JP4327798B2 - 半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、定期的にリフレッシュ動作が必要な半導体メモリに関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリは、歩留を向上させ、チップコストを低減するために、製造工程で発生したメモリセル列の不良を救済する冗長メモリセル列(冗長回路)を有している。試験工程において不良のメモリセル列を冗長メモリセル列に置き換えることで、メモリセル列の不良が救済される。
不良のメモリセル列を冗長メモリセル列に置き換える方式として、リプレース冗長方式が挙げられる。リプレース冗長方式を採用する半導体メモリは、不良のメモリセル列のアドレスを記憶するヒューズ回路等のROM(Read Only Memory)を有している。リプレース冗長方式では、ワード線(ワードドライバ)とワードデコーダとはROMを介すことなく接続されるため、ROMの配置自由度が高くなる。このため、例えば、半導体メモリが複数のメモリセルアレイを有する場合に、ワードデコーダを共通して形成することが容易になる。従って、リプレース冗長方式は、チップサイズの低減に有効である。
一方、DRAM等では、メモリセルは、キャパシタに充電される電荷によりデータを記憶するため、一定の周期でメモリセルのデータを再書き込みするリフレッシュ動作を実施する必要がある。リフレッシュ動作中の消費電力を低減するために、シフトリフレッシュ方式と称される技術を採用した半導体メモリが、例えば、特許文献1に開示されている。この種の半導体メモリは、リフレッシュ動作中に、シフトレジスタを用いてリフレッシュ動作の対象となるワード線を順次選択する。このため、リフレッシュカウンタ等のリフレッシュアドレスの生成回路、および外部アドレスとリフレッシュアドレスとの切り替え回路は不要になる。この結果、チップサイズの増大を抑制でき、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。
特開2000−311487号公報
本発明者は、リプレース冗長方式の半導体メモリにシフトリフレッシュ方式を導入することを検討した。リプレース冗長方式の半導体メモリにシフトリフレッシュ方式を単純に適用すると、冗長メモリセル列の使用時に不良のメモリセル列がリフレッシュされてしまう、または冗長メモリセル列の不使用時に冗長メモリセル列がリフレッシュされてしまう。リフレッシュ動作中に活性化不要のワード線が活性化されるため、充放電電流が無駄に消費されてしまう。すなわち、シフトリフレッシュ方式によるリフレッシュ動作中の消費電力の低減効果が低下してしまう。また、冗長メモリセル列の使用時に不良のメモリセル列のワード線を活性化させると、メモリセル列の不良がワードデコーダに起因する場合、またはワード線同士のショート、ワード線とビット線とのショートおよびメモリセル同士のショートのいずれかに起因する場合、その他のメモリセル列の記憶データを破壊する恐れがある。
本発明の目的は、シフトリフレッシュ方式を採用する半導体メモリの消費電力を低減することにあり、特に、セルフリフレッシュモード中の消費電力を低減することにある。
本発明の半導体メモリの一形態では、メモリセルアレイは、複数の通常メモリセル列および冗長メモリセル列を有している。各通常メモリセル列は、通常ワード線および通常ワード線に接続された通常メモリセルを有している。冗長メモリセル列は、通常メモリセル列の不良を救済するための冗長ワード線および冗長ワード線に接続された冗長メモリセルを有している。シフトレジスタは、通常ワード線および冗長ワード線のいずれかをリフレッシュ要求毎に順次活性化させるために、通常ワード線および冗長ワード線にそれぞれ対応する複数のラッチで構成されている。活性化回路は、シフトレジスタの出力に応じて、通常ワード線および冗長ワード線のいずれかを活性化させる。第1記憶回路は、通常メモリセル列のいずれかに不良が存在するときに、不良の通常メモリセル列を示す不良アドレスを予め記憶する。第1比較回路は、シフトレジスタの出力が第1記憶回路に記憶された不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号を活性化させる。第1活性化制御回路は、不良一致信号の活性化に伴って、不良アドレスに対応する通常ワード線の活性化を禁止する。
この構成により、シフトレジスタを用いてリフレッシュ動作の対象となるワード線を順次選択するシフトリフレッシュ方式を採用する半導体メモリにおいて、通常メモリセル列のいずれかに不良が存在し、第1記憶回路が不良アドレスを記憶している場合、不良の通常メモリセル列のワード線が活性化されることを防止できる。この結果、不良の通常メモリセル列のリフレッシュを禁止でき、リフレッシュ動作に伴う充放電電流の無駄な消費を回避できる。また、シフトリフレッシュ方式を採用しているため、リフレッシュアドレス生成回路および外部アドレスとリフレッシュアドレスとの切り替え回路は不要になる。従って、チップサイズの増大を抑制でき、リフレッシュ動作を短時間で実施できる。リフレッシュアドレス生成回路および切り替え回路が不要になるとともに、不良の通常メモリセル列のリフレッシュが禁止されるため、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。リフレッシュ動作を定期的に繰り返すセルフリフレッシュモード中、半導体メモリの消費電力は、リフレッシュ動作に伴う消費電力が支配的である。このため、特に、セルフリフレッシュモード中の消費電力の低減に有効である。さらに、不良の通常メモリセル列の通常ワード線は活性化されないため、通常メモリセル列の不良がワードデコーダに起因する場合、または通常ワード線同士のショート、通常ワード線とビット線とのショートおよび通常メモリセル同士のショートのいずれかに起因する場合、正常な通常メモリセル列の記憶データが破壊されることを防止できる。
第1活性化制御回路のシフト制御回路は、不良一致信号が活性化されないときに、シフトレジスタにシフト動作を実施させるためのシフト制御信号をリフレッシュ要求に応答して1回出力する。第1活性化制御回路のシフト制御回路は、不良一致信号が活性化されるときに、シフト制御信号をリフレッシュ要求に応答して2回連続して出力する。
例えば、シフト制御回路の第1パルス生成回路は、リフレッシュ要求に応答して第1パルス信号を生成する。シフト制御回路の第2パルス生成回路は、不良一致信号が活性化されたときに、第1パルス信号に重複しない第2パルス信号を生成する。例えば、第2パルス生成回路の遅延回路は、第1パルス信号を遅らせて第2パルス信号として出力する。第2パルス生成回路の禁止回路は、不良一致信号の非活性化中に、第1パルス信号の遅延回路への供給を禁止する。シフト制御回路の論理和回路は、第1および第2パルス信号を論理和してシフト制御信号として出力する。
この構成により、不良一致信号が活性化されたときに、シフトレジスタの出力が示すワード線を、不良アドレスに対応する通常ワード線から次のワード線に即座に変更できる。この結果、メモリセルアレイ全体をリフレッシュするために必要なリフレッシュ要求回数を削減でき、リフレッシュ要求の発生頻度を低減できる。リフレッシュ要求の生成回路の活性化頻度を低減できるため、リフレッシュ動作中(特に、セルフリフレッシュモード中)の消費電力を低減できる。
例えば、第2記憶回路は、冗長メモリセル列の使用/不使用を予め記憶する。第2活性化制御回路は、第2記憶回路が不使用を記憶し、かつシフトレジスタの出力が冗長ワード線を示すときに、冗長ワード線の活性化を禁止する。このため、通常メモリセル列のすべてが正常であり、第2記憶回路が冗長メモリセル列の不使用を記憶している場合、冗長メモリセル列のワード線が活性化されることを防止できる。この結果、冗長メモリセル列のリフレッシュを禁止でき、リフレッシュ動作に伴う充放電電流の無駄な消費を回避できる。従って、冗長メモリセル列の不使用時にも、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。
例えば、セルフリフレッシュ制御回路は、通常メモリセルおよび冗長メモリセルを所定周期で自動的にリフレッシュするために、リフレッシュ要求を所定周期で生成する。すなわち、セルフリフレッシュモードを有する半導体メモリにおいて、セルフリフレッシュモード中の消費電力を低減できる。
例えば、シフトレジスタのラッチにおける最終段のラッチの出力は、初段のラッチの入力に帰還している。すなわち、シフトレジスタのラッチは、環状に接続されている。例えば、各ラッチは、リセット信号を受けるリセット端子を有している。ラッチのいずれかは、リセット信号に応答して活性化状態に初期化される。ラッチの残りは、リセット信号に応答して非活性化状態に初期化される。
このため、最終段のラッチに対応するワード線の活性化後に、初段のラッチを活性化させるための特別な処理を実施することなく、初段のラッチに対応するワード線から再び順次活性化させることができる。この結果、例えば、半導体メモリチップの電源投入時にリセット信号をシフトレジスタに一度供給するだけで、シフトレジスタの再初期化を不要にできる。
例えば、第1記憶回路は、不良アドレスをプログラムするための第1ヒューズ回路を有している。このため、半導体メモリチップの試験結果に応じて第1ヒューズ回路を溶断することで、不良アドレスをプログラムできる。
本発明の半導体メモリでは、通常メモリセル列のいずれかに不良が存在する場合、不良の通常メモリセル列のワード線が活性化されることを防止できる。この結果、不良の通常メモリセル列のリフレッシュを禁止でき、リフレッシュ動作に伴う充放電電流の無駄な消費を回避できる。シフトリフレッシュ方式の採用および不良の通常メモリセル列のリフレッシュ禁止により、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。特に、セルフリフレッシュモード中の消費電力の低減に有効である。さらに、通常メモリセル列の不良がワードデコーダに起因する場合、正常な通常メモリセル列の記憶データが破壊されることを防止できる。
本発明の半導体メモリでは、通常メモリセル列のすべてが正常である場合、冗長メモリセル列のワード線が活性化されることを防止できる。この結果、冗長メモリセル列のリフレッシュを禁止でき、リフレッシュ動作に伴う充放電電流の無駄な消費を回避できる。従って、冗長メモリセル列の不使用時にも、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図中、二重丸は、外部端子を示している。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同一の符号を使用している。信号が伝達される信号線には、信号名と同一の符号を使用している。太線で示した信号は、複数本で構成されている。信号名の先頭の”/”は、負論理を示している。
図1は、本発明の半導体メモリの関連技術を示している。
半導体メモリ100は、例えば、DRAMとして構成され、コマンド入力回路10、セルフリフレッシュ制御回路12、動作制御回路14、記憶回路16、パワーオンリセット回路18、シフト制御回路20、シフトレジスタ22、許可回路24、アドレス入力回路26、ワードデコーダ28、メモリセルアレイ30およびデータ入出力回路32を有している。
メモリセルアレイ30は、通常メモリセル列RN1〜RNn、冗長メモリセル列RRおよび複数のセンスアンプSAを有している。通常メモリセル列RN1〜RNnは、通常ワード線WLN1〜WLNnおよび通常ワード線WLN1〜WLNnと複数のビット線BLとに接続された複数の通常メモリセルMCNをそれぞれ有している。冗長メモリセル列RRは、通常メモリセル列RN1〜RNnの不良を救済するための冗長ワード線WLRおよび冗長ワード線WLRと複数のビット線BLとに接続された複数の冗長メモリセルMCRを有している。通常メモリセルMCNおよび冗長メモリセルMCRは、同一のメモリセル(ダイナミックメモリセル)であり、データの論理値を電荷として保持するキャパシタと、キャパシタをビット線BLに接続する転送トランジスタとをそれぞれ有している。転送トランジスタのゲートは、通常ワード線WLN1〜WLNnおよび冗長ワード線WLRにそれぞれ接続されている。センスアンプSAは、ビット線BLにそれぞれ対応して設けられ、読み出し動作中にビット線BLに伝達される読み出しデータを増幅し、データバスDBに出力する。センスアンプSAは、書き込み動作中にデータバスDBを介して供給される書き込みデータを増幅し、ビット線BLに出力する。
メモリセルアレイ30は、動作制御回路14から供給される書き込み要求信号WRRQ、読み出し要求信号RDRQ、リフレッシュ要求信号RFRQおよびプリチャージ信号PREにそれぞれ応答して、書き込み動作、読み出し動作、リフレッシュ動作およびプリチャージ動作をそれぞれ実施する。
コマンド入力回路10は、コマンド端子CMDを介してコマンド信号CMDを受信し、受信したコマンド信号CMDに応じて、書き込み動作を実施するための書き込み信号WR、読み出し動作を実施するための読み出し信号RD、リフレッシュ動作を実施するためのリフレッシュ信号RFおよびセルフリフレッシュ動作を実施するためのセルフリフレッシュ信号SRFのいずれかを出力する。コマンド信号CMDは、例えば、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WE等のDRAMの動作を制御する信号である。
セルフリフレッシュ制御回路12は、コマンド入力回路10から供給されるセルフリフレッシュ信号SRFの活性化中に動作し、リフレッシュ要求信号SRFRQを所定周期で出力する。
動作制御回路14は、コマンド入力回路10から供給される書き込み信号WRおよび読み出し信号RDにそれぞれ応答して、書き込み要求信号WRRQおよび読み出し要求信号RDRQをそれぞれ出力する。動作制御回路14は、コマンド入力回路10から供給されるリフレッシュ信号RFおよびセルフリフレッシュ制御回路12から供給されるリフレッシュ要求信号SRFRQに応答して、リフレッシュ要求信号RFRQを出力する。動作制御回路14は、書き込み信号WR、読み出し信号RD、リフレッシュ信号RFおよびリフレッシュ要求信号SRFRQにそれぞれ応答して、メモリセルアレイ30のビット線BLを所定電圧にリセットするためのプリチャージ信号PREを出力する。
記憶回路16は、第1ヒューズ回路FS1(第1記憶回路)および第2ヒューズ回路FS2(第2記憶回路)を有している。第1ヒューズ回路FS1は、通常メモリセル列RN1〜RNnのいずれかに不良が存在するときに、不良の通常メモリセル列を示す不良アドレスをプログラムするために試験工程で溶断される。第2ヒューズ回路FS2は、通常メモリセル列RN1〜RNnのいずれかに不良が存在するときに、冗長メモリセル列RRの使用をプログラムするために試験工程で溶断される。記憶回路1は、第1ヒューズ回路FS1の溶断に応じて不良アドレス信号DADを出力し、第2ヒューズ回路FS2の溶断に応じて使用判定信号JDGを出力する。パワーオンリセット回路18は、半導体メモリ100の電源投入時にリセット信号/RSTを出力する。
シフト制御回路20は、動作制御回路14から供給されるリフレッシュ要求信号RFRQに応答して、シフトレジスタ22にシフト動作を実施させるためのシフト制御信号SC、/SCを出力する。
シフトレジスタ22は、記憶回路16から供給される使用判定信号JDGが”使用”を示し、かつ自身の出力LO1〜LOn+1が記憶回路16から供給される不良アドレス信号DADに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号HITDを出力する。シフトレジスタ22は、使用判定信号JDGが”不使用”を示し、かつ自身の出力LO1〜LOn+1が冗長ワード線WLRを示すときに、冗長一致信号HITRを出力する。シフトレジスタ22は、パワーオンリセット回路20から供給されるリセット信号/RSTに応答して、自身の出力LO1〜LOn+1を初期化する。シフトレジスタ22は、動作制御回路14から供給されるプリチャージ信号PREの非活性化中に、不良一致信号HITDを初期化する。シフトレジスタ22の詳細は、図2で説明する。
許可回路24(第1および第2活性化制御回路)は、シフトレジスタ22から供給される不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRの非活性化中に、動作制御回路14から供給される書き込み要求信号WRRQ、読み出し要求信号RDRQおよびリフレッシュ要求信号RFRQにそれぞれ応答して、ワードデコーダ28を活性化するための許可信号ENを出力する。許可回路24の詳細は、図6で説明する。
アドレス入力回路26は、アドレス端子ADを介してアドレス信号ADを受信する。半導体メモリ100は、例えば、ロウアドレス信号RADおよびコラムアドレス信号CADを2回に分けて受信するアドレスマルチプレクス方式を採用している。ロウアドレス信号RADは、アクセス動作中にメモリセルアレイ30内の通常ワード線WLN1〜WLNnおよび冗長ワード線WLRのいずれかを選択するためにワードデコーダ28に出力される。コラムアドレス信号CADは、アクセス動作中にメモリセルアレイ30内のビット線BLのいずれかを選択するためにメモリセルアレイ30に出力される。
ワードデコーダ28(活性化回路)は、アドレス入力回路26から供給されるロウアドレス信号RADの受信中に、許可信号ENに応答して、通常ワード線WLN1〜WLNnおよび冗長ワード線WLRのうちロウアドレス信号RADに対応するワード線を活性化させる。ワードデコーダ28は、ロウアドレス信号RADの非受信中に、許可信号ENに応答して、通常ワード線WLN1〜WLNnおよび冗長ワード線WLRのうちシフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線を活性化させる。
データ入出力回路32は、書き込み動作中にデータ端子DQを介して受信したデータをデータバスDBに出力し、読み出し動作中にデータバスDBに読み出されたデータをデータ端子DQに出力する。
図2は、フトレジスタ22の詳細を示している。
シフトレジスタ22は、ラッチL1〜Ln+1、ANDアレイ回路A1〜An、NANDゲートNA1〜NAn+1、NORゲートNR1〜NRn、nMOSトランジスタNT1〜NTn、pMOSトランジスタPTP、PTLおよびインバータIVP、IVJ、IVD、IVRを有している。なお、ANDアレイ回路A1〜An、NANDゲートNA1〜NAn、NORゲートNR1〜NRn、nMOSトランジスタNT1〜NTn、pMOSトランジスタPTP、PTLおよびインバータIVP、IVDで構成される回路は、第1比較回路に対応している。ANDアレイ回路A1〜An、NANDゲートNA1〜NAnおよびNORゲートNR1〜NRnは、第1比較回路のn個のデコーダにそれぞれ対応している。nMOSトランジスタNT1〜NTn、pMOSトランジスタPTP、PTLおよびインバータIVDで構成される回路は、第1比較回路のワイヤードオア回路に対応している。NANDゲートNAn+1およびインバータIVJ、IVRで構成される回路は、第2比較回路に対応している。
ラッチL1〜Ln+1は、メモリセルアレイ30(図1)内の通常ワード線WLN1〜WLNnおよび冗長ワード線WLRにそれぞれ対応して設けられている。ラッチL1〜Lnの出力LO1〜LOn+1は、次段のラッチの入力にそれぞれ接続されている。最終段のラッチLn+1の出力LOn+1は、初段のラッチL1の入力に帰還している。すなわち、ラッチL1〜Ln+1は環状に接続されている。ラッチL1〜Ln+1は、シフト制御回路20(図1)から供給されるシフト制御信号SC、/SCに応答して、前段のラッチの出力をそれぞれラッチする。ラッチL1は、パワーオンリセット回路18(図1)から供給されるリセット信号/RSTに応答して活性化状態に初期化される。ラッチL2〜Ln+1は、リセット信号/RSTに応答して非活性化状態にそれぞれ初期化される。ラッチL1〜Ln+1の詳細は、図3および図4で説明する。
ANDアレイ回路A1〜Anは、通常ワード線WLN1〜WLNnにそれぞれ対応して設けられている。ANDアレイ回路A1〜Anは、記憶回路16(図1)から供給される不良アドレス信号DADに対応する通常ワード線が通常ワード線WLN1〜WLNnのいずれかと一致するときに、アドレス一致信号AH1〜AHnをそれぞれ出力する。
NANDゲートNA1〜NAnは、通常ワード線WLN1〜WLNnにそれぞれ対応して設けられている。NANDゲートNA1〜NAnは、記憶回路16から供給される使用判定信号JDGが”不使用”を示し、かつアドレス一致信号AH1〜AHnが”一致”を示すときに、ラッチL1〜Lnの出力LO1〜LOnの活性化に応答して一致信号/H1〜/Hnをそれぞれ出力する。
NORゲートNR1〜NRnは、通常ワード線WLN1〜WLNnにそれぞれ対応して設けられている。NORゲートNR1〜NRnは、動作制御回路14(図1)から供給されるプリチャージ信号PREをインバータIVPを介して受け、プリチャージ信号PREの活性化中に一致信号/H1〜/Hnを一致検出信号HD1〜HDnとしてそれぞれ出力する。
nMOSトランジスタNT1〜NTnは、通常ワード線WLN1〜WLNnにそれぞれ対応して設けられている。nMOSトランジスタNT1〜NTnは、一致検出信号HD1〜HDnの活性化中にそれぞれオンし、不良一致信号/HITDを生成するために信号線/HITDを接地線VSSに接続する。
pMOSトランジスタPTPは、プリチャージ信号PREの非活性化中にオンし、不良一致信号/HITDを初期化するために信号線/HITDを電源線VCCに接続する。インバータIVDは、不良一致信号/HITDを反転させて不良一致信号HITDとして出力する。pMOSトランジスタPTLは、不良一致信号HITRの非活性化中にオンし、信号線/HITRを電源線VCCに接続する。
NANDゲートNAn+1は、インバータIVJを介して使用判定信号JDGを受け、使用判定信号JDGが”不使用”を示すときに、ラッチLn+1の出力LOn+1の活性化に応答して冗長一致信号/HITRを出力する。インバータIVRは、冗長一致信号/HITRを反転させて冗長一致信号HITRとして出力する。
図3は、フトレジスタ22の活性化状態に初期化されるラッチL1の詳細を示している。
ラッチL1は、cMOSスイッチC1、C2、pMOSトランジスタP1〜P6、PR1、nMOSトランジスタN1〜N6、NR1、入力端子I、制御端子C1、C2、リセット端子Rおよび出力端子Oを有している。
pMOSトランジスタP1、P2およびnMOSトランジスタN2、N1、NR1は、電源線VCCと接地線VSSとの間に直列に接続されている。pMOSトランジスタP3およびnMOSトランジスタN3は、電源線VCCと接地線VSSとの間に直列に接続されている。pMOSトランジスタP3およびnMOSトランジスタN3の各ゲートは、pMOSトランジスタP2とnMOSトランジスタN2との接続ノードND1に共に接続されている。pMOSトランジスタP2およびnMOSトランジスタN2の各ゲートは、pMOSトランジスタP3とnMOSトランジスタN3との接続ノードND2に共に接続されている。すなわち、pMOSトランジスタP2およびnMOSトランジスタN2とpMOSトランジスタP3およびnMOSトランジスタN3とは、ループ回路を構成している。pMOSトランジスタP1およびnMOSトランジスタN1の各ゲートは、シフト制御回路20(図1)から制御端子C1、C2を介して供給されるシフト制御信号SC、/SCをそれぞれ受けている。pMOSトランジスタPR1は、pMOSトランジスタP1と接続ノードND1との間にpMOSトランジスタP2と並列に接続されている。pMOSトランジスタPR1およびnMOSトランジスタNR1の各ゲートは、パワーオンリセット回路18(図1)からリセット端子Rを介して供給されるリセット信号/RSTを共に受けている。cMOSスイッチC1は、ラッチLn+1の出力Ln+1を受ける入力端子Iと接続ノードND1との間に接続され、シフト制御信号SC、/SCを受けている。
pMOSトランジスタP4、P5およびnMOSトランジスタN5、N4は、電源線VCCと接地線VSSとの間に直列に接続されている。pMOSトランジスタP6およびnMOSトランジスタN6は、電源線VCCと接地線VSSとの間に直列に接続されている。pMOSトランジスタP6およびnMOSトランジスタN6の各ゲートは、pMOSトランジスタP5とnMOSトランジスタN5との接続ノードND3に共に接続されている。pMOSトランジスタP5およびnMOSトランジスタN5の各ゲートは、pMOSトランジスタP6とnMOSトランジスタN6との接続ノードND4に共に接続されている。すなわち、pMOSトランジスタP5およびnMOSトランジスタN5とpMOSトランジスタP6およびnMOSトランジスタN6とは、ループ回路を構成している。接続ノードND4は、ラッチL1の出力LO1を出力する出力端子Oに接続されている。pMOSトランジスタP4およびnMOSトランジスタN4の各ゲートは、シフト制御信号SC、/SCをそれぞれ受けている。cMOSスイッチC2は、接続ノードND2と接続ノードND3との間に接続され、シフト制御信号SC、/SCを受けている。
以上のように構成されたラッチL1は、シフト制御信号SCが低レベル(シフト制御信号/SCが高レベル)であるときに、前段のラッチ(ラッチLn+1)の出力レベルを、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込む。ラッチL1は、シフト制御信号SCが高レベル(シフト制御信号/SCが低レベル)であるときに、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込んだ出力レベルを、pMOSトランジスタP5、P6およびnMOSトランジスタN5、N6で構成されるループ回路に伝達することで、取り込んだ出力レベルの出力LO1を出力する。
また、ラッチL1は、リセット信号/RSTが低レベルであるときに、pMOSトランジスタPR1のオンにより、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込まれる出力レベルを高レベルに初期化する。なお、シフト制御信号SC、/SCは、リセット信号/RSTが低レベルであるときに、低レベルおよび高レベルにそれぞれ固定される。従って、ラッチL1は、リセット信号/RSTによる初期化終了後、最初のシフト制御信号SC、/SCに応答して高レベルの出力LO1を出力する。
図4は、フトレジスタ22の非活性化状態に初期化されるラッチL2〜Ln+1の詳細を示している。
各ラッチL2〜Ln+1は、ラッチL1(図3)からpMOSトランジスタPR1およびnMOSトランジスタNR1を除き、pMOSトランジスタPR2およびnMOSトランジスタNR2を加えて構成されている。
nMOSトランジスタN1のソースは、接地線VSSに接続されている。pMOSトランジスタPR2は、電源線VCCと接続ノードND2との間に接続されている。nMOSトランジスタNR2は、nMOSトランジスタN3と接地線VSSとの間に接続されている。pMOSトランジスタPR2およびnMOSトランジスタNR2の各ゲートは、パワーオンリセット回路18(図1)から供給されるリセット信号/RSTを共に受けている。
以上のように構成された各ラッチL2〜Ln+1は、ラッチL1と同様に、シフト制御信号SCが低レベル(シフト制御信号/SCが高レベル)であるときに、前段のラッチ(ラッチL1〜Ln)の出力レベルを、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込む。各ラッチL2〜Ln+1は、シフト制御信号SCが高レベル(シフト制御信号/SCが低レベル)であるときに、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込んだ出力レベルを、pMOSトランジスタP5、P6およびnMOSトランジスタN5、N6で構成されるループ回路に伝達することで、取り込んだ出力レベルの出力LO2〜LOn+1を出力する。
また、各ラッチL2〜Ln+1は、リセット信号/RSTが低レベルであるときに、pMOSトランジスタPR2のオンにより、pMOSトランジスタP2、P3およびnMOSトランジスタN2、N3で構成されるループ回路に取り込まれる出力レベルを低レベルに初期化する。従って、各ラッチL2〜Ln+1は、リセット信号/RSTによる初期化終了後、最初のシフト制御信号SC、/SCに応答して低レベルの出力LO2〜LOn+1を出力する。
図5は、フトレジスタ22のシフト動作を示している。
時刻Taにおいて、パワーオンリセット回路18(図1)から供給されるリセット信号/RSTが低レベルに変化すると、ラッチL1は活性化状態に初期化されるため、ラッチLn+1の出力LOn+1(ラッチL1の入力)は高レベルに初期化される。一方、ラッチL2〜Ln+1は非活性化状態に初期化されるため、ラッチL1〜Lnの出力LO1〜LOn(ラッチL2〜Ln+1の入力)は低レベルに初期化される。
時刻Tbにおいて、シフト制御回路20(図1)から供給されるシフト制御信号SC、/SCがそれぞれ高レベルおよび低レベルに変化すると、ラッチL1〜Ln+1は時刻Tbまでに取り込んだ前段のラッチの出力レベルを出力するため、ラッチL1の出力LO1のみが高レベルに変化する。
時刻Tcにおいて、シフト制御信号SC、/SCがそれぞれ高レベルおよび低レベルに再び変化すると、ラッチL1〜Ln+1は時刻Tcまでに取り込んだ前段のラッチの出力レベルを出力するため、ラッチL1の出力LO1は低レベルに変化し、ラッチL2の出力LO2は高レベルに変化する。すなわち、シフトレジスタ22のシフト動作が実施される。従って、シフト制御信号SC、/SCが繰り返し出力されることで、ラッチL1〜Ln+1の出力LO1〜LOn+1は順次高レベルに変化する。
図6は、可回路24の詳細を示している。
許可回路24は、許可信号生成回路ENG、マスク回路MCおよびNORゲートNRを有している。
許可信号生成回路ENGは、動作制御回路14(図1)から供給される書き込み要求信号WRRQ、読み出し要求信号RDRQおよびリフレッシュ要求信号RFRQにそれぞれ応答して、許可信号ENSを生成する。NORゲートNRは、シフトレジスタ22(図1)から供給される不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRを否定論理和してマスク信号/MSKとして出力する。マスク回路MCは、NANDゲートおよびインバータを直列接続して構成され、マスク信号/MSKが高レベル(不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRが共に低レベル)であるときに、許可信号ENSを許可信号ENとして出力する。マスク回路MCは、マスク信号/MSKが低レベル(不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかが高レベル)であるときに、許可信号ENを低レベルに固定する。
ここで、半導体メモリ100におけるセルフリフレッシュ動作について、冗長メモリセル列RRの使用時と不使用時とに分けて説明する。
図7は、長メモリセル列RRの使用時のセルフリフレッシュ動作を示している。この例では、通常メモリセル列RN2に不良が存在する。すなわち、不良アドレス信号DADは、通常メモリセル列RN2を示す。通常メモリセル列RN2に不良が存在するため、使用判定信号JDGは高レベルに固定される。セルフリフレッシュモード中、セルフリフレッシュ信号SRFが活性化され、リフレッシュ要求信号RFRQが繰り返し出力される。
シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LOn+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図7(a))。一方、シフトレジスタ22の出力LO1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図7(b))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、通常ワード線WLN1に変更される。不良アドレス信号DADは通常メモリ列RN2を示しているため、不良一致信号HITDは、シフトレジスタ22の出力LO1が高レベルに変化しても低レベルから変化しない。このため、許可信号ENは、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答して出力される(図7(c))。従って、通常ワード線WLN1が活性化され、通常メモリセル列RN1のリフレッシュが実施される(図7(d))。
通常ワード線WLN1が活性化された後に、シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの次の立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LO1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図7(e))。一方、シフトレジスタ22の出力LO2は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図7(f))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、通常ワード線WLN2に変更される。不良アドレス信号DADは通常メモリ列RN2を示しているため、不良一致信号HITDは、シフトレジスタ22の出力LO2の立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図7(g))。このため、許可信号ENは、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答せず、低レベルから変化しない。(図7(h))。従って、不良の通常メモリセル列RN2の通常ワード線WLN2が活性化されることが防止される(図7(i))。この結果、不良の通常メモリセル列RN2のリフレッシュは禁止され、リフレッシュ動作に伴う充放電電流が無駄に消費されることはない。すなわち、冗長メモリセルRRの使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は低減される。
図8は、長メモリセル列RRの不使用時のセルフリフレッシュ動作を示している。なお、図7で説明した冗長メモリセル列RRの使用時の動作と同一の動作については、詳細な説明を省略する。通常メモリセル列RN1〜RNnのいずれにも不良が存在しないため、使用判定信号JDGは低レベルに固定される。セルフリフレッシュモード中、セルフリフレッシュ信号SRFが活性化され、リフレッシュ要求信号RFRQが繰り返し出力される。
通常ワード線WLN1〜WLNnが順次活性化された後に、シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LOnは、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図8(a))。一方、シフトレジスタ22の出力LOn+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図8(b))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、冗長ワード線WLRに変更される。使用判定信号JDGは”不使用”を示しているため、冗長一致信号HITRは、シフトレジスタ22の出力LOn+1の立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図8(c))。このため、許可信号ENは、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答せず、低レベルから変化しない。(図8(d))。従って、冗長ワード線WLRが活性化されることが防止される(図8(e))。この結果、冗長メモリセル列RRのリフレッシュは禁止され、リフレッシュ動作に伴う充放電電流が無駄に消費されることはない。すなわち、冗長メモリセル列RRの不使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は低減される。
以上、半導体メモリ100では、次の効果が得られる。
許可回路24により不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRの活性化中に許可信号ENの出力動作を停止することで、 活性化不要なワード線が活性化されることを防止できる。この結果、リフレッシュ不要なメモリセル列のリフレッシュを禁止でき、リフレッシュ動作に伴う充放電電流の無駄な消費を回避できる。また、半導体メモリ100はシフトリフレッシュ方式を採用しているため、リフレッシュアドレス生成回路および外部アドレスとリフレッシュアドレスとの切り替え回路は不要になる。従って、半導体メモリ100のチップサイズの増大を抑制でき、リフレッシュ動作を短時間で実施できる。リフレッシュアドレス生成回路および切り替え回路が不要になるとともに、リフレッシュ不要なメモリセル列のリフレッシュが禁止されるため、リフレッシュ動作中の消費電力を低減できる。セルフリフレッシュモード中の半導体メモリ100の消費電力は、リフレッシュ動作に伴う消費電力が支配的であるため、本発明は、特に、セルフリフレッシュモード中の消費電力の低減に有効である。さらに、不良の通常メモリセル列RN2の通常ワード線WLN2は活性化されないため、通常メモリセル列RN2の不良がワードデコーダ28に起因する場合、または通常ワード線同士のショート、通常ワード線WLN2とビット線BLとのショートおよび通常メモリセル同士のショートのいずれかに起因する場合、その他の通常メモリセル列の記憶データが破壊されることを防止できる。
不良一致信号HITDは、ワイヤードオア回路を用いて生成される。このため、例えば、複数段のORゲートを用いて不良一致信号HITDを生成する場合に比べて、不良一致信号HITDの遅延時間を縮小でき、不良一致信号HITDを簡易な回路で生成できる。
シフトレジスタ22のラッチL1〜Ln+1は環状に接続されている。このため、最終段のラッチLn+1に対応する冗長ワード線WLRの活性化後に、初段のラッチL1を活性化させるための特別な処理を実施することなく、初段のラッチL1に対応する通常ワード線WLN1から再び順次活性化させることができる。また、ラッチL1はリセット信号/RSTに応答して活性化状態に初期化され、ラッチL2〜Ln+1はリセット信号/RSTに応答して非活性化状態に初期化されるため、半導体メモリ100の電源投入時にリセット信号/RSTをシフトレジスタ22に一度供給するだけで、シフトレジスタ22の再初期化を不要にできる。
図9は、本発明の半導体メモリの実施形態を示している。図1〜図8で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
半導体メモリ200は、フト制御回路20および許可回路24に代えて、シフト制御回路20aおよび許可回路24aを有している。半導体メモリ200のその他の構成は、導体メモリ100と同一である。
シフト制御回路20a(第1および第2活性化制御回路)は、シフトレジスタ22から供給される不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRが活性化されないときに、動作制御回路14から供給されるリフレッシュ要求信号RFRQに応答して、シフトレジスタ22にシフト動作を実施させるためのシフト制御信号SC、/SCを1回出力する。シフト制御回路20aは、不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかが活性化されるときに、リフレッシュ要求信号RFRQに応答して、シフト制御信号SC。/SCを2回連続して出力する。シフト制御回路20aの詳細は、図10で説明する。
許可回路24aは、不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRに拘わらず、書き込み要求信号WRRQ、読み出し要求信号RDRQおよびリフレッシュ要求信号RFRQにそれぞれ応答して、ワードデコーダ28を活性化するための許可信号ENを出力する。
図10は、フト制御回路20aの詳細を示している。
シフト制御回路20aは、インバータIV1〜IV3、NANDゲートNAG1〜NAG3、遅延回路D1、D2およびOR回路ORを有している。なお、インバータIV2、NANDゲートNAG2および遅延回路D1、D2の各遅延時間は、その他の回路の遅延時間に比べて十分に大きい。
インバータIV1は、動作制御回路14(図9)から供給されるリフレッシュ要求信号RFRQを反転させてリフレッシュ要求信号/RFRQとして出力する。遅延回路D1は、例えば、偶数段のインバータ列で構成され、NANDゲートNAG1から供給される第1パルス基準信号/PS1Bを第1パルス信号/PS1として出力する。NANDゲートNAG1の入力の一方は、リフレッシュ要求信号/RFRQを受けている。NANDゲートNAG1の入力の他方は、第1パルス信号/PS1を受けている。すなわち、NANDゲートNAG1の出力は、第1遅延回路D1を介して、NANDゲートNAG1の入力の他方に帰還している。このため、第1パルス基準信号/PS1Bは、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して低レベルに変化し、低レベルに変化してから遅延回路D1の遅延時間後に高レベルに変化する。
インバータIV2は、第1パルス信号/PS1を反転させて第1パルス信号PS1として出力する。OR回路ORは、NORゲートおよびインバータを直列接続して構成され、シフトレジスタ22(図9)から供給される不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRを論理和して停止信号/STPとして出力する。NANDゲートNAG2は、停止信号/STPが高レベル(不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかが高レベル)であるときに、第1パルス信号PS1を反転させて第2パルス基準信号/PS2Bとして出力する。NANDゲートNAG2は、停止信号/STPが低レベル(不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRがともに低レベル)であるときに、第2パルス基準信号/PS2Bを高レベルに固定する。遅延回路D2は、例えば、偶数段のインバータ列で構成され、第2パルス基準信号/PS2Bを遅らせて第2パルス信号/PS2として出力する。
NANDゲートNAG3は、第1パルス信号/PS1および第2パルス信号/PS2を否定論理積してシフト制御信号SCとして出力する。インバータIV3は、シフト制御信号SCを反転させてシフト制御信号/SCとして出力する。
図11は、フト制御回路20aのシフト制御信号SC、/SCの生成動作を示している。この例では、遅延回路D1、D2(図10)は、同一の遅延時間TDを有する。シフトレジスタ22のラッチLi(ラッチL1〜Ln+1のいずれか)は、リフレッシュ不要なメモリセル列に対応する。
第1パルス基準信号/PS1Bは、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(a))。第1パルス信号/PS1は、第1パルス基準信号/PS1Bの立ち下がりエッジに同期して低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(b))。従って、シフト制御信号SCは、第1パルス信号/PS1の立ち下がりエッジに同期して高レベルに変化し、高レベルに変化してから時間TD後に低レベルに変化する(図11(c))。シフトレジスタ22の出力LOi-1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図11(d))。一方、シフトレジスタ22の出力LOiは、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図11(e))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、活性化不要なワード線に変更される。このため、不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかは、シフトレジスタ22の出力LOiの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図11(f))。
不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかが活性化されるため、第2パルス基準信号/PS2Bは、第1パルス信号/PS1が低レベルに変化してからインバータIV2およびNANDゲートNAG2の遅延時間後に低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(g))。第2パルス信号/PS2は、第2パルス基準信号/PS2Bの立ち下がりエッジに同期して低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(h))。従って、シフト制御信号SCは、第2パルス信号/PS2の立ち下がりエッジに同期して高レベルに変化し、高レベルに変化してから時間TD後に低レベルに変化する(図11(i))。すなわち、シフト制御信号SCは、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに2回連続して出力される。この結果、シフトレジスタ22の出力LOiは、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図11(j))。一方、シフトレジスタ22の出力LOi+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図11(k))。これにより、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、活性化不要なワード線が活性化されることなく、次のワード線に即座に変更される。
第1パルス基準信号/PS1Bは、リフレッシュ要求信号RFRQの次の立ち下がりエッジに応答して低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(l))。第1パルス信号/PS1は、第1パルス基準信号/PS1Bの立ち下がりエッジに同期して低レベルに変化し、低レベルに変化してから時間TD後に高レベルに変化する(図11(m))。従って、シフト制御信号SCは、第1パルス信号/PS1の立ち下がりエッジに同期して高レベルに変化し、高レベルに変化してから時間TD後に低レベルに変化する(図11(n))。シフトレジスタ22の出力LOi+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図11(o))。一方、シフトレジスタ22の出力LOi+2は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図11(p))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、次のワード線に変更される。不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRが活性化されないため、第2パルス基準信号/PS2Bは、高レベルから変化しない(図11(q))。このため、第2パルス信号/PS2は、高レベルから変化しない(図11(r))。従って、シフト制御信号SCは、低レベルから変化しない(図11(s))。すなわち、シフト制御信号SCは、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに1回だけ出力される。
ここで、半導体メモリ200におけるセルフリフレッシュ動作について、冗長メモリセル列RRの使用時と不使用時とに分けて説明する。
図12は、長メモリセル列RRの使用時のセルフリフレッシュ動作を示している。この例では、図7と同様に、通常メモリセル列RN2に不良が存在する。すなわち、不良アドレス信号DADは、通常メモリセル列RN2を示す。通常メモリセル列RN2に不良が存在するため、使用判定信号JDGは高レベルに固定される。セルフリフレッシュモード中、セルフリフレッシュ信号SRFが活性化され、リフレッシュ要求信号RFRQが繰り返し出力される。
シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LOn+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図12(a))。一方、シフトレジスタ22の出力LO1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図12(b))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、通常ワード線WLN1に変更される。不良アドレス信号DADは通常メモリ列RN2を示しているため、不良一致信号HITDは、シフトレジスタ22の出力LO1が高レベルに変化しても低レベルから変化しない。このため、シフト制御信号SCは、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに1回しか出力されない。許可信号ENは、不良一致信号HITDに拘わらず、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答して出力される(図12(c))。従って、通常ワード線WLN1が活性化され、通常メモリセル列RN1のリフレッシュが実施される(図12(d))。
通常ワード線WLN1が活性化された後に、シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの次の立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LO1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図12(e))。一方、シフトレジスタ22の出力LO2は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図12(f))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、通常ワード線WLN2に変更される。不良アドレス信号DADは通常メモリ列RN2を示しているため、不良一致信号HITDは、シフトレジスタ22の出力LO2の立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図12(g))。このため、シフト制御信号SCは、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに再び出力される(図12(h))。この結果、シフトレジスタ22の出力LO2は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図12(i))。一方、シフトレジスタ22の出力LO3は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図12(j))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに通常ワード線WLN3に再び変更される。許可信号ENは、不良一致信号HITDに拘わらず、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答して出力される(図12(k))。従って、通常ワード線WLN2は活性化されず、通常ワード線WLN3が活性化され、通常メモリセル列RN3のリフレッシュが実施される(図12(l))。すなわち、不良の通常メモリセル列RN2の通常ワード線WLN2が活性化されることが防止される。この結果、不良の通常メモリセル列RN2のリフレッシュは禁止され、リフレッシュ動作に伴う充放電電流が無駄に消費されることはない。すなわち、冗長メモリセルRRの使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は低減される。
また、本来、通常ワード線WLN2が活性化されるはずのタイミングで通常ワード線WLN3が活性化されるため、メモリセルアレイ30全体をリフレッシュするために必要なリフレッシュ要求信号RFRQの出力回数が1回削減される。セルフリフレッシュ制御回路12におけるリフレッシュ要求信号SRFRQの生成回路の活性化頻度が低減されるため、冗長メモリセル列RRの使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は、半導体メモリ100と比べて、さらに低減される。
図13は、長メモリセル列RRの不使用時のセルフリフレッシュ動作を示している。なお、図12で説明した冗長メモリセル列RRの使用時の動作と同一の動作については、詳細な説明を省略する。通常メモリセル列RN1〜RNnのいずれにも不良が存在しないため、使用判定信号JDGは低レベルに固定される。セルフリフレッシュモード中、セルフリフレッシュ信号SRFが活性化され、リフレッシュ要求信号RFRQが繰り返し出力される。
通常ワード線WLN1〜WLNnが順次活性化された後に、シフト制御信号SCがリフレッシュ要求信号RFRQの立ち下がりエッジに応答して出力されると、シフトレジスタ22の出力LOnは、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図13(a))。一方、シフトレジスタ22の出力LO2は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図13(b))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、冗長ワード線WLRに変更される。使用判定信号JDGは”不使用”を示しているため、冗長一致信号HITRは、シフトレジスタ22の出力LOn+1の立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図13(c))。このため、シフト制御信号SCは、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに再び出力される(図13(d))。この結果、シフトレジスタ22の出力LOn+1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して低レベルに変化する(図13(e))。一方、シフトレジスタ22の出力LO1は、シフト制御信号SCの立ち上がりエッジに応答して高レベルに変化する(図13(f))。すなわち、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線は、リフレッシュ要求信号RFRQが高レベルに変化するまでに通常ワード線WLN1に再び変更される。許可信号ENは、不良一致信号HITDに拘わらず、リフレッシュ要求信号RFRQの立ち上がりエッジに応答して出力される(図13(g))。従って、冗長ワード線WLRは活性化されず、通常ワード線WLN1が活性化され、通常メモリセル列RN1のリフレッシュが実施される(図13(h))。すなわち、冗長ワード線WLRが活性化されることが防止される。この結果、冗長メモリセル列RRのリフレッシュは禁止され、リフレッシュ動作に伴う充放電電流が無駄に消費されることはない。すなわち、冗長メモリセルRRの不使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は低減される。
また、本来、冗長ワード線WLRが活性化されるはずのタイミングで通常ワード線WLN1が活性化されるため、メモリセルアレイ30全体をリフレッシュするために必要なリフレッシュ要求信号RFRQの出力回数が1回削減される。セルフリフレッシュ制御回路12におけるリフレッシュ要求信号SRFRQの生成回路の活性化頻度が低減されるため、冗長メモリセル列RRの不使用時に、セルフリフレッシュモード中の消費電力は、半導体メモリ100と比べて、さらに低減される。
以上、半導体メモリ200でも、半導体メモリ100と同様の効果が得られる。さらに、シフト制御回路20aは、不良一致信号HITDおよび冗長一致信号HITRのいずれかが活性化されるときに、シフト制御信号SC、/SCを2回連続して出力するため、シフトレジスタ22の出力LO1〜LOn+1が示すワード線を、活性化不要なワード線が活性化されることなく、次のワード線に即座に変更できる。この結果、メモリセルアレイ30全体をリフレッシュするために必要なリフレッシュ要求信号RFRQの出力回数を削減でき、リフレッシュ要求信号RFRQの出力頻度を低減できる。セルフリフレッシュ制御回路12におけるリフレッシュ要求信号SRFRQの生成回路の活性化頻度が低減できるため、セルフリフレッシュモード中の消費電力を、半導体メモリ100と比べて、さらに低減できる。
なお、前述の実施形態では、本発明をDRAMに適用した例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を疑似SRAM(Pseudo Static RAM)に適用してもよい。
以上の実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
通常ワード線および前記通常ワード線に接続された通常メモリセルをそれぞれ含む複数の通常メモリセル列と、前記通常メモリセル列の不良を救済するための冗長ワード線および前記冗長ワード線に接続された冗長メモリセルを含む冗長メモリセル列とを有するメモリセルアレイと、
前記通常ワード線および前記冗長ワード線のいずれかをリフレッシュ要求毎に順次活性化させるために、前記通常ワード線および前記冗長ワード線にそれぞれ対応する複数のラッチで構成されたシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力に応じて、前記通常ワード線および前記冗長ワード線のいずれかを活性化させる活性化回路と、
前記通常メモリセル列のいずれかに不良が存在するときに、不良の通常メモリセル列を示す不良アドレスを予め記憶する第1記憶回路と、
前記シフトレジスタの出力が前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、前記不良アドレスに対応する通常ワード線の活性化を禁止する第1活性化制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記シフトレジスタの出力が前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号を活性化させる第1比較回路を備え、
前記第1活性化制御回路は、前記不良一致信号の活性化中に、前記活性化回路を活性化するための許可信号の出力動作を停止し、前記不良一致信号の非活性化中に、前記許可信号を出力する許可回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記3)
付記2記載の半導体メモリにおいて、
前記第1比較回路は、
前記ラッチにそれぞれ対応して設けられ、前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスをそれぞれ受け、前記不良アドレスに対応するラッチが活性化されるときに一致検出信号を出力する複数のデコーダと、
前記一致検出信号のいずれかが出力されたときに、前記不良一致信号を活性化させるワイヤードオア回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記4)
付記2記載の半導体メモリにおいて、
前記許可回路は、
前記リフレッシュ要求またはアクセス要求に応答して前記許可信号を生成する許可信号生成回路と、
前記不良一致信号の活性化中に前記許可信号をマスクするマスク回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記5)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記シフトレジスタの出力が前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号を活性化させる第1比較回路を備え、
前記第1活性化制御回路は、前記不良一致信号が活性化されないときに、前記シフトレジスタにシフト動作を実施させるためのシフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して1回出力し、前記不良一致信号が活性化されるときに、前記シフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して2回連続して出力するシフト制御回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記6)
付記5記載の半導体メモリにおいて、
前記第1比較回路は、
前記ラッチにそれぞれ対応して設けられ、前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスをそれぞれ受け、前記不良アドレスに対応するラッチが活性化されるときに一致検出信号を出力する複数のデコーダと、
前記一致検出信号のいずれかが出力されたときに、前記不良一致信号を活性化させるワイヤードオア回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)
付記5記載の半導体メモリにおいて、
前記シフト制御回路は、
前記リフレッシュ要求に応答して第1パルス信号を出力する第1パルス生成回路と、
前記不良一致信号が活性化されたときに、前記第1パルス信号に重複しない第2パルス信号を生成する第2パルス生成回路と、
前記第1および第2パルス信号を論理和して前記シフト制御信号として出力する論理和回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記8)
付記7記載の半導体メモリにおいて、
前記第2パルス生成回路は、
前記第1パルス信号を遅らせて前記第2パルス信号として出力する遅延回路と、
前記不良一致信号の非活性化中に、前記第1パルス信号の前記遅延回路への供給を禁止する禁止回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記9)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記冗長メモリセル列の使用/不使用を予め記憶する第2記憶回路と、
前記第2記憶回路が不使用を記憶し、かつ前記シフトレジスタの出力が前記冗長ワード線を示すときに、前記冗長ワード線の活性化を禁止する第2活性化制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記10)
付記9記載の半導体メモリにおいて、
前記第2記憶回路が不使用を記憶し、かつ前記シフトレジスタの出力が前記冗長ワード線を示すときに、冗長一致信号を活性化させる第2比較回路を備え、
前記第2活性化制御回路は、前記冗長一致信号の活性化中に、前記活性化回路を活性化するための許可信号の出力動作を停止し、前記冗長一致信号の非活性化中に、前記許可信号を出力する許可回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記11)
付記10記載の半導体メモリにおいて、
前記許可回路は、
前記リフレッシュ要求またはアクセス要求に応答して前記許可信号を生成する許可信号生成回路と、
前記冗長一致信号の活性化中に前記許可信号をマスクするマスク回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記12)
付記9記載の半導体メモリにおいて、
前記第2記憶回路が不使用を記憶し、かつ前記シフトレジスタの出力が前記冗長ワード線を示すときに、冗長一致信号を活性化させる第2比較回路を備え、
前記第2活性化制御回路は、前記冗長一致信号が活性化されないときに、前記シフトレジスタにシフト動作を実施させるためのシフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して1回出力し、前記冗長一致信号が活性化されるときに、前記シフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して2回連続して出力するシフト制御回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記13)
付記12記載の半導体メモリにおいて、
前記シフト制御回路は、
前記リフレッシュ要求に応答して第1パルス信号を出力する第1パルス生成回路と、
前記冗長一致信号が活性化されたときに、前記第1パルス信号に重複しない第2パルス信号を生成する第2パルス生成回路と、
前記第1および第2パルス信号を論理和して前記シフト制御信号として出力する論理和回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記14)
付記13記載の半導体メモリにおいて、
前記第2パルス生成回路は、
前記第1パルス信号を遅らせて前記第2パルス信号として出力する遅延回路と、
前記冗長一致信号の非活性化中に、前記第1パルス信号の前記遅延回路への供給を禁止する禁止回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記15)
付記9記載の半導体メモリにおいて、
前記第1記憶回路は、前記不良アドレスをプログラムするための第1ヒューズ回路を備え、
前記第2記憶回路は、前記冗長メモリセル列の使用/不使用をプログラムするための第2ヒューズ回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記16)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルを所定周期で自動的にリフレッシュするために、前記リフレッシュ要求を前記所定周期で生成するセルフリフレッシュ制御回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記17)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記ラッチのうち最終段のラッチの出力は、初段のラッチの入力に帰還していることを特徴とする半導体メモリ。
(付記18)
付記17記載の半導体メモリにおいて、
前記各ラッチは、リセット信号を受けるリセット端子を備え、
前記ラッチのいずれかは、前記リセット信号に応答して活性化状態に初期化され、
前記ラッチの残りは、前記リセット信号に応答して非活性化状態に初期化されることを特徴とする半導体メモリ。
(付記19)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記第1記憶回路は、前記不良アドレスをプログラムするための第1ヒューズ回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
付記2、4の半導体メモリでは、第1比較回路は、シフトレジスタの出力が第1記憶回路に記憶された不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号を活性化させる。第1活性化制御回路の許可回路は、不良一致信号の活性化中に、活性化回路を活性化するための許可信号の出力動作を停止し、不良一致信号の非活性化中に、許可信号を出力する。例えば、許可回路の許可信号生成回路は、リフレッシュ要求またはアクセス要求に応答して許可信号を生成する。許可回路のマスク回路は、不良一致信号の活性化中に許可信号をマスクする。このため、許可信号により活性化回路を活性化および非活性化させるだけで、ワード線の活性化を容易に制御できる。
付記3、6の半導体メモリでは、第1比較回路は、シフトレジスタのラッチにそれぞれ対応して設けられた複数のデコーダおよびワイヤードオア回路を有している。デコーダは、第1記憶回路に記憶された不良アドレスをそれぞれ受け、不良アドレスに対応するラッチが活性化されるときに一致検出信号を出力する。ワイヤードオア回路は、一致検出信号のいずれかが出力されたときに、不良一致信号を活性化させる。ワイヤードオア回路を用いて不良一致信号を生成するため、例えば、複数段のORゲートを用いて不良一致信号を生成する場合に比べて、不良一致信号の遅延時間を縮小でき、不良一致信号を簡易な回路で生成できる。
付記10、11の半導体メモリでは、第2比較回路は、第2記憶回路が不使用を記憶し、かつシフトレジスタの出力が冗長ワード線を示すときに、冗長一致信号を活性化させる。第2活性化制御回路の許可回路は、冗長一致信号の活性化中に、活性化回路を活性化するための許可信号の出力動作を停止し、冗長一致信号の非活性化中に、許可信号を出力する。例えば、許可回路の許可信号生成回路は、リフレッシュ要求またはアクセス要求に応答して許可信号を生成する。許可回路のマスク回路は、冗長一致信号の活性化中に許可信号をマスクする。このため、許可信号により活性化回路を活性化および非活性化させるだけで、ワード線の活性化を容易に制御できる。
付記12、13、14の半導体メモリでは、第2比較回路は、第2記憶回路が不使用を記憶し、かつシフトレジスタの出力が冗長ワード線を示すときに、冗長一致信号を活性化させる。第2活性化制御回路のシフト制御回路は、冗長一致信号が活性化されないときに、シフトレジスタにシフト動作を実施させるためのシフト制御信号をリフレッシュ要求に応答して1回出力する。第2活性化制御回路のシフト制御回路は、冗長一致信号が活性化されるときに、シフト制御信号をリフレッシュ要求に応答して2回連続して出力する。
例えば、シフト制御回路の第1パルス生成回路は、リフレッシュ要求に応答して第1パルス信号を生成する。シフト制御回路の第2パルス生成回路は、冗長一致信号が活性化されたときに、第1パルス信号に重複しない第2パルス信号を生成する。例えば、第2パルス生成回路の遅延回路は、第1パルス信号を遅らせて第2パルス信号として出力する。第2パルス生成回路の禁止回路は、冗長一致信号の非活性化中に、第1パルス信号の遅延回路への供給を禁止する。シフト制御回路の論理和回路は、第1および第2パルス信号を論理和してシフト制御信号として出力する。
この構成により、冗長一致信号が活性化されたときに、シフトレジスタの出力が示すワード線を、冗長ワード線から次の通常ワード線に即座に変更できる。この結果、メモリセルアレイ全体をリフレッシュするために必要なリフレッシュ要求回数を削減でき、リフレッシュ要求の発生頻度を低減できる。リフレッシュ要求の生成回路の活性化頻度を低減できるため、リフレッシュ動作中(特に、セルフリフレッシュモード中)の消費電力を低減できる。
付記15の半導体メモリでは、第1記憶回路は、不良アドレスをプログラムするための第1ヒューズ回路を有している。第2記憶回路は、冗長メモリセル列の使用/不使用をプログラムするための第2ヒューズ回路を有している。このため、半導体メモリチップの試験結果に応じて第1および第2ヒューズ回路をそれぞれ溶断することで、不良アドレスおよび冗長メモリセル列の使用/不使用をそれぞれプログラムできる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、前述の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明の半導体メモリの関連技術を示すブロック図である。 フトレジスタの詳細を示す回路図である。 フトレジスタの活性化状態に初期化されるラッチの詳細を示す回路図である。 フトレジスタの非活性化状態に初期化されるラッチの詳細を示す回路図である。 フトレジスタのシフト動作を示すタイミングチャートである。 可回路の詳細を示す回路図である。 長メモリセル列の使用時のセルフリフレッシュ動作を示すタイミングチャートである。 長メモリセル列の不使用時のセルフリフレッシュ動作を示すタイミングチャートである。 本発明の半導体メモリの実施形態を示すブロック図である。 フト制御回路の詳細を示す回路図である。 フト制御回路のシフト制御信号の生成動作を示すタイミングチャートである。 長メモリセル列の使用時のセルフリフレッシュ動作を示すタイミングチャートである。 長メモリセル列の不使用時のセルフリフレッシュ動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10‥コマンド入力回路;12‥セルフリフレッシュ制御回路;14‥動作制御回路;16‥記憶回路;18‥パワーオンリセット回路;20、20a‥シフト制御回路;22‥シフトレジスタ;24、24a‥許可回路;26‥アドレス入力回路;28‥ワードデコーダ;30‥メモリセルアレイ;32‥データ入出力回路;100、200‥半導体メモリ

Claims (5)

  1. 通常ワード線および前記通常ワード線に接続された通常メモリセルをそれぞれ含む複数の通常メモリセル列と、前記通常メモリセル列の不良を救済するための冗長ワード線および前記冗長ワード線に接続された冗長メモリセルを含む冗長メモリセル列とを有するメモリセルアレイと、
    前記通常ワード線および前記冗長ワード線のいずれかをリフレッシュ要求毎に順次活性化させるために、前記通常ワード線および前記冗長ワード線にそれぞれ対応する複数のラッチで構成されたシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタの出力に応じて、前記通常ワード線および前記冗長ワード線のいずれかを活性化させる活性化回路と、
    前記通常メモリセル列のいずれかに不良が存在するときに、不良の通常メモリセル列を示す不良アドレスを予め記憶する第1記憶回路と、
    前記シフトレジスタの出力が前記第1記憶回路に記憶された前記不良アドレスに対応する通常ワード線を示すときに、不良一致信号を活性化させる第1比較回路と、
    前記不良一致信号の活性化に伴って、前記不良アドレスに対応する通常ワード線の活性化を禁止する第1活性化制御回路とを備え
    前記第1活性化制御回路は、前記不良一致信号が活性化されないときに、前記シフトレジスタにシフト動作を実施させるためのシフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して1回出力し、前記不良一致信号が活性化されるときに、前記シフト制御信号を前記リフレッシュ要求に応答して2回連続して出力するシフト制御回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記冗長メモリセル列の使用/不使用を予め記憶する第2記憶回路と、
    前記第2記憶回路が不使用を記憶し、かつ前記シフトレジスタの出力が前記冗長ワード線を示すときに、前記冗長ワード線の活性化を禁止する第2活性化制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルを所定周期で自動的にリフレッシュするために、前記リフレッシュ要求を前記所定周期で生成するセルフリフレッシュ制御回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記ラッチのうち最終段のラッチの出力は、初段のラッチの入力に帰還していることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記第1記憶回路は、前記不良アドレスをプログラムするための第1ヒューズ回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
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