JP2009223955A - 電源電圧供給回路及びディスク装置 - Google Patents

電源電圧供給回路及びディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009223955A
JP2009223955A JP2008067439A JP2008067439A JP2009223955A JP 2009223955 A JP2009223955 A JP 2009223955A JP 2008067439 A JP2008067439 A JP 2008067439A JP 2008067439 A JP2008067439 A JP 2008067439A JP 2009223955 A JP2009223955 A JP 2009223955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
power supply
supply voltage
voltage
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008067439A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Okita
一仁 置田
Yasunori Izumitani
靖徳 泉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008067439A priority Critical patent/JP2009223955A/ja
Priority to US12/273,860 priority patent/US7933086B2/en
Publication of JP2009223955A publication Critical patent/JP2009223955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3268Power saving in hard disk drive
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3215Monitoring of peripheral devices
    • G06F1/3221Monitoring of peripheral devices of disk drive devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0625Power saving in storage systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/0671In-line storage system
    • G06F3/0673Single storage device
    • G06F3/0674Disk device
    • G06F3/0676Magnetic disk device
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

【課題】データ処理手段との間でデータのやりとりを支障なく行いつつ、低消費電力化を図る。
【解決手段】ゾーンに応じた転送レートで磁気ディスク12へのデータの書き込み又は磁気ディスク12からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段(16,40)との間でデータをやりとりするリード・ライト・チャネル32に対して、外部から供給された電源電圧の電圧値を変更して供給する電圧可変レギュレータ22と、データ処理手段の転送レートに応じた電源電圧をリード・ライト・チャネル32供給するように、電圧可変レギュレータ22を制御するレギュレータ制御回路36と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源電圧供給回路及びディスク装置に関し、特にデータ処理手段との間でデータをやりとりするデータ入出力手段に対して電源電圧を供給する電源電圧供給回路、及び該電源電圧供給回路を具備するディスク装置に関する。
従来より、磁気記録装置、例えばハードディスクドライブ(以下、「HDD」と呼ぶ)は、コンピュータの外部磁気記憶装置や民生用ビデオ記憶装置等に用いられている。近年、ユーザは、データ量の大きな情報(例えば動画など)を扱うことが多くなってきているため、これら情報を保存するためのHDDには、大容量化、高速化、低コスト化が求められてきている。
HDDのSoC(System on Chip)内には、リード・ライト・チャネルが設けられている。このリード・ライト・チャネルは、磁気ヘッドを用いてディスク媒体に書き込むデータをコード変調してヘッドICに出力したり、ディスク媒体から読み出した再生波形、すなわちヘッドICの出力信号からデータを検出してコード復調する信号処理を行うものである。
近年、HDDは、携帯用電子機器などに搭載されて、モバイル環境において使用されたり、USB等を用いてパソコン等に外部接続され、USB規格、あるいはIEEE1394規格によるバス給電により使用されることも多くなってきている。このような環境で使用されるHDDには、特に消費電力の改善(低減)が求められる。
これに対し、特許文献1には、電流の大きさを変えることによって再生周波数に応じた比較器の動作速度を実現する技術が提案されている。これによると、高周波数でのデータの再生を実現する一方で、低周波数でのデータ再生を低電流で行い消費電力を抑えることが可能である。
特開平7−57395号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、アナログ回路を用いて電流を制御するため、その回路構成が複雑となる。また、最近では、特許文献1のように再生装置にのみ適用することができるだけでなく、記録時においても低消費電力化を図ることが可能な技術の出現が待望されている。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、低消費電力化を図ることが可能な電源電圧供給回路及びデータ書込み時及び読み出し時のいずれにおいても低消費電力化を図ることが可能なディスク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本明細書開示の電源電圧供給回路は、ゾーンに応じた転送レートでディスク媒体へのデータの書き込み又は前記ディスク媒体からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段との間で前記データをやりとりするデータ入出力手段に対して、電源電圧を供給する電源電圧供給手段と、前記データ処理手段の転送レートに応じた電源電圧を供給するように、前記電源電圧供給手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、制御手段が、データ処理手段の転送レートに応じた電源電圧をデータ入出力手段に供給するように、前記電源電圧供給手段の制御を行うので、最大転送レートを保証する電圧を一律に供給する場合と比べて、低消費電力化を図ることが可能となる。ここで、転送レートの高低は、転送に必要な電圧値に影響を与えることから、電源電圧供給手段が、転送レートに応じた電源電圧を供給することにより、データ入出力手段は、データ処理手段との間でデータのやりとりを支障なく行うことが可能である。
また、本明細書開示のディスク装置は、ディスク媒体と、前記ディスク媒体へのデータの書き込み又は前記ディスク媒体からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段と、前記データ処理手段との間で前記データをやりとりする上記データ入出力手段と、前記データ入出力手段に対して、電圧を供給する上記電源電圧供給回路と、を備えることを特徴とする。
これによれば、ディスク媒体へのデータの書き込み時、及び前記ディスク媒体からのデータの読み出し時のいずれにおいても、低消費電力化を図ることが可能となる。
上記電源電圧供給回路は、低消費電力化を図ることができるという効果を奏する。また、上記ディスク装置は、データ書込み時及び読み出し時のいずれにおいても低消費電力化を図ることができるという効果を奏する。
以下、本発明のディスク装置の一実施形態であるHDD100について、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態のHDD100の構成を概略的に示す図である。この図1に示すように、HDD100は、複数枚のディスク媒体としての磁気ディスク12と、磁気ディスク12を回転駆動するスピンドルモータ(Spindle Motor(SPM))14と、磁気ディスク12に対するデータの書き込みや磁気ディスク12からのデータの読み出しを実行する磁気ヘッド(HEAD)16と、磁気ヘッド16を磁気ディスク12上でシーク(移動)するボイスコイルモータ(Voice Coil Motor(VCM))18と、サーボコンボ(Servo Combo(SVC))30と、スピンドルモータ14やボイルコイルモータ18などの駆動制御を実行するシステムオンチップ(System on Chip(SoC))20と、電源電圧供給手段としての電圧可変レギュレータ22と、マルチプレクサ(multiplexer(MUX))46と、を備えている。
SoC20は、ハードディスクコントローラ(Hard Disk Controller(HDC))26、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)28、リード・ライト・チャネル(RDC)32、ADコンバータ(ADC)34、制御手段としてのレギュレータ制御回路36、マイクロプロセッシングユニット(Micro Processing Unit(MPU))24、及び各部の動作制御を行うファームウェア等が高度に集積化されたものである。
ハードディスクコントローラ26は、エラー訂正回路、バッファ・コントロール回路、キャッシュ・コントロール回路、及びインタフェース制御回路等を含んでおり、リード/ライト制御等を実行する。SDRAM28は、データのバッファ用として使用される高速アクセスが可能なメモリである。
リード・ライト・チャネル32は、ライトデータを磁気ディスク12にライトするための変調回路や、ライトデータをシリアルデータに変換するパラレル/シリアル変換回路や、磁気ディスク12からデータをリードするための復調回路等を備えている。リード・ライト・チャネル32は、ヘッドIC(Head Integrated Circuit(HDIC))40との間でデータ(信号)をやりとりする。ヘッドIC40は、ライトデータに従って磁気ヘッド16に供給すべき電流の極性を切り替えることによりディスク媒体にデータを記録し、また磁気ヘッド16により再生されたリードデータをリード・ライト・チャネル32へ出力する。
ADコンバータ34は、温度センサ42の出力や電圧可変レギュレータ22から出力される電圧値をモニタリングし、MPU24やレギュレータ制御回路36に出力する。
レギュレータ制御回路36は、比較器44と、制御テーブルとを有している。制御テーブルは、例えば、図2(a)〜図2(c)に示すような制御テーブルである。図2(a)〜図2(c)の各制御テーブルは、HDDの温度が常温(typ)にある場合、温度が常温よりも低い範囲(min)にある場合、温度が常温よりも高い範囲(max)にある場合、のそれぞれにおいて用いられる制御テーブルである。本実施形態では、HDDの温度を温度センサ42によりモニタしているので、マルチプレクサ46及びADコンバータ34を介して出力されるデジタルデータに基づいて、レギュレータ制御回路36が、3つの制御テーブルの中から使用する制御テーブルを決定することとしている。このような温度に応じた制御テーブルの使い分けを行うのは、SoC20(リード・ライト・チャネル32)は、温度に依り特性が変化し、各温度設定範囲で電圧範囲が異なるからであり、この温度による差異を考慮することにより、より詳細な電源電圧制御が可能となるからである。
ここで、図2(a)〜図2(c)を参照して制御テーブルにつき具体的に説明する。
図2(a)に示すように、制御テーブルには、シリンダ番号(複数のディスクの同一トラックの集合体の番号)の所定範囲ごとにゾーン、電圧、制御信号値が対応付けられている。本実施形態では、磁気ディスク12上において、シリンダ番号が、1〜(n×500+500)まで割り振られているものとする。また、本実施形態では、シリンダを500集めた集合体を1つのゾーンと規定しており、ゾーン番号として0〜nが割り当てられている。
ここで、HDD100の転送レートを、内周側と外周側で一定にした場合、外周側のトラックのBPI(線記録密度)は、内周側のトラックより低くなる。これは、磁気ディスク12では、内周側、外周側にかかわらず1回転にかかる時間が一定であり、かつ、トラック長は外周側ほど長いからである。したがって、本実施形態では、全体の線記録密度を上げるために、図3に示すように、半径方向にいくつかのゾーンに分割し、ゾーンごとに転送レートを変更する(磁気ディスクの外側ほど転送レートを大きくする)こととしている。
また、転送レートが大きいほど、リード・ライト・チャネル32が必要とする電源電圧が大きく、逆に、転送レートが小さいほど、リード・ライト・チャネル32が必要とする電源電圧が小さくなるので、図2(a)に示すように、転送レートが大きいほど設定電圧が大きく設定されている。
また、電源電圧に対する制御信号値は、電圧可変レギュレータ22の特性によってビット数や値が変わるので、各電圧に対して制御信号値(1〜N)を割り振っておくことが、制御精度上好ましい。レギュレータ制御回路36は、この制御信号値を用いて電圧可変レギュレータ22の制御を実行することで高精度に電圧制御を行うことが可能である。
図2(b)は、前述のように、温度が低い範囲にあるときに用いられる制御テーブルである。このため、ゾーンに対応する電圧値が図2(a)よりも低く設定されている。これは、低温ほどSoC20を構成する半導体の動作が高効率になるためである。また、各電圧値に対応して、制御信号値((N+1)〜(N+M))が設定されている。なお、この制御信号値は、図2(a)からの通し番号にしなくても良く、図2(b)の電圧値と図2(a)の電圧値とが一致する場合には同一の制御信号値を設定することとしても良い。また、図2(c)は、前述のように、温度が高い範囲にあるときに用いられる制御テーブルである。このため、ゾーンに対応する電圧値が図2(a)よりも高く設定されている。これは、高温ほど半導体の動作効率が悪化する傾向にあるからである。また、各電圧値に対応して、制御信号値((N+M+1)〜(N+M+L))が設定されている。なお、図2(c)の電圧値と、図2(a)又は図2(b)の電圧値とが一致する場合にはそれらの制御信号値を統一させることとしても良い。
図1に戻り、MPU24は、HDD100の全体の制御を司り、主にヘッドのポジショニング制御、インタフェース制御、各周辺LSIの初期化や設定、ディフェクト管理などを行う。
電圧可変レギュレータ22は、外部電源から供給される電源電圧を、SoC20内の各部や、SoC20外部の各部に供給する。また、電圧可変レギュレータ22は、少なくともリード・ライト・チャネル32に対して供給する電圧値を変更することができるようになっている。したがって、電圧可変レギュレータ22は、レギュレータ制御回路36から出力された制御信号値に基づいて外部電源から供給される電圧値を変更して、リード・ライト・チャネル32に対して、当該リード・ライト・チャネル32が必要とする電源電圧の供給を行う。
SVC30は、スピンドルモータ14及びボイスコイルモータ18を駆動制御し、磁気ディスク12における磁気ヘッド16のサーボ(位置決め)制御を行う。
マルチプレクサ46は、温度センサ42の出力及び電圧可変レギュレータ22から出力される電圧値のいずれかを選択的にADコンバータ34に出力するものである。
次に、上記のように構成されるHDD100を用いた、磁気ディスク12に対するデータの書き込み方法、及び磁気ディスク12からのデータの読み出し方法について図4のフローチャートに沿って説明する。図4の左側のフローチャートは、データを書き込むための処理フローであり、右側のフローチャートは、電圧制御のための処理フローである。
これらのフローチャートが開始される前提として、電源電圧制御のための初期設定はすでに終了しているものとする。この初期設定には、レギュレータ制御回路36のファームウェアが、予めSoC20の内部メモリにパラメータとして展開されているゾーン情報に基づいて、シリンダとゾーンの関係を示す情報、ゾーンに対する電圧値の情報、及び電圧値に対する制御信号値の情報のそれぞれを制御テーブルに格納する設定を含んでいる。なお、制御信号値は、電圧可変レギュレータ22の特性により異なるので、初期設定の段階で制御テーブルに格納することが望ましい。
また、図4のフローチャートが開始される前に、レギュレータ制御回路36では、温度センサ42のモニタ結果に基づいて、図2(a)〜図2(c)の制御テーブルのいずれを用いるかが決定されている。なお、ここでの温度は、常温(typ)であったものとし、これに伴って、図2(a)の制御テーブルを用いることが決定されたものとする。
図4のステップS10において、ハードディスクコントローラ26がホストからデータ書き込みコマンドを受信すると、ハードディスクコントローラ26のファームウェアは、次のステップS12において、そのコマンドで指定されているLBA(Logical Block Addressing:論理アドレス)を、媒体欠陥をスキップしつつCHS(Cylinder/Head/Sector:物理位置)に変換する。次いで、ステップS14では、ハードディスクコントローラ26のファームウェアが、CHSのシリンダ情報を、レギュレータ制御回路36に対して出力する。なお、ホストからホストI/Fを介して受信したデータは、SDRAM28にてバッファリングした後、リード・ライト・チャネル32に転送される。
一方、電圧制御のための処理フローでは、ステップS16において、レギュレータ制御回路36にCHSが入力されたか否かを常時モニタしており、前述したステップS14を経て、CHSがレギュレータ制御回路36に入力された時点で、ステップS16の判断が肯定される。次いで、ステップS18では、レギュレータ制御回路36(比較器44)のファームウェアが、入力されたCHSと制御テーブルとに基づいてゾーンを導出するとともに、ステップS20において、ゾーン番号と制御テーブルに基づいて、電圧値を決定し、制御信号値を生成する。例えば、ホストから受信したコマンドにおいて指定されていたLBAに対応するシリンダ番号が「1200」であった場合には、図2(a)の制御テーブルから、ゾーン番号が「2」、電圧が「1.18V」に決定され、制御信号値「3」が生成される。
その後、レギュレータ制御回路36(比較器44)は、ステップS22において、電圧可変レギュレータ22に対して、制御信号値を供給する。そして、電圧可変レギュレータ22では、当該制御信号値に基づいて、電源電圧制御を実施し、制御後の電源電圧をリード・ライト・チャネル32に対して供給する。
上記のようにしてリード・ライト・チャネル32に対する電源電圧の供給が開始されると、次のステップS24では、MPU24が、電圧可変レギュレータ22から正確な電源電圧(設定された電圧)が供給されているか否かの確認を行う。この場合、正確な電源電圧が供給されているか否かは、例えば、電圧可変レギュレータ22に入力された制御信号値と、レギュレータ制御回路36において設定された値とが一致しているか否かにより確認することができる。また、マルチプレクサ46とADコンバータ34を介して取得した電圧可変レギュレータ22の出力値(電圧値)が、設定された電圧となっているか否かにより確認することもできる。
そして、次のステップS26において、ステップS22の確認結果が正しいか否かを判断し、その判断が肯定された場合には、ステップS16に戻り、否定された場合には、ステップS22に戻って、再度電圧可変レギュレータ22に制御信号値を供給する。
一方、データ書き込みのための処理フローでは、前述したステップS14の終了後、ステップS28に移行して、ホストから受信したコマンドに基づいて、磁気ヘッド16のシークを開始する。このシークは、MPU24がサーボコンボ30を介して、ボイスコイルモータ18を駆動制御することにより実行される。次いで、ステップS30において、シークが終了するまで待機し、シークが終了したと判断された段階で、次のステップS32に移行する。このステップS32では、ゾーンに応じた電源電圧が供給されているか否かを判断する。この場合、前述したステップS26における判断結果に基づいた判断を行うこととすれば良い。
そして、ステップS32における判断が肯定された段階で、ステップS34に移行する。このステップS34では、リード・ライト・チャネル32において、データの信号処理を行い、その信号をヘッドIC40に転送する。ヘッドIC40では、磁気ヘッド16を用いて、転送信号を指定されたゾーン(シリンダ)に書き込む。
次いでステップS36では、データ転送が終了するまで待機し、データ転送が終了した段階でステップS10に戻るようになっている。その後は、ホストからの新たなコマンドを受信した段階で、前述したのと同様の処理が繰り返し実行される。
なお、上記処理を行っている間に、温度に応じて、図2の各制御テーブルに変更することとすれば良い。
また、上記においては、磁気ディスク12に対してデータを書き込む場合の処理シーケンスについて説明したが、磁気ディスク12からデータを読み込む場合も、データのやりとりの方向は異なるものの基本的には同様の処理が行われる。
以上説明した本実施形態では、電源電圧供給手段としての電圧可変レギュレータ22と、制御手段としてのレギュレータ制御回路36とにより、電源電圧供給回路が構成されている。また、MPU24単独、又はマルチプレクサ46、ADコンバータ34及びMPU24により、確認手段が構成されている。更に、ヘッドIC40と磁気ヘッド16とにより、リード・ライト・チャネル32との間でデータをやりとりし、磁気ディスク12へのデータの書き込み、磁気ディスク12からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段が構成されている。
以上詳細に説明したように、本実施形態によると、レギュレータ制御回路36が、転送レートに応じた電源電圧をリード・ライト・チャネル32供給するように、電圧可変レギュレータ22の制御を行うので、従来のように最大転送レートを保証する電源電圧を一律に供給する場合と比べて、低消費電力化を図ることができる。この場合、転送レートに応じて電圧値を決定し、その電源電圧を電圧可変レギュレータ22からリード・ライト・チャネル32に供給することから、リード・ライト・チャネル32は、支障なく、ヘッドIC40との間でデータのやりとりを行うことができる。このため、本実施形態のHDD100では、磁気ヘッド16を用いた磁気ディスク12へのデータの書き込み時、及び磁気ディスク12からのデータの読み出し時のいずれにおいても、低消費電力化を図ることが可能である。また、本実施形態のような低消費電力化が図られたHDDは、携帯用電子機器などに搭載される場合や、パソコン等に外部接続され、USB規格、あるいはIEEE1394規格によりバス給電されるような場合など、外部電源から供給される電圧値が小さい場合にも好適に適用することができる。
また、電圧可変レギュレータ22からは、リード・ライト・チャネル32と、その他のSoC20内部ブロック(内部の構成要素)には独立に電源電圧が供給されるので、リード・ライト・チャネル32の電源電圧を変化させることが、SoC20内部の他のブロックや、外部ブロック(ヘッドIC40、磁気ヘッド16、ボイスコイルモータ18、スピンドルモータ14等)に影響を与えることはない。
また、本実施形態によると、レギュレータ制御回路36は、ヘッドIC40がデータの書き込み又は読み出しを実行する磁気ディスク12上のゾーンと、磁気ディスク12上の各ゾーンと各ゾーンの転送レートに応じた電圧値との関係を示す制御テーブルに基づいて、リード・ライト・チャネル32に与える電圧値を決定するので、適切な電圧値を簡易に決定することが可能である。
また、本実施形態によると、レギュレータ制御回路36は、制御テーブルを複数種類(本実施形態では3つ)有し、リード・ライト・チャネル32(SoC20)の温度に応じて、使用する制御テーブルを決定するので、温度に依存して変化するリード・ライト・チャネル32の特性を考慮した、高精度な電圧制御を行うことが可能である。
また、本実施形態では、電圧可変レギュレータ22に入力された制御信号値がレギュレータ制御回路36において設定された値と一致しているか否かを確認したり、電圧可変レギュレータ22の出力値(電圧値)を確認するなどにより、電圧可変レギュレータ22から正確な電源電圧(設定された電圧)が供給されているか否かを確認することとしているので、安定したデータ転送を実現することが可能である。
また、本実施形態では、データ転送開始前までに、必要とする電源電圧に対応した制御信号値を電圧可変レギュレータ22に供給しているので、データ転送を安定して行うことができる。
なお、上記実施形態では、図2(a)〜図2(c)に示すように、ゾーンごとに電圧値を異ならせる場合について説明したが、これに限らず、例えば、電圧可変レギュレータ22の性能上、細かい電圧制御ができない場合には、複数ゾーンごとに電圧値を異ならせることとしても良い。
また、上記実施形態では、ステップS24において、電圧値の確認を行うこととしたが、これに限らず、電圧値の確認は必ずしも行わなくても良い。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
一実施形態に係るHDDのブロック図である。 制御テーブルの一例を示す図である。 磁気ディスクのゾーンと転送レートの関係を示す図である。 HDDにおけるデータ書き込みのための処理及び電圧制御のための処理を示すフローチャートである。
符号の説明
12 ディスク媒体(磁気ディスク)
16 磁気ヘッド(データ処理手段の一部)
22 電圧可変レギュレータ(電圧供給手段、電源電圧供給回路の一部)
24 MPU(確認手段)
32 データ入出力手段(リード・ライト・チャネル)
34 ADコンバータ(確認手段の一部)
36 レギュレータ制御回路(電圧値決定手段、電源電圧供給回路の一部)
40 ヘッドIC(データ処理手段の一部)
46 マルチプレクサ(確認手段の一部)
100 ハードディスクドライブ(ディスク装置)

Claims (5)

  1. ゾーンに応じた転送レートでディスク媒体へのデータの書き込み又は前記ディスク媒体からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段との間で前記データをやりとりするデータ入出力手段に対して、電源電圧を供給する電源電圧供給手段と、
    前記データ処理手段の転送レートに応じた電源電圧を供給するように、前記電源電圧供給手段を制御する制御手段と、を備える電源電圧供給回路。
  2. 前記制御手段は、前記データ処理手段が前記データの書き込み又は読み出しを実行する前記ディスク媒体上のゾーンと、前記ディスク媒体上の各ゾーンと各ゾーンの転送レートに応じた電圧値との関係を示すテーブルと、を用いて、前記電源電圧供給手段が前記データ入出力手段に対して供給する電源電圧を決定することを特徴とする請求項1に記載の電源電圧供給回路。
  3. 前記制御手段は、前記テーブルを複数種類有し、前記データ入出力手段の温度に応じて、前記複数種類のテーブルの中から使用するテーブルを決定することを特徴とする請求項2に記載の電源電圧供給回路。
  4. 前記制御手段により決定された電源電圧が、前記電源電圧供給手段から供給されているか否かを確認する確認手段を更に備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の電源電圧供給回路。
  5. ディスク媒体と、
    前記ディスク媒体へのデータの書き込み又は前記ディスク媒体からのデータの読み出しを実行するデータ処理手段と、
    前記データ処理手段との間で前記データをやりとりするデータ入出力手段と、
    前記データ入出力手段に対して、電源電圧を供給する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電源電圧供給回路と、を備えるディスク装置。
JP2008067439A 2008-03-17 2008-03-17 電源電圧供給回路及びディスク装置 Pending JP2009223955A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008067439A JP2009223955A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 電源電圧供給回路及びディスク装置
US12/273,860 US7933086B2 (en) 2008-03-17 2008-11-19 Power supply voltage supply circuit and disk apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008067439A JP2009223955A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 電源電圧供給回路及びディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009223955A true JP2009223955A (ja) 2009-10-01

Family

ID=41064294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008067439A Pending JP2009223955A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 電源電圧供給回路及びディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7933086B2 (ja)
JP (1) JP2009223955A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153005A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Toshiba Storage Device Corp 電源電圧調整回路及び情報記憶装置
JP2020149753A (ja) 2019-03-15 2020-09-17 株式会社東芝 制御装置、及び磁気ディスク装置
WO2023097547A1 (zh) * 2021-12-01 2023-06-08 宁德时代新能源科技股份有限公司 电池加热方法、装置、设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06124528A (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 Sony Corp ディスクドライブ装置
JPH0757395A (ja) * 1993-06-07 1995-03-03 Hitachi Ltd 再生装置
JP2006512654A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光記録担体の記録装置
JP2008041242A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Samsung Electronics Co Ltd スピンドルモータの起動方法及びディスクドライブ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0138029B1 (ko) * 1993-06-07 1998-05-15 가나이 쯔또무 Ad 컨버터 및 그것을 사용한 자기기록재생장치(ad converter and magnetic recording/regenerating apparatus using thereof
US20020122265A1 (en) * 2000-07-10 2002-09-05 Chambers Mark J. CMOS DC offset correction circuit with programmable high-pass transfer function
US7212361B1 (en) * 2000-12-20 2007-05-01 Maxtor Corporation Disk drive with temperature compensation of write current
US6865653B2 (en) * 2001-12-18 2005-03-08 Intel Corporation System and method for dynamic power management using data buffer levels
US7583555B2 (en) * 2003-04-11 2009-09-01 Qualcomm Incorporated Robust and Efficient dynamic voltage scaling for portable devices
JP2005339346A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Toshiba Corp 情報処理装置および電源電圧制御方法
US7551383B1 (en) * 2006-06-28 2009-06-23 Western Digital Technologies, Inc. Adjusting voltage delivered to disk drive circuitry based on a selected zone
DE602007013819D1 (de) * 2007-08-20 2011-05-19 Agere Systems Inc Energiespardatenspeicherlaufwerk

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06124528A (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 Sony Corp ディスクドライブ装置
JPH0757395A (ja) * 1993-06-07 1995-03-03 Hitachi Ltd 再生装置
JP2006512654A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光記録担体の記録装置
JP2008041242A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Samsung Electronics Co Ltd スピンドルモータの起動方法及びディスクドライブ

Also Published As

Publication number Publication date
US7933086B2 (en) 2011-04-26
US20090235095A1 (en) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4908635B2 (ja) 消費電力が低減されるデータ記憶ドライブ
US7606970B2 (en) Hybrid disk drive and method of controlling data therein
JP2008243269A (ja) ディスク・ドライブ装置及びそのデータの再書き込み方法
JP2006139902A (ja) データ記録媒体の記録密度可変方法,それを利用したディスクドライブ,記録密度の設定方法,およびデータ記録方法
JP2012089229A (ja) 記録媒体に係わるリード処理方法またはライト処理方法、パラメータ調整方法、並びにこれらを適用した保存装置、コンピュータ・システム及び記録媒体
US10318173B2 (en) Multi-speed data storage device with media cache for high speed writes
JP2002298307A (ja) データ記憶装置、書き込み電流制御回路および書き込み電流の制御方法
JP2009223955A (ja) 電源電圧供給回路及びディスク装置
JP2012160231A (ja) 磁気ディスク装置及び同装置におけるデータベリファイ制御方法
JP2014086116A (ja) 磁気ディスク装置およびデータライト方法
KR20080069872A (ko) 자기 헤드 부상 높이를 조절하는 하드디스크 드라이브 및그 방법
JP2005346816A (ja) データ記憶装置及びその制御方法
JP2007293968A (ja) 追記型記憶装置、制御方法及びプログラム
JP2011076707A (ja) 記録媒体のゾーンレイアウト設定方法、データ記録装置、ディスクドライブ及び記録媒体
JP2010153005A (ja) 電源電圧調整回路及び情報記憶装置
JP2008276818A (ja) ディスク・ドライブ装置及びそのディスクへのアクセス方法
JP4037821B2 (ja) トラック番号マッピングを利用したヘッドスイッチング方法及びシステム
JP2011222015A (ja) ディスク装置及びそのライト方法
JP2009277342A (ja) ディスクドライブ装置及びディスクドライブ装置の動作方法
JP2008052898A (ja) ディスクの回転スリップによるデータセクターの位相補正方法およびディスクドライブ装置
JP3892007B2 (ja) ディスクドライブの制御方法及び制御装置
KR101146975B1 (ko) 광디스크 미러링방법
JP2004095010A (ja) ディスク装置とその環境温度に基づく制御方法
JP4598417B2 (ja) データ記録再生装置、データ記録再生方法、プログラム、記録媒体
KR100699881B1 (ko) 온도에 따른 스핀들 모터구동 최적화 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091022

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628