JPH09132035A - ドアのシール構造 - Google Patents
ドアのシール構造Info
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- JPH09132035A JPH09132035A JP7317410A JP31741095A JPH09132035A JP H09132035 A JPH09132035 A JP H09132035A JP 7317410 A JP7317410 A JP 7317410A JP 31741095 A JP31741095 A JP 31741095A JP H09132035 A JPH09132035 A JP H09132035A
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- Japan
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- door
- hollow
- seal lip
- opening
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
アシール構造を提供すること。 【解決手段】 車両のドア開口部に取付けたオープニン
グウェザーストリップ2と,ドアの室内側に上記オープ
ニングウェザーストリップ2と面接触するように配設さ
れたドアシール体1とを有し,上記オープニングウェザ
ーストリップ2は,少なくとも上記ドアシール体1と当
接する部分に,中空部210を設けた中空シールリップ
部21を有してなる。上記中空シールリップ部21は,
二次シールリップ22を有すると共に,両者間に流水溝
220を有し,かつ該流れ溝220は排水口を有し,ま
た上記中空シールリップ部21には出水口を設けること
が好ましい。
Description
からの水の浸入を防止するためのドアのシール構造に関
する。
の車両8のバックドアにおいて,ドア開口部80の下部
に設けた第一ドア81と,該第一ドア81に対して当接
すると共に,上記ドア開口部80の上部に設けた第二ド
ア82とよりなる構造のバックドアが知られている。
記ドア開口部80の下部に配置されており,その側部に
おいて,上記ドア開口部80に対し前後方向に開閉され
るドアである。また,上記第二ドア82は上記ドア開口
部80の上部に配置されており,その上部において,上
記ドア開口部80に対し上下方向に開閉されるドアであ
る。
く,アウターパネル811とインナーパネル812とよ
りなるドア本体と,その上部に設けたドアシール体91
より構成されている。上記ドアシール体91は,その両
側端部に,上記第二ドア82及びガラス99と当接する
外側シール部10を有する。また,図9に示すごとく,
上記第二ドア82は,ガラス99と該ガラス99の外周
を取り巻く枠体98より構成され,ダンパー97により
ドア開口部80に対し開閉可能に取付けられている。
上記ドア開口部80に対して閉止した際には,上記ドア
シール体91の外側シール部10の裏面が上記ドア開口
部80に設けたオープニングウェザーストリップ82と
当接する。また,上記第二ドア82を上記ドア開口部8
0に対して閉止した際には,上記ガラス99が,上記ド
アシール体82の外側シール部10に対して面接触す
る。
アのシール構造は,図10に示すごとく,ガラス99と
ドアシール体91とオープニングウェザーストリップ9
2の三者が当接する箇所を有する。この部分は当接する
部品の数が多い。よって,これらの部品の製造誤差を原
因として,図11に示すごとく,三者の当接する部分に
三角状の隙間900が発生し,該隙間900を経由し
て,室外からの水が室内に浸入するおそれがある。従っ
て,上記シール構造のシール性は不充分である。
ために,各部品の組付けの際の位置合せの精度を高める
ことが考えられる。しかし,そのために部品の組付け作
業の手間が増大する。
室内に浸入しない,かつ組付け容易なドアのシール構造
を提供しようとするものである。
部に取付けたオープニングウェザーストリップと,ドア
の室内側に上記オープニングウェザーストリップと面接
触するように配設されたドアシール体とを有し,上記オ
ープニングウェザーストリップは,少なくとも上記ドア
シール体と当接する部分に,中空部を設けた中空シール
リップ部を有してなるドアのシール構造において,上記
中空シールリップ部は,その室内側に長手方向に沿って
二次シールリップを有すると共に,両者間に漏水をガイ
ドする流水溝を有することを特徴とするドアのシール構
造にある。
発明のドアのシール構造においては,上記二次シールリ
ップを設けてある。そのため,オープニングウェザース
トリップとドアシール体との間,即ち図2に示す隙間9
00より浸入した水は,まず,上記二次シールリップに
よって遮られ,これ以上室内に流入することはない。以
上のごとく,本発明のドアのシール構造においては,水
が室内に浸入しない。
ール構造においては,浸入した水を上記二次シールリッ
プによりせき止めることができる。このため,仮にオー
プニングウェザーストリップとドアシール体等の組付け
誤差が大きく,これらの間に形成される隙間が大きく,
該隙間より多量の水が浸入したとしても,室内には水が
浸入しない。上記のごとく,本発明のシール構造によれ
ば組付け誤差はあまり問題にならないので,組付け容易
である。
溝は上記中空シールリップ部の中空部に連通する排水口
を有し,また上記中空シールリップ部には,流入した水
を外部へ流出させるための出水口を設けることが好まし
い。これにより,上記二次シールリップと中空シールリ
ップ部との間に流水溝が形成される。このため,水は上
記流水溝をつたい,該流水溝に設けた排水口より,中空
シールリップ部の内部である空洞状の中空部へと流入す
る。
中空部の他の場所に設けた出水口より上記水はオープニ
ングウェザーストリップの外部に出水される。以上によ
り,浸入した水をすみやかに流出させることができる。
なお,上記出水口は車外へ開口している。
口は,ドア開口部の下部位置において,上記中空シール
リップ部の中空部に連通していることが好ましい。上記
オープニングウェザーストリップはドア開口部の全周を
被覆しており,該オープニングウェザーストリップにお
ける最下部は,ドア開口部の下部位置に設けた部分とな
る。
プニングウェザーストリップの中空シールリップの内部
における中空部に流入し,中空部の最下部へと流れる。
しかし,上記中空部の最下部には出水口が設けてあるた
め,水をオープニングウェザーストリップの外部,つま
り車外へと速やかに放出することができる。
図1〜図7を用いて説明する。図1〜図4に示すごと
く,上記ドアのシール構造100は,車両8のドア開口
部80(図8,図9参照)に取付けたオープニングウェ
ザーストリップ2と,第一ドア81の内側に上記オープ
ニングウェザーストリップ2と面接触するように配設さ
れたドアシール体1とを有し,上記オープニングウェザ
ーストリップ2は,少なくとも上記ドアシール体1と当
接する部分に中空部210を設けた中空シールリップ部
21を有する。
リップ部21は,その室内側に長手方向に沿って二次シ
ールリップ22を有すると共に,両者間に漏水をガイド
する流水溝220を有する。そして上記流水溝220は
中空シールリップ部21の中空部210に連通する排水
口221を有する。また,図7に示すごとく,上記中空
シールリップ部21には,流入した水を外部へ流出させ
るための出水口219を設けてある。なお,上記出水口
219は,上記オープニングウェザーストリップ2の下
部に設けてあり,車外へ開口している。
8,図9に示すごとく,第一ドア81と第二ドア82と
よりなる車両8のバックドアに適応されるものである。
上記第一ドア81はドア開口部80の下部に配置されて
おり,その側部において,ドア開口部80の前後方向に
開閉されるドアである。また,上記第二ドア82はドア
開口部80の上部に配置されており,その上部におい
て,ドア開口部80の上下方向に開閉されるドアであ
る。
ウターパネル811とインナーパネル812とよりなる
ドア本体と,その上部に設けたドアシール体1より構成
されている。上記ドアシール体1は,その両側端部に外
側シール部10(図9参照)を有する。上記第二ドア8
2はガラス99と該ガラス99の外周を取巻く枠体98
(図9参照)より構成されている。
1をドア開口部80に対して閉止した際には,上記ドア
シール体1の外側シール部10の裏面が上記ドア開口部
80に設けたオープニングウェザーストリップ2と当接
する。また,上記第二ドア82を上記ドア開口部80に
対して閉止した際には,上記ガラス99が上記ドアシー
ル体1の外側シール部10のシール面に対して面接触す
る。
のシール面は,室外側に外側シールリップ11を,室内
側に内側シールリップ12を,また両シールリップの下
部間を連結する下部リップ13を有する。また,図3,
図4に示すごとく,上記外側シール部10は内部に中空
部109を有する。
グウェザーストリップ2は上記ドアシール体1,ガラス
99と当接する中空シールリップ部21と上記ドア開口
部80に取付くウェルド部23とよりなる。上記中空シ
ールリップ部21は断面四角形状の中空部210を内部
に有する。上記ウェルド部23は断面コ字であって,補
強用の芯金230を内蔵している。また,上記ウェルド
部23は複数のリップ部231〜235を有する。
る。本例のドアのシール構造100においては,上記二
次シールリップ22を設けてある。そのため,オープニ
ングウェザーストリップ2とドアシール体1との間,即
ち,図4に示す隙間900より浸入した水は,まず,上
記二次シールリップ22によって遮られ,これ以上室内
に流入することはない。更に,上記二次シールリップ2
2と中空シールリップ部21との間には流水溝220が
形成されている。このため,水は上記流水溝220をつ
たい,該流水溝220に設けた排水口221より,中空
シールリップ部21内の空洞状の中空部210へと流入
する。
ける中空部210の他の場所に設けた出水口219より
上記水はオープニングウェザーストリップ2の外部に出
水される。また,上述したごとく,本例のドアのシール
構造100においては,浸入した水を上記二次シールリ
ップ22によりせき止めて,この水を容易に外部へ室外
に流出させることができる。このため,仮にオープニン
グウェザーストリップ2とドアシール体1等の組付けの
際に位置合わせが不正確であって,これらの間に形成さ
れる隙間900が大きく,該隙間900より多量の水が
浸入したとしても,室内には水が浸入しない。
内に浸入しない,かつ組付け容易なドアのシール構造を
提供することができる。
図。
トリップの要部斜視図。
トリップの要部斜視図。
状態における後部斜視図。
図。
大断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両のドア開口部に取付けたオープニン
グウェザーストリップと,ドアの室内側に上記オープニ
ングウェザーストリップと面接触するように配設された
ドアシール体とを有し, 上記オープニングウェザーストリップは,少なくとも上
記ドアシール体と当接する部分に,中空部を設けた中空
シールリップ部を有してなるドアのシール構造におい
て, 上記中空シールリップ部は,その室内側に長手方向に沿
って二次シールリップを有すると共に,両者間に漏水を
ガイドする流水溝を有することを特徴とするドアのシー
ル構造。 - 【請求項2】 請求項1において,上記流水溝は上記中
空シールリップ部の中空部に連通する排水口を有し,ま
た上記中空シールリップ部には,流入した水を外部へ流
出させるための出水口を設けたことを特徴とするドアの
シール構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2において,上記出水口
は,ドア開口部の下部位置において,上記中空シールリ
ップ部の中空部に連通していることを特徴とするドアの
シール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07317410A JP3129390B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ドアのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07317410A JP3129390B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ドアのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09132035A true JPH09132035A (ja) | 1997-05-20 |
JP3129390B2 JP3129390B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=18087929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07317410A Expired - Fee Related JP3129390B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ドアのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129390B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002274189A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Toyota Industries Corp | 車両用ドア装置 |
JP2007216893A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Nishikawa Rubber Co Ltd | バックドアシール構造 |
JP2007223467A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Nishikawa Rubber Co Ltd | バックドアシール構造 |
JP2007261567A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-10-11 | Tokai Kogyo Co Ltd | 車両用ウエザーストリップ |
JP2007276608A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車用バックドアのシール構造 |
KR100892488B1 (ko) * | 2007-05-28 | 2009-04-10 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 웨더스트립 배수구조 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP07317410A patent/JP3129390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002274189A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Toyota Industries Corp | 車両用ドア装置 |
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KR100889248B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2009-03-19 | 니시카와고무고교가부시키가이샤 | 자동차용 백 도어의 시일 구조 |
KR100892488B1 (ko) * | 2007-05-28 | 2009-04-10 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 웨더스트립 배수구조 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3129390B2 (ja) | 2001-01-29 |
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