JP2007275242A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007275242A
JP2007275242A JP2006104340A JP2006104340A JP2007275242A JP 2007275242 A JP2007275242 A JP 2007275242A JP 2006104340 A JP2006104340 A JP 2006104340A JP 2006104340 A JP2006104340 A JP 2006104340A JP 2007275242 A JP2007275242 A JP 2007275242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
main body
horizontal piece
edge
tilted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006104340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4719055B2 (ja
Inventor
Shinichi Oguri
愼一 小栗
Hitoshi Hisatomi
仁 久富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd, Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2006104340A priority Critical patent/JP4719055B2/ja
Publication of JP2007275242A publication Critical patent/JP2007275242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4719055B2 publication Critical patent/JP4719055B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】 少なくとも座部を傾動させる場合であっても、支持部材と座部との間に衣服等が挟まることを防止し得るマッサージ機を提供する。
【解決手段】 横片部64,64の高さ位置及び各部寸法を、本体1を傾動させていない場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の下縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側表縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の底側の位置にあり、本体1を傾動させた場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の上縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側底縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の表側の位置にあるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、着座した被施療者にマッサージを施す椅子型のマッサージ機に関するものである。
背もたれ部、座部及びフットレスト部を一体的に構成した本体と、前記背もたれ部からフットレスト部に亘って延設したガイドレールと、このガイドレール上を移動自在に配設されており、もみ玉を駆動させて前記本体に着座した被施療者を施療するメカユニットとを備え、座部と背もたれ部との境界付近で前記本体を支持部材にてリクライニング可能に支持したマッサージ機が開示されている(例えば特許文献1参照)。
このようなマッサージ機では、本体の背もたれ部、座部及びフットレスト部を被施療者の体型に適応したシグモイド形状に形成することによって、本体に着座した被施療者をリラックスした姿勢にさせることができると共に、その姿勢を保持して本体をリクライニングさせることができるため、更にリラックスした状態で被施療者をマッサージすることができる。
特開2004−283266号公報
しかし、前述した従来のマッサージ機にあっては支持部材を露出させているが、この場合、本体をリクライニングさせることによって支持部材と座部との部分に間隙が生じ、本体を元の姿勢に復帰させるときに、前記間隙に衣服等が挟まる虞があった。
このような事象は、椅子型のマッサージ機であって少なくとも座部が傾動可能な機種に生じ得るものである。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、少なくとも座部を傾動させる場合であっても、支持部材と座部との間に衣服等が挟まることを防止し得るマッサージ機を提供する。
(1)本発明に係るマッサージ機は、背もたれ部、座部及び脚載置部を有する本体と、該本体を支持する支持部材と、少なくとも前記座部を所定の傾動範囲内で傾動させる駆動機構と、前記座部に着した被施療者にマッサージを施すマッサージ機構とを備えるマッサージ機において、前記支持部材は、前記本体の前面側で立ち上げた立上り部及び該立上り部の上縁から本体の背面側へ横延設した横片部を有し、前記座部の側方に配された側方部を具備しており、前記座部及び横片部並びに前記駆動機構による座部の傾動範囲は、座部を傾動させていない場合、横片部の座部に臨む部分の下縁が、対応する座部の側表縁位置を含み当該位置より座部の底側の位置にあり、座部を傾動させた場合、横片部の座部に臨む部分の上縁が、対応する座部の側底縁位置を含み当該位置より座部の表側の位置にあるように構成されていることを特徴とする。
このように本発明によれば、座部及び該座部を支持する支持部材の横片部、並びに駆動機構による座部の傾動範囲は、座部を傾動させていない場合、横片部の座部に臨む部分の下縁が、対応する座部の側表縁位置を含み当該位置より座部の底側の位置にあり、座部を傾動させた場合、横片部の座部に臨む部分の上縁が、対応する座部の側底縁位置を含み当該位置より座部の表側の位置にあるように構成されているため、座部を傾動させる場合であっても、傾動前後において、横片部の下縁と座部の側表縁との間、及び横片部の上縁と座部の側底縁との間に間隙が生じず、当該側方部と座部との間に衣服等が挟まることを防止することができるという効果を奏する。
また、支持部材の横片部のみならず立上り部を条材で構成することができ、マッサージ機のデザイン性が向上する。
(2)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記背もたれ部、座部及び脚載置部は一体的に形成されており、前記駆動機構によって前記本体が傾動されるようになっており、前記立上り部は脚載置部の長手方向の適宜位置から立ち上げられており、前記座部及び横片部並びに前記駆動機構による座部の傾動範囲の構成に代えて、前記本体及び横片部並びに前記駆動機構による本体の傾動範囲は、本体を傾動させていない場合、横片部の座部及び脚載置部に臨む部分の下縁が、対応する前記座部及び脚載置部の側表縁位置を含み当該位置より座部及び脚載置部の底側の位置にあり、本体を傾動させた場合、横片部の座部及び脚載置部に臨む部分の上縁が、対応する座部及び脚載置部の側底縁位置を含み当該位置より座部及び脚載置部の表側の位置にあるように構成されていることを特徴とする。
このように本発明によれば、本体は、座部の後縁に背もたれ部が、また座部の前縁に脚載置部が一体的に延設されており、このような本体を傾動させる場合であっても、傾動前後において、横片部の下縁と対応する座部及び脚載置部の側表縁との間、及び横片部の上縁と対応する座部及び脚載置部の側底縁との間に間隙が生じず、当該側方部と座部との間に衣服等が挟まることを防止することができるという効果を有する。
(3)また、本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記立上り部は、本体の傾動部分の前縁より傾動中心側であって当該傾動中心を中心とする円弧に倣うように形成されていることを特徴とする。
このように本発明によれば、本体の傾動部分の側底縁と支持部材の立上り部とのなす角が、傾動部分の傾動前後で同じ角度であるため、傾動動作中、本体の傾動部分の側底縁と支持部材の立上り部との間に被施療者の衣服等が引き込まれることを防止することができるという効果を有する。
以下、本発明に係るマッサージ機の一例を図面に基づいて詳述する。
(本発明の第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ機の骨構造を示す表側斜視図であり、図中、1は被施療者が着座する本体、6は前記本体1を支持する支持部材である。また、図2、図3、図4及び図5は、図1に示したマッサージ機の底側斜視図、側面図、平面図及び正面図である。
図1から図5に示したように、本体1は、横方向へ適宜の距離を隔てて配したシグモイド形状の2本の縦フレーム10,10を備えており、本体1には両縦フレーム10,10によって、被施療者の主に臀部を支持する座部4、前記被施療者の主に背部を支持する背もたれ部3、前記被施療者の主に頭部を支持するヘッドレスト部2、前記被施療者の主に大腿部を支持する上位フットレスト部51、前記被施療者の主に膝部を支持する中位フットレスト部52、前記被施療者の主に脹脛部から足部を支持する下位フットレスト部53が形成されている。
すなわち、本体1のリクライングさせていない基本姿勢において、縦フレーム10の下位フットレスト部53は適宜の登り勾配にしており、中位フットレスト部52で屈曲させて、上位フットレスト部51及び座部4は連続的に、下位フットレスト部53の勾配値より小さい値の下り勾配にしている。そして、座部4と背もたれ部3との境界で再び屈曲させて、背もたれ部3は前記下位フットレスト部53と略同じ登り勾配にしている。
これら上位フットレスト部51、中位フットレスト部52及び下位フットレスト部53によって脚載置部5が構成されている。
前述した縦フレーム10,10の間には、本体1の裏面側に縦フレーム10,10の長手方向へ適宜の間隔で配した略倒立アーチ形の複数の横フレーム20,20,…が架設されており、これによって縦フレーム10,10の間の間隙部13及び各横フレーム20,20,…で囲まれる領域内を貫通する貫通路21を備える本体1の骨構造が形成されている。
また、縦フレーム10,10の裏面側にはそれぞれ、矩形U字状の溝部11,11の内側壁にラック12,12を設けてなるガイドレール10a,10aが一体成形されており、両ガイドレール10a,10aによって被施療者にマッサージを施すメカユニット7が縦フレーム10,10の長手方向の略全領域に亘って案内されるようになっている。このメカユニット7の構成については後述する。
一方、縦フレーム10,10にはそれぞれ、アングル材の角部を面取りした帯板状の枠部材25,25を固定させており、本体1は、両枠部材25,25上にクッション部材を介装させ、両枠部材25,25、縦フレーム10,10及び各横フレーム20,20,…を外装カバー(共に図示せず)で覆って構成される。
一方、前述した支持部材6は、底部61及び両脚部62,62を具備し、平面視が略コ字形の基部60を備えており、底部61の長さ寸法は本体1の幅寸法より少し大きい。基部60は底部61が本体1の背面側に、両脚部62,62の端部が本体1の正面側になるように配置されており、両脚部62,62の端部をそれぞれ立ち上げて、前記座部4の両側方に位置する側方部6a,6aを構成する立上り部63,63が形成されている。両立上り部63,63の上縁は本体1の背面側へ屈曲させており、前記脚部62,62の長さ寸法より短い適宜長さ寸法の横片部64,64が両立上り部63,63からそれぞれ延設されている。この横片部64,64の外径は、本体1の厚さ寸法より小さい。なお、本実施例では、本体1の側部厚さ寸法とは、枠部材25の表面から横フレーム20,20,…の側部底縁までの寸法をいう。
また、両脚部62,62の長さ方向の中途位置には本体1を担持する縦部材65,65がそれぞれ立設されており、前記両横片部64,64の先端部は対応する縦部材65,65に連結されている。
なお、支持部材6は軽量化のため基部60、立上り部63,63及び横片部64,64はパイプ材を用いている。
ところで、前述した縦フレーム10,10の外側面であって座部4に対応する適宜位置には、支持部材6と連結するための連結用片部15,15が垂設されており、両連結用片部15,15と前記縦部材65,65とを枢軸14,14により連結させて、本体1は支持部材6にて本体1の背面側へリクライニング可能(図3参照)に支持されている。一点鎖線はリクライニング時を示している。なお、図3においては本体1をカバーで被覆している状態を示し、横フレーム20を点線で示している。
一方、支持部材6の立上り部63,63の間には取付部66aを突設した取付用フレーム66が架設されており、また、座部4の位置に配設した横フレーム20には取付部26が垂設されている。両取付部66a,26にはシリンダ型のアクチュエータ30を架設しており、該アクチュエータ30を退縮駆動させることによって、本体1を所定角度までの任意のリクライニング角度に傾動させ、アクチュエータ30を進延駆動させることによって、本体1を元の基本姿勢に復帰させ得るようになっている。
なお、アクチュエータ30の取付様態はこれに限らず、例えば、アクチュエータ30を支持部材6と本体1との間に、中位フットレスト部52を押し上げることによって本体1を傾動させるように架設することもできる。
次に、マッサージ機構について説明する。
図6は本発明に係るマッサージ機の模式的側面図であり、図中、7はメカユニットである。なお、図6中、図1から5に示した部分に対応する部分については同じ番号を付してその説明を省略する。
図6に示したように、本体1の貫通路21内には、本体1に着座した被施療者に対して二対のもみ玉71,71(71,71)によって機械的マッサージを施すメカユニット7が、もみ玉71,71(71,71)を本体1の間隙部13(図1参照)から突出させた様態で配してあり、該メカユニット7は前述したガイドレール10a(10a)によって、本体1の長手方向の略全領域に亘って案内されるようになっている。
図7、図8及び図9は、図6に示したメカユニット7の正面図、平面図及び側面図である。図7から図9に示したように、メカユニット7のユニットケース70の略中央部には、2本の二股状のアーム72,72が各先端部を通る延長線上で交差し得る姿勢で配設されており、両アーム72,72の先端にはそれぞれもみ玉71,71、71,71が取り付けられている。両アーム72,72はもみ用モータによって、横方向で対向するもみ玉71,71、71,71間の距離が拡縮するように駆動されるようになっており、これによって被施療者にもみマッサージを施す。また、両アーム72,72は対をなす一方の側のもみ玉71,71が他方の側のもみ玉71,71より突出させた姿勢にし得るようになっており、この姿勢でたたき用モータを駆動させることによって、両アーム72,72を縦フレーム10(図1参照)と直交する軸周りに揺動させ、被施療者にたたきマッサージを施す。
なお、本実施の形態では、二股状のアーム72,72にそれぞれ取り付けた4つのもみ玉71,71、71,71を用いたメカユニット7について説明したが、本発明はこれに限らず、2本のアームの先端にそれぞれ取り付けた2つのもみ玉を用いるメカユニットを適用してもよい。更に、メカユニットは、もみマッサージ及びたたきマッサージに限らず、指圧マッサージ等の他のマッサージ、又はそれらを組み合わせたマッサージを実行し得るように構成することもできる。
ユニットケース70の適宜位置には、移動用モータ79にて正逆回動される駆動軸73が横架されており、該駆動軸73の両端はユニットケース70の両側から所定寸法だけ突出させてある。駆動軸73の両端にはそれぞれ、前述したガイドレール10a,10aの溝部11,11内に転接する駆動輪74,74がそれぞれ固定されており、駆動輪74,74の内側には、ガイドレール10a,10aのラック12,12に歯合するピニオン74a,74aを設けている。また、ユニットケース70には、駆動軸73と対をなす回動軸75,75がその一端をユニットケース70の両側から所定長だけ突出させた様態で対向配置されており、回動軸75,75のユニットケース70の両側から突出した端部に取り付けた回動輪76,76と対応する駆動輪74,74とでガイドレール10a,10aの溝部11,11を挟持するようになっている。
更に、ユニットケース70の両側部であって前記駆動軸73から縦方向へ適宜距離を隔てた位置には、ユニットケース70の厚さ方向へ対向配置した2対の支持軸77,77、77,77の一端部が突出させてあり、各支持軸77,77、77,77の一端に取り付け支持輪78,78、78,78によってガイドレール10a,10aの溝部11,11に対して挟持転接するようになっている。
メカユニット7は、移動用モータ79にて駆動軸73を正逆回動させることによってガイドレール10a,10aの長手方向の任意位置へ移動し、本体1に着座した被施療者の首部、肩部、背部、腰部、臀部、大腿部、脹脛部等をマッサージする。このとき、メカユニット7は、対向する4対の輪によってガイドレール10a,10aの溝部11,11を挟持しているため、いかなる姿勢になっても落下することなく被施療者に所定のマッサージを施すことができる。
ところで、前述したように、本体1はリクライニングさせていない基本姿勢から適宜のリクライニング姿勢に傾動し、また元の基本姿勢に復帰し得るようになっているが、図3に示したように、本体1の側部の厚さ方向において、基本姿勢とリクライニング姿勢とで互いに重なり合う重畳領域Mが形成されている。
そして、この重畳領域M内に、前述した支持部材6の両横片部64(64)の少なくとも厚さ方向の一部がその全長に亘って配設されており、これによって本体1の傾動復帰動作中に横片部64と本体1との間に被施療者の衣類等が挟み込むことを防止している。
すなわち、本体1が基本姿勢の場合、横片部64はその全長に亘って、当該横片部64の鉛直方向の下縁が本体1の枠部材25の表面から突出することなく本体1の側部と対向しており、側面視において本体1と横片部64との間、特に本体1の側部表面と横片部64の鉛直方向の下縁とに間隙が生じない。
また、本体1がリクライニング姿勢の場合であっても、横片部64はその全長に亘って、当該横片部64の鉛直方向の上縁が本体1の横フレーム20,20,…の側部底縁から突出することなく本体1の側部と対向しており、側面視において本体1と横片部64との間、特に本体1の側部裏面と横片部64の鉛直方向の上縁とに間隙が生じない。
従って、本体1の傾動動作の前後で、側面視において本体1と横片部64とに間隙が生じず、横片部64と本体1との間に被施療者の衣類等が挟み込まれることが防止される。
このような効果は、本体1の座部4及び脚載置部5の高さ位置及び各部寸法、支持部材6の横片部64の高さ位置及び各部寸法、並びに本体1の傾動範囲によって定まり、例えば、本体1の各部寸法及び高さ位置、並びに本体1の傾動範囲が規定されている場合は、前述したように横片部64,64の高さ位置及び各部寸法を、本体1を傾動させていない場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の下縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側表縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の底側の位置にあり、本体1を傾動させた場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の上縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側底縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の表側の位置にあるようにする。
一方、横片部64,64の各部寸法及び高さ位置、並びに本体1の傾動範囲が規定されている場合は、本体1の寸法、特に座部4及び脚載置部5の高さ位置及び各部寸法を、本体1を傾動させていない場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の下縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側表縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の底側の位置にあり、本体1を傾動させた場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の上縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側底縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の表側の位置にあるようにすることができる。
また、本体1の各部寸法及び高さ位置、並びに横片部64,64の各部寸法及び高さ位置が適当に規定されている場合は、本体1の傾動範囲を、本体1を傾動させていない場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の下縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側表縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の底側の位置にあり、本体1を傾動させた場合、横片部64,64の座部4及び脚載置部5に臨む部分の上縁が、対応する座部4及び脚載置部5の側底縁位置を含み当該位置より座部4及び脚載置部5の表側の位置にあるようにすることができる。
ところで、本実施の形態に係るマッサージ機にあっては、図3に示したように、支持部材6の立上り部63(63)は、本体1を枢支する枢軸14(14)、すなわち本体1の傾動中心を中心とする円(円弧)C上に位置するように曲成されている。
これによって、本体1を傾動させた場合であっても、側面視における本体1の下位フットレスト部53と立上り部63とのなす角が一定の角度に保持され、下位フットレスト部53と立上り部63との間に被施療者の衣服等が巻き込まれることが防止される。
(本発明の他の実施の形態)
図10は、本発明に係る他のマッサージ機を示す模式的側面図であり、背もたれ部3a、座部4a及び脚載置部5aを各別に連結した本体1に適応した場合について示している。なお、図中、図3に示した部分に対応する部分には対応する番号を付す。
図10に示したように、座部4aの前縁には脚載置部5aが枢軸18によって昇降可能に連結されており、座部4aの後縁には背もたれ部3aが枢軸17によってリクライング可能に連結されている。また、背もたれ部3a内には、本体1に着座した被施療者にマッサージを施すメカユニット7aが配設してあり、メカユニット7aは、背もたれ部3aの長手方向へ配設されたガイドレール10b(10b)に案内されて昇降駆動するようになっている。
一方、本体1を支持する支持部材6の側方部6b(6b)は、横片部64b(64b)を除く部分を壁状に構成しており、側方部6b(6b)の壁状部分と横片部64b(64b)との間に適宜の空間が形成されている。また、前記座部4aの底側部には連結用片部40(40)が垂設されており、連結用片部40(40)と側方部6b(6b)とを枢軸16(16)により連結させて、本体1は支持部材6にて本体1の背面側へリクライニング可能に支持されている。これによって、座部4aが本体1の前後方向へ傾動するようになっている。
そして、座部4a及び横片部64b(64b)並びに座部4aの傾動範囲は、座部4aを傾動させていない場合、横片部64b(64b)の座部4aに臨む部分の下縁が、対応する座部4aの側表縁位置を含み当該位置より座部4aの底側の位置にあり、座部4aを傾動させた場合、横片部64b(64b)の座部4aに臨む部分の上縁が、対応する座部4aの側底縁位置を含み当該位置より座部4aの表側の位置にあるように構成されている。
これによって、前同様、本体1の傾動動作の前後で、側面視において座部4aと横片部64bとに間隙が生じず、横片部64bと座部4aとの間に被施療者の衣類等が挟み込まれることが防止される。
なお、図10に示したマッサージ機にあっては、本体1を支持部材6にて本体1の背面側へリクライニング可能に支持することよって、座部4aを傾動させるようにしたが、本発明はこれに限らず、座部4aだけを傾動させることができる構成にしてもよい。
更に、図11に示したように、支持部材6の立上り部63bを、本体1を枢支する枢軸16(16)、すなわち本体1の傾動中心を中心とする円(円弧)C上に位置するように曲成してしてもよい。これによって、座部4aを傾動させた場合であっても、側面視における座部4aと立上り部63bとのなす角が一定の角度に保持され、座部4aと立上り部63bの間に被施療者の衣服等が巻き込まれることが防止される。
本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ機の骨構造を示す表側斜視図である。 図1に示したマッサージ機の底側斜視図である。 図1に示したマッサージ機の側面図である。 図1に示したマッサージ機の平面図である。 図1に示したマッサージ機の正面図である。 本発明に係るマッサージ機の模式的側面図である。 図6に示したメカユニットの正面図である。 図6に示したメカユニットの平面図である。 図6に示したメカユニットの側面図である。 本発明に係る他のマッサージ機を示す模式的側面図である。 本発明に係る更に他のマッサージ機を示す模式的側面図である。
符号の説明
1 本体
2 ヘッドレスト部
3 背もたれ部
4 座部
5 脚載置部
6 支持部材
7 メカユニット
10 縦フレーム
10a ガイドレール
11 溝部
12 ラック
13 間隙部
25 枠部材
51 上位フットレスト部
52 中位フットレスト部
53 下位フットレスト部
60 基部
61 底部
62 脚部
63 立上り部
64 横片部
65 縦部材
C 円(円弧)
M 重畳領域

Claims (3)

  1. 背もたれ部、座部及び脚載置部を有する本体と、該本体を支持する支持部材と、少なくとも前記座部を所定の傾動範囲内で傾動させる駆動機構と、前記座部に着した被施療者にマッサージを施すマッサージ機構とを備えるマッサージ機において、
    前記支持部材は、前記本体の前面側で立ち上げた立上り部及び該立上り部の上縁から本体の背面側へ横延設した横片部を有し、前記座部の側方に配された側方部を具備しており、
    前記座部及び横片部並びに前記駆動機構による座部の傾動範囲は、座部を傾動させていない場合、横片部の座部に臨む部分の下縁が、対応する座部の側表縁位置を含み当該位置より座部の底側の位置にあり、座部を傾動させた場合、横片部の座部に臨む部分の上縁が、対応する座部の側底縁位置を含み当該位置より座部の表側の位置にあるように構成されているマッサージ機。
  2. 前記背もたれ部、座部及び脚載置部は一体的に形成されており、
    前記駆動機構によって前記本体が傾動されるようになっており、
    前記立上り部は脚載置部の長手方向の適宜位置から立ち上げられており、
    前記座部及び横片部並びに前記駆動機構による座部の傾動範囲の構成に代えて、前記本体及び横片部並びに前記駆動機構による本体の傾動範囲は、本体を傾動させていない場合、横片部の座部及び脚載置部に臨む部分の下縁が、対応する前記座部及び脚載置部の側表縁位置を含み当該位置より座部及び脚載置部の底側の位置にあり、本体を傾動させた場合、横片部の座部及び脚載置部に臨む部分の上縁が、対応する座部及び脚載置部の側底縁位置を含み当該位置より座部及び脚載置部の表側の位置にあるように構成されている
    前記請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記立上り部は、本体の傾動部分の前縁より傾動中心側であって当該傾動中心を中心とする円弧に倣うように形成されている
    前記請求項1又は2に記載のマッサージ機。

JP2006104340A 2006-04-05 2006-04-05 マッサージ機 Expired - Fee Related JP4719055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006104340A JP4719055B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 マッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006104340A JP4719055B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 マッサージ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007275242A true JP2007275242A (ja) 2007-10-25
JP4719055B2 JP4719055B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=38677397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006104340A Expired - Fee Related JP4719055B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 マッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4719055B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170731A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Family Co Ltd マッサージ機
CN102697626A (zh) * 2012-06-06 2012-10-03 上海荣泰健身科技发展有限公司 一种按摩椅专用背架结构
CN102727368A (zh) * 2011-04-07 2012-10-17 发美利株式会社 按摩机
JP2015002943A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 株式会社フジ医療器 椅子式マッサージ機
KR102489682B1 (ko) * 2022-06-23 2023-01-18 감사한 주식회사 하체 국소 안마의자

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262780A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Family Kk 椅子及び椅子型マッサージ機
JP2004283266A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Iryoki:Kk 休息用椅子型施療機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262780A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Family Kk 椅子及び椅子型マッサージ機
JP2004283266A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Iryoki:Kk 休息用椅子型施療機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170731A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Family Co Ltd マッサージ機
CN102727368A (zh) * 2011-04-07 2012-10-17 发美利株式会社 按摩机
JP2012217568A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Family Co Ltd マッサージ機
CN102697626A (zh) * 2012-06-06 2012-10-03 上海荣泰健身科技发展有限公司 一种按摩椅专用背架结构
JP2015002943A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 株式会社フジ医療器 椅子式マッサージ機
KR102489682B1 (ko) * 2022-06-23 2023-01-18 감사한 주식회사 하체 국소 안마의자
WO2023249203A1 (ko) * 2022-06-23 2023-12-28 감사한 주식회사 하체 국소 안마의자

Also Published As

Publication number Publication date
JP4719055B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6627114B2 (ja) マッサージ機
JP5329998B2 (ja) マッサージ機
JP4435215B2 (ja) 椅子型マッサージ機
KR101266497B1 (ko) 가변 시트형 안마 의자
JP4719055B2 (ja) マッサージ機
JP4949075B2 (ja) マッサージ機
JP2008295878A (ja) マッサージ機
JP4684151B2 (ja) マッサージ機
JP4731439B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP5408744B2 (ja) マッサージ機
JP6833170B2 (ja) マッサージ機
KR101359212B1 (ko) 마사지기
JP2006187478A (ja) マッサージ機
JP2009247378A (ja) 健康器具
JP4919290B2 (ja) マッサージ機
JP4865448B2 (ja) 椅子式マッサージ機
JP6600655B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP5946734B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP6851271B2 (ja) 身体支持装置
JP2524462B2 (ja) 腰痛防止椅子
JP6795420B2 (ja) 身体支持装置
KR100904742B1 (ko) 의자
JP2015177942A5 (ja)
JP2009082425A (ja) 椅子式マッサージ機
JP2015177942A (ja) 腰臀部押圧伸展器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees