JPH11120790A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPH11120790A JPH11120790A JP9280732A JP28073297A JPH11120790A JP H11120790 A JPH11120790 A JP H11120790A JP 9280732 A JP9280732 A JP 9280732A JP 28073297 A JP28073297 A JP 28073297A JP H11120790 A JPH11120790 A JP H11120790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- memory cell
- circuit
- redundant
- cell array
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路面積の増加を抑制しながら、アドレスの
高速な比較動作を実現でき、高速なメモリアクセスを実
現できる半導体記憶装置を供給する。 【解決手段】 選択回路76は内部命令信号cpfに応
じて、外部アドレスOUTADRと内部アドレスINTADRの何れ
かを選択し、冗長アドレスREDADRとともに一致検出回路
77に入力する。一致検出回路77は入力された二つの
アドレスを比較し、比較結果に応じて検出信号n1を出
力し、当該検出結果n1をフリップフロップ78により
一時保持する。保持された前回の検出結果n2を一致検
出回路77からの今回の検出結果n1とともに選択回路
79に入力し、内部命令信号refに応じて入力された
二つの信号の内一つのみを選択し、選択された信号を冗
長判別回路の一致結果DTRとして出力するので、一致
検出回路を一つのみ用いることで、回路面積の増加を必
要最小限に抑制でき、高速な動作を実現できる。
高速な比較動作を実現でき、高速なメモリアクセスを実
現できる半導体記憶装置を供給する。 【解決手段】 選択回路76は内部命令信号cpfに応
じて、外部アドレスOUTADRと内部アドレスINTADRの何れ
かを選択し、冗長アドレスREDADRとともに一致検出回路
77に入力する。一致検出回路77は入力された二つの
アドレスを比較し、比較結果に応じて検出信号n1を出
力し、当該検出結果n1をフリップフロップ78により
一時保持する。保持された前回の検出結果n2を一致検
出回路77からの今回の検出結果n1とともに選択回路
79に入力し、内部命令信号refに応じて入力された
二つの信号の内一つのみを選択し、選択された信号を冗
長判別回路の一致結果DTRとして出力するので、一致
検出回路を一つのみ用いることで、回路面積の増加を必
要最小限に抑制でき、高速な動作を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
特にメモリセルアレイの不良メモリセルを置き換える冗
長メモリセルアレイを備えた半導体記憶装置に関するも
のである。
特にメモリセルアレイの不良メモリセルを置き換える冗
長メモリセルアレイを備えた半導体記憶装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の高集積度化、大容量化
に伴い、欠陥のあるいわゆる不良メモリセルの発生する
確率が増大する傾向にある。このような不良メモリセル
の発生が現在半導体記憶装置の製造歩留りを低下させる
大きな原因となっている。歩留りを向上させるために、
不良メモリセルを冗長メモリセルに置き換えることが一
般的に行われている。また、冗長メモリセルへの切り換
え方法として、ワード線単位で不良メモリセルを切り換
えるロウ冗長方式、ビット線単位で不良メモリセルを切
り換えるカラム冗長方式およびメモリセルをブロックご
とに置き換えるブロック冗長方式などがある。
に伴い、欠陥のあるいわゆる不良メモリセルの発生する
確率が増大する傾向にある。このような不良メモリセル
の発生が現在半導体記憶装置の製造歩留りを低下させる
大きな原因となっている。歩留りを向上させるために、
不良メモリセルを冗長メモリセルに置き換えることが一
般的に行われている。また、冗長メモリセルへの切り換
え方法として、ワード線単位で不良メモリセルを切り換
えるロウ冗長方式、ビット線単位で不良メモリセルを切
り換えるカラム冗長方式およびメモリセルをブロックご
とに置き換えるブロック冗長方式などがある。
【0003】何れの冗長方式においても、不良メモリセ
ルが選択された場合に、この不良メモリセルが含まれて
いるメモリセル行(ロウ)、メモリセル列(カラム)ま
たメモリブロックを不活性化し、代わりにアドレス登録
により設定された冗長メモリセル行、冗長メモリセル列
または冗長メモリセルブロックを選択することにより不
良メモリセルが救済される。アドレス登録は、例えば、
フューズの切断により行われる。
ルが選択された場合に、この不良メモリセルが含まれて
いるメモリセル行(ロウ)、メモリセル列(カラム)ま
たメモリブロックを不活性化し、代わりにアドレス登録
により設定された冗長メモリセル行、冗長メモリセル列
または冗長メモリセルブロックを選択することにより不
良メモリセルが救済される。アドレス登録は、例えば、
フューズの切断により行われる。
【0004】このため、一般的な冗長機能を有する半導
体記憶装置においては、アクセスされるメモリセルを指
定するアドレスとフューズ回路などにより登録された冗
長アドレスとを比較する比較回路が備えられている。当
該比較回路により、メモリアクセス時に、入力アドレス
と冗長アドレスとが比較される。比較の結果、二つのア
ドレスが一致するとき、指定されるメモリセルの代わり
に、冗長メモリセルへのアクセスが行われる。
体記憶装置においては、アクセスされるメモリセルを指
定するアドレスとフューズ回路などにより登録された冗
長アドレスとを比較する比較回路が備えられている。当
該比較回路により、メモリアクセス時に、入力アドレス
と冗長アドレスとが比較される。比較の結果、二つのア
ドレスが一致するとき、指定されるメモリセルの代わり
に、冗長メモリセルへのアクセスが行われる。
【0005】DRAMにおいては、通常のメモリアクセ
スのための外部アドレスと、メモリセルのリフレッシュ
のための内部アドレスの二種類のアドレスが存在する。
外部アドレスは、外部回路から読み出し、書き込みなど
の動作命令が出される度に外部から入力される。一方、
内部アドレスは、一定の時間間隔にメモリチップに内蔵
されているカウンタなどの回路により発生される。リフ
レッシュにより、全てのメモリセルに対して順次アクセ
スすることで、DRAMの各メモリセルの記憶データを
保持させる。このため、DRAMにおいては、少なくと
も通常のメモリアクセスである第1の動作モードと、リ
フレッシュ動作である第2の動作モードを有し、通常ア
クセス時に外部アドレスを、リフレッシュ時に内部アド
レスを冗長アドレスと比較する必要がある。
スのための外部アドレスと、メモリセルのリフレッシュ
のための内部アドレスの二種類のアドレスが存在する。
外部アドレスは、外部回路から読み出し、書き込みなど
の動作命令が出される度に外部から入力される。一方、
内部アドレスは、一定の時間間隔にメモリチップに内蔵
されているカウンタなどの回路により発生される。リフ
レッシュにより、全てのメモリセルに対して順次アクセ
スすることで、DRAMの各メモリセルの記憶データを
保持させる。このため、DRAMにおいては、少なくと
も通常のメモリアクセスである第1の動作モードと、リ
フレッシュ動作である第2の動作モードを有し、通常ア
クセス時に外部アドレスを、リフレッシュ時に内部アド
レスを冗長アドレスと比較する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した一
般的な半導体記憶装置においては、アドレスを比較する
ための比較回路による遅延などで、メモリセルのアクセ
ス速度が低下するという不利益がある。また、外部アド
レスおよび内部アドレスと冗長アドレスとを比較するた
めに、それぞれ比較回路を設けることにより、回路面積
の増大なども回路設計時に考慮しなければならない要素
となる。
般的な半導体記憶装置においては、アドレスを比較する
ための比較回路による遅延などで、メモリセルのアクセ
ス速度が低下するという不利益がある。また、外部アド
レスおよび内部アドレスと冗長アドレスとを比較するた
めに、それぞれ比較回路を設けることにより、回路面積
の増大なども回路設計時に考慮しなければならない要素
となる。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、回路面積の増加を抑制しなが
ら、メモリアクセス速度の向上を実現できる冗長機能を
持つ半導体記憶装置を提供することにある。
のであり、その目的は、回路面積の増加を抑制しなが
ら、メモリアクセス速度の向上を実現できる冗長機能を
持つ半導体記憶装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置は、少なくとも第1および
第2の動作モードを有し、上記第1の動作モード時に第
1のアドレスおよび冗長アドレスに応じて、メモリセル
アレイまたは冗長メモリセルアレイの所定のメモリセル
に対してアクセスを行い、上記第2の動作モード時に第
2のアドレスおよび冗長アドレスに応じて、メモリセル
アレイまたは冗長メモリセルアレイの所定のメモリセル
に対してアクセスを行う半導体記憶装置であって、上記
第1のアドレスと冗長アドレスとを比較する第1の比較
回路と、上記第2のアドレスと冗長アドレスとを比較す
る第2の比較回路と、上記第1の動作モード時に、上記
第1の比較回路の比較結果を選択して、上記第2の動作
モード時に、上記第2の比較回路の比較結果を選択して
出力する選択回路と、上記第1の動作モード時に、上記
第1の比較回路により上記第1のアドレスと上記冗長ア
ドレスが一致したとの比較結果が得られた場合に、上記
冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルアレイにある
所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の場合に上記
第1のアドレスに応じて上記メモリセルアレイにある所
定のメモリセルにアクセスし、上記第2の動作モード時
に、上記第2の比較回路により上記第2のアドレスと上
記冗長アドレスが一致したとの比較結果が得られた場合
に、上記冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルアレ
イにある所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の場
合に上記第2のアドレスに応じて上記メモリセルアレイ
にある所定のメモリセルにアクセスするアクセス回路と
を有する。
め、本発明の半導体記憶装置は、少なくとも第1および
第2の動作モードを有し、上記第1の動作モード時に第
1のアドレスおよび冗長アドレスに応じて、メモリセル
アレイまたは冗長メモリセルアレイの所定のメモリセル
に対してアクセスを行い、上記第2の動作モード時に第
2のアドレスおよび冗長アドレスに応じて、メモリセル
アレイまたは冗長メモリセルアレイの所定のメモリセル
に対してアクセスを行う半導体記憶装置であって、上記
第1のアドレスと冗長アドレスとを比較する第1の比較
回路と、上記第2のアドレスと冗長アドレスとを比較す
る第2の比較回路と、上記第1の動作モード時に、上記
第1の比較回路の比較結果を選択して、上記第2の動作
モード時に、上記第2の比較回路の比較結果を選択して
出力する選択回路と、上記第1の動作モード時に、上記
第1の比較回路により上記第1のアドレスと上記冗長ア
ドレスが一致したとの比較結果が得られた場合に、上記
冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルアレイにある
所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の場合に上記
第1のアドレスに応じて上記メモリセルアレイにある所
定のメモリセルにアクセスし、上記第2の動作モード時
に、上記第2の比較回路により上記第2のアドレスと上
記冗長アドレスが一致したとの比較結果が得られた場合
に、上記冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルアレ
イにある所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の場
合に上記第2のアドレスに応じて上記メモリセルアレイ
にある所定のメモリセルにアクセスするアクセス回路と
を有する。
【0009】また、本発明の半導体記憶装置は、少なく
とも第1および第2の動作モードを有し、上記第1の動
作モード時に第1のアドレスおよび冗長アドレスに応じ
て、メモリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの所
定のメモリセルに対してアクセスを行い、上記第2の動
作モード時に第2のアドレスおよび冗長アドレスに応じ
て、メモリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの所
定のメモリセルに対してアクセスを行う半導体記憶装置
であって、上記動作モードに応じて、上記第1の動作モ
ード時に、上記第1のアドレスを選択して、上記第2の
動作モード時に、上記第2のアドレスを選択して出力す
る第1の選択回路と、上記第1の選択回路により選択さ
れたアドレスと上記冗長アドレスとを比較する比較回路
と、上記比較回路の比較結果を一時保持する保持回路
と、上記保持回路により保持された前回の比較結果と今
回の比較結果の何れかを選択して、出力する第2の選択
回路と、上記比較回路により上記選択されたアドレスと
上記冗長アドレスが一致したとの比較結果が得られた場
合に、上記冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルア
レイにある所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の
場合に上記選択されたアドレスに応じて上記メモリセル
アレイにある所定のメモリセルにアクセスするアクセス
回路とを有する。
とも第1および第2の動作モードを有し、上記第1の動
作モード時に第1のアドレスおよび冗長アドレスに応じ
て、メモリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの所
定のメモリセルに対してアクセスを行い、上記第2の動
作モード時に第2のアドレスおよび冗長アドレスに応じ
て、メモリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの所
定のメモリセルに対してアクセスを行う半導体記憶装置
であって、上記動作モードに応じて、上記第1の動作モ
ード時に、上記第1のアドレスを選択して、上記第2の
動作モード時に、上記第2のアドレスを選択して出力す
る第1の選択回路と、上記第1の選択回路により選択さ
れたアドレスと上記冗長アドレスとを比較する比較回路
と、上記比較回路の比較結果を一時保持する保持回路
と、上記保持回路により保持された前回の比較結果と今
回の比較結果の何れかを選択して、出力する第2の選択
回路と、上記比較回路により上記選択されたアドレスと
上記冗長アドレスが一致したとの比較結果が得られた場
合に、上記冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルア
レイにある所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の
場合に上記選択されたアドレスに応じて上記メモリセル
アレイにある所定のメモリセルにアクセスするアクセス
回路とを有する。
【0010】さらに、本発明では、好適には内部アドレ
スを発生する内部アドレス発生回路を有し、上記第1の
上記第1のアドレスは、外部から入力される外部アドレ
スで、上記第2のアドレスは、上記内部アドレス発生回
路により発生される内部アドレスである。且つ、上記第
2のアドレスである内部アドレスは、メモリセルのリフ
レッシュ時に、例えば、メモリ内部に備えられたカウン
タなどにより発生される。
スを発生する内部アドレス発生回路を有し、上記第1の
上記第1のアドレスは、外部から入力される外部アドレ
スで、上記第2のアドレスは、上記内部アドレス発生回
路により発生される内部アドレスである。且つ、上記第
2のアドレスである内部アドレスは、メモリセルのリフ
レッシュ時に、例えば、メモリ内部に備えられたカウン
タなどにより発生される。
【0011】本発明によれば、冗長メモリセルアレイを
備えた半導体記憶装置、例えば、DRAMにおいて、第
1の動作モードである通常のメモリアクセス時に、外部
アドレスに応じて指定したメモリセルまたは冗長メモリ
セルへのアクセスが行われ、第2の動作モードであるリ
フレッシュ時に、内部アドレスに応じて、例えば各メモ
リセルが順次アクセスされる。冗長メモリにより置き換
えが行われたとき、アドレス登録により、通常のメモリ
セルの代わりに、冗長アドレスにより指定した冗長メモ
リセルへのアクセスが行われる。外部および内部アドレ
スと当該冗長アドレスとの比較を行う二つの比較回路が
設けられ、動作モードに応じて選択回路により二つの比
較回路の何れかの比較結果が選択され、これに応じてメ
モリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの何れかに
アクセスが行われる。この結果、二つの比較回路が並行
してそれぞれのアドレス比較が行われるので、比較結果
を得るまでの所要時間を短縮でき、高速動作に対応でき
る。
備えた半導体記憶装置、例えば、DRAMにおいて、第
1の動作モードである通常のメモリアクセス時に、外部
アドレスに応じて指定したメモリセルまたは冗長メモリ
セルへのアクセスが行われ、第2の動作モードであるリ
フレッシュ時に、内部アドレスに応じて、例えば各メモ
リセルが順次アクセスされる。冗長メモリにより置き換
えが行われたとき、アドレス登録により、通常のメモリ
セルの代わりに、冗長アドレスにより指定した冗長メモ
リセルへのアクセスが行われる。外部および内部アドレ
スと当該冗長アドレスとの比較を行う二つの比較回路が
設けられ、動作モードに応じて選択回路により二つの比
較回路の何れかの比較結果が選択され、これに応じてメ
モリセルアレイまたは冗長メモリセルアレイの何れかに
アクセスが行われる。この結果、二つの比較回路が並行
してそれぞれのアドレス比較が行われるので、比較結果
を得るまでの所要時間を短縮でき、高速動作に対応でき
る。
【0012】また、本発明の半導体記憶装置によれば、
動作モードに応じて、外部または内部アドレスが選択回
路により選択され、選択されたアドレスが冗長アドレス
と比較され、比較結果がレジスタなどからなる保持回路
により一時保持される。選択回路により、今回の比較結
果と保持回路により保持されている前回の比較結果の何
れかが選択されて出力される。この結果、回路面積の増
加を必要最小限に制限しながら、外部アドレスまたは内
部アドレスの何れの場合でも動作速度の低下を回避で
き、高速動作を実現できる。
動作モードに応じて、外部または内部アドレスが選択回
路により選択され、選択されたアドレスが冗長アドレス
と比較され、比較結果がレジスタなどからなる保持回路
により一時保持される。選択回路により、今回の比較結
果と保持回路により保持されている前回の比較結果の何
れかが選択されて出力される。この結果、回路面積の増
加を必要最小限に制限しながら、外部アドレスまたは内
部アドレスの何れの場合でも動作速度の低下を回避で
き、高速動作を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る半導体記憶装置の第1の実施形態を
示す回路図であり、冗長機能を有するDRAMの全体の
構成を示す図である。図示のように、本例のDRAM
は、メモリセルアレイ10、冗長メモリセルアレイ2
0、アドレスデコーダ30、アドレスレジスタ40、内
部アドレス発生回路50、冗長アドレス発生回路60、
冗長判別回路70およびコマンドデコーダ80により構
成されている。
示す回路図であり、冗長機能を有するDRAMの全体の
構成を示す図である。図示のように、本例のDRAM
は、メモリセルアレイ10、冗長メモリセルアレイ2
0、アドレスデコーダ30、アドレスレジスタ40、内
部アドレス発生回路50、冗長アドレス発生回路60、
冗長判別回路70およびコマンドデコーダ80により構
成されている。
【0014】メモリセルアレイ10は、行列状に配置さ
れている複数のDRAMメモリセルにより構成されてい
る。ここで、DRAMメモリセルは、例えば、1トラン
ジスタと1キャパシタにより構成されているものであ
る。メモリセルアレイ10において、複数のワード線と
ビット線(またはビット線対)が交差して配線されてい
る。同じ行に配置されている各メモリセルが一本のワー
ド線に接続され、同じ列に配置されている各メモリセル
が一本のビット線または一対のビット線対に接続されて
いる。メモリアクセス時に、アドレスデコーダ30によ
り、所定のワード線が選択され活性化され、さらに所定
のビット線に接続されている選択ゲートが導通状態に設
定されることにより、選択ワード線とビット線に接続さ
れているメモリセルが選択され、それに対して書き込み
または読み出しなどのアクセスが行われる。
れている複数のDRAMメモリセルにより構成されてい
る。ここで、DRAMメモリセルは、例えば、1トラン
ジスタと1キャパシタにより構成されているものであ
る。メモリセルアレイ10において、複数のワード線と
ビット線(またはビット線対)が交差して配線されてい
る。同じ行に配置されている各メモリセルが一本のワー
ド線に接続され、同じ列に配置されている各メモリセル
が一本のビット線または一対のビット線対に接続されて
いる。メモリアクセス時に、アドレスデコーダ30によ
り、所定のワード線が選択され活性化され、さらに所定
のビット線に接続されている選択ゲートが導通状態に設
定されることにより、選択ワード線とビット線に接続さ
れているメモリセルが選択され、それに対して書き込み
または読み出しなどのアクセスが行われる。
【0015】冗長メモリセルアレイ20は、複数の冗長
メモリセルにより構成されている。これらの冗長メモリ
セルは、例えば、メモリセルアレイ10のメモリセルと
同様に行列状に配置され、同一行の各メモリセルが一本
の冗長ワード線に接続され、同一列の各メモリセルが一
本のビット線または一対のビット線対に接続されてい
る。メモリセルアレイ10に不良メモリセルが見つか
り、それに応じてアドレス登録を行うことにより、メモ
リアクセス時に、例えば、外部アドレスにより不良メモ
リセルが指定された場合に、冗長判別回路70により、
冗長アドレス発生回路60で発生された冗長アドレスと
外部アドレスが一致する判別結果が得られたので、これ
に応じて、アドレスデコーダ30により、不良メモリセ
ルの代わりに、冗長メモリセルアレイ20から所定のメ
モリセルを選択してそれに対してアクセスが行われる。
メモリセルにより構成されている。これらの冗長メモリ
セルは、例えば、メモリセルアレイ10のメモリセルと
同様に行列状に配置され、同一行の各メモリセルが一本
の冗長ワード線に接続され、同一列の各メモリセルが一
本のビット線または一対のビット線対に接続されてい
る。メモリセルアレイ10に不良メモリセルが見つか
り、それに応じてアドレス登録を行うことにより、メモ
リアクセス時に、例えば、外部アドレスにより不良メモ
リセルが指定された場合に、冗長判別回路70により、
冗長アドレス発生回路60で発生された冗長アドレスと
外部アドレスが一致する判別結果が得られたので、これ
に応じて、アドレスデコーダ30により、不良メモリセ
ルの代わりに、冗長メモリセルアレイ20から所定のメ
モリセルを選択してそれに対してアクセスが行われる。
【0016】アドレスデコーダ30は、アドレスレジス
タ40からのアドレスに応じて指定されたワード線およ
び冗長ワード線を選択して、活性化するとともに、指定
されたビット線またはビット線対に接続されている選択
ゲートを導通状態に設定する。これによって、アドレス
レジスタ40に保持されているアドレスにより指定され
た所定のメモリセルが選択され、それに対してアクセス
が行われる。
タ40からのアドレスに応じて指定されたワード線およ
び冗長ワード線を選択して、活性化するとともに、指定
されたビット線またはビット線対に接続されている選択
ゲートを導通状態に設定する。これによって、アドレス
レジスタ40に保持されているアドレスにより指定され
た所定のメモリセルが選択され、それに対してアクセス
が行われる。
【0017】内部アドレス発生回路50は、例えば、カ
ウンタなどにより構成されている。DRAMのリフレッ
シュのとき、当該アドレス発生回路により、メモリセル
アレイ10内の各メモリセルを順次アクセスするように
連続したアドレスが発生され、冗長判別回路70に入力
される。
ウンタなどにより構成されている。DRAMのリフレッ
シュのとき、当該アドレス発生回路により、メモリセル
アレイ10内の各メモリセルを順次アクセスするように
連続したアドレスが発生され、冗長判別回路70に入力
される。
【0018】冗長アドレス発生回路60は、例えば、フ
ューズの組み合わせにより構成された回路である。出荷
前の検査において、メモリセルアレイ10に不良メモリ
セルが発見された場合に、レーザビームの照射または瞬
間的な大電流により所定のフューズの溶断してプログラ
ミングが行われ、不良メモリセルのアドレス登録が行わ
れる。メモリセルアクセス時に、冗長アドレス発生回路
60により発生された冗長アドレスと外部アドレスおよ
び内部アドレスとともに冗長判別回路70に入力され
る。冗長判別回路70の判別結果に応じて所定のアドレ
スが選択されアドレスレジスタ40に出力される。
ューズの組み合わせにより構成された回路である。出荷
前の検査において、メモリセルアレイ10に不良メモリ
セルが発見された場合に、レーザビームの照射または瞬
間的な大電流により所定のフューズの溶断してプログラ
ミングが行われ、不良メモリセルのアドレス登録が行わ
れる。メモリセルアクセス時に、冗長アドレス発生回路
60により発生された冗長アドレスと外部アドレスおよ
び内部アドレスとともに冗長判別回路70に入力され
る。冗長判別回路70の判別結果に応じて所定のアドレ
スが選択されアドレスレジスタ40に出力される。
【0019】冗長判別回路70は、内部アドレス発生回
路50からの内部アドレス、冗長アドレス発生回路から
の冗長アドレスおよび外部から入力された外部アドレス
を受けて、内部アドレスと冗長アドレス、さらに外部ア
ドレスと冗長アドレスをそれぞれ比較して、比較結果を
アドレスレジスタ40に出力する。この比較結果に応じ
て、アドレスレジスタ40は、上記何れかのアドレスを
選択して保持し、保持したアドレスをアドレスデコーダ
30に出力する。
路50からの内部アドレス、冗長アドレス発生回路から
の冗長アドレスおよび外部から入力された外部アドレス
を受けて、内部アドレスと冗長アドレス、さらに外部ア
ドレスと冗長アドレスをそれぞれ比較して、比較結果を
アドレスレジスタ40に出力する。この比較結果に応じ
て、アドレスレジスタ40は、上記何れかのアドレスを
選択して保持し、保持したアドレスをアドレスデコーダ
30に出力する。
【0020】コマンドデコーダ80は、外部から入力さ
れた複数ビットの命令データをデコードし、デコードの
結果に応じて所定の動作を指示する信号を生成する。な
お、以上説明した半導体記憶装置の各構成部分は、シス
テムクロック信号CLKにより動作のタイミングが制御
される。図1では、各構成部分におけるクロック信号C
LKの入力端子を全て省略している。
れた複数ビットの命令データをデコードし、デコードの
結果に応じて所定の動作を指示する信号を生成する。な
お、以上説明した半導体記憶装置の各構成部分は、シス
テムクロック信号CLKにより動作のタイミングが制御
される。図1では、各構成部分におけるクロック信号C
LKの入力端子を全て省略している。
【0021】上述した半導体記憶装置において、外部か
ら入力された外部アドレスと、内部アドレス発生回路5
0からの内部アドレスは、冗長判別回路70に入力さ
れ、冗長アドレス発生回路60により発生された冗長ア
ドレスと一致するか否かが判別される。コマンドデコー
ダ80からの命令によって、何れかの結果がアドレスレ
ジスタ40に渡される。アドレスレジスタ40におい
て、一致検出の結果とコマンドデコーダ80からの命令
に応じて、外部からのアドレスと内部アドレスの何れか
が選択され、セットされる。アドレスデコーダ30にお
いて、冗長判別回路70の一致検出結果に応じて所定の
アドレスを選択して、メモリアクセスに用いる。例え
ば、一致検出結果が真であれば、冗長アドレスを選択し
て、そうでなければ、アドレスレジスタ40から入力さ
れたアドレスを選択する。なお、ここで、アドレスレジ
スタ40により保持されているアドレスは、アレイアド
レスという。
ら入力された外部アドレスと、内部アドレス発生回路5
0からの内部アドレスは、冗長判別回路70に入力さ
れ、冗長アドレス発生回路60により発生された冗長ア
ドレスと一致するか否かが判別される。コマンドデコー
ダ80からの命令によって、何れかの結果がアドレスレ
ジスタ40に渡される。アドレスレジスタ40におい
て、一致検出の結果とコマンドデコーダ80からの命令
に応じて、外部からのアドレスと内部アドレスの何れか
が選択され、セットされる。アドレスデコーダ30にお
いて、冗長判別回路70の一致検出結果に応じて所定の
アドレスを選択して、メモリアクセスに用いる。例え
ば、一致検出結果が真であれば、冗長アドレスを選択し
て、そうでなければ、アドレスレジスタ40から入力さ
れたアドレスを選択する。なお、ここで、アドレスレジ
スタ40により保持されているアドレスは、アレイアド
レスという。
【0022】冗長アドレスが選択された場合に、冗長メ
モリセルアレイ20にある所定のメモリセルに対して、
メモリアクセスが行われ、それ以外の場合に、アドレス
レジスタ40からのアレイアドレスに応じて、アドレス
デコーダ30によりメモリセルアレイ10にある所定の
メモリセルが選択され、それに対してメモリアクセスが
行われる。
モリセルアレイ20にある所定のメモリセルに対して、
メモリアクセスが行われ、それ以外の場合に、アドレス
レジスタ40からのアレイアドレスに応じて、アドレス
デコーダ30によりメモリセルアレイ10にある所定の
メモリセルが選択され、それに対してメモリアクセスが
行われる。
【0023】図2および図3は、それぞれ外部アドレス
および内部アドレスを取り込み、それに応じてメモリア
クセスを行う場合のタイミングチャートを示している。
以下、これらのタイミングチャートおよび図1の構成図
を参照しつつ、本実施形態の半導体記憶装置の動作につ
いて説明する。
および内部アドレスを取り込み、それに応じてメモリア
クセスを行う場合のタイミングチャートを示している。
以下、これらのタイミングチャートおよび図1の構成図
を参照しつつ、本実施形態の半導体記憶装置の動作につ
いて説明する。
【0024】まず、図2を参照しつつ、外部アドレスの
取り込みのタイミングおよびそれに応じたメモリアクセ
スの動作タイミングを説明する。図2に示すように、メ
モリアクセスの動作タイミングがはクロック信号に応じ
て制御される。外部アドレスに応じてメモリアクセスを
行う場合に、内部アドレスは変化せず、一定値に保持さ
れている。
取り込みのタイミングおよびそれに応じたメモリアクセ
スの動作タイミングを説明する。図2に示すように、メ
モリアクセスの動作タイミングがはクロック信号に応じ
て制御される。外部アドレスに応じてメモリアクセスを
行う場合に、内部アドレスは変化せず、一定値に保持さ
れている。
【0025】図示のように、あるクロック周期でアクセ
ス動作(アドレッシング)を指示するACT命令がコマ
ンドデコーダ80に入力される。クロック信号に同期し
てこの命令がコマンドデコーダ80の内部レジスタに取
り込まれる。次のクロック周期において、コマンドデコ
ーダ80により内部信号actが生成される。このac
t信号がハイレベルに保持されているとき、同じタイミ
ングでレジスタに取り込まれているアドレスをアドレス
レジスタ40にラッチされる。
ス動作(アドレッシング)を指示するACT命令がコマ
ンドデコーダ80に入力される。クロック信号に同期し
てこの命令がコマンドデコーダ80の内部レジスタに取
り込まれる。次のクロック周期において、コマンドデコ
ーダ80により内部信号actが生成される。このac
t信号がハイレベルに保持されているとき、同じタイミ
ングでレジスタに取り込まれているアドレスをアドレス
レジスタ40にラッチされる。
【0026】上述した動作と並行に、冗長判別回路70
において、冗長アドレスと外部アドレスとの判別が行わ
れ、判別の結果がアドレスレジスタ40にラッチされ
る。さらに、内部信号actとリセットコマンドをデコ
ードしたpreからadeが生成され、アドレスレジス
タ40にラッチされたアドレスがアドレスデコーダ30
に供給するタイミングとして、アドレッシングが行われ
る。
において、冗長アドレスと外部アドレスとの判別が行わ
れ、判別の結果がアドレスレジスタ40にラッチされ
る。さらに、内部信号actとリセットコマンドをデコ
ードしたpreからadeが生成され、アドレスレジス
タ40にラッチされたアドレスがアドレスデコーダ30
に供給するタイミングとして、アドレッシングが行われ
る。
【0027】次いで、図3を参照しつつ、内部アドレス
の取り込みのタイミングおよびそれに応じたメモリアク
セスの動作タイミングを説明する。図3に示すように、
内部アドレスに応じてリフレッシュを行う場合に、外部
アドレスは変化せず、一定値に保持されている。
の取り込みのタイミングおよびそれに応じたメモリアク
セスの動作タイミングを説明する。図3に示すように、
内部アドレスに応じてリフレッシュを行う場合に、外部
アドレスは変化せず、一定値に保持されている。
【0028】図示のように、リフレッシュ動作の命令が
入力されると、クロック信号に同期してレジスタに取り
込まれる。コマンドデコーダ80により、内部命令re
fが生成される。即ち、内部命令信号refがローレベ
ルからハイレベルに切り換えられる。クロック信号の次
の周期に、内部アドレス発生回路50により発生された
内部アドレスがアドレスレジスタ40に取り込まれる。
入力されると、クロック信号に同期してレジスタに取り
込まれる。コマンドデコーダ80により、内部命令re
fが生成される。即ち、内部命令信号refがローレベ
ルからハイレベルに切り換えられる。クロック信号の次
の周期に、内部アドレス発生回路50により発生された
内部アドレスがアドレスレジスタ40に取り込まれる。
【0029】上述動作と並行に、冗長判別回路70によ
り冗長アドレスと内部アドレスが一致するか否かの判別
が行われる。判別の結果もアドレスレジスタ70にラッ
チされる。また、内部アドレス発生回路50において、
内部命令信号refに応じて、次の内部アドレスが発生
される。
り冗長アドレスと内部アドレスが一致するか否かの判別
が行われる。判別の結果もアドレスレジスタ70にラッ
チされる。また、内部アドレス発生回路50において、
内部命令信号refに応じて、次の内部アドレスが発生
される。
【0030】さらに、コマンドデコーダ80により発生
された内部命令信号refとリセットコマンドをデコー
ドした内部命令信号preから内部命令信号adeが生
成され、ラッチされたアドレスがメモリセルアレイ10
に供給されるタイミングとして、アドレッシングが行わ
れる。この場合、冗長判別回路70の判定結果に応じて
メモリアクセス動作が制御される。例えば、冗長判別回
路70から、内部アドレスと冗長アドレスが一致したと
の結果が得られた場合に、メモリセルアレイ10へのア
クセスの代わりに、冗長メモリセルアレイ20の所定の
冗長メモリセルへのアクセスが行われる。逆に、冗長判
別回路70から、内部アドレスと冗長アドレスが一致し
ないとの結果が得られた場合に、メモリセルアレイ10
の所定のメモリセルへのアクセスが行われる。
された内部命令信号refとリセットコマンドをデコー
ドした内部命令信号preから内部命令信号adeが生
成され、ラッチされたアドレスがメモリセルアレイ10
に供給されるタイミングとして、アドレッシングが行わ
れる。この場合、冗長判別回路70の判定結果に応じて
メモリアクセス動作が制御される。例えば、冗長判別回
路70から、内部アドレスと冗長アドレスが一致したと
の結果が得られた場合に、メモリセルアレイ10へのア
クセスの代わりに、冗長メモリセルアレイ20の所定の
冗長メモリセルへのアクセスが行われる。逆に、冗長判
別回路70から、内部アドレスと冗長アドレスが一致し
ないとの結果が得られた場合に、メモリセルアレイ10
の所定のメモリセルへのアクセスが行われる。
【0031】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、入力されたコマンドに応じて、冗長判別回路は外部
アドレスまたは内部アドレス発生回路50により生成さ
れた内部アドレスの何れかを冗長アドレス生成回路60
により生成された冗長アドレスとを比較して、比較結果
をアドレスレジスタに保持させ、また、外部アドレスま
たは内部アドレスの何れかをアレイアドレスとしてアド
レスレジスタに保持させる。コマンドデコーダ80によ
り生成された内部命令信号のタイミングでアドレスレジ
スタ40に保持されたアレイアドレスがアドレスデコー
ダ30に供給され、冗長判別回路70の判別結果に応じ
て、メモリセルアレイ10または冗長メモリセルアレイ
20にある所定のメモリセルへのアクセスが行われる。
ば、入力されたコマンドに応じて、冗長判別回路は外部
アドレスまたは内部アドレス発生回路50により生成さ
れた内部アドレスの何れかを冗長アドレス生成回路60
により生成された冗長アドレスとを比較して、比較結果
をアドレスレジスタに保持させ、また、外部アドレスま
たは内部アドレスの何れかをアレイアドレスとしてアド
レスレジスタに保持させる。コマンドデコーダ80によ
り生成された内部命令信号のタイミングでアドレスレジ
スタ40に保持されたアレイアドレスがアドレスデコー
ダ30に供給され、冗長判別回路70の判別結果に応じ
て、メモリセルアレイ10または冗長メモリセルアレイ
20にある所定のメモリセルへのアクセスが行われる。
【0032】第2実施形態 図4〜10は本発明に係る半導体記憶装置の第2の実施
形態を示す回路図である。本実施形態では、冗長判別回
路70の幾つかの実施例を用いて、その具体的な構成お
よび動作について詳細に説明する。
形態を示す回路図である。本実施形態では、冗長判別回
路70の幾つかの実施例を用いて、その具体的な構成お
よび動作について詳細に説明する。
【0033】冗長判別回路の第1の実施例 図4および図5は、冗長判別回路の第1の実施例70a
の内部構成を示す回路図および動作時のタイミングチャ
ートである。図4に示すように、冗長判別回路70a
は、選択回路71および一致検出回路72により構成さ
れている。
の内部構成を示す回路図および動作時のタイミングチャ
ートである。図4に示すように、冗長判別回路70a
は、選択回路71および一致検出回路72により構成さ
れている。
【0034】選択回路71は、選択制御信号入力端子S
Bに入力された制御信号に応じて、入力端子Aまたは入
力端子Bの何れかに入力された信号を選択して、出力す
る。図示のように、選択制御信号入力端子SBに、内部
命令信号refが入力され、入力端子Aに外部アドレス
が入力され、入力端子Bに内部アドレスが入力される。
このため、選択回路71は、内部命令信号refに応じ
て、外部アドレスまたは内部アドレスの何れかを選択し
て、選択されたアドレスを一致検出回路72に出力す
る。
Bに入力された制御信号に応じて、入力端子Aまたは入
力端子Bの何れかに入力された信号を選択して、出力す
る。図示のように、選択制御信号入力端子SBに、内部
命令信号refが入力され、入力端子Aに外部アドレス
が入力され、入力端子Bに内部アドレスが入力される。
このため、選択回路71は、内部命令信号refに応じ
て、外部アドレスまたは内部アドレスの何れかを選択し
て、選択されたアドレスを一致検出回路72に出力す
る。
【0035】例えば、内部命令信号refがハイレベル
のとき、選択回路71は入力端子Bに入力された内部ア
ドレスを選択して、出力する。逆に、内部命令信号re
fがローレベルのとき、選択回路71は入力端子Aに入
力された外部アドレスを選択して、出力する。
のとき、選択回路71は入力端子Bに入力された内部ア
ドレスを選択して、出力する。逆に、内部命令信号re
fがローレベルのとき、選択回路71は入力端子Aに入
力された外部アドレスを選択して、出力する。
【0036】一致検出回路72は、例えば、比較回路に
より構成されている。図示のように、一致検出回路72
は、冗長アドレスREDADRと選択回路71により選
択されたアドレスとを比較して、比較結果として、一致
結果DTRを出力する。例えば、冗長アドレスREDA
DRと選択回路71からのアドレスが一致した場合に、
一致検出回路72は、ハイレベルの一致結果DTRを出
力し、逆に、冗長アドレスREDADRと選択回路71
からのアドレスが一致しない場合に、一致検出回路72
は、ローレベルの一致結果DTRを出力する。
より構成されている。図示のように、一致検出回路72
は、冗長アドレスREDADRと選択回路71により選
択されたアドレスとを比較して、比較結果として、一致
結果DTRを出力する。例えば、冗長アドレスREDA
DRと選択回路71からのアドレスが一致した場合に、
一致検出回路72は、ハイレベルの一致結果DTRを出
力し、逆に、冗長アドレスREDADRと選択回路71
からのアドレスが一致しない場合に、一致検出回路72
は、ローレベルの一致結果DTRを出力する。
【0037】図5は、図4に示す冗長判別回路70aの
動作を示すタイミングチャートである。以下、図4およ
び図5を参照しつつ、本実施例の冗長判別回路70aの
動作について説明する。
動作を示すタイミングチャートである。以下、図4およ
び図5を参照しつつ、本実施例の冗長判別回路70aの
動作について説明する。
【0038】図5(a)は、外部アドレスが取り込まれ
た場合の冗長判別動作を示している。図示のように、冗
長判別回路70aの動作は、クロック信号CLKのタイ
ミングに応じて行われる。内部命令信号refがローレ
ベルに保持されているので、クロック信号CLKに同期
して、選択回路71の入力端子Aに入力された外部アド
レスOUTADRが選択され、冗長アドレスREDAD
Rとともに一致検出回路72に入力される。
た場合の冗長判別動作を示している。図示のように、冗
長判別回路70aの動作は、クロック信号CLKのタイ
ミングに応じて行われる。内部命令信号refがローレ
ベルに保持されているので、クロック信号CLKに同期
して、選択回路71の入力端子Aに入力された外部アド
レスOUTADRが選択され、冗長アドレスREDAD
Rとともに一致検出回路72に入力される。
【0039】一致検出回路72により、入力された外部
アドレスOUTADRと冗長アドレスREDADRとが
比較され、両方が一致しない場合に、一致結果DTRが
ローレベルに保持され、両方が一致した場合に、一致結
果DTRがハイレベルに保持される。そして、一致検出
回路72からの一致結果DTRが図1に示すアドレスレ
ジスタ40に入力され、それにより保持される。
アドレスOUTADRと冗長アドレスREDADRとが
比較され、両方が一致しない場合に、一致結果DTRが
ローレベルに保持され、両方が一致した場合に、一致結
果DTRがハイレベルに保持される。そして、一致検出
回路72からの一致結果DTRが図1に示すアドレスレ
ジスタ40に入力され、それにより保持される。
【0040】図5(b)は、内部アドレスが取り込まれ
た場合の冗長判別動作を示している。図示のように、内
部命令信号refがハイレベルに保持されているクロッ
ク周期において、クロック信号CLKに同期して、選択
回路71の入力端子Bに入力された内部アドレスINT
ADRが選択され、冗長アドレスREDADRとともに
一致検出回路72に入力される。
た場合の冗長判別動作を示している。図示のように、内
部命令信号refがハイレベルに保持されているクロッ
ク周期において、クロック信号CLKに同期して、選択
回路71の入力端子Bに入力された内部アドレスINT
ADRが選択され、冗長アドレスREDADRとともに
一致検出回路72に入力される。
【0041】一致検出回路72により、入力された内部
アドレスINTADRと冗長アドレスREDADRとが
比較され、両方が一致しない場合に、一致結果DTRが
ローレベルに保持され、両方が一致した場合に、一致結
果DTRがハイレベルに保持される。そして、一致検出
回路72からの一致結果DTRが図1に示すアドレスレ
ジスタ40に入力され、それにより保持される。
アドレスINTADRと冗長アドレスREDADRとが
比較され、両方が一致しない場合に、一致結果DTRが
ローレベルに保持され、両方が一致した場合に、一致結
果DTRがハイレベルに保持される。そして、一致検出
回路72からの一致結果DTRが図1に示すアドレスレ
ジスタ40に入力され、それにより保持される。
【0042】メモリアクセス時に、当該一致結果DTR
に応じて、メモリセルアレイ10または冗長メモリセル
アレイ20の何れかにあるメモリセルにアクセスが行わ
れる。例えば、ハイレベルの一致結果DTRが得られた
場合に、上述したように、冗長アドレスREDADRと
内部アドレスINTADRまたは外部アドレスOUTA
DRの何れかと一致することが分かる。この場合に、冗
長メモリセルアレイ20へのアクセスが行われる。逆
に、ローレベルの一致結果DTRが得られた場合、即ち
アドレスの一致が検出されていない場合に、内部命令信
号refに応じて、外部アドレスOUTADRまたは内
部アドレスINTADRの何れかがアレイアドレスとし
て、アドレスレジスタ40に保持される。メモリアクセ
ス時に、アドレスレジスタ40に保持されているアドレ
スがアドレスデコーダ30に供給され、それに応じてメ
モリセルアレイ10にある指定されたメモリセルがアク
セスされる。
に応じて、メモリセルアレイ10または冗長メモリセル
アレイ20の何れかにあるメモリセルにアクセスが行わ
れる。例えば、ハイレベルの一致結果DTRが得られた
場合に、上述したように、冗長アドレスREDADRと
内部アドレスINTADRまたは外部アドレスOUTA
DRの何れかと一致することが分かる。この場合に、冗
長メモリセルアレイ20へのアクセスが行われる。逆
に、ローレベルの一致結果DTRが得られた場合、即ち
アドレスの一致が検出されていない場合に、内部命令信
号refに応じて、外部アドレスOUTADRまたは内
部アドレスINTADRの何れかがアレイアドレスとし
て、アドレスレジスタ40に保持される。メモリアクセ
ス時に、アドレスレジスタ40に保持されているアドレ
スがアドレスデコーダ30に供給され、それに応じてメ
モリセルアレイ10にある指定されたメモリセルがアク
セスされる。
【0043】上述したように、本実施例の冗長判別回路
70aによれば、単純な回路構成で内部アドレスと外部
アドレスの何れかを冗長アドレスと比較することがで
き、比較結果に応じて一致結果DTRが出力されるの
で、単純な回路構成で、小面積の回路により実現でき
る。ただし、この実施例の冗長判別回路70aによる内
部アドレスの一致検出を行う動作速度は、コマンドをデ
コードするために何段かのゲートを通過して生成された
内部信号refからのパスで決定されるので、高速動作
が要求された場合にさらなる改善が必要である。
70aによれば、単純な回路構成で内部アドレスと外部
アドレスの何れかを冗長アドレスと比較することがで
き、比較結果に応じて一致結果DTRが出力されるの
で、単純な回路構成で、小面積の回路により実現でき
る。ただし、この実施例の冗長判別回路70aによる内
部アドレスの一致検出を行う動作速度は、コマンドをデ
コードするために何段かのゲートを通過して生成された
内部信号refからのパスで決定されるので、高速動作
が要求された場合にさらなる改善が必要である。
【0044】冗長判別回路の第2の実施例 図6は、冗長判別回路の一改善例として、高速動作を実
現可能な冗長判別回路70bの回路構成を示している。
図示のように、本実施例の冗長判別回路70bは、並行
して動作可能な二つの一致検出回路73、74およびこ
れらの一致検出回路の検出結果を選択する選択回路75
により構成されている。
現可能な冗長判別回路70bの回路構成を示している。
図示のように、本実施例の冗長判別回路70bは、並行
して動作可能な二つの一致検出回路73、74およびこ
れらの一致検出回路の検出結果を選択する選択回路75
により構成されている。
【0045】図示のように、一致検出回路73に冗長ア
ドレスREDADRと外部アドレスOUTADRが入力
され、一致検出回路74に冗長アドレスREDADRと
内部アドレスINTADRが入力されている。一致検出
回路73の一致結果n0が選択回路75の入力端子Aに
入力され、一致検出回路74の一致結果n1が選択回路
75の入力端子Bに入力される。選択回路75の選択制
御信号入力端子SBに内部命令信号refが入力され
る。
ドレスREDADRと外部アドレスOUTADRが入力
され、一致検出回路74に冗長アドレスREDADRと
内部アドレスINTADRが入力されている。一致検出
回路73の一致結果n0が選択回路75の入力端子Aに
入力され、一致検出回路74の一致結果n1が選択回路
75の入力端子Bに入力される。選択回路75の選択制
御信号入力端子SBに内部命令信号refが入力され
る。
【0046】このため、本実施例の冗長判別回路70b
において、内部命令信号refがハイレベルのとき、選
択回路の入力端子Bに入力された信号n1、即ち、冗長
アドレスREDADRと内部アドレスINTADRとの
比較結果が選択され、冗長判別回路70bの一致結果D
TRとして、出力される。一方、内部命令信号refが
ローレベルのとき、選択回路の入力端子Aに入力された
信号n0、即ち、冗長アドレスREDADRと外部アド
レスOUTADRとの比較結果が選択され、冗長判別回
路70bの一致結果DTRとして、出力される。
において、内部命令信号refがハイレベルのとき、選
択回路の入力端子Bに入力された信号n1、即ち、冗長
アドレスREDADRと内部アドレスINTADRとの
比較結果が選択され、冗長判別回路70bの一致結果D
TRとして、出力される。一方、内部命令信号refが
ローレベルのとき、選択回路の入力端子Aに入力された
信号n0、即ち、冗長アドレスREDADRと外部アド
レスOUTADRとの比較結果が選択され、冗長判別回
路70bの一致結果DTRとして、出力される。
【0047】図7は、本実施例の冗長判別回路70bの
動作を示すタイミングチャートである。以下、図6およ
び図7を参照しつつ、本実施例の動作について説明す
る。図7(a)は、外部アドレスOUTADRが取り込
まれた場合の動作を示している。図示のように、クロッ
ク信号CLKに同期して、一致検出回路73により、冗
長アドレスREDADRと外部アドレスOUTADRと
の比較が行われる。比較の結果に応じて、一致結果n0
が出力される。なお、本例の場合に、内部命令信号re
fがローレベルに保持されているので、選択回路75に
より、入力端子Aに入力された一致結果n0が選択さ
れ、冗長判別回路70bの一致DTRとして出力され
る。
動作を示すタイミングチャートである。以下、図6およ
び図7を参照しつつ、本実施例の動作について説明す
る。図7(a)は、外部アドレスOUTADRが取り込
まれた場合の動作を示している。図示のように、クロッ
ク信号CLKに同期して、一致検出回路73により、冗
長アドレスREDADRと外部アドレスOUTADRと
の比較が行われる。比較の結果に応じて、一致結果n0
が出力される。なお、本例の場合に、内部命令信号re
fがローレベルに保持されているので、選択回路75に
より、入力端子Aに入力された一致結果n0が選択さ
れ、冗長判別回路70bの一致DTRとして出力され
る。
【0048】図示のように、本例の冗長判別回路70b
において、一致検出回路73の検出結果n0の出力とほ
ぼ同時に、選択回路75から一致結果DTRが出力され
るので、出力の遅延時間が短く、高速動作に有利であ
る。なお、一致検出回路72からの一致結果DTRが図
1に示すアドレスレジスタ40に入力され、それにより
保持される。
において、一致検出回路73の検出結果n0の出力とほ
ぼ同時に、選択回路75から一致結果DTRが出力され
るので、出力の遅延時間が短く、高速動作に有利であ
る。なお、一致検出回路72からの一致結果DTRが図
1に示すアドレスレジスタ40に入力され、それにより
保持される。
【0049】図7(b)は、内部アドレスINTADR
が取り込まれた場合の冗長判別動作を示している。一致
検出回路74により、冗長アドレスREDADRと内部
アドレスINTADRとの比較が行われる。比較の結果
に応じて、一致結果n1が出力される。内部命令信号r
efがハイレベルに保持されているクロック周期におい
て、選択回路75により、入力端子Bに入力された一致
結果n1が選択され、冗長判別回路70bの一致DTR
として出力される。
が取り込まれた場合の冗長判別動作を示している。一致
検出回路74により、冗長アドレスREDADRと内部
アドレスINTADRとの比較が行われる。比較の結果
に応じて、一致結果n1が出力される。内部命令信号r
efがハイレベルに保持されているクロック周期におい
て、選択回路75により、入力端子Bに入力された一致
結果n1が選択され、冗長判別回路70bの一致DTR
として出力される。
【0050】図示のように、本例の冗長判別回路70b
において、一致検出回路73の検出結果n1の出力とほ
ぼ同時に、選択回路75から一致結果DTRが出力され
るので、外部アドレスが取り込まれた場合とほぼ同様
に、一致結果DTRの出力遅延時間が短く、高速動作に
有利である。
において、一致検出回路73の検出結果n1の出力とほ
ぼ同時に、選択回路75から一致結果DTRが出力され
るので、外部アドレスが取り込まれた場合とほぼ同様
に、一致結果DTRの出力遅延時間が短く、高速動作に
有利である。
【0051】上述したように、本実施例の冗長判別回路
70bによれば、外部アドレスOUTDRと内部アドレ
スINTADRをそれぞれ冗長アドレスREDADRと
一致するか否かを検出する二つの一致検出回路73およ
び74を設けられ、二つの一致検出回路が並行して動作
し、それぞれの一致結果n0,n1を選択回路75によ
り、最後に選択して出力することによって、内部命令信
号refの出力遅延による動作速度の低下が回避でき
る。
70bによれば、外部アドレスOUTDRと内部アドレ
スINTADRをそれぞれ冗長アドレスREDADRと
一致するか否かを検出する二つの一致検出回路73およ
び74を設けられ、二つの一致検出回路が並行して動作
し、それぞれの一致結果n0,n1を選択回路75によ
り、最後に選択して出力することによって、内部命令信
号refの出力遅延による動作速度の低下が回避でき
る。
【0052】なお、本実施例の冗長判別回路70bにお
いて、一致検出回路を持つことから、回路面積がやや増
加する傾向にある。例えば、一致検出回路は一般的に、
アドレスデータの各ビット毎にエクスクルーシブNOR
ゲートで論理演算を行い、ANDゲートにより全てのエ
クスクルーシブNORゲートの出力結果の論理積を求め
て一致結果が得られる。例えば、一致検出を行うべきア
ドレスが10ビットであれば、10個のエクスクルーシ
ブNORゲートと10入力のANDゲートが必要であ
り、このセットを二つ設けるために、回路面積に影響を
及ぼすこととなる。
いて、一致検出回路を持つことから、回路面積がやや増
加する傾向にある。例えば、一致検出回路は一般的に、
アドレスデータの各ビット毎にエクスクルーシブNOR
ゲートで論理演算を行い、ANDゲートにより全てのエ
クスクルーシブNORゲートの出力結果の論理積を求め
て一致結果が得られる。例えば、一致検出を行うべきア
ドレスが10ビットであれば、10個のエクスクルーシ
ブNORゲートと10入力のANDゲートが必要であ
り、このセットを二つ設けるために、回路面積に影響を
及ぼすこととなる。
【0053】冗長判別回路の第3の実施例 図8は、動作速度と回路面積の両方を考慮して、回路面
積の増加を抑制しながら、動作速度の向上を実現可能な
冗長判別回路の一改善例を示している。図示のように、
本実施例の冗長判別回路70cは、選択回路76、一致
検出回路77、フリップフロップ78および選択回路7
9により構成されている。
積の増加を抑制しながら、動作速度の向上を実現可能な
冗長判別回路の一改善例を示している。図示のように、
本実施例の冗長判別回路70cは、選択回路76、一致
検出回路77、フリップフロップ78および選択回路7
9により構成されている。
【0054】選択回路76の入力端子Aに外部アドレス
OUTADRが入力さえ、入力端子Bに内部アドレスI
NTADRが入力される。選択回路76の選択制御信号
入力端子SBに内部命令信号cpfが入力される。選択
回路76の出力信号n0は、冗長アドレスREDADR
とともに、一致検出回路77に入力され、当該一致検出
回路77により比較される。
OUTADRが入力さえ、入力端子Bに内部アドレスI
NTADRが入力される。選択回路76の選択制御信号
入力端子SBに内部命令信号cpfが入力される。選択
回路76の出力信号n0は、冗長アドレスREDADR
とともに、一致検出回路77に入力され、当該一致検出
回路77により比較される。
【0055】一致検出回路77の出力信号n1は、フリ
ップフロップ78および選択回路79の両方に入力され
る。フリップフロップ78は、例えば、Dフリップフロ
ップにより構成され、クロック信号CLKに応じて動作
タイミングが制御される。なお、フリップフロップ78
のロード信号入力端子LDに内部命令信号cpfが入力
され、その出力信号n2は、選択回路79の入力端子B
に入力される。選択回路79の入力端子Aには、一致検
出回路77の検出結果n1が入力される。選択回路79
の選択制御信号入力端子SBに、内部命令信号refが
入力される。
ップフロップ78および選択回路79の両方に入力され
る。フリップフロップ78は、例えば、Dフリップフロ
ップにより構成され、クロック信号CLKに応じて動作
タイミングが制御される。なお、フリップフロップ78
のロード信号入力端子LDに内部命令信号cpfが入力
され、その出力信号n2は、選択回路79の入力端子B
に入力される。選択回路79の入力端子Aには、一致検
出回路77の検出結果n1が入力される。選択回路79
の選択制御信号入力端子SBに、内部命令信号refが
入力される。
【0056】上述した冗長判別回路70cにより、ま
ず、内部命令信号cpfに応じて、外部アドレスOUT
ADRまたは内部アドレスINTADRの何れかが選択
され、選択されたアドレス信号n0は、冗長アドレスR
EDADRとともに、一致検出回路77に入力される。
一致検出回路77により、入力された二つのアドレス信
号が比較され、比較結果として信号n1が出力される。
例えば、二つのアドレスが一致した場合に、ハイレベル
の検出信号n1が出力され、逆に、二つのアドレスが一
致しない場合に、ローレベルの検出信号n1が出力され
る。
ず、内部命令信号cpfに応じて、外部アドレスOUT
ADRまたは内部アドレスINTADRの何れかが選択
され、選択されたアドレス信号n0は、冗長アドレスR
EDADRとともに、一致検出回路77に入力される。
一致検出回路77により、入力された二つのアドレス信
号が比較され、比較結果として信号n1が出力される。
例えば、二つのアドレスが一致した場合に、ハイレベル
の検出信号n1が出力され、逆に、二つのアドレスが一
致しない場合に、ローレベルの検出信号n1が出力され
る。
【0057】一致検出回路77の検出結果n1は、フリ
ップフロップ78により、一時保持される。即ち、本実
施例において、フリップフロップ78は、一致検出回路
77の検出結果を一時保持するレジスタとして機能す
る。そして、選択回路79により、内部命令信号ref
に応じて、フリップフロップ78により保持されている
一致結果n2または一致検出回路77により出力された
一致結果n1の何れかが選択され、選択信号が冗長判別
回路の一致結果DTRとして出力される。
ップフロップ78により、一時保持される。即ち、本実
施例において、フリップフロップ78は、一致検出回路
77の検出結果を一時保持するレジスタとして機能す
る。そして、選択回路79により、内部命令信号ref
に応じて、フリップフロップ78により保持されている
一致結果n2または一致検出回路77により出力された
一致結果n1の何れかが選択され、選択信号が冗長判別
回路の一致結果DTRとして出力される。
【0058】図9および図10は、本実施例の冗長判別
回路70cの動作を示すタイミングチャートである。以
下、図8、図9および図10を参照しつつ、本実施例の
動作について説明する。図9(a)は、外部アドレスO
UTADRが取り込まれた場合の動作を示している。図
示のように、内部命令信号cpfがローレベルに保持さ
れているので、選択回路76により、入力端子Aに入力
される外部アドレスOUTADRが選択され、冗長アド
レスREDADRとともに一致検出回路77に入力され
る。
回路70cの動作を示すタイミングチャートである。以
下、図8、図9および図10を参照しつつ、本実施例の
動作について説明する。図9(a)は、外部アドレスO
UTADRが取り込まれた場合の動作を示している。図
示のように、内部命令信号cpfがローレベルに保持さ
れているので、選択回路76により、入力端子Aに入力
される外部アドレスOUTADRが選択され、冗長アド
レスREDADRとともに一致検出回路77に入力され
る。
【0059】一致検出回路77により、比較結果n1が
得られる。例えば、冗長アドレスREDADRと外部ア
ドレスOUTADRが一致した場合に、ハイレベルの検
出結果n1が出力され、逆に冗長アドレスREDADR
と外部アドレスOUTADRが一致しない場合に、ロー
レベルの検出結果n1が出力される。本例の場合に、内
部命令信号refがローレベルに保持されているので、
選択回路79により、入力端子Aに入力された信号、即
ち、一致検出回路77により出力された検出結果n1が
選択されて、冗長判別回路70cの一致結果DTRとし
て、出力される。
得られる。例えば、冗長アドレスREDADRと外部ア
ドレスOUTADRが一致した場合に、ハイレベルの検
出結果n1が出力され、逆に冗長アドレスREDADR
と外部アドレスOUTADRが一致しない場合に、ロー
レベルの検出結果n1が出力される。本例の場合に、内
部命令信号refがローレベルに保持されているので、
選択回路79により、入力端子Aに入力された信号、即
ち、一致検出回路77により出力された検出結果n1が
選択されて、冗長判別回路70cの一致結果DTRとし
て、出力される。
【0060】図9(b)は、内部アドレスINTADR
が取り込まれた場合の冗長判別動作を示している。本例
においては、内部アドレス信号INTADRが選択回路
76により選択され、冗長アドレスREDADRととも
に一致検出回路77に入力される。一致検出回路77に
おいて、入力された二つのアドレスが一致するか以内を
検出し、検出結果に応じて信号n1が出力される。
が取り込まれた場合の冗長判別動作を示している。本例
においては、内部アドレス信号INTADRが選択回路
76により選択され、冗長アドレスREDADRととも
に一致検出回路77に入力される。一致検出回路77に
おいて、入力された二つのアドレスが一致するか以内を
検出し、検出結果に応じて信号n1が出力される。
【0061】なお、図示のようにフリップフロップ78
の出力信号n2がハイレベルに保持され、選択回路79
によりフリップフロップ78の出力信号n2が選択さ
れ、冗長判別回路70cの一致結果DTRとして出力さ
れる。
の出力信号n2がハイレベルに保持され、選択回路79
によりフリップフロップ78の出力信号n2が選択さ
れ、冗長判別回路70cの一致結果DTRとして出力さ
れる。
【0062】図10は、本実施例の冗長判別回路70c
において、内部アドレスまたは外部アドレスが冗長アド
レスと比較され、それに応じた検出結果が出力されるタ
イミングを示している。図示のように、内部命令信号c
pfがローレベルのとき、外部アドレスが選択され、冗
長アドレスと比較される。内部命令信号refがローレ
ベルのとき、上記比較結果n1が選択されて出力され、
内部命令信号refがハイレベルのとき、フリップフロ
ップ78により保持されている内部アドレスの一致検出
結果が出力される。
において、内部アドレスまたは外部アドレスが冗長アド
レスと比較され、それに応じた検出結果が出力されるタ
イミングを示している。図示のように、内部命令信号c
pfがローレベルのとき、外部アドレスが選択され、冗
長アドレスと比較される。内部命令信号refがローレ
ベルのとき、上記比較結果n1が選択されて出力され、
内部命令信号refがハイレベルのとき、フリップフロ
ップ78により保持されている内部アドレスの一致検出
結果が出力される。
【0063】一方、内部命令信号cpfがハイレベルの
とき、内部アドレスが選択され、冗長アドレスと比較さ
れる。内部命令信号refがローレベルに保持されてい
ると、比較結果Aが選択されて出力される。そして、内
部命令信号refがハイレベルに保持されているとき、
フリップフロップ78により保持されている内部アドレ
スの比較結果Aが選択されて出力される。
とき、内部アドレスが選択され、冗長アドレスと比較さ
れる。内部命令信号refがローレベルに保持されてい
ると、比較結果Aが選択されて出力される。そして、内
部命令信号refがハイレベルに保持されているとき、
フリップフロップ78により保持されている内部アドレ
スの比較結果Aが選択されて出力される。
【0064】一般的に、今回のアドレスの取り込みか
ら、次回のアドレスの取り込みまで、最低10クロック
のサイクルが必要である。また、内部発生アドレスが、
内部命令信号refに応じて次回に必要とされるアドレ
スに遷移するので、今回分は既必ず確定しているという
前提があるので、本実施例の冗長判別回路70cによ
り、高速な判別動作を実現できる。また、一致検出回路
を共有し、面積の増加を抑制され、クロックサイクル間
の狭間に内部アドレスの一致検出を行いその結果をフリ
ップフロップにより一時保持し、内部アドレスの一致検
出結果を必要とするときだけ選択回路により、フリップ
フロップの出力から選択して出力するので、高速な動作
を実現できる。
ら、次回のアドレスの取り込みまで、最低10クロック
のサイクルが必要である。また、内部発生アドレスが、
内部命令信号refに応じて次回に必要とされるアドレ
スに遷移するので、今回分は既必ず確定しているという
前提があるので、本実施例の冗長判別回路70cによ
り、高速な判別動作を実現できる。また、一致検出回路
を共有し、面積の増加を抑制され、クロックサイクル間
の狭間に内部アドレスの一致検出を行いその結果をフリ
ップフロップにより一時保持し、内部アドレスの一致検
出結果を必要とするときだけ選択回路により、フリップ
フロップの出力から選択して出力するので、高速な動作
を実現できる。
【0065】以上説明したように、本実施例の冗長判別
回路70cにおいて、内部命令信号cpfおよびref
に応じて、外部アドレスOUTADRと内部アドレスI
NTADRの何れかが選択され、一致検出回路77によ
り、冗長アドレスREDADRとが比較され、比較結果
に応じて検出信号n1が出力される。一致検出回路77
の検出結果n1がフリップフロップ78により一時保持
され、保持信号n2は一致検出回路77の検出結果n1
とともに選択回路79に入力される。選択回路79は、
内部命令信号refに応じて入力された二つの信号の内
一つのみを選択して、選択された信号が冗長判別回路7
0cの一致結果DTRとして出力される。
回路70cにおいて、内部命令信号cpfおよびref
に応じて、外部アドレスOUTADRと内部アドレスI
NTADRの何れかが選択され、一致検出回路77によ
り、冗長アドレスREDADRとが比較され、比較結果
に応じて検出信号n1が出力される。一致検出回路77
の検出結果n1がフリップフロップ78により一時保持
され、保持信号n2は一致検出回路77の検出結果n1
とともに選択回路79に入力される。選択回路79は、
内部命令信号refに応じて入力された二つの信号の内
一つのみを選択して、選択された信号が冗長判別回路7
0cの一致結果DTRとして出力される。
【0066】さらに、当該冗長判別回路70cの一致結
果DTRが、例えば、図1に示すアドレスレジスタ40
に入力され、当該アドレスレジスタ40により一時保持
される。そして、メモリアクセス時に、保持された一致
結果DTRに応じてメモリセルアレイ10または冗長メ
モリセルアレイ20の何れかにあるメモリセルに対し
て、アクセスが行われる。また、本実施例の冗長判別回
路70cにおいては、回路面積の増加を必要最小限に制
限しながら、外部アドレスまたは内部アドレスの何れの
場合でも動作速度の低下を回避でき、高速動作を実現で
きる。
果DTRが、例えば、図1に示すアドレスレジスタ40
に入力され、当該アドレスレジスタ40により一時保持
される。そして、メモリアクセス時に、保持された一致
結果DTRに応じてメモリセルアレイ10または冗長メ
モリセルアレイ20の何れかにあるメモリセルに対し
て、アクセスが行われる。また、本実施例の冗長判別回
路70cにおいては、回路面積の増加を必要最小限に制
限しながら、外部アドレスまたは内部アドレスの何れの
場合でも動作速度の低下を回避でき、高速動作を実現で
きる。
【0067】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、図4に示す冗長判別回路70aにより、極単純な回
路構成により内部アドレスと外部アドレスの選択および
冗長アドレスとの比較を実現でき、小面積で所望の回路
機能を実現できる。そして、高速動作が要求された場合
に、図6に示す冗長判別回路70bを用いることによ
り、外部アドレスおよび内部アドレスの比較が二つの一
致検出回路を並行に動作させることにより、同時に比較
することができ、内部命令信号refの遅延による動作
速度の低下を回避でき、高速な動作を実現できる。さら
に、図8に示す冗長判別回路70cを用いることによ
り、冗長判別回路の動作速度の向上と回路面積の抑制を
同時に実現できる。
ば、図4に示す冗長判別回路70aにより、極単純な回
路構成により内部アドレスと外部アドレスの選択および
冗長アドレスとの比較を実現でき、小面積で所望の回路
機能を実現できる。そして、高速動作が要求された場合
に、図6に示す冗長判別回路70bを用いることによ
り、外部アドレスおよび内部アドレスの比較が二つの一
致検出回路を並行に動作させることにより、同時に比較
することができ、内部命令信号refの遅延による動作
速度の低下を回避でき、高速な動作を実現できる。さら
に、図8に示す冗長判別回路70cを用いることによ
り、冗長判別回路の動作速度の向上と回路面積の抑制を
同時に実現できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置によれば、回路の面積の増加を抑制しながら、ア
ドレスの高速な比較動作を実現でき、高速なメモリアク
セスを実現できる利点がある。
憶装置によれば、回路の面積の増加を抑制しながら、ア
ドレスの高速な比較動作を実現でき、高速なメモリアク
セスを実現できる利点がある。
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の第1の実施形態
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】図1の半導体記憶装置の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図3】図1の半導体記憶装置の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図4】冗長判別回路の第1の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図5】冗長判別回路の第1の実施例の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図6】冗長判別回路の第2の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図7】冗長判別回路の第2の実施例の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図8】冗長判別回路の第3の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図9】冗長判別回路の第3の実施例の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図10】冗長判別回路の第3の実施例の動作を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
10…メモリセルアレイ、20…冗長メモリセルアレ
イ、30…アドレスデコーダ、40…アドレスレジス
タ、50…内部アドレス発生回路、60…冗長アドレス
発生回路、70,70a,70b,70c…冗長判別回
路、80…コマンドデコーダ、71,75,76,79
…選択回路、72,73,74,77…一致検出回路、
78…フリップフロップ。
イ、30…アドレスデコーダ、40…アドレスレジス
タ、50…内部アドレス発生回路、60…冗長アドレス
発生回路、70,70a,70b,70c…冗長判別回
路、80…コマンドデコーダ、71,75,76,79
…選択回路、72,73,74,77…一致検出回路、
78…フリップフロップ。
Claims (12)
- 【請求項1】少なくとも第1および第2の動作モードを
有し、上記第1の動作モード時に第1のアドレスおよび
冗長アドレスに応じて、メモリセルアレイまたは冗長メ
モリセルアレイの所定のメモリセルに対してアクセスを
行い、上記第2の動作モード時に第2のアドレスおよび
冗長アドレスに応じて、メモリセルアレイまたは冗長メ
モリセルアレイの所定のメモリセルに対してアクセスを
行う半導体記憶装置であって、 上記第1のアドレスと冗長アドレスとを比較する第1の
比較回路と、 上記第2のアドレスと冗長アドレスとを比較する第2の
比較回路と、 上記第1の動作モード時に、上記第1の比較回路の比較
結果を選択して、上記第2の動作モード時に、上記第2
の比較回路の比較結果を選択して出力する選択回路と、 上記第1の動作モード時に、上記第1の比較回路により
上記第1のアドレスと上記冗長アドレスが一致したとの
比較結果が得られた場合に、上記冗長アドレスに応じて
上記冗長メモリセルアレイにある所定のメモリセルにア
クセスし、それ以外の場合に上記第1のアドレスに応じ
て上記メモリセルアレイにある所定のメモリセルにアク
セスし、上記第2の動作モード時に、上記第2の比較回
路により上記第2のアドレスと上記冗長アドレスが一致
したとの比較結果が得られた場合に、上記冗長アドレス
に応じて上記冗長メモリセルアレイにある所定のメモリ
セルにアクセスし、それ以外の場合に上記第2のアドレ
スに応じて上記メモリセルアレイにある所定のメモリセ
ルにアクセスするアクセス回路とを有する半導体記憶装
置。 - 【請求項2】上記第1および第2の動作モードを示すモ
ード信号を有し、上記選択回路は、当該モード信号に応
じて、上記第1および第2の比較回路の比較結果の内一
つを選択して出力する請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】上記冗長アドレスは、上記メモリセルアレ
イにある欠陥メモリセルの配置場所に応じて、アドレス
登録により設定される請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】内部アドレスを発生する内部アドレス発生
回路を有し、 上記第1のアドレスは、外部から入力される外部アドレ
スで、 上記第2のアドレスは、上記内部アドレス発生回路によ
り発生される内部アドレスである請求項1記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項5】上記メモリセルアレイは、データ保持のた
め所定の時間間隔でリフレッシュ動作を行うメモリセル
により構成され、 上記内部アドレスは、上記リフレッシュ動作時に発生さ
れる請求項4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】上記第2の動作モードはリフレッシュモー
ドである請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】少なくとも第1および第2の動作モードを
有し、上記第1の動作モード時に第1のアドレスおよび
冗長アドレスに応じて、メモリセルアレイまたは冗長メ
モリセルアレイの所定のメモリセルに対してアクセスを
行い、上記第2の動作モード時に第2のアドレスおよび
冗長アドレスに応じて、メモリセルアレイまたは冗長メ
モリセルアレイの所定のメモリセルに対してアクセスを
行う半導体記憶装置であって、 上記動作モードに応じて、上記第1の動作モード時に、
上記第1のアドレスを選択して、上記第2の動作モード
時に、上記第2のアドレスを選択して出力する第1の選
択回路と、 上記第1の選択回路により選択されたアドレスと上記冗
長アドレスとを比較する比較回路と、 上記比較回路の比較結果を一時保持する保持回路と、 上記保持回路により保持された前回の比較結果と今回の
比較結果の何れかを選択して、出力する第2の選択回路
と、 上記比較回路により上記選択されたアドレスと上記冗長
アドレスが一致したとの比較結果が得られた場合に、上
記冗長アドレスに応じて上記冗長メモリセルアレイにあ
る所定のメモリセルにアクセスし、それ以外の場合に上
記選択されたアドレスに応じて上記メモリセルアレイに
ある所定のメモリセルにアクセスするアクセス回路とを
有する半導体記憶装置。 - 【請求項8】上記第1および第2の動作モードを示すモ
ード信号を有し、上記第1の選択回路は、当該モード信
号に応じて、上記第1および第2のアドレスの何れかを
選択して、上記比較回路に出力する請求項7記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項9】上記冗長アドレスは、上記メモリセルアレ
イにある欠陥メモリセルの配置場所に応じて、アドレス
登録により設定される請求項7記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】内部アドレスを発生する内部アドレス発
生回路を有し、 上記第1のアドレスは、外部から入力される外部アドレ
スで、 上記第2のアドレスは、上記内部アドレス発生回路によ
り発生される内部アドレスである請求項7記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項11】上記メモリセルアレイは、データ保持の
ため所定の時間間隔でリフレッシュ動作を行うメモリセ
ルにより構成され、 上記内部アドレスは、上記リフレッシュ動作時に発生さ
れる請求項10記載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】上記第2の動作モードはリフレッシュモ
ードである請求項11記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9280732A JPH11120790A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9280732A JPH11120790A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120790A true JPH11120790A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17629186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9280732A Pending JPH11120790A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120790A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005024844A1 (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-17 | Fujitsu Limited | 半導体メモリ |
US6956777B2 (en) | 2002-04-26 | 2005-10-18 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory device and control method thereof |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP9280732A patent/JPH11120790A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6956777B2 (en) | 2002-04-26 | 2005-10-18 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory device and control method thereof |
WO2005024844A1 (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-17 | Fujitsu Limited | 半導体メモリ |
US7187604B2 (en) | 2003-08-28 | 2007-03-06 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8023353B2 (en) | Semiconductor memory device, refresh control method thereof, and test method thereof | |
US7035152B1 (en) | System and method for redundancy memory decoding | |
US6883061B2 (en) | Electronic system and refresh method | |
US6507532B1 (en) | Semiconductor memory device having row-related circuit operating at high speed | |
US7466623B2 (en) | Pseudo SRAM capable of operating in continuous burst mode and method of controlling burst mode operation thereof | |
US20040196719A1 (en) | Semiconductor memory device having reduced current dissipation in data holding mode | |
KR100401506B1 (ko) | 비동기 프리차지 기능을 갖는 싱크로노스 메모리 디바이스 | |
US6898142B2 (en) | Semiconductor memory, method for controlling refreshment of it, and method for setting memory cell array specific area for realizing the control method | |
US6868019B2 (en) | Reduced power redundancy address decoder and comparison circuit | |
KR100380777B1 (ko) | 반도체 기억 장치 | |
US6851017B2 (en) | Semiconductor memory | |
JP2003187578A (ja) | 半導体記憶装置およびリフレッシュ制御方法 | |
JPH0383299A (ja) | 半導体記憶装置 | |
US6122207A (en) | Semiconductor memory device and method for relieving defective memory cells | |
JP2005317173A (ja) | メモリ装置 | |
JPH1166878A (ja) | 半導体記憶装置 | |
KR20180022140A (ko) | 메모리 장치 및 이를 포함하는 시스템 | |
JP4136657B2 (ja) | 半導体記憶装置及びアドレス変換回路 | |
USRE41013E1 (en) | Method of and apparatus for providing look ahead column redundancy access within a memory | |
US6330198B1 (en) | Semiconductor storage device | |
JPH11120790A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP4912613B2 (ja) | 特定バンクに対する自動リフレッシュ機能を有する半導体メモリ装置 | |
JP2001256793A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2006099877A (ja) | 同期型半導体記憶装置 | |
JPH06259987A (ja) | 半導体記憶装置 |