JPH1125625A - ディスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法 - Google Patents

ディスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法

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JPH1125625A
JPH1125625A JP9171877A JP17187797A JPH1125625A JP H1125625 A JPH1125625 A JP H1125625A JP 9171877 A JP9171877 A JP 9171877A JP 17187797 A JP17187797 A JP 17187797A JP H1125625 A JPH1125625 A JP H1125625A
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unload
load
control
command
head
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JP9171877A
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Haruo Ando
治男 安東
Keiji Kobayashi
計司 小林
Yuji Yokoe
祐司 横江
Kazunari Tsuchimoto
和成 土本
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源OFFに確実にアンロードさせることが
でき、信頼性を向上させることができるディスクドライ
ブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法を提
供する。 【解決手段】 ディスクドライブ装置10は、ディスク
11を回転駆動するVCMスピンドルドライバ12、磁
気ヘッド13、磁気ヘッド13を有するヘッドスライダ
を磁気ディスク11表面上空及び退避位置に移動させる
アクチュエータ機構14、ランプ・ブロック15、ロー
ド・アンロード制御、アクチュエータの速度制御及び、
ディスク11に対しデータの読み出し/書き込み等の動
作を制御するCPU/HDC16を備え、CPU/HD
C16は、パワー・オフの直前にホストから発行される
特定コマンドを受け取り、このコマンド動作を実行し、
次に、アンロード制御を実行し、該アンロード制御が終
了した後ホストにコマンド完了を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ(HDD)等に用いられるディスクドライブ装
置、ロード・アンロード装置及びその制御方法に係り、
詳細には、記録媒体上に情報を書き込みまたはそこから
情報を読み出すための変換器ヘッドを記録媒体上にロー
ドしまたはそこからアンロードするためのロード・アン
ロード機構を有する、ディスクドライブ装置、ロード・
アンロード装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等のディスク記録媒体を回
転させ、このディスクの回転により生じるエアーベアリ
ングにより、アクチュエータ機構のヘッドアームを構成
するサスペンション・アセンブリに実装されたヘッドス
ライダをディスク表面から浮上させてディスクにデータ
を書き込み、またディスクからデータを読み込むディス
クドライブ装置においては、ディスクが回転停止してい
る非動作時に、ヘッドスライダをディスク表面の退避領
域に着地させていた。退避領域はデータ領域外に形成さ
れている。このようなディスクドライブ装置をコンタク
ト・スタート・ストップ型のディスクドライブ装置と称
する。
【0003】上記のコンタクト・スタート・ストップ型
のディスクドライブ装置においては、ヘッドスライダが
データ領域表面に吸着されたり、衝撃によりデータ領域
に移動してディスク表面を傷つけたりする危険性があっ
た。そこで、このような危険性を回避し、非動作時の信
頼性を高めることを目的として、ヘッド・ロード・アン
ロード型と称されるディスクドライブ装置が開発されて
いる。例えば、ヘッド・ロード・アンロード型のディス
クドライブ装置は、ヘッド・ロード・アンロード機構を
備える。ヘッド・ロード・アンロード機構は、例えば、
ヘッドアームのサスペンション・アセンブリと、ディス
クドライブ装置に設けられたランプ・ブロックと称され
る部品とにより構成されるヘッド保持機構を備え、ディ
スクドライブ装置の非動作時に、ランプ・ブロックにサ
スペンション・アセンブリを保持させることにより、ヘ
ッドスライダをディスク表面に接触させずに退避位置に
アンロードするものである。上記サスペンション・アセ
ンブリには凸部を有するタブが設けられており、また上
記のランプ・ブロックにはランプが形成されている。ラ
ンプ・ブロックはランプがディスクの外周部近傍に位置
するように配設されている。ランプ表面は、第1斜面、
第2斜面、及びタブ保持平面を有する複合平面である。
なお、第1斜面及び第2斜面の間に水平面(頂部平面)
を設けても良い。
【0004】ヘッド・ロード・アンロード機構は、ディ
スクドライブ装置の動作を停止するとき、ヘッドアーム
を旋回させ、サスペンション・アセンブリのタブ凸部を
ランプのタブ保持平面に載せることにより、ヘッドスラ
イダをアンロードする。ヘッドスライダをアンロードす
る際、タブ凸部は、まずランプの第1斜面に接触し、第
1斜面、第2斜面を摺動してタブ保持平面に至る。ま
た、ディスクドライブ装置が動作を開始するときは、ヘ
ッド・ロード・アンロード機構は、ヘッドアームを旋回
させ、ヘッドスライダを回転するディスク表面上空にロ
ードする。ヘッドスライダのロードの際、タブ凸部は、
タブ保持平面、第2斜面、第1斜面を摺動し、第1斜面
から離れる。
【0005】ところで、上記ディスクドライブ装置にお
いて、ヘッドアームがディスク上にあるときにディスク
ドライブ装置の電源OFFが行われた場合には、ヘッド
アームを速やかに所定外周位置まで退避させなければな
らない。しかし、ヘッドアームを旋回させるVCMスピ
ンドルドライバへの電源供給も絶たれるためヘッドアー
ムを所定の退避位置まで移動するためには、スピンドル
軸を中心にして回転駆動しているスピンドルモータの逆
起電力を使うしかない。すなわち、電源OFF直後のス
ピンドルモータの逆起電力を使ってヘッドアームをアン
ロードするようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のヘッド・ロード・アンロード機構を備えたディ
スクドライブ装置にあっては、電源OFF直後のスピン
ドルモータの逆起電力によりアンロードする構成となっ
ていたため、確実にアンロードできることについての信
頼性の向上が図れない。すなわち、逆起電力を使っての
一回限りの動作であるため、何らかの事態例えば、外部
からの衝撃を受けることによりアンロードに失敗するお
それがある。
【0007】本発明は、電源OFFに確実にアンロード
させることができ、信頼性を向上させることができるデ
ィスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその
制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクドライ
ブ装置は、記録媒体上に情報を書き込みまたはそこから
情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロードしま
たはそこからアンロードするためのロード・アンロード
機構と、ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動
作を制御する制御手段とを備えたディスクドライブ装置
であって、制御手段は、パワー・オフの直前に発行され
る所定コマンドを受け取り、該コマンド動作を実行し、
次に、アンロード制御を実行することを特徴とする。
【0009】本発明のディスクドライブ装置は、記録媒
体上に情報を書き込みまたはそこから情報を読み出すた
めのヘッドを記録媒体上にロードしまたはそこからアン
ロードするためのロード・アンロード機構と、ロード・
アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御する制御
手段とを備えたディスクドライブ装置であって、制御手
段は、パワー・オフの直前にホストから発行される所定
コマンドを受け取り、該コマンド動作を実行し、次に、
アンロード制御を実行し、該アンロード制御が終了した
後ホストにコマンド完了を通知することを特徴とする。
【0010】上記制御手段は、アンロード制御を、アン
ロードが完了するまで繰り返し実行するものであっても
よく、また、所定コマンドは、キャッシュメモリにペン
ディングされているライト・コマンドをハードディスク
に書き込みさせるためのフラッシュ・キャッシュ・コマ
ンドであってもよい。
【0011】本発明のロード・アンロード装置は、記録
媒体上に情報を書き込みまたはそこから情報を読み出す
ためのヘッドを記録媒体上にロードしまたはそこからア
ンロードするためのロード・アンロード機構と、ロード
・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御する制
御手段とを備えたロード・アンロード装置であって、制
御手段は、パワー・オフの直前に発行される所定コマン
ドを受け取り、該コマンド動作を実行し、次に、アンロ
ード制御を実行することを特徴とする。
【0012】本発明のロード・アンロード装置は、記録
媒体上に情報を書き込みまたはそこから情報を読み出す
ためのヘッドを記録媒体上にロードしまたはそこからア
ンロードするためのロード・アンロード機構と、ロード
・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御する制
御手段とを備えたロード・アンロード装置であって、制
御手段は、パワー・オフの直前にホストから発行される
所定コマンドを受け取り、該コマンド動作を実行し、次
に、アンロード制御をアンロードが完了するまで繰り返
し実行し、該アンロード制御が終了した後ホストにコマ
ンド完了を通知することを特徴とする。
【0013】本発明のロード・アンロード装置の制御方
法は、記録媒体上に情報を書き込みまたはそこから情報
を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロードしまたは
そこからアンロードするためのロード・アンロード機構
と、ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を
制御する制御手段とを備えたロード・アンロード装置の
制御方法であって、パワー・オフの直前にホストから発
行される所定コマンドを受け取ると、該コマンド動作を
実行し、次に、アンロード制御をアンロードが完了する
まで繰り返し実行し、アンロード制御が終了した後、ホ
ストにコマンド完了を通知することを特徴とする。
【0014】本発明のアンロード制御方法は、ロード・
アンロード機構を有するディスク装置においてヘッドの
ディスクからのアンロードを制御するアンロード制御方
法であって、ホストから所定のコマンドを受け取るステ
ップと、コマンドに対する動作を行うステップと、ヘッ
ドをディスクからアンロードするステップと、所定のコ
マンドが完了したことをホストに通知するステップとを
含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るディスクドライブ装
置は、ロード・アンロード機構を有する小型HDDに適
用することができる。
【0016】図1は本発明の実施形態に係るディスクド
ライブ装置の構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、ディスクドライブ装置10
は、データ記録媒体である磁気ディスク等のディスク1
1、ディスク11を回転駆動するスピンドルモータを含
むVCMスピンドルドライバ12、ディスク11にデー
タの読み出し/書き込みを行うための磁気ヘッド13、
磁気ヘッド13を有するヘッドスライダを磁気ディスク
11表面上空及び退避位置に移動させるアクチュエータ
機構14、ランプ・ブロック15、ロード・アンロード
制御、アクチュエータの速度制御及び、ディスク11に
対しデータの読み出し/書き込み等の動作を制御するC
PU/ハードディスクコントローラ(Hard Disk Contro
ller:HDC)16(制御手段)から構成される。この
ディスクドライブ装置は、ヘッド・ロード・アンロード
機構を備えており、動作開始の際にヘッドスライダをデ
ィスク11表面上空にロードし、また動作停止の際にヘ
ッドスライダをディスク11表面上空から退避位置にア
ンロードする。
【0018】ディスク11は、スピンドルモータのロー
タ部に固定されている。ディスク11は、ディスクドラ
イブ装置10が動作しているとき、スピンドルモータの
スピンドル軸を中心にして回転駆動され、ディスクドラ
イブ装置10が非動作のとき、回転停止(静止)する。
ディスク11の表面には、データが記録されるデータ領
域と、サーボデータが予め記録されているサーボ領域と
を含むトラックが同心円状に配置されている。ディスク
11は1枚または複数枚搭載されている。
【0019】VCMスピンドルドライバ12は、ディス
ク11を回転駆動するスピンドルモータと、逆起電圧を
検出する逆起電圧検出回路等から構成される。
【0020】ここで、ヘッド・ロード・アンロード機構
では、一般にランプ及び平面上のヘッドスライダの位置
及び移動速度を検出するための特別なセンサは設置され
ておらず、アクチュエータの速度制御はVCM(ボイス
・コイル・モータ)コイル両端に生じる逆起電圧を検出
することにより行う。すなわち、VCMを含むアクチュ
エータは、VCM駆動回路により駆動されるが、逆に、
このアクチュエータが移動するとVCMコイル両端には
逆起電圧が生ずる。したがって、VCMコイル両端に生
じる逆起電圧を検出し制御対象に用いるようにすれば、
ロード時及びアンロード時のヘッドスライダの速度制御
が可能になる。安定した速度制御を行うためには、速度
制御情報となる逆起電圧を正確に検出することが不可欠
である。
【0021】アクチュエータ機構14は、ヘッド・サス
ペンション機構(図示略)、旋回軸17に揺動自在に支
持されたアーム18、アーム18を旋回駆動するボイス
コイルモータ(VCM)19を有する。また、ボイスコ
イルモータ(VCM)19は、図示しないVCM駆動回
路により駆動される。
【0022】磁気ヘッド13を有するヘッドスライダが
磁気ディスク11表面上空にあるときは、ヘッド位置を
示す信号がCPU/HDC16に入力され、また、ヘッ
ドスライダのロード及びアンロード制御を行う場合に
は、VCMスピンドルドライバ12内部の逆起電圧検出
回路により検出された逆起電圧がCPU/HDC16に
入力される。
【0023】ランプ・ブロック15は、ディスク11の
径方向外側に設置され、側面から水平方向に凸設した複
数のランプ(RAMP)を有する。ランプには、ディス
ク11の外周部にヘッドスライダが接触しない位置にお
いて、タブ凸部を安定的に保持するための凹部が形成さ
れている。
【0024】CPU/HDC16は、アクチュエータの
速度制御(通常の速度制御)を行うとともに、該速度制
御に先立ってロード・アンロード制御を行うCPUと、
ディスク11に対しデータの読み出し/書き込み等の動
作を制御するHDCと、位置検出信号や上記逆起電圧等
の検出信号を増幅する増幅回路、波形整形回路、アナロ
グ・ディジタル変換器(ADC)及びディジタル・アナ
ログ変換器(DAC)等をモジュール化した構成となっ
ている。
【0025】また、CPU/HDC16は、ディスドラ
イブ装置10が動作を停止する際に、アクチュエータ機
構14のボイスコイル19に駆動電流を流し、アーム1
8を旋回させ、ヘッドスライダをディスク11の表面上
空から退避位置にアンロードさせる。また、ディスドラ
イブ装置10が動作を開始する際に、アーム18を旋回
させ、回転動作を開始したディスク11表面の上空にヘ
ッドスライダをロードさせる。さらにヘッドスライダの
磁気ヘッド13により読み込まれたサーボデータに基づ
いてヘッドスライダを所望のデータ領域上に移動させ
る。図1は、ヘッドスライダがロードされた状態を示し
ている。
【0026】上記CPUは、制御プログラムを実行する
マイクロプロセッサであり、制御プログラム、データを
格納するメモリ等を備え、制御プログラムに従って処理
を実行してHDD全体の動作を制御し、ホストから供給
されるコマンド、制御データに基づいてHDCの動作を
制御する。
【0027】特に、CPUは、パワー・オフの直前にホ
ストから発行される特定コマンドを受け取り、該コマン
ド動作を実行し、次に、アンロード制御を実行し、該ア
ンロード制御が終了した後ホストにコマンド完了を通知
する機能を有する。
【0028】以下、上述のように構成されたディスクド
ライブ装置10の動作を説明するが、まず、本発明の基
本的な考え方について述べる。
【0029】アクチュエータをランプからロード及びア
ンロードさせる機構を持つハードディスク装置におい
て、電源OFFの直前には、ホストから特定のコマンド
が発行され、CPU/HDC16は電源OFFの直前に
このコマンドが実行される。このようなコマンドの代表
的なものとしては、キャッシュメモリにペンディングさ
れているライト・コマンドをハードディスクに書き込み
させるためのフラッシュ・キャッシュ・コマンド(Flus
h Cache Command)がある。このことを利用して、フラ
ッシュ・キャッシュ・コマンドが発行されると電源OF
Fの直前であると判断して、電源OFFとなる前にCP
U/HDC16によりアンロード制御を行う。
【0030】これにより、コントロール・アンロードが
でき、電源OFFの逆起電力を使ってアンロードするよ
りも安全かつ確実にアンロードを行うことができる。
【0031】次に、上記基本的な考え方に基づいてディ
スクドライブ装置10の動作を詳細に説明する。
【0032】図2はアンロード制御の動作を示すフロー
チャートであり、電源OFFの直前の特定のコマンドと
してフラッシュ・キャッシュ・コマンドを用いた例であ
る。なお、図中、STはフローのステップを示す。
【0033】まず、ステップST11でフラッシュ・キ
ャッシュ・コマンドを受け取るとプログラムがスタート
し、ステップST12でライト・コマンドがペンディン
グか否かを判別する。ライト・コマンドがペンディング
のときはステップST13でそのライト・コマンドをハ
ードディスクに書き込みさせるためのフラッシュ・キャ
ッシュ・コマンド動作を実行してステップST12に戻
り、フラッシュ・キャッシュ・コマンドによるライト・
コマンドが終了するまで上記処理を繰り返す。以上は、
電源OFFの直前に発行されたフラッシュ・キャッシュ
・コマンドによる本来的な処理である。
【0034】ライト・コマンドがペンディングでないと
きはフラッシュ・キャッシュ・コマンドによる処理が終
了したと判断してステップST14以降に進み、ステッ
プST14でCPU/HDC16により通常のアンロー
ド制御を行う。
【0035】次いで、ステップST15でCPU/HD
C16によるアンロード制御によりアンロードが成功し
たか否かを判別し、アンロードが成功していなければス
テップST14に戻ってCPU/HDC16によりアン
ロードが成功するまでアンロード制御を繰り返す。
【0036】アンロードが成功したときはコマンド完了
をホストに報告して本フローを終了する。
【0037】以上説明したように、本実施形態に係るデ
ィスクドライブ装置10は、ディスク11を回転駆動す
るVCMスピンドルドライバ12、磁気ヘッド13、磁
気ヘッド13を有するヘッドスライダを磁気ディスク1
1表面上空及び退避位置に移動させるアクチュエータ機
構14、ランプ・ブロック15、ロード・アンロード制
御、アクチュエータの速度制御及び、ディスク11に対
しデータの読み出し/書き込み等の動作を制御するCP
U/HDC16を備え、CPU/HDC16は、パワー
・オフの直前にホストから発行される特定コマンドを受
け取り、このコマンド動作を実行し、次に、アンロード
制御を実行し、該アンロード制御が終了した後ホストに
コマンド完了を通知するようにしているので、ヘッドの
アンロードをCPU/HDC16によるアンロード制御
によりコントロールされた状況下で確実に実行すること
ができ、信頼性を向上させることができる。
【0038】よって、たとえ一度アンロードに失敗した
としても、何度も繰り返してアンロード制御を実行すれ
ばよく確実にアンロードを行うことができる。また、本
実施形態によるアンロード制御後に、従来例と同様に逆
起電力を使ったアンロードを行ってより確実にアンロー
ドをするようにしてもよい。
【0039】また、本実施形態では、フラッシュ・キャ
ッシュ・コマンドがアンロードの機能を持つので、ロー
ド・アンロードのためにホスト側にコマンドの追加等新
たな変更は生じない。したがって、ハードウェアを変更
することなく信頼性の向上を図ることができる。
【0040】なお、本実施形態では、パワー・オフの直
前に発行される所定コマンドとして、フラッシュ・キャ
ッシュ・コマンドを用いているが、同様の機能を持たせ
ることが可能な他のコマンド、例えばSeek、Ide
ntifi device、Soft Reset、C
heck Power Mode、Invalid等の
コマンドでもよい。
【0041】また、上記各実施形態では、本発明をHD
Dに適用した例を説明したが、これに限らず、ロード・
アンロード機構を備えたディスクドライブ装置であれば
どのような装置にでも本発明を適用できる。また、ロー
ド・アンロード装置に用いてもよいことは言うまでもな
く、上述の各実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0042】さらに、上記ディスクドライブ装置を構成
するCPU/HDC、ロード・アンロード機構等の種
類、数などは上述した実施形態に限られないことは言う
までもない。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るディスクドライブ装置、ロ
ード・アンロード装置及びその制御方法では、ロード・
アンロード機構と、ロード・アンロード制御を含む、装
置全体の動作を制御する制御手段とを備え、制御手段
が、パワー・オフの直前に発行される所定コマンドを受
け取り、該コマンド動作を実行し、次に、アンロード制
御を実行するようにしたので、アンロードを確実に実行
することができ、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態に係るディスクドラ
イブ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディスクドライブ装置のアンロード制御の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ディスクドライブ装置、11 ディスク、12
VCMスピンドルドライバ、13 磁気ヘッド、14
アクチュエータ機構、15 ランプ・ブロック、16
CPU/HDC(制御手段)
フロントページの続き (72)発明者 小林 計司 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 横江 祐司 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 土本 和成 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に情報を書き込みまたはそこ
    から情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロード
    しまたはそこからアンロードするためのロード・アンロ
    ード機構と、 ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御
    する制御手段とを備えたディスクドライブ装置であっ
    て、 前記制御手段は、 パワー・オフの直前に発行される所定コマンドを受け取
    り、該コマンド動作を実行し、 次に、アンロード制御を実行することを特徴とするディ
    スクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上に情報を書き込みまたはそこ
    から情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロード
    しまたはそこからアンロードするためのロード・アンロ
    ード機構と、 ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御
    する制御手段とを備えたディスクドライブ装置であっ
    て、 前記制御手段は、 パワー・オフの直前にホストから発行される所定コマン
    ドを受け取り、該コマンド動作を実行し、 次に、アンロード制御を実行し、該アンロード制御が終
    了した後前記ホストにコマンド完了を通知することを特
    徴とするディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記アンロード制御を、アンロードが完了するまで繰り
    返し実行することを特徴とする請求項1又は2記載のデ
    ィスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 前記所定コマンドは、 キャッシュメモリにペンディングされているライト・コ
    マンドをハードディスクに書き込みさせるためのフラッ
    シュ・キャッシュ・コマンドであることを特徴とする請
    求項1記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体上に情報を書き込みまたはそこ
    から情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロード
    しまたはそこからアンロードするためのロード・アンロ
    ード機構と、 ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御
    する制御手段とを備えたロード・アンロード装置であっ
    て、 前記制御手段は、 パワー・オフの直前に発行される所定コマンドを受け取
    り、該コマンド動作を実行し、 次に、アンロード制御を実行することを特徴とするロー
    ド・アンロード装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体上に情報を書き込みまたはそこ
    から情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロード
    しまたはそこからアンロードするためのロード・アンロ
    ード機構と、 ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御
    する制御手段とを備えたロード・アンロード装置であっ
    て、 前記制御手段は、 パワー・オフの直前にホストから発行される所定コマン
    ドを受け取り、該コマンド動作を実行し、 次に、アンロード制御をアンロードが完了するまで繰り
    返し実行し、該アンロード制御が終了した後前記ホスト
    にコマンド完了を通知することを特徴とするロード・ア
    ンロード装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体上に情報を書き込みまたはそこ
    から情報を読み出すためのヘッドを記録媒体上にロード
    しまたはそこからアンロードするためのロード・アンロ
    ード機構と、 ロード・アンロード制御を含む、装置全体の動作を制御
    する制御手段とを備えたロード・アンロード装置の制御
    方法であって、 パワー・オフの直前にホストから発行される所定コマン
    ドを受け取ると、該コマンド動作を実行し、 次に、アンロード制御をアンロードが完了するまで繰り
    返し実行し、 アンロード制御が終了した後、前記ホストにコマンド完
    了を通知することを特徴とするロード・アンロード装置
    の制御方法。
  8. 【請求項8】 ロード・アンロード機構を有するディス
    ク装置においてヘッドのディスクからのアンロードを制
    御するアンロード制御方法であって、 ホストから所定のコマンドを受け取るステップと、 前記コマンドに対する動作を行うステップと、 ヘッドをディスクからアンロードするステップと、 前記所定のコマンドが完了したことをホストに通知する
    ステップとを含むことを特徴とするアンロード制御方
    法。
JP9171877A 1997-06-27 1997-06-27 ディスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法 Pending JPH1125625A (ja)

Priority Applications (2)

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