JPH11273229A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH11273229A JPH11273229A JP10068428A JP6842898A JPH11273229A JP H11273229 A JPH11273229 A JP H11273229A JP 10068428 A JP10068428 A JP 10068428A JP 6842898 A JP6842898 A JP 6842898A JP H11273229 A JPH11273229 A JP H11273229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- medium
- servo control
- magnetic disk
- disk drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59605—Circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の装置では、ヘッドによってメディアを
摩耗してしまう率が高く、且つ消費電力も高いものであ
った。 【解決手段】 データの記録および再生が終了した後所
定時間内にサーボ制御を停止してヘッド４への位置補正
出力を停止する。サーボ制御が停止している間はメディ
ア１上に記録されているサーボデータを監視し、ヘッド
４が規定量を超えてメディア１上を移動した場合にサー
ボ制御を始動してヘッド４への位置補正出力を開始す
る。上記したサーボ制御の停止／始動はソフトウエアを
ディスク装置上のＣＰＵ１０に組込むことにより行われ
る。
摩耗してしまう率が高く、且つ消費電力も高いものであ
った。 【解決手段】 データの記録および再生が終了した後所
定時間内にサーボ制御を停止してヘッド４への位置補正
出力を停止する。サーボ制御が停止している間はメディ
ア１上に記録されているサーボデータを監視し、ヘッド
４が規定量を超えてメディア１上を移動した場合にサー
ボ制御を始動してヘッド４への位置補正出力を開始す
る。上記したサーボ制御の停止／始動はソフトウエアを
ディスク装置上のＣＰＵ１０に組込むことにより行われ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクを装
填して使用する磁気ディスク装置に係り、特にヘッドに
よるディスク面上の摩耗を低減させることができる磁気
ディスク装置に関する。
填して使用する磁気ディスク装置に係り、特にヘッドに
よるディスク面上の摩耗を低減させることができる磁気
ディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりコンピュータのデータを記録す
るための磁気ディスク装置としてフロッピーディスクな
どの磁気を利用したメディアが使用され、また近年にお
いては高容量タイプの磁気を利用したメディアも多く登
場している。これらの磁気ディスク装置は、通常、メデ
ィアにデータを記録したり再生したりする場合にはヘッ
ドがメディアに接触し且つメディアが回転している。し
かもデータの記録、再生が終了した後もヘッドはメディ
アに押付けられたままメディアが回転している。そのた
め、高容量タイプの磁気ディスク装置の中には一定時間
データの記録および再生が行われない場合にはメディア
の傷を問題としない位置すなわちディスクの非使用領
域、例えばディスクの最内周側あるいは最外周側までヘ
ッドを移動するなどしていた。
るための磁気ディスク装置としてフロッピーディスクな
どの磁気を利用したメディアが使用され、また近年にお
いては高容量タイプの磁気を利用したメディアも多く登
場している。これらの磁気ディスク装置は、通常、メデ
ィアにデータを記録したり再生したりする場合にはヘッ
ドがメディアに接触し且つメディアが回転している。し
かもデータの記録、再生が終了した後もヘッドはメディ
アに押付けられたままメディアが回転している。そのた
め、高容量タイプの磁気ディスク装置の中には一定時間
データの記録および再生が行われない場合にはメディア
の傷を問題としない位置すなわちディスクの非使用領
域、例えばディスクの最内周側あるいは最外周側までヘ
ッドを移動するなどしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の磁気ディスク装置では、ヘッドをディス
クの非使用領域まで退避させた後ホストコンピュータか
らメディアへのデータの記録および再生の要求があった
場合に記録および再生に時間がかかるという問題があっ
た。そのためにヘッドを退避させるまでの時間を長く取
るとメディアが摩耗する率が高くなってしまう。すなわ
ち、図４に示すようにデータの記録および再生が行われ
ずにいる場合でもヘッド４は位置の誤差を補正するため
にヘッドを支持している駆動部２０に電流を流して駆動
させている。このときにヘッド４が振動したり、またヘ
ッド４やサスペンション３０等のメカニカル的な共振が
起こった場合には駆動部２０を駆動させることにより振
動が大きく増したりする。その結果メディア１の摩耗が
進行する。
たような従来の磁気ディスク装置では、ヘッドをディス
クの非使用領域まで退避させた後ホストコンピュータか
らメディアへのデータの記録および再生の要求があった
場合に記録および再生に時間がかかるという問題があっ
た。そのためにヘッドを退避させるまでの時間を長く取
るとメディアが摩耗する率が高くなってしまう。すなわ
ち、図４に示すようにデータの記録および再生が行われ
ずにいる場合でもヘッド４は位置の誤差を補正するため
にヘッドを支持している駆動部２０に電流を流して駆動
させている。このときにヘッド４が振動したり、またヘ
ッド４やサスペンション３０等のメカニカル的な共振が
起こった場合には駆動部２０を駆動させることにより振
動が大きく増したりする。その結果メディア１の摩耗が
進行する。
【０００４】また高容量タイプの磁気ディスク装置の中
には、データの記録および再生が行われていない場合に
ヘッドの目的トラック周辺を往復運動させて同一トラッ
ク上を長い時間摩擦しないように対策を施されているも
のもある。しかし上記したような磁気ディスク装置で
は、メディア１の摩耗を分散させることはできるものの
ユーザーからのＲ／Ｗコマンドに対する応答は遅れてし
まう。そのため幅を小さく振動させるようにすれば応答
は速くなるが摩耗の分散の効果は薄れてしまう。
には、データの記録および再生が行われていない場合に
ヘッドの目的トラック周辺を往復運動させて同一トラッ
ク上を長い時間摩擦しないように対策を施されているも
のもある。しかし上記したような磁気ディスク装置で
は、メディア１の摩耗を分散させることはできるものの
ユーザーからのＲ／Ｗコマンドに対する応答は遅れてし
まう。そのため幅を小さく振動させるようにすれば応答
は速くなるが摩耗の分散の効果は薄れてしまう。
【０００５】上記したように、従来の磁気ディスク装置
ではメディアを摩耗させる確率が高く、最悪の場合には
記録データを破損するおそれがあった。またメディア１
自体の使用可能期間も短くなり、データの破損を防ぐた
めに頻繁に新しいメディアと交換しなければならず使用
者に不便を強いるものであった。また、データの読み書
きが行われていない場合でもヘッドは駆動した状態であ
るため消費電力が大きくなるという問題があった。
ではメディアを摩耗させる確率が高く、最悪の場合には
記録データを破損するおそれがあった。またメディア１
自体の使用可能期間も短くなり、データの破損を防ぐた
めに頻繁に新しいメディアと交換しなければならず使用
者に不便を強いるものであった。また、データの読み書
きが行われていない場合でもヘッドは駆動した状態であ
るため消費電力が大きくなるという問題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、ヘッドによるメディアの摩耗を極力低減
させることができ、且つデータの記録および再生が行わ
れていないときに外部から衝撃が加わった場合でもヘッ
ドが損傷せずしかも消費電力も低減させることができる
磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
たものであり、ヘッドによるメディアの摩耗を極力低減
させることができ、且つデータの記録および再生が行わ
れていないときに外部から衝撃が加わった場合でもヘッ
ドが損傷せずしかも消費電力も低減させることができる
磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、サーボ制御によりヘッドを制御し、メディアにデ
ータの記録および再生を行ない且つトラッキングを行な
う磁気ディスク装置において、データの記録および再生
が停止した後所定時間以内にサーボ制御を停止し、ヘッ
ドへの位置補正出力を停止してメディアの摩耗を低減し
たことを特徴とするものである。
置は、サーボ制御によりヘッドを制御し、メディアにデ
ータの記録および再生を行ない且つトラッキングを行な
う磁気ディスク装置において、データの記録および再生
が停止した後所定時間以内にサーボ制御を停止し、ヘッ
ドへの位置補正出力を停止してメディアの摩耗を低減し
たことを特徴とするものである。
【０００８】上記手段により、データの読み書きが停止
して所定時間が経過した場合に、ヘッドを制御している
サーボ制御を停止させる。それによって、ヘッドが位置
補正によりメディア上で振動している状態から解放され
る。その結果、ヘッドの強制振動（位置補正により発生
させる振動）により発生するディスクの摩耗が極力抑え
られる。
して所定時間が経過した場合に、ヘッドを制御している
サーボ制御を停止させる。それによって、ヘッドが位置
補正によりメディア上で振動している状態から解放され
る。その結果、ヘッドの強制振動（位置補正により発生
させる振動）により発生するディスクの摩耗が極力抑え
られる。
【０００９】また上記手段においては、サーボ制御停止
中にメディア上に記録されているサーボデータを監視
し、ヘッドが規定量を超えてメディア上を移動した場合
にサーボ制御を始動してヘッドへの位置補正出力を開始
することが好ましい。
中にメディア上に記録されているサーボデータを監視
し、ヘッドが規定量を超えてメディア上を移動した場合
にサーボ制御を始動してヘッドへの位置補正出力を開始
することが好ましい。
【００１０】上記のようにサーボが停止している場合で
あってもメディア上に形成されたサーボデータを常に監
視できるように設定しておくことにより、磁気ディスク
装置に対して外部から衝撃が加えられヘッドが規定量以
上すなわちデータ使用領域以上移動した場合であっても
ヘッドが規定量を超えた時点で直ちにヘッドを駆動させ
ることによりヘッドに大きな衝撃が加えられてヘッドが
損傷するおそれがない。
あってもメディア上に形成されたサーボデータを常に監
視できるように設定しておくことにより、磁気ディスク
装置に対して外部から衝撃が加えられヘッドが規定量以
上すなわちデータ使用領域以上移動した場合であっても
ヘッドが規定量を超えた時点で直ちにヘッドを駆動させ
ることによりヘッドに大きな衝撃が加えられてヘッドが
損傷するおそれがない。
【００１１】サーボ制御はリニアモータ駆動装置により
行なうことができ、リニアモータで駆動させることによ
りヘッドを非常に細かい精度で移動させることができ
る。
行なうことができ、リニアモータで駆動させることによ
りヘッドを非常に細かい精度で移動させることができ
る。
【００１２】なお、サーボ制御をリニアモータで行なう
場合に、サーボ制御が切られた状態で外部から衝撃が加
わると慣性力によってヘッドは大きく移動しようとする
が、上記のように規定量以上移動した場合にヘッドに駆
動力を与えるように設定しておくことによりヘッドが損
傷することを防いでいる。
場合に、サーボ制御が切られた状態で外部から衝撃が加
わると慣性力によってヘッドは大きく移動しようとする
が、上記のように規定量以上移動した場合にヘッドに駆
動力を与えるように設定しておくことによりヘッドが損
傷することを防いでいる。
【００１３】また、前記所定時間が経過した後さらに一
定時間データの記録および再生が行われなかった場合に
は、ヘッドをメディアの最内周側あるいは最外周側に退
避させることが好ましい。
定時間データの記録および再生が行われなかった場合に
は、ヘッドをメディアの最内周側あるいは最外周側に退
避させることが好ましい。
【００１４】上記手段によって外部から衝撃が加わった
場合でもヘッドがデータの記録面を傷付けてしまうよう
なことがない。
場合でもヘッドがデータの記録面を傷付けてしまうよう
なことがない。
【００１５】また、上記したサーボ制御の停止／始動を
ソフトウエア的に処理することが好ましい。
ソフトウエア的に処理することが好ましい。
【００１６】その結果、簡単なプログラムを組むことで
実現することができ、目的トラック周辺を往復運動させ
るような方法に比べてプログラムのサイズを小さくする
ことができ、それによってＣＰＵの負荷を軽減すること
ができる。
実現することができ、目的トラック周辺を往復運動させ
るような方法に比べてプログラムのサイズを小さくする
ことができ、それによってＣＰＵの負荷を軽減すること
ができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ディスク装置
を図面を参照して説明する。図１は本発明の磁気ディス
ク装置を示す機能ブロック図、図２はヘッドの制御方法
を示すフローチャートである。図１に示す磁気ディスク
装置は、高容量タイプのメディア１の記録および再生が
できるものである。
を図面を参照して説明する。図１は本発明の磁気ディス
ク装置を示す機能ブロック図、図２はヘッドの制御方法
を示すフローチャートである。図１に示す磁気ディスク
装置は、高容量タイプのメディア１の記録および再生が
できるものである。
【００１８】メディア１がディスク装置に装填されると
メディア１はスピンドルモータ２上に載置される。また
スピンドルモータ２から出力される回転速度情報を、ド
ライバ３を介してＣＰＵが取得し、且つ回転速度補正情
報を演算してこれをドライバ３へ出力する。これを受け
てドライバ３はスピンドルモータ２を駆動し、メディア
１を適切な速度で回転させる。ヘッド４はリニア駆動部
５によって支持され、メディア１の半径方向に自在に移
動することができる。
メディア１はスピンドルモータ２上に載置される。また
スピンドルモータ２から出力される回転速度情報を、ド
ライバ３を介してＣＰＵが取得し、且つ回転速度補正情
報を演算してこれをドライバ３へ出力する。これを受け
てドライバ３はスピンドルモータ２を駆動し、メディア
１を適切な速度で回転させる。ヘッド４はリニア駆動部
５によって支持され、メディア１の半径方向に自在に移
動することができる。
【００１９】図３に示すように、メディア１の記録面で
は記録トラック上の所定の複数箇所に位置情報であるサ
ーボ信号が存在し、このサーボ信号は同期信号及びトラ
ックＮｏ情報が含まれている予告信号２１と、トラック
内の位置情報を示すＡバースト信号２２とＢバースト信
号２３からなる。この前記位置情報を、ＣＰＵ１０はへ
ッド４を介して増幅器７で読み込むことにより、前記ト
ラックＮｏ情報及び前記トラック内における位置情報を
取得する。
は記録トラック上の所定の複数箇所に位置情報であるサ
ーボ信号が存在し、このサーボ信号は同期信号及びトラ
ックＮｏ情報が含まれている予告信号２１と、トラック
内の位置情報を示すＡバースト信号２２とＢバースト信
号２３からなる。この前記位置情報を、ＣＰＵ１０はへ
ッド４を介して増幅器７で読み込むことにより、前記ト
ラックＮｏ情報及び前記トラック内における位置情報を
取得する。
【００２０】図１においてＣＰＵ１０は、前記で取得し
た位置情報を元にして位置補正信号を演算し、前記位置
補正信号をリニア駆動部５用のドライバ６へ出力するこ
とにより、へッド４を移動制御する。ホストコンピュー
タ側から発行された記録コマンドまたは再生コマンド
は、ディスクコントローラ９を介して、メディア１上の
目標位置情報をＣＰＵ１０側へ、また記録情報はディス
クコントローラ９側に与えられる。このときＣＰＵ１０
は、受信した前記目標位置情報を元にして現在のへッド
４の位置から目標位置までへッド４の移動制御を行う。
前記目標位置までヘッド４の移動が終了した場合にＣＰ
Ｕ１０は、記録許可信号をディスクコントローラ９へ発
信し、これを受けてディスクコントローラ９は、記録情
報を元に記録用フォーマットを生成し、Ｒ／Ｗ切替器８
を制御し、増幅器７およびヘッド４を介してメディア１
に前記記録情報を記録する。
た位置情報を元にして位置補正信号を演算し、前記位置
補正信号をリニア駆動部５用のドライバ６へ出力するこ
とにより、へッド４を移動制御する。ホストコンピュー
タ側から発行された記録コマンドまたは再生コマンド
は、ディスクコントローラ９を介して、メディア１上の
目標位置情報をＣＰＵ１０側へ、また記録情報はディス
クコントローラ９側に与えられる。このときＣＰＵ１０
は、受信した前記目標位置情報を元にして現在のへッド
４の位置から目標位置までへッド４の移動制御を行う。
前記目標位置までヘッド４の移動が終了した場合にＣＰ
Ｕ１０は、記録許可信号をディスクコントローラ９へ発
信し、これを受けてディスクコントローラ９は、記録情
報を元に記録用フォーマットを生成し、Ｒ／Ｗ切替器８
を制御し、増幅器７およびヘッド４を介してメディア１
に前記記録情報を記録する。
【００２１】なお、記録動作中も、図３に示すサーボ領
域は再生動作となり、サーボ領域の破壊が行われないよ
うに保護され、且つサーボ領域から取得された位置情報
を元に位置補正制御が継続して行われる。この場合ホス
トコンピュータからのコマンドが再生コマンドならば、
前記目標位置までへッド４が移動終了後、ディスクコン
トローラ９は、メディア１上の情報を、へッド４、増幅
器７およびＲ／Ｗ切替器８を介して取得し、これをホス
トコンピュータヘ出力する。
域は再生動作となり、サーボ領域の破壊が行われないよ
うに保護され、且つサーボ領域から取得された位置情報
を元に位置補正制御が継続して行われる。この場合ホス
トコンピュータからのコマンドが再生コマンドならば、
前記目標位置までへッド４が移動終了後、ディスクコン
トローラ９は、メディア１上の情報を、へッド４、増幅
器７およびＲ／Ｗ切替器８を介して取得し、これをホス
トコンピュータヘ出力する。
【００２２】次に、ヘッドの制御方法について図２に示
すフローチャートを参照して説明する。ステップ１（Ｓ
Ｔ１）においてデータの記録および再生の処理が終了し
た後、ホストコンピュータからの処理（データの記録お
よび再生処理）の要求が行われたか否かの確認が行なわ
れる（ＳＴ２）。このとき要求があった場合にはそのま
まホストコンピュータ側からの要求を実行する（ＳＴ
３）。
すフローチャートを参照して説明する。ステップ１（Ｓ
Ｔ１）においてデータの記録および再生の処理が終了し
た後、ホストコンピュータからの処理（データの記録お
よび再生処理）の要求が行われたか否かの確認が行なわ
れる（ＳＴ２）。このとき要求があった場合にはそのま
まホストコンピュータ側からの要求を実行する（ＳＴ
３）。
【００２３】一方ＳＴ２においてホストコンピュータか
らの処理の要求がなかった場合にはＳＴ４においてデー
タの記録および再生の処理が終了してからの経過時間を
算出し、規定時間が経過するまでＳＴ２〜ＳＴ４の処理
を繰り返す。ＳＴ４において規定時間が経過した場合に
は、サーボ制御を停止して位置補正するための出力を停
止させる（ＳＴ５）。
らの処理の要求がなかった場合にはＳＴ４においてデー
タの記録および再生の処理が終了してからの経過時間を
算出し、規定時間が経過するまでＳＴ２〜ＳＴ４の処理
を繰り返す。ＳＴ４において規定時間が経過した場合に
は、サーボ制御を停止して位置補正するための出力を停
止させる（ＳＴ５）。
【００２４】このときヘッド４が規定量以上すなわちヘ
ッド４がデータの使用領域から外れたことを検知した場
合（ＳＴ６）には、再びサーボ制御をかけて位置補正出
力を可能にする（ＳＴ７）。その結果、ヘッド４が外部
からの衝撃によって大きく移動してヘッド４が損傷する
といったことが防止される。一方、ヘッド４が規定量以
上移動したことを検知したなかった場合には、ＳＴ８に
おいてホストコンピュータ側からの処理要求（データの
記録および再生処理の要求）を監視する。このとき処理
の要求があった場合にはそのままその要求を実行する
（ＳＴ９）。
ッド４がデータの使用領域から外れたことを検知した場
合（ＳＴ６）には、再びサーボ制御をかけて位置補正出
力を可能にする（ＳＴ７）。その結果、ヘッド４が外部
からの衝撃によって大きく移動してヘッド４が損傷する
といったことが防止される。一方、ヘッド４が規定量以
上移動したことを検知したなかった場合には、ＳＴ８に
おいてホストコンピュータ側からの処理要求（データの
記録および再生処理の要求）を監視する。このとき処理
の要求があった場合にはそのままその要求を実行する
（ＳＴ９）。
【００２５】さらに、ホストコンピュータからの処理要
求がなくヘッド４を退避させる時間が経過するまで前記
したＳＴ６〜ＳＴ１０の処理を繰り返す。この繰り返し
が行われている間にヘッド４を退避させる時間が経過し
た場合には、ヘッド４をメディア１の最内周側あるいは
最外周側などに移動してメディア１の摩耗を軽減させ
る。
求がなくヘッド４を退避させる時間が経過するまで前記
したＳＴ６〜ＳＴ１０の処理を繰り返す。この繰り返し
が行われている間にヘッド４を退避させる時間が経過し
た場合には、ヘッド４をメディア１の最内周側あるいは
最外周側などに移動してメディア１の摩耗を軽減させ
る。
【００２６】なお、本発明は上記した実施の形態に限ら
れるものではなく、図１に示した高容量タイプの磁気デ
ィスク装置に汎用的なフロッピーディスクのデータを読
み書きできるようにしたヘッドを追加した磁気ディスク
装置でもよい。その他ヘッドをサーボ制御してデータの
読み書きを行なうタイプの磁気ディスク装置であればこ
の限りでない。
れるものではなく、図１に示した高容量タイプの磁気デ
ィスク装置に汎用的なフロッピーディスクのデータを読
み書きできるようにしたヘッドを追加した磁気ディスク
装置でもよい。その他ヘッドをサーボ制御してデータの
読み書きを行なうタイプの磁気ディスク装置であればこ
の限りでない。
【００２７】
【発明の効果】本発明の磁気ディスク装置は、ヘッドに
よるメディアの摩耗を極力低減させることができ、且つ
サーボ制御をかけていない場合にヘッドが許容範囲以上
移動してしまうような衝撃が外部から加わったとしても
ヘッドが大きく移動して損傷するといったこともなく、
サーボ制御を切ることにより消費電力を抑えることがで
きる。
よるメディアの摩耗を極力低減させることができ、且つ
サーボ制御をかけていない場合にヘッドが許容範囲以上
移動してしまうような衝撃が外部から加わったとしても
ヘッドが大きく移動して損傷するといったこともなく、
サーボ制御を切ることにより消費電力を抑えることがで
きる。
【００２８】また、簡単なプログラムを組むことにより
実現できるため、プログラムサイズの低減によってＣＰ
Ｕの負荷を軽減することができる。
実現できるため、プログラムサイズの低減によってＣＰ
Ｕの負荷を軽減することができる。
【図１】本発明の磁気ディスク装置を示す機能ブロック
図、
図、
【図２】ヘッドの制御方法を示すフローチャート、
【図３】サーボパターンを示す平面図、
【図４】メディアにヘッドが対向した状態を示す平面
図、
図、
１ メディア ２ スピンドルモータ ４ ヘッド ５ リニア駆動部 ７ 増幅器 ８ Ｒ／Ｗ切替器 ９ ディスクコントローラ １０ ＣＰＵ ２２ Ａバースト信号 ２３ Ｂバースト信号
Claims (5)
- 【請求項１】 サーボ制御によりヘッドを制御し、メデ
ィアにデータの記録および再生を行ない且つトラッキン
グを行なう磁気ディスク装置において、データの記録お
よび再生が停止した後所定時間以内にサーボ制御を停止
してヘッドへの位置補正出力を停止し、メディアの摩耗
を低減したことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 サーボ制御停止中にメディア上に記録さ
れているサーボデータを監視し、ヘッドが規定量を超え
てメディア上を移動した場合にサーボ制御を始動してヘ
ッドへの位置補正出力を開始するようにした請求項１記
載の磁気ディスク装置。 - 【請求項３】 サーボ制御が、リニアモータ駆動装置に
より行われている請求項１または２記載の磁気ディスク
装置。 - 【請求項４】 前記所定時間が経過した後一定時間以内
にデータの記録および再生が行われなかった場合に、ヘ
ッドをメディアの最内周側あるいは最外周側に退避する
ようにした請求項１ないし３のいずれかに記載の磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項５】 サーボ制御の停止／始動をソフトウエア
的に処理した請求項１ないし４のいずれかに記載の磁気
ディスク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10068428A JPH11273229A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 磁気ディスク装置 |
| US09/271,516 US6307703B1 (en) | 1998-03-18 | 1999-03-18 | Magnetic disk apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10068428A JPH11273229A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11273229A true JPH11273229A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13373424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10068428A Withdrawn JPH11273229A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6307703B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11273229A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8578350B2 (en) * | 2006-11-30 | 2013-11-05 | Ncr Corporation | System and method for interpreting a specification language file to implement a business system |
| JP5011258B2 (ja) * | 2007-10-26 | 2012-08-29 | パナソニック株式会社 | 映像表示システム及び映像記録再生装置 |
| US8817413B1 (en) * | 2013-07-19 | 2014-08-26 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk lubricant management in data storage device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0821212B2 (ja) | 1992-04-20 | 1996-03-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 磁気ディスク装置およびその制御方法 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10068428A patent/JPH11273229A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-03-18 US US09/271,516 patent/US6307703B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6307703B1 (en) | 2001-10-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3046529B2 (ja) | 磁気記録装置 | |
| JP2002298307A (ja) | データ記憶装置、書き込み電流制御回路および書き込み電流の制御方法 | |
| JP2004281012A (ja) | 記録電流の制御方法及び磁気ディスク装置 | |
| JPH1125625A (ja) | ディスクドライブ装置、ロード・アンロード装置及びその制御方法 | |
| KR950014881B1 (ko) | 데이타 기록 재생장치 | |
| JPH05109222A (ja) | 磁気デイスク装置およびその制御方法 | |
| JPH11273229A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH09265725A (ja) | ディスク装置及び同装置におけるモータ起動不良予知方法 | |
| JP2001307413A (ja) | 回転型記憶装置の制御方法および回転型記憶装置 | |
| CN115831158A (zh) | 磁盘装置 | |
| JP2001067765A (ja) | 磁気ディスク装置及びその制御方法 | |
| KR920006297B1 (ko) | 하드 디스크 드라이버의 액츄에이터 제어 방법 | |
| EP0739007B1 (en) | A disk drive apparatus and read error recovery process for a disk drive apparatus | |
| KR100630713B1 (ko) | 스핀들 모터 기동 전류 제어 방법 및 이를 이용한 디스크드라이브 | |
| JPH06267210A (ja) | 磁気ディスク装置のヘッド移動装置 | |
| JP2002157813A (ja) | 磁気ディスク装置及びそれを用いた情報処理システム | |
| JPH0554347A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| JP2003108314A (ja) | データ記憶装置、コンピュータ装置、書き込みデータの処理装置および書き込みデータの処理方法 | |
| JPH0785410A (ja) | 磁気ディスク装置のヘッド制御装置とヘッド制御方法 | |
| JP2001273744A (ja) | モータロック機構を備えた磁気ディスク装置 | |
| JP2010080028A (ja) | ディスク装置および制御方法 | |
| JPH1055595A (ja) | 記憶装置 | |
| JPH1097701A (ja) | 磁気ディスク装置及び同装置に使用される磁気ディスク | |
| JP2005332576A (ja) | ヘッドのロード／アンロード制御方法及び記憶装置 | |
| JPH11339409A (ja) | 磁気ディスク装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |