JP5153425B2 - 遠隔操作式の水栓装置 - Google Patents
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Description
この場合、水栓装置における操作装置と弁装置とを別々に構成してそれらを離隔して配置し、弁装置を操作装置にて遠隔操作するようになすことが考えられる。
この特許文献1に開示のものでは、操作部に加えられた操作力をラック部材からピニオンギヤに、更にピニオンギヤからラック部材に、更にラック部材からピニオンギヤへと伝達し、回転式の弁体を操作するようになしている。
また操作装置の設置個所に弁装置を併せて設置しておかなくても良く、弁装置をこれとは別の個所に且つ隠蔽状態で設けておくことができるため、操作装置の設置個所周り即ち水栓装置の設置個所周りの美観,意匠性を高めることができる。
また揺動部材を有する伝達機構では所要部品点数を必要最小限に抑えることができ、水栓装置全体の部品点数を少なくし得て、水栓装置のコストを安価となすことができる。
そのようにすると、弁体の位置即ち弁体の開弁量を微妙に調節することが極めて難しく、押込部材を僅かに操作するだけでも弁体の位置が大きく変化してしまって、目的とする流量で吐水させることが困難となる。
しかるにこの請求項1の場合、回転操作部を大きく回転操作した場合でも、詳しくは操作力の入力部を大きく回転移動させても、運動変換部材の作用点の直線移動量(距離)を容易に少なくすることができる。
その結果、高い伝達効率を維持することができる。
また、揺動部材の軸周りの回転角度位置を微小に変化させることができ、従ってこれに応じて弁体の位置を微妙に位置変化させることができる。
この請求項1によれば、回転操作部とプッシュ操作部とのそれぞれに加えた操作をともに揺動部材を介して弁体に伝達し得、以ってかかる弁体の開弁量を調節し、また開閉させることができる。
また請求項1を上記の湯水混合弁装置に適用して、プッシュ操作部を例えば湯側弁体の開閉を行う開閉操作部として構成し、そのプッシュ操作部によって、湯側弁体を開弁状態と閉弁状態とに状態切替えすることで、湯水混合弁装置を、混合水吐水状態と水のみを吐水する水吐水状態とに状態切替えするようになすことができる。
従って上記の単水栓装置等にあっては、止水状態から吐水状態に状態切替えしたときに、予め調節済みの流量で吐水を行わせる事ができる。
また湯水混合弁装置において、例えば湯側弁体を閉弁状態から開弁状態に状態切替えしたときに、即ち水吐水状態から混合水吐水状態に状態切替えしたときに、予め調節済みの混合水温度で混合水吐水を行わせることができる。
またそのラッチ機構は操作装置の側に備えてあるため、ラッチ機構による切替えの感触が手に直接伝わり、切替動作が行われたことを手で直接感じ取ることができ、使用者に良好な操作感を感じさせることができる。
このようにすれば、弁体を揺動部材側に付勢し、操作力を弁体に伝達させるためのばねと、ラッチ機構の動作用のばねとを別々に設けなくても良く、必要なばねの個数を少なくすることができる。
このようにすれば必要な操作力を更に小さくすることができ、一層の軽操作を実現することができる。
また操作力を伝達する部材の強度を小さくすることができ、所要コストを安価とすることができる。
図1は、浴室の内部を表している。
図中1は浴槽で、2は浴室の壁Wに取り付けられたカウンタ部材である。
カウンタ部材2は、壁Wから室内側に突出した下カウンタ部と、上カウンタ部3、及びそれらを上下に連絡する連絡部4を有している。
ここで下カウンタ部は洗面器置台5を成している。
またカウンタ部材2の上側には壁付のミラーMが設けられている。
尚、水栓装置6は水だけを吐水する単水栓の水栓装置となしておくこともできるし、また混合水を吐水する水栓装置となしておくこともできる。
ここで伝達機構12は、操作装置7に加えられた操作力を弁装置10に伝達して弁装置10を動作させる。
尚90は伝達機構12に備えられた支持部材である。
図4は止水時の状態を表しており、図5は図4の要部を拡大して示している。
また図6は吐水時の状態を表している。
これらの図において、16は弁装置10におけるボデーで、その内部に主水路を形成する1次側の流入通路18,2次側の流出通路20が形成されている。
尚22は流入口で、24は流出口である。
弁カートリッジは、ボデー16内部に挿入された状態でボデー16への固定ナット30のねじ込みにより抜止状態に固定されている。
この主弁体32は、主弁座38に対して図中左右方向に進退移動して主水路を開閉し、また主水路の開度を変化させる。
詳しくは、主弁座38への着座によって主水路を遮断し、また主弁座38から図中左向きに離間することによって主水路を開放する。
また主弁座38からの離間量に応じて主水路の開度を大小変化させ、主水路を流れる水の流量即ち吐水部からの流量を調節する。
背圧室40は、内部の圧力を主弁体32に対して図中右向きの閉弁方向の押圧力として作用させる。
主弁体32には、これを貫通して1次側の流入通路18と背圧室40とを連通させる導入小孔42が設けられている。
この導入小孔42は、流入通路18からの水を背圧室40に導いて背圧室40の圧力を増大させる。
このパイロット水路44は、背圧室40内の水を流出通路20に抜いて、背圧室40の圧力を減少させる。
50はこのパイロット弁座48におけるシール部で、環状溝内部に環状をなす弾性シールリングとしてのOリング52を保持ししている。
詳しくは、このパイロット弁体46は、断面円形をなし且つ図中左右方向即ち進退方向において外径が同径のシール部54と、これより先端側(図7中下側,図5中右側)の環状の凹所56とを有している。
環状の凹所56の軸方向の各端部は、凹所56の最小径部に向かって漸次小径となるテーパ面とされており、そのテーパ面の大径側の各端部に段付部58,60が形成されている。
またこのとき主弁体32は主弁座38に着座した状態にあって、主水路は閉鎖された状態にある。
この実施形態では、流調の際にパイロット弁体46はパイロット水路44を閉鎖することはなく、その移動によってパイロット水路44の開度だけを変化させる。
後述の回転操作部180に対する回転操作量がそのように規制されている。
そこで主弁体32が流入通路18との圧力差により図中上向きに後退移動し、そして図7(II)に示しているように、流入通路18の圧力と背圧室40の圧力とがバランスする位置で主弁体32の後退移動が停止する。
即ち、主弁体32がパイロット弁体46の後退移動に追従するようにして共に後退移動し、そしてパイロット弁体46の停止とともに主弁体32もまた停止する。
このとき、パイロット弁体46と主弁体32との間には微小な間隙(追従間隙)が保持される。
主弁体32は以後もこの一定の微小間隙を保持しつつパイロット弁体46とともに移動する。
このときにもパイロット弁体46と主弁体32との間には一定の微小間隙(追従間隙)が保持される。
このようにして背圧室40の圧力が一時的に増大すると、その増大した圧力により主弁体32が図中下向きに前進移動して、背圧室40の圧力と流入通路18の圧力とをバランスさせる位置で停止する。
このとき主弁体32と主弁座38との間の隙間は小さくなって、即ち主水路の開度が小さくなって、主水路を流れる水の流量が減少する(図8(II)参照)。
この背圧室形成部材28はまた、主弁体押えとしての働きもなしている。
これらOリング64は、後述の弁軸66の外周面に全周に亘り弾性接触して、弁軸66と背圧室形成部材28との間、即ち背圧室40との間を水密にシールする。
尚、カートリッジケース26における右部26-2にもまたその外周面にOリング68が保持されており、このOリング68にてボデー16との間が水密にシールされている。
尚、この弁軸66の図5中右端部にはEリングから成る弾性止め輪62が装着されている。この止め輪62は、主弁体46の中心部に形成された貫通孔よりも大径をなしている。
72は、この進退ロッド70を内嵌させる筒状のガイド部材で、進退ロッド70は、このガイド部材72による案内の下にその内部を左右方向に摺動運動する。
76は、これら進退ロッド70及びガイド部材72を内部に収容する筒状のハウジングで、図中右端部がねじ結合にて弁機構に、詳しくはボデー16に固定されている。
その付勢力の方向は、上記の操作装置7において加えられた操作力の、弁装置10詳しくはパイロット弁体46に対する作用方向とは逆方向である。
この揺動バー84は、操作装置7側の一端部82Aが、操作装置7に加えられる操作力によって図中左方向に大きな円弧でほぼ直線的に回動運動し、そして弁装置10側の反対側の他端部82Bが、同じく大きな円弧で図中右方向にほぼ直線的に回動運動する。
即ちパイロット弁体46が、コイルばね80を撓ませながらその付勢力に抗して閉弁方向に前進運動させられる。
そしてそのパイロット弁体46の図中右方向の連続的な前進移動により、主弁体32をこれに追従して図中右方向に連続的に前進移動させ、流量減少方向に流量調節を行う。
これにより弁軸66つまりパイロット弁体46は、コイルばね80の付勢力により進退ロッド70とともに図中左方向に、回転操作部180の回転操作量だけ図中左方向に連続的にその位置を変化させ、後退移動する。そしてそのことによって流量を連続的に増大させて行く。
そしてこれらの動作によって吐水と止水との切替えが行われる。
この揺動バー84は、図中上端側と下端側とが切り欠かれた形態をなしており、そして上端側の切欠部88と下端側の切欠部88とによって、上記の一端部82Aと他端部82Bとの図中左右方向の板幅が、切欠部88と88との間の本体部に比べて小寸法幅とされている。
更に図中上端部と下端部との複数個所に、支持部材90とハウジング76又は後述の基部130とを固定するための複数の固定孔98が設けられている。
ここで作動軸104は、回転操作部180の回転操作に基づいて図中左右方向に直線的に進退移動し、図中左端の当接部(作用点)106を、揺動バー84の一端部82Aに当接させた状態で、かかる当接部106を図中左右方向に連続的に移動させ、揺動バー84の一端部82Aを上記の軸82周りに回動運動させる。
作用軸104は、雄ねじ112においてその外側の円筒形状をなす回転部材114の内周面の雌ねじ116に螺合されており、かかる作用軸104が、回転部材114とともに伸縮軸120を構成している。
作用軸104は、上記係合部118において図13に示す回止め部材122の一対の挟持片124にて挟持されており、その挟持片124の挟持作用によって、作用軸104が回転防止されている。
そしてこの作用軸104の図中左方向の前進移動及び右方向の後退移動に伴って、揺動バー84が図中反時計方向及び時計方向に回動(揺動)せしめられ、これにより上記のパイロット弁体46が図中左右方向に進退移動せしめられる。
回転スリーブ129は、回転によりパイロット弁体46を図7及び図8に示しているように前進及び後退運動させることにより、主弁体32をこれに追従して移動させ流量調節を行う部分で、また押ボタン126は、1回の押込みごとにパイロット弁体46を前進位置である閉弁位置と後退位置である開弁位置とに位置切換えするための部分である。
ここで基部130は、止ねじ(固定具)(図示略)にて上記の支持部90に固定されている。
押ボタン126は、回転スリーブ129に内嵌されて回転スリーブ129に対し軸方向、即ち図13中上下方向(図12中左右方向)に移動可能とされている。
この押ボタン126の外周面には縦の突条136(図13参照)が設けられていて、この突条136が、回転スリーブ129の内面の縦の凹条138に嵌り込んでおり、押ボタン126が回転スリーブ129の回転とともに一体に回転するようになっている。
即ち回転スリーブ129の回転運動が押ボタン126に伝えられるようになっている。
即ち回転スリーブ129を回転させると、その回転運動が押ボタン126を介して回転部材114に伝えられて、回転部材114が回転運動する。
尚、押ボタン126の外周面にはガイド突起144が設けられている。
このガイド突起144は、回転スリーブ129の嵌入溝146に嵌入して押ボタン126の上下方向の摺動時の案内及び軸方向の抜止めをなす。
この係合歯148の下面には、図13及び図14中の直下の回転子128を、押ボタン126の上下動即ち下向きの前進移動と上向きの後退移動とによってカム作用で回転させるための駆動カム面150が形成されている。
また周方向の同じ箇所においてその外側に突出する形態で鋸歯状をなす係合歯154が、同じく上向きに設けられている。
ここで第1従動カム面156の傾斜角度θ1は、ここでは押ボタン126側の駆動カム面150と同一角度とされている。
この実施形態では、第1従動カム面156と第2従動カム面158との傾斜角度が異ならせてあり、第2従動カム面158の傾斜角度θ2が急角度をなし、これに対して第1従動カム面156の傾斜角度θ1が小角度とされている。
回転部材114には、上記のコイルばね80の付勢力が揺動バー84,作用軸104を介して図13中上向き(図12中右向き)に及ぼされている。即ちこの回転部材114を介して回転子128,押ボタン126に対してコイルばね80の付勢力が後退方向に図12中右向き,図13中上向きに及ぼされている。
このガイド部162は下端に係合歯164を有している。
この係合歯164の下面にもまた、回転子128をカム作用で回転させるための、回転子128の第2従動カム面158に対応した傾斜形状の案内カム面166が形成されている。
ここで案内カム面166の傾斜角度は、回転子128の第2従動カム面158と同じ傾斜角度とされている。
このガイド部162にはまた、上記のように上下方向に延びる嵌入溝146が周方向に所定間隔で形成されている。回転子128は、外方への突出形状をなす係合歯154を嵌入溝146に位置させる回転位置となったとき、かかる係合歯154を嵌入溝146の内部に嵌入させることによって、図中上方への後退運動が許容される。
この強制回転リング168は、図11に示すように回止め部材122の台座部134上に載置されている。
この強制回転リング168は、全体として円筒形状をなしているとともに,その下端には内向きのフランジ部170が設けられている。
これらカム面174は、押ボタン126により回転子128に対して下向きの力が及ぼされたとき、回転子128の突出形状の第2係合歯154の下面(図14参照)に当接して、回転子128をそのカム作用で強制的に図14中反時計方向に回転させる働きをなす。
そこで押ボタン126を下向きに押しても、回転子128が軽く円滑に回転しない恐れが生じてくる。
このとき、回転子128が円滑に回転しない場合であっても、押ボタン126を下向きに強く押し込むと、回転子128の係合歯154のコーナー部が、強制回転リング168のカム面174に当ることによって、回転子128が強制回転リング168のカム面174により強制的に回転駆動される。
これにより作用軸104の当接部106の連続的な図中左方向の位置変化によって、揺動バー84の一端部82Aがこれに押されて図中左方向に回動運動し、当接部106に合せてその位置を連続的に図中左方向に変化させて行く。
そしてこのパイロット弁体46の連続的な位置変化によって、流量を連続的に減少させて行く。
図15(I)はパイロット弁体46の閉弁状態即ち止水状態を表しており、このとき回転子128における係合歯154が回転スリーブ129のガイド部162の係合歯164に噛み合った状態にあって、回転子128は図15中の下降位置即ち前進位置(図12中の左位置)にロック状態に保持される。即ちパイロット弁体46が閉弁状態に保持される。
尚このとき、押ボタン126は押込位置で停止し、押込位置に保持される。
すると押ボタン126の駆動カム面150と回転子128の第1従動カム面156とのカム作用で、回転子128が図15中左方向に所定角度回転させられ、そして押ボタン126の係合歯148と回転子128の係合歯152とが丁度噛み合った位置(第1ストッパ位置)で回転停止させられる。図15(III)(A)はこのときの状態を表している。
ここにおいて係合歯154が嵌入溝146に嵌入するに至って、回転子128が押ボタン126とともにコイルばね80の付勢力によって図23中右向き(図16中上向き)に後退運動させられ(図16(VI))、押ボタン126が図11中右向きに引き込まれて、その引込位置に位置保持されるとともに、伸縮軸120の位置が図23(B)の後退位置に位置切替えされ、パイロット弁体46が開弁状態(吐水状態)となって、主水路に水の流れが生じ、吐水部からの吐水が行われる。
この図16(X)に示す状態は、図16(I)に示すのと同じ状態であって、ここにパイロット弁体46及び主弁体32が閉弁状態即ち止水状態となる。
操作機構100は、図17に示しているように弁体の開弁量の調節を行う流調操作部としての回転ハンドル式の回転操作部180と、押ボタン126及び押ボタン126を軸方向外側で覆う吐水操作部としてのプッシュ操作部182を含んで構成されている。
図17の回転操作部180は、図18に示しているように全体として円形のリング状をなしており、その周方向所定個所に外向きに突出するつまみ184が設けられている。
尚この回転操作部180は、全体としてわずかにテーパ形状をなしている。
上記回転スリーブ129とこのリング形状の回転操作部180との間には、操作力を伝達する中間リングとしての内リング部材186と、外リング部材188とが介在させられている。
この内リング部材186には、周方向所定個所に貫通の位置決孔190が設けられており、この位置決孔190に、回転スリーブ129の外周面に設けられた位置決突起192が嵌り込んでいる。そしてそれら位置決孔190と位置決突起192との係合作用で、内リング部材186が回転スリーブ129と一体回転するようになっている。
この内リング部材186にはまた、その外周面の周方向所定個所に、外向きに突出する位置決突起194が設けられている。
この外リング部材188は、図17に示しているようにその支持部材となる上記の基部130に取り付けられている。
詳しくは、図17の底部202を基部130のフランジ部204に着座させる状態に、弾性爪200が基部130の外周部の環状の段付部206に弾性掛止され、基部130により支持される状態に、かかる基部130に回転可能に取り付けられている。
これら突起208と210との間には位置決溝212が形成されており、そこに図21にも示しているように上記内リング部材186における外向きの位置決突起194が嵌り込んでいる。そしてこれにより、内リング部材186と外リング部材188とが一体に回転するようになっている。
ここで一方の突起208は図中上下中間部で切り欠かれており、その切欠部214によって突起208が、上突起208-1と下突起208-2とに分かれている。
更にまたこのフランジ部198には、わずかにテーパ形状をなす回転操作部180に対する嵌込ガイド220が、上向きに起立する形態で設けられている。
これら回転操作部180と外リング部材188とは、外リング部材188の切欠216と回転操作部180のリブ222との嵌合により一体回転運動させられ、また外リング部材188の上向きの弾性爪218と、回転操作部180の掛止突起224との掛止作用に基づいて、図中上下方向(図17では左右方向)に組み付けられている。
即ち回転操作部180が、それら弾性爪218と掛止突起224との掛止作用により図17中右向きに抜け防止されている。
この立下り部232の外周面からは、周方向中間位置で図中下向きに突出する回転方向の位置決突起234が設けられている。ここで位置決突起234は、径方向に弾性変形可能な弾性片とされている。
図21に示しているようにプッシュ操作部182は、これら立上り部226と立下り部232とを嵌合させる状態に組み付けられている。そしてプッシュ操作部182は、それら位置決溝228と位置決突起234との嵌合により回転方向に位置決めされている。即ちそれらの位置決作用によって、プッシュ操作部182が回転方向に位置固定とされている。
このストッパ突起236は、回転操作部180を小流量側に回転操作したときの終端位置を規定するものである。
詳しくは、回転操作部180と一体に回転する外リング部材188の上記突起208、詳しくは上突起208-1を回転方向に当接させることで、回転操作部180の更なる回転を規制する。
このストッパ突起236はまた、プッシュ操作部182を止水状態にロックする、ロック用の突起としても働く。
この状態で、図22(III)に示しているようにプッシュ操作部182を図中下向きにプッシュ操作すると、プッシュ操作部182が押込位置に位置保持される。
このとき、ストッパ突起236もまた図22(II)に示す位置よりも図中下向きに下がった位置、詳しくは(III)に示すように突起208における上突起208-1と下突起208-2との間の切欠214と同じ高さ位置に位置した状態となる(図22(III)(B)参照)。
そこで回転操作部180を同方向に微小角度回転させると、(III)に示すようにそこでストッパ突起236が上突起208-1と下突起208-2との間の切欠242に入り込んだ状態となる。
この状態のもとでは、プッシュ操作部182を介して押ボタン126に押込力を加えても(オン(開)操作しても)、ストッパ突起236と上突起208-1との当接作用によって、プッシュ操作部182及び押ボタン126は上昇移動することができず、従って押ボタン126はプッシュ操作部182を介して押込位置に、即ち止水位置に保持されてそこにロックされる。
尚回転操作部180は、図22(III)に示しているように突起208が基部130の円弧形状の立上り部226の周方向端に当接することによって、それ以上の回転が阻止される。
プッシュ操作部182は、図20中下向き、図17中左向きの力が加えられると、この押圧部284で押ボタン126を図17中左向きに押し込んで、弁軸66に一体に構成されたパイロット弁体46を右向きに移動させる。
押し込まれたプッシュ操作部182はその押込位置に位置保持される。
図22(I)は、回転操作部180を最大流量まで回転させた状態を表している。この状態では、プッシュ操作部182を介して押ボタン126を開操作した状態で主水路に最大流量で水を流通する。
この状態から回転操作部180を図中反時計方向に回転させると、図22(II)に示す最小流量位置で、回転操作部180と一体に回転する外リング部材188の突起208、詳しくは上突起208-1が、プッシュ操作部182のストッパ突起236に当接して、それ以上の回転が一旦阻止される。
この状態でプッシュ操作部182を押し込んで、そこに位置保持させた状態とすると、この時点で回転操作部180の更なる若干の回転が許容された状態となる。
そこで回転操作部180を反時計方向に更に回転させると、わずかに回転させたところで外リング部材188の突起208が、基部130の立上り部226の周方向端に当接して、そこで更なる回転が阻止される。
即ちここにおいてプッシュ操作部182を介して押ボタン126がロックされた状態となる。従ってこの状態でプッシュ操作部182を介して押ボタン126に押込みの力を加えても、押ボタン126は上昇移動せず、従って押ボタン126及びプッシュ操作部182の上昇に基づく吐水も行われない。
また操作装置7の設置個所に弁装置10を併せて設置しておかなくても良く、弁装置10をこれとは別の個所に且つ隠蔽状態で設けておくことができるため、操作装置7の設置個所周り即ち水栓装置6の設置個所周りの美観,意匠性を高めることができる。
また揺動バー84を有する伝達機構12では所要部品点数を必要最小限に抑えることができ、水栓装置6全体の部品点数を少なくし得て、水栓装置6のコストを安価となすことができる。
その結果、揺動バー84の軸82周りの回転角度位置を微小に変化させることができ、従ってこれに応じてパイロット弁体46の位置を微妙に位置変化させることができる。
それ故この実施形態の水栓装置6によれば、揺動バー84を介してパイロット弁体46を動作させているにも拘らず、回転操作部180の回転操作に基いて吐水流量を微妙に変化させ、調節することができる。
またそのスラストロック機構127は操作装置7の側に備えてあるため、スラストロック機構127による切替えの感触が手に直接伝わり、切替動作が行われたことを手で直接感じ取ることができ、使用者に良好な操作感を感じさせることができる。
そのためパイロット弁体46を操作装置による操作方向と逆方向に戻すためのばねと、スラストロック機構127の動作用のばねとを別々に設けなくても良く、必要なばねの個数を少なくすることができる。
また操作力を伝達する部材の強度を小さくすることができ、所要コストを安価とすることができる。
この例は、湯水混合弁装置における湯側弁体の開閉の切替え及び開弁量調節に適用した場合の例で、図中320は弁装置(ここでは湯水混合弁装置)のボデーで、水の流入口322及びこれに続く流入通路326,湯の流入口324及びこれに続く湯の流入通路328が設けられている。
流入通路326,328を通じて流入した水と湯とは、混合室330で混合された上、2次側の流出通路332を通じ、流出口334から流出する。
尚、図24及び図25は弁装置10が水吐水状態に切り替った状態を表しており、従ってこのときには流出口334から水が流出する。
尚、336は後述の水側の背圧室348を形成する背圧室形成部材を兼ねたキャップで、ボデー320に固定されている。
而して弁装置10には、湯側主弁体338に対応して湯側主弁座342,湯側背圧室346,湯側パイロット弁体350,湯側パイロット弁座354が設けられ、また水側主弁体340に対応して水側主弁座344,水側背圧室348,水側パイロット弁体352,水側パイロット弁座356が設けられている。
更に湯側パイロット弁座354,水側パイロット弁座356も図4〜図6に示すパイロット弁座48と基本的に同様の構成を有している。
ここではそれらについての詳しい説明は省略し、対応する部分に対応する符号のみを付して示してある。
但し湯側主弁体338と水側主弁体340とは、図中左右逆向きに設けられている。即ち湯側主弁体338は湯側主弁座342に向けて図中右方向に前進移動し、また水側主弁体340は水側主弁座344に向けて図中左方向に前進移動する。
詳しくは、湯側主弁体338は湯側主弁座342への着座によって閉弁状態となり、また湯側主弁座342から図中左向きに離間することによって開弁し、そしてその開弁量の変化に応じて混合室330への湯流入量を変化させる。
詳しくは、水側主弁座344への着座によって閉弁状態となり、また水側主弁座344から図中右向きに離間することによって開弁し、そしてその開弁量の変化に応じて混合室330への水の流入量を変化させる。
但しこの弁装置10では、湯側主弁体338と水側主弁体340とは互いに逆の関係でその開弁量を大小変化させ、湯と水との流入量を互いに逆の関係で増減変化させる。
即ち湯側パイロット弁体350は、図中右方向に前進移動して最終的に閉弁状態となり、また左方向に後退移動することによって開弁状態となる。
一方水側パイロット弁体352は、図中左方向に前進移動して最終的に閉弁状態となり、また図中右方向に後退移動して開弁状態となる。
但しこの実施形態において、湯側パイロット弁体350と水側パイロット弁体352とは、共通の弁軸(温調軸)66に一体に構成されている。
そしてこれらによって、湯流入量に対する水流入量の比率を連続的に増大変化させ、混合水温度を連続的に低下させる。
これにより混合水温度が連続的に上昇し、そして温度上昇した混合水が流出口334から流出する。
またこの実施形態においては、図1〜図23の上記第1の実施形態の回転操作部180が、湯側パイロット弁体350及び湯側主弁体338の開弁量を調節することによって(つまりは混合弁358の位置調節によって)湯水の混合比率、即ち混合水温度を調節する温調操作部として構成され、また第1の実施形態におけるプッシュ操作部182が、湯側パイロット弁体350及び湯側主弁体338の開閉操作部(つまりは混合水吐水と水吐水との切替操作部)として構成されている。
即ちこれと一体に構成された湯側パイロット弁体350,水側パイロット弁体352が互いに逆の関係で連続的に進退移動させられる。
そしてこれにより、湯側主弁体338と水側主弁体340とが互いに逆の関係で開弁量を大小変化させ、混合水温度を連続的に高低変化させる。
尚この実施形態においても、回転操作部180の回転操作によっては湯側主弁体338が閉弁状態とならないように、回転操作部180が回転規制されている。
即ち弁装置10が、水のみを吐水する水吐水状態と、混合水を吐水する混合水吐水状態とに切り替る。
而して混合水吐水状態に切り替ったとき、湯側主弁体338及び水側主弁体340は前回調節済みの開弁量で開弁した状態となり、前回設定した混合水温度で混合水を流出させる。
例えば上記実施形態ではラッチ機構としてスラストロック機構を用いた例を示しているが、かかるラッチ機構としてハートカム機構その他のラッチ機構を用いることも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
3 上カウンタ部
5 洗面器置台
6 水栓装置
7 操作装置
10 弁装置
12 伝達機構
32 主弁体
46 パイロット弁体
80 コイルばね
82 軸
84 揺動バー(揺動部材)
102 駆動機構
104 作用軸
106 当接部(作用点)
114 回転部材
126 押ボタン(押込部材)
180 回転操作部
182 プッシュ操作部
Claims (3)
- (イ)弁装置と、(ロ)弁体の開弁量の調節を行う回転操作部を備え、該回転操作部の回転操作に基いて弁装置を作動させる、該弁装置とは離隔して配置された操作装置と、(ハ)該操作装置と該弁装置とを作動的に連結し、該操作装置に加えられた操作力を該弁装置に伝達する操作力の伝達機構と、を有し、
該伝達機構は、長手形状をなし、長手方向の中間部で軸周りにシーソー運動可能に支持された揺動部材を有しているとともに、
前記操作装置には、前記回転操作部の回転操作により回転操作量に応じた量で前記揺動部材の該操作装置側の一端部に対する作用点を、前記回転操作部の回転軸心と平行方向に直線運動させて、該揺動部材を前記軸周りに、該回転操作部の回転操作量に応じた量で連続的に回動させる運動変換部材が設けてあり、
前記伝達機構が、前記揺動部材の前記軸周りの連続的な回動運動に基いて、前記弁装置側の他端部で該弁装置の前記弁体を前記回転操作部の回転操作量に応じた量で連続的且つ直線的に前進移動させ、該弁体の開弁量を連続的に変化させるものとなしてあり、
前記運動変換部材は、前記回転操作部の回転操作によりねじ送りで直線運動する作用軸と、該作用軸に加えて、該作用軸に螺合し、前記回転操作部の回転とともに回転してねじ送りで該作用軸を直線移動させる回転部材を有していて、それら作用軸と回転部材とで全体的に伸縮する伸縮軸を構成しており、
前記操作装置は、前記弁体を開閉させるプッシュ操作部と、該プッシュ操作部のプッシュ操作にて押込運動する押込部材とを有していて、該プッシュ操作部に対するプッシュ操作による該押込部材の押込運動及び押込位置から引込位置への引込運動により、前記伸縮軸を伸縮させることなく全体的に設定ストロークだけ前進及び後退移動させて位置切替えするものとなしてあり、
前記伝達機構が、前記揺動部材の前記軸周りの回動運動により、前記プッシュ操作部の操作を前記弁体に伝達して、該弁体を吐水位置と止水位置とで位置切替えさせるようになしてあることを特徴とする遠隔操作式の水栓装置。 - 請求項1において、前記プッシュ操作部をプッシュ操作するごとに前記押込部材を前記押込位置と引込位置とに位置切替えし且つ位置保持するラッチ機構が設けてあり、且つ該ラッチ機構が前記操作装置に備えてあることを特徴とする遠隔操作式の水栓装置。
- 請求項2において、前記弁装置の側に、前記弁体を前記揺動部材側に付勢するばねが設けてあり、該ばねが前記伝達機構を介して前記ラッチ機構に付勢力を及ぼしており、該ばねが該ラッチ機構の動作用のばねを兼ねていることを特徴とする遠隔操作式の水栓装置。
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