JPH1055595A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH1055595A
JPH1055595A JP23133796A JP23133796A JPH1055595A JP H1055595 A JPH1055595 A JP H1055595A JP 23133796 A JP23133796 A JP 23133796A JP 23133796 A JP23133796 A JP 23133796A JP H1055595 A JPH1055595 A JP H1055595A
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JP
Japan
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spindle motor
command
disk
recording medium
spindle
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JP23133796A
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Toshiro Tanaka
寿郎 田中
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の交換等の際には速やかに記録媒体
の回転を停止させることができ、且つ省電力のために記
録媒体の回転を停止させる際には電力消費を抑えること
ができるようにする。 【解決手段】 スピンドルサーボ回路12内のCPU3
3は、受け取ったコマンドが高速停止コマンドである場
合には、基準情報34を0にし、クローズループ信号3
5を真にしてスイッチ42をオンにする。これにより、
サーボ系が働き、スピンドルモータ11は高速で停止す
る。CPU33は、受け取ったコマンドが省電力停止コ
マンドである場合は、クローズループ信号35を偽にし
てスイッチ42をオフにする。これにより、サーボ系は
オープンになり、スピンドルモータ11は慣性で回り続
けるが、やがて摩擦により停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転される記録媒
体を用いて、情報の記録と再生の少なくとも一方を行う
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報の記録と再生の少なくと
も一方を行う記憶装置として、回転されるディスク状の
記録媒体を用いるディスク装置がある。旧来、このディ
スク装置では、装置に対して電源が投入された状態で、
記録媒体を回転させるためのスピンドルモータが回転
し、ヘッドも予め定められたトラック位置にシークし
て、外部からのアクセスに備えて待機するようになって
いた。
【0003】しかし、このような待機方法では、いつ発
生するか分からないアクセスに備えて、スピンドルモー
タを回転させているため、この間も電力を消費すること
になり、省電力の観点からは好ましくはない。
【0004】そこで、近年では、省電力の目的のため
に、例えば、携帯用のパーソナルコンピュータ等で行わ
れているように、一定時間アクセス要求がない場合に、
一旦、スピンドルモータを停止し、次にアクセス要求が
発生した時点で、改めてスピンドルモータを回転させる
ような方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ハ
ードディスク等においては、停止コマンドによってスピ
ンドルモータの停止を行うときは、単にスピンドルモー
タへの供給電力を断つことで、スピンドルモータの停止
を行っている。この方法では、スピンドルモータが完全
に停止するまでの間に、スピンドルモータによる電力消
費がないため、前述のような省電力目的でスピンドルモ
ータの停止を行う場合に適している。しかしながら、こ
の方法では、スピンドルモータの停止動作を開始した後
も、しばらくの間、スピンドルモータは慣性により回っ
ている。
【0006】一方、近年良く用いられるようになった光
ディスク装置等、記録媒体が交換可能な記憶装置では、
記録媒体の交換の際に記録媒体が回転していることは好
ましくない。また、ハードディスクユニットの交換が可
能なディスクアレイ装置等、記録媒体とその駆動部を含
むユニットが交換可能な記憶装置においても、記録媒体
の回転中に振動が加わると、記録媒体やヘッドに致命的
な障害を与えることがあるため、ハードディスクユニッ
ト等のユニットの交換の際には、記録媒体の回転が停止
している必要がある。なお、以上のことは、記憶装置の
移動時についても同様である。従って、これらの装置で
は、記録媒体やユニットの交換時や、記憶装置の移動時
には、スピンドルモータに逆方向の電圧を印加したり、
プランジャによるブレーキ機構を用いたりして、できる
だけ速やかに回転を停止させることが要求される。しか
しながら、このような停止方法を用いて、前述のような
省電力目的でスピンドルモータの停止を行うことを考え
ると、矛盾が生じる。すなわち、省電力目的で行う停止
動作のために電力を消費してしまうのである。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、記録媒体の交換等の際には速やかに
記録媒体の回転を停止させることができ、且つ省電力の
ために記録媒体の回転を停止させる際には電力消費を抑
えることができるようにした記憶装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶装置は、回
転される記録媒体を用いて、情報の記録と再生の少なく
とも一方を行う記憶装置において、速やかに記録媒体の
回転を停止させる第1の停止動作を行う第1の停止手段
と、記録媒体の回転の停止に要する消費電力を抑えて記
録媒体の回転を停止させる第2の停止動作を行う第2の
停止手段とを備えたものである。
【0009】この記憶装置では、第1の停止手段によっ
て記録媒体の回転を停止させる場合には、速やかに記録
媒体の回転が停止され、第2の停止手段によって記録媒
体の回転を停止させる場合には、記録媒体の回転の停止
に要する消費電力が抑えられて記録媒体の回転が停止さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図2は本発明の第1
の実施の形態に係る記憶装置としてのディスク装置の全
体の構成を示すブロック図である。このディスク装置
は、記録媒体としてのディスク1を回転させるためのス
ピンドルモータ11と、このスピンドルモータ11を制
御するスピンドルサーボ回路12と、ディスク1に対向
するように配置され、データをディスク1に記録し、ま
たディスク1からからデータを再生するための記録・再
生ヘッド13と、この記録・再生ヘッド13をトラック
横断方向に駆動させるトラッキングアクチュエータ14
と、このトラッキングアクチュエータ14を制御するト
ラッキングサーボ回路15とを備えている。なお、記録
・再生ヘッド13は、ディスク1が磁気ディスクの場合
には磁気ヘッドであり、ディスク1が光ディスクの場合
には光学ヘッドである。
【0011】ディスク装置は、更に、ホスト等の外部と
の間でデータおよびコマンドの入出力を行う外部インタ
フェース16と、この外部インタフェース16を制御す
るインタフェースコントローラ17と、このインタフェ
ースコントローラ17を介して外部より入力されたデー
タに対して誤り訂正符号(以下、ECCと記す。)を付
加するECCエンコーダ18と、このECCエンコーダ
18の出力データを、ディスク1に記録するのに適する
ように変調し増幅して記録・再生ヘッド13に送る記録
アンプ19と、記録・再生ヘッド13によってディスク
1から読み出されたデータを増幅し、2値化し、復調す
る再生アンプ21と、この再生アンプ21の出力データ
を入力し、ECCを用いて誤り訂正を行った後、インタ
フェースコントローラ17に送るECCデコーダ22
と、インタフェースコントローラ17を介して外部より
与えられたコマンドを入力し、このコマンドの内容に応
じて、コマンド情報24をスピンドルサーボ回路12に
送ってスピンドルサーボ回路12を制御すると共に、ア
クセス情報25をトラッキングサーボ回路15に送って
トラッキングサーボ回路15を制御するメインCPU
(中央処理装置)23とを備えている。なお、メインC
PU23は、プログラム等を格納したROM(リード・
オンリ・メモリ)およびワーキングエリアとなるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を含んでいる。
【0012】図1は、図2に示したディスク装置におけ
るスピンドルサーボ回路12の構成を示すブロック図で
ある。スピンドルサーボ回路12は、スピンドルモータ
11に取り付けられ、スピンドルモータ11の回転速度
を検出し、速度情報32を出力する周波数発電機等の速
度検出器31と、図2におけるメインCPU23からの
コマンド情報24を入力し、基準情報34およびクロー
ズループ信号35を出力するCPU33と、このCPU
33からの基準情報34と速度検出器31からの速度情
報32との差を誤差情報37として出力する比較器36
と、この比較器36からの誤差情報37に対してサーボ
ループの位相補償を行って、駆動情報39を出力する補
償器38と、この補償器38からの駆動情報39を増幅
し、スピンドルモータ11を駆動するための駆動信号4
1を出力する駆動アンプ40と、この駆動アンプ40の
出力端子とスピンドルモータ11の駆動信号入力端子と
の間に設けられたスイッチ42とを備えている。スイッ
チ42は、CPU33から出力されるクローズループ信
号35が真のときオンとなって駆動アンプ40の出力端
子とスピンドルモータ11の駆動信号入力端子とを接続
し、クローズループ信号35が偽のときオフとなって駆
動アンプ40の出力端子とスピンドルモータ11の駆動
信号入力端子とを切り離すようになっている。駆動アン
プ40の出力端子とスピンドルモータ11の駆動信号入
力端子とが切り離されたとき、スピンドルモータ11の
各駆動信号入力端子は短絡されない。すなわち、このと
き、スピンドルモータ11には、自己逆起電力による制
動が働かない。なお、CPU33は、プログラム等を格
納したROMおよびワーキングエリアとなるRAMを含
んでいる。
【0013】次に、本実施の形態に係るディスク装置の
動作について説明する。まず、図2に示したディスク装
置全体の動作について説明する。ディスク装置は、外部
インタフェース16より、外部からのコマンドを受け取
る。受け取ったコマンドは、インタフェースコントロー
ラ17によってメインCPU23に送られる。メインC
PU23は、受け取ったコマンドを解釈し、それが記録
コマンドであった場合には、トラッキングサーボ回路1
5にアクセス情報25を送る。トラッキングサーボ回路
15は、このアクセス情報25に従って、トラッキング
アクチュエータ14を制御して、記録・再生ヘッド13
を記録開始位置にシークさせる。続いて外部インタフェ
ース16からインタフェースコントローラ17に送られ
る外部からのデータは、ECCエンコーダ18に送ら
れ、ここでECCが付加され、記録アンプ19を経て、
記録・再生ヘッド13によってディスク1に記録され
る。
【0014】メインCPU23は、解釈したコマンドが
再生コマンドであった場合には、トラッキングサーボ回
路15にアクセス情報25を送る。トラッキングサーボ
回路15は、このアクセス情報25に従って、トラッキ
ングアクチュエータ14を制御して、記録・再生ヘッド
13を再生開始位置にシークさせる。続いて、記録・再
生ヘッド13によってディスク1より読み出されたデー
タは、再生アンプ21を経て、ECCデコーダ22によ
って誤り訂正され、インタフェースコントローラ17に
よって外部インタフェース16に出力される。
【0015】メインCPU23は、解釈したコマンドが
スピンドルモータ11の制御に関するコマンドであった
場合には、スピンドルサーボ回路12に、そのコマンド
をそのままコマンド情報24として送る。ここで、スピ
ンドルモータ11の制御に関するコマンドには、3種類
のコマンドがある。すなわち、スピンドルモータ11を
起動するSTARTコマンドと、スピンドルモータ11
を高速で停止させるFAST STOPコマンドと、ス
ピンドルモータ11を低消費電力で停止させるLOWP
OWER STOPコマンドである。FAST STO
Pコマンドは、ディスク1の交換時やディスク装置の移
動時等、ディスク1を高速で停止させる必要のあるとき
に与えられ、LOWPOWER STOPコマンドは、
一定時間アクセスがないとき等、省電力のためにスピン
ドルモータ11を停止させるときに与えられる。スピン
ドルサーボ回路12は、後で詳しく説明するように、こ
れら3種類のコマンドに対し、それぞれ対応する処理を
行う。
【0016】次に、図1に示したスピンドルサーボ回路
12の動作について説明する。スピンドルサーボ回路1
2では、スピンドルモータ11に取り付けられた速度検
出器31から得られる速度情報32とCPU33から与
えられる基準情報34とを、比較器36によって比較し
て、両情報32,34の差を誤差情報37として出力
し、この誤差情報37を補償器38で位相補償し、得ら
れた駆動情報39を駆動アンプ40で増幅し、得られた
駆動信号41によってスピンドルモータ11を駆動する
というサーボ系(サーボループ)を構成している。スピ
ンドルモータ11は、駆動信号41に略比例した回転数
で回転するようになっている。
【0017】なお、ここでは、スピンドルモータ11が
規定速度で回転しているときの速度情報32の値をKと
する。すなわち、図1に示したスピンドルサーボ回路1
2では、基準情報34として値Kが与えられたとき、ス
ピンドルモータ11が規定速度で回転するようにサーボ
系が動作する。また、このスピンドルサーボ回路12で
は、基準情報34に値0が与えられると、スピンドルモ
ータ11が停止するようにサーボ系が動作する。
【0018】次に、図3の流れ図を参照して、図1に示
したスピンドルサーボ回路12におけるCPU33の動
作について説明する。ディスク装置が起動されると、C
PU33は、まず、初期設定として、基準情報34を0
にし(ステップS101)、また、クローズループ信号
35を真にして(ステップS102)、スイッチ42を
オンにする。元々、ディスク1は停止しているはずであ
るが、何らかの理由でディスク1が回転しても、上記初
期設定により、ディスク1の回転はサーボ系によって停
止される。
【0019】次に、CPU33は、コマンドの入力を調
べ、入力があるまで待つ(ステップS103)。コマン
ドの入力があった場合(ステップS103;Y)、CP
U33は、まず、受け取ったコマンドがSTARTコマ
ンドであるか否かを判断する(ステップS104)。S
TARTコマンドである場合(Y)は、CPU33は、
スピンドルモータ11の起動処理を行う。具体的には、
CPU33は、基準情報34をKにし(ステップS10
7)、クローズループ信号35を真にして(ステップS
108)、スイッチ42をオンにする。これにより、サ
ーボ系が働き、スピンドルモータ11は規定回転数で回
転する。これらの処理が終了すると、CPU33はステ
ップS103に戻り、再びコマンドの入力を待つ状態に
なる。
【0020】CPU33は、受け取ったコマンドがST
ARTコマンドではない場合(ステップS104;N)
は、受け取ったコマンドがFAST STOPコマンド
であるか否かを判断する(ステップS105)。FAS
T STOPコマンドである場合(Y)は、CPU33
は、スピンドルモータ11の高速停止処理を行う。具体
的には、CPU33は、基準情報34を0にし(ステッ
プS109)、クローズループ信号35を真にして(ス
テップS110)、スイッチ42をオンにする。これに
より、サーボ系が働き、スピンドルモータ11は停止す
る。この高速停止処理に伴い、サーボ系は、スピンドル
モータ11に逆電流を流すこともあり得るが、停止は高
速に行われる。これらの処理が終了すると、CPU33
はステップS103に戻り、再びコマンドの入力を待つ
状態になる。
【0021】CPU33は、受け取ったコマンドがFA
ST STOPコマンドではない場合(ステップS10
5;N)は、受け取ったコマンドがLOWPOWER
STOPコマンドであるか否かを判断する(ステップS
106)。LOWPOWERSTOPコマンドである場
合(Y)は、CPU33は、スピンドルモータ11の省
電力停止処理を行う。具体的には、CPU33は、クロ
ーズループ信号35を偽にして(ステップS111)、
スイッチ42をオフにする。これにより、サーボ系はオ
ープンになり、スピンドルモータ11は慣性で回り続け
るが、やがて摩擦により停止する。省電力のためにスピ
ンドルモータ11が停止を行うときは、いつまた、起動
要求が来るか判らない。そのため、もし、スピンドルモ
ータ11が慣性で回り続けているうちに起動要求が来れ
ば、再起動に要する時間が短くて済むことになり、好都
合である。また、省電力停止処理に伴い、サーボ系はオ
ープンになるため、スピンドルモータ11に電流を流す
ことはない。従って、停止に伴う電力消費は小さい。こ
れらの処理が終了すると、CPU33はステップS10
3に戻り、再びコマンドの入力を待つ状態になる。ま
た、受け取ったコマンドがLOWPOWER STOP
コマンドではない場合(ステップS106;N)も、C
PU33はステップS103に戻り、再びコマンドの入
力を待つ状態になる。
【0022】以上説明したように、本実施の形態に係る
ディスク装置では、ディスク1の回転の停止には、電力
消費を抑えるという目的と、ディスク1やディスクユニ
ットの交換や、ディスク装置の移動等に備えるという目
的との、2つの目的があり、これらは、性質の異なるも
のであることに着目し、それぞれ専用のコマンドによっ
て、性質の異なる2つの停止動作を実行できるようにし
ている。すなわち、本実施の形態に係るディスク装置で
は、図1に示したスピンドルサーボ回路12において、
CPU33が、入力されたコマンドに応じて、基準情報
34とクローズループ信号35を制御することで、スピ
ンドルモータ11を高速に、あるいは省電力で停止させ
ることができる。そのため、ディスク1やディスクユニ
ットの交換時や、ディスク装置の移動時等、ディスク1
を高速で停止させる必要のあるときには、速やかにディ
スク1の回転を停止させることができ、また、一定時間
アクセスがないとき等、省電力のためにスピンドルモー
タ11を停止させるときには、停止のために電力を消費
することなく、ゆっくりとディスク1を停止させること
ができる。
【0023】従って、本実施の形態に係るディスク装置
は、例えば、電池を用いた携帯用の光ディスク装置やハ
ードディスクユニットの交換が可能なディスクアレイ装
置等に適用すると、特に有用である。
【0024】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
ディスク装置におけるスピンドルサーボ回路の構成を示
すブロック図である。本実施の形態は、高速停止処理を
電磁ブレーキを用いて行うようにした例である。本実施
の形態におけるスピンドルサーボ回路12は電磁ブレー
キを備え、この電磁ブレーキは、スピンドルモータ11
におけるスピンドルに対向するように配置されたブレー
キパッド51と、このブレーキパッド51を進退させる
プランジャ52とを有している。プランジャ52は、C
PU33によって制御されるようになっている。プラン
ジャ52が後退した状態ではブレーキパッド51はスピ
ンドルから離れているが、プランジャ52が突出する
と、ブレーキパッド51はスピンドルに当接して、スピ
ンドルモータ11に対してブレーキがかかるようになっ
ている。
【0025】本実施の形態では、スピンドルサーボ回路
12内のCPU33は、受け取ったコマンドがFAST
STOPコマンドである場合(図3におけるステップ
S105;Y)には、図3におけるステップS109,
S110の代わりに、クローズループ信号35を偽にし
てスイッチ42をオフにすると共に、プランジャ52を
突出させてスピンドルモータ11に対してブレーキをか
ける。これにより、スピンドルモータ11は、高速で停
止される。なお、他のときは、プランジャ52は後退し
た状態にされている。本実施の形態におけるその他の構
成、動作および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0026】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れず、例えば、上記各実施の形態では、記憶装置とし
て、情報の記録と再生の双方を行うことのできるディス
ク装置の例を挙げたが、本発明は、情報の記録と再生の
いずれか一方のみを行う記憶装置にも適用することがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記憶装置に
よれば、速やかに記録媒体の回転を停止させる第1の停
止動作を行う第1の停止手段と、記録媒体の停止に要す
る消費電力を抑えて記録媒体の回転を停止させる第2の
停止動作を行う第2の停止手段とを備えたので、記録媒
体の交換等の際には速やかに記録媒体の回転を停止させ
ることができ、且つ省電力のために記録媒体の回転を停
止させる際には電力消費を抑えることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置
におけるスピンドルサーボ回路の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置
の全体の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したスピンドルサーボ回路におけるC
PUの動作を示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置
におけるスピンドルサーボ回路の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…ディスク、11…スピンドルモータ、12…スピン
ドルサーボ回路、13…記録・再生ヘッド、23…メイ
ンCPU、16…外部インタフェース、17…インタフ
ェースコントローラ、31…速度検出器、33…CP
U、36…比較器、38…補償器、40…駆動アンプ、
42…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転される記録媒体を用いて、情報の記
    録と再生の少なくとも一方を行う記憶装置において、 速やかに記録媒体の回転を停止させる第1の停止動作を
    行う第1の停止手段と、 記録媒体の回転の停止に要する消費電力を抑えて記録媒
    体の回転を停止させる第2の停止動作を行う第2の停止
    手段とを備えたことを特徴とする記憶装置。
JP23133796A 1996-08-13 1996-08-13 記憶装置 Pending JPH1055595A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23133796A JPH1055595A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 記憶装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046603B2 (en) 2000-09-29 2006-05-16 Fujitsu Limited Information storage apparatus
WO2007097182A1 (ja) * 2006-02-27 2007-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスクドライブ装置およびその運転制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046603B2 (en) 2000-09-29 2006-05-16 Fujitsu Limited Information storage apparatus
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