JP4377068B2 - 集積メモリ - Google Patents
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Description
本発明は、集積メモリであって、
書き込み可能なメモリセルと、一対のビット線と、制御ユニットとを有しており、
前記一対のビット線は、前記書き込み可能なメモリセルを差動読み出し増幅器と接続し、
前記差動読み出し増幅器を介して、読み出しアクセス時に、読み出すべきデータがメモリセルからメモリの外側に伝送され、書き込みアクセス時に、書き込むべきデータが前記メモリの外側から前記メモリセルに伝送され、
前記制御ユニットによって複数ステップで前記一対のビット線が電位調整され、それから読み出しアクセス時に前記メモリセルの1つが前記一対のビット線の1本と導電接続される形式の集積メモリに関する。
【0002】
差動増幅器(センスアンプ)は、例えば、DRAM及びFRAM(FeRAM:Ferroelektrische(強誘電体) RAM)で、メモリセルから読み出されたデータの増幅のため、及び、メモリセルにデータを書き込むために使用される。米国特許第5241503号明細書には、そのような読み出し増幅器が記載されている。読み出し増幅器は、差分信号の伝送のために使用されるビット対線を介してメモリセルと接続されている。各ビット線は、読み出しアクセスの前に、メモリセルを各ビット線の1本に導電接続して、当該ビット線の電位を制御する前に、所定の電位にプリチャージされる。続いて、読み出し増幅器が作動状態にされ、その結果、読み出し増幅器は、両ビット線間の電位差を増幅し、各ビット線は、続いて反対の論理レベルを有する。DRAMメモリセルの読み出し時にDRAMメモリセルの記憶内容は消失される(破壊読み出し)ので、通常のように、読み出しアクセス時に読み出し増幅器によって増幅された信号は、予め読み出されたメモリセルに書き込まれる。このようにして、メモリセルの元のメモリ状態が再度形成される。
【0003】
書き込みアクセスは、DRAM又はFRAMでは、読み出しアクセスとは僅かしか違いがない。主な差異は、読み出し増幅器の読み出しアクセス時に、増幅された差分信号がメモリの外側に伝送され、書き込みアクセス時にメモリの外側から、書き込むべきデータに相応した差分信号が読み出し増幅器に供給され、読み出し増幅器は、当該読み出し増幅器と接続されたビット対線を相応の電位状態に調整する点にある。読み出しアクセスの開始時にも書き込みアクセスの開始時にも、通常のように、各ビット線を同様に、即ち、同じステップでプリチャージすることができる。従って、書き込みアクセスと読み出しアクセスとが区別されるのは、ビット線のプリチャージ後、メモリの外側から供給されたデータが読み出し増幅器からビット線に供給されるかどうか、又は、読み出し増幅器がメモリセルの読み出し時にビット対線に形成された差分信号を増幅して外側に伝送するかどうかの点にある。
【0004】
DRAM又はFRAMでの書き込み、及び、読み出しサイクルの上述の経過が有する利点は、ビット線のプリチャージ及びメモリセルとビット線との導電接続を、両方の場合に正確に同様に制御する点にある。従って、書き込みアクセスは、通常の、破壊読み出しメモリの場合、読み出しアクセスと同じ長さである。
米国特許出願公開第5487043号公報から、同時に2つのトランジスタを介して電荷を補償する信号を介して、ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするメモリが公知である。
【0005】
従って、本発明が基づく課題は、高速書き込みアクセスを行う集積メモリを提供することである。
【0006】
本発明によると、この課題は、冒頭に挙げた形式の集積メモリにおいて、前記制御ユニットは書き込みアクセスの際には、前記読み出しアクセスのために行われる、前記一対のビット線の前記複数の電位調整ステップの一部分だけを実行し、それから前記読み出し増幅器がデータを一対のビット線に伝送することにより解決される。本発明の有利な実施例は、従属請求項2〜6の対象である。
【0007】
本発明の集積メモリは、書き込み可能なメモリセルを有している。更に、集積メモリは、一対のビット線を有しており、このビット線は、メモリセルを差動読み出し増幅器と接続し、差動読み出し増幅器を介して、読み出しアクセス時に読み出されるべきデータが、メモリセルからメモリの外側に伝送され、書き込みアクセス時に書き込まれるべきデータがメモリの外側からメモリセルに伝送される。更に、集積メモリは、制御ユニットを有しており、この制御ユニットにより、読み出しアクセス時に各メモリセルが各ビット線の1本と導電接続される前に、複数ステップで各ビット線が電位調整される。制御ユニットは、書き込みアクセス時には、読み出し増幅器がデータをビット対線に伝送する前に、読み出しアクセスのために行われる、各ビット線の電位調整ステップの一部分だけを実行する。
【0008】
書き込みアクセス時に、読み出しアクセス時に実行される各ビット線のプリチャージを、完全に、又は、少なくとも部分的になくすことができるので、有利にも、読み出しアクセスの実行に必要な時間よりも少ない時間しか必要としないような書き込みアクセスを達成することができる。本発明のメモリは、通常のメモリよりも高速で書き込むことができる。
【0009】
本発明は、一般的に、差動増幅器を有する書き込み可能な集積メモリに用いることができる。
【0010】
実施例によると、メモリセルの記憶内容は、読み出しアクセス時に破壊され、即ち、破壊読み出しされる。読み出し増幅器は、読み出しアクセス時にメモリセルをビット線と導電接続した後に、ビット対線上に調整される差分信号を増幅し、その際、メモリセルに書き込まれる。
【0011】
破壊読み出しアクセスメモリは、例えば、DRAM及びFRAMである。この場合には、読み出し時にも書き込み時にも、メモリセルへのデータの書き込みが行われて、メモリアクセスが終了される。本発明によると、書き込みアクセス時には、読み出しアクセス時に各ビット線の電位調整に必要な各ステップの一部分が実行されるにすぎない。従って、書き込みアクセスは、読み出しアクセスとは、両アクセス形式で行われる書き込みに先行するプリチャージのステップの点で異なる。
【0012】
本発明の実施例によると、読み出しアクセス中、読み出し増幅器を作動状態にする前に、各メモリセルが読み出され、その際、各メモリセルは、各ビット線の1本と導電接続されている。更に、書き込みアクセス中、先ず、読み出し増幅器が作動状態にされ、その結果、書き込まれるべきデータが、各メモリセルが各ビット線の1本と導電接続される前に、予めビット対線上に形成されている。
【0013】
つまり、読み出しアクセスは、従来技術のDRAM又はFRAMの場合と同様に行われ、書き込みアクセス時には、先ず、メモリセルが各ビット線の1本と導電接続される前に、読み出し増幅器が作動状態にされる。このようにした場合の利点は、読み出し増幅器の作動状態、それと共に場合によって行われるビット線のリチャージ(Umladen)によって、各メモリセルが相応のビット線と導電接続される迄の長い期間待機する必要がないという点にある。読み出し増幅器が作動状態にされた後、各メモリセルの1つにデータを書き込むために、メモリセルを相応のビット線と短時間導電接続すれば十分である。
【0014】
以下、本発明について図示の実施例を用いて詳細に説明する。
【0015】
その際、
図1は、本発明の集積メモリの実施例、
図2は、図1のビット線の、書き込みアクセス及び読み出しアクセス中の信号経過特性を示す図
である。
【0016】
図1には、本発明の理解に必要な、FRAMのコンポーネントの図である。FRAMは、差動読み出し増幅器SAを有しており、読み出し増幅器SAは、例えば、米国特許第5241503号明細書に記載されているような読み出し増幅器に構成することができる。読み出し増幅器SAは、差動データ対線DL,/DLを一対の差動ビット線(差動ビット対線)BL,/BLと接続する。データ対線DL,/DLを介して、読み出し増幅器SAは、メモリの外部端子と接続されている(図1には図示していない)。各メモリセルは、nチャネル型の選択トランジスタT並びに強誘電体製メモリコンデンサCを有している。選択トランジスタT及びメモリコンデンサCは、ビット線BLとプレート電位Vpとの間に直列接続されている。選択トランジスタTのゲートは、ワード線WL1と接続されている。各ビット線BL,/BLは、多数のメモリセルMCと接続されている。メモリセルは、各ワード線WL1を介して選択される。
【0017】
更に、各ビット線BL,/BLは、参照セルRCと接続されており、参照セルは、メモリセルMCと同様に構成されている。各参照セルRCは、従って、同様に選択トランジスタTR及びメモリコンデンサCRを有しており、選択トランジスタTR及びメモリコンデンサCRは、トランジスタT及びメモリセルMCのコンデンサCと同様に回路定数選定されている。参照セルRCの選択トランジスタTRのゲートは、参照ワード線WLRと接続されている。
【0018】
読み出し増幅器SAは、第1のトランジスタT1乃至第2のトランジスタT2を介して、データ線DL,/DLと接続されている。両トランジスタT1,T2のゲートは、列選択信号CSLと接続されており、列選択信号は、メモリに記憶可能な列アドレスに依存して作動状態にすることができる。読み出し増幅器SAは、第3のトランジスタT3乃至第4のトランジスタT4を介してビット線BL,/BLと接続されている。この両トランジスタT3,T4のゲートは、作動化信号AKTと接続されている。更に、両ビット線BL,/BLは、第5のトランジスタT5を介して相互に接続されており、第5のトランジスタのゲートは、補償信号EQと接続されている。更に、第1のビット線BLは、第6のトランジスタT6を介してアースと接続されており、第6のトランジスタのゲートは、第1のプレチャージ信号PRE1と接続されている。第2のビット線/BLは、第7のトランジスタT7を介してアースと接続されており、第7のトランジスタT7のゲートは、第2のプリチャージ信号PRE2と接続されている。
【0019】
更に、第1のビット線BLと第2のビット線/BLは、第8のトランジスタT8と第9のトランジスタT9を介して相互に接続されている。このトランジスタT8,T9のゲートは、第3のプリチャージ信号PRE3と接続されている。両トランジスタT8,T9間の回路ノードは、プリチャージ電位VAと接続されている。図1のトランジスタT1〜T9は、nチャネルトランジスタである。
【0020】
列選択信号CSLが作動状態にされている間、読み出しアクセスの際、データは、読み出し増幅器からデータ線DL,/DLに読み出され、書き込みアクセスの際、データは、外部からデータ線DL,/DLを介して読み出し増幅器に記録される。従来技術のメモリでは、読み出しアクセスと書き込みアクセスとは、列選択信号CSLの作動状態中データが交換される方向によってのみ区別される。本発明では、以下説明するような、別の相違点がある。
【0021】
メモリは、制御ユニットCTRを有しており、制御ユニットには、メモリセルアドレスADR、書き込み信号WE並びに読み出し信号OEが供給される。制御ユニットの出力側には、制御ユニットCTRが作動化信号AKT、補償信号EQ、列選択信号CSL、第1のプリチャージ信号PRE1、第2のプリチャージ信号PRE2及び第3のプリチャージ信号PRE3が形成される。更に、制御ユニットCTRは、その出力側を介してワード線WLi及び参照ワード線WLRと接続されている。制御ユニットCTRは、列選択信号CSL及びワード線WLiを、印加されているアドレスADRに依存して作動状態にする。書き込み信号WEを介して、書き込みアクセスがスタートされ、読み出し信号OEを介して、読み出しアクセスがスタートされる。読み出し又は書き込みアクセスかどうかに応じて、制御ユニットCTRは、その出力信号の大部分を種々異なるやり方で制御する。これについては、以下、図2を用いて説明する。
【0022】
図2には、書き込みアクセス(左側半部)と読み出しアクセス(右側半部)の間の両ビット線BL、/BLの電位の電位経過特性が示されている。図2からは、書き込みアクセスの開始時に、両ビット線BL,/BLが第3のプリチャージ信号PRE3を介してプリチャージ電位VA=1.2ボルトに電位調整されることが分かる。書き込みアクセスの前に、補償信号EQ、第1のプリチャージ信号PRE1、第2のプリチャージ信号PRE2並びに参照ワード線WLRは作動状態とされず、その結果、それらと接続されたトランジスタは導電接続されない。考察している事例では、論理"0"が、第1のビット線BLと接続された、図1のメモリセルMCに書き込まれる。相応の差分データ信号は、既にメモリの外部からデータ線DL,/DL及び第1のトランジスタT1乃至第2のトランジスタT2(列選択信号CSLを介して導電接続されている)を介して、読み出し増幅器SAに伝送され、読み出し増幅器は、相応の差分信号を、当該増幅器の、ビット線BL,/BL側の端子に形成する。時点310nsの直ぐ後に、第3のトランジスタT3及び第4のトランジスタT4は、作動化信号AKTを介して導電接続され、その結果、読み出し増幅器SAは、書き込むべき差分信号をビット線BL,/BLに転送する。両トランジスタT3,T4を介して読み出し増幅器SAをビット線BL,/BLと接続することは、ここでは、読み出し増幅器の「作動化」("Aktivierung")とも呼ばれる。
【0023】
図2から分かることは、読み出し増幅器の作動化の結果として、第1のビット線BLが徐々に0ボルトの低いレベルとなり、第2のビット線/BLが徐々に2.5ボルトの高いレベルとなる。時点320nsの直ぐ前に、ワード線WL1は、高い電位となり、その結果、メモリセルMCの選択トランジスタTは、第1のビット線BLと導電接続されている。この場合、選択トランジスタTが開く前に論理"1"がメモリセルMC内に記憶されていたので、320nsで、第1のビット線BLの電位経過特性で小さなへこみが生じる。第1のビット線BLと、当該第1のビット線BLと接続されたメモリコンデンサCの電極との間の電荷の平衡状態に基づいて、論理"0"がおよそ330nsのところで確実にメモリセルMCに記憶される。
【0024】
図2では、時点400nsのところから、図1のメモリセルMC(上述のように、論理"0"が記憶されている)への読み出しアクセスが実行されることが示されている。410nsでは、先ず、両ビット線BL,/BLが第6のトランジスタT6及び第7のトランジスタT7を介して第1のプリチャージ信号PRE1及び第2のプリチャージ信号PRE2に依存してアースに放電される。420nsでは、参照セルRCが参照ワード線WLRを介して各ビット線BL,/BLと導電接続されている。その際、第1のビット線BLと接続された参照セルRCは、予め論理"0"にプリチャージされており、第2のビット線/BLと接続された参照セルRCは、論理"0"にプリチャージされている。従って、時点420ns後、種々異なる電位が、両ビット線BL,/BLに生じる。第1のプリチャージ信号PRE1及び第2のプリチャージ信号PRE2は、再度低レベルとなり、430nsでは、補償信号EQが高いレベルとなる。そうすることによって、第5のトランジスタT5を介して、両ビット線BL,/BL上の電位が等しくされる。約435nsで、補償信号EQが再度低いレベルとなった後、第1のビット線BLはアースに放電され、その際、第1のビット線BLは第6のトランジスタT6を介して第1のプリチャージ信号PRE1の高いレベルでアースに接続される。440nsの直後に初めて、メモリセルMCは、ワード線WL1を介して第1のビット線BLと導電接続され、それにより、この電位は、メモリセルMC内に記憶された論理"0"に基づいてほんの僅かしか上昇しない。450nsで、読み出し増幅器SAは作動化され、その際、この増幅器は、作動化信号AKTで制御されたトランジスタT3,T4を介してビット線BL,/BLと接続される。この時点で、読み出し増幅器SAは、両ビット線BL,/BL間の電位差の極性を検出し、その結果、450ns直後に、第1のビット線BLは、0ボルトの低電位となり、第2のビット線/BLは、約2.5ボルトの高電位となる。読み出し増幅器SAは、続いて、この増幅された差分信号を、列選択信号CSLで制御されるトランジスタT1,T2を介して、データ線路DL,/DLに供給する。選択トランジスタTは、時点450ns後初めて更に当該選択トランジスタのワード線WL1を介して導電接続されるので、出力された論理"0"は、自動的に再度読み出し増幅器SAによって、差分信号の増幅中メモリセルMC内に書き込まれて戻される。480ns直前に、読み出し増幅器SAは再度非作動化状態となり、その際、作動化信号AKTは、低レベルを有している。続いて、第3のプリチャージ信号PRE3を介して再度、ビット線BL,/BLの電位調整は、プリチャージ電位VAにされる。その後、ビット対線BL,/BLと接続されたメモリセルMCへの新規の書き込み又は読み出しアクセスが実行される。
【0025】
図2から分かるように、この実施例では、書き込みアクセスは全部でも40nsしか続かず、読み出しアクセスはほぼ80ns続く。従って、書き込みアクセスは、このメモリでは、読み出しアクセスのほぼ2倍の速さである。これは、書き込みアクセスの前に、読み出しアクセスの際に実行される、両ビット線をプリチャージ電位VAに電位調整することを除いて、ビット線の電位調整のステップを完全になくすことによって達成される。両プリチャージ信号PRE1,PRE2を介して両ビット線を0ボルトに放電すること、参照ワード線WLRを介して参照メモリセルRCを読み出すこと、続いて、補償信号EQを介して各ビット線BL,/BL間の電位を等しくすること、並びに、メモリセルMCを第1のビット線BLと導電接続する少し前に、第1のプリチャージ信号PRE1を介して第1のビット線BLを放電することをなくすことができる。このような、ビット線の電位調整ステップは、FRAMの読み出しアクセスの際にしか必要でなく、従って、書き込みアクセスの際にはなくすことができる。何れにせよ、電位調整に必要な信号を、制御ユニットCTRによって書き込みアクセス中に読み出しアクセスと比較して種々異なって形成する必要がある。
【0026】
従来技術のメモリでは、書き込みアクセスに必要な時間は、読み出しアクセスに必要な時間と同様の長さである。従来技術のメモリでは、メモリアクセスの様式は、読み出し増幅器SAに、選択信号CSLの高いレベルで、メモリの外側から書き込むべき情報が供給されるか、されないかの点でしか区別されないので、従来技術のメモリでは、書き込みアクセスの場合でも読み出しアクセスの場合でも、ビット線の電位調整は、その都度同じステップで行なわれる。
【0027】
この実施例では、参照セルRCの読み出しは、読み出しアクセス毎にしか実行されず、書き込みアクセスでは実行されないので、有利には、参照セルへのアクセス回数は、従来技術のFRAMの場合よりも僅かである。FRAMメモリセルは、公知のように、メモリセルアクセスに依存して経年変化するので、本願明細書で説明しているメモリの参照セルの経年変化過程は緩慢となる。各ビット線BLには、多数のメモリセルMCと、参照セルが1つだけ配属されているので、その種の参照セルを有する従来技術のFRAMでは、読み出しアクセス毎及び書き込みアクセス毎にFRAMにアクセスされる。本発明のFRAMでは、参照セルRCへのアクセスは、読み出しアクセス時に限って行われ、書き込みアクセス時には行われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集積メモリの実施例
【図2】 図1のビット線の、書き込みアクセス及び読み出しアクセス中の信号経過特性を示す図
Claims (6)
- 集積メモリであって、
書き込み可能なメモリセル(MC)と、一対のビット線(BL,/BL)と、制御ユニット(CTR)とを有しており、
前記一対のビット線(BL,/BL)は、前記書き込み可能なメモリセル(MC)を差動読み出し増幅器(SA)と接続し、
前記差動読み出し増幅器(SA)を介して、読み出しアクセス時に、読み出すべきデータがメモリセルからメモリの外側に伝送され、書き込みアクセス時に、書き込むべきデータが前記メモリの外側から前記メモリセルに伝送され、
前記制御ユニット(CTR)によって複数ステップで前記一対のビット線(BL,/BL)が電位調整され、それから読み出しアクセス時に前記メモリセル(MC)の1つが前記一対のビット線の1本(BL)と導電接続される形式の集積メモリにおいて、
前記制御ユニット(CTR)は書き込みアクセスの際には、前記読み出しアクセスのために行われる、前記一対のビット線(BL,/BL)の前記複数の電位調整ステップの一部分だけを実行し、それから前記読み出し増幅器(SA)がデータを一対のビット線(BL,/BL)に伝送する、
ことを特徴とする集積メモリ。 - 請求項1記載の集積メモリであって、
メモリセルの記憶内容は、読み出しアクセス時に破壊され、
集積メモリの読み出し増幅器(SA)は、読み出しアクセス時にメモリセル(MC)をビット線(BL)と導電接続した後に、ビット対線(BL,/BL)上に調整される差分信号を増幅し、該増幅の際、前記差分信号を前記メモリセルに書き込む
集積メモリ。 - 集積メモリの制御ユニット(CTR)は、読み出しアクセス時に前記両ビット線(BL,/BL)を共通電位にプリチャージし、
前記共通電位にプリチャージすることは、書き込みアクセス時には行われない
請求項1記載の集積メモリ。 - 集積メモリの制御ユニット(CTR)は、読み出しアクセス時にビット線(BL,/BL)のプリチャージに加えて、ビット線(BL,/BL)上の参照メモリセル(MC)からの読み出しを実行し、続いて、各ビット線間の電位が等しくされ、
前記両過程は書き込みアクセス時には行われない
請求項1から3迄の何れか1記載の集積メモリ。 - 集積メモリの制御ユニット(CTR)は、読み出しアクセス時にビット線(BL,/BL)のプリチャージに加えて、読み出すべきメモリセル(MC)と接続されたビット線(BL)を放電し、
前記放電は、時間的に、前記各ビット線(BL,/BL)間の電位を等しくすることに続いて行われ、
前記放電は書き込みアクセス時には行わない
請求項4記載の集積メモリ。 - 請求項1から5迄の何れか1記載の集積メモリであって、
読み出しアクセスの間、読み出し増幅器(SA)の作動化の前に、各メモリセル(MC)が読み出され、該読み出しの際、前記各メモリセル(MC)は、各ビット線(BL,/BL)の1本と導電接続され、
書き込みアクセスの間、前記読み出し増幅器(SA)が作動状態にされ、その結果、書き込むべきデータは、前記各メモリセル(MC)を前記各ビット線(BL)の1本と導電接続する前に予め前記ビット対線(BL,/BL)に入力されている集積メモリ。
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