JP2508086Y2 - 机上棚におけるトレ―装置 - Google Patents

机上棚におけるトレ―装置

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JP2508086Y2
JP2508086Y2 JP1989151105U JP15110589U JP2508086Y2 JP 2508086 Y2 JP2508086 Y2 JP 2508086Y2 JP 1989151105 U JP1989151105 U JP 1989151105U JP 15110589 U JP15110589 U JP 15110589U JP 2508086 Y2 JP2508086 Y2 JP 2508086Y2
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JP1989151105U
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勉 山口
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机上棚に装着するトレー装置に係り、更に
詳しくは引出し可能且つ着脱自在で机天板上に載置し得
る机上棚におけるトレー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、机上棚に小物類を収容する引出しを組込んだも
のは提供されていたが、机上棚に装着した状態で引出し
て使用できるとともに、机上棚から取り外して机天板上
に載置してペントレーとして使用できる両者の機能を備
えたものは全く存在しなかった。
尚、通常の引出しは引き出した状態で落下を防止する
ためにストッパーが適所に設けられているため、当該引
出しを机上棚から完全に取り外すことは困難であり、ま
た仮にストッパーを設けない引出しは取り外して机天板
上に載置し、前板と本体部の高さが不釣り合いであって
も、傾斜した状態で使用できなくはないが、机上棚に装
着して使用する場合に、不意に抜け落ちる危険性を有す
るのでやはり不都合があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、机上棚に装着した態様で引き出してストッパーによ
る抜け止め状態で使用できるとともに、机上棚から取り
外して机天板上に載置して水平状態でペントレーとして
使用できる両者の機能を備えた机上棚におけるトレー装
置を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決のために、机上棚の側板内
面及び中間板等の側面に奥行方向に対向突設したレール
部材に、上面に収容部を有し、前面に下方へ突出した前
板を有するトレーの両側端面に形成した奥行方向の溝を
スライド可能に嵌合し、トレーの両側後端部下面には前
方開放した係合凹部を有する脚部材を突設するととも
に、該トレーを最前部へ引出した状態で、前記脚部材の
係合凹部に係合するストッパーを前記レール部材の前端
部下方位置に着脱自在に突設し、更に前記脚部材と前板
の下端を面一に設定してなる机上棚におけるトレー装置
を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の机上棚におけるトレ
ー装置は、通常の使用態様においては、机上棚の側板内
面及び中間板等の側面に奥行方向に対向突設したレール
部材と、トレーの両側端面に形成した奥行方何の溝との
スライド嵌合により、引き出し可能であるとともに、引
き出した状態で側板等に突設したストッパーにトレーの
両側後端部下面に突設した脚部材の前方開放した係合凹
部が係合して、それ以上の引き出しを規制するととも
に、両者の係合によりその引き出し状態が保持され、ま
た前記ストッパーを着脱自在となしたことで、該ストッ
パーを取り去った後、トレーを引き出して机上棚から取
り外し、机天板上に載置した際には、トレーの脚部材と
前板の下端が面一であるので、水平状態を保つのであ
る。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳
細を説明する。
第1図は本考案のトレーを装着した机上棚を有する机
を示し、第2図はその要部を示し、図中Aは机上棚、B
はトレーをそれぞれ示している。
机上棚Aは、机1の天板2の後部に立設する両側板3,
3と背板4及び適数の棚板5で構成され、本実施側では
上下二段に棚板5,5を取付け、本考案のトレーBは下段
の棚板5の前かまち6の下面に近接させて左右二ケ所に
設けている。
下段の棚板5は、一側を側板3に固定し、他側を他側
部に本棚7を形成すべく設けた中間板8に固定して設け
てあり、また該棚板5の下面中央部には奥行方向に支持
板9を宙吊り状態で垂下固定している。
そして、第3図に示す如く前記側板3と中間板8の内
側面及び支持板9の両側面の前後にそれぞれ取付孔10,1
0を穿孔し、該取付孔10,10に金属捧を折曲形成したレー
ル部材11の両端の取付部12,12を嵌入して、対向突設し
ている。尚、該レール部材11の長さ方向中央部を前記取
付部12,12と同じ方向に膨出させて折曲部13を形成し、
該折曲部13を側板3等の表面に当接させて、該表面から
のレール部材11の突出量を確保している。
また、前記レール部材11の前端部に対応する前方の取
付孔10の略下方位置に係止孔14をそれぞれの板体に穿孔
し、該係止孔14には円柱状のストッパー15の一端に突設
した突軸16を着脱自在に嵌挿して装着している。尚、ス
トッパー15を側板3等の着脱自在に装着する他の構造と
して、前記係止孔14を螺孔となし、前記突軸16を螺軸と
なして互いに螺合するようにしてもよい。
前記トレーBは、第4図に全体形状を示す如く本実施
側では一枚板の本体17の上面に周囲を残して収容部18を
穿設し、前面に下方へ突出した前板19を接合し、前記本
体17の両側端面の上下中央部に奥行方向の溝20,20を形
成したものである。尚、前記本体17及び収容部18の構造
は前述のものに限られるものではない。また、本体17の
両側後端部下面には前記前板19の下端と面一に設定した
側面視倒J字形の脚部材21をネジ止め等で突出固定し、
該脚部材21の中央部に前記ストッパー15に係合する前方
開放した係合凹部22を形成するとともに、その遊端には
該係合凹部22内に突出した突起23を一体形成している。
ここで、当該脚部材21は、弾性変形し得る素材、好まし
くは硬質合成樹脂で形成するものとする。
しかして、トレーBを机上棚Aに装着するには、先ず
前記レール部材11,…を所定の側板3、中間板8及び支
持板9の取付孔10,…に取付部12を嵌入して対向突設
し、それから両レール部材11,11にトレーBの溝20,20を
スライド嵌合して押込んだ状態で、ストッパー15の突軸
16を所定の係止孔14に着脱自在に嵌着するのである。
こうして、装着したトレーBを使用する場合には、第
5図に示す如く前板19の下方突出部に指を掛けて手前に
引き出すと、本体17の両側後端部下面に突設した脚部材
21が前記ストッパー15に当止され、更に手前に強く引き
出すことにより脚部材21の突起23が前記ストッパー15の
下縁を弾性変形して乗り越え、遂に該ストッパー15が係
合凹部22に係合された実線で示した状態になる。この状
態では、トレーBは奥行方向に移動が規制され、ガタつ
きのない使用状態となる。そして、格納する場合には、
前板19を強く押し込むことにより、前記係合状態が解除
されて、一点鎖線で示した状態となるのである。尚、格
納状態での後退方向への規制は、前板19の一側端をやや
側方へ突出させ、当該突出部24を前記支持板9の前面25
に当接するようにしている。
一方、トレーBを机上棚Aから取り外して使用する場
合には、前記着脱自在に装着したストッパー15を取り去
った状態で、手前に引き出すことにより容易に取り外す
ことができ、そして該トレーBを天板2上に載置する
と、第6図に示す如く前板19と両脚部材21,21によって
本体17を水平状態に安定に保持することができ、この状
態で使用できるのである。
また、前記棚板5には、その前端部に下方へ突出させ
て前かまち6を取付け、該前かまち6の背面から前面に
開口した凹所26を形成し、スイッチ及びコンセント等を
内装し、その操作部27を前面に突出させたコントロール
ボックス28の前部を前記凹所26内に収容嵌合し、その後
部を棚板5下面にネジ止め固定し、前記操作部27のみを
前かまち6の前面に臨ませている。本考案のトレーB
は、前述の前かまち6の下方空間に接近させて装着し、
前記コントロールボックス28を完全に隠蔽するためにも
利用され、外観性の向上をも図ったものである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の机上棚におけるトレー装置に
よれば、机上棚の側板内面及び中間板等の側面に奥行方
向に対向突設したレール部材に、上面に収容部を有し、
前面に下方へ突出した前板を有するトレーの両側端面に
形成した奥行方向の溝をスライド可能に嵌合し、トレー
の両側後端部下面には前方開放した係合凹部を有する脚
部材を突設するとともに、該トレーを最前部へ引出した
状態で、前記脚部材の係合凹部に係合するストッパーを
前記レール部材の前端部下方位置に着脱自在に突設し、
更に前記脚部材と前板の下端を面一に設定してなるの
で、通常の使用態様においては、机上棚の側板内面及び
中間板等の側面に奥行方向に対向突設したレール部材
と、トレーの両側端面に形成した奥行方向の溝とのスラ
イド嵌合により、引き出し及び格納可能であるととも
に、引き出した状態で側板等に突設したストッパーにト
レーの両側後端部下面に突設した脚部材の前方開放した
係合凹部が係合して、それ以上の引き出しを規制して不
意に抜け落ちることを防止することができるとともに、
両者の係合によりその引き出し状態がガタつきなく、ま
た不意の移動することなく保持した状態で使用できるの
である。
また、前記ストッパーを着脱自在となすとともに、前
板と脚部材の下端を面一に設定したので、前記ストッパ
ーを取り去った後、トレーを引き出して机上棚から取り
外すことが容易にでき、しかも机天板上に載置した際に
は、トレーを安定に水平状態に保持することができ、従
来の引出しにはなかった二態様の使用ができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の採用した机上棚を有する机の全体斜視
図、第2図はその要部の縦断側面図、第3図は分解状態
を示す要部の部分横断平面図、第4図はトレーを机上棚
から取り外した状態を部分断面で示した斜視図、第5図
はトレーを引き出して使用する状態を示した要部の縦断
側面図、第6図はトレーを天板上に載置した状態を示し
た省略側面図である。 A:机上棚、B:トレー、1:机、2:天板、3:側板、4:背板、
5:棚板、6:前かまち、7:本棚、8:中間板、9:支持板、1
0:取付孔、11:レール部材、12:取付部、13:折曲部、14:
係止孔、15:ストッパー、16:突軸、17:本体、18:収容
部、19:前板、20:溝、21:脚部材、22:係合凹部、23:突
起、24:突出部、25:前面、26:凹所、27:操作部、28:コ
ントロールボックス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机上棚の側板内面及び中間板等の側面に奥
    行方向に対向突設したレール部材に、上面に収容部を有
    し、前面に下方へ突出した前板を有するトレーの両側端
    面に形成した奥行方向の溝をスライド可能に嵌合し、ト
    レーの両側後端部下面には前方開放した係合凹部を有す
    る脚部材を突設するとともに、該トレーを最前部へ引出
    した状態で、前記脚部材の係合凹部に係合するストッパ
    ーを前記レール部材の前端部下方位置に着脱自在に突設
    し、更に前記脚部材と前板の下端を面一に設定したこと
    を特徴とする机上棚におけるトレー装置。
JP1989151105U 1989-12-29 1989-12-29 机上棚におけるトレ―装置 Expired - Lifetime JP2508086Y2 (ja)

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