JP3188662B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3188662B2
JP3188662B2 JP30531997A JP30531997A JP3188662B2 JP 3188662 B2 JP3188662 B2 JP 3188662B2 JP 30531997 A JP30531997 A JP 30531997A JP 30531997 A JP30531997 A JP 30531997A JP 3188662 B2 JP3188662 B2 JP 3188662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部クロック信号に同
期してデータを連続的に入出力するタイプの半導体記憶
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロプロセッサ(MPU)の
動作周波数の向上に対応するため、主記憶装置として用
いられるダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)のアクセスの高速化が要求されている。その要求に
応えるべく、従来の汎用DRAMをコアとして、外部ク
ロック信号に同期して高速にデータを入出力できるよう
にインターフェイス回路を付加した同期型のDRAM
(シンクロナスDRAM)が提案されている。
【0003】Y.Takai 他の文献:「250Mbyte/sec Synch
ronous DRAM Using a 3-Stage-Pipelined Architectur
e」(1993 Symposium on VLSI Circuits, Digest of Tec
hnical Papers, pp.59-60) には、連続した外部クロッ
ク信号からデータバースト長に等しい数のパルスを有す
るように生成された内部クロック信号に同期して複数の
回路ブロックをパイプライン動作させる構成を採用した
シンクロナスDRAMが示されている。このシンクロナ
スDRAMでは、データバースト長に応じた内部コラム
アドレスが外部クロック信号に同期して自動生成され
る。
【0004】また、Y.Choi他の文献:「16Mbit Synchro
nous DRAM with 125Mbyte/sec DataRate 」(1993 Sympo
sium on VLSI Circuits, Digest of Technical Papers,
pp.65-66) には、動作すべき複数の回路ブロックへ連
続した外部クロック信号を分配するとともに、該連続し
た外部クロック信号の一部を有効にするためのデータバ
ースト長を示すマスク信号をも各回路ブロックへ分配す
る構成を採用したシンクロナスDRAMが示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記Y.Takai 他の文献
に示されるようにデータバースト長に等しい数のパルス
を有する内部クロック信号を生成するための回路から独
立してデータバースト長に応じた内部コラムアドレスを
生成するためのコラムアドレスカウンタを設ける場合に
は、データバースト長を二重にカウントすることとなる
ので、シンクロナスDRAMの消費電力の増大を招く。
【0006】また、上記Y.Choi他の文献に示されるよう
に連続した外部クロック信号とデータバースト長を示す
マスク信号とを複数の回路ブロックへ分配する場合に
は、各回路ブロックにおいてマスク動作が実行されるの
で消費電力の増大を招き、またクロック信号線の負荷容
量が大きくなるのでアクセスの高速化が阻害される。
【0007】本発明の目的は、外部クロック信号に同期
して高速かつ低消費電力でデータを入出力することがで
きる半導体記憶装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、シンクロナスDRAMにおいてデータバ
ースト長に応じて順次更新される内部コラムアドレスに
着目し、内部クロック信号を生成するための回路への内
部コラムアドレスのフィードバックを実現したものであ
る。詳しくは、本発明の半導体記憶装置は、内部コラム
アドレスを利用してデータバースト長に等しい数のパル
スを有する内部クロック信号を生成し、該生成した内部
クロック信号を複数の回路ブロックへ分配することとし
たものである。
【0009】具体的に説明すると、請求項1の発明に係
る半導体記憶装置は、データバースト長に等しい数のパ
ルスを有する内部クロック信号を複数の回路ブロックへ
分配することにより外部クロック信号に同期してデータ
を連続的に入出力する半導体記憶装置であって、外部ク
ロック信号に同期してかつ与えられた内部クロック起動
信号に従って内部クロック信号の出力を開始しかつ与え
られた内部クロック停止信号に従って内部クロック信号
の出力を停止するためのクロック制御回路と、与えられ
た外部信号に従って前記内部クロック起動信号を生成す
るための内部クロック起動回路と、メモリバンクをアク
セスするための初期アドレスを一旦保持し該保持した初
期アドレスを前記内部クロック信号に従って最終アドレ
スまで順次更新するためのカウンタと、該カウンタの最
終アドレスに応じたアドレスを保持するためのレジスタ
と、前記カウンタの保持アドレスと前記レジスタの保持
アドレスとを比較して両アドレスが特定の桁において特
定の関係になった場合に判定信号を出力するための比較
回路と、該比較回路からの判定信号に従って前記内部ク
ロック停止信号を生成するための内部クロック停止回路
とを備えた構成を採用したものである。
【0010】請求項の発明では、請求項の発明に係
る半導体記憶装置において、前記内部クロック制御回路
は、出力が内部クロック起動信号によりセットされかつ
内部クロック停止信号によりリセットされるRSフリッ
プフロップと、該RSフリップフロップの出力がセット
されている間に外部クロック信号を内部クロック信号と
して出力するためのゲート回路とを備えることとした。
【0011】請求項の発明では、請求項の発明に係
る半導体記憶装置において、前記カウンタは、データバ
ースト長に応じて1ずつ順次インクリメントされる内部
コラムアドレスを生成するためのコラムアドレスカウン
タであるものとした。
【0012】請求項の発明は、請求項の発明に係る
半導体記憶装置において、前記カウンタに初期アドレス
を設定しかつ前記カウンタの最終アドレスに応じたアド
レスを前記レジスタに設定するためのアドレス設定回路
を更に備えることとし、かつ前記比較回路は前記カウン
タの保持アドレスと前記レジスタの保持アドレスとがデ
ータバースト長で決定される複数桁において全て一致し
た場合に判定信号を出力するための回路を備えることと
したものである。
【0013】
【作用】請求項の発明によれば、メモリバンクを連続
的にアクセスするためのアドレスの更新と、該アドレス
の更新を利用したデータバースト長に等しい数のパルス
を有する内部クロック信号の生成とが同時に達成され、
該生成された内部クロック信号が複数の回路ブロックへ
分配される。したがって、各回路ブロックでは分配され
た内部クロック信号をそのまま利用できる。請求項
発明によれば、内部クロック起動信号の生成時から内部
クロック停止信号の生成時までRSフリップフロップの
出力がセットされ、該出力のセットに応じて外部クロッ
ク信号に同期した所要のパルス数の内部クロック信号が
得られる。請求項の発明によれば、データのバースト
転送に元来必要なコラムアドレスカウンタが内部クロッ
ク信号の停止制御にも用いられる結果、半導体記憶装置
の回路規模が縮小される。また、請求項の発明によれ
ば、アドレス設定回路の構成や比較回路の構成が簡略化
される。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係るシンクロナス
DRAMの全体構成を示すブロック図である。図1にお
いて、10は第1のメモリバンク、20は第2のメモリ
バンクである。11,12,13は、第1のメモリバン
ク10のためのロウプリデコーダ、ロウ冗長判定回路及
びコラム冗長判定回路である。21,22,23は、第
2のメモリバンク20のためのロウプリデコーダ、ロウ
冗長判定回路及びコラム冗長判定回路である。また、3
0はタイミング制御回路、51はアドレスバッファ、5
2はコラムプリデコーダ、53は入力バッファ、54は
出力バッファである。
【0015】アドレスバッファ51は、ロウアドレスと
コラムアドレスとがマルチプレクスされた外部アドレス
ADRを入力し、該外部アドレスADRとして与えられ
たロウアドレス及びコラムアドレスをロウプリデコーダ
11,21、ロウ冗長判定回路12,22及びタイミン
グ制御回路30へ内部アドレスIADRとして出力する
ものである。タイミング制御回路30は、内部アドレス
IADRとして与えられたコラム初期アドレスと、外部
RAS信号 /RASと、外部CAS信号 /CASと、ラ
イトイネーブル信号 /WEと、チップセレクト信号 /C
Sと、クロックイネーブル信号CKEと、データ入出力
マスク信号DQMと、外部クロック信号CLKとを入力
し、内部コラムアドレスICA、内部CAS信号ICA
S、内部連続クロック信号ICLK0、内部クロック信
号ICLK、冗長判定モード設定信号RJMなどを出力
するものである。内部コラムアドレスICAは、初期ア
ドレスからデータバースト長で決まる最終アドレスま
で、タイミング制御回路30の中で順次1ずつインクリ
メントされる。内部CAS信号ICASは、データバー
スト長に応じた“H”レベルの期間すなわち活性化期間
を持つ信号である。内部連続クロック信号ICLK0
は、外部クロック信号CLKと同周期かつ同相の連続し
たクロック信号である。内部クロック信号ICLKは、
データバースト長に応じたパルス数を持つように外部ク
ロック信号CLKから作られる信号である。冗長判定モ
ード設定信号RJMは、コラム冗長判定回路13(2
3)の動作モードを設定するための信号であって、RJ
M=“L”ならばノーマルモードの冗長判定が、RJM
=“H”ならばハイスピードモードの冗長判定が各々実
行されるようになっている。このタイミング制御回路3
0の内部構成のうち、内部アドレスIADR、外部CA
S信号 /CAS及び外部クロック信号CLKから内部コ
ラムアドレスICAと内部クロック信号ICLKとを生
成するための回路構成については、後に詳細に説明す
る。
【0016】ロウプリデコーダ11(21)は、内部ア
ドレスIADRとして与えられたロウアドレスを入力
し、第1のメモリバンク10(第2のメモリバンク2
0)へロウプリデコード信号RPDを供給するものであ
る。ロウ冗長判定回路12(22)は、内部アドレスI
ADRとして与えられたロウアドレスを入力し、第1の
メモリバンク10(第2のメモリバンク20)へロウ冗
長判定信号RRJを供給するものである。コラム冗長判
定回路13(23)は、タイミング制御回路30から出
力される内部コラムアドレスICA、内部CAS信号I
CAS、内部連続クロック信号ICLK0及び冗長判定
モード設定信号RJMを入力し、第1のメモリバンク1
0(第2のメモリバンク20)へコラム冗長判定信号C
RJを供給するものである。コラムプリデコーダ52
は、内部コラムアドレスICAを入力し、コラムプリデ
コード信号CPDを第1及び第2のメモリバンク10,
20へ供給するものである。内部クロック信号ICLK
は、第1のメモリバンク10、第2のメモリバンク2
0、入力バッファ53及び出力バッファ54へ供給され
る。第1及び第2のメモリバンク10,20と入力バッ
ファ53及び出力バッファ54との間は内部I/O線で
結合されている。入力バッファ53は、データ線DQ上
のデータを内部I/O線へ伝送するものである。出力バ
ッファ54は、内部I/O線上のデータをデータ線DQ
へ伝送するものである。
【0017】図1中の第1及び第2のメモリバンク1
0,20の各々の内部構成を図2に示す。図2におい
て、61はノーマルロウとノーマルコラムとを有するメ
モリセル部の周辺にスペアロウとスペアコラムとを備え
たメモリセルアレイ、62はスペアを備えたロウデコー
ダ、63はスペアを備えたコラムデコーダ、64はスペ
アを備えたセンスアンプである。
【0018】ロウデコーダ62は、ノーマルロウを選択
するようにロウプリデコード信号RPDに基づいてワー
ド線WLを活性化し、あるいは不良のロウに代えてスペ
アロウを選択するようにロウ冗長判定信号RRJに基づ
いてスペアワード線SWLを活性化するものである。コ
ラムデコーダ63は、内部クロック信号ICLKに同期
して、ノーマルコラムを選択するようにコラムプリデコ
ード信号CPDに基づいてコラム線Yを活性化し、ある
いは不良のコラムに代えてスペアコラムを選択するよう
にコラム冗長判定信号CRJに基づいてスペアコラム線
SYを活性化するものである。センスアンプ64は、メ
モリセルアレイ61と内部I/O線との間に介在し、コ
ラムデコーダ63により選択されたコラムのビット線B
L又はスペアビット線SBLを内部I/O線に接続する
ものである。
【0019】図1中の各コラム冗長判定回路13,23
の内部構成を図3に示す。図3において、100は分周
回路、110は複数の判定回路である。各判定回路11
0は、第1及び第2のアドレス比較回路111a,11
1bと、出力回路112とを備えている。
【0020】分周回路100は、内部CAS信号ICA
Sと、内部連続クロック信号ICLK0と、冗長判定モ
ード設定信号RJMとを入力し、内部CAS信号ICA
Sの活性時にのみ第1のクロック信号CLKAと第2の
クロック信号CLKBとを各判定回路110へ供給する
ものである。詳しくは、冗長判定モード設定信号RJM
が“H”レベルに設定された場合には、分周回路100
は、内部連続クロック信号ICLK0を分周して得られ
たその2倍の周期と互いに相補な位相とを有する第1及
び第2のクロック信号CLKA,CLKBを発生する。
また、冗長判定モード設定信号RJMが“L”レベルに
設定された場合には、分周回路100は、内部連続クロ
ック信号ICLK0と同周期かつ同相の第1及び第2の
クロック信号CLKA,CLKBを発生する。
【0021】分周回路100の内部構成を図4に示す。
図4において、121はインバータ回路、122,12
3は3入力NAND回路、124はインバータ回路、1
25はカウンタ、126,127は2入力NAND回
路、128,129,130,131はクロックトイン
バータ回路である。図4中のカウンタ125の内部構成
を図5に示す。図5において、141はクロックトイン
バータ回路、142はインバータ回路、143はクロッ
クトインバータ回路であって、これらはリング状に連結
されている。144はインバータ回路、145,146
はクロックトインバータ回路、147,148はインバ
ータ回路、149はNMOSトランジスタである。
【0022】図3中の各判定回路110において、第1
のアドレス比較回路111aは、内部コラムアドレスI
CAと、第1のクロック信号CLKAとを入力し、第1
の判定信号J1を出力するものである。また、第2のア
ドレス比較回路111bは、同じ内部コラムアドレスI
CAと、第2のクロック信号CLKBとを入力し、第2
の判定信号J2を出力するものである。
【0023】各アドレス比較回路111a,111bの
内部構成を図6に示す。図6において、150はチャー
ジ回路、160はラッチ回路、170はヒューズ列、1
75はNMOSトランジスタ列である。ヒューズ列17
0とNMOSトランジスタ列175とは、アドレス比較
部178を構成する。図6の構成では、内部コラムアド
レスICAを示す信号として4ビットのアドレス信号A
Y3〜AY0とその反転信号XAY3〜XAY0とが入
力されるものとしている。チャージ回路150は、イン
バータ回路151と、電源ノードVCCと判定ノード15
5との間に介在したPMOSトランジスタ152とを備
え、クロック信号(CLKA又はCLKB)が“H”レ
ベルである間に判定ノード155を“H”レベルにチャ
ージするものである。ラッチ回路160は、2個のイン
バータ回路161,162と1個のPMOSトランジス
タ163とを備え、判定ノード155の電位変化を増幅
して判定信号(J1又はJ2)の論理を決定するもので
ある。ヒューズ列170は各々ポリシリコン等で形成さ
れた8個のヒューズ素子で、NMOSトランジスタ列1
75は8個のNMOSトランジスタで各々構成され、ヒ
ューズ素子とNMOSトランジスタとの8個の直列回路
が判定ノード155と接地ノードVSSとの間に介在して
いる。NMOSトランジスタ列175を構成する8個の
NMOSトランジスタの各々のゲートには、上記アドレ
ス信号AY3〜AY0とその反転信号XAY3〜XAY
0とが与えられる。
【0024】例えば“1000(2進数)”を不良コラ
ムアドレスとしてアドレス比較部178にプログラムす
る場合には、ヒューズ列170の中の右から1、4、
6、8番目のヒューズ素子がレーザーによって切断され
る。このようにしてプログラムされた不良コラムアドレ
スと一致する内部コラムアドレスを示す信号([AY
3,AY2,AY1,AY0]=1000かつ[XAY
3,XAY2,XAY1,XAY0]=0111)がN
MOSトランジスタ列175を構成する各トランジスタ
のゲートに供給されたときには、判定ノード155から
接地ノードVSSへの電流パスが存在しないので、チャー
ジ回路150の動作によって判定ノード155が“H”
レベルに上がり、判定信号(J1又はJ2)が“H”レ
ベルとなる。これに対して、プログラムされた不良コラ
ムアドレスと一致しない内部コラムアドレスが入力され
たときには、判定ノード155から接地ノードVSSへの
電流パスが生じるので、チャージ回路150が動作して
も判定ノード155が“H”レベルに上がらず、判定信
号(J1又はJ2)が“L”レベルとなる。電源ノード
VCCから接地ノードVSSへの貫通電流を抑制するため
に、チャージ回路150のPMOSトランジスタ152
とNMOSトランジスタ列175を構成する8個のNM
OSトランジスタとは、小さいサイズが選択される。
【0025】図3中の出力回路112は、第1の判定信
号J1と、第2の判定信号J2と、冗長判定モード設定
信号RJMとを入力し、冗長判定モード設定信号RJM
が“H”レベルに設定された場合には第1の判定信号J
1と第2の判定信号J2との論理和信号を第1のコラム
冗長判定信号CRJ1として出力し、冗長判定モード設
定信号RJMが“L”レベルに設定された場合には第1
及び第2の判定信号J1,J2をそのまま第1及び第2
のコラム冗長判定信号CRJ1,CRJ2として出力す
るものである。この出力回路112の内部構成を図7に
示す。図7において、181,183はクロックトイン
バータ回路、182,184,185はインバータ回
路、186はクロック制御された2入力のNOR回路、
187はPMOSトランジスタである。
【0026】ここで、図3の構成を備えたコラム冗長判
定回路13,23の動作について説明する。
【0027】本シンクロナスDRAMに例えば周波数1
00MHz(周期10ns)の外部クロック信号CLK
を供給する場合には、1つの判定回路110の中の2個
のアドレス比較回路111a,111bに異なる不良コ
ラムアドレスをプログラムするとともに、分周回路10
0及び出力回路112に“L”レベルの冗長判定モード
設定信号RJMを供給する。図8(a)〜(i)は、R
JM=“L”(ノーマルモード)の場合のコラム冗長判
定回路13,23の動作例を示す信号波形図である。デ
ータバースト長は4であり、ある判定回路110の中の
第1のアドレス比較回路111aに不良コラムアドレス
として“1000(2進数)”がプログラムされている
ものとする。分周回路100は、図8(c)及び(d)
に示すように、内部CAS信号ICASの活性時にのみ
内部連続クロック信号ICLK0と同周期かつ同相(し
たがって、外部クロック信号CLKと同周期かつ同相)
の第1及び第2のクロック信号CLKA,CLKBを各
判定回路110へ供給する。各判定回路110の中の第
1のアドレス比較回路111aは、第1のクロック信号
CLKAの“H”レベルの期間(5nsの期間)内に、
与えられた内部コラムアドレスICAと予めプログラム
された不良コラムアドレスとを比較して第1の判定信号
J1の論理レベルを決定し、第1のクロック信号CLK
Aの“L”レベルの期間(5nsの期間)は、決定した
第1の判定信号J1の論理レベルを保持する。第2のア
ドレス比較回路111bは、第2のクロック信号CLK
Bの“H”レベルの期間(5nsの期間)内に、与えら
れた内部コラムアドレスICAと予めプログラムされた
不良コラムアドレスとを比較して第2の判定信号J2の
論理レベルを決定し、第2のクロック信号CLKBの
“L”レベルの期間(5nsの期間)は、決定した第2
の判定信号J2の論理レベルを保持する。つまり、第1
及び第2のアドレス比較回路111a,111bは、同
時に冗長判定を実行する。この結果、図8(e)に示す
ように内部コラムアドレスICAが“1000”に更新
された時、“1000”がプログラムされた第1のアド
レス比較回路111aが図8(f)に示すように“H”
レベルの判定信号J1を出力し、これを受けて出力回路
112が図8(h)に示すように“H”レベルのコラム
冗長判定信号CRJ1を出力する。
【0028】さて、外部クロック信号CLKの周波数が
高くなると、上記ノーマルモードでは冗長判定ができな
い問題が生じる。内部コラムアドレスICAが不良コラ
ムアドレスと一致するアドレスに更新された際に、判定
ノード155を十分に“H”レベルにチャージしきれな
いうちに、すなわちラッチ回路160のしきい値より小
さいレベルまでしかチャージできないうちにクロック信
号(CLKA又はCLKB)が“L”レベルに遷移して
しまうからである。この場合には、内部コラムアドレス
ICAが不良コラムアドレスと一致しても、“H”レベ
ルの判定信号(J1又はJ2)は出力されない。
【0029】そこで、本シンクロナスDRAMに例えば
周波数250MHz(周期4ns)の外部クロック信号
CLKを供給する場合には、1つの判定回路110の中
の2個のアドレス比較回路111a,111bに同一の
不良コラムアドレスをプログラムするとともに、分周回
路100及び出力回路112に“H”レベルの冗長判定
モード設定信号RJMを供給する。図9(a)〜(i)
は、RJM=“H”(ハイスピードモード)の場合のコ
ラム冗長判定回路13,23の動作例を示す信号波形図
である。データバースト長は8であり、ある判定回路1
10の中の第1及び第2のアドレス比較回路111a,
111bに不良コラムアドレスとして“1000(2進
数)”がプログラムされているものとする。分周回路1
00は、図9(c)及び(d)に示すように、内部CA
S信号ICASの活性時にのみ内部連続クロック信号I
CLK0の2倍の周期すなわち周期8nsを有する第1
及び第2の相補クロック信号CLKA,CLKBを各判
定回路110へ供給する。各判定回路110の中の第1
のアドレス比較回路111aは、第1のクロック信号C
LKAの“H”レベルの期間(4nsの期間)に、与え
られた内部コラムアドレスICAと予めプログラムされ
た不良コラムアドレスとを比較して第1の判定信号J1
の論理レベルを決定する。第2のアドレス比較回路11
1bは、第2のクロック信号CLKBの“H”レベルの
期間(4nsの期間)に、与えられた内部コラムアドレ
スICAと予めプログラムされた不良コラムアドレスと
を比較して第2の判定信号J2の論理レベルを決定す
る。つまり、第1及び第2のアドレス比較回路111
a,111bは、交互に冗長判定を実行する。この結
果、図9(e)に示すように第1のクロック信号CLK
Aの“H”レベルの期間に内部コラムアドレスICAが
“1000”に更新された時、“1000”がプログラ
ムされた第1のアドレス比較回路111aが図9(f)
に示すように“H”レベルの判定信号J1を出力し、こ
れを受けて出力回路112が図9(h)に示すように
“H”レベルのコラム冗長判定信号CRJ1を出力す
る。図10(a)〜(i)は第2のクロック信号CLK
Bの“H”レベルの期間に内部コラムアドレスICAが
“1000”に更新された場合の動作を示しており、こ
の場合には“1000”がプログラムされた第2のアド
レス比較回路111bが図10(g)に示すように
“H”レベルの判定信号J2を出力し、これを受けて出
力回路112が図10(h)に示すように“H”レベル
のコラム冗長判定信号CRJ1を出力する。
【0030】なお、図4及び図5に示す分周回路100
は、内部CAS信号ICASが非活性(“L”レベル)
である間にカウンタ125の出力OUT及び /OUTが
リセットされ、RJM=“H”の場合に第2のクロック
信号CLKBより第1のクロック信号CLKAの方が先
に立ち上がるように構成されている。また、図7の出力
回路112の中のPMOSトランジスタ187は、RJ
M=“H”の場合に不使用の第2のコラム冗長判定信号
CRJ2を“L”レベルに保持するために設けられてい
る。
【0031】以上のとおり、図3の構成を備えたコラム
冗長判定回路13,23によれば、ハイスピードモード
では分周された相補クロック信号CLKA,CLKBに
従って1つの判定回路111の中の同一の不良コラムア
ドレスがプログラムされた2個のアドレス比較回路11
1a,111bが交互に冗長判定を実行するので、外部
クロック信号CLKの周波数が高くとも、十分な冗長判
定時間が得られ、正確なコラム冗長判定を達成できる。
また、十分な冗長判定時間が得られることから、チャー
ジ回路150のPMOSトランジスタ152とNMOS
トランジスタ列175を構成する8個のNMOSトラン
ジスタとに小さいサイズのトランジスタを選択すること
によって電源ノードVCCから接地ノードVSSへの貫通電
流を抑制しても、コラム冗長判定に悪影響を及ぼすこと
がない。したがって、MPUシステムのマスタークロッ
ク信号のような高い周波数のクロック信号に対しても同
期動作が可能なほど高速であり、かつ消費電力の小さい
シンクロナスDRAMを実現できる。
【0032】また、ノーマルモードでは1つの判定回路
110の中の2個のアドレス比較回路111a,111
bに異なる不良コラムアドレスがプログラムされ、両ア
ドレス比較回路の独立動作によって高い欠陥救済効率を
実現できる。
【0033】次に、図1中の2個のコラム冗長判定回路
13,23を1つに統合した変形例を図11に示す。図
11において、第1のメモリバンク10のノーマルコラ
ム及びスペアコラムには奇数のコラムアドレスが、第2
のメモリバンク20のノーマルコラム及びスペアコラム
には偶数のコラムアドレスが各々割り当てられるものと
する。コラム冗長判定回路190は、分周回路191
と、奇数アドレス比較回路192と、偶数アドレス比較
回路193とを備え、内部コラムアドレスICAと、内
部CAS信号ICASと、内部連続クロック信号ICL
K0とを入力し、第1のメモリバンク10へ奇数コラム
冗長判定信号OCRJを、第2のメモリバンク20へ偶
数コラム冗長判定信号ECRJを各々供給するものであ
る。
【0034】図11中の分周回路191は、内部CAS
信号ICASと、内部連続クロック信号ICLK0とを
入力し、内部CAS信号ICASの活性時にのみ第1の
クロック信号CLKAを奇数アドレス比較回路192
へ、第2のクロック信号CLKBを偶数アドレス比較回
路193へ各々供給するものである。これらのクロック
信号CLKA,CLKBは、内部連続クロック信号IC
LK0を分周して得られたその2倍の周期を有するクロ
ック信号であって、互いに相補な位相を有するものであ
る。奇数アドレス比較回路192は、内部コラムアドレ
スICAと、第1のクロック信号CLKAとを入力し、
奇数コラム冗長判定信号OCRJを出力するものであっ
て、不良コラムアドレスとして奇数アドレスのみがプロ
グラムされる。また、偶数アドレス比較回路193は、
内部コラムアドレスICAと、第2のクロック信号CL
KBとを入力し、偶数コラム冗長判定信号ECRJを出
力するものであって、不良コラムアドレスとして偶数ア
ドレスのみがプログラムされる。奇数アドレス比較回路
192及び偶数アドレス比較回路193の内部構成は、
図6と同様である。
【0035】内部コラムアドレスICAは、初期アドレ
スからデータバースト長で決まる最終アドレスまで1ず
つ順次インクリメントされる。したがって、内部コラム
アドレスICAには奇数と偶数が交互に出現する。これ
に対応するように、図11中のコラム冗長判定回路19
0によれば、分周された相補クロック信号CLKA,C
LKBに応じて2個のアドレス比較回路192,193
が交互に冗長判定を実行する。したがって、外部クロッ
ク信号CLKの周波数が高くとも、十分な冗長判定時間
が得られ、正確なコラム冗長判定を達成できる。つま
り、図3の構成を備えたコラム冗長判定回路の場合と同
様に、高速かつ低消費電力のシンクロナスDRAMを実
現できる。
【0036】図12は、図1中のタイミング制御回路3
0の内部構成のうち、内部アドレスIADR、外部CA
S信号 /CAS及び外部クロック信号CLKから内部コ
ラムアドレスICAと内部クロック信号ICLKとを生
成するための回路構成を示している。ただし、データバ
ースト長は4であるものとしている。図12において、
200は内部クロック起動回路、210はRSフリップ
フロップ、220はゲート回路、230はコラムアドレ
スカウンタ、240はコラムアドレスレジスタ、250
はアドレス設定回路、260は比較回路、270は内部
クロック停止回路である。RSフリップフロップ210
とゲート回路220とは、クロック制御回路205を構
成する。
【0037】内部クロック起動回路200は、外部CA
S信号 /CASと外部クロック信号CLKとからパルス
状の内部クロック起動信号STARTをつくるための回
路であって、インバータ回路201と2入力NAND回
路202とで構成される。RSフリップフロップ210
は、2個の2入力NAND回路211,212で構成さ
れ、内部クロック起動信号STARTが“L”レベルに
なった時に出力がセットされ、内部クロック停止回路2
70から供給される内部クロック停止信号STOPが
“L”レベルになった時に出力がリセットされるもので
ある。ゲート回路220は、2入力NAND回路221
とインバータ回路222とで構成され、RSフリップフ
ロップ210の出力がセットされている間に外部クロッ
ク信号CLKを内部クロック信号ICLKとして出力す
るものである。
【0038】コラムアドレスカウンタ230は、内部ク
ロック信号ICLKに従って内部コラムアドレスICA
を初期アドレスから最終アドレスまで1ずつ順次インク
リメントするものである。コラムアドレスレジスタ24
0は、内部コラムアドレスICAの最終アドレスを保持
するものである。アドレス設定回路250は、内部アド
レスIADRとして与えられたコラムアドレスを初期ア
ドレスADD0としてコラムアドレスカウンタ230に
設定するとともに、該初期アドレスADD0から1を引
いて得たアドレスを最終アドレスとしてコラムアドレス
レジスタ240に設定するものである。内部クロック起
動信号STARTの反転パルスは、初期アドレスADD
0及び最終アドレスADD0−1の設定信号SETとし
て、コラムアドレスカウンタ230及びコラムアドレス
レジスタ240に供給される。
【0039】比較回路260は、コラムアドレスカウン
タ230の最下位2桁A1,A0とコラムアドレスレジ
スタ240の最下位2桁RA1,RA0とを比較するた
めの回路であって、2個のXOR回路261,262と
1個のNAND回路263とで構成される。コラムアド
レスカウンタ230の最下位2桁A1,A0とコラムア
ドレスレジスタ240の最下位2桁RA1,RA0とが
一致すると、比較回路260から“L”レベルの判定信
号Dが出力される。内部クロック停止回路270は、比
較回路260の判定信号Dから内部クロック信号ICL
Kに同期した内部クロック停止信号STOPをつくるた
めの回路であって、4個のインバータ回路271,27
3,274,276と、1個のNMOSトランジスタ2
72と、1個のクロックトインバータ回路275とで構
成される。
【0040】図13(a)〜(f)は、図12のタイミ
ング制御回路30の動作を示す信号波形図である。内部
クロック起動信号STARTは、 /CAS=“L”かつ
CLK=“H”であるときに“L”レベルとなる。つま
り、内部クロック起動信号STARTは、図13(c)
に示すように、外部クロック信号CLKの立ち上がりに
同期して立ち下がる“L”レベルのパルス信号である。
内部クロック起動信号STARTが“L”レベルになる
と、RSフリップフロップ210の出力が“H”レベル
にセットされる結果、図13(f)に示すように、ゲー
ト回路220は外部クロック信号CLKに同期した内部
クロックICLKの出力を開始する。また、内部クロッ
ク起動信号STARTが“L”レベルになると、内部ク
ロック停止回路270の中のNMOSトランジスタ27
2が導通する結果、図13(d)に示すように、内部ク
ロック停止信号STOPが“H”レベルになる。更に、
内部クロック起動信号STARTが“L”レベルになる
と、“H”レベルの設定信号SETがコラムアドレスカ
ウンタ230及びコラムアドレスレジスタ240に供給
される結果、コラムアドレスカウンタ230に初期アド
レスADD0が、コラムアドレスレジスタ240に最終
アドレスADD0−1が各々設定される。例えば、コラ
ムアドレスカウンタ230の最下位2桁A1,A0に
“00(2進数)”が設定されるならば、コラムアドレ
スレジスタ240の最下位2桁RA1,RA0は“11
(2進数)”に設定される。
【0041】以後、コラムアドレスレジスタ240は最
終アドレスADD0−1を保持し、コラムアドレスカウ
ンタ230は内部クロック信号ICLKに同期して初期
アドレスADD0から内部コラムアドレスICAを1ず
つ順次インクリメントする。図13(e)に示すように
内部コラムアドレスICAがADD0からADD1、A
DD2、ADD3へと順次遷移するのに応じて、コラム
アドレスカウンタ230の最下位2桁A1,A0は“0
0”から“01”、“10”、“11”へと順次遷移す
る。コラムアドレスカウンタ230の最下位2桁A1,
A0が“11”になると、比較回路260の判定信号D
は“H”レベルから“L”レベルへ転じる。A1=RA
1かつA0=RA0が成立するからである。このように
して判定信号Dが“L”レベルになったとき、内部クロ
ック信号ICLKの立ち下がりに同期して内部クロック
停止信号STOPが“H”レベルから“L”レベルへ転
じる。内部クロック停止信号STOPが“L”レベルに
なると、RSフリップフロップ210の出力が直ちに
“L”レベルにリセットされる結果、ゲート回路220
は内部クロック信号ICLKの出力を停止する。以上の
ようにして、データバースト長に等しい数のパルスすな
わち4個のパルスを有する内部クロック信号ICLKが
ゲート回路220から得られる。これと同時に、データ
バースト長に応じた所要の内部コラムアドレスICAが
コラムアドレスカウンタ230から得られる。
【0042】以上のとおり、図12の構成を備えたタイ
ミング制御回路30によれば、シンクロナスDRAMに
おけるデータのバースト転送に元来必要なコラムアドレ
スカウンタ230を内部クロック信号ICLKの停止制
御にも用いるので、シンクロナスDRAMの回路規模を
縮小できる。また、必要な数のパルスのみの内部クロッ
ク信号ICLKを複数の回路ブロック、すなわち第1及
び第2のメモリバンク10,20の中のコラムデコーダ
63、入力バッファ53、出力バッファ54などへ分配
することで、本シンクロナスDRAMの大幅な低消費電
力化が達成される。
【0043】なお、図12中の比較回路260の回路構
成を変更すれば、任意のデータバースト長に対応可能で
ある。例えば、データバースト長が8ならば、コラムア
ドレスカウンタ230の最下位3桁とコラムアドレスレ
ジスタ240の最下位3桁との一致・不一致を判定すれ
ばよい。コラムアドレスレジスタ240への最終アドレ
スの設定次第では、コラムアドレスカウンタ230の保
持アドレスとコラムアドレスレジスタ240の保持アド
レスとが特定の桁において不一致になった場合に上記判
定信号Dを出力することとしてもよい。
【0044】また、上記の例ではコラムアドレスカウン
タ230がアドレスをインクリメントすることとしてい
たが、内部クロック信号ICLKの停止制御のためには
コラムアドレスカウンタ230に代わるカウンタがアド
レスをデクリメントすることとしてもよい。コラムアド
レスレジスタ240に代わるレジスタに設定される最終
アドレスは、これに応じて修正される。また、内部クロ
ック信号ICLKの停止制御のためには、データバース
ト長で決定される数の桁のみを保持するカウンタとレジ
スタとを設けるようにしてもよい。
【0045】なお、図1において、タイミング制御回路
30から出力されるデータバースト長に等しい数のパル
スを有する内部クロック信号ICLKを、内部連続クロ
ック信号ICLK0に代えてコラム冗長判定回路13,
23に供給するようにしてもよい。この場合には、コラ
ム冗長判定回路13,23への内部CAS信号ICAS
の入力は不要である。図11のコラム冗長判定回路19
0についても同様である。
【0046】以上、本発明の実施例に係るシンクロナス
DRAMについて説明したが、本発明は外部クロック信
号に同期してデータを連続的に入出力するタイプの様々
な半導体記憶装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1〜
の発明によれば、内部コラムアドレスを利用してデータ
バースト長に等しい数のパルスを有する内部クロック信
号を生成し、該生成した内部クロック信号を複数の回路
ブロックへ分配する構成を採用したので、外部クロック
信号に同期して高速かつ低消費電力でデータを入出力で
きる半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシンクロナスDRAMの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の2つのメモリバンクの各々の内部構成
を示すブロック図である。
【図3】図1中の各コラム冗長判定回路の内部構成を示
すブロック図である。
【図4】図3中の分周回路の内部構成を示す回路図であ
る。
【図5】図4中のカウンタの内部構成を示す回路図であ
る。
【図6】図3中の各アドレス比較回路の内部構成を示す
回路図である。
【図7】図3中の出力回路の内部構成を示す回路図であ
る。
【図8】(a)〜(i)は、冗長判定モード設定信号が
“L”レベルである場合の図3のコラム冗長判定回路の
動作を示す信号波形図である。
【図9】(a)〜(i)は、冗長判定モード設定信号が
“H”レベルである場合の図3のコラム冗長判定回路の
動作を示す信号波形図である。
【図10】(a)〜(i)は、冗長判定モード設定信号
が“H”レベルである場合の図3のコラム冗長判定回路
の他の動作を示す信号波形図である。
【図11】図1中のコラム冗長判定回路の変形例を示す
ブロック図である。
【図12】図1中のタイミング制御回路の内部構成の一
部を示す回路図である。
【図13】(a)〜(f)は、図12のタイミング制御
回路の動作を示す信号波形図である。
【符号の説明】
10,20 メモリバンク 13,23 コラム冗長判定回路 30 タイミング制御回路 51 アドレスバッファ 100 分周回路 110 判定回路 111a,111b アドレス比較回路 112 出力回路 150 チャージ回路 152 PMOSトランジスタ 155 判定ノード 160 ラッチ回路 170 ヒューズ列 175 NMOSトランジスタ列 178 アドレス比較部 190 コラム冗長判定回路 191 分周回路 192 奇数アドレス比較回路 193 偶数アドレス比較回路 200 内部クロック起動回路 205 クロック制御回路 210 RSフリップフロップ 220 ゲート回路 230 コラムアドレスカウンタ 240 コラムアドレスレジスタ 250 アドレス設定回路 260 比較回路 270 内部クロック停止回路 ADR 外部アドレス /CAS 外部CAS信号 CLK 外部クロック信号 CLKA,CLKB 第1及び第2のクロック信号 CRJ,CRJ1,CRJ2 冗長判定信号 D 判定信号 ECRJ 偶数コラム冗長判定信号 ICA 内部コラムアドレス ICAS 内部CAS信号 ICLK 内部クロック信号 ICLK0 内部連続クロック信号 J1,J2 第1及び第2の判定信号 OCRJ 奇数コラム冗長判定信号 RJM 冗長判定モード設定信号 SET 設定信号 START 内部クロック起動信号 STOP 内部クロック停止信号 VCC 電源ノード VSS 接地ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−334867(JP,A) 特開 平6−290582(JP,A) 特開 平7−45069(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/409

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバースト長に等しい数のパルスを
    有する内部クロック信号を複数の回路ブロックへ分配す
    ることにより外部クロック信号に同期してデータを連続
    的に入出力する半導体記憶装置であって、 前記外部クロック信号に同期してかつ与えられた内部ク
    ロック起動信号に従って前記内部クロック信号の出力を
    開始し、かつ与えられた内部クロック停止信号に従って
    前記内部クロック信号の出力を停止するためのクロック
    制御回路と、 与えられた外部信号に従って前記内部クロック起動信号
    を生成するための内部クロック起動回路と、 メモリバンクをアクセスするための初期アドレスを一旦
    保持し、該保持した初期アドレスを前記内部クロック信
    号に従って最終アドレスまで順次更新するためのカウン
    タと、 前記カウンタの最終アドレスに応じたアドレスを保持す
    るためのレジスタと、 前記カウンタの保持アドレスと前記レジスタの保持アド
    レスとを比較し、該両アドレスが特定の桁において特定
    の関係になった場合に判定信号を出力するための比較回
    路と、 前記比較回路からの判定信号に従って前記内部クロック
    停止信号を生成するための内部クロック停止回路とを備
    えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記内部クロック制御回路は、 出力が前記内部クロック起動信号によりセットされかつ
    前記内部クロック停止信号によりリセットされるRSフ
    リップフロップと、 前記RSフリップフロップの出力がセットされている間
    に前記外部クロック信号を前記内部クロック信号として
    出力するためのゲート回路とを備えたことを特徴とする
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記カウンタは、データバースト長に応じて1ずつ順次
    インクリメントされる内部コラムアドレスを生成するた
    めのコラムアドレスカウンタであることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記カウンタに初期アドレスを設定し、かつ前記カウン
    タの最終アドレスに応じたアドレスを前記レジスタに設
    定するためのアドレス設定回路を更に備え、 前記比較回路は、前記カウンタの保持アドレスと前記レ
    ジスタの保持アドレスとがデータバースト長で決定され
    る複数桁において全て一致した場合に前記判定信号を出
    力するための回路を備えたことを特徴とする半導体記憶
    装置。
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