JP2005006735A - マッサージ機 - Google Patents

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Mika Watanabe
美香 渡辺
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
Takahiro Shimura
高広 志村
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Abstract

【課題】特別な習熟を要求することなく、どのような姿勢でも、片手で遠隔操作装置を操作して施療子の位置を微量調節可能とし、使用者に効果的なマッサージを提供する。
【解決手段】施療子5の位置調節を遠隔操作する遠隔操作装置(リモコン)4は、親指以外の指と掌とで把持することが可能なグリップ23の頭部に、グリップ23を把持したまま親指によって操作可能な操作部22を配置して構成される。操作部22では、グリップ23の軸方向への押圧操作とグリップ23の軸を中心に揺動する揺動方向への揺動操作とが可能であり、操作部22が軸方向に押圧操作された場合と揺動方向に揺動操作された場合とで施療子5は異なる方向に位置調節される。これにより、特別な習熟を要することなく、使用者がどのような姿勢であっても、片手のみを用いて遠隔操作装置4の操作が可能であり、この操作によって、施療子5の位置を微調節することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マッサージ施療のための動作を実行する施療子の位置を遠隔操作し得るようにしたマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
肩こりなどの治療やリラクゼーション効果を目的としたマッサージ機には、リクライニング機構を有する椅子型のものや、使用者が仰向けに寝た状態で使用するベッド型のものがある。これらのマッサージ機は、マッサージ刺激の発生原理から、一対あるいは二対以上のもみ球(施療子)がクランク機構により機械的に動作するもみ球式と、マッサージ機内部に設置されたエアバッグの収縮によって施療子で人体を押したり挟み込んだりするエア式と、偏芯おもり付のモータを回転させて得られた振動等で人体を刺激するバイブ式とに分類される。また、これらを組合せた高機能な製品も実用化されている。
【0003】
このような各種のマッサージ機では、その多くの機種において、マッサージ刺激を与える位置、その刺激の種類や強さなどのマッサージパラメータを使用者自身が決定するための遠隔操作装置、つまりリモコンを有しており、マッサージ機の使用者は、リモコンを操作することによって好みのマッサージを受けることができるようになっている。しかしながら、多くのマッサージ機のリモコンでは、操作ボタンの数が多いこともあり、マッサージ刺激を与える位置、その刺激の種類や強さなどを指定するに際して、操作ボタンの表示を眼で確認する必要がある。このため、腕を持ち上げてリモコンを顔に近づけるというような不自然な姿勢を使用者に強いることになり、使用者は、マッサージ施療を受けるための適切な姿勢をとることができず、これによって効果的なマッサージ施療の実施を妨げてしまうという問題がある。
【0004】
また、マッサージ刺激を与える位置、その刺激の種類や強さなどの調節は、プリセット調節であることが多い。プリセット調節というのは、具体例としてマッサージ刺激の強さの調節を例に挙げて説明すると、「強」、「弱」というように予めリモコンのボタンにマッサージ刺激の強さが設定され、「強」又は「弱」のボタンによってマッサージ刺激の強さを「強」又は「弱」に設定するような調節手法である。したがって、プリセット調節が採用される場合には、「強」と「弱」との間のマッサージ刺激の強さを設定することができず、このため、「強」に設定すると痛くて耐えられなく、「弱」に設定するとマッサージされている感じがしないなどの状況が生じがちである。
【0005】
これに対して、従来、リモコンに配置された表示ボタンの目視を要することなく手動操作によって施療子の位置調節を行うことができる操作具が提案されている(特許文献1、2参照)。
【0006】
特許文献1には、片手で握持可能な大きさに形成された多角筒状の操作装置本体(リモコンに相当する)に握持情報を検出する多数個のセンサを設け、操作装置本体に加えられる握持力の強さをセンサの出力から検出し、その検出結果に応じて施療子の位置を調節できるようにした技術が記載されている。
【0007】
特許文献2には、ジョイスティック型、トラックボール型、ダイアル形式などのアナログ操作具によって、もみ玉(施療子)の位置やその揉み叩きの速度を調節することができるようにした技術が記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−293304
【特許文献2】
特開2002−253630
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された技術によれば、リモコンに相当する操作装置本体の目視を要することなく、操作装置本体を手動操作することによって施療子の位置調節をすることが可能である。しかも、プリセット調節とは異なり、操作装置本体に対する握持力に応じて無段階の握持情報を得ることができるため、施療子の位置調節を無段階にする可能性をもたらす。
【0010】
しかしながら、手の大きさや操作装置本体への圧力のかけ方には個人差があり、圧力だけで操作装置本体を自由に操作できるようになるには、相応の習熟を要する。つまり、自由に操作できるようになるまでの敷居が高く、操作が難しいという問題がある。
【0011】
また、特許文献2に記載された技術によれば、特許文献1に記載された技術と同様に、ジョイスティックやトラックボールなどの操作部の目視を要することなく、それらの操作具を手動操作することによって施療子の位置調節をすることが可能である。しかも、特許文献1に記載された技術と同様に、プリセット調節とは異なり、ジョイスティックやトラックボールなどを用いて無段階の調節情報を得ることができるため、施療子の位置調節を無段階にする可能性をもたらす。
【0012】
しかしながら、ジョイスティック型、トラックボール型、ダイアル形式のうちいずれの操作具を採用しても、それらを片手で操作することはできず、操作性が悪いという問題がある。ジョイスティック型の操作具の場合には、ジョイスティックそれ自体を何処かに固定するか、あるいは両手で使用しなければならないし、トラックボール型やダイアル形式などの操作具についても、片手での操作は困難である。
【0013】
本発明の目的は、特別な習熟を要求することなく、どのような姿勢でも、片手で遠隔操作装置を操作して施療子の位置を微量調節可能とし、使用者に効果的なマッサージを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、マッサージ施療のための動作を実行する施療子を、遠隔操作装置による遠隔操作で位置調節する。遠隔操作装置は、親指以外の指と掌とで把持することが可能なグリップを有し、このグリップの頭部に、グリップを把持したまま親指によって操作可能な操作部を配置して構成され、使用者がどのような姿勢であっても、片手のみによって操作することができるようになっている。操作部では、グリップの軸方向への押圧操作とグリップの軸を中心に揺動する揺動方向への揺動操作とが可能であり、操作部が軸方向に押圧操作された場合と揺動方向に揺動操作された場合とで施療子は異なる方向に位置調節される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図16に基づいて説明する。
【0016】
図1は、マッサージ機1の全体構成を示す斜視図である。
【0017】
図1に示すように、マッサージ機1は、マッサージ機本体2と、動作リモコン3と、本発明の遠隔操作装置を構成するスティック型のリモコン4とから構成されている。
【0018】
まず、マッサージ機本体2について説明する。マッサージ機本体2は、人体101(図8、図9、図11、図13、及び図15参照)に直接接触してマッサージ施療に用いられる施療子5を有する。施療子5は、例えば、もみ玉、ローラ、エアバッグ、バイブ機能構造等から構成され、もむ、指圧、叩くなどのマッサージのための動作を行い得る構造を有する。このような施療子5は、左右一対のものが二組設けられ、合計四個から構成されており、施療子保持部6に保持されている。施療子保持部6は、各一対の施療子5の間の間隔を変化させる方向であるX方向と、二組一対の施療子5を前後、つまり人体101の脚部から頭部、頭部から脚部に至る方向であるY方向とに移動自在に施療子5を保持している。
【0019】
つまり、四つの施療子5のそれぞれは、矩形の施療子プレート7に支持されており、これらの施療子プレート7は、右側の施療子5を一組、左側の施療子5を別の一組として、左右一対の中間プレート8に支持されており、さらに、これらの中間プレート8は、単一のベースプレート9に支持されている。
【0020】
中間プレート8は、施療子5を支持する施療子プレート7をY方向に移動自在に支持する。そのための構造として、一対の中間プレート8のそれぞれには螺軸構造のY方向シャフト10が設けられ、これらのY方向シャフト10に施療子5を支持する施療子プレート7が取り付けられている。その取り付け構造は、施療子プレート7の底面に設けられた図示しないねじ孔にY方向シャフト10が螺合する構造である。そして、これらのY方向シャフト10は、それぞれに対応するY方向アクチュエータ11に駆動されて回転し、これによって施療子プレート7に支持された施療子5がY方向に移動する。この場合、施療子プレート7は、その裏面に複数個の図示しない滑り子又はローラ等を有し、これらの滑り子やローラ等が中間プレート8に接触することで、中間プレート8上で円滑に移動する。Y方向アクチュエータ11としては、例えば、モータが用いられる。
【0021】
こうして施療子5をY方向に移動自在に保持する一対の中間プレート8は、ベースプレート9に対してX方向に移動自在に支持されている。そのための構造として、ベースプレート9には一対二組で合計四個のX方向シャフト12が平行に設けられており、これらのX方向シャフト12に一対の中間プレート8が移動自在に支持されている。一対のX方向シャフト12のうちの一方は螺軸であり、もう一方はスライド軸である。螺軸とスライド軸とで構成される一対のX方向シャフト12の一組は一方の中間プレート8に対応し、別の一組のX方向シャフト12は他方の中間プレート8に対応する。中間プレート8は、その底面に図示しないねじ孔と挿通孔とを有し、ねじ孔には螺軸構造のX方向シャフト12が螺号し、挿通孔にはスライド軸構造のX方向シャフト12が挿通している。そして、螺軸構造のX方向シャフト12は、図7に示すX方向アクチュエータ13に駆動されて回転し、これによって中間プレート8に保持された施療子5がX方向に移動する。この場合、X方向アクチュエータ13は、一対の中間プレート8がそれぞれ逆のX方向に移動するように螺軸構造のX方向シャフト12を駆動する。これによって、中間プレート8は、互いに近接離反するように移動する。X方向アクチュエータ13としては、例えば、モータが用いられる。
【0022】
以上説明した構造によって、左右一対のものが二組設けられた施療子5は、各一対の施療子5の間の間隔を変化させる方向であるX方向と、二組一対の施療子5を前後、つまり人体101の脚部から頭部、頭部から脚部に至る方向であるY方向とに移動自在に設けられている。そして、このような施療子5は、人体101に対する施療子5の接触圧を強弱する昇降方向、つまりZ方向へも移動自在である。つまり、前述したようなベースプレート9、中間プレート8、施療子プレート7、及び施療子5等は、マッサージ機1の基台14にエアバッグ15を介して取り付けられている。基台14の内部には、図示しないエアポンプや電磁排気弁等からなるZ方向アクチュエータ16(図7参照)が内蔵され、このZ方向アクチュエータ16によってエアバッグ15の内部にエアが充填されたり充填されたエアが抜き出されたりすることで、施療子5がベースプレート9、中間プレート8、及び施療子プレート7等と共にZ方向に移動する。
【0023】
次いで、動作リモコン3は、マッサージ機本体2の電源スイッチ17を含む操作部18と表示器19とを有する。操作部18は、予め設定された数種類のマッサージパターンから所望のマッサージパターンを選択するモード選択部20を有する。このような動作リモコン3は、マッサージ機本体2に対してコード21を介して接続され、マッサージ機本体2との間で情報の送受信が可能となっている。別の実施の形態としては、動作リモコン3とマッサージ機本体2とが無線によって情報の送受信を可能にする構成であっても良い。
【0024】
次いで、本発明の遠隔操作装置を構成するスティック型のリモコン4について図2ないし図6を参照して説明する。図2はリモコン4の斜視図、図3はリモコン4が使用者に把持されている状態を示す斜視図、図4はリモコン4の操作部22の斜視図、図5は操作部22の縦断正面図、図6は操作部22が内蔵するXYリンク機構34の平面図である。
【0025】
図2に示すように、リモコン4は、親指以外の指と掌とで把持することが可能なグリップ23を有し、このグリップ23に、施療子5の前後・左右・高さを調節するための操作部22と、施療子5の高さ調節時に使用する固定スイッチ24と、施療子5を動作させるための動作スイッチ25と、左右切替えスイッチ26とを有する。操作部22は、グリップ23の頭部に配置され、その他の固定スイッチ24、動作スイッチ25、及び左右切替えスイッチ26は、グリップ23の側面に配置されている。操作部22は三接点スイッチであり、固定スイッチ24は押下している間だけスイッチオンするプッシュスイッチであり、動作スイッチ25は押下することでオンオフ状態が反転するプッシュスイッチであり、左右切替えスイッチ26はスライド移動可能なディップスイッチである。このようなリモコン4は、マッサージ機本体2に対してコード27を介して接続され(図1参照)、マッサージ機本体2との間で情報の送受信が可能となっている。別の実施の形態としては、リモコン4とマッサージ機本体2とが無線によって情報の送受信を可能にする構成であっても良い。
【0026】
図3に示すように、操作部22以外の固定スイッチ24、動作スイッチ25、及び左右切替えスイッチ26は、グリップ23を把持したまま、グリップ23を把持する親指以外四本の指のいずれかで操作可能になっている。一例として、固定スイッチ24は、人差し指又は中指によって操作可能であり、動作スイッチ25は、中指又は薬指によって操作可能であり、左右切替えスイッチ26は、小指によって操作可能である。
【0027】
操作部22は、グリップ23を把持したまま親指によって、グリップ23の軸方向への押圧操作とグリップ23の軸を中心に揺動する揺動方向への揺動操作とを許容する。揺動方向は、図3に示すように、リモコン4が使用者に把持されている状態で、使用者から見て左右方向と前後方向との二方向である。したがって、操作部22の操作方向は、図4に示すように、グリップ23の軸方向への押圧操作に対応するZ軸方向と、使用者から見て左右方向であるX方向と、使用者から見て前後方向であるY方向との三方向である。そして、このような操作部22の操作方向であるX、Y、Z方向は、それぞれ、施療子5をX、Y、Z方向へ移動操作する方向に一致している。つまり、操作部22をX方向に揺動操作すると、施療子5がX方向に移動し、左右一対で二組設けられた施療子5の間の間隔が調節される。この場合、操作部22を右側に揺動させると施療子5の間の間隔が広くなり、操作部22を左側に揺動させると施療子5の間の間隔が狭くなるように調節される。また、操作部22をY方向に揺動操作すると、施療子5がY方向に移動し、全ての施療子5の位置が人体101の頭部から脚部方向(前方向)と脚部から頭部方向(後ろ方向)とに調節される。そして、操作部22をZ方向に押圧操作すると、施療子5がZ方向に移動し、人体101に対する施療子5の接触圧の強弱が調節される。
【0028】
前述したように、操作部22をX方向に揺動操作し、操作部22を右側に揺動させると施療子5の間の間隔が広くなり、操作部22を左側に揺動させると施療子5の間の間隔が狭くなるように調節されるのに対して、前述した左右切替えスイッチ26は、その関係を逆に設定する。つまり、左右切替えスイッチ26は、正転位置と逆転位置とに切替え自在であり、正転位置では、操作部22を右側に揺動させると施療子5の間の間隔を広くし、操作部22を左側に揺動させると施療子5の間の間隔が狭める。これに対して、逆転位置では、操作部22を右側に揺動させると施療子5の間の間隔を狭め、操作部22を左側に揺動させると施療子5の間の間隔を広くする。
【0029】
ここで、操作部22をX、Y、Z方向に操作可能とするための構造を図5及び図6を参照して説明する。グリップ23の頭部先端は開口部28となり、この開口部28はキャップ29で塞がれている。キャップ29は、凹部30を有し、この凹部30には操作部22がスライド自在に取り付けられている。図5中にはその構造を図示しないが、凹部30に対して操作部22は抜け止めされている。グリップ23の内部には、頭部近くに位置させて仕切りプレート31が配設され、この仕切りプレート31と操作部22との間にはコイルスプリング32が圧縮状態で配設されている。これにより、操作部22は、コイルスプリング32によって図5中の上方に向けて付勢され、この付勢力に抗して図5中の下方に向けて押下可能となっている。この押下方向はZ方向である。操作部22の底部裏面とキャップ29に設けられた凹部30の底面との間には接点CPが設けられ、操作部22がコイルスプリング32の付勢力に抗して図5中の下方に向けて押下されると、操作部22側の接点CPと凹部30側の接点CPとが接触するため、これを電気的に検知することで、操作部22がZ方向に押圧操作されたことを検出することができる。
【0030】
操作部22は、その底部裏面に接点CPが設けられた基部33に対して、その頭部にXYリンク機構34がX方向及びY方向に揺動自在に取り付けられて構成されている。XYリンク機構34は、図6に示すように、Y方向揺動子35から180度方向に延びる二本の取付軸35aがキャップ状のX方向揺動体36にY方向に回動自在に取り付けられ、そのX方向揺動体36から180度方向に延びる二本の取付軸36aが基部33にX方向に揺動自在に取り付けられ、これによって、Y方向揺動子35に固定された揺動キャップ37がX方向及びY方向に揺動自在となる構造を有する。
【0031】
そして、Y方向揺動子35とX方向揺動体36との間には、Y方向揺動子35から180度方向に延びる二本の取付軸35aの延出方向と直交する方向の二箇所に二つのコイルスプリング38が圧縮状態で配設され、これによってY方向揺動子35が揺動しない姿勢を維持すると共に、Y方向への揺動操作によってY方向に揺動自在となるように構成されている。コイルスプリング38の位置の近傍には、Y方向揺動子35とX方向揺動体36との間に位置させて、Y方向揺動子35が前方向に揺動操作された場合と後ろ方向に揺動操作された場合とでそれぞれ別個に接触するように一対の図示しない接点が設けられ、これらの接点の接触を電気的に検知することで、操作部22が前後いずれの方向に揺動操作されたかを検出することができる。
【0032】
また、操作部22の基部33には、仕切りプレート39が配設され、この仕切りプレート39とX方向揺動体36との間には、X方向揺動体36から180度方向に延びる二本の取付軸36aの延出方向と直交する方向の二箇所に二つのコイルスプリング40が圧縮状態で配設され、これによってX方向揺動体36が揺動しない姿勢を維持すると共に、X方向への揺動操作によってX方向に揺動自在になるように構成されている。コイルスプリング40の位置の近傍には、X方向揺動体36と仕切りプレート39との間に位置させて、X方向揺動体36が右方向に揺動操作された場合と左方向に揺動操作された場合とでそれぞれ別個に接触するように一対の図示しない接点が設けられ、これらの接点の接触を電気的に検知することで、操作部22が左右いずれの方向に揺動操作されたかを検出することができる。
【0033】
図7は、本実施の形態のマッサージ機1のハードウエア構成を示すブロック図である。マッサージ機本体2は、CPU、ROM、及びRAM(全て図示せず)から構成されたマイクロコンピュータ構成の制御手段41を有し、この制御手段41が各部を駆動制御する。制御手段41による各部の制御は、固定データを固定的に格納するROMに格納された動作プログラムに従い、可変データを書き換え自在に記憶するRAMをワークエリアとして使用しながら、CPUの演算処理機能によって実行される。このような制御手段41によって制御される各部は、例えば、施療子5を駆動してマッサージのための動作を実行させる施療子駆動部42、X方向アクチュエータ13、Y方向アクチュエータ11、Z方向アクチュエータ16及び動作リモコン3に設けられた表示器19等である。
【0034】
施療子駆動部42、X方向アクチュエータ13、Y方向アクチュエータ11、及びZ方向アクチュエータ16は、それらの駆動回路43に接続され、制御手段41がその駆動回路43に制御信号を付与することで駆動制御される。表示器19は、動作リモコン3に内蔵された表示制御回路44に接続され、制御手段41がその表示制御回路44に制御信号を付与することで駆動制御される。
【0035】
ここで、施療子駆動部42、X方向アクチュエータ13、Y方向アクチュエータ11、及びZ方向アクチュエータ16の動作は、それらの動作を監視するセンサSによって監視され、それらのセンサSの出力信号は制御手段41にフィードバックされる。
【0036】
施療子5を駆動する施療子駆動部42の動作を監視するセンサSは、施療子5の種類毎に、検出すべき対象物及び検出構造が異なる。
【0037】
X方向アクチュエータ13の動作を監視するセンサSは、施療子5のX方向の折り返し位置、つまり、一対二組の施療子5の間の最大間隔と最小間隔とを検出する。このようなX方向アクチュエータ13の動作を監視するセンサSは、一例として、移動する中間プレート8の位置に応じてスイッチがオンオフされるリミッタスイッチによって構成されている。別の一例としては、X方向アクチュエータ13の回転自体を検出するロータリエンコーダによってX方向アクチュエータ13の動作を監視するセンサを構成しても良い。
【0038】
Y方向アクチュエータ11の動作を監視するセンサSは、施療子5のY方向の折り返し位置、つまり、一対二組の施療子5の最大前進位置及び最大後退位置を検出する。このようなY方向アクチュエータ11の動作を監視するセンサSは、一例として、移動する施療子プレート7の位置に応じてスイッチがオンオフされるリミッタスイッチによって構成されている。別の一例としては、Y方向アクチュエータ11の回転自体を検出するロータリエンコーダによってY方向アクチュエータ11をの動作を監視するセンサを構成しても良い。
【0039】
そして、Z方向アクチュエータ16の動作を監視するセンサSは、施療子5のZ方向の折り返し位置、つまり、各施療子5の最大上昇位置を検出する。このようなZ方向アクチュエータ16の動作を監視するセンサSは、一例として、Z方向アクチュエータ16を構成するエアポンプからエアバッグ15に至る密閉空間内に配置された圧力センサによって構成されている。
【0040】
次いで、動作リモコン3において、操作部18に含まれるモード選択部20は、マッサージ機本体2に設けられた制御手段41にコード21を介して信号を送信する信号処理手段45に接続されている。この信号処理手段45は、動作リモコン3において、モード選択部20からのアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、A/D変換されたデジタル信号をマッサージ機本体2に設けられた信号処理手段45に送信する。なお、操作部18に含まれる電源スイッチ17は、例えば商用電源からの電力を各部に給電するための回路構成要素をなす。
【0041】
また、リモコン4において、操作部22、固定スイッチ24、左右切替えスイッチ26、及び動作スイッチ25は、マッサージ機本体2に設けられた制御手段41にコード27を介して信号を送信する信号処理手段46に接続されている。この信号処理手段46は、リモコン4において、操作部22、固定スイッチ24、左右切替えスイッチ26、及び動作スイッチ25からのアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、A/D変換されたデジタル信号をマッサージ機本体2に設けられた信号処理手段45に送信する。
【0042】
さらに、マッサージ機本体2は、図示しない音声合成LSIを含む音声合成回路47を備える。この音声合成回路47は、制御手段41からの指令に基づいて、予め登録してある音声や効果音等をスピーカ48から出力する。音声合成回路47は、音声合成LSIが合成したデジタル音声信号をスピーカ48から音響信号として出力するために、デジタル音声信号をアナログ信号にD/A変換し、D/A変換されたアナログ信号を図示しないアンプで増幅してスピーカ48を駆動する。なお、図7では、音声合成回路47及びスピーカ48をマッサージ機本体2に設けている態様を例示するが、これに限らず、動作リモコン3やリモコン4に音声合成回路47及びスピーカ48のいずれか一方又は両方を内蔵しても良い。
【0043】
次に、動作について、図1ないし図7を適宜用いながら、図8ないし図16を参照して説明する。
【0044】
図8は、マッサージ機1の使用態様の一例として、リモコン4を右手で把持して操作する態様を示す模式図である。本実施の形態のマッサージ機1は、一例として、図8に示すように、マット201に埋設するように組み込んで使用される。別の例としては、マット201に限らず、ソファやその他の構造物等に埋設するように組み込んで使用しても良い。
【0045】
使用者は、その者の人体101におけるマッサージ施療を求める箇所、例えば背中、腰、脚等をマッサージ機1の施療子5に載せる。図8は、背中に対してマッサージ施療をする場合を例示する。この状態で、動作リモコン3の電源スイッチ17を投入すると、制御手段41等の各部に対する給電がなされ、動作リモコン3の表示器19に各種の表示がなされる。表示器19での表示の一例としては、マッサージパターンの教示である。そこで、表示器19の表示を参照しながら、モード選択部20によって、数種類のマッサージパターンから所望のマッサージパターンを選択する。このようなマッサージパターンは、例えばマッサージ機本体2の制御手段41が備えるROMに予め設定されている。そこで、マッサージ機本体2の制御手段41では、動作リモコン3のモード選択部20による選択指示に応じて、選択されたマッサージパターンをRAMに設定する。
【0046】
この状態で、操作者は、リモコン4の動作スイッチ25を操作し、動作開始を指示する。動作スイッチ25による動作開始指示は、リモコン4の信号処理手段46でデジタル信号に変換されてマッサージ機本体2の制御手段41に送信される。これにより、制御手段41は、そのROMに格納されている動作プログラムに従い、RAMに設定したマッサージパターンをROMに予め設定されたマッサージパターンから呼び出し、そのマッサージパターンでのマッサージ動作が実行されるように、駆動回路43に駆動制御信号を出力して施療子駆動部42を駆動制御する。これにより、施療子5が施療子駆動部42に駆動され、人体101に対するマッサージ施療が行われる。
【0047】
このようなマッサージ施療に際して、使用者は、リモコン4の主に操作部22によって、施療子5の位置や施療子5によるマッサージ施療の強さを調節することが可能である。このような調節は、マッサージ機本体2におけるマイクロコンピュータ構成の制御手段41が、そのROMに格納する動作プログラムに従いCPUで実行する演算処理によって実行される。
【0048】
また、施療子5の位置や施療子5によるマッサージ施療の強さの調節は、基本的には、リモコン4を把持したままの親指一本によって主に操作部22を操作することで実現可能である。しかも、図8に例示するような寝たまま腕を下ろしてリモコン4を把持した状態での操作部22の操作方向であるX、Y、Z方向は、マッサージ機1において施療子5が位置調節のために駆動されるX、Y、Z方向と一致している。加えて、施療子5の位置や施療子5によるマッサージ施療の強さの調節を行うことができる時期は、マッサージ機本体2の制御手段41の制御に依存し、例えば、リモコン4の動作スイッチ25を押下して施療子5を動作させる前はもとより、施療子5の動作中、つまりマッサージ施療の最中においてもそのような調節が可能になっている。このようなことから、本実施の形態によれば、例えば図8に示すように、寝姿勢の状態でスティック型のリモコン4を片手で操作することができ、したがって、リモコン4を顔に近づけたり両手を上に挙げたりすることなく施療子5の位置等の調節が可能であり、これによって、効果的なマッサージを行うことができる。
【0049】
以下、リモコン4による施療子5の位置の調節及び施療子5によるマッサージ施療の強さの調節について説明する。
【0050】
まず、施療子5のX方向の移動、つまり、左右一対の施療子5の間の間隔調節について図9及び図10を参照して説明する。図9は、図8に例示する使用態様において、リモコン4で操作部22を右に揺動させた状態を例示する模式図、図10は、図9に例示する操作部22の右揺動操作に応じた施療子5の動作を例示する模式図である。
【0051】
施療子5をX方向へ移動させて左右一対の施療子5の間の間隔調節をするには、リモコン4の操作部22を左右に揺動操作する。操作部22が右に揺動操作された場合に接触する図示しない接点と左に揺動操作された場合に接触する図示しない接点とが異なるため、そのような接点の接触によって操作部22が左右いずれの方向に揺動操作されたかが判明する。つまり、左右いずれでも、接点の接触によって左右別々のアナログ信号が発生し、これらのアナログ信号が信号処理手段46でA/D変換されてデジタル信号となり、このデジタル信号がマッサージ機1の制御手段41に送信されて操作部22が右揺動操作又は左揺動操作されたことが認識される。制御手段41では、その認識に従い駆動回路に駆動制御信号を出力し、X方向アクチュエータ13を駆動する。つまり、図9に例示するように、操作部22が右揺動操作されたと認識した場合には、左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる方向に一対の施療子5が移動するようにX方向アクチュエータ13を駆動する。すると、図10に例示するように、施療子5を保持する中間プレート8が点線の位置から実線の位置の方向に移動し、左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる。これに対して、操作部22が左揺動操作されたと認識した場合には、左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなる方向に一対の施療子5が移動するようにX方向アクチュエータ13を駆動する。すると、左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなる。このような施療子5の移動は、X方向アクチュエータのセンサSによって監視されており、制御手段41は、施療子5を搭載する中間プレート8がその最大限の移動位置に達するとX方向アクチュエータ13の駆動を停止し、位置固定する。
【0052】
左右一対の施療子5の間の間隔調節に際して、使用者は、感覚的に、右手に持ったリモコン4の操作部22を右に揺動操作すると右側に位置する一組の施療子5が右方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が広くなり、右手に持ったリモコン4の操作部22を左に揺動操作すると右側に位置する一組の施療子5が左方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなる、と感ずる。これにより、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致することになり、使用者は、リモコン4の操作部22を目視することなく、その結果、マッサージ施療のための図8及び図9に例示する姿勢を崩すことなく、左右一対の施療子5の間の間隔を好みの間隔に微調節することが可能である。
【0053】
次いで、施療子5のY方向の移動、つまり、人体101の頭部から脚部の方向(前方向)と脚部から頭部の方向(後ろ方向)との調節について図11及び図12を参照して説明する。図11は、図8に例示する使用態様おいて、リモコン4で操作部22を前に揺動させた状態を例示する模式図、図12は、図11に例示する操作部22の前揺動操作に応じた施療子5の動作を例示する模式図である。
【0054】
施療子5をY方向へ移動させて全ての施療子5を前後方向、つまり人体101の頭部から脚部の方向(前方向)と脚部から頭部の方向(後ろ方向)との位置調節をするには、リモコン4の操作部22を前後に揺動操作する。操作部22が前に揺動操作された場合に接触する図示しない接点と後ろに揺動操作された場合に接触する図示しない接点とが異なるため、そのような接点の接触によって操作部22が前後いずれの方向に揺動操作されたかが判明する。つまり、前後いずれでも、接点の接触によって前後別々のアナログ信号が発生し、これらのアナログ信号が信号処理手段46でA/D変換されてデジタル信号となり、このデジタル信号がマッサージ機1の制御手段41に送信されて操作部22が前揺動操作又は後ろ揺動操作されたことが認識される。制御手段41では、その認識に従い駆動回路に駆動制御信号を出力し、Y方向アクチュエータ11を駆動する。つまり、図11に例示するように、操作部22が前揺動操作されたと認識した場合には、人体101の頭部から脚部の方向(前方向)に全ての施療子5が移動するようにY方向アクチュエータ11を駆動する。すると、図12に例示するように、施療子5を保持する施療子プレート7が点線の位置から実線の位置の方向に移動し、人体101の頭部から脚部の方向(前方向)に全ての施療子5が移動する。これに対して、操作部22が後ろ揺動操作されたと認識した場合には、人体101の脚部から頭部の方向(後ろ方向)に全ての施療子5が移動するようにY方向アクチュエータ11を駆動する。すると、人体101の脚部から頭部の方向(後ろ方向)に全ての施療子5が移動する。このような施療子5の移動は、Y方向アクチュエータ11のセンサSによって監視されており、制御手段41は、施療子5を搭載する施療子プレート7がその最大限の移動位置に達するとY方向アクチュエータ11の駆動を停止し、位置固定する。
【0055】
人体101の頭部から脚部の方向(前方向)と脚部から頭部の方向(後ろ方向)への施療子5の位置調節に際して、使用者は、感覚的に、右手に持ったリモコン4の操作部22を前に揺動操作すると人体101の頭部から脚部の方向(前方向)に全ての施療子5が移動し、後ろに揺動操作すると人体101の脚部から頭部の方向(後ろ方向)に全ての施療子5が移動する、と感ずる。これにより、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致することになり、使用者は、リモコン4の操作部22を目視することなく、その結果、マッサージ施療のための図8及び図11に例示する姿勢を崩すことなく、左右一対の施療子5の前後位置を好みの位置に微調節することが可能である。
【0056】
次いで、施療子5によるマッサージ施療の強さの調節について説明する。施療子5をZ方向に移動させて施療子5を昇降するには、リモコン4の操作部22を押圧操作する。これにより、図5に示す上下の接点CP同士が接触し、操作部22が押圧操作されたことが判明する。つまり、上下の接点CP同士の接触によってアナログ信号が発生し、このアナログ信号が信号処理手段46でA/D変換されてデジタル信号となり、このデジタル信号がマッサージ機1の制御手段41に送信されて操作部22が押圧操作されたことが認識される。制御手段41は、操作部22が押圧操作されたと認識した場合、Z方向アクチュエータ16を駆動制御して施療子5を昇降動作させるが、この際、制御手段41は、押下されている間だけオンするプッシュスイッチである固定スイッチ24の操作状態に応じて、施療子5を昇降動作させるかどうかを選択する。つまり、制御手段41は、固定スイッチ24が押下され続けて固定スイッチ24がオン状態を維持していることを条件に、操作部22が押圧操作されたとの認識に従いZ方向アクチュエータ16を駆動制御し、施療子5を昇降動作させる。これにより、操作部22の左右又は前後への揺動操作に際して、意に反して操作部22が押下されてしまうことが予想されるが、このような状況下でも、施療子5が不本意に昇降してしまう事態の発生を未然に防止することができる。より詳しく説明する。施療子5の昇降に関しては、使用者からすると、施療子5が上昇すればマッサージ力が強くなったと感じ、施療子5が下降すればマッサージ力が弱くなったと感ずる。このため、一旦調節したマッサージ力が不意に変動すると、使用者は不快感を感ずるばかりか、場合によっては痛みを感ずることもある。これに対して、本実施の形態では、固定スイッチ24を押下しない限り、施療子5の昇降動作が実行されないため、一旦調節したマッサージ力が不意に変動してしまうような事態の発生を確実に防止することができる。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態では、操作部22のZ方向への押圧操作に伴う信号と固定スイッチ24の押下操作に伴う信号とが共にマッサージ機本体2の制御手段41に送信され、この制御手段41においてそれらの二種類の信号を受信した場合にのみZ方向アクチュエータ16を駆動制御する。これに対して、別の実施の形態として、リモコン4において、固定スイッチ24が押下操作されないと操作部22のZ方向への押圧操作に伴うアナログ信号が信号処理手段46に送信されないようにする構成、あるいは、その信号処理手段46において、操作部22のZ方向への押圧操作に伴うアナログ信号と固定スイッチ24の押下操作に伴うアナログ信号とを受信した場合にのみ固定スイッチ24の押下操作に伴うアナログ信号をA/D変換したデジタル信号をマッサージ機本体2の制御手段41に送信するような構成を採用しても良い。
【0058】
Z方向アクチュエータ16は、図示しないエアポンプと電磁排気弁とを有しており、制御手段41から駆動回路43に送信された駆動制御信号に従い駆動制御される。これにより、エアバッグ15の内部にエアポンプによってエアを充填したり充填したエアを電磁排気弁によって抜き出したりすることで、施療子5をベースプレート9、中間プレート8、及び施療子プレート7等と共にZ方向に移動させる。このようなZ方向アクチュエータ16の動作は、エアポンプからエアバッグ15に至る密閉空間の内部圧力を検出する圧力センサ構成のセンサSによって監視されている。制御手段41は、センサSの出力を参照し、そのような密閉空間内の圧力が予め決められた最大圧力及び最小圧力に達した時点毎に、つまり、施療子5が最大上昇位置及び最低位置に位置する毎に、エアポンプの動作と電磁排気弁の動作とを選択的に切替え、施療子5の昇降動作を反転させる。つまり、制御手段41は、リモコン4の操作部22が押圧操作され続けている限り、施療子5が上昇と下降とを周期的に繰り返すようにZ方向アクチュエータ16を駆動制御する。
【0059】
このような施療子5の昇降に関しては、前述したように、使用者からすると、施療子5が上昇すればマッサージ力が強くなったと感じ、施療子5が下降すればマッサージ力が弱くなったと感ずる。したがって、施療子5を昇降動作させることで、マッサージ力の調節を行うことができる。そして、このようなマッサージ力の調節に際して、使用者は、リモコン4の操作部22をZ方向に押圧操作すると施療子5がZ方向に移動して昇降動作してマッサージ力を変化させる、と感ずる。これにより、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致することになり、使用者は、リモコン4の操作部22を目視することなく、その結果、マッサージ施療のための図8に例示する姿勢を崩すことなく、左右一対の施療子5の昇降位置を好みの位置に微調節することが可能である。
【0060】
図13は、リモコン4を左手で把持し、左手で把持したリモコン4で操作部22を右に揺動させた状態を例示する模式図、図14は、図13に例示する操作部22の右揺動操作に応じた施療子5の動作を例示する模式図である。
【0061】
施療子5のX方向への移動調節、つまり、左右一対の施療子5の間の間隔調節に際して、使用者がリモコン4を右手に持っている場合には、前述したように、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致する。つまり、使用者は、感覚的に、右手に持ったリモコン4の操作部22を右に揺動操作すると右側に位置する一組の施療子5が右方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が広くなり、右手に持ったリモコン4の操作部22を左に揺動操作すると左側に位置する一組の施療子5が左方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる、と感ずる。これに対して、図13に示すように、リモコン4を左手で把持している場合、感覚的に、操作部22の揺動方向と施療子5の移動方向とが逆になる。例えば、図13に例示するように、左手で把持したリモコン4の操作部22を右揺動操作した場合に左側に位置する一組の施療子5が左方向に移動し、感覚的に、操作部22の揺動方向と施療子5の移動方向とが逆になる。これにより、使用者に錯誤感を与えてしまう。
【0062】
そこで、本実施の形態では、このような場合、左右切替えスイッチ26を左側に切替える。すると、左右切替えスイッチ26の状態を示すアナログ信号が信号処理手段46でA/D変換されてデジタル信号に変換され、このデジタル信号がマッサージ機本体2の制御手段41に送信される。これにより、制御手段41においては、図13に例示するように、操作部22が右揺動操作されたと認識した場合には、左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなる方向に一対の施療子5が移動するようにX方向アクチュエータ13を駆動する。すると、図14に例示するように、施療子5を保持する中間プレート8が点線の位置から実線の位置の方向に移動し、左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなる。これに対して、操作部22が左揺動操作されたと認識した場合には、左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる方向に一対の施療子5が移動するようにX方向アクチュエータ13を駆動する。すると、左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる。
【0063】
したがって、左右一対の施療子5の間の間隔調節に際して、使用者は、感覚的に、左手に持ったリモコン4の操作部22を右に揺動操作すると左側に位置する一組の施療子5が右方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が狭くなり、左手に持ったリモコン4の操作部22を左に揺動操作すると左側に位置する一組の施療子5が左方向に移動して左右一対の施療子5の間の間隔が広くなる、と感ずる。これにより、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致することになり、使用者は、リモコン4の操作部22を目視することなく、その結果、マッサージ施療のための図8及び図13に例示する姿勢を崩すことなく、左右一対の施療子5の間の間隔を好みの間隔に微調節することが可能である。
【0064】
このように、左右切替えスイッチ26を切替えることで、右手にリモコン4を把持した場合の対応と左手にリモコン4を把持した場合の対応とを切替え設定することができる。
【0065】
図15は、頭上に上げた右手でリモコン4を把持し、右手で把持したリモコン4で操作部22を前に揺動させた状態を例示する模式図、図16は、図15に例示する操作部22の前揺動操作に応じた施療子5の動作を例示する模式図である。
【0066】
施療子5のY方向への移動調節、つまり、全ての施療子5の前後調節に際して、図11に例示するように、使用者が腕を下げた状態でリモコン4を持っている場合には、前述したように、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致する。つまり、使用者は、感覚的に、リモコン4の操作部22を前に揺動操作すると施療子5が前方向に、つまり頭部から脚部に至る方向に移動し、リモコン4の操作部22を後ろに揺動操作すると施療子5が後ろ方向に、つまり脚部から頭部に至る方向に移動する、と感ずる。これに対して、図15に示すように、腕を上げた状態でリモコン4を把持することによってリモコン4が天地逆転している場合、感覚的に、操作部22の揺動方向と施療子5の移動方向とが逆になる。例えば、図15に例示するように腕を上げた状態で把持したリモコン4の操作部22を前に揺動操作した場合には、図11に例示する状態で操作部22を後ろに揺動操作したのと同じことになり、施療子5は図16に示すように点線の位置から実線の位置の方向、つまり後ろ方向に移動する。これにより、使用者に錯誤感を与えてしまう。
【0067】
そこで、リモコン4に、左右切替えスイッチ26に類似する図示しない前後切替えスイッチを設け、この前後切替えスイッチの切替え操作に応じて施療子5の移動方向を前後反転させるようにすれば、使用者に錯誤感を与えないようにすることが可能となる。つまり、前後切替えスイッチを切替えると、前後切替えスイッチの状態を示すアナログ信号が信号処理手段46でA/D変換されてデジタル信号に変換され、このデジタル信号がマッサージ機本体2の制御手段41に送信される。これにより、制御手段41においては、図15に例示するように、操作部22が前に揺動操作されたと認識した場合には、施療子5が前に移動するようにY方向アクチュエータ11を駆動する。すると、図12に例示するように、施療子5を保持する施療子プレート7が点線の位置から実線の位置の方向に移動し、施療子5が前に移動する。これに対して、制御手段41において、操作部22が後ろに揺動操作されたと認識した場合(図11に例示する状態で操作部22を前に揺動操作した場合に相当)には、施療子5が後ろに移動するようにY方向アクチュエータ11を駆動する。すると、図16に例示するように、施療子5を保持する施療子プレート7が点線の位置から実線の位置の方向に移動し、施療子5が後ろに移動する。
【0068】
したがって、施療子5の前後位置調節、つまり、人体101の頭部から脚部の方向(前方向)と脚部から頭部の方向(後ろ方向)への施療子5の位置調節に際して、使用者は、感覚的に、腕を上に上げた状態で持つことで天地反転したリモコン4の操作部22を前に揺動操作すると人体101の頭部から脚部の方向(前方向)に全ての施療子5が移動し、後ろに揺動操作すると人体101の脚部から頭部の方向(後ろ方向)に全ての施療子5が移動する、と感ずる。これにより、操作部22の操作方向と施療子5の移動方向とが感覚的に一致することになり、使用者は、リモコン4の操作部22を目視することなく、その結果、マッサージ施療のための図8及び図15に例示する姿勢を崩すことなく、左右一対の施療子5の前後位置を好みの位置に微調節することが可能である。
【0069】
以上説明したように、本実施の形態のマッサージ機1は、動作リモコン3及びリモコン4における各種の操作に応じて、施療子駆動部42を駆動制御しての施療子5による施療動作、X方向アクチュエータ13を駆動制御してのX方向への施療子5の移動、Y方向アクチュエータ11を駆動制御してのY方向への施療子5の移動、Z方向アクチュエータ16を駆動制御してのZ方向への施療子5の移動を実行させ、各部の微調節を可能とする。このような微調節処理は、マッサージ機本体2におけるマイクロコンピュータ構成の制御手段41が、そのROMに格納する動作プログラムに従いCPUで実行する演算処理によって実行される。
【0070】
ここに、操作部22が軸方向に押圧操作された場合と揺動方向に揺動操作された場合とで施療子5を異なる方向に位置調節するための処理を実行する位置調節手段の機能が実行される。
【0071】
そして、位置調節手段の実行に際して、マッサージ機本体2の制御手段は、動作リモコン3及びリモコン4における各種の操作状況、駆動回路43による施療子駆動部42、X方向アクチュエータ13、Y方向アクチュエータ11、及びZ方向アクチュエータ16の駆動状況を全て認識している。そこで、制御手段41は、そのような状況認識に基づいて、認識する状況に適した案内が音響出力されるように音声合成回路47に制御信号を送信する。音声合成回路47は、制御手段41から送信された制御信号に基づいて音声を合成し、合成したデジタル音声信号をアナログ信号にD/A変換し、D/A変換されたアナログ信号を図示しないアンプで増幅してスピーカ48から音声や効果音等の音響信号として出力する。例えば、リモコン4の操作部22が右揺動操作された場合には「施療子の間隔を広くします」という音声案内を出力し、操作部22が押圧操作された場合には「マッサージ力を強めます」であるとか「マッサージ力を弱めます」というような音声案内を出力する。これにより、使用者に対して、これから実行される動作や実行中の動作に対して注意を喚起し、動作の変更に対する精神的な準備を促すことができる。
【0072】
ここに、操作部22の操作に応じて施療子5が位置調節される方向等を音声ガイダンスする案内手段の機能が実行される。
【0073】
図17は、本発明の別の実施の一形態として、マッサージ機1の全体構成を示す斜視図である。図18は、リモコン4の斜視図である。この別の実施の一例を説明するに際して、図1ないし図16に示す実施の形態と同一部分は同一符号で示しその説明も省略する。
【0074】
図1ないし図16に示す実施の形態では、図1に示すように、動作リモコン3とリモコン4とが別構成となっているのに対して、図17に示すように、リモコン4に動作リモコン3に相当する機能を持たせても良い。そのために、図18に示すように、リモコン4のグリップ23に、マッサージ機本体2の電源スイッチ17と、予め設定された数種類のマッサージパターンから所望のマッサージパターンを選択するモード選択部20とが設けられている。電源スイッチ17及びモード選択部20は、いずれもリモコン4のグリップ23を把持したまま、電源スイッチ17については薬指又は小指で、モード選択部20については中指又は薬指で押圧操作可能に構成されている。
【0075】
ここで、電源スイッチ17は、押下することで図示しない接点の開閉を周期的に繰り返しオンオフ状態が反転するプッシュスイッチであり、モード選択部20は、押下することで図示しない接点が閉じて離すと接点が開くプッシュスイッチである。本実施の形態の場合、動作リモコン3を別途設けた先の実施の形態の場合と異なり、表示器19(図1参照)に相当する構成要素がないため、モード選択部20の操作に際して、使用者自身、どのマッサージモードを選択操作したのかが分かりにくい。そこで、どのマッサージモードが選択されているかについて、音声合成回路47等を用いた音声案内を実行すると、操作者に対して、選択されているマッサージモードについて有効な情報を提供することができる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、親指以外の指と掌とで把持することが可能なグリップの頭部にグリップを把持したまま親指によって操作可能な操作部を配置し、この操作部によって施療子を異なる方向に位置調節自在としたので、特別な習熟を要求することなく、使用者がどのような姿勢であっても、片手のみによって施療子の位置調節操作を行わせることができ、したがって、施療子の位置調節操作の操作性を向上させることができる。また、操作部が軸方向に押圧操作された場合と揺動方向に揺動操作された場合とで施療子を異なる方向に位置調節するので、施療子の位置を少なくとも二方向に調節することができ、しかも、施療子の位置を微量調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態として、マッサージ機の全体構成を示す斜視図である。
【図2】リモコン(遠隔操作装置)の斜視図である。
【図3】リモコン(遠隔操作装置)が使用者に把持されている状態を示す斜視図である。
【図4】リモコン(遠隔操作装置)の操作部の斜視図である。
【図5】操作部の縦断正面図である。
【図6】操作部が内蔵するXYリンク機構の平面図である。
【図7】マッサージ機のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図8】マッサージ機の使用態様の一例として、リモコンを右手で把持して操作する態様を示す模式図である。
【図9】図8に例示する使用態様において、リモコンで操作部を右に揺動させた状態を例示する模式図である。
【図10】図9に例示する操作部の右揺動操作に応じた施療子の動作を例示する模式図である。
【図11】図8に例示する使用態様おいて、リモコンで操作部を前に揺動させた状態を例示する模式図である。
【図12】図11に例示する操作部の前揺動操作に応じた施療子の動作を例示する模式図である。
【図13】リモコンを左手で把持し、左手で把持したリモコンで操作部を右に揺動させた状態を例示する模式図である。
【図14】図13に例示する操作部の右揺動操作に応じた施療子の動作を例示する模式図である。
【図15】頭上に上げた右手でリモコンを把持し、右手で把持したリモコンで操作部を前に揺動させた状態を例示する模式図である。
【図16】図15に例示する操作部の前揺動操作に応じた施療子の動作を例示する模式図である。
【図17】本発明の別の実施の一形態として、マッサージ機の全体構成を示す斜視図である。
【図18】リモコン(遠隔操作装置)の斜視図である。
【符号の説明】
4 遠隔操作装置(リモコン)
5 施療子
22 操作部
23 グリップ
24 固定スイッチ
26 左右切替えスイッチ

Claims (12)

  1. 少なくとも二方向に位置調節自在に設けられ、マッサージ施療のための動作を実行する少なくとも一対の施療子と、
    前記施療子を位置調節するための操作を受け付ける遠隔操作装置と、
    前記遠隔操作装置の操作に応じて前記施療子を位置調節するための処理を実行する位置調節手段と、
    を具備し、
    前記遠隔操作装置は、
    親指以外の指と掌とで把持することが可能なグリップと、
    前記グリップの頭部に設けられ、前記グリップを把持したまま親指によって、前記グリップの軸方向への押圧操作と前記グリップの軸を中心に揺動する揺動方向への揺動操作とを許容する操作部と、
    を具備し、
    前記位置調節手段は、前記操作部が軸方向に押圧操作された場合と揺動方向に揺動操作された場合とで前記施療子を異なる方向に位置調節するための処理を実行するマッサージ機。
  2. 前記操作部は、前記グリップの軸を中心に揺動する揺動方向として、前記グリップを把持した操作者から見て左右方向に揺動操作自在である請求項1記載のマッサージ機。
  3. 前記操作部は、前記グリップの軸を中心に揺動する揺動方向として、前記グリップを把持した操作者から見て前後方向に揺動操作自在である請求項1記載のマッサージ機。
  4. 前記操作部は、前記グリップの軸を中心に揺動する揺動方向として、前記グリップを把持した操作者から見て左右方向と前後方向とに揺動操作自在である請求項1記載のマッサージ機。
  5. 前記施療子の位置調節方向として昇降方向を含み、前記位置調節手段は、前記操作部が軸方向に押圧操作された場合に、前記施療子を昇降方向に位置調節するための処理を実行する請求項1記載のマッサージ機。
  6. 前記施療子の位置調節方向として一対の前記施療子の配置間隔を調節する方向を含み、前記位置調節手段は、前記操作部が左右方向に揺動操作された場合に、一対の前記施療子の配置間隔を調節するための処理を実行する請求項2又は5記載のマッサージ機。
  7. 前記施療子の位置調節方向として前後方向を含み、前記位置調節手段は、前記操作部が前後方向に揺動操作された場合に、前記施療子を前後方向に位置調節するための処理を実行する請求項3又は5記載のマッサージ機。
  8. 前記施療子の位置調節方向として一対の前記施療子の配置間隔を調節する方向と前後方向とを含み、前記位置調節手段は、前記操作部が左右方向に揺動操作された場合に、一対の前記施療子の配置間隔を調節するための処理を実行し、前記操作部が前後方向に揺動操作された場合に、前記施療子を前後方向に位置調節するための処理を実行する請求項4又は5記載のマッサージ機。
  9. 前記位置調節手段は、前記操作部が軸方向に押圧操作され続けている限り、前記施療子に上昇と下降との周期動作を繰り返させるように前記施療子を昇降方向に位置調節するための処理を実行する請求項5記載のマッサージ機。
  10. 前記グリップは、このグリップを把持したまま操作可能な位置に位置させて固定スイッチを具備し、前記位置調節手段は、前記固定スイッチの操作状態に応じて、前記施療子を昇降方向に位置調節するための処理を実行するかどうかを選択する請求項5又は9記載のマッサージ機。
  11. 前記グリップは、このグリップを把持したまま操作可能な位置に位置させて左右切替えスイッチを具備し、前記位置調節手段は、前記左右切替えスイッチの操作状態に応じて、一対の前記施療子の配置間隔を調節する方向を反転切替えする請求項6又8記載のマッサージ機。
  12. 前記操作部の操作に応じて前記施療子が位置調節される方向を音声ガイダンスする案内手段を具備する請求項1ないし11のいずれか一記載のマッサージ機。
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