JP2002157813A - 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム - Google Patents

磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム

Info

Publication number
JP2002157813A
JP2002157813A JP2000351708A JP2000351708A JP2002157813A JP 2002157813 A JP2002157813 A JP 2002157813A JP 2000351708 A JP2000351708 A JP 2000351708A JP 2000351708 A JP2000351708 A JP 2000351708A JP 2002157813 A JP2002157813 A JP 2002157813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
threshold value
disk device
measuring
comparing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000351708A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Hirata
武二 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000351708A priority Critical patent/JP2002157813A/ja
Publication of JP2002157813A publication Critical patent/JP2002157813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理シ
ステムにおける使用(劣化)情報の告知及び対策による
長寿命化を図る。 【解決手段】磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処
理システムにおいて、スピンドル起動の延時間をタイマ
回路11を用いて計測、また全/セクタ毎延シーク(リ
ード/ライト)回数及びヘッドのロード/アンロード回
数を計測した上で累積時間・回数をMPU10にて計算
し、予めメモリ12等記録手段に設定したしきい値を超
えた時に表示部13を利用してユーザに告知するととも
に、しきい値を超えたものの状況に応じた対応を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置及
びそれを用いた情報処理システムに関し、特に使用(劣
化)状況確認と長寿命化を図った磁気ディスク装置及び
それを用いた情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、スピンドルモータ
ドライバ(以下、SPMドライバ、と称す)を利用し
て、スピンドルモータ(以下、SPM、と称す)の制御を
行い、SPMが高速に回転することによって、SPMに
接続されたディスク媒体が高速回転を行う。
【0003】またボイスコイルモータドライバ(以下、
VCMドライバ、と称す)を利用して、ボイスコイルモ
ータ(以下、VCM、と称す)への電流制御を行い、V
CMは電流を力に変えることでディスク上を磁気ヘッド
が移動する。
【0004】そして、磁気ヘッド中のヘッド素子へ電流
を通電しディスク上のサーボ情報と呼ばれるトラック位
置の目盛りを読み取ることにより、特定のトラックまで
の位置決めを行うというシーク動作を行う。
【0005】近年の磁気ディスク装置の制御では大容量
化・高速データ転送化が要求された結果、ディスク回転
数の増加、磁気ヘッドの移動スピードの高速化、データ
のディスク媒体への高密度配置等が望まれている。
【0006】しかしながら磁気ディスク装置は機械・機
構部分が多く、電気回路部と比較すると部品劣化による
不具合が発生しやすいという状況である。
【0007】この問題を解決するための磁気ディスク装
置が特開平6−12853号公報(第1の従来技術)に
提案されている。この第1の従来技術は、装置の電源投
入累積時間、電源供給のオン・オフ回数を計測・表示す
るもので不具合発生時の原因を装置寿命によるものかど
うか判定するものである。
【0008】また、特開平6−51915号公報(第2
の従来技術)には、磁気ディスクの実働状況を計測し、
寿命比較値と比較し、しきい値を越えたディスクを交換
する技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来技術では、使用状況を表示することで不具合発生時の
原因をつかむだけであり、装置として不具合を発生させ
ないような対策を行っていないという問題点を有する。
【0010】また第2の従来技術では、対策がディスク
の交換のみであるから効率が悪く、膨大なシステムを形
成しなければならないという問題点を有する。
【0011】したがって本発明の目的は、上記した従来
技術の問題点を解決し、装置内のSPM延起動時間、ヘ
ッドのロード/アンロード延回数、ディスク媒体上の全
体及びセクタ単位でのシーク(リード/ライト)延回数に
関する使用(劣化)状況を計測し、予め設定したしきい値
と比較した結果劣化状態にある場合には、使用者に告知
するとともにそれぞれの結果に応じた形で対策を施すこ
とによって、長寿命化をはかることができる磁気ディス
ク装置及びそれを用いた情報システムを提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置及びそれを用いた情報処理システムは、装置を構成し
ているSPM・ヘッド・全体及びセクタ単位でのディス
ク媒体の使用(劣化)状況を計測し、しきい値を超えた時
点で使用者に告知する手段を有し、さらにその結果をふ
まえた上で、場面に応じた対策を施すことにより装置の
長寿命化をはかる手段を有する。すなわち本発明は、装
置内の複数の部品の使用(劣化)状況を計測する計測手段
と、予め記録手段に設定したそれぞれのしきい値との比
較を行う比較手段と、しきい値と比較した結果しきい値
を超えた時に使用者に告知する告知手段と、スピンドル
モータの延起動時間を計測ししきい値と比較した結果、
スピンドルの回転速度を抑える手段とを有する磁気ディ
スク装置にある。
【0013】あるいは本発明は、装置内の複数の部品の
使用(劣化)状況を計測する計測手段と、予め記録手段に
設定したそれぞれのしきい値との比較を行う比較手段
と、しきい値と比較した結果しきい値を超えた時に使用
者に告知する告知手段と、装置中のヘッドのロード/ア
ンロード延回数を計測ししきい値と比較した結果、ヘッ
ドの移動速度を抑える手段とを有する磁気ディスク装置
にある。
【0014】あるいは本発明は、装置内の複数の部品の
使用(劣化)状況を計測する計測手段と、予め記録手段に
設定したそれぞれのしきい値との比較を行う比較手段
と、しきい値と比較した結果しきい値を超えた時に使用
者に告知する告知手段と、装置中のディスク媒体上の全
体のシーク(リード/ライト)延回数を計測ししきい値と
比較した結果、ヘッド素子への通電量を抑える手段とを
有する磁気ディスク装置にある。
【0015】あるいは本発明は、装置内の複数の部品の
使用(劣化)状況を計測する計測手段と、予め記録手段に
設定したそれぞれのしきい値との比較を行う比較手段
と、しきい値と比較した結果しきい値を超えた時に使用
者に告知する告知手段と、装置中のディスク媒体上のセ
クタ単位のシーク(リード/ライト)延回数を計測ししき
い値と比較した結果、シーク(リード/ライト)時のリト
ライ回数を増加させる手段とを有する磁気ディスク装置
にある。
【0016】あるいは本発明は、装置内のスピンドルモ
ータ延起動時間、ヘッドのロード/アンロード延回数、
ディスク媒体上の全体及びセクタ単位でのシーク(リー
ド/ライト)延回数に関する使用(劣化)状況を計測する
計測手段と、予め記録手段に設定したそれぞれのしきい
値との比較を行う比較手段と、しきい値と比較した結果
しきい値を超えた時に使用者に告知する告知手段と、ス
ピンドルモータ延起動時間に関するしきい値を超えた場
合にはスピンドルモータの回転速度を抑える手段と、ヘ
ッドロード/アンロード延回数に関するしきい値を超え
た場合には、ヘッド移動速度を抑える手段と、ディスク
媒体上の全体シーク(リード/ライト)延回数に関するし
きい値を超えた場合にはヘッド素子への通電量を抑える
手段と、ディスク媒体上のセクタ単位でのシーク(リー
ド/ライト)延回数に関するしきい値を超えた場合には
シーク(リード/ライト)時のリトライ回数を増加させる
手段とを有する磁気ディスク装置にある。
【0017】あるいは本発明は、磁気ディスク装置を有
する情報処理システムであり、上記したいずれかに記載
の磁気ディスク装置における部品の使用(劣化)状況を計
測する計測手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該計
測手段及び該磁気ディスク装置を具備してシステムを構
成する情報処理システムにある。
【0018】あるいは本発明は、磁気ディスク装置を有
する情報処理システムであり、上記したいずれかに記載
の磁気ディスク装置におけるしきい値に関する情報を記
録する記録手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該記
録手段及び該磁気ディスク装置を具備してシステムを構
成する情報処理システムにある。
【0019】あるいは本発明は、磁気ディスク装置を有
する情報処理システムであり、上記したいずれかに記載
の磁気ディスク装置における告知する告知手段を磁気デ
ィスク装置とは別に設け、該告知手段及び該磁気ディス
ク装置を具備してシステムを構成する情報処理システム
にある。
【0020】あるいは本発明は、磁気ディスク装置を有
する情報処理システムであり、上記したいずれかに記載
の磁気ディスク装置における計測手段、記録手段及び告
知手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該計測手段、
記録手段及び告知手段並びに該磁気ディスク装置を具備
してシステムを構成する情報処理システムにある。
【0021】このような本発明によれば、電源投入時等
によるSPMの起動開始から、電源切断時等によるSP
Mの停止までの時間をタイマ回路を利用して計測し、そ
の時間をメモリ等の記録手段に保存することにより、S
PMの使用(劣化)状況が判別可能となる。
【0022】同様に、ヘッドロード/アンロードの回数
・媒体上の全体及びセクタ単位でのシーク(リード/ラ
イト)回数もメモリ等に保存することができる。
【0023】そして、それぞれの時間・回数をメモリ等
の記録手段に予め設定し記録したしきい値と比較する。
しきい値を超えた時点で使用者に磁気ディスク装置上の
表示機能を用いて告知するとともにしきい値を超えた部
分別に応じた対策を施すことにより装置の長寿命化をは
かることができる。
【0024】SPMが劣化状態の場合にはSPMの回転
数減少、ヘッドロード/アンロード回数過多によるヘッ
ド部の劣化の場合にはヘッド移動スピード低減、シーク
(リード/ライト)回数過多によるヘッド素子もしくは
磁気ディスク媒体の劣化の場合にはヘッド素子への通電
量減少及びリトライ回数の増加である。
【0025】以上の内容から装置の長寿命化をはかるこ
とが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の第一の実施の形態による
磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0028】図1の磁気ディスク装置1は、ディスク媒
体2と、ディスク媒体2を高速に回転させるSPM3
と、SPM3を制御するためのSPMドライバ4と、デ
ィスク媒体2へデータをリード/ライトするためのヘッ
ド5と、ヘッド5への制御を行うVCM6とVCM6を
制御するためのVCMドライバ7と、SPMドライバ4
とVCMドライバ7を制御するためのサーボ回路8とを
有する。
【0029】さらに図1の磁気ディスク装置1は、デー
タ読み書き・コントロール・データ読み書きのためのデ
ータ変換等を行うR/W回路9と、磁気ディスク装置1
自身の制御を行うMPU10と、SPM起動開始から停
止迄の時間を計測するためのタイマ回路11と、SPM
起動時間、ヘッドロード/アンロード回数、シーク(リ
ード/ライト)回数判定のためのしきい値を保存するた
めのメモリ12と、延時間・延回数としきい値との判定
結果により使用者に注意を促すための表示部13とを有
する。
【0030】次に図1に示す磁気ディスク装置1の処理
動作について、その流れを示す図4及び図5のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0031】磁気ディスク装置1のMPU10が電源投
入後SPM起動コマンドを発行した時に(STEP1)、
タイマ回路11を用いて時間計測(TS)を開始する(S
TEP2)。
【0032】そしてMPU10がメモリ12から、前回
迄のSPM延起動時間(T)とSPM起動時間しきい値
(THigh)を読み取る(STEP3)。
【0033】読み取った2値の比較を行い(STEP
4)、比較結果でしきい値をオーバーしている場合に
は、SPM3が劣化状態であると判断し、MPU10が
表示部13を制御しその旨表示させ(STEP5)、また
サーボ回路8を経由してSPM3・SPMドライバ4を
制御するとともにR/W回路9の設定をして、低速SP
M回転数モードを実行する(STEP6)。
【0034】しきい値をオーバーしていない時は、MP
U10がサーボ回路8を経由してSPM3・SPMドラ
イバ4を制御して、今迄どおり通常のSPM回転数モー
ドを実行する(STEP7)。
【0035】SPM3が劣化状態にある場合に、使用者
に告知するとともにSPM3の回転速度を落とすことで
SPM3部の磨耗等によるさらなる劣化を防ぎ、装置の
長寿命化をはかることができる。
【0036】続いてMPU10がヘッドロードコマンド
を発行した時(STEP8)も同様に、メモリ12から前
回迄のヘッドロード/アンロード延回数(H)とヘッドロ
ード/アンロード回数しきい値(HHigh)を読み取る(S
TEP9)。
【0037】そして、ヘッドロード/アンロード延回数
を更新し(STEP10)、ヘッドロード/アンロード回
数しきい値と比較を行う(STEP11)。
【0038】比較結果でしきい値をオーバーした場合に
は、ヘッド部が劣化状態であると判断し、MPU10が
表示部13を制御しその旨表示する(STEP12)。
【0039】そして、サーボ回路8を経由してヘッド5
を制御して、ヘッド低速移動モードを実行する(STE
P13)。
【0040】しきい値をオーバーしていない時は、MP
U10がサーボ回路8を経由して、ヘッド5の制御を行
い、今迄どおり通常の速さでヘッドを移動させる(ST
EP14)。
【0041】ヘッド部が劣化状態にある場合に、使用者
に告知するとともにヘッド移動速度を抑えることでヘッ
ド部の磨耗等によるさらなる劣化を防ぎ、装置の長寿命
化をはかることができる。
【0042】同様にMPU10があるアドレスのセクタ
に対しシーク(リード/ライト)コマンドを発行した時
(STEP15)、メモリ12から前回迄の全シーク(リ
ード/ライト)延回数(A)と全シーク(リード/ライト)
回数しきい値(AHigh)、該当セクタに対するシーク(リ
ード/ライト)延回数(S)と該当セクタに対するシーク
(リード/ライト)回数しきい値(SHigh)を読み取る(S
TEP16)。
【0043】そして、まず全シーク(リード/ライト)延
回数を更新し(STEP17)、全シーク(リード/ライ
ト)回数しきい値と比較を行う(STEP18)。
【0044】比較結果でしきい値をオーバーした場合に
は、ヘッド部への延電流通電回数が多いことによってヘ
ッド素子が劣化状態であると判断し、MPU10が表示
部13を制御しその旨表示し(STEP19)、R/W回
路9を経由してヘッド5を制御しヘッド5中のヘッド素
子への通電を通常時よりも低い状態で行う(STEP2
0)。しきい値をオーバーしていない時には、MPUが
R/W回路9を経由してヘッド5を制御し、今迄どおり
の電流通電量でヘッド5中のヘッド素子への通電を行う
(STEP21)。
【0045】劣化状態時にヘッド素子への通電量を減ら
し損傷等を起きにくくさせることでさらなる劣化を防
ぎ、装置の長寿命化をはかることができる。
【0046】また、該当セクタに対するシーク(リード
/ライト)延回数を更新し(STEP22)、該当セクタ
に対するシーク(リード/ライト)回数しきい値と比較を
行う(STEP23)。
【0047】比較結果でしきい値をオーバーした場合に
は、磁気ディスク媒体中の該当セクタが劣化状態である
と判断し、MPU10が表示部13を制御してその旨表
示する(STEP24)。
【0048】そして、R/W回路9を制御して、シーク
(リード/ ライト)に対するリトライ回数を通常時と比
較して増加させる(STEP25)。
【0049】しきい値をオーバーしていない時は、R/
W回路9を制御して、今迄どおり通常のリトライ回数を
設定し(STEP26)、その後シーク(リード/ライト)
を行う(STEP27)。
【0050】劣化状態時に該当セクタへのリトライ回数
を増やすことによって、シーク(リード/ライト)エラー
回数を減らすことができ、装置の長寿命化をはかること
ができる。
【0051】また、MPU10がヘッドアンロードコマ
ンドを発行した時は(STEP28)、ヘッドの動きはロ
ード時と同様なので、ヘッドロード時と同じようにメモ
リ12から前回迄のヘッドロード/アンロード延回数
(H)としきい値(HHigh)を読み取る(STEP29)。
【0052】そして、ヘッドロード/アンロード延回数
を更新し(STEP30)、しきい値との比較を行い(S
TEP31)、しきい値を超えた時にはヘッド部が使用
過多状態であると判断し、表示部13にその旨表示し
(STEP32)、ヘッド移動低速モードを実行する(S
TEP33)。
【0053】しきい値を超えていない時は、今迄どおり
通常の速さでヘッドを移動させる(STEP34)。ヘッ
ドアンロード時も、ヘッドロード時と同様にヘッド部が
劣化状態にある場合に、使用者に告知するとともにヘッ
ド移動速度を抑えることでヘッド部の磨耗等によるさら
なる劣化を防ぎ、装置の長寿命化をはかることができ
る。
【0054】電源切断時等にMPU10がSPM停止コ
マンドを発行した時は(STEP35)、SPM停止コマ
ンドを実行する(STEP36)と同時に、SPM起動コ
マンドを発行した時(STEP1)に動作させたタイマ回
路11を停止させ時間計測(TE)を行う(STEP3
7)。
【0055】そして、今回のSPM起動から停止迄の時
間(TE−TS)を計算し、メモリ12からSPM延時間
(T)を読み取り、メモリ12へ延時間データの更新(T
+(TE−TS))を行う(STEP38)。
【0056】更新されたSPM延起動時間は、次回SP
M起動コマンドを発行した時に(STEP1)参照され
る。
【0057】図2は、本発明の第二の実施の形態による
磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0058】図2において図1と同一もしくは類似の箇
所は同じ符号を付してあるから重複する説明は省略す
る。また、図2の磁気ディスク装置1Aの処理動作は図
4及び図5のフローチャートと同様である。
【0059】図1の第一の実施の形態による磁気ディス
ク装置1では、MPU10とは別にタイマ回路11を設
けていた。しかしこの図2の第二の実施の形態による磁
気ディスク装置1Aでは、MPU10Aの内部にタイマ
回路(タイマ機能)を有している。
【0060】すなわち、第一の実施の形態では、MPU
10がSPM3の起動から停止迄の時間を計測するの
に、外部回路のタイマ回路11を使用していたのが、こ
の第二の実施の形態では、MPU10A内の内部回路で
あるタイマ回路部を使用してSPM3の起動から停止迄
の時間を計測する。
【0061】図3は、本発明の第三の実施の形態による
情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0062】図3において図1と同一もしくは類似の箇
所は同じ符号を付してあるから重複する説明は省略す
る。また、図3の情報処理システムの処理動作は図4及
び図5のフローチャートと同様である。
【0063】図1の第一の実施の形態による磁気ディス
ク装置1にはタイマ回路11、メモリ12及び表示部1
3を有していた。
【0064】この実施の形態における情報処理システム
22の磁気ディスク装置1Bは、図1の磁気ディスク装
置1からタイマ回路11、メモリ12及び表示部13の
うちの少なくとも1つの要素を除去して、その要素を磁
気ディスク装置1Bとは別に情報処理システム22の要
素として設けている。
【0065】図3では、タイマ回路11、メモリ12及
び表示部13を全て磁気ディスク装置から除去し、磁気
ディスク装置1Bとは別にそれらを情報処理システム2
2の要素として設けた場合を示している。
【0066】すなわち図3において情報処理システム2
2自身は情報処理システム22内のCPU21によって
制御されている以外は第一の実施の形態と同じである。
【0067】情報処理システム22のCPU21が同じ
システム内のタイマ回路11・メモリ12を利用して、
第一の実施の形態と同様にコマンド発行時にSPM延起
動時間(T)・SPM起動時間しきい値(THigh)・ヘッド
ロード/ アンロード延回数(H)・ヘッドロード/アン
ロード回数しきい値(HHigh)・全シーク(リード/ライ
ト) 延回数(A)・全シーク(リード/ライト)回数しきい
値(AHigh)・該当セクタシーク(リード/ライト)延回数
(S)・該当セクタシーク(リード/ライト)回数しきい値
(SHigh)を確認し、しきい値を超えている場合はその旨
を表示部13に表示する。
【0068】上記したように、図3の場合は磁気ディス
ク装置を用いた情報処理システム22がタイマ回路11
・メモリ12・表示部13の全てを有した構成となって
いるが、いずれかを情報処理システム22が有しその他
を磁気ディスク装置1Bが有する構成でも可能である。
【0069】また第一の実施の形態から第三の実施の形
態において、SPM延起動時間、ヘッドロード/アンロ
ード延回数、全シーク(リード/ライト)延回数、該当セ
クタシーク(リード/ライト)延回数とそれぞれのしきい
値を比較し対応を取ることで装置の長寿命化をはかった
が、記載した全計数・判断手段をもつことなく、一部の
計数・判断手段をもつだけでも装置の長寿命化をはかる
ことが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から本発明によれば、装置内
のSPM・ヘッド・全及びセクタ単位でのディスク媒体
の使用状況を計測する手段と、それぞれの部品使用回数
のしきい値とを基に、使用者への告知を行うとともに複
数の対策の中からしきい値を超えたものへの対策を選択
・実行することで長寿命化をはかることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第三の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態の流れを示すチャート1で
ある。
【図5】本発明の実施の形態の流れを示すチャート2で
ある。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 1A 磁気ディスク装置 1B 磁気ディスク装置 2 ディスク媒体 3 SPM 4 SPMドライバ 5 ヘッド 6 VCM 7 VCMドライバ 8 サーボ回路 9 R/W回路 10 MPU 10A MPU 11 タイマ回路 12 メモリ 13 表示部 21 CPU 22 情報処理システム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内の複数の部品の使用(劣化)状況を
    計測する計測手段と、予め記録手段に設定したそれぞれ
    のしきい値との比較を行う比較手段と、しきい値と比較
    した結果しきい値を超えた時に使用者に告知する告知手
    段と、スピンドルモータの延起動時間を計測ししきい値
    と比較した結果、スピンドルの回転速度を抑える手段と
    を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 装置内の複数の部品の使用(劣化)状況を
    計測する計測手段と、予め記録手段に設定したそれぞれ
    のしきい値との比較を行う比較手段と、しきい値と比較
    した結果しきい値を超えた時に使用者に告知する告知手
    段と、装置中のヘッドのロード/アンロード延回数を計
    測ししきい値と比較した結果、ヘッドの移動速度を抑え
    る手段とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 装置内の複数の部品の使用(劣化)状況を
    計測する計測手段と、予め記録手段に設定したそれぞれ
    のしきい値との比較を行う比較手段と、しきい値と比較
    した結果しきい値を超えた時に使用者に告知する告知手
    段と、装置中のディスク媒体上の全体のシーク(リード
    /ライト)延回数を計測ししきい値と比較した結果、ヘ
    ッド素子への通電量を抑える手段とを有することを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 装置内の複数の部品の使用(劣化)状況を
    計測する計測手段と、予め記録手段に設定したそれぞれ
    のしきい値との比較を行う比較手段と、しきい値と比較
    した結果しきい値を超えた時に使用者に告知する告知手
    段と、装置中のディスク媒体上のセクタ単位のシーク
    (リード/ライト)延回数を計測ししきい値と比較した結
    果、シーク(リード/ライト)時のリトライ回数を増加さ
    せる手段とを有することを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 装置内のスピンドルモータ延起動時間、
    ヘッドのロード/アンロード延回数、ディスク媒体上の
    全体及びセクタ単位でのシーク(リード/ライト)延回数
    に関する使用(劣化)状況を計測する計測手段と、予め記
    録手段に設定したそれぞれのしきい値との比較を行う比
    較手段と、しきい値と比較した結果しきい値を超えた時
    に使用者に告知する告知手段と、スピンドルモータ延起
    動時間に関するしきい値を超えた場合にはスピンドルモ
    ータの回転速度を抑える手段と、ヘッドロード/アンロ
    ード延回数に関するしきい値を超えた場合には、ヘッド
    移動速度を抑える手段と、ディスク媒体上の全体シーク
    (リード/ライト)延回数に関するしきい値を超えた場合
    にはヘッド素子への通電量を抑える手段と、ディスク媒
    体上のセクタ単位でのシーク(リード/ライト)延回数に
    関するしきい値を超えた場合にはシーク(リード/ライ
    ト)時のリトライ回数を増加させる手段とを有すること
    を特徴とした磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 磁気ディスク装置を有する情報処理シス
    テムであり、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置における部品の使用(劣化)状況を計測
    する計測手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該計測
    手段及び該磁気ディスク装置を具備してシステムを構成
    することを特徴とした情報処理システム。
  7. 【請求項7】 磁気ディスク装置を有する情報処理シス
    テムであり、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置におけるしきい値に関する情報を記録
    する記録手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該記録
    手段及び該磁気ディスク装置を具備してシステムを構成
    することを特徴とした情報処理システム。
  8. 【請求項8】 磁気ディスク装置を有する情報処理シス
    テムであり、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置における告知する告知手段を磁気ディ
    スク装置とは別に設け、該告知手段及び該磁気ディスク
    装置を具備してシステムを構成することを特徴とした情
    報処理システム。
  9. 【請求項9】 磁気ディスク装置を有する情報処理シス
    テムであり、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置における計測手段、記録手段及び告知
    手段を磁気ディスク装置とは別に設け、該計測手段、記
    録手段及び告知手段並びに該磁気ディスク装置を具備し
    てシステムを構成することを特徴とした情報処理システ
    ム。
JP2000351708A 2000-11-17 2000-11-17 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム Pending JP2002157813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351708A JP2002157813A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351708A JP2002157813A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157813A true JP2002157813A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18824719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000351708A Pending JP2002157813A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157813A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097256A1 (ja) * 2006-02-21 2007-08-30 Pioneer Corporation 電子機器
US7330329B2 (en) 2005-06-29 2008-02-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling unload standby time of hard disk drive
JP2009140586A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Toshiba Corp 情報記録装置および情報記録装置の制御方法
US7565267B2 (en) 2005-12-28 2009-07-21 Nec Corporation Life prediction and monitoring of components
JP2019175523A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7330329B2 (en) 2005-06-29 2008-02-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling unload standby time of hard disk drive
US7565267B2 (en) 2005-12-28 2009-07-21 Nec Corporation Life prediction and monitoring of components
WO2007097256A1 (ja) * 2006-02-21 2007-08-30 Pioneer Corporation 電子機器
JP2009140586A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Toshiba Corp 情報記録装置および情報記録装置の制御方法
JP2019175523A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP7154787B2 (ja) 2018-03-27 2022-10-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9117482B1 (en) Hybrid drive changing power mode of disk channel when frequency of write data exceeds a threshold
US7271976B2 (en) Magnetic disk drive and method for seek operations with reduced noise
JP2008226435A (ja) Hddの動作モードをハイブリッドhddからノーマルhddに転換させる方法
JP2008243269A (ja) ディスク・ドライブ装置及びそのデータの再書き込み方法
JP2002298307A (ja) データ記憶装置、書き込み電流制御回路および書き込み電流の制御方法
JPH1125625A (ja) ディスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法
KR101494846B1 (ko) 디지털 비디오 리코더에 관해 사용된 하드 디스크 드라이브들에서의 향상된 윤활제 분포
JP2002157813A (ja) 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム
JP2001057010A (ja) 磁気記録再生装置及び同装置における動作保証方法
US7095201B1 (en) Method and apparatus for providing a user selectable start-up current in a disk drive
JP2008027553A (ja) ディスク型記録媒体駆動装置、ディスク型記録媒体回転速度制御方法
JP2001307413A (ja) 回転型記憶装置の制御方法および回転型記憶装置
JP2009070449A (ja) 固定磁気ディスク装置における制御装置、画像形成装置及びプログラム
JP2013186917A (ja) 磁気ディスク制御装置、磁気ディスク装置および磁気ディスク制御方法
JP5331670B2 (ja) 磁気ディスク・ドライブ及びそのリフレッシュ・ライト方法
JP2009223955A (ja) 電源電圧供給回路及びディスク装置
JP2016058122A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法
JP3892007B2 (ja) ディスクドライブの制御方法及び制御装置
JP4267596B2 (ja) ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置
JP4220986B2 (ja) ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置
EP1760697B1 (en) Hard disk drive, method for parking magnetic head of hard disk drive, and computer-readable recording medium recording the method
KR100585130B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 기록 상태 모니터 방법
JPH11273229A (ja) 磁気ディスク装置
WO2020105202A1 (ja) 情報処理装置
JPH05210828A (ja) 磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040906