JP4348371B2 - 編み工具を備えたバー - Google Patents

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Description

本発明は編み針及びこの針を収容するためのシンカバーに関する。
経編機は、編み工具又は開口針、複合針として構成されたフック針若しくはスライダなどのループ形成工具を保持する複数のバーを有する。このように実施する際、それぞれのバーは、平らな織物製品の運動方向の横に延びる長い保持部を形成する。これらの保持部は適切な編み工具又はループ形成工具を保持し、編みプロセス又はループ形成プロセスに一致して移動する。この結果、全てのバーの編み工具は互いに完全に調和して移動する。このように実行する際、異なるバーの編み工具は互いに移動する。一様に編まれた製品を製造するために、針バーに保持された編み工具又はループ形成工具が正確に位置決めされることが重要である。例えば、スライダと結合した編み針(複合針)を有する経編機が知られている。スライダは別なバーに保持され、編み針の内部フックスペースを開閉するために使用される。こうするために、スライダと複合針は互いに非常に正確に位置決めされなければならない。これは、編み針が針バーに正確に整列して保持されることを要する。これは編み針の製造とバーの製造に極度の要求をもたらす。これは製造がかなり高価で複雑であることを意味する。
これを考慮して、本発明の目的は、編み針、場合によっては編機のバーも設計し、低い製造コストで及び努力でそれぞれの編み工具の高い位置決め精度を実現することである。
この目的は、請求項1及び13に従う編み工具を備えたバーにより実現される。
本発明の編み工具をバーに連結するために、当該工具は、2つの突出部が互いに距離を置いて配置された少なくとも1つの細い側面を備えたシャフトを有する。これらの突出部はシャフトから離れて延び、シャフトから離れた面に支持面を有する。この支持面は編み工具をバーに位置決めするために使用される。バーを考慮して、残りの細い側面はバーに当接しないように構成される。編み工具が溝に配置される場合、細い側面は溝のボトムに当接せず、そこから例えば数十分の1ミリメートルの距離を維持する。このために、当該距離は、製造公差(manufacturing tolerance)が細い側面の真直度若しくは寸法安定性又は溝ボトムの真直度若しくは寸法安定性の観点から編み工具を位置決めするのに影響しないように寸法決めされる。従って、編み工具に関して、製造コスト及び努力はかなり減少する。例えば、突出部に関して編み工具を精密機械加工し及び/又は補正するための様々なプロセス操作は、−厳密に言えば−当該突出部の面に限定される。従って、ストレートで連続した溝ボトムを有する従来の針バーだけを考慮しても、製造安全性の増加及び製造コスト・努力の減少が本発明の編み工具によって実現される。
請求項1〜14に従うバーは、編み工具を収容するために互いに平行に配置された複数の溝を有する。溝は例えば側面フライスによってバーに機械加工される。それぞれの溝は例えば0.4mmの幅しか有しない。
編み工具を収容する働きをする複数の平行な溝に、互いに平行であって、針バーの縦方向に沿って延びる2つの幅広の溝が横断する。これらの溝は、残りの細い溝に対して直角であると好ましい。これらの2つの横断して延びる溝は例えば3mmの幅を有する。このために、これらは編み工具を収容する初めに述べた細い溝より僅かに深い。これらは1回の行程で連続的に加工される。それらの溝ボトムは編み工具の突出部のための支持面又は基準面を形成する。幅広の溝ミラー(溝フライス)の期待される減少した工具磨耗、針バーに沿って当該ミラーが移動する短めの経路及び2つの横断溝が1回の行程で加工される状況のために、高い機械加工精度が簡単に実現される。従って、編み工具を収容するのに使用される溝の信頼できる深さ公差は、編み工具の位置決め精度の観点から不都合を生じずに大きく選択できる。
編み工具のボディから延びる、位置決めに使用される突出部は、編み工具を収容するための溝とそれらに横断する平行に配置された僅かにより深い溝との深さの差より僅かに大きいと好ましい。このようにして、収容溝の深さが大きめの製造公差のために顕著に変化する場合でも、編み工具の細い側面がその溝のボトムに接触しないことが保証される。
本発明の有利な実施形態は請求項1〜14で特徴付けられる。例えば、本発明は針バー又は支持若しくは保持要素又は例えばバーなどの別な機械要素で保持された保持装置に直接実施される。このような保持装置は多かれ少なかれ長いバーセグメント、モジュール、パーツ保持部などを有する。しかしながら、本発明の概念は針バー自体に直接実施されると好ましい。
編み工具は編み針又はフック針として設計され、一方の端部にフックを具備すると好ましい。最小の製造コスト及び努力で達成されるべき高い位置決め精度を考慮して、このフック針はスライダと協働すると好ましい。この限りにおいて、たとえスライダが別なバーで保持される場合でも、フック針は複合針と称されても良い。しかしながら、編み工具は別な工具でも良い。
本発明の編み工具に関しては、細い側面が突出部を具備し、基本的に直線形状を有すると好ましい。しかしながら、細い側面は精密機械加工を施す必要はない。このような精密機械加工は位置決めに使用される突出部に限られれば十分である。
例えば、突出部の支持面は僅かに丸みを帯びた又は球の形状を有する。しかしながら、好ましい実施形態では、これらの支持面は平坦面として構成され、当該平坦面は共通の平面上に位置すると好ましい。このようにして、編み工具に作用する高い締付け力によっても、許容できる領域圧縮が対応する支持面に生じ、編み工具又はバーの関連する面に凹み又は他の損傷は予想されない。
編み工具は、互いに平行な2つの平坦面及び2つの細い側面を備えたシートメタルの薄片であると好ましい。平坦面の間の距離、すなわち編み工具の厚さは、例えば0.4mmだけである。平坦面はバーに具備された溝のフランクに当接し、従って編み工具のために側方位置決めを与える。高さ及び深さの位置決めが突出部により実行されるのに対し、例えばバーの深めの溝と係合するフット(基部)の形状の別な突出部が縦の位置決めのために設けられる。このために、フットに設けられる支持面は突出部の支持面に対してある角度−好ましくは直角−である。
2つの前記の突出部に加えて、フットを設けることができる。しかしながら、構造的に突出部の1つとフットを一体にすることもできる。この場合、その作用を受けた突出部はその面(細い側面に平行な面)に、高さ位置決めのための支持面を有し、そのフロント・リードエッジに、直角又はほぼ直角に指向した、編み工具の縦位置決めに使用される支持面を有する。
本発明の有利な実施形態の詳細は図面、明細書及び請求項から明らかになろう。図面は本発明の実施例を示す。
図1は、経編機の編み装置2に属する針バー1を示す。編み装置2は、針バー1を含むバーとして構成された複数の保持装置と、スライダバー3と、好ましくは開口針4を保持する複数の開口針バー(ここでは図示せず)とを有する。スライダバー3はスライダ5を具備し、針バー1は編み針6を具備する。共に、編み針6、スライダ5及び開口針4は、互いに平行に一様な距離を置いて多数保持された編み工具を形成する。こうする際、それぞれの編み針6は、編み針6と正確に交差しなければならない1つのスライダ5と正確に連結する。このため、編み針6とスライダ5は互いに正確に位置決めされなければならない。
図3は、編み針6の別個の図である。この針は、薄いシートメタル部分として構成されたボディ7を有する。こうするために、ボディ7は2つの細い側面8,9及び2つの平坦側面10,11を有し、これらは長方形断面を画定する。細い側面8,9と平坦側面10,11は平らな面で形成され、基本的に直線的な構成を有する。一方の端部で、ボディ7はテーパがついている、すなわち細い側面8,9の間の距離はより小さくなり、例えば段12から始まる。結合したフックネック13は、好ましくは段12に指向したフック14を有する。
ボディ7の同じ側面、すなわち好ましくは細い側面8に、少なくとも2つの突出部15,16及び場合によっては第3突出部17が設けられる。当該突出部は、編み針6を位置決めするために使用される。側面から見て、突出部15,16は例えば台形又は長方形構造を有する。これらは図示のように段になっているか、それに代えて、細い側面8に徐々に変化するように丸みを帯びてもよい。細い側面8から離れた面に、突出部15,16は支持面18,19を具備する。支持面は平らな面として構成されると好ましい。しかしながら、ボディ7に沿って又は横断して延びる軸を有するようにこれらの面は僅かに丸みを帯びてもよい。しかし、編み針6と針バー2の間で得られる力の領域を覆う伝達のタイプのために、支持面18,19の平らな構成が好ましい。
突出部15,16の高さ、すなわち支持面18,19(平面E1を有する)と細い側面8の間の距離A1は好ましくは数十分の1ミリメートルであり、寸法決めされるべき細い側面8と平行な突出部15,16の長さよりかなり小さい。この長さは例えば2又は3ミリメートルである。
状況は、フットとして設計され、細い側面8及び平面E1を越えて数ミリメートル以上突出した突出部17の場合と異なる。突出部17は、長方形又は台形の輪郭を有する。フック14に向かう側面及びフック14から離れた側面に、この突出部17は、編み針6を縦方向に位置決めするのに使用されるそれぞれの支持面20,21を有する。支持面20,21は好ましくは互いに平行に向いている。さらに、支持面20,21を細い側面8に対してある角度で配置することも可能である。当該角度は直角ではない。
図4は、編み針6の固定収容のためのベッドとして作用する針バー1を示す。図1から明らかなように、このバーは、互いに平行に向いた溝であって、それぞれの編み針6の平らな側面10,11の間の距離より僅かに大きい幅を有する多数の溝を有する。ゆえに、編み針6はいくらか滑らかに、しかし感知できる遊びなく、溝22,23などに嵌合する。例えば、溝22,23は側面フライス(side milling cutter)によって製造された。図2〜5から明らかなように、これらの溝は基本的に平らなボトム24と側方に平らなフランクを有する。編み工具、例えば編み針6を収容する働きをする溝22,23の群には、互いに平行な2つの溝25,26、またオプションで溝22,23と直角に交差する第3溝27が横断している。図4から明らかなように、特に、第1及び第2溝25,26は溝22,23より僅かに深い。この結果、溝25,26のボトム28,29は溝22のボトム24の僅かに下に位置する。対応して、これは、編み工具を収容する働きをする他の全ての溝23などに当てはまる。そうする際、共通の平面E2に好ましくは位置したボトム28,29からボトム24までの距離A2は距離A1より僅かに小さい。図2から分かるように、支持面18,19が溝25,26のボトム28,29に当接する際、距離A1とA2の差は、僅かな隙間の構成を有する細い側面8とボトム24の間の距離を作る。距離A1とA2の差は溝22の深さに関する適度に大きい公差を可能にする。従って、溝25,26は、図2,3又は4の垂直方向に対する編み針6又は他の編み工具の正確な位置決めのために使用される。しかしながら、編み針6の縦方向に対応する水平方向を考慮すると、溝25,26も突出部15,16も位置決め効果を生じないと好ましい。これは、溝25,26の横断方向又は編み針6に沿って寸法決めされるべき突出部15,16の長さが溝25,26の幅よりかなり小さく寸法決めされることで達成される。従って、縦の位置決めはフット又は突出部17によってのみ行われる。突出部は溝27に割り当てられ(図4)、この溝は溝25,26よりかなり深い。そのボトム30は平面E2より明らかに下に位置し、編み針6が溝22に挿入されても突出部17の面から距離がある(図2参照)。
溝25,26の場合、ボトム28,29が編み針6を位置決めするための基準面を形成するのに対し、溝27の場合に基準面又は位置決め面として作用するのは2つのフランク31,32である。互いに平行に向いたフランク31,32は平面E2に対して例えば直角に位置決めされる。しかしながら、それに代えて、これらのフランクは鋭角を張ってもよい。ここで、支持面20,21で張られる角度はフランク31,32で張られる角度に一致すると好ましい。
針バー1を製造するために、複数の溝22,23(例えばバー当たり6000)、及び溝25〜27は機械的手段で製造される。溝22,23は、それぞれに又はセット(1つのセットが複数の個々の溝を有する)で適用され、1つの溝は次々に適用される。従って、それぞれの製造ステップがそれぞれの溝22,23などのために必要である。この方法により、ボトム24の距離又はそれぞれの溝22,23の互いの距離が広がり、それにより従来技術の編み工具に、すなわち互いの垂直位置に対して影響を与える。
溝25,26,27は1回の行程で針バー1の長さ全体に沿う縦方向と平行に製造される。これは、それに横断する方向に延びる溝22,23などの製造の前又は後に行われる。従って、全ての編み針6の垂直位置のための基準面を表すボトム28,29及び水平位置のための基準面を形成するフランク31,32は、中断されずに1つのプロセスサイクルで製造される。これは、互いの編み針6の収容を保証する。この収容は広がりを受けないか、最小の広がりだけを受ける。全ての編み針6の支持面18,19は同じ基準面28,29に接触する。ゆえに、それぞれの溝22,23などのボトム24が大きめの公差で製造されるとき、これら編み針も互いに及びスライダ5に対して最適に整列される。距離A2(図4)が距離A1(図3)よりかなり小さいことだけが本質である。これら距離の差は溝22,23などの深さの公差より大きい。
保持装置1の別な変形例(図6)によれば、溝25〜27が突出部15,16の高さA1より大きい深さを有する連続的な切欠を示す。これらの切欠はボトム28,29を有しない。垂直方向の収容を実現し、この場合に編み工具6の垂直位置を決定するために、保持面38,39を備えた保持手段36,37が使用され、ボトム28,29の機能を引き継ぐ。よって、編み針6の突出部15,16の支持面18,19は保持手段36,37の保持面38,39に当接する。これらの保持手段36,37は、針バー1の長さにわたってそれと平行に延びるレッジの形状で設計されてもよい。この保持手段は公知の設置手段で針バー1に取り外せるように設置される。それに代えて、保持手段36,37は針バー1に永続的に結合してもよい。
針バー1から編み針6の垂直位置の機能を分離することで、当該バーの製造はより容易になる。従って、針バー1の製造プロセスは針バー1の縦方向に横断する方向の編み工具の収容のみを要する。よって、溝25,26の深さ公差に関して従来技術に従う機械的製造プロセスが使用できる。垂直方向の収容は保持手段により実現される。
図2から明らかなように、編み針6を針バー1に設置するために、1つ又は複数のクランプクロー33が使用される。これらのクランプクローは適切な設置手段34によりそこに締付けられる。クランプクロー33は細い側面9を押し、したがって支持面18,19をボトム28,29に押し付ける。好ましくはクランプクロー33は、圧力が編み針6、特に突出部15,16の領域に加わるように構成される。
本発明の編み工具、特に編み針6はボディ7を有し、ボディは収容のためにその細い側面に突出部15,16を具備する。突出部はそれらの端面に正確に機械加工された支持面18,19を有する。支持面18,19は製造プロセスの適切な段階の間に製造される。突出部15,16の1つ、又は別な突出部17は、編み工具6の縦の位置決めに使用される支持面20,21を具備する。突出部15,16,17は針バー1の対応する溝25,26,27に結合する。
本発明に従う針バーの概略斜視図である。 図1に従う針バーの概略部分図である。本発明の編み工具はバーで保持された結合スライダを備えた複合針として設計される。 別な尺度で描かれた、図2に従う複合針の別な図である。 別な尺度で描かれた、図2に従う針バーの別な図である。 別な説明のための、図4に従う針バーの部分斜視図である。 別な説明のための、図4に従う針バーの変形例の部分斜視図である。
符号の説明
1 針バー
2 編み装置
3 スライダバー
4 開口針
5 スライダ
6 編み針
7 ボディ
8,9 細い側面
10,11 平坦側面
12 段
13 フックネック
14 フック
15,16,17 突出部
18,19,20,21 支持面
22,23 溝
24 ボトム
25,26,27 溝
28,29,30 ボトム
31,32 フランク
33 クランプクロー
34 設置手段
A,A1,A2 距離
E,E1,E2 平面

Claims (14)

  1. 保持装置(1)に収容されるように設けられたボディ(7)を有する編み工具(6)を備えたバーであって、
    一方の側面に、編み工具(6)の収容のために互いに平行な一連の溝(22,23)を有し、
    編み工具(6)の収容のために設けられた溝(22,23)と交差する溝であって、当該溝(22,23)より深い少なくとも第1溝(25)及び第2溝(26)を有し、
    編み工具(6)の前記ボディは、少なくとも2つの突出部(15,16)が配置された少なくとも1つの細い側面(8)を有し、前記突出部のそれぞれは、ボディ(7)から離れた側面に支持面(18,19)を具備しており、
    編み工具は、一方の端部にフック(14)を具備した編み針(6)として設計され、
    第1溝(25)及び第2溝(26)の各々が、編み針(6)を位置決めするための基準面を表すボトム(28,29)を有し、第1溝(25)及び第2溝(26)は突出部(15,16)に割り当てられ、当該突出部を収容し、
    編み針(6)の突出部(15,16)の高さを画定する、細い側面(8)と支持面(18,19)の間の距離(A1)が、第1溝(25)及び第2溝(26)のボトム(28,29)と溝(22,23)のボトム(24)の間の距離(A2)より大きいことを特徴とするバー。
  2. 支持面(18,19)が共通の平面(E1)上に位置することを特徴とする請求項1に記載のバー。
  3. 2つの支持面(18,19)の各々がそれぞれ細い側面(8)に平行に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバー。
  4. ボディ(7)が2つの平坦側面(10,11)と、細い側面(8)の反対側に細い側面(9)とをそれぞれ有し、
    前記平坦側面は互いに平行であり、細い側面(8)と隣接し、
    平坦側面の間の距離が細い側面の間の距離より小さいことを特徴とする請求項1に記載のバー。
  5. フット(17)が細い側面(8)に設置されることを特徴とする請求項1に記載のバー。
  6. フット(17)が、細い側面(8)に対してある角度で指向した少なくとも1つの支持面(20)を有することを特徴とする請求項5に記載のバー。
  7. フット(17)が、同時に突出部(15,16)の1つを形成することを特徴とする請求項5に記載のバー。
  8. フット(17)が突出部(15,16)から距離を置いて配置されることを特徴とする請求項5に記載のバー。
  9. 第1溝(25)及び第2溝(26)が突出部(15,16)の長さより大きい幅を有し、当該長さは編み針(6)の細い側面(8)に平行に寸法決めされることを特徴とする請求項1に記載のバー。
  10. バー(1)が、編み針(6)の収容のために設けられた溝(22,23)と交差する第3溝(27)を有し、当該第3溝はこれらの溝より深いことを特徴とする請求項1に記載のバー。
  11. 第3溝(27)が、編み針(6)に設けられたフット(17)の幅に対応する幅を有することを特徴とする請求項10に記載のバー。
  12. 第1溝(25)及び第2溝(26)が互いに平行に並んでいることを特徴とする請求項1又は10に記載のバー。
  13. 保持装置(1)に収容されるように設けられたボディ(7)を有する編み工具(6)を備えたバーであって、
    一方の側面に、編み工具(6)の収容のために互いに平行な一連の溝(22,23)を有し、
    編み工具(6)の収容のために設けられた溝(22,23)と交差する溝であって、当該溝(22,23)より深い少なくとも第1溝(25)及び第2溝(26)を有し、
    編み工具(6)の前記ボディは、少なくとも2つの突出部(15,16)が配置された少なくとも1つの細い側面(8)を有し、前記突出部のそれぞれは、ボディ(7)から離れた側面に支持面(18,19)を具備しており、
    編み工具は、一方の端部にフック(14)を具備した編み針(6)として設計され、
    第1溝(25)及び第2溝(26)の各々が、ボトム(28,29)を有し、第1溝(25)及び第2溝(26)は突出部(15,16)に割り当てられ、当該突出部を収容し、
    第1溝(25)及び第2溝(26)のボトム(28,29)と溝(22,23)のボトム(24)の間の距離(A2)が、編み針(6)の突出部(15,16)の高さを画定する、細い側面(8)と支持面(18,19)の間の距離(A1)より大きく、
    垂直方向の編み針(6)の収容のために、少なくとも1つの保持手段(36,37)が、バー(1)に横断して第1溝(25)及び第2溝(26)のボトム(28,29)上に設置され、
    保持手段(36,37)は保持面(38,39)を備え、それで編み針(6)の突出部(15,16)の高さを画定する距離(A1)は、保持手段(36,37)の保持面(38,39)と溝(22,23)のボトム(24)との間の距離より大きくなり、編み針(6)の突出部(15,16)の支持面(18,19)は、保持面(38,39)に当接することを特徴とするバー。
  14. 保持手段(36,37)が取り外しできるようにバーに結合していることを特徴とする請求項13に記載のバー。
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