JPH1166878A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1166878A
JPH1166878A JP22614097A JP22614097A JPH1166878A JP H1166878 A JPH1166878 A JP H1166878A JP 22614097 A JP22614097 A JP 22614097A JP 22614097 A JP22614097 A JP 22614097A JP H1166878 A JPH1166878 A JP H1166878A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】2ビット・プリフェッチ構成の半導体記憶装置
における効率的な冗長回路の構成。 【解決手段】奇数と偶数の各アドレス側セルアレイに冗
長セルアレイが設けられ、奇数側と偶数側との各冗長ア
ドレスを奇数・偶数の選択データと共に記憶する冗長メ
モリを、奇数側と偶数側とでフレキシブルに使用し、救
済確率を高く保つ。冗長メモリ内の奇数側と偶数側との
各冗長アドレスを別々の冗長アドレス配線を介して、奇
数側と偶数側の各アドレス比較回路に供給する。更に、
冗長メモリ内の奇数側と偶数側の各冗長アドレスを、共
通の冗長アドレス配線を介して、奇数側と偶数側の各ア
ドレス比較回路に時分割で供給する。奇数と偶数の各ア
ドレス側セルアレイを有する2ビット・プリフェッチ構
成の半導体記憶装置において、共通の上位アドレスの冗
長アドレス比較回路と、別々の下位アドレスの奇数側と
偶数側の各冗長アドレス比較回路で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特にSDRAM(Synchronized Dynamic Randum
Access Memory )のバーストモードにおける2ビット・
プリフェッチ回路、または複数ビット・プリフェッチ回
路に適用される冗長回路の新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスDRAM(以下簡単にSD
RAMと称する。)は、システム側から供給されるクロ
ックに同期して内部動作を行うDRAMであり、通常の
DRAMよりも高速動作を可能にする。このSDRAM
は、システム側から更に動作モードを指定するコマンド
信号を与えられる。その与えられたコマンド信号を内部
でデコードすることにより、SDRAM側は、システム
側が要求している動作モードを判別し、指定された動作
モードに従って例えば読み出しデータを出力する。
【0003】上記の動作モードの一つにバーストモード
がある。このバーストモードは、クロックの高速化に伴
いメモリの内部動作を1クロックで行うことが困難にな
ってくることから、複数のアドレスを同時に読み書きす
ることができるモードであり、外部から与えられたアド
レスに対して、そのアドレスを起点にして連続するアド
レスの記憶データを出力または書き込むモードである。
そして、連続する出力ビットの数は、2ビット、4ビッ
ト、8ビットと指定される。
【0004】かかるバーストモードでは、外部アドレス
をもとに、内部でそれに連続するアドレスを生成し、そ
のアドレスをデコードして記憶データを出力する。2ビ
ットバーストモードでは、1つの内部アドレスを生成す
る。4ビットバーストモードでは、1つの内部アドレス
を生成しその後のサイクルで2つの内部アドレスを生成
する。更に、8ビットバーストモードでは、1つの内部
アドレスを生成し、その後の3サイクルで2つの内部ア
ドレスをそれぞれ生成する。
【0005】その場合、SDRAMは、内部のメモリセ
ルアレイを奇数アドレス側のメモリセルアレイと偶数ア
ドレス側のメモリアレイとに分割し、バーストモードで
は、外部から与えられた或いは内部で生成したアドレス
に対して、最下位ビットを除いたアドレスを、奇数アド
レス側メモリセルアレイと偶数アドレス側メモリセルア
レイのコラムデコーダに与える。かかる構成にして、必
ず2ビットの記憶データを連続して出力することができ
る様にする。この構成は、2ビット・プリフェッチ回路
と呼ばれる。同様に、4ビットの記憶データを同時に読
み書きすることができる4ビットプリフェッチ回路も考
えられる。その場合は、4つのメモリセルアレイに最下
位2ビットを除いたアドレスがそれぞれのコラムデコー
ダに与えられる。
【0006】図1は、従来のSDRAMの2ビット・プ
リフェッチ回路の例を示す図である。この例では、メモ
リセルアレイが、奇数アドレス側のメモリセルアレイ1
0と偶数アドレス側のメモリセルアレイ20との分割さ
れる。そして、それぞれのメモリセルアレイ10,20
に対して、アドレス・プリデコーダ11,21とアドレ
ス・メインデコーダ12,22とが設けられる。更に、
それぞれのメモリセルアレイ10,20の出力が、デー
タバスアンプ13,14で増幅される。
【0007】SDRAMは、システム側から与えられる
クロックCLKに同期して動作する。従って、そのクロ
ックCLKを取り込むクロックバッファ30から出力さ
れるクロック31のタイミングにより、コマンド信号2
(comm)がコマンドラッチ・デコーダ32にラッチ
され、アドレス信号3(Add)(この例ではa0−a
7の8ビット)がアドレスバッファ33にラッチされ
る。そして、アドレスバッファ33からのアドレス信号
a3−a7が、コマンドラッチ・デコーダ32の生成す
るアドレスラッチクロック35のタイミングでアドレス
ラッチ38にラッチされる。また、同じクロック35に
よりアドレス信号a1,a2がアドレスラッチ・カウン
タ39にラッチされる。
【0008】アドレス信号a3−a7は、そのまま奇数
側と偶数側のアドレスプリデコーダ11,21に与えら
れる。一方、アドレスa1,a2は、奇数側のアドレス
プリデコーダ11にそのまま与えられる。また、偶数側
のアドレスプリデコーダ21には、アドレスa1,a2
そのままのラッチアドレス44或いはアドレス演算回路
46でアドレスを1つ増加した新たなシフトアドレス4
8が、最下位アドレスa0の値に応じて、即ち、偶数か
奇数かに応じて、与えられる。
【0009】そして、外部アドレスが偶数の場合は、偶
数側のデータバスアンプ23で増幅された偶数側記憶デ
ータ24が、出力データラッチ回路16にクロック56
のタイミングでラッチされ、そして、奇数側のデータバ
スアンプ13で増幅された奇数側記憶データ14が、出
力データラッチ回路26にクロック57のタイミングで
ラッチされ、偶数、奇数の順番に連続して出力される。
【0010】また、外部アドレスが奇数の場合は、奇数
側記憶データ14が出力データラッチ回路16に、偶数
側記憶データ24が出力データラッチ回路26にそれぞ
れクロック56,57のタイミングでラッチされ、奇
数、偶数の順番に連続して出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】メモリの容量の増大に
伴い、メモリセルアレイに冗長セルアレイを追加してメ
モリの歩留まり低下を防止することが行われる。かかる
冗長セルアレイを追加するに伴い、冗長セルアレイに置
き換えられた不良セルのアドレスを記憶する冗長アドレ
スROMと、その冗長アドレスと現在アクセス中のアド
レスとが一致するか否かを判定する冗長アドレス比較回
路、若しくはEOR回路とを設ける必要がある。
【0012】しかしながら、上記した2ビット・プリフ
ェッチ回路構成のメモリに冗長セルアレイ構成を適用す
る場合は、内部に奇数アドレス側のセルアレイ10と偶
数アドレス側のセルアレイ20とを有するので、それぞ
れのセルアレイに冗長セルアレイを設け、それぞれに冗
長アドレスROMと冗長アドレス比較回路を設ける必要
がある。これでは、第一に、冗長アドレスROMと冗長
アドレス比較回路とを重複して設ける為に、回路構成が
増大する。また、第二に、冗長セルアレイを奇数側と偶
数側のそれぞれのセルアレイに設けた場合に、それぞれ
が冗長アドレスROMを有すると、その冗長アドレスR
OMが効率的に使用されない。即ち、不良セルの発生の
確率から、奇数アドレス側のセルアレイと偶数アドレス
側のセルアレイの両方が全てに冗長セルアレイを使用す
る確率は低い。従って、両方のセルアレイに対する両方
の冗長アドレスROMが、その容量の100%を冗長ア
ドレスの記憶に使用する確率は極めて低い。上記の課題
は、4ビットプリフェッチ回路構成においても同様であ
り、広く複数ビットプリフェッチ回路構成においても同
様である。
【0013】そこで、本発明の目的は、複数ビット・プ
リフェッチ回路構成の冗長セルアレイに対する冗長回路
を効率的な構成にした半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0014】更に、本発明の目的は、2ビットまたはそ
れ以上の複数ビット・プリフェッチ回路構成の冗長セル
アレイに対する冗長回路の冗長アドレスを記憶した冗長
ROMを効率的な構成にした半導体記憶装置を提供する
ことにある。
【0015】更に、本発明の目的は、冗長アドレスRO
Mからの冗長アドレス比較回路への冗長アドレス配線を
効率的に構成した半導体記憶装置を提供することにあ
る。
【0016】更に、本発明の目的は、2ビットまたはそ
れ以上の複数ビット・プリフェッチ回路構成の冗長セル
アレイに対する冗長回路の冗長アドレス比較回路を効率
的な構成にした半導体記憶装置を提供することにある。
【0017】更に、本発明の目的は、冗長回路の冗長ア
ドレス比較回路を効率的な構成にした半導体記憶装置を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明は、第一に、奇数アドレス側セルアレイに奇
数アドレス側冗長セルアレイが、偶数アドレス側セルア
レイに偶数アドレス側冗長セルアレイがそれぞれ設けら
れるメモリにおいて、奇数側冗長アドレスと偶数側冗長
アドレスとを奇数・偶数の選択データと共に記憶する冗
長メモリを有する。冗長メモリは、奇数側と偶数側とで
フレキシブルに使用されるので、冗長メモリの容量を少
なくしても、救済確率を高く保つことができる。
【0019】本発明は、4ビット以上の複数ビット・プ
リフェッチ回路構成にも適用できる。例えば、4ビット
プリフェッチ構成の場合は、内部に第一のアドレス群の
メモリセルアレイと冗長セルアレイ、第二のアドレス群
のメモリセルアレイと冗長セルアレイ、第三のアドレス
群のメモリセルアレイと冗長セルアレイ、第四のアドレ
ス群のメモリセルアレイと冗長セルアレイとを有する
が、その場合は、冗長メモリは、第一乃至第四のアドレ
ス群の冗長アドレスを第一乃至第四のアドレス群の選択
データと共に記憶する。8ビット以上の場合も同様であ
る。従って、発明としては、少なくとも第一のアドレス
群と第二のアドレス群のメモリセルアレイと冗長セルア
レイを少なくとも有する半導体記憶装置に適用される。
【0020】上記の第一の発明は、第一のアドレス群に
対応する第一のアドレス群側セルアレイと第二のアドレ
ス群に対応する第二のアドレス群側セルアレイとを有す
る半導体記憶装置において、前記第一のアドレス群側セ
ルアレイの不良セルに置き換えられる第一のアドレス群
側冗長セルアレイと、前記第二のアドレス群側セルアレ
イの不良セルに置き換えられる第二のアドレス群側冗長
セルアレイと、前記不良セルに対応する第一のアドレス
群側の冗長アドレスまたは第二のアドレス群側の冗長ア
ドレスをそれぞれ対応する第一・第二のアドレス群選択
データと共に記憶する冗長メモリと、前記冗長メモリか
ら供給される前記第一のアドレス群側の冗長アドレス
と、アクセスされる第一のアドレス群のアドレスとを比
較し、一致する時に前記第一のアドレス群側冗長セルア
レイの選択を有効にする第一のアドレス群側冗長アドレ
ス比較回路と、前記冗長メモリから供給される前記第二
のアドレス群側の冗長アドレスと、アクセスされる第二
のアドレス群のアドレスとを比較し、一致する時に前記
第二のアドレス群側冗長セルアレイの選択を有効にする
第二のアドレス群側冗長アドレス比較回路とを有するこ
とを特徴とする。
【0021】第二の発明は、第一の発明の冗長メモリ内
の奇数側冗長アドレスと偶数側冗長アドレスとを別々の
冗長アドレス配線を介して、奇数側冗長アドレス比較回
路と偶数側アドレス比較回路とに供給する。
【0022】更に、第三の発明は、第二の発明の変形例
であり、第一の発明の冗長メモリ内の奇数側冗長アドレ
スと偶数側冗長アドレスとを、共通の冗長アドレス配線
を介して、奇数側冗長アドレス比較回路と偶数側アドレ
ス比較回路とに時分割で供給する。上記の第二及び第三
の本発明も、4ビット以上の複数ビット・プリフェッチ
回路構成にも適用できる。
【0023】第四の発明は、奇数アドレス側セルアレイ
と偶数アドレス側セルアレイとを有する2ビット・プリ
フェッチ構成の半導体記憶装置において、それぞれのセ
ルアレイに冗長セルアレイを設け、それぞれの冗長セル
アレイに対応する冗長アドレス比較回路を、共通の上位
アドレスについての冗長アドレス比較回路と、別々の下
位アドレスについての奇数側冗長アドレス比較回路と、
偶数側冗長アドレス比較回路とで構成する。これによ
り、冗長アドレス比較回路が簡略化される。本発明も、
4ビット以上の複数ビット・プリフェッチ回路構成にも
適用できる。
【0024】上記の第四の発明は、第一のアドレス群に
対応する第一のアドレス群側セルアレイと第二のアドレ
ス群に対応する第二のアドレス群側セルアレイとを有す
る半導体記憶装置において、前記第一のアドレス群側セ
ルアレイの不良セルに置き換えられる第一のアドレス群
側冗長セルアレイと、前記第二のアドレス群側セルアレ
イの不良セルに置き換えられる第二のアドレス群側冗長
セルアレイと、前記不良セルに対応する冗長アドレスを
記憶する冗長メモリと、前記冗長メモリから供給される
前記冗長アドレスの下位アドレスと、アクセスされる第
一のアドレス群の下位アドレスとを比較する第一のアド
レス群側下位冗長アドレス比較回路と、前記冗長メモリ
から供給される前記冗長アドレスの下位アドレスと、ア
クセスされる第二のアドレス群の下位アドレスとを比較
する第二のアドレス群側下位冗長アドレス比較回路と、
前記冗長メモリから供給される前記冗長アドレスの上位
アドレスと、アクセスされる第一のアドレス群及び第二
のアドレス群の共通上位アドレスとを比較する共通上位
冗長アドレス比較回路とを有することを特徴とする。
【0025】更に、第五の発明は、奇数・偶数にかかわ
らず、セルアレイの不良セルを救済する冗長セルアレイ
を複数有する場合に、冗長メモリにそれらの冗長アドレ
スを複数の冗長セルアレイの選択データと共に記憶し、
複数の冗長セルアレイに対応する冗長アドレス比較回路
に対して、冗長アドレスを時分割で供給する。その結
果、冗長メモリからの冗長アドレスの配線を簡略化する
ことができる。
【0026】上記の第五の発明は、セルアレイと該セル
アレイの不良セルに置き換えられる複数の冗長セルアレ
イとを有する半導体記憶装置において、前記不良セルに
対応する冗長アドレスを、前記複数の冗長セルアレイの
選択データと共に記憶する冗長メモリと、前記複数の冗
長セルアレイ毎に設けられ、前記冗長メモリから供給さ
れる前記冗長アドレスと、アクセスされるアドレスとを
比較し、一致する時に対応する前記冗長セルアレイの選
択を有効にする冗長アドレス比較回路とを有し、前記冗
長メモリは、前記選択データに応じて記憶された複数の
前記冗長アドレスを時分割で前記複数の冗長アドレス比
較回路に供給することを特徴とする。
【0027】尚、N(N=2M 、Mは1以上の整数)ビ
ット・プリフェッチ構成において、アドレス群の数とメ
モリセルアレイの数は共にN個になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。尚、図中、ゲートに丸印が付されたトランジスタは
P型トランジスタでそれ以外のトランジスタはN型トラ
ンジスタを意味する。また、信号の引用符号の末尾にZ
が付される場合は、Lレベルが活性レベルであり、Xが
付される場合は、Hレベルが活性レベルである。
【0029】本発明の半導体記憶装置は、DRAM、S
RAM等の冗長セルを必要とするメモリに適用できる。
以下に示される実施の形態例は、シンクロナスDRAM
に適用した例である。更に、本発明は複数ビット・プリ
フェッチ回路構成に広く適用できるが、以下の実施の形
態例は2ビット・プリフェッチ回路に適用した例であ
る。
【0030】図2は、本発明の第一の実施の形態例の構
成図である。この図では、図1に対応する部分には同じ
引用番号が与えられている。即ち、奇数アドレス側のセ
ルアレ10と偶数アドレス側のセルアレ20に分けら
れ、それぞれにアドレスプリデコーダ11,21と、ア
ドレスメインデコーダ12,22と、データバスアンプ
13,23が設けられる。データバスアンプ13,23
の奇数側データ14,偶数側データ24が、アクセスさ
れるアドレスが奇数か偶数かにより、上記した通り出力
データラッチ回路16,26にラッチされる。外部から
のクロック1は、クロック入力バッファ30で増幅さ
れ、クロック発生回路52、遅延回路53,クロック発
生回路54を介してデータバスアンプ13,23のラッ
チ信号55と、出力データラッチ回路16、26の出力
クロック56,57とが生成される。
【0031】図2の第一の実施の形態例では、奇数側ア
ドレスセルアレイ10に冗長セルアレイ17が、偶数側
アドレスセルアレイ20に冗長セルアレイ27がそれぞ
れ設けられる。また、それぞれの冗長セルアレイ17,
27に対して冗長アドレス比較回路(EOR回路)6
2,65と冗長コラム選択回路63,65とが設けられ
る。冗長コラム選択回路63,65の冗長コラム選択信
号64,67は、それぞれ冗長セルアレイ17,27に
与えられると同時に、アドレスメインデコーダ12,2
2に選択禁止信号として与えられる。
【0032】そして、図2の第一の実施の形態例で特徴
的なことは、両冗長セルアレイ17,27に置き換えら
れる不良セルアレイのコラムアドレスを記憶する冗長R
OM59が、共通に設けられることである。即ち、冗長
ROM59は、奇数アドレス側セルアレイの不良セルア
レイの冗長コラムアドレスと、偶数アドレス側セルアレ
イの不良セルアレイの冗長コラムアドレスとを奇数側か
偶数側かの情報と共に記憶する。更に、冗長ROM59
には、メモリセルアレイを分割した複数のメモリブロッ
クのアドレスも記憶される。その結果、冗長ROM59
の記憶領域は、複数のメモリブロックにおいて、奇数側
冗長アドレスと奇数側冗長アドレスとにフレキシブルに
割り当てられる。本実施の形態例は、4ビット以上のプ
リフェッチ構成のメモリ装置にも適用できる。
【0033】図3は、上記の冗長ROMと冗長セルアレ
イとの関係を示す図である。この例では、メモリセルア
レイが、6つのブロックに分割されている。即ち、通常
の奇数アドレス側セルアレイ10−1〜10−6とそれ
ぞれの冗長セルアレイ17−1〜17−6が奇数側に、
通常の偶数アドレス側セルアレイ20−1〜20−6と
それぞれの冗長セルアレイ27−1〜27−6が偶数側
に設けられる。それに対して、冗長ROM59が8セッ
トの冗長コラムアドレスを記憶するだけの容量を有す
る。
【0034】そして、図3の例では、ブロック1の奇数
側セルアレイ10−1に不良セルfs1が、ブロック1
の偶数側セルアレイ20−1に不良セルfs2が、ブロ
ック2の偶数側セルアレイ20−2に不良セルfs3
が、ブロック3の奇数側セルアレイ10−3に不良セル
fs4が、ブロック3の偶数側セルアレイ20−3に不
良セルfs5が、ブロック4の奇数側セルアレイ10−
4に不良セルfs6が、ブロック5の偶数側セルアレイ
20−5に不良セルfs7が、ブロック6の奇数側セル
アレイ10−6に不良セルfs8が、それぞれ存在する
とする。
【0035】かかる不良セルfs1〜fs8は、8セッ
トの冗長コラムアドレスを記憶する容量を持つ冗長RO
M59により記憶される。そして、図3の状態から更
に、奇数側のセルアレイ10−2,10−5でも不良セ
ルが発生し、偶数側のセルアレイ20−4,20−6で
も不良セルが発生する確率は、かなり低い。従って、冗
長ROM59が、複数のメモリブロックについて、奇数
側と偶数側の冗長アドレスをフレキシブルのその記憶領
域を割り当てることで、冗長ROM59の記憶容量を全
ての冗長セルアレイを使用する場合に必要な容量よりも
小さくしても、合理的に高い確率で、不良セルを冗長セ
ルアレイに置き換えることが可能である。
【0036】従って、冗長ROM59には、冗長コラム
アドレス以外に、その冗長アドレスが属するブロックの
アドレスと奇数側か偶数側かの情報とが記憶される。奇
数側冗長セルアレイ17と偶数側冗長セルアレイ27と
が全て不良セルアレイと置き換えられる確率は、不良セ
ルアレイの発生確率からきわめて低いので、冗長ROM
59の記憶容量を上記の様に小さくしても、実用上はほ
とんど不都合は発生しない。
【0037】尚、第一の実施の形態例では、各冗長セル
アレイが複数組選択可能にするには、図3に示された冗
長回路の構成を複数組設ける必要がある。
【0038】奇数側の冗長アドレス比較回路62には、
コラムアドレス(a3−a7)42とコラムアドレス
(a1,a2)44とがアクセスされているコラムアド
レスとして与えられ、更に冗長ROM59に記憶された
コラムアドレス(a1−a7)61Oが冗長アドレスと
して与えられ、両アドレスが比較される。また、偶数側
の冗長アドレス比較回路65には、コラムアドレス(a
3−a7)42とコラムアドレス(a1,a2)44ま
たはシフトアドレス(a1’,a2’)48のいずれか
のアドレス49とがアクセスされているコラムアドレス
として与えられ、更に冗長ROM59に記憶されたコラ
ムアドレス(a1−a7)61Eが冗長アドレスとして
与えられ、両アドレスが比較される。2ビットプリプリ
フェッチ回路構成であるので、コラムアドレスの最下位
ビットa0は、冗長アドレス比較回路62,65には与
えられないし、冗長ROM59にも記憶されない。
【0039】第一の実施の形態例で特徴的なことは、冗
長ROM59には、同じブロックの奇数アドレス側冗長
セルアレイ17ー1〜17−6と偶数アドレス側冗長セ
ルアレイ27ー1〜27−6との冗長アドレスが記憶さ
れる可能性がある。従って、冗長ROM59から冗長ア
ドレス比較回路62,65への冗長アドレス配線を奇数
側の配線61Oと61Eとが別々に設けられる。
【0040】尚、第一の実施の形態例が4ビット・プリ
フェッチ構成のメモリ装置に適用される場合は、アドレ
ス演算回路が、+1の回路に加えて、+2の回路と+3
の回路が追加され、+2の回路と+3の回路にそれぞれ
プリデコーダ、メインデコーダ、メモリセルアレイ、冗
長アドレス比較回路等が設けられる。
【0041】図4は、第一の実施の形態例の冗長回路の
全体構成図である。図4には詳細な回路構成も示されて
いるが、回路が微小でわかりにくいので、ここではその
概略的な構成について説明し、それぞれの回路の構成は
後で説明する。図5は、図4の各ブロックだけで全体の
構成を示したブロック図である。図4の説明において適
宜図5を参照することにより、以下の説明を容易に理解
できるであろう。
【0042】冗長ROM59内には、不良セルのコラム
アドレスが冗長アドレスとして冗長アドレスROM81
に記憶される。冗長ROM59は奇数側セルアレイと偶
数側セルアレイに共通に設けられるので、冗長アドレス
ROM81に記憶された冗長アドレスが奇数側の冗長ア
ドレスか偶数側の冗長アドレスかの情報を記憶する奇数
・偶数アレイ選択回路82が設けられる。更に、図4,
5の例では、セルアレイが複数ブロックに分割されてい
る場合に、冗長アドレスROM81に記憶された冗長ア
ドレスがどのブロックの冗長アドレスかを記憶するブロ
ック選択回路80が設けられる。ブロック選択回路80
には、ローアドレス信号87が供給されて、記憶されて
いるブロックのアドレスに一致するか否かの判定が行わ
れる。一致した場合は、ブロック選択信号80Bが活性
状態になり、冗長アドレスROM81に記憶された冗長
アドレスを出力させる。
【0043】奇数・偶数アレイ選択回路82は、活性化
信号drszに応答して、奇数側選択信号82Oと偶数
側選択信号82Eとの一方をHレベルにする。その選択
信号82O,82Eに応答して、トランスファー回路8
3,84は、冗長アドレスROM81に記憶された冗長
アドレスを、奇数側冗長アドレス61Oまたは偶数側冗
長アドレス61Eとして別々に出力する。
【0044】冗長ROM59は、複数(図4の例では8
個)の冗長アドレスROM81を有し、そこに記憶され
た冗長アドレスの属するブロックのアドレスがブロック
選択回路80に記憶され、奇数か偶数かの情報が奇数・
偶数アレイ選択回路82に記憶される。従って、複数の
冗長アドレスROM81からの冗長アドレス61の内、
奇数側にはただ一つの冗長アドレス61Oが、偶数側に
はただ一つの冗長アドレス61Eがそれぞれ有効な冗長
アドレスとして出力される。従って、奇数側冗長アドレ
ス61Oは、例えばワイヤードオア回路により奇数側リ
セット回路85を介して冗長アドレス比較回路62に与
えられ、偶数側冗長アドレス61Eも、ワイヤードオア
回路により偶数側リセット回路86を介して冗長アドレ
ス比較回路65に与えられる。これらのリセット回路8
5,86は、上記した活性化信号drszがそれぞれ与
えられ、非活性時に冗長アドレス61O,61Eをそれ
ぞれ強制的にHレベルのリセット状態にする。これは、
ワイヤードオア構成の回路に必要なリセットである。
【0045】リセット回路85,86を介して冗長アド
レス61O,61Eは、それぞれの冗長アドレス比較回
路(EOR回路)62,65に供給される。更に、冗長
アドレス比較回路62,65には、供給されている冗長
アドレス61O,61Eが有効か否かを示す冗長アドレ
ス有効信号CFJOXとCFJEXがそれぞれ与えられ
る。そして、冗長アドレス比較回路62,65には、ア
クセスされるコラムアドレス42,44及び42,49
がそれぞれ供給される。従って、冗長アドレス比較回路
62,65では、冗長アドレス有効信号が与えられる時
に、冗長アドレス61O,61Eとアクセスされている
コラムアドレスとを比較する。冗長アドレス有効信号C
FJOX,CFJEXは、ブロック選択信号80Bと、
奇数側選択信号82Oまたは偶数側選択信号82EをN
OR回路87,89とインバータ88,90からなる回
路により生成される。ここでも、ブロック選択信号80
Bと、奇数側選択信号82Oまたは偶数側選択信号82
Eは、例えばワイヤードオア接続される。
【0046】更に、冗長アドレス比較回路62,65の
出力は、冗長コラム選択回路63,66にそれぞれ与え
られ、そこで、冗長コラム選択信号64,67が生成さ
れる。
【0047】図6は、冗長ROM59の具体的回路図で
ある。ブロック選択回路80は、記憶されている冗長ア
ドレスに対応するブロックのローアドレスをフューズF
10〜F17に記憶する。そして、それらのフューズF
10〜F17と直列に接続されるN型トランジスタ10
0〜107には、アクセスされたローアドレス信号87
が供給される。制御信号frazのLレベルにより、P
型トランジスタ109を介してノードn10がHレベル
にリセットされる。その時N型トランジスタ108は非
導通である。そこで、アクセスされたローアドレス87
が供給されて、制御信号frazがHレベルに変化して
活性化状態になると、トランジスタ108が導通し、全
てのローアドレスが一致するとノードn10のHレベル
が維持されて、ブロック選択信号80BをLレベルにす
る。また、1つのアドレスでも不一致の場合は、ノード
n10はLレベルに引き下げられる。その結果、ブロッ
ク選択信号80BはHレベルになる。インバータ111
とP型トランジスタ110とは、ノードn10がHレベ
ルを維持した時に、ノードn10がフローティング状態
になるのを防止する回路である。
【0048】また、奇数・偶数選択回路82はブロック
選択回路80に類似する構成である。即ち、フューズF
18に、コラムアドレスROM81に記憶される冗長ア
ドレスが奇数側か偶数側かの情報が記憶される。この回
路の例では、フューズF18が導通状態では奇数側の冗
長アドレスが記憶され、フューズF18が切断されて非
導通の状態では偶数側の冗長アドレスが記憶されている
ことを示す。この奇数・偶数選択回路82も、制御信号
frazのLレベルにより、N型トランジスタ122が
非導通、P型トランジスタ120が導通して、ノードn
11をHレベルにリセットされる。そして、制御信号f
razが活性化状態のHレベルになると、トランジスタ
122を導通状態にし、フューズF18の導通、非導通
状態に応じて、ノードn11がLレベル、Hレベルにな
る。そして、活性化信号drszのHレベルに応答し
て、NANDゲート125が奇数選択信号82OをHレ
ベル(奇数側選択)またはインバータ126を介して偶
数選択信号82EをHレベル(偶数側選択)にする。
【0049】この奇数選択信号82O、偶数選択信号8
2E及びブロック選択信号80Bが、NORゲート8
7,89にそれぞれ与えられ、N型トランジスタ88,
90のインバータ回路により、冗長アドレス有効信号C
FJOX,CFJEXが生成される。奇数側が選択され
る場合は、ブロック選択信号80BのLレベルと、偶数
選択信号82EのLレベルとにより、NORゲート87
の出力がHレベルとなり、奇数側の冗長アドレス有効信
号CFJOXがLレベルとなる。一方、偶数側が選択さ
れる場合は、ブロック選択信号80BのLレベルと、奇
数選択信号82OのLレベルとにより、NORゲート8
9の出力がHレベルとなり、偶数側の冗長アドレス有効
信号CFJEXがLレベルとなる。
【0050】冗長コラムアドレスROM81は、冗長コ
ラムアドレスa1〜a7が記憶される。この冗長コラム
アドレスa1〜a7は、8ビットのコラムアドレスのう
ち、最下位ビットを除いたコラムアドレスの本数であ
る。図6には、その7ビットのコラムアドレスが記憶さ
れるROM81(01)〜81(07)が記載される。
それらの回路は全て同じであるので、代表としてコラム
アドレスa2を記憶するROM81(02)を例にして
その回路を説明する。
【0051】コラムアドレスa2を記憶するROM81
(02)には、コラムアドレスa2を記憶するフューズ
F20が、P型トランジスタ130とN型トランジスタ
131との間に設けられる。フューズF21は、単にフ
ューズF20に対抗して設けてそのインバータの出力レ
ベルを調節するものである。このトランジスタ130,
131のゲートには、ブロック選択信号80Bが与えら
れる。ブロック選択信号80BのHレベルにより、ノー
ドn12はLレベルにリセットされる。その後、ローア
ドレスが一致すると、ブロック選択信号80BのLレベ
ルにより、P型トランジスタ130が導通し、フューズ
F20の記憶状態(導通または非導通)に応じて、ノー
ドn12がLレベルのまままたはHレベルになる。この
ノードn12の信号が、トランジスタ回路83,84を
構成するN型トランジスタ134,135及びN型トラ
ンジスタ136,137により偶数側の冗長アドレス比
較回路または奇数側の冗長アドレス比較回路に別々に分
配される。
【0052】トランスファ回路83,84には、そのグ
ランド側に接続されたN型トランジスタ135,137
に偶数選択信号82Eと奇数選択信号82Oとが与えら
れる。即ち、選択信号82E,82OのHレベルによ
り、トランジスタ135,137が導通するので、それ
に対応するノードn12のレベルに応じて制御されるN
型トランジスタ134,136により、記憶されていた
冗長アドレスがCFE02Z(61E)またはCFO0
2Z(61O)として、出力される。
【0053】他の冗長コラムアドレスROM81も同じ
構成であり、それぞれにトランスファー回路が設けら
れ、それぞれの冗長アドレスCFO01Z〜CFO07
Z(61O)、または冗長アドレスCFE01Z〜CF
E07Z(61E)が出力される。
【0054】上記した冗長アドレスCFO01Z〜CF
O07Z(61O)、CFE01Z〜CFE07Z(6
1E)は、複数の冗長ROM59から出力され、ワイヤ
ードオア構成で接続されてリセット回路85,86に供
給される。上記のトランスファ回路83,84がワイヤ
ードオア接続であるので、Hレベルに上昇することがで
きないので、このリセット回路85,86が設けられ、
リセット時に全ての冗長アドレスCFO01Z〜CFO
07Z(61O)、CFE01Z〜CFE07Z(61
E)をHレベルにリセットする。或いは、リセット回路
85,86は、アクティブ時に有効な冗長アドレスのH
レベル状態をフローティングにしない様に制御する。更
に、リセット回路85,86では、冗長アドレス有効信
号CFJOX、CFJEXにより、有効な冗長アドレス
の場合のみ、リセット状態が解除される。
【0055】図7は、リセット回路85,86の詳細回
路図である。図4,5に示される通り、第一の実施の形
態例では、このリセット回路85,86が、奇数側と偶
数側の冗長アドレス61O,61Eにそれぞれ設けられ
る。このリセット回路は、冗長ROM59からの冗長ア
ドレス信号61O,61Eを、リセット時に強制的にH
レベルにリセットする機能と、冗長アドレス信号が有効
な時にリセット状態を解除する機能と、アクティブ時の
Hレベルの冗長アドレス信号61O,61Eをフローテ
ィング状態にしない機能とを有する。
【0056】P型のトランジスタ141〜147がリセ
ット用のトランジスタである。活性化信号drszがL
レベルの時にリセット状態となるが、活性化信号drs
zのLレベルに応答して、インバータ172〜176及
びNANDゲート177とから一時的にLレベルになる
信号がノードn15に生成され、その信号によりP型ト
ランジスタ178が導通し、ノードn16を一時的にH
レベルにする。そのノードn16の信号は、インバータ
171により反転され、一時的にLレベルになるリセッ
ト信号RSTが生成される。リセット信号RSTの一時
的なLレベルにより、リセットトランジスタ141〜1
47が一斉に導通し、ノードn21〜n27を強制的に
Hレベルにする。この結果、ワイヤードオア接続された
冗長アドレス信号61O,61Eは全てHレベルにリセ
ットされる。
【0057】ノードn21〜n27は、複数の冗長RO
M59からの冗長アドレス信号61E,61Oとワイヤ
ードオア接続により接続されるノードである。従って、
上記のリセットトランジスタ141〜147の導通によ
り、その共通接続ノードn21〜n27がHレベルにリ
セットされる。また、同様にワイヤードオア接続されて
いる奇数・偶数側の冗長アドレス有効信号CFJOX,
CFJEXに対しても、ノードn16がHレベルにリセ
ットされることで、全ての冗長ROM59からの冗長ア
ドレス有効信号CFJOX,CFJEXがHレベルにリ
セットされる。
【0058】次に、リセット回路の別の機能の為に、ノ
ードn21〜n27がHレベルのフローティング状態に
なるのを防止するトランジスタ151〜157とインバ
ータ161〜167とが、それぞれの冗長アドレスに対
して設けられる。冗長ROM59から冗長アドレス61
E,61Oがインバータ161〜167に与えられる。
そして、奇数・偶数側の冗長アドレス有効信号CFJO
X,CFJEXが有効状態のLレベルになると、リセッ
トが解除され、リセット信号RSTはHレベルになり、
リセットトランジスタ141〜147を一斉に非導通と
する。その結果、Hレベルのフローティング状態にある
冗長アドレス信号61E,61Oの印加されるノードn
21〜n27は、P型トランジスタ151〜157の導
通により確実に電源Vccに接続されて、フローティン
グ状態が回避される。
【0059】冗長アドレス61E,61OのCFE01
Z/CFO01Z〜CFE07Z/CFO07Zは、イ
ンバータ161〜167により反転されてHアクティブ
の冗長アドレスCFE01X/CFO01Xとして、冗
長アドレス比較回路65,62に供給される。
【0060】図8は、第一の実施の形態例の冗長アドレ
ス比較回路と冗長コラム選択回路の回路図である。第一
の実施の形態例では、冗長ROM59だけを奇数側と偶
数側で共通に設けられ、冗長アドレス比較回路62,6
5は、奇数側と偶数側にそれぞれ設けられ、それぞれ全
てのコラムアドレスa1−a7の比較が行われる。従っ
て、冗長アドレス比較回路62,65は、図示される通
り、コラムアドレスa1〜a7に対応して並列に設けら
れる。
【0061】図8には、コラムアドレスa1に対する冗
長アドレス比較回路の回路構成が示される。冗長アドレ
ス有効信号CFJOX,CFJEXが無効レベルのHレ
ベルの時は、冗長アドレス61O,61Eが無効である
ので、トランジスタ187の導通により冗長アドレス比
較回路62,65の出力cajnzは全てLレベルとな
る。従って、冗長コラム選択回路63,66の入力は全
てLレベルとなり、出力64,67は非選択のHレベル
となる。
【0062】一方、冗長アドレス有効信号CFJOX,
CFJEXが有効レベルのLレベルでは、トランジスタ
187は非導通となり、NORゲート180,182は
スルー状態となる。従って、冗長アドレス61O,61
EのHレベルまたはLレベルに応じて、CMOSスイッ
チ183,184または185,186が導通する。従
って、それに応じて、アクセスされているコラムアドレ
ス42,44または42,49が、NORゲート182
を介してまたは介さずに、その反転信号または非反転信
号が出力される。
【0063】図9は、冗長アドレス61O,61Eとア
クセスされたアドレス42,44,42,49との関係
を示す図表である。これに示される通り、両アドレスが
論理的に排他的関係にある時に一致、論理的に同じの時
に不一致であるとすると、冗長アドレス比較回路62,
65により、一致した時は出力がHレベル、不一致の時
はLレベルとなる。従って、冗長コラム選択回路63,
66は、全てのコラムアドレスa1〜a7に対して一致
した場合に、その出力caj01z〜caj07zが全
てHレベルとなり、NANDゲート190と191の出
力はLレベルとなる。その結果、NORゲート192の
出力はHレベル、インバータ193の出力はLレベルと
なる。冗長コラム選択信号64,67は、Lレベルで選
択状態となる。尚、NANDゲート190,191及び
NORゲート192は、1つのNANDゲートで構成し
ても良い。
【0064】[第二の実施の形態例]上記の第一の実施
の形態例では、冗長ROM59内にブロックアドレスを
記憶するブロック選択回路80、偶数と奇数の情報を記
憶する奇数・偶数選択回路82を冗長アドレスROM8
1と共に設けた。そして、その冗長アドレスを、トラン
スファー回路83,84により、奇数側の冗長アドレス
比較回路への冗長アドレス信号61Oの配線と、偶数側
の冗長アドレス比較回路への冗長アドレス信号61Eの
配線とに分配する。
【0065】しかしながら、冗長アドレス信号を奇数側
の配線と偶数側の配線にそれぞれ分配することで、その
配線の本数が膨大になり、集積化の弊害となる。更に、
冗長アドレス信号を奇数側の配線と偶数側の配線に分配
することで、それぞれの配線にリセット回路85,86
を設ける必要があり、この点も集積化の弊害になる。
【0066】一方、冗長ROM59内のブロック選択回
路80は、ローアドレスとの比較を行うが、ローアドレ
スはRAS期間に入力され、その後、例えば20nse
c後に、コラムアドレスがCAS期間に入力される。
【0067】そこで、第二の実施の形態例では、冗長R
OMからの冗長アドレスを出力する端子を、奇数側と偶
数側で共通にし、ローアドレスが入力されてから時分割
で奇数側の冗長アドレスと偶数側の冗長アドレスとを、
それぞれの冗長アドレス比較回路に供給する。先に供給
される奇数側の冗長アドレス比較回路には、その奇数側
の冗長アドレスを記憶するラッチ回路が設けられる。本
実施の形態例は、4ビット以上のプリフェッチ構成のメ
モリ装置にも適用できる。
【0068】図10は、第二の実施の形態例の構成図で
ある。図2と同じ部分には、同じ引用番号が付しされて
いる。この例でも、複数のメモリブロックについて、奇
数側の冗長アドレスと偶数側の冗長アドレスとが共通の
冗長ROM59にフレキシブルに記憶される。冗長RO
M59からの冗長アドレス信号61の端子は、奇数用と
偶数用に共通である。そして、この冗長アドレス信号6
1を奇数側の冗長アドレス比較回路62と偶数側の冗長
アドレス比較回路65とに時分割に供給する為に、奇数
側の冗長アドレス比較回路62に隣接して冗長アドレス
を記憶するラッチ回路200が設けられる。それ以外の
構成は、図2の場合と同等である。
【0069】図11は、第二の実施の形態例の冗長回路
の全体構成を示す図である。図11では、冗長回路の全
体構成を示し、それぞれの回路構成が微細になっている
ので、それらの回路構成については後に別途説明する。
【0070】図11に示される通り、冗長ROM59内
には、第一の実施の形態例と同様に、冗長アドレスを記
憶する冗長アドレスROM81と、その冗長アドレスが
属するメモリブロックのアドレスを記憶するブロック選
択回路80と、その冗長アドレスが奇数側が偶数側かの
情報を記憶する奇数・偶数選択回路82が設けられる。
そして、ブロック選択回路80によりブロック選択アド
レスが一致すると、冗長アドレスROM81からの冗長
アドレスが共通の冗長アドレス信号配線61から出力さ
れる。尚、複数の冗長ROM59からの冗長アドレス信
号配線61と冗長アドレス有効信号CFJXの配線と
は、ワイヤードオア接続される。
【0071】この冗長回路では、タイミング信号TS3
がLレベルの間は、奇数・偶数選択回路82により選択
される奇数側の冗長アドレスが、冗長アドレス信号配線
61に有効に出力され、その後、タイミング信号TS3
がHレベルに切り替わった後は、奇数・偶数選択回路8
2により選択される偶数側の冗長アドレスが、冗長アド
レス信号配線61に有効に出力される。最初に冗長アド
レス信号配線61に出力された奇数側の冗長アドレス信
号は、冗長アドレス有効信号CFJXと共に、ラッチ回
路200のそれぞれのラッチ回路203,204にラッ
チされ、奇数側の冗長アドレス比較回路62に与えられ
る。一方、後で冗長アドレス信号配線61に出力された
偶数側の冗長アドレス信号は、冗長アドレス有効信号C
FJXと共に偶数側の冗長アドレス比較回路65に与え
られる。冗長アドレス有効信号をラッチする回路201
は、1ビット分ラッチするのに対して、奇数側の冗長ア
ドレスをラッチする回路202は、7ビット分のラッチ
回路を有する。
【0072】更に、この冗長回路では、冗長アドレス信
号配線61を共通化したのに伴い、リセット回路86も
共通化される。従って、リセット回路86は、タイミン
グ信号TS3がLレベルからHレベルに切り替わる時
に、奇数側冗長アドレス信号を信号配線からリセットす
るために、一旦リセット動作を行う。そのために、図1
1に示される通り、プリチャージ信号Precharge によ
り、冗長アドレス信号配線61がHレベルにプリチャー
ジされる。
【0073】図12は、図11の冗長ROM59の詳細
回路図である。また、図13は、図11の冗長アドレス
比較回路65,62、ラッチ回路200、冗長コラム選
択回路66,63の詳細回路図である。そして、図14
は、それらの冗長回路の動作タイミングチャート図であ
る。
【0074】図12に示された冗長ROMの構成は、ブ
ロック選択回路80、奇数・偶数選択回路82、冗長ア
ドレスROM81を有する点で、図6に示した第一の実
施の形態例の冗長ROMと同じである。ブロック選択回
路80には、アクセス中のローアドレス信号がトランジ
スタ10〜107のゲート87に与えられる。また、フ
ューズF10〜F17に記憶されている冗長コラムアド
レスに対応するブロックのローアドレスが記憶される。
この回路構成は、図6の例とほぼ同じである。奇数・偶
数選択回路82は、フューズF18に冗長アドレスに対
応する奇数か偶数かの情報が記憶される。この例では、
フューズF18が導通状態の場合は奇数アドレス側の冗
長アドレスを記憶していることを示し、切断状態の場合
は偶数アドレス側の冗長アドレスを記憶していることを
示す。この奇数か偶数かの情報は、タイミング信号TS
3のLレベルとHレベルの時に時分割にノードn21に
読み出される。
【0075】ブロック選択回路80でブロックのアドレ
スが一致し、タイミング信号TS3がLレベルの時に奇
数・偶数選択回路82が奇数の情報を記憶している場合
に、若しくは、タイミング信号TS3がHレベルの時に
奇数・偶数選択回路82が偶数の情報を記憶している場
合に、NANDゲート112の出力80BがLレベルと
なる。その結果、冗長アドレスROM81内の冗長アド
レス信号を各出力端子61−1〜61−7に出力する。
同時に、冗長アドレス有効信号CFJXもインバータ2
20、トランジスタ221により、Lレベルと有効状態
のレベルになる。本実施の形態例では、冗長アドレスR
OM81の出力は、奇数側または偶数側に対して共通の
出力端子61−1〜61−7に生成される。従って、図
6の如きトランスファー回路は設けられない。
【0076】図14のタイミングチャートに従って説明
すると、クロックCLK1のタイミングでアクティブコ
マンドが与えられ、アドレス端子にローアドレスが供給
される。その時に、タイミング信号TS1により冗長R
OM59が活性化され、且つリセット回路によりリセッ
トされる。制御信号frazがLレベルの間にノードn
10がHレベルにリセットされていたが、ローアドレス
の入力により制御信号frazがHレベルに変わり、ト
ランジスタ108が導通すると共に、フューズF10〜
F17とローアドレスとが比較される。それらが一致す
る時は、ノードn10がHレベルを維持し、不一致の時
はノードn10がLレベルに低下する。そこで、タイミ
ング信号TS2の立ち上がりにより、ブロックアドレス
が一致した冗長ROMでは、NANDゲート209の出
力がLレベルとなり、トランジスタ210を導通させ
る。従って、フューズF18の導通(奇数)または切断
(偶数)により、ノードn20はHレベルまたはLレベ
ルとなる。
【0077】その後、タイミング信号TS3がLレベル
の間に、フューズF18が導通して奇数の情報を記憶し
ていた冗長ROMにおいて、トランスファーゲート21
8を介してノードn21にHレベルが出力される。その
結果、その冗長ROMのイネーブル信号80BがLレベ
ルとなる。冗長コラムアドレスROM81では、冗長ア
ドレス端子61−2を出力する部分について説明する
と、冗長アドレスがフューズF20の切断または導通に
より記憶される。イネーブル信号80BのLレベルによ
り、ノードn12がHレベルに変化する(フューズF2
0が導通)かLレベルのまま(フューズF20が切断)
となり、それによりN型トランジスタ134が導通また
は非導通となり、冗長アドレス端子61−2がLレベル
またはHレベルとなる。この信号が、タイミング信号T
S4のHレベルパルスにより、奇数側の冗長アドレス信
号として、奇数側の冗長アドレス比較回路62の手前に
設けられたラッチ回路201,202に、冗長アドレス
有効信号CFJXと奇数側の冗長アドレスがラッチされ
る。即ち、タイミング信号TS4により、トランスファ
ーゲート234が導通して冗長アドレス有効信号CFJ
Xがラッチ回路203にラッチされ、更にトランスファ
ーゲート237が導通して冗長アドレス61がラッチ回
路204にラッチされる。
【0078】その後、プリチャージ回路86でプリチャ
ージ動作が行われると共に、タイミング信号TS3がH
レベルに切り替わる。それに伴い、冗長ROM59内の
奇数・偶数選択回路82のトランスファーゲート219
が導通し、ノードn20の反転信号がノードn21に出
力される。従って、フューズF18が切断されて偶数の
情報を記憶している冗長ROM59において、ノードn
21がHレベルとなる。従って、ブロックアドレスが一
致していて偶数の情報を記憶している冗長ROMにおい
て、イネーブル信号80BがLレベルとなり、冗長アド
レスROM81に記憶されている冗長アドレスが冗長ア
ドレス端子61−1〜61−7に出力される。
【0079】この時点では、タイミング信号TS4はL
レベルであるので、ラッチ回路200内のトランスファ
ーゲートは閉じている。従って、その冗長アドレス61
は、偶数側の冗長アドレス比較回路65にのみ供給され
る。かくして、奇数側の有効な冗長アドレスは奇数側の
冗長アドレス比較回路62に、偶数側の有効な冗長アド
レスは偶数側の冗長アドレス比較回路65にそれぞれ与
えられる。
【0080】図13に示された冗長アドレス比較回路6
2,65は、図8で示した回路と同じである。図13に
は、冗長アドレス有効信号CFJXをラッチするラッチ
回路201と冗長アドレス61をラッチするラッチ回路
202とが、奇数側の冗長アドレス比較回路62の手前
に設けられる。
【0081】以上の通り、本実施の形態例では、複数の
ブロックに対して、奇数側と偶数側の冗長アドレスを冗
長ROMにフレキシブルに記憶させるので、冗長ROM
の容量を少なくして且つ合理的な確率で不良セルを救済
することができる。しかも、冗長ROMからの冗長アド
レスの出力端子は、奇数側と偶数側とで共通化して、両
冗長アドレス信号を時分割に与えることができるので、
冗長ROMの回路構成が簡素化し、冗長アドレスの出力
端子を減らすことができる。本実施の形態例も、4ビッ
ト以上のプリフェッチ構成のメモリ装置にも適用でき
る。
【0082】[第三の実施の形態例]図15は、本発明
の第三の実施の形態例の構成図である。図2と同じ部分
には同じ引用番号を付している。この例では、上記した
第一、第二の実施の形態例と同様に、奇数アドレス側セ
ルアレイ10に冗長セルアレイ17が設けられ、偶数ア
ドレス側セルアレイ20に冗長セルアレイ27が設けら
れる。そして、共通の冗長ROM59が両方のセルアレ
イ10,20の不良セルアレイのコラムアドレスをフレ
キシブルに記憶する。
【0083】本第三の実施の形態例では、更に、冗長ア
ドレス比較回路は、上位のコラムアドレスa3−a7に
ついてアクセスされているアドレス42と冗長アドレス
61とを比較する上位冗長アドレス比較回路61と、下
位のコラムアドレスa1,a2についての、奇数側下位
冗長アドレス比較回路62Bと偶数側下位冗長アドレス
比較回路65Bとを有する。上位冗長アドレス比較回路
61は、奇数側と偶数側に共通に設けられ、その出力の
比較信号71は奇数側冗長コラム選択回路63と偶数側
冗長コラム選択回路66とに与えられる。奇数側下位冗
長アドレス比較回路62Bには、アクセスされている下
位のコラムアドレス(a1,a2)44と冗長アドレス
61とが比較され、その出力の比較信号72は奇数側冗
長コラム選択回路63に与えられる。更に、偶数側下位
冗長アドレス比較回路65Bには、下位のコラムアドレ
ス(a1,a2)44またはシフトアドレス(a1’,
a2’)49と冗長アドレス61とが比較され、その出
力の比較信号73は偶数側冗長コラム選択回路66に与
えられる。
【0084】2ビット・プリプリフェッチ回路構成で
は、奇数アドレス側セルアレイと偶数アドレス側セルア
レイとで構成されるが、上位アドレスa3−a7は常に
両セルアレイに対して同じであるので、その上位アドレ
スa3−a7と冗長アドレス61との比較は、両セルア
レイに共通の上位冗長アドレス比較回路70で行われ
る。従来の場合に比べて、本第三の実施の形態例では、
上位のコラムアドレスa3−a7の5ビット分の比較回
路を節約できる。更にメモリの容量が大きくコラムアド
レスの本数が増えると、その効果は大きくなる。
【0085】図16は、第三の実施の形態例の冗長アド
レス比較回路と冗長コラム選択回路の回路図である。図
15のブロック図には、共通の冗長ROM59、共通の
上位冗長アドレス比較回路70、それぞれの下位冗長ア
ドレス比較回路62B、65B及びそれぞれの冗長コラ
ム選択回路63,66が示されるが、図16では、共通
の上位冗長アドレス比較回路70と、奇数側の下位冗長
アドレス比較回路62Bと、奇数側の冗長コラム選択回
路63とだけが示される。
【0086】先ず、共通化された上位の冗長アドレス比
較回路70は、アドレス信号a3−a7の5ビットのア
ドレスの比較を行う。従って、その回路構成は、図8に
示された冗長アドレス比較回路と同じである。上位冗長
アドレス比較回路70の5本の出力71は、奇数側の冗
長コラム選択回路63内のNANDゲート190と19
1とに供給される。
【0087】奇数側の冗長コラム選択回路63の構成
は、図8の回路と同じである。即ち、NANDゲート1
90,191,NORゲート192及びインバータ19
3で構成される。
【0088】別々に設けられた下位の冗長コラム選択回
路62Bも、その回路構成は上位の冗長アドレス比較回
路70と同じである。奇数側の下位の冗長コラム選択回
路62Bは、冗長アドレス有効信号CFJOXにより冗
長アドレス61Oを通過させるNORゲート250とそ
の出力のインバータ251、アクセスされるコラムアド
レスa1,a2(44)を通過させるNORゲート25
2と、CMOSスイッチトランジスタ253〜256及
びリセットトランジスタ257で構成される。そして、
その出力72は、奇数側の冗長コラム選択回路63のN
ANDゲート190に与えられる。上位の冗長アドレス
比較回路70の出力71が全てHレベル、下位の冗長ア
ドレス比較回路62Bの出力72が全てHレベルの時
に、NANDゲート190,191の出力が共にLレベ
ルとなり、NORゲート192の出力はHレベル、イン
バータ193の出力はLレベルとなる。従って、冗長コ
ラム選択信号64のLレベルにより、冗長セルアレイが
選択され、不良セルの選択が禁止される。
【0089】偶数側の下位の冗長アドレス比較回路65
Bの構成は、図16に示された奇数側の下位の冗長アド
レス比較回路62Bの構成と同じである。但し、アクセ
スされるコラムアドレスは、アドレスa1,a2(4
4)または桁上げされたアドレスa1’,a2’(4
8)が、最下位アドレスa0が0か1かで切り換えられ
る。
【0090】上記の通り、第三の実施の形態例では、上
位の冗長アドレス比較回路70を共通化することができ
るので、図示された冗長アドレス比較回路70の分だけ
従来例よりも回路構成を少なくすることができる。本実
施の形態例も、4ビット以上のプリフェッチ構成のメモ
リ装置にも適用できる。
【0091】[第四の実施の形態例]図17は、第四の
実施の形態例の冗長回路の全体構成図である。この例
は、上記の第三の実施の形態例の変形例である。この例
では、冗長ROM59は、奇数・偶数選択回路は設けら
れていない。従って、冗長アドレスの出力端子の奇数側
と偶数側に共通である。即ち、この例では、奇数アドレ
ス側のセルアレイまたは偶数アドレス側のセルアレイの
いずれかに不良セルが存在すると、両方のセルアレイに
おいて、冗長セルアレイに同時に置き換えられる。即
ち、奇数側と偶数側の区別なく冗長アドレスが、冗長ア
ドレスROM81に記憶される。そして、冗長ROM5
9には、冗長アドレスが複数のメモリセルブロックに対
してのみフレキシブルに記憶される。
【0092】第四の実施の形態例では、冗長アドレス比
較回路を上位のアドレスa3〜a7を冗長アドレス61
と比較する共通の上位冗長アドレス比較回路70と、奇
数側及び偶数側の下位のアドレスa1,a2を冗長アド
レス61とそれぞれ比較する下位冗長アドレス比較回路
62B、65Bとで構成される。この点は、上記の第三
の実施の形態例と同じである。
【0093】但し、第四の実施の形態例では、冗長RO
M59から奇数側と偶数側に共通の冗長アドレス有効信
号CFJXと同じく共通の冗長アドレス61が出力され
るので、下位冗長アドレス比較回路62B、65Bは、
一体型で構成することができる。
【0094】図18は、第四の実施の形態例の冗長アド
レス比較回路と冗長コラム選択回路の具体的回路図であ
る。この例は、下位側の冗長アドレス比較回路62B、
65Bが一体型で構成される。上位側の冗長アドレス比
較回路70は、図16の回路と同じ構成である。下位側
の冗長アドレス比較回路62B、65Bでは、冗長アド
レス有効信号CFJXのLレベルにより、NORゲート
250,252,262がスルー状態になる。そこで、
冗長アドレス61の論理により、ゲート253,254
またはゲート255,256のいずれかが導通して、奇
数側のアドレス44の反転または非反転信号が出力72
として出力される。また、同様に、冗長アドレス61の
論理により、ゲート258,259またはゲート26
0,261のいずれかが導通して、偶数側のアドレス4
9の反転または非反転信号が出力73として出力され
る。
【0095】上位側の冗長アドレス比較回路70の出力
71と下位側の冗長アドレス比較信号62B、65Bの
奇数側出力72とが、NANDゲート190,191で
まとめられ、出力71,72が全てHレベルの時に、そ
れぞれLレベルを出力して、NORゲート192により
Hレベルが出力される。その結果、奇数側の冗長コラム
選択信号64がLレベル(選択状態)となる。
【0096】同様に、上位側の冗長アドレス比較回路7
0の出力71と下位側の冗長アドレス比較信号62B、
65Bの偶数側出力73とが、NANDゲート265,
191でまとめられ、出力71,72が全てHレベルの
時に、それぞれLレベルを出力して、NORゲート26
6によりHレベルが出力される。その結果、偶数側の冗
長コラム選択信号67がLレベル(選択状態)となる。
【0097】この様に、論理的には、図18に示された
第四の実施の形態例の回路構成は、図15に示された第
三の実施の形態例の回路構成と同じである。但し、冗長
ROM59をシンプルな構成として冗長アドレス有効信
号CFJXと冗長アドレス61とを奇数側と偶数側とで
共通化したことにより、下位側の冗長アドレス比較回路
は奇数側と偶数側とで一部共通化することができる。
【0098】[第五の実施の形態例]図19は、第五の
実施の形態例の全体回路図である。この実施の形態例
は、第二の実施の形態例と同様に、異なる冗長アドレス
61を時分割で異なる冗長アドレス比較回路300、3
02に与える。即ち、図19には、奇数側のセルアレイ
10しか示されていない。この例では、セルアレイ10
に対して2つの冗長セルアレイ17A、17Bが設けら
れる。その為に、それぞれの冗長セルアレイ17A,1
7Bには、冗長アドレス比較回路300,302と冗長
コラム選択回路63A,63Bが設けられる。そして、
共通に設けられた冗長ROM59には、2つの冗長セル
アレイ17A,17Bに対応する冗長アドレスが、複数
の冗長セルアレイ17A,17Bの選択データと共に記
憶される。
【0099】そして、共通の冗長アドレス端子61か
ら、最初に冗長セルアレイ17Aに対応する冗長アドレ
スが出力されて、ラッチ回路200にラッチされ、冗長
アドレス比較回路300に与えられる。その後、共通の
冗長アドレス端子61から、冗長セルアレイ17Bに対
応する冗長アドレスが出力されて、冗長アドレス比較回
路302に与えられる。即ち、時分割で共通の冗長アド
レス端子61から、異なる冗長アドレスが異なる冗長ア
ドレス比較回路に与えられる。従って、この実施の形態
例では、複数ビットプリフェッチの構成に限定されな
い。
【0100】上記の時分割に冗長アドレスを出力する為
の冗長ROM59内の回路構成は、図11,12,13
で示した回路構成に類似する。奇数・偶数選択回路の代
わりに、複数の冗長セルアレイを選択するデータが記憶
された選択回路が設けられる。そして、時分割に冗長ア
ドレスが出力される回路構成は同じである。また、先に
出力される冗長アドレスをラッチするラッチ回路200
も、図13に示された回路と同等である。
【0101】上記で示した回路構成は一例であり、他の
回路構成によっても本発明が実現できることは、当業者
であれば理解される。特に、冗長アドレスの記憶状態、
フューズの使い方については、当業者により適宜変更で
きる。
【0102】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、複
数ビット・プリフェッチ回路構成において、第一のアド
レス群側セルアレイと第二のアドレス群側セルアレイに
それぞれ冗長セルアレイを設けた場合に、冗長アドレス
を記憶する冗長ROMを第一のアドレス群側と第二のア
ドレス群側に共通に設け、フレキシブルに第一のアドレ
ス群側と第二のアドレス群側のアドレスを記憶させる。
従って、第一のアドレス群側と第二のアドレス群側に別
々に専用の冗長ROMを設ける場合よりも、冗長ROM
の容量を小さくすることができる。
【0103】更に、本発明によれば、複数ビット・プリ
フェッチ回路構成において、第一のアドレス群側セルア
レイと第二のアドレス群側セルアレイにそれぞれ冗長セ
ルアレイを設けた場合に、コラムアドレスの内、第一の
アドレス群側と第二のアドレス群側で同じになる上位の
コラムアドレスに対する冗長アドレス比較回路を共通化
し、奇数側と偶数側で異なる下位のコラムアドレスa
1,a2... に対する冗長アドレス比較回路を別々に設
ける。従って、上位の冗長アドレス比較回路の構成を小
規模にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のSDRAMの2ビット・プリフェッチ回
路の例を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態例の構成図である。
【図3】第一の実施の形態例の冗長ROMと冗長セルア
レイとの関係を示す図である。
【図4】第一の実施の形態例の冗長回路の全体構成図で
ある。
【図5】図4の各ブロックだけで全体の構成を示したブ
ロック図である。
【図6】冗長ROM59の具体的回路図である。
【図7】リセット回路85,86の詳細回路図である。
【図8】第一の実施の形態例の冗長アドレス比較回路と
冗長コラム選択回路の回路図である。
【図9】冗長アドレスとアクセスされたアドレスとの関
係を示す図表である。
【図10】第二の実施の形態例の構成図である。
【図11】第二の実施の形態例の冗長回路の全体構成を
示す図である。
【図12】図11の冗長ROMの詳細回路図である。
【図13】図11の冗長アドレス比較回路、ラッチ回
路、冗長コラム選択回路の詳細回路図である。
【図14】第二の実施の形態例の冗長回路の動作タイミ
ングチャート図である。
【図15】第三の実施の形態例の構成図である。
【図16】第三の実施の形態例の冗長アドレス比較回路
と冗長コラム選択回路の回路図である。
【図17】第四の実施の形態例の冗長回路の全体構成図
である。
【図18】第四の実施の形態例の冗長アドレス比較回路
と冗長コラム選択回路の具体的回路図である。
【図19】第五の実施の形態例の全体回路図である。
【符号の説明】
10 奇数アドレス(第一のアドレス群)側セルア
レイ 17 奇数アドレス(第一のアドレス群)側冗長セ
ルアレイ 20 偶数アドレス(第二のアドレス群)側セルア
レイ 27 偶数アドレス(第二のアドレス群)側冗長セ
ルアレイ 59 冗長メモリ、冗長ROM 62 奇数(第一のアドレス群)側冗長アドレス比
較回路 65 偶数(第二のアドレス群)側冗長アドレス比
較回路 80 ブロック選択回路 81 冗長アドレスメモリ、冗長アドレスROM 82 奇数・偶数(第一・第二のアドレス群)選択
回路 70 上位冗長アドレス比較回路 62B 奇数(第一のアドレス群)側下位冗長アドレ
ス比較回路 65B 偶数(第二のアドレス群)側下位冗長アドレ
ス比較回路 200 ラッチ回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のアドレス群に対応する第一のアドレ
    ス群側セルアレイと第二のアドレス群に対応する第二の
    アドレス群側セルアレイとを有する半導体記憶装置にお
    いて、 前記第一のアドレス群側セルアレイの不良セルに置き換
    えられる第一のアドレス群側冗長セルアレイと、 前記第二のアドレス群側セルアレイの不良セルに置き換
    えられる第二のアドレス群側冗長セルアレイと、 前記不良セルに対応する第一のアドレス群側の冗長アド
    レスまたは第二のアドレス群側の冗長アドレスをそれぞ
    れ対応する第一・第二のアドレス群選択データと共に記
    憶する冗長メモリと、 前記冗長メモリから供給される前記第一のアドレス群側
    の冗長アドレスと、アクセスされる第一のアドレス群の
    アドレスとを比較し、一致する時に前記第一のアドレス
    群側冗長セルアレイの選択を有効にする第一のアドレス
    群側冗長アドレス比較回路と、 前記冗長メモリから供給される前記第二のアドレス群側
    の冗長アドレスと、アクセスされる第二のアドレス群の
    アドレスとを比較し、一致する時に前記第二のアドレス
    群側冗長セルアレイの選択を有効にする第二のアドレス
    群側冗長アドレス比較回路とを有することを特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第一のアドレス群側セルアレイと、第一のアドレス
    群側冗長セルアレイと、第二のアドレス群側セルアレイ
    と、第二のアドレス群側冗長セルアレイとは、複数のブ
    ロックに分割され、 前記冗長メモリには、更に、記憶される冗長アドレスに
    対応するブロックのアドレスが記憶され、 前記冗長セルアレイに記憶されたブロックのアドレス
    が、アクセスされるアドレスと一致する時に、前記記憶
    された冗長アドレスの前記冗長アドレス比較回路への供
    給が有効になることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記冗長メモリは、更に、前記第一・第二のアドレス群
    選択データに応じて前記冗長アドレスを別々に出力する
    トランスファー回路を有し、 前記半導体記憶装置は、更に、 前記トランスファー回路から前記第一のアドレス群側冗
    長アドレス比較回路と第二のアドレス群側冗長アドレス
    比較回路とに別々に接続される第一のアドレス群側冗長
    アドレス配線と第二のアドレス群側冗長アドレス配線を
    有することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、 更に、前記第一・第二のアドレス群選択データに応じて
    前記冗長アドレスが前記冗長メモリから前記第一のアド
    レス群側冗長アドレス比較回路と第二のアドレス群側冗
    長アドレス比較回路とに時分割で転送される冗長アドレ
    ス配線を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記第一のアドレス群が奇数アドレス、前記第二のアド
    レス群が偶数アドレスであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記第一のアドレス群及び第二のアドレス群が、最下位
    ビットが「00」、「01」、「10」、「11」のう
    ちいずれかの2つであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】第一のコラムアドレス群に対応する第一の
    コラムアドレス群側セルアレイと第二のコラムアドレス
    群に対応する第二のコラムアドレス群側セルアレイとを
    有し、前記セルアレイがロー方向に複数のブロックに分
    割された半導体記憶装置において、 前記各ブロックに設けられ、前記第一のコラムアドレス
    群側セルアレイの不良セルに置き換えられる第一のコラ
    ムアドレス群側冗長セルアレイと、 前記各ブロックに設けられ、前記第二のコラムアドレス
    群側セルアレイの不良セルに置き換えられる第二のコラ
    ムアドレス群側冗長セルアレイと、 前記不良セルに対応する第一のコラムアドレス群側の冗
    長コラムアドレスまたは第二のコラムアドレス群側の冗
    長コラムアドレスを、対応するブロック選択用ローアド
    レス及び第一・第二のコラムアドレス群選択データと共
    にそれぞれ記憶する冗長メモリと、 前記冗長メモリから供給される前記第一のコラムアドレ
    ス群側の冗長コラムアドレスと、アクセスされる第一の
    コラムアドレス群のコラムアドレスとを比較し、一致す
    る時に前記第一のコラムアドレス群側冗長セルアレイの
    選択を有効にする第一のコラムアドレス群側冗長アドレ
    ス比較回路と、 前記冗長メモリから供給される前記第二のコラムアドレ
    ス群側の冗長コラムアドレスと、アクセスされる第二の
    コラムアドレス群のコラムアドレスとを比較し、一致す
    る時に前記第二のコラムアドレス群側冗長セルアレイの
    選択を有効にする第二のアドレス群側冗長アドレス比較
    回路とを有し、 前記冗長メモリは、アクセスされるローアドレスと記憶
    された前記ブロック選択用ローアドレスとが一致した時
    に、前記前記第一・第二のコラムアドレス群選択データ
    に応じて前記冗長コラムアドレスを前記第一のコラムア
    ドレス群側冗長アドレス比較回路と第二のコラムアドレ
    ス群側冗長アドレス比較回路とに時分割で転送すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 更に、前記冗長メモリから出力される前記冗長コラムア
    ドレスの第一のアドレス群側または第二のアドレス群側
    のいずれか一方をラッチするラッチ回路を有することを
    特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8において、 前記第一のアドレス群が奇数アドレス、前記第二のアド
    レス群が偶数アドレスであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  10. 【請求項10】請求項7または8において、 前記第一のアドレス群及び第二のアドレス群が、最下位
    ビットが「00」、「01」、「10」、「11」のう
    ちいずれかの2つであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】第一のアドレス群に対応する第一のアド
    レス群側セルアレイと第二のアドレス群に対応する第二
    のアドレス群側セルアレイとを有する半導体記憶装置に
    おいて、 前記第一のアドレス群側セルアレイの不良セルに置き換
    えられる第一のアドレス群側冗長セルアレイと、 前記第二のアドレス群側セルアレイの不良セルに置き換
    えられる第二のアドレス群側冗長セルアレイと、 前記不良セルに対応する冗長アドレスを記憶する冗長メ
    モリと、 前記冗長メモリから供給される前記冗長アドレスの下位
    アドレスと、アクセスされる第一のアドレス群の下位ア
    ドレスとを比較する第一のアドレス群側下位冗長アドレ
    ス比較回路と、 前記冗長メモリから供給される前記冗長アドレスの下位
    アドレスと、アクセスされる第二のアドレス群の下位ア
    ドレスとを比較する第二のアドレス群側下位冗長アドレ
    ス比較回路と、 前記冗長メモリから供給される前記冗長アドレスの上位
    アドレスと、アクセスされる第一のアドレス群及び第二
    のアドレス群の共通上位アドレスとを比較する共通上位
    冗長アドレス比較回路とを有することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記第一のアドレス群が奇数アドレス、前記第二のアド
    レス群が偶数アドレスであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  13. 【請求項13】請求項11において、 前記第一のアドレス群及び第二のアドレス群が、最下位
    ビットが「00」、「01」、「10」、「11」のう
    ちいずれかの2つであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  14. 【請求項14】セルアレイと該セルアレイの不良セルに
    置き換えられる複数の冗長セルアレイとを有する半導体
    記憶装置において、 前記不良セルに対応する冗長アドレスを、前記複数の冗
    長セルアレイの選択データと共に記憶する冗長メモリ
    と、 前記複数の冗長セルアレイ毎に設けられ、前記冗長メモ
    リから供給される前記冗長アドレスと、アクセスされる
    アドレスとを比較し、一致する時に対応する前記冗長セ
    ルアレイの選択を有効にする冗長アドレス比較回路とを
    有し、 前記冗長メモリは、前記選択データに応じて記憶された
    複数の前記冗長アドレスを時分割で前記複数の冗長アド
    レス比較回路に供給することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  15. 【請求項15】請求項14において、 更に、前記冗長メモリから出力される前記冗長アドレス
    をラッチするラッチ回路を有することを特徴とする半導
    体記憶装置。
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