JP2003129532A - クリック機構付シングルレバー水栓 - Google Patents

クリック機構付シングルレバー水栓

Info

Publication number
JP2003129532A
JP2003129532A JP2001329419A JP2001329419A JP2003129532A JP 2003129532 A JP2003129532 A JP 2003129532A JP 2001329419 A JP2001329419 A JP 2001329419A JP 2001329419 A JP2001329419 A JP 2001329419A JP 2003129532 A JP2003129532 A JP 2003129532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
faucet
click mechanism
single lever
movable member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001329419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3875064B2 (ja
Inventor
Shigeru Takagi
繁 高木
Masaaki Nagata
雅昭 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2001329419A priority Critical patent/JP3875064B2/ja
Publication of JP2003129532A publication Critical patent/JP2003129532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3875064B2 publication Critical patent/JP3875064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】節水のためにレバーの上下回動操作の適正位置
でクリック感を発生させ、通常の水栓に対し簡単に着脱
することのできるクリック機構の付いたシングルレバー
水栓を提供する。 【解決手段】シングルレバーの上下回動操作に基づいて
吐止水及び水量調節を行うシングルレバー水栓に、
(イ)シングルレバー28に固定されてシングルレバー
の上下,左右回動と一体に回動する可動部材76と、
(ロ)水栓本体に且つ可動部材76と一体に左右回動
し、上下に一体回動しない状態に固定される固定部材7
8と、(ハ)固定部材78に設けられた係合爪116
と、(ニ)可動部材76に設けられた被係合溝90と、
(ヘ)係合爪116を被係合溝90に向けて付勢するば
ね部材80とを有するクリック機構74を組み付け、シ
ングルレバー28の上下回動操作の操作途中でクリック
感を発生させて使用者にシングルレバー28が節水位置
に到ったことを知らせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシングルレバー水
栓に関し詳しくはクリック機構付のものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
シングルレバーの上下回動操作に基づいて吐止水及び水
量調節を行い、左右回動操作に基づいて吐水の温度調節
を行うシングルレバー水栓が、キッチン用水栓,浴室用
水栓,洗面用水栓等として広く用いられている。このシ
ングルレバー水栓はレバー操作を軽やかに行うことがで
き、操作フィーリングが良好であるとともにシングルレ
バーを全閉状態から全開状態まで速やかに且つ一気に操
作し得る特徴を有する。
【0003】しかしながらこの特徴は、反面において水
量の微妙な調節が必ずしも行い易いとは言えない問題に
つながっている。例えば比較的少量の水量でこと足りる
場合であるにも拘らず、シングルレバーの微妙な操作が
しづらいことから、これを全閉からいきなり全開状態と
してしまうといったことも往々にして行なわれ勝ちであ
る。この場合貴重な水が無駄に多く流されてしまうこと
となる。
【0004】その対策として、従来、シングルレバーが
全閉状態から全開状態に到る操作途中の所定位置(設定
位置)に到ったところで、シングルレバーをクリック感
をもって一旦静止させるようになしたものが各種提案さ
れている。
【0005】例えばレバーと一体に上下回動するレバー
軸に凹所を形成し、そこにボールを収容するとともにこ
れを凹所内にセットしたスプリングにより飛び出し方向
に付勢する一方、レバー軸とともに左右回動する回転体
の内周面に凹みを設け、ボールがレバー軸の上下回動と
一体に回動したとき、凹みの位置に到ったボールをその
凹みに一部嵌り込ませることによって、シングルレバー
をクリック感をもってそこに一旦静止させるようにした
ものが提案されている。
【0006】しかしながらこの種従来のクリック機構の
場合、何れも予め水栓の一部を特殊な構造となしておか
なければならないものであって、いわばそれ専用の水栓
となしておくことを必要とするものである。
【0007】即ち、通常の既設の水栓に対して後付けで
クリック機構を組み付けたり、最終のユーザーが好みに
応じてクリック機構を脱着するといったことのできない
もので、クリック機構を備えた水栓が設置されたのち
は、最終の使用者がそのようなクリック機構を不必要と
感じた場合であっても、そのまま使用せざるを得ないと
いった問題があった。
【0008】またクリック感を発生させるべき適当な位
置は、水栓の設置現場における給水圧の大小や、キッチ
ン用水栓,浴室用水栓,洗面用水栓等水栓の種類に応じ
ても異なって来るものであり、この場合従来のクリック
機構の場合、それぞれその目的に応じたものを予め水栓
に備えておかなければならず、水栓の組込み後において
必要に応じ設定を変えるといったことができないといっ
た問題も有していた。
【0009】更に従来提案されているクリック機構の場
合、シングルレバーの操作を繰り返すうちに摩耗によっ
てクリック感が漸次弱まり又は失われて行くが、そのよ
うになったとしても従来提案されているものの場合、ク
リック機構の取替えが効かないといった問題もあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のクリック機構付
シングルレバー水栓はこのような課題を解決するために
案出されたものである。而して請求項1のものは、シン
グルレバーの上下回動操作に基づいて吐止水及び水量調
節を行い、左右回動操作に基づいて吐水の温度調節を行
うシングルレバー水栓において、(イ)前記シングルレ
バー若しくはレバー軸等該シングルレバーと一体に上下
回動する水栓構成部材と別体をなして該シングルレバー
若しくは該水栓構成部材としての一体回動部材に対し、
該シングルレバーの上下回動及び左右回動と一体に回動
する状態に固定される可動部材と、(ロ)該シングルレ
バーを回動可能に支持する水栓本体と別体をなし、該水
栓本体に対し、該可動部材と一体に左右回動し且つ該シ
ングルレバーの上下回動時に該可動部材と一体回動しな
い状態に固定される固定部材と、(ハ)それら可動部材
及び固定部材の一方に設けられた係合部と、(ニ)他方
に設けられた被係合部と、(ヘ)該係合部を被係合部に
向けて付勢するばね部材と、を有し、該係合部の該被係
合部に対する係合時にクリック感を発生するクリック機
構を、前記シングルレバー若しくは一体回動部材と前記
水栓本体とにまたがって組み付け、該シングルレバーの
上下回動操作の操作途中で該係合部を該被係合部に弾性
係合させ、発生したクリック感により使用者に該シング
ルレバーが設定位置に到ったことを知らせるようになし
たことを特徴とする。
【0011】請求項2のものは、請求項1において、前
記クリック機構が前記係合部と被係合部とを凹凸係合さ
せて前記シングルレバーを前記設定位置に位置決めし、
一時的に静止させる機能を有していることを特徴とす
る。
【0012】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記ばね部材が前記可動部材と固定部材と弾
性結合する結合部材を兼ねており、該ばね部材にて該可
動部材と固定部材とが結合されて前記クリック機構が組
付体ユニットとして構成してあることを特徴とする。
【0013】請求項4のものは、請求項3において、前
記ばね部材が金属ばね線材を曲げ変形して構成してある
ことを特徴とする。
【0014】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記クリック機構が、前記シングルレバーの
基端のキャップと前記水栓本体の上部との間に形成され
た凹所内に収容され組み付けられていることを特徴とす
る。
【0015】請求項6のものは、請求項5において、前
記可動部材が前記キャップの内側に固定されていること
を特徴とする。
【0016】請求項7のものは、請求項6において、前
記可動部材にはスリットが設けられていて、該スリット
に前記キャップ内部のリブが差し込まれることで該可動
部材が該キャップに固定されていることを特徴とする。
【0017】請求項8のものは、請求項5〜7の何れか
において、前記固定部材がリング状の差込部を有してお
り、該差込部が、前記水栓本体における弁カートリッジ
のキャップと、該弁カートリッジを水栓本体のハウジン
グに収容状態に固定する固定ナットと、前記シングルレ
バーの左右回動運動を前記弁カートリッジ内部の可動弁
体に伝達する回転体とで形成される環状溝内に差し込み
状態に固定されていることを特徴とする。
【0018】請求項9のものは、請求項1〜8の何れか
において、前記係合部が回転するローラで構成されてお
り、前記被係合部が該ローラを落し込む凹部であること
を特徴とする。
【0019】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明は、従来備
えられている水栓構成部材とは別体をなす可動部材と固
定部材とを、それぞれシングルレバー若しくはこれと一
体回動する部材の側と水栓本体の側とに固定し、そして
可動部材に設けた係合部を固定部材に設けた被係合部に
対し、シングルレバーの上下回動操作の途中でばね部材
の弾性力により弾性係合させてクリック感を発生させ、
使用者に対しシングルレバーが設定位置に到ったことを
知らせるようになしたもので、これによりそのクリック
感の発生位置を適当に定めておくことで節水の目的を果
たすことができる。
【0020】詳しくは、係合部と被係合部との弾性係合
位置を吐水量が例えば6リットル程度となるような位置
に定めておけば、使用者はそのクリック感に基づいてシ
ングルレバーの位置がそのような位置に到ったことを知
ることができ、そこでシングルレバーを停止させること
で適当な水量で水栓から水を吐水させることができる。
【0021】そして更に水量が欲しい場合にはその位置
から更にシングルレバーを全開方向に上下回動操作すれ
ば良い。本発明では、通常のシングルレバー水栓に対し
て後付けでクリック機構を取り付けることができ、これ
により既設の通常の水栓に対しクリック機能を付与する
ことができる。
【0022】また最終の使用者が不必要と思えばそのク
リック機構を取り外すこともできる。更にまた使用を続
けるうちにクリック感が弱まり或いは消失した場合、消
耗したクリック機構を最終使用者が容易に新品のクリッ
ク機構と取り替えることができ、常に明確なクリック感
を発生させる状態で水栓を使用し続けることができる。
【0023】またクリック機構として、クリック位置の
異なる様々なバリエーションのものを予め用意しておく
ことで、キッチン水栓,浴室水栓,洗面水栓等各種水栓
に対して、或いは水栓設置現場の状況等に容易に対応す
ることができる。ここで上記クリック機構は、係合部と
被係合部とを凹凸係合させてシングルレバーを設定位置
に位置決めし、一時的に静止させる機能を持たせておく
ことができる(請求項2)。
【0024】またクリック機構におけるばね部材を、可
動部材と固定部材とを弾性結合する結合部材を兼用さ
せ、そのばね部材により可動部材と固定部材とを係合し
てクリック機構を組付体ユニットとして構成しておくこ
とができる(請求項3)。このようになすことで、クリ
ック機構の水栓への組付けを更に容易なものとなすこと
ができる。
【0025】ここで上記ばね部材は、金属ばね線材を曲
げ変形して構成することができる(請求項4)。請求項
5のものは、クリック機構をシングルレバーの基端のキ
ャップと水栓本体の上部との間に形成された凹所内に収
容し組み付けるようになしたもので、このようにすれ
ば、キャップ内部にもともと存在している空間をクリッ
ク機構組付けのためのスペースとして有効に活用するこ
とができる。
【0026】この場合において、クリック機構における
可動部材をキャップの内側に固定しておくことができる
(請求項6)。更に可動部材をキャップの内側に固定す
るに際し、可動部材にスリットを設けておき、そのスリ
ットにキャップ内部のリブを差し込んで可動部材とキャ
ップとを固定状態となすことができる(請求項7)。
【0027】請求項8のものは、固定部材にリング状の
差込部を備えておき、その差込部を、水栓本体における
弁カートリッジのキャップと、これを水栓本体のハウジ
ングに収容状態に固定する固定ナットと、シングルレバ
ーの左右回動運動を可動弁体に伝達する回転体とで形成
される環状溝内に差込状態に固定するようになしたもの
で、このような固定構造となすことで、従来水栓に備え
られている環状溝を有効に活用して固定部材の固定、ひ
いてはクリック機構の取付けをなすこととができる。
【0028】請求項9のものは、クリック機構における
上記係合部を回転するローラで構成する一方、被係合部
をそのローラを落とし込む凹部として構成したもので、
このようになした場合、凹部を深く形成しておくことで
クリック感を大きく発生させることができ、しかも凹部
からローラを押し出す際、ローラの回転運動で円滑にこ
れをなすことができ、係合部と被係合部との間に大きな
摩擦力を発生させたり、その摩擦力により係合部や被係
合部を摩耗させたりするのを抑制でき、明確なクリック
感を長く持続することができる。
【0029】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10はシングルレバー水栓で、
カウンター12に対し、互いに離隔した位置において水
栓本体14と吐水部16とが取り付けられている。
【0030】吐水部16は、吐水口19を有する吐水ヘ
ッド18とこれを保持するホルダ管20を有しており、
その吐水ヘッド18が、これに接続された可撓性のホー
ス22とともにホルダ管20から引出し可能とされてい
る。
【0031】24,24は水栓本体14に対し水,湯を
供給するサプライ管で、これらサプライ管24を通じて
送られて来た水,湯が水栓本体14内部で混合され、そ
の混合水が水栓本体14から下向きに突き出した流出管
26を通じて外部に流出する。
【0032】この流出管26には上記ホース22の端部
が接続されており、流出管26を通じて流出した混合水
が、ホース22を通じて上記吐水ヘッド18へと送られ
る。
【0033】水栓本体14の上部には樹脂製のシングル
レバー28(以下単にレバーとする)が上下及び左右回
動可能に設けられている。この例のシングルレバー水栓
10の場合、レバー28を上下回動操作することで吐止
水及び水量調節が行われ、また左右回動操作することで
吐水の温度調節が行われる。
【0034】尚この例のシングルレバー水栓10の場
合、レバー28が回動下端に位置する状態が全閉状態で
あり、この位置からレバー28を上向きに回動操作する
ことで吐水が開始され、更にその上方への回動量を大き
く又は小さくすることで吐水の水量が大流量に又は小流
量に調節される。
【0035】図2に水栓本体14の内部構造が具体的に
示してある。同図において、30は樹脂製のハウジング
で下部が円筒部32とされており、その円筒部32が、
カウンター12を貫通して下向きに突き出し、カウンタ
ー12の裏側において締付ナット34及び三角パッキン
36によりカウンター12に固定されている。上記サプ
ライ管24及び流出管26は、この円筒部32の内部に
挿入されてハウジング30内の底部38に接続されてい
る。
【0036】ハウジング30の内部には、弁カートリッ
ジ40が収容されている。弁カートリッジ40は、カー
トリッジハウジングが底部44と上部のキャップ52と
に分かれていて、それらが上下に結合されている。
【0037】これらにより形成される弁カートリッジハ
ウジングの内側には、セラミックディスクから成る固定
弁体42と、その上面を摺動運動するセラミックディス
クから成る可動弁体46とその駆動部48、更に後述す
るレバー軸64と一体に左右回動してレバー28の左右
回動運動を可動弁体46に伝達するための回転体50が
組み付けられている。
【0038】これら要素からなる弁カートリッジ40
は、キャップ52においてハウジング30の一部を成す
固定ナット54により下向きに押し付けられている。こ
こで固定ナット54は、ハウジング30の本体に対しね
じ込み固定されている。尚56は化粧カバーである。
【0039】レバー28の基端にはキャップ58が一体
に形成されている。このキャップ58の内側には、中心
部においてボス部60が一体に形成され、更にそのボス
部60とキャップ58の周壁部とを結ぶようにして補強
リブ62が一体に形成されている。そしてそのボス部6
0に対し、レバー軸64がレバー28と一体に上下回動
及び左右回動する状態でねじ66により固定されてい
る。
【0040】このねじ66は、その頭部がレバー28に
形成した凹陥部68内部に収容されており、更にその凹
陥部68に嵌着されたキャップ70により隠蔽されてい
る。ここでレバー軸64は、下端部において軸72周り
に回動可能とされている。
【0041】この例のシングルレバー水栓の場合、レバ
ー28を上下回動操作すると、レバー軸64が軸72周
りに回動運動し、これに伴って駆動部48により可動弁
体46が固定弁体42の上面を図2中左右方向に摺動運
動し、水量調節を行う。またレバー28を図2中紙面と
直角方向に左右回動操作すると、その回動運動が回転体
50及び駆動部48を介して可動弁体46に伝えられ、
これにより可動弁体46が固定弁体42上を紙面と直角
方向に回動運動して吐水の温度調節を行う。
【0042】図2及び図3において、74はレバー28
と水栓本体14とにまたがって組み付けられ、レバー2
8の上下回動操作の途中の設定位置でクリック感を発生
させるクリック機構で、その具体的構成が図4〜図10
に詳しく説明してある。
【0043】図4に示しているように、クリック機構7
4は可動部材76と固定部材78とそれらを弾性結合す
るばね部材80とを有しており、全体が一つの組付体ユ
ニットとして構成されている。
【0044】而してクリック機構74は、可動部材76
がキャップ58に固定されて、レバー28の上下回動及
び左右回動の際にキャップ58と一体に回動するように
なっている。一方固定部材78は水栓本体14に固定さ
れ、可動部材76と一体に左右回動する一方、レバー2
8の上下動の際の可動部材76の回動とは一体回動せ
ず、可動部材76に対し同方向に固定状態とされてい
る。
【0045】可動部材76は、図10に示しているよう
に一対の対向壁部82とそれらを連結する連結壁部84
とを有する平面形状が略コ字形状を成す部材で、一対の
対向壁部82と連結壁部84とのそれぞれにスリット8
6A,86Bが形成されている。可動部材76は、連結
壁部84の一対のスリット86Bにおいて、図4,図7
に示しているようにレバー28のキャップ58における
リブ62Bに差し込まれ、また一対の対向壁部82のそ
れぞれの一対のスリット86Aにおいて、キャップ58
のリブ62Aに差し込まれ、それらスリット86B,8
6Aとリブ62B,62Aとの嵌合に基づいて、可動部
材76がキャップ58と一体移動する状態にキャップ5
8に固定されている。
【0046】可動部材76には、図5,図8,図9及び
図10に示しているように一対の対向壁部82のそれぞ
れの外面に耳部88が突出状に設けられている。これら
耳部88には円弧形状の凸曲面に沿って被係合溝(被係
合凹部)90が所定間隔で形成されている。ここで被係
合溝90は、耳部88の両端の被係合溝90S,90F
と、それらの中間の被係合溝90A,90Bとからなっ
ている。
【0047】被係合溝(被係合部)90は、固定部材7
8に設けた後述する係合爪(係合部)116を係合させ
る部分であり、そして被係合溝90S,90A,90
B,90Fのうち、90Sはレバー28全閉時において
その係合爪116を係合させる部分であり、また90F
はレバー全開時において係合爪を係合させる部分であ
る。一方それらの中間の被係合溝90A,90Bのうち
被係合溝90Aは、レバー28を全閉状態から僅かに開
いたところで係合爪116を係合させる部分であり、ま
た被係合溝90Bは、更にその状態からレバー28を開
側に操作したところで係合爪116を係合させる部分で
ある。
【0048】可動部材76における下端面は円弧形状の
凹曲面92とされており、その凹曲面92の幅方向中間
位置からガイド突片94が下向きに突出している。
【0049】一方固定部材78はリング状の差込部96
を有しており、その差込部96が、図4及び図6に示し
ているように環状溝98、即ち弁カートリッジ42にお
けるキャップ52と、これを固定するための固定ナット
54及び回転体50との間に形成される環状溝98に回
転可能に差し込まれ、固定されている。
【0050】固定部材78は、円弧形状の凸曲面100
を有しており、この凸曲面100に対し可動部材76の
凹曲面92が摺動可能に合わされている。この凸曲面1
00にはガイド溝102が形成されていて、そこに可動
部材76における上記ガイド突片94が相対移動可能に
差し込まれ、固定部材78に対する可動部材76の相対
的な回動運動の際に、それらガイド突片94とガイド溝
102とによって可動部材76の運動が案内されるよう
になっている。
【0051】上記ばね部材80は、金属ばね線材を曲げ
変形して構成したもので、各端部に直角の折曲部10
4,106が設けてある。そして一方の折曲部104
が、固定部材78に設けた突部108の掛止孔110に
掛止固定されている。そして他方の折曲部106が、可
動部材76及び固定部材78の本体とは別体に構成され
た係合部材102の掛止孔114に掛止されている。即
ち係合部材112は、ばね部材80の先端部に保持され
ている。ここで係合部材112は下端に係合爪(係合
部)116を有しており、その係合爪116を、可動部
材76における上記の被係合溝90に係合させるように
なっている。固定部材78の両側面には突部118,1
20が設けられている。これら突部118,120はば
ね拘束面122,124を有している。ばね部材80
は、これらばね拘束面122,124によって所定組付
状態に拘束され保持されている。
【0052】本例において、ばね部材80は係合部材1
12を可動部材76における一対の耳部88の円弧形状
の摺動面及びそこに形成された被係合溝90に向けて付
勢する付勢手段としての機能と、可動部材76及び固定
部材96を上下に弾性結合する結合部材としての機能を
備えている。
【0053】本例において、クリック機構74は次のよ
うにして簡単に水栓内部に組み込むことができる。即
ち、可動部材76と固定部材78とをばね部材80で上
下に弾性結合して全体を一つの組付体として構成してお
き、その状態で先ず水栓におけるレバー28を、ねじ6
6を外すことによって水栓本体から取り外す。このとき
の状態が図6に示してある。
【0054】その状態で先ずクリック機構74における
固定部材78のリング状の差込部96を、水栓本体14
側の上記環状溝98に差し込む。その後レバー28にお
けるキャップ58のリブ62B,62Aを可動部材76
におけるスリット86B,86Aのそれぞれに差し込
み、その後においてねじ66をレバー軸64にねじ込
み、レバー28をレバー軸64に固定する。即ちレバー
28を水栓本体14側に連結する。その後キャップ70
をレバー28の凹陥部68に嵌着し、ねじ66を目隠し
する。ここにおいてクリック機構74が水栓内部に組み
付いた状態となる。
【0055】図11及び図12はこのようにしてクリッ
ク機構74を組み付けた状態でレバー28を上下回動操
作したときの、クリック機構74の作用を表している。
これら図11及び図12に基づいて本例のクリック機構
74の作用を以下に説明する。
【0056】図11(I)は、レバー28が全閉位置に
ある状態を示している。このとき、クリック機構74に
おける固定部材96の係合爪116は図12(I)にも
示しているように可動部材76における被係合溝90S
に係合した状態にある。
【0057】この状態からレバー28を下向きに回動操
作すると、レバー28が一定量回動したところで係合爪
116が被係合溝90Aに係合し、そこで第1段目のク
リック感を発生させるとともに、レバー28を、ばね部
材80のばね力及び係合爪116と被係合溝90Aとの
係合作用に基づいて一時的にそこに静止させる。図11
(II)及び図12(II)はこのときの状態を表している。
【0058】次にこの状態からレバー28を更に上向き
に回動操作すると、レバー28が一定量回動したところ
で再び係合爪116が、図11(III)及び図12(III)に
示しているように被係合溝90Bに係合するに至り、こ
こで再びクリック感を発生させるとともに、レバー28
をそこに一時的に静止させる。そして更にこの状態から
図11(IV)及び図12(IV)に示しているようにレバー2
8を一杯まで上向きに回動操作すると、その時点で係合
爪116が被係合溝90Fに係合するに至り、そこでク
リック機構74がクリック感を発生させて、レバー28
が最終の全開位置に至ったことを使用者に知らしめる。
【0059】而して本例において、係合爪116が被係
合溝90Aに係合するときのレバー28の位置を第1の
節水位置,係合爪116が被係合溝90Bに係合すると
きのレバー28の位置を第2節水位置として設定してお
けば、使用者はレバー28操作時に発生したクリック感
によって、レバー28が第1節水位置又は第2節水位置
に至ったことを感覚的に知ることができ、それらの位置
でレバー28の操作を停止することで、無駄に大量の水
を流してしまうといったことを未然に防ぐことができ
る。
【0060】本例においては、上記説明から明らかなよ
うに通常のシングルレバー水栓に対してクリック機構7
4を後付けで取り付けることができ、これにより既設の
通常の水栓に対しクリック機能を付与することができ
る。
【0061】また使用者が不必要と思えばそのクリック
機構74を取り外すこともできる。また使用を続けるう
ちにクリック感が弱まり或いは消失した場合、消耗した
クリック機構74を使用者が新品のクリック機構74と
取り替えることができ、常に明確なクリック感を発生さ
せる状態で水栓を使用し続けることができる。
【0062】またクリック機構74として、クリック位
置の異なる様々なバリエーションのものを予め用意して
おくことで、キッチン用水栓,浴室用水栓,洗面用水栓
等各種水栓に対して或いは水栓設置現場の状況等に応じ
て容易に対応することができる。またクリック機構74
におけるばね部材80が可動部材76と固定部材78と
を弾性結合する結合部材を兼ねており、クリック機構7
4全体が一つの組付体ユニットとして構成されているた
め、クリック機構74の水栓への組付けを容易に行うこ
とができる。更に本例ではクリック機構74を、レバー
28の基端のキャップ58と水栓本体14との間に形成
された凹所内に収容し組み付けるようになしているた
め、もともと存在しているキャップ58内部の空間をク
リック機構74の組み付けのためのスペースとして有効
に活用することができる。
【0063】加えてその組付けに際して、単に可動部材
76におけるスリット86A,86Bにキャップ58の
リブ62A,62Bを差し込み、また固定部材78にお
けるリング状の差込部96を水栓本体14側の環状溝9
8に差し込み、その後にねじ66にてレバー28を固定
するだけで、クリック機構74を組み付けることができ
るため、簡単な作業で短時間に組付機構74を水栓に組
付け或いはこれから取り外すことができる。
【0064】次に図13,図14は本発明の他の実施例
を示したものである。この例はばね部材80の端部をく
の字状に折り曲げてそこに係合爪(係合部)126を形
成し、その係合爪126を、可動部材76に設けた被係
合溝(被係合部)128に係合させるようになした例で
ある。尚この例では、被係合溝128がレバー28の上
下回動操作の途中箇所の1箇所にだけ設けられている。
他の形態は上記実施例と基本的に同様であるので符号の
み示して詳しい説明は省略する。
【0065】この例では、図14(I)に示す状態からレ
バー28を上向きに回動操作すると、その途中で係合爪
126が被係合溝128に係合し、そこでクリック感を
発生させる((II)参照)。ここが予め設定した節水位置
であり、それ以上の水量を望むときには(III)に示すよ
うにレバー28を更にここから上向きに回動操作する。
【0066】図15及び図16は本発明の更に他の実施
例を示している。この例は、ばね部材80の先端部にロ
ーラ(係合部)130を設け、このローラ130を、可
動部材76の側に設けた被係合溝90に係合させてクリ
ック感を発生させるようになした例である。尚この例で
は、被係合溝90として第1の実施例と同様に全閉位置
の被係合溝90Sと全開位置の被係合溝90F及びそれ
らの中間の2位置の被係合溝90A,90Bとを設けて
いる。他の構成については基本的に第1の実施例と同様
である。
【0067】図16は図15のクリック機構74の作用
を表したもので、その作用については第1の実施例と基
本的に同様である。
【0068】この例の場合、被係合溝90を深く形成し
ておくことで、クリック感を大きく発生させることがで
き、しかも被係合溝90からローラ130が押し出され
る際、ローラ130の回転運動で円滑にこれをなすこと
ができ、ローラ130と被係合溝90との間で大きな摩
擦力を発生させたり、その摩擦力によりローラ130や
被係合溝90を摩耗させたりするのを抑制でき、明確な
クリック感を長く持続することができる。
【0069】以上本発明の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示である。例えば上例ではレバー28にお
ける全閉位置と全開位置との間の上下回動操作の途中の
1箇所及び2箇所でクリック感を発生させるようになし
ているが、場合によってそれ以上の複数箇所でクリック
感を発生させ、更にはまたそれぞれの位置でレバー28
を一時静止させるようになすといったことも可能である
し、また係合部を凹形状に、被係合部を凸形状に形成す
るといったことも可能である。
【0070】また上例ではレバー28を上向きに回動操
作することで吐水を行うようになしているが、場合によ
ってレバーを下向きに回動操作することで吐水をなすよ
うにし、これに合せてクリック機構74を構成するとい
ったことも可能である。更に上例ではクリック機構74
における可動部材76をレバー28のキャップに固定す
るようになしているが、場合によってこれをレバー28
と一体回動する他の水栓構成部材、例えばレバー軸64
に固定するといったことも可能である等、本発明はその
主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で
構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシングルレバー水栓全
体を示す図である。
【図2】図1における水栓本体の内部構造を周辺部とと
もに示す図である。
【図3】図2における水栓本体上部及び周辺部を拡大し
て示す図である。
【図4】図2におけるレバーを水栓本体から取り外した
状態でクリック機構とともに示す図である。
【図5】図2におけるレバーを取り除いた状態でクリッ
ク機構と周辺部を外観的に示す要部斜視図である。
【図6】図2におけるレバーを水栓本体から取り外した
状態でクリック機構とともに示す斜視図である。
【図7】図6のレバーへのクリック機構の組付構造を示
す図である。
【図8】同じ実施例におけるクリック機構の構成を示す
図である。
【図9】図8のクリック機構の全体図と可動部材及び固
定部材,ばね部材を分解した状態で示す図である。
【図10】同じ実施例のクリック機構を各部材に分解し
て右方向と左方向から見た斜視図である。
【図11】同じ実施例におけるクリック機構の作用をレ
バーの動きと併せて示した作用説明図である。
【図12】図11におけるクリック機構の作用説明図で
ある。
【図13】本発明の他の実施例におけるクリック機構の
構成図である。
【図14】図13のクリック機構の作用説明図である。
【図15】本発明の更に他の実施例におけるクリック機
構の構成説明図である。
【図16】図15のクリック機構の作用説明図である。
【符号の説明】
10 シングルレバー水栓 14 水栓本体 28 シングルレバー 30 ハウジング 40 弁カートリッジ 42 固定弁体 46 可動弁体 50 回転体 52,58 キャップ 54 固定ナット 62,62A,62B 補強リブ 64 レバー軸 74 クリック機構 76 可動部材 78 固定部材 80 ばね部材 86A,86B スリット 90,90S,90A,90B,90F 被係合溝(被
係合凹部) 96 差込部 98 環状溝 126 係合爪(係合部) 128 被係合溝(被係合部) 130 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BB01 BC01 BC11 BE11 3H064 AA03 BA01 BA06 CA06 DA02 3H067 AA13 CC44 CC48 CC49 DD08 DD12 DD24 DD42 EA16 EA23 EB23 ED12 FF02 GG13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルレバーの上下回動操作に基づい
    て吐止水及び水量調節を行い、左右回動操作に基づいて
    吐水の温度調節を行うシングルレバー水栓において、
    (イ)前記シングルレバー若しくはレバー軸等該シング
    ルレバーと一体に上下回動する水栓構成部材と別体をな
    して該シングルレバー若しくは該水栓構成部材としての
    一体回動部材に対し、該シングルレバーの上下回動及び
    左右回動と一体に回動する状態に固定される可動部材
    と、(ロ)該シングルレバーを回動可能に支持する水栓
    本体と別体をなし、該水栓本体に対し、該可動部材と一
    体に左右回動し且つ該シングルレバーの上下回動時に該
    可動部材と一体回動しない状態に固定される固定部材
    と、(ハ)それら可動部材及び固定部材の一方に設けら
    れた係合部と、(ニ)他方に設けられた被係合部と、
    (ヘ)該係合部を被係合部に向けて付勢するばね部材
    と、を有し、該係合部の該被係合部に対する係合時にク
    リック感を発生するクリック機構を、前記シングルレバ
    ー若しくは一体回動部材と前記水栓本体とにまたがって
    組み付け、該シングルレバーの上下回動操作の操作途中
    で該係合部を該被係合部に弾性係合させ、発生したクリ
    ック感により使用者に該シングルレバーが設定位置に到
    ったことを知らせるようになしたことを特徴とするクリ
    ック機構付シングルレバー水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記クリック機構が
    前記係合部と被係合部とを凹凸係合させて前記シングル
    レバーを前記設定位置に位置決めし、一時的に静止させ
    る機能を有していることを特徴とするクリック機構付シ
    ングルレバー水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記ば
    ね部材が前記可動部材と固定部材と弾性結合する結合部
    材を兼ねており、該ばね部材にて該可動部材と固定部材
    とが結合されて前記クリック機構が組付体ユニットとし
    て構成してあることを特徴とするクリック機構付シング
    ルレバー水栓。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ばね部材が金属
    ばね線材を曲げ変形して構成してあることを特徴とする
    クリック機構付シングルレバー水栓。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ク
    リック機構が、前記シングルレバーの基端のキャップと
    前記水栓本体の上部との間に形成された凹所内に収容さ
    れ組み付けられていることを特徴とするクリック機構付
    シングルレバー水栓。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記可動部材が前記
    キャップの内側に固定されていることを特徴とするクリ
    ック機構付シングルレバー水栓。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記可動部材にはス
    リットが設けられていて、該スリットに前記キャップ内
    部のリブが差し込まれることで該可動部材が該キャップ
    に固定されていることを特徴とするクリック機構付シン
    グルレバー水栓。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7の何れかにおいて、前記固
    定部材がリング状の差込部を有しており、該差込部が、
    前記水栓本体における弁カートリッジのキャップと、該
    弁カートリッジを水栓本体のハウジングに収容状態に固
    定する固定ナットと、前記シングルレバーの左右回動運
    動を前記弁カートリッジ内部の可動弁体に伝達する回転
    体とで形成される環状溝内に差し込み状態に固定されて
    いることを特徴とするクリック機構付シングルレバー水
    栓。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記係
    合部が回転するローラで構成されており、前記被係合部
    が該ローラを落し込む凹部であることを特徴とするクリ
    ック機構付シングルレバー水栓。
JP2001329419A 2001-10-26 2001-10-26 クリック機構付シングルレバー水栓 Expired - Fee Related JP3875064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329419A JP3875064B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 クリック機構付シングルレバー水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329419A JP3875064B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 クリック機構付シングルレバー水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003129532A true JP2003129532A (ja) 2003-05-08
JP3875064B2 JP3875064B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=19145324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001329419A Expired - Fee Related JP3875064B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 クリック機構付シングルレバー水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3875064B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018107608A1 (de) * 2018-03-29 2019-10-02 Grohe Ag Ventilkartusche für eine Sanitärarmatur mit umstellbarer Schließrichtung
JP2023010490A (ja) * 2021-07-08 2023-01-20 恭 渡辺 上下型レバー水栓の節水対策

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018107608A1 (de) * 2018-03-29 2019-10-02 Grohe Ag Ventilkartusche für eine Sanitärarmatur mit umstellbarer Schließrichtung
JP2023010490A (ja) * 2021-07-08 2023-01-20 恭 渡辺 上下型レバー水栓の節水対策

Also Published As

Publication number Publication date
JP3875064B2 (ja) 2007-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7871020B2 (en) Faucet spray head with volume control
JP4915754B2 (ja) 弁装置
JP4771260B2 (ja) 水制御弁
JP4787050B2 (ja) パイロット式吐止水・流調弁装置
US7182100B2 (en) Retrofittable mixing valve and method of assembly
WO2010126769A1 (en) Body spray nozzle
TW201340922A (zh) 水路切換裝置及具備該切換裝置之手持蓮蓬頭
JPH08507352A (ja) ウオーターハンマー防止用の流量制御装置付きの片手混合水栓
JP4870030B2 (ja) 吐水切替装置
US10287761B2 (en) Faucets providing additional control for water flow
JP4805750B2 (ja) クリック機構付シングルレバー水栓
JP5025309B2 (ja) 水栓の操作装置
JP5088736B2 (ja) シングルレバー水栓
JPH1073170A (ja) 手動レバーを備えた混合弁
JP3970696B2 (ja) クリック機構付シングルレバー水栓
JP2003129532A (ja) クリック機構付シングルレバー水栓
JP2003129533A (ja) シングルレバー水栓
US7121303B1 (en) Mixed water faucet
JP2002364034A (ja) 湯水混合水栓
JP4354728B2 (ja) 水栓器具
JP2006257740A (ja) 吐水装置
CA2990925A1 (en) Faucets providing additional control for water flow
CN211039688U (zh) 一种出水装置
CN212672536U (zh) 水龙头阀芯的手柄安装结构
JP2019082063A (ja) 節度感付与部材及び節度感付与部材を備えた水栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3875064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees