JPH0554347A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JPH0554347A
JPH0554347A JP3209490A JP20949091A JPH0554347A JP H0554347 A JPH0554347 A JP H0554347A JP 3209490 A JP3209490 A JP 3209490A JP 20949091 A JP20949091 A JP 20949091A JP H0554347 A JPH0554347 A JP H0554347A
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JP
Japan
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magnetic disk
head
magnetic
spindle motor
cpu
Prior art date
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Application number
JP3209490A
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English (en)
Inventor
Akio Taki
朗生 瀧
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0554347A publication Critical patent/JPH0554347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクト・スタート・ストップ(CSS)
方式を用いている磁気ディスク装置において、長時間の
使用におけるヘッドの汚れ等を排除するために、定期的
にCSS動作を実行させる。 【構成】 磁気ディスク装置を長時間連続使用を行った
場合、タイマ15からCPU9に対し割り込み信号が入
り、CSS動作を開始する。このCSS動作とは、ヘッ
ドをCSSゾーンに移動し、スピンドルモータを停止さ
せ、ヘッドを磁気ディスクに接触させることを数回行わ
せる動作である。磁気ディスク装置を長時間使用したと
きに、定期的にCSS動作を実行することにより、ヘッ
ドを保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ディスク装置は、高
速回転する磁気ディスク媒体と磁気ヘッドによる破損及
び摩耗を防ぐために、磁気ディスク媒体が高速一定回転
している間は磁気ヘッドを磁気ディスク媒体の表面から
数μmないし数nm浮上している。
【0003】この浮上させるための方式の一つとして、
CSS方式がある。この方式は、電源停止中磁気ヘッド
が停止中の磁気ディスク媒体の表面に接触しており、電
源投入後、磁気ディスク媒体の回転により磁気ヘッドを
浮上させる。
【0004】また磁気ディスク媒体の回転中に電源が停
止すると、磁気ディスク媒体の回転速度が遅くなり、磁
気ヘッドは回転速度に応じて自動的に磁気ディスク媒体
の表面に接触し、磁気ディスク媒体の回転停止により磁
気ヘッドは磁気ディスク媒体の表面上に接触し、停止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置は、電源投入後から電源停止時までCSS動
作を行わないため、磁気ディスク装置の長時間連続使用
を行う場合、磁気ヘッドに塵埃が付着したり、また磁気
ディスク媒体表面上の潤滑剤が老化し磁気ヘッド及び磁
気ディスク媒体に破損及び摩耗を生じさせ、データの記
録あるいは再生時にエラーが発生するという欠点があ
る。
【0006】本発明の目的は、前記課題を解決した磁気
ディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気ディスク装置においては、コンタ
クト・スタート・ストップ(CSS)方式を用いる磁気
ディスク装置であって、磁気ディスク装置の累積稼働時
間を測定する測定部と、累積稼働時間を記憶しておく記
憶部と、累積稼働時間を記録する手段と、前記測定部に
よる測定値が所定値になったときにCSS動作を指示す
る手段とを有するものである。
【0008】また、本発明に係る磁気ディスク装置にお
いては、スピンドルモータによって回転する磁気ディス
クより非動作時に磁気ヘッドを退避させるヘッドロード
・アンロード機構とを有する磁気ディスク装置であっ
て、動作中に前記磁気ディスクの回転を停止し、前記磁
気ヘッドを前記磁気ディスクに接触させる駆動部と、前
記駆動部を制御する回路と、磁気ディスク装置の電源投
入後から連続稼働時間を測定する測定部と、前記測定部
を制御する回路とを有するものである。
【0009】また、本発明に係る磁気ディスク装置にお
いては、スピンドルモータによって回転する磁気ディス
クより非動作時に磁気ヘッドを退避させるヘッドロード
・アンロード機構とを有する磁気ディスク装置であっ
て、動作中に前記磁気ディスクの回転速度を制御する回
路と、前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクに接触させる
駆動部と、前記駆動部を制御する回路と、磁気ディスク
装置の電源投入後から連続稼働時間を測定する測定部
と、前記測定部を制御する回路とを有するものである。
【0010】
【作用】本発明では、磁気ディスク装置を長時間連続使
用を行った場合、タイマ15からCPU9に対し割り込
み信号が入り、CSS動作を開始するようにしたもので
ある。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す図である。
【0013】図において、磁気ディスク媒体1は、スピ
ンドルモータ軸2に固定されており、スピンドルモータ
3により回転駆動される。
【0014】スピンドルモータ3は、スピンドルモータ
駆動回路8を介して制御回路11により制御される。
【0015】浮上式磁気ヘッド4は、ヘッド駆動部6に
より駆動されるアーム5によって、磁気ディスク媒体1
上の所定位置に位置決めされて、情報の記録及び再生を
行う。
【0016】ヘッド駆動部6は、ヘッド駆動部制御回路
10を介して制御回路11により制御される。
【0017】CPU9はROM13(リード・オンリ・
メモリ)に格納されている動作手順により磁気ディスク
制御装置の動作を制御する回路である。
【0018】次に図2及び図3の磁気ディスク制御フロ
ーチャートを参照し、説明する。
【0019】CPU9が電源投入指示(参照符号a1)
を受けると、制御回路11に対しスピンドルモータ駆動
回路8の起動(参照符号c1)を指示すると共に、タイ
マ15を起動(参照符号d1)させる。
【0020】スピンドルモータ駆動回路8の起動により
スピンドルモータ3が回転し、これにより浮上式磁気ヘ
ッド4の浮上が始まる。
【0021】スピンドルモータ3が所定回転速度(例え
ば、3000rpm)に達すると浮上式磁気ヘッド4が
所定位置まで浮上する。
【0022】CPU9は制御回路11に上記の指示を与
えた後、EEPROM12(電気的消去可能PROM)
内の累積稼働時間を読みだし、RAM14(ランダム・
アクセス・メモリ)に書き込む(参照符号e1)。
【0023】そして、スピンドルモータ3が所定回転数
に達した後(参照符号f1)、累積稼働時間が設定時間
(例えば20時間)を経過しているかを比較し(参照符
号g1)、経過していた場合CSS動作を数回実行する
(参照符号p1)。
【0024】経過していない場合、上位装置7からの命
令やタイマ15からの割り込み命令があるまで待つ(参
照符号j1)。
【0025】CSS動作を行った場合、実行後RAM1
4及びEEPROM12内の累積稼働時間を初期値(例
えば0分)に設定する(参照符号q1)。その後、タイ
マ15をリセットし再起動させ(参照符号r1)、スピ
ンドルモータ3が所定の回転速度に達した後(参照符号
s1)、上位装置7からの命令を待つ。
【0026】CSS動作とは、浮上式磁気ヘッド4をC
SSゾーンに移動させ、スピンドルモータ3の停止によ
り浮上式磁気ヘッド4を磁気ディスク媒体1に接触さ
せ、その後スピンドルモータを再起動し浮上式磁気ヘッ
ド4を再び浮上させることである。
【0027】一方、タイマ15の更新設定時間(例えば
10分)が経過した場合、上位装置7からの情報の記録
及び再生の命令がないことを条件に、タイマ15からC
PU9に対して割り込み命令を発生する(参照符号l
1)。
【0028】この割り込み命令により、CPU9はRA
M14内に書き込まれている累積稼働時間を新たに更新
し、さらにEEPROM12内に更新された累積稼働時
間を書き込む(参照符号n1)。
【0029】そして、累積稼働時間が設定時間(例えば
20時間)を経過しているかを比較し、経過している場
合、上記に示した動作(参照符号p1,q1,r1,s
1,t1,u1)を行う。
【0030】累積稼働時間が経過していない場合、CP
U9はタイマ15をリセットし再起動させ、上位装置7
からの命令を待つ。
【0031】CPU9にタイマ15からの割り込み命令
が発生したときに上位装置からの情報の記録及び再生の
命令により情報の記録及び再生が行われている場合、そ
の情報の記録及び再生が終了した後、割り込み命令によ
り上記と同様の制御(参照符号l1,m1,n1,o
1,p1,q1,r1,s1,t1,u1)を行う。
【0032】本実施例によれば、磁気ディスク装置の連
続使用中に一定時間毎にCSS動作を行うことにより、
磁気ヘッドに塵埃が付着したり、磁気ディスク媒体表面
上の潤滑剤が老化し磁気ヘッド及び磁気ディスク媒体に
破損及び摩耗が生じることを低減し、磁気ディスク装置
の連続使用においても正常にデータの記録及び再生を行
える。
【0033】(実施例2)図4は、本発明の実施例2を
示す図である。
【0034】本実施例では、磁気ディスク停止時には磁
気ヘッドを磁気ディスク上から退避させ、磁気ディスク
回転が十分な速度に達した時点で磁気ヘッドを磁気ディ
スク上にロードする種々のヘッドロード・アンロード機
構が採用された磁気ディスク装置を対象とするものであ
る。
【0035】図4において、磁気ディスク媒体1は、ス
ピンドルモータ軸2に固定されており、スピンドルモー
タ3により回転駆動される。スピンドルモータは、スピ
ンドルモータ駆動回路8を介して制御回路11により制
御される。
【0036】磁気ヘッド4は、ヘッド駆動部6により駆
動されるアーム5によって、磁気ディスク媒体1上の所
定位置に位置決めされて、情報の記録及び再生を行う。
【0037】ヘッド駆動部6は、アーム5に回転駆動及
び上下駆動を与え、その駆動はヘッド駆動部制御回路1
0を介して制御回路11により制御される。
【0038】CPU9はROM22(リード・オンリ・
メモリ)に格納されている動作手順により磁気ディスク
制御装置の動作を制御する回路である。
【0039】次に図5の磁気ディスク制御フローチャー
トを参照し、説明する。
【0040】電源投入前には、磁気ヘッド4は磁気ディ
スク1の上方の接触しない場所、もしくは磁気ディスク
1の外側に退避している。
【0041】CPU9が電源投入指示(参照符号a2)
を受けると、磁気ヘッド4をCSSゾーン(図6参照)
へ移動するために、CPU9は制御回路11に磁気ヘッ
ド移動の命令を出す。
【0042】この命令によりヘッド駆動部制御回路10
は、ヘッド駆動部6に対し回転駆動の動作をさせアーム
5の先端の磁気ヘッド4をCSSゾーンに移動させ、そ
の後ヘッドロードを行い、磁気ディスク1上のCSSゾ
ーンへ降下させる(参照符号c2)。
【0043】CPU9は、磁気ヘッド4がCSSゾーン
にあることを確認した後、スピンドルモータ3を起動す
るための命令を制御回路11に出す。この命令により、
スピンドルモータ駆動回路8はスピンドルモータ3を回
転駆動させる(参照符号d2)。
【0044】スピンドルモータ3が所定の回転速度にな
り次第(参照符号e2)、所定回数(例えば3回)のス
ピンドルモータ3の起動を行ったかをCPU9で判別し
(参照符号f2)、所定回数に達していない場合は、ス
ピンドルモータ3を停止させるため(参照符号g2)、
CPU9が制御回路11に命令を出す。
【0045】そして、再び前記の動作(参照符号c2,
d2,e2,f2)を行う。ここで、前記の動作(参照
符号c2,d2,e2,f2)を所定回数行うことをC
SS動作とする。
【0046】所定回数に達している場合は、CPU9が
タイマ23をリセットし、タイマ23を起動させる。そ
して、上位装置7の記録又は再生の命令、あるいはタイ
マ23からの割り込み命令があるまで磁気ディスク1は
所定回転速度を保ち、磁気ヘッド4は磁気ディスク1上
に一定速度を保つか、もしくは磁気ディスク1の外側に
退避している状態で待つ(参照符号k2)。
【0047】一方、タイマ23は、タイマ起動時から一
定時間(例えば20時間)経過したときに、CPU9に
対して割り込み命令を送る。この命令に対してCPU9
は、上位装置7からの記録又は再生の命令が無いのを条
件に、CSS動作を実行するための命令を発する。図5
のようにタイマ23からCPU9に割り込みが発生した
場合、CPU9は図5中のからの制御を行う。
【0048】上位装置7からの記録又は再生の命令があ
る場合、CPU9はその命令の終了時点でタイマ23か
らの割り込み命令を受け付け、CSS動作を実行するた
めの命令を発する。
【0049】図6は、磁気ディスク1の平面図である。
ドーナツ状の磁気ディスク4のB部分がデータ領域で、
C部分がCSSゾーンである。なお、本実施例において
はCSSゾーンCは最内周に設定されているが、この位
置を限定するものではない。
【0050】CSS動作を実行する場合には、磁気ヘッ
ド4はCSSゾーンCへ移動する。また、上位装置7か
らの記録又は再生命令により、磁気ヘッド4はデータ領
域Bの部分上へ移動する。
【0051】本実施例によれば、ヘッドロード・アンロ
ード機構を装備する磁気ディスク装置において、動作中
に磁気ヘッドをスピンドルモータの回転を停止しCSS
動作を行うことにより、磁気ヘッドに堆積するダストを
除去することができる。
【0052】(実施例3)図7は、本発明の実施例3を
示す図である。
【0053】図7において、磁気ディスク媒体1は、ス
ピンドルモータ軸2に固定されており、スピンドルモー
タ3により回転駆動される。スピンドルモータ3は、ス
ピンドルモータ駆動制御回路8により制御される。
【0054】磁気ヘッド4は、ヘッド駆動部6により駆
動されるアーム5によって、磁気ディスク媒体1上の所
定位置に位置決めされて、情報の記録及び再生を行う。
【0055】ヘッド駆動部6は、アーム5に回転駆動及
びヘッドロード・アンロード駆動を与え、その駆動はヘ
ッド駆動部制御回路10により制御される。
【0056】ホストインタフェイス制御回路11は、上
位装置7との情報の伝達を司る回路である。
【0057】CPU9はROM22(リード・オンリ・
メモリ)に格納されている動作手順により磁気ディスク
制御装置の動作実行の指示を出す回路であり、CPU内
には複数のレジスタがあるものとする。
【0058】タイマ23は、CPU9からのタイマ・ス
タート命令により起動が開始され、タイマ設定時間が経
過すると、CPU9に対し割り込み命令を出す回路であ
る。
【0059】次に図8及び図9の磁気ディスク制御フロ
ーチャートを参照し、説明する。
【0060】電源投入前には、磁気ヘッド4は磁気ディ
スク1の上方の接触しない場所、もしくは磁気ディスク
1の外側に退避している。
【0061】CPU9が電源投入指示(参照符号a3)
を受けると、磁気ヘッド4をCSSゾーン(図9参照)
へ移動するために、CPU9はヘッド駆動部制御回路1
0に磁気ヘッド移動の命令を出す。
【0062】この命令によりヘッド駆動部制御回路10
は、ヘッド駆動部6に対し回転駆動の動作をさせアーム
5の先端の磁気ヘッド4をCSSゾーンに移動させ、そ
の後ヘッドロードを行い、磁気ディスク1上のCSSゾ
ーンへ磁気ヘッド4を降下させる(参照符号c3)。
【0063】CPU9は、磁気ヘッド4がCSSゾーン
にあることを確認した後、スピンドルモータ3の起動命
令をスピンドルモータ駆動制御回路8に出す。
【0064】この命令により、スピンドルモータ駆動制
御回路8はスピンドルモータ3を回転駆動させる(参照
符号d3)。
【0065】このスピンドルモータ3の駆動により、磁
気ディスク1は回転し、回転速度が増す毎に磁気ヘッド
4は徐々に浮上する。
【0066】そして、CPU9はタイマ23に対しタイ
マ・スタート指示し(参照符号e3)、その後、スピン
ドルモータが通常回転速度(通常の記録や再生が可能な
速度:例えば4000rpm)になっているかを判断
し、通常回転速度になっていなければ通常回転速度にな
るまで待ち(参照符号f3)、通常回転速度になったら
割り込みを許可し(参照符号g3)、上位装置7からの
命令やタイマ23からの割り込みを待つ(参照符号h
3)。
【0067】本発明の磁気ディスク装置がタイマ・スタ
ート時から一定時間(例えば20時間)経過した場合、
タイマ23はCPU9に対して割り込み命令を送る。こ
の命令に対してCPU9は、上位装置7からの記録又は
再生の命令が無いのを条件に、CSS動作を実行するた
めの指示を発する(参照符号j3)。
【0068】一方、上位装置7からの記録又は再生の命
令がある場合、CPU9はその命令の終了時点でタイマ
23からの割り込み命令を受け付ける。
【0069】タイマ23からの割り込み命令が受け付け
られると、CPU9はCPU内のレジスタAにCSS動
作所定回数n(例えば、n=3)をセットする(参照符
号l3)。
【0070】ヘッド駆動部制御回路10は、現在の磁気
ヘッド4の位置をCPU9に送り、CPU9はCPU9
内部のレジスタBにその磁気ヘッド現在位置を格納して
おく(参照符号m3)。
【0071】そして、CPU9はヘッド駆動部制御回路
10に対し、磁気ヘッド4がCSSゾーンへ移動するた
め指示を出す(参照符号o3)。
【0072】その後、スピンドルモータ3の回転速度を
磁気ヘッド4が磁気ディスク1に接触するための速度
(CSS動作回転速度:例えば1000rpm)にする
ため、CPU9はスピンドルモータ駆動制御回路8に指
示を与える。
【0073】この指示に対し、スピンドルモータ駆動制
御回路8はスピンドルモータ3の回転速度をCSS動作
回転速度にし、あらかじめ設定されている時間だけその
回転速度を維持する(参照符号p3)。
【0074】前記の設定時間だけ経過した後、CPU9
はスピンドルモータ3の回転速度を通常回転速度にする
ための指示をスピンドルモータ駆動制御回路8に与え
(参照符号q3)、スピンドルモータ3が通常回転速度
になるまで待つ(参照符号r3)。
【0075】スピンドルモータ3が通常回転速度に達し
たら、CPU3内部のレジスタAの値から1を引き、そ
の結果をレジスタAに格納する(参照符号s3)。
【0076】そして、CPU9はレジスタAの値が0に
なっているかを判断し(参照符号t3)、レジスタA≠
0ならば、再度参照符号p3,q3,r3,s3,t3
の動作を実行する。
【0077】レジスタA=0ならば、CPU9はレジス
タBに格納してある磁気ヘッドの位置情報を元にヘッド
駆動部制御回路10に指示を与える。この指示により、
ヘッド駆動部制御回路10は磁気ヘッド4をCSS動作
前の位置に戻す(参照符号u3)。
【0078】そして、CPU9はタイマ23をリセット
し、再スタートさせる(参照符号v3)。
【0079】その後、再び上位装置7からの命令やタイ
マ23からの割り込みを待つ(参照符号h3)。
【0080】図10は、磁気ディスク1の平面図であ
る。ドーナツ状の磁気ディスクのY部分がデータ領域
で、Z部分がCSSゾーンである。なお、本実施例にお
いてはCSSゾーンZは最内周に設定されているが、こ
の位置を限定するものではない。
【0081】CSS動作を実行する場合には、磁気ヘッ
ド4は図10中のCSSゾーンZへ移動する。
【0082】本実施例によれば、ヘッドロード・アンロ
ード機構を装備する磁気ディスク装置において、動作中
に磁気ヘッドをスピンドルモータの回転速度を落としC
SS動作を行うことにより、磁気ヘッドに堆積するダス
トを除去することができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明は、磁気ディスク装
置の連続使用中に一定時間毎にCSS動作を行うことに
より、磁気ヘッドに塵埃が付着したり、磁気ディスク媒
体表面上の潤滑剤が老化し磁気ヘッド及び磁気ディスク
媒体に破損及び摩耗が生じることを低減し、磁気ディス
ク装置の連続使用においても正常にデータの記録及び再
生を行えるという効果がある。
【0084】さらに、ヘッドロード・アンロード機構を
装備する磁気ディスク装置において、動作中に磁気ヘッ
ドをスピンドルモータの回転速度を停止しCSS動作を
行うことにより、磁気ヘッドに堆積するダストを除去す
ることができ、よって信頼性の高い磁気ディスク装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す図である。
【図2】実施例1における磁気ディスク制御メインルー
チンフローチャートである。
【図3】実施例1における磁気ディスク制御メインルー
チンフローチャートである。
【図4】本発明の実施例2を示す図である。
【図5】実施例2における磁気ディスク制御フローチャ
ートである。
【図6】実施例2における磁気ディスクを示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例3を示す図である。
【図8】実施例3における磁気ディスク制御メインルー
チンフローチャートである。
【図9】実施例3における磁気ディスク制御メインルー
チンフローチャートである。
【図10】実施例3における磁気ディスクを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スピンドルモータ軸 3 スピンドルモータ 4 磁気ヘッド 5 アーム 6 ヘッド駆動部 7 上位装置 8 スピンドルモータ駆動制御回路 9 CPU 10 ヘッド駆動部制御回路 11 ホストインタフェイス制御回路 12 EEPROM 13,22 ROM 14 RAM 15,23 タイマ 21 ホストインタフェイス制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト・スタート・ストップ(CS
    S)方式を用いる磁気ディスク装置であって、 磁気ディスク装置の累積稼働時間を測定する測定部と、 累積稼働時間を記憶しておく記憶部と、 累積稼働時間を記録する手段と、 前記測定部による測定値が所定値になったときにCSS
    動作を指示する手段とを有することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 スピンドルモータによって回転する磁気
    ディスクより非動作時に磁気ヘッドを退避させるヘッド
    ロード・アンロード機構とを有する磁気ディスク装置で
    あって、 動作中に前記磁気ディスクの回転を停止し、前記磁気ヘ
    ッドを前記磁気ディスクに接触させる駆動部と、前記駆
    動部を制御する回路と、 磁気ディスク装置の電源投入後から連続稼働時間を測定
    する測定部と、 前記測定部を制御する回路とを有することを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 スピンドルモータによって回転する磁気
    ディスクより非動作時に磁気ヘッドを退避させるヘッド
    ロード・アンロード機構とを有する磁気ディスク装置で
    あって、 動作中に前記磁気ディスクの回転速度を制御する回路
    と、 前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクに接触させる駆動部
    と、 前記駆動部を制御する回路と、 磁気ディスク装置の電源投入後から連続稼働時間を測定
    する測定部と、 前記測定部を制御する回路とを有することを特徴とする
    磁気ディスク装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998012699A1 (en) * 1996-09-18 1998-03-26 Maxtor Corporation Self-cleaning proximity recording interface
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