JP2001307413A - 回転型記憶装置の制御方法および回転型記憶装置 - Google Patents

回転型記憶装置の制御方法および回転型記憶装置

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JP2001307413A
JP2001307413A JP2000122103A JP2000122103A JP2001307413A JP 2001307413 A JP2001307413 A JP 2001307413A JP 2000122103 A JP2000122103 A JP 2000122103A JP 2000122103 A JP2000122103 A JP 2000122103A JP 2001307413 A JP2001307413 A JP 2001307413A
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Masutaka Harada
益孝 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転型記憶装置において、衝撃が発生したと
きの記録データおよび装置の信頼性向上を図る。 【解決手段】 最近発生した衝撃を履歴情報として記録
保持する衝撃情報テーブルを磁気ディスク装置内に設け
る。この衝撃情報により、電力管理制御において、コマ
ンド処理終了後にディスク上からヘッドを退避させるア
ンロードの実行タイミングを調節する。また、衝撃情報
により、最近の衝撃の発生頻度が高い場合には、ライト
キャッシュ機能を一時的に禁止し、ライトデータのディ
スクへの書き込み保証によるデータの信頼性の向上を実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転型記憶装置の
制御技術および回転型記憶装置に関し、特に、例えばノ
ートブックコンピュータ等の携帯用コンピュータ等に実
装される回転型記憶装置等に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ノートブックコンピュータ等
に代表される携帯用コンピュータ等の外部記憶装置とし
て用いられる磁気ディスク装置においては、バッテリー
電源のみで動作される場合があるため、ホストからのア
クセスがない状態が続くと、時間経過により節電モード
に切替えていく電力管理制御が一般的に採用されてい
る。
【0003】そのため従来から以下のような種々の技術
が提案されている。例えば、特開平9−17099号公
報「データ記録ディスク駆動機構において消費電力を管
理する方法」には、ホストからのコマンドの間隔によ
り、節電モードに遷移する時間を調節し、性能および消
費電力の最適化を図ろうとする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平9−17
099号公報の技術は、ホストからのコマンド発行間隔
により、節電モードに切替える時間を調節し、性能劣化
の防止および最適な電力管理を実現しようとするもので
あるが、衝撃が発生した場合の制御については述べられ
ていない。
【0005】また、一般的に性能向上を目的として磁気
ディスク装置にはライトキャッシュ機能が用いられてい
る。ライトキャッシュ機能は、ホストが発行したライト
コマンドに対して、そのデータを一時的に半導体メモリ
等のキャッシュメモリに格納して、ディスクへのライト
処理が終了していなくてもキャッシュメモリにデータの
ライトが終了した時点で、ホストに終了報告をし、その
後ディスクにデータをライトすることで性能向上を図る
ものである。つまり、ライトキャッシュ機能は、ライト
コマンドが連続して発行された場合、キャッシュメモリ
にライトデータを溜め込んで、ホストに終了報告をした
後に、ディスクへのライト処理を行うものである。
【0006】このライトキャッシュ機能は、通常のアク
セスでは、性能を向上させる点で有効であるが、衝撃が
頻繁に発生している状況でホストから連続にライトコマ
ンドが発行された時、ディスクへのライト処理で多くの
エラーリトライ処理が発生し、次のコマンドを発行され
ても、ディスクへのライトが継続しているため、ホスト
によってタイムアウトをとられる確率が高くなってしま
う。更に、ディスクへのライト処理で致命的なエラーが
発生し、ライト継続不能となった場合、ホストへ正常終
了の報告をしているにもかかわらず、ライトデータの保
証ができなくなる場合が生ずる懸念もある。
【0007】また、非動作時の衝撃による信頼性を向上
させる手段として近年、ロード・アンロード型と称され
る磁気ディスク装置が開発されている。すなわち、ロー
ド・アンロード機構を備え、装置が非動作の状態では、
ヘッドを、ディスク上から退避させランプに沿わせて持
ち上げることで、ディスクと非接触な状態で保持するア
ンロード動作と、アンロード動作の退避位置からディス
ク上にヘッドを移動するロード動作を行うものである。
【0008】本発明の目的は、衝撃に対する回転型記憶
装置の動作やデータの信頼性を向上させることにある。
【0009】本発明の他の目的は、回転型記憶装置にお
いて、電力管理制御による消費電力の低減と衝撃に対す
る動作やデータの信頼性の向上を実現することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ライトキャッシュ機
能によるデータ書き込み性能の向上と、衝撃に対する動
作やデータの信頼性の向上とを両立させることにある。
【0011】本発明の他の目的は、回転型記憶装置に一
般的に採用されている電力管理制御において、衝撃を受
けた時に、ヘッドをアンロードさせるタイミングを調節
することでディスク上のヘッドの浮上時間を少なくしデ
ィスクへの打痕等によるデータ破壊やヘッドクラッシュ
の発生を低減させ、衝撃に対する回転型記憶装置の動作
やデータの信頼性を向上させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転型記憶媒
体と、回転型記憶媒体に格納される情報へのアクセス動
作を行うヘッドと、ヘッドの回転型記憶媒体に対する位
置決め制御を行う位置決め手段と、衝撃を検出する衝撃
検出手段と、を含む回転型記憶装置の制御方法におい
て、回転型記憶装置に加わる衝撃の履歴情報を採取する
ステップと、履歴情報に基づいて、回転型記憶装置の動
作状態を変更するステップと、を実行するものである。
【0013】また、本発明は、回転型記憶媒体と、回転
型記憶媒体に格納される情報へのアクセス動作を行うヘ
ッドと、ヘッドの回転型記憶媒体に対する位置決め制御
を行う位置決め手段と、上位装置との間で授受される情
報が一時的に格納されるキャッシュメモリと、衝撃を検
出する衝撃検出手段と、回転型記憶装置に加わる衝撃の
履歴情報が格納される履歴情報記憶手段と、を含む回転
型記憶装置において、回転型記憶装置に加わる衝撃の履
歴情報を採取して履歴情報記憶手段に記録し、履歴情報
記憶手段から読み出される履歴情報に基づいて、回転型
記憶装置の動作状態を変更する制御論理を備えたもので
ある。
【0014】より具体的には、一例として、本発明で
は、外部から加わる衝撃の検出可能なショックセンサお
よび上位装置からのアクセスがない状態が続くと、時間
経過により節電モードに切替えていく電力管理制御を備
える回転型記憶装置において、 1)衝撃情報により、コマンド処理終了後に回転型記憶
媒体上からヘッドを退避させるタイミングを調節する手
段、 2)コマンド処理中に衝撃を検出した時、コマンド処理
終了後に回転型記憶媒体上からヘッドを退避させるタイ
ミングを調節する手段、 3)上記コマンド処理終了後の退避処理で、回転型記憶
媒体上からヘッドを退避させる直前に衝撃を検出したと
き残留振動が収まる時間をウエイトし、回転型記憶媒体
上からヘッドを退避させる手段、 4)衝撃情報により、ライトキャッシュ機能を禁止する
手段、 5)軽度の衝撃時に、コマンド処理終了後の電力管理制
御で回転型記憶媒体上からヘッドを退避させるタイミン
グを調節する手段、 6)重度の衝撃時に、コマンド処理終了後の電力管理制
御で回転型記憶媒体上からヘッドを退避させるタイミン
グを調節する手段、およびライトキャッシュ機能を禁止
する手段、 7)定期的に衝撃の有無を監視するステップと、シーク
/ライト/リード動作中に衝撃の有無を監視するステッ
プにて採取した衝撃情報を記録保持するテーブルを備
え、この衝撃情報により電力管理制御およびキャッシュ
制御を変更する手段、 を備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である回転
型記憶装置の制御方法を実施する回転型記憶装置を含む
情報処理システムの構成の一例を示す概念図であり、図
2は、本実施の形態の回転型記憶装置の制御方法および
回転型記憶装置にて用いられる制御情報の一例を示す概
念図、図3は、本実施の形態の回転型記憶装置の回転型
記憶媒体における情報の記録方法の一例を示す概念図、
図4、図5および図6は、本実施の形態の回転型記憶装
置の制御方法および回転型記憶装置の作用の一例を示す
概念図、図7は、本実施の形態の回転型記憶装置の制御
方法および回転型記憶装置の作用の一例を示すフローチ
ャートである。
【0017】図1は、情報処理システムの一例として、
回転型記憶装置の一種である磁気ディスク装置30を外
部記憶装置として備えたパーソナルコンピュータの構成
例を示したものである。
【0018】すなわち、本実施の形態の情報処理システ
ムは、例えば、パーソナルコンピュータなどの一部を構
成する中央処理装置(Central Processing Unit )を含
むホスト10と、外部記憶装置としての磁気ディスク装
置30からなる。
【0019】本実施の形態の磁気ディスク装置30は、
マイクロプロセッサ31、ハードディスクコントローラ
32、メモリ33および、ディスク20、ディスク20
を回転駆動するスピンドルモータ38、回転するディス
ク20に対するデータの記録再生動作を行うヘッド3
5、アーム37aを介してヘッド35を支持し、回転す
るディスク20に対するヘッド35の位置決め動作を行
うボイスコイルモータ37、後述のロード・アンロード
動作を行うランプ36からなる。
【0020】ロード・アンロード動作は、ヘッド35か
ら突設された図示しないタブをランプ36に摺動させつ
つディスク20の外側方向に移動させることで、ヘッド
35をディスク20から離間させつつ、ディスク20の
外側に退避させるアンロード操作、および、逆の経路で
アンロードの位置にあるヘッド35をディスク20上に
移行させるロード操作からなる。
【0021】更に、磁気ディスク装置30には、当該磁
気ディスク装置30に加わる衝撃を検出するショックセ
ンサ34も搭載されている。
【0022】マイクロプロセッサ31は、磁気ディスク
装置30の全体の制御を行い、ハードディスクコントロ
ーラ32は、ホスト10、ディスク20の間のデータお
よびコマンドのやりとりの制御などを受け持っている。
【0023】メモリ33は、ホスト10とディスク20
との間で授受されるデータを一時的に格納されるキャッ
シュメモリとして機能する。すなわち、本実施の形態の
場合には、ホスト10から到来するライトデータをメモ
リ33に格納した時点でホスト10にライト完了を応答
し、任意の契機でメモリ33上のライトデータをディス
ク20に反映させるライトキャッシュ機能、およびディ
スク20から読み出されたリードデータをメモリ33に
格納しておき、ホスト10からのリード要求に対しては
可能な限り、メモリ33に存在するデータを用いて応答
するリードキャッシュ機能、に使用され、上位のホスト
10からのアクセス要求によるデータ授受の効率を高め
るものである。
【0024】また、メモリ33には、たとえば、図2に
例示される各種の情報を含む制御情報60も格納され
る。すなわち、本実施の形態の場合、制御情報60とし
て、ライトキャッシュ禁止の可否を示すライトキャッシ
ュ禁止フラグ61、後述の各種の電力モード間の移行を
制御するためのアイドルモード設定時間62、スタンバ
イモード設定時間63、衝撃の程度を識別するための判
定閾値64(閾値N1、閾値N2)、後述のように作用
する複数の衝撃情報テーブル65(65a〜65c)、
コマンド処理中に衝撃が検出されたか否かを示すコマン
ド処理中衝撃有無フラグ66、等の情報が更新可能に格
納される。
【0025】なお、制御情報60に含まれるライトキャ
ッシュ禁止フラグ61〜コマンド処理中衝撃有無フラグ
66の各情報は、メモリ33に纏めて格納することに限
らず、必要に応じて、マイクロプロセッサ31やハード
ディスクコントローラ32内のレジスタ等の任意の記憶
手段に分散して格納することができる。
【0026】図3は、ディスク20の構成の一例を示し
たものである。この図3に示されるように、記憶媒体で
ある複数のディスク20の各々の両面に同心円状に複数
のトラック22が設けられており、各々のトラック22
には、データの記録単位の一種であるセクタが複数個格
納されている。個々のディスク20の両面には、それぞ
れディスク20の回転中心から距離が互いに等しい状態
で、ボイスコイルモータ37およびアーム37aによ
り、当該ディスク20の径方向に同時に同一方向に移動
して、目的のトラック22上への位置付け動作、すなわ
ちシーク動作を行う複数のヘッド35が対向して配置さ
れており、このヘッド35を介して任意のトラック22
に対する前記セクタのライト・リード動作が行われる。
【0027】上位のホスト10からの任意のアクセス
は、このシリンダ21の番号、ヘッド35の番号および
セクタ番号の組み合わせからなるアドレスなどを指定し
て行われる。
【0028】図4は、本実施の形態の磁気ディスク装置
30における電力制御動作の一例を示したものである。
【0029】磁気ディスク装置30は、ホスト10から
のコマンドアクセスが無い状態が継続すると、電力消費
を低減するため、タイマーを用いて各電力モードに移行
する。本実施の形態の場合、この電力モードは大きく3
つに分類され、アクティブモード4a、アイドルモード
4b、スタンバイモード4cからなる。一般的にアイド
ルモード4bは、更に2〜3段階のモードに分割され電
力管理が行なわれているが本実施の形態での説明は省略
する。
【0030】ホスト10からのコマンドで、ディスク2
0へのシーク/ライト/リード動作が発生した場合、最
も電力消費の大きいアクティブモード4aで動作する。
コマンド処理が終了すると、電力管理制御のタイマーを
起動する。タイマーカウンターがアイドルモード4bに
遷移するためのアイドルモード設定時間62に達した
ら、ヘッド35をアンロードし、ボイスコイルモータ3
7を停止させることでアイドルモード4bに遷移する。
更にタイマーカウンターが、スタンバイモード4cに遷
移するためのスタンバイモード設定時間63に達した
ら、アンロード状態でスピンドルモータ38を停止させ
スタンバイモード4cに遷移する。本実施の形態では、
以下に説明する衝撃情報により、アイドルモード4bへ
の遷移時間を調節する。すなわち、コマンド処理後にア
ンロードするタイミングを調節することにより、ディス
ク20上のヘッド35の浮上時間を短縮する。
【0031】次に図5に本実施の形態における衝撃情報
のカウント方法の一例を示す。
【0032】本実施の形態では、衝撃の発生有無の確認
は数百マイクロ秒間隔、およびシーク/ライト/リード
動作中に実施し、衝撃の発生回数は、秒単位で管理す
る。例えば、図6に例示されるように、衝撃の発生回数
の管理を1秒単位とし、この1秒間に2回の衝撃を検出
した場合、1秒間に1回の衝撃が発生したものとして扱
う。
【0033】すなわち、図6において、計測開始から2
秒目には、当該1秒の間に衝撃が2回計測されている
が、この場合、1回として扱う。
【0034】更に、本実施の形態では、最近の衝撃情報
を履歴情報として保持する複数の衝撃情報テーブル1〜
3(65a〜65c)を設け、各テーブルは、図6に例
示されるように、5秒間の衝撃発生回数を記録保持する
ものとする。例えば、最初に衝撃情報テーブル1(65
a)で5秒間の衝撃回数をカウントする。5秒経過した
時点で衝撃情報テーブル2(65b)に移行して衝撃回
数をカウントする。10秒経過した時点で衝撃情報テー
ブル1,2(65a,65b)より10秒間に発生した
衝撃回数を算出する(図6の測定例では1+2=3回/
10秒となる)。次に衝撃情報テーブル3(65c)で
次の5秒間の衝撃回数を監視する。衝撃情報テーブル3
(65c)の監視が終了した時点で、衝撃情報テーブル
2,3(65b,65c)により10秒間に発生した衝
撃回数を算出する(図6の測定例では2+5=7回/1
0秒となる)。次に衝撃情報テーブル1(65a)に戻
り、衝撃情報テーブル1(65a)のカウントをクリア
しカウントを開始する。以降、同様に動作することで、
最近の10秒間の衝撃発生回数を管理することが可能と
なる。
【0035】また、最近の10秒間に計測された衝撃発
生回数Nと、閾値N1>閾値N2となる判定値を用いて
衝撃の発生頻度を管理する。閾値N1>衝撃発生回数N
≧閾値N2となった場合、比較的衝撃が少ない(以下、
軽度の衝撃と呼ぶ)と判定し、また衝撃発生回数N≧閾
値N1となった場合、比較的衝撃が多い(以下、重度の
衝撃と呼ぶ)と判定する。例えば、閾値N1を5回、閾
値N2を2回と設定した場合、図5の衝撃情報テーブル
1,2(65a,65b)の10秒間に発生した衝撃回
数は、N1>(N=3回)≧N2となり軽度の衝撃とな
る。また、衝撃情報テーブル2,3の10秒間に発生し
た衝撃回数は、(N=7回)>N1となり重度の衝撃と
なる。本実施の形態では、最近の衝撃発生回数を管理す
ることで、衝撃の発生頻度を管理する。
【0036】また、コマンド処理中の衝撃の検出の有無
は、コマンド処理中に所定の強さ以上の衝撃が少なくと
も1回検出されれば(N>0)、衝撃有と判定すること
で行われ、コマンド処理中衝撃有無フラグ66をONに
セットする。
【0037】以下、図7のフローチャート等を参照して
本実施の形態の回転型記憶装置の制御方法におけるコマ
ンド終了後の電力管理制御の一例を説明する。
【0038】ホスト10からのアクセス要求に対してシ
ーク、ライトまたは、リードのコマンド処理を実施する
(ステップ101)。このコマンド処理中に衝撃が検出
された場合コマンド処理中衝撃有無フラグ66がONに
セットされる。コマンド処理が終了(ステップ102)
した時点で、電力管理制御を行うためのタイマーを起動
する(ステップ103)。その後、衝撃情報テーブル6
5a〜65cによる重度の衝撃(ステップ104)、軽
度の衝撃(ステップ105)およびコマンド処理中の衝
撃発生有無(ステップ106)の判定を行う。上記判定
の何れにも属さない場合、すなわち衝撃が全く発生して
いない場合は、アイドルモード設定時間62を経過した
か判定する(ステップ107)。本実施の形態では、衝
撃が発生していない通常動作のアイドルモード設定時間
62を10秒に設定しているとする。その後、アイドル
モード設定時間62である10秒が経過した時点でディ
スク20上からヘッド35を退避させるアンロード処理
を実行する(ステップ108)。
【0039】また、重度の衝撃と判定した場合(ステッ
プ104)は、キャッシュ制御の変更を実施する(ステ
ップ109)。キャッシュ制御については、ライトキャ
ッシュ禁止フラグ61をONにセット(通常はOFFに
なっている)して、一時的にライトキャッシュ機能を禁
止とする。これにより、連続にライトコマンドが発行さ
れた場合、ディスク20へのライト処理で多くのエラー
リトライ処理が発生し、ライト処理の時間が増大するこ
とにより、ホスト10からの継続するコマンドのタイム
アウト発生を防止できる。更に、ディスク20へのライ
ト処理で致命的なエラーが発生し、ライト継続不能とな
った場合、ライトキャッシュ機能ではライトデータをメ
モリ33に格納した時点でホスト10へ正常終了報告し
てしまうが、ライトキャッシュ機能を禁止とすること
で、ホスト10に正確にライトエラーの発生を報告する
ことが可能となる。
【0040】次にアイドルモード設定時間62を最小値
に変更し(ステップ110)、アイドルモード設定時間
62が経過した時点でディスク20上からヘッド35を
退避させるアンロード処理を実行する(ステップ10
8)。例えば、本実施の形態では、ステップ110の変
更処理では、アイドルモード設定時間62の最小値を5
00ミリ秒とする。これにより、重度の衝撃発生時に
は、ヘッド35が、ディスク20上に浮上している時間
を短縮できる。また、上記キャッシュ制御変更(ステッ
プ109)は、重度の衝撃発生時に一時的に変更するも
のであり、後に重度の衝撃でないと判定した場合、ライ
トキャッシュ禁止フラグ61をOFFにしてキャッシュ
制御を元に戻すことで、衝撃が発生していない場合の性
能劣化を防止することができる。
【0041】次に、軽度の衝撃と判定した場合(ステッ
プ105)は、アイドルモード4bに遷移する時間を調
節し(ステップ111)、アイドル設定時間が経過した
時点でディスク20上からヘッド35を退避させるアン
ロード処理を実行する(ステップ108)。本実施の形
態では、ステップ111の変更処理では、通常のアイド
ルモード設定時間62の半分に設定する。例えば、通常
のアイドルモード4bに遷移する時間を10秒に設定し
ている場合は、コマンド終了後、5秒でアイドルモード
4bに遷移するようにアイドルモード設定時間62を変
更する。これにより、軽度の衝撃発生時には、重度の衝
撃と同様、ヘッド35が、ディスク20上に浮上してい
る時間を短縮できる。
【0042】また、コマンド処理中衝撃有無フラグ66
を参照し、コマンド処理中に衝撃を受けたと判定された
時(ステップ106)も、軽度の衝撃と同様にアイドル
モード4bに遷移する時間を調節し(ステップ11
1)、調節されたアイドルモード設定時間62が経過し
た時点でディスク20上からヘッド35を退避させるア
ンロード処理を実行する(ステップ108)。これによ
り、軽度の衝撃に満たない状態で衝撃が発生した時も、
ヘッド35が、ディスク20上に浮上している時間を短
縮できる。
【0043】また、図に示していないが、アイドルモー
ド4bでのアンロード実行(ステップ108)を開始す
る直前に衝撃を検出した場合、残留振動が収まる時間
(数百ミリ秒〜)ウエイトしてから、アンロード動作を
開始する。これにより、アンロード動作中に衝撃を受け
る頻度を低減できる。
【0044】以上説明したように、本実施の形態の磁気
ディスク装置30およびその制御方法によれば、衝撃情
報テーブル65a〜65cに記録される最近の衝撃情報
の履歴により、コマンド終了後のアンロードの実行タイ
ミングの調節による電力管理制御、さらには、ライトキ
ャッシュの実行の可否等のキャッシュ制御を変更するこ
とで磁気ディスク装置30の動作やデータの衝撃に対す
る信頼性を向上することができる。
【0045】換言すれば、本実施の形態の磁気ディスク
装置30によれば、最近の衝撃情報を保持する衝撃情報
テーブル65a〜65cを備え、その衝撃情報により、
ディスク20からヘッド35を退避する(アンロード)
タイミングを調節することにより、コマンド終了後のア
ンロードの実行タイミングの調節による電力管理制御に
よる消費電力の低減と、衝撃発生時のデータ破壊を少な
くすることによる信頼性の向上とを両立させることが可
能となる。
【0046】また、ライトキャッシュ機能を一時的に禁
止することで、ライトキャッシュ機能によるデータ書き
込み性能の向上と、ホスト10によるコマンドのタイム
アウト発生の防止およびホスト10へディスク20への
ライト処理ができたか否かの報告が確実に実行できるこ
とによるライトデータの保証の両立が可能となる。
【0047】本願の特許請求の範囲に記載された発明を
見方を変えて表現すれば以下の通りである。
【0048】<1> 外部から加わる衝撃の検出可能な
ショックセンサおよびホストからのアクセスがない状態
が続くと、時間経過により節電モードに切替えていく電
力管理制御を備える磁気ディスク装置において、 1)衝撃情報により、コマンド処理終了後にディスク上
からヘッドを退避させるタイミングを調節する手段、 2)コマンド処理中に衝撃を検出した時、コマンド処理
終了後にディスク上からヘッドを退避させるタイミング
を調節する手段、 3)上記コマンド処理終了後の退避処理で、ディスク上
からヘッドを退避させる直前に衝撃を検出したとき残留
振動が収まる時間をウエイトし、ディスク上からヘッド
を退避させる手段、 4)衝撃情報により、ライトキャッシュ機能を禁止する
手段、 を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置。
【0049】<2> 衝撃情報を管理するテーブルと、
衝撃の発生頻度を管理する手段を備えることにより、軽
度の衝撃時に、 1)コマンド処理終了後の電力管理制御でディスク上か
らヘッドを退避させるタイミングを調節する手段、重度
の衝撃時に、 2)コマンド処理終了後の電力管理制御でディスク上か
らヘッドを退避させるタイミングを調節する手段、 3)衝撃情報により、ライトキャッシュ機能を禁止する
手段、 を備えたことを特徴とする項目<1>に記載の磁気ディ
スク装置。
【0050】<3> 定期的に監視するステップと、シ
ーク/ライト/リード動作中に監視するステップとによ
り計測された衝撃情報を記録保持するテーブルを備え、
この衝撃情報により電力管理制御およびキャッシュ制御
を変更する手段、を備えたことを特徴とする項目<1>
または<2>に記載の磁気ディスク装置。
【0051】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0052】たとえば、回転型記憶装置としては、実施
の形態に例示した磁気ディスク装置に限らず、一般の回
転型記憶媒体を備えた記憶装置に広く適用することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】本発明の回転型記憶装置の制御方法によ
れば、衝撃に対する回転型記憶装置の動作やデータの信
頼性を向上させることができる、という効果が得られ
る。
【0054】本発明の回転型記憶装置の制御方法によれ
ば、回転型記憶装置において、電力管理制御による消費
電力の低減と衝撃に対する動作やデータの信頼性の向上
を実現することができる、という効果が得られる。
【0055】本発明の回転型記憶装置の制御方法によれ
ば、ライトキャッシュ機能によるデータ書き込み性能の
向上と、衝撃に対する動作やデータの信頼性の向上とを
両立させることができる、という効果が得られる。
【0056】本発明の回転型記憶装置の制御方法によれ
ば、回転型記憶装置に一般的に採用されている電力管理
制御において、衝撃を受けた時に、ヘッドをアンロード
させるタイミングを調節することでディスク上のヘッド
の浮上時間を少なくしディスクへの打痕等によるデータ
破壊やヘッドクラッシュの発生を低減させ、衝撃に対す
る回転型記憶装置の動作やデータの信頼性を向上させる
ことができる、という効果が得られる。
【0057】また、本発明の回転型記憶装置によれば、
衝撃に対する回転型記憶装置の動作やデータの信頼性を
向上させることができる、という効果が得られる。
【0058】本発明の回転型記憶装置によれば、回転型
記憶装置において、電力管理制御による消費電力の低減
と衝撃に対する動作やデータの信頼性の向上を実現する
ことができる、という効果が得られる。
【0059】本発明の回転型記憶装置によれば、ライト
キャッシュ機能によるデータ書き込み性能の向上と、衝
撃に対する動作やデータの信頼性の向上とを両立させる
ことができる、という効果が得られる。
【0060】本発明の回転型記憶装置によれば、回転型
記憶装置に一般的に採用されている電力管理制御におい
て、衝撃を受けた時に、ヘッドをアンロードさせるタイ
ミングを調節することでディスク上のヘッドの浮上時間
を少なくしディスクへの打痕等によるデータ破壊やヘッ
ドクラッシュの発生を低減させ、衝撃に対する回転型記
憶装置の動作やデータの信頼性を向上させることができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法を実施する回転型記憶装置を含む情報処理シス
テムの構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法および回転型記憶装置にて用いられる制御情報
の一例を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
回転型記憶媒体における情報の記録方法の一例を示す概
念図である。
【図4】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法および回転型記憶装置の作用の一例を示す概念
図である。
【図5】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法および回転型記憶装置の作用の一例を示す概念
図である。
【図6】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法および回転型記憶装置の作用の一例を示す概念
図である。
【図7】本発明の一実施の形態である回転型記憶装置の
制御方法および回転型記憶装置の作用の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
4a…アクティブモード、4b…アイドルモード、4c
…スタンバイモード、10…ホスト(上位装置)、20
…ディスク(回転型記憶媒体)、21…シリンダ、22
…トラック、30…磁気ディスク装置(回転型記憶装
置)、31…マイクロプロセッサ、32…ハードディス
クコントローラ、33…メモリ、34…ショックセンサ
(衝撃検出手段)、35…ヘッド、36…ランプ、37
…ボイスコイルモータ(位置決め手段)、37a…アー
ム、38…スピンドルモータ、60…制御情報、61…
ライトキャッシュ禁止フラグ、62…アイドルモード設
定時間、63…スタンバイモード設定時間、64…判定
閾値、65…衝撃情報テーブル(65a〜65c)(履
歴情報記憶手段)、66…コマンド処理中衝撃有無フラ
グ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/08 320 G06F 12/16 330D 12/16 330 G11B 19/00 501H G11B 19/00 501 G06F 1/00 332B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型記憶媒体と、前記回転型記憶媒体
    に格納される情報へのアクセス動作を行うヘッドと、前
    記ヘッドの前記回転型記憶媒体に対する位置決め制御を
    行う位置決め手段と、衝撃を検出する衝撃検出手段と、
    を含む回転型記憶装置の制御方法であって、 前記回転型記憶装置に加わる衝撃の履歴情報を採取する
    ステップと、 前記履歴情報に基づいて、前記回転型記憶装置の動作状
    態を変更するステップと、 を含むことを特徴とする回転型記憶装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転型記憶装置の制御方
    法において、 前記回転型記憶装置は、前記ヘッドを前記回転型記憶媒
    体上から退避させるアンロード操作および前記アンロー
    ド操作で退避された前記ヘッドを前記回転型記憶媒体上
    に移行させるロード操作を行うロード/アンロード機能
    と、前記アクセス動作が行われない状態の経過時間に応
    じて節電モードに切り替えていく電力管理制御機能と、
    を備え、 前記履歴情報に応じて、前記アクセス動作の終了後に、
    前記アンロード操作を実行するタイミングを調節する第
    1の制御操作、 前記アクセス動作中に前記衝撃を検出した時、前記アク
    セス動作の終了後に前記アンロード操作を実行するタイ
    ミングを調節する第2の制御操作、 前記アクセス動作の終了後に前記アンロード操作を実行
    する直前に前記衝撃を検出した時、残留振動が収まる時
    間が経過した後、前記アンロード操作を実行する第3の
    制御操作、 の少なくとも一つの制御操作を実行することを特徴とす
    る回転型記憶装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の回転型記憶装置
    の制御方法において、 前記回転型記憶装置は、上位装置から受領した前記情報
    をキャッシュメモリに書き込んだ時点で書き込み完了を
    前記上位装置に報告し、任意の契機で前記キャッシュメ
    モリ内の前記情報を前記回転型記憶媒体に書き込む動作
    を行うライトキャッシュ機能を備え、 前記履歴情報に基づいて前記ライトキャッシュ機能を抑
    止することを特徴とする回転型記憶装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 回転型記憶媒体と、前記回転型記憶媒体
    に格納される情報へのアクセス動作を行うヘッドと、前
    記ヘッドの前記回転型記憶媒体に対する位置決め制御を
    行う位置決め手段と、上位装置との間で授受される前記
    情報が一時的に格納されるキャッシュメモリと、衝撃を
    検出する衝撃検出手段と、前記回転型記憶装置に加わる
    衝撃の履歴情報が格納される履歴情報記憶手段と、を含
    む回転型記憶装置であって、 前記回転型記憶装置に加わる衝撃の履歴情報を採取して
    前記履歴情報記憶手段に記録し、前記履歴情報記憶手段
    から読み出される前記履歴情報に基づいて、前記回転型
    記憶装置の動作状態を変更する制御論理を備えたことを
    特徴とする回転型記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回転型記憶装置におい
    て、 前記制御論理は、 前記履歴情報に応じて、前記アクセス動作の終了後に、
    前記アンロード操作を実行するタイミングを調節する第
    1の制御操作、 前記アクセス動作中に前記衝撃を検出した時、前記アク
    セス動作の終了後に前記アンロード操作を実行するタイ
    ミングを調節する第2の制御操作、 前記アクセス動作の終了後に前記アンロード操作を実行
    する直前に前記衝撃を検出した時、残留振動が収まる時
    間が経過した後、前記アンロード操作を実行する第3の
    制御操作、 前記上位装置から受領した前記情報をキャッシュメモリ
    に書き込んだ時点で書き込み完了を前記上位装置に報告
    し任意の契機で前記キャッシュメモリ内の前記情報を前
    記回転型記憶媒体に書き込む動作を行うライトキャッシ
    ュ機能を、前記履歴情報に基づいて抑止する第4の制御
    操作、 の少なくとも一つの制御操作を実行することを特徴とす
    る回転型記憶装置。
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