JP2015177942A - 腰臀部押圧伸展器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転して、被験者が位置して、腰臀部を吊り下げて支持可能な臀部収容空間部を形成し、腰臀部周辺のツボや筋肉を押圧伸展可能な押圧頂面を形成することを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
【選択図】図1
Description
(1)被験者の座骨点が椅子の座面に接すると体重が負荷されて座面に生じる反発力が腰に負荷されて腰が痛くなると言う説がある。骨盤が吊下がると座骨点が浮く。座骨点が座面に当接しないと反発力が生じないので腰が痛くならないという効果がある。
(2)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、座骨に押圧頂面が当接する。骨盤は座骨が押圧頂面に被験者方向後に押されると立って、骨盤が立つと背筋が自然に伸びて生理的S字曲線が自然に形成されるという効果がある。
(3)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、押圧頂面に座骨が当接する。被験者の体重が負荷されて座骨前部や臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉が押圧される。さらに、被験者が体を動かすと、背凭れを支点に被験者の上半身が梃子になって梃子の作用で骨盤が被験者方向前に押されると座骨前部や臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉は揉まれて伸展されるという効果がある。
(4)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して、背凭れに上半身をあずけると骨盤が吊り下がって保持される。骨盤が重石になって腰臀部周辺の筋肉が重みで被験者方向下方に引っ張られて伸展されるという効果がある。
(5)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して、背凭れに上半身をあずけると骨盤が吊り下がって保持される。骨盤が吊下がり浮くと腰臀部周辺の筋肉は体重が負荷されず重力から解放されるという効果がある。
(6)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、座骨が押圧頂面に当接して骨盤が安定し、腰も安定する。腰が安定しているので姿勢が安定し、腰は姿勢を支えようとして踏ん張る必要が無いので疲れない。痛くならないという効果がある。
(7)所謂正しい姿勢に被験者の姿勢を固定して、さらに長い時間これを維持しようとすると一部の筋肉が緊張を強いられて疲れ、やがて痛くなる。こうして起こる筋肉の緊張を軽減するために体は無意識に動いたり姿勢を変えたりするという説がある。体重や体の動きを利用してツボや筋肉を押圧伸展する仕組みであって、姿勢を固定し、あるいは長い時間これを維持することがないので一部の筋肉が緊張を強いられて疲れ、痛くなるといったことが無くなるという効果がある。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態を示す概略図である。
図2は本発明の第1実施形態を示す概略図である。
図3は本発明の第1実施形態を示す分解概略図である。
図4は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図5は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図6は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図7は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図8は本発明の第1実施形態の懸吊機能を示す説明図である。
図9は本発明の第1実施形態の押圧伸展機能を示す説明図である。
図10は本発明の第1実施形態の姿勢制御機能を示す説明図である。
図11は本発明の第1実施形態の座骨滑動制御を示す説明図である。
(1)横枠2は、スライド溝12と軸受部11Fと軸受部11Rを有し、
(2)主座3は、主座3が被験者方向前後に回転可能な回転軸部10Fを有し、
(3)補助座5は、補助座5が被験者方向前後に回転可能な回転軸部10Rを有し、
(4)副座4は、副座4が横枠2のスライド溝12を被験者方向前後に移動かつ回転可能な回転軸10Mを有し、さらに
(5)固定具13は、横枠2に主座3と補助座5を、補助座5が被験者方向前後に回転可能に取り付けが可能な公知の技術を用いたものであって、例えばベアリングとリテーナーを一体で構成してなるものである。
(1)横枠2の軸受部11Fと軸受部11Rに、固定具13を取り付け、
(2)横枠2の軸受部11Fに取り付けた固定具13に主座3の回転軸10Fを取り付けて、
(3)横枠2の軸受部11Rに取り付けた固定具13に補助座5の回転軸10Rを取り付けて、
(4)横枠2のスライド溝12に副座4の回転軸10Mを取り付けて、
組み立て使用可能である。また利便性が減殺されるが補助座5はなくても組み立てて使用可能である。
(1)図4、図8に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持されて骨盤57は懸吊して保持される。骨盤57が重石になって伸展範囲Wの筋肉は矢印Y1に示すように被験者方向下方に引っ張られて伸展され、さらに体重が負荷されず重力から解放される。さらに、
(2)図4、図8に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持される。押圧頂面7は被験者の大腿部周辺のツボや筋肉に当接し、押圧頂面8は被験者の臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に当接し、当接するツボや筋肉は被験者Hの体重と体の動きで押圧され伸展される。
(3)図5、図9(A)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、座骨88が押圧頂面7、押圧頂面8に当接し挟まれて支持される。
押圧頂面7は臀部と大腿部の接続部分周辺や座骨88の前部周辺、押圧頂面8は座骨後面周辺のツボや筋肉に当接し、矢印Y1に示すように、骨盤57など自重が負荷される。当接するツボや筋肉は押圧され、さらに被験者Hの体の動きで伸展される。
(4)図6、図9(B)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、座骨88が押圧頂面7、押圧頂面8に当接し挟まれて支持される。さらに、被験者Hが背凭れ29に上体を預けると、背凭れ29を支点に上半身が梃子になって、矢印Y2のように、骨盤57が被験者方向前に押し出されて、座骨88が押圧頂面8に押し付けられて、座骨88の後部周辺のツボや筋肉は、押圧頂面8と座骨88に挟まれ体重で押圧され体の動きで伸展される。また、臀部と大腿部の接続部分周辺あるいは座骨88の前部周辺のツボや筋肉は押圧頂面7に当接して体重で押圧され、体の動きで伸展される。
(5)被験者Hが座骨点を椅子の座面に位置して背凭れに上体を預けると、背凭れを支点に上半身が梃子になって、骨盤が被験者方向前に押し出される。座骨点が座面の上を滑り大腿部が前に押し出される。すると骨盤の角度が変わり、骨盤が曲がり、背骨が引っ張られて、生理的S字曲線が崩れて姿勢が悪くなるという説がある。図10に示されるように、骨盤57が懸吊されて、座骨点44が浮揚して座骨88の前部に押圧頂面8が当接すると、座骨点44が安定するので骨盤57が自然に立ちあがり、背筋が伸び生理的S字曲線90が形成される。
(6)被験者が椅子の座面に位置すると座骨点が座面に接し体重負荷されて座面に生じる反発力が腰に負荷されて腰が痛くなると言う説があって、被験者の姿勢を制御してこの反発力を減少あるいは分散するよう工夫した椅子や座布団がある。図10に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると、押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持されて骨盤57は懸吊して保持される。座骨点44が浮揚して座面に接することがないので反発力が生じることがなく、腰も痛くならない。
(7)被験者Hが座骨点44を椅子の座面に位置し背凭れに上体を傾けると、腰が被験者方向前に押し出される。座骨点が座面上を滑り腰は安定できない。腰が不安定であると姿勢が不安定になり、姿勢を安定させるために腰が踏ん張るので、やがて腰が疲れ痛くなるという説がある。しかし、図11に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置、背凭れに上体を傾けると、座骨点44が座面80から離れて浮揚する。被験者の体形によっては座面80に触れることもあるが、どちらの場合でも座骨88の前部が押圧頂面8に当接する。座骨88の前部が押圧頂面8に押し付けられると座骨点44は動けない。してみると腰も安定し姿勢も安定する。腰は姿勢を安定させるために踏ん張る必要が無いので疲れたり痛くなったりしない。
図12は本発明の第2実施形態を示す概略図である。
図13は本発明の第2実施形態を示す概略図である。
図14は本発明の第2実施形態で主座を示す概略部品図である。
図15は本発明の第2実施形態で副座を示す概略部品図である。
図16は本発明の第2実施形態の使用方法と機能を示す概略図である。
図17は本発明の第2実施形態の使用状態を示す概略図である。
(1)押圧頂面26は被験者Hの大腿部周辺に当接する。
(2)押圧頂面27は被験者Hの臀部と大腿部の接続部分周辺に当接する。
(3)被験者支持部28は被験者Hの座骨前面部周辺に当接する。
ツボや筋肉は、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展される。
(1)支持枠19を被験者方向後にスライドして、座面を表裏反転すると主座17と副座18の前後位置が入れ替わる。
(2)副座18前端を外枠16に当接して支持枠19を被験者方向前にスライドすると主座17と副座18の連結部が持ち上がり押圧頂面27、押圧頂面32、被験者支持部31が形成され、押圧頂面32の後位置に臀部収容空間部6が形成される。
(3)押圧頂面27の高さと被験者支持部31の傾斜は支持枠19を被験者方向前後に移動して調整可能であって、外枠16と支持枠19の間の距離が短くなるほど押圧頂面27の高さが高くなる。
(1)押圧頂面27は大腿部周辺のツボや筋肉に当接する。
(2)押圧頂面32は臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に当接する。
(3)被験者支持部31は座骨前面のツボや筋肉に当接する。
ツボや筋肉は、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展される。
図18は本発明の第3実施形態を示す概略図である。
図19は本発明の第3実施形態の使用方法を示す概略図である。
図20は本発明の第3実施形態の機能を示す概略図である。
図21は本発明の第4実施形態を示す概略図である。
図22は本発明の第4実施形態を示す側面概略図である。
図23は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。
図24は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。
図25は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
図26は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
図27は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
(1)図25(A)に示されるように、回転軸20が支持枠19の被験者方向前下方に位置されると、押圧頂面58、押圧頂面59、被験者支持部60、臀部収容空間部6が形成される。被験者Hが臀部を被験者支持部60に位置すると、図25(B)に示されるように、被験者Hの体重は骨盤57に負荷されて、矢印Y6で示すように骨盤57が被験者支持部60の斜面を滑り落ちて臀部収容空間部6に位置される。
(2)図26(A)に示されるように、回転軸20が支持枠19の被験者方向後下方に位置されると、押圧頂面58、押圧頂面59、臀部収容空間部6が形成される。被験者Hが臀部を臀部収容空間部6に位置すると、図26(B)に示されるように、被験者Hの体重が骨盤57に負荷されて、矢印Y8で示すように、骨盤57はを押し下げられて臀部収容空間部6に位置される。
図28は本発明の第5実施形態を示す外観斜視概略図である。
図29は本発明の第5実施形態を示す上面概略図である。
図30は本発明の第5実施形態を示す側面と中心断面の概略図である。
図31は本発明の第5実施形態の機能を示す概略図である。
図32は本発明の第6実施形態を示す概略図である。
図33は本発明の第6実施形態の使用方法を示す断面概略図である。
図34は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。
図35は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。
(1)主座66の軸受部73Rと副座67の軸受部75Fに回転軸20を軸通して主座66と副座67が枢結され回転可能である。
(2)主座66の軸受部73Fに前枠68を軸通して主座66と前枠68が枢結され回転可能である。
(3)副座67の軸受部75Rに支持枠を69軸通して副座67と支持枠69が枢結され回転可能である。
図36は本発明の第7実施形態を示す概略図である。
図37は本発明の第8実施形態を示す概略図である。
図38は本発明の第9実施形態を示す概略図である。
図39は本発明の第9実施形態を示す側面と中心断面概略図である。
図40は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
図41は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
図42は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置すると、臀部収容空間部6が形成されて、図42(C)に示すように、押圧頂面77、押圧頂面79、被験者支持部79が形成される。
図43は本発明の第10実施形態を示す概略図である。
図44は本発明の第10実施形態の操作方法を示す概略図である。
2 横枠
3 主座
4 副座
5 補助座
6 臀部収容空間部
7 押圧頂面
8 押圧頂面
9 被験者支持部
10F 回転軸
10M 回転軸
10R 回転軸
11F 軸受部
11R 軸受部
12 スライド溝
13 固定具
15 腰臀部押圧伸展器
16 外枠
17 主座
18 副座
19 支持枠
20 回転軸
21 スライド部材
22 座面
23 軸受部
24 軸受部
25 軸受部
26 押圧頂面
27 押圧頂面
28 被験者支持部
29 背凭れ
31 被験者支持部
32 押圧頂面
33 腰臀部押圧伸展器
34 主座
35 副座
36 横枠
37 前枠
38 軸受部
39 軸受部
40 回転軸
41 回転制御部
42 座面支持部
43 座面
44 座骨点
45 押圧頂面
46 押圧頂面
47 被験者支持部
51 腰臀部押圧伸展器
52 外枠
53 主座
54 副座
55 軸受部
56F 軸受部
56R 軸受部
57 骨盤
58 押圧頂面
59 押圧頂面
60 被験者支持部
61 腰臀部押圧伸展器
62 主座
63 軸受部
65 腰臀部押圧伸展器
66 主座
67 副座
68 前枠
69 支持枠
70 横枠
71 固定部材
72 スライド部材
73F 軸受部
73R 軸受部
75F 軸受部
75R 軸受部
77 押圧頂面
78 押圧頂面
79 被験者支持部
80 座面
81 腰臀部押圧伸展器
82 腰臀部押圧伸展器
83 補助座
84 固定資材
85 腰臀部押圧伸展器
86 押圧伸展部
87 押圧伸展部
88 座骨
89 腰臀部押圧伸展器
90 生理的S字曲線
Claims (4)
- 主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
- 主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転して、被験者が位置可能な臀部収容空間部を形成することを特徴とする請求項1記載の腰臀部押圧伸展器。
- 主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転し、ツボや筋肉を押圧伸展可能な押圧頂面を形成することを特徴とする請求項1と請求項2記載の腰臀部押圧伸展器。
- 主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転し、副座の回転する角度を調整して副座の傾倒する角度を調整し、押圧頂面のツボや筋肉を押圧する圧力を調整可能とすることを特徴とする請求項1と請求項2と請求項3記載の腰臀部押圧伸展器腰臀部押圧伸展器。
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JP2014078187A JP6539803B2 (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | 腰臀部押圧伸展器 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57113140U (ja) * | 1980-12-29 | 1982-07-13 | ||
US6193313B1 (en) * | 1998-09-10 | 2001-02-27 | Jonber, Inc. | Chair |
JP2008104823A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Shinichi Makise | 自働腰臀揉み器 |
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2014
- 2014-03-18 JP JP2014078187A patent/JP6539803B2/ja active Active
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JP2019188101A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 慎一 牧瀬 | 腰痛対策座具 |
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