JP4376646B2 - センターピラーレスドア用ウエザーストリップ - Google Patents

センターピラーレスドア用ウエザーストリップ Download PDF

Info

Publication number
JP4376646B2
JP4376646B2 JP2004026661A JP2004026661A JP4376646B2 JP 4376646 B2 JP4376646 B2 JP 4376646B2 JP 2004026661 A JP2004026661 A JP 2004026661A JP 2004026661 A JP2004026661 A JP 2004026661A JP 4376646 B2 JP4376646 B2 JP 4376646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
water
door
door panel
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004026661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005219517A (ja
Inventor
佳男 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2004026661A priority Critical patent/JP4376646B2/ja
Publication of JP2005219517A publication Critical patent/JP2005219517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4376646B2 publication Critical patent/JP4376646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明は、例えば、フロントドアとリヤドアとの間にセンターピラーを設けない、いわゆるセンターピラーレス自動車のドアパネルに取付けられ、その車外側の面とドアパネルとの間から室内へ水が侵入するのを未然に防止する排水構造を備えたウエザーストリップに関するものである。
図１乃至図３を参照して説明する。
従来、フロントドア１ｂとリヤドア１ａで構成されるサイドドアや、左ドアと右ドアで構成されるバックドアを備え、かつ、両ドアの間にセンターピラーを設けない、いわゆるセンターピラーレスの自動車が存在する。
こうした構造の自動車は、各ドアパネル１の合わせ部分Ｆにウエザーストリップ２０を取付けているが、当該ウエザーストリップ２０の上端部から侵入した水Ｗが、その車外側の面とドアパネル１との間を伝って室内へ滴下するといったいわゆる潜り水の発生が潜在的な問題となっている。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、センターピラーレス自動車のドアの合わせ部分に取付けられ、その上端部から車外側の面を伝って室内へ侵入する潜り水の発生を未然に防止することのできる排水構造を備えたウエザーストリップを提供することを課題とする。
図１および図４乃至図９を参照して説明する。
請求項１に記載の発明に係るセンターピラーレスドア用ウエザーストリップ１０は、センターピラーを持たないセンターピラーレス自動車のドアの合わせ部分Ｆに取付けられ、その車外側の面とドアパネルとの間から室内へ水が侵入するのを未然に防止する排水構造を備えたウエザーストリップであって、ウエザーストリップ本体１１の車外側の面に前記ドアパネル１に密に弾接するシールビード１２を横設すると共に、室内側の面に水受け１３を形成し、前記シールビード１２と前記水受け１３を連通する水抜き孔１４を形成し、さらに、前記水抜き孔１４と前記ウエザーストリップ本体１１の中空部１１ａとを連通する連通路１５を形成してなるものである。
請求項２に記載の発明に係るセンターピラーレスドア用ウエザーストリップ１０は、センターピラーを持たないセンターピラーレス自動車のドアの合わせ部分Ｆに取付けられ、その車外側の面とドアパネルとの間から室内へ水が侵入するのを未然に防止する排水構造を備えたウエザーストリップであって、前記ドアパネル１に密に弾接する略Ｖ字状のシールビード１２を横設すると共に、室内側の面の前記シールビード１２の最下位部１２ａより下位に水受け１３を形成し、前記シールビード１２の最下位部１２ａと前記水受け１３を連通する水抜き孔１４のシール面側の出口を、ウエザーストリップ本体１１の室内側の面の、ボディパネル２に取付けたオープニングシール３とのシール面ＳのシールラインＬより下位に、車外側から室内側へ下降傾斜させて形成し、さらに、前記水抜き孔１４と前記ウエザーストリップ本体１１の中空部１１ａとを連通する連通路１５を形成してなるものである。
請求項１に記載の発明は、ウエザーストリップ本体１１にシールビード１２、水受け１３、水抜き孔１４および連通路１５を設けているので、ウエザーストリップ本体１１の上端部からその車外側の面とドアパネル１との間に侵入した水Ｗを、シールビード１２で堰き止めて水抜き孔１４から水受け１３へ流すことができる。そして、そこから連通路１５を介して中空部１１ａへ流し、そのまま落下させて外部に排水することができる。従って、室内への潜り水を未然に防止することができる。
請求項２に記載の発明は、略Ｖ字状のシールビード１２を横設すると共に、水受け１３をシールビード１２の最下位部１２ａより下位に形成し、また、水抜き孔１４のシール面側の出口をオープニングシール３とのシール面ＳのシールラインＬより下位に設け、車外側から室内側へ下降傾斜させて形成しているので、シールビード１２で堰き止めた水Ｗを、その最下位部１２ａに集めた後、水抜き孔１４から水受け１３へ円滑に排出することができる。これにより、室内への潜り水をさらに確実に防止することができる。
本発明に係るセンターピラーレスドア用ウエザーストリップ１０の実施形態を図１および図４乃至図９に示す。これは、センターピラーを持たないセンターピラーレス自動車のリヤドア１ａの合わせ部分Ｆに取付けられるウエザーストリップである。ウエザーストリップ本体１１の車外側の面には、ドアパネル１に密に弾接する略Ｖ字状のシールビード１２を横設している。このシールビード１２は、ウエザーストリップ本体１１の車外側の面の水平方向全長にわたって設け、ウエザーストリップ本体１１の車外側の面を伝って流れる水Ｗを、全て堰き止めることができるように設定している。
また、ウエザーストリップ本体１１の室内側の面には、シールビード１２の最下位部１２ａより下位に水受け１３を形成している。この水受け１３の水平方向の長さは限定されるものではないが、本実施形態では水平方向のほぼ全長にわたって形成し、充分な貯水能力を確保している。
また、シールビード１２の最下位部１２ａと水受け１３を連通する水抜き孔１４のシール面側の出口を、ボディパネル２に取付けたオープニングシール３とのシール面ＳのシールラインＬより下位に設け、車外側から室内側へ下降傾斜させて形成している。水抜き孔１４の入口側下端部には、ドアパネル１ａに密に弾接する堰部１４ａを突設し、水Ｗを確実に水抜き孔１４に導くようにしている。さらに、水抜き孔１４とウエザーストリップ本体１１の中空部１１ａとを連通する連通路１５を形成している。
こうした構造において、ウエザーストリップ本体１１の上端部からその車外側の面とドアパネル１との間に侵入した水（雨水や洗車水等）Ｗは、シールビード１２によって堰き止められる。このとき、シールビード１２は略Ｖ字状に設定されているので、水Ｗはその最下位部１２ａ（本実施形態では中心部）に集められる。
最下位部１２ａに集められた水Ｗは、水抜き孔１４を通過して水受け１３に案内される。この際、水抜き孔１４は、車外側から室内側へ下降傾斜されているので、水Ｗは途中に留まることなく円滑に流れる。水受け１３に案内された水Ｗは、連通路１５を通ってウエザーストリップ本体１１の中空部１１ａに流され、そこから自重で落下して車外へ排出される。これにより、潜り水が室内へ侵入するのを確実に防止することができる。
なお、図１０に示すように、水抜き孔１４のシール面側の出口をシール面ＳのシールラインＬより上位に形成すると、ウエザーストリップ本体１１の上面を流れる水Ｗがその水抜き孔１４を通って室内側へ逆流するので好ましくない。また、水抜き孔１４の出口に水Ｗが溜まり、水受け１３に排水されなくなるので、結果的に潜り水が発生し、好ましくない。
なお、本実施形態では、排水構造をリヤドア１ａに取付けたウエザーストリップ１０に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フロントドア１ｂに設けることもできる。また、自動車の後面に観音開き状に設けられるバックドアに取付けられるウエザーストリップ１０にも適用することができる。
また、本発明は、フロントドア１ｂの前端部がボディにヒンジで結合され、リヤドア１ａの後端部がボディパネル２にヒンジ４で結合された観音開きドアや、フロントドア１ｂとリヤドア１ａの一方または双方がスライドである場合のそのドアに取付けられるウエザーストリップ１０に適用することができる。
センターピラーレス自動車を示す側面図である。 従来例を示す室内側要部斜視図である。 図２のＩ−Ｉ線断面図である。 本発明の実施形態を室内側要部斜視図である。 図４のＩＩ−ＩＩ線断面図である。 図５の要部拡大図である。 図４のウエザーストリップの室内側面を示す要部斜視図である。 図４のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。 図４のＩＶ−ＩＶ線断面図である。 好ましくない実施形態を示す断面図である。
１ ドア（ドアパネル）
１ａ リヤドア（リヤドアパネル）
１ｂ フロントドア（フロントドアパネル）
２ ボディパネル
３ オープニングシール
４ ヒンジ
１０ ウエザーストリップ
１１ ウエザーストリップ本体
１１ａ 中空部
１２ シールビード
１２ａ 最下位部
１３ 水受け
１４ 水抜き孔
１４ａ 堰部
１５ 連通路
２０ ウエザーストリップ
Ｆ 合わせ部分
Ｌ シールライン
Ｓ シール面
Ｗ 水

Claims (2)

  1. センターピラーを持たないセンターピラーレス自動車のドアパネル（１）の合わせ部分（Ｆ）に取付けられ、その車外側の面とドアパネルとの間から室内へ水が侵入するのを未然に防止する排水構造を備えたウエザーストリップであって、ウエザーストリップ本体（１１）の車外側の面に前記ドアパネルに密に弾接するシールビード（１２）を横設すると共に，室内側の面に水受け（１３）を形成し，前記シールビードと前記水受けを連通する水抜き孔（１４）を形成し、さらに，前記水抜き孔と前記ウエザーストリップ本体の中空部（１１ａ）とを連通する連通路（１５）を形成してなるセンターピラーレスドア用ウエザーストリップ。
  2. センターピラーを持たないセンターピラーレス自動車のドアパネル（１）の合わせ部分（Ｆ）に取付けられ、その車外側の面とドアパネルとの間から室内へ水が侵入するのを未然に防止する排水構造を備えたウエザーストリップであって、前記ドアパネルに密に弾接する略Ｖ字状のシールビード（１２）を横設すると共に，室内側の面の前記シールビードの最下位部（１２ａ）より下位に水受け（１３）を形成し、前記シールビードの最下位部と前記水受けを連通する水抜き孔（１４）のシール面側の出口を，ウエザーストリップ本体（１１）の室内側の面のボディーパネル（２）に取付けたオープニングシール（３）とのシール面（Ｓ）のシールライン（Ｌ）より下位に形成し、車外側から室内側へ下降傾斜させ、さらに，前記水抜き孔と前記ウエザーストリップ本体の中空部（１１ａ）とを連通する連通路（１５）を形成してなるセンターピラーレスドア用ウエザーストリップ。
JP2004026661A 2004-02-03 2004-02-03 センターピラーレスドア用ウエザーストリップ Expired - Lifetime JP4376646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026661A JP4376646B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 センターピラーレスドア用ウエザーストリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026661A JP4376646B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 センターピラーレスドア用ウエザーストリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005219517A JP2005219517A (ja) 2005-08-18
JP4376646B2 true JP4376646B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=34995512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004026661A Expired - Lifetime JP4376646B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 センターピラーレスドア用ウエザーストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4376646B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101242266B1 (ko) * 2012-08-10 2013-03-11 디알비동일 주식회사 배수 기능을 갖는 차량의 웨더 스트립

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5832851B2 (ja) * 2011-10-21 2015-12-16 西川ゴム工業株式会社 自動車用のドアウェザストリップ
JP6192332B2 (ja) * 2013-03-28 2017-09-06 ダイハツ工業株式会社 センターピラーレス自動車のシール構造
JP6306950B2 (ja) * 2014-06-11 2018-04-04 西川ゴム工業株式会社 自動車用ウェザストリップ
JP7025277B2 (ja) * 2018-04-25 2022-02-24 西川ゴム工業株式会社 スライドドア側シール部材
US11220166B2 (en) 2019-10-24 2022-01-11 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Sealing member of sliding door
CN113119883A (zh) * 2021-04-29 2021-07-16 安徽晨阳橡塑股份有限公司 一种防渗水汽车密封条

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101242266B1 (ko) * 2012-08-10 2013-03-11 디알비동일 주식회사 배수 기능을 갖는 차량의 웨더 스트립

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005219517A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7073294B2 (en) Weather strip for door provided with latch
JP2007045203A (ja) 車体構造
JP4376646B2 (ja) センターピラーレスドア用ウエザーストリップ
JP2010012886A (ja) 車両の側部構造
JP5337444B2 (ja) 車両の排水構造
JP2007276608A (ja) 自動車用バックドアのシール構造
JP3965957B2 (ja) カウルの排水構造
JP2008213607A (ja) ベルトライン構造
KR100880353B1 (ko) 소음방지를 위한 차량용 선루프의 배수장치
JPH09220932A (ja) ウエザーストリップ型成形部の構造
JP2007203767A (ja) 自動車用ドアグラスランの水抜き構造
JPH09207580A (ja) サンルーフのシール構造
JP2021046099A (ja) 車両用ドア構造体
JP3249199B2 (ja) オープンカーのシール構造
JP4680092B2 (ja) オープンルーフ車用ウエザーストリップ
JPH09132035A (ja) ドアのシール構造
JP5311177B2 (ja) 車両用スライドドアにおける排水構造
JPH07117570A (ja) 自動車のドアスピーカー取付部の排水構造
JP4687148B2 (ja) サンルーフ車の排水構造
JP7363750B2 (ja) 車体の水抜き構造
JPS58118415A (ja) サツシユレスドアにおけるウエザ−ストリツプ
JPS598942Y2 (ja) 自動車用キツキングプレ−ト
JPS5823696Y2 (ja) 窓の水抜き構造
JP2019119366A (ja) 車両用ドア構造
JPS607930Y2 (ja) 着脱ル−フ取付用の自動車ル−フ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4376646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150918

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term