JP4363269B2 - 収納具を備えたキャビネットワゴン - Google Patents

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Description

本発明は、収納具を備えたキャビネットワゴンに係わり、更に詳しくは机天板の下方に配置したキャビネットワゴンの上面に収納具を装着した収納具を備えたキャビネットワゴンに関するものである。
従来から、机天板の下方に配置したり、机側方に配置して使用するキャビネットワゴンは各種提供されている。通常、机天板の下面にはセンター引出しを設けることが多く、また天板の下面後方に補強用の横ビームがあるため、何れの場合にも共用できるようにするため、センター引出しや横ビームの下方に押し込むことができるように、キャビネットワゴンの高さもそれに応じて低く設定されている。学習机関係では、昇降天板を設け、机の側方へ設置して使用する際に机天板と同じ高さや適宜高さに調節できるワゴンも提供されている。
しかし、事務用のキャビネットワゴンでは、机天板の下面にセンター引出しがない位置に設置した場合には、キャビネットワゴンの天板と机天板との間に空間が形成されたままになっている。
尚、特許文献1には、本体に引出しを多段に設けたキャビネットワゴンの天板の上面に収納用凹部を形成し、該収納用凹部の深さに相当する前面部分に傾斜面を形成し、該傾斜面に引手部を形成した構造のものが提供されている。このキャビネットワゴンは、机の脚部間の天板下方に配置して使用することができるが、この場合もキャビネットワゴンの天板と机天板との間に比較大きな隙間が形成されている。
特許第2570483号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机天板の下面にセンター引出しを設けた場合でも、また天板の下面後方に補強用の横ビームが存在する場合でも、机天板の下方に配置することができる高さのキャビネットワゴンの天板上面に収納具を装着して、机天板との間に生じる隙間の有効利用が図れる収納具を備えたキャビネットワゴンを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、本体に多段に引出しや収納部を備えたキャビネットワゴンの天板上面に、後部を余して収納具を着脱可能に装着し、この状態で机天板の下方に配置することができる高さに設定し、前記収納具は、前側を解放した偏平な形状の箱型ケースに浅い引出しを手前に引き出し可能に設けるとともに、上面にトレー部又は載置部を設けた収納具を備えたキャビネットワゴンを構成した(請求項1)。
ここで、前記収納具の箱型ケースの側面に沿ってハンギングレールを形成してなることが好ましい(請求項2)
また、前記トレー部又は載置部は、前記収納具の箱型ケースの上面に凹陥部を形成し、該凹陥部にシートを敷設してなることが好ましい(請求項3)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の収納具を備えたキャビネットワゴンは、本体の天板上面に後部を余して収納具を着脱可能に装着しているので、天板の下面後方に補強用の横ビームが存在する場合でも、机天板の下面に押し込んで設置することができ、机天板の下面にセンター引出しを設けない場合でも、机天板とキャビネットワゴンの天板との間の空間を有効に利用することができ、また不要な場合には収納具を取外すことができる。また、収納具の引出しを手前に引き出して使用することができるとともに、上面のトレー部又は載置部に書類やペンを載置することができる。
請求項2によれば、ハンギングレールを利用して手提げカバンやその他の物品を吊下げて保管することができる。
請求項3によれば、トレー部又は載置部に設けたシートの上に書類を載置しても、書類が不意にずり落ちることがないのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る収納具を備えたキャビネットワゴンを示し、図2及び図3は、そのキャビネットワゴンを机の天板下方に設置した状態を示し、図4〜図8は本発明の詳細を示し、図中符号1は収納具、2はキャビネットワゴン、3は机をそれぞれ示している。
本発明に係る収納具1は、少なくとも先方を解放した偏平な形状の箱型ケース4に浅い引出し5を設けるとともに、上面にトレー部6を設けたものであり、更に前記箱型ケース4の側面にハンギングレール7,7を形成している。ここで、前記トレー部6は、箱型ケースの上面に凹陥部8を形成し、該凹陥部8に摩擦抵抗の大きなシート9を敷設している。また、前記シート9の上面側の前部には、ペントレー用の凹部10を形成している。尚、前記シート9に凹部10を設けないフラットのものを用いて、単に載置部とすることも可能である。
ここで、前記シート9としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のポリオレフィン系樹脂やポリエチレンテレフタレート(PET)を好ましく用いることができる。尚、前記シート9の性質としては、その目的に応じて決定され、単に物が滑り落ちないようにするだけであれば、ゴムのような摩擦抵抗が大きいものとし、上面に書類を載置して筆記する場合には、所定の硬度が必要である。また、前記シート9に凹部10を設けない場合には、前記引出し5の内部に合成樹脂製のペントレーを装着することが好ましい。
前記キャビネットワゴン2は、通常の構造を有し、本体11に多段に引出し12,…を手前に引き出し可能に設けたものである。そして、本実施形態では、前記本体11の上面には天板13を着脱可能に設けるとともに、前記本体11の下面には複数のキャスター14,…を設けて移動可能としている。ここで、前記引出し12の代わりに収納棚とその前面に適宜開閉扉を設けた収納部としたものでも良い。
前記机3は、天板15の両端部を脚部16,16で支持するとともに、該天板15の下面後方に補強用の横ビーム17を横設したものである。前記キャビネットワゴン2の天板13までの高さは、前記横ビーム17の下方を通過できる高さに設定されている。
そして、前記キャビネットワゴン2の本体11の天板13上面に、後部を余して前記収納具1を着脱可能に装着するのである。このように、後部を余して前記収納具1を前記キャビネットワゴン2の天板13の上面に装着することにより、図3に示すように、前記机3の天板15の下方に当該キャビネットワゴン2を押し込むと、前記本体11の後部は前記横ビーム17の下方に位置し、また前記収納具1は前記横ビーム17の前方に位置するので、キャビネットワゴン2を机天板15の下方へ設置する際に、何ら支障を来たすことはなく、そればかりか従来デットスペースとなっていた机3の天板15とキャビネットワゴン2の天板13との間に生じる空間に前記収納具1が位置するので、有効利用を図ることができたのである。
次に、前記収納具1の具体的構造と、前記キャビネットワゴン2の天板13への取付構造は、本発明では特に限定されないが、図4〜図8に基づいて詳細に説明する。図6に示すように、前記キャビネットワゴン2の本体11の上端には、前補強18と後補強19とが突設されており、前記天板13は上面板20の周囲に側面板21を有する下方開放の箱型構造を有し、該天板13の上面板20が前記前補強18と後補強19とに載置され、その周囲を側面板21で覆った状態で互に連結されるのである。また、前記前補強18と後補強19は、断面コ字形の載置部22,23をそれぞれ有し、前記後補強19の載置部23の前壁上端部の左右に横長の係合孔24,24を形成するとともに、前記前補強18の載置部22の上面の左右両側部に螺孔25,25又は通孔を形成している。一方、前記天板13の上面板20の下面後部には前記係合孔24,24へ前方から係合する係合片26,26を突設するとともに、前記上面板20の前部には前記螺孔25,25と対応する位置に取付孔27,27を形成している。そして、前記天板13の係合片26,26を前記後補強19の係合孔24,24へ前方から係合した後、上面板20を載置部22,23に載置するとともに、上方からネジ28を前記取付孔27に通して前記螺孔25に雅号するのである。ここで、前記螺孔25の代わりに通孔を形成した場合には、前記ネジ28はタッピンネジを使用する。
また、前記収納具1を前記キャビネットワゴン2の天板13の上面に取付けるには、該収納具1の前部においては前記ネジ28を螺孔25に螺合すると同時に前記箱型ケース4の前部を、該ネジ28を利用して取付けるとともに、収納具1の後部は該箱型ケース4の後部をネジ29にて前記天板13の上面板20に螺合して取付けるようにしている。
更に詳しくは、前記収納具1の箱型ケース4は、図7及び図8に示すように、上板30の両側縁を下方へ折曲して側面板31,31を形成するとともに、該側面板31,31の下縁を内方へ折曲して固定片32,32を形成し、前記上板30の後端と固定片32,32の後端に背面部材33を固着したものである。更に、前記側面板31,31の外側面に前記ハンギングレール7を形成した化粧部材34,34を沿わせるとともに、該化粧部材34の下端から延設した固定板35を前記固定片32の下面に沿わせ、前記固定片32,32の前後に形成した通孔36,36と前記固定板35,35の前後に形成した通孔37,37とを一致させた状態で、前方の通孔36,37に上方から通した前記ネジ28を、前記天板13の上面板20の取付孔27に通して前記前補強18の螺孔25に螺合し、後方の通孔36,37に上方から通したネジ29を前記天板13の上面板20の後部に形成した螺孔38に螺合する。ここでも、前記螺孔38を通孔とした場合には、前記ネジ29としてタッピンネジを用いる。この際、前記ネジ28とネジ29は、上方から螺合するものであるが、前記箱型ケース4の上下寸法は小さいので、その作業は、前記箱型ケース4の上板30に貫通した開口39,…を通して行うのである。更に、前記螺孔25と螺孔38の代わりに、ナットを板材下面に溶接しても良い。
更に、前記化粧部材34の前後端部には、合成樹脂製のコーナーキャップ40,40を嵌着している。そして、前記化粧部材34,34と前記背面部材33の上端部は、前記上板30の上面よりも高く設定し、前記凹陥部8を形成している。また、前記箱型ケース4の両側面板31,31の内面には、レール41,41を固定し、該レール41,41で引出し5の両側に設けたスライダー42,42で摺動するようになっている。尚、前記引出し5は、胴部43と側部材44,44と引手部材45とから構成されている。
また、前記後部のネジ29で螺着する代わりに、前記箱型ケース4の固定片32,32と前記化粧部材34の固定板35,35を一体化した上で、後部に頭付きピンを下設し、該ピンを係合するダルマ孔を前記天板13の上面板20に形成することも好ましい。
このように、本実施形態では、前記収納具1を前記キャビネットワゴン2の天板13の上面にネジ止めして取付けたが、単にマグネットで吸着させるものでも良く、また粘着部材を介在させて取付けても良く、その他のラッチ機構など公知の着脱可能な機構を採用することができる。
本発明に係る収納具を備えたキャビネットワゴンの全体斜視図である。 机の天板下方に収納具を備えたキャビネットワゴンを配置した状態の正面図である。 同じく側面図である。 キャビネットワゴンの天板上面に収納具を装着した状態の縦断側面図である。 同じく拡大縦断正面図である。 キャビネットワゴンの本体に天板と収納具を取付ける構造を示す省略分解斜視図である。 収納具の分解斜視図である。 収納具を全部品に分解した斜視図である。
1 収納具 2 キャビネットワゴン
3 机 4 箱型ケース
5 引出し 6 トレー部
7 ハンギングレール 8 凹陥部
9 シート 10 凹部
11 本体 13 天板
14 キャスター 15 天板
16 脚部 17 横ビーム
18 前補強 19 後補強
20 上面板 21 側面板
22 載置部 23 載置部
24 係合孔 25 螺孔
26 係合片 27 取付孔
28 ネジ 29 ネジ
30 上板 31 側面板
32 固定片 33 背面部材
34 化粧部材 35 固定板
36 通孔 37 通孔
38 螺孔 39 開口
40 コーナーキャップ 41 レール
42 スライダー 43 胴部
44 側部材 45 引手部材

Claims (3)

  1. 本体に多段に引出しや収納部を備えたキャビネットワゴンの天板上面に、後部を余して収納具を着脱可能に装着し、この状態で机天板の下方に配置することができる高さに設定し、前記収納具は、前側を解放した偏平な形状の箱型ケースに浅い引出しを手前に引き出し可能に設けるとともに、上面にトレー部又は載置部を設けたことを特徴とする収納具を備えたキャビネットワゴン
  2. 前記収納具の箱型ケースの側面に沿ってハンギングレールを形成してなる請求項1記載の収納具を備えたキャビネットワゴン
  3. 前記トレー部又は載置部は、前記収納具の箱型ケースの上面に凹陥部を形成し、該凹陥部にシートを敷設してなる請求項1又は2記載の収納具を備えたキャビネットワゴン
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