JPH06233553A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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Publication number
JPH06233553A
JPH06233553A JP5012387A JP1238793A JPH06233553A JP H06233553 A JPH06233553 A JP H06233553A JP 5012387 A JP5012387 A JP 5012387A JP 1238793 A JP1238793 A JP 1238793A JP H06233553 A JPH06233553 A JP H06233553A
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JP
Japan
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cooling fan
converting
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current
direct current
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JP5012387A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takada
茂生 高田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ装置において、冷却ファンの運転
を最適化し、冷却ファン寿命を延ばす。また、冷却ファ
ン、直流平滑コンデンサの寿命を常時監視し、寿命と判
定した場合には表示を行い交換を喚起し、インバータ装
置の安全性を保つ。 【構成】 直流−交流変換手段4を取付けたヒートシン
ク6を冷却する冷却ファンの運転を、直流電流検出手段
8の検出値およびヒートシンク温度検出手段9の検出値
により制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置に関す
るものであり、特に、その冷却と部品寿命に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】交流電源を直流に変換する交流−直流変
換手段と、前記交流−直流変換手段から出た直流脈流を
平滑する直流平滑コンデンサと、直流を交流に変換する
直流−交流変換手段等よりなるインバータ装置におい
て、各構成部品の損失は零ではないので、運転中に発熱
することは避けられない。しかし温度上昇は、各構成部
品の寿命・破損等に直接影響するので、発熱はしても温
度は上昇しないようにする必要がある。
【0003】従来このような要求に答えるものとして、
例えば実開平4−27334号公報に示されたものがあ
る。図9に同公報のインバータ装置の構成図を示す。図
において、1は交流電源、2は交流を直流に変換する交
流−直流変換手段(ここではダイオード整流器)、3は
交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑する直流平
滑コンデンサ、4は直流を交流に変換する直流−交流変
換手段(ここではトランジスタインバータ)、5は交流
負荷(ここでは空気調和機の圧縮機モータ)、6は直流
−交流変換手段4を取付けたヒートシンク、7はヒート
シンク6を冷却する冷却ファン(ここでは室外機熱交換
器用ファンを併用)、9は直流−交流変換手段4の温度
を検出する温度検出手段、13は温度検出手段9の検出
値に応じて冷却ファン7の回転数を制御する冷却ファン
制御手段である。
【0004】従来のインバータ装置は前記のように構成
されているので、最も発熱量が多く温度上昇の大きい直
流−交流変換手段の温度を検出する温度検出手段9の検
出値が上昇するに従い、冷却ファン7の回転数を上昇
し、インバータ装置全体を冷却するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ装置
では、前記のように温度検出手段9の検出値は直流−交
流変換手段4の表面温度であり、制御としては下式
(1)を用い、実際に寿命・破損に影響する直流−交流
変換手段4を構成するパワー半導体(ここではパワート
ランジスタ)ジャンクション温度の許容値に対して最大
定格電流時を想定してパワー半導体の熱抵抗を用いて表
面温度上限を逆算し、その値と温度検出手段9の検出値
を用いて冷却ファン制御手段13により冷却ファン7の
回転数を求めていた。 (表面温度上限)=(ジャンクション温度)−(熱抵抗)*(最大定格電流時 の損失) … (1) このため、軽負荷時にジャンクション温度は十分低いに
もかかわらず冷却ファン7は高い回転数で運転するとい
う問題点があった。
【0006】また、寿命が特に問題になる冷却ファン
7、および直流平滑コンデンサ3に対しては、想定され
る平均的な運転パターンにおいて所定の寿命が確保され
る部品選定を行うものの、実運転パターンにおける寿命
劣化に対しては、特に考慮されていなかった。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、直流−交流変換手段のジャンク
ション温度を推定しながら冷却ファンの運転を制御し、
冷却ファンの運転時間を短縮し長寿命化を図ることを目
的とする。また、冷却ファン、直流平滑コンデンサの寿
命を実運転中に計算し、交換時期を推定・表示し交換を
促すことにより、装置の安全性を確保することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1のイ
ンバータ装置は、交流電源を直流に変換する交流−直流
変換手段と、前記交流−直流変換手段から出た直流脈流
を平滑する直流平滑コンデンサと、直流を交流に変換す
る直流−交流変換手段等を備えたインバータ装置におい
て、前記交流−直流変換手段及び前記直流−交流変換手
段が装着されたヒートシンクと前記直流平滑コンデンサ
とを強制空冷する冷却ファンと、前記直流−交流変換手
段の直流の電流を検出する電流検出手段と、前記直流−
交流変換手段の表面温度を検出する温度検出手段と、前
記電流検出手段の検出値および前記温度検出手段の検出
値に基づいて前記冷却ファンの運転を制御する冷却ファ
ン制御手段とを備えるという手段を講じた。
【0009】この発明の請求項2のインバータ装置は、
交流電源を直流に変換する交流−直流変換手段と、前記
交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑する直流平
滑コンデンサと、直流を交流に変換する直流−交流変換
手段等を備えたインバータ装置において、前記交流−直
流変換手段及び前記直流−交流変換手段が装着されたヒ
ートシンクと前記直流平滑コンデンサとを強制空冷する
冷却ファンと、前記冷却ファンが運転しているか否かを
判定する運転判定手段と、前記運転判定手段が前記冷却
ファンの運転を判定した間における前記冷却ファンの周
囲温度を検出する空気温度検出手段と、前記冷却ファン
の運転時間を計時する冷却ファン運転時間計時手段と、
前記空気温度検出手段の検出値と前記冷却ファン運転時
間計時手段の検出値に基づいて前記冷却ファンの寿命を
演算する冷却ファン寿命演算手段と、前記冷却ファン寿
命演算手段の演算結果が所定の冷却ファン寿命設定値を
越えた場合に寿命信号を出力する冷却ファン寿命出力手
段とを備えるという手段を講じた。
【0010】この発明の請求項3のインバータ装置は、
交流電源を直流に変換する交流−直流変換手段と、前記
交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑する直流平
滑コンデンサと、直流を交流に変換する直流−交流変換
手段等を備えたインバータ装置において、前記交流−直
流変換手段及び前記直流−交流変換手段が装着されたヒ
ートシンクと前記直流平滑コンデンサとを強制空冷する
冷却ファンと、前記直流−交流変換手段の直流の電流を
検出する電流検出手段と、前記直流平滑コンデンサの周
囲温度を検出する空気温度検出手段と、前記インバータ
装置の運転時間を計時するインバータ運転時間計時手段
と、前記直流電流検出手段の検出値と前記空気温度検出
手段の検出値と前記インバータ運転時間計時手段の検出
値に基づいて前記直流平滑コンデンサの寿命を演算する
直流平滑コンデンサ寿命演算手段と、前記直流平滑コン
デンサ寿命演算手段の演算結果が所定の直流平滑コンデ
ンサ寿命設定値を越えた場合に寿命信号を出力する直流
平滑コンデンサ寿命出力手段とを備えるという手段を講
じた。
【0011】
【作用】この発明の請求項1のインバータ装置によれ
ば、交流電源を直流に変換する交流−直流変換手段と、
前記交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑する直
流平滑コンデンサと、直流を交流に変換する直流−交流
変換手段等を備えたインバータ装置において、電流検出
手段にて検出した直流−交流変換手段の直流の電流と、
温度検出手段にて検出した前記直流−交流変換手段の表
面温度とに基づいて、冷却ファン制御手段によって冷却
ファンの運転を制御するので、前記交流−直流変換手段
及び前記直流−交流変換手段が装着されたヒートシンク
と前記直流平滑コンデンサとは前記冷却ファンによって
強制空冷され、前記交流−直流変換手段、前記直流−交
流変換手段、及び前記直流平滑コンデンサの温度上昇が
防止される。
【0012】また、請求項2のインバータ装置によれ
ば、冷却ファンの運転中において、冷却ファンの周囲温
度を検出するとともに、冷却ファンの運転時間を計時
し、冷却ファン寿命演算手段においてアレニウスの10
℃2倍則等を用いて冷却ファンの寿命を演算し、冷却フ
ァン寿命設定値を越えると寿命信号を出力するので、冷
却ファンの適切な交換時期を知ることが可能となる。
【0013】また、請求項3のインバータ装置によれ
ば、直流電流検出手段の検出値と、直流平滑コンデンサ
の周囲温度を検出する空気温度検出手段の検出値と、イ
ンバータ装置の運転時間を計時するインバータ運転時間
計時手段の検出値により、直流平滑コンデンサ寿命演算
手段においてメーカーカタログ等による寿命演算定式等
を用いて直流平滑コンデンサの寿命を演算し、直流平滑
コンデンサ寿命設定値を越えると寿命信号を出力するの
で、直流平滑コンデンサの適切な交換時期を知ることが
可能となる。
【0014】
【実施例】実施例1 図1はこの発明による請求項1に対応する一実施例を示
す構成図であり、1は交流電源、2は交流を直流に変換
する交流−直流変換手段(ここではダイオード整流
器)、3は交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑
する直流平滑コンデンサ(ここでは電解コンデンサ)、
4は直流を交流に変換する直流−交流変換手段(ここで
はトランジスタインバータ)、5は交流負荷(ここでは
空調機用圧縮機モータ)、6は直流−交流変換手段4を
取付けたヒートシンク、7はヒートシンク6を冷却する
冷却ファン、8は直流電流検出手段、9はヒートシンク
6上で直流−交流変換手段4の表面温度を測定できる位
置に取付られたヒートシンク温度検出手段、13は直流
電流検出手段8の検出値およびヒートシンク温度検出手
段9の検出値により冷却ファン7の運転を制御する冷却
ファン制御手段である。
【0015】前記のように構成されたインバータ装置に
おける冷却ファン制御について、図2のフローチャート
を用いて説明する。ステップ21では直流電流検出手段
8の検出値を取込み、ステップ22ではヒートシンク温
度検出手段9の検出値を取り組む。ステップ23ではこ
れらの検出値を用いて下式(2)により直流−交流変換
手段4を構成するパワー半導体(ここではパワートラン
ジスタ)のジャンクション温度Tjを演算する。 (ジャンクション温度Tj)=(ヒートシンク温度検出値)+(熱抵抗)×(O N電圧)×(直流電流検出値)×(ONデューティ) …(2) ここで、ONデューティとしては実際のON時間比と電
流の分流分も考え合わせて簡単化して1/3を用いる。
【0016】ステップ24では現在冷却ファン7が運転
中かどうかを判定し、運転中ならばステップ25に、停
止中ならばステップ26に進む。ステップ25ではTj
をジャンクション温度の許容値に対し十分余裕をとった
第1の設定値と比較し、Tjが第1の設定値以上であれ
ばステップ27に進み冷却ファンを運転継続し、Tjが
第1の設定値より小さければステップ28に進み冷却フ
ァンを停止する。ステップ26ではTjをジャンクショ
ン温度の許容値に対し十分余裕をとり、かつ第1の設定
値より高温の第2の設定値と比較し、Tjが第2の設定
値以上であればステップ29に進み冷却ファンを運転
し、Tjが第2の設定値より小さければステップ30に
進み冷却ファンを停止継続する。ステップ31では、所
定時間の経過を判定し、経過後ステップ21に戻り、前
記制御を繰り返す。前記制御において、ステップ23乃
至31が冷却ファン制御手段に相当する。このようにし
て、直流−交流変換手段を構成するパワー半導体のジャ
ンクション温度を推定して冷却ファンを運転するので、
従来のパワー半導体の表面温度による制御に比して冷却
ファンの運転時間を最適化、最短化でき、冷却ファンの
寿命が延びる。
【0017】実施例2 図3はこの発明による請求項2に対応する一実施例を示
す構成図であり、1は交流電源、2は交流を直流に変換
する交流−直流変換手段(ここではダイオード整流
器)、3は交流−直流変換手段から出た直流脈流をする
直流平滑コンデンサ(ここでは電解コンデンサ)、4は
直流を交流に変換する直流−交流変換手段(ここではト
ランジスタインバータ)、5は交流負荷(ここでは空調
機用圧縮機モータ)、6は直流−交流変換手段4を取付
けたヒートシンク、7はヒートシンク6を冷却する冷却
ファン、10は冷却ファンの周囲温度を検出する空気温
度検出手段、11は冷却ファンの運転時間を計時する冷
却ファン運転時間計時手段、14は空気温度検出手段1
0の検出値と冷却ファン運転時間計時手段11の検出値
より冷却ファン7の寿命を演算する冷却ファン寿命演算
手段、15は冷却ファン寿命演算手段14の演算結果が
所定の冷却ファン寿命設定値を越え、冷却ファン7が寿
命と推定された場合に寿命信号を出力して、それを表示
する冷却ファン寿命表示手段(ここではリモコン表示画
面)である。
【0018】前記のように構成されたインバータ装置に
おける冷却ファン寿命表示制御について、図4のフロー
チャートおよび図5のテーブルを用いて説明する。ステ
ップ41では冷却ファン7が運転中かを判定し、運転中
ならばステップ43へ進み、そうでなければステップ4
1を繰り返す。ステップ43では空気温度検出手段10
の検出値を取り組み、ステップ44ではこの検出値を用
いて、図5に示すような温度−運転時間テーブルの検出
温度tに対応する運転時間Ttを所定時間だけ加算す
る。ステップ45では図5の温度−運転時間テーブルよ
り、下式(3)により冷却ファン寿命Lfを演算する。
【0019】
【数1】
【0020】ステップ46ではステップ45で求めた冷
却ファン寿命Lfが冷却ファン寿命設定値(ここでは
1)以上かを判定する。Lf≧1の場合にはステップ4
7へ進み、冷却ファン寿命表示手段15に冷却ファンが
寿命であることを表示する。Lf<1の場合にはステッ
プ48へ進み、所定時間の経過を判定し、経過後ステッ
プ41に戻り、前記制御を繰り返す。前記制御におい
て、ステップ41および48が冷却ファン運転時間計時
手段にステップ44及び45が冷却ファン寿命演算手段
に相当する。このようにして、冷却ファンの周囲温度と
冷却ファンの運転時間より冷却ファン寿命を常時監視
し、所定の設定値を越えた場合には表示するようにして
いるので、冷却ファンの交換時期が容易に判断でき、冷
却ファン不良によるインバータ破損等の不具合を事前に
回避できる安全な装置構成とすることができる。
【0021】実施例3 図6はこの発明による請求項3に対応する一実施例を示
す構成図であり、1は交流電源、2は交流を直流に変換
する交流−直流変換手段(ここではダイオード整流
器)、3は交流−直流変換手段から出た直流脈流を平滑
する直流平滑コンデンサ(ここでは電解コンデンサ)、
4は直流を交流に変換する直流−交流変換手段(ここで
はトランジスタインバータ)、5は交流負荷(ここでは
空調機用圧縮機モータ)、6は直流−交流変換手段4を
取付けたヒートシンク、7はヒートシンク6を冷却する
冷却ファン、8は直流電流検出手段、10は直流平滑コ
ンデンサ3の周囲温度を検出する空気温度検出手段、1
2はインバータ装置の運転時間を計時するインバータ運
転時間計時手段、16は直流電流検出手段8の検出値
と、空気温度検出手段10の検出値と、インバータ運転
時間計時手段12の検出値より、直流平滑コンデンサ3
の寿命を演算する直流平滑コンデンサ寿命演算手段、1
7は直流平滑コンデンサ寿命演算手段16の演算結果が
所定の直流平滑コンデンサ寿命設定値を越え、直流平滑
コンデンサ3が寿命と推定された場合に寿命信号を出力
し、それを表示する直流平滑コンデンサ寿命表示手段
(ここではリモコン表示画面)である。
【0022】前記のように構成されたインバータ装置に
おける直流平滑コンデンサ寿命表示制御について、図7
のフローチャート及び図8のテーブルを用いて説明す
る。ステップ62では直流電流検出手段8の検出値を取
込み、ステップ63では空気温度検出手段10の検出値
を取込み、ステップ64ではこれらの検出値を用いて図
8に示すような電流−温度−運転時間テーブルの検出電
流i・検出温度tに対応する運転時間Titを所定時間
だけ加算する。ステップ65では図8の電流−温度−運
転時間テーブルより下式(4)により直流平滑コンデン
サ寿命Lcを演算する。
【0023】
【数2】
【0024】ステップ66ではステップ65で求めた直
流平滑コンデンサ寿命Lcが直流平滑コンデンサ寿命設
定値(ここでは1)以上かを判定する。Lc≧1の場合
にはステップ67へ進み、直流平滑コンデンサ寿命表示
手段17に直流平滑コンデンサが寿命であることを表示
する。Lc<1の場合にはステップ68へ進み、所定時
間の経過を判定し、経過後ステップ62に戻り、前記制
御を繰り返す。前記制御において、68がインバータ運
転時間計時手段に、ステップ64及び65が直流平滑コ
ンデンサ寿命演算手段に相当する。
【0025】このようにして、直流電流と直流平滑コン
デンサの周囲温度とインバータの運転時間より直流平滑
コンデンサ寿命を常時監視し、所定の設定値を越えた場
合には表示するようにしているので、直流平滑コンデン
サの交換時期が容易に判断でき、直流平滑コンデンサ不
良によるインバータ破損等の不具合を事前に回避できる
圧縮機な装置構成とすることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明の請求項1のインバータ装置に
よれば、電流検出手段にて検出した直流−交流変換手段
の直流の電流と、温度検出手段にて検出した前記直流−
交流変換手段の表面温度とに基づいて、冷却ファン制御
手段によって冷却ファンの運転を制御して、前記交流−
直流変換手段及び前記直流−交流変換手段が装着された
ヒートシンクと前記直流平滑コンデンサとは前記冷却フ
ァンによって強制空冷され、前記交流−直流変換手段、
前記直流−交流変換手段、及び前記直流平滑コンデンサ
の温度上昇を防止するので、冷却ファンの無駄な運転を
無くして、冷却ファンの寿命を伸ばすことが可能とな
り、コストの点でも手間の点でも優れた効果が得られ
る。
【0027】また、請求項2のインバータ装置によれ
ば、寿命による冷却ファンの能力低下や故障等の前に、
冷却ファンの適切な交換時期を知ることが可能となるの
で、交換等の処置をすることが可能となり、故障等の異
常動作を回避することができるという効果が得られる。
【0028】また、請求項3のインバータ装置によれ
ば、寿命による直流平滑コンデンサの能力低下や故障等
の前に、直流平滑コンデンサの適切な交換時期を知るこ
とが可能となるので、交換等の処置をすることが可能と
なり、故障等の異常動作を回避することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による請求項1に対応する一実施例の
構成図である。
【図2】この発明による請求項1に対応する一実施例の
冷却ファン制御フローチャートである。
【図3】この発明による請求項2に対応する一実施例の
構成図である。
【図4】この発明による請求項2に対応する一実施例の
冷却ファン寿命表示制御フローチャートである。
【図5】この発明による請求項2に対応する一実施例の
温度−運転時間テーブルである。
【図6】この発明による請求項3に対応する一実施例の
構成図である。
【図7】この発明による請求項3に対応する一実施例の
直流平滑コンデンサ寿命表示制御フローチャートであ
る。
【図8】この発明による請求項3に対応する一実施例の
電流−温度−運転時間テーブルである。
【図9】従来のインバータ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 交流−直流変換手段 3 直流平滑コンデンサ 4 直流−交流変換手段 5 交流負荷 6 ヒートシンク 7 冷却ファン 8 直流電流検出手段 9 ヒートシンク温度検出手段 10 空気温度検出手段 11 冷却ファン運転時間計時手段 12 インバータ運転時間計時手段 13 冷却ファン制御手段 14 冷却ファン寿命演算手段 15 冷却ファン寿命表示手段、冷却ファン寿命出力手
段 16 直流平滑コンデンサ寿命演算手段 17 直流平滑コンデンサ寿命表示手段、直流平滑コン
デンサ寿命出力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を直流に変換する交流−直流変
    換手段と、前記交流−直流変換手段から出た直流脈流を
    平滑する直流平滑コンデンサと、直流を交流に変換する
    直流−交流変換手段等を備えたインバータ装置におい
    て、 前記交流−直流変換手段及び前記直流−交流変換手段が
    装着されたヒートシンクと前記直流平滑コンデンサとを
    強制空冷する冷却ファンと、前記直流−交流変換手段の
    直流の電流を検出する電流検出手段と、前記直流−交流
    変換手段の表面温度を検出する温度検出手段と、前記電
    流検出手段の検出値および前記温度検出手段の検出値に
    基づいて前記冷却ファンの運転を制御する冷却ファン制
    御手段とを有することを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を直流に変換する交流−直流変
    換手段と、前記交流−直流変換手段から出た直流脈流を
    平滑する直流平滑コンデンサと、直流を交流に変換する
    直流−交流変換手段等を備えたインバータ装置におい
    て、 前記交流−直流変換手段及び前記直流−交流変換手段が
    装着されたヒートシンクと前記直流平滑コンデンサとを
    強制空冷する冷却ファンと、前記冷却ファンが運転して
    いるか否かを判定する運転判定手段と、前記運転判定手
    段が前記冷却ファンの運転を判定した間における前記冷
    却ファンの周囲温度を検出する空気温度検出手段と、前
    記冷却ファンの運転時間を計時する冷却ファン運転時間
    計時手段と、前記空気温度検出手段の検出値と前記冷却
    ファン運転時間計時手段の検出値に基づいて前記冷却フ
    ァンの寿命を演算する冷却ファン寿命演算手段と、前記
    冷却ファン寿命演算手段の演算結果が所定の冷却ファン
    寿命設定値を越えた場合に寿命信号を出力する冷却ファ
    ン寿命出力手段とを有することを特徴とするインバータ
    装置。
  3. 【請求項3】 交流電源を直流に変換する交流−直流変
    換手段と、前記交流−直流変換手段から出た直流脈流を
    平滑する直流平滑コンデンサと、直流を交流に変換する
    直流−交流変換手段等を備えたインバータ装置におい
    て、 前記交流−直流変換手段及び前記直流−交流変換手段が
    装着されたヒートシンクと前記直流平滑コンデンサとを
    強制空冷する冷却ファンと、前記直流−交流変換手段の
    直流の電流を検出する電流検出手段と、前記直流平滑コ
    ンデンサの周囲温度を検出する空気温度検出手段と、前
    記インバータ装置の運転時間を計時するインバータ運転
    時間計時手段と、前記直流電流検出手段の検出値と前記
    空気温度検出手段の検出値と前記インバータ運転時間計
    時手段の検出値に基づいて前記直流平滑コンデンサの寿
    命を演算する直流平滑コンデンサ寿命演算手段と、前記
    直流平滑コンデンサ寿命演算手段の演算結果が所定の直
    流平滑コンデンサ寿命設定値を越えた場合に寿命信号を
    出力する直流平滑コンデンサ寿命出力手段とを有するこ
    とを特徴とするインバータ装置。
JP5012387A 1993-01-28 1993-01-28 インバータ装置 Pending JPH06233553A (ja)

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