
下方つまり座部2と直交する方向に位置した状態でなさ
れるようになっている。
35の制御により前記電動機50を停止するとともに前
記エアー分配器31を制御して前記各袋体146aと1
47aおよび146bと147bのエアーの排気をす
る。そして、電動機50の停止は前記脚載置台140が
下方つまり座部2と直交する方向に位置した状態でなさ
れるようになっている。
【0045】なお、このマッサージ屈伸モードと合わせ
て前記種々のマッサージモードの中から所望のモードが
前記リモートコントロール装置36によって選択されて
設定されている場合は、前記制御手段35は前記エアー
コンプレッサー30、エアー分配器31を制御して前記
各袋体6ないし10にエアー給排気路としてのエアーホ
ース6aないし10aを介して給排気しマッサージがな
されるものである。
て前記種々のマッサージモードの中から所望のモードが
前記リモートコントロール装置36によって選択されて
設定されている場合は、前記制御手段35は前記エアー
コンプレッサー30、エアー分配器31を制御して前記
各袋体6ないし10にエアー給排気路としてのエアーホ
ース6aないし10aを介して給排気しマッサージがな
されるものである。
【0046】つぎに、上記のように構成した椅子式エア
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台140の脚
載置台140の溝状脚支持部142a、142b脚部を
載せた後前記リモートコントロール装置36を操作し
て、前記マッサージ屈伸モードおよび前記種々のマッサ
ージモードの中から所望のマッサージモードを選択して
設定し、ついで動作開始信号をリモートコントロール装
置36を操作して動作開始信号を入力する。すると前記
マッサージ屈伸モードと選択された他のマッサージモー
ドが実行されて、脚部の屈伸およびマッサージと前記選
択されたマッサージがなされる。
ーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者
は使用に当たって、上述したように背もたれ部3に背中
を当てながら座部2に座り、また、脚載置台140の脚
載置台140の溝状脚支持部142a、142b脚部を
載せた後前記リモートコントロール装置36を操作し
て、前記マッサージ屈伸モードおよび前記種々のマッサ
ージモードの中から所望のマッサージモードを選択して
設定し、ついで動作開始信号をリモートコントロール装
置36を操作して動作開始信号を入力する。すると前記
マッサージ屈伸モードと選択された他のマッサージモー
ドが実行されて、脚部の屈伸およびマッサージと前記選
択されたマッサージがなされる。
【0047】そして、上述したように前記マッサージ屈
伸モードにおいては前記各袋体146aと147aおよ
び146bと147bの膨縮により脚部の筋肉の圧縮弛
緩がされてマッサージがなされ、また、脚載置台140
が下方に回動す際には脚部150および膝部の筋肉のス
トレッチがされ、さらにまた、脚部150が圧縮状態か
ら解放される際に、圧縮された血管がこの圧縮状態から
解放されるため血行の促進がされマッサージ効果の向上
が図れるものである。また、屈伸動作に伴って膝部の疲
労等の効果的な回復が図れるものである。
伸モードにおいては前記各袋体146aと147aおよ
び146bと147bの膨縮により脚部の筋肉の圧縮弛
緩がされてマッサージがなされ、また、脚載置台140
が下方に回動す際には脚部150および膝部の筋肉のス
トレッチがされ、さらにまた、脚部150が圧縮状態か
ら解放される際に、圧縮された血管がこの圧縮状態から
解放されるため血行の促進がされマッサージ効果の向上
が図れるものである。また、屈伸動作に伴って膝部の疲
労等の効果的な回復が図れるものである。
【0048】なお、上記請求項1記載の発明の実施の形
態では脚載置台40に脚部をマッサージする袋体を設け
ない構成としたが、これは袋体を設ける構成としてもよ
くこの場合は膝部に負担を掛けないで膝部の屈伸をおこ
なうときは前記袋体にエアーの給排気を行わないように
エアー分配器31を制御するようにすれば良いものであ
る。
態では脚載置台40に脚部をマッサージする袋体を設け
ない構成としたが、これは袋体を設ける構成としてもよ
くこの場合は膝部に負担を掛けないで膝部の屈伸をおこ
なうときは前記袋体にエアーの給排気を行わないように
エアー分配器31を制御するようにすれば良いものであ
る。
【0049】また、前記請求項2記載の発明の実施の形
態における動作モードにマッサージ屈伸モードを付加す
ることもでき、逆に請求項3記載の発明の実施の形態に
おける動作モードに強制膝屈伸モードを付加することが
できるものである。
態における動作モードにマッサージ屈伸モードを付加す
ることもでき、逆に請求項3記載の発明の実施の形態に
おける動作モードに強制膝屈伸モードを付加することが
できるものである。
【0050】また、前記請求項1ないし請求項3記載の
発明の実施の形態はこれら各発明を椅子式マッサージ機
に適用した場合について説明したが、これはベッド式等
のマッサージ機に適用することもできるものである。
発明の実施の形態はこれら各発明を椅子式マッサージ機
に適用した場合について説明したが、これはベッド式等
のマッサージ機に適用することもできるものである。
【0051】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、膝部の疲労または膝疾患部の膝関節に負担を掛け
ない状態で屈伸を繰り返すことにより膝部の疲労回復ま
たは膝疾患部の施療をなすことができるという効果を有
するものであり、また、請求項2記載の発明は、ある程
度脚部(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半
強制的にストレッチしつつ屈伸を繰り返すことにより膝
部の疲労回復または膝疾患部の施療をなすことができる
という効果を有するものであり、また、請求項3記載の
発明は、脚部の筋肉を圧縮弛緩してマッサージをなすと
ともに脚部および膝部の筋肉を引っ張ることによりスト
レッチ効果を加え、また、血行を促進させて効果的なマ
ッサージをなすことができるという効果を有するもので
ある。
明は、膝部の疲労または膝疾患部の膝関節に負担を掛け
ない状態で屈伸を繰り返すことにより膝部の疲労回復ま
たは膝疾患部の施療をなすことができるという効果を有
するものであり、また、請求項2記載の発明は、ある程
度脚部(ふくらはぎ部)を固定しながら強制あるいは半
強制的にストレッチしつつ屈伸を繰り返すことにより膝
部の疲労回復または膝疾患部の施療をなすことができる
という効果を有するものであり、また、請求項3記載の
発明は、脚部の筋肉を圧縮弛緩してマッサージをなすと
ともに脚部および膝部の筋肉を引っ張ることによりスト
レッチ効果を加え、また、血行を促進させて効果的なマ
ッサージをなすことができるという効果を有するもので
ある。
【図1】本発明のエアーマッサージ機の請求項1記載の
発明の実施の形態である椅子式マッサージ機の全体を示
す斜視図。
発明の実施の形態である椅子式マッサージ機の全体を示
す斜視図。
【図2】上記実施の形態の椅子本体の一部断面した側面
図。
図。
【図3】上記実施の形態の椅子本体の脚載置台、駆動手
段および回動手段の関係を示す斜視図。
段および回動手段の関係を示す斜視図。
【図4】上記実施の形態の制御ブロック図。
【図5】本発明のエアーマッサージ機の請求項2記載の
発明の実施の形態である椅子式マッサージ機の全体を示
す斜視図。
発明の実施の形態である椅子式マッサージ機の全体を示
す斜視図。
【図6】上記実施の形態の椅子本体の一部断面した側面
図。
図。
【図7】上記実施の形態の制御ブロック図。
【図8】上記実施の形態の脚載置台の動作を説明する動
作説明図。
作説明図。
【図9】本発明のエアーマッサージ機の請求項3記載の
発明の実施の形態における脚載置台の動作を説明する動
作説明図。
発明の実施の形態における脚載置台の動作を説明する動
作説明図。
【図10】従来の椅子式エアーマッサージ機の全体斜視
図。
図。
1 椅子本体 2 座部(身体支持部) 3 背もたれ部(身体支持部) 6〜10 袋体 30 エアーコンプレッサー(エアー供給装置) 31 エアー分配器 35 制御手段 40 脚載置台 50 電動機(駆動手段) 53 歯車(回動手段の一部) 60 作動軸(回動手段の一部) 61 歯車(回動手段の一部) 62a、62b 固定作動杆(回動手段の一部) 64a、64b 可動作動杆(回動手段の一部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内
Claims (3)
- 【請求項1】身体を支持する支持部を有する本体と前記
支持部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能
に設けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前
記支持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を
配設し、制御手段によって制御されるエアー供給装置か
らエアー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し
前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサー
ジ機において、前記脚載置台を回動させる回動手段と前
記制御手段によって制御され前記回動手段を駆動する駆
動手段とを設け、前記制御手段によって前記駆動手段を
制御して前記回動手段を介して前記脚載置台を所定時間
継続して上下方向に回動させることを特徴とするエアー
マッサージ機。 - 【請求項2】身体を支持する支持部を有する本体と前記
支持部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能
に設けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前
記支持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を
配設し、制御手段によって制御されるエアー供給装置か
らエアー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し
前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサー
ジ機において、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝
状脚支持部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁
に前記エアーの給排気により膨縮する袋体を配設すると
ともにこの脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手
段によって制御され前記回動手段を駆動する駆動手段と
を設け、前記制御手段によって前記エアー供給装置と前
記駆動手段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した
袋体にエアーを供給した状態で前記回動手段を介して脚
載置台を上下方向に回動させることを特徴とするエアー
マッサージ機。 - 【請求項3】身体を支持する支持部を有する本体と前記
支持部の前方に位置して前記本体に上下方向に回動可能
に設けられた脚載置台とを備えるとともに少なくとも前
記支持部にエアーの給排気により膨縮する複数の袋体を
配設し、制御手段によって制御されるエアー供給装置か
らエアー給排気路を介して前記袋体にエアーを給排気し
前記袋体を膨縮させてマッサージを行うエアーマッサー
ジ機において、前記脚載置台に一対の断面略U字状の溝
状脚支持部を設けこの溝状脚支持部のそれぞれの両側壁
に前記エアーの給排気により膨縮する袋体を配設すると
ともにこの脚載置台を回動させる回動手段と前記制御手
段によって制御され前記回動手段を駆動する駆動手段と
を設け、前記制御手段によって前記エアー供給装置と前
記駆動手段を制御して前記脚支持部の両側壁に配設した
袋体にエアーを供給した状態で前記回動手段を介して脚
載置台を下方に回動させ、エアーを排気した状態で前記
回動手段を介して脚載置台を上方に回動させることを特
徴とするエアーマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21070795A JPH0956766A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | エアーマッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21070795A JPH0956766A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | エアーマッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956766A true JPH0956766A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16593776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21070795A Pending JPH0956766A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | エアーマッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956766A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278700A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
JP2005296133A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Toshiba Tec Corp | 椅子式施療装置 |
JP2005342339A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2006204762A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
US7241271B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-07-10 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Massage machine |
WO2007119516A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Works, Ltd. | マッサージ機 |
JP2008142103A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Isozaki Kenko Kikaku:Kk | マッサージ機 |
CN110721430A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-24 | 长沙理工大学 | 一种应用于老年腿脚抗衰老的康复训练设备 |
CN112248894A (zh) * | 2020-11-05 | 2021-01-22 | 扬州工业职业技术学院 | 一种具有疲劳驾驶提醒功能的汽车用坐垫 |
CN113002392A (zh) * | 2019-12-21 | 2021-06-22 | 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 | 一种具有后背理疗功能的汽车座椅 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP21070795A patent/JPH0956766A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278700A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
US7241271B2 (en) | 2004-03-26 | 2007-07-10 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Massage machine |
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JP2006204762A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
WO2007119516A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Works, Ltd. | マッサージ機 |
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CN110721430A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-24 | 长沙理工大学 | 一种应用于老年腿脚抗衰老的康复训练设备 |
CN110721430B (zh) * | 2019-10-30 | 2021-06-04 | 长沙理工大学 | 一种应用于老年腿脚抗衰老的康复训练设备 |
CN113002392A (zh) * | 2019-12-21 | 2021-06-22 | 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 | 一种具有后背理疗功能的汽车座椅 |
CN113002392B (zh) * | 2019-12-21 | 2022-09-02 | 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 | 一种具有后背理疗功能的汽车座椅 |
CN112248894A (zh) * | 2020-11-05 | 2021-01-22 | 扬州工业职业技术学院 | 一种具有疲劳驾驶提醒功能的汽车用坐垫 |
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