JP3988881B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座部を有するマッサージ機に関し、特に、膝周辺を施療するマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマッサージ機としては、特開2001−29413号公報に記載されるものがあり、以下、図14に基づいて説明する。図14は、従来のマッサージ機の内部構造を示す斜視図である。
【0003】
従来のマッサージ機は、人体のふくらはぎ部の圧迫のための空気袋112と、人体の大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧する空気袋109と、人体の大腿部から臀部にかけての部分を側方から押圧する空気袋111と、これら空気袋を膨張収縮させる給排気手段とを備えたマッサージ機において、上記給排気手段は、大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧する空気袋109及び人体の大腿部から臀部にかけての部分を側方から押圧する空気袋111への給気膨張を人体のふくらはぎ部の圧迫のための空気袋112を膨張させた状態で行うものである。
【0004】
この従来のマッサージ機によれば、前記給排気手段は大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧する空気袋109及び人体の大腿部から臀部にかけての部分を側方から押圧する空気袋111への給気膨張を人体のふくらはぎ部の圧迫のための空気袋112を膨張させた状態で行うために、ふくらはぎ部を圧迫固定した状態で大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧することができるものであり、このために人体の大腿部から臀部にかけての部分が空気袋109の膨張で浮き上がってしまうことを防ぐことができるものであって、空気袋109の膨張によるマッサージ力の伝達効率を高めることができる。さらに、人体の大腿部から臀部にかけての部分を側方から押圧する空気袋111を併せ持っており、人体を押圧してマッサージすることができる部分が広くなるだけでなく、大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧する空気袋109を膨張させた時の人体の浮き上がりを防ぐことができるために、空気袋の膨張によるマッサージ力の伝達効率をさらに高めることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−29413号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のマッサージ機は以上のように構成されていたため、ふくらはぎ部を圧迫固定した状態でマッサージすることで空気袋の膨張によるマッサージを伝達し、また、側方から押圧することで被施療者の大腿部から臀部にかけての部分をマッサージすることができるものの、ふくらはぎ部を圧迫固定しても前後左右上下に膝下の足を動かすことができないだけで膝下の足を軸として回動可能となって膝上の横方向の移動が若干自由になり、さらに、膝関節の働きにより臀部、大腿及び膝が横方向に一層移動可能となるため、単に側方から空気袋により大腿外側面をマッサージしても十分にマッサージの効果が伝達されないという課題を有する。また、膝上の内側及び外側は何も接触するものがなく、なんらマッサージの効果が生じていないという課題を有している。
【0007】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、大腿及び膝の横方向の動きを抑制し、大腿外側面により一層のマッサージ効果を与えると共に、これまでなんらマッサージ効果が伝達されていなかった膝周辺の内側及び外側を対象としてマッサージすることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るマッサージ機は、少なくとも被施療者が座位する座部、及び、被施療者の大腿から臀部までの少なくとも一部分を側方から押圧する大腿部エアセルを有するマッサージ機において、被施療者が座位状態で膝を含む膝周辺内側の両方共に接する保持部を座部に形成するものである。このように本発明においては、一方の足の膝周辺(膝上、膝、膝下を意味する)の内側と他方の足の膝周辺とに接する保持部を座部に形成しているので、被施療者の膝周辺間に形成されている保持部があり、座位している被施療者の足を常時少なくとも保持部の幅分開かせることとなっており、この状態で前記大腿部エアセルが膨張することで膝周辺を保持部がしっかり保持して固定され、膝周辺を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、膝周辺、大腿及び臀部に十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0009】
また、本発明に係るマッサージ機は、少なくとも被施療者が座位する座部、及び、被施療者の大腿から臀部までの少なくとも一部分を側方から押圧する大腿部エアセルを有するマッサージ機において、当該座部の前端側中央部に座部上面方向、座部斜上面方向若しくは座部前方方向へ突出する内側保持部を形成するものである。このように本発明においては、座部の前端側中央部に座部上面方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝上内側間に当該内側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側中央部に座部斜上面方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝内側間に当該内側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側中央部に座部前方方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝下内側間に当該内側保持部が形成されていることとなるので、各場合において大腿部エアセルが膨張することでそれぞれ膝上、膝、膝下を内側保持部がしっかり保持して固定され、それぞれ膝上、膝、膝下を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、それぞれ膝上、膝、膝下と大腿及び臀部とに十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0010】
また、本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、当該座部の前端側両側に座部上面方向、座部斜上面方向若しくは座部前方方向へ突出する外側保持部を形成するものである。このように本発明においては、内側保持部が形成されると共に、座部の前端側両側に座部上面方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝上外側に当該外側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側両側に座部斜上面方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝外側に当該外側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側両側に座部前方方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝下外側に当該外側保持部が形成されていることとなるので、各場合において大腿部エアセルが膨張する前から、それぞれ膝上、膝、膝下の外側を外側保持部が保持して固定し、大腿部エアセルが膨張することで一方に偏ることなく内側保持部が膝周辺を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、それぞれ膝上、膝、膝下と大腿及び臀部とに十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0011】
また、本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記保持部、内側保持部及び外側保持部がエアセルからなるものである。このように本発明においては、前記保持部、内側保持部及び外側保持部がエアセルからなるので、千差万別の被施療者の膝周辺の形状に応じて前記保持部、内側保持部及び外側保持部が形状を変えることができると共に、被施療者が座位する前はエアセルに給気せずに前記保持部、内側保持部及び外側保持部を形成しないことにより容易に着座でき、逆に、被施療者が離座する前にエアセルを排気して形成した前記保持部、内側保持部及び外側保持部をなくし容易に離座することができ、同様に、前記保持部、内側保持部及び外側保持部を使用しない場合はエアセルを排気した状態を維持することで他のマッサージ動作を阻害することもない。
【0012】
また、本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記保持部、内側保持部及び外側保持部にエアセルを配設するものである。このように本発明においては、前記保持部、内側保持部及び外側保持部にエアセルを配設しているので、保持部、内側保持部及び外側保持部が予め一応の形状を有した状態で被施療者が着座し、その後配設されたエアセルを膨張させることで予め形状を有している分迅速に被施療者の膝周辺の形状に応じてかかるエアセルの形状をかえることができると共に、エアセルによるマッサージを従来できなかった膝周辺自体に行うこともできる。
【0013】
また、本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記外側保持部を、前記座部の前端方向に設けられる回動自在のフットレストの両壁と連続形成するものである。このように本発明においては、前記外側保持部を前記座部の前端方向に設けられるフットレストの両壁と連続形成しているので、フットレストを回動させても被施療者の体の一部がフットレストと座部との間で挟まることなく安全にマッサージ運動することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機について図1ないし図9に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るマッサージ機の全体斜視図、図2は本実施形態に係るメカユニットの正面図、図3は本実施形態に係るメカユニットの右側面図、図4ないし図9は本実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。ここで、図4ないし図9では座部2及び内側保持部10を視認しやすいように肘置き3及びフットレスト4を透過させて作図している。
【0015】
前記図1において本実施形態に係るマッサージ機は、被施療者の背中を支持する背もたれ部1と、この背もたれ部1下端と接し被施療者の臀部を支持する座部2と、被施療者の肘を支持する肘置き3と、座部2の先端下側に枢設され被施療者の足が載置されるフットレスト4と、背もたれ1部の内部にもみ玉51及びもみ玉51を動作させるもみ玉機構を有しエアセル6を配設されたメカユニット5とを備え、座部2の前端側中央部に座部上面方向へ突出する内側保持部10を形成する構成である。ここで、本実施形態に係るマッサージ機の背もたれ部1を座部2に枢着して回動自在にし、リクライニング機能を付加することもできる。また、本実施形態に係るマッサージ機は、いす式マッサージ機に関するものであるが、ベッド式マッサージ機に適用することもできる。なお、本実施形態に係るマッサージ機の背もたれ部1をリクライニング機能により地面に水平になるまで倒し、また、フットレス4を地面に水平になるまで回動させることで、ベッド式マッサージ機の一形態とみなすこともでき、この形態にベッドのに通常必要な構成要素を付加することでベッド式マッサージ機を実現することができる。
【0016】
前記メカユニット5は、図2及び図3に示すように、もみ玉51及びもみ玉51を動作させるもみ玉機構を有し傾動可能な傾動部52と、この傾動部52を傾動可能な状態で支持するベース53とからなる。このベース53にはメカユニットが昇降するための昇降軸54が配設され、この昇降軸54の両端にローラ55a、55bがそれぞれ設けられている。ベース53のローラ55a、55bの上部位置にさらにローラ55c、55dが設けられている。このローラ55a、55b、55c、55dが挿嵌されるガイドレール7が両端を背もたれ部1に固定することで配設されている。このガイドレール7は、断面凹状の一対で背もたれ部1に沿った形状をしている。このガイドレール7にローラ55a、55b、55c、55dを挿嵌すると、昇降軸54がベース53に配設される昇降モータ53cが回転することでウォーム53d及びウォームホイール53eを介して昇降軸54が回転し、昇降軸54に応じてローラ55a、55bが回転しそれに伴いローラ55c、55dも回転し、ローラ55a、55b、55c、55dの回転と共にローラ55a、55b、55c、55dがガイドレール7に沿って移動する。このようなローラ55a、55b、55c、55dの移動により、ローラ55a、55b、55c、55dを配設したメカユニット5自体の移動が可能となる。
【0017】
前記傾動部52は、昇降軸54を介して傾動部52がベース53に枢着し、傾動部52の上部に設けられた傾動ラックギア52aとベース53の上部に設けられた傾動ギア53aとが噛合して所定角のみ傾動部52が回動することで傾動可能となる。さらに詳細には、ベース53の上部に設けられた傾動モータ5bが回転することにより図示しないウォームギアを介して傾動ギア53aが回転し、傾動ギア53aと噛合している傾動ラックギア52aを介して傾動部52が傾動することとなる。
【0018】
前記エアセル6は、メカユニット5のベース53の下端中央部の位置に配設されている。エアセル6自体が直接ベース53に取り付けられているのではなく、被施療者の背中側方向にのみ膨張できるように保持板6aがベース53に取り付けられ、その保持板6aの上にエアセル6が固着されている。保持板6aは、傾動部52の傾動範囲を阻害しないように、前方に突出した形状をしている。エアセルの膨縮は、エアセルへの空気の給気・排気により行われており、座部2の下形成された空間に載置されているエアポンプ6bからホース(図示しない)を介して空気の給排を行っている。ここで、ホースはメカユニット5の移動及び傾動部52の傾動を阻害しないように吊設されている。また、同様にメカユニット5に駆動電力を供給する電源ケーブル(図示しない)もホース同様に吊設されている。
【0019】
前記座部2は、被施療者の座位状態で臀部に対応した位置に、人体の長手方向と直交する方向と同一方向に長手方向を有する矩形状のエアセル9を配設されている。このエアセル9も、エアセル6と同様に、ホースを介してエアポンプ6bと接続され、空気の給排を受けている。
【0020】
前記内側保持部10は、被施療者の座位した状態で体軸上の股下から膝上までに対応する座部2上面上の部分を開始部分として徐々に、被施療者が座位した状態で股下から膝方向(以降、前端方向)に向う程、座部上面方向に隆起していき、座部2の前端を終了部分として切断された形状をし、全体として座部2の前端側中央部に上面方向へ突出した形状となっている。このような形状にしたのは、内側保持部10は少なくとも膝を含めた膝周辺の一部を保持しなければならず、他の大腿等の体の部位に接して圧迫することが膝の保持に極力影響を与えないようにするためであり、膝を含めた膝周辺を適切に保持できれば本実施形態に係る内側保持部10の形状に限定されることはない。また、内側保持部10は、軟質な物質で成形されていることが好ましく、さらに、接している被施療者の膝周辺の形状に合わせて形状を変え均等な圧力で接触部分を保持するものがよい。軟質な物質としては、具体的には、枕に使用される合成樹脂、ゴム材が挙げられる。また、内側保持部10を形取った外皮に植物の種子等の固体、空気若しくは液体を封入することで内側保持部10を形成することもできる。一方で、内側保持部10を成形している物質の軟質性が高すぎると、膝を十分に保持することができず、膝周辺、大腿及び臀部が横方向に移動して狭圧できずに十分にマッサージ効果を生じさせることができない。したがって、最低限保っておくべき形状を硬質な物質で成形し、その周りを軟質な物質で成形することも好ましく、さらに、複数の硬度の異なる物質で成形することもできる。
【0021】
前記肘置き3は、被施療者の座位状態で膝上外側若しくは大腿の膝依り外側の位置に、前端方向と同一方向に長手方向を有する矩形状のエアセル11を配設されている。この大腿部エアセルの一種であるエアセル11も、エアセル6と同様に、ホースを介してエアポンプ6bと接続され、空気の給排を受けている。なお、エアセル11は、肘置き3に配設されているが、被施療者の座位状態で膝上外側若しくは大腿の膝依り外側の位置に配設されていればよい。したがって、肘置き3が形成されていないマッサージ機の場合には、エアセル11が配設できるように座部2の両側に肘置き3と同様なものが必要となるが、肘置きとしては使用しないため肘置き3程の高さは必要にならない。大腿部エアセルは、被施療者が座位状態で大腿に対してマッサージを与えることができるエアセルのことをいう。
【0022】
前記フットレスト4は、被施療者の座位状態で膝下の足を納めるU字形となっており、膝下の足の内側と接するエアセル12aと膝下の足の外側と接するエアセル12bとを配設されている。このエアセル12a及びエアセル12bも、エアセル6と同様に、ホースを介してエアポンプ6bと接続され、空気の給排を受けている。
【0023】
次に、本実施形態に係るマッサージ機の動作について説明する。被施療者は、座部2に着座し、背もたれ部1に背中を当接した状態でリモコン8を操作してマッサージ機に対して、マッサージ動作を開始するように指示する。この被施療者の指示がもみ玉51を用いた肩に対するマッサージ動作である場合には、所定位置に位置していたメカユニット5が昇降モータ53cを用いてガイドレール7に従って被施療者の肩位置まで移動する。肩位置まで移動した後に、メカユニット5のもみ玉51が傾動部52の内部に配設されているもみ玉機構の駆動によりこの駆動に応じた揺動運動をもみ玉支持アーム51aを介して行う。このようなもみ玉の揺動運動により、たたき、もみ等の各種マッサージを実施することができる。特に、メカユニット5を用いている場合には、傾動部52にもみ玉51が配設されており傾動部52が傾動可能であるために、もみ玉が被施療者方向への変移が可能となってより効果的なマッサージ及びより多種なマッサージをすることができる。
【0024】
被施療者が、もみ玉51による肩へのマッサージから脊柱周辺のマッサージへの変更をリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、もみ玉51による肩へのマッサージを停止してもみ玉51を突出しない状態(この突出しない状態とは、もみ玉51の揺動運動中におけるもみ玉51の状態のうち比較的に突出していない状態をいう)にしてメカユニット5を頚椎部分に移動させる。頚椎部分に移動したメカユニット5は、エアポンプ6bが駆動し空気を生成してホースを介しエアセル6へ給気を開始する。給気を受けてエアセル6は、保持板6aに保持された状態で被施療者方向へ膨張し、被施療者に当接して施療部位である頚椎を含めた頚椎周辺を圧迫する。ここで、頚椎周辺に対する圧迫は、エアセル6で行っているため、危険性は当然ながらなく、痛みも生じることがない。この頚椎周辺を圧迫した状態でメカユニット5を移動させ、頚椎周辺から胸椎周辺、胸椎周辺から腰椎周辺までを随時マッサージする。
【0025】
被施療者が、脊柱周辺のマッサージから膝下の足のマッサージへの変更をリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、メカユニット5のエアセル6から空気を排気する。次に、エアポンプ6bが駆動し空気を生成してホースを介しエアセル12a及びエアセル12bに徐々に給気されていく。エアセル12a及びエアセル12bに空気が給気されるに従って、被施療者の膝下の足がエアセル12a及びエアセル12bにより狭圧され、所定時間経過時点若しくはエアセルの内圧が所定値となった時点で一気にエアセル内の空気を排気するマッサージ動作を繰り返し行う。
【0026】
被施療者が、膝下の足のマッサージから膝及び大腿のマッサージへの変更をリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、フットレスト4のエアセル12a及びエアセル12bから空気を排気する。次に、エアポンプ6bが駆動し空気を生成してホースを介しエアセル11に徐々に給気していく。被施療者は、本マッサージ機に座位した時点で、既に、両膝上内側に挟まれるよう位置に内側保持部10がある。エアセル11に空気が給気されるに従って、両大腿外側がこのエアセル11により押圧され、そのうち両膝上の内側が内側保持部10に接することとなる。さらに、エアセル11に空気が給気され、一層両大腿外側がエアセル11に押圧されることで、内側保持部10がしっかりと両膝上を保持し、両膝が移動できなくなってこれに伴い大腿も移動することが困難となる。この時点で、既に大腿にエアセル11から押圧力が加わっているが、さらに、エアセル11に空気が給気されることで、より一層大腿にマッサージ効果を与えると共に、内側保持部10に保持されている両膝上にも同様に内側保持部10から押圧されることでマッサージ効果を与えている。
【0027】
このように本実施形態に係るマッサージ機によれば、座部2の前端側中央部に座部2上面方向に突出した内側保持部10を形成した場合被施療者が座位した状態で膝上内側間に当該内側保持部10が形成されていることとなり、エアセル11が給気されて膨張することでそれぞれ膝上内側を内側保持部10がしっかり保持して固定し、膝上内側を押圧すると共に、膝間接を保持されることで横方向の移動の自由を奪われた大腿がしっかりエアセル11に狭圧され、膝上と大腿とに十分なマッサージ効果を与えることができる。また、エアセル11に狭圧された状態で、各種マッサージを施すことで、身体自体の移動が制限された状態でマッサージ可能となり、十分各種マッサージの効果を被施療者が受けることができる。
【0028】
なお、本実施形態に係るマッサージ機においては、図5に示すように、内側保持部10を座部2と一体成形することもでき、座部2製造段階で内側保持部を同時に成形することで、部品として成形された内側保持部10を改めて接合する加工の手間がなくなり、迅速にマッサージを製造することができると共に、被施療者が座位した場合に、通常接合部分に生じる凸凹がなく違和感なく快い状態で座位することができる。また、見た目にも流線形であってまとまりがよい。
【0029】
また、本実施形態に係るマッサージ機においては、座部2の前端側中央部に座部前方方向(本実施形態で定義した前端方向と同一方向である。)へ突出する内側保持部10を形成することもでき、例えば図6に示すように、内側保持部10を略立方体の形状として形成することもでき、被施療者が座位した状態で膝下内側間に内側保持部10が形成されていることとなり、エアセル11が給気されて膨張することでそれぞれ膝下内側を内側保持部10がしっかり保持して固定し、膝下内側を押圧すると共に、膝間接を保持されることで横方向の移動の自由を奪われた大腿がしっかりエアセル11に狭圧され、膝下と大腿とに十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0030】
また、本実施形態に係るマッサージ機においては、座部2の前端側中央部に座部斜上方向へ突出する内側保持部を形成することもでき、例えば図7に示すように、内側保持部10を略扇柱状の形状として形成することもでき、被施療者が座位した状態で膝内側間に内側保持部10が形成されていることとなり、エアセル11が給気されて膨張することでそれぞれ膝内側を内側保持部10がしっかり保持して固定し、膝内側を押圧すると共に、膝間接を保持されることで横方向の移動の自由を奪われた大腿がしっかりエアセル11に狭圧され、膝と大腿とに十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0031】
また、本実施形態に係るマッサージ機においては、図8に示すように、エアセル11の一端を肘置き3に接合し他端を座部2に接合し、エアセル11を斜めに配設することもでき、被施療者が座位した状態で膝上下側及び外側並びに大腿下側及び外側に接するようにエアセル11が配設されており、エアセル11が給気されて膨張することでそれぞれ膝上内側を内側保持部10がしっかり保持して固定し、膝上内側を押圧すると共に、膝間接を保持されることで横方向の移動の自由を奪われた大腿がしっかりエアセル11に狭圧され、膝上と大腿特に膝上下側と大腿下側に十分なマッサージ効果を与えることができる。ここで、エアセル11を一端を肘置き3に接合し他端を座部2に接合してエアセル11を斜めに配設しているが、斜めに配設できればよく、例えば、断面略直角三角形の三角柱を肘置き3及び座部2により形成される直角面に合わせて配設し、この三角柱の斜上面にエアセル11を配設することでも斜めに配設することを実現することができる。
【0032】
また、本実施形態に係るマッサージ機においては、図9に示すように、座部2の横側を肘置き3に沿うように延出させた形状とし、この延出させた形状部分に前記エアセル11を配設若しくは埋設することもできる。
【0033】
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機について図10または図11に基づいて説明する。図10または図11は本実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。ここで、図10では座部2及び内側保持部10を視認しやすいように肘置き3及びフットレスト4を透過させて作図し、図11では同様の理由から肘置き3を透過させて作図している。
【0034】
本実施形態に係るマッサージ機は、前記第1の実施形態に係るマッサージ機と同様に構成され、座部2の前端側中央部に座部前方方向へ突出する内側保持部10を形成すると共に、座部2の前端側両側に座部前方方向へ突出する外側保持部13を形成することを異にする。
前記外側保持部13は、図10に示すように、略立方体の形状として形成している。このような形状にしたのは、外側保持部13は膝を含めた膝下外側を保持するためであり、膝下外側を適切に保持できれば本実施形態に係る外側保持部13の形状に限定されることはない。
【0035】
次に、本実施形態に係るマッサージ機の動作について説明する。被施療者は、まず、マッサージ機に座位することで、内側保持部10と外側保持部13とに形成される凹に膝を含めた膝周辺が嵌め入り、この状態で既に足の横方向の動きが制限されることとなる。被施療者は、膝下の足のマッサージをするようにリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、エアポンプ6bを駆動させ空気を生成させてホースを介しエアセル12a及びエアセル12bに徐々に給気されていく。エアセル12a及びエアセル12bに空気が給気されるに従って、被施療者の膝下の足がエアセル12a及びエアセル12bにより狭圧され、所定時間経過時点若しくはエアセル12a及びエアセル12bの内圧が所定値となった時点で一気にエアセルエアセル12a及びエアセル12b内の空気を排気するマッサージ動作を繰り返し行う。このエアセル12a及びエアセル12bによるマッサージ動作をするときに、内側保持部10と外側保持部13があるために被施療者の膝下の足の位置が想定している位置にあるために適切なマッサージをすることができる。
【0036】
被施療者が、膝下の足のマッサージから膝及び大腿のマッサージへの変更をリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、フットレスト4のエアセル12a及びエアセル12bから空気を排気し、エアポンプ6bが駆動し空気を生成してホースを介しエアセル11に徐々に給気していく。被施療者は、本マッサージ機に座位した時点で、既に、両膝下内側に挟まれるよう位置に内側保持部10があり、膝下外側に沿って外側保持部13がある。エアセル11に空気が給気されるに従って、両大腿外側がこのエアセル11により押圧され、そのうち両膝上の内側が内側保持部10に接することとなる。さらに、エアセル11に空気が給気され、一層両大腿外側がエアセル11に押圧されることで、内側保持部10がしっかりと両膝上を保持し、両膝が移動できなくなってこれに伴い大腿も移動することが困難となる。この時点で、既に大腿にエアセル11から押圧力が加わっているが、さらに、エアセル11に空気が給気されることで、より一層大腿にマッサージ効果を与えると共に、内側保持部10に保持されている両膝上にも同様に内側保持部10から押圧されることでマッサージ効果を与えている。
【0037】
このように本実施形態に係るマッサージ機によれば、座部2の前端側中央部に座部前方方向へ突出する内側保持部10を形成すると共に、座部2の前端側両側に座部前方方向へ突出する外側保持部13を形成しているので、被施療者が座位した状態でそれぞれの膝外側に当該外側保持部13が形成されていることとなり、エアセル11が膨張する前からマッサージ機をする上で理想的な位置に膝下の足が置かれ、エアセル11が膨張することで一方に偏ることなく内側保持部10が膝周辺を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、それぞれ膝上、膝、膝下と大腿及び臀部とに十分なマッサージ効果を与えることができる。
【0038】
なお、本実施形態に係るマッサージ機においては、図11に示すように、フットレスト4と内側保持部10及び外側保持部13とを一体形成することもでき、座部2製造段階で同時成形可能な部位がある場合にはその部位に関して接合する加工の手間がなくなり、迅速にマッサージを製造することができると共に、被施療者が座位した場合に、通常接合部分に生じる凸凹がなく違和感なく快い状態で座位することができ、さらに、フットレスト4と座部2との間に生じる隙間がなく膝を含めた膝周辺を挟む心配もなく安全にマッサージを受けることができる。ここで、フットレスト4と内側保持部10及び外側保持部13のいずれか一方のみと一体形成することもできる。
【0039】
(本発明の第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るマッサージ機を説明する。本実施形態に係るマッサージ機は、前記第1の実施形態に係るマッサージ機と同様に構成され、前記内側保持部10がエアセルからなることを異にする。
前記内側保持部10も、エアセル6と同様に、ホースを介してエアポンプ6bと接続され、空気の給排を受けている。
【0040】
次に、本実施形態に係るマッサージ機の動作について説明する。被施療者がマッサージ機に座位する前は、内側保持部10の空気を排気した状態にしておき、できる限り内側保持部10をスペースをとらないように平たい形状にしておく。被施療者がマッサージ機に座位した後に、被施療者が膝下の足のマッサージをするようにリモコン8を介してマッサージ機に指示する。マッサージ機はこの指示を受けて、まず、内側保持部10に給気し、内側保持部10を図4に示すような形状とする。かかる形状を回復した内側保持部10は、全体として座部2の前端側中央部に上面方向へ突出した形状となっており、膝上内側間に当該内側保持部10が形成されていることとなる。内側保持部10をかかる形状にした後、エアポンプ6bが駆動し空気を生成してホースを介しエアセル11に徐々に給気していく。エアセル11に空気が給気されるに従って、両大腿外側がこのエアセル11により押圧され、そのうち両膝上の内側が内側保持部10に接することとなる。さらに、エアセル11に空気が給気され、一層両大腿外側がエアセル11に押圧されることで、内側保持部10がしっかりと両膝上を保持し、両膝が移動できなくなってこれに伴い大腿も移動することが困難となる。この時点で、既に大腿にエアセル11から押圧力が加わっているが、さらに、エアセル11に空気が給気されることで、より一層大腿にマッサージ効果を与えると共に、内側保持部10に保持されている両膝上にも同様に内側保持部10から押圧されることでマッサージ効果を与えている。かかるマッサージ動作を終えた後、被施療者がマッサージ機から離座する場合、若しくは、マッサージ機の電源をOFFにした場合には、内側保持部10は空気を排気され、スペースを取らない平たい形状となる。
【0041】
このように本実施形態に係るマッサージ機によれば、前記内側保持部10がエアセルからなるので、千差万別の被施療者の膝周辺の形状に応じて内側保持部10が形状を変えることができると共に、被施療者が座位する前は内側保持部10に給気せずに内側保持部10を形成しないことにより容易に被施療者が着座でき、逆に、被施療者が離座する前にエアセルを排気して形成した内側保持部10をなくし容易に離座することができ、同様に、内側保持部10を使用しない場合はエアセルを排気した状態を維持することで他のマッサージ動作を阻害することもない。
なお、本実施形態に係るマッサージ機は、前記第2の実施形態に係るマッサージ機にも適用することができ、即ち、前記内側保持部10及び外側保持部13がエアセルからなる構成とすることもできる。
【0042】
(その他の実施形態)
本発明のその他の実施形態に係るマッサージ機は、前記第1の実施形態に係るマッサージ機において、図12に示すように、エアセル14を内側保持部10の被施療者の膝上内側に対応するように配設することもでき、内側保持部10が予め一応の形状を有した状態で被施療者が着座し、その後配設されたエアセル14を膨張させることで予め形状を有している分迅速に被施療者の膝周辺の形状に応じてかかるエアセル14の形状をかえることができると共に、エアセル14によるマッサージを従来できなかった膝周辺自体に行うこともできる。同様に、前記第2の実施形態に係るマッサージ機において、図13に示すように、内側保持部10の被施療者の膝下内側に対応するように及び外側保持部13の被施療者の膝下外側に対応するようににエアセル14を配設することもできる。なお、両足に対応するようにエアセル14を配設しているが、図12及び図13において作図上の理由で現れていない。
【0043】
前記各実施形態に係るマッサージ機において、前記エアセル(実施の形態に記載する全てのエアセルに適用可能)に替えて液体の流入・排出により膨縮するリキッドセル若しくは固体の流入・排出により膨縮するソリッドセルからなるようにすることもできる。
前記各実施形態に係るマッサージ機において、前記エアセル(実施の形態に記載する全てのエアセルに適用可能)内部を複数のエアセルより構成することもでき、例えば、3つのエアセルからなるエアセルがあった場合に、1つのエアセルが膨らむことで小さいエアセルを形成し、2つのエアセルも膨らむことで中ぐらいのエアセルを形成し、3つのエアセルが膨らむことで大きなエアセルを形成することもできる。また、この場合、1つのエアセルに穴等が空いても他のエアセルに全くエアセルを使えないという事態を回避することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、一方の足の膝周辺(膝上、膝、膝下を意味する)の内側と他方の足の膝周辺とに接する保持部を座部に形成しているので、被施療者の膝周辺間に形成されている保持部があり、座位している被施療者の足を常時少なくとも保持部の幅分開かせることとなっており、この状態で前記大腿部エアセルが膨張することで膝周辺を保持部がしっかり保持して固定され、膝周辺を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、膝周辺、大腿及び臀部に十分なマッサージ効果を与えることができるという効果を奏する。
【0045】
また、本発明においては、座部の前端側中央部に座部上面方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝上内側間に当該内側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側中央部に座部斜上面方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝内側間に当該内側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側中央部に座部前方方向に突出した内側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態で膝下内側間に当該内側保持部が形成されていることとなるので、各場合において大腿部エアセルが膨張することでそれぞれ膝上、膝、膝下を内側保持部がしっかり保持して固定され、それぞれ膝上、膝、膝下を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、それぞれ膝上、膝、膝下と大腿及び臀部とに十分なマッサージ効果を与えることができるという効果を有する。
【0046】
また、本発明においては、内側保持部が形成されると共に、座部の前端側両側に座部上面方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝上外側に当該外側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側両側に座部斜上面方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝外側に当該外側保持部が形成されていることとなり、座部の前端側両側に座部前方方向に突出した外側保持部を形成した場合被施療者が座位した状態でそれぞれの膝下外側に当該外側保持部が形成されていることとなるので、各場合において大腿部エアセルが膨張する前から、それぞれ膝上、膝、膝下の外側を外側保持部が保持して固定し、大腿部エアセルが膨張することで一方に偏ることなく内側保持部が膝周辺を押圧すると共に、横方向の移動の自由を奪われた大腿及び臀部がしっかり大腿部エアセルに狭圧され、それぞれ膝上、膝、膝下と大腿及び臀部とに十分なマッサージ効果を与えることができるという効果を有する。
【0047】
また、本発明においては、前記保持部、内側保持部及び外側保持部がエアセルからなるので、千差万別の被施療者の膝周辺の形状に応じて前記保持部、内側保持部及び外側保持部が形状を変えることができると共に、被施療者が座位する前はエアセルに給気せずに前記保持部、内側保持部及び外側保持部を形成しないことにより容易に着座でき、逆に、被施療者が離座する前にエアセルを排気して形成した前記保持部、内側保持部及び外側保持部をなくし容易に離座することができ、同様に、前記保持部、内側保持部及び外側保持部を使用しない場合はエアセルを排気した状態を維持することで他のマッサージ動作を阻害することもないという効果を有する。
【0048】
また、本発明においては、前記保持部、内側保持部及び外側保持部にエアセルを配設しているので、保持部、内側保持部及び外側保持部が予め一応の形状を有した状態で被施療者が着座し、その後配設されたエアセルを膨張させることで予め形状を有している分迅速に被施療者の膝周辺の形状に応じてかかるエアセルの形状をかえることができると共に、エアセルによるマッサージを従来できなかった膝周辺自体に行うこともできるという効果を有する。
【0049】
また、本発明においては、前記外側保持部を前記座部の前端方向に設けられるフットレストの両壁と連続形成しているので、フットレストを回動させても被施療者の体の一部がフットレストと座部との間で挟まることなく安全にマッサージ運動することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の全体斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るメカユニットの正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るメカユニットの右側面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図12】本発明のその他の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図13】本発明のその他の実施形態に係るマッサージ機の要部斜視図である。
【図14】従来のマッサージ機の内部構造を示した全体斜視図である。
【符号の説明】
1 背もたれ部
2 座部
3 肘置き
4 フットレスト
5 メカユニット
51 もみ玉
51a もみ玉支持アーム
52 傾動部
52a 傾動ラックギア
53 ベース
53a 傾動ギア
53b 傾動モータ
53c 昇降モータ
53d ウォーム
53e ウォームホイール
54 昇降軸
55a、55b、55c、55d ローラ
56 傾動軸
6 エアセル
6a 保持板
6b エアポンプ
6c 介在材
6d エアセル支持アーム
7 ガイドレール
8 リモコン
9 エアセル
10 内側保持部
11 エアセル
12a エアセル
12b エアセル
13 外側保持部
14 エアセル
109 人体の大腿部から臀部にかけての部分を下方から押圧する空気袋
111 人体の大腿部から臀部にかけての部分を側方から押圧する空気袋
112 人体のふくらはぎ部の圧迫のための空気袋

Claims (3)

  1. 少なくとも被施療者が座位する座部、及び、被施療者の大腿から臀部までの少なくとも一部分を側方から押圧する大腿部エアセルを有するマッサージ機において、
    当該座部の前端側中央部に座部前方方向へ突出する内側保持部を一体形成し、
    当該座部の前端側両側に座部前方方向へ突出する外側保持部を一体形成し、
    前記内側保持部と外側保持部の対向面と、当該内側保持部と外側保持部の対向面に隣接する座部の前方方向の面とで形成される凹に膝下が嵌め入るように内側保持部及び外側保持部が座部前方方向への奥行きを有し、
    前記内側保持部が、外側保持部の対向面に被施療者の膝下内側に対応するようにエアセルを配設し、
    前記外側保持部が、内側保持部の対向面に被施療者の膝下外側に対応するようにエアセルを配設していることを
    特徴とするマッサージ機。
  2. 前記内側保持部及び外側保持部の高さは、前記内側保持部及び外側保持部の奥行きと略同一である
    前記請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記内側保持部及び外側保持部の形状が略立方体である
    前記請求項1に記載のマッサージ機。
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