JP4908635B2 - 消費電力が低減されるデータ記憶ドライブ - Google Patents

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Description

本発明は、一般にはデータ記憶ドライブに関し、より詳細には消費電力が低減される特性を有するハード・ディスク・ドライブなどのデータ記憶ドライブに関する。
ハード・ディスク・ドライブ(HDD)は、不揮発性のデータ記憶用に現代のデータ処理システムに広く使用されている。典型的なHDD設計は、1つまたは複数の平たい円形の記憶ディスク(プラッタとも呼ばれる)を保持するスピンドルから構成される。各記憶ディスクは、通常は非磁性材料のガラスまたはアルミニウムで作製され、磁性材料の薄い層で被覆される。データは、記憶ディスクを高速で回転させ、読出し/書込み(r/w)ヘッドを使用してr/wヘッド直下の記憶ディスク表面の磁性材料の磁化を検出し変調することによって、記憶ディスクに書き込まれ、そこから読み出される。記憶ディスクが回転しているときに、それを横切る円弧上にアクチュエータ・アームがr/wヘッドを精密に移動させて、ヘッドが記憶ディスクのほぼ全面にわたってアクセスできるようにする。
残念ながら、主にそれらの可動部分により、従来のHDDは一般に、データ処理システム中の他の構成要素と比較すると相対的に多くの量の電力を消費する。ラップトップ・コンピュータなど、バッテリを利用する携帯型データ処理システムでは、このためにバッテリ持続時間が短くなることが多い。そのため、HDDの消費電力を低減させる手法がいくつかある。例えば、1つの手法では、HDDの記憶データへの即時のアクセスが予想されないときはいつでも単純にHDDの電源を切る。別の手法では、例えば完全なトラックごとステップのアクチュエータを使用してr/wヘッドを移動させ、低トルクのスピンドルモータを使用して記憶ディスクを回転させることによってHDDの電気機械構成要素の消費電力を低減させる。しかしながら、これらの手法では通常、性能および信頼性が否定的な結果になる。HDDの電源を切るとデータアクセス時間が遅くなる可能性がある。低出力の電気機械構成要素を使用すると寿命が短くなる可能性がある。
このため、HDDの性能および信頼性を実質的に損ねることなく、従来のHDD設計と比較して消費電力が低減される特性を実現する新規のHDD設計が依然として必要とされている。
本発明の諸実施形態では、上記で特定された必要性に、従来のHDD設計と比較すると消費電力が低減される特性を示すHDD設計を実現することによって対処する。これは一部には、HDDの記憶ディスクの別々の領域がアクセスされるときに、データ転送速度(DTR)の変化に応じてHDD内の回路への供給電圧を変えることによって実現される。
本発明の一態様によれば、データ記憶ドライブは、記憶ディスクと、読出し/書込みヘッドと、読出し/書込みヘッドと信号通信する信号処理回路とを含む。r/wヘッドは、複数のDTRで記憶ディスクからデータを読み出し、かつ記憶ディスクにデータを書き込むように動作する。さらに、信号処理回路は、可変電力源によって電力供給される。この可変電力源は、信号処理回路への供給電圧をr/wヘッドの複数のDTRのうちの現在の速度の関数として変化させる。
本発明の上記に特定された実施形態の1つによれば、HDDが、記憶ディスクと、r/wヘッドと、読出しおよび書込み動作用の信号を処理するのに利用されるデジタル信号処理回路とを含む。記憶ディスクが一定の角速度で回転するので、HDDのr/wヘッドでのDTRは、HDDがディスクの別々の領域にアクセスするにつれて変化する。DTRが変化するときに供給電圧を変更するためにルックアップテーブルが利用される。各DTRごとに、供給電圧は、デジタル信号処理回路が現在のDTRと等しい、またはそれよりもわずかに高い周波数で動作できる値に設定される。このようにして、信号処理回路への供給電圧は、一定の電圧に保持されるのではなく、HDDがその記憶ディスクの別々の領域にアクセスするにつれて変えられる。有利なことに、こうするとHDDの消費電力特性が大幅に改善される。
本発明の上記およびその他の特徴および利点は、添付の図面と併せて読まれるべき以下の詳細な説明により明らかになろう。
本発明の例示的な一実施形態によるHDDの斜視図である。 図1のHDDの記憶ディスクの平面図である。 図1のHDDのシステム・オン・チップ(SOC)のブロック図である。 図3のSOCのマイクロプロセッサのブロック図である。 図3のSOCの信号処理回路のブロック図である。 試験構造体での動作周波数対供給電圧のグラフである。 試験構造体でのスタンバイ漏洩電流対供給電圧のグラフである。 図1のHDDにおいてゾーンの関数として供給電圧を変化させる方法の流れ図である。 図1のHDDでのDTR対ゾーンの表である。 図1のHDDでの動作周波数対供給電圧のグラフである。 図1のHDDで使用するワーストケース供給電圧ルックアップテーブルである。 図1のHDDで使用する供給電圧バイアス項ルックアップテーブルである。
本発明を例示的な実施形態に関して説明する。この理由から、多数の改変をこれらの実施形態に加えることができるが、その結果もなお本発明の範囲に含まれる。本明細書に記載の特定の実施形態に対する限定は意図されておらず、あるいは推論されるべきではない。
図1は、本発明の例示的な一実施形態によるHDD 100の斜視図を示す。このHDDは、磁性媒体で被覆された従来の記憶ディスク110を備える。この記憶ディスクはスピンドル120に接続され、このスピンドルは、記憶ディスクを高速で回転させるために使用されるスピンドルモータ(図示せず)によって駆動される。従来の電磁気r/wヘッド130が位置決めアーム140上に取り付けられ、符号化データを記憶ディスクの磁気面に書き込み、かつ前に記憶されたデータを読み出すように動作する。位置決めアームは、従来の電気機械アクチュエータ150によって記憶ディスクの上で正確に位置決めされる。部分的にのみ示された回路160は、HDDの他の構成要素を制御し、信号処理タスクを遂行するように、かつHDDとHDDが要求に応えるいかなるデータ処理システムとの間でもデータを伝達するように働く。
例示的なHDD 100は単一の記憶ディスク110およびr/wヘッド130だけを備えるが、これは主に説明を簡単にするためであり、本発明の諸態様は、複数の記憶ディスクおよびr/wヘッドを備えるHDDに容易に適用することができる。現代のHDDは、より大きな記憶容量およびより速いアクセス速度を得るために、複数の記憶ディスクおよびr/wヘッドを利用することが多い。複数の記憶ディスクは通常、それらが同じ速度で回転し単一のスピンドルモータによって駆動されるように単一のスピンドルに取り付けられる。複数のr/wヘッドのアクチュエータ・アームもまた、これらのr/wヘッドが一斉に動くように互いに結び付けられる。
図2に、記憶ディスク110の記録面が示されている。従来と同様に、これは一連の同心トラック210から成る。各トラックは、等しい大きさにした複数のセクタ220に分割され、これらのセクタは、次の検索のためにデータのブロックを記憶することができる。記憶ディスクの外縁の方に配置されたトラックは、記憶ディスクの中心の方に配置されたもの(すなわちスピンドル120により近く配置されたトラック)と比較するとより大きい円周を有する。このため、これらトラックはいくつかの環状のゾーン230にグループ分けされ、これらゾーンの所与のグループ内のトラックは同じ数のセクタを有する。外側のゾーン内のトラックは、内側のゾーンに配置されたトラックよりも多くのセクタを有する。この構造は、しばしば「ゾーン・ビット記録」構成または「ゾーン密度記録」構成と呼ばれる。
2つの理由から、記憶ディスク110の外側ゾーン230では、内側ゾーンよりもDTRが高くなる。第1には、記憶ディスクの角速度が、ディスクの外側縁部の方に配置されたゾーンへと移動するにつれて大きくなる。というのは、記憶ディスクは、その面のどこで読出しまたは書込み動作が行われるかに関係なく一定の速度で回転するからである。この動作モードは、しばしば角速度一定(CAV)動作と呼ばれ、これによりほとんどのHDDは、一般に線速度一定の動作モードを使用して動作させる光データ記憶ドライブ(例えばコンパクト・ディスク(CD)およびデジタル多用途ディスク(DVD))と区別される。このため、r/wヘッド130の下を通過する1秒当たりの表面積は、記憶ディスクの内側ゾーンよりも外側ゾーンで大きくなる。第2には、各外側ゾーンが内側ゾーンよりも多くのデータを記憶しているので、r/wヘッドは、外側ゾーン内のデータにアクセスする場合には、所与の量のデータを読み出すのにそれほど頻繁に移動させる必要がない。したがって、外側ゾーン内のトラックとの間で大きなデータを転送すると、内側ゾーン内のトラックとの間で転送するよりも高いDTRを維持することができる。
図3は、HDD 100内の回路160の一部を形成する例示的なシステム・オン・チップ(SOC)300のブロック図を示す。このSOCは単一集積回路で構成され、この集積回路はいくつかの機能部分、より具体的にはマイクロプロセッサ部310、定周波数デジタル・バック・エンド部320、アナログ・フロント・エンド(AFE)部330、および可変周波数デジタル・バック・エンド(VFDBE)部340に分割することができる。図に示されているように、マイクロプロセッサ部、定周波数デジタル・バック・エンド部、およびAFE部は定電圧源350によって電力供給され、VFDBE部は可変電圧源360によって電力供給される。マイクロプロセッサ部は、HDDのいくつかの機能を制御するように働き、また、HDDが要求に応えるデータ処理システムとHDDが通信できるようにする様々なデータ処理タスクを遂行するように働く。さらに、マイクロプロセッサ部は、以下でより詳細に説明する可変電圧源の出力電圧を制御するように動作可能である。対照的に、定周波数デジタル・バック・エンド部は、スピンドルモータの制御を担う。最後に、AFE部およびVFDBE部は信号処理回路を含む。
HDD 100内の可変電圧源360などの可変電圧源は、従来のHDDでは一般に見られないが、市販もされており当業者にはよく知られていよう。この可変電圧源はプログラム可能なもの、つまりその出力電圧が1つまたは複数の制御信号入力に基づくものが好ましい。このようなプログラム可能可変電圧源には、例えば、米国カリフォルニア州MilpitasのLinear Technology CorporationからのLTC1736スイッチング・レギュレータが含まれうる。LTC1736はデジタル制御入力を受け入れ、その入力に基づいて2Vまでの出力電圧を供給する。可変電圧源は、HDD SOC 300の外付けとすることができ、あるいは別法としてSOC集積回路内に直接構築することもできる。
HDD SOC 300のマイクロプロセッサ部310を形成する要素のいくつかが、図4のブロック図にさらに詳しく示されている。これらの要素には、r/wヘッド・コントローラ400、ワーストケース供給電圧(WCSV)ルックアップテーブル410、発振器回路420、供給電圧バイアス項(SVBT)ルックアップテーブル430、およびデータ・プロセッサ440が含まれる。
加えて、HDD SOC 300のAFE部330およびVFDBE部340を形成する信号処理要素のいくつかが、図5のブロック図にさらに詳しく示されている。信号処理回路内のアナログ要素はAFE部に含まれ、デジタル要素はVFDBE部に含まれる。これらのアナログ要素およびデジタル要素は従来からHDD内に使用されており、そのため、それらの設計および機能は当業者によく知られていよう。要約すると、読出し中、r/wヘッド130からのアナログ信号が前置増幅器505、可変利得増幅器510、および等化器515を通過し、この等化器は、アナログ−デジタル変換器(ADC)520においてアナログ−デジタル変換するためのアナログ信号を用意する。アナログ−デジタル変換中、データのDTRはクロック復元要素525を使用して決定され、その結果、DTRと整合する周波数を有する合成クロックをHDD SOCのVFDBE部内のデジタル回路に加えることができるようになる。ADCでのアナログ−デジタル変換の後、今はデジタルの信号がデジタル有限入力応答(FIR)フィルタ530、および反復検出器または非反復検出器535を通過し、最後に復号器540を通過し、その結果、デジタル信号は、HDD 100に外付けのデータ処理要素まで伝送できる一連のデジタル・ビットに変換されることになる。記憶ディスクへのデータ書込みは、デジタルデータを取得すること、およびこのデジタルデータを記憶ディスク110の磁化面にパターン化するのに使用できるアナログ信号に変換することを含む。この場合、デジタルデータはHDDで受け取られ、符号器545および書込み補償回路550を通して送出される。最後に、記録ドライバ555が、記憶ディスクの磁化面上に適切な磁気パターンをr/wヘッドに符号化させるように動作する。
上述のように、HDD SOC 300のVFDBE部340の信号処理回路(以下では「デジタル信号処理回路」と呼ぶ)は、r/wヘッド130によって与えられる現在のDTRと同期させた合成クロックによって動作する。このデジタル信号処理回路は、現代のHDDでは通例であるように、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術を使用して形成されることが好ましい。CMOS技術による金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のゲート伝搬遅延時間tpdは、次式で近似することができる。
tpd=C×Vdd×(Vdd−Vt)α
ここでCはMOSFETの出力負荷容量、Vddは供給電圧、Vtはスレショルド電圧、αはデバイスの世代によって決まる係数である(1≦α≦2)。もちろん、ゲート伝搬時間はMOSFETの最大動作周波数に反比例する。この動作周波数(すなわち速度)とVddの関係は、実際のハードウェアによって図6に示されている。図6は、60〜80nmの様々なチャネル長のMOSFETを含むインバータ回路試験構造体での動作周波数対Vddのグラフを示す。「GPLUS」という名称は、対応するインバータ回路試験構造体が特定のメーカから入手可能な新規のMOSFET設計により構成されていることを示し、「Ip−Ivt」という名称は、対応するインバータ回路試験構造体が低スレショルド電圧デバイスを含むことを示す。それぞれ異なるインバータ回路試験構造体の動作周波数の値は、どの所与のVddにおいても互いに異なるが、動作周波数対供給電圧の傾斜角は、すべての試験構造体でおおむね同じである。より具体的には、各試験構造体において、Vddを約1.4Vから約0.85Vまで低減させた場合、動作周波数は約2分の1に低下する。
さらに、CMOS技術によるMOSFETの消費電力Pは、次式で近似することができる。
P=K×C×Vdd×f+Ileak×Vdd
ここでKはスイッチング確率、fは動作周波数、Ileakはスレショルドより下での漏洩電流である。Ileakはまた、それ自体がVddの関数になる。図7は、図6に示されたのと同じインバータ回路試験構造体でのIleakをVddの関数として示す。ここでも、各曲線の傾斜角は各試験構造体でほぼ同じであり、供給電圧が1.4Vから0.85Vまで低減されるにつれ、Ileakが単調に低下する。このため、動消費電力(すなわち、インバータ回路試験構造体のMOSFETが活動的にスイッチングされている間の消費電力)も待機消費電力(すなわち、MOSFETが活動的にスイッチングされていない間の消費電力)もまた、インバータ回路試験構造体においてVddが低減されるにつれ実質的に減る。実際、ここで測定されているVddの範囲の全体にわたって、試験構造体における動消費電力は約34%低減され、待機漏洩消費電力は約49%低減される。
上記のVddと動作周波数および消費電力との関係により、HDDの消費電力を実質的に低減させる機会が得られる。上述のように、HDD 100のデジタル信号処理回路は、r/wヘッド130から現在与えられているDTRと同期させた合成クロックによって動作する。したがって、どの所与の時間においても、この回路には、現在のDTRと等しい動作周波数で回路が動作することを可能にするVddが供給されるだけでよい。DTRは、r/wヘッドがどのゾーン230にアクセスしているかに応じて変化するので、r/wヘッドが移動するときのDTRの変化に応答してVddを変えることによって、実質的な電力節減をすることができる。言い換えると、DTRが遅いゾーン(例えば、記憶ディスク110の内側ゾーン)にr/wヘッドがアクセスするときにはVddを動的に低減させ、DTRが高いゾーン(例えば、記憶ディスクの外側ゾーン)にr/wヘッドがアクセスするときにはVddを高くすることによって、実質的な電力節減を達成することができる。
図8は、まさにこのタイプの、HDD 100を上記のように使用してVddを変化させることをする方法800を示す。しかし、この方法は例示的なものにすぎず、本発明の範囲に入る唯一の方法ではないことを強調しておきたい。方法800は、ステップ805〜825に記載のいくつかのセットアップ・ステップから開始する。これらのセットアップ・ステップは、エンド・ユーザへの納入の前にHDDの製造者によって実施されることが好ましい。これらセットアップ・ステップが実行された後で、HDDは、定常の読出しおよび書込み動作を行いながら一連のステップを繰返し実行する。この一連の繰返しステップは、図8にステップ825〜860として示されている。
ステップ805で、製造者は、HDD 100の記憶ディスク110上の各ゾーン230ごとにDTRを決定する。特定のHDDのDTRは、ビット密度および性能を最大にしようとする最適化プロセスの機能であり、これは当業者にはよく知られていよう。このプロセスの結果が図9の表に示されている。この場合では、記憶ディスクは16個のゾーンに分割されている。記憶ディスクの外縁近くの、最速ゾーンであるゾーン00および01は、約532MHzのDTRを有する。対照的に、記憶ディスクの中心近くの、最も遅いゾーンであるゾーン0Eおよび0Fは、それぞれ約293MHzおよび約271MHzのDTRを有するにすぎない。したがって、DTRは、外側ゾーンから内側ゾーンへ移動するとほぼ2分の1に変化する。
上述のように、可変Vddは、特定のゾーンにアクセスしている間、HDD SOC 300のデジタル信号処理回路が少なくともそのゾーンのDTRと等しい動作周波数で動作できるように設定されることが好ましい。こうすると、ステップ805で決定されたDTRそれぞれの別々の値にVddを設定することが可能になる。しかし、所与のVddでのデジタル信号処理回路の動作周波数が、たとえ各HDD SOCが同じ設計であってもHDD SOCごとに変化しうることにより、所与のHDD SOCの各DTRに対する正確なVddを見出すことは複雑である。この変化は、集積回路形成中のプロセスばらつき(すなわち「プロセス特性」の相違)および動作条件(例えば温度)の相違の通常の結果として生じる。例えば、1つのHDD SOCのデジタル信号処理回路が、別のHDD SOCのデジタル信号処理回路よりも40%速い可能性が、たとえ両組の信号処理回路が同じVddによって電力供給され同じ設計であってもありうる。
Vddに対して動作周波数を決定することは、ステップ810で、従来の回路モデル化技術を使用してデジタル信号処理回路の設計をモデル化することによって実行することが好ましいが、実際のハードウェアを測定することによって実施することもできる。例えば、米国カリフォルニア州Mountain ViewのSynopsys(登録商標)からの市販設計ソフトウェアPrimeTime(登録商標)により、この種のモデル化が可能である。より具体的には、このようなモデル化ソフトウェアにより、HDD SOC 300のデジタル信号処理回路の動作周波数をVddの関数として、それぞれ異なるプロセス特性および動作条件についてモデル化することが可能である。図10は、HDD 100のこのようなモデル化の結果のグラフを示す。最も低い曲線は、製造者がワーストケースのプロセス特性および動作条件(すなわち、プロセス特性/動作条件空間のワーストケース隅部)であると考える動作周波数対Vddを示す。残りの2組のデータは、プロセス特性および動作条件がある程度よくなっている信号処理回路の組での動作周波数対Vddを示す。ここでは3組のデータだけが示されているが、もちろん、製造者が望むだけ多くの組のデータを自由に製造者は生成することができる。
異なるプロセス特性および動作条件でHDD SOC 300のデジタル信号処理回路をモデル化した後、ステップ815で発振器回路420の動作周波数もまた、ステップ810で使用されたのと同じプロセス特性および動作条件についてモデル化される(あるいは実際のハードウェアを使用して測定される)。この発振器回路は、例えば、定電圧源350から供給される一定供給電圧のもとで動作する簡単なリング発振器として構成することができる。発振器回路の目的は、特定のHDD SOCがどんな特定のプロセス特性を保有し、それがどんな動作条件下で現在機能しているかを示す基準器としての働きをすることである。この付加的なモデル化(または測定)の結果、図10のデータの各組に、関連する発振器回路基準周波数を割り当てることができる。例えば、ワーストケースのデータの組にはOSC0の発振器周波数が割り当てられる。次に最良のデータの組には、OSC1の発振器回路基準周波数が割り当てられ、以下同様に割り当てられる。
ステップ820は、WCSVルックアップテーブル410をプログラムすることを含む。このようなルックアップテーブルが図11に示されている。これは、ワーストケースのプロセス特性および動作条件を有するHDD SOCについて、あるVddを記憶ディスク110の16個のゾーンそれぞれに関連付ける。このテーブル中のデータは、図10の最も低い曲線から直接に少しずつ収集することができる。
ステップ825で、SVBTルックアップテーブル430がプログラムされる。この第2のルックアップテーブルは図12に示されており、各Vddバイアス項をそれぞれの発振器回路基準周波数と関係付ける。この場合、テーブルには8行あるが、この数は単なる任意のものにすぎない。WCSVルックアップテーブル410中の項目と同様に、SVBTルックアップテーブル中のデータもまた、図10のデータから決定することができる。より正確には、Vddバイアス項は、所与の発振器回路基準周波数での曲線とワーストケース曲線(すなわち図で下のデータの組)との間の水平偏差に等しい。例えば、発振器回路基準周波数OSC1に対応するVddバイアス項は、図に水平矢印1010で示されている。OSC2曲線に対するVddバイアス項は、水平矢印1020で示されている。
これらのセットアップ・ステップが完了すると、定常の読出しおよび書込み動作に関連する一連のステップを、r/wヘッド130が記憶ディスク110上の別々のゾーン230にアクセスするときに繰返し実行することができる。ステップ830で、アクセスすべき次のゾーンがr/wヘッド・コントローラ400によって決定される。ワーストケースVddを決定するために、ステップ835で、このゾーン情報を使用してWCSVルックアップテーブル410にアクセスする。
次に、ステップ840で、HDD SOC 300の発振器回路基準周波数を決定する。r/wヘッド・コントローラ400からのゾーン情報と同様に、この発振器回路基準周波数情報もまた使用して、ステップ845に示されているようにルックアップテーブル、この場合にはSVBTルックアップテーブル430、にアクセスする。このテーブル索引の結果がVddバイアス項である。次に、このVddバイアス項もステップ835で決定されたワーストケースVddもデータ・プロセッサ440に供給される。ステップ850で、このデータ・プロセッサは、ワーストケースVddからVddバイアス項を減算して、次のゾーンがアクセスされる間に使用されるべき「最小」Vddを決定する。この最小Vddは、VFDBE部340の信号処理回路が次のゾーンのDTRと等しい動作周波数で機能できるようにするはずである。
ステップ855で、データ・プロセッサ440は、HDD SOC 300のVFDBE部340に対する最小Vddを可変電圧源360に出力させるのに適切な制御信号(アナログまたはデジタル)を可変電圧源へ送出する。制御信号の具体的な形式は、可変電力源の種類に固有のものになる。このようにしてVddが変えられると、ステップ860で、r/wヘッド130は記憶ディスク110から読み出し、あるいは記憶ディスクに書き込む。これが実施されると、別のゾーン230がアクセスされるときにVddを再び調整できるように、ステップ830に戻る。
本発明の範囲に入るために、最小Vddが上記の方法で正確に決定しなくてもよいことに注意されたい。上記の方法で最小Vddを決定するときに2つのルックアップテーブルからの値を組み合わせる一代替方法は、例えば、各発振器回路基準周波数に対して異なるルックアップテーブルをアドレス指定することを含む。それでもなお、このような代替方法では、HDD SOC 300に対する記憶容量要求が著しく増す可能性がある。
さらに、ステップ850で決定された最小Vddに、この値をステップ855で可変電圧源360へ送出する前に、ある安全余裕をデータ・プロセッサ440に付け加えさせることが好ましい場合があることにも注意されたい。このような安全余裕は、後続の読出しまたは書込み動作中に、デジタル信号処理回路がr/wヘッド130のDTRに確実に対応できるようにするのに役立つ。このような安全余裕は、例えば、ワーストケースVddと前のステップで決定されたVddバイアス項との間の差の10%に等しくすることができるが、他の任意の適切な値を安全余裕として使用することもできる。さらに、ステップ845で、SVBTルックアップテーブル430中の次に低い発振器周波数項目を選択することが、このルックアップテーブル中の値の間に発振器回路基準周波数がくる場合には好ましいことがあることにも注意されたい。こうするとまた、デジタル信号処理回路に電力供給するのに使用される最小Vddに安全余裕が付加される。
WCSVルックアップテーブル410およびSVBTルックアップテーブル430は、いくつかの物理的形態を取ることができる。これらは、例えば、1つまたは複数の読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、または電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)など、HDD SOC 300上のファームウェアの形態で実施することができる。別法として、または加えて、これらをソフトウェア中にプログラムすることもできる。
HDD SOCのVFDBE部を構成する回路は一般に、HDD SOC内の回路の約半分を含む。このため、図8を参照して説明した方法800のような、本発明の諸態様による方法を用いて大幅な電力節減を実現することができる。具体的な電力節減は最終的に、所与のHDD内の1つまたは複数の記憶ディスク上でのデータ配分、およびこのデータがアクセスされる時間的なパターンによって決まることになる。それでも、50%の電力節減がしばしば達成されうる。
本発明の上記の実施形態は例示的なものにすぎないことを再び強調しておきたい。他の実施形態では、説明した機能を実施するために、異なる種類と構成の要素、制御機構およびステップを用いることができる。これら多数の代替実施形態は、本発明の範囲に入るとともに当業者には明らかであろう。

Claims (10)

  1. データ記憶ドライブであって、
    記憶ディスクと、
    複数のデータ転送速度で前記記憶ディスクからデータを読み出し、かつ前記記憶ディスクにデータを書き込むように動作する読出し/書込みヘッドと、
    前記読出し/書込みヘッドと信号通信する信号処理回路とを含み、前記信号処理回路が、前記読出し/書込みヘッドの前記データ転送速度のうちの現在の速度の関数として前記信号処理回路への供給電圧を動的に変化させる可変電圧源によって少なくとも部分的に電力供給される、データ記憶ドライブ。
  2. 前記信号処理回路が、現在のデータ転送速度とほぼ等しい周波数で動作する、請求項1に記載のデータ記憶ドライブ。
  3. 前記データ記憶ドライブが動作状態であるときに基準周波数で動作するように適合された発振器回路をさらに含み、デジタル信号処理回路への前記供給電圧がさらに前記発振器回路の前記基準周波数の関数である、請求項1に記載のデータ記憶ドライブ。
  4. 前記デジタル信号処理回路への前記供給電圧が1つまたは複数のルックアップテーブルをアドレス指定することによって少なくとも部分的に決定される、請求項1に記載のデータ記憶ドライブ。
  5. 前記記憶ディスクが複数のゾーンに分割され、前記1つまたは複数のルックアップテーブルのうちの少なくとも1つが、ある供給電圧を前記複数のゾーンの各ゾーンと関係付ける、請求項4に記載のデータ記憶ドライブ。
  6. 前記複数のゾーンのそれぞれが、前記記憶ディスクの表面でそれぞれの環状領域を画定する、請求項5に記載のデータ記憶ドライブ。
  7. ある供給電圧を前記複数のゾーンの各ゾーンと関係付ける前記1つまたは複数のルックアップテーブルのうちの少なくとも1つで、1つまたは複数の項目が、少なくとも一部には前記信号処理回路をモデル化することによって決定される、請求項5に記載のデータ記憶ドライブ。
  8. 前記可変電圧源から前記信号処理回路に与えられる前記供給電圧を少なくとも部分的に制御するマイクロプロセッサをさらに含む、請求項1に記載のデータ記憶ドライブ。
  9. データ記憶ドライブを含むデータ処理システムであって、前記データ記憶ドライブが、
    記憶ディスクと、
    複数のデータ転送速度で前記記憶ディスクからデータを読み出し、かつ前記記憶ディスクにデータを書き込むように動作する読出し/書込みヘッドと、
    前記読出し/書込みヘッドと信号通信する信号処理回路とを含み、前記信号処理回路が、前記読出し/書込みヘッドの前記データ転送速度のうちの現在の速度の関数として前記信号処理回路への供給電圧を動的に変化させる可変電圧源によって少なくとも部分的に電力供給される、データ処理システム。
  10. データ記憶ドライブを動作させる方法であって、
    前記データ記憶ドライブの記憶ディスクからデータを読み出し、かつ前記記憶ディスクにデータを書き込むように動作する読出し/書込みヘッドの現在のデータ転送速度を決定するステップと、
    前記データ記憶ドライブの信号処理回路に加えられる可変供給電圧を、前記読出し/書込みヘッドの前記決定された現在のデータ転送速度の関数として調整するステップとを含む、方法。
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