JP4342383B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体記憶装置に係り、特に電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成されるNAND型EEPROMに関する。
電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)の一つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリの基本単位であるNANDセルユニットは、直列に接続された複数のメモリセルとその両端に配置された二つの選択トランジスタにより構成される。一方の選択トランジスタはビット線BLに接続され、他方の選択トランジスタはメモリセルアレイ内で共通のソース線に接続される。
NAND型フラッシュメモリは、基本的に、図18に示すように、メモリセルのしきい値電圧の低い状態(通常負のしきい値状態)を論理“1”、しきい値電圧の高い状態(通常正のしきい値状態)を論理“0”として、二値データ記憶を行う。大容量のデータ記憶を行うためには、一つのメモリセルが取りうるしきい値電圧状態を増やせばよく、これにより4値記憶等の多値記憶を行うことができる。誤読み出しを起こさないためには、各データしきい値分布の間に一定の分離電圧帯を設定することが必要である。
二値データ記憶の場合、データ書き込み時には、“0”データのしきい値下限値Vthwを保証するべく、書き込み電圧印加動作とその書き込み状態を確認するベリファイ読み出し動作とを繰り返す。通常データ書き込みは、1ワード線を共有するメモリセルの集合として定義されるページ単位で行う。
データ消去は通常、ワード線を共有するNANDセルユニットの集合として定義されるブロック単位で行うが、この場合も“1”データのしきい値上限値Vtheを保証するために、消去電圧印加とベリファイ読み出しを繰り返す。
以上のような書き込み及び消去方式では、“0”データのしきい値下限値Vthw及び“1”データのしきい値上限値Vtheは保証できるが、これらのしきい値分布が実際にどの様な分布形状を示すかまでは分からない。メモリチップの特性を評価するには、具体的にどの様なデータしきい値分布が持つかを知ることも重要になる。データしきい値分布を測定するためには、選択されたメモリセルに与える読み出し電圧をスキャンして、読み出し電流検出を繰り返すことが必要になる。実際にその様な読み出し電圧をチップ外部から与えて、データしきい値分布を測定するテストモードを備えるということは、既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−283200号公報
NANDセルユニットの両端には選択トランジスタが設けられるが、これらの選択トランジスタの特性も読み出しや書き込み特性に大きな影響を与える。従来、選択トランジスタのしきい値評価は、ウェハのスクライブライン上に形成されるテスト用素子(TEG)の特性測定のみに頼っていた。
しかし、メモリセルアレイ内の選択トランジスタは、メモリセルと同時に形成されるため通常のトランジスタとは異なる特有の形状を持ち、一般にTEG素子の特性測定では正確な選択トランジスタの特性評価ができない。しかも、TEGの素子数は少ないから、メモリセルアレイ内の大量の選択トランジスタのしきい値ばらつきを評価することは困難である。特に、セルの微細化が進むにつれて、選択トランジスタの特定評価は重要な問題になっている。
この発明は、選択トランジスタの特性を測定するテストモードを備えた半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による半導体記憶装置は、複数個直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルとその両端に接続された第1及び第2の選択トランジスタとによりNANDセルユニットを構成するメモリセルアレイを備え、
前記第1及び第2の選択トランジスタを、その少なくとも一方のゲートには外部電圧を印加して、オンさせ、同時に前記NANDセルユニット内の全メモリセルの制御ゲートにデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加して、前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、前記外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの少なくも一方の特性を測定するテストモードを有する。
この発明によると、選択トランジスタの特性を測定するテストモードを備えた半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、NAND型フラッシュメモリの概略構成を示し、図2はそのメモリセルアレイ1の構成を示している。メモリセルアレイ1は、NANDセルユニットNUがマトリクス配列されて構成されている。一つのNANDセルユニットNUは、複数個直列に接続されたメモリセルMCi(i=0,1,…,31)と、その両端に接続される選択トランジスタTR1,TR2により構成されている。選択トランジスタTR1のドレインはビット線BLに、選択トランジスタTR2のソースは共通ソース線CELSRCに接続されている。
メモリセルMCiは、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルであり、通常浮遊ゲートと制御ゲートの積層構造を持つトランジスタにより構成され、その浮遊ゲートに電荷を蓄積することにより、データ記憶を行う。具体的に、浮遊ゲートが多くの電子を蓄積したしきい値の高い状態と、電子を放出したしきい値の低い状態とにより、二値データ記憶を行う。電荷蓄積状態を更に細かく制御することにより、多値記憶を行うこともできる。
NANDセルユニットNU内のメモリセルMCiの制御ゲートはそれぞれ異なるワード線WLiに接続されている。選択トランジスタTR1,TR2のゲートはワード線WLと並行する選択ゲート線SG1,SG2にそれぞれ接続されている。1ワード線を共有する複数のメモリセルの集合は、1ページ或いは2ページを構成する。ワード線WLと選択ゲート線SG1,SG2を共有する複数のNANDセルユニットNUの集合は、データ消去の単位となるブロックBLKを構成する。
図2に示すように、メモリセルアレイ1は、ビット線BL方向に複数のブロックBLK(BLK0,BLK1,…,BLKm−1)に分けられる。これらの複数ブロックを含むメモリセルアレイ1は、シリコン基板の一つのセルウェル内に形成されている。
メモリセルアレイ1のビット線BLには、読み出しデータをセンスし書き込みデータを保持するためのページバッファを構成する、複数のセンスアンプSAを有するセンスアンプ回路3が接続される。センスアンプ回路3はカラム選択ゲート4を介してデータバス9と接続される。ロウデコーダを含むワード線駆動回路2は、ワード線及び選択ゲート線を選択して駆動する。
データ入出力バッファ6は、センスアンプ回路3と外部入出力端子I/Oとの間でデータ“Data”授受を行う他、コマンド“Com.”やアドレス“Add.”を受け取る。コントローラ7は、チップイネーブル信号CEn、書き込みイネーブル信号WEn、読み出しイネーブル信号REn、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号を受けて、メモリ動作の全般の制御を行う。
具体的にコントローラ7は、コマンド“Com.”に基づいてアドレス“Add.”と書き込みデータ“Data”を判別して、前者はアドレスレジスタ5を介してワード線駆動回路2やカラムゲート回路4に転送し、後者はセンスアンプ回路3に転送する、という制御を行う。またコントローラ7は、外部制御信号に基づいて、書き込みや消去のシーケンス制御及び読み出しの制御を行う。
内部電圧発生回路8は、コントローラ7の制御により、各動作モードに必要な内部電圧を発生する。具体的に内部電圧発生回路8は、書き込み時選択ワード線に与えられる書き込み電圧Vpgmを発生するVpgm発生回路8a、書き込み時非選択ワード線に与えられるパス電圧Vpassを発生するVpass発生回路8c、読み出し時非選択ワード線及び選択ゲート線に与えられるパス電圧Vreadを発生するVread発生回路8b、消去時セルアレイが形成されたp型ウェルに与えられる消去電圧Veraを発生するVera発生回路8e等を有する。なお選択ゲート線にパス電圧Vpass,Vreadとは異なる、選択トランジスタを十分にオンにできる別の駆動電圧Vsgを与える場合には、更にVsg発生回路8dが用意される。
書き込み電圧Vpgmは、チャネルが0Vに設定された選択メモリセルにおいて、FNトンネリングによりチャネルから浮遊ゲートに電子注入が生じるに必要な電圧である。書き込みパス電圧Vpass及び読み出しパス電圧Vreadは、非選択メモリセルをそのデータによらずオンさせるに必要な電圧である。またこれらのパス電圧Vpass,Vread及び駆動電圧Vsgは、選択トランジスタを十分にオンさせるに必要な電圧である。
内部電圧発生回路8から動作モードに応じて出力される書き込み電圧Vpgm、書き込みパス電圧Vpass、読み出しパス電圧Vread、駆動電圧Vsgは、入力されたアドレスデータと動作モードに応じて、ワード線回路2で選択されて転送され、メモリセルアレイ1の対応するワード線や選択ゲート線に与えられることになる。
この実施の形態ではこれらの内部電圧とは別に、テストモードにおいて必要な外部電圧Vextを供給する少なくとも一つの外部端子12が設けられている。外部電圧Vextは、後述するように、コマンド入力によりテストモードが選択されたときに、内部電圧に代わってワード線駆動回路2を転送されてメモリセルアレイ1のワード線や選択ゲート線に与えられる。
内部電圧発生回路8が発生する各種内部電圧を、メモリ出荷前のテストの結果に応じて最適値に調整するために、プログラミング可能な不揮発性メモリ回路(ROM回路)10とトリミングデータレジスタ11とが配置されている。ROM回路10は具体的に、レーザ溶断型ヒューズを用いたヒューズ回路や、メモリセルアレイ1と同様のEEPROMセルを用いた不揮発性メモリ回路である。ROM回路10のプログラミングにより得られる各内部電圧のトリミングデータは、パワーオン時に自動的に読み出されてトリミングデータレジスタ11に保持され、これに基づいて内部電圧発生回路8の出力電圧が最適調整される。
図3は、センスアンプ回路3の一つのセンスアンプSAの要部構成を示している。センスアンプSAは、センスノードNsenとビット線BLとの間を選択的に接続するクランプ用NMOSトランジスタQ1、センスノードNsen及びビット線BLをプリチャージするためのプリチャージ用NMOSトランジスタQ2を有する。クランプ用NMOSトランジスタQ1は、ビット線電圧をクランプする働きと、ビット線データを増幅するプリセンスアンプとしての働きを持つ。センスノードNsenには電荷保持用キャパシタCが接続されている。
センスノードNsenは、転送用NMOSトランジスタQ3を介してデータラッチ31に接続される。データラッチ31は、読み出し時メモリセルの読み出しデータが転送されると共に、書き込み時には書き込みデータを保持する働きを持つ。
図4は、ワード線駆動回路2の構成を、メモリセルアレイ1の1ブロックBLKjとの関係で示している。ドライバセット23は、メモリセルアレイ1の全ブロックに共通に用いられるもので、1ブロック内の32本のワード線WLiを駆動するための32個のワード線ドライバCGDRViと、選択ゲート線SG1,SGSを駆動するための選択ゲート線ドライバSGDDRV,SGSDRVを有する。
ドライバセット23は、ページデコーダ出力とコントローラ7から出力される各種制御信号により制御されて、内部電圧発生回路8が出力する内部電圧を必要なワード線や選択ゲート線に転送するものである。これらのドライバCGDRVi,SGDDRV,SGSDRGの出力が供給される駆動信号線CGi,SGD,SGSは、転送トランジスタ群21を介して選択ブロックのワード線WLi,選択ゲート線SG1,SG2に接続されることになる。
転送トランジスタ群21は、各ブロック毎に設けられて、その共通ゲートがブロックデコーダ22により制御される。即ち、ブロックアドレスにより選択されたブロックについて、転送トランジスタ群21がオンになり、信号線CGi,SGD,SGSを転送された制御電圧がワード線WLi,選択ゲート線SG1,SG2に与えられることになる。
ブロックデコーダ22は動作モードに応じて高電圧VRDECを転送トランジスタ21の共通ゲートに与える。例えばデータ書き込み時であれば、Vpgm+Vt(Vtは転送トランジスタ21のしきい値)なる高電圧VRDECが選択されたブロックの転送トランジスタ21の共通ゲートに与えられる。これにより転送トランジスタ21は、書き込み電圧Vpgmをレベル低下させることなく、選択ワード線に転送できるようになっている。
この実施の形態においては、ドライバセット23は、書き込み電圧Vpgm、書き込みパス電圧Vpass、読み出しパス電圧Vreadの他、テストモードにおいて外部端子12から与えられる外部電圧Vextを転送できるように構成されている。特にこの実施の形態では、この外部電圧Vextが、ワード線ドライバCGDRViだけでなく、選択ゲート線ドライバSGDDRV,SGSDRVにも与えられていることが特徴である。即ち、選択トランジスタTR1,TR2のいずれか一方或いは両方に対しても、ゲート電圧となる外部電圧Vextを与えて、選択トランジスタTR1,TR2の特性を測定するテストモードが可能となっている。
ワード線ドライバCGDRViは、図5に示すように、基本的には書き込み電圧Vpgm、書き込みパス電圧Vpass、読み出しパス電圧Vread、及び外部電圧Vextを駆動信号線CGiに選択的に転送するための転送トランジスタQ11−Q14と、駆動信号線CGiを接地電位Vssに設定するためのトランジスタQ15を備えて構成される。論理回路51は、ページデコーダ出力と、コントローラ7から出力される読み出し/書き込みの制御信号R/W、及びテスト信号TM1−TM5に基づいて、これらのトランジスタQ11−Q15のゲートA1−E1を選択的に駆動するように構成されている。
選択ゲート線ドライバSGDDRV,SGSDRVは、図6に示すように、書き込みパス電圧Vpass、読み出しパス電圧Vread、及び外部電圧Vextを駆動信号線SGD(SGS)に選択的に転送するための転送トランジスタQ21−Q23と、駆動信号線SGD(SGS)を接地電位Vssに設定するためのトランジスタQ24を備えて構成される。この実施の形態では選択トランジスタのゲート駆動にパス電圧Vpass,Vreadを用いるが、前述のようにこれらに代わって、別の駆動電圧Vsgを用いる場合もある。論理回路61は、コントローラ7から出力される読み出し/書き込みの制御信号R/W、及びテスト信号TM1−TM5に基づいて、これらのトランジスタQ21−Q24のゲートA2−D2を選択的に駆動するように構成されている。
メモリセルMCiが二値記憶を行う場合のデータとしきい値の関係は、先に説明した図18の通りである。メモリセルの負のしきい値状態を論理“1”データ、正のしきい値状態を論理“0”データとする。メモリセルを“1”データ状態にする動作を消去動作、“0”状態にする動作を狭義の書き込み動作とする。この実施の形態では、図18に示すような選択トランジスタTR1,TR2のしきい値分布やその他の特性を測定するテストモードを持つことが特徴であるが、この点は後に詳しく説明する。
NAND型フラッシュメモリでは、データ書き込み及びデータ読み出しはページ単位で行われる。データ消去は通常ブロック単位で行われる。これらの動作を簡単に説明すると、次の通りである。
データ書き込みは、センスアンプ回路3にロードした書き込みデータに応じてNANDセルチャネルを充電した後、選択ブロック内の選択ワード線に書き込み電圧Vpgmを印加し、非選択ワード線及び選択ゲート線にパス電圧Vpassを与える。“0”書き込みセルでは、チャネルから浮遊ゲートに電子が注入されて、しきい値電圧が正方向に変化する。“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)では、チャネルが容量カップリングにより昇圧されて、浮遊ゲートに電子注入が生じない。これにより、選択ページ内の各メモリセルに“0”,“1”データが書かれる。但し、実際のデータ書き込みでは、書き込み電圧印加とベリファイ読み出しが繰り返される。
データ読み出しは、選択ブロック内の選択ワード線に0Vを印加し、非選択ワード線及び選択ゲート線にパス電圧Vreadを与えて、予め充電したビット線が選択セルにより放電されるか否かを検出することにより、データ判定する。即ち、センスアンプ回路3により、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することによって、1ページのデータ“0”,“1”を判定する。
データ消去は、選択ブロックの全ワード線を0Vとし、セルアレイが形成されたp型ウェルに消去電圧Veraを印加することにより、選択ブロックの全メモリセルの浮遊ゲートの電子をチャネルに放出させる。このとき非選択ブロックについては、ワード線をフローティングとすることにより、浮遊ゲートとチャネル間に大きな電界がかからず、データ消去されないようにする。
次にこの実施の形態の特徴であるいくつかのテストモードを説明する。ここで考えているテストは、ウェハ段階で行われ、得られたテストデータは、出荷前の内部電圧発生回路8の電圧調整のために利用されるものであるが、或いはその後のフラッシュメモリ製造プロセスへのフィードバックを行うためのデータとしても利用できる。
[テストモード1]
図18に示したメモリセルデータのしきい値分布を測定するテストモード1を、図7乃至図9を参照して説明する。図7は、このテストモード1の動作タイミングを示し、図8はそのテスト動作フローを示し、図9は、しきい値判定時のNANDセルユニットのバイアス関係を示している。
ここでは予め選択された1ページのメモリセルにオール“0”データを書き込み、その“0”データのしきい値分布を測定するものとする。以下で説明するテスト動作を繰り返せば、セルアレイの全メモリセルの“0”データしきい値分布を測定することも可能である。
図8に示すように、テストモードは、テスト用コマンドを入力することにより開始する。コマンド入力後、選択アドレスを入力すると(ステップS1)、コントローラ7によって、通常のデータ読み出しと同様の動作制御が行われる。このときコントローラ7からは例えばテスト信号TM1が出力される。これにより、図5及び図6に示したワード線ドライバCGDRVi及び選択ゲート線ドライバSGDDRV,SGSDRVでは、次のような電圧選択がなされる。
ここでは、あるブロックのワード線WL1が選択されたテストを説明する。選択ページに対応するドライバCGDRV1では、トランジスタQ14がオン、トランジスタQ11−Q13及びQ15がオフになり、外部電圧Vextが選択される。残りの非選択ワード線対応のワード線ドライバCGDRV0,CGDRV2−31及び選択ゲート線ドライバSGDDRV,SGSDRVでは、パス電圧Vreadが選択される。
図7に示すように、時刻t0で選択ワード線WL1には外部電圧Vextが、非選択ワード線WL0,WL2−31及びビット線側の選択ゲート線SG1にはパス電圧Vreadが与えられる(ステップS2)。外部電圧Vextは、読み出しサイクルの初期値として、例えば図18に示す“0”データしきい値分布の下限値Vthw近傍に設定される。この外部電圧Vextは、図7に示すように、複数サイクルの読み出し動作でレベルが切り換えられる。
時刻t1でセンスアンプ回路3のクランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2をオンにして、ビット線BLをVBLにプリチャージする(ステップS3)。ビット線プリチャージ動作終了後、時刻t2でソース線側選択ゲート線SG2にパス電圧Vreadを与えることにより、ビット線BL放電動作が開始される(ステップS4)。即ち選択ページの各“0”データセルのしきい値が外部電圧Vext以下であれば、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流が流れ、以上であれば読み出し電流が流れない。この読み出し電流を検出して、データセンスする。
図9はこのデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示しており、選択ワード線WL1に外部電圧Vextが、その他の非選択ワード線及び選択ゲート線SG1,SG2にパス電圧Vreadが与えられている。データセンスは具体的に、時刻t3でクランプ用トランジスタQ1のゲートにセンス用電圧Vsen+Vtを与え、ビット線BL電圧がセンス用電圧Vsen以下であるか、以上であるかを検出することにより、行われる(ステップS5)。読み出しデータは、データラッチ31に転送されるが、その詳細動作は図7では省略している。
センスアンプ回路3の1ページの読み出しデータは、例えば1バイトずつシリアル転送されて、外部I/O端子に出力される(ステップS6)。以上により、1サイクルの読み出し動作が終了する。図7の時刻t4以降は、リカバリー動作である。
この後、予め設定した読み出しサイクル数が最大値Nmaxに達したか否かを判断する(ステップS7)。NOであれば、外部電圧VextをΔVだけレベルアップして(ステップS8)、以下同様の読み出しサイクルを最大値Nmaxに達するまで繰り返す。
以上の読み出しデータを統計処理すれば、1ページの“0”書き込みデータのしきい値分布を正確に知ることができる。前述のように、同様のテストをページを切り換えて繰り返せば、セルアレイ全体のしきい値分布を測定することができる。
以上のテスト結果は、書き込み電圧Vpgmやパス電圧Vpass,Vread等の内部電圧調整のために、フィードバックされる。即ち、ROM回路10をプログラミングすることによって、最適の内部電圧値を出力するように調整することができる。
なお、この実施の形態では、ワード線WLiと選択ゲート線SGD,SGSに同じパス電圧Vreadを与える例を示しているが、前述のように選択ゲート線SGD,SGSについては、駆動電圧Vsgを用いることもできる。これは以下のテストモードでも同様である。
[テストモード2]
次に、ビット線側の選択トランジスタTR1のしきい値電圧分布を測定するテストモード2を、図10乃至図12を参照して説明する。図10は読み出しサイクルの動作タイミング図であり、図11はテスト動作フロー、図12はしきい値判定時のNANDセルユニットのバイアス関係を示している。
図11に示すように、テストモード2は、テスト用コマンドを入力することにより開始する。コマンド入力後、選択アドレスを入力すると(ステップS11)、コントローラ7によって、通常のデータ読み出しと同様の動作制御が行われる。但しこのテストではブロック選択を行うが、ブロック内の全ワード線は非選択状態とする。このときコントローラ7からは例えばテスト信号TM2が出力される。これにより、図5及び図6に示したワード線ドライバCGDRVi及び選択ゲート線SGSDRVでは、全ワード線WL0−31及びソース側選択ゲート線SG2に与えるパス電圧Vreadが選択され、選択ゲート線ドライバSGDDRVではビット線側選択ゲート線SG1に与える外部電圧Vextが選択される。
図10に示すように、時刻t0で全ワード線にパス電圧Vreadが、ビット線側の選択ゲート線SG1には外部電圧Vextが与えられる(ステップS12)。外部電圧Vextは、最初の読み出しサイクルの初期値としては、図18に示す選択トランジスタしきい値分布の下限値近傍に設定される。この外部電圧Vextは、図10に示すように、複数サイクルの読み出し動作でレベルが切り換えられる。
時刻t1でセンスアンプ回路3のクランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2をオンにすることで、ビット線BLはVBLにプリチャージされる(ステップS13)。ビット線プリチャージ動作終了後、時刻t2でソース線側選択ゲート線SG2にパス電圧Vreadを与えることにより、ビット線BL放電動作が開始される(ステップS14)。即ち選択トランジスタTR1のしきい値が外部電圧Vext以下であれば、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流が流れ、以上であれば読み出し電流が流れない。
図12はこのデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示しており、選択ゲート線SG1に外部電圧Vextが、全ワード線及び選択ゲート線SG2にパス電圧Vreadが与えられている。NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、選択トランジスタTR1のしきい値が外部電圧Vext以上であればデータ“0”として、以下であればデータ“1”として読み出される。
具体的には、時刻t3でクランプ用トランジスタQ1のゲートにセンス用電圧Vsen+Vtを与え、ビット線BLの電圧レベルを検出することにより、データ判定が行われる(ステップS15)。読み出しデータは、データラッチ31に転送される。センスアンプ回路3に読み出された1ページ分相当のしきい値データは、通常のデータ読み出しと同様に、例えば1バイトずつシリアル転送されて、外部I/O端子に出力される(ステップS16)。以上により、1サイクルの読み出し動作が終了する。図10の時刻t4以降は、リカバリー動作である。
この後、予め設定した読み出しサイクル数が最大値Nmaxに達したか否かを判断する(ステップS17)。NOであれば、外部電圧VextをΔVだけレベルアップして(ステップS18)、以下同様の読み出しサイクルを最大値Nmaxに達するまで繰り返す。
以上の読み出しデータを統計処理すれば、1ブロック内の選択トランジスタTR1のしきい値分布を知ることができる。前述のように、同様のテストを選択ブロックを切り換えて繰り返せば、セルアレイ全体の選択トランジスタTR1のしきい値分布を測定することができる。
このテストの結果、選択トランジスタTR1のしきい値が例えば設計値より高いことが明らかになった場合には、この選択トランジスタTR1に与えられるパス電圧Vpass,Vread或いはこれらのパス電圧とは別に与えられる駆動電圧Vsgをより高くすることにより、フラッシュメモリの歩留まりと信頼性を高いものとすることができる。これは、ROM回路10をプログラミングすることにより、可能である。
[テストモード3]
次に、ソース線CELSRC側の選択トランジスタTR2のしきい値分布を測定するテストモード3を、図13乃至図15を参照して説明する。図13は読み出しサイクルの動作タイミング図であり、図14はテスト動作フロー、図15はしきい値判定時のNANDセルユニットのバイアス関係を示している。
図13に示すように、テストモード3は、テスト用コマンドを入力することにより開始する。コマンド入力後、選択アドレスを入力すると(ステップS21)、コントローラ7によって、通常のデータ読み出しと同様の動作制御が行われる。このテストでもブロック選択を行うが、ブロック内の全ワード線は非選択である。このときコントローラ7からは例えばテスト信号TM3が出力される。これにより、図5及び図6に示したワード線ドライバCGDRVi及び選択ゲート線SGDDRVでは、全ワード線WL0−31及びビット線選択ゲート線SG1に与えるパス電圧Vreadが選択され、選択ゲート線ドライバSGSDRVではソース線側選択ゲート線SG2に与える外部電圧Vextが選択される。
図13に示すように、時刻t0で全ワード線及びビット線側の選択ゲート線SG1にパス電圧Vreadを与える(ステップS22)。時刻t1でセンスアンプ回路3のクランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2をオンにして、ビット線BLをVBLにプリチャージする(ステップS23)。ビット線プリチャージ動作終了後、時刻t2でソース線側選択ゲート線SG2に外部電圧Vextを与えることにより、ビット線BL放電動作が開始される(ステップS24)。外部電圧Vextは、テストモード2におけると同様に、読み出しサイクルの初期値としては、図18に示す選択トランジスタしきい値分布の下限値近傍に設定される。この外部電圧Vextは、図13に示すように、複数サイクルの読み出し動作でレベルが切り換えられる。
選択トランジスタTR2のしきい値が外部電圧Vext以下であれば、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流が流れ、以上であれば読み出し電流が流れない。図15はこのデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示しており、ビット線側選択ゲート線SG1及び全ワード線及にパス電圧Vreadが与えられ、ソース線側選択ゲート線SG2に外部電圧Vextが与えられている。NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、選択トランジスタTR2のしきい値が外部電圧Vext以上であればデータ“0”として、以下であればデータ“1”として読み出される。
具体的には、時刻t3でクランプ用トランジスタQ1のゲートにセンス用電圧Vsen+Vtを与え、ビット線BLの放電レベルを検出することにより、データ判定が行われる(ステップS25)。読み出しデータは、データラッチ31に転送される。センスアンプ回路3に読み出された1ページ分相当のしきい値データは、1バイトずつシリアル転送されて、外部入出力端子I/Oに出力される(ステップS26)。以上により、1サイクルの読み出し動作が終了する。
この後、予め設定した読み出しサイクル数が最大値Nmaxに達したか否かを判断する(ステップS27)。NOであれば、外部電圧VextをΔVだけレベルアップして(ステップS28)、以下同様の読み出しサイクルを最大値Nmaxに達するまで繰り返す。
以上の読み出しデータを統計処理すれば、1ブロック内の選択トランジスタTR2のしきい値分布を知ることができる。前述のように、同様のテストを選択ブロックを切り換えて繰り返せば、セルアレイ全体の選択トランジスタTR2のしきい値分布を測定することができる。このテスト結果を参照して、ROM回路10をプログラミングすることにより、選択トランジスタTR2が最適のオン状態に駆動されるように調整することが可能である。
[テストモード4]
NANDセルユニットの二つの選択トランジスタTR1,TR2に同時に外部電圧を印加して、NANDセルユニットの選択トランジスタ依存性を測定するテストを行うこともできる。テストコマンド入力を受けて、センスアンプ回路によりNANDセルユニットの読み出し電流検出を行うことは、基本的にテストモード2.3と同様であり、その詳細な動作説明は省く。
図16は、このテストモード4でのセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示している。全ワード線WLiにパス電圧Vreadが印加され、選択ゲート線SGD,SGSにそれぞれ外部電圧Vext1,Vext2が印加された状態で読み出し電流検出を行う。但し外部電圧は、Vext1=Vext2であってもよい。
この様なバイアス条件で読み出し電流を検出すれば、選択トランジスタTR1,TR2を区別することなく、NANDセルユニット特性の選択トランジスタしきい値依存性を知ることができる。
[テストモード5]
NANDセルユニットの選択トランジスタTR1,TR2については、しきい値電圧だけでなく、図19に示すようなゲート電圧(Vg)−ドレイン電流(Id)特性を知ることも望ましい。選択トランジスタTR1,TR2がどの様なVg−Id特性を持つかは、NANDセルユニットの読み出し電流のばらつきに関係し、データ書き込み及び読み出しの信頼性にも影響を与えるからである。
図17は、選択トランジスタTR1のVg−Id特性を測定するテストモード5のバイアス関係を示している。図示のように、全ワード線WLi及びソース線側選択ゲート線SG2にパス電圧Vreadを与え、ビット線側選択ゲート線SG1にゲート電圧となる外部電圧Vext1を与える。これらの制御電圧は、先のテストモード1−4におけると同様に、コマンド入力に基づいて、ワード線駆動回路2を介して与えられるものとする。
このテストモード5のためには、図3に示すように、もう一つの外部電圧端子13が用意され、ここに選択トランジスタTR1のドレイン電圧となる外部電圧Vext3が与えられる。この外部電圧Vext3は、コントローラ7から出力されるテスト信号TM5により制御されるトランジスタQ31を介してビット線BLに与えられる。このときデータラッチ31は、ビット線BLから切り離された状態とされる。
外部電圧Vext1をスキャンして、NANDセルユニットの貫通電流(即ち選択トランジスタTR1のドレイン電流Id)を外部端子13で検出すれば、選択トランジスタTR1のVg−Id特性を測定することができる。
ビット線側選択トランジスタTR1にパス電圧Vreadを与え、ソース線側選択トランジスタTR2に外部電圧Vext1を与えて、同様にドレイン電流測定を行えば、選択トランジスタTR2のVg−Id特性を測定することができる。
この発明の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの等価回路を示す図である。 同フラッシュメモリのセンスアンプ構成を示す図である。 同フラッシュメモリのワード線駆動回路の構成を示す図である。 同ワード線駆動回路のワード線ドライバ構成を示す図である。 同ワード線駆動回路の選択ゲート線ドライバの構成を示す図である。 同フラッシュメモリのテストモード1の動作タイミング図である。 同テストモード1の動作フローを示す図である。 同テストモード1のデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示す図である。 同フラッシュメモリのテストモード2の動作タイミング図である。 同テストモード2の動作フローを示す図である。 同テストモード2のデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示す図である。 同フラッシュメモリのテストモード3の動作タイミング図である。 同テストモード3の動作フローを示す図である。 同テストモード3のデータセンス時のNANDセルユニットのバイアス関係を示す図である。 同フラッシュメモリのテストモード4のバイアス関係を示す図である。 同フラッシュメモリのテストモード5のバイアス関係を示す図である。 NAND型フラッシュメモリの二値データセル及び選択トランジスタのしきい値電圧分布を示す図である。 選択トランジスタのゲート電圧−ドレイン電流特性を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…ワード線駆動回路、3…センスアンプ回路、4…カラム選択ゲート、5…アドレスレジスタ、6…I/Oバッファ、7…コントローラ、8…内部電圧発生回路、9…データバス、10…ROM回路、11…トリミングデータレジスタ、12,13…外部電圧(Vext)端子、MCi…メモリセル、TR1,TR2…選択トランジスタ、WLi…ワード線、SG1,SG2…選択ゲート線、BL…ビット線、21…転送トランジスタ、22…ブロックデコーダ、23…ドライバセット。

Claims (5)

  1. 複数個直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルとその両端に接続された第1及び第2の選択トランジスタとによりNANDセルユニットを構成するメモリセルアレイを備え、
    前記第1及び第2の選択トランジスタを、その少なくとも一方のゲートには外部電圧を印加して、オンさせ、同時に前記NANDセルユニット内の全メモリセルの制御ゲートにデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加して、前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、前記外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの少なくも一方の特性を測定するテストモードを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、一方向に配列された複数のNANDセルユニットにより構成される少なくとも一つのブロックと、前記ブロック内のNANDセルユニットの第1及び第2の選択トランジスタのゲートをそれぞれ共通接続する第1及び第2の選択ゲート線と、前記ブロック内の前記一方向に並ぶメモリセルの制御ゲートを共通接続する複数のワード線と、各NANDセルユニットの一端がそれぞれ前記第1の選択トランジスタを介して接続される複数のビット線と、前記各NANDセルユニットの他端が前記第2の選択トランジスタを介して共通接続されるソース線とを有し、
    前記テストモードは、前記ブロック内の第1及び第2の選択ゲート線に第1及び第2の選択トランジスタをオンにする駆動電圧を、その少なくとも一方を外部電圧として印加し、同時に前記ブロック内の全ワード線にデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加して、前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出するという読み出し動作を、前記外部電圧レベルを切り換えて複数回繰り返すことにより、前記外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの少なくとも一方のしきい値電圧分布を測定するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイは、一方向に配列された複数のNANDセルユニットにより構成される少なくとも一つのブロックと、前記ブロック内のNANDセルユニットの第1及び第2の選択トランジスタのゲートをそれぞれ共通接続する第1及び第2の選択ゲート線と、前記ブロック内の前記一方向に並ぶメモリセルの制御ゲートを共通接続する複数のワード線と、各NANDセルユニットの一端がそれぞれ前記第1の選択トランジスタを介して接続される複数のビット線と、前記各NANDセルユニットの他端が前記第2の選択トランジスタを介して共通接続されるソース線とを有し、
    前記テストモードは、前記ブロック内の第1及び第2の選択ゲート線に第1及び第2の選択トランジスタをオンにする駆動電圧を、その少なくとも一方をスキャンされる第1の外部電圧として印加しかつ、前記ブロック内の全ワード線にデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加すると同時に、選択されたビット線に第2の外部電圧を印加して、選択されたNANDセルユニット内の前記第1及び第2の外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの一方のゲート電圧−ドレイン電流特性を測定するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 複数のNANDセルユニットを配列して構成され、各NANDセルユニットは、制御ゲートがそれぞれ異なるワード線に接続された、複数個直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセル、及びその両端をそれぞれビット線及び共通ソース線に接続するための、ゲートがそれぞれ第1及び第2の選択ゲート線に接続された第1及び第2の選択トランジスタを有するメモリセルアレイと、
    アドレス入力及び動作モードに応じて前記メモリセルアレイのワード線、第1及び第2の選択ゲート線を駆動するワード線駆動回路と、
    前記メモリセルアレイのビット線に接続されるセンスアンプ回路とを備え、
    選択されたワード線に第1の外部電圧を、非選択ワード線にデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加し、同時に前記第1及び第2の選択ゲート線に前記第1及び第2の選択トランジスタをオンにする駆動電圧を印加して、前記センスアンプ回路により前記NANDセルユニットの貫通電流を検出することにより、前記選択ワード線につながる選択メモリセルの特性を測定する第1のテストモードと、
    前記第1及び第2の選択ゲート線に第1及び第2の選択トランジスタをオンさせる駆動電圧をその少なくとも一方を第2の外部電圧として印加し、同時に前記第1及び第2の選択ゲート線に挟まれた全ワード線にデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を印加して、前記センスアンプ回路により前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、前記第2の外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの少なくも一方の特性を測定する第2のテストモードを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 前記第1のテストモードは、前記第1の外部電圧を複数レベルにわたって切り換え、その各レベルで前記センスアンプ回路により前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、前記選択メモリセルのしきい値電圧分布を測定するものであり、
    前記第2のテストモードは、前記第2の外部電圧を複数レベルにわたって切り換え、その各レベルで前記センスアンプ回路により前記NANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出することにより、前記第2の外部電圧により駆動される第1及び第2の選択トランジスタの少なくとも一方のしきい値電圧分布を測定するものである
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
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