JP2009015894A - 光ディスク装置、光ディスク装置のコントローラ、および光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置、光ディスク装置のコントローラ、および光ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ビームの照射位置に応じて、受光素子で受光した信号に対して適切なオフセット量およびゲインの調整量を与えること。
【解決手段】光ディスクからの光を検出し、電気信号にかえる複数の受光素子を有する分割受光素子を有するピックアップヘッドと、第1参照信号に応じて各受光素子から出力された電気信号にそれぞれオフセット量を加えるオフセット加算部201と、第2参照信号に応じてオフセットが加えられた各オフセット加算電気信号のゲイン量をそれぞれ調整するためのゲイン可変部202と、オフセット加算電気信号のそれぞれをアナログからデジタル信号に変換するA/D変換器52と、A/D変換器から出力されるデジタル信号からフォーカスおよびトラッキングサーボコントロールを行うためのエラー信号を生成するサーボ信号演算部55と、A/D変換器から出力されるデジタル信号から第1参照信号および第2参照信号を生成する参照信号生成部204を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、受光素子の検出信号にオフセット量を加えると共に、ゲインを調整する光ディスク装置、光ディスク装置のコントローラ、および光ディスク装置の制御方法に関する。
光ディスク装置では、ピックアップヘッドで受光した信号に対してオフセット量を与えたり、ゲインを調整したりすることが行われている。
例えば、特許文献1には、ディスクの装着時に検出される信号の直流レベルを検出してオフセット量を設定し、サーボ用のエラー信号振幅を検出してゲインの調整値を設定し、その後はそのままの設定値で動作させるような構成が開示されている。
特開2005−50434号公報
ところが、実際のディスクでは、光反射率およびプリグルーブや情報ピットの大きさや形状の違いなどや、記録光量などがディスク上の位置によって異なるため回転に応じた繰り返しの変化や、半径位置方向への移動による適切なオフセット量およびゲインの調整量が変化している。
本発明の目的は、光ディスクの光ビームの照射位置に応じて、受光素子で受光した信号に対して適切なオフセット量およびゲインの調整量を与えることが出来る光ディスク装置、および光ディスク装置のコントローラ、光ディスク装置の制御方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる光ディスク装置は、光ディスクからの光を検出し、電気信号にかえる複数の受光素子を有する分割受光素子と、第1参照信号に応じて前記各受光素子から出力された電気信号にそれぞれオフセット量を加えるオフセット加算部と、第2参照信号に応じてオフセットが加えられた各オフセット加算電気信号のゲイン量をそれぞれ調整するためのゲイン可変部と、前記オフセット加算電気信号のそれぞれをアナログからデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から出力されるデジタル信号からフォーカスおよびトラッキングサーボコントロールを行うためのエラー信号を生成するサーボ信号演算部と、前記A/D変換器から出力されるデジタル信号から前記第1参照信号および第2参照信号を生成する参照信号生成部と、前記第1参照信号および第2参照信号に応じて前記エラー信号を補正するゲイン・オフセット補正部とを具備することを特徴とする。
光ディスクの光ビームの照射位置に応じて、受光素子で受光した信号に対して適切なオフセット量およびゲインの調整量を与えることが出来る。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
光ディスク装置11にセットされた光ディスク61は、ユーザデータを記録可能な光ディスクあるいは読出し専用の光ディスクであるが、この実施形態では記録可能な多層構造の光ディスクとして説明する。なお、情報記録面を多層構造で有する光ディスクとしては、DVD−R等が挙げられるが、これに限らず多層記録可能な光ディスクであればよい。
光ディスク61の情報記録面には、スパイラル状にランドトラックおよびグルーブトラックが形成されている。この光ディスク61はスピンドルモータ63によって回転駆動される。
光ディスク61に対する情報の記録、再生は、ピックアップヘッド65(図中左側の破線で囲んだ部分)によって行われる。ピックアップヘッド65は、スレッドモータ66とギア等を含む連結部103を介して連結されており、このスレッドモータ66はスレッドモータ制御回路68により制御される。
図中のスレッドモータ66の下部に位置する速度検出回路69は、光ピックアップの移動速度を検出するものであり、上述のスレッドモータ制御回路68に接続されている。速度検出回路69により検出されるピックアップヘッド65の速度信号がスレッドモータ制御回路68に送られる。また、スレッドモータ66の固定部に、図示しない永久磁石を設けており、駆動コイル67がスレッドモータ制御回路68によって励磁されることにより、ピックアップヘッド65が光ディスク61の半径方向に駆動する。
ピックアップヘッド65には、図示しない例えばワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ70が設けられる。対物レンズ70は、トラッキング駆動コイル71の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。また、対物レンズ70は、フォーカシング駆動コイル72の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)およびフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能である。
変調回路73は、光ディスク61への情報記録する場合、ホスト装置94からインターフェース回路93およびバス89を介して記録する情報信号を受け、これを光ディスク61の規格に定められた変調方式(例えば8−16変調)にて変調する。レーザ駆動回路75は、光ディスク61への情報記録時(マーク形成時)に、変調回路73から供給される変調データに基づいて書込み用信号を半導体レーザダイオード(レーザ発振器)79に供給する。またレーザ駆動回路75は、情報再生時には書込み用信号より小さい読取り用信号を半導体レーザダイオード79に供給する。
半導体レーザダイオード79は、レーザ駆動回路75から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード79から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、対物レンズ70を介して光ディスク61上に照射される。光ディスク61からの反射光は、対物レンズ70、ハーフプリズム81、集光レンズ82、ホログラム素子83を介して光検出器84に導かれる。ここで、ホログラム素子とはビームの透過する光の方向を部分ごとに変更ができる素子で、集光レンズ82とあわせると光検出器上のあるエリアに、切り出したい部分のみの光を集めるこができるような素子である。
なお、半導体レーザダイオード79は、それぞれCD用(赤外:波長780nm)、DVD用(赤:波長650nm)、HD DVD用(青紫:波長405nm)のレーザ光を出射する3つの半導体レーザダイオードからなっている。これら半導体レーザダイオードは、同一CANパッケージ内に収容されていてもよく、あるいは、独立した3つのCANパッケージ内にそれぞれ収容され、ピックアップヘッド65のベース上に個別に配置されるものであっても良い。光学系は、半導体レーザの構成に応じて適宜、その構成・配置が変更される。
なお、光学系を構成する各部品のうち対物レンズは、HDDVD用レーザ光を適正にディスク上に収束させ得るよう設計されている。また、光学系には、DVD用レーザ光とCD用レーザ光を使用する際に生じる収差を抑制するための収差補正素子(回折素子、位相補正素子、等)や、CD用レーザ光を使用する際に対物レンズに対する開口数を制限するための開口数制限素子(液晶シャッター、回折素子、等)が含まれている。
光検出器84は、例えば図2に示すように、8分割の光検出セル84A〜84Hから構成されている。光検出セル84A〜84Hのそれぞれは、受光した光強度に応じた電流値の信号を出力する。
光検出器84の各光検出セル84A〜84Hの出力信号は、それぞれ電流/電圧変換用の変換器を介してRFアンプ51に入力される。RFアンプ51は、光検出セル84A〜84Hの出力信号を増幅する。増幅された信号は、A/D変換器52によってデジタル値に変換される。サーボ信号演算部は、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TE、RF信号、およびウォブル信号を生成する。
フォーカスエラー信号FEは、(光検出セル84Aの出力+光検出セル84Dの出力)−(光検出セル84Bの出力+光検出セル84Cの出力)に応じた信号である。このフォーカスエラー信号FEは、フォーカシング制御回路87に供給される。フォーカシング制御回路87は、フォーカスエラー信号FEに応じた駆動信号をフォーカスアクチュエータ駆動回路100に供給し、レーザ光が光ディスク61の記録面上に常時ジャストフォーカスとなる制御がなされる。
トラッキングエラー信号TEは、(光検出セル84Eの出力+光検出セル84Fの出力)−(光検出セル84Gの出力+光検出セル84Hの出力)に応じた信号である。このトラッキングエラー信号TEはトラッキング制御回路88に供給され、トラッキング制御回路88では、このトラッキングエラー信号TEに応じてトラッキング駆動信号を生成する。トラッキング制御回路88から出力されるトラッキング駆動信号は、トラッキングアクチュエータ駆動回路101に供給される。トラッキングアクチュエータ駆動回路101は、トラッキング駆動信号に応じて、対物レンズ70を光軸と直交する方向へ駆動するトラッキング駆動コイル71を駆動し、レーザ光が光ディスク61の記録面上の所定箇所に照射される制御がなされる。また、トラッキングエラー信号TEが、スレッドモータ制御回路68にも供給される。
RF信号は、(光検出セル84Aの出力+光検出セル84Bの出力+光検出セル84Cの出力+光検出セル84Dの出力)に応じた信号である。PLL(Phase Locked Loop )制御回路76は、RF信号から水晶振動子53から供給されるクロック信号再生用クロック信号を抽出する。データ再生回路78は、PLL制御回路76からの再生用クロック信号に基づき、RF信号を再生し、2値化信号を生成する。
2値化信号は、エラー訂正回路に供給される。エラー訂正回路は、誤り訂正処理を行うことにより、記録前の元のフォーマットのデータに変換する。
DSP54は、ウォブル信号をその内部に設けられた中心周波数をメディアの種類によっての適正範囲のバンドパスフィルタ回路を通すことにより当該ウォブル信号に含まれるウォブル成分を抽出すると共に、当該ウォブル成分にFM復調処理を施す。そして、復調処理結果から、そのときビームスポットが位置している光ディスク61上の絶対番地を検出し、これをアドレス情報信号としてCPU90に送出する。
スレッドモータ制御回路68は、スレッドモータ66を制御し、対物レンズ70がピックアップヘッド65内の中心位置近傍に位置するようにピックアップヘッド65の本体を移動させる。
また、A/D変換器52、データ再生回路78、エラー訂正回路62、PLL制御回路76、エラー訂正回路62、CPU90、DSP54、スレッドモータ制御回路68、モータ制御回路64、フォーカシング制御回路87、およびトラッキング制御回路88等は、1つのLSIチップ内に構成することができる。CPU90は、インターフェース回路93を介してホスト装置94から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置を総合的に制御する。またCPU90は、RAM91を作業エリアとして使用し、ROM92に記録された本実施形態に係る処理を含むプログラムに従って、所定の制御を行う。
なお、A/D変換器52、サーボ信号演算部55、データ再生回路78、PLL制御回路76、エラー訂正回路62、スレッドモータ制御回路68、モータ制御回路64、CPU90、DSP54、トラッキング制御回路88、フォーカシング制御回路87、およびインターフェース回路93は、コントローラチップ110内に集積されている。
本装置のコントローラチップ110は、光検出セル84A〜84Hの各出力信号A〜Hに対してオフセットを加えるオフセット加算機能と、その信号のゲインを変更可能なゲイン可変機能とを有する。
まず、実際にサーボを行うときの演算とオフセット、ゲインの補正方法に関して図3を参照して説明する。
光ピックアップの各出力信号A〜Hはオフセット加算部201に入力される。オフセット加算部201は、各信号A〜Hに独立のオフセット量を加算する。オフセット加算部の出力はゲイン可変部202に入力される。ゲイン可変部202は、各信号のゲインを調整する。ゲイン可変部202の出力はセレクタ203に入力される。セレクタ203は入力された信号の一つをA/D変換器52に出力する。原理的には8個のA/D変換器を準備してもよいのではあるが、最近の技術ではA/D変換器の変換スピードが高速化したため、このブロック図のように切り替え信号にて切り替えて、タイムシェアリングにて検出するのが一般的である。
光ピックアップ65からの信号は、A/D変換器52にてデジタル信号化されて、サーボ信号演算部55にて先に述べた、フォーカスエラー信号FE=(A+D)−(B+C)、トラックエラー信号TE=(E+F)−(G+H)を演算する。
参照信号作成部204は、各信号A〜Hのそれぞれに関して、オフセット加算部201のオフセット量を表す信号として、各信号の平均レベルを検出する。そして、参照信号作成部204は、各信号の平均レベルがA/D変換器52のダイナミックレンジの中点となるような適切なオフセット量を求める。
また、参照信号作成部204は、フォーカス用の各信号(A−D)のゲインに関して、ゲイン可変部202のゲイン量を表す信号として、フォーカスに関する4セル(A,B,C,D)の和信号を演算し、その信号の平均レベルを検出する。そして、参照信号作成部204は、平均レベルがA/D変換器52のダイナミックレンジ内に収まるように、適切なゲインの調整量を求める。
また、参照信号作成部204は、トラッキング用の各信号(E−H)のゲインに関して、前記ゲイン可変部202のゲイン量を表す信号として、トラッキングに関する4セル(E,F,G,H)の和信号を演算し、その信号の平均レベルを検出する。そして、参照信号作成部204は、平均レベルがA/D変換器52のダイナミックレンジ内に収まるように、適切なゲインの調整量を求める。
参照信号作成部204は、このようにして求めた各信号(A−H)のオフセット加算量を表す信号So、フォーカス用4セル、およびトラッキング用4セルのそれぞれのゲインの可変量を表す信号Sgをフィードバックする構成となっている。
この信号の伝送方法に関しては、直接オフセットの加算量およびゲインの可変量をアナログ電圧で伝送して、オフセット加算部201として、リニア特性の加算回路、ゲイン可変部202としてゲインコントロール増幅器(乗算回路)を用いてもよいが、近年では、デジタルの信号を伝送して、各機能でDA変換(デジタルアナログ変換)して処理する方法が一般的である。
このようにして求めたエラー信号(サーボ信号)FE、TE、オフセットの加算量およびゲインの可変量を表す信号So、Sgは、同様にゲイン・オフセット補正部206にも伝送される。こちらの伝送もアナログ信号でもデジタル信号でもどちらでもよい。このゲイン・オフセット補正部206は、先にオフセット加算部201およびゲイン可変部202で加えた各信号のオフセットと変化させたゲインの影響を演算後のサーボ信号から取り除き、正しいサーボコントロールのためのエラー信号を作成する。具体的には以下のようになる。
参照信号作成部204で求められた、各信号のオフセットをAO―HO、フォーカス信号のゲイン変化量をdF(ゲイン可変部202の適正値との比)、トラッキングのゲイン変化量(ゲイン可変部202の適正値との比)をdT、あらかじめ求められているフォーカスエラー信号の演算に係わる信号の適性設定ゲインをGf、トラッキングエラー信号の演算に係わる信号の適性設定ゲインをGtとすると、A/D変換器52の出力が動作中心にするためには、求めたオフセットAO−HOをゲイン変化量dFまたはdTで割った値をオフセット加算部201に入れて、ゲイン可変部202でdF,dTゲインを変化させるということになる。その場合、ゲイン・オフセット補正部206では、演算したそれぞれのエラー信号からその加えたオフセットを引いて、ゲインを元に戻すために与えた変化量dF,dTで割ってあげれば正しいそれぞれのサーボコントロール信号が求まる。サーボコントロール信号は以下のようになる。
Figure 2009015894
つまり、A/D変換器52の動作レンジの適正値になるように、各信号のオフセットを求めてフィードバックし、各信号光量をあらわすそれぞれの和信号で信号ゲインの補正を行っても上記のように演算すれば結果は求めるエラー信号に等しくなり、A/D変換器52の適正な動作レベルを保ちながらディスクの変動などに追従できることを表している。
ちなみに、ゲインの変動が小さい場合はA/D変換器52のダイナミックレンジへの影響が小さいのでゲイン可変部202でゲインを変化させずに、ゲイン・オフセット補正部206で行うほうが簡単であるが、影響が出るほど大きな変動の場合はゲイン可変部202を切り替える必要がある。実際には信号の変化量で場合わけして対応していくことになる。
また、このような自動追従はサーボ信号の変動に比べて十分遅いスピード(約1/10以下のスピード)で応答させる。実際の変動は、もしDVDの16倍速で回転させたとしても変動の周期はディスク1周に一回で周期が約150Hzであるので、サーボ帯域の約5kHzの約1/30となり十分追いかけられる。
次に、部分的に欠陥などによって著しく信号が小さくなったり、メディアの反射率が部分的に明るくなったりした場合についての対応に関して説明をする。
A/D変換器52で検出された信号を、過大・過小信号検出部205にて、信号量の変化の度合いを検出する。もし傷や大きなごみなどで信号が出なかったり、逆にディスクの反射膜の部分欠陥で反射率が以上に高いエリアに関しては、前記フォーカス・トラッキングのそれぞれの和信号を検出してある値以上もしくは以下に急激に変化したことをコンパレータなどによって検出する。その場合は明らかにサーボコントロールはその信号では行うべきではないので、この検出直前の値でサーボコントロール信号をホールドし、この異常状態から抜け出した時、つまり信号振幅が適正に戻ったことを検出しまたもとのサーボ状態に復帰させることで対応する。ちなみに、A/D変換器52より前の回路が飽和しても復帰時間が十分早い前提で実施例は書かれているが、もし、飽和時間がかかるようであれば、もうひとつゲインが著しく小さい和信号を別途生成してA/D変換器52で検出すればよい。
また、ディスク上の指紋による信号が小さくなったり、部分的なグルーブ形状の異常(例えば部分的に深さが違うなど)等で発生する変動の場合は、例えば指紋の場合はあらかじめこのような急峻ではあるが比較的小さな変動を検出できるように過大・過小信号検出部205の比較電圧を変えたものを準備して検出することで、前記欠陥とは弁別が可能になる。弁別できたならば、この期間はいったんゲインを例えば約2倍(指紋の場合は1/2程度に小さくなることが一般的)に応答を早くして切り替えて、その後フィードバックするようにすればよい。またこの領域から正常な領域に戻るときの同様である。
次に情報の記録および再生時のような大きな状態変化の発生する場合に関して説明する。
記録中のサーボ信号の検出は近年はディスク回転の高速化に伴って、記録中の信号波形のサーボ帯域よりも十分早く、データ帯域よりは十分遅い帯域での平均値を検出してサードコントロールを行うのが一般的である。その場合は再生から記録もしくはその反対に動作を移行する場合は、ピックアップ出力の光−電圧変換係数をまず、大きく切り替えてピックアップ信号の出力が再生時と概ね等しい程度にする。その後、後段にあるゲイン可変部202で細かくゲイン地の調整を行い、正しい信号ゲイン(あらかじめディスクの交換時の学習等で求めておく)に動作の移行時に切り替える。この際に必要なオフセット補償値などもあらかじめ求めておいて、動作モードの変化時にいっせいにこれらを切り替えて、その後前記のようにオフセット加算部201、ゲイン可変部202、ゲイン・オフセット補正部206を用いて自動にて追従させればよい。当然ではあるが記録から再生に移行する場合も同じである。
このようなフォーカス・トラッキングのサーボがONしている場合のゲイン・オフセットの追従時の信号の様子を図4に示す。光ピックアップの出力とゲイン可変機能の出力信号をメディアの対応によって示している。
左から再生が始まり、情報ピットがない領域をスタートにしている。次に情報ピットのある領域での変動を表している。小さい変動や緩やかな変動には追従してゲイン可変部202の出力は前記原理による追従で変動しない。しかし、傷やごみ等がある場合、急峻に信号がなくなる。この部分はこの変動を過大・過小信号検出部205にて検出して入力信号を無視する。次にいったん情報ピットのない領域になるがここは前期同様に追従してほぼ同じレベルに保つ。次に記録の領域に入るが、この場合はいったん追従をきり、目標のゲインやピックアップの信号変換ゲイン、補正用のオフセット電圧の中心値などの設定等を一気に変更するので設定精度等から発生する多少のオフセット誤差は生じるもののほぼ同じレベルで保つことができる。
再生に戻った場合は同様にいったん追従をきり、設定を元の状態に戻して再度追従を行う。以上がデータの再生および記録の動作のときの説明である。
次に光ディスクのもうひとつの動作モードであるアクセス動作(目的の情報データを再生または記録する場合にディスク上の先頭の位置に光ピックアップを移動する。)に関して説明する。この場合は、フォーカスはサーボコントロールされた状態でトラッキングはサーボオフの状態になる。この場合フォーカスに関しては前記同様にしてサーボをかけていて、トラッキングのエラー信号は移動中の変化した本数を数えて移動した位置や速度の検出を行ったり、トラッキングサーボ直前ではその出力値などからサーボをONするタイミング等を検出している。その場合は本発明のオフセット、ゲインの追従をトラッキングOFF時の信号の検出のために利用できる。
図5にこの場合の信号の例を記載した。ピックアップが移動する場合はこの例のように光ピックアップの出力は、トラック1本で1周期変化する信号が現れる。ここに情報マークのある領域とない領域の差とかディスクの反射率変動などにより変化が重畳され、図のように位置によって信号量が減る等の変化が発生する。この際、例えば図のように平均レベルが徐々に減少していって、いずれA/D変換器52の入力レンジから外れてしまう。また、トラック1本の周期で変化する信号振幅もディスクの状態で減少してしまう。
そこで、前記したようなゲイン・オフセット追従機能を動作させる。この場合は、前記のように、平均レベルを検出して、オフセットとゲインの変化を判断しても大きくは異ならないが、実際の場合は光量の変動だけでなくグルーブを横切る信号の状態によっても変化してしまうため誤差を生じてしまう。そこで、各信号および和信号の変動のピークおよびボトムレベルの信号を検出し、例えばその中間レベルを演算で求めて、それを基準にオフセット・ゲインを変化させることで結果精度よく検出できる。そうした場合、演算により求めたトラッキングエラー信号は図のように処理がない場合に比べて振幅が一定になるように補正できる。
また、フォーカス信号の場合もこのグルーブを横切る信号がエラー信号にもれこんでくるので、トラッキングと同様にピークとボトムを検出した信号から作り出すほうがより精度のよい追従が可能になる。
以上のようにして動作させるわけであるが、光ディスクドライブにおいて実際に制御する手順を図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ディスクが装着された場合、まず対物レンズ70を最適点の前後に徐々に変化させて、フォーカス用の各信号のA/D変換器52の入力電圧の変化の中心電圧が、A/D変換器52の動作中心に位置し、サーボ信号演算部55で生成されたフォーカスエラー信号の振幅が目的値に一致するようなオフセットおよびゲインの設定電圧を求める(ステップS11)。次にフォーカスサーボをONし(ステップS12)、前述のような自動追従制御をONさせる(ステップS13)。
次に、トラッキング用の各信号のA/D変換器52の入力電圧の変化の中心電圧が、A/D変換器52の動作中心に位置し、サーボ信号演算部55で生成されたトラッキングエラー信号の振幅が目的値に一致するようなオフセットおよびゲインの設定電圧を求める(ステップS14)。次に自動追従制御をONさせて(ステップS15)、ディスクの状態による振幅への影響を取り除き、次にトラッキングサーボをONする(ステップS16)。
その後、アクセス等を行って、目標のアドレスに移動し情報データの再生や記録を行う。その際に、前記自動オフセット。ゲイン追従制御はONしているのでディスクの状態に応じて補正しているが、欠陥に関しては以下のように検出する。過大・過小信号検出部205で、ある値以上に、あるスピード以上に高速に変化した場合を検出する閾値を持つ。レベルの変動量が略1/2以上に大きく、かつ高速(例えばサーボ帯域と同等)の場合に検出でき、傷やごみとか反射率の局所的変動で本来サーボ制御を行ってはならないものを検出する。この検出がない場合(ステップS17のNo)、常にサーボコントロールおよびゲイン・オフセットの自動追従機能もONにしておく(ステップS18)。もし検出された場合(ステップS17のYes)、自動ゲイン・オフセット追従機能はOFF(直前の値をホールド)にし、サーボ制御も同様に直前の値でホールドとする(ステップS19)。次にこの検出状態から正しい信号レベル、つまり検出信号が検出されなくなるまで、時間を計測し、ある時間以上(例えばサーボ帯域の10倍の時間などサーボコントロールがホールドのままだと、次にサーボをONしても明らかに外れるであろう時間)以内で検出できた場合(ステップS20のNo)、再度サーボおよびゲイン・オフセットの自動追従をONする(ステップS21)。ある時間以上を超えた場合(ステップS20のYes)、サーボ異常として再度フォーカスを引き込むところからやり直すことにする(ステップS22)。ちなみにこのリトライ時はフォーカスとトラッキングの初期オフセットとゲインの設定ははじめにい行った値をあらかじめ覚えておいて、その値を設定することでよい。
本実施形態によれば、ディスクの検出信号の変動が大きい場合でも、ピックアップの各出力信号の検出の精度をよい状態でのA/D変換が可能となり、信号ゲインも精度よく設定できるため、ディスクの反射率やグルーブ形状の変化やディスク上の欠陥に対して安定なフォーカスおよびトラッキングサーボが実現できる。また、アクセスの際に光ピックアップが横切ったときにトラックをモニタする場合でもトラッキングエラー信号の振幅も前記のようなディスクの変化によらず精度よく検出できるようになる。
次に、異なる検出および計算方法を持つ、図7に示したような検出方式の例を挙げる。このピックアップヘッドの場合は、前述のフォーカスエラー信号FE=(A+D)−(B+C)、トラックエラー信号TE=(A+B)−(C+D)−K×{(E+F)-(G+H)}という演算をする。ここで、Kはピックアップによって決まる定数である。この場合、前記ピックアップヘッドと同じ8個のセルであるが、演算が複雑になっている。フォーカスエラー信号のセルとトラックエラー信号の一部のセル、つまりA,B,C,Dが重複したような演算となっている。
この場合は、まずフォーカスエラー信号を優先してA,B,C,Dのゲイン、オフセットの補正を前記同様に行う。
次にトラッキングエラー信号の残ったセル、E,F,G,Hのゲイン、オフセットの補正を同様に行い、A/D変換機のトラッキングエラー信号の演算結果を以下のように、A,B,C,Dの演算に関してはゲインをGfでA/D変換されているため、規格化してGtに変換させて、残りのセルE,F,G,HのゲインGtにして、減算を行えばよい。
Figure 2009015894
このように重複したセルで検出する方式でも適用が可能である。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係わる光ディスク装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示す光検出器の構成を示す平面図。 図1に示す、コントローラチップにおけるオフセット量の加算およびゲイン量を調整するための構成を示す図。 フォーカス・トラッキングサーボコントロールを行っているときの各セルの波形例を示す図。 オフトラック時に検出信号がディスクの変化によって減少した場合のオフセット、ゲインの変化にたいする制御およびその補正方法を示す波形例を示す図。 オフセット量の加算およびゲイン量を調整の制御の手順を示すフローチャート。 図1に示す光検出器の構成を示す平面図で図2とは異なった方式の例。
符号の説明
52…A/D変換器,55…サーボ信号演算部,84…光検出器,84A〜84H…光検出セル,87…フォーカシング制御回路,88…トラッキング制御回路,110…コントローラチップ,201…オフセット加算部,202…ゲイン可変部,203…セレクタ,204…参照信号作成部,205…過大・過小信号検出部,206…ゲイン・オフセット補正部。

Claims (17)

  1. 光ディスクからの光を検出し、電気信号にかえる複数の受光素子を有する分割受光素子と、
    第1参照信号に応じて前記各受光素子から出力された電気信号にそれぞれオフセット量を加えるオフセット加算部と、
    第2参照信号に応じてオフセットが加えられた各オフセット加算電気信号のゲイン量をそれぞれ調整するためのゲイン可変部と、
    前記オフセット加算電気信号のそれぞれをアナログからデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号からフォーカスおよびトラッキングサーボコントロールを行うためのエラー信号を生成するサーボ信号演算部と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号から前記第1参照信号および第2参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記第1参照信号および第2参照信号に応じて前記エラー信号を補正するゲイン・オフセット補正部とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記第1参照信号は、前記エラー信号のサーボ帯域に対して長い時間で演算された各受光素子の平均値に基づいて生成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記ゲイン・オフセット補正部は、前記オフセット加算部によって加算された各信号のオフセット量の総和を前記エラー信号から減算した値に、前記光ディスクの特性に最適なオフセット値を加算することを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク装置。
  4. 前記第2参照信号は、前記エラー信号のサーボ帯域に対して長い時間で演算された前記エラー信号の演算に係わる受光素子の加算信号の平均値に基づいて生成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  5. 前記ゲイン・オフセット補正部は、前記ゲイン可変部で調整されたゲイン量に基づいて、前記エラー信号のゲイン量が一定になるように補正することを特徴とする請求項1または4記載の光ディスク装置。
  6. 前記エラー信号のピークレベルおよびボトムレベルをサーボ帯域に対して十分遅いスピードにて検出し、その2つの信号から演算して求められる信号を元に前記第1参照信号および/または第2参照信号を生成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の光ディスク装置。
  7. 前記A/D変換器から出力されるデジタル信号が急激に変わったかどうかを検出する、過大・過小信号検出部を更に具備し、
    前記過大・過小信号検出部が急激に変わったことを検出している期間は前記ゲイン可変部のゲインの調整量をあらかじめ決めておいた値に設定することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光ディスク装置。
  8. 情報の再生から記録もしくは記録から再生への移行の場合、前記ゲイン可変部は、移行の直前に予め決められている量に基づいてゲイン量を調整し、前記移行後に前記A/D変換器から出力されるデジタル信号から生成される前記第2参照信号に基づいてゲイン量を調整することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光ディスク装置。
  9. 光ディスクからの光を検出し、電気信号にかえる複数の受光素子を有する分割受光素子から出力された各電気信号に対して、第1参照信号に応じたオフセット量をそれぞれ加えるオフセット加算部と、
    第2参照信号に応じてオフセットが加えられた各オフセット加算電気信号のゲイン量をそれぞれ調整するためのゲイン可変部と、
    前記オフセット加算電気信号のそれぞれをアナログからデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号からフォーカスおよびトラッキングサーボコントロールを行うためのエラー信号を生成するサーボ信号演算部と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号から前記第1参照信号および第2参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記第1参照信号および第2参照信号に応じて前記エラー信号を補正するゲイン・オフセット補正部とを具備することを特徴とする光ディスク装置のコントローラ。
  10. 前記第1参照信号は、前記エラー信号のサーボ帯域に対して長い時間で演算された各受光素子の平均値に基づいて生成されることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置のコントローラ。
  11. 前記ゲイン・オフセット補正部は、前記オフセット加算部によって加算された各信号のオフセット量の総和を前記エラー信号から減算した値に、前記光ディスクの特性に最適なオフセット値を加算することを特徴とする請求項9または10記載の光ディスク装置のコントローラ。
  12. 前記第2参照信号は、前記エラー信号のサーボ帯域に対して長い時間で演算された前記エラー信号の演算に係わる受光素子の加算信号の平均値に基づいて生成されることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置のコントローラ。
  13. 前記ゲイン・オフセット補正部は、前記ゲイン可変部で調整されたゲイン量に基づいて、前記エラー信号のゲイン量が一定になるように補正することを特徴とする請求項9または12記載の光ディスク装置のコントローラ。
  14. 前記エラー信号のピークレベルおよびボトムレベルをサーボ帯域に対して十分遅いスピードにて検出し、その2つの信号から演算して求められる信号を元に前記第1参照信号および/または第2参照信号を生成することを特徴とする請求項9〜13の何れかに記載の光ディスク装置のコントローラ。
  15. 前記A/D変換器から出力されるデジタル信号が急激に変わったかどうかを検出する、過大・過小信号検出部を更に具備し、
    前記過大・過小信号検出部が急激に変わったことを検出している期間は前記ゲイン可変部のゲイン量の調整量をあらかじめ決めておいた値に設定することを特徴とする請求項9〜14の何れかに記載の光ディスク装置のコントローラ。
  16. 情報の再生から記録もしくは記録から再生への移行の場合、前記ゲイン可変部は、移行の直前に予め決められている量に基づいてゲイン量を調整し、前記移行後に前記A/D変換器から出力されるデジタル信号から生成される前記第2参照信号に基づいてゲイン量を調整することを特徴とする請求項9〜14の何れかに記載の光ディスクドライブのコントローラ。
  17. 光ディスクからの光を検出し、電気信号にかえる複数の受光素子を有する分割受光素子から各受光素子が受光した光に応じた電気信号を出力し、
    第1参照信号に応じて前記各受光素子から出力された電気信号にそれぞれオフセット量を加え、
    第2参照信号に応じてオフセットが加えられた各オフセット加算電気信号のゲインをそれぞれ調整し、
    前記オフセット加算電気信号のそれぞれをアナログからデジタル信号に変換し、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号からフォーカスおよびトラッキングサーボコントロールを行うためのエラー信号を生成し、
    前記デジタル信号から前記第1参照信号および第2参照信号を生成し、
    前記第1参照信号および第2参照信号に応じて前記エラー信号を補正する
    ことを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
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