JP4362195B2 - 建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造 - Google Patents

建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械においては、仕様値としての作業可能最高外気温度(以後仕様最高外気温と言う)を定めて、その仕様最高外気温で連続作業を行っても、ラジエータ水温及び作動油温がそれぞれの許容最高温度以下になるようにして、オーバーヒートを防止している。このために、一般的に、冷却ファンによる冷却風でラジエータ冷却水及びオイルクーラの作動油を同時に冷却するようにしている。
【0003】
従来からこのためのラジエータとオイルクーラの取付構造について数多く提案されており、例えば実開平7−14122号公報に開示されている。図6は、同公報に開示されたラジエータとオイルクーラの取付構造を適用した油圧ショベルの要部部分断面側面図である。なお、矢印は冷却風の流れを示すものとし、以後同様とする。
【0004】
図6において、上部旋回体20の後部に車両前後方向にエンジン25を搭載しており、エンジン25前方(即ち、車両後側)には、順に冷却ファン26、ラジエータ27及びオイルクーラ28を配設している。オイルクーラ28は、ラジエータ27に対して車両後方上向きに傾けて配設されている。またラジエータ27とオイルクーラ28との間には、両者間の空間部の外周全周を包囲するカバープレート29を取着している。ラジエータ27及びオイルクーラ28の上方を覆う上部カバー22には冷却風の吸入口23を形成している。
【0005】
この構成によると、オイルクーラ28をラジエータ27に対して後方上向きに傾けて配設したために、吸入口23からの外気は図中矢印に示すように、オイルクーラ28とラジエータ27のそれぞれの面に対して略直角にスムーズに流れ込むので、冷却風の淀みによる風量の低下や冷却の部分的ばらつきを防いで冷却効率を高めることができる。更に、オイルクーラ28とラジエータ27の間の外周全周をカバープレート29で包囲しているので、冷却ファン26で吸入される冷却風は全てオイルクーラ28とラジエータ27を通過し、オイルクーラ28とラジエータ27を確実に冷却できるとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記実開平7−14122号公報に記載されているようなラジエータ27とオイルクーラ28の取付構造では、以下の2つの問題がある。
【0007】
(1)ラジエータ27及びオイルクーラ28の冷却効率の調整によりそれぞれの冷却の過不足を無くして、冷却ファン26の消費馬力を必要最小限にし、これにより燃費を低減した建設機械を、短期間で開発できることが要望されている。しかしながら、前記実開平7−14122号公報に記載の技術では、上記の実現が非常に困難である。
【0008】
(2)上記(1)の冷却効率及び消費馬力の最適化を行うと、建設機械の機種毎にラジエータ27及びオイルクーラ28の種類が異なるので種類が多くなり、製造コスト及び部品管理コストが増大している。以下に、上記(1)、(2)の詳細を説明する。
【0009】
(1)建設機械が仕様最高外気温(40℃と仮定し、以下同様とする)以下で連続作業をした時に、ラジエータ水温及び作動油温が共にそれぞれの許容最高温度(説明の簡略化のために同じ100℃と仮定し、以下同様とする)を越えないようにするために、開発段階でラジエータの冷却能力、オイルクーラの冷却能力及び冷却ファンの大きさと回転数を正確に設定する必要があり、通常そのために試作を行う。その結果、例えば仕様最高外気温40℃で連続作業をした時に、ラジエータ水温が98℃で、作動油温が90℃となるような結果が起こり得る。この場合に、ラジエータ水温と作動油温は共に許容最高温度の100℃に対して余裕があるが、これは冷却ファンを使って必要以上に冷却していることであるから、ラジエータの水温が100℃になるように、冷却ファンの回転数を下げて冷却ファンの消費馬力を節約する。このとき作動油温も比例的に上昇して約92℃になるが、まだ約8℃だけ余分に冷やしていることになり、よって冷却ファンは余分な馬力を消費し、燃費を低下させていることになる。
【0010】
前記実開平7−14122号公報に記載のような取付構造でも、上記の問題が発生する。即ち、開発の際には、設計段階でラジエータ27とオイルクーラ28の冷却能力を決めた後に試作を行う。ここで、カバープレート29によりラジエータ27とオイルクーラ28には等しい量の冷却風が常に流れる構造となっているため、上述した如く、両者の冷却能力の比率と実機でのラジエータ水温及び作動油温の上昇比率とがマッチングしてないことが起こり得る。従って、一度の試作で、油圧ショベルを仕様最高外気温で連続作業させた時に、ラジエータ水温と作動油温が共に許容最高温度でバランスするような結果を得るのは非常に困難である。
【0011】
そのために、試作及びテストを繰り返して、ラジエータ27及びオイルクーラ28の冷却の過不足を無くすためのチューニングが必要となる。例えば、先ず、オイルクーラ28の冷却フィン(図示せず)のピッチ(間隔)を粗大化して冷却フィンの総放熱面積を減らし、オイルクーラ28の冷却能力を低下させて作動油温が例えば96℃までしか冷えないようにする。これによって、オイルクーラ28を通過する冷却風の温度上昇を抑制するとともに、前記冷却フィンピッチの粗大化による通風抵抗の低下で冷却風量の増大を図り、ラジエータ27の冷却能力を向上させてラジエータ水温が作動油温と同じ96℃まで下がるようにする。次に、96℃のラジエータ水温と作動油温とが共に許容最高温度の略100℃になるまで、冷却ファン26の回転数を段階的に下げる。
【0012】
以上のようなチューニングによって、冷却ファン26の冷却効率を高めて消費馬力を必要最小限に設定できる。しかしながら、上記のチューニング方法はオイルクーラ28とラジエータ27のいずれか一方を設計変更して作動油温とラジエータ水温とを等しくするものであるから、試作及びテストの繰返しが必要で、開発期間及び開発コストが増大する。
【0013】
(2)建設機械においては、個別の機種毎に上記のように最適のオイルクーラやラジエータを設計すると、その種類が多くなり、かつ1種類当たりの生産量が少なくなるので、生産効率の低下とコストの上昇を招く。そのために、類似の機種の間で共通のオイルクーラやラジエータを使用してコスト低減を行おうとするが、この共通化により上記(1)で述べた機種毎の冷却ファンの冷却効率及び消費馬力の最適化が犠牲となり、低コストではあるが燃費の悪いものとなる。
【0014】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、ラジエータとオイルクーラの冷却能力を変えずに、冷却の過不足を無くすためのチューニングが短期間で可能な建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、本発明は、車体外装部材で覆われたエンジンの前方に冷却ファンを設置し、冷却ファンの前方にラジエータ及びオイルクーラを配設してラジエータ冷却水と作動油とを冷却する建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造において、車体外装部材の側面には主冷却風通路を構成する側面吸気口が形成されるとともに、車体外装部材の上面にはバイパス冷却風通路を構成する上面吸気口が形成されており、ラジエータとオイルクーラとは、両者の、車体外装部材に対向する一辺間の隙間が両他辺間の隙間よりも広くなるように配置されて、上面吸気口近傍に前記広い方の隙間を位置させ、側面吸気口から主冷却風通路を通して導入された主冷却風を、オイルクーラを経てラジエータに流入させるとともに、上面吸気口からバイパス冷却風通路を通して導入されたバイパス冷却風をラジエータに直接的に流入させた構成としている。
【0016】
この構成によれば、冷却ファンによる冷却風は、オイルクーラを経てラジエータへ流入する通常の冷却風の他に、車体外装部材の吸気口からラジエータとオイルクーラとのこの吸気口近傍に位置する一辺間の隙間を経てラジエータへ直接的に流入するバイパス冷却風が得られる。従って、先ず、バイパス冷却風の量を変えることにより、ラジエータ水温と作動油温との差を両者の許容最高温度間の差に略等しくなるように変更できる。尚、バイパス冷却風の量を変えるのは、例えばラジエータとオイルクーラと成す角度を変えたり、前記吸気口近傍に位置する広い方の隙間を所定量だけ塞いだりして、この隙間の開口量を任意に調整することにより可能である。次に、冷却ファンの回転数を変更することにより、ラジエータ水温と作動油温を略並行移動的に変更できる。
【0017】
従って、ラジエータとオイルクーラの冷却能力を変更せずに、建設機械を仕様最高外気温以下で連続作業させた時のラジエータ水温と作動油温とをそれぞれの許容最高温度に略一致させて、冷却の過不足を無くすようにチューニングできるので、冷却ファンの消費馬力を必要最小限にできる。この結果、燃費及び冷却ファン騒音を低減できる。
【0018】
また、ラジエータとオイルクーラの冷却能力を変更せずに、冷却の過不足を無くすためのチューニングができるから、ラジエータ及びオイルクーラの試作及びテストの繰返しが不要となり、開発期間の短縮と開発コストの削減ができると共に、ラジエータ及びオイルクーラの機種毎の共通化によるコスト低減ができる。
【0019】
さらに、広い方の隙間が車体外装部材近傍に位置するため、ラジエータとオイルクーラとの間の隙間にノズル等を挿入し易く、また中が外部から見え易いので、ラジエータの清掃が容易である。
【0020】
また本発明は、上記構成に加えて、前記ラジエータとオイルクーラとの広い方の隙間に、所定の開口量を有する開口部を設けるための開口調整板を取着した構成でもよい。
【0021】
この構成によれば、開口調整板を隙間に取着することより、隙間における開口部の開口量を調整して前記バイパス冷却風の量を調整できる。ここで、隙間における開口部の開口量の調整は、例えば、平板からなる開口調整板の幅を変えて隙間を塞ぐ面積を調節したり、開口調整板に穿設する孔の大きさ及び/又は数を変えたり、或いは所定開口量の開口部を有する開口調整板のこの開口部を開閉蓋(実施形態で詳述する)等で塞ぐ面積を変えたりすることにより可能である。従って、前述した効果に加えて、前記チューニングをさらに容易に行うことができる。
【0022】
さらに、開口調整板により開口量を作業者が任意に調整できるようにすると、ラジエータの冷却能力とオイルクーラの冷却能力との比率を変えることができるから、冷却ファンの消費馬力を増やすことなく、エンジンの発熱量と作動油の発熱量との比率が異なる各種作業内容に応じてラジエータ水温及び作動油温の冷却効率を適切に設定できる。(例えば高負荷掘削時や長距離走行時等に、作動油温の冷却効率を上げる。)従って、適用作業への汎用性を向上できる。
【0023】
さらに本発明は、前記構成に加えて、前記ラジエータとオイルクーラとの広い方の隙間にネットを取着してもよい。
【0024】
この構成によれば、ネットの目の粗さによって前記バイパス冷却風の量を設定できるから、ネットの目の粗さを調節することにより前述のようなチューニングを容易に行うことができ、従って、前述した効果と同様の効果が得られる。また、ネットによって木の葉等の異物の流入を阻止して、ラジエータの目詰まりを防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、実施形態について、図1〜図5を参照して詳述する。
【0026】
先ず、図1及び図2により、本発明に係るラジエータとオイルクーラの取付構造を適用した油圧ショベルの説明を行う。図1は、この油圧ショベルの平面図であり、図2は同部分断面後面図である。
【0027】
下部走行体1の上部略中央に旋回自在に搭載された上部旋回体2の上部後端部にカウンタウエイト3が配設され、カウンタウエイト3の前方にはエンジン4及び冷却ファン41等が冷却ファン41側を車体左方に向けて横置きに設置されている。またエンジン4を囲うように車体外装部材5が設けられており、この車体外装部材5には冷却風の吸気口及び排気口が設けられ、それぞれ左側面に側面吸気口6が、上面の車体左端寄りに上面吸気口7が、右側面に側面排気口8が、上面の車体右端寄りに上面排気口9が設けられている。また、エンジン4の前方に冷却ファン41が設置され、冷却ファン41の外周を取り囲んでシュラウド42が配設されている。さらに、シュラウド42の前方にはラジエータ43が、ラジエータ43の前方にはオイルクーラ44がそれぞれ配設されている。そして、エンジン4の後方には油圧ポンプ61が配設されており、前記オイルクーラ44は油圧ポンプ61の吐出する圧油の油圧回路内に接続されている(回路は図示せず)。
【0028】
また、上部旋回体2の前部略中央には、作業機12(一部のみを示す)が上下揺動自在に取着されており、作業機12は図示しない油圧シリンダにより駆動されるようになっている。また、下部走行体1の後部には、走行用の油圧モータ62,63が配設されている。これらの作業機用の油圧シリンダ及び走行用の油圧モータ62,63等は前記油圧ポンプ61からの吐出圧油で駆動される。
【0029】
次に、図3に基づいて第1実施形態に係るラジエータとオイルクーラの取付構造を説明する。図3は、本実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図である。
【0030】
同図において、左右1対の側板45,46は、ラジエータ43とオイルクーラ44との左右端部間を両上辺間の隙間が両底辺間の隙間よりも広くなるように連結すると共に、両側辺間の隙間を密閉している。また、両底辺間の隙間は底板47で密閉し、底板47はその全部又は一部を着脱可能(図示せず)としている。尚、底板47はウレタンゴムからなる部材を前記隙間に嵌め込んで着脱可能に構成しているが、例えば鉄板等で構成してもよい。両上辺間には、所定面積の開口部48aを有する開口調整板48が着脱可能に取着されており、開口部48aにはネット49が装着されている。開口調整板48の上面の開口部48a近傍には、開口部48aの開口量を調節自在な開閉蓋51を付設している。本実施形態においては、開閉蓋51の左右端部には1対の長孔52,52が設けてあり、開口部48a近傍に設けた左右1対のネジ部材55,55を前記1対の長孔52,52に挿入して蝶ナット53,53で締着するようにしている。これらの開口量調整手段により、開口部48aの全開、全閉又は両者の中間の任意の位置で開閉蓋51を固定自在としている。また、開閉蓋51の上面には全開、半開又は全閉に対応するマーク54が設けられている。
【0031】
次に第1実施形態の作用及び効果について、図1,2を参照して説明する。
【0032】
(1)先ず、図3に示すように、ラジエータ43とオイルクーラ44とを両上辺間の隙間が両底辺間の隙間よりも広くなるように配置し、両側辺間の隙間及び両底辺間の隙間をそれぞれ密閉し、両上辺間の隙間には所定面積の開口部48aを有する開口調整板48を設置している。また図2に示すように、開口調整板48を車体外装部材5の上面吸気口7の近傍に位置させている。この結果、冷却ファン41による冷却風は、図2の矢印Gで示すようにオイルクーラ44を経てラジエータ43へ流入する通常の冷却風の他に、矢印Pで示すように開口調整板48の開口部48aからラジエータ43へ直接的に流入するバイパス冷却風が得られる。
【0033】
したがって、次のようなチューニングが可能となる。先ず、開口調整板48の開口部48aの開口量を調整して前記バイパス冷却風の量を変えることによって、ラジエータ43への冷却風量とオイルクーラ44への冷却風量との差を変化させて、ラジエータ水温と作動油温との差を両者の許容最高温度間の差に略等しくなるようにする。尚、開口部48aの開口量の調整方法は後述する。次に、冷却ファン41の回転数を変更して、ラジエータ水温と作動油温を略並行移動的に変える。
【0034】
これによって、ラジエータ43及びオイルクーラ44の冷却能力を変更せずに、開口部48aの開口面積の調整と冷却ファン41の回転数の調整とで、建設機械を仕様最高外気温で連続作業させた時に、ラジエータ水温と作動油温の両者をそれぞれの許容最高温度に一致させて冷却の過不足を無くすようにチューニングできるから、冷却ファン41の消費馬力を必要最小限にできる。従って、燃費の低減、及び冷却ファン回転の騒音の低減が可能となる。
【0035】
更に、ラジエータ43及びオイルクーラ44の冷却能力を変更せずに、両者の冷却の過不足無くすためのチューニングができるから、開発段階においてラジエータ43及びオイルクーラ44の試作の繰返しが不要となり、開発期間の短縮と開発コストの削減ができる。しかも、類似の機種のラジエータ43及びオイルクーラ44を共通的に用いても同様のチューニングができるから、ラジエータ43及びオイルクーラ44の他機種との共通化による生産及び管理のコスト低減ができる。
【0036】
以上の結果、低コストと低燃費を両立できる。
【0037】
(2)開口調整板48の開口部48aの開口量調整は本実施形態では次のようにして行うので、前述のようなチューニングを容易に行うことができる。
【0038】
a)開口部48aに取着したネット49の目の粗さを調節する。
【0039】
b)開閉蓋51をスライドして開口部48aの塞ぐ面積を調節する。
【0040】
(3)開口部48aにネット49を取着しているため、前記バイパス冷却風に含まれる木の葉等の大きな異物を阻止してラジエータ43の目詰まりを防止できる。さらに、開口調整板48と底板47を着脱可能としているので、ラジエータ43とオイルクーラ44の目詰まりの清掃時には開口調整板48及び底板47を取り外すことにより、エアーノズル等を上方からラジエータ43とオイルクーラ44との間の隙間内へ楽に挿入して清掃作業ができる。また、清掃時に除去された異物が底板47を外した後の下部隙間から外部に排出され易いので、清掃作業が容易にできる。
【0041】
(4)図3において、開口調整板48の上面に開閉蓋51を付設し、開閉蓋51は長孔52とネジ部材55と蝶ナット53と(開口量調整手段)で、開口部48aを全開、半開又は全閉にする任意の位置で固定自在としているので、前述のチューニングで設定した開口部48aの開口量を作業者が便宜的に調整できる。例えば、チューニングで設定した開口量を開閉蓋51のマーク54の「S」の位置において得られるようにした上で、便宜的に減らすようにしてもよい。これにより、図2において、冷却ファン41の冷却風のうち、矢印Pで示すバイパス冷却風の量を減らして、代わりに矢印Gで示すオイルクーラ44を経てラジエータ43に流れ込む通常の冷却風の量を増やすことができる。その結果、ラジエータ43にはオイルクーラ44で暖められた空気がより多く流れ込むようになるから、便宜的にラジエータ43の冷却能力を低下させる代わりに、オイルクーラ44の冷却能力を増大させる。このような構成により、次のような状況に対応できる。
【0042】
ここで、前記チューニングは、油圧ショベルの最も使用頻度の多い連続掘削作業の状態に対して行われたものとする。連続掘削作業の状態においては、地盤の掘削と作業機の持上げと大きな慣性を有する上部旋回体の旋回との各動作を順次連続的に行うから、エンジン4の負荷率が大きく、発熱量も多いが、作動油は作業機用油圧シリンダ及び旋回用油圧モータに対して間欠的に往復流を繰り返すから、発熱量は最大ではない。
【0043】
(a)油圧ショベルで地盤の連続掘削作業中に硬い地盤に遭遇した際に、より大型の油圧ショベルとの入替えの時間及びその経費と比較して、使用中の油圧ショベルで作業を続行した方が得策な場合がある。また都市部では、硬い地盤であっても大型の油圧ショベルが入れない場合がある。
【0044】
その硬い地盤の掘削では、掘削に時間を費やし、作業機12の持上げと上部旋回体2の旋回との頻度が少ない状況となるので、エンジン4は掘削時に力が加わった瞬間にのみ高負荷となるから、負荷率が低く、エンジン4の発熱量も多くない。他方、作動油は作業機12の上下揺動の駆動及び上部旋回体2の旋回の頻度が少ないから、作動油の流れも少なくてジュール熱(作動油の粘性抵抗で発する熱)の発生は少ないが、掘削時に大きな力がかかって作動油のリリーフ弁(図示せず)がリリーフする際のリリーフ熱が発生する。周知のとおり、リリーフ熱は油圧の出力(圧力と流量の積)が熱に変わるから瞬間的であっても発熱量は多い。したがってリリーフの頻度が多いと、作動油の発熱量は通常の連続掘削作業の時よりも多くなり、作動油は高温になり易い。
【0045】
この状況が、夏季のような高外気温の環境下で発生した際には、前記開閉蓋51を蝶ナット53でマーク54の「H」の位置に固定して、開口部48aを半開の状態にして、オイルクーラの冷却能力を少し上げて対応できる。
【0046】
(b)油圧ショベルにおいて、機材拠点から遠く離れた作業現場で次の現場へ移動する際に、機材拠点での輸送用トラックと人員の手配の都合及び作業現場までの輸送コストの大きさ等により、同油圧ショベルがホイル式(下部走行体1が車輪を有する:図示せず)の場合は勿論、図1に示す履帯式の油圧ショベルであっても、自走で移動する場合がある。この長時間の自走では、エンジン4は走行抵抗に抗するだけの負荷なので発熱量が少なく、他方、作動油は下部走行体1の左右の油圧モータ62,63を連続して高速で駆動するために、この油圧モータ62,63と上部旋回体2上の後部に配設された油圧ポンプ61との間の長い配管経路(図示せず)の中を連続的に大量に循環するからジュール熱が連続的に発生して発熱量が多い。
【0047】
この状況が、夏季のような高外気温の時に発生した際には、前記開閉蓋51を蝶ナット53でマーク54の「T」の位置で固定して、開口部48aを全閉の状態にして、オイルクーラ44の冷却能力をさらに上げて対応できる。
【0048】
以上のように、最も使用頻度の高い通常の連続掘削作業状態の下で、開口調整板48の開閉蓋51を全開にして、冷却の過不足を無くすためのチューニングを行って、冷却ファン41の消費馬力を必要最小限に設定した上で、それと異なる作業状態でのエンジン4と作動油の発熱状況においても前記開口部48aの開口量調節により対応できる。この結果、低コスト、低燃費及び高い汎用性を同時に成立させることができる。
【0049】
次に、図4により第2実施形態を説明する。図4は、本実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図である。尚、図3と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略し、以下同様とする。
【0050】
ラジエータ43とオイルクーラ44との両上辺間の隙間には、開口調整板58が着脱可能に装着されている。開口調整板58には、所定の大きさの孔59が所定の数だけ穿設されている。
【0051】
次に第2実施形態の作用及び効果について図2、図4を参照して説明する。図4に示すように、ラジエータ43とオイルクーラ44との両上辺間の隙間に、所定の大きさの孔59を所定数有する開口調整板58を配設している。そして、図2に示すように、開口調整板58を車体外装部材5の上面吸気口7近傍に位置させている。これにより、矢印Gで示すようにオイルクーラ44を経てラジエータ43へ流入する通常の冷却風の他に、矢印Pで示すように開口調整板58の前記孔59から直接的にラジエータ43へ流入するバイパス冷却風が得られる。
【0052】
したがって、ラジエータ水温及び作動油温のチューニングが容易にできる。即ち、先ず、開口調整板58の孔59の大きさ及び/又は数を調整して、前記実施形態同様にラジエータ43への冷却風量とオイルクーラ44への冷却風量の差を変化させてラジエータ水温と作動油温との差を変える。次に、冷却ファン41の回転数を変更して、ラジエータ水温と作動油温を略並行移動的に変える。これにより、前記実施形態での効果(1)と同じ効果(燃費及び騒音の低減、開発期間の短縮と開発コストの削減、生産及び管理のコスト低減)が得られる。
【0053】
また、開口調整板58は平板に孔を空けるだけで製作できるため、孔59の総開口面積の調整を孔59の大きさ及び/又は数の変更で容易に行えるから、前記チューニングがさらに容易にできる。
【0054】
この結果、低コストと低燃費を両立させることができる。
【0055】
さらに、開口調整板58及び底板47を着脱可能としているので、前実施形態と同様に、ラジエータ43とオイルクーラ44の目詰まりの清掃作業が容易にできる。
【0056】
次に、図5により第3実施形態を説明する。図5は、本実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図である。
【0057】
同図において、ラジエータ43の左右側面には側板65,65が取着され、オイルクーラ44の左右側面には側板66,66が取着されている。側板65と側板66は、下部でピン61により回動自在に連結されている。また、側板65の上部には、同側板65の回動方向に長く形成され、かつ回動方向先端部が開口したU形状孔を有するU状係止部62が設けられ、側板66の上部側面には外方に突出するネジ部材63が固設されている。前記側板65は、前記ネジ部材63がU状係止部62のU形状孔に挿入された状態で側板66の外側面に沿って当接しながら回動自在となっており、任意の回動位置でネジ部材63に螺合するナット(図示せず)により側板66に締着される。そして、側板65,65と側板66,66はラジエータ43とオイルクーラ44の両側辺間の隙間を密閉している。また、ラジエータ43とオイルクーラ44の両上辺間の隙間には、開口調整板68が着脱可能に装着されている。そして、この開口調整板68の幅Wを変えて前記隙間を塞ぐ面積を調整することにより、隙間に残る開口部69の開口量を調整するようになっている。
【0058】
次に、本実施形態の作用及び効果について図2、図5を参照して説明する。図5に示すように、ラジエータ43とオイルクーラ44との両上辺間の隙間を塞ぐ開口調整板68の幅Wを調整して前記隙間に残る所定面積の開口部69を形成する。或いは、側板65,66間の回動によりラジエータ43とオイルクーラ44との成す角度を調整して、開口部69の開口量を調整する。また図2に示すように、開口調整板68を車体外装部材5の上面吸気口7近傍に位置させている。これにより、矢印Gで示すようにオイルクーラ44を経てラジエータ43へ流入する通常の冷却風の他に、矢印Pで示すように前記開口部69から直接的にラジエータ43へ流入するバイパス冷却風が得られる。
【0059】
したがって,ラジエータ水温及び作動油温のチューニングが容易にできる。即ち、先ず、開口調整板68の幅W、及び/又はラジエータ43とオイルクーラ44との成す角度を調整することにより前実施形態同様にラジエータ水温と作動油温との差を変え、次に、冷却ファン41の回転数の変更によりラジエータ水温と作動油温を略並行移動的に変える。これにより、第1実施形態での効果(1)と同じ効果(燃費及び騒音の低減、開発期間の短縮と開発コストの削減、生産及び管理のコスト低減)が得られる。
【0060】
また、開口調整板68は平板で製作できるため、開口部69の開口面積の調整を開口調整板68の幅Wの変更で容易に行える。またラジエータ43とオイルクーラ44との間の回動により両者の成す角度を容易に調整できる。これにより、前記チューニングがさらに容易に行うことができる。尚、開口調整板68の幅Wの変更方法としては、幅が狭い開口調整板を予め複数並列に装着しておき、この複数の開口調整板の中からを選択的に取り外すようにしてもよい。
【0061】
この結果、低コストと低燃費を両立させることができる。
【0062】
さらに、開口調整板68及び底板47を着脱可能としているので、前実施形態と同様に、ラジエータ43とオイルクーラ44の目詰まり清掃を容易にできる。
【0063】
尚、これまでの実施形態では、ラジエータとオイルクーラとを両者間の広い方の隙間が車体外装部材の上面に対向するように設置した構成を説明したが、本発明はこの構成に限定されず、例えば広い方の隙間を車体外装部材の側面に対向するように設置した構成にも適用可能である。
【0064】
また、上記実施形態で説明した構成要素の組み合わせはこれに限定するものではなく、本発明の技術思想を達成できる範囲内で組み合わせは任意でよい。
【0065】
本発明によると、以下に述べるような顕著な効果を奏するから、前記油圧ショベルに限らず、ラジエータとオイルクーラを有する他の建設機械に普遍的に適用できて、低コスト、低燃費及び高い汎用性を同時に実現した建設機械のエンジンとオイルクーラの取付構造を提供できる。
【0066】
(1)冷却ファンの前方にラジエータ及びオイルクーラを両一辺間の隙間を両他辺間の隙間よりも広くし、その広くした方の隙間に開口調整板を装着して所定大きさの開口部を設け、かつ他辺間の隙間を密閉して、エンジン冷却水と作動油を同時に冷却すると共に、前記開口調整板を車体外装部材の吸気口近傍に配置した。これにより、冷却ファンによる冷却風は、オイルクーラを経てラジエータへ流入する通常の冷却風と、車体外装部材の吸気口から開口調整板による開口部を経てラジエータへ直接的に流入するバイパス冷却風とが得られる。
【0067】
このとき、先ず開口調整板によって開口量を調整して前記バイパス冷却風の量を変えることにより、ラジエータ水温と作動油温との差を変えて両者の許容最高温度間の差に略等しくすることができる。次に、冷却ファンの回転数の変更により、ラジエータ水温と作動油温を略並行移動的に変更できる。
【0068】
これによって、ラジエータとオイルクーラの冷却能力を変更せずに(つまり種類を変えずに)、前記開口量の調整と冷却ファン回転数の調整とにより、建設機械を仕様最高外気温で連続作業させた時にラジエータ水温と作動油温をそれぞれの許容最高温度に略一致させて冷却の過不足を無くすようにチューニングできるから、ファンの消費馬力を必要最小限に設定できる。従って、燃費及び騒音を低減できる。
【0069】
(2)ラジエータ及びオイルクーラの冷却能力を変更せずにチューニングができるから、開発段階での試作の繰返しが不要となり、開発期間の短縮と開発コストの削減ができるだけでなく、ラジエータ及びオイルクーラの他機種との共通化によるコスト削減もできる。
【0070】
(3)開口調整板により開口量を調整可能とすることにより、前記チューニングで設定した開口量を一時的に作業内容に応じて便宜的に調整できる。これにより冷却ファンの冷却風のうち、前記開口部を通るバイパス冷却風の量を減らして、代わりにオイルクーラを経由する通常の冷却風の量を増加できるから、ラジエータの冷却能力を低下させる代わりに、オイルクーラの冷却能力を増大させることができる。したがって、上記(1),(2)に記載の、最も使用頻度の高い通常の作業状態で冷却の過不足を無くすためのチューニングを行って冷却ファンの消費馬力を必要最小限になるようした上で、それと異なる作業状態でのエンジン及び作動油の発熱状況下にも前記開口調整板の開閉蓋等の開閉度合いの変更により開口量を任意に調節して対応できる。この結果、各種の作業内容に対応でき、汎用性を向上できる。
【0071】
(4)近年炭酸ガスの排出量の削減は全ての分野における課題であり、建設機械においても例外ではない。したがって、低燃費のエンジンの開発が課題であるが、それと同時に、同エンジンを建設機械に搭載して作業を行う際に同エンジンの出力を有効に利用して仕事量当たりの燃費を向上させることも課題である。上記(1),(2),(3)に拠れば、ラジエータ水及び作動油の冷却に要する冷却ファンの消費馬力を作業内容に応じて必要最小限にできるから、仕事量当たりの燃費を向上でき、上記建設機械の課題の一つを解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した油圧ショベルの平面図である。
【図2】同油圧ショベルの部分断面後面図である。
【図3】第1実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図を示す。
【図4】第2実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図を示す。
【図5】第3実施形態のラジエータとオイルクーラの取付構造の斜視図を示す。
【図6】従来技術の要部部分断面側面図を示す。
【符号の説明】
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 カウンタウエイト
4 エンジン
5 車体外装部材
6 側面吸気口
7 上面吸気口
12 作業機
41 冷却ファン
42 シュラウド
43 ラジエータ
44 オイルクーラ
45,46 側板
47 底板
48 開口調整板
48a 開口部
49 ネット
51 開閉蓋
52 長孔
53 蝶ナット
54 マーク
55 ネジ部材
58 開口調整板
59 孔
61 油圧ポンプ
62,63 油圧モータ
68 開口調整板
69 開口部

Claims (3)

  1. 車体外装部材で覆われたエンジンの前方に冷却ファンを設置し、冷却ファンの前方にラジエータ及びオイルクーラを配設してラジエータ冷却水と作動油とを冷却する建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造において、
    車体外装部材(5)の側面には主冷却風通路を構成する側面吸気口(6)が形成されるとともに、車体外装部材(5)の上面にはバイパス冷却風通路を構成する上面吸気口(7)が形成されており、
    ラジエータ(43)とオイルクーラ(44)とは、両者の、車体外装部材(5)に対向する一辺間の隙間が両他辺間の隙間よりも広くなるように配置されて、上面吸気口(7)近傍に前記広い方の隙間を位置させ、
    側面吸気口(6)から主冷却風通路を通して導入された主冷却風を、オイルクーラを経てラジエータに流入させるとともに、上面吸気口(7)からバイパス冷却風通路を通して導入されたバイパス冷却風をラジエータに直接的に流入させたことを特徴とする建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造。
  2. 請求項1記載の建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造において、前記ラジエータ(43)とオイルクーラ(44)との広い方の隙間に、所定の開口量を有する開口部(48a,59,69)を設けるための開口調整板(48,58,68)を取着したことを特徴とする建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造。
  3. 請求項1記載の建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造において、前記ラジエータ(43)とオイルクーラ(44)との広い方の隙間にネット(49)を取着したことを特徴とする建設機械のラジエータとオイルクーラの取付構造。
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