JP4343921B2 - 光ディスク装置および光ディスクのゲイン調整方法 - Google Patents

光ディスク装置および光ディスクのゲイン調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクに照射されたレーザ光の反射光に応じてゲインを調整する光ディスク装置および光ディスクのゲイン調整方法に関する。
例えば、DVD−RAMの光ディスクは、データが記録された記録済み領域とデータが記録されていない未記録領域が混在するディスクである。このDVD−RAMでは、レーザ光を照射した場合の反射率が記録済み領域と未記録領域では異なるため、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号を検出した場合、そのエラー検出が記録済み領域からのものか、又は未記録領域からのものかに応じて、異なるゲイン調整が行われている。
即ち、DVD−RAMでは、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が低い特性を有している。従って、DVD−RAMのゲイン調整では、記録済み領域において検出されたエラー信号に対してはゲインを上げ、未記録領域において検出されたエラー信号に対してはゲインを下げることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−288848号公報
特許文献1に記載された従来の光ディスク装置では、光ディスク上の任意のアドレス位置から記録データを読み出した時に記録データの有無を判定し、記録データが有ると判定した場合には当該領域の反射率に応じてゲインを上げるように補正し、記録データが無いと判定した場合には当該領域の反射率に応じてゲインを下げるように補正している。
従って、このDVD−RAMの特性とは異なる特性を有する光ディスクに対しては、DVD−RAMのゲイン調整を適用することはできない。即ち、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が高い特性を有する光ディスクに対し、DVD−RAMと同じゲイン調整すると、未記録領域からのレベルが高い信号のゲインをさらに上げ、記録済み領域からのレベルが低い信号をさらに下げることになる。このような事態を招くと、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号を用いたサーボ制御等が不安定になってしまい、リードエラーの原因となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、光反射率が記録済み領域が未記録領域に比べ高い光ディスクについても適切にゲイン調整することが可能な光ディスク装置および光ディスク装置のゲイン調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクからの反射光を検出するピックアップヘッドと、前記ピックアップヘッドにより検出された反射光に応じて少なくともサーボ系信号、RF信号を出力する信号出力手段と、前記光ディスクに記録されている識別情報から前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別する判別手段と、ゲイン調整値を格納するサーボゲイン調整メモリと、前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naを設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)を設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncを設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)を設定するゲイン調整手段と、前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクの種類と前記記録済み領域又は前記未記録領域に応じた前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1又は第2又は第3又は第4のゲイン調整値を用いて、前記サーボ系信号のサーボゲインを自動調整するサーボゲイン自動調整手段と、を具備することを特徴とする。
また光ディスク装置は、光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクからの反射光を検出するピックアップヘッドと、前記ピックアップヘッドにより検出された反射光に応じて少なくともサーボ系信号、RF信号を出力する信号出力手段と、前記光ディスクに記録されている識別情報から前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別する判別手段と、ゲイン調整値を格納するサーボゲイン調整メモリと、前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naと第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第1のゲイン調整値Naと前記第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の前記第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncと第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定し、および前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第3のゲイン調整値Ncと前記第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の前記第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定するゲイン調整手段と、前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整するサーボゲイン自動調整手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数種類の光ディスクに応じたゲイン調整値を用意し、光ディスクの判別された種類に応じたゲイン調整値を用いてゲイン調整を実行することで、より適切なゲイン調整をすることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
記録媒体としての光ディスク10は、スパイラル状のトラックが形成されており、ディスクモータ31によって回転駆動される。本実施形態における光ディスク装置では、光ディスク10として、例えばCD(Compact Disk)とDVD(Digital Versatile Disk)、及びHD−DVD(High Definition DVD)の3種類が使用可能であるものとして説明する。
DVD系ディスクに含まれる例えばDVD−RAMは、データが記録された記録済み領域とデータが記録されていない未記録領域とが混在するディスクである。このDVD−RAMは、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が低い特性を有する。以下の説明では、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が低い特性を有するディスクを[HtoL]ディスクと称する。
また、HD−DVD系ディスクに含まれる例えばHD−DVD−RWは、DVD−RAMと同様に記録済み領域と未記録領域とが混在するディスクである。しかしながら、このHD−DVD−RWは、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が高い特性を有しているものもある。以下の説明では、記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が高い特性を有するディスクを[LtoH]ディスクと称する。
光ディスク10に対するデータの記録、再生は、ピックアップヘッド(PUH)11から出力されるレーザ光によって行われる。ピックアップヘッド11は、光ディスク10の記録面に対向する位置に、送りモータ34によって光ディスク10の半径方向に移動自在に支持されている。
ピックアップヘッド11は、レーザダイオード、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、シリンドリカルレンズ、フォトディテクタ、レンズポジションセンサ、モニタダイオード等によって構成されている。
また、ピックアップヘッド11には、フォーカスアクチュエータとトラッキングアクチュエータが設けられている。フォーカスアクチュエータは、対物レンズを直交する2方向に移動させる2軸アクチュエータを有し、対物レンズをフォーカシング方向(レンズの光軸方向)に移動させてフォーカスを調整する。トラッキングアクチュエータは、対物レンズをトッラキング方向(光ディスク10の半径方向)に移動させてトラッキングを調整する。また、フォーカスアクチュエータは、後述するPUH駆動部35のサーボユニット35aから出力されるフォーカス駆動信号により制御される。また、トラッキングアクチュエータは、PUH駆動部35のサーボユニット35aから出力されるトラッキング駆動信号により制御される。
ピックアップヘッド11のレーザダイオードは、コントローラ16のピックアップ制御回路22の制御のもとで、PUH駆動部35のAPC(Auto Power Control)ユニット35bにより駆動されることによりレーザ光を出力する。レーザダイオードから出力されたレーザ光は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズを介して光ディスク10上に照射される。
なお、本実施形態における光ディスク装置では、ピックアップヘッド11に複数のレーザダイオードが設けられており、記録媒体に応じて異なる波長のレーザを出力することができる。即ち、CD用の赤外レーザからは780nm波長のレーザを出力し、DVD用の赤レーザからは650nm波長のレーザを出力し、HD−DVD用の青レーザからは405nm波長のレーザを出力する。PUH駆動部35は、コントローラ16のピックアップ制御回路22の制御により、記録媒体に応じて複数のレーザダイオードの何れかを駆動して、光ディスク10に対しレーザ光を出力する。
レーザダイオードから出力されたレーザ光は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズを介して光ディスク10の記録面に照射される。そして、光ディスク10の記録面から反射されたレーザ光は、ピックアップヘッド11内の対物レンズ、ビームスプリッタ、及びシリンドリカルレンズを介して、フォトディテクタに導かれる。フォトディテクタは、例えば4分割された検出回路である。即ち、フォトディテクタは、光ディスク10の記録面をトラック接線方向に2分割(A,B)、トラック幅方向に2分割(D,C)して反射光を検出し、その検出した光量に応じた電流を電圧変換してアナログ演算回路13に出力する。
アナログ演算回路13は4分割されたフォトディテクタから出力された4つの検出信号(A,B,C,D)を演算処理して、ゲイン調整回路14に第1乃至第5の信号を出力する。第1の信号は、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキングエラー信号13aである。例えば、このトラッキングエラー信号13aは、(A+B)−(C+D)の演算により得られる。第2の信号は、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカスエラー信号13bである。例えば、このフォーカスエラー信号13bは、(A+C)−(B+D)の演算から得られる。第3の信号は、RF信号(高周波信号)13cである。例えば、このRF信号13cは、(A+B+C+D)×2の演算信号を更にハイパスフィルタを通すことにより得られる。第4の信号は、光ディスクのグルーブに形成された蛇行形状(ウォブル)に応じて変化するウォブル(WOBBLE)信号13dである。第5の信号は、ジャストフォーカス(フォーカスオン)しているか否かを判別するためのフォーカス和信号13eである。例えば、このフォーカス和信号13eは、(A+B+C+D)×2の演算信号を更にローパスフィルタを通すことにより得られる。
ゲイン調整回路14は、アナログ演算回路13から出力される各信号13a乃至13eに対するゲインを調整する。即ち、ゲイン調整回路14は、コントローラ16のゲイン補正制御回路25の制御に応じて、アナログ演算回路13から出力される各信号13a乃至13eのゲインを上げる、あるいはゲインを下げる。
コントローラ16は、プロセッサやメモリ(RAM、ROM等)を含んで構成されるもので、メモリに記憶された各種プログラムをプロセッサが実行することで光ディスク装置を総合的に制御する。コントローラ16には、ディスクモータ制御回路20、送りモータ制御回路21、ピックアップ制御回路22、ゲイン補正制御回路25等が設けられている。
ディスクモータ制御回路20は、ディスクモータドライバ30を介して、ディスクモータ31の回転を制御する。ディスクモータ31は、例えばスピンドルモータである。
送りモータ制御回路21は、送りモータドライバ33を介して、送りモータ34の回転を制御して、ピックアップヘッド11を光ディスク10の半径方向に移動させるための制御を行う。送りモータ34は、例えばステッピングモータである。
ピックアップ制御回路22は、PUH駆動部35を介して、ピックアップヘッド11を制御する。ピックアップ制御回路22には、トラッキングサーボ及びフォーカシングサーボを実現するためのサーボ制御部22a、ピックアップヘッド11に設けられたレーザダイオードからレーザ光を出力させる制御を行うレーザ制御部22bが設けられている。サーボ制御部22aは、PUH駆動部35のサーボユニット35aを通じて、ピックアップヘッド11のアクチュエータを駆動する。レーザ制御部22bは、PUH駆動部35のAPCユニット35bを通じて、ピックアップヘッド11のレーザ光の出力のオン/オフ、再生時または記録時におけるレーザ光の強度を制御する。
また、ピックアップ制御回路22のサーボ制御部22aは、ゲイン調整回路14から入力されるトラッキングエラー信号13aに応じて、PUH駆動部35のサーボユニット35aからトラッキング駆動信号を出力させることにより、ピックアップヘッド11のトラッキングアクチュエータを駆動する。これにより、ピックアップ制御回路22は、ピックアップヘッド11から出力されるレーザ光が光ディスク10に形成されたトラックをトレースするためのトラッキングサーボを実現する。
また、ピックアップ制御回路22のサーボ制御部22aは、ゲイン調整回路14から入力されるフォーカスエラー信号13b及びフォーカス和信号13eに応じて、PUH駆動部35のサーボユニット35aからフォーカス駆動信号を出力させることにより、ピックアップヘッド11のフォーカスアクチュエータを駆動する。これにより、ピックアップ制御回路22は、ピックアップヘッド11から出力されるレーザ光が光ディスク10の記録層にジャストフォーカスするためのフォーカスサーボを実現する。
ゲイン補正制御回路25は、アナログ演算回路13から受信した各信号13a〜13eのゲイン調整するゲイン調整回路14の制御を行う。本発明では、ゲイン補正制御回路25は、まずレーザ光の反射率が、記録済み領域が未記録領域に比べ低い特性を有する[HtoL]ディスクであるか、あるいは記録済み領域が未記録領域に比べ高い特性を有する[LtoH]ディスクであるかを判別する。次に、ゲイン補正制御回路25は、光ディスク10の読み取り領域が、記録済み領域か未記録領域かを判別し、その判別結果に応じてゲイン調整回路14のゲイン調整値メモリ14aにゲイン調整値を設定する。
これを実現するために、ゲイン補正制御回路25は、ディスク判別部25aとゲイン制御部25bとにより構成される。そして、ディスク判別部25aは、光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか、あるいは[LtoH]ディスクであるかを判別する。ゲイン制御部25bは、ディスク判別部25aによる判別結果を受けて、ゲイン調整回路14のゲイン調整値メモリ14aにゲイン調整値を格納する。
CPU36は、コントローラ16を制御する。CPU36は、光ディスク10から読み取られたデータ、あるいは光ディスク10に対して書き込むデータを、コントローラ16との間で入出力する。
次に、第1の実施形態に係る光ディスク装置の動作を、図2を参照して説明する。図2は、第1の実施形態におけるコントローラ16によるゲイン調整値の設定処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、コントローラ16は、光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか、あるいは[LtoH]ディスクであるかを判別し、この判別結果に応じて、データが記録された記録済み領域と、データが記録されていない未記録領域のそれぞれから検出された信号に対するゲイン調整を制御する。
図2に示すゲイン調整値の設定処理では、コントローラ16は次の処理を実行する。まず光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか、あるいは[LtoH]ディスクであるかを判別する。次に、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射される光ディスク10の読み取り領域が記録済み領域か、あるいは未記録領域であるかを判別する。これらの判別に応じて、ゲイン調整回路14のゲイン調整値メモリ14aにゲイン調整後のゲイン調整値を格納する。
ここで、第1の実施形態では、光ディスク10にディスクの種類を識別するための識別データが予め記録されているものとする。その識別データは、BCA(Burst Cutting Area)やシステムリードインエリアに記録されている。
まず、光ディスク装置は、光ディスク10がドライブに装着されると、BCAあるいはシステムリードインエリアに記録された識別データの読み取りを実行する。そして、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、光ディスク10から読み取った識別データをもとに、装着された光ディスク10が[LtoH]ディスクであるか、あるいは[HtoL]ディスクであるかを判別する(ステップA1)。
なお、コントローラ16内の図示しないメモリには、光ディスク10の種類に応じて[LtoH]ディスクであるか、[HtoL]ディスクであるかを示すディスク種類データが予め記憶されている。これにより、ディスク判別部25aは、光ディスク10から読み取った識別データと前記ディスク種類データとを比較することにより、[LtoH]ディスクであるか、[HtoL]ディスクであるかを判別することができる。
次に、コントローラ16の送りモータ制御回路21は、送りモータドライバ33を通じて送りモータ34を駆動して、ピックアップヘッド11を光ディスク10のデータエリアに相当する位置に移動する(ステップA2)。なお、データエリアであれば、何れの位置に移動させても良い。光ディスク10のデータエリアにトレースさせた状態でピックアップヘッド11から所定周波数の正弦波(レーザ光)を与えると、コントローラ16は、その反射光の読み取りによってフォーカス/トラッキングからなるサーボゲインの初期調整を行ない、サーボゲイン調整値メモリ14aにゲイン調整値(例えば、以下の例ではNa,Nb,Nc,Nd(dB))を格納する(ステップA3)。なお、サーボゲインの自動調整動作は、特許文献等に詳述されているのでここでは省略する。
次に、コントローラ16は、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射される光ディスク10の読み取り位置が、記録済み領域であるか、あるいは未記録領域であるかを判別する。例えば、コントローラ16は、アナログ演算回路13から出力されたRF信号13cをゲイン調整回路14を介して受信し、このRF信号13cの振幅をもとに判別する。即ち、コントローラ16は、RF信号13cの振幅が予め設定された基準値よりも大きい場合には記録済み領域であると判別し、RF信号13cの振幅が基準値以下である場合には未記録領域であると判別する(ステップA5,A10)。なお、記録済み領域と未記録領域の判別は、他の方法を使用することも可能である。
そして、ステップA1の判別で光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別され(ステップA4の[HtoL])、かつステップA3でのサーボゲインの自動調整が記録済み領域であった場合(この時のゲイン調整値をNa(dB)とする。ただし、Nb<Na)、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して上記ゲイン調整値Na(dB)を格納するよう制御する(ステップA6)。
また、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&未記録領域に対応して例えば−2dB下げたゲイン調整値Na−2(dB)を格納するよう制御する(ステップA7)。
同様にして、ステップA1の判別で光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別され(ステップA4の[HtoL])、かつステップA3でのサーボゲインの自動調整が未記録領域であった場合(この時のゲイン調整値をNb(dB)とする。)、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&未記録領域に対応して上記ゲイン調整値Nb(db)を格納するよう制御する(ステップA8)。
また、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して例えば+2dB上げたゲイン調整値Nb+2(dB)を格納するよう制御する(ステップA9)。
つまり、ゲイン調整値NaはNb+2と等しい値であり、ゲイン調整値Na−2はNbと等しい値である。即ち、[HtoL]ディスクでは、記録済み領域が未記録領域よりも高いゲイン調整値でゲイン補正されることを意味する。なお、ここでは、このゲイン調整値NaとNbを第1種のゲイン調整値と言う。
一方、ステップA1の判別で光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別され(ステップA4の[LtoH])、かつステップA3でのサーボゲインの自動調整が記録済み領域であった場合(この時のゲイン調整値をNc(dB)とする。)、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して上記ゲイン調整値Nc(dB)を格納するよう制御する(ステップA11)。
また、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&未記録領域に対応して例えば+2dB上げたゲイン調整値Nc+2(dB)を格納するよう制御する(ステップA12)。
同様にして、ステップA1の判別で光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別され(ステップA4の[LtoH])、かつステップA3でのサーボゲインの自動調整が未記録領域であった場合(この時のゲイン調整値をNd(dB)とする。ただし、Nd>Nc)、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&未記録領域に対応して上記ゲイン調整値Nd(dB)を格納するよう制御する(ステップA13)。
また、ゲイン制御部25bは、ゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して例えば−2dB下げたゲイン調整値Nd−2(dB)を格納するよう制御する(ステップA14)。
つまり、ゲイン調整値NcはNd−2と等しい値であり、ゲイン調整値Nc+2はNdと等しい値である。即ち、[LtoH]ディスクでは、未記録領域が記録済み領域よりも高いゲイン調整値でゲイン調整されることを意味する。なお、ここでは、このゲイン調整値NcとNdを第2種のゲイン調整値と言う。また、この実施形態では、±2(dB)を固定の補正値としたが、この値に限定されず、設計時の理想的なサーボゲインに対し好適な補正値(2〜4dB程度)を定めるように設定すれば良い。
こうして、光ディスク10が[LtoH]ディスク、あるいは[HtoL]ディスクの何れであっても、また読み取り位置が記録済み領域、あるいは未記録領域用の何れであってもゲイン調整値メモリ14aに適切なサーボゲイン調整値を格納することができる。
次に、上述の処理にてサーボゲイン調整値の設定が行われた光ディスク装置の再生処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
光ディスク装置は、光ディスク10に記録されたデータを再生する場合、ゲイン調整回路14は、ゲイン調整値メモリ14aに設定されたサーボゲイン調整値に基づいてアナログ演算回路13から出力される信号に対してゲイン調整を行う。
即ち、ゲイン調整回路14は、記録済み領域からの読み取りである場合(ステップB1のYes)、その読み取りデータからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号(即ち、トラッキングエラー信号13aおよびフォーカスエラー信号13b)等をゲイン調整値メモリ14aに設定されたゲイン調整値に基づいてゲイン調整を行う(ステップB2)。
また、ゲイン調整回路14は、未記録領域からの読み取りである場合(ステップB1のNo)、その読み取りデータからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号(即ち、トラッキングエラー信号13aおよびフォーカスエラー信号13b)等をゲイン調整値メモリ14aに設定されたゲイン調整値に基づいてゲイン調整を行う(ステップB3)。
つまり、[HtoL]ディスクでは記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が低い特性を有しているため、光ディスク10が[HtoL]ディスクであると識別した場合、ゲイン調整値メモリ14aに基づき記録済み領域が未記録領域よりも高いゲイン調整値でゲイン調整されることになる。
一方、[LtoH]ディスクでは記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が高い特性を有しているため、光ディスク10が[LtoH]ディスクであると識別した場合、ゲイン調整値メモリ14aに基づき記録済み領域が未記録領域よりも低いゲイン調整値でゲイン調整されることになる。
このようにして、ゲイン調整回路14でゲイン調整が行われたトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号はコントローラ16に出力される。その結果、コントローラ16は、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射されている領域に応じてゲイン調整された信号が入力されることになり、安定したサーボ制御が可能となる。
この第1の実施形態の光ディスク装置によれば、光ディスク10が装着されたディスクが[HtoL]ディスクであっても[LtoH]ディスクであっても、ディスクの種類に応じて、かつまた記録済み領域と未記録領域のそれぞれに応じてゲイン調整値が設定できるので、アナログ演算回路13から出力される各信号に対して、ゲイン調整回路14により適切にゲイン調整することができる。
また、第1の実施形態では、ステップA3におけるサーボゲインの自動調整により得られたゲイン調整値を、全ての記録済み領域あるいは全ての未記録領域に対するゲイン調整値メモリ14aとして記憶される。そして、ゲイン調整回路14におけるゲイン調整値メモリ14aの設定は、[HtoL]ディスクの場合は図2のステップA6,A7又はステップA8,A9のいずれかが実行される。即ち、最初のサーボゲインの自動調整が記録済み領域である場合はステップA6,A7が実行され、未記録領域である場合はステップA8,A9が実行される。
また、[LtoH]ディスクの場合は図2のステップA11,A12又はステップA13,A14のいずれかが実行される。即ち、最初のサーボゲインの自動調整が記録済み領域である場合はステップA11,A12が実行され、未記録領域である場合はステップA13,A14が実行される。
従って、未記録領域と記録済み領域の両方に対して、それぞれ異なる調整値を用いてゲイン調整を実行する場合よりも、ゲイン調整に要する時間を短縮することができる。
また、ステップA3におけるサーボゲイン自動調整により得られたゲイン調整値は、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射されている領域から検出された信号に対するゲイン調整値として有効である。従って、記録済み領域と未記録領域の両方が存在することが後で判別されたとしても、少なくとも一方の領域から検出された信号についてはゲイン調整がされているので、何もゲイン調整していない状態より安定したサーボ制御を実現することができる。
なお、第1の実施形態では、サーボゲイン自動調整により調整されたゲイン調整値を基準値とし、このゲイン調整値から演算した値をゲイン調整値メモリ14aに格納するとしているが、複数種類の光ディスク10にそれぞれ対応する複数のゲイン調整値をコントローラ16に格納しておき、光ディスク10に応じたゲイン調整値をコントローラ16から読み出して設定するようにしても良い。
例えば、DVD−RやDVD−RWのように反射率が異なるディスクを用いると、記録済み領域と未記録領域に対してゲイン調整する際の最適値が異なる。従って、例えばディスクの規格(DVD−RやDVD−RWの違い)に対応してゲイン調整値を設定して、コントローラ16に格納しても良い。さらに、例えば、ディスクメーカーや倍速など、ディスクに記録される識別データ(ID)に対応してゲイン調整値を設定して、コントローラ16に格納しても良い。
このように、複数種類の光ディスク10に応じた調整値を用意し、光ディスク10の種類を判別し、この判別された種類に応じた調整値を用いてゲイン調整を実行することで、より適切なゲイン調整をすることが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、記録済み領域用と未記録領域用のゲイン調整値をそれぞれゲイン調整回路14に設定しているが、第2の実施形態では、1つの設定値のみ(記録済み領域用と未記録領域用のゲイン調整値の中間値)をゲイン調整値とする例を示す。
次に、第2の実施形態におけるゲイン調整値の設定処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図4に示すフローチャートのステップC1〜C5,C8については、第1の実施形態で説明した図2に示すフローチャートのステップA1〜A5,A10と同じであるので、その説明は省略する。
そして、ステップC1の判別で光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別され(ステップC4の[HtoL])、かつステップC3でのサーボゲインの自動調整(この時のゲイン調整値をNa(dB)とする)が記録済み領域であった場合、ゲイン制御部25bは、全ての記録済み領域および未記録領域に対応するゲイン調整値メモリ14aに例えば上記ゲイン調整値Na−1(dB)を格納するよう制御する(ステップC6)。
同様にして、ステップC1の判別で光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別され(ステップC4の[HtoL])、かつステップC3でのサーボゲインの自動調整(この時のゲイン調整値をNb(dB)とする。ただし、Nb<Na)が未記録領域であった場合、ゲイン制御部25bは、全ての未記録領域および記録済み領域に対するゲイン調整値メモリ14aに例えばゲイン調整値Nb+1(dB)を格納するよう制御する(ステップC7)。
このゲイン調整値Na−1とNb+1は等しい値であり、第1の実施形態における記録済み領域のゲイン調整値Naと未記録済み領域のゲイン調整値Nbの中間値である。
つまりこの段階では、[HtoL]ディスクである場合、記録済み領域と未記録領域を問わず、その中間値のゲイン調整値(上記例では、Na−1又はNb+1)でゲイン調整されることを意味する。
一方、ステップC1の判別で光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別され(ステップC4の[LtoH])、かつステップC3でのサーボゲインの自動調整(この時のゲイン調整値をNc(dB)とする。)が記録済み領域であった場合、ゲイン制御部25bは、全ての記録済み領域および未記録領域に対するゲイン調整値メモリ14aに例えば上記ゲイン調整値Nc+1(dB)を格納するよう制御する(ステップC9)。
同様にして、ステップC1の判別で光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別され(ステップC4の[LtoH])、かつステップC3でのサーボゲインの自動調整(この時のゲイン調整値をNd(dB)とする。ただし、Nd>Nc)が未記録領域であった場合、ゲイン制御部25bは、全ての未記録領域および記録済み領域に対応するゲイン調整値メモリ14aに例えば上記ゲイン調整値Nd−1(dB)を格納するよう制御する(ステップC10)。
このゲイン調整値Nc+1とNd−1は等しい値であり、第1の実施形態における記録済み領域のゲイン調整値Ncと未記録領域のゲイン調整値Ndの中間値である。
つまりこの段階では、[LtoH]ディスクである場合も、記録済み領域と未記録領域を問わず、その中間値のゲイン調整値(上記例では、Nc+1又はNd−1)でゲイン調整されることを意味する。
こうして、光ディスク10が[LtoH]ディスク、あるいは[HtoL]ディスクの何れであっても、また読み取り位置が記録済み領域、あるいは未記録領域用の何れであってもゲイン調整値メモリ14aに中間サーボゲイン調整値を格納することができる。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、第2の実施形態における再生処理について説明する。
光ディスク装置は、光ディスク10に記録されたデータを再生する場合、ゲイン調整回路14のゲイン調整値メモリ14aに記憶させたゲイン調整値に基づいて、アナログ演算回路13から出力されるトラッキングエラー信号13a、フォーカスエラー信号13bのサーボ系信号等に対してゲイン調整を行い、コントローラ16へ出力する。
ここで、光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別され(ステップD1の[HtoL])、再生データが記録済み領域からである場合(ステップD2のYes)、ゲイン調整回路14は、その再生データからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号(即ち、トラッキングエラー信号13aおよびフォーカスエラー信号13b)等をゲイン調整値メモリ14aの記録済み領域に設定された中間ゲイン調整値を例えば+1dB補正した値(Na−1+1)に基づいてゲイン調整を行う(ステップD3)。
また、ゲイン調整回路14は、読み取りデータが未記録領域である場合(ステップD2のNo)、その読み取りデータからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号(即ち、トラッキングエラー信号13aおよびフォーカスエラー信号13b)等をゲイン調整値メモリ14aの未記録領域に設定された中間ゲイン調整値を−1dB補正した値(Nb+1−1)に基づいてゲイン調整を行う(ステップD4)。上述したように補正値Na,Nbは、第1の実施形態と同様にNa>Nbの関係を有している。
したがって、[HtoL]ディスクでは記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が低い特性を有しているため、光ディスク10が[HtoL]ディスクであると識別した場合、上記補正値に基づき記録済み領域が未記録領域よりも高いゲイン調整値でゲイン調整されることになる。
これに対して、光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別され(ステップD1の[LtoH])、再生データが記録済み領域からである場合(ステップD5のYes)ゲイン調整回路14は、その再生データからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号をゲイン調整値メモリ14aの記録済み領域に設定された中間ゲイン調整値を例えば−1dB補正した値(Nc+1−1)に基づいてゲイン調整を行う(ステップD6)。
また、ゲイン調整回路14は、読み取りデータが未記録領域である場合(ステップD5のNo)、その読み取りデータからアナログ演算回路13によって生成されたサーボ系信号をゲイン調整値メモリ14aの未記録領域に設定された中間ゲイン調整値を例えば+1dB補正した値(Nd−1+1)に基づいてゲイン調整を行う(ステップD7)。上述したように補正値Nc,Ndは、第1の実施形態と同様にNc<Ndの関係を有している。
したがって、[LtoH]ディスクでは記録済み領域が未記録領域よりもレーザ光の反射率が高い特性を有しているため、光ディスク10が[LtoH]ディスクであると識別した場合、上記補正値に基づき記録済み領域が未記録領域よりも低いゲイン調整値でゲイン調整されることになる。
このようにして、第2実施形態の光ディスク装置では、光ディスク10が[HtoL]ディスクと[LtoH]ディスクの何れの場合であっても、ディスクの種類に応じた1つの調整値(固定値)を求め、この調整値に対してプラス補正あるいはマイナス補正することで、記録済み領域と未記録領域に対するゲイン調整値を設定できるので、アナログ演算回路13から出力される各信号に対して、ゲイン調整回路14により適切にゲイン調整することができる。
なお、前述した説明では、記録済み領域あるいは未記録領域を対象として実行したサーボゲイン自動調整の調整値を補正して、この補正された1つの調整値(中間値)を記録済み領域用と未記録領域用の両方で使用するとしているが、他の1つの調整値を記録済み領域用と未記録領域用の両方で使用するようにしても良い。
例えば、記録済み領域あるいは未記録領域の何れかを対象とするサーボゲイン自動調整により得られた1つの調整値を格納しておき、この調整値をデータ読み取りの対象とする領域が未記録領域あるいは記録済み領域の何れであるかに応じてプラス補正、あるいはマイナス補正して、ゲイン調整値メモリ14aとして設定することができる。また、プラス補正およびマイナス補正の値は、ディスクの種類や回路構成等によって最適な値が設定されるものである。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態では、光ディスク10に記録された識別データをもとに、コントローラ16が装着された光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか[LtoH]ディスクであるかを判別するとしていた。この第3の実施形態では、BCAやシステムリードインエリアに記録された識別データの読み取りを実行しない、あるいは識別データが読みとれない場合のゲイン調整について説明する。
第3の実施形態では、[HtoL]ディスクと[LtoH]ディスクの判別は、例えば、光ディスク10の記録済み領域と未記録領域のそれぞれにおいてトラックホールド(ピックアップヘッド11から照射されたレーザ光がトラックをトレースして、1周毎に前トラックへジャンプしている状態)した時のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値を比較することによって実行する。
次に、第3の実施形態におけるゲイン調整値の設定処理について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、コントローラ16の送りモータ制御回路21は、送りモータドライバ33を通じて送りモータ34を駆動して、ピックアップヘッド11を光ディスク10のデータエリアあるいはリードインエリアに相当する位置に移動させる(ステップE1)。
ここで、コントローラ16は、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射される位置が、記録済み領域であるか、あるいは未記録領域であるかを判別する。例えば、コントローラ16は、アナログ演算回路13から出力されたRF信号13cを、ゲイン調整回路14を介して受信し、このRF信号13cの振幅をもとに記録済み領域か未記録領域かを判別する。すなわち、RF信号13cの振幅が予め設定された基準値よりも大きい場合、コントローラ16はデータが記録されている記録済み領域であると判別する。また、RF信号13cの振幅が基準値以下である場合、コントローラ16はデータが記録されていない未記録領域であると判別する。なお、記録済み領域と未記録領域の判別は、他の方法を使用することも可能である。
次に、コントローラ16は、第1の実施形態と同様にして、任意位置でサーボゲインの自動調整を実行する(ステップE2)。
そして、ゲイン補正制御回路25のゲイン制御部25bは、サーボゲイン自動調整を実行した領域が記録済み領域であった場合(ステップE3のYes)、そのゲイン調整値(ここでの調整値をNa又はNcとする)をゲイン調整値メモリ14aに一時格納するよう制御する。また、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、ピックアップ制御回路22に対しトラックホールドさせるよう指令する。そして、ゲイン調整回路14は、ピックアップヘッド11をトラックホールドした状態でアナログ演算回路13から出力されるトラッキングエラー信号13aのトラックを横切る際の振幅値A1を測定し内部に記憶する(ステップE4)。
次に、コントローラ16は、送りモータドライバ33を通じて送りモータ34を動作させて、ピックアップヘッド11を移動させる(ステップE5)。そして、コントローラ16は、前述と同様にして、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射される位置が、記録済み領域であるか、あるいは未記録領域であるかを判別する(ステップE6)。ここで、コントローラ16は、未記録領域を判別するまでピックアップヘッド11を移動させ、ステップE5,E6を繰り返し実行する。なお、ステップE5,E6に代えて、通常動作中に未記録領域と判別するまで監視するようにしても良い。
一方、記録済み領域でないと判別された場合(ステップE6のNo)、すなわち未記録領域にピックアップヘッド11が移動された場合は、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、ピックアップ制御回路22の対しトラックホールドさせるよう指令する。そして、ゲイン調整回路14は、ピックアップヘッド11をトラックホールドした状態でアナログ演算回路から出力されるトラッキングエラー信号13aのトラックを横切る際の振幅値A2を測定する(ステップE7)。更に、ゲイン調整回路14は、先に測定した記録済み領域のトラッキングエラー信号の振幅値A1とこの振幅値A2とを比較する(ステップE8)。
このトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値A1,A2を比較した結果、記録済み領域のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値の方が小さい場合(A1<A2)、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が低いと判別する(ステップE8のYes)。即ち、記録済み領域から未記録領域にピックアップヘッド11が移動することにより、トラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値が大きくなるように変化することは、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が低いと判別することができる。
この場合、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別する。そして、ゲイン制御部25bはステップE2のサーボゲイン自動調整により設定された調整値Naを例えば−2(dB)補正し、補正後の調整値Na−2(dB)をゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&未記録領域として格納する。同時に、ゲイン制御部25bはステップE4でゲイン調整値メモリ14aに一時格納した調整値Naを、[HtoL]ディスク&記録済み領域として格納する(ステップE9)。
また、ステップE8でトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値A1,A2を比較した結果、記録済み領域のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値の方が大きい場合(A1>A2)、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が高いと判別する(ステップE8のNo)。即ち、記録済み領域から未記録領域にピックアップヘッド11が移動することにより、トラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅が小さくなるように変化することは、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が高いと判別することができる。
この場合、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別する。そして、ゲイン制御部25bはステップE2のサーボゲイン自動調整により調整された調整値Ncを例えば+2(dB)補正し、補正後の調整値Nc+2(dB)をゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&未記録領域として格納する。同時に、ゲイン制御部25bはステップE4でゲイン調整値メモリ14aに一時格納した調整値Ncを、[LtoH]ディスク&記録済み領域として格納する(ステップE10)。
一方、ステップE2でサーボゲイン自動調整を実行した領域が未記録領域であった場合(ステップE3のNo)、ゲイン補正制御回路25のゲイン制御部25bは、そのゲイン調整値(ここでの調整値をNb又はNdとする。)をゲイン調整値メモリ14aに一時格納するよう制御する。また、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、ピックアップ制御回路22に対しトラックホールドさせるよう指令する。そして、ゲイン調整回路14は、ピックアップヘッド11をトラックホールドした状態でアナログ演算回路13から出力されるトラッキングエラー信号13aのトラックを横切る際の振幅値A3を測定し内部に記憶する(ステップE11)。
次に、コントローラ16は、送りモータドライバ33を通じて送りモータ34を動作させて、ピックアップヘッド11を移動させる(ステップE12)。そして、コントローラ16は、前述と同様にして、ピックアップヘッド11からレーザ光が照射される位置が、記録済み領域であるか、あるいは未記録領域であるかを判別する(ステップE13)。ここで、コントローラ16は、記録済み領域を判別するまでピックアップヘッド11を移動させ、ステップE12,E13を繰り返し実行する。なお、ステップE12,E13に代えて、通常動作中に記録領域と判別するまで監視するようにしても良い。
一方、記録済み領域と判別された場合(ステップE13のYes)、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、ピックアップ制御回路22の対しトラックホールドさせるよう指令する。そして、ゲイン調整回路14は、ピックアップヘッド11をトラックホールドした状態でアナログ演算回路から出力されるトラッキングエラー信号13aのトラックを横切る際の振幅値A4を測定する(ステップE14)。更に、ゲイン調整回路14は、先に測定した未記録領域のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値A3とこの振幅値A4とを比較する(ステップE15)。
このトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値A3,A4を比較した結果、記録済み領域のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値の方が大きい場合(A3<A4)、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が高いと判別する(ステップE13のYes)。即ち、未記録領域から記録済み領域にピックアップヘッド11が移動することにより、トラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅が大きくなるように変化することは、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が高いと判別することができる。
この場合、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、光ディスク10が[LtoH]ディスクであると判別する。そして、ゲイン制御部25bはステップE2のサーボゲイン自動調整により設定された調整値Ndを例えば−2(dB)補正し、補正後の調整値Nd−2(dB)をゲイン調整値メモリ14aの[LtoH]ディスク&記録済み領域として格納する。同時に、ゲイン制御部25bはステップE11でゲイン調整値メモリ14aに一時格納した調整値Ndを、[LtoH]ディスク&未記録領域として格納する(ステップE16)。
また、ステップE15でトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値A3,A4を比較した結果、記録済み領域のトラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅値の方が小さい場合(A3>A4)、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が低いと判別する(ステップE15のNo)。即ち、未記録領域から記録済み領域にピックアップヘッド11が移動することにより、トラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅が小さくなるように変化することは、記録済み領域の方が未記録領域より反射率が低いと判別することができる。
この場合、ゲイン補正制御回路25のディスク判別部25aは、光ディスク10が[HtoL]ディスクであると判別する。そして、ゲイン制御部25bはステップE2のサーボゲイン自動調整により調整された調整値Nbを例えば+2(dB)補正し、補正後の調整値Nb+2(dB)をゲイン調整値メモリ14aの[HtoL]ディスク&記録済み領域として格納する(ステップE15)。同時に、ゲイン制御部25bはステップE10でゲイン調整値メモリ14aに一時格納した調整値Nbを、[HtoL]ディスク&未記録領域として格納する(ステップE17)。この第3の実施形態の再生処理は、第1の実施形態と同様に実行されるので、その説明は省略する。
なお、前述した実施例では、記録済み領域と未記録領域のそれぞれにおいてトラックホールドして検出したトラッキングエラー信号13aの振幅値を比較することにより、[HtoL]ディスクと[LtoH]ディスクの何れであるかを識別しているが、他の方法を用いることも可能である。
例えば、前述した説明では、トラックホールドした状態で検出されるトラッキングエラー信号を用いているが、例えばピックアップヘッド11が移動された位置でトラックジャンプさせることで、同じ位置(トラック1周)で検出されるトラッキングエラー信号の振幅値の比較を行うようにしても良い。
また、トラッキングエラー信号を対象とする以外にも、フォーカスエラー信号13bの振幅の差、フォーカス和信号13eの振幅の差、ウォブル信号13dの振幅の差を見ることによっても識別可能である。
また、ウォブル信号13dあるいはフォーカス和信号13eの振幅の差で識別する場合は、トラックを追従させているときに、記録済み領域と未記録領域とが反転した場合(領域の境界を越えた場合)に有効である。
さらに、記録済み領域と未記録領域のそれぞれにおいて検出されるトラッキングエラー信号13a(あるいはフォーカスエラー信号13bなど)の振幅値が予め決められた値となるようにゲイン調整し、そのゲイン調整による調整値の大きさを比較することにより、光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか[LtoH]ディスクであるかを識別することもできる。すなわち、ゲイン調整の調整値が大きい方の領域が反射率が低いと判別することができる。
このようにして、第3実施形態では、記録済み領域と未記録領域のそれぞれにおいて検出された信号を比較することにより、光ディスク10が[HtoL]ディスクであるか[LtoH]ディスクであるかを判別できる。これにより、光ディスク10に識別データが記録されていないもの、あるいは識別データの読み取りを実行しない場合、あるいは実行しても読み取りできない場合であっても[HtoL]ディスクと[LtoH]ディスクを判別し、記録済み領域と未記録領域に適したゲイン調整を設定することが可能となる。
なお、第1〜第3の実施形態におけるサーボゲイン自動調整時には、フォーカスエラー信号13bのゲイン調整、トラッキングエラー信号13aのゲイン調整のほかにも、ウォブル信号13dのゲイン調整、フォーカス和信号13eのゲイン調整も同時調整することによって、安定したウォブル信号13d、フォーカス和信号13eの抽出が可能になる。この場合のゲイン調整値はサーボ系の調整値と同じとは限らず、回路構成や制御方法によって最適なゲイン値が選択されるが、同じ考えゲイン調整される。
例えば、フォーカスエラー信号13b、トラッキングエラー信号13aのゲインを小さく調整をするときには、ウォブル信号13dのゲイン調整、フォーカス和信号13eのゲイン調整も同じくゲインを小さく調整する。また、フォーカスエラー信号13b、トラッキングエラー信号13aのゲインを大きく調整をするときには、ウォブル信号13dのゲイン調整、フォーカス和信号13eのゲイン調整も同じくゲインを大きく調整する。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明に係る光ディスク装置の実施形態の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態におけるゲイン調整値設定処理を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態における再生処理を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態におけるゲイン調整値設定処理を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態における再生処理を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態におけるゲイン調整値設定処理を示すフローチャート。
符号の説明
10…光ディスク、11…ピックアップヘッド、13…アナログ演算回路、14…ゲイン調整回路、14a…ゲイン調整値メモリ、16…コントローラ、20…ディスクモータ制御回路、21…送りモータ制御回路、22…ピックアップ制御回路、22a…サーボ制御ユニット、22b…レーザ制御ユニット、25…ゲイン補正制御回路、25a…ディスク判別部、25b…ゲイン制御部、30…ディスクモータドライバ、33…送りモータドライバ、34…送りモータ、35…PUH駆動部、35a…サーボユニット、35b…APCユニット、36…CPU。

Claims (6)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクからの反射光を検出するピックアップヘッドと、
    前記ピックアップヘッドにより検出された反射光に応じて少なくともサーボ系信号、RF信号を出力する信号出力手段と、
    前記光ディスクに記録されている識別情報から前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別する判別手段と、
    ゲイン調整値を格納するサーボゲイン調整メモリと、
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)を設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)を設定するゲイン調整手段と、
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクの種類と前記記録済み領域又は前記未記録領域に応じた前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1又は第2又は第3又は第4のゲイン調整値を用いて、前記サーボ系信号のサーボゲインを自動調整するサーボゲイン自動調整手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクからの反射光を検出するピックアップヘッドと、
    前記ピックアップヘッドにより検出された反射光に応じて少なくともサーボ系信号、RF信号を出力する信号出力手段と、
    前記光ディスクに記録されている識別情報から前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別する判別手段と、
    ゲイン調整値を格納するサーボゲイン調整メモリと、
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naと第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第1のゲイン調整値Naと前記第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の前記第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncと第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第3のゲイン調整値Ncと前記第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の前記第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定するゲイン調整手段と、
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整するサーボゲイン自動調整手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクからの反射光を検出するピックアップヘッドと、
    前記光ディスクに対してトラックホールドするように前記ピックアップヘッドを制御するピックアップ制御手段と、
    前記ピックアップヘッドにより検出された反射光に応じて少なくともトラッキングエラー信号を含むサーボ系信号、およびRF信号を出力する信号出力手段と、
    サーボゲインの自動調整を行う領域が記録済み領域前記ピックアップ制御手段により前記記録済み領域に前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第1のトラッキングエラー信号の振幅値と、未記録領域に移動された前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第2のトラッキングエラー信号の振幅値とを比較して、前記第1のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第2のトラッキングエラー信号の振幅値より小さい場合は[HtoL]ディスクと判定し、前記第1のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第2のトラッキングエラー信号の振幅値より大きい場合は[LtoH]ディスクと判別し、および、
    前記サーボゲインの自動調整を行う領域が未記録済み領域前記ピックアップ制御手段により前記未記録済み領域に前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第3のトラッキングエラー信号の振幅値と、記録領域に移動された前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第4のトラッキングエラー信号の振幅値とを比較して、前記第4のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第3のトラッキングエラー信号の振幅値より大きい場合は[LtoH]ディスクと判定し、前記第4のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第3のトラッキングエラー信号の振幅値より小さい場合は[HtoL]ディスクと判別する判別手段と、
    ゲイン調整値を格納するサーボゲイン調整メモリと、
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)を設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncを設定し、および
    前記判別手段によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)を設定するゲイン調整手段と、
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクの種類と前記記録済み領域又は前記未記録領域に応じた前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1又は第2又は第3又は第4のゲイン調整値を用いて、前記サーボ系信号のサーボゲインを自動調整するサーボゲイン自動調整手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  4. ピックアップヘッドから光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクに記録されている識別情報を読み取り、前記光ディスクのタイプが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別し、
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつサーボゲインの自動調整時のRF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)を設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)を設定
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクの種類と前記記録済み領域又は前記未記録領域に応じた前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1又は第2又は第3又は第4のゲイン調整値を用いて、前記サーボ系信号のサーボゲインを自動調整する
    ことを特徴とする光ディスク装置のゲイン調整方法。
  5. ピックアップヘッドから光ディスクにレーザ光を照射し、
    前記光ディスクに記録されている識別情報を読み取り、前記光ディスクのタイプが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ低い光ディスク[HtoL]であるか、又は記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べ高い光ディスク[LtoH]であるかを判別し、
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつサーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naと第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第1のゲイン調整値Naと前記第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)中間の前記第1の中間ゲイン調整値Nabを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncと第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して前記第3のゲイン調整値Ncと前記第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)中間の前記第2の中間ゲイン調整値Ncdを設定するゲイン調整手段と、
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1の中間ゲイン調整値Nabに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を減算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整を行い、又は
    前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、前記未記録済み領域からの再生である場合、前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第2の中間ゲイン調整値Ncdに固定値を加算した値を用いて前記サーボ系信号のゲイン調整する
    ことを特徴とする光ディスク装置のゲイン調整方法。
  6. ピックアップヘッドから光ディスクにレーザ光を照射し、
    サーボゲインの自動調整時のRF信号の読み取り位置が記録済み領域前記記録済み領域に前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第1のトラッキングエラー信号の振幅値を求め、
    その後、未記録領域に移動された前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第2のトラッキングエラー信号の振幅値を求め、
    前記第1および第2のトラッキングエラー信号の振幅値を比較して、前記第1のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第2のトラッキングエラー信号の振幅値より小さい場合は[HtoL]ディスクと判定し、前記第1のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第2のトラッキングエラー信号の振幅値より大きい場合は[LtoH]ディスクと判別し、および、
    前記サーボゲインの自動調整のRF信号の読み取り位置が未記録済み領域で前記ピックアップ制御手段により前記未記録済み領域に前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第3のトラッキングエラー信号の振幅値と、記録領域に移動された前記ピックアップヘッドがトラックホールドされている状態での第4のトラッキングエラー信号の振幅値とを比較して、前記第4のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第3のトラッキングエラー信号の振幅値より大きい場合は[LtoH]ディスクと判定し、前記第4のトラッキングエラー信号の振幅値が前記第3のトラッキングエラー信号の振幅値より小さい場合は[HtoL]ディスクと判別し、
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&記録済み領域に対応して第1のゲイン調整値Naを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[HtoL]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[HtoL]ディスク&未記録済み領域に対応して第2のゲイン調整値Nb(Nb<Na)を設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&記録済み領域に対応して第3のゲイン調整値Ncを設定し、および
    前記判別によって前記光ディスクが[LtoH]ディスクであると判定し、かつ前記サーボゲインの自動調整時の前記RF信号の読み取り位置が前記未記録済み領域である場合は、前記サーボゲイン調整メモリの[LtoH]ディスク&未記録済み領域に対応して第4のゲイン調整値Nd(Nd>Nc)を設定し、
    前記光ディスクの再生時に、前記光ディスクの種類と前記記録済み領域又は前記未記録領域に応じた前記サーボゲイン調整メモリに設定された前記第1又は第2又は第3又は第4のゲイン調整値を用いて、前記サーボ系信号のサーボゲインを自動調整する
    ことを特徴とする光ディスク装置のゲイン調整方法。
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