JP4327336B2 - 浴室用カバー付水栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は浴室用水栓に関し、詳しくはカバー付きの浴室用水栓に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
図9は従来の浴室用水栓の一例を示したもので、図中200は水栓本体であり、クランク脚202を介して浴室の壁204、詳しくはカウンター206の前板に取り付けられ支持されている。
この水栓本体200からはシャワーホース208が延び出していてその先端にシャワーヘッド210が接続され、そのシャワーヘッド210が、浴室の壁204に取り付けられたシャワーフック212に掛止されるようになっている。
【0003】
水栓本体200は浴室の壁204の低い位置、即ち洗い場の床214に近い位置に取り付けられており、従って図10に示しているように洗面器216に水や湯を溜める際には、洗面器216を床214に置いて、そこに吐水口218から水や湯を注ぎ込むこととなる。
【0004】
しかしながらこの種従来の浴室用水栓の場合、シャワーホース208全体が室内に露出した状態にあり、これが浴室内の美観を低下させる要因となる問題があった。
また洗面器216に水や湯を溜めてこれを使う際、前屈みの窮屈な姿勢でこれを行わなければならず、特に足腰の弱い人に対して腰に負担がかかり易いといった問題があった。
【0005】
そこで例えば、図11に示しているようにカウンター220の下側にシャワーホース208全体を位置させるとともに、カウンター220の内部に取り付けたホース収納ボックス222にシャワーホース208を収納するといったことが考えられている。
【0006】
しかしながらこの場合、水栓とは別にホース収納ボックス222が必要となって、そのホース収納ボックス222のためのコストが高くなるのに加えて、ホース収納ボックス222設置のために広い空間を確保しておかなければならず、加えて専用の浴室でないと対応できないといった問題があった。
【0007】
また従来の浴室にあっては、手摺りやシャワーフックを保持するためのスライドバー或いはミラー等を設置するに際して、それぞれを水栓とは別部材として用意し、これを浴室の壁等に取り付けることが必要で、各部材に要するコスト及び取付けのためのコストがそれだけ高くなるといった問題が生じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の浴室用カバー付水栓はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、洗面器置台がカバーに一体的に設けられている浴室用カバー付水栓において、前記洗面器置台の内部にシャワーホースを収納する第1のホース収納部を形成するとともに、シャワーヘッドとは別に吐水口を設けて、該吐水口を前記洗面器置台の上方に配置してあり、且つ前記カバーは水栓本体を包み込むものとなしてあるとともに、温調ハンドルと切替ハンドル及び前記吐水口が該カバーの外部に露出させてあることを特徴とする
【0009】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は、浴室用水栓をカバー付水栓となして、そのカバー内に、詳しくは洗面器置台の内部にシャワーホースを収納する第1のホース収納部を設けるとともに、シャワーヘッドとは別に吐水口を設け、その吐水口を洗面器置台の上方に配置したもので、本発明によれば、洗面器置台に置いた洗面器に対して吐水口から水や湯等をそのまま注ぎ入れることができるとともに、シャワーホース全体が浴室内に露出した状態となって室内の美観低下の要因になるといった問題を解決できる。
【0010】
また本発明では水栓自体、具体的にはカバーの洗面器置台内部に第1のホース収納部を有しているため、図11に示す浴室用水栓と異なって大型容器状のホース収納ボックスを水栓とは別途に必要とするといったことがなく、そのホース収納ボックスに要するコストを低減することができるとともに、ホース収納ボックスの取付けのための施工の手間を削減し、更にまたホース収納ボックスを別途に設ける必要がないためそのために広いスペースを確保しておく必要もないし、またホース収納ボックスの取付けが可能な専用の浴室に限らず通常の浴室にも対応できる利点が得られる。
【0011】
ここで第1のホース収納部には上向きに山形状をなす収納ガイドを設けておき、その収納ガイドの回りにシャワーホースを巻回状に収納できるようになしておくことができる。このようにしておけば長いシャワーホースを収まり良く第1のホース収納部に収納しておくことができ、また取り出す際にも円滑にシャワーホースをカバー内から取り出すことができる。
【0012】
またカバーの全体若しくは一部を壁に固定の止水栓によって支持するようになすことができる。
このようにすれば、特別の支持部材を壁に取り付けなくても良い利点が得られる。
【0013】
一方、カバーの全体若しくは一部をブラケットにて壁に固定し支持するようになすこともできる。
このようにすればカバーを強固に壁によって支持することができる。
【0014】
更にカバーは上カバーと下カバーとに分割し、それらを組み合せることによって全体のカバーを構成するようになすことができる。
このようにすれば、カバー内に水栓本体その他部材を収納した状態で容易に水栓全体を組み付けることができ、また必要が生じたときには上カバーと下カバーとを分離することによって内部のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0015】
本発明ではカバーにシャワーヘッドの保持部を一体的に備えておくことができ、このようにしておけばカバー自体によって、即ち水栓自体によってシャワーヘッドを保持しておくことができ、従って壁等にシャワーフック等シャワーヘッド掛止用の別途の部材を取り付けなくても良く、しかもこの場合シャワーホース全体をカバー内に収めておくことができる利点が得られる。
この場合においてそのカバーにはシャワーホースの引出口を形成しておき、その引出口の周りに上記保持部を備えておくことができる。
【0016】
本発明ではまた、前記吐水口が設けられている水栓本体を洗面器置台の上方に配置し、そしてその水栓本体を可撓性の接続ホースを介して壁の給水元管の端部接続口に接続する一方、カバー内部にその接続ホースを収納するための第2のホース収納部を形成しておくことができる。
【0017】
この場合、吐水口及び水栓本体を図9,図10に示す従来の浴室用水栓のそれよりも高位置に位置させることとなるが、その際従来浴室に設置されている給水元管の端部接続口を特別に高位置に位置変更しなくても、即ち従来配管されている給水元管の配管工事をやり直すことなく、そのまま給水元管の端部接続口と水栓本体とを接続することができる。
水栓本体と端部接続口とを可撓性の接続ホースを介して接続するようにしていることから、その接続ホースの長さによって水栓本体の位置変更分を吸収することができるからである。
【0018】
更にまたカバー内部にはその接続ホースを収納する第2のホース収納部が形成されているため、接続ホースをカバー内部に隠蔽状態にしておくことができ、水栓の良好な美観を保持することができる。
【0019】
この場合において、カバー内部にはシャワーホースを収納する第1のホース収納部と接続ホースを収納する第2のホース収納部とを仕切る仕切壁を形成しておくことができる。
このようにすれば、カバー内部で接続ホースとシャワーホースとが絡まったり緩衝したりするのを良好に防止でき、それぞれを良好にカバー内部に収納しておくことができる。
【0020】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本例の浴室用カバー付水栓で、図2に示しているように背面において浴室の壁Wに取り付けられるようになっている。
【0021】
図2に示しているようにこの例の水栓10は、水栓本体12と、これを包み込むカバー(この例では樹脂製)14と、シャワーヘッド16とを有している。
カバー14は前方に突出する突出部18を上部に有しており、その突出部18の内部に水栓本体12が収納されている。
【0022】
この水栓本体12には吐水口28が下向きに設けられており、この吐水口28がカバー14外部に露出している。
カバー14はまた、その下部に洗面器置台20を有しており、その洗面器置台20に、図1に示しているように洗面器50を載置できるようになっている。
【0023】
上記水栓本体12及び吐水口28はこの洗面器50の上方に位置し、洗面器置台20に載せた洗面器50に対し吐水口28から吐水することができる。
ここでカバー14は上カバー14aと下カバー14bとに分割されており、それらが組み合わされて全体のカバー14を構成している。
【0024】
水栓本体12及びカバー14は、その内部に配設されたブラケット22にて壁Wに取り付けられ支持されている。
この例において、ブラケット22は第1ブラケット22aと第2ブラケット22bとから成っており、それらがねじ具24にて締結され、そして第1ブラケット22aにおいて、ねじ具26により壁Wに取付固定されている。
【0025】
カバー14の左右両側部、詳しくは突出部18の左右両側部且つ外部には、温調ハンドル(温度調節ハンドル)30と切替ハンドル32とが配設されており、それらがカバー14内部の水栓本体12に対して作動的に連結されている。
ここで温調ハンドル30は、吐水口28からの吐水の温度を調節するものであり、また切替ハンドル32は、吐水口28からの吐水とシャワーヘッド16からの吐水とを切り替え、また吐水流量の調節及び止水を行う。
【0026】
カバー14の上面には、後述するシャワーホース37の引出口39周りに保持部34が設けられており、この保持部34においてシャワーヘッド16を差込状に保持するようになっている。
カバー14の内部にはまた仕切壁36が設けられており、この仕切壁36の前部に、即ち洗面器置台20内部にシャワーヘッド16に接続されたシャワーホース37を収納する第1のホース収納部38が、また後部に可撓性の接続ホース42を収納する第2のホース収納部40が区画形成されている。
【0027】
ここで接続ホース42は一端側が水栓本体12に接続され、他端側が止水栓44を介して壁W裏側の給水元管,給湯元管のそれぞれの端部接続口46に壁Wを貫通して接続されており、給水元管,給湯元管からの水,湯をそれぞれ水栓本体12に導く。
尚カバー14の底部には水抜孔48が形成されている。
この例の場合、下カバー14bを外すことによって止水栓44やその内部に組み込まれたストレーナ等のメンテナンス作業を行うことができる。
【0028】
以上のように構成された本例の水栓10にあっては、シャワーホース37全体が浴室内に露出した状態となって室内の美観低下の要因になるといった問題を生じない。
【0029】
また本例では水栓10自体、具体的にはそのカバー14自体がその内部に第1のホース収納部38を有しているため、水栓10とは別途に図11に示すような大型容器状のホース収納ボックス222を設けておかなくても良く、ホース収納ボックス222に要するコストを低減することができるとともにその取付けのための施工の手間を削減し、更にまたホース収納ボックス222を設ける必要がないためそのために広いスペースを確保しておく必要もないし、またホース収納ボックス222の取付けが可能な専用の浴室に限らず通常の浴室にも対応できる利点を有する。
【0030】
また本例ではカバー14をブラケット22にて壁Wに固定し支持するようにしていることから、カバー14を強固に壁Wによって支持することができる。
【0031】
また本例によれば、分割された上カバー14aと下カバー14bとを組み合せることで容易にカバー14内に水栓本体12その他部材を収納でき、また必要が生じたときには上カバー14aと下カバー14bとを分離することによって内部のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0032】
更にまたカバー14に設けた保持部34によってシャワーヘッド16を保持でき、従って従来のように壁W等にシャワーフック等の別途の部材を取り付けなくても良く、しかもシャワーホース37全体をカバー14内に収めておくことができる。
【0033】
本例では、カバー14に洗面器置台20を一体的に備えており、その洗面器置台20に置いた洗面器50に対して直接吐水口28から水や湯等をそのまま注ぎ入れることができる。
【0034】
この場合、吐水口28及び水栓本体12を図9,図10に示す従来の浴室用水栓のそれよりも高位置に位置させることとなるが、その際本例では水栓本体12と端部接続口46とを可撓性の接続ホース42を介して接続していることから、その接続ホース42の長さによって、水栓本体12の位置変更分を吸収でき、従来浴室に設置されている端部接続口46を特別に高位置に位置変更しなくても、即ち従来配管されている給水元管,給湯元管の配管工事をやり直さなくてもそのままその端部接続口46と水栓本体12とを接続することができる。
【0035】
更にまたカバー14内部にはその接続ホース42を収納する第2のホース収納部40が形成されているため、接続ホース42をカバー14内部に隠蔽状態にしておくことができ、水栓10の良好な美観を保持することができる。
【0036】
また本例では、カバー14内部に仕切壁36を形成していることから、カバー14内部で接続ホース42とシャワーホース37とが絡まったり緩衝したりするのを良好に防止でき、それぞれを良好にカバー14内部に収納しておくことができる。
【0037】
図3は本発明の他の例を示したもので、図示のようにこの例においてもカバー14が上カバー14aと下カバー14bとに分割されており、そしてその下カバー14bによって洗面器置台20が構成されている。
【0038】
更にまた下カバー14bは止水栓44によって重量支持されている。
即ち洗面器置台20及びそこに載せられた洗面器50が、壁Wに給水元管,給湯元管の端部接続口46を介して固定された状態の止水栓44によって重量支持されている。
また下カバー14bにはメンテナンス作業等を行う際の作業口52が形成されている。
【0039】
本例では、カバー14を壁Wに固定の止水栓44によって支持するようになしていることから、特別の支持部材を壁Wに取り付けなくても良い利点が得られる。
【0040】
図4及び図5は本発明の他の実施例を示している。
この例の浴室用カバー付水栓54もまたカバー56を有しており、更にそのカバー56が上カバー56aと下カバー56bとを組み合せて構成してある。
【0041】
この例の水栓54においては、カバー56によってテーブル部58と、それより低い位置において洗面器置台20が段差状に形成されている。
そしてそのテーブル部58の図中左側端部に保持部34が備えられていて、その保持部34によりシャワーヘッド16が差込状に保持されるようになっている。
【0042】
また図中右側の端部には吐水管60が基端において回動可能に備えられている。
吐水管60は洗面器置台20の上方まで延びる長さとされており、その先端の吐水口28から洗面器置台20に載せた洗面器50に対し吐水可能とされている。
尚この例において、吐水管60は図中右側に設置されている浴槽(図示省略)に対しても吐水可能なものとされている。
【0043】
図5に示しているように、本例においては水栓本体が温調ユニット62と切替ユニット64とに分れており、それらが連絡管66にて互いに連絡されている。
そしてそれら温調ユニット62と切替ユニット64とに対して、カバー56の外部に配置された温調ハンドル30と切替ハンドル32とがそれぞれ作動的に連結されている。
【0044】
図5において67は仕切壁であって、その仕切壁67の前側に、即ち洗面器置台20内部に第1のホース収納部38が形成されており、そこにシャワーヘッド16に接続された可撓性のシャワーホース37が収納されるようになっている。
【0045】
この第1のホース収納部38には上向きに山形状をなす収納ガイド70が設けられており、第1のホース収納部38においてシャワーホース37がその収納ガイド70回りに巻回状態に収納されるようになっている。
【0046】
上記仕切壁67の後側には第3のホース収納部68が形成されており、そこに連絡管66が収納されている。
尚この連絡管66は可撓性のホースにて構成することができる。但し硬質の管にて構成することもできる。
【0047】
尚シャワーホース37の一端側は切替ユニット64に接続されている。この切替ユニット64にはまた可撓性のホースから成る給水管72が接続されている。給水管72の他端側は吐水管60に接続されている。
【0048】
この給水管72もまたカバー56内部に収納されるようになっている。
ここで給水管72は第1のホース収納部38内に収納しておくこともできるし、或いはまた別途の箇所に収納しておくこともできる。
尚、シャワーヘッド16はシャワー吐水及び整流吐水切替式のものとなしておくことができ、この場合吐水管60を省略することも可能である。
【0049】
本例によれば、長いシャワーホース37を収まり良く第1のホース収納部38に収納しておくことができ、また取り出す際にも円滑にシャワーホース37をカバー56内から取り出すことができる。
【0050】
また本例では、カバー56にテーブル部58を一体的に形成して洗面器置台20をテーブル部58に対して低い位置に段差状に形成していることから、テーブル部58の上に各種物品を載せておくことができるとともに、洗面器置台20とテーブル部58とをそれぞれに求められる適正な高さ位置に形成することができ、それぞれの使い勝手が良好である利点が得られる。
【0051】
図6は本発明の更に他の実施例を示したもので、この例の浴室用カバー付水栓74は、図4及び図5に示す実施例とは逆の位置に吐水管60及びシャワーヘッド16,その保持部34を設けている。
また温調ハンドル30と切替ハンドル32とを、テーブル部58の左右方向のほぼ中央位置に配置してある。
他の点については基本的に図4及び図5の実施例と同様である。
【0052】
但し温調ハンドル30及び切替ハンドル32を略中央に配置した関係上、温調ユニット62,切替ユニット64もまたほぼ左右の中央に配置してある。
場合によってそれら温調ユニット62及び切替ユニット64を一体の水栓本体として構成しておくこともできる。
【0053】
図7は参考例を示している。
この例の浴室用カバー付水栓76は、基本的に図6に示す実施例と同様であるが吐水管60が省略されており、シャワーヘッド16がシャワー吐水及び整流吐水切替式のものとされている。
この例において特徴的なのは、カバー56に棒状の手摺り77が一体的に備えられており、その手摺り77の上端部が壁Wに固定されて手摺りとして使用可能なものとされている。
【0054】
このようにすれば、水栓76とは別途に手摺りを用意してこれを壁Wに取り付けたりする必要がなくなり、部品コスト,取付けの手間を節減することができる。
尚、本例においても洗面器置台20の内部にシャワーホース37を収納する第1のホース収納部38が形成されている。
【0055】
尚手摺り77は、図4及び図5に示す実施例のものに付加する形で或いは吐水管60を省略した上でカバー56に備えておくこともできるし、或いはまた図1及び図2に示す第1の実施例において、更には図3に示す別の実施例においてこのような手摺り77を設けることもできる。
【0056】
尚図7に示しているように、この手摺り77に代えて或いは手摺り77と併せてスライドバー78をカバー56に一体的に備え付け、そのスライドバー78にシャワーフック80をスライド可能に取り付けて、そのシャワーフック80によりシャワーヘッド16を保持するようになすこともできる。
この場合においてもスライドバー78を別途に用意して壁Wに取り付けたりしなくても良く、部材コスト及び取付けの手間を節減することができる。
【0057】
図8は本発明の更に他の実施例を示したもので、この例の浴室用カバー付水栓81は、カバー82にミラー84を一体的に備え付けたものである。
この場合においても別体のミラーを用意して壁Wに取り付けたりしなくても良く、部材コスト及び取付けの手間を節減することができる。
このミラー84もまた、前記各実施例のカバー付水栓10,54,74,76に備え付けるようになすこともできる。
【0058】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明においては、カバーに棚その他のものを一体的に備え付けておくこともできるし、或いはまた上記各実施例では何れもカバーにシャワーヘッドの保持部を設けているが、場合によってこれらを省略した形で浴室用カバー付水栓を構成することも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図2】 同じ実施例の浴室用カバー付水栓の正面図及び側面断面図である。
【図3】 本発明の他の実施例の浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図4】 本発明の更に他の実施例の浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図5】 図4の浴室用カバー付水栓を上カバーと下カバーとを分離した状態で示す図である。
【図6】 本発明の更に他の実施例の浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図7】 参考例の浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図8】 本発明の更に他の実施例の浴室用カバー付水栓を示す図である。
【図9】 従来の浴室用水栓を取付状態で浴室内部とともに示す図である。
【図10】 図9の浴室用水栓とその周辺部を拡大して示す図である。
【図11】 従来の浴室用水栓の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10,54,74,76,81 水栓(浴室用カバー付水栓)
12 水栓本体
14,56,82 カバー
20 洗面器置台
28 吐水口
36 仕切壁
37 シャワーホース
38 第1のホース収納部
40 第2のホース収納部
42 接続ホース
46 端部接続口
77 手摺り
78 スライドバー
80 シャワーフック
84 ミラー
W 壁

Claims (1)

  1. 洗面器置台がカバーに一体的に設けられている浴室用カバー付水栓において、
    前記洗面器置台の内部にシャワーホースを収納する第1のホース収納部を形成するとともに、シャワーヘッドとは別に吐水口を設けて、該吐水口を前記洗面器置台の上方に配置してあり、且つ前記カバーは水栓本体を包み込むものとなしてあるとともに、温調ハンドルと切替ハンドル及び前記吐水口が該カバーの外部に露出させてあることを特徴とする浴室用カバー付水栓
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