JP4385385B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、等価直列インダクタンス(ESL)を大幅に低減した積層コンデンサに係り、特にデカップリングコンデンサなどとして用いられる積層コンデンサに関する。
近年、LSIなどの集積回路に供給用の電源においては低電圧化が進む一方で負荷電流は増大している。
従って、負荷電流の急激な変化に対して電源電圧の変動を許容値内に抑えることが非常に困難になっている。このため、図2に示すように、デカップリングコンデンサと呼ばれる例えば2端子構造の積層セラミックコンデンサ100が電源102に接続されるようになっている。そして、負荷電流の過渡的な変動時に、この積層セラミックコンデンサ100からCPU等のLSI104に電流を供給して、電源電圧の変動を抑えるようにしている。
しかし、今日のCPUの動作周波数の一層の高周波数化に伴って、負荷電流の変動はより高速且つ大きなものとなり、図2に示す積層セラミックコンデンサ100自身が有している等価直列インダクタンス(ESL)が、電源電圧の変動に大きく影響するようになった。
つまり、従来の積層セラミックコンデンサ100ではESLが高いことから、負荷電流iの変動に伴って、上記と同様に電流電圧Vの変動が大きくなり易かった。
これは、負荷電流の過渡時における電圧変動が下記の式1で近似され、ESLの高低が電源電圧の変動の大きさと関係するからである。そして、この式1から、ESLの低減が電源電圧を安定化することに繋がるとも言える。
dV=ESL・di/dt …式1
ここで、dVは過渡時の電圧変動(V)であり、diは電流変動量(A)であり、dtは変動時間(秒)である。
ESLの低減を図った積層コンデンサとして、下記の特許文献1に示す積層コンデンサが知られている。特許文献1に示す積層コンデンサにおいては、導体層が基板接地面(コンデンサにおいて回路基板に対向する側面)に対して垂直に位置する構造を有する。この積層コンデンサによれば、ESLを250pH以下に低減することができる。しかしながら、CPUの動作周波数の一層の高周波数化に伴って、さらにESLの低減が求められている。また、最近では、ICの動作電圧が1V程度に低下しているため、電流変動di/dtが1000A/μsec程度の条件下では、超電圧dVを±60mVの範囲内(ICの動作電圧1Vのの許容幅±6%以内)としなければならない。したがって、ESLは、60pH以下に低減することが求められている(∵式1より、ESL=dV/(di/dt)=60×10−3/1000/10−6=60pH)。
ESLを低減させた積層コンデンサとしては、多端子積層コンデンサも知られている。この多端子積層コンデンサでは、外部端子電極を多くすることにより、一つの導体層の中で方向が異なる電流の流れを実現することができる。その結果、さらにESLを低減することが可能である。
しかしながら、多端子コンデンサでは、導体層のパターンを複数用意する必要があったり、外部端子電極の数が多くなり、その製造コストが高くなるという課題を有している。
特開2004−140183号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、多端子電極とすることなく、低製造コストで、ESLを大幅に低減することができる積層コンデンサを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る積層コンデンサは、
複数の誘電体層、第1導体層、および第2導体層が交互に積層されて形成される略直方体形状の誘電体素体と、
前記誘電体素体の側面のうち、少なくとも、前記誘電体層、前記第1導体層、および前記第2導体層の積層方向に対して平行な第1側面に形成される第1端子電極と、
前記第1端子電極とは離れて、前記第1側面に形成される第2端子電極と、を有し、
前記第1導体層が、少なくとも前記第1側面に引き出され、前記第1端子電極に接続される第1リード部を有し、
前記第2導体層が、少なくとも前記第1側面に引き出され、前記第2端子電極に接続される第2リード部を有し、
前記積層方向に対して垂直な方向における、前記第1リード部と、前記第2リード部との距離を、「a」とし、
複数の前記第1導体層および第2導体層のうち、前記積層方向において前記誘電体素体の両端に位置する導体層の間の距離を、「b」とし、
前記第1側面と前記第1導体層との隙間距離、あるいは前記第1側面と前記第2導体層との隙間距離を、「c」とし、
前記第1導体層および前記第2導体層の総数を、「n」とするとき、
(a+c)/(b×n)≦0.035であることを特徴とする。
本願発明に係る積層コンデンサは、前記第1側面に前記第1端子電極、および前記第2端子電極が形成されている場合、前記第1側面を回路基板に対向させるように設置される。
積層コンデンサが、(a+c)/(b×n)≦0.035を満たす構造を有することによって、積層コンデンサのESLを60pH以下に低減することができる。
本願発明に係る積層コンデンサにおいては、複数の前記第1導体層または前記第2導体層が、電極パターンの相違する2種類以上の導体層を含んでもよい。この場合、前記距離「a」、および前記隙間距離「c」は、前記2種類以上の導体層間でそれぞれを平均化して求められる。
好ましくは、前記第1端子電極が、前記誘電体素体の側面のうち、前記第1側面と、該第1側面に対向する第2側面と、前記第1側面および前記第2側面に隣接し、前記誘電体層の前記積層方向に対して平行な第3側面とに跨がって形成され、
前記第2端子電極が、前記誘電体素体の側面のうち、前記第1側面と、前記第2側面と、前記第3側面に対向する第4側面とに跨がって形成され、
前記第1リード部が、前記第1側面、前記第2側面、および前記第3側面に跨がって引き出され、前記第1端子電極に接続され、
前記第2リード部が、前記第1側面、前記第2側面、および前記第4側面に跨って引き出され、前記第2端子電極に接続される。
第1、第2、および第3側面の3つの側面に跨って形成された第1端子電極に対して第1導体層の第1リード部が接続されることによって、第1端子電極と第1導体層との間に流れる電流の流路断面積が大きくなる。その結果、積層コンデンサ全体のESLを軽減することができる。
第1、第2、および第4側面の3つの側面に跨って形成された第2端子電極に対して第2導体層の第2リード部が接続されることによって、第2端子電極と第2導体層との間に流れる電流の流路断面積が大きくなる。その結果、積層コンデンサ全体のESLを軽減することができる。
すなわち、本発明に係る積層コンデンサによれば、上述のように、積層コンデンサの大幅な低ESL化が図られて、電源電圧の振動を抑制できるようになり、デカップリングコンデンサなどとして好適に用いられることができる。
本願発明に係る積層コンデンサにおいては、前記第1側面および前記第2側面に、前記第1端子電極および前記第2端子電極が形成されている場合、前記第1側面または前記第2側面のいずれかを回路基板に対向させるように設置すればよい。つまり、本願発明に係る積層コンデンサにおいては、積層コンデンサの回路基板への実装方向性をなくすことができる。
好ましくは、前記第1リード部には、前記第1側面、前記第2側面、または前記第3側面に沿う位置で、前記第1端子電極とは接続されない第1隙間パターンが形成してある。
好ましくは、前記第2リード部には、前記第1側面、前記第2側面、または前記第4側面に沿う位置で、前記第2端子電極とは接続されない第2隙間パターンが形成してある。
誘電体層、第1導体層、および第2導体層を積層して誘電体素体を形成する際、第1隙間パターン、第2隙間パターンを目印として層間の位置揃えを行うことができ、積層ズレを防止することができる。
なお、本発明においては、第1導体層と第2導体層とは、相対的な概念であり、第1導体層と第2導体層とは逆であっても良い。また、その他の「第1…」および「第2…」に関しても同様である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る積層コンデンサの斜視図、
図2は、本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサが組み込まれる回路図、
図3は、図1に示す積層セラミックコンデンサのZX面方向における断面図であって、誘電体層、第1導体層、および第2導体層の断面図、
図4A、図4Bは、それぞれ本発明の第1実施形態に係る積層コンデンサが有する第1導体層および第2導体層を積層方向Zから見た平面図、
図5は、図1、図4A、図4Bに示す積層セラミックコンデンサをV方向に見た断面図であって、ZX面方向における第1リード部および第2リード部の断面図、
図6A,図6Bは、本発明の第2実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層および第2導体層を積層方向Zから見た平面図、
図7A,図7Bは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層および第2導体層を積層方向Zから見た平面図、
図7C,図7Dは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおける誘電体層、第1導体層、および第2導体層の形成・積層工程を示す概略図、
図8A,図8Bは、本発明の第4実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層および第2導体層を積層方向Zから見た平面図、
図9は、本発明の第5実施形態に係る積層セラミックコンデンサにおける第1リード部および第2リード部のZX面方向における断面図、
図10は、本発明の各実施例および各比較例のESLを表すグラフである。
第1実施形態
本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサ(以下単に、積層コンデンサと言う)10の全体構成について説明する。図1に示すように、積層コンデンサ10は、誘電体層であるセラミックグリーンシートを複数枚積層した積層体を焼成することで得られた直方体状の焼結体である誘電体素体12を有する。
誘電体素体12は、第1側面12Aと、それに対向する第2側面12Bを有する。また、誘電体素体12は、第1側面12Aおよび第2側面12Bに隣接し、誘電体層の積層方向Zに対して平行であり、かつ、互いに対向する第3側面12Cおよび第4側面12Dを有する。また、誘電体素体12は、積層方向Zに対して垂直であって、互いに対向する第5側面12Eおよび第6側面12Fを有する。
本実施形態においては、好ましくは、図1に示すように、誘電体層の積層方向Zに対して垂直なX方向における第1側面12Aおよび第2側面12Bの幅L0が、誘電体層の積層方向Zにおける第1側面12Aおよび第2側面12Bの幅の幅W0より小さい。
すなわち、誘電体層の積層方向Zに沿った誘電体素体12の長さW0を、一対の端子電極31,32を繋ぐX方向に沿った誘電体素体12の長さL0より長くすることによって、積層コンデンサ10を回路基板に実装する際に、基板の面方向に対して、誘電体層および各導体層を垂直に積層した位置関係で、積層コンデンサを安定的に実装することができる。つまり、回路基板に対して、誘電体層および各導体層が垂直となる構造を実現し易くなる。その結果、電流ループが短くなり、ループインダクタンスを低減することができる。
誘電体素体12の寸法は特に限定されないが、通常L0(0.8〜1.2)mm×W0(1.6〜2.0)mm×H0(0.5〜0.8)mm程度である。
誘電体素体12の側面には、第1側面12A、第2側面12B、第3側面12C、第5側面12E、および第6側面12Fに跨がって、第1端子電極31が形成される。また、第1側面12A、第2側面12B、第4側面12D、第5側面12E、および第6側面12Fに跨がって、第2端子電極32が形成される。なお、第1側面12A、第2側面12B、第5側面12E、および第6側面12Fにおいて、第1端子電極31と、第2端子電極32とは、完全に分離しており、相互に絶縁されている。
図3に示すように、誘電体素体12においては、第1導体層21および第2導体層22が、積層方向Zにおいて互いに重複するように誘電体層12aを介して交互に積層され、コンデンサの内部電極回路が形成されている。本実施形態では、誘電体層12aに間に挟まれる形で、誘電体素体12内に各13枚ずつの第1導体層21および第2導体層22が交互に配置されている。なお、これら第1導体層21および第2導体層22の材質としては、卑金属材料であるニッケル、ニッケル合金、銅、或いは、銅合金が考えられるだけでなく、これらの金属を主成分とする材料が考えられる。
図3に示すように、積層セラミックコンデンサ10は、積層方向Zにおいて、誘電体素体12の両端(第5側面12Eおよび第6側面12F)に位置する導体層間の距離(第5側面12E側の第1導体層21eと、第6側面12F側の第2導体層22fとの距離)は、「b」である。
図4Aに示すように、第1導体層21は、誘電体層12aの外形形状に合わせた形状を持ち、誘電体層12aの周囲端部から所定の絶縁隙間パターン43で離れている第1導体層本体部分21aを有する。この第1導体層本体部分21aがコンデンサの一方の電極を構成する部分である。第1導体層21は、この第1導体層本体部分21aと一体的に同一平面上に形成され、誘電体素体12の相互に隣り合う三つの側面(第1側面12A,第2側面12B,第3側面12C)に跨がって引き出される第1リード部21Lをさらに有する。この第1リード部21Lにおいて、第1導体層21と、第1端子電極31とが接続されている。
回路基板15と対向する第1側面12Aと、第1導体層21(第1導体層本体部分21a)との隙間距離(Y方向における距離)は、「c」である。また、第2側面12Bと、第1導体層21(第1導体層本体部分21a)との隙間距離(Y方向における距離)も、同様に「c」である。
図4Bに示すように、第2導体層22は、誘電体層12aの外形形状に合わせた形状を持ち、誘電体層12aの周囲端部から所定の絶縁隙間パターン44で離れている第2導体層本体部分22aを有する。この第2導体層本体部分22aがコンデンサの他方の電極を構成する部分である。第2導体層22は、この第2導体層本体部分22aと一体的に同一平面上に形成され、誘電体素体12の相互に隣り合う三つの側面(第1側面12A,第2側面12B,第4側面12D)に跨がって引き出される第2リード部22Lをさらに有する。この第2リード部22Lにおいて、第2導体層22と、第2端子電極32とが接続されている。
回路基板15と対向する第1側面12Aと、第2導体層22(第2導体層本体部分22a)との隙間距離(Y方向における距離)は、「c」である。また、第2側面12Bと、第2導体層22(第2導体層本体部分22a)との隙間距離(Y方向における距離)も、同様に「c」である。
図4Aの絶縁隙間パターン43の隙間幅Ws、あるいは図4Bの絶縁隙間44の隙間幅Wsは、好ましくは100〜200μm程度である。これらの隙間幅Wsが小さすぎると、第1端子電極31と第2層体層22との絶縁性、または第2端子電極32と第1層体層21の絶縁性が不十分になるおそれがある。隙間幅Wsが大きすぎると、各導体層の面積を狭め、コンデンサとしての能力を低下させる恐れがある。
図4Aおよび図4Bに示すように、第2導体層22は、第1導体層21を、XY平面において180°回転させた形状を有する。すなわち、本実施形態においては、第1導体層21と第2導体層22とは、相対的な概念であり、第1導体層21と第2導体層22とは逆であっても良い。
図4Aおよび図4Bに示すように、積層セラミックコンデンサ10の前記第1側面12Aに形成された第1端子電極31、および第2端子電極32が基板側電極端子15aと接続される。すなわち、第1側面12Aが回路基板15と対向する。なお、本実施形態に係る積層コンデンサ10は、XY面方向において、180°回転しても同様な構造を有する。よって、第2側面12Bに形成された第1端子電極31、および第2端子電極32が基板側電極端子15aと接続されてもよい。すなわち、第2側面12Bが回路基板15と対向してもよい。
すなわち、本実施形態においては、第1側面12Aおよび第2側面12Bの両面に、第1端子電極31および第2端子電極31が形成されているため、積層コンデンサ10の回路基板15への実装する際の方向性をなくすことができる。
このようにして、回路基板15上(図2)に実装された積層コンデンサ10は、デカップリングコンデンサなどとして用いられる。
図5に示すように、積層方向Zに対して垂直なX方向における、第1リード部21Lと、第2リード部22Lとの距離は、「a」である。
本実施形態においては、積層方向Zに対して垂直なX方向における第1リード部21Lと第2リード部22Lとの距離「a」(図5)と、積層方向Zにおいて誘電体素体12の両端に位置する第1導体層21eと第2導体層22fとの間の距離「b」(図3)と、第1側面12Aと第1導体層21との隙間距離、あるいは第1側面2Aと第2導体層22との隙間距離「c」(図4A,4B)と、第1導体層21および第2導体層22の総数「n」(図3ではn=26)と、の間に、(a+c)/(b×n)≦0.035の関係式が成立する。
積層コンデンサ10のESLを、(a+c)/(b×n)の関数とみなすとき、(a+c)/(b×n)=0.035は変曲点となる。従って、(a+c)/(b×n)の値が、0.035以下となると、積層コンデンサのESLが60pH以下に激減する。すなわち、積層コンデンサ10が、(a+c)/(b×n)≦0.035を満たす構造を有することによって、積層コンデンサのESLを60pH以下に低減することができる。
積層コンデンサ10において、距離「a」(図5)、あるいは、隙間距離「c」(図4A,4B)を小さくすることによって、(a+c)/(b×n)≦0.035とすることができ、積層コンデンサのESLを60pH以下に低減することができる。
積層コンデンサ10において、距離「b」(図3)、あるいは、導体層の総数「n」(図3)を大きくすることによって、(a+c)/(b×n)≦0.035とすることができ、積層コンデンサのESLを60pH以下に低減することができる。
本実施形態においては、図4Aに示すように、第1側面12A、第2側面12B、および第3側面12Cの3つの側面に跨って形成された第1端子電極31に対して、各第1導体層21の第1リード部21Lが接続される。その結果、第1端子電極31と第1導体層21との間に流れる電流の流路断面積が大きくなり、積層コンデンサ全体10のESLを軽減することができる。
本実施形態においては、図4Bに示すように、第1側面12A、第2側面12B、および第4側面12Dの3つの側面に跨って形成された第2端子電極32に対して、各第2導体層22の第2リード部22Lが接続される。その結果、第2端子電極32と第2導体層22との間に流れる電流の流路断面積が大きくなり、積層コンデンサ10全体のESLを軽減することができる。
このように、本実施形態に係る積層コンデンサ10によれば、積層コンデンサ10の大幅な低ESL化が図られて、電源電圧の振動を抑制できるようになり、デカップリングコンデンサなどとして好適に用いられることができる。特に、積層コンデンサのESLを60pH以下に低減することによって、電流、電圧の安定化、積層コンデンサの製造に要する部品点数の削減、および低コスト化が可能となる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第2実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
図6Aに示すように、第1導体層21は、誘電体層12aの外形形状に合わせた形状を持ち、誘電体層12aの周囲端部から所定の絶縁隙間パターン43で離れている第1導体層本体部分21aを有する。この第1導体層本体部分21aがコンデンサの一方の電極を構成する部分である。第1導体層21は、この第1導体層本体部分21aと一体的に同一平面上に形成され、誘電体素体12の相互に隣り合う二つの側面(第1側面12Aおよび第3側面12C)に跨がって引き出される第1リード部21Lをさらに有する。この第1リード部21Lにおいて、第1導体層21と、第1端子電極31とが接続されている。
回路基板15と対向する第1側面12Aと、第1導体層21(第1導体層本体部分21a)との隙間距離(Y方向における距離)は、「c」である。
図6Bに示すように、第2導体層22は、誘電体層12aの外形形状に合わせた形状を持ち、誘電体層12aの周囲端部から所定の絶縁隙間パターン44で離れている第2導体層本体部分22aを有する。この第2導体層本体部分22aがコンデンサの他方の電極を構成する部分である。第2導体層22は、この第2導体層本体部分22aと一体的に同一平面上に形成され、誘電体素体12の相互に隣り合う二つの側面(第1側面12Aおよび第4側面12D)に跨がって引き出される第2リード部22Lをさらに有する。この第2リード部22Lにおいて、第2導体層22と、第2端子電極32とが接続されている。
回路基板15と対向する第1側面12Aと、第2導体層22(第2導体層本体部分22a)との隙間距離(Y方向における距離)は、「c」である。
本実施形態においては、図6Aおよび図6Bに示すように、第2導体層22は、第1導体層21を、Y軸を回転軸として180°反転させた形状を有する。すなわち、本実施形態においては、第1導体層21と第2導体層22とは、相対的な概念であり、第1導体層21と第2導体層22とは逆であっても良い。
また、図6Aおよび図6Bに示すように、積層セラミックコンデンサ10は、前記第1側面12Aに形成された第1端子電極31、および第2端子電極32が基板側電極端子15a、15bと接続される。つまり、第1側面12Aが、回路基板15に対向する。
第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第3実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
本実施形態においては、図7Aに示すように、第1リード部21Lには、第3側面12Cに沿う位置で、第1端子電極31とは接続されない第1隙間パターン41が形成してある。
誘電体層12a、第1導体層21、および第2導体層22を積層する際、第3側面12Cにおいて、各第1隙間パターン41を積層方向Zに配列させることによって、積層ズレを防止できる。
本実施形態においては、図7Bに示すように、第2リード部22Lには、第4側面12Dに沿う位置で、第2端子電極32とは接続されない第2隙間パターン42が形成してある。
誘電体層12aおよび第2導体層22を積層する際、第4側面12Dにおいて、各第2隙間パターン42を積層方向Zに配列させることによって、積層ズレを防止できる。
すなわち、本実施形態においては、誘電体層12a、第1導体層21、および第2導体層22を積層して誘電体素体12を形成する際、第1隙間パターン41、第2隙間パターン42を目印として層間の位置揃えを行うことができ、積層ズレを防止することができる。
なお、積層コンデンサ10の製造においては、誘電体層12a,第1隙間パターン41を有する第1導体層21,および第2隙間パターン42を有する第2導体層22の積層を、次のように行う。
まず、図7Cに示すように、完成後の積層コンデンサ10において誘電体層12aとなるグリーンシート12bの表面に、完成後の積層コンデンサ10において第1導体層21となる第1電極パターン21p、および完成後の積層コンデンサ10において第2導体層22となる第2電極パターン22pを印刷する。第1電極パターン21p、第2電極パターン22pには、それぞれ第1隙間パターン41、第2隙間パターン42が形成されている。
また、図7Dに示すように、完成後の積層コンデンサ10において誘電体層12aとなるグリーンシート12cの表面に、完成後の積層コンデンサ10において第1導体層21となる第1電極パターン21p、および完成後の積層コンデンサ10において第2導体層22となる第2電極パターン22pを印刷する。第1電極パターン21p、第2電極パターン22pには、それぞれ第1隙間パターン41、第2隙間パターン42が形成されている。
次に、電極パターン21p、22p、隙間パターン41、42がそれぞれ形成されたグリーンシート12bと、グリーンシート12cとを、交互に複数積層して、積層体を形成する。この積層体を、隙間パターン41、42と交差する切断線Sで切断することによって、焼成前の誘電体素体12が形成される。
このように、隙間パターン41、42と目印として、積層体を切断することによって、積層体を正確、均一に切断することができる。
第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態および第3実施形態と、第4実施形態とに共通する事項については説明を省略し、第1実施形態および第3実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態においては、図8Aに示すように、第1リード部21Lには、第1側面12Aおよび第3側面12Cに沿う位置と、第2側面12Bおよび第3側面12Cに沿う位置と、の2箇所において、第1端子電極31とは接続されない第1隙間パターン41が形成してある。
本実施形態においては、図8Bに示すように、第2リード部22Lには、第1側面12Aおよび第4側面12Dに沿う位置と、第2側面12Bおよび第4側面12Dに沿う位置と、の2箇所において、第2端子電極32とは接続されない第2隙間パターン42が形成してある。
第5実施形態
次に、本発明の第5実施形態を説明する。なお、以下では、第5実施形態と第1実施形態と共通する事項については説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態においては、図9に示すように、誘電体素体12が、2つの積層部90、92から構成されている。この場合、積層部90について求めた(a+c)/(b×n)と、積層部92について求めた(a+c)/(b×n)との平均値を、0.035以下とすることによって、積層コンデンサ10のESLを60pH以下に低減することができる。。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
例えば、積層コンデンサ10においては、複数の第1導体層21または第2導体層22が、XY面における電極パターンの相違する2種類以上の導体層をそれぞれ含んでもよい。この場合、距離「a」、および隙間距離「c」は、2種類以上の導体層間で平均化して求められる。この場合も上述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明をさらに具体的な実施例に基づき説明するが、本発明は、この実施例に限定されない。
実施例1
実施例1として、図1に示す第1実施形態に係る2端子型積層コンデンサ10を作製した。なお、実施例1においては、誘電体素体12の寸法「L0×W0×H0」、絶縁隙間パターン43、44の隙間幅Ws(図4A,4B)、積層方向Zに対して垂直なX方向における第1リード部21Lと第2リード部22Lとの距離「a」(図5)、積層方向Zにおいて誘電体素体12の両端に位置する第1導体層21eと第2導体層22fとの間の距離「b」(図3)、第1側面12Aと第1導体層21との隙間距離(第1側面2Aと第2導体層22との隙間距離)「c」(図4A,4B)、第1導体層21および第2導体層22の総数「n」(図3)を、表1に示す値とした。これらのパラメータから、(a+c)/(b×n)を算出した。
また、実施例1の積層コンデンサ10のインピーダンス特性を測定した。測定においては、インピーダンスアナライザを使用して、Sパラメータからインピーダンスへ換算し、コンデンサのESL(単位pH)を求めた。なお、このESLは、2πf=1/√(ESL・C)の式より求められるものであり、fは自己共振周波数で、Cは静電容量である。結果を表1に示す。
Figure 0004385385
実施例2〜9、比較例1〜3
各パラメータ「L0×W0×H0」、「Ws」、「a」、「b」、「c」、「n」、(a+c)/(b×n)の値を表1に示す値としたこと以外は、実施例1と同様の構造を有する実施例2〜9、比較例1〜3の各コンデンサを作製した。また、実施例1と同様の方法を用いて、各コンデンサのESL(単位pH)を求めた。結果を表1に示す。
評価
実施例1〜9においては、(a+c)/(b×n)≦0.035であったため、ESLが57pHであった。
一方、比較例1〜3においては、(a+c)/(b×n)>0.035であったため、ESLが65pH以上であった。
実施例1〜9と、比較例1〜3との比較により、(a+c)/(b×n)≦0.035とすることよって、コンデンサのESLを低減できることが確認できた。
図10は、横軸を(a+c)/(b×n)、縦軸をコンデンサのESLとして、実施例1〜9、比較例1〜3のデータをプロットしたグラフである。
図10に示すように、(a+c)/(b×n)が小さくなるほど、コンデンサのESLが減少することが確認された。また、(a+c)/(b×n)=0.035を変曲点として、(a+c)/(b×n)≦0.035の領域では、コンデンサのESLが激減すること(ESLが60pH以下に低減されること)が確認された。
図1は、本発明の第1実施形態に係る積層コンデンサの斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサが組み込まれる回路図である。 図3は、図1に示す積層セラミックコンデンサのZX面方向における断面図であって、誘電体層、第1導体層、および第2導体層の断面図である。 図4Aは、本発明の第1実施形態に係る積層コンデンサが有する第1導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図4Bは、本発明の第1実施形態に係る積層コンデンサが有する第2導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図5は、図1、図4A、図4Bに示す積層セラミックコンデンサをV方向に見た断面図であって、ZX面方向における第1リード部および第2リード部の断面図である。 図6Aは、本発明の第2実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図6Bは、本発明の第2実施形態に係る積層コンデンサにおける第2導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図7Aは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図7Bは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおけるび第2導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図7Cは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおける誘電体層、第1導体層、および第2導体層の形成・積層工程を示す概略図である。 図7Dは、本発明の第3実施形態に係る積層コンデンサにおける誘電体層、第1導体層、および第2導体層の形成・積層工程を示す概略図である。 図8Aは、本発明の第4実施形態に係る積層コンデンサにおける第1導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図8Bは、本発明の第4実施形態に係る積層コンデンサにおける第2導体層を積層方向Zから見た平面図である。 図9は、本発明の第5実施形態に係る積層セラミックコンデンサにおける第1リード部および第2リード部のZX面方向における断面図である。 図10は、本発明の各実施例および各比較例のESLを表すグラフである。
符号の説明
10… 積層コンデンサ
12… 誘電体素体
12a… 誘電体層
12b,12c… グリーンシート
12A… 第1側面
12B… 第2側面
12C… 第3側面
12D… 第4側面
12E… 第5側面
12F… 第6側面
21,21e,21f… 第1導体層
21a… 第1導体層本体部分
21L,21Le,21Lf… 第1リード部
22,22e,22f… 第2導体層
22a… 第2導体層本体部分
22L,22Le,22Lf… 第2リード部
31… 第1端子電極
32… 第2端子電極
41… 第1隙間パターン
42… 第2隙間パターン
43,44… 絶縁隙間パターン

Claims (7)

  1. 複数の誘電体層、第1導体層、および第2導体層が交互に積層されて形成される略直方体形状の誘電体素体と、
    前記誘電体素体の側面のうち、少なくとも、前記誘電体層、前記第1導体層、および前記第2導体層の積層方向に対して平行な第1側面に形成される第1端子電極と、
    前記第1端子電極とは離れて、前記第1側面に形成される第2端子電極と、を有し、
    前記第1導体層が、少なくとも前記第1側面に引き出され、前記第1端子電極に接続される第1リード部を有し、
    前記第2導体層が、少なくとも前記第1側面に引き出され、前記第2端子電極に接続される第2リード部を有し、
    前記第1端子電極が、前記誘電体素体の側面のうち、前記第1側面と、該第1側面に対向する第2側面と、前記第1側面および前記第2側面に隣接し、前記誘電体層の前記積層方向に対して平行な第3側面とに跨がって形成され、
    前記第2端子電極が、前記誘電体素体の側面のうち、前記第1側面と、前記第2側面と、前記第3側面に対向する第4側面とに跨がって形成され、
    前記第1リード部が、相互に隣り合う少なくとも二つの第1側面および第3側面に跨って引き出されて前記第1端子電極に接続され、
    前記第2リード部が、相互に隣り合う少なくとも二つの第1側面および第4側面に跨って引き出されて前記第2端子電極に接続され、
    前記第1導体層および前記第2導体層が回路基板に垂直に配置され、
    前記積層方向に対して垂直な方向における、前記第1リード部と、前記第2リード部との距離を、「a」とし、
    複数の前記第1導体層および第2導体層のうち、前記積層方向において前記誘電体素体の両端に位置する導体層の間の距離を、「b」とし、
    前記第1側面と前記第1導体層との隙間距離、あるいは前記第1側面と前記第2導体層との隙間距離を、「c」とし、
    前記第1導体層および前記第2導体層の総数を、「n」とするとき、
    (a+c)/(b×n)≦0.035であることを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 複数の前記第1導体層または前記第2導体層が、電極パターンの相違する2種類以上の導体層を含み、前記距離「a」、および前記隙間距離「c」は、前記2種類以上の導体層間で平均化して求められることを特徴とする請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第1側面を回路基板に対向させるように設置されることを特徴とする請求項1または2に記載の積層コンデンサ。
  4. 前記第1リード部が、前記第1側面、前記第2側面、および前記第3側面に跨がって引き出され、前記第1端子電極に接続され、
    前記第2リード部が、前記第1側面、前記第2側面、および前記第4側面に跨って引き出され、前記第2端子電極に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層コンデンサ。
  5. 前記第1側面または前記第2側面のいずれかを回路基板に対向させるように設置されることを特徴とする請求項4に記載の積層コンデンサ。
  6. 前記第1リード部には、前記第1側面、前記第2側面、または前記第3側面に沿う位置で、前記第1端子電極とは接続されない第1隙間パターンが形成してあることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層コンデンサ。
  7. 前記第2リード部には、前記第1側面、前記第2側面、または前記第4側面に沿う位置で、前記第2端子電極とは接続されない第2隙間パターンが形成してあることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の積層コンデンサ。
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