JP2008104745A - マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な使い勝手のもと、足に対して押圧刺激を付与しつつ左右へのひねり運動を行わせて、効果的なマッサージ施療が得られるようにしたマッサージ機を提供する。
【解決手段】足を置くための足置き部3の左右の一方の側面に足の左右の一側を押圧する一方の側押圧手段17を設ける。他方の側面に足の左右の他側を押圧する他方の側押圧手段17を設ける。一方の側押圧手段17によって足を押圧させると共に、他方の側押圧手段17によって一方の側押圧手段17の足の押圧点から前後にずれた足の位置を押圧させて、少なくとも一方の側押圧手段17にて押圧した足の部位をその押圧方向に移動させるようにすることで、足に左右へのひねり運動を行わせる制御部11を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、足に左右へのひねり運動を行わせるマッサージ機に関するものである。
従来から、被施療者に施療を施すマッサージ機には、足に左右へのひねり運動を行わせるマッサージ機が知られている(たとえば特許文献1参照)。
このマッサージ機は、固定ベルトを有したペダル状の足載せ部材がそのかかと部分を中心にして、マッサージ機本体に対して左右に揺動駆動可能にされたものである。被施療者は足載せ部材に足を載せ、固定ベルトを締め付けて足載せ部材に足を固定した上で、足載せ部材を駆動させる、といった具合でマッサージ機を使用する。
つまり、このマッサージ機にあっては、その使用に際し、足載せ部材に足を置いた状態で使用者に自身の手で固定ベルトを締め付ける作業を課すものであり、使い勝手は良好とは言い難いものであった。また、このマッサージ機にあっては、固定ベルトにて足を固定した足載せ部材を左右に回動させるものであり、つまり主に足首をまわすような施療を期したものであり、マッサージ施療という点では充分なものではなかった。
特開2001−70374号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、良好な使い勝手のもと、足に対して押圧刺激を付与しつつ左右へのひねり運動を行わせて、効果的なマッサージ施療が得られるようにしたマッサージ機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るマッサージ機にあっては、足を置くための足置き部3の左右の一方の側面に足の左右の一側を押圧する一方の側押圧手段17を設け、他方の側面に足の左右の他側を押圧する他方の側押圧手段17を設け、一方の側押圧手段17によって足を押圧させると共に、他方の側押圧手段17によって一方の側押圧手段17の足の押圧点から前後にずれた足の位置を押圧させて、少なくとも一方の側押圧手段17にて押圧した足の部位をその押圧方向に移動させるようにすることで、足に左右へのひねり運動を行わせる制御部11を設けたことを特徴とする。これによると、被施療者は足置き部3に足を置けば、後は制御部11によってすみやかに足に左右へのひねり運動を自動的に行わせることができ、従来技術のように被施療者に足を固定ベルトで固定させる煩雑な動作も課すこともなく、良好な使い勝手のもと、快適なマッサージ施療を行えるのである。また、足の左右へのひねり運動は足置き部3に置いた足に対して側押圧手段17が押圧することで行われるのであるから、足の左右へのひねり運動に加えて足には側押圧手段17の押圧によるマッサージ的な刺激を同時に付与することもできるのであり、効果的なマッサージ施療を施すことができる。
また、請求項2に係るマッサージ機にあっては、足を置くための足置き部3をマッサージ機本体に対して左右に回動可能に設け、足を置くための足置き部3の左右の一方の側面に足の左右の一側を押圧する一方の側押圧手段17を設け、他方の側面に足の左右の他側を押圧する他方の側押圧手段17を設け、一方の側押圧手段17によって足を押圧させると共に、他方の側押圧手段17によって足を押圧させて、マッサージ機本体に対して足置き部3を左右に揺動させることで、足に左右へのひねり運動を行わせる制御部11を設けたことを特徴とする。これによると、被施療者は足置き部3に足を置けば、後は制御部11によってすみやかに足に左右へのひねり運動を自動的に行わせることができ、従来技術のように被施療者に足を固定ベルトで固定させる煩雑な動作も課すこともなく、良好な使い勝手のもと、快適なマッサージ施療を行えるのである。また、足の左右へのひねり運動は足置き部3に置いた足に対して側押圧手段17が押圧することで行われるのであるから、足の左右へのひねり運動に加えて足には側押圧手段17の押圧によるマッサージ的な刺激を同時に付与することもできるのであり、効果的なマッサージ施療を施すことができる。
また、請求項3に係るマッサージ機にあっては、請求項1又は2において、側押圧手段17を、流体の給排動作で膨縮する流体袋にて構成したことを特徴とする。
また、請求項4に係るマッサージ機にあっては、請求項1乃至3のいずれか一項において、側押圧手段17を、モータの駆動で突没する押圧体25にて構成したことを特徴とする。
また、請求項5に係るマッサージ機にあっては、請求項1乃至4のいずれか一項において、脚を置く脚置き部4を設けると共に、この脚保持部に脚を保持する脚保持手段30を設け、上記脚保持手段30によって脚の保持を行わせた上で上記足に左右へのひねり運動を行わせる制御部11を設けることを特徴とする。これによると、脚を保持した状態で足に対して左右へのひねり運動を行わせることができて、足に更に効果的なストレッチを施すことができる。
本発明にあっては、良好な使い勝手のもと、足に対して押圧刺激を付与しつつ左右へのひねり運動を行わせて、効果的なマッサージ施療を付与できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図5に本発明の実施の形態の例のマッサージ機1を示す。本例のマッサージ機1は、図1(a)のように、両側に肘掛部6を有した座部5の後部に傾倒自在に背凭れ部7を配置して成る椅子本体8を有し、この椅子本体8の座部5の前部に下肢のひざ下部分を載置する脚載台2を配置して成る椅子型マッサージ機1aである。脚載台2は、脚(下腿)を置く脚置き部4と、足を載せ置く足置き部3とを有して構成されており、脚置き部4の基端部は座部5の前部に前後方向に回動可能に取付けられており、足置き部3の基端部は脚置き部4の先端部に前後方向に回動可能に取付けられている。また、このマッサージ機1には、内臓した制御部11に接続された操作部12(図3)が設けられており、着座した使用者Aに操作部12が操作されることで制御部11を介してマッサージ機1の運転制御が行われるようになっている。
詳しくは、背凭れ部7にはモータで施療子9を動作させる機械式のマッサージ施療部10が内装されている。背凭れ部7はリンク機構8を介して座部5に対してリクライニング可能となっており、脚載台2はリンク機構29を介して座部5に対してリクライニング可能となっている。具体的に、制御部11には、図3のように、背凭れ部7を起倒駆動させる背凭れ部起倒モータ13、背凭れ部7の起倒角度を検知する背凭れ部角度センサ14、脚載台2を起倒駆動させる脚載台起倒モータ15、脚載台2の起倒角度を検知する脚載台角度センサ16がそれぞれ接続され、制御部11にて各センサ14,16による検知信号に基づいて各モータ13,15を駆動制御させて各リンク機構8,29を駆動させることで、上記背凭れ部7や脚載台2の座部5に対するリクライニング制御が可能にされている。
ここで、脚載台2には使用者Aの左右の脚や足がそれぞれ挿入される断面U字刑状の挿入溝部20がその長手方向に渡るように左右に並んで設けられている。そして、足置き部3には、図1(b)のように、各挿入溝部20aに置かれた各足を側方から押圧する側押圧手段17がそれぞれ設けられている。この、側押圧手段17は、各挿入溝部20aの外側の側面に配設されて各足を外側から押圧する足外側用側押圧手段18と、各挿入溝部20aの内側の側面に配設されて各足を内側から押圧する足内側用側押圧手段19とで構成されている。足外側用側押圧手段18は、足の前後に対応して配置された別体の足外前側押圧部18a、足外後側押圧部18bとを有して構成されている。また、足内側用側押圧手段19は、足の前後に対応して配置された別体の足内前側押圧部19a、足内後側押圧部19bとを有して構成されている。足外前側押圧部18aと足内前側押圧部19aとは挿入溝部20aを介して左右で対向して配置され、足外後側押圧部18bと足内後側押圧部19bとは挿入溝部20aを介して左右で対向して配置されている。具体的に、各前側押圧部18a,19aは足のつま先近傍部位を側方から押圧可能にしてあり、各後側押圧部18b,19bは足のかかと近傍部位を側方から押圧可能にしてある。また、上記各押圧部18,19はそれぞれエアバック24にて構成されている。各エアバック24は空気の給排気で膨縮可能であり、図2のようにエアポンプ21からのエア供給管路22に各々のエアバック24に選択的に給排気を行わせ得る各々の足用電磁弁23が配置され、図3のように制御部11にてエアポンプ21や各々の足用電磁弁23の駆動制御を行わせている。なお、側押圧手段17を構成するエアバック24は一例であり、液体や空気以外の気体で構成した流体の給排動作で膨縮する流体袋によって側押圧手段17を構成することも可能である。
上記構成を有した本例のマッサージ機1では、制御部11によって側押圧手段17に以下のような駆動制御を行わせることで、足に左右へのひねり運動を行わせて足にストレッチを施すことが可能にされている。なお、制御部11にはあらかじめ所定のストレッチ動作がプログラムされた自動コースが設けられており、座部5に座った被施療者が操作部12の操作によって上記自動コースを選択、開始することで、足に左右へのひねり運動を行わせる所定の駆動が行われる。図では右足を例にして説明する。
図4では制御部11の制御によって足に左右へのひねり運動を行わせる一例を示す。すなわち、側押圧手段17である各エアバック24が膨張していない状態で足置き部3に足を置くのであるが、制御部11によると、この状態で、はじめに、足の前後中央部(つま先とかかととの間の部位)を境に対角の位置関係にある側押圧手段17である足外前側押圧部18aと足内後側押圧部19bとに空気を給気して膨張させることで、足外前側押圧部18aと足内後側押圧部19bとが足のつま先近傍の外側部位とかかと近傍の内側部位を押圧させ、これにより足のつま先近傍部位を内側に、足のかかと近傍を外側にそれぞれ移動させることで足に左右(内側)へのひねり運動を行わせる。次いで、先で膨張されなかった側押圧手段17であると共に足の前後中央部(つま先とかかととの間の部位)を境に対角の位置関係にある足内前側押圧部19aと足外後側押圧部18bとに空気を給気して膨張させることで、足内前側押圧部19aと足外後側押圧部18bとが足のつま先近傍の内側部位とかかと近傍の外側部位を押圧させ、これにより足のつま先近傍部位を外側に、足のかかと近傍を内側にそれぞれ移動させることで足に左右(外側)へのひねり運動を行わせる。以後、この動作を繰り返し行うことで、足の前後中央部を中心にその前部及び後部が左右逆に交互に揺動されるような足の左右へのひねり運動を行わせることができる。無論、上記施療の終了時には、制御部11の制御によって側押圧手段17である各エアバック24を収縮させ、足置き部3の挿入溝部20aから足を容易に外すことが可能にされている。
すなわちこの例では、制御部によって、一方の側押圧手段17(たとえば足外側用側押圧手段18)によって足を押圧すると同時に、他方の側押圧手段17(たとえば足内側用側押圧手段19)によって上記一方の側押圧手段17の押圧点から前後にずれた足を押圧し、足の前後の両方の部位を各側押圧手段17(足外側用側押圧手段18、足内側用側押圧手段19)の各々の押圧方向である左右逆方向に移動させるように制御することで、足に対して左右へのひねり運動を行わせている。足にひねり運動を行わせたことに伴って足の筋肉が伸張することとなり、つまり足の左右へのひねり運動に伴って伸張する足の筋肉に対してストレッチ効果を付与できるのである。
また図5では制御部11の制御によって足にひねり運動を行わせる他例を示す。すなわち、側押圧手段17である各エアバック24が膨張していない状態で足置き部3に足を置くのであるが、制御部11によると、この状態で、はじめに、足内後側押圧部19bと足外後側押圧部18bとに空気を給気して膨張させることで、足内後側押圧部19bと足外後側押圧部18bとが足のかかと近傍の内側部位と外側部位とを押圧させ、これにより足のかかと近傍部位を左右から挟持、保持する。次いで、上記かかと近傍を保持した状態で、足外前側押圧部18aと足内前側押圧部19aとに交互に空気の給排気をして膨縮させ、足のつま先近傍の内側・外側を交互に押圧させて、足のつま先近傍を足外前側押圧部18aと足内前側押圧部19aとの押圧方向に交互に移動させ、つまり足のかかと部分を中心にして足のつま先近傍を左右に交互に揺動させるような足の左右へのひねり運動を行わせる。無論、足外前側押圧部18aと足内前側押圧部19aとで足を左右の両側から押圧してその押圧点である足のつま先近傍を挟持、保持し、その上で、足内後側押圧部19bと足外後側押圧部18bとで交互に足を押圧することでも、足のかかと近傍を左右に揺動させて足の左右へのひねり運動を行わせることが可能である。
すなわちこの例では、制御部によって、一対の側押圧手段17(足外側用側押圧手段18、足内側用側押圧手段19)にて足の一部を挟持して保持することで、この挟持点の足の部位を略動かないようにし、その上で、この挟持点から前後にずれた位置の足を一方の側押圧手段17(たとえば足外側用側押圧手段18)にて押圧し、この押圧点の足の部位をその押圧方向に移動させるように制御することで、足に対して左右へのひねり運動を行わせている。これによっても、足の左右へのひねり運動に伴って伸張する足の筋肉に対してストレッチ効果を付与できるのである。
このように、足置き部3の挿入溝部20の左右側面に配設した左右の両方の側押圧手段17(18,19)を作動させ、少なくとも一方の側押圧手段17にて押圧した足の部位をその押圧方向に移動させるようにすることで、足の前後のある位置を他の位置に比べて相対的に左右に移動させるようにして、足に左右へのひねり運動を行わせることができるのであり、足に左右へのひねり運動に伴って伸張する筋肉にストレッチを施すことができる。この足の左右へのひねり運動による足のストレッチ効果は、被施療者の転倒予防や、脳卒中等で足の片麻痺が生じている被施療者の機能訓練などに、その効果を有効に発揮するものである。更に言うと、制御部11によると、足を足置き部3に位置させれば、後はすみやかに足に左右へのひねり運動を自動的に行わせることができ、従来技術のように被施療者に足を固定ベルトで固定させる煩雑な動作も課すこともなく、良好な使い勝手のもと、快適なマッサージ施療を行える利点も有している。無論、側押圧手段17にて直接的に足の側面の局所部位を押圧することによって、足に左右へのひねり運動を施しながらも、押圧する足の局所部位にマッサージ的な刺激の付与もできる。
また、詳しくは、先の側押圧手段17の所定のエアバック24を選択的に繰り返し膨縮させる動作において、エアバック24への空気供給量を抑え目にして膨縮させるエアバック24の切替を比較的速いスピードで行い(エアバック24の最大膨張状態を維持する時間を設けずに膨縮させる各エアバック24の切替をリズミカルに行う)、この膨張させるエアバック24の切替を少なくとも10回程度行うことで、足関節では足関節液が出ることとなって、足関節のほぐし効果を得ることができる。また、先の側押圧手段17の所定のエアバック24を選択的に繰り返し膨縮させる動作において、エアバック24への空気供給量を多目にして膨縮させるエアバック24の切替を比較的ゆっくりとしたスピードで行う(具体的にエアバック24の最大膨張状態を維持する時間を12秒程度設ける)と、ゴルジ健器官が働いて足のひねりに伴って伸びる足の筋肉が緩んだ状態となってなお一層伸ばすようにでき、つまり効果的なストレッチ効果を得ることができる。
上述した側押圧手段17による足の左右へのひねり運動は、エアバック24等の流体袋以外の手段でも可能である。たとえば図6は側押圧手段17をモータの駆動で突没する押圧体25にて構成した例である。この押圧体25は、ウレタン等の比較的軟質な材質にて形成され、挿入溝部20aの側面から挿入溝部20aの左右中央部に向けて突出したり挿入溝部20aの側面内に没入するように、挿入溝部20aの側面に配設されている。具体的に、押圧体25には押圧体25を駆動させる押圧体駆動手段26が設けられており、本例の押圧体駆動手段26は、ねじ軸27に螺合するナット28をモータ(図示せず)で回転させることで、ねじ軸27の先端に取り付けられた押圧体25をねじ軸27の軸方向に移動させ得るものとなっている。先例と同様に、足の前後中央部を境に対角の位置関係にある押圧体25を挿入溝部20aの側面から突出させて足の前後にずれた位置を左右から押圧することで、足に左右へのひねり運動を行わせることが可能となっている。
なお、図6の例では、側押圧手段17は足外前側押圧部18aと足内後側押圧部19bとで構成されているが、この足外前側押圧部18aと足内後側押圧部19bとは足の前後中央部を境に対角の位置関係にあり、足の前後にずれた位置を左右から押圧することが可能で、足に左右へのひねり運動を行わせることが可能である。つまり、側押圧手段17は足の前後にずれた位置を左右から押圧して足を左右方向に傾けることが可能であれば、側押圧手段17を構成する押圧部(18a等)の位置、個数は任意でよく、上記実施例に限定されるものではない。また、左右の足の間でのひねり動作にかかる制約は特に無く、たとえば左右の足でひねりの方向をそろえたり、片足ずつひねり運動を行ったり、両足同時にひねり運動を行っても良い。
また、本例のマッサージ機1における足載台2の脚置き部4には各挿入溝部20bに置かれた各脚を側方から押圧して保持する脚保持手段30がそれぞれ設けられている(図1(a))。この脚保持手段30は、各挿入溝部20bの左右の外側の側面に配設されて各脚を外側から押圧する脚外側用側押圧部31と、各挿入溝部20bの左右の内側の側面に配設されて各脚を内側から押圧する脚内側用側押圧部32とで構成されており(図7(b)参照)、この脚外側用側押圧部31と脚内側用側押圧部32とで脚を内側及び外側から挟持させることで、脚置き部4に脚が保持されるようになっている。具体的に、脚外側用側押圧部31及び脚内側用側押圧部32はそれぞれエアバック33にて構成されている。このエアバック33は空気の給排気で膨縮可能であり、図2のようにエアポンプ21からのエア供給管路22に両エアバック33毎に脚用電磁弁34が配置され、図3のように脚用電磁弁34は制御部11にて駆動制御され、その膨縮動作が制御されている。なお、脚保持手段30を構成するエアバック33は一例であり、液体や空気以外の気体で構成した流体の給排動作で膨縮する流体袋によって脚保持手段30を構成することも可能である。
そして、制御部11の制御によると、脚保持手段30によって脚の保持を行わせた上で、叙述の側押圧手段17による足の左右へのひねり運動を行わせるようにもされている。これによると、脚を保持した状態(足首位置を左右に位置ずれさせないようにした状態)で足に対して左右へのひねり運動を行わせることができて、足に更に効果的なストレッチ効果を施すことができる。無論このときには、脚保持手段30で脚を押圧することで、脚に押圧刺激を付与しつつ足に対して左右へのひねり運動を行わせることができ、つまり足のみならず脚も含めて(すなわち下肢のひざ下部分に)ストレッチ効果を付与することができる。このように脚を保持して固定した状態で足に対して左右へのひねり運動を行わせることによると、両ひざが真っ直ぐに伸びた状態で足に対して左右へのひねり運動を行わせることになるから、たとえばO脚等でひざが外側に開き気味の被施療者であっても、足に対して左右へのひねり運動を効果的に行わせることができる。
また、図7には本発明の実施の形態の他例のマッサージ機1を示す。ここで、先例と同様部位には同符号を付して説明を省き、異なる部位につき説明をしていく。
本例の脚載台2にあっては、マッサージ機本体側である脚置き部4に対して足置き部3がそのかかと部分で左右に回動自在に取り付けられており、回動駆動手段35によって足置き部3が脚置き部4に対して左右に揺動駆動するようにされている。回動駆動手段35は制御部11によってその駆動が制御されるものであり、本例では、脚置き部4と足置き部3とを連結するシャフト36をモータで回転させることによって、足置き部3を左右方向に回動させるものとなっている。モータを正転・反転駆動させることで、足置き部3が左右いずれの方向にも回動することができるようになっている。なお、足置き部3には側押圧手段17(足外側用側押圧手段18及び足内側用側押圧手段19)が備えられ、脚置き部4には脚保持手段30が備えられている。
このマッサージ機1にあっては、制御部11の制御プログラムにより、足置き部3の挿入溝部20に位置させた足に対して一対の側押圧手段17(足外側用側押圧手段18及び足内側用側押圧手段19)によってその左右方向の外側・内側からそれぞれ押圧し、つまり足を左右から挟持して保持し、その上で、回動駆動手段によって足置き部3を脚置き部4に対して左右に回動させることで、足首を中心に左右に揺動するようにして、足に左右へのひねり運動を行わせるようにされている。本例にあっても、先例と同様に、足に左右へのひねり運動を行わせることができるから、足に左右へのひねり運動に伴って伸張する筋肉にストレッチを施すことができるのであり、また、被施療者は足置き部3に足を置けば、後は制御部11によってすみやかに足に左右へのひねり運動を自動的に行わせることができ、従来技術のように被施療者に足を固定ベルトで固定させる煩雑な動作も課すこともなく、良好な使い勝手のもと、快適なマッサージ施療を行えるのである。無論、側押圧手段17にて直接的に足の側面を押圧することによって、足に左右へのひねり運動を施しながらも、押圧する足にマッサージ的な刺激の付与もできる。
また、足置き部3の左右への回動スピードや足置き部3の側押圧手段17による押圧強さを制御部11によって制御することで、先例と同様に、足関節のほぐし効果や効果的なストレッチ効果を被施療者に付与することもできる。また、先例と同様に、制御部11によって、脚置き部4の脚保持手段30で脚を保持した状態にした上で(足首位置を左右に位置ずれさせないようにした上で)、足に対して左右へのひねり運動を行わせることもできて、足に更に効果的なストレッチ効果を施すこともできる。更に言うと、足置き部3の側押圧手段17が先例同様に制御部11の制御によって足の前後のある位置を他の位置に比べて相対的に左右に移動させるようにして足にひねり動作を行わせるものであってもよく、これによると、足の左右へのひねり運動が、足の前後のある位置を他の位置に比べて相対的に左右に移動させて得られる効果と、足首を中心に足を左右に揺動させて得られる効果とを相乗させることができ、効果的な足の左右へのひねり運動を期待できる。
なお、叙述の実施形態の諸例において、特に図示はしないが、足置き部3の挿入溝部20aの底面に足裏を押圧する足裏押圧手段を設けてもよい。この足裏押圧手段は、他の押圧手段同様、エアバック等の流体袋や突没駆動される押圧体を好適に用いることができ、また、足裏の局所部位を押圧可能にするべく足置き部3の挿入溝部20aの底面の局所位置に設けることができる。制御部11によって足を内側にひねった場合にはその足裏が内側に向く内反気味になるが、このとき、足指近傍を押圧する足裏押圧手段によって小指側を上方に持ち上げるようにすると、足の内反を抑制しつつ足に左右へのひねり運動を行わせることができ、足に更に効果的なストレッチを施すことができる。また、たとえば足置き部3の挿入溝部20aの底面形状を親指側から小指側にかけて上方へ盛り上げるように形成すると、挿入溝部20aの底面に足裏を載せて足置き部3に足を置いたときに足がやや内股気味に傾斜する姿勢となり、制御部11によってこの姿勢の足に左右へのひねり運動を行わせると、先と同様に、足の内反を抑制しつつ足に左右へのひねり運動を行わせることができ、足に更に効果的なストレッチ効果を施すことができて好ましいものである。
また、叙述の実施形態の諸例ではいずれも座部5や背凭れ部7を備えた椅子型マッサージ機1aを例示したが、足に左右へのひねり動作を行わせ得るマッサージ機1としては、たとえば座部5や背凭れ部7が存在しないタイプのマッサージ機にも適用できるのは言うまでもない。
本発明の実施の形態の例のマッサージ機であり、(a)は全体側面図であり、(b)は要部(足置き部)の平面図である。 各エアバックへの空気供給経路の概略構成図である。 制御系の概略構成図である。 足に左右へのひねり動作を行わせる制御の一例を説明する説明図である。 足に左右へのひねり動作を行わせる制御の他例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態の他例のマッサージ機において足に左右へのひねり動作を行わせる制御の説明をする説明図である。 本発明の実施の形態の更に他例のマッサージ機であり、(a)は全体側面図であり、(b)は要部の平面図である。
符号の説明
1 マッサージ機
3 足置き部
4 脚置き部
11 制御部
17 側押圧手段
18 足外側用側押圧手段
18a 足外前側押圧部
18b 足外後側押圧部
19 足内側用側押圧手段
19a 足内前側押圧部
19b 足内後側押圧部
24 エアバック
25 押圧体
30 脚保持手段

Claims (5)

  1. 足を置くための足置き部の左右の一方の側面に足の左右の一側を押圧する一方の側押圧手段を設け、他方の側面に足の左右の他側を押圧する他方の側押圧手段を設け、一方の側押圧手段によって足を押圧させると共に、他方の側押圧手段によって一方の側押圧手段の足の押圧点から前後にずれた足の位置を押圧させて、少なくとも一方の側押圧手段にて押圧した足の部位をその押圧方向に移動させるようにすることで、足に左右へのひねり運動を行わせる制御部を設けたことを特徴とするマッサージ機。
  2. 足を置くための足置き部をマッサージ機本体に対して左右に回動可能に設け、足を置くための足置き部の左右の一方の側面に足の左右の一側を押圧する一方の側押圧手段を設け、他方の側面に足の左右の他側を押圧する他方の側押圧手段を設け、一方の側押圧手段によって足を押圧させると共に、他方の側押圧手段によって足を押圧させて、マッサージ機本体に対して足置き部を左右に揺動させることで、足に左右へのひねり運動を行わせる制御部を設けたことを特徴とするマッサージ機。
  3. 側押圧手段を、流体の給排動作で膨縮する流体袋にて構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージ機。
  4. 側押圧手段を、モータの駆動で突没する押圧体にて構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  5. 脚を置く脚置き部を設けると共に、この脚保持部に脚を保持する脚保持手段を設け、上記脚保持手段によって脚の保持を行わせた上で上記足に左右へのひねり運動を行わせる制御部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマッサージ機。
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