JP2007293968A - 追記型記憶装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Abstract

【課題】ロータリアクチュエータによるヨー角の変化があってもトラックピッチを狭めて追加型記録の面記録密度を増加可能とする。
【解決手段】追記型記憶装置は、記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータ15の先端に支持し、ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する。書込処理部46はディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む。例えば書込処理部46は、ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む。読出処理部48はヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスク媒体に情報を1回書込んだ後に繰返し再生する追記型記憶装置、制御方法及びプログラムに関し、特に、ロータリアクチュエータのヨー角によるヘッド記録幅の変動を考慮したトラックピッチの最適化により面記録密度を高める追記型記憶装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、追記型記憶録装置は、可搬記憶媒体であるDVD等の光ディスク媒体を対象としており、一般に光ディスク媒体を用いる光ディスクドライブにあっては、ヘッドアクチュエータとして光学ヘッドを媒体トラックを横切る方向にリニア駆動するリニアアクチュエータを使用している。
一方、磁気ディスク媒体を使用したハードディスクドライブは、磁気ディスク媒体に対しロータリアクチュエータを使用してヘッドを位置決めしており、任意のトラックに位置にランダムもしくは連続して情報のアクセスができる。このようなハードディスクドライブについても、磁気ディスク媒体をカートリッジに収納して可搬記憶媒体として使用可能としたものも知られている。
また近年にあっては、ハードディスクドライブの大容量化、小型化、低コスト化に伴い情報機器以外の様々な装置や機器に使用されており、その中で、DVD等の光ディスクドライブのように、映画や音楽などを1度だけ書込み、その後は再生専用に使用する追記型記憶装置としても利用されている。
従来の追記型のハードディスクドライブの場合、1回の書込処理として例えば最アウタートラックを開始トラックとしてインナー側となる1方向に向けて連続して書込む方法をとっている。
特開2004−095078号公報
しかしながら、このような従来の追記型記憶装置における1方向の連続記録にあっては、ロータリアクチュエータのヨー角の増加に伴うヘッドの傾きを考慮してトラックピッチを広めにしており、磁気ディスク媒体の面記録密度を増加することができないという問題がある。
即ち、ヨー角によるヘッドの傾きを考慮せずにトラックピッチを例えばヨー角0度の位置でのヘッド幅から決めていると、アウター又はインナー側のヨー角が増加するヘッド位置では、ヘッドの傾きによりヘッドがトラック幅を超えて広がり、書込みを行うとトラック幅からはみ出した部分により隣接トラックが上書きされ、隣接トラックに記録済みの情報を破壊し、エラレートが低下して読出し不能となるおそれがある。
これを防止するためヨー角の増加により隣接トラックに干渉しないようにトラック幅を広くしており、これ以上トラックピッチを狭くして面記録密度を増加させることは困難である。
本発明は、ロータリアクチュエータによるヨー角の変化があってもトラックピッチを狭めて面記録密度を増加可能とする追記型記憶装置、制御方法及びプログラムを提供することを特徴とする。
(装置)
本発明は追記型記憶装置を提供する。本発明は、記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置に於いて、
ディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けてディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、書込処理部は、ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む。
また、書込処理部は、ディスク媒体の最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むようにしても良い。
また書込処理部は、ディスク媒体の記録トラック領域をヨー角0度を境にアウターゾーンとインナーゾーンに分割し、ヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けてアウターゾーンとインナーゾーンのトラックを交互に順次選択して情報を書込むようにしても良い。具体的には、書込処理部は、アウターゾーンとインナーゾーンの順、又はインナーゾーンとアウターゾーンの順にトラックを交互に選択して情報を書込む。
書込処理部は、記録済みトラックに隣接した空きトラックに書込む際に、記録済みトラックの空きトラックにはみ出した部分を上書きするようにトラックピッチを設定する。
(サーボライト)
本発明は追記型記憶装置のサーボライト設備を提供する。本発明は、ロータリアクチュエータの先端に支持したヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置のサーボライト設備に於いて、
トラックピッチの最適値を決定するトラックピッチ決定部を備え、
トラックピッチ決定部は、
ヨー角最大トラックにテストデータを書き込む第1処理部と、
ヨー角最大トラックの隣接トラックに他のテストデータを書込む第2処理部と、
ヨー角最大トラックのテストデータを読出してエラーレート又は不一致数を検出する第3処理部と、
トラックピッチを順次減少させながら第1処理部乃至第3処理部による処理をエラーレート又は不一致数が所定の閾値以上となるまで繰返し、エラーレート又は不一致数が閾値に達した時又はのトラックピッチを最適値とする第4処理部と、
を備えたことを特徴とする。
トラックピッチ決定部は、最アウタートラックとその隣接トラックを対象にアウター側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定し、最インナートラックとその隣接トラックを対象にインナー側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定する。
(方法)
本発明は追記型記憶装置の制御方法を提供する。本発明は、記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置の制御方法に於いて、
ディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理ステップと、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けてディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は追記型記憶装置のサーボライト方法を提供する。本発明は、ロータリアクチュエータの先端に支持したヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置のサーボライト方法に於いて、
ディスク媒体のトラックピッチの最適値を決定するトラックピッチ決定ステップを備え、
トラックピッチ決定ステップは、
ヨー角最大トラックにテストデータを書き込む第1処理ステップと、
ヨー角最大トラックの隣接トラックに他のテストデータを書込む第2処理ステップと、
ヨー角最大トラックのテストデータを読出してエラーレート又は不一致数を検出する第3処理ステップと、
トラックピッチを順次減少させながら第1処理ステップ乃至第3処理ステップによる処理をエラーレート又は不一致数が所定の閾値以上となるまで繰返し、エラーレート又は不一致数が閾値に達した時又は直前のトラックピッチを最適値とする第4処理ステップと、
を備えたことを特徴とする。
(回路)
本発明は、追記型記憶装置にLSとして用いられる記録制御回路を提供する。本発明は、ロータリーアクチュエータに支持されたヘッドのディスク媒体への情報記録を制御する記録制御回路に於いて、
ディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けてディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ディスク媒体に対する1回の記録を、ヨー角が最大となるトラック(最アウタートラック又は最インナートラック)からヨー角が0度となるトラックに向けて連続的に行うことにより、ヨー角がつくことで隣接トラックにはみ出す部分を生じても、隣接トラックの書込み時にはみ出した部分を上書きする連続的な1方向書込みとし、これによってトラックピッチを狭めてトラック密度を高め、ディスク媒体の面記録密度を増加させることができる。
図1は本発明が適用される追記型記憶装置のブロック図である。図1において、追記型ハードディスクドライブ(HDD)として知られた追記型記憶装置10は、ディスクエンクロージャ12と制御ボード14で構成される。ディスクエンクロージャ12にはスピンドルモータ16が設けられ、スピンドルモータ16の回転軸に磁気ディスク(ディスク媒体)20−1,20−2を装着し、一定時間例えば4200rpmで回転させる。
またディスクエンクロージャ12にはロータリアクチュエータ15が設けられる。ロータリアクチュエータ15にはボイスコイルモータ18が設けられ、ボイスコイルモータ18はアーム先端にヘッド22−1〜22−4を搭載しており、ディスク媒体20−1,20−2の記録面に対するヘッドの位置決めを行う。
なお、ヘッド22−1〜22−2にはライトヘッド素子(記録素子)とリードヘッド素子(読出素子)が一体化されて搭載されている。また磁気ディスク20−1,20−22たいするヘッド22−1〜22−4による磁気記録方式としては、長手磁気記録方式または垂直磁気記録方式にいずれであっても良い。
ヘッド22−1,22−2はヘッドIC24に対し信号線接続されており、ヘッドIC24は上位装置となるホストからのライトコマンドまたはリードコマンドに基づくヘッドセレクト信号で1つのヘッドを選択して1回の追記記録のための書込みまたは追記記録後に反復される読出しを行う。またヘッドIC24には、ライト系についてはライトアンプが設けられ、リード系についてはプリアンプが設けられている。
制御ボード14にはMPU26が設けられ、MPU26のバス28に対し、RAMを用いた制御プログラム及び制御データを格納するメモリ30、FROM等を用いた制御プログラムを格納する不揮発メモリ32が設けられている。
またMPU26のバス28には、ホストインタフェース制御部34、バッファメモリ38を制御するバッファメモリ制御部36、フォーマットとして機能するハードディスクコントローラ40、ライト変調部及びリード復調部として機能するリードチャネル42、ボイスコイルモータ18及びスピンドルモータ16を制御するモータ駆動制御部44が設けられている。
MPU26には、本実施形態の追記型記憶装置10に対応したプログラム制御により実現される機能として書込処理部46と読出処理部48が設けられている。本実施形態の追記型記憶装置10は、ライトヘッド素子とリードヘッド素子を備えたヘッド22−1〜22−4をロータリアクチュエータ15の先端に支持し、ヘッド22−1〜22−4によりヘッドIC24でいずれか1つのヘッドを選択し、磁気ディスク20−1,20−2の対応する記録面にデータを1回書き込んだ後に繰り返し再生する。
このような追記型記憶装置10の書込処理部46は、磁気ディスク20−1,20−2の各記録面の記録トラック領域におけるロータリアクチュエータ15のヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けてデータを順次書き込む。
本実施形態にあっては、書込処理部46は例えば磁気ディスク20−1,20−2の記録面における最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けてデータを順次書き込み、次に最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けてデータを順次書き込む。
読出処理部48は、書込処理部46による1回の書込みが行われた磁気ディスク20−1,20−2の記録面に対し、ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて追記記録されたデータを順次読み出す。
図2は図1の追記型記憶装置の構造説明図である。図2において追記型記憶装置10は、装置筐体の内部にスピンドルモータ16の回転軸に磁気ディスク20−1,20−2を装着して一定速度で回転している。
磁気ディスク20−1,20−2の側方にはロータリアクチュエータ15が装着され、ロータリアクチュエータ15はボイスコイルモータ18により回動され、停止位置でランプ機構47に支持されている先端に搭載したヘッドを磁気ディスク20−1,20−2の記録面上に浮揚状態で移動して、記録面に対するデータの書込みまたは読出しを行う。
図3は本実施形態における磁気ディスクに対する追記型書込処理の説明図である。図3において、磁気ディスク20のユーザ記録トラック領域に対しては、模式的に示したロータリアクチュエータ15が回転中心52により回動して、先端のヘッドを任意のトラック位置に位置決めすることができる。
ロータリアクチュエータ15は、その軸芯線の方向が磁気ディスク20のトラック方向に一致するヨー角θy=0度の位置をヨー角0度境界線55とすると、アウター側またはインナー側に行くほどヨー角θyが増加し、最アウタートラック50−1及び最インナートラック50−2nでヨー角θyが最大となる。
本実施形態の追記記録にあっては、例えばヨー角が最大となる最アウタートラック50−1を開始位置として、ヨー角0度のヨー角0度境界線55に隣接するトラック50−nに向けてデータを順次書き込む。次にヨー角が最大となる最インナートラック50−2nからヨー角0度境界線55に隣接したトラック50−(n+1)に向けてデータを順次書き込む。
図4は本実施形態の追記型書込処理におけるヨー角によるヘッドはみ出し部分を上書きするトラック書込処理の説明図であり、図4(A)が最インナートラック側の書込みを示し、図4(B)が最アウター側の書込みを示している。
図4(A)の最インナー側の書込みを例にとると、最インナートラック50−2nにヘッド22を位置決めすると、このときロータリアクチュエータ15のヨー角は最大となって、ヘッド22の傾きも最大となり、ヘッド22の傾きによりトラック幅を超えて、ヘッド22の一部が隣接するトラック50−(2n−1)にはみ出している。
本実施形態にあっては、ヨー角に伴うヘッド22のはみ出し部分に対し、隣接するトラック50−(2n−1)の書込みの際に、ヘッド22のはみ出し部分を上書きするようにトラックピッチを決めている。
トラック50−(2n−1)の書込みを行った場合にも、同様にヘッド22の一部がトラック50−(2n−2)にはみ出しており、トラック50−(2n−2)の書込みの際に、このはみ出した部分を上書きするようにしている。
このため、従来、ヨー角に伴うヘッド22の傾きによるはみ出し部分を隣接トラックに入らないように広めにトラックピッチを決めていたものが、本実施形態にあっては隣接トラックのはみ出し部分を上書きするようにトラックピッチを決めることで、追記記録におけるトラックピッチを狭めることができ、これによって磁気ディスク20のトラック密度を高め、記録面に対する全体としての面記録密度を大幅に向上することができる。
図4(B)の最アウター側についても同様であり、最アウタートラック50−1にヘッド22を位置決めしたときにヨー角が最大となり、ヘッド22の一部が隣接するトラック50−2にはみ出し、このはみ出し部分はトラック50−2の書込みの際に上書きするようにして書き込むようにトラックピッチを決めており、同様にヨー角によるはみ出しがあってもトラックピッチを狭めることができ、トラック密度を高めて面記録密度を増加させることができる。
図4のように、ヨー角に対するヘッドの傾きで、はみ出し部分を隣接トラックの書込みで上書きするようにトラックピッチを決めることが、本実施形態の面記録密度の向上のために重要なことである。
このようなトラックピッチの決め方は、例えば図4(A)の最インナートラック50−2nにテストデータを書き込み、次にデフォルトのトラックピッチを設定して隣接するトラック50−(2n−1)に別のテストデータを書き込み、その後に最インナートラック50−2nのテストデータを読み出してエラーレートを求め、要求されるエラーレート閾値となるまでトラックピッチを順次小さくしながら、隣接する2つのトラックに対するテストデータの書込みとエラーレートのリードデータに基づく処理を繰り返し、エラーレートを満足する最小トラックピッチを最適トラックピッチとして決定すればよい。このような最適トラックピッチの決定は、追記型記憶装置の製造段階におけるサーボライト工程で行われる。
図5は本実施形態の磁気ディスクにサーボトラックを書き込むサーボライト設備の説明図であり、図4に示したようなヨー角に伴うヘッドはみ出し部分を上書きする最適トラックピッチを決定してサーボトラック書込み処理を行う。
図5において、サーボライト設備60には作業ベッド62が設けられ、作業ベッド62には、図2のような構造を持つ追記型記憶装置10の少なくとも図1のディスクエンクロージャ12の構造を備えた組立部分が搭載される。
作業ベッド62にディスクエンクロージャ12を搭載した状態で磁気ディスク20−1の上部の記録面がターゲットディスクとなり、ターゲットディスクの記録面にスケールパターンの貼付けあるいは書込みでエンコーダスケールを形成し、このエンコーダスケールに対し非接触センサ70を設けている。
非接触センサ70は、レーザーの照射によりエンコーダスケールを読み取って、所定の周波数のクロック信号をサーボライト設備60に出力し、このクロック信号から磁気ディスク20−1,20−2の各記録面の円周方向の書込位置と書込信号との同期を取るためのフォーマット周波数のクロック信号を生成する。
またロータリアクチュエータ15に対しては非接触センサ72が設けられている。非接触センサ72はレーザー照射により、ロータリアクチュエータ15によるヘッドの半径方向における正確な位置を検出してサーボライト設備60に出力している。
サーボライト設備60にはトラックピッチ決定部66とサーボトラック書込部68が設けられている。トラックピッチ決定部66は、磁気ディスク20−1,20−2に対し追記記録のためのトラックピッチの最適位置を決定する。
本実施形態において、トラックピッチ決定部66としては次の処理機能を備えている。
(1)ヨー角最大トラックにテストデータを書き込む第1処理部。
(2)ヨー角最大トラックの隣接トラックに他のテストデータを書き込む第2処理部。
(3)ヨー角最大トラックのテストデータを読み出してエラーレートまたは不一致数を検出する第3処理部。
(4)トラックピッチを順次減少させながら第1処理部乃至第3処理部による処理をエラーレートまたは不一致数が所定の閾値以上となるまで繰り返し、エラーレートまたは不一致数が閾値に達したときまたは直前のトラックピッチを最適値とする第4処理部。
サーボトラック書込部68は、最適トラックピッチが決定された後、ホスト64からフォーマットパターンを受け取ってメモリに保存し、このメモリに格納したサーボフレーム信号を含む各セクタごとのフォーマットパターン信号を読み出し、決定した最適トラックピッチでヘッドを移動しながらトラック単位にフォーマットパターンを書き込む。
図6はサーボライト設備のトラックピッチ決定処理で使用されるトラックピッチの変化に対するエラーレートの特性グラフ図である。図6において、トラックピッチ決定処理にあっては、まずデフォルトのトラックピッチTp0を設定し、例えば図4(B)の最アウタートラック50−1にテストパターンを書き込み、ディフォルトトラックピッチTp0だけインナー側にトラックピッチを移動した後、隣接するトラック50−2に他のテストデータ、例えば最アウタートラック50−1に書き込んだテストデータを反転したテストデータを書き込む。
続いて、最アウタートラック50−1のテストデータを読み出して、例えばエラーレートを算出する。この場合、エラーレートがP0点にあったとする。このP0点のエラーレートは閾値Ethより小さいことから、トラックピッチTp=Tp0を所定値ΔTpだけ小さい
ΔTp=Tp0−ΔTp
に変更し、同様に最アウタートラック50−1と隣接するトラック50−2にテストデータを書き込み、最アウタートラック50−1のテストデータを読み出してエラーレートを求める。以下同様に、測定されたエラーレートが閾値Ethを越えるまで、トラックピッチTpを所定値ΔTpだけ順次小さくしながら同様な処理を繰り返す。
図6の場合には、P3点のエラーレートに続いて次のテストで求めたP4点のエラーレートが閾値Ethを超えている。したがって、この場合には最適トラックピッチは1つ前のP3点のトラックピッチ、即ち
Tp=Tp0−3ΔTp
とすればよい。
図7及び図8は、図5のサーボライト設備におけるトラックピッチ決定処理のフローチャートである。図7において、トラックピッチ決定処理は、ステップS1でデフォルトトラックピッチTpを読み込み、続いてステップS2で例えば最インナートラックにヘッドを位置決めし、ステップS3で最インナーの第1トラックにテストデータを書き込む。
続いてステップS4でトラックピッチTpで隣接の第2トラックにヘッドを位置決めし、ステップS5で第2トラックに例えば反転テストデータを書き込む。続いてステップS6で第1トラックに位置決めしてテストデータを読み取り、ステップS7でエラーレートを算出する。
ステップS8でエラーレートが閾値以下であれば、ステップS9でトラックピッチをΔTpだけ小さくし、ステップS2からの処理を繰り返す。ステップS8でエラーレートが閾値を超えた場合には、ステップS10に進み、閾値を超える直前のトラックピッチを最適トラックピッチに決定する。
続いて図8のステップS11に進み、最アウタートラックにヘッドを位置決めし、ステップS12で最アウターの第1トラックにテストデータを書き込み、ステップS13でディフォルトのトラックピッチTpで隣接の第1トラックにヘッドを位置決めし、ステップS14で第2トラックに反転テストデータを書き込んだ後、ステップS15で第1トラックに位置決めしてテストデータを読み取り、ステップS16でエラーレートを算出する。
このエラーレートがステップS17で閾値以下であれば、ステップS18に進み、トラックピッチをΔTpだけ小さくする変更を行い、ステップS11からの処理を繰り返す。ステップS17でエラーレートが閾値を超えた場合には、ステップS19に進み、閾値を超える1つ前のトラックピッチをアウター側の最適トラックピッチに決定する。
なお図7,図8のトラックピッチ決定のためのテストデータのライトについては、最インナートラックとこれに隣接するトラックにおける特定のセクタをテストセクタに指定して、必要とするサイズのセクタ領域を使用してテストデータの書込み読出しを行うことになる。
また最アウター及びその隣接トラックに限定されず、最アウターから所定数のトラックの範囲につき同様な処理を繰り返してトラックピッチを決定し、決定された複数のトラックピッチの平均値として最適トラックピッチを決定するようにしてもよい。
図9は本実施形態の追記型書込み及び追記型読出しで使用するアドレス変換の説明図である。図9におい、論理ボリューム74は、本実施形態の追記型記憶装置10の上位装置となるホスト側の入出力処理部で管理している論理アドレス空間であり、記憶容量として磁気ディスク1枚を説明を簡単にするために例にとると、最アウタートラックアドレス「00000」から最インナートラックアドレス「19999」までの例えば20000トラック分のアドレスに対応したアドレス空間を持っている。
ここで、磁気ディスクにおけるヨー角0度のトラック位置を中心にアウター側とインナー側のトラック数が同じ10000トラックとした場合を想定している。
論理ボリューム74に対し物理ボリューム76は、図3のように、最アウタートラック50−1からヨー角0度境界線55の隣接トラック50−nまで順次書き込んだ後に、最インナートラック50−2nからヨー角0度境界線55の隣接トラック50−(n+1)まで順次書き込む磁気ディスク20の追記型書込みに対応したアドレス空間である。
この物理ボリューム76については、最アウターのトラックアドレス「00000」からヨー角0度に隣接したトラックアドレス「09999」については論理ボリューム74と1対1に対応している。これに対しインナー側については、論理ボリューム74のヨー角0度に隣接したトラックアドレス「10000」が物理ボリューム76の最インナートラックのアドレス「19999」に対応していることから、このためのアドレス変換78が必要となる。
図10は図9のアドレス変換78に対応したアドレス変換特性のグラフ図である。図10において、論理ボリューム74で与えられる入力アドレスxに対し、物理ボリューム76のアドレスとなる出力アドレスyが求められる。入力アドレスx及び出力アドレスyは0〜2A−1のサイズを持ち、ここでAは図9に対応するとA=10000である。入力アドレスx=0〜A−1については、直線80に示すように、
y=x
となり、論理ボリューム74と物理ボリューム76のアドレスは1対1の対応関係にある。
これに対し入力アドレスx=A〜2A−1については、直線82のように
y=(3A−1)−x
に従ったアドレス変換を行う。
図11は本実施形態の追記型アクセス処理のフローチャートである。図11において、ステップS1でホストからのコマンド受領の有無をチェックしており、コマンドを受領すると、ステップS2でライトコマンドか否か判別する。
ライトコマンドであればステップS3に進み、現在の書込開始トラックアドレスとセクタアドレスを取得し、ステップS4で書込開始位置となる目標トラックにシークし、ステップS5でシーク完了を判別すると、ステップS6で追記型書込処理を実行する。
追記型書込処理は、図3に示したように、最初のデータ書込みであれば最アウタートラック50−1を目標トラックとしてインナー側に向けてトラック書込みを開始し、ヨー角0度境界線55に隣接したトラック50−nまでの書込みが済むと、最インナートラック50−2nに移動して書込みを開始し、そこからヨー角0度境界線55に隣接したトラック50−2n+1まで順次書込みを行うことになる。
ステップS2でライトコマンドでなかった場合には、ステップS7に進み、リードコマンドか否か判別する。リードコマンドであれば、ステップS8でホストからのアドレスを追記型記録に対応した磁気ディスクのアドレスに変換した後、ステップS9で目標トラックにシークし、ステップS10でシーク完了を判別すると、ステップS11で追記型読出処理を実行する。
この追記型読出処理は、既に1回書き込まれた領域の目標トラックにヘッドをシークした後、ヨー角が小さくなる方向に順次トラックシフトしながらデータを読み出すことになる。ステップS7でリードコマンドでなければ、ステップS12で他のコマンド処理を実行することになる。このような処理をステップS13で停止指示があるまで繰り返す。
ここで、ステップS6における追記型書込処理における書込み動作を図1について説明すると次のようになる。ホストからのライトコマンドとライトデータをホストインタフェース制御部34で受けると、ライトコマンドをMPU26で解読し、受信したライトデータを必要に応じてバッファメモリ38に格納する。
続いてハードディスクコントローラ40で所定のデータ形式に変換すると共に、ECC処理によりECC符号を付加し、リードチャネル42におけるライト変調系でスクランブルRLL符号変換、更に書込補償を行った後、ヘッドIC24のライトアンプからMPU26の指示により選択した例えばヘッド22−1の記録素子を用いて、磁気ディスク20−1の記録面にデータを追記記録により書き込む。
このときMPU26からモータ駆動制御部44にヘッド位置決め信号が与えられており、ボイスコイルモータ18によりヘッドをコマンドで指示された目標トラックにシークした後、オントラックしてトラック追従制御を行い、目標トラックの全セクタへの書込みが終了すると、ヨー角が小さくなる側の隣接トラックに1トラックシークを行って書込みを繰り返す。
一方、図1の追記型記憶装置10における追記記録後の書込動作は次のようになる。ホストからリードコマンドをホストインタフェース制御部34で受けると、リードコマンドをMPU26で解読して読出処理部48が動作し、ヘッドをロータリーアクチュエータで目標トラックにシークしてオントラックさせる。
この状態でヘッドIC24のヘッドセレクトで選択されたリードヘッド素子から読み出された信号を、ヘッドIC24に内蔵しているプリアンプで増幅した後に、リードチャネル42のリード復調系に入力し、パーシャルレスポンス最尤検出(PRML)などによりリードデータを復調し、ハードディスクコントローラ40でECC処理を行ってエラーを検出訂正した後、バッファメモリ38にバッファリングし、ホストインタフェース制御部34からリードデータをホストに転送することになる。
図12は図11のステップS6の追記型書込処理の詳細を示したフローチャートである。図12において、追記型書込処理は、ステップS1で目標トラックにシークした後のオントラック状態で書込開始セクタか否かチェックしており、書込開始セクタを判別すると、ステップS2でセクタ書込みを行う。
次にステップS3でトラック最終セクタの書込みか否かチェックしており、最終セクタでなければ、ステップS6で全データの書込終了か否かチェックし、未終了であればステップS2に戻り、セクタ書込みを継続する。
ステップS3でトラック最終セクタの書込みが判別されると、ステップS4でアウター側最終トラックか否か判別し、アウター側最終トラックでなければ、ステップS5でインナー側に1トラックシークして、ステップS6からステップS2に戻り、次のトラックにつきセクタ書込みを行う。
このステップS2〜S6のアウター側トラックに対する書込中に全データ書込終了が判別されると、一連の追記書込処理を終了して図11にリターンする。
ステップS4でアウター側のトラック書込中にアウター側最終トラックの書込終了が判別されると、ステップS7に進み、最インナートラックにヘッドをシークする。ステップS8でシーク完了を判別すると、ステップS9で書込開始セクタか否かチェックし、書込開始セクタを判別すると、ステップS10で最インナートラックの先頭セクタからのセクタ書込みを開始する。
続いてステップS11でトラック最終セクタの書込みか否かチェックしており、トラック最終セクタであれば、ステップS12でアウター側に1トラックシークする。そしてステップS13で全データの書込終了を判別すれば、図11にリターンする。
図13は図11のステップS11の追記型読出処理の詳細を示したフローチャートである。図13において、追記型読出処理は、目標トラックに対するシーク完了によるオントラック中に、ステップS1で読出開始セクタを判別すると、ステップS2でセクタ読出しを開始する。
次にステップS3でトラック最終セクタの読出しか否かチェックし、最終セクタの読出しであれば、ステップS4でアウター側最終トラックか否か判別し、最終トラックでなければ、ステップS5でインナー側に1トラックシークし、これをステップS6で全データ読出しが終了するまで繰り返す。
このステップS2〜S6によるアウター側の読出中に、ステップS4でアウター側最終トラックが判別されると、ステップS7に進み、最インナートラックにヘッドをシークし、ステップS8でシーク完了を判別すると、ステップS9で最インナートラックの先頭セクタである読出開始セクタを判別し、ステップS10でセクタ読出しを始める。
セクタ読出中にステップS11でトラック最終セクタの読出しを判別すると、ステップS12でアウター側に1トラックシークし、ステップS13で全データ読出終了が判別されるまで、ステップS10からの処理を繰り返し、全データ読出終了が判別されると、図11にリターンする。
図14は最インナートラックから追記記録のための書込みを開始する他の実施形態の説明図である。図14の実施形態にあっては、ヨー角が最大となる最インナートラック50−2nを最初の記録トラックとしてヨー角が0度となるヨー角0度境界線55に隣接したトラック50−(n+1)に向けてデータを順次書き込む。
このインナー側の書込みが終了すると、ヨー角が最大となる最アウタートラック50−1にヘッドをシークした後、ヨー角0度境界線55に隣接したトラック50−nに向けて順次データを書き込む。
図15は図14の実施形態に対応したアドレス変換の説明図であり、論理ボリューム74のアウター側のトラックアドレス「00000〜09999」は物理ボリューム76側ではトラックアドレス「19999〜10000」にアドレス変換され、また論理ボリューム74におけるインナー側アドレス「10000〜19999」は物理ボリューム76についてはアウター側のトラックアドレス「00000〜09999」にアドレス変換されている。
図16は図15に対応したアドレス変換特性のグラフ図であり、論理ボリューム74に対応した入力アドレスxにつき、x=0〜A−1については直線88により
y=(2A−1)−x
によるアドレス変換が行われる。ここでAは、図15の場合、A=10000である。
また入力アドレスx=A〜2A−1については、直線90により
y=x−A
に従ってアドレス変換される。
図17はアウターゾーン及びインナーゾーンの順番で交互にトラックを選択して書き込む他の実施形態の説明図である。即ち図17の実施形態にあっては、磁気ディスク20の記録トラック領域をヨー角0度境界線55を境にアウターゾーン92とインナーゾーン94に分け、ヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて、アウターゾーン92とインナーゾーン94のトラックを交互に順次選択してデータを書き込む追記記録を行う。
即ち、最アウターのトラックのトラック96−1を最初に書き込み、2番目に最インナーのトラック96−2を書き込み、3番目にアウター側のトラック96−3を書き込み、次にインナー側のトラック96−4を書き込み、以下同様にこれを繰り返す。
図18はインナーゾーン及びアウターゾーンの順番で交互にトラックを選択して書き込む他の実施形態の説明図である。図18において、磁気ディスク20は、ヨー角0度境界線55を境にアウターゾーン92とインナーゾーン94に分けられている。そして、この実施形態の場合には、最初に最インナーのトラック98−1に書き込み、次に最インナーのトラック98−2に書き込み、次にインナー側のトラック98−3に書き込み、次にアウター側のトラック98−4に書き込み、以下これを繰り返す。
また本発明は図1の追記型記憶装置10のMPU26により実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムの内容は図11,図12及び図13のフローチャートに示した内容となる。
なお上記の実施形態にあっては、ヨー角が最大となるトラックからヨー角0のトラックに向けて順番にデータを書き込む追記記録を例に取るものであったが、この連続記録以外に、ヨー角の大きいトラックから隣接するヨー角の小さくなるトラック方向に記録するランダム記録による追記記録についてもそのまま適用できる。
また上記の実施形態は磁気ディスクを記録媒体としたハードディスクドライブの追記記録を例に取るものであったが、ディスク媒体に対するヘッドの位置決めの際にヨー角が生ずるロータリアクチュエータを用いた記憶装置であれば、適宜の記憶装置にそのまま適用することができる。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記)
(付記1)
記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、前記ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置に於いて、
前記ディスク媒体の記録トラック領域における前記アクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
を備えたことを特徴とする追記型記憶装置。(1)
(付記2)
付記1記載の追記型記憶装置に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置。(2)
(付記3)
付記1記載の追記型記憶装置に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置。(3)
(付記4)
付記1記載の追記型記憶装置に於いて、、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の記録トラック領域をヨー角0度を境にアウターゾーンとインナーゾーンに分割し、ヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて前記アウターゾーンとインナーゾーンのトラックを交互に順次選択して情報を書込むことを特徴とする追記型記憶装置。
(付記5)
ロータリアクチュエータの先端に支持したヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置のサーボライト設備に於いて、
前記ディスク媒体のトラックピッチの最適値を決定するトラックピッチ決定部を備え、
前記トラックピッチ決定部は、
ヨー角最大トラックにテストデータを書き込む第1処理部と、
前記ヨー角最大トラックの隣接トラックに他のテストデータを書込む第2処理部と、
前記ヨー角最大トラックのテストデータを読出してエラーレート又は不一致数を検出する第3処理部と、
前記トラックピッチを順次減少させながら前記第1処理部乃至第3処理部による処理を前記エラーレート又は不一致数が所定の閾値以上となるまで繰返し、前記エラーレート又は不一致数が前記閾値に達した時又は直前のトラックピッチを最適値とする第4処理部と、
を備えたことを特徴とする追記型記憶装置のサーボライト設備。
(付記6)
付記5記載の追記型記憶装置のサーボライト設備に於いて、前記トラックピッチ決定部は、最アウタートラックとその隣接トラックを対象にアウター側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定し、最インナートラックとその隣接トラックを対象にインナー側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定することを特徴とする追記型記憶装置のサーボライト設備。
(付記7)
記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、前記ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置の制御方法に於いて、
前記ディスク媒体の記録トラック領域における前記アクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理ステップと、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理ステップと、
を備えたことを特徴とする追記型記憶装置の制御方法。(4)
(付記8)
付記7記載の追記型記憶装置の制御方法に於いて、前記書込処理ステップは、前記ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置の制御方法。
(付記9)
付記8記載の追記型記憶装置の制御方法に於いて、前記書込処理ステップは、前記ディスク媒体の最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置の制御方法。
(付記10)
付記8記載の追記型記憶装置の制御方法に於いて、前記書込処理ステップは、前記ディスク媒体の記録トラック領域をヨー角0度を境にアウターゾーンとインナーゾーンに分割し、ヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて前記アウターゾーンとインナーゾーンのトラックを交互に順次選択して情報を書込むことを特徴とする追記型記憶装置の制御方法。
(付記11)
ロータリアクチュエータの先端に支持したヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置のサーボライト方法に於いて、
前記ディスク媒体のトラックピッチの最適値を決定するトラックピッチ決定ステップを備え、
前記トラックピッチ決定ステップは、
ヨー角最大トラックにテストデータを書き込む第1処理ステップと、
前記ヨー角最大トラックの隣接トラックに他のテストデータを書込む第2処理ステップと、
前記ヨー角最大トラックのテストデータを読出してエラーレート又は不一致数を検出する第3処理ステップと、
前記トラックピッチを順次減少させながら前記第1処理ステップ乃至第3処理ステップによる処理を前記エラーレート又は不一致数が所定の閾値以上となるまで繰返し、前記エラーレート又は不一致数が前記閾値に達した時又は直前のトラックピッチを最適値とする第4処理ステップと、
を備えたことを特徴とする追記型記憶装置のサーボライト方法。
(付記12)
付記11記載の追記型記憶装置のサーボライト方法に於いて、前記トラックピッチ決定ステップは、最アウタートラックとその隣接トラックを対象にアウター側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定し、最インナートラックとその隣接トラックを対象にインナー側の記録再生に使用するトラックピッチの最適値を決定することを特徴とする追記型記憶装置のサーボライト方法。
(付記13)
ロータリーアクチュエータに支持されたヘッドのディスク媒体への情報記録を制御する記録制御回路に於いて、
前記ディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
を備えたことを特徴とする記録制御回路。(5)
(付記14)
付記13記載の記録制御回路に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする記録制御回路。
(付記15)
付記13記載の記録制御回路に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最インナートラツクからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする記録制御回路。
(付記16)
付記13記載の記録制御回路に於いて、、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の記録トラック領域をヨー角0度を境にアウターゾーンとインナーゾーンに分割し、ヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて前記アウターゾーンとインナーゾーンのトラックを交互に順次選択して情報を書込むことを特徴とする記録制御回路。
本発明による追記型記憶装置の実施形態を示したブロック図 図1の構造説明図 本実施形態における磁気ディスクに対する追記型書込処理の説明図 本実施形態におけるヨー角によるヘッドはみ出し部分を上書きするトラック書込み処理の説明図 本実施形態の磁気ディスクにサーボトラックを書き込むサーボライト設備の説明図 サーボライト設備のトラックピッチ決定処理で使用されるトラックピッチの変化に対するエラーレートの特性グラフ図 サーボライト設備におけるトラックピッチ決定処理のフローチャート 図7に続くトラックピッチ決定処理のフローチャート 本実施形態の追記型書込み及び追記型読出しで使用するアドレス変換の説明図 本実施形態のアドレス変換特性のグラフ図 本実施形態の追記型アクセス処理のフローチャート 図11のステップS6の追記型書込み処理の詳細を示したフローチャート 図11のステップS11の追記型読出し処理の詳細を示したフローチャート 最インナートラックから書込みを開始する他の実施形態の説明図 図14に対応したアドレス変換の説明図 図15に対応したアドレス変換特性のグラフ図 アウターゾーン及びインナーゾーンの順番で交互にトラックを選択して書込む他の実施形態の説明図 インナーゾーン及びアウターゾーンの順番で交互にトラックを選択して書込む他の実施形態の説明図
符号の説明
10:追記型記憶装置
12:ディスクエンクロージャ
14:制御ボード
15:ロータリアクチュエータ
16:スピンドルモータ
18:ボイスコイルモータ
20,20−1,20−2:磁気ディスク
22−1〜22−4:ヘッド
24:ヘッドIC
26:MPU
28:バス
30:メモリ
32:不揮発メモリ
34:ホストインタフェース制御部
36:バッファメモリ制御部
38:バッファメモリ
40:ハードディスクコントローラ
42:リードチャネル
44:モータ駆動制御部
45:ランプ機構
46:書込処理部
48:読出処理部
52:回転中心
55:ヨー角0度境界線
60:サーボライト設備
62:作業ベッド
64:ホスト
66:トラックピッチ決定部
68:サーボトラック書込部
70,72:非接触センサ
74:論理ボリューム
76:物理ボリューム
92:アウターゾーン
94:インナーゾーン

Claims (5)

  1. 記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、前記ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置に於いて、
    前記ディスク媒体の記録トラック領域における前記アクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
    ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
    を備えたことを特徴とする追記型記憶装置。
  2. 請求項1記載の追記型記憶装置に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置。
  3. 請求項1記載の追記型記憶装置に於いて、前記書込処理部は、前記ディスク媒体の最インナートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込み、次に、最アウタートラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込むことを特徴とする追記型記憶装置。
  4. 記録素子と読出素子を備えたヘッドをロータリアクチュエータの先端に支持し、前記ヘッドによりディスク媒体に情報を1回書込んだ後に再生する追記型記憶装置の制御方法に於いて、
    前記ディスク媒体の記録トラック領域における前記アクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理ステップと、
    ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする追記型記憶装置の制御方法。
  5. ロータリーアクチュエータに支持されたヘッドのディスク媒体への情報記録を制御する記録制御回路に於いて、
    前記ディスク媒体の記録トラック領域におけるアクチュエータのヨー角が最大となるトラックからヨー角が0度となるトラックに向けて情報を順次書込む書込処理部と、
    ヨー角の大きいトラックからヨー角が小さくなるトラックに向けて前記ディスク媒体に追記書込みした情報を読み出す読出処理部と、
    を備えたことを特徴とする記録制御回路。
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