JPH0627175A - コンデンサの寿命計算装置 - Google Patents

コンデンサの寿命計算装置

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JPH0627175A
JPH0627175A JP4180069A JP18006992A JPH0627175A JP H0627175 A JPH0627175 A JP H0627175A JP 4180069 A JP4180069 A JP 4180069A JP 18006992 A JP18006992 A JP 18006992A JP H0627175 A JPH0627175 A JP H0627175A
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JP
Japan
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capacitor
life
electrolytic capacitor
temperature
time
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JP4180069A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Nagase
俊昭 長瀬
Shoji Sugiyama
昭司 杉山
Junichi Hida
淳一 飛田
Kenji Suga
健治 須賀
Masamitsu Inaba
正光 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力変換装置の入力部に使用されるコンデン
サの寿命を正確に計算して、コンデンサを無駄にするこ
とを無くすとともに、コンデンサの劣化による装置の故
障を回避する。 【構成】 バッテリ1とインバータ2との間に電解コン
デンサ4を並列に接続する。制御回路7は、タイマ8に
より電解コンデンサ4の作動時間を計測させるととも
に、温度センサ6により電解コンデンサ4の内部温度を
検出させる。制御回路7は、作動時間と内部温度とに基
づいて、その作動時間が規定周囲温度で作動された場合
の何時間分に相当するかを表す寿命消費時間を求め、そ
の求めた寿命消費時間を積算して記憶部10に記憶す
る。制御回路7はその積算した寿命消費時間が、規定周
囲温度で作動された場合の電解コンデンサ4の規定保証
寿命以上になると、電解コンデンサ4が寿命に達したと
判断し、表示部9にその旨を表示させるとともに、イン
バータ2の駆動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置、チョ
ッパ装置等の電力変換装置の入力部に使用される電解コ
ンデンサの寿命計算装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置、チョッパ装置等の電力
変換装置では、その電力変換装置と電源との間に入力コ
ンデンサが並列に接続され、この入力コンデンサによっ
て、電力変換装置のスイッチング素子がターンオフする
際に配線インダクタンスの影響で発生するサージ電圧を
抑えて電圧を安定化するようにしている。
【0003】この入力コンデンサには通常電解コンデン
サが使用されるが、電解コンデンサはスイッチング素子
等の他の電子部品に比べて経時劣化が大きく、寿命が短
い。そして、電解コンデンサが寿命末期になると、その
静電容量が減少してスイッチング素子の両端にかかるサ
ージ電圧が大きくなり、放置するとスイッチング素子に
過電圧が印加されて、同スイッチング素子が破壊される
場合がある。
【0004】従って、電解コンデンサが寿命に達する前
に、電解コンデンサを新品と交換する必要がある。そこ
で、従来では、装置の平均的な使われ方(例えば1日あ
たりの使用時間)を想定した上で、予め電解コンデンサ
の規定の交換時期が定められており、その交換時期に達
したときに電解コンデンサを定期的に交換するようにし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、装置の使わ
れ方は使用者によって大幅に異なるとともに、電解コン
デンサは周囲の環境温度の影響で作動時における発熱温
度が変化するものであり、その発熱温度によって寿命が
大幅に異なってくる。そのため、電解コンデンサが規定
の交換時期に達しても、電解コンデンサが未だ充分使用
可能な場合や、或いは既に寿命に達してしまっている場
合もある。
【0006】従って、電解コンデンサを規定の交換時期
に画一的に交換することは、未だ寿命に達していない電
解コンデンサを交換することにより、その電解コンデン
サが無駄となったり、或いは定期交換前に既に電解コン
デンサが寿命に達していて、スイッチング素子等が破壊
されたりするという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、電力変換装置の入力部
に使用されるコンデンサの寿命を正確に計算して、コン
デンサを無駄にすることを無くすことができるととも
に、コンデンサの劣化による装置の故障を回避すること
ができるコンデンサの寿命計算装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、電源とその電源から電圧が印加さ
れる電力変換装置との間、又は電力変換装置と負荷との
間に配置されたコンデンサの寿命計算装置であって、コ
ンデンサの作動時間を計測する作動時間計測手段と、そ
の作動時におけるコンデンサの温度を検出する温度検出
手段と、作動時間計測手段が計測した作動時間と温度検
出手段が検出した温度とに基づいて、コンデンサの寿命
を計算する寿命計算手段とよりなるものである。
【0009】
【作用】従って、本発明によれば、作動時間計測手段に
より、コンデンサの作動時間が計測されるとともに、温
度検出手段により、その作動時におけるコンデンサの温
度が検出される、そして、作動時間計測手段が計測した
作動時間と温度検出手段が検出した温度とに基づいて、
寿命計算装置によりコンデンサの寿命が計算される。従
って、使用者により装置の使われ方が異なったり、コン
デンサの周囲の環境温度が異なって同コンデンサの作動
時における発熱温度が異なっても、コンデンサの寿命を
正確に計算することができる。
【0010】
【第1実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1及び図2に基づいて説明する。図1に示すように、
電源としてのバッテリ1は電力変換装置としてのインバ
ータ2に接続され、このバッテリ1とインバータ2との
間には電解コンデンサ4が並列に接続されている。又、
インバータ2には誘導電動機等の交流負荷3が接続され
ている。電源スイッチ5はバッテリ1とインバータ2と
の間に配置されている。
【0011】熱電対等よりなる温度検出手段としての温
度センサ6は電解コンデンサ4の内部に配置され、電解
コンデンサ4の内部温度ti を検出してその検出信号を
寿命計算手段としての制御回路7に出力する。制御回路
7は記憶部10を有し、同制御回路7には作動時間計測
手段としてのタイマ8、及び各種情報を表示するための
表示部9が接続されている。
【0012】そして、電源スイッチ5が投入された後、
制御回路7はインバータ2を作動させて、交流負荷3を
駆動させる。このとき、電解コンデンサ4によって、イ
ンバータ2のスイッチング素子(トランジスタ)2aが
ターンオフする際に発生するサージ電圧が抑えられて電
圧が安定化される。又、制御回路7はインバータ2を作
動させて交流負荷3を駆動させると同時にタイマ8を作
動させて、電解コンデンサ4の作動時間Lを計測させ
る。尚、電解コンデンサ4の作動時間Lとは、インバー
タ2が作動されている時間である。又、制御回路7は、
温度センサ6からの検出信号に基づいて、前記作動時に
おける電解コンデンサ4の内部温度ti を求める。
【0013】そして、制御回路7は前記作動時間Lと内
部温度ti とに基づいて、電解コンデンサ4の寿命を計
算する。即ち、制御回路7の記憶部10には、下記の2
つの式(1),(2)が記憶されている。
【0014】
【数1】
【0015】
【数2】
【0016】ここで、式(1)において、tn は電解コ
ンデンサ4の周囲近傍の温度である。又、Δtはその周
囲温度tn を算出するために使用される偏差の値であ
る。この偏差Δt、電解コンデンサ4の周囲温度tn 、
及び温度センサ6により検出された電解コンデンサ4の
内部温度ti の間には次式(3)のような関係が設定さ
れている。
【0017】Δt=ti −tn …(3) 尚、偏差Δtは、予め実験により最適な値が求められて
記憶部10に記憶されており、この第1実施例では10
℃に設定されている。従って、電解コンデンサ4の周囲
温度tn (=ti −Δt)は、温度センサ6による検出
温度ti と偏差Δtとに基づいて容易に求められる。
尚、この実施例では、tn ≦40℃となった場合は、t
n =40℃として以後の計算を行う。
【0018】又、to は電解コンデンサ4の周囲温度t
n が予め規定された所定温度(本実施例では40℃)の
場合の値であり、以後、規定周囲温度という。そして、
この規定周囲温度to は記憶部10に記憶されている。
【0019】又、Ao 及びAn は図2に示すグラフより
求められる寿命係数であり、同図に示すように寿命係数
は、周囲温度tn が45〜105℃の範囲では、その周
囲温度tn が上昇するにつれて大きくなる。そして、寿
命係数Ao は、周囲温度tnを前記の規定周囲温度to
と同一の温度40℃とした場合の値であり、この値は図
2より規定寿命係数Ao =1.41として求められて、
予め記憶部10に記憶されている。尚、tn >105℃
となるような場合は、電解コンデンサ4自体が破壊され
ると考えられるので、このような場合には、制御回路7
は表示部9に警告表示を行わせるとともに、インバータ
2の駆動を停止させる。
【0020】又、式(1)により求められるLn は、電
解コンデンサ4が周囲温度tn でL時間作動された場合
に、その作動時間Lが規定周囲温度to =40℃で作動
された場合の何時間分に相当するかを表すものであり、
以後、この時間Ln を寿命消費時間という。即ち、電解
コンデンサ4の周囲温度tn と規定周囲温度to との偏
差、及び周囲温度tn に基づいて設定される寿命計数A
n と規定寿命係数Aoとの偏差等に基づいて、電解コン
デンサ4の実際の作動時間Lを所定倍した時間を、寿命
消費時間Ln としている。
【0021】例えば、温度センサ6により検出された電
解コンデンサ4の内部温度ti が50℃の場合は、偏差
Δtが10℃であるので、周囲温度tn は規定周囲温度
toと同一の40℃となる。又、図2より求められる寿
命係数An も規定寿命係数Ao と同一の1.41とな
る。そして、この状態で電解コンデンサ4の作動時間L
が100時間であったとすると、式(1)より明らかな
ように、寿命消費時間Ln は実際の作動時間Lと同一の
100時間となる。
【0022】又、例えば、温度センサ6により検出され
た電解コンデンサ4の内部温度tiが70℃の場合は、
偏差Δtが10℃であるので周囲温度tn は60℃とな
り、図2より求められる寿命係数An は2.00とな
る。そして、この状態で電解コンデンサ4の作動時間L
が100時間であったとすると、式(1)より寿命消費
時間Ln は604時間となる。即ち、電解コンデンサ4
は規定周囲温度to より高い温度で作動されると、寿命
消費時間Ln として算出される時間が、実際の作動時間
Lより長い時間となる。
【0023】又、式(2)において、Lo は電解コンデ
ンサ4が前記規定周囲温度to で作動された場合の規定
の保証寿命であり、各種の電解コンデンサ毎に規格され
ているものである。そして、この実施例では、規定周囲
温度to =40℃で規定保証寿命Lo =80,000時間とい
う電解コンデンサ4を使用するものとして、この値Lo
=80,000時間はto =40℃とともに予め記憶部10に
記憶されている。
【0024】そして、制御回路7は、装置の使用毎に前
記式(1)に基づいて寿命消費時間Ln を求めるととも
に、その求めた寿命消費時間Ln を積算した状態で記憶
部10に記憶していく。そして、制御回路7は式(2)
に基づいて、その積算した寿命消費時間ΣLn が前記の
規定保証寿命Lo 以上になったか否かを判断して、規定
保証寿命Lo 以上になると電解コンデンサ4が寿命に達
したと判断し、表示部9にその旨を表示させるととも
に、インバータ2の駆動を停止させる。
【0025】次に、前記のように構成されたコンデンサ
の寿命計算装置の作用を説明する。さて、電源スイッチ
5が投入された後、制御回路7はインバータ2を作動さ
せて、交流負荷3を駆動させる。又、インバータ2を作
動させて交流負荷3を駆動させるのと同時に、制御回路
7は、タイマ8を作動させて電解コンデンサ4の実際の
作動時間Lを計測するとともに、温度センサ6からの検
出信号に基づいて、その作動時における電解コンデンサ
4の内部温度ti を求める。
【0026】そして、制御回路7は、前記実際の作動時
間Lと内部温度ti とに基づいて、式(1)より、その
実際の作動時間Lが規定周囲温度to で作動された場合
の何時間分に相当するかを表す寿命消費時間Ln を求
め、その求めた寿命消費時間Ln を装置の使用毎に順次
積算して記憶部10に記憶していく。そして、制御回路
7は式(2)に基づいて、その積算した寿命消費時間Σ
Ln が、規定周囲温度to で作動された場合の規定保証
寿命Lo (本実施例では80,000時間) 以上になったか否
かを判断して、規定保証寿命Lo 以上になると電解コン
デンサ4が寿命に達したと判断し、表示部9にその旨を
表示させるとともに、インバータ2の駆動を停止させ
る。
【0027】以上のように、この第1実施例では、タイ
マ8により計測された電解コンデンサ4の実際の作動時
間Lと温度センサ6により検出された電解コンデンサ4
の内部温度ti とに基づいて寿命消費時間Ln を求めて
いる。そして、その寿命消費時間Ln の積算値が規定保
証寿命Lo 以上になったか否かを判断することにより、
電解コンデンサ4が寿命に達したか否かを判断してい
る。
【0028】つまり、使用者により装置の使われ方が異
なったり、電解コンデンサ4の周囲の環境温度が異なっ
て同コンデンサ4の作動時における発熱温度が異なった
りしても、その使われ方や周囲の環境温度に応じて電解
コンデンサ4の寿命が計算される。従って、前記従来の
ように電解コンデンサの交換時期が画一的に規定されて
いる場合とは異なり、その寿命を正確に判断して、最適
な時期に交換を行うことができる。そのため、未だ寿命
に達していない電解コンデンサを交換することにより、
その電解コンデンサが無駄となったり、或いは交換前に
既に電解コンデンサが寿命に達していて、スイッチング
素子等が破壊されたりするという問題が生じるおそれが
ない。
【0029】
【第2実施例】次に、この発明の第2実施例を図3に基
づいて説明する。さて、この第2実施例においては、図
3に示すように、前記第1実施例と比較して、温度セン
サ6が設けられておらず、代わりにバッテリ1と電解コ
ンデンサ4との間に電流検出器11が配置されている。
そして、この電流検出器11にて、バッテリ1とインバ
ータ2との間のリプル分を含む電流値が検出され、その
検出信号が制御回路7に出力される。制御回路7は、電
流検出器11から入力した検出信号に基づいて、電解コ
ンデンサ4に流れるリプル分のみの電流値を計算し、こ
の求めたリプル電流値、電解コンデンサ4の内部抵抗、
及び同コンデンサ4の放熱量等に基づいて電解コンデン
サ4の内部温度ti を計算する。尚、インバータ2側へ
流れる直流分の電流と電解コンデンサ4側へ流れるリプ
ル分の電流との比率、電解コンデンサ4の内部抵抗、及
び同コンデンサ4の放熱量等は、予め求められて記憶部
10に記憶されている又、この第2実施例では、電解コ
ンデンサ4の周囲近傍に温度センサ12が配置され、こ
の温度センサ12にて検出された電解コンデンサ4の周
囲温度tn の検出信号は制御回路7に出力される。この
第2実施例では、制御回路7、電流検出器11、及び温
度センサ12により温度検出手段が構成されている。
【0030】そして、制御回路7は、前記求めた電解コ
ンデンサ4の内部温度ti と温度センサ12にて検出さ
れた電解コンデンサ4の周囲温度tn と、タイマ8にて
計測した実際の作動時間Lとに基づいて、式(1)より
寿命消費時間Ln を求める。その後、制御回路7は、前
記第1実施例と同じく、その求めた寿命消費時間Lnの
積算値が、規定保証寿命Lo 以上になったか否かを判断
することにより、電解コンデンサ4が寿命に達したか否
かを判断する。
【0031】即ち、この第2実施例においては、電解コ
ンデンサ4の内部温度ti だけでなく、電解コンデンサ
4の周囲温度tn も実際に求めるようにしているので、
前記第1実施例のように、両温度ti ,tn の偏差Δt
を画一的に設定する場合と比較して、式(1)による寿
命消費時間Ln の算出をより正確に行うことができる。
【0032】尚、この発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば以下のような態様で具体化するこ
とも可能である。 (1)図4に示すように、電流検出器11を電解コンデ
ンサ4と直列に接続すること。このように構成すると、
電流検出器11により、電解コンデンサ4側へ流れるリ
プル分の電流値を直接検出することができるので、前記
第2実施例とは異なり、インバータ2側へ流れる直流分
の電流と電解コンデンサ4側へ流れるリプル分の電流と
の比率を考慮する必要がない。 (2)第2実施例において、第1実施例と同じように、
温度センサ6により電解コンデンサ4の内部温度ti を
直接検出するようにすること。 (3)第1及び第2実施例において、電解コンデンサ4
の内部温度ti を検出することなく、温度センサ12に
より電解コンデンサ4の周囲温度tn のみ検出するよう
にして、偏差Δtを10℃等のように画一的に設定して
内部温度ti を算出するようにすること。 (4)電解コンデンサ4の内部温度ti が所定の設定値
(例えば70℃)を越えた場合のみの時間を計測して、
その計測時間を単に所定倍(例えば6倍)した時間を寿
命消費時間Ln として寿命計算を行うようにすること。 (5)電解コンデンサ4の種類に応じて、偏差Δt、規
定周囲温度to 、規定保証寿命Lo 等の値を適宜変更し
たり、寿命係数を求めるための図2のグラフにおいて、
前記実施例とは異なった傾きのデータを格納したりする
こと。 (6)安全のために、寿命消費時間Ln の積算値が規定
保証寿命Lo より小さな値、例えばLo =80,000の場合
でも72,000時間に達したら、電解コンデンサ4が寿命に
達したと判断するようにすること。 (7)制御回路7は、電解コンデンサ4が寿命に達した
と判断したとき、インバータ2の駆動を停止させる代わ
りにインバータ2の出力を絞って、例えば交流負荷3が
誘導電動機の場合はその回転数を低下させるように制御
すること。 (8)交流電源からの電流を電力変換装置としての整流
回路にて直流に変換して直流負荷を駆動するようにした
装置において、整流回路と直流負荷との間に配置された
電解コンデンサの寿命計算を行うように構成すること。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
力変換装置の入力部に使用されるコンデンサの寿命を正
確に計算することができ、コンデンサを無駄にすること
を無くすことができるとともに、コンデンサの劣化によ
る装置の故障を回避することができるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したコンデンサの寿命計算装置
の第1実施例を示すブロック回路図である。
【図2】周囲温度と寿命係数との関係を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック回路図であ
る。
【図4】本発明の別例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1…電源としてのバッテリ、2…電力変換装置としての
インバータ、4…電解コンデンサ、6…温度検出手段と
しての温度センサ、7…温度検出手段を構成する寿命計
算手段としての制御回路、8…作動時間計測手段として
のタイマ、11…温度検出手段を構成する電流検出器、
12…温度検出手段を構成する温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 健治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 稲葉 正光 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源とその電源から電圧が印加される電
    力変換装置との間、又は電力変換装置と負荷との間に配
    置されたコンデンサの寿命計算装置であって、 コンデンサの作動時間を計測する作動時間計測手段と、 その作動時におけるコンデンサの温度を検出する温度検
    出手段と、 作動時間計測手段が計測した作動時間と温度検出手段が
    検出した温度とに基づいて、コンデンサの寿命を計算す
    る寿命計算手段とよりなるコンデンサの寿命計算装置。
JP4180069A 1992-07-07 1992-07-07 コンデンサの寿命計算装置 Pending JPH0627175A (ja)

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