JP4498284B2 - 椅子型マッサージ機の操作装置とそれを備えた椅子型マッサージ機 - Google Patents

椅子型マッサージ機の操作装置とそれを備えた椅子型マッサージ機 Download PDF

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Description

本発明は、被施療者の身体を施療する椅子型マッサージ機の操作装置を肘掛け部の内部に収納する構造と、その収納構造を備えた椅子型マッサージ機に関する。
従来より、被施療者の身体に、もみ、たたき、指圧、ローリング等の刺激を与える椅子型マッサージ機が知られている。この椅子型マッサージ機の多くは、主として被施療者の腰、背中及び肩に対して施療子で前記刺激を与える構成や、空気袋で脹脛部や腿部、尻部等に刺激を与える構成が備えられている。
前記施療子は、被施療者の腰、背中及び肩に対して刺激を与えるように、被施療者の背中の上下方向に位置変更が可能なように構成されている。この施療子は、一般的に施療子を被施療者の腰、背中に対して直交する方向から支持するアームにもみ動作やたたき動作を与えることにより、被施療者に対して種々の施療を行うマッサージ機構に設けられている。
このマッサージ機構は、一般的に、被施療者の身体中心の左右両側に施療子を備えたアームがそれぞれ設けられ、これらの施療子を被施療者の腰から背中、肩にかけて身長方向に移動させながら被施療者の身体に、もみ、たたき、指圧、ローリング等の刺激を与えて種々のマッサージを行っている。
また、前記空気袋は、被施療者の脹脛部や腿部、尻部等を押圧して刺激を与えるように、被施療者の脹脛部や腿部、尻部で膨張・収縮が可能なように構成されている。この空気袋を膨張・収縮させる構成としては、エアー供給源から供給される圧縮空気の供給・排出を制御することによって行われる。
この空気袋や前記施療子は、マッサージ機に備えられた操作装置を被施療者が操作することによって動作内容を決定することができる。この操作装置としては、これら施療子や空気袋の動作、及び背凭れ部やフットレストの傾倒角度等を被施療者が選択的に操作するリモートコントロール装置が一般的であるが、例えば、前記肘掛け部に設けられたジョイスティック型操作装置もある。
この種のジョイスティック型操作装置を備えたマッサージ機として、例えば、ジョイスティック機構によって複数の動作モードの中からシフトレバー感覚で選択的に動作モードを選択できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。このマッサージ機では、複数の動作モードから所望の動作モードを選択する操作をジョイスティック機構で行っている。このジョイスティックは、肘掛け部の上面部分で折り畳み、肘掛け部の上面に開口する収納凹部内に収納することができるようにしている。
特開2004−57465号公報(第8,9頁、図9−12)
ところで、前記したようなジョイスティック型操作装置は、肘掛け部から突出するように設けられたジョイスティックを操作することによって施療動作を選択することとなる。
しかしながら、このジョイスティックは、肘掛け部の上面から突出するように設けられているため、ジョイスティックを使用しない施療動作を行わせる場合や、マッサージ機の未使用時等には、この突出したジョイスティックが邪魔になる場合がある。
仮に、前記特許文献1のようにジョイスティックを折り畳んで収納する構造とした場合、ジョイスティックの軸部に屈曲部を設けなければならないので、その屈曲部にガタつきを生じる。このようなガタつきは、ジョイスティックの操作感を悪化させ、スムーズなジョイスティック操作を妨げる。しかも、特許文献1のように複数の動作モードから所望の動作モードを選択するような大まかな操作では操作感を悪化させないガタつきでも、ジョイスティックによって施療子の位置や動作を微調節する場合には、小さなガタつきでも操作感を大きく悪化させる場合がある。
そこで本発明は、肘掛け部に設けた操作装置を安定した形態で肘掛け部の内部に収納することができる操作装置と、その操作装置を備えた椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の椅子型マッサージ機の操作装置は、被施療者の背部を施療する施療子を設けたマッサージ機構を有する背凭れ部と、肘掛け部と、を備えた椅子型マッサージ機の操作装置において、前記肘掛け部の内部に前記操作装置を支持する揺動アームが設けられ、前記揺動アームは、その前端に前記操作装置が設けられ、その後端が前記肘掛け部に支持軸を介して支持され、前記操作装置は、前記肘掛け部に設置されるとともに、該肘掛け部に設けられた収納部に収納可能であり、収納操作によって前記揺動アームの前端側を下向きに揺動させて前記操作装置を前記収納部に収納し、配置操作によって前記揺動アームの前端側をエアー駆動手段により上向きに揺動させて前記収納部に収納された前記操作装置を操作位置に配置するように構成され、前記エアー駆動手段は、前記支持軸近傍であり、且つ該支持軸の前部に設けられている。これにより、肘掛け部に設けられた操作装置を、不使用時には肘掛け部の内部に収納し、使用時には操作位置に配置して安定した操作を行うことができる。また、操作装置の収納と操作位置への配置をエアーで柔軟に行うことができる。
また、前記肘掛け部の操作装置を設けた位置に、該操作装置を収納部に収納した時に該操作装置の上部を覆って肘掛け部の上面を形成する蓋部材を設ければ、操作装置を肘掛け部に収納した時の肘掛け部上面を平坦にできる。
さらに、前記肘掛け部の上部に前記操作装置が出入りする開口部が設けられ、該開口部に、前記操作装置の出入りに伴って開閉するシャッタを設ければ、開口部を通じて肘掛け部内に異物が侵入するのを防止することができる。
さらに、前記肘掛け部に設けた蓋部材の開操作に連動して前記揺動アームが揺動することによって前記操作装置を配置位置へと配置する開放機構を設ければ、蓋部材の開操作のみによって操作装置を操作位置に配置することができる。
さらに、前記肘掛け部に設けた蓋部材の閉操作によって前記操作装置の収納動作を開始する収納機構を設ければ、蓋部材の閉操作のみによって操作装置を収納することができる。
また、前記肘掛け部の内部に収納した操作装置を操作位置に配置する駆動手段を肘掛け部の内部に設け、該駆動手段をエアー駆動手段で構成すれば、操作装置の収納と操作位置への配置をエアーで柔軟に行うことができる。
一方、本発明の椅子型マッサージ機は、これらいずれかの操作装置を肘掛け部に備え、該操作装置の収納状態及び配置状態を検出する検出手段を設けている。この椅子型マッサージ機によれば、肘掛け部に設けた操作装置の収納状態及び配置状態を検出して、操作装置による操作を選択することができる。
本発明は、以上説明した手段により、肘掛け部に設けた操作装置を、不要時には肘掛け部の内部に収納し、必要時には肘掛け部の内部から操作位置に配置して、安定した形態で収納及び配置することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る椅子型マッサージ機の全体の構成を示す斜視図である。以下の実施の形態では、操作装置の一例としてジョイスティック型操作装置を例にし、このジョイスティック型操作装置を右側の肘掛け部に設けた例を説明する。まず、本発明の椅子型マッサージ機の全体構成の一例を説明する。なお、この明細書及び特許請求の範囲の書類中では、椅子型マッサージ機1に着座した被施療者から見たときの方向を基準として前後左右を用いる。例えば、前側は着座した被施療者の前方、左側は同被施療者の左方、右側は同被施療者の右方をいう。
図1に示すように、この実施の形態に係る椅子型マッサージ機1は、座部2、背凭れ部3、フットレスト部4(脚載置台)、及び左右の肘掛け部5から主として構成されている。座部2は、基台18の上部に配置されており、この基台18は、両側に設けられた脚部18aで支持されている。この脚部18aは、この明細書の書類中では、基台18に含まれる。また、肘掛け部5の近傍にリモートコントロール装置6が設けられている。このリモートコントロール装置6には、前記椅子型マッサージ機1の動作状態などを表示する表示部が設けられている。19は、基台18に設けられた制御装置である。
前記座部2の後部に設けられた背凭れ部3は、その前面視が縦長の略長方形に形成され、下端部が座部2の後部横方向に設けられた支持軸10によって前記基台18に支持されている。背凭れ部3は、この支持軸10を中心に回動して、前後にリクライニングが可能なように構成されている。そして、この背凭れ部3の内部に、着座した被施療者の背中側に刺激を与える施療子8を備えたマッサージ機構7が設けられている。
このマッサージ機構7は、被施療者の身体に機械的刺激を与える複数(この図では左右各1つで、合計2つ)のローラ状の施療子8を備えている。これらの施療子8は、マッサージ機構7の前方に位置するように設けられた左右のアーム9の先端にそれぞれ取り付けられている。それぞれのアーム9は、マッサージ機構7に設けられた駆動機構によって、施療子8にもみ動作及びたたき動作をさせるように構成されている。また、このアーム9には、バイブレータ11が設けられており、このバイブレータ11で施療子8を振動させるように構成されている。このマッサージ機構7は、背凭れ部3の左右端部に設けられたレール12に沿って上下移動する昇降台13に設けられている。
前記フットレスト部4は、上端が座部2の前端に設けられた支持軸14に支持され、下端が基台18側に接近又は離間するように構成されている。これにより、フットレスト部4の下端を前方に傾けて角度調節することが可能なように構成されている。また、このフットレスト部4の下端は、支持軸14に対し近接又は離間するように、例えばスライド機構を備えている。これにより、フットレスト部4は、支持軸14からフットレスト部4の下端までの距離を調節することができる。なお、フットレスト部4の下端部には、被施療者の足裏部に施療効果を与えることができる施療手段、例えば振動を与えて施療する図示しないバイブレータが設けられている。
さらに、座部2には、腿部や尻部を押圧するように膨張・収縮が自在な空気袋15が設けられ、フットレスト部4には、脹脛部を押圧するように膨張・収縮が自在な空気袋16と、足部を押圧するように膨張・収縮が自在な空気袋17とがそれぞれ設けられている。これらの空気袋15,16,17を設ける構成は一例であり、個数や配置は、この実施の形態に限定されるものではない。
そして、左右の肘掛け部5の一方である右側の肘掛け部5に、ジョイスティック型操作装置33が設けられている。
図2は、図1に示す椅子型マッサージ機に設けられた操作装置の一例であるジョイスティック型操作装置に設けられたジョイスティックを示す図面であり、(a) は背面側からの斜視図、(b) は正面図である。図3は、同ジョイスティックの内部機構を模式的に示す縦断面図である。
図3に示すように、ジョイスティック20には、支持軸21に回動可能に設けられたガイド部材22と、このガイド部材22にガイドローラ23aで上下方向に案内されるジョイスティック本体23とが設けられている。このジョイスティック本体23には、前記ガイド部材22の上部に設けられた段違いの当接板22a,22bに当接するリミットスイッチ24,25が設けられている。図3に実線で示す状態は、ジョイスティック本体23が下端に位置した状態であり、リミットスイッチ24が当接板22aに当接している。図3に点線で示す状態は、ジョイスティック本体23が上端に位置した状態であり、リミットスイッチ25が当接板22bに当接している。図3に一点鎖線で示す状態は、ジョイスティック本体24の中立位置である。これらのリミットスイッチ24,25により、ジョイスティック本体23の昇降動の上端と下端とが検出されている。なお、これらのリミットスイッチ24,25に代えて、ポテンショメータで昇降位置を検出するようにしてもよい。なお、二点鎖線で示す状態は、ジョイスティック20を最大に前傾させた状態を示している。
また、前記ガイド部材22の下端は肘掛け部5側に設けられたベース部材35に軸支されており、このガイド部材22には一体的に回動する扇形歯車26が設けられている。この扇形歯車26は、ベース部材35側に設けられたポテンショメータ27のピニオンギア27aと噛合している。このポテンショメータ27により、ジョイスティック20の回動角が検出されている。
さらに、ジョイスティック本体23の上部には、前後方向に回動させる円形のスピードコントロール部材28,29が設けられている。この実施の形態では、図2(a) に示す右側にもみスピードコントロール部材28が、左側にたたきスピードコントロール部材29が設けられている。これらのスピードコントロール部材28,29の回動量は、ポテンショメータ28a,29aによってそれぞれ検出されている。
その上、この実施の形態では、ジョイスティック本体23の前面に、ジョイスティック本体23を握る手でリクライニング操作を行うことが可能なリクライニング操作スイッチ30,31が設けられている。このリクライニング操作スイッチ30,31は、例えば人差し指と中指とで操作できる位置に設けられる。また、このジョイスティック本体23の被施療者側上部には、ジョイスティック20が、例えば電源をON操作した時の初期状態において中立位置にない場合には点滅して、マッサージ機を動作させる前に被施療者に対しジョイスティック20を中立位置に戻すように注意を促すためのLED32が設けられている。このLED32は、ジョイスティック20を中立位置に戻すと常時点灯状態となる。このジョイスティック20の中立位置の検出は、前記ポテンショメータ27などからの信号によって検出される。
図4は、図1に示す椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置を操作位置に配置した状態の肘掛け部の内部を示す要部断面図であり、図5は、同椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置を収納した状態の肘掛け部の内部を示す要部断面図である。これらの図に基いて、前記ジョイスティック20を、操作時の形態で肘掛け部5の内部に収納可能としている構成を説明する。
図4に示すように、ジョイスティック型操作装置33は、肘掛け部5の図示する左側の前側に設けられている。このジョイスティック型操作装置33には、ジョイスティック20が設けられている。このジョイスティック20は、肘掛け部5の内部に設けられた揺動アーム36の前端に設けられている。この揺動アーム36は、後端が肘掛け部5に支持軸37で支持されている。この揺動アーム36は前端側が揺動し、ジョイスティック20を図4に示すように肘掛け部5の操作位置に配置した状態と、図5に示すように肘掛け部5の内部に収納した状態とに変更することができる。
図4に示すようにジョイスティック20を操作位置に配置した状態では、揺動アーム36に設けられた支持ピン38が、肘掛け部5に保持軸39aで軸支されたストッパ39の係止部39bによって係止され、ジョイスティック20を操作位置に配置した状態を保持している。この実施の形態では、メカ式のストッパ39で揺動アーム36の位置保持を図っている。このストッパ39は、後述する図6に示すように、レバー部39cの端部が肘掛け部5の外部に設けられたロック解除レバー54と連結され、このロック解除レバー54を被施療者が外側に回動させることによってストッパ39が保持軸39aを中心に図に二点鎖線で示すように反時計方向に回動して、係止部39bによる支持ピン38の係止が解除されるように構成されている。
図4に示す状態では、ジョイスティック20を、二点鎖線で示すように前方へ傾倒させたり、前記図3に示すように、ジョイスティック本体23を上下方向に操作したりスピードコントロール部材28,29を回動操作させることができる。34は、ジョイスティック20の近傍に設けられた操作パネルである。
また、図示する状態は、肘掛け部5に設けられた支持板5a(一点鎖線で示す)に支持された空気袋40によって揺動アーム36を上向きに揺動させた状態を示している。このように、この実施の形態では、ジョイスティック20を、後述する図5の状態から肘掛け部5の操作位置に配置するための駆動手段として、揺動アーム36の下部と肘掛け部5の支持板5aとの間にエアー駆動手段たる空気袋40を設けている。この空気袋40にエアーを供給することにより、揺動アーム36の先端側が上昇して、ジョイスティック20を操作位置に配置するようにしている。揺動アーム36をエアー駆動手段で駆動することにより、圧縮性流体による柔軟な駆動ができるようにしている。
なお、このように揺動アーム36の先端側を上向きに揺動させる時に、揺動アーム36の支持軸近傍に形成したガイド部36aが支持板5aに沿うようにしている。これにより、揺動アーム36の揺動時に幅方向(紙面直角方向)をガイドしている。41は、空気袋40に圧縮空気を供給するためのエアー配管である。
さらに、前記揺動アーム36の支持軸37よりも後端側(図示する右側)には、揺動アーム36の揺動角を検出するための扇形歯車42とポテンショメータ43とが設けられている。扇形歯車42は、支持軸37を中心にして揺動アーム36と逆方向に回動し、肘掛け部5側に設けられたポテンショメータ43のピニオンギヤ43aと噛合している。ポテンショメータ43は検出手段であり、このポテンショメータ43によって揺動アーム36の揺動角が検出されている。この揺動アーム36の角度から、ジョイスティック型操作装置33の収納及び配置状態を検出することができる。
このジョイスティック型操作装置33が設けられた肘掛け部5の下部には、ジョイスティック20を収納する収納部50が下方に向けて突出するように設けられている。この収納部50の下端は開口50aに形成されており、この開口50aで収納部50と脚部18a(図1)とが連通している。この収納部50の下部から、肘掛け部5に設けられたジョイスティック型操作装置33と基台18に設けられた制御装置19との間で信号伝達や、前記空気袋40へのエアー供給が行われる。
図5に示すように、前記ジョイスティック20は、図4に示す操作位置に配置された操作時の形態で、前記収納部50に収納することができるように構成されている。図示する状態が、ジョイスティック20を肘掛け部5の内部に収納した状態であり、この実施の形態では、ジョイスティック20を設けた揺動アーム36の前端側を下向きに揺動させることにより、ジョイスティック20を収納部50に収納させるようにしている。このジョイスティック20を収納部50に収納するための構成としては、ジョイスティック20の自重による下向きの力と、前記空気袋40のダンパ効果とによって緩やかに収納部50に収納されるようにしている。この実施の形態におけるジョイスティック20の具体的な収納操作としては、被施療者が、肘掛け部5の外部に設けられたロック解除レバー54を所定方向に回動させる操作のみであり、この操作を行うと、肘掛け部5に保持軸39aで軸支されたストッパ39が図の反時計方向に回動して、このストッパ39による支持ピン38の係止が解除されて、ジョイスティック20の自重によって揺動アーム36の先端側が下向きに揺動し、ジョイスティック20が収納部50の内部に収納される。この時、揺動アーム36の下部に設けられた空気袋40内のエアーが排出されてダンパ効果を発揮する。これにより、ジョイスティック20を収納部50の内部に緩やかに収納することができる。これら揺動アーム36と、空気袋40とを主な構成として、ジョイスティック20を収納部50に収納するための構成が収納機構である。
このジョイスティック20の収納時にも、揺動アーム36のガイド部36aが支持板5aに沿うように揺動し、前記扇形歯車42に設けられた案内ピン42aがブラケット49のガイド溝49aにガイドされて揺動するように構成されている。
一方、ジョイスティック型操作装置33の上部には蓋部材44が設けられている。蓋部材44は、操作装置33の上部を覆って平坦な肘掛け部5の上面を形成するように構成されている。そして、この蓋部材44を開放させるための開放機構45が肘掛け部5の内部に設けられている。この図には、開放機構45の一部の構成であるワイヤ46と、このワイヤ46の方向転換用に肘掛け部5に設けられた2つの滑車47とが揺動アーム36よりも上部に設けられ、ワイヤ46の反蓋側端部を連結したワイヤ巻取部材48が前記扇形歯車42の側部に設けられている。このワイヤ巻取部材48は、前記支持軸37に支持されたブラケット49の端部に設けられている。このブラケット49には、前記扇形歯車42に設けられた案内ピン42aを案内するガイド溝49aが設けられている。
図6は、図1に示す椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置の上部に設けた蓋部材を開放させる開放機構を示す肘掛け部の透視斜視図である。図7(a) 〜(d) は、図6に示す開放機構によって開放させる蓋部材とジョイスティックを操作位置へ配置する流れを示す斜視図である。
図6と前記図4,5とに示すように、前記ジョイスティック型操作装置33の上部には、ジョイスティック20を肘掛け部5の内部に収納したときに操作装置33の上部を覆う蓋部材44が設けられている。この蓋部材44は、肘掛け部5に設けられた操作装置33の上部を覆った状態で肘掛け部5の上面がほぼ平坦になるように構成されている。
蓋部材44は、肘掛け部5の内側(座部2側)から外側(横方向)に向けて回動させることにより開放するように構成されており、蓋部材44の外側端部が肘掛け部5に回動軸51で軸支されている。この回動軸51は、肘掛け部5の外側に設けられた軸保持部51aに両端部が支持されている。この軸保持部51aの内部には、それぞれ回動軸51の端部を支持する支持ブラケット51bが設けられている。
そして、この蓋部材44には、前記したように蓋部材44を所定位置まで回動させると後は自動的に開放する開放機構45が組込まれている。この開放機構45は、前記回動軸51に設けられたスプリング52と、回動軸51が回動することによって巻かれる前記ワイヤ46と、滑車47を介してこのワイヤ46に所定の張力を付与しているワイヤ巻取部材48とで構成されている。
蓋部材44を支持している回動軸51には、スプリング52が挿入されており、このスプリング52の端部が、一方は肘掛け部5側に、一方は蓋部材44側に係止されている。このスプリング52の付勢力は常に蓋部材44を開放させる方向に作用させている。一方、回動軸51には、前記ワイヤ46によって蓋部材44を閉める方向に力を作用させている。
このように構成された蓋部材44は、被施療者が蓋部材44の開操作を行うと、スプリング52によって蓋部材44が開放させられるが、ワイヤ46による所定の張力が作用した状態で開放させられるので、緩やかな開放動作となる。その開放動作の流れとしては、図7(a) に示すように、前記蓋部材44が閉じられた状態では、肘掛け部5の上面は平坦な状態に形成されている。そして、図7(b) に示すように、蓋部材44を開放させると、所定角度まで蓋部材44が開放させられたことをセンサ53(図4,5に示す)が検知し、図4に示すように前記空気袋40にエアーが供給されて揺動アーム36の先端側が上向きに揺動させられる。これにより、ジョイスティック20が収納部50から上方へ突出させられる。この時、揺動アーム36の回動角はポテンショメータ43で検出されている。その後、図7(c) に示すように、更に蓋部材44が開放させられるとともに、図4に示す揺動アーム36の上向きの回動によってジョイスティック20が肘掛け部5の内部から操作位置へと突出させられる。そして、図7(d) に示すように、蓋部材44が肘掛け部5の外側に回動させられて、ジョイスティック20が操作位置に配置されるまで、図4に示す空気袋40にエアーが供給される。この空気袋40に供給されたエアーで上向きに揺動させられる揺動アーム36の角度はポテンショメータ43によって検出されており、その検出信号に基いて空気袋40へのエアー供給が停止される。図7(d) の状態が、ジョイスティック20の操作位置への配置が完了した状態である。
このように、蓋部材44の開放操作に連動して、蓋部材44が緩やかに全開位置まで開放させられるとともに、揺動アーム36の揺動によって肘掛け部5の収納部50からジョイスティック20が突出して操作位置へと配置される。
すなわち、この実施の形態では、閉鎖状態の蓋部材44を所定角度まで手動で開放する操作が、操作装置33を操作位置に配置する配置操作であり、これにより、蓋部材44はワイヤ46とスプリング52との力関係によって緩やかな開放させられるとともに、蓋部材44の開放動作をセンサ53が検出して、空気袋40にエアーが供給されて揺動アーム36が上向きに揺動させられてジョイスティック20が操作位置に配置されるまで上昇させられる動作が自動的に行われる。なお、センサ53としては、近接スイッチや光センサ等が用いられ、蓋部材44が開放させられることを検知できるように設けられる。
以上のように構成された椅子型マッサージ機1の操作装置33によれば、ジョイスティック20の操作を行わない時には、このジョイスティック20を肘掛け部5の内部に操作時の形態で収納することができるとともに、肘掛け部5のジョイスティック20を設けている上部を蓋部材44で平坦にすることができるので、リラックスした姿勢で施療を行うことができる。また、ジョイスティック20が必要な時には、被施療者が蓋部材44を開放させる初動操作を行うことによって、蓋部材44が開放させられるとともにジョイスティック20を肘掛け部5の内部から操作位置に配置することができる。このように、被施療者がジョイスティック20(操作装置33)を不要と思えば肘掛け部5の内部に収納することができ、被施療者がジョイスティック20による施療動作を望む時には、ジョイスティック20を肘掛け部5の内部から操作位置に配置して所望する施療動作を行わせることができる。
しかも、ジョイスティック20を操作時の形態で収納するように構成しているので、ジョイスティック20の構成に大きなガタ付き等を生じさせることなく、常に安定した操作感でジョイスティック20を操作することができる。
さらに、このジョイスティック20を操作位置に配置した状態では、このジョイスティック20の操作が優先され、ジョイスティック20を収納した状態では、前記リモートコントロール装置6による操作が優先されるように構成することもできる。このジョイスティック20の操作を優先させる方法としては、例えば、ジョイスティック20が操作位置に配置されたことを検知したり、ジョイスティック20の操作を優先させるスイッチを設けて、そのスイッチを操作することにより、ジョイスティック20の操作が優先されるように切替えることができる。
また、前記リモートコントロール装置6に、このようなジョイスティック20の操作状態等を表示する表示部を設けて表示したり、このリモートコントロール装置6にジョイスティック20の収納及び配置操作を行うスイッチを設けることもできる。
次に、ジョイスティック型操作装置33を配置及び収納を可能とする機構の他の構成について、図4に示した機構との相違点を中心に、図8〜図9を用いて説明する。なお、図8及び図9中の符号のうち、既に用いたものと同じ符号が付されたものは、互いに同様の構成を成すか同様の作用を奏するものであるので、これらの構成等についての詳説は省略するものとする。図8は、ジョイスティック型操作装置33を収納した状態の肘掛け部5(図1参照)内の収納機構80の構成を透視して示す斜視図である。この図8に示すように、ジョイスティック型操作装置33が有するジョイスティック20は、図4及び図5を用いて説明した構成と同様に、略前後方向へ延びる揺動アーム36の前端部に設けられ、該揺動アーム36は、後端部が支持軸37によって肘掛け部5に回動自在に支持されている。また、揺動アーム36の前後方向の略中央位置には支持ピン38が側方へ向けて突設されている。
また、図8に示す収納機構80では、図4に示すストッパ39に換えて、側面視で略L字状を成すストッパ60が備えられている。このストッパ60は、揺動軸60aによって肘掛け部5に揺動自在に支持される屈曲部60bと、該屈曲部60bから略後方へ延びる棒状の後方延設部60cと、屈曲部60bから略下方へ延びると共に背面に上記支持ピン38が当接する棒状の下方延設部60dとを有している。下方延設部60dの付け根部分の後部には、側面視で前方へ窪むように切り欠かれた係止部60eが形成されている。この係止部60eは、後述するように揺動アーム36が支持軸37を中心に上方へ揺動してジョイスティック20が操作位置にあるときに、揺動アーム36の支持ピン38を係止するものであり、これによりジョイスティック20の操作位置が保持される。
ストッパ60の後方延設部60cの外側方には、前後方向に沿った軸芯を有する揺動軸63aによって肘掛け部5に揺動自在に支持されるレバー63が配設されている。このレバー63は、揺動軸63aから略内側方へ延びる棒状の側方延設部63bと、揺動軸63aから略上方へ延びる棒状の上方延設部63cとを有している。また、側方延設部63bの先端には、球形状を成してストッパ60の後方延設部60cの後端部上面に接触し得る接触球63dが設けられている。
肘掛け部5の上部には、ジョイスティック20が肘掛け部5内に収納された状態で該ジョイスティック20の上方を覆う蓋部材44が配設されている。該蓋部材44は前後方向へ延びる回動軸51によって支持され、該回動軸51は肘掛け部5により回動自在に支持されている。また、図8には図示しないが、蓋部材44には図6にて示したものと同様の開放機構45が組み込まれており、蓋部材44を所定位置まで回動させるとその後は緩やかな動作で自動的に開放されるようになっている。
回動軸51の後部には、該回動軸51と一体的にカム65が設けられている。このカム65は、略円筒形状を成してその軸芯が回動軸51の軸芯と一致して設けられており、周部の一部分が切削されて平坦部65aが形成されている。そして、カム65において、平坦部65aと同一周回上にある曲面状の曲面部65bには、上述したレバー63の上方延設部63cの先端部が当接されている。また、カム65の外周囲は筒状のカバー68に覆われており、該カバー68の周部には、レバー63の上方延設部63cの先端部を収納する内部空間を有する突設部68aが設けられている。
このようなジョイスティック型操作装置33の収納機構80では、蓋部材44の開閉によってカム65も回動軸51と共に回動し、これと共にレバー63の上方延設部63cの先端部はカム65の平坦部65a及び曲面部65b上を摺動する。そして、蓋部材44が閉じた状態から所定の回動角度(例えば、230°)まで開くと、レバー63の上方延設部63cの先端部の接触箇所は、カム65の曲面部65bから平坦部65aに移り、レバー63は揺動軸63aを中心にして正面視で反時計回りに揺動する(図8中の揺動軸63a周りの矢印参照)。従って、レバー63の側方延設部63bの先端に設けられた接触球63dは上昇することとなる。
一方、蓋部材44を支持する回動軸51が回動すると、センサ53(図4参照)によってその回動角度が検知される。回動軸51の回動角度が所定値に達すると空気袋40(図9参照)へエアーが供給され、最下方位置にあった揺動アーム36が回動軸37を中心に回動し、ジョイスティック20が上昇する。ここで、揺動アーム36が最下方位置にあるとき、該揺動アーム36から突設された支持ピン38はストッパ60の下方延設部60dの下部背面に当接した状態となっており、揺動アーム36の上方への回動に伴って支持ピン38はストッパ60の下方延設部60dに沿ってその背面上を上方へ摺動する。そして、ジョイスティック20が操作位置に達すると、支持ピン38はストッパ60の係止部60eに嵌って係止される。これにより、ジョイスティック20は操作位置に安定的に保持される。なお、このように係止されるときにストッパ60は揺動軸60a周りに揺動し、その後、係止状態になると後方延設部60cは上方に位置され、レバー63の接触球63dが後方延設部60cの後端部上面に接触する(図9(a)も参照)。
次に、ジョイスティック20を肘掛け部5内へ収納するときの収納機構80の動作について図9を用いて説明する。以下に説明するように、図8に示したジョイスティック20は、被施療者が特別な操作をせずとも、蓋部材44を閉じるよう操作するだけでジョイスティック20は肘掛け部5内へ収納される。図9(a)は蓋部材44が最大に開放されてジョイスティック20が操作位置にあるときの状態、図9(b)は蓋部材44が若干閉じられたときの状態、そして図9(c)は蓋部材44が完全に閉じられてジョイスティック20が肘掛け部5内に収納された状態を夫々示している。また、各図9(a)〜図9(c)において右側は収納機構80の側面図を、左側は収納機構80が有する蓋部材44、ストッパ60、レバー63、及びカム65の一部断面正面図を示している。なお、図9中では、説明の便宜上からジョイスティック20等の図示を省略し、主に動作部分を図示することとしている。
図9(a)に示すように、空気袋40が最大に膨張し、蓋部材44が最大に開放された状態(本実施形態では閉状態から260°回動された状態)では、揺動アーム36の支持ピン38が最上方位置にあってストッパ60の係止部60eに後方から嵌って係止されている。また、上述したようにストッパ60の後方延設部60cの先端部上面はレバー63の側方延設部63bの先端に設けられた接触球63dに下方から接触している。一方、レバー63の上方延設部63cの先端部は、カバー68の突設部68a内に位置すると共に、蓋部材44の回動軸51に一体的に設けられたカム65の平坦部65aに当接した状態になっている。
この状態から、例えば被施療者が蓋部材44を閉じる方向へ所定角度(例えば、30°)だけ回動させると、レバー63の上方延設部63cの先端部の接触箇所が、カム65の平坦部65aから曲面部65bへ移り、レバー63は正面視で時計回りに揺動する(図9(b)参照)。レバー63が回動すると、その側方延設部63bの先端の接触球63dが、ストッパ60の後方延設部60cの先端部上面を下方へ押圧し、ストッパ60は揺動軸60a周りに揺動される。すると、ストッパ60の係止部60eが前方へ移動し、揺動アーム36の支持ピン38が係止部60eから離脱して係止状態が解除される。
更に蓋部材44が閉じる方向へ回動され、この閉動作時に支持ピン38が係止状態にあることを検知した後、約10秒を経過した時点で、空気袋40からエアーが排出される。なお、閉動作時に蓋部材44の回動角度が所定角度に達したとセンサ53(図4参照)によって検知されると空気袋40からエアーが排出されるようにしてもよい。また、本実施の形態にてこの排気は揺動アーム36から受ける重力による自然排気としているが、収納時にジョイスティック20等へ大きな衝撃が加わらない程度の緩やかな排気速度とするならばポンプによる強制排気としてもよい。
空気袋40からの排気が始まると、揺動アーム36は揺動軸37周りに揺動してジョイスティック20は自重により下降する。ここで、下降速度を緩和(低減)するため、例えば揺動軸37には適宜ダンパが設けられている。本実施の形態においてこのダンパは、図3において示したポテンショメータ43の入力軸に対して同軸状に設けられているが、他の位置に設けてもよく、ポテンショメータ43をダンパ機能付きの構成としてもよい(なお、図3に示す揺動アーム36に対しても、ポテンショメータ43の入力軸に対して同軸状に、又は他の適宜位置にダンパを設け、あるいはポテンショメータ43をダンパ機能付きの構成とし、揺動アーム36の動作速度を緩和(低減)するようにしてもよい)。なお、空気袋40の排気口寸法を小さくするなどによって排気速度を低減させ、ジョイスティック20の下降速度を緩和(低減)するようにしてもよい。そして、ジョイスティック20の下降と同時に揺動アーム36の支持ピン38は、ストッパ60の下方延設部60dの背面上を摺動して下方へ移動する。空気袋40から略全てのエアーが排出されると、揺動アーム36は肘掛け部5内に設けられた支持板5a(図4も参照)に当接して停止され、支持ピン38は、ストッパ60の下方延設部60dの下端部の背面に当接した状態(図8も参照)となり、ジョイスティック20は、全てが肘掛け部5内に収納された状態となる(図9(c)参照)。
このように、上述した収納機構80によれば、被施療者が特別な操作をせずとも、蓋部材44を閉じる操作を行うだけで、ジョイスティック20を肘掛け部5内へ収納することができる。なお、ストッパ60は、支持ピン38に押圧されることにより揺動軸60a周りに揺動し、後方延設部60cが下方へ移動する一方、レバー63は上方延設部63cがカバー68の突設部68a内で揺動範囲が制限され、その側方延設部63bは所定位置より下方へ移動できない。従って、ジョイスティック20が収納されると、ストッパ60の後方延設部60cは、レバー63の接触球63dから離隔した状態となる(図9(c)参照)。
図10は、上述したような肘掛け部5におけるジョイスティック20の出入り口に適用することができるシャッタ70の構成を示す斜視図であり、該シャッタ70が閉じた状態を示している。また、図11は上記シャッタ70が開いた状態を示す斜視図である。
図10に示すように、肘掛け部5の上面には、ジョイスティック20の出入り口を成す矩形の開口部5bが形成されている。そして、ジョイスティック20が肘掛け部5内に収納されると、その頂部は開口部5bより下方に位置する。この開口部5bにシャッタ70が設けられている。該シャッタ70は左右開き式であり、前後方向へ長寸の矩形板状を成す左右の扉71,71を有している。各扉71の前端及び後端の外側部分に、前後方向へ軸芯が沿う回動軸72が設けられている。この回動軸72は、肘掛け部5によって回動自在に支持されている。
各扉71の前端に設けられた回動軸72には、クランク状に延びた突出部72aが設けられており、この突出部72aの間には、コイル状のスプリング73が介在されている。このスプリング73によって前記回動軸72は、各扉71を閉じる方向へ付勢されている。なお、各扉71の後端に設けられた回動軸72の間にも、同様の構成を有して同様の作用を奏するスプリングを介在させてもよい。また、左の扉71の上面右側部と右の扉71の上面左側部とにはそれぞれ下方へ窪んだ把持部71aが形成されており、この把持部71aを持って上方へ操作することにより、人手によってシャッタ70を開放できるようになっている。
このような構成を成すシャッタ70は、揺動アーム36が上方へ揺動してジョイスティック20が上昇すると、該ジョイスティック20の頂部によって下方から各扉71が押し上げられ、左右へ開かれる(図11参照)。逆にジョイスティック20が下降すると、スプリング73の作用により左右の扉71が閉じる方向へ回動し、ジョイスティック20が開口5bより下方へ収納されるとシャッタ70は完全に閉じられる。これにより、簡単な構成によって、開口部5bからゴミや埃などの異物が肘掛け部5内へ侵入するのを防止することができる。
また、図10に示す構成では、シャッタ70に加えてダストシュート75が設けられている。このダストシュート75は、肘掛け部5内において開口部5bの左右の下方に配置されており、下方へ向かうに従って左右のダストシュート75間の距離が小さくなるように湾曲した形状になっている。このようなダストシュート75を設けることにより、仮に開口部5bから異物が侵入した場合であっても、肘掛け部5内の広域に散乱することなく、所望の場所へ異物を集めることができ、メンテナンス時などに異物を回収しやすい。
なお、上記シャッタ70に換えて、操作位置にあるジョイスティック20と開口部5bとの隙間を埋めるようにしてウレタンを設けてもよい。この場合は、ジョイスティック20の出入り口として、操作位置にあるジョイスティック20を開口部5bの開口面で切断したときの断面形状より小さめの開口をウレタンに形成しておき、且つ、ジョイスティック20の形状に応じて変形しやすいように適宜切れ目やスリットを設けておくことが望ましい。更に、シャッタ70やウレタンに換えて、開口部5bにストレッチ素材を貼り付けてもよい。この場合は、開口部5bを覆うストレッチ素材の中央部分に、例えば前後方向へ延びるスリットを形成し、ジョイスティック20がこのスリットを通じて出入りするようにすればよい。このようにウレタンやストレッチ素材を用いた場合であっても、開口部5bを通じて異物が肘掛け部5内へ侵入するのを防止することができる。
なお、上述したような前記操作装置33を収納できるようにする機構はあくまで一例であり、他の機構によって操作装置33を肘掛け部5の内部に収納できるように構成してもよく、また、前記操作装置33を肘掛け部5の内部から操作位置に配置する構成も一例であり、肘掛け部5の内部に収納した操作装置33を操作時に操作位置へ配置することができる構成であればよく、これらは前記実施の形態に限定されるものではない。
さらに、上述したような前記ジョイスティック20を収納部50に収納する収納操作や、収納部50に収納したジョイスティック20を操作位置に配置する配置操作も一例であり、他の方法によって行うようにしてもよい。
また、前述した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は前述した実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る操作装置の収納構造は、肘掛け部に操作装置を備え、その操作装置を肘掛け部の内部に収納、又は肘掛け部の内部から操作位置に配置できるようにしたい椅子型マッサージ機に利用できる。
本発明の実施の形態に係る椅子型マッサージ機の全体の構成を示す斜視図である。 図1に示すジョイスティック型操作装置のジョイスティックを示す図面であり、(a) は背面側からの斜視図、(b) は正面図である。 図2に示すジョイスティックの内部機構を模式的に示す縦断面図である。 図1に示す椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置を操作位置に配置した状態の肘掛け部の内部を示す要部断面図である。 図1に示す椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置を収納した状態の肘掛け部の内部を示す要部断面図である。 図1に示す椅子型マッサージ機のジョイスティック型操作装置の上部に設けた蓋部材を開放させる開放機構を示す肘掛け部の透視斜視図である。 (a) 〜(d) は、図6に示す蓋部材の開放機構によって開放させる蓋部材とジョイスティック型操作装置を操作位置へ配置する流れを示す斜視図である。 ジョイスティック型操作装置を収納した状態の肘掛け部内の他の構成を透視して示す斜視図である。 ジョイスティックを肘掛け部内へ収納するときの収納機構の動作を説明するための図面であり、(a)は蓋部材が最大に開放されてジョイスティックが操作位置にあるときの状態、(b)は蓋部材が若干閉じられたときの状態、そして(c)は蓋部材が完全に閉じられてジョイスティックが肘掛け部内に収納された状態を夫々示している。 肘掛け部におけるジョイスティックの出入り口に適用することができるシャッタの構成を示す斜視図であり、該シャッタが閉じた状態を示している。 図10に示すシャッタが開いた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 椅子型マッサージ機
2 座部
3 背凭れ部
4 フットレスト
5 肘掛け部
6 リモートコントロール装置
7 マッサージ機構
8 施療子
9 アーム
10 支持軸
11 バイブレータ
12 レール
13 昇降台
14 支持軸
15,16,17 空気袋
18 基台
19 制御装置
20 ジョイスティック
21 支持軸
22 ガイド部材
23 ジョイスティック本体
24,25 リミットスイッチ
26 扇形歯車
27 ポテンショメータ
28 もみスピードコントロール部材
29 たたきスピードコントロール部材
30,31 リクライニングボタン
32 LEDランプ
33 ジョイスティック型操作装置
34 操作パネル
35 ベース部材
36 揺動アーム
37 支持軸
38 支持ピン
39 ストッパ
40 空気袋(エアー駆動手段)
41 エアー配管
42 扇状歯車
43 (ダンパ機能付き)ポテンショメータ(検出手段)
44 蓋部材
45 開放機構
46 ワイヤ
47 滑車
48 ワイヤ巻取部材
49 ブラケット
50 収納部
51 回動軸
52 スプリング
53 センサ
54 ロック解除レバー
60 ストッパ
63 レバー
65 カム
68 カバー
70 シャッタ
71 扉
73 スプリング
75 ダストシュート
80 収納機構



Claims (5)

  1. 被施療者の背部を施療する施療子を設けたマッサージ機構を有する背凭れ部と、肘掛け部と、を備えた椅子型マッサージ機の操作装置において、
    前記肘掛け部の内部に前記操作装置を支持する揺動アームが設けられ、
    前記揺動アームは、その前端に前記操作装置が設けられ、その後端が前記肘掛け部に支持軸を介して支持され、
    前記操作装置は、前記肘掛け部に設置されるとともに、該肘掛け部に設けられた収納部に収納可能であり、
    収納操作によって前記揺動アームの前端側を下向きに揺動させて前記操作装置を前記収納部に収納し、配置操作によって前記揺動アームの前端側をエアー駆動手段により上向きに揺動させて前記収納部に収納された前記操作装置を操作位置に配置するように構成され
    前記エアー駆動手段は、前記支持軸近傍であり、且つ該支持軸の前部に設けられた椅子型マッサージ機の操作装置。
  2. 前記肘掛け部の操作装置を設けた位置に、該操作装置を収納部に収納した時に該操作装置の上部を覆って肘掛け部の上面を形成する蓋部材を設けた請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記肘掛け部の上部に前記操作装置が出入りする開口部が設けられ、該開口部に、前記操作装置の出入りに伴って開閉するシャッタを設けた請求項1に記載の操作装置。
  4. 前記肘掛け部に設けた蓋部材の開操作に連動して前記揺動アームが揺動することによって前記操作装置を配置位置へと配置する開放機構を設けた請求項2に記載の操作装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作装置を肘掛け部に備え、該操作装置の収納状態及び配置状態を検出する検出手段を設けた椅子型マッサージ機。
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