JPH08147908A - 記録再生方法及び記録再生装置 - Google Patents
記録再生方法及び記録再生装置Info
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- JPH08147908A JPH08147908A JP6283665A JP28366594A JPH08147908A JP H08147908 A JPH08147908 A JP H08147908A JP 6283665 A JP6283665 A JP 6283665A JP 28366594 A JP28366594 A JP 28366594A JP H08147908 A JPH08147908 A JP H08147908A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
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- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/24—Head support adjustments
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はヘッドを記録媒体の所定トラック上
に位置させて記録再生を行う記録再生方法に関し、エラ
ー確率の減少、高速処理を図ると共に、信号出力の増
大、SN比の向上を図ることを目的とする。 【構成】 オフセットに必要な時間に相当するセクタ
数、所定要素を設定してターゲットセクタより逆算した
位置確認セクタを設定し、位置確認セクタの検出後にオ
フセット動作させ、開始よりセクタパルスの所定要素を
計測させ、所定値で直ちにデータ領域のリード動作を行
わせる構成とする。
に位置させて記録再生を行う記録再生方法に関し、エラ
ー確率の減少、高速処理を図ると共に、信号出力の増
大、SN比の向上を図ることを目的とする。 【構成】 オフセットに必要な時間に相当するセクタ
数、所定要素を設定してターゲットセクタより逆算した
位置確認セクタを設定し、位置確認セクタの検出後にオ
フセット動作させ、開始よりセクタパルスの所定要素を
計測させ、所定値で直ちにデータ領域のリード動作を行
わせる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドを記録媒体の所
定トラック上に位置させて記録再生を行う記録再生方法
に関する。近年、コンピュータ等の外部記憶装置とし
て、例えば磁気ディスク装置があり、記憶容量増大の要
請から記録媒体としてのディスク媒体の記録密度の向上
が図られると共に、薄膜磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子
(MR素子)を用いた複合薄膜磁気ヘッドが使用される
ようになってきている。このような複合薄膜磁気ヘッド
を用いたときのリード時の信号出力の低下、SN比の悪
化を防止する必要がある。
定トラック上に位置させて記録再生を行う記録再生方法
に関する。近年、コンピュータ等の外部記憶装置とし
て、例えば磁気ディスク装置があり、記憶容量増大の要
請から記録媒体としてのディスク媒体の記録密度の向上
が図られると共に、薄膜磁気ヘッドと磁気抵抗効果素子
(MR素子)を用いた複合薄膜磁気ヘッドが使用される
ようになってきている。このような複合薄膜磁気ヘッド
を用いたときのリード時の信号出力の低下、SN比の悪
化を防止する必要がある。
【0002】
【従来の技術】図13に、従来の磁気ディスク装置の一
例の平面図を示す。図13に示す記録再生装置としての
磁気ディスク装置11において、アクチュエータ12が
アーム13より支持ばね機構13aを介してその先端に
磁気ヘッド14が搭載されており、アーム13の基部が
ピボット15に回転自在に軸支される。
例の平面図を示す。図13に示す記録再生装置としての
磁気ディスク装置11において、アクチュエータ12が
アーム13より支持ばね機構13aを介してその先端に
磁気ヘッド14が搭載されており、アーム13の基部が
ピボット15に回転自在に軸支される。
【0003】また、アーム13のピボット15の反対側
には回動支持部16が形成され、該回動支持部16に巻
回されたコイル17が設けられる。そして、コイル17
の下方には2つのマグネット18a,18bが固定配置
される。このコイル17及びマグネット18a,18b
によりVCM(ボイスコイルモータ)を構成する。この
ようなアクチュエータ12は、センサレスタイプのスピ
ンドルモータ(図に表われる)のスピンドル19に固定
されて回転される磁気ディスク20に対し、コイル17
に配線基板21よりフレキシブルプリント板22を介し
て通電することにより磁気ヘッド14を磁気ディスク2
0の半径方向に移動させるようにアーム13が回動され
るものである。
には回動支持部16が形成され、該回動支持部16に巻
回されたコイル17が設けられる。そして、コイル17
の下方には2つのマグネット18a,18bが固定配置
される。このコイル17及びマグネット18a,18b
によりVCM(ボイスコイルモータ)を構成する。この
ようなアクチュエータ12は、センサレスタイプのスピ
ンドルモータ(図に表われる)のスピンドル19に固定
されて回転される磁気ディスク20に対し、コイル17
に配線基板21よりフレキシブルプリント板22を介し
て通電することにより磁気ヘッド14を磁気ディスク2
0の半径方向に移動させるようにアーム13が回動され
るものである。
【0004】磁気ヘッド14は、高記録密度化に対応す
るものとしてMR素子を用いたMRヘッドが使用される
が、MRヘッドは読み出し専用であることから、書き込
み用の記録ヘッド(薄膜ヘッドが一般的)と組み合わせ
た複合薄膜磁気ヘッドが使用される。そこで、図14
に、従来の複合薄膜磁気ヘッドの構成図を示す。図14
(A)は切截断面図、図14(B)は断面図である。図
14(A),(B)に示す複合薄膜磁気ヘッド14は、
磁気抵抗効果ヘッド(MRヘッド)31が、非磁性基板
32上に形成した長方形の磁気抵抗効果素子(MR素
子)33と、MR素子33の引出し導体層34a,34
b(後述する)と、上、下磁気シールド層35a,35
bとで構成されている。
るものとしてMR素子を用いたMRヘッドが使用される
が、MRヘッドは読み出し専用であることから、書き込
み用の記録ヘッド(薄膜ヘッドが一般的)と組み合わせ
た複合薄膜磁気ヘッドが使用される。そこで、図14
に、従来の複合薄膜磁気ヘッドの構成図を示す。図14
(A)は切截断面図、図14(B)は断面図である。図
14(A),(B)に示す複合薄膜磁気ヘッド14は、
磁気抵抗効果ヘッド(MRヘッド)31が、非磁性基板
32上に形成した長方形の磁気抵抗効果素子(MR素
子)33と、MR素子33の引出し導体層34a,34
b(後述する)と、上、下磁気シールド層35a,35
bとで構成されている。
【0005】引出し導体層34は、MR素子33の長手
方向に対して所定幅で切除されてMR素子33の両端に
接続されている。MR素子33及び引出し導体層34は
上磁気シールド層35aと下磁気シールド層35bとの
間にあって非磁性絶縁層36で電気的に絶縁されてい
る。一方、磁気ディスク20に情報の記録を行うための
電磁変換型の記録用ヘッド(インダクティブヘッド)3
7は、MRヘッド31の上磁気シールド35aを下部磁
極とし、その上面に順にアルミナ(Al2 O3 )を介在
した記録ギャップ38を介して熱硬化樹脂からなる層間
絶縁層39,薄膜コイル導体層(Cu)40及び上部磁
極(NiFe)41を積層し、上部磁極41と下部磁極
(上磁気シールド層)35aとで形成した記録ギャップ
38によって情報の水平記録を行う。また、上部磁極4
1上には保護絶縁層42が形成される。
方向に対して所定幅で切除されてMR素子33の両端に
接続されている。MR素子33及び引出し導体層34は
上磁気シールド層35aと下磁気シールド層35bとの
間にあって非磁性絶縁層36で電気的に絶縁されてい
る。一方、磁気ディスク20に情報の記録を行うための
電磁変換型の記録用ヘッド(インダクティブヘッド)3
7は、MRヘッド31の上磁気シールド35aを下部磁
極とし、その上面に順にアルミナ(Al2 O3 )を介在
した記録ギャップ38を介して熱硬化樹脂からなる層間
絶縁層39,薄膜コイル導体層(Cu)40及び上部磁
極(NiFe)41を積層し、上部磁極41と下部磁極
(上磁気シールド層)35aとで形成した記録ギャップ
38によって情報の水平記録を行う。また、上部磁極4
1上には保護絶縁層42が形成される。
【0006】このように、複合薄膜磁気ヘッド14は、
MRヘッド31と記録用ヘッド37が、磁気ディスク2
0におけるトラックの長手方向に組み合わされたもの
で、記録ヘッド37の記録ギャップ38とMR素子33
とは距離Lのギャップで配置されることになる。ところ
で、このような磁気ヘッド14は、アクチュエータ12
によりスイングされて磁気ディスク20上の半径方向に
移動されると、磁気ディスク20の半径位置によってト
ラックと上記ギャップの交差角度(YAW(ヨー)角)
が変化する。磁気ヘッドが複合ではなく単一のインダク
ティブヘッドの場合にはYAW角が大きくなる磁気ディ
スクの領域(アウタ領域又はインナ領域)でトラックピ
ッチを密にすることにより記録密度を向上させることが
知られているが(特開昭57−18060号公報)、複
合の場合には記録ギャップ38とMRヘッド33とに距
離Lを有することから、アウタ領域又はインナ領域でY
AW角が大きくなってもトラックピッチを密にすること
ができない。
MRヘッド31と記録用ヘッド37が、磁気ディスク2
0におけるトラックの長手方向に組み合わされたもの
で、記録ヘッド37の記録ギャップ38とMR素子33
とは距離Lのギャップで配置されることになる。ところ
で、このような磁気ヘッド14は、アクチュエータ12
によりスイングされて磁気ディスク20上の半径方向に
移動されると、磁気ディスク20の半径位置によってト
ラックと上記ギャップの交差角度(YAW(ヨー)角)
が変化する。磁気ヘッドが複合ではなく単一のインダク
ティブヘッドの場合にはYAW角が大きくなる磁気ディ
スクの領域(アウタ領域又はインナ領域)でトラックピ
ッチを密にすることにより記録密度を向上させることが
知られているが(特開昭57−18060号公報)、複
合の場合には記録ギャップ38とMRヘッド33とに距
離Lを有することから、アウタ領域又はインナ領域でY
AW角が大きくなってもトラックピッチを密にすること
ができない。
【0007】そこで、図15に、YAW角によるヘッド
コアとトラックの位置関係の説明図を示す。図14で
は、記録用ヘッド37の記録ギャップ38をトラック幅
でライトコアで表わし、MRヘッド31のMR素子33
をトラック幅でリードコアで表わしている。この場合の
ギャップ間距離は図14(B)に示すようにLである。
図15に示すように、複合型の磁気ヘッド14におい
て、ライトコア37(38)とリードコア33のコア幅
を同一にすると、例えばYAW角を±10度に設定する
と、リードコア33がトラック(コア幅)よりはみ出し
て隣接するトラックにかかることになり、不要なノイズ
でSN比が低下することになる。
コアとトラックの位置関係の説明図を示す。図14で
は、記録用ヘッド37の記録ギャップ38をトラック幅
でライトコアで表わし、MRヘッド31のMR素子33
をトラック幅でリードコアで表わしている。この場合の
ギャップ間距離は図14(B)に示すようにLである。
図15に示すように、複合型の磁気ヘッド14におい
て、ライトコア37(38)とリードコア33のコア幅
を同一にすると、例えばYAW角を±10度に設定する
と、リードコア33がトラック(コア幅)よりはみ出し
て隣接するトラックにかかることになり、不要なノイズ
でSN比が低下することになる。
【0008】そのため、YAW角が最大の±10度のと
きにコア幅(a+b+c=d)内にリードコア33を収
めるために、YAW角が±0度のときを基準にしてリー
ドコア33の幅を斜線部分の幅cに狭くすることが行わ
れる。一方、ライトコア37(38)とリードコア33
のコア幅を同一にして、YAW角ロスを、YAW角のず
れに相当する量をオフセットさせてトラックの中心に位
置させる方法が知られている。
きにコア幅(a+b+c=d)内にリードコア33を収
めるために、YAW角が±0度のときを基準にしてリー
ドコア33の幅を斜線部分の幅cに狭くすることが行わ
れる。一方、ライトコア37(38)とリードコア33
のコア幅を同一にして、YAW角ロスを、YAW角のず
れに相当する量をオフセットさせてトラックの中心に位
置させる方法が知られている。
【0009】上述の複合磁気ヘッド14においては、磁
気ディスク20のフォーマット時にYAW角のずれに応
じて各トラック上でID部とID部後に配置されるデー
タ部とがずれて配置されることから、オフセットはデー
タをリードする場合にリードコア33をトラックのデー
タ部の中心(オントラック)に移動させてリードさせる
が、ライト時にはID部をリードしてからデータ部にラ
イトしなければならない。すなわち、ID部をオフセッ
トリードし、その後にデータ部をオフセットを行わずに
ライトを行うか、若しくは1周させてオフセットした後
にライトを行う。このことが、実願平1−59751号
(実開平3−2472号公報)に記載されている。
気ディスク20のフォーマット時にYAW角のずれに応
じて各トラック上でID部とID部後に配置されるデー
タ部とがずれて配置されることから、オフセットはデー
タをリードする場合にリードコア33をトラックのデー
タ部の中心(オントラック)に移動させてリードさせる
が、ライト時にはID部をリードしてからデータ部にラ
イトしなければならない。すなわち、ID部をオフセッ
トリードし、その後にデータ部をオフセットを行わずに
ライトを行うか、若しくは1周させてオフセットした後
にライトを行う。このことが、実願平1−59751号
(実開平3−2472号公報)に記載されている。
【0010】ところで、ライト時やリード時に磁気ディ
スクのチャッキング誤差によるMRヘッド31の位置ず
れに対するオントラックさせる方法として、例えば特開
平3−268283号公報に記載されているように、前
回分のオフセット移動量を加味して移動量を設定させる
ことで迅速にオントラックさせることが知られている。
スクのチャッキング誤差によるMRヘッド31の位置ず
れに対するオントラックさせる方法として、例えば特開
平3−268283号公報に記載されているように、前
回分のオフセット移動量を加味して移動量を設定させる
ことで迅速にオントラックさせることが知られている。
【0011】また、リード時にECC(Error C
orrecting Codes)等のエラー訂正を行
うことが一般的であり、例えば特開平6−111493
号公報に記載されているように、ビット誤り率低下時に
もアクセスタイムが低下しないように、ID部にライト
IDとリードIDを配置させてフォーマットし、ID情
報の期待値と読み込んだID情報を比較してエラー訂正
を行うことが知られている。
orrecting Codes)等のエラー訂正を行
うことが一般的であり、例えば特開平6−111493
号公報に記載されているように、ビット誤り率低下時に
もアクセスタイムが低下しないように、ID部にライト
IDとリードIDを配置させてフォーマットし、ID情
報の期待値と読み込んだID情報を比較してエラー訂正
を行うことが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、複合磁気ヘッド14のオフセットは、装置にもよる
が約1msの時間を要し、ID部をリードした後にデータ
部に直ちにオフセット動作を終了させることができな
い。そのため、データのライト時にオフセット動作なし
でID部をリードし、そのままデータ部のライトを行わ
なければならずエラー確率が増加するという問題があ
る。特に、上記特開平6−111493号公報のように
ID部をライトIDとリードIDに分割しても、ID部
のずれによるライトIDのリードエラーが増加する。
に、複合磁気ヘッド14のオフセットは、装置にもよる
が約1msの時間を要し、ID部をリードした後にデータ
部に直ちにオフセット動作を終了させることができな
い。そのため、データのライト時にオフセット動作なし
でID部をリードし、そのままデータ部のライトを行わ
なければならずエラー確率が増加するという問題があ
る。特に、上記特開平6−111493号公報のように
ID部をライトIDとリードIDに分割しても、ID部
のずれによるライトIDのリードエラーが増加する。
【0013】一方、ID部のリードでオフセット動作さ
せる場合には、ID部のリードを行った後にさらにオフ
セット動作を終了させた後(1回転後)にライト動作を
行わなければならず高速処理を図ることができないとい
う問題がある。この場合、上記特開平3−268283
号公報記載の方法はオフセット量が小さく、動作時間を
短縮できるが、それでもID部のリード後直ちにデータ
部へのライトは行えず、1回転後にライト動作を行わな
ければならない。
せる場合には、ID部のリードを行った後にさらにオフ
セット動作を終了させた後(1回転後)にライト動作を
行わなければならず高速処理を図ることができないとい
う問題がある。この場合、上記特開平3−268283
号公報記載の方法はオフセット量が小さく、動作時間を
短縮できるが、それでもID部のリード後直ちにデータ
部へのライトは行えず、1回転後にライト動作を行わな
ければならない。
【0014】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、エラー確率の減少、高速処理を図ると共に、信
号出力の増大、SN比の向上を図る記録再生方法を提供
することを目的とする。
もので、エラー確率の減少、高速処理を図ると共に、信
号出力の増大、SN比の向上を図る記録再生方法を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理説
明図を示す。請求項1では、ID領域とデータ領域を有
するセクタが所定数形成された記録媒体に対して、記録
を行う記録ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘ
ッドを回転駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定セ
クタにライト動作、リード動作を行う記録再生方法にお
いて、ステップ1は、前記ヘッドのリード、ライトを行
うターゲットセクタに対して前記再生ヘッドの前記ID
領域からデータ領域にオントラックさせるオフセットに
必要な時間に相当する所定要素の数値を設定し、当該タ
ーゲットセクタより逆算した該数値に該当する位置確認
セクタを算出して設定する。
明図を示す。請求項1では、ID領域とデータ領域を有
するセクタが所定数形成された記録媒体に対して、記録
を行う記録ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘ
ッドを回転駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定セ
クタにライト動作、リード動作を行う記録再生方法にお
いて、ステップ1は、前記ヘッドのリード、ライトを行
うターゲットセクタに対して前記再生ヘッドの前記ID
領域からデータ領域にオントラックさせるオフセットに
必要な時間に相当する所定要素の数値を設定し、当該タ
ーゲットセクタより逆算した該数値に該当する位置確認
セクタを算出して設定する。
【0016】ステップ2は、前記再生ヘッドにより前記
位置確認セクタを検出する。ステップ3は、前記位置確
認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセット動作を
開始させる。ステップ4は、前記オフセット動作の開始
より前記所定要素を計測する。ステップ5は、前記計測
値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲットセク
タのデータ領域の再生動作を行わせる。
位置確認セクタを検出する。ステップ3は、前記位置確
認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセット動作を
開始させる。ステップ4は、前記オフセット動作の開始
より前記所定要素を計測する。ステップ5は、前記計測
値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲットセク
タのデータ領域の再生動作を行わせる。
【0017】請求項2では、請求項1記載の所定要素を
セクタ数とし、各セクタの情報として記録されているセ
クタパルスを前記位置確認セクタの検出後に計測する。
請求項3では、請求項1記載の所定要素を予め設定され
た時間又は前記セクタの情報として記録されているバイ
ト数とし、当該時間又はバイト数を前記位置確認セクタ
の検出後に計測する。
セクタ数とし、各セクタの情報として記録されているセ
クタパルスを前記位置確認セクタの検出後に計測する。
請求項3では、請求項1記載の所定要素を予め設定され
た時間又は前記セクタの情報として記録されているバイ
ト数とし、当該時間又はバイト数を前記位置確認セクタ
の検出後に計測する。
【0018】請求項4では、請求項1〜3の何れか一項
において、前記ターゲットセクタのデータ領域へのライ
ト時に、前記再生ヘッドがライトを行うセクタの前記I
D領域にオントラックしている状態で前記記録ヘッドに
よりライト動作を行わせる。請求項5では、請求項1〜
3の何れか一項において、前記位置確認セクタの検出か
ら前記ターゲットセクタまでの計測時に、前記再生ヘッ
ドによる前記ID領域のリードを停止し、又は当該ID
領域でのリードエラーを無視状態とする。
において、前記ターゲットセクタのデータ領域へのライ
ト時に、前記再生ヘッドがライトを行うセクタの前記I
D領域にオントラックしている状態で前記記録ヘッドに
よりライト動作を行わせる。請求項5では、請求項1〜
3の何れか一項において、前記位置確認セクタの検出か
ら前記ターゲットセクタまでの計測時に、前記再生ヘッ
ドによる前記ID領域のリードを停止し、又は当該ID
領域でのリードエラーを無視状態とする。
【0019】請求項6では、請求項1〜3の何れか一項
において、前記オフセットに必要な時間に対応する前記
所定要素の情報が予めテーブル上に設定され、前記位置
確認セクタの算出に際して読み出される。請求項7で
は、ID領域とデータ領域を有するセクタが所定数形成
された記録媒体に対して、記録を行う記録ヘッド及び再
生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆動手段で該
記録媒体上を移動させて所定セクタにライト動作、リー
ド動作を行う記録再生方法において、リード命令後に前
記再生ヘッドを前記ID領域からデータ領域にオントラ
ックさせるオフセット動作を開始させるステップと、前
記オフセット動作より所定時間経過のオフセット終了後
に、前記記録媒体のトラックごとに記録されているイン
デックス信号を検出するステップと、前記インデックス
信号の検出後より所定要素を計測して前記ヘッドでリー
ド、ライトを行うターゲットセクタを検出するステップ
と、検出された前記ターゲットセクタの前記データ領域
のリード動作を行うステップと、を含んで記録再生方法
を構成する。
において、前記オフセットに必要な時間に対応する前記
所定要素の情報が予めテーブル上に設定され、前記位置
確認セクタの算出に際して読み出される。請求項7で
は、ID領域とデータ領域を有するセクタが所定数形成
された記録媒体に対して、記録を行う記録ヘッド及び再
生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆動手段で該
記録媒体上を移動させて所定セクタにライト動作、リー
ド動作を行う記録再生方法において、リード命令後に前
記再生ヘッドを前記ID領域からデータ領域にオントラ
ックさせるオフセット動作を開始させるステップと、前
記オフセット動作より所定時間経過のオフセット終了後
に、前記記録媒体のトラックごとに記録されているイン
デックス信号を検出するステップと、前記インデックス
信号の検出後より所定要素を計測して前記ヘッドでリー
ド、ライトを行うターゲットセクタを検出するステップ
と、検出された前記ターゲットセクタの前記データ領域
のリード動作を行うステップと、を含んで記録再生方法
を構成する。
【0020】請求項8では、請求項7記載の所定要素
を、セクタ数、時間、又はバイト数とする。請求項9で
は、請求項7又は8において、前記ターゲットセクタの
データ領域へのライト時に、前記再生ヘッドがライトを
行うセクタの前記ID領域にオントラックしている状態
で前記記録ヘッドによりライト動作を行わせる。
を、セクタ数、時間、又はバイト数とする。請求項9で
は、請求項7又は8において、前記ターゲットセクタの
データ領域へのライト時に、前記再生ヘッドがライトを
行うセクタの前記ID領域にオントラックしている状態
で前記記録ヘッドによりライト動作を行わせる。
【0021】請求項10では、ID領域とデータ領域を
有するセクタが所定数形成された記録媒体に対して、記
録を行う記録ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備える
ヘッドを回転駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定
セクタにライト動作、リード動作を行う記録再生方法に
おいて、前記ヘッドのリード、ライトを行うターゲット
セクタに対して前記再生ヘッドの前記ID領域からデー
タ領域にオントラックさせるオフセットに必要な時間に
相当する所定要素の数値を設定し、当該ターゲットセク
タより逆算した該数値に該当する前の位置確認セクタを
算出して設定する演算設定手段と、前記再生ヘッドによ
り前記位置確認セクタを検出する検索手段と、前記位置
確認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセット動作
を開始させるオフセット命令手段と、前記オフセット動
作の開始より前記所定要素を計測する計測手段と、前記
計測値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲット
セクタのデータ領域の再生動作を行わせるリード命令手
段と、を有して記録再生装置が構成される。
有するセクタが所定数形成された記録媒体に対して、記
録を行う記録ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備える
ヘッドを回転駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定
セクタにライト動作、リード動作を行う記録再生方法に
おいて、前記ヘッドのリード、ライトを行うターゲット
セクタに対して前記再生ヘッドの前記ID領域からデー
タ領域にオントラックさせるオフセットに必要な時間に
相当する所定要素の数値を設定し、当該ターゲットセク
タより逆算した該数値に該当する前の位置確認セクタを
算出して設定する演算設定手段と、前記再生ヘッドによ
り前記位置確認セクタを検出する検索手段と、前記位置
確認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセット動作
を開始させるオフセット命令手段と、前記オフセット動
作の開始より前記所定要素を計測する計測手段と、前記
計測値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲット
セクタのデータ領域の再生動作を行わせるリード命令手
段と、を有して記録再生装置が構成される。
【0022】請求項11では、請求項10記載のオフセ
ット動作に必要な時間に対応する前記所定要素の情報が
設定されるテーブルが設けられる。請求項12では、I
D領域とデータ領域を有するセクタが所定数形成された
記録媒体に対して、記録を行う記録ヘッド及び再生を行
う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆動手段で該記録媒
体上を移動させて所定セクタにライト動作、リード動作
を行う記録再生装置において、リード命令後に前記再生
ヘッドの前記ID領域からデータ領域にオントラックさ
せるオフセット動作を開始させるオフセット命令手段
と、前記オフセット動作より所定時間経過のオフセット
終了後に、前記記録媒体のトラックごとに記録されてい
るインデックス信号を検出するインデックス検出手段
と、前記インデックス信号の検出後より所定要素を計測
して前記ヘッドでリード、ライトを行うターゲットセク
タを検出する計測手段と、検出された前記ターゲットセ
クタの前記データ領域のリード動作を行うリード命令手
段と、を含んで記録再生装置を構成する。
ット動作に必要な時間に対応する前記所定要素の情報が
設定されるテーブルが設けられる。請求項12では、I
D領域とデータ領域を有するセクタが所定数形成された
記録媒体に対して、記録を行う記録ヘッド及び再生を行
う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆動手段で該記録媒
体上を移動させて所定セクタにライト動作、リード動作
を行う記録再生装置において、リード命令後に前記再生
ヘッドの前記ID領域からデータ領域にオントラックさ
せるオフセット動作を開始させるオフセット命令手段
と、前記オフセット動作より所定時間経過のオフセット
終了後に、前記記録媒体のトラックごとに記録されてい
るインデックス信号を検出するインデックス検出手段
と、前記インデックス信号の検出後より所定要素を計測
して前記ヘッドでリード、ライトを行うターゲットセク
タを検出する計測手段と、検出された前記ターゲットセ
クタの前記データ領域のリード動作を行うリード命令手
段と、を含んで記録再生装置を構成する。
【0023】
【作用】上述のように請求項1〜3及び10の発明で
は、オフセットに必要な時間に相当するセクタ数、時
間、バイト数の所定要素の数値を設定してターゲットセ
クタより数値で逆算した位置確認セクタを設定し、位置
確認セクタの検出後にオフセット動作させて開始より所
定要素を計測し、所定値で直ちにデータ領域のリード動
作を行わせる。これにより、リード時のID領域及びデ
ータ領域でヘッドのYAW角に依存されずにオントラッ
ク状態となって、エラー確率の減少、高速処理が図ら
れ、再生ヘッドのコア幅を縮小させる必要がないことか
ら信号出力の増大、SN比の向上を図ることが可能とな
る。
は、オフセットに必要な時間に相当するセクタ数、時
間、バイト数の所定要素の数値を設定してターゲットセ
クタより数値で逆算した位置確認セクタを設定し、位置
確認セクタの検出後にオフセット動作させて開始より所
定要素を計測し、所定値で直ちにデータ領域のリード動
作を行わせる。これにより、リード時のID領域及びデ
ータ領域でヘッドのYAW角に依存されずにオントラッ
ク状態となって、エラー確率の減少、高速処理が図ら
れ、再生ヘッドのコア幅を縮小させる必要がないことか
ら信号出力の増大、SN比の向上を図ることが可能とな
る。
【0024】請求項4及び9の発明では、データ領域の
ライト時に、ID領域に再生状態がオントラックしてい
る状態で記録ヘッドがデータ領域にライトさせる。これ
により、ヘッドのYAW角に依存せずにオントラック状
態でライトが行われ、リード時の信号出力の増大、SN
比の向上を図ることが可能となる。請求項5の発明で
は、オフセット動作中における再生ヘッドのID領域の
リードが停止され、又はリードエラーを無視状態とす
る。これにより、不必要なリードエラーの発生を防止す
ることが可能となる。
ライト時に、ID領域に再生状態がオントラックしてい
る状態で記録ヘッドがデータ領域にライトさせる。これ
により、ヘッドのYAW角に依存せずにオントラック状
態でライトが行われ、リード時の信号出力の増大、SN
比の向上を図ることが可能となる。請求項5の発明で
は、オフセット動作中における再生ヘッドのID領域の
リードが停止され、又はリードエラーを無視状態とす
る。これにより、不必要なリードエラーの発生を防止す
ることが可能となる。
【0025】請求項6及び11の発明では、位置確認セ
クタを設定するにあたり、オフセットに必要な時間に対
応する所定要素の情報がテーブルに予め設定され、これ
を読み出す。これにより、位置確認セクタの算出を容易
に行うことが可能となる。請求項7,8及び12の発明
では、リード命令後直ちにオフセット動作が行われ、終
了後にインデックス信号を検出し、その後の所定要素の
計測後にリード動作が行われる。これにより、データ領
域のリードがYAW角に依存せずにオントラック状態と
なり、エラー確率の減少が図られ、再生ヘッドのコア幅
を縮小させる必要がなく信号出力増大、SN比の向上を
図ることが可能となる。
クタを設定するにあたり、オフセットに必要な時間に対
応する所定要素の情報がテーブルに予め設定され、これ
を読み出す。これにより、位置確認セクタの算出を容易
に行うことが可能となる。請求項7,8及び12の発明
では、リード命令後直ちにオフセット動作が行われ、終
了後にインデックス信号を検出し、その後の所定要素の
計測後にリード動作が行われる。これにより、データ領
域のリードがYAW角に依存せずにオントラック状態と
なり、エラー確率の減少が図られ、再生ヘッドのコア幅
を縮小させる必要がなく信号出力増大、SN比の向上を
図ることが可能となる。
【0026】
【実施例】図2に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。また、図3に、図2のHDCの本発明の主要構成の
ブロックを示す。図2は、記録再生装置である磁気ディ
スク装置51のブロック構成図を示したもので、機械的
構成は図13及び図14と同様である。
す。また、図3に、図2のHDCの本発明の主要構成の
ブロックを示す。図2は、記録再生装置である磁気ディ
スク装置51のブロック構成図を示したもので、機械的
構成は図13及び図14と同様である。
【0027】図2において、HDC(ハードディスクコ
ントローラ)52が上位装置よりインタフェース(I/
F)53を介して接続される。HDC52にはMPU
(マイクロプロセッサ)54が接続されて種々の制御を
行う。MPU54からは、所定枚数の記録媒体である磁
気ディスク(図示せず)を回転させるSPM(スピンド
ルモータ)55を、SMP制御回路56,SPMドライ
バ57を介して制御される。また、図14に示すような
薄膜磁気ヘッドの記録ヘッドとMRヘッドの再生ヘッド
を備える所定数の磁気ヘッド(後述するR/Wヘッド)
を、磁気ディスクの半径方向に移動させる回転型アクチ
ュエータを駆動するVCM(ボイスコイルモータ)58
が、VCM制御回路59,VCMドライバ60を介して
制御駆動される。
ントローラ)52が上位装置よりインタフェース(I/
F)53を介して接続される。HDC52にはMPU
(マイクロプロセッサ)54が接続されて種々の制御を
行う。MPU54からは、所定枚数の記録媒体である磁
気ディスク(図示せず)を回転させるSPM(スピンド
ルモータ)55を、SMP制御回路56,SPMドライ
バ57を介して制御される。また、図14に示すような
薄膜磁気ヘッドの記録ヘッドとMRヘッドの再生ヘッド
を備える所定数の磁気ヘッド(後述するR/Wヘッド)
を、磁気ディスクの半径方向に移動させる回転型アクチ
ュエータを駆動するVCM(ボイスコイルモータ)58
が、VCM制御回路59,VCMドライバ60を介して
制御駆動される。
【0028】一方、磁気ディスク装置51は、単一のサ
ーボヘッド61を後述するR/Wヘッドと共に搭載して
おり、磁気ディスクより読み出したサーボ信号をサーボ
復調回路62,A/D(アナログ/ディジタル)変換回
路63を介してMPU54に送出する。そして、VCM
58で駆動される回転型アクチュエータのアーム、支持
ばね機構の先端に所定数のR/W(リード/ライト)ヘ
ッド64が搭載されており、各R/Wヘッド64の再生
ヘッド64a(図4参照)からの読み取り信号が復調回
路65を介してHDC52に送られ、記録ヘッド64b
(図4参照)にHDC52から変調回路66を介して記
録信号が送られる。
ーボヘッド61を後述するR/Wヘッドと共に搭載して
おり、磁気ディスクより読み出したサーボ信号をサーボ
復調回路62,A/D(アナログ/ディジタル)変換回
路63を介してMPU54に送出する。そして、VCM
58で駆動される回転型アクチュエータのアーム、支持
ばね機構の先端に所定数のR/W(リード/ライト)ヘ
ッド64が搭載されており、各R/Wヘッド64の再生
ヘッド64a(図4参照)からの読み取り信号が復調回
路65を介してHDC52に送られ、記録ヘッド64b
(図4参照)にHDC52から変調回路66を介して記
録信号が送られる。
【0029】また、HDC52は、図3に示すように磁
気ディスクのターゲットセクタのリード、ライトを行う
ための位置確認セクタを設定する位置確認セクタ演算設
定手段71,位置確認セクタをそのID部(ID領域)
で検索する検索手段72,VCM58を駆動させてR/
Wヘッド64のオフセット動作(オントラックしている
ID部からデータ部(データ領域)にオントラックさせ
る動作)させるオフセット命令手段73,オフセット動
作開始より所定要素であるセクタ数(時間、バイト数で
もよい)をセクタパルスでカウントする計測手段74,
R/Wヘッド64がターゲットセクタのデータ部にオン
トラックした状態のときにリード動作を行わせるリード
命令手段75とを備えて構成される。
気ディスクのターゲットセクタのリード、ライトを行う
ための位置確認セクタを設定する位置確認セクタ演算設
定手段71,位置確認セクタをそのID部(ID領域)
で検索する検索手段72,VCM58を駆動させてR/
Wヘッド64のオフセット動作(オントラックしている
ID部からデータ部(データ領域)にオントラックさせ
る動作)させるオフセット命令手段73,オフセット動
作開始より所定要素であるセクタ数(時間、バイト数で
もよい)をセクタパルスでカウントする計測手段74,
R/Wヘッド64がターゲットセクタのデータ部にオン
トラックした状態のときにリード動作を行わせるリード
命令手段75とを備えて構成される。
【0030】また、位置確認セクタ演算設定手段71
は、オフセットに必要な時間に対応するセクタの情報
(後述する)が予め設定されているテーブル76を備え
る。この情報により、位置確認セクタとリード、ライト
を行うセクタの間隔が、オフセットに必要な時間によっ
て可変となる。そこで、上記磁気ディスク装置51の主
要動作について説明する。まず、データライトについて
説明する。
は、オフセットに必要な時間に対応するセクタの情報
(後述する)が予め設定されているテーブル76を備え
る。この情報により、位置確認セクタとリード、ライト
を行うセクタの間隔が、オフセットに必要な時間によっ
て可変となる。そこで、上記磁気ディスク装置51の主
要動作について説明する。まず、データライトについて
説明する。
【0031】図4にデータライト時の説明図を示し、図
5にデータライト時のタイミングチャートを示すと共
に、図6にデータライト時のフローチャートを示す。図
4は、磁気ディスクの一つのトラック81とR/Wヘッ
ド64の再生ヘッド64a,記録ヘッド64bの位置関
係を示したもので、トラック81は後述する一つのイン
デックス部と所定数のセクタ82で構成される。セクタ
82は、ID領域であるID部82aとデータ領域であ
るデータ部82bで構成される。データ部82bは、書
き込み、消去自在のデータが記録される領域である。
5にデータライト時のタイミングチャートを示すと共
に、図6にデータライト時のフローチャートを示す。図
4は、磁気ディスクの一つのトラック81とR/Wヘッ
ド64の再生ヘッド64a,記録ヘッド64bの位置関
係を示したもので、トラック81は後述する一つのイン
デックス部と所定数のセクタ82で構成される。セクタ
82は、ID領域であるID部82aとデータ領域であ
るデータ部82bで構成される。データ部82bは、書
き込み、消去自在のデータが記録される領域である。
【0032】ID部82aは、磁気ディスクのフォーマ
ット時に書き込まれる情報を記録する領域であり、使用
状態では消去不可となる。ID部82aには一般にトラ
ック番号、ヘッド番号、セクタ番号、バイト数、ECC
(誤り訂正コード)用情報等が記録されるものである。
そして、R/Wヘッド64は、回転アクチュエータによ
る移動で物理的に生じるYAW角が所定角度(YAW角
が零度のときには再生ヘッド64aを記録ヘッド64b
とは水平となる)のときに、トラック81の幅方向(磁
気ディスクの半径方向)に再生ヘッド64aと記録ヘッ
ド64bとが位置ずれを生じている。この状態で、トラ
ック81にフォーマットすると、図に示すようにID部
82aとデータ(DATA)部82bとが同様に位置ず
れした状態で設定されるものである。
ット時に書き込まれる情報を記録する領域であり、使用
状態では消去不可となる。ID部82aには一般にトラ
ック番号、ヘッド番号、セクタ番号、バイト数、ECC
(誤り訂正コード)用情報等が記録されるものである。
そして、R/Wヘッド64は、回転アクチュエータによ
る移動で物理的に生じるYAW角が所定角度(YAW角
が零度のときには再生ヘッド64aを記録ヘッド64b
とは水平となる)のときに、トラック81の幅方向(磁
気ディスクの半径方向)に再生ヘッド64aと記録ヘッ
ド64bとが位置ずれを生じている。この状態で、トラ
ック81にフォーマットすると、図に示すようにID部
82aとデータ(DATA)部82bとが同様に位置ず
れした状態で設定されるものである。
【0033】いま、ターゲットセクタとしてセクタ82
1 のデータ領域821bにデータライトを行うものとす
る。装置に電源が投入されると(図6,ステップ(S)
11)、まずR/Wヘッド64が例えばトラック00に
イニシャルシークする(S12)。その後上位装置より
シーク命令があると(S13)、該当するトラック81
にシーク動作が行われる(S14)。
1 のデータ領域821bにデータライトを行うものとす
る。装置に電源が投入されると(図6,ステップ(S)
11)、まずR/Wヘッド64が例えばトラック00に
イニシャルシークする(S12)。その後上位装置より
シーク命令があると(S13)、該当するトラック81
にシーク動作が行われる(S14)。
【0034】そこで、R/Wヘッド64のID部82a
へのオフセット動作が行われる(S15)。このオフセ
ット動作は、再生ヘッド64aの各セクタのID部82
aを読み込んで出力が最大のときにオフセット動作が終
了して、再生ヘッド64aがID部82aにオントラッ
ク状態となり(図5(D))、データライト命令を待
つ。
へのオフセット動作が行われる(S15)。このオフセ
ット動作は、再生ヘッド64aの各セクタのID部82
aを読み込んで出力が最大のときにオフセット動作が終
了して、再生ヘッド64aがID部82aにオントラッ
ク状態となり(図5(D))、データライト命令を待
つ。
【0035】データライト命令があると(S16)、タ
ーゲットセクタ821 のID部82 1aの検索を行う(S
17)。検索は、セクタパルスが磁気ディスクに記録さ
れている場合には該セクタパルスをリードゲートが開い
ているときに読み込み(図5(A),(B))、一致し
たときに当該セクタ821 のID部821aの検索が終了
する。なお、セクタパルスが磁気ディスクに記録されて
いない場合には、インデックスパルスをカウントしてセ
クタパルスを発生させる。
ーゲットセクタ821 のID部82 1aの検索を行う(S
17)。検索は、セクタパルスが磁気ディスクに記録さ
れている場合には該セクタパルスをリードゲートが開い
ているときに読み込み(図5(A),(B))、一致し
たときに当該セクタ821 のID部821aの検索が終了
する。なお、セクタパルスが磁気ディスクに記録されて
いない場合には、インデックスパルスをカウントしてセ
クタパルスを発生させる。
【0036】そして、再生ヘッド64aがID部821a
にオントラックした状態(図5(D))でライトゲート
が開かれ(図5(C))、引き続き記録ヘッド64bに
よりデータ部821bにライト動作が行われてコマンド終
了となる(S18)。ここでは、ライトに当たって記録
ヘッド64bをオフセットさせないことから、YAW角
分だけデータ部821bがID部821aに対してずれて書
き込まれることになる(図4)。
にオントラックした状態(図5(D))でライトゲート
が開かれ(図5(C))、引き続き記録ヘッド64bに
よりデータ部821bにライト動作が行われてコマンド終
了となる(S18)。ここでは、ライトに当たって記録
ヘッド64bをオフセットさせないことから、YAW角
分だけデータ部821bがID部821aに対してずれて書
き込まれることになる(図4)。
【0037】このように、ID部821aに再生ヘッド6
4aがYAW角に依存せずにオントラック状態でリード
することができるものである。また、データライトは従
来の方法と同様でありデータ破壊を防止することができ
るものである。続いて、データリードの動作について説
明する。図7にデータリード時の説明図を示し、図8に
データリード時のタイミングチャートを示すと共に、図
9にデータリード時のフローチャートを示す。ここで
は、図4でライトしたデータをリードするものとする。
4aがYAW角に依存せずにオントラック状態でリード
することができるものである。また、データライトは従
来の方法と同様でありデータ破壊を防止することができ
るものである。続いて、データリードの動作について説
明する。図7にデータリード時の説明図を示し、図8に
データリード時のタイミングチャートを示すと共に、図
9にデータリード時のフローチャートを示す。ここで
は、図4でライトしたデータをリードするものとする。
【0038】装置に電源が投入されると(図9,S2
1)、同様にR/Wヘッド64が例えばトラック00に
イニシャルシークする(S22)。その後上位装置より
シーク命令があると(S23)、該当するトラック81
にシーク動作が行われる(S24)。続いて、R/Wヘ
ッド64のID部82aへのオフセット動作が行われ
(S25)、オフセット動作が終了すると再生ヘッド6
4aがID部82aにオントラック状態となり(図8
(C))、データリード命令を待つ(図7)。
1)、同様にR/Wヘッド64が例えばトラック00に
イニシャルシークする(S22)。その後上位装置より
シーク命令があると(S23)、該当するトラック81
にシーク動作が行われる(S24)。続いて、R/Wヘ
ッド64のID部82aへのオフセット動作が行われ
(S25)、オフセット動作が終了すると再生ヘッド6
4aがID部82aにオントラック状態となり(図8
(C))、データリード命令を待つ(図7)。
【0039】そこで、データリード命令があると(S2
6)、位置確認セクタ演算設定手段71が、オフセット
に要する時間からこれに相当するセクタ数(時間、バイ
ト数でもよい)を演算し、当該ターゲットセクタ821
よりオフセットに要するセクタ数だけ前のセクタを位置
確認セクタ822aとして設定する(S27,図7)。こ
の場合、オフセットに要する時間は装置固有(ヘッド
毎、トラック(媒体)毎固有)であり、設計段階若しく
は実測により求められ、当該時間と一つのセクタの通過
時間の情報が予めテーブル76に設定されている。
6)、位置確認セクタ演算設定手段71が、オフセット
に要する時間からこれに相当するセクタ数(時間、バイ
ト数でもよい)を演算し、当該ターゲットセクタ821
よりオフセットに要するセクタ数だけ前のセクタを位置
確認セクタ822aとして設定する(S27,図7)。こ
の場合、オフセットに要する時間は装置固有(ヘッド
毎、トラック(媒体)毎固有)であり、設計段階若しく
は実測により求められ、当該時間と一つのセクタの通過
時間の情報が予めテーブル76に設定されている。
【0040】例えば、オフセットに要する時間が1msで
あり、1セクタの通過時間が100μs とすると、オフ
セットに要する時間に相当するセクタ数は10セクタと
なる。従って、ターゲットセクタ821 のセクタ番号が
30とすると、位置確認セクタ822 は10セクタ逆算
したセクタ番号20のものとなる(図7)。位置確認セ
クタ822 が設定されると、検索手段72により当該位
置確認セクタ822 の検出が、再生ヘッド64aがID
部82aにオントラック状態でID部情報を読みながら
検出を行う(S28)。位置確認セクタ822 が検出さ
れると、データ部82bに再生ヘッド64aをオントラ
ックさせるためのオフセット動作がオフセット命令手段
73からのコマンドによって行われる(S29,図8
(C))。
あり、1セクタの通過時間が100μs とすると、オフ
セットに要する時間に相当するセクタ数は10セクタと
なる。従って、ターゲットセクタ821 のセクタ番号が
30とすると、位置確認セクタ822 は10セクタ逆算
したセクタ番号20のものとなる(図7)。位置確認セ
クタ822 が設定されると、検索手段72により当該位
置確認セクタ822 の検出が、再生ヘッド64aがID
部82aにオントラック状態でID部情報を読みながら
検出を行う(S28)。位置確認セクタ822 が検出さ
れると、データ部82bに再生ヘッド64aをオントラ
ックさせるためのオフセット動作がオフセット命令手段
73からのコマンドによって行われる(S29,図8
(C))。
【0041】オフセット動作が行われている間は、サー
ボヘッド61によりサーボ情報として記録されているセ
クタパルスが読み取られ、計測手段74でカウントされ
てターゲットセクタ821 の検索が行われる(S30,
図8(A),(B))。すなわち、セクタパルスをカウ
ントすることでターゲットセクタ821 の位置を確認す
るもので、例えば10パルスカウントしたときに10セ
クタ通過したことになってセクタ番号30のセクタをタ
ーゲットセクタと判断する。
ボヘッド61によりサーボ情報として記録されているセ
クタパルスが読み取られ、計測手段74でカウントされ
てターゲットセクタ821 の検索が行われる(S30,
図8(A),(B))。すなわち、セクタパルスをカウ
ントすることでターゲットセクタ821 の位置を確認す
るもので、例えば10パルスカウントしたときに10セ
クタ通過したことになってセクタ番号30のセクタをタ
ーゲットセクタと判断する。
【0042】ところで、オフセット動作中は再生ヘッド
64aにより通過セクタ82のID部82aを読み取っ
てリードエラーを発生する場合があることから、図8
(B)に示すようにリードゲートを閉じて再生ヘッド6
4aによるリードを停止させるか、又は読み込みを行わ
せてリードエラーが発生した場合に無視状態とする。こ
れにより、無用のリードエラー発生による影響を防止す
ることができるものである。
64aにより通過セクタ82のID部82aを読み取っ
てリードエラーを発生する場合があることから、図8
(B)に示すようにリードゲートを閉じて再生ヘッド6
4aによるリードを停止させるか、又は読み込みを行わ
せてリードエラーが発生した場合に無視状態とする。こ
れにより、無用のリードエラー発生による影響を防止す
ることができるものである。
【0043】そして、この状態では既にオフセット動作
は完了しており、再生ヘッド64aはデータ部82b
(821b)にオントラックされた状態であり(図7,図
8(C))、リード命令手段75によりリードゲートが
開いて(図8(B))ターゲットセクタ821 のデータ
部822bを再生ヘッド64aでリードが行われてリード
コマンドが終了する(S31)。
は完了しており、再生ヘッド64aはデータ部82b
(821b)にオントラックされた状態であり(図7,図
8(C))、リード命令手段75によりリードゲートが
開いて(図8(B))ターゲットセクタ821 のデータ
部822bを再生ヘッド64aでリードが行われてリード
コマンドが終了する(S31)。
【0044】上述のように、データリード時にのみオフ
セット動作を行わせるものであり、データリードの平均
回転待ち時間は、(1周に要する時間/2+オフセット
に要する時間)となるが、ターゲットセクタ821 のI
D部821aを読み込んでからオフセット動作して1周回
転後のデータ部821bをリードする時間に比べて短縮さ
れ、高速処理とすることができる。
セット動作を行わせるものであり、データリードの平均
回転待ち時間は、(1周に要する時間/2+オフセット
に要する時間)となるが、ターゲットセクタ821 のI
D部821aを読み込んでからオフセット動作して1周回
転後のデータ部821bをリードする時間に比べて短縮さ
れ、高速処理とすることができる。
【0045】このように、データリード時において、I
D部821a及びデータ部811bで共に再生ヘッド64a
をオントラックさせてリード動作を行えることから、Y
AW角ロスが発生せずリードエラーの確率を減少させる
ことができると共に、再生ヘッド(MRヘッド)64a
のコア幅を記録ヘッド64bのコア幅より狭く設定する
必要がなく、信号出力を増大させ、SN比を向上させる
ことができるものである。
D部821a及びデータ部811bで共に再生ヘッド64a
をオントラックさせてリード動作を行えることから、Y
AW角ロスが発生せずリードエラーの確率を減少させる
ことができると共に、再生ヘッド(MRヘッド)64a
のコア幅を記録ヘッド64bのコア幅より狭く設定する
必要がなく、信号出力を増大させ、SN比を向上させる
ことができるものである。
【0046】次に、本発明の第2実施例のHDCの主要
ブロック構成図を示す。図10は、図2に示すHDC5
2における本発明に関する主要ブロック図を示したもの
で、他の構成は第1実施例と同様である。図10に示す
HDC52は、リード命令後に再生ヘッド64aをオフ
セットさせるオフセット命令手段91,オフセット終了
後にインデックス信号を検出するインデックス検出手段
92,インデックス信号検出後にセクタパルス(時間又
はバイト数でもよい)をカウントする計測手段93,タ
ーゲットセクタのリード動作を行わせるリード命令手段
94を含んで構成される。
ブロック構成図を示す。図10は、図2に示すHDC5
2における本発明に関する主要ブロック図を示したもの
で、他の構成は第1実施例と同様である。図10に示す
HDC52は、リード命令後に再生ヘッド64aをオフ
セットさせるオフセット命令手段91,オフセット終了
後にインデックス信号を検出するインデックス検出手段
92,インデックス信号検出後にセクタパルス(時間又
はバイト数でもよい)をカウントする計測手段93,タ
ーゲットセクタのリード動作を行わせるリード命令手段
94を含んで構成される。
【0047】そこで、図11に第2実施例の説明図を示
し、図12に第2実施例のフローチャートを示す。な
お、第2実施例におけるデータライトは第1実施例と同
様であり、また図12において、図9のS21〜S25
が同様であり省略してある。図11及び図12におい
て、R/Wヘッド64の再生ヘッド64aが所定トラッ
ク81のID部82aにオントラック状態であり、上位
装置よりデータリード命令があると(S41)、オフセ
ット命令手段91によりオフトラック動作が直ちに開始
される(S42)。オフセットに要する時間が予め実測
等で求められており、当該時間経過後にオフセットが終
了し(S43)、オフセット終了後に磁気ディスクのサ
ーボ情報ごとに設けられるインデックスパルスをインデ
ックス検出手段92がサーボヘッドにより検出させる
(S44)。
し、図12に第2実施例のフローチャートを示す。な
お、第2実施例におけるデータライトは第1実施例と同
様であり、また図12において、図9のS21〜S25
が同様であり省略してある。図11及び図12におい
て、R/Wヘッド64の再生ヘッド64aが所定トラッ
ク81のID部82aにオントラック状態であり、上位
装置よりデータリード命令があると(S41)、オフセ
ット命令手段91によりオフトラック動作が直ちに開始
される(S42)。オフセットに要する時間が予め実測
等で求められており、当該時間経過後にオフセットが終
了し(S43)、オフセット終了後に磁気ディスクのサ
ーボ情報ごとに設けられるインデックスパルスをインデ
ックス検出手段92がサーボヘッドにより検出させる
(S44)。
【0048】インデックスパルスが検出されると(図1
1)、セクタパルスを計測手段によりカウントし、所定
カウントでターゲットセクタ821 が検出される。そし
て、リード命令手段94がターゲットセクタ821 のデ
ータ部821bのデータをリードするものである(S4
5)。この場合のリード命令からリード開始までの平均
回数待ち時間が磁気ディスクの1周に要する時間とな
る。
1)、セクタパルスを計測手段によりカウントし、所定
カウントでターゲットセクタ821 が検出される。そし
て、リード命令手段94がターゲットセクタ821 のデ
ータ部821bのデータをリードするものである(S4
5)。この場合のリード命令からリード開始までの平均
回数待ち時間が磁気ディスクの1周に要する時間とな
る。
【0049】このようにデータリードする場合であって
も、第1実施例と同様に、YAW角ロスが発生せずリー
ドエラーの確率を減少させることができると共に、再生
ヘッド64aのコア幅を記録ヘッド64bのコア幅より
狭くする必要がなく、信号出力を増大させ、SN比を向
上させることができるものである。
も、第1実施例と同様に、YAW角ロスが発生せずリー
ドエラーの確率を減少させることができると共に、再生
ヘッド64aのコア幅を記録ヘッド64bのコア幅より
狭くする必要がなく、信号出力を増大させ、SN比を向
上させることができるものである。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1〜3及び10の発
明によれば、オフセットに必要な時間に相当するセクタ
数、時間、バイト数の所定要素の数値を設定してターゲ
ットセクタより数値で逆算した位置確認セクタを設定
し、位置確認セクタの検出後にオフセット動作させて開
始より所定要素を計測し、所定値で直ちにデータ領域の
リード動作を行わせることにより、リード時のID領域
及びデータ領域でヘッドのYAW角に依存されずにオン
トラック状態となって、エラー確率の減少、高速処理が
図られ、再生ヘッドのコア幅を縮小させる必要がないこ
とから信号出力の増大、SN比の向上を図ることができ
る。
明によれば、オフセットに必要な時間に相当するセクタ
数、時間、バイト数の所定要素の数値を設定してターゲ
ットセクタより数値で逆算した位置確認セクタを設定
し、位置確認セクタの検出後にオフセット動作させて開
始より所定要素を計測し、所定値で直ちにデータ領域の
リード動作を行わせることにより、リード時のID領域
及びデータ領域でヘッドのYAW角に依存されずにオン
トラック状態となって、エラー確率の減少、高速処理が
図られ、再生ヘッドのコア幅を縮小させる必要がないこ
とから信号出力の増大、SN比の向上を図ることができ
る。
【0051】請求項4及び9の発明によれば、データ領
域のライト時に、ID領域に再生状態がオントラックし
ている状態で記録ヘッドがデータ領域にライトさせるこ
とにより、ヘッドのYAW角に依存せずにオントラック
状態でライトが行われ、リード時の信号出力の増大、S
N比の向上を図ることができる。請求項5の発明によれ
ば、オフセット動作中における再生ヘッドのID領域の
リードが停止され、又はリードエラーを無視状態とする
ことにより、不必要なリードエラーの発生を防止するこ
とができる。
域のライト時に、ID領域に再生状態がオントラックし
ている状態で記録ヘッドがデータ領域にライトさせるこ
とにより、ヘッドのYAW角に依存せずにオントラック
状態でライトが行われ、リード時の信号出力の増大、S
N比の向上を図ることができる。請求項5の発明によれ
ば、オフセット動作中における再生ヘッドのID領域の
リードが停止され、又はリードエラーを無視状態とする
ことにより、不必要なリードエラーの発生を防止するこ
とができる。
【0052】請求項6及び11の発明によれば、位置確
認セクタを設定するにあたり、オフセットに必要な時間
に対応する所定要素の情報がテーブルに予め設定され、
これを読み出すことにより、位置確認セクタの算出を容
易に行うことができる。請求項7,8及び12の発明に
よれば、リード命令後直ちにオフセット動作が行われ、
終了後にインデックス信号を検出し、その後の所定要素
の計測後にリード動作が行われることにより、データ領
域のリードがYAW角に依存せずにオントラック状態と
なり、エラー確率の減少が図られ、再生ヘッドのコア幅
を縮小させる必要がなく信号出力増大、SN比の向上を
図ることができる。
認セクタを設定するにあたり、オフセットに必要な時間
に対応する所定要素の情報がテーブルに予め設定され、
これを読み出すことにより、位置確認セクタの算出を容
易に行うことができる。請求項7,8及び12の発明に
よれば、リード命令後直ちにオフセット動作が行われ、
終了後にインデックス信号を検出し、その後の所定要素
の計測後にリード動作が行われることにより、データ領
域のリードがYAW角に依存せずにオントラック状態と
なり、エラー確率の減少が図られ、再生ヘッドのコア幅
を縮小させる必要がなく信号出力増大、SN比の向上を
図ることができる。
【0053】以上、本発明により、より高密度記録を行
うことができるものである。
うことができるものである。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】図2のHDCの本発明の主要構成のブロックで
ある。
ある。
【図4】データライト時の説明図である。
【図5】データライト時のタイミングチャートである。
【図6】データライト時のフローチャートである。
【図7】データリード時の説明図である。
【図8】データリード時のタイミングチャートである。
【図9】データリード時のフローチャートである。
【図10】本発明の第2実施例のHDCの主要ブロック
構成図である。
構成図である。
【図11】第2実施例の説明図である。
【図12】第2実施例のフローチャートである。
【図13】従来の磁気ディスク装置の一例の平面図であ
る。
る。
【図14】従来の複合薄膜磁気ヘッドの構成図である。
【図15】YAW角によるヘッドコアとトラックの位置
関係を示した説明図である。
関係を示した説明図である。
51 磁気ディスク装置 52 HDC 53 I/F 58 VCM 61 サーボヘッド 64 R/Wヘッド 64a 再生ヘッド(RH) 64b 記録ヘッド(WH) 71 位置確認セクタ演算設定手段 72 検索手段 73,91 オフセット命令手段 74,93 計測手段 75,94 リード命令手段 76 テーブル 81 トラック 82 セクタ 82a ID部 82b データ部 83 インデックスパルス 92 インデックス検出手段
Claims (12)
- 【請求項1】 ID領域とデータ領域を有するセクタが
所定数形成された記録媒体に対して、記録を行う記録ヘ
ッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆
動手段で該記録媒体上を移動させて所定セクタにライト
動作、リード動作を行う記録再生方法において、 前記ヘッドのリード、ライトを行うターゲットセクタに
対して前記再生ヘッドの前記ID領域からデータ領域に
オントラックさせるオフセットに必要な時間に相当する
所定要素の数値を設定し、当該ターゲットセクタより逆
算した該数値に該当する位置確認セクタを算出して設定
するステップと、 前記再生ヘッドにより前記位置確認セクタを検出するス
テップと、 前記位置確認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセ
ット動作を開始させるステップと、 前記オフセット動作の開始より前記所定要素を計測する
ステップと、 前記計測値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲ
ットセクタのデータ領域の再生動作を行わせるステップ
と、 を含むことを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の所定要素をセクタ数と
し、各セクタの情報として記録されているセクタパルス
を前記位置確認セクタの検出後に計測することを特徴と
する記録再生方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の所定要素を予め設定され
た時間又は前記セクタの情報として記録されているバイ
ト数とし、当該時間又はバイト数を前記位置確認セクタ
の検出後に計測することを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項において、前
記ターゲットセクタのデータ領域へのライト時に、前記
再生ヘッドがライトを行うセクタの前記ID領域にオン
トラックしている状態で前記記録ヘッドによりライト動
作を行わせることを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項5】 請求項1〜3の何れか一項において、前
記位置確認セクタの検出から前記ターゲットセクタまで
の計測時に、前記再生ヘッドによる前記ID領域のリー
ドを停止し、又は当該ID領域でのリードエラーを無視
状態とすることを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項6】 請求項1〜3の何れか一項において、前
記オフセットに必要な時間に対応する前記所定要素の情
報が予めテーブル上に設定され、前記位置確認セクタの
算出に際して読み出されることを特徴とする記録再生方
法。 - 【請求項7】 ID領域とデータ領域を有するセクタが
所定数形成された記録媒体に対して、記録を行う記録ヘ
ッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転駆
動手段で該記録媒体上を移動させて所定セクタにライト
動作、リード動作を行う記録再生方法において、 リード命令後に前記再生ヘッドを前記ID領域からデー
タ領域にオントラックさせるオフセット動作を開始させ
るステップと、 前記オフセット動作より所定時間経過のオフセット終了
後に、前記記録媒体のトラックごとに記録されているイ
ンデックス信号を検出するステップと、 前記インデックス信号の検出後より所定要素を計測して
前記ヘッドでリード、ライトを行うターゲットセクタを
検出するステップと、 検出された前記ターゲットセクタの前記データ領域のリ
ード動作を行うステップと、 を含むことを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の所定要素を、セクタ数、
時間、又はバイト数とすることを特徴とする記録再生方
法。 - 【請求項9】 請求項7又は8において、前記ターゲッ
トセクタのデータ領域へのライト時に、前記再生ヘッド
がライトを行うセクタの前記ID領域にオントラックし
ている状態で前記記録ヘッドによりライト動作を行わせ
ることを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項10】 ID領域とデータ領域を有するセクタ
が所定数形成された記録媒体に対して、記録を行う記録
ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転
駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定セクタにライ
ト動作、リード動作を行う記録再生装置において、 前記ヘッドのリード、ライトを行うターゲットセクタに
対して前記再生ヘッドの前記ID領域からデータ領域に
オントラックさせるオフセットに必要な時間に相当する
所定要素の数値を設定し、当該ターゲットセクタより逆
算した該数値に該当する前の位置確認セクタを算出して
設定する演算設定手段と、 前記再生ヘッドにより前記位置確認セクタを検出する検
索手段と、 前記位置確認セクタの検出後、前記ヘッドの前記オフセ
ット動作を開始させるオフセット命令手段と、 前記オフセット動作の開始より前記所定要素を計測する
計測手段と、 前記計測値が前記設定した数値に達した後に前記ターゲ
ットセクタのデータ領域の再生動作を行わせるリード命
令手段と、 を有することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のオフセット動作に必
要な時間に対応する前記所定要素の情報が設定されるテ
ーブルが設けられることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項12】 ID領域とデータ領域を有するセクタ
が所定数形成された記録媒体に対して、記録を行う記録
ヘッド及び再生を行う再生ヘッドを備えるヘッドを回転
駆動手段で該記録媒体上を移動させて所定セクタにライ
ト動作、リード動作を行う記録再生装置において、 リード命令後に前記再生ヘッドの前記ID領域からデー
タ領域にオントラックさせるオフセット動作を開始させ
るオフセット命令手段と、 前記オフセット動作より所定時間経過のオフセット終了
後に、前記記録媒体のトラックごとに記録されているイ
ンデックス信号を検出するインデックス検出手段と、 前記インデックス信号の検出後より所定要素を計測して
前記ヘッドでリード、ライトを行うターゲットセクタを
検出する計測手段と、 検出された前記ターゲットセクタの前記データ領域のリ
ード動作を行うリード命令手段と、 を含むことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6283665A JPH08147908A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 記録再生方法及び記録再生装置 |
US08/942,239 US5854715A (en) | 1994-11-17 | 1997-10-01 | Method for tracking a read head on a data area on a disk and disk apparatus using the method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6283665A JPH08147908A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 記録再生方法及び記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08147908A true JPH08147908A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17668479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6283665A Withdrawn JPH08147908A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 記録再生方法及び記録再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5854715A (ja) |
JP (1) | JPH08147908A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100194938B1 (ko) * | 1996-09-02 | 1999-06-15 | 윤종용 | 자기저항 헤드의 트랙밀도 상승을 위한 오프트랙최적화 방법 |
US7082007B2 (en) * | 2000-09-27 | 2006-07-25 | Seagate Technology Llc | Method to achieve higher track density by allowing only one-sided track encroachment |
US7133241B2 (en) * | 2005-04-11 | 2006-11-07 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Method and apparatus for optimizing record quality with varying track and linear density by allowing overlapping data tracks |
JP2007293968A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Fujitsu Ltd | 追記型記憶装置、制御方法及びプログラム |
TWI400593B (zh) * | 2010-08-31 | 2013-07-01 | Vasstek Int Corp | Voice coil motor |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718060A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 | Fujitsu Ltd | Servo track write-in system |
JPS58111106A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-07-02 | Fujitsu Ltd | 磁気記録再生装置 |
JPS6129462A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-10 | Toshiba Corp | 情報記録再生装置の制御回路 |
US4802033A (en) * | 1986-11-07 | 1989-01-31 | Eastman Kodak Company | Predictive positioning offset compensation for high TPI disk systems |
FR2641811B1 (fr) * | 1989-01-09 | 1992-09-11 | Desjoyaux Jean Louis | Panneau pour la realisation de piscines notamment, et son procede de fabrication |
US5073833A (en) * | 1989-11-13 | 1991-12-17 | International Business Machines Corporation | Dual sector servo system for disk file with separate read and write heads |
US5235478A (en) * | 1989-12-15 | 1993-08-10 | Sony Corporation | Disc drive apparatus with servo tracks offset from data tracks |
JPH03268283A (ja) * | 1990-03-16 | 1991-11-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヘッド位置決め装置 |
JP3042790B2 (ja) * | 1991-01-23 | 2000-05-22 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスク装置及びそのデータ書き込み/読み出し制御方法 |
US5257149A (en) * | 1991-02-13 | 1993-10-26 | Seagate Technology, Inc. | Disc drive with offset address field |
JPH0689546A (ja) * | 1992-04-20 | 1994-03-29 | Nec Corp | 磁気ヘッド位置決め制御装置 |
JPH06111493A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-22 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク記録再生方法 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP6283665A patent/JPH08147908A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-01 US US08/942,239 patent/US5854715A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5854715A (en) | 1998-12-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |