JP4355145B2 - センタリングのための孔を有するカートリッジ型記録媒体 - Google Patents

センタリングのための孔を有するカートリッジ型記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ディスクをカートリッジに内蔵したカートリッジ型記録媒体、およびこのカートリッジ型記録媒体に対して記録および/または再生を行うドライブ装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルコンテンツの普及に伴い、このディジタルコンテンツの格納媒体として、近年、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状の記録媒体が広く普及している。このような記録媒体を記録および/または再生装置等のドライブ装置に装着するに際しては、記録媒体の中心部に形成された直径15mm程度の中心孔に、ドライブ装置側に形成された凸形状の取付部を嵌め合わせ、これによってドライブ装置に対する記録媒体のセンタリング(位置決め)が行われる。
【0003】
ところで、従来の記録媒体は、比較的剛性が小さく、しかも熱膨張率が大きいプラスチック性の基板が用いられており、これに比較的大きな直径15mmの孔が形成されている。このため、ドライブ装置の取付部に対し、単純な嵌め合いを用いていたのでは、充分な位置決めを行うことは困難であった。単純な嵌め合いで位置決めを行うには、特に記録媒体の中心孔側に、高い寸法精度、ドライブ装置の取付部との接触による変形や温度変化による変形を防ぐための剛性等が必要となるためである。
【0004】
このため従来の記録媒体は、図12に示すように、ドライブ装置10側の取付部11に、その外径が先端部に行くにしたがい徐々に小さくなるテーパ形状を有したセンタリング部材12を備えることが一般的に行われている。このような取付部11を有したドライブ装置10に、記録媒体20を装着する場合、センタリング部材12がテーパ状であるので、記録媒体20のディスク基板21に形成された中心孔22の径の誤差等が吸収され、位置決め精度が高められるとともに、取付部11への記録媒体20の取り付けを容易に行うことができる。
しかしながら、このような方式では、中心孔22のエッジ部22aにバリが存在したり、ゴミの付着等があった場合に、ドライブ装置10の取付部11に対する正確な位置決めを行うことは困難であった。
【0005】
ところで近年、これらの記録媒体における記録密度の高まりには著しいものがあり、これに伴ないデータが記録されるトラックのピッチ(以下、これをトラックピッチと称する)も狭くなる傾向にある。このようにトラックピッチが狭くなると、ドライブ装置のピックアップで確実にデータの記録/再生を行うため、記録媒体のドライブ装置に対する位置決めに従来よりも高い精度が要求される。
例えば、CDと同一サイズで、記録容量が20GBを超える次世代の光記録媒体であるHD−DVD等は、トラックピッチが約0.3μmとなり、これによって記録媒体のドライブ装置に対する偏心位置決め精度は、15μm以下にすることが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような要求に対し、図12に示したような方式では、上記したような理由から、ドライブ装置10に対して記録媒体20を要求される精度で位置決めするのは不可能であると言わざるを得ないのが実状である。
【0007】
このため、図13に示すように、ISO(International Organization for Standardization)規定の光磁気ディスク等の記録媒体30では、ディスク基板31に形成された中心孔32に対し、より小径の孔33を有したセンターハブ34をディスク基板31に一体に取り付ける構造を採用している。この構造では、この小径の孔33とドライブ装置40の取付部41に設けたセンタリング軸42とを嵌め合わせ、これによって記録媒体30のドライブ装置40に対する位置決めを行う。
このような構成では、センターハブ34に、ディスク基板31よりも高剛性で、熱膨張率が小さい材料を採用し、さらに中心孔32よりも小径の孔33を形成することにより、孔33自体の寸法精度、寸法安定性を中心孔32よりも高めることができ、これによって記録媒体30のドライブ装置40に対する高い位置決め精度を確保することが可能となる。
このように、単に高い位置決め精度を確保するという観点からすれば、今後、市場に展開される記録媒体に、図13に示したような小径の孔33が形成されたセンターハブ34を用いる方式を採用するのが望ましい。
【0008】
しかしながら、現在では、CDやDVD等の記録媒体が既にユーザに広く普及している。既存のCDやDVDは、図12に示したように、ディスク基板21に形成された直径15mmの中心孔22で位置決めを行う構成(以下、これを旧方式と適宜称する)を採用している。
これに対し、今後展開される記録媒体に、図13に示したように、センターハブ34に形成された小径の孔33で位置決めを行う構成(以下、これを新方式と適宜称する)を採用するのであれば、新旧方式間での互換性が無くなり、ユーザ側では、旧方式の記録媒体20のための旧方式のドライブ装置10と、新方式の記録媒体30のための新方式のドライブ装置40を用意しなければならず、これではユーザにとっての利便性が高いとは言えない。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、高い互換性を有し、ユーザの利便性を高めることのできる技術を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明のドライブ装置は、記録ディスクを保持するディスク保持部に、所定の外径を有する第一センタリング部材と、第一センタリング部材よりも小さな外径を有する第二センタリング部材と、第一センタリング部材に対する第二センタリング部材の、記録ディスクに向けての突出寸法を変化させる突出寸法変化機構と、を備えることを特徴とする。ここで、突出寸法変化機構としては、第二センタリング部材を第一センタリング部材に対して前進させることによって突出寸法を変化させることもできるが、第一センタリング部材を第二センタリング部材に対して後退可能とし、さらに第一センタリング部材を元の位置に復帰させる弾性部材を備える構成とするのが好ましい。
【0010】
本発明のカートリッジ型記録媒体は、中心部にセンタリングのための第一の孔が形成された記録ディスクと、記録ディスクを収納するカートリッジと、記録ディスクに一体に設けられ、中心部に第一の孔よりも小径で記録ディスクをセンタリングするための第二の孔が形成されたハブと、を備えることを特徴とする。
これにより、記録ディスクは、第一の孔と第二の孔のいずれを用いてもセンタリングすることが可能となる。
【0011】
より詳しくは、このようなカートリッジ型記録媒体を、上記したようなディスク装置に対応させる場合、ディスク装置のディスク保持部では、第二センタリング部材を第二の孔(センタリング孔)に嵌め合わせることによって記録ディスクをセンタリングする。
また、このようなカートリッジ型記録媒体を、例えば図12に示したような従来からのドライブ装置に対応させる場合、ドライブ装置のセンタリング部材を第一の孔に嵌め合わせて記録ディスクをセンタリングするのである。
【0012】
上記したようなカートリッジ型記録媒体のうち、カートリッジを除いた、記録ディスクとハブのみからディスク状記録媒体を構成することもできる。
すなわち、本発明のディスク状記録媒体は、中心部に第一の孔が形成された記録ディスクと、記録ディスクの一方の面に固定され、第一の孔よりも小径の第二の孔を有したハブと、を備えた構成とするのである。ここで、ハブは、記録ディスクに対し、記録ディスクをドライブ装置に固定するために第一の孔または第二の孔に挿入される固定部材に対向する側の面と反対側の面に位置するのが好ましい。
また、このような記録ディスクおよびハブは、開閉可能なシャッタを有した箱状のカートリッジ内に収納可能であり、カートリッジ内に収納することにより、上記カートリッジ型記録媒体と同様の構成が実現できる。
【0013】
本発明は、中心部に孔が形成された記録ディスクと、記録ディスクを収納し、開閉可能なシャッタを有するカートリッジと、記録ディスクの径方向に移動可能な状態でカートリッジに保持され、中心部に孔よりも小径の孔が形成されたハブと、を備えることを特徴とするカートリッジ型記録媒体として捉えることもできる。中心部に孔が形成された記録ディスク、つまり従来からのCDやDVD等の記録ディスクをカートリッジに収納すれば、このようなカートリッジ型記録媒体を構成することができる。
ただし、あくまでも、カートリッジは、記録ディスクの孔よりも小径の孔が形成されたハブを記録ディスクの径方向に移動可能な状態で保持するのが重要である。
このようなカートリッジ型記録媒体の場合、記録ディスクのセンタリングは、従来と同様に記録ディスクの孔を用いて行う。上記したドライブ装置のように、第一センタリング部材とこれよりも小径の第二センタリング部材を有している場合も、記録ディスクをセンタリングするためには第一センタリング部材が記録ディスクの孔に挿入される。このとき、ハブの小径の孔には、第二センタリング部材が挿入されるが、ハブは径方向に移動可能であるので、記録ディスクのセンタリングに影響は及ぼさない。
【0014】
本発明を、CDやDVD等の記録ディスクを収納するカートリッジ単体として捉えれば、このカートリッジは、箱状のカートリッジ本体と、記録ディスクの中心孔よりも小径の孔を有したハブと、カートリッジ本体に設けられて、ハブを孔の径方向に移動可能な状態で保持するハブ保持部とを備えることを特徴とする。
この場合、ハブ保持部は、ハブを、カートリッジに収納される記録ディスクの面に略直交する方向に移動可能な状態で保持することもできる。
【0015】
上記したような、所定径を有した中心孔と、記録ディスクに対して移動可能に備えられたハブを有する記録ディスクを、上記したようなドライブ装置に対応させるときには、ドライブ装置のディスク保持部では、第一センタリング部材を中心孔に嵌め合わせることによって記録ディスクをセンタリングする。
【0016】
さて、本発明は、中心孔が形成された記録ディスクと中心孔よりも小径の孔が形成されたハブとをカートリッジに内蔵したカートリッジ型記録媒体に対して記録/再生を行うドライブ装置として捉えることもできる。このドライブ装置は、記録ディスクの中心孔に嵌め合うことによって記録ディスクをセンタリングするセンタリング部材と、記録ディスクの一面側が当接するテーブル面を有したテーブル部材と、を備えることを特徴とする。つまり、ハブに小径の孔が形成されていながら、これを用いてセンタリングするのではなく、記録ディスクの中心孔を用いてセンタリングするのである。
【0017】
また、本発明のドライブ方法は、中心孔を有した記録ディスクおよび記録ディスクと“一体”で中心孔よりも小径の孔を有したハブとをカートリッジ内に収納した第一の記録媒体と、中心孔を有した記録ディスクおよび記録ディスクとは“別体”で中心孔よりも小径の孔を有したハブとをカートリッジ内に収納した第二の記録媒体のドライブ方法であって、大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置で第一の記録媒体をドライブするときには、小径の孔に小さい方のセンタリング部材を嵌め合わせて記録ディスクを位置決めし、大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置で第二の記録媒体をドライブするときには、中心孔に大きい方のセンタリング部材を嵌め合わせて記録ディスクを位置決めし、1つのみのセンタリング部材を有するドライブ装置で第一または第二の記録媒体をドライブするときには、中心孔に1つのみのセンタリング部材を嵌め合わせて記録ディスクを位置決めすることを特徴とする。
言い換えれば、第一の記録媒体は、大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置の場合、ハブでセンタリングし、1つのみのセンタリング部材を有するドライブ装置の場合に記録ディスクでセンタリングする。また、第二の記録媒体は、大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置、1つのみのセンタリング部材を有するドライブ装置のどちらに対しても、記録ディスクでセンタリングする。
このようにして、第一の記録媒体、第二の記録媒体、大小2つのセンタリング部材を有したドライブ装置、1つのみのセンタリング部材を有したドライブ装置間で、いわゆるコンパチブル化を図ることができるのである。
【0018】
一方、本発明は、センタリング部材を備えた第一のドライブ装置およびセンタリング部材を備えた第二のドライブ装置で記録および/または再生が可能なカートリッジ型記録媒体であって、第一のドライブ装置におけるセンタリング部材を中心部に当接させ、この第一のドライブ装置にセンタリングするための第一の孔が形成された記録ディスクと、この記録ディスクを収納し、開閉可能なシャッタを有するカートリッジと、記録ディスクの径方向に移動可能な状態でカートリッジに保持され、第一の孔よりも小径で且つ第二のドライブ装置のセンタリング部材を挿入可能に構成されると共に、この第二のドライブ装置にセンタリングするための第二の孔が中心部に形成されたハブとを備えることを特徴としている。
【0019】
また、本発明が適用されるディスク状記録媒体は、記録ディスクと共に、この記録ディスクに同心状に一体的に設けられ、第一の孔よりも小径で且つ第二のドライブ装置のセンタリング部材を挿入可能に構成されると共に、この第二のドライブ装置にセンタリングするための第二の孔が中心部に形成されたハブを備える。
【0020】
更に他の観点から把えると、本発明は、センタリング用の孔を有した第一の記録ディスクおよびセンタリング用の孔を有した第二の記録ディスクに対して記録および/または再生を可能とするドライブ装置であって、この第一の記録ディスクおよび第二の記録ディスクを保持するディスク保持部に、所定の外径を有し、この第一の記録ディスクをセンタリングするための第一センタリング部材と、この第一センタリング部材よりも小さな外径を有し、第二の記録ディスクをセンタリングするための第二センタリング部材と、この第一センタリング部材に対する第二センタリング部材の、記録ディスクに向けての突出寸法を変化させる突出寸法変化機構と、を備える。
【0021】
また、本発明は、第一の記録ディスクと第二の記録ディスクとに対し、第一のセンタリング部材と第一のセンタリング部材よりも小さい第二のセンタリング部材とを備えたドライブ装置を用いてドライブするドライブ方法であって、この第一の記録ディスクをドライブするときには、第一のセンタリング部材を用いて位置決めを行い、第二の記録ディスクをドライブするときには、第二のセンタリング部材を用いて位置決めを行うことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
ここで、以下の説明において、小径の孔を用いて位置決めを行う記録媒体を新方式の記録媒体、ディスク基板に形成された中心孔を用いて位置決めを行う記録媒体を旧方式対応の記録媒体と称することとする。
ここではまず、新方式、旧方式対応の記録媒体の構成について説明する。
図1は、本実施の形態における新方式の記録媒体(カートリッジ型記録媒体、第一の記録媒体)100の構成を示すものである。
この図1に示すように、新方式の記録媒体100は、記録ディスク110にセンターハブ(ハブ)120が一体に設けられ、これがカートリッジ130内に収納された構成となっている。
【0023】
記録ディスク110は、プラスチック系材料からなるディスク基板111の中心部に直径15mm程度の中心孔(第一の孔)112が形成され、その一面側に、データが記録される記録層113および保護層(図示無し)等が設けられた構成となっている。
センターハブ120は、略円形で、記録ディスク110の他面側、つまり記録層113とは反対側に一体に設けられ、その中心部に直径2〜6mm程度のセンター孔(第二の孔)121を有した構成となっている。また、センターハブ120は、センター孔121が形成された円板部120aに対し、その外周側から記録ディスク110側に所定寸法延びる周壁部120bが形成された構成となっており、これによってセンターハブ120の円板部120aおよび周壁部120bと、ディスク基板111の他面側との間に所定の隙間を有した空間Aが形成されている。そして、この空間Aの中には、円板状の磁性板122が、記録ディスク110の厚さ方向に移動可能な状態で収められている。つまり、この磁性板122は、記録ディスク110およびセンターハブ120に対し、遊嵌構造を有しているのである。また磁性板122には、記録ディスク110の中心孔112よりも小径で、かつセンターハブ120のセンター孔121よりも大径の貫通孔123が形成されている。
【0024】
このようなセンターハブ120を一体に備えた記録ディスク110を内蔵するカートリッジ130は、薄型箱状で、その一面側に設けられたシャッタ131が、開閉する構造となっている。このシャッタ131は、断面視略L字状で、その基端部がカートリッジ130の一側面に設けられたスライド部材132に一体に設けられており、図1の紙面に直交する方向にスライド可能な構成となっている。
また、このシャッタ131の先端部側は、カートリッジ130に一体に取り付けられた押さえ部材133により、その浮き上がりが防止される構成となっている。
【0025】
このカートリッジ130の内周面には、段部134が形成されており、この段部134によって、記録ディスク110の外周部のみがカートリッジ130の内周面に接触し、その内周側の記録層113に対して記録/再生を行う範囲がカートリッジ130に接触しないようになっている。
このようなカートリッジ130に、記録ディスク110はその記録層113側の面をシャッタ131に対向させた状態で収められている。つまり、シャッタ131を開けたときに、記録ディスク110の記録層113側の面が露出するのである。
【0026】
図2に示す旧方式対応の記録媒体(カートリッジ型記録媒体、第二の記録媒体)200は、記録ディスク210をカートリッジ(カートリッジ本体)220に内蔵し、後に詳述する新方式のドライブ装置にも対応可能な構成としたものである。
この図2に示すように、旧方式対応(以下、単に旧方式と称する)の記録媒体200は、図12に示したようなCDやDVD等のディスク状の記録媒体20と同様の、ディスク基板211の一面側に記録層213を有し、その中心部に直径15mmの中心孔 (孔)212が形成された記録ディスク210を、カートリッジ220に内蔵している。
【0027】
このような記録ディスク210を収納するカートリッジ220は、図1に示したカートリッジ130と同様、その一面側に、スライド部材222のスライドによって開閉するシャッタ221を有している。このシャッタ221も、押さえ部材223によって先端部の浮き上がりを防止する構成となっている。
このカートリッジ220の内周面には、段部224が形成されており、この段部224によって記録ディスク210の外周部のみがカートリッジ220の内周面に接触し、その内周側の記録層213に対して記録/再生を行う範囲がカートリッジ220に接触しないようになっている。
【0028】
このカートリッジ220は、記録ディスク210を収納する空間に臨む内周面の一面側に、センターハブ(ハブ)230を備えている。
センターハブ230は、外形略円形で、その中心部に直径2〜6mm程度のセンター孔(小径の孔)231が形成されている。このセンターハブ230は、その外形寸法が記録ディスク210に対向する側の面から反対側の面に行くにしたがい、徐々に大きくなるテーパ部230aを有している。また、このセンターハブ230は、円板状の磁性板232を内蔵している。また、センターハブ230には、記録ディスク210に形成された中心孔212と略同径を有した逃げ凹部233が形成されている。
【0029】
一方、このセンターハブ230を保持するため、カートリッジ220側には、一方の内周面からシャッタ221が形成されている側に向けて所定寸法立ち上がる周壁部226aと、その周壁部226aから内側に向かって延出する支持部226bとからなるハブ保持部226が形成されており、この支持部226bの内径は、センターハブ230のテーパ部230aの最大径部よりも小さく、かつ最小径部よりも大きく設定されている。
これによりセンターハブ230は、テーパ部230aを支持部226bに支持させた状態で、周壁部226aの立ち上がり方向、つまり記録ディスク210の厚さ方向に、周壁部226aの高さの範囲内で自在に動くことができるようになっている。また、このセンターハブ230は、最小径部が支持部226bの内径よりも大きいため、ハブ保持部226に対し、径方向に移動可能となっている。つまり、このセンターハブ230も遊嵌構造を有しているのである。
【0030】
次に、新方式、旧方式のドライブ装置側の構成について説明する。なお、以下の説明において、新方式、旧方式のドライブ装置を問わず、ディスク保持部とピックアップ以外の構成についてはその説明を省略する。
図1および図3を参照しつつ新方式のドライブ装置300について説明する。
図1に示したように、新方式のドライブ装置300は、大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置であり、ディスク保持部310とその近傍に設けられた記録/再生用のピックアップ320とを備えて構成されている。
図3に示すように、ディスク保持部310は、記録媒体に当接するテーブル面311aを有したスピンドルテーブル311、旧方式の記録ディスク210(図2参照)を固定するための第一センタリング部材(固定部材)312、新方式の記録ディスク110を固定するための第二センタリング部材(固定部材)313、第一センタリング部材312をスピンドルテーブル311から突出する方向に押圧するコイルスプリング等の弾性部材(突出寸法変化機構)314、弾性部材314の押圧による第一センタリング部材312の移動範囲を規制するストッパ315、磁石316およびヨーク317、を有している。
【0031】
スピンドルテーブル311は、第二センタリング部材313が貫通する貫通孔311bを有した底板部311cと、底板部311cの外周側から立ち上がる周壁部311dと、周壁部311dからその外周側に延出し、テーブル面311aが形成されたテーブル部311eとから形成されている。これによってスピンドルテーブル311には、第一センタリング部材312、弾性部材314、磁石316、ヨーク317等を収納する凹部311fが形成された構成となっている。
【0032】
第一センタリング部材312は、外形が円形で、その外周面312aが、先端に行くにしたがい外径が徐々に小さくなるテーパ形状とされている。この第一センタリング部材312の基端側には、その外周側に張り出す張り出し部312bが形成されている。またこの第一センタリング部材312には、ヨーク317を収めるだけの貫通孔312cが形成されている。
弾性部材314は、第一センタリング部材312の基端部と、スピンドルテーブル311の底板部311cとの間に圧縮状態で装着されている。これにより、第一センタリング部材312を、スピンドルテーブル311から突出する方向に押圧する構成となっている。
また、スピンドルテーブル311のテーブル部311eには、テーブル面311aに対して一段低く形成された段部311gが形成されており、この段部311gにはリング状のストッパ315が固定されている。このストッパ315は、第一センタリング部材312の外周側に張り出した張り出し部312bに干渉することにより、第一センタリング部材312の移動を規制する。
【0033】
磁石316は、スピンドルテーブル311の底板部311cに一体に固定され、弾性部材314の内側に位置している。
ヨーク317は、この磁石316と一体に設けられ、前記した第一センタリング部材312の貫通孔312cの内側に位置している。
ここで、ヨーク317およびスピンドルテーブル311は金属系材料等、磁石316の磁場内で磁化される材料で形成されている。
【0034】
第二センタリング部材313は、例えば、記録ディスク110、210を回転駆動させるスピンドルモータ(図示無し)のモータ軸と一体に形成されるのが好ましい。この第二センタリング部材313は、所定の外径を有した略円柱状のシャフトで、スピンドルテーブル311の貫通孔311b、磁石316およびヨーク317に形成された貫通孔316a、317aを貫通し、その先端部313aがヨーク317および第一センタリング部材312の先端部よりも突出した構成となっている。この第二センタリング部材313は、その先端部313aが、先端に行くにしたがい外径が小径となるテーパ形状とされている。
【0035】
このようなディスク保持部310では、第一センタリング部材312を図3中の矢印方向に押すと、弾性部材314が圧縮変形し、これによって、第一センタリング部材312が、第二センタリング部材313に対して相対的に後退する。これによって第二センタリング部材313の第一センタリング部材312に対する突出寸法が変化する構成となっている。また、第一センタリング部材312の押圧を解除すれば、弾性部材314の付勢力によって、第一センタリング部材312は、張り出し部312bがストッパ315に当たるまで前進し、これによって元の位置に復帰する。
【0036】
図1および図4、図5は、新方式の記録媒体100に、上記で説明した新方式のドライブ装置300を組み合わせる場合の構成を示すものである。
図1に示したように、新方式のドライブ装置300のディスク保持部310を新方式の記録媒体100に対向させた状態から、図4に示すように、新方式の記録媒体100のカートリッジ130のシャッタ131を開き、記録ディスク110に対し、ディスク保持部310およびピックアップ320を前進させる。
すると、図4および図5に示すように、スピンドルテーブル311のテーブル面311aが記録ディスク110の記録層113側に当接し、その状態で第二センタリング部材313の先端部313aが、記録ディスク110と一体に設けられたセンターハブ120のセンター孔121に挿入され、これによって記録ディスク110がディスク保持部310、すなわち新方式のドライブ装置300に対して位置決めされる。つまり、新方式の記録媒体100は、新方式のドライブ装置300に対する記録ディスク110のセンタリングを、センターハブ120によって行っている。
【0037】
このとき、磁性板122は、ディスク保持部310の磁石316に磁化されたヨーク317およびスピンドルテーブル311に吸着され、センターハブ120の空間A内で記録ディスク110側に移動し、記録ディスク110をスピンドルテーブル311に押し付け、これを挟持する。
また、第一センタリング部材312は、記録ディスク110に形成された中心孔112の内方に挿入されるものの、磁性板122に当たって後退し、第二センタリング部材313を相対的に突出させる機能を果たす。また、中心孔112の内方に挿入された状態で、第一センタリング部材312は後退しており、しかもその外周面312aはテーパ状であるため、中心孔112と干渉しない。
新方式のドライブ装置300では、新方式の記録媒体100の記録ディスク110を、このようにして位置決めした状態でスピンドルモータ(図示無し)によってドライブし、ピックアップ320による記録層113に対する記録/再生を行う。
【0038】
図2および図6、図7は、旧方式の記録媒体200に対し、新方式のドライブ装置300を対応させた場合の例を示すものである。
図2に示したように、新方式のドライブ装置300のディスク保持部310を旧方式の記録媒体200に対向させた状態から、図6に示すように、旧方式の記録媒体200のカートリッジ220のシャッタ221を開き、新方式のドライブ装置300のディスク保持部310およびピックアップ320を前進させる。
すると、図6および図7に示すように、スピンドルテーブル311のテーブル面311aが記録ディスク210の記録層213側に当接した時点で、第一センタリング部材312の外周面312aと記録ディスク210に形成された中心孔212とが嵌め合い、これにより旧方式の記録媒体200が新方式のドライブ装置300に対して位置決めされる。つまり、旧方式の記録媒体200は、新方式のドライブ装置300に対するセンタリングを記録ディスク210によって行っている。
【0039】
この状態で、記録ディスク210は、ディスク保持部310に押されてカートリッジ220内でその厚さ方向に移動し、ハブ保持部226に保持されたセンターハブ230に当接する。そして、ディスク保持部310の第二センタリング部材313は、その先端部313aがセンターハブ230のセンター孔231に挿入されるものの、このセンターハブ230は記録ディスク210と一体化されておらず、しかもその径方向に移動可能であるので、記録ディスク210の位置決めに影響は及ぼさない。
また、このセンターハブ230には磁性板232が内蔵されており、この磁性板232がディスク保持部310の磁石316に磁化されたヨーク317およびスピンドルテーブル311に吸着されることにより、センターハブ230は記録ディスク210をスピンドルテーブル311に押し付け、これを挟持する。
さらに、ディスク保持部310の第一センタリング部材312は、その先端部がセンターハブ230に形成された逃げ凹部233内に収まり、センターハブ230との干渉を回避することによって、第一センタリング部材312がセンターハブ230によって不用意に押し下げられるのを防止できるようになっている。
新方式のドライブ装置300では、このように、旧方式の記録媒体200の記録ディスク210を中心孔212で位置決めした状態で、スピンドルモータによってドライブし、ピックアップ320による記録層213に対する記録/再生を行う。
【0040】
次に、旧方式のドライブ装置を、新方式の記録媒体100と、旧方式の記録媒体200に対応させる場合について示す。
図8に示す旧方式のドライブ装置400は、図12に示したドライブ装置10と同じ構成である。この旧方式のドライブ装置400は、1つのみのセンタリング部材412を有するものであり、ディスク保持部410と図示しないピックアップを有している。
ディスク保持部410は、図3に示したスピンドルテーブル311と同様にテーブル面411aを有したスピンドルテーブル411、第一センタリング部材312と同様にテーパ状の外周面412aを有したセンタリング部材(固定部材)412、コイルスプリング等の弾性部材414、センタリング部材412の移動を規制するストッパ415、磁石416、ヨーク417を有し、さらに、記録媒体を回転駆動するスピンドルモータのモータ軸413が、スピンドルテーブル411および磁石416、ヨーク417に貫通した構成となっている。
【0041】
旧方式のドライブ装置400のディスク保持部410と、図3に示した新方式のドライブ装置300のディスク保持部310との相違点は、新方式のドライブ装置300では、第二センタリング部材313が第一センタリング部材312よりも上方に突出し、しかも、第一センタリング部材312のスライドによって第二センタリング部材313が相対的に突出する構成となっているのに対し、図8に示した旧方式のドライブ装置400では、スピンドルモータのモータ軸413がスピンドルテーブル411、磁石416、ヨーク417に貫通している(必ずしも貫通していなくても良い)ものの、スピンドルモータのモータ軸413が、記録ディスク110、210のセンタリング機能を有さないことから、その先端部413aがセンタリング部材412よりも突出していない(突出させる必要がない)ことにある。
【0042】
図9は、新方式の記録媒体100に上記した旧方式のドライブ装置400を組み合わせた場合の例を示すものである。この図9に示すように、新方式の記録媒体100のシャッタ131(図1参照)を開けた状態で、旧方式のドライブ装置400のディスク保持部410を前進させ、スピンドルテーブル411のテーブル面411aを記録ディスク110の記録層113側に当接させる。この状態で、センタリング部材412のテーパ状の外周面412aが記録ディスク110に形成された中心孔112に嵌め合うことによって、記憶ディスク110が旧方式のドライブ装置400に対して位置決めされる。つまり、新方式の記録媒体100は、旧方式のドライブ装置400に対するセンタリングを、記録ディスク110によって行っている。
【0043】
ただし、この場合、新方式の記録媒体100では、磁性板122がセンターハブ120に対して遊嵌構造を有しているため、磁石416に磁化されたヨーク417およびスピンドルテーブル411に吸着された磁性板122がセンタリング部材412を押し下げると、センタリング部材412の外周面412aと記録ディスク110の中心孔112の内周面との間に隙間が生じ、記録ディスク110の位置決めを行うことができなくなってしまうこともある。このため、図9に示したように、記録ディスク110と磁性板122との間にスペーサ500を介在させ、これによって磁性板122の移動を規制し、センタリング部材412が不必要に押し下げられないようにするのが好ましい。
【0044】
図10に示すものは、旧方式の記録媒体200に旧方式のドライブ装置400を組み合わせた場合の例を示すものである。
旧方式の記録媒体200のシャッタ221(図2参照)を開けた状態で、旧方式のドライブ装置400のディスク保持部410を前進させ、スピンドルテーブル411のテーブル面411aを記録ディスク210の記録層213側に当接させる。すると、その状態で、センタリング部材412のテーパ状の外周部412aが記録ディスク210に形成された中心孔212に嵌め合い、これによって旧方式の記録媒体200が旧方式のドライブ装置400に対して位置決めされる。つまり、旧方式の記録媒体200は、旧方式のドライブ装置400に対するセンタリングを、記録ディスク210によって行っている。
【0045】
このとき、カートリッジ220側に備えられているセンターハブ230は、磁性板232がディスク保持部410の磁石416に磁化されたヨーク417およびスピンドルテーブル411に吸着されることによって、記録ディスク210をディスク保持部410のテーブル面411aに押し付け、これを挟持する。このとき、センターハブ230には逃げ凹部233が形成されているため、センタリング部材412との干渉を回避し、これを不用意に押し下げるのを防止することができる。
【0046】
上述したように、新方式の記録媒体100は、記録ディスク110に形成された中心孔112と、センターハブ120に形成されたセンター孔121とを有しており、中心孔112に嵌め合うテーパ状のセンタリング部材412を有した旧方式のドライブ装置400と、センター孔121にこれに対応した第二センタリング部材313を挿入して位置決めを図る新方式のドライブ装置300と、の双方に対応したものとなる。そして、新方式のドライブ装置300に装着されたときには、センターハブ120に形成された小径のセンター孔121で位置決めすることにより、より高精度な位置決めを確実に行うことが可能となる。
【0047】
また、旧方式の記録媒体200は、記録ディスク210を、センターハブ230を有したカートリッジ220に内蔵しており、第二センタリング部材313が突出している新方式のドライブ装置300に対しては、記録ディスク210に一体化されていないセンターハブ230のセンター孔231に第二センタリング部材313を嵌め合わせるものの、実際の位置決めは記録ディスク210の中心孔212に第一センタリング部材312を嵌め合わせることによって行う。これによって、記録ディスク210が例えばCD等の従来からの記録媒体である場合にも、これをカートリッジ220に内蔵すれば、新方式のドライブ装置300に対応させることが可能となる。
また、このようなカートリッジ220に内蔵された旧方式の記録媒体200では、従来と同様にして、スピンドルモータのモータ軸413が突出していない旧方式のドライブ装置400のディスク保持部410に対し、センタリング部材412を記録ディスク210の中心孔212に嵌め合わせることによって位置決めすることができる。このとき、カートリッジ220側に設けられたセンターハブ230は、センタリングには干渉せず、何ら影響を与えない構成となっている。このようにして、旧方式の記録媒体200は、新方式のドライブ装置300と旧方式のドライブ装置400の双方に対応したものとなっている。
【0048】
一方、新方式のドライブ装置300から見れば、新方式の記録媒体100に対しては、小径の第二センタリング部材313を用いてセンターハブ120に形成されたセンター孔121への嵌め合いによって位置決めを行い、旧方式の記録媒体200に対しては、大径の第一センタリング部材312を記録ディスク210の中心孔212に嵌め合わせることによって位置決めを行うことができる。つまり、新方式のドライブ装置300は、新方式の記録媒体100と旧方式の記録媒体200の双方に対応することができるのである。
【0049】
また、旧方式のドライブ装置400は、センターハブ120が一体に設けられた新方式の記録媒体100であっても、記録ディスク110に形成された中心孔112にセンタリング部材412を嵌め合せることによってこれの位置決めを図ることができる。また、センターハブ230を備えたカートリッジ220に内蔵された旧方式の記録媒体200に対しても、同様に、記録ディスク210に形成された中心孔212にセンタリング部材412を嵌め合させることにより、位置決めを行うことができる。つまり、旧方式のドライブ装置400は、新方式の記録媒体100と旧方式の記録媒体200の双方に対応することができる。
【0050】
このように、新方式の記録媒体100、旧方式の記録媒体200、新方式のドライブ装置300、旧方式のドライブ装置400は、計4通りの組み合わせで使用することが可能であり、いわゆるコンパチブル化した、高い互換性を有した構成を実現することができる。これにより、ユーザは、新方式のドライブ装置300、旧方式のドライブ装置400のいずれを有している場合であっても、新方式の記録媒体100や旧方式の記録媒体200を何ら支障無く記録/再生を行うことが可能となる。このように、高い互換性を有したシステム構成を提供することにより、ユーザは高い利便性を享受することが可能となるのである。
【0051】
なお、上記実施の形態において、図1に示した新方式の記録媒体100において、センターハブ120内で磁性板122が遊嵌構造を有する構成としたが、必ずしも遊嵌構造を備える必要は無い。
図11に示すように、スピンドルテーブル311のテーブル面311aが記録ディスク110に当接し、第一センタリング部材312が押し下げられた状態で、第二センタリング部材313がセンターハブ120’のセンター孔121に確実に挿入され、記録ディスク110を位置決めすることができるよう、各部の寸法を設定すれば、磁性板122’をセンターハブ120’に一体化した構成とすることも可能である。
【0052】
また、上記実施の形態では、カートリッジ130、220に、シャッタ131、221を片面のみに設ける構成としたが、これを両面に設ける構成とした場合にも本発明は有効である。すなわち、カートリッジ130、220の両面側で開閉するシャッタを設け、片面に記録層113、213を有する記録ディスク110、210に代えて、両面に記録層を有する記録ディスクを内蔵するのである。これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、新方式の記録媒体100、旧方式の記録媒体200、新方式のドライブ装置300、旧方式のドライブ装置400の各部の構成を適宜変更することが可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高い互換性を有し、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における新方式の記録媒体と新方式のドライブ装置の組み合わせにおいて、記録媒体をドライブ装置に装着する前の状態を示す断面図である。
【図2】 旧方式の記録媒体と新方式のドライブ装置の組み合わせにおいて、記録媒体をドライブ装置に装着する前の状態を示す断面図である。
【図3】 新方式のドライブ装置におけるディスク保持部の構成を示す断面図である。
【図4】 新方式の記録媒体を新方式のドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図5】 図4の要部拡大図である。
【図6】 旧方式の記録媒体を新方式のドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図7】 図6の要部拡大図である。
【図8】 旧方式のドライブ装置におけるディスク保持部の構成を示す断面図である。
【図9】 新方式の記録媒体を旧方式のドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図10】 旧方式の記録媒体を旧方式のドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図11】 本実施の形態の変形例を示す図であって、新方式の記録媒体を新方式のドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図12】 従来の記録媒体をドライブ装置に装着した状態を示す断面図である。
【図13】 ISO規格における記録媒体をドライブ装置にセンタリングする構造を示す断面図である。
【符号の説明】
100…新方式の記録媒体(カートリッジ型記録媒体、第一の記録媒体)、110…記録ディスク、111…ディスク基板、112…中心孔(第一の孔)、120…センターハブ(ハブ)、121…センター孔(第二の孔)、122…磁性板、130…カートリッジ、131…シャッタ、200…旧方式の記録媒体(カートリッジ型記録媒体、第二の記録媒体)、210…記録ディスク、211…ディスク基板、212…中心孔(孔)、220…カートリッジ(カートリッジ本体)、221…シャッタ、226…ハブ保持部、230…センターハブ(ハブ)、231…センター孔(小径の孔)、232…磁性板、300…新方式のドライブ装置(大小2つのセンタリング部材を有するドライブ装置)、310…ディスク保持部、311…スピンドルテーブル、312…第一センタリング部材(固定部材)、313…第二センタリング部材(固定部材)、314…弾性部材(突出寸法変化機構)、316…磁石、320…ピックアップ、400…旧方式のドライブ装置(1つのみのセンタリング部材を有するドライブ装置)、410…ディスク保持部、411…スピンドルテーブル、412…センタリング部材(固定部材)、413…モータ軸、A…空間

Claims (2)

  1. 中心部にセンタリングのための第一の孔が形成された記録ディスクと、
    前記記録ディスクを収納するカートリッジと、
    前記記録ディスクに一体に設けられ、中心部に前記第一の孔よりも小径で当該記録ディスクをセンタリングするための第二の孔が形成されたハブと、
    前記記録ディスクに一体に設けられた前記ハブと当該記録ディスクの間に形成された空間内で、当該記録ディスクの厚さ方向に移動可能に設けられたディスク状の磁性板と
    を備えることを特徴とするカートリッジ型記録媒体。
  2. センタリング部材を備えた第一のドライブ装置およびセンタリング部材を備えた第二のドライブ装置で記録および/または再生が可能なカートリッジ型記録媒体であって、
    前記第一のドライブ装置における前記センタリング部材を中心部に当接させ、当該第一のドライブ装置にセンタリングするための第一の孔が形成された記録ディスクと、
    前記記録ディスクを収納し、開閉可能なシャッタを有するカートリッジと、
    前記記録ディスクの径方向に移動可能な状態で前記カートリッジに保持され、前記第一の孔よりも小径で且つ前記第二のドライブ装置の前記センタリング部材を挿入可能に構成されると共に、当該第二のドライブ装置にセンタリングするための第二の孔が中心部に形成されたハブと、
    前記ハブに内蔵されたディスク状の磁性板と
    を備えることを特徴とするカートリッジ型記録媒体。
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