JP4349408B2 - 寿命予測監視装置、寿命予測監視方法及び寿命予測監視プログラム - Google Patents

寿命予測監視装置、寿命予測監視方法及び寿命予測監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電気機器や電子機器(以下、機器という)の寿命を判別する部品の寿命を予測して前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置に関する。
機器の寿命を判別する部品の寿命を予測して前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置が開発されている。ここに、機器の実効稼働状態とは、機器の寿命まで機器が稼働するのに残された実質的な稼働期間を言う。図5に示すように、従来の寿命予測監視装置(例えば特許文献1)80は、パラメータ設定回路82と、寿命予測回路83と、不適合出力回路84と、寿命検出回路85と、電圧検出回路86と、温度検出回路87と、通報出力回路88及び寿命表示回路89から構成されている。パラメータ設定回路82、寿命予測回路83、不適合出力回路84及び寿命検出回路85は、マイクロコンピュータ81で構成されている。
前記寿命予測監視装置80を装備した直流安定化電源90は、主電源91及びキャパシタ92を備えている。主電源91は、入力した交流電圧を整流して、直流の電圧を出力する。キャパシタ92は、主電源91の出力側に接続され、主電源91の出力電圧を平滑化している。
寿命予測監視装置80は、直流安定化電源90に含まれるキャパシタ92の寿命を予測して直流安定化電源90の実効稼働状態を監視している。寿命予測監視装置80の電圧検出回路86は、キャパシタ92の両端子間の電圧を測定して、その測定電圧値を寿命検出回路85に出力する。温度検出回路87は、キャパシタ92の温度を温度センサ87aで測定し、その測定温度を寿命検出回路85に出力する。パラメータ設定回路82は、寿命を監視する対象物毎に監視基準としての設定データを設定し、そのデータを記憶している。寿命検出回路85は、パラメータ設定回路82から設定データを読み出し、その読み出した設定データと、電圧検出回路86及び温度検出回路87の測定結果とを比較し、キャパシタ92の状態を検出する。寿命検出回路85の出力信号は、通報出力回路88及び寿命予測回路83に入力される。このとき、寿命予測回路83で寿命と判断された場合は、その結果が不適合出力回路84及び寿命表示回路89へ出力される。
また、特許文献2には、光ディスク装置内の温度が一定以上にならないようにファンの回転数を制御することにより、温度上昇に伴って生じる光ディスク媒体の記録再生機能の低下を防ぐ技術が開示されている。
特開平11−356036号公報 特開平05−205460号公報
特許文献1で開示された寿命予測監視装置では、直流安定化電源のうち寿命の長いキャパシタが保有する寿命を予測して機器の実効稼働状態を決定している。
ところで、直流安定化電源には、キャパシタ以外にも、ファン等の摩耗部品、トランス等の電力変換部品が直流安定化電源の寿命を左右する主要な部品として存在する。
そのため、特許文献1のように、キャパシタのみの測定で直流安定化電源の寿命を判別することは、直流安定化電源の寿命を正確に予測できないという問題がある。
また、特許文献2では、光ディスク装置内の温度を閾値にファンで維持する工夫がされているが、前記ファンの寿命を予測して光ディスク装置を監視しておらず、光ディスク装置の障害発生予測が不安定になるという問題がある。さらに、特許文献2では、光ディスク装置の障害を単体のファンのみで防止するものであり、複数の部品を用いて光ディスク装置の障害を防止するものではない。
以上のように、従来の寿命予測監視装置では、単体のキャパシタ或いはファンの寿命のみで電源の実効稼働状態を監視するため、寿命の予測が曖昧であって、電源の障害発生の予測が不安定になり、電源の障害発生を未然に察知して部品の予防交換を行う対策の信頼性を低下させる原因にもなっていた。
本発明の目的は、電源の障害発生を未然に察知して部品の予防交換を行う対策の信頼性を向上させる寿命予測監視装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る寿命予測監視装置は、機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置であって、
前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力する計数手段と、
前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力する計数手段と、
前記計数手段が出力する、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測する寿命予測手段と、
前記計数手段が出力する、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測する寿命予測手段と、
前記寿命予測手段が、前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う監視手段とを有することを特徴とする。
本発明は、ハードウェアとしての寿命予測監視装置として構築される場合に限られるものではない。方法として構築した場合、本発明に係る寿命予測監視方法は、機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視方法であって、
前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力し、
前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力し、
前記出力された、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測し、
前記出力された、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測し、
前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う構成として構築する。
また、プログラムとして構築した場合、本発明に係る寿命予測監視プログラムは、機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置を構成するコンピュータに、
前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力する機能と、
前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力する機能と、
前記出力された、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測する機能と、
前記出力された、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
Figure 0004349408
に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測する機能と、
前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う機能とを実行させる構成として構築する。
本発明によれば、通電時間を計数し、前記計数した通電時間と寿命時間とに基づいて機器の寿命を予測し、前記寿命予測信号に基づいて、機器の実効稼働状態を監視する処理を、寿命の異なるファン及び部品毎に行うため、寿命の予測精度を向上できると共に、機器の障害発生の予測を安定させることができ、電源の障害発生を未然に察知して部品の予防交換を行う対策の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1には、実施形態に係る寿命予測監視装置20を装備した電源10を示してある。図1に示す電源10は、図4に示すストレージ装置の電源として用いられるが、監視対象の機器は、これに限られるものではない。図1に示す寿命予測監視装置20は、ストレージ装置以外の機器の障害発生を予測するために用いてもよいものである。以下では、実施形態に係る寿命予測監視装置20をストレージ装置の電源10に適用した場合を例にとって説明する。
ストレージ装置に装備される電源10は、主電源11と、コイル12aと、キャパシタ12b,12cと、DC/DCコンバータ13と、逆流阻止ダイオード141,142と、ストレージ駆動回路15と、補助電源16と、ファン17と、を有している。
主電源11は、商用の交流電力を直流電力に変換し、これを電流安定用のコイル12aを経由してDC/DCコンバータ13へ出力する。DC/DCコンバータ13は、入力した直流電圧を所定の直流電圧に変換して、ストレージ駆動回路15へ出力する。ストレージ駆動回路15は、ストレージ装置(図4)へ直流電力を供給する。DC/DCコンバータ13とストレージ駆動回路15との間は、逆流阻止ダイオード141,142で接続されている。逆流阻止ダイオード142は冗長用である。DC/DCコンバータ13の出力側及びストレージ駆動回路15の出力側には、それぞれ電圧安定化用のキャパシタ12b,12cが接続されている。主電源11の出力側には補助電源16が接続され、補助電源16からファン17へ電力が出力される。ファン17は、電源10内の各部品を冷却する。
実施形態に係る寿命予測監視装置20では、電源10のコイル12a及びキャパシタ12b,12cに加えて、ファン17を、電源10の寿命を判別する部品として用いている。
ここで、電源10のコイル12a及びキャパシタ12b,12cは、電圧及び温度に対する耐性が強く、寿命が長い部品である。これに対して、ファン17は、可動部分があって摩耗による障害発生が生じやすく、コイル12a及びキャパシタ12b,12cと比較して、寿命が短い部品である。電源10には、寿命の長いコイル12a及びキャパシタ12b,12cに加えて、寿命の短いファン17が混載されている。このことを考慮して、電源10の寿命の判別を行わなければ、寿命までの電源10の実効稼働状態を正確に予測できないものである。
実施形態では、電源10の寿命を判別する部品であって、寿命の異なる部品12a,12b,12c,17の寿命を予測することで、電源10の実効稼働状態を正確に監視することを特徴とするものである。なお、電源10の寿命を判別する部品であって、寿命の長い部品として、コイル12a及びキャパシタ12b,12cを用いたが、これに限られるものではない。コイル12a及びキャパシタ12b,12cに代えて、例えば主電源11に内蔵した図示しないトランス、或いはダイオード141を用いてもよいものである。以下、寿命の長い部品として、コイル12a及びキャパシタ12b,12cを用いた例について説明する。
実施形態に係る寿命予測監視装置20は基本的構成として、機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置であって、前記部品への通電時間を計数して積算する計数手段と、前記計数手段で積算された積算通電時間と、前記部品が保有する寿命時間とに基づいて部品の寿命を予測する寿命予測手段と、前記寿命予測手段から出力される予測信号に基づいて、機器の実効稼働状態を監視する監視手段と、を有し、前記計数手段及び前記寿命予測手段を、寿命の短いファンと寿命の長い部品とにそれぞれ設け、前記監視手段は、前記寿命の短いファン及び前記寿命の長い部品毎に前記寿命予測手段から出力される予測信号に基づいて、機器の実効稼働状態を監視するものであることを特徴とたことを特徴とするものである。実施形態では、機器として電源10を用いている。
電源10の寿命を判別する部品であるコイル12a及びキャパシタ12b,12cには、電圧検出回路21a,21b,21c及び温度検出回路22a,22b,22cが備えられている。さらに、電源10の寿命を判別する部品であるファン17には、回転制御検出回路23が備えられている。
電圧検出回路21aは、コイル12aの電圧を常時検出し、電圧検出回路21bは、キャパシタ12bの電圧を常時検出し、電圧検出回路21cは、キャパシタ12cの電圧を常時検出する。温度検出回路22aは、コイル12aの発熱温度を常時検出し、温度検出回路22bは、キャパシタ12bの発熱温度を常時検出し、温度検出回路22bは、キャパシタ12bの発熱温度を常時検出する。回転制御検出回路23は、ファン17を定常回転させ、温度検出回路22a,22b,22cから入力する信号により温度の上昇を検出すると、回転を高速にする。また、回転制御検出回路23は、外部指令に基づいてファン17の回転制御を行い、それぞれの回転状態でのファン17の回転数を常時検出する。前記外部指令は、後述する主制御回路35から送信される。
通電時間計数回路32pは、電圧検出回路21a,21b,21cから出力される検出信号および温度検出回路22a,22b,22cから出力される検出信号に基づいて、コイル12a及びキャパシタ12b,12cへの通電時間を積算して計数する。回転時間計数回路32fは、回転制御検出回路23から出力される検出信号および温度検出回路22a,22b,22cから出力される検出信号に基づいて、ファン17への通電時間を積算して計数する。ファン17の回転時間は、ファン17への通電時間に相当するものであるから、回転時間計数回路32fは、回転制御検出回路23から出力される検出信号に基づいて、ファン17への通電時間として積算して計数する。
ここに、通電時間計数回路32p、パラメータ設定回路31pは、寿命の長い部品であるコイル12a及びキャパシタ12b,12cへの通電時間を積算して計数する計数手段を構成している。回転時間計数回路32f、パラメータ設定回路31fは、寿命の短いファン17への通電時間を積算して計数する計数手段を構成している。
さらに、ファン17に備えられた回転制御検出回路23の出力を入力とする回転時間計数回路32fは、寿命の長い部品の温度が閾値を越えることでファン17の回転数が増加するのに伴う補正係数を付加することで、前記積算通電時間及び寿命時間を補正する。寿命の長い部品(コイル12a及びキャパシタ12b,12c)に備えられた通電時間計数回路32pは、前記寿命の長い部品の通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、寿命の長い部品の積算通電時間及び寿命時間を補正する。なお、前記閾値として、寿命の長い部品の推奨使用温度を設定している。
さらに、ファン17に備えられた回転制御検出回路23の出力を入力とする回転時間計数回路32fは、通電時間関数で表される部品の寿命警報線(式(4))を示す式を微分することで、ファン17の劣化速度(式(6),(8))を算出する。寿命の長い部品に備えられた通電時間計数回路32pは、通電時間関数で表される部品の寿命警報線(式(3))を示す式を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度(式(5),(7))を算出する。
さらに、前記計数手段で積算された積算通電時間と、前記部品(ファン17を含む)が保有する寿命時間とに基づいて機器の寿命を予測する寿命予測手段と、前記寿命予測手段から出力される予測信号に基づいて、電源(機器)10の実効稼働状態を監視する監視手段とを有している。前記ファン17に備えられた前記予測手段は、寿命警報回路33fと時間回路34とにより構成されている。前記寿命の長い部品に備えられた前記予測手段は、寿命警報回路33pと時間回路34とにより構成されている。前記監視手段は、主制御回路35により構成されている。
前記監視手段は、前記算出されたファン17の劣化速度と寿命の長い部品(コイル12a,12,12c)の劣化速度との情報を入力とし、ファン17の回転数を落とすことでファン17の劣化速度を寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う。
なお、以上の説明では、パラメータ設定回路31p、通電時間計数回路32p、パラメータ設定回路31f、回転時間計数回路32f、寿命警報回路33f、寿命警報回路33p、主制御回路35、警報表示回路36をハードウェアとして構築したが、これに限られるものではない。図3に示す動作を実行させる寿命予測監視プログラムをマイクロコンピュータ30のCPUで読み出して実行させることで、パラメータ設定回路31p、通電時間計数回路32p、パラメータ設定回路31f、回転時間計数回路32f、寿命警報回路33f、寿命警報回路33p、主制御回路35、警報表示回路36の上述した機能を実行させるようにソフトウェアとして構築してもよいものである。なお、時間回路34は、マイクロコンピュータ30に内蔵したタイマで構成する。
次に、(1)寿命予測手段が、積算された積算通電時間と、部品が保有する寿命時間とに基づいて部品の寿命を予測する機能を実行する、
(2)寿命の長い部品の温度が閾値を越えることでファン17の回転数が増加するのに伴う補正係数を付加することで、回転時間計数回路32fが積算通電時間及び寿命時間を補正する機能を実行する、
(3)通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、通電時間計数回路32pが積算通電時間及び寿命時間を補正する機能を実行する、
(4)通電時間関数で表されるファン17の寿命警報線を示す式を微分することで、回転時間計数回路32fがファン17の劣化速度を算出する機能を実行する、
(5)通電時間関数で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、通電時間計数回路32pが寿命の長い部品の劣化速度を算出する機能を実行する、
場合に必要となる数式について図2を使って説明する。図2では、横軸に部品(ファン17を含む)への積算通電時間、縦軸に規準化寿命値をそれぞれ示している。図2に示す縦軸に示した規準化寿命値は、ファン17、部品12a,12b,12cの寿命の逆数を意味する。
上述したように、寿命予測手段(寿命警報回路33fと時間回路34、寿命警報回路33pと時間回路34)が、積算された積算通電時間と、部品が保有する寿命時間とに基づいて部品の寿命を予測する場合について説明する。
電源10の寿命Lは式(1)に示すように、電源10を構成するn個のファン17、及びm個の部品(コイル12a及びキャパスタ12b,12c)の総劣化速度Fの逆数に比例する。
Figure 0004349408
総劣化速度Fは式(2)に示すように、各部品の規準化寿命指数(Tf/a)及び(Tp/b)の総和となる。

Figure 0004349408
ここに、

Figure 0004349408
はn個のファン17の劣化速度、

Figure 0004349408

はm個の部品(コイル12a及びキャパスタ12b,12c)の劣化速度を示す。
各部品(ファン17を含む)の規準化寿命指数(Tf/a)及び(Tp/b)は、各部品が保有する寿命時間a及びbに対する各部品についての積算通電時間Tf及びTp、すなわち、(Tf/a)及び(Tp/b)で表される。したがって、図2の横軸に示す各部品についての積算通電時間Tf及びTpを計測することで、電源10の寿命を予測することが可能となる。ここで、積算時間Tfは、ファン17についての積算時間、積算時間Tpはコイル12a,12b,12cについての積算時間をそれぞれ示す。
したがって、前記計数手段の通電時間計数回路32pは、前記計数手段のパラメータ設定回路31pに設定された寿命が長い部品12a,12b,12cの寿命時間bと、寿命が長い部品12a,12b,12cについてそれぞれ計測した積算通電時間Tpとのデータを前記寿命予測手段の寿命警報回路33pに出力する。前記寿命予測手段の寿命警報回路33pは、受信した、寿命が長い部品12a,12b,12cの寿命時間bと、寿命が長い部品12a,12b,12cについてそれぞれ計測した積算通電時間Tpとに基づいて、式(1),(2)により部品12a,12b,12cの寿命を予測する。
すなわち、前記寿命予測手段の寿命警報回路33pは、受信した、寿命が長い部品12a,12b,12cの寿命時間b と、寿命が長い部品12a,12b,12cについてそれぞれ計測した積算通電時間Tp とに基づいて、m個の部品(コイル12a及びキャパスタ12b,12c)の劣化速度を式(2)のうち、
Figure 0004349408

に基づいて算出し、前記算出した劣化速度の逆数を求め、その劣化速度の逆数に比例する関係で示される式(1)から、部品12a,12b,12cの寿命を予測する。
前記計数手段の回転時間計数回路32fは、前記計数手段のパラメータ設定回路31fに設定された寿命が短い部品17の寿命時間aと、寿命が短い部品17について計測した積算通電時間Tfとを寿命警報回路33fに出力する。前記寿命予測手段の寿命警報回路33fは、受信した、寿命が短い部品17の寿命時間aと、寿命が短い部品17について計測した積算通電時間Tfとに基づいて、式(1),(2)で部品17の寿命を予測する。
すなわち、前記寿命予測手段の寿命警報回路33fは、受信した、寿命が短い部品17の寿命時間a と、寿命が短い部品17について計測した積算通電時間Tf とに基づいて、n個の部品17の劣化速度を式(2)のうち、

Figure 0004349408
に基づいて算出し、前記算出した劣化速度の逆数を求め、その劣化速度の逆数に比例する関係で示される式(1)から、部品17の寿命を予測する。
次に、上述した様に、(2)寿命の長い部品の温度が閾値を越えることでファン17の回転数が増加するのに伴う補正係数を付加することで、前記計数手段の回転時間計数回路32fが積算通電時間及び寿命時間を補正する、(3)通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、前記計数手段の通電時間計数回路32pが積算通電時間及び寿命時間を補正する場合について説明する。
図2に示すように、電源10を投入した後、軽負荷時で、比較的温度が低い場合、部品12a,12b,12cについての部品寿命警報線Tpは、0〜tmp_1及びtmp_2〜tmp_3での積算通電時間における傾斜角度が比較的緩やかである。これに対して、ファン17についてのファン寿命警報線Tfは、0〜tnf_1、tnf_2〜tnf_3の積算通電時間における傾斜角度が電子部品寿命警報線Tpの傾斜角度より急である。また、中負荷時で、温度が定常時の場合、電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfは、軽負荷時で、比較的温度が低い場合と比較して、積算通電時間(tmp_1〜tmp_2、tnf_1〜tnf_2)における傾斜角度が比較的急になる。また、大負荷時で、比較的温度が高い場合は、電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfは、軽負荷時で、比較的温度が低い場合と比較して、積算通電時間(tnf_3〜tnf_alm2、tmp_3〜tmp_alm2)における傾斜角度がさらに急になる。
図2に示すように、電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfは、負荷と温度の変化に基づいて、積算通電時間に対応して最大値である電子部品積算寿命警報値β、ファン積算寿命値αにそれぞれ向けて連続的に変化する。図2において、βk,αkは、電子部品積算寿命警報値β、ファン積算寿命値αよりも小さい値(k<1)に設定されている。βkは、部品(12a,12b,12c)の実効稼働状態が電子部品積算寿命警報値βに至る前に、寿命までの実効稼働状態の指針を示すために設定されている。αkは、ファン17の実効稼働状態がファン積算寿命警報値αに至る前に、寿命までの実効稼働状態の指針を示すために設定されている。電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfと、事前電子部品積算寿命警報値βk及び事前ファン積算寿命値αkとの交点までの積算時間は、部品(12a,12b,12c)についてはtmp_alm1、ファン17についてはtnf_alm1となっている。また、電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfと、電子部品積算寿命警報値β及びファン積算寿命値αとの交点までの積算時間は、部品(12a,12b,12c)についてはtmp_alm2、ファン17についてはtnf_alm2となっている。したがって、部品(12a,12b,12c)についての積算時間がtmp_alm2に至ったとき、部品(12a,12b,12c)が寿命に至ったことになり、電源(機器)10の実効稼働状態が零となる。ファン17についての積算時間がtnf_alm2に至ったとき、ファン17が寿命に至ったことになり、電源(機器)10の実効稼働状態が零となる。
規準化寿命値の最終値である電子部品寿命警報値β、ファン寿命警報値αを有する各部品(ファン17を含む)の寿命警報線Tp,Tfは、各部品(ファン17を含む)の通電時間関数(x)及び(y)のそれぞれ総和になる。各部品は、測定時の温度による影響を受けるため、通電時間計数回路32p及び回転時間計数回路32fは、部品12a,12b,12cの温度を測定する各時間において温度による補正係数を付加して式(3),(4)に基づいて算出している。
通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した部品12a,12b,12cの寿命警報線Tpは式(3)

Figure 0004349408
の左辺に示す様に、積算通電時間に対応して最大値である電子部品積算寿命警報値βに対する比

Figure 0004349408
で表される。温度係数を含む劣化係数(補正係数)kを用いて表すと、右辺に示す様に、図2の電源投入時uから電子部品積算寿命警報値βに至るまで連続に変化する関数f(x)を積分した

Figure 0004349408
で表される。
通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した部品17の寿命警報線Tfは式(4)
Figure 0004349408
の左辺に示す様に、積算通電時間に対応して最大値であるファン積算寿命警報値αに対する比
Figure 0004349408
で表される。温度係数を含む劣化係数(補正係数)kを用いて表すと、右辺に示す様に、図2の電源投入時uからファン積算寿命警報値αに至るまで連続に変化する関数f(y)を積分した
Figure 0004349408
で表される。
したがって、各通電時間tにおいて、式(5),(6)で示される各部品(ファン17を含む)の劣化速度が存在することとなる。式(5)は部品(12a,12,b,12c)の劣化速度、式(6)はファン17の劣化速度をそれぞれ示す。
Figure 0004349408

Figure 0004349408
式(5),(6)で示される各部品の劣化速度を積算すると、ファン17についての劣化速度は式(7)、寿命の長い部品についての劣化速度は式(8)で表される。

Figure 0004349408

Figure 0004349408
式(7),(8)の総和を求めることにより、電源10の寿命Lを示す総劣化速度Fを計数できる。
したがって、補正係数を付加することで劣化速度を算出した場合、寿命警報回路33pは式(1),(7)で部品12a,12b,12cの寿命を予測する。同様に、寿命警報回路33fは、式(1),(8)で部品17の寿命を予測する。
次に、上述した様に、(5)通電時間関数で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、通電時間計数回路32pが寿命の長い部品の劣化速度を算出する場合について説明する。
回転時間計数回路32fは、通電時間関数で表されるファン17の寿命警報線を示す式(4)を微分することで、ファン17の劣化速度(式(8))を算出する。通電時間計数回路32pは、通電時間関数で表される部品の寿命警報線を示す式(3)を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度(式(7))を算出する。
ところで、温度が10℃上昇することで寿命が約1/2になる部品であるキャパシタ12b,12cを考慮しても、部品の特性上、寿命におけるファン17の通電時間Tfは、寿命の長い部品の通電時間Tpに比較して極めて短時間である。つまり、通電時間Tf≪通電時間Tpの関係にある。ファン17の寿命は、主に回転数で定まっているため、ファン17の回転数制御によりファン17の総回転時間、すなわち積算通電時間を延ばすことができる。
そこで、寿命警報回路33fは、通電時間計数回路32pから部品の劣化速度のデータを取得して、ファン17の回転数制御を行う指令を主制御回路35に出力する。主制御回路35は、寿命警報回路33fから出力されるファン17の回転制御指令を受信して、そのファン回転制御指令を回転制御検出回路23に出力することで、ファン17の劣化速度を部品の劣化速度に近付ける制御を行う。
寿命までの実効稼働状態の指針を示すために設定されている電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfと、事前電子部品積算寿命警報値βk及び事前ファン積算寿命値αkとの交点までの積算時間が、部品(12a,12b,12c)についてはtmp_alm1、ファン17についてはtnf_alm1になった場合、通電時間計数回路32p及び回転時間計数回路32fは、事前警報信号を主制御回路35に出力する。また、電子部品寿命警報線Tp及びファン寿命警報線Tfと、電子部品積算寿命警報値β及びファン積算寿命値αとの交点までの積算時間が、部品(12a,12b,12c)についてはtmp_alm2、ファン17についてはtnf_alm2になった場合、通電時間計数回路32p及び回転時間計数回路32fは、警報信号を主制御回路35に出力する。
主制御回路35は、通電時間計数回路32p及び回転時間計数回路32fから事前警報信号を受信した場合、その事前警報信号を送信する。警報表示通報回路36は、寿命までの部品(ファン17を含む)の実効稼働状態を示す指針となる表示を行う。したがって、ユーザは、警報表示通報回路36の事前警報に基づいて寿命までの部品(ファン17を含む)の実効稼働状態、すなわち部品(ファン17を含む)を交換する時期が近づいたことを認識する。この場合、警報表示通報回路36は、寿命の異なる部品(ファン17を含む)単位、すなわち寿命が長い部品(12a,12b,12c)と寿命の短いファン17とに分けて、事前警報の表示を行う。
ユーザは、寿命の異なる部品(ファン17を含む)単位で表示される事前警報の表示を観察することで、寿命の異なる部品(ファン17を含む)単位で交換時期を把握することができる。
主制御回路35は、通電時間計数回路32p及び回転時間計数回路32fから警報信号を受信した場合、その警報信号を警報表示通報回路36に送信すると共に、ホストコンピュータ40に、部品(ファン17を含む)が寿命に至ったこと、すなわち電源10が停止することを報知する。警報表示通報回路36は、部品(ファン17を含む)が寿命に至ったことを寿命の異なる部品(ファン17を含む)単位で表示すると共に、ホストコンピュータ40に、部品(ファン17を含む)が寿命に至ったこと、すなわち電源10が停止することを報知する。
ユーザは、寿命の異なる部品(ファン17を含む)単位で表示される警報の表示を観察することで、交換すべき対象部品を部品(ファン17を含む)単位で把握することができる。このことは、電源10の修復に要する時間を最小限に抑えることができる。
部品の寿命警報線を表す通電時間関数(y)は、通電中の部品温度が10℃大きくなると、その寿命が約1/2になるといわれるアレニウス・モデルの原理により、寿命通電時間Tp比例する係数λをもっている。前記係数λは、式(9)で表される。
Figure 0004349408
アレニウス・モデルは式(10)で表される。

Figure 0004349408
式(10)において、Lは周囲温度T℃で、印加直流電圧における寿命時間、Lは推奨使用温度T℃で、定格電圧における定格寿命時間、Bは温度加速係数(≒2)を示している。
したがって、寿命警報回路33f,33pは、温度による寿命を変更して、式(9),(10)により寿命の予測を行う。
次に、実施形態に係る寿命予測監視装置の動作を図1及び図3に基づいて説明する。
図3において、電源10を投入して(ステップS1)、ファン17及び部品へ通電する(ステップS2)。電圧検出回路21a,21b,21cは、部品への通電を検出する(ステップS3)と共に、温度検出回路22a,22b,22cは、部品の温度を検出する(ステップS4)。
通電時間計数回路32Pは、電圧検出回路21a,21b,21cの出力信号(電圧)及び温度検出回路22a,22b,22cの出力信号(温度)を受信し、部品の積算通電時間を計数する(ステップS5)。通電時間計数回路32Pが部品の積算通電時間を計数する場合を具体的に説明する。
先ず、通電時間計数回路32pは、温度検出回路22a,22b,22cからの検出温度が部品の推奨使用温度を超えているか否かを判定する(ステップS6)。部品の推奨使用温度以下である場合(ステップS6のNO)、パラメータ設定回路31pからから入力したコイル12a及びキャパシタ12b,12cの種類及び特性による補正係数を考慮せずにステップS7での処理を省略して、部品への積算通電時間を計数する(ステップS8)。この場合、通電時間計数回路32pは、部品の劣化速度を算出する(ステップS8)。
温度検出回路22a,22b,22cからの検出温度が部品の推奨使用温度を超えている場合(ステップS6のYES)、式(9)で示す係数λが積算通電時間に影響を与える。そこで、通電時間計数回路32pは、パラメータ設定回路31pから入力したコイル12a及びキャパシタ12b,12cの種類及び特性による補正係数を受信し(ステップS9)、前記補正係数を付加することで(ステップS7)、部品への積算通電時間を計数する(ステップS8)。この場合、通電時間計数回路32pは、部品の劣化速度を算出する(ステップS8)。
回転時間計数回路32fは、温度検出回路22a,22b,22cからの検出温度がファンの推奨使用温度を超えているか否かを判定する(ステップS10)。ファン17の推奨使用温度以下である場合(ステップS10のNO)、パラメータ設定回路31fからファン17の特性による補正係数を考慮せずに、回転時間計数回路32fは、回転制御検出回路23が検出する定常状態でのファン17の回転数のデータ(ステップS11)を受信して、ファン17への積算通電時間を計数する(ステップS12)。この場合、回転時間計数回路32fは、ファン17の劣化速度を算出する(ステップS12)。
温度検出回路22a,22b,22cからの検出温度が高温に近づくにつれて部品の推奨使用温度を超えている場合(ステップS10のYES)、式(9)で示す係数λが積算通電時間に影響を与える。そこで、回転時間計数回路32fは、パラメータ設定回路31fから入力したファン17の種類及び特性による補正係数を受信し(ステップS13)、前記補正係数を付加することで(ステップS14)、ファン17への積算通電時間を計数する(ステップS12)。この場合、回転間計数回路32fは、ファン17の劣化速度を算出する(ステップS12)。
寿命警報回路33pは、通電時間計数回路32pから出力される積算通電時間及び部品の劣化速度のデータと、時間回路34からの現在の時刻データを受信し、部品の寿命予測(残通電時間算出)を行う(ステップS15)。寿命警報回路33pは、寿命警報線Tpに対する積算通電時間が電子部品積算寿命警報値βに達しているかどうかを確認し(ステップS15)、主制御回路35に出力する。
寿命警報回路33pは、寿命警報線Tpに対する積算通電時間が電子部品積算寿命警報値βに達していることを確認した場合に、主制御回路35および主制御回路35経由で警報表示通報回路36に警報通知を行う(ステップS16)。この場合、警報表示通報回路36及び主制御回路35は、ホストコンピュータ40に警報通知を行う(ステップS16)。
寿命警報回路33fは、回転時間計数回路32fから出力される積算通電時間及びファン17の劣化速度のデータと、時間回路34からの現在の時刻データを受信し、ファン17の寿命予測(残通電時間算出)を行う(ステップS17)。寿命警報回路33fは、寿命警報線Tfに対する積算通電時間がファン積算寿命警報値αに達しているかどうかを確認し、主制御回路35に出力する。
寿命警報回路33fは、寿命警報線Tfに対する積算通電時間がファン積算寿命警報値αに達していることを確認した場合に、主制御回路35および主制御回路35経由で警報表示通報回路36に警報通知を行う(ステップS17)。この場合、警報表示通報回路36及び主制御回路35は、ホストコンピュータ40に警報通知を行う。
さらに、主制御回路35は、通電時間計数回路32pから部品の劣化速度のデータを受信し、ファンの劣化速度と部品の劣化速度とを比較し、その差が閾値を越えている場合(ステップS17のYES)、回転制御検出回路23にファン17の回転数を上げる指令を発する(ステップS17のYES)。
主制御回路35は、寿命警報回路33fから出力する寿命警報線Tfに対する積算通電時間がファン積算寿命警報値αに達しているかどうかを確認した後、通電時間計数回路32pから受信した部品の劣化速度を寿命警報回路33p経由でファンの劣化速度と比較し、その差が閾値を越えていない場合(ステップS17のNO)、ファン17の実効稼働状態を警報表示通報回路36に出力する。
一方、通電時間計数回路32pから受信した部品の劣化速度を寿命警報回路33p経由でファンの劣化速度と比較し、寿命警報線Tpに対する積算通電時間が電子部品積算寿命警報値βに達していることを確認した場合に、主制御回路35および主制御回路35経由で警報表示通報回路36に警報通知を行う(ステップS17)。この場合、警報表示通報回路36及び主制御回路35は、ホストコンピュータ40に警報通知を行う(ステップS16)。
実施形態によれば、通電時間を計数し、前記計数した通電時間と寿命時間とに基づいて機器の寿命を予測し、前記寿命予測信号に基づいて、機器の実効稼働状態を監視する処理を、寿命の異なるファン及び部品毎に行うため、寿命の予測精度を向上できると共に、機器の障害発生の予測を安定させることができ、電源の障害発生を未然に察知して部品の予防交換を行う対策の信頼性を向上させることができる。
実施形態によれば、ファンに備えられた計数手段は、寿命の長い部品の温度が閾値を越えることによる前記ファンの回転数増加に伴う補正係数を付加することで、前記積算通電時間及び寿命時間を補正し、寿命の長い部品に備えられた計数手段は、通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、前記積算通電時間及び前記寿命時間を補正するため、寿命予測と最適通電時間の予測を段出できる。
実施形態によれば、ファンに備えられた計数手段は、通電時間関数で表されるファンの寿命警報線を示す式を微分することで、ファンの劣化速度を算出し、寿命の長い部品に備えられた計数手段は、通電時間関数で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度を算出し、監視手段は、前記算出されたファンの劣化速度と寿命の長い部品の劣化速度との情報を入力とし、ファンの回転数を落とすことでファンの劣化速度を寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う。これにより、ファンの実効稼働状態を延ばすことができる。
図4は、本発明に係るストレージ装置の一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態のストレージ装置50は、電源10と、寿命予測延命装置20と、情報が記録された記録媒体51と、電源10から電力の供給を受けて記録媒体51に対して情報の記録及び再生の少なくとも一方を実行する情報記録再生手段52と、を備えている。電源10及び寿命予測延命装置20は図1に示す構成と同じであり、それらの詳細は前述したとおりである。記録媒体51は例えば一般的な磁気ディスクであり、情報記録再生手段52は例えば磁気ディスクの部分を除く一般的なディスクアレイ装置であり、それぞれ周知なものであるので、それらの詳しい説明は省略する。本実施形態のストレージ装置50によれば、前述の寿命予測延命装置20を備えたことにより、電源10の寿命が延びるので、信頼性が向上する。
本発明によれば、特に信頼性が要求される装置に適用して機器の信頼性を向上できる。
本発明の実施形態に係る寿命予測監視装置を示すブロック図である。 図1に示す寿命予測監視装置の監視対象であるファン及び電子部品の積算通電時間と規準化寿命値との関係を示す特性図である。 図1に示す寿命予測延命装置の動作を説明する動作フロー図である。 本発明の実施形態に係る寿命予測監視装置をストレージ装置に適用した場合を示すブロック図である。 従来の寿命予測監視装置を示すブロック図である。
10 電源
12a コイル
12b,12c キャパシタ
17 ファン
20 寿命予測監視装置
21a,21b,21c 電圧検出回路
22a,22b,22c 温度検出回路
23 回転制御検出回路
30 マイクロコンピュータ
31f,31p パラメータ設定回路
32f 回転時間計数回路
32p 通電時間計数回路
33f,33p 寿命警報回路
34 時計回路
35 主制御回路
36 警報表示通報回路

Claims (9)

  1. 機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置であって、
    前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力する計数手段と、
    前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力する計数手段と、
    前記計数手段が出力する、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測する寿命予測手段と、
    前記計数手段が出力する、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測する寿命予測手段と、
    前記寿命予測手段が、前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う監視手段とを有することを特徴とする寿命予測監視装置。
  2. 前記ファンに備えられた前記計数手段は、寿命の長い部品の温度が閾値を越えることによる前記ファンの回転数増加に伴う補正係数を付加することで、前記積算通電時間及び寿命時間を補正し、
    寿命の長い部品に備えられた前記計数手段は、前記通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、前記積算通電時間及び前記寿命時間を補正する、請求項1に記載の寿命予測監視装置。
  3. 前記ファンに備えられた前記計数手段は、通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値であるファン積算寿命警報値に対する比で表されるファンの寿命警報線を示す式を微分することで、ファンの劣化速度を算出し、
    前記寿命の長い部品に備えられた前記計数手段は、通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値である電子部品積算寿命警報値に対する比で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度を算出し、
    前記監視手段は、前記算出されたファンの劣化速度と寿命の長い部品の劣化速度との情報を入力とし、ファンの回転数を落とすことでファンの劣化速度を寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う、請求項1に記載の寿命予測監視装置。
  4. 機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視方法であって、
    前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力し、
    前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力し、
    前記出力された、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測し、
    前記出力された、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測し、
    前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行うことを特徴とする寿命予測監視方法。
  5. 寿命の長い部品の温度が閾値を越えることによる前記ファンの回転数増加に伴う補正係数を付加することで、前記ファンの積算通電時間及び寿命時間を補正し、
    前記通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、前記寿命の長い部品の積算通電時間及び前記寿命時間を補正する、請求項4に記載の寿命予測監視方法。
  6. 通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値であるファン積算寿命警報値に対する比で表されるファンの寿命警報線を示す式を微分することで、ファンの劣化速度を算出し、
    通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値である電子部品積算寿命警報値に対する比で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度を算出し、
    前記算出されたファンの劣化速度と寿命の長い部品の劣化速度との情報を入力とし、ファンの回転数を落とすことでファンの劣化速度を寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う請求項4に記載の寿命予測監視方法。
  7. 機器の寿命を判別する部品の寿命を予測することで前記機器の実効稼働状態を監視する寿命予測監視装置を構成するコンピュータに、
    前記機器に組み込まれた寿命の短いファンへの通電時間を計数して積算した積算通電時間Tf と、前記寿命のファンに対して設定された寿命時間a とを出力する機能と、
    前記機器に組み込まれた寿命の長い部品への通電時間を計数して積算した積算通電時間Tp と、前記寿命の長い部品に対して設定された寿命時間b とを出力する機能と、
    前記出力された、前記寿命が短いファンの寿命時間a と、前記寿命が短いファンについて計測した積算通電時間Tf とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、n個の寿命の短いファンの劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の短いファンの寿命を予測する機能と、
    前記出力された、前記寿命が長い部品の寿命時間b と、前記寿命が長い部品について計測した積算通電時間Tp とを用いて、次式
    Figure 0004349408
    に基づいて、m個の寿命の長い部品の劣化速度を求め、前記算出した劣化速度の逆数を求めて、その劣化速度の逆数に比例する関係から前記寿命の長い部品の寿命を予測する機能と、
    前記寿命の短い部品と前記寿命の長い部品とについて予測した結果に基づいて、前記寿命の短いファンの劣化速度を前記寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う機能とを実行させることを特徴とする寿命予測監視プログラム。
  8. 前記コンピュータに、
    寿命の長い部品の温度が閾値を越えることによる前記ファンの回転数増加に伴う補正係数を付加することで、前記ファンの積算通電時間及び寿命時間を補正する機能と、
    前記通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加することで、前記寿命の長い部品の積算通電時間及び前記寿命時間を補正する機能を実行させる、請求項7に記載の寿命予測監視プログラム。
  9. 前記コンピュータに、
    通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値であるファン積算寿命警報値に対する比で表されるファンの寿命警報線を示す式を微分することで、ファンの劣化速度を算出する機能と、
    通電時間を計測する際の温度が閾値を越えたことに伴う補正係数を付加した、積算通電時間に対応して最大値である電子部品積算寿命警報値に対する比で表される部品の寿命警報線を示す式を微分することで、寿命の長い部品の劣化速度を算出する機能と、
    前記算出されたファンの劣化速度と寿命の長い部品の劣化速度との情報を入力とし、ファンの回転数を落とすことでファンの劣化速度を寿命の長い部品の劣化速度に近付ける制御を行う機能とを実行させる請求項7に記載の寿命予測監視プログラム。
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