JP4805750B2 - クリック機構付シングルレバー水栓 - Google Patents

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Description

この発明はシングルレバー水栓に関し、詳しくは水量調節の際に使用者にクリック感を与えるクリック機構付のものに関する。
従来、操作レバーの上下回動操作に基づいて吐水の水量調節を行い、左右回動操作に基づいて吐水の温度調節を行うシングルレバー水栓が、キッチン用水栓,浴室用水栓,洗面用水栓等として広く用いられている。
このシングルレバー水栓はレバー操作を軽やかに行うことができ、操作フィーリングが良好であるとともに、操作レバーを全閉状態から全開状態まで速やかに且つ一気に操作し得る特徴を有する。
しかしながらこの特徴は、反面において水量の微妙な調節が必ずしも行い易いとは言えない問題につながっている。
例えば比較的少量の水量でこと足りる場合であるにも拘らず、操作レバーの微妙な操作がしづらいことから、これを全閉状態からいきなり全開状態としてしまうといったことも往々にして行なわれ勝ちである。
この場合貴重な水が無駄に多く流されてしまうこととなる。
その対策として、従来、操作レバーが全閉状態から全開状態に到る操作途中の所定位置(設定した節水位置)に到ったところで、クリック感を発生させるようになしたものが各種提案されている。
その多くはレバー軸と周辺部材との間にクリック機構を設けるものである。
図10はその一例として下記特許文献1に開示されたもので、同図に示しているようにこのものは、レバー軸200と水栓本体のハウジング202の上部との間にクリック機構204を設けている。
このクリック機構204は、レバー軸200に設けた係合凹部206と、そこに係合する係合突部を備えた係合部材208と、これを係合方向に付勢するスプリング210と、栓体212と、係合部材208,スプリング210及び栓体212を保持するリング214とを備えている。
この例では、操作レバーの上下回動操作に基づいてレバー軸200が軸216周りに回動し、そして所定位置に到ると係合部材208の係合突部が、レバー軸200に設けた係合凹部206に弾性的に係合してそこでクリック感を発生させる。
しかしながらこの種クリック機構付の従来のシングルレバー水栓の場合、クリック機構の構成部品点数が多く、コスト高となるとともに、クリック機構が広い取付スペースを占有してしまう問題があった。
特にレバー軸200周りは従来から多くの部品が組付けられており、そのようなレバー軸200周りに取付スペースを確保してそこにクリック機構を設けることが難しい場合が多い。
このようなことから、本出願人は先の特許願(下記特許文献2)において、クリック機構をレバー軸と周辺部材との間に設けるのではなく、水量調節方向に固定且つ温度調節方向にレバー軸と一体回転するレバー軸の回転ガイドと、回転ガイドに対して水量調節方向に直線運動する可動弁体の駆動部とにまたがってクリック機構を設けたものを提案している。
図11はその具体例を示している。
図において218はセラミックディスクからなる固定弁体,220は同じくセラミックディスクからなり、固定弁体218の上面(摺動面)を摺動運動する可動弁体、222は水量調節の際の操作レバーの上下回動操作に伴うレバー軸200の図中矢印方向の回動時(軸216周りの回動時)には固定で、温度調節操作の際の操作レバーの左右回動操作に伴うレバー軸200の軸心周りの回転運動の際にはレバー軸200と一体に回転する回転ガイドで、224はレバー軸200の軸216周りの回動及び上下の軸心周りの回転を可動弁体220に伝達し駆動する可動弁体220の駆動部である。
ここで駆動部224は、水量調節の際には図中左右方向に直線運動して、可動弁体220を固定弁体218に対して同方向に直線運動させる。
また温度調節の際には紙面と直角方向に回転運動して、可動弁体220を固定弁体218に対し同方向に回転運動させる。
226はこれら回転ガイド222と駆動部224とにまたがって設けられたクリック機構で、このクリック機構226は、図中左右方向には固定の回転ガイド222の下面に設けられた係合溝228と、図中左右方向に直線運動する駆動部224の上面に設けられた係合突起230とを備えて構成されている。
ここで係合突起230は、駆動部224に埋め込まれた係合部材232の上端部にて構成されている。
尚係合部材232は全体として矩形枠状をなしていて、その枠の上辺に係合突起230が構成されており、その矩形枠形状に基づいて図中上下方向に弾性変形能が付与されている。
この図11に示すものにおいては、操作レバーの操作によってレバー軸200が軸216周りに図中矢印方向に回動運動すると、駆動部224が図中左右方向に直線運動し、そして図に示す全閉位置から駆動部224が左向きに移動する過程で、係合突起230が係合部材232の弾性変形を伴って複数ある係合溝228のそれぞれに順次に嵌り込んで係合し、その際にクリック感を発生させて、これをレバー軸200及び操作レバーを介して使用者に感じさせる。
この図11に示すクリック機構付シングルレバー水栓の場合、クリック機構の所要部品点数が少なく、コストを低減できるとともに、レバー軸と周辺部材との間にクリック機構を設ける場合のように、クリック機構のためのスペースを確保するのが困難であるといった問題を解消でき、元々特に利用されていない空きスペースをクリック機構のためのスペースとして有効に活用できるといった利点を有する。
ところで図11に示すクリック機構付シングルレバー水栓において、係合突起230が係合溝228に弾性的に嵌り込んでクリック感を発生させたときに、そこで操作レバーの回動操作に対する大きな抵抗力を発生させることが求められる。
単にクリック感を発生させるだけでレバー操作に対する抵抗が少なければ、操作レバーがそのまま全開位置まで容易に回動操作されてしまい、節水の目的を達することができなくなるからである。
この点に関し、図11に示すクリック機構付シングルレバー水栓の場合、使用を繰り返すうちに係合突起230,係合溝228が次第に摩耗し、クリック感がこれに伴って弱くなるとともに、レバー操作に対する抵抗力が弱まってしまい、操作レバーを所定の節水位置で停止させることが難しくなってくるといった問題がある。
上記係合部材232,係合溝228を有する回転ガイド222は通常樹脂材で構成されるが、かかる樹脂材として硬質のものを用いた場合においても、上記の摩耗によってクリック位置における操作レバーに対する抵抗が減少してしまう。
特に図11に示すクリック機構付シングルレバー水栓の場合、シングルレバーの機構そのものが倍力機構をなしているため、操作レバーに対して大きな抵抗を発生させるためには、クリック機構226において非常に大きなクリック時の抵抗を発生させる必要がある。
ところがそこで大きな抵抗を発生させるようにすればするほど、操作レバーの操作に基づいてクリック機構226でクリック感を発生させる際の摩耗の程度が大きくなってしまい、長期に亘って操作レバーに対する抵抗力を維持することが難しい。
即ち図11に示すクリック機構付シングルレバー水栓において、クリック機構228の耐久性が不十分であるといった問題があった。
特開2001−74152号公報 特開2004−19714号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、クリック機構の取付スペースを確保することが容易であって所要部品点数も少なく、構造が簡単で安価であり、しかも長期に亘って良好なクリック感を発生させることができるとともに、クリック位置において操作レバーに対する大きな抵抗力を維持することのできる、耐久性に優れたクリック機構付シングルレバー水栓を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(イ)上下回動操作に基づいて吐水の水量調節を行い、左右回動操作に基づいて吐水の温度調節を行う操作レバーと、(ロ)該操作レバーから水栓本体側に突出して該操作レバーと一体運動するレバー軸と、(ハ)前記水量調節方向に固定且つ温度調節方向に前記レバー軸と一体回転する、該レバー軸の回転ガイドと、(ニ)該回転ガイドに対して前記水量調節方向に直線運動する可動弁体の駆動部と、を備え、前記操作レバーの上下回動操作及び左右回動操作を前記レバー軸を介して該可動弁体に伝達し、該可動弁体を固定弁体に対し摺動運動させて水量調節及び温度調節を行うシングルレバー式水栓において、前記操作レバーの上下回動操作の際に所定位置でクリック感を発生するクリック機構を、前記回転ガイドと前記可動弁体の駆動部とにまたがって設け、且つ該クリック機構は、(a)前記回転ガイドの下面に突出状態に設けられた上側の金属線材と、(b)前記駆動部の上面に突出状態に設けられ、該駆動部の前記直線運動の途中で該上側の金属線材に対して長手方向の面で当接し、更に該上側の金属線材を乗り越えて移動する下側の金属線材と、(c)該下側の金属線材と上側の金属線材との少なくとも何れかを突出側に付勢する付勢手段と、(d)それら下側の金属線材と上側の金属線材との少なくともいずれかを回転可能に受けて支持する受面と、を備えて構成したことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記受面にて回転可能に支持される側の金属線材が断面円形且つ長手方向に直線状をなしているとともに、該受面は、該金属線材を全長に亘って嵌め入れ保持する保持凹所の底面にて構成されており、且つ該受面は、該金属線材の外周面の断面形状に対応した形状の断面円弧形状の嵌合面を成していて、該嵌合面で該金属線材を全長に亘り回転可能に受けて支持するものとなしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記受面を備えた支持部材が前記駆動部材及び回転ガイドと別体の部材からなっており、該支持部材が前記付勢手段にて付勢されていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項2,3の何れかにおいて、前記保持凹所が前記駆動部材の上面に設けられており、且つ該保持凹所が潤滑剤溜りを成していることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項2,3の何れかにおいて、前記駆動部材の上面には潤滑剤を保持して供給する、上面が開口形状の潤滑剤の補給用凹所が設けられており、且つ該補給用凹所は、前記駆動部材の前記直線運動の際に前記回転ガイドの側に設けた前記金属線材が到達する位置に設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、回転ガイドと駆動弁体の駆動部とにまたがってクリック機構を設け、且つそのクリック機構を、回転ガイドの下面に突出状態に設けた上側の金属線材と、駆動部の上面に突出状態に設けた、駆動部の直線運動の途中で上側の金属線材に対し長手方向の面で当接し、更にこれを乗り越えて移動する下側の金属線材と、それらの少なくとも何れかを突出側に付勢する付勢手段と、何れか一方の金属線材を回転可能に受けて支持する受面とを備えて構成したものである。
本発明では、クリック機構が回転ガイドと駆動部とにまたがって設けてあるため、かかるクリック機構をレバー軸と周辺部材との間にまたがって設けた場合と異なって、クリック機構を取り付けるための取付スペースを、従来有効利用されていないスペースを利用して容易に確保することができ、またクリック機構の構成部品点数が少なくし得て、簡単な構造で安価にクリック機構を構成することが可能となる。
またそのクリック機構は、操作レバーに対する水量調節操作に伴う駆動部の直線運動の途中で、下向きと上向きとに突出状態で設けた一対の金属線材を長手方向の面で当接させ、一方を他方に対して乗り越えて移動させるようになしていることから、大きなクリック感を発生させることができるとともに、それら金属線同士の当接に基づいて操作レバーに対し大きな抵抗力を発生させることができ、クリック感を発生させた位置で確実に操作レバーを一旦停止させることができる。
また本発明のクリック機構では一対の金属線材の何れかが回転可能に支持されていることから、一対の金属線材の一方が他方を乗り越えて移動する際に金属線材の回転を伴って移動することとなり、その際に一対の金属線材の摩耗を可及的に少なく抑制することができる。
一対の金属線材の何れをも回転不能な固定状態に設けておいた場合、一方が他方を乗り越えるときにそれら金属線材同士が強く擦り合い、そこで摩耗を生じてしまう。
しかるに本発明では一対の金属線材の何れかを回転運動させながら、一方が他方を乗り越えて移動するようになしてあるため、金属線材の摩耗を可及的に抑制し得て、その耐久性を大幅に高めることができる。
即ち本発明によれば、長期の使用の間にクリック機構の突出部分同士が次第に摩耗して、クリック感発生位置でのレバー操作に対する抵抗力が低下し、操作レバーをクリック位置で停止させる力が次第に弱くなってしまう問題を良好に解決することができる。
加えて本発明では、一対の金属線材の何れか一方が付勢手段にて突出側に付勢してあるため、金属線材の一方が他方を乗り越えて移動する際に、円滑にこれを行わせることができる。
次に請求項2は、上記受面にて回転可能に支持される側の金属線材を、断面円形且つ長手方向に直線状となすとともに、その受面を、全長に亘ってこれを嵌め入れ保持する保持凹所の底面にて構成するとともに、その受面を金属線材の外周面の断面形状に対応した断面円弧形状の嵌合面となして、その嵌合面で金属線材を全長に亘り回転可能に受けて支持するようになしたものである。
この請求項2によれば、クリック感を発生させる際に、直線状をなす金属線材に対し作用する荷重を、円弧形状をなす受面により金属線材全長に亘って広い接触面積で均等に受けることができる。
従ってかかる金属線材に対して部分的に大きな荷重が偏って作用し、その偏荷重に基づいて金属線材或いはこれを支持する受面の摩耗が促進されてしまうのを防止し得て、かかる摩耗に基づくレバー操作時の抵抗力の低下、即ち操作レバーを所定位置に一旦停止させるための力が低下するのを更に良好に防止することができる。
この場合においてその受面を備えた支持部材を駆動部材及び回転ガイドと別体の部材で構成して、これを付勢手段にて付勢しておくことができる(請求項3)。
また保持凹所を駆動部材の上面に設け、その保持凹所を潤滑剤溜りとなしおくことができる(請求項4)。
このようにしておけば、一対の金属線材が当り且つ一方が他方を乗り越えて移動する際の、金属線材と金属線材との接触による摩耗、或いは金属線材と受面との間に発生する摩擦による受面側の摩耗を効果的に抑制することができる。
即ち潤滑剤による潤滑作用によって金属線材の長期に亘る円滑な回転運動を確保することができ、回転が不十分となることによる摩耗を抑制して、クリック機構の耐久性を更に一層高めることが可能となる。
次に請求項5は、潤滑剤を保持して供給する、上面が開口形状の潤滑剤の補給用凹所を駆動部材の上面に設け、駆動部材の直線運動の際に回転ガイドの側に設けた金属線材をこの補給用凹所に到達させて、補給用凹所に貯えてある潤滑剤を回転ガイドの側の金属線材に補給するようになしたもので、この請求項5によれば、一対の金属線材が当り、且つ一方が他方を乗り越えて移動する際の摩耗を更に一層抑制することができ、クリック機構の耐久性を更に一層高めることが可能となる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10はシングルレバー水栓で、カウンター12に対し、互いに離隔した位置において水栓本体14と吐水部16とが取り付けられている。
吐水部16は、吐水口19を有する吐水ヘッド18と、これを保持するホルダ管20とを有しており、その吐水ヘッド18が、これに接続された可撓性のホース22とともにホルダ管20から引出し可能とされている。
24,24は水栓本体14に対し水,湯を供給するサプライ管で、これらサプライ管24を通じて送られて来た水,湯が水栓本体14内部で混合され、その混合水が水栓本体14から下向きに突き出した流出管26を通じて外部に流出する。
この流出管26には上記ホース22の端部が接続されており、流出管26を通じて流出した混合水が、ホース22を通じて上記吐水ヘッド18へと送られる。
水栓本体14の上部には操作レバー28が上下回動及び左右回動可能に設けられている。
この例のシングルレバー水栓10の場合、操作レバー28を上下回動操作することで水量調節(吐止水を含む)が行われ、また左右回動操作することで吐水の温度調節が行われる。
尚この例のシングルレバー水栓10の場合、操作レバー28が回動下端に位置する状態が全閉状態であり、この位置から操作レバー28を上向きに回動操作することで吐水が開始され、更にその上方への回動量を大きく又は小さくすることで吐水の水量が大流量に又は小流量に調節される。
図2に水栓本体14の内部構造が具体的に示してある。
同図において30はハウジング(ここでは樹脂製)で、下部が円筒部32とされており、その円筒部32がカウンター12を貫通して下向きに突き出し、カウンター12の裏側において締付ナット34及び三角パッキン36によりカウンター12に固定されている。
上記サプライ管24及び流出管26は、この円筒部32の内部に挿入されて、ハウジング30内の底部38に接続されている。
ハウジング30の内部には、弁カートリッジ40が収容されている。
弁カートリッジ40は、カートリッジハウジングが底部44と上部のキャップ52とに分かれていて、それらが上下に結合されている。
これらにより形成される弁カートリッジハウジングの内側には、セラミックディスクから成る固定弁体42と、その上面を摺動運動するセラミックディスクから成る可動弁体46と、その駆動部48、更に後述するレバー軸64と一体に左右回転して操作レバー28の左右回動運動を可動弁体46に伝達するための、レバー軸64の回転ガイド50が組み付けられている。
これら要素からなる弁カートリッジ40は、キャップ52においてハウジング30の一部を成す固定ナット54により下向きに押し付けられている。ここで固定ナット54はハウジング30の本体に対しねじ込み固定されている。
尚56は化粧カバーである。
操作レバー28の基端にはスカート部58が一体に形成されている。このスカート部58の内側には、中心部においてボス部60が一体に形成され、そのボス部60に対し、レバー軸64の上部が操作レバー28と一体運動する状態でねじ66により固定されている。
尚、図4に示しているようにレバー軸64の下端部にはフォーク部62が設けられており、そのフォーク部62が、駆動部48に形成された係合凹所68に入り込んで係合し、それらフォーク部62と係合凹所68の係合に基づいて、駆動部48がレバー軸64の図2中軸72周りの回動運動及び紙面と直角方向の回転運動と一体に運動する。
尚軸72の端部は回転ガイド50に結合されており、レバー軸64は、回転ガイド50に対し軸72周りに相対回動する一方、紙面と直角方向に回転ガイド50と一体に回転運動する。
この例のシングルレバー水栓10の場合、操作レバー28を上下回動操作すると、レバー軸64が軸72周りに回動運動し、これに伴って駆動部48により可動弁体46が固定弁体42の上面を図2中左右方向に直線摺動運動し、水量調節を行う。
また操作レバー28を図2中紙面と直角方向に左右回動操作すると、その回動運動が回転ガイド50及び駆動部48を介して可動弁体46に伝えられ、これにより可動弁体46が固定弁体42上を紙面と直角方向に回転運動して吐水の温度調節を行う。
図3〜図5に示しているように、回転ガイド50と駆動部48とにまたがって、操作レバー28の上下回動操作の際(即ち水量調節操作の際)に所定位置でクリック感を発生させるとともに、操作レバー28をそこに一時停止させるためのクリック機構74が設けてある。
図5及び図6にそのクリック機構の具体的構成が示してある。
図5に示しているように、回転ガイド50の下面には案内凸部76が下向きに突出する形態で設けられ、また一方駆動部48の上面には、対応する形状の案内凹所78が設けられており、そこに回転ガイド50の案内凸部76が図3中左右方向に移動可能に収容されている。
これら案内凸部76と案内凹所78とは、駆動部48が図3中左右方向に直線運動する際のスライド案内する働きをなす。
図5に示しているように、回転ガイド50の下面、具体的には案内凸部76の下面には組付穴79が設けられていて、そこに金属線材(上側の金属線材)80が組み付けられている。
金属線材80は、断面円形状且つ全体としてU字形状の回曲形状をなしていて、上向きに延びる一対の組付脚82と、それらの下端を左右方向に連結する水平な当接作用部84とを有している。
そしてこの当接作用部84が図7に示しているように案内凸部76の下面から下向きに突き出す状態で、一対の組付脚82が組付穴79に備えられた一対の圧入孔86に圧入されることで、かかる金属線材80が回転ガイド50に組み付けられている。
一方駆動部48の上面、具体的には上記案内凹所78の底面には嵌込穴88が設けられており、そこに直線状をなす断面円形の金属線材90の支持部材92が、一対の圧縮コイルスプリング(付勢手段)94とともに嵌め込まれ保持されている。
ここで支持部材92は、回転ガイド50及び駆動部48とは別体の部材(ここでは樹脂製)からなっている。
支持部材92は、金属線材90を保持する上部の保持部96と、保持部96から下向きに突出した一対の棒状の嵌装ガイド98及び仕切り100を有しており、図6及び図7(B)に示すようにそれら嵌装ガイド98に対して一対の圧縮コイルスプリング94の上部が嵌装されている。
尚、図7(B)に示しているように嵌込穴88の底面にもまた仕切り102が起立状態で設けられている。
上記保持部96の上面には、図6にも示すように金属線材90の略下半分を受け入れた状態でこれを保持する保持凹所104が設けられている。ここで保持凹所104は上面が開口形状をなしている。
保持凹所104の底面は、図6の部分拡大図に示しているようにその形状が、金属線材90の外周面の断面形状に対応した円弧形状、詳しくはここでは略半円形状をなしており、その底面が金属線材90の外周面の略下半分に嵌合する嵌合面をなしていて、その嵌合面全体が金属線材90を回転可能に支持する受面(支持面)106を成している。
ここで保持凹所104は、潤滑剤溜りとしての働きもなしており、そこに潤滑剤としてのグリースが金属線材90とともに保持されている。
図5に示しているように、駆動部48の上記案内凹所78の底面にはまた、嵌込穴88に隣接した位置に潤滑剤としてのグリースを保持し、駆動部48の直線運動に伴ってその保持したグリースを補給する一対の補給用凹所108が設けられている。これら補給用凹所108もまた、上面が開口形状をなしている。
ここで補給用凹所108は、駆動部48の直線運動の際に回転ガイド50の側に設けた金属線材80が到達する位置、詳しくは操作レバー28を全開位置まで操作し、これに伴って駆動部48が図3中左方向の前進端まで前進したときに金属線材80が到達する位置に設けてある。
補給用凹所108に保持されたグリースは、主としてこのときに金属線材80に対して潤滑用として補給される。
次に本実施形態の作用を、図8及び図9に基づいて説明する。
図8(I)は、操作レバー28を全閉操作した状態を表しており、このとき駆動部48は図6に示す状態、即ち図中最も右方向に後退した位置にあり、そして駆動部48に設けた下側の金属線材90は、図9(I)に示しているように回転ガイド50に設けた上側の金属線材80に対して図中右側に位置した状態にある。
尚このとき、上側の金属線材80は当接作用部84が回転ガイド50における案内凸部76の下面から下向きに突出した状態にあり、また駆動部48に設けた金属線材90も、コイルスプリング94の付勢力に基づいて案内凹所78の底面から上向きに突出し、回転ガイド50における案内凸部76の下面に上向きに当った状態にある。
この状態で図8(II)に示しているように操作レバー28を上向きに回動操作し、止水状態から吐水状態にすると、これに伴って駆動部48が図6に示す状態から図中左側に前進移動し、そしてあるところで図9(II)に示しているように、駆動部48に設けた金属線材90が、回転ガイド50に設けた金属線材80、詳しくはその当接作用部84に当接する。
回転ガイド50側の金属線材80に当接した駆動部48側の金属線材90は、更なる駆動部48の前進移動に伴って、図9(III)に示しているように回転ガイド50側の金属線材80を乗り越えて図中左向きに移動する。
このとき金属線材90は、これを支持する支持部材92をコイルスプリング94を撓ませながら下向きに沈み込ませることによって金属線材80を通過する。
またこのとき、金属線材90は支持部材92の保持凹所104内で半円形状の受面106にて嵌合状態に支持された状態で図中矢印で示す方向に回転運動し、その回転運動を伴って金属線材80を図中左向きに乗り越えて通過する。
尚保持凹所104は潤滑剤としてのグリースを保持しており、金属線材90の回転運動は、このグリースによる潤滑作用によって円滑に行われる。
そしてこの金属線材90の回転運動によって、金属線材90と金属線材80との間にはほとんど擦れ運動は生じず、金属線材90は転がり運動しながら円滑に金属線材80を乗り越えて移動する。
また金属線材90が金属線材80に当接し、そして回転運動を伴ってこれを乗り越える際、金属線材90に作用する荷重はその全長に亘って半円形状をなす受面106にて全体に亘り均等に荷重支持される。
従ってその際に金属線材90に対し部分的に強い荷重が偏って作用し、これに基づいて金属線材同士の摩耗或いは支持部材92の側の摩耗が部分的に促進されるといった不具合を生じない。
この実施形態のクリック機構付シングルレバー水栓では、上記のようにして駆動部48側の金属線材90が回転ガイド50側の金属線材80に当接し、そしてこれを乗り越える際にクリック感が発生し、それが操作レバー28を介して使用者に伝達されるとともに、そのクリック時に金属線材同士の当りによって強い抵抗を発生させ、そこで操作レバー28を一時的に停止させる。
即ち開操作中の操作レバー28が、そのまま全開位置まで操作されてしまうのを効果的に防止することができる。
さてこのようにして回転ガイド50側の上側の金属線材80を乗り越えた駆動部48側の下側の金属線材90は、図8(III)に示しているように更なる操作レバー28の開操作により、駆動部48とともに引き続いて左向きに前進し、そして操作レバー28の全開操作位置で、図9(IV)に示しているように金属線材80から図中左向きに離れるとともに、駆動部48側に設けた補給用凹所108が金属線材80の位置に到る。
即ちこの時点で回転ガイド50側に設けた金属線材80が、駆動部48側の補給用凹所108からグリースの補給を受ける。
即ちこの実施形態では、駆動部48側の金属線材90に対しても、また回転ガイド50側の金属線材80に対してもグリースが供給され、それら金属線材90,80がグリースによる潤滑作用下で互いに当接し且つ一方の金属線材90が他方の金属線材80を乗り越えて移動する。
尚、金属線材90と80とはその硬さが同一となしてある。
以上のような本実施形態において、クリック機構74は、下向きと上向きとに突出状態で設けた一対の金属線材80,90を長手方向の面で当接させ、そして一方が他方を乗り越えて移動するようになすことで、そこで大きなクリック感を発生させることができるとともに、それら金属線材80,90同士の当接に基づいて、操作レバー28に対し大きな抵抗力を発生させることができ、クリック感を発生させた位置で確実に操作レバー28を一旦停止させることができる。
また本実施形態のクリック機構74では、金属線材90を回転させながら金属線材80を乗り越えて移動させるようになしていることから、金属線材80と金属線材90との摩耗を可及的に少なく抑制でき、クリック機構74の耐久性を高めることができる。
加えて本実施形態では、金属線材90が金属線材80の側に向けて圧縮コイルスプリング94にて付勢してあるため、金属線材80の金属線材90に対する乗越え移動を無理なく円滑に行わせることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態では駆動部48側の金属線材90が直線状且つ回転可能となしてあって、その金属線材90が支持部材92によって回転可能に支持され、更にまた圧縮コイルスプリング94によって付勢され、回転ガイド50側の金属線材80が固定状態となしてあるが、駆動部48側で金属線材を固定状態として回転ガイド50側で金属線材を回転可能に保持する構造となすことも可能である。また本発明は上記例示した水栓以外の他の様々なシングルレバー水栓に適用することが可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態であるシングルレバー水栓を示す図である。 同実施形態の水栓本体の内部構造を示す図である。 図2の要部を更に拡大して示す図である。 図3の弁カートリッジを各部材に分解して示す図である。 同実施形態におけるクリック機構とその周辺部を分解して示す図である。 図5のクリック機構の要部を更に拡大して組付状態で示す図である。 図6のクリック機構における金属線材とその周辺部を示す図である。 同実施形態におけるクリック機構の作用説明図である。 図8のクリック機構における要部を拡大して示した作用説明図である。 従来のクリック機構付シングルレバー水栓の要部を示す図である。 図10とは異なる従来のクリック機能付シングルレバー水栓の要部を示す図である。
符号の説明
10 シングルレバー水栓
14 水栓本体
28 操作レバー
42 固定弁体
46 可動弁体
48 駆動部材
50 回転ガイド
64 レバー軸
74 クリック機構
80,90 金属線材
92 支持部材
94 圧縮コイルスプリング
104 保持凹所
106 受面
108 補給用凹所

Claims (5)

  1. (イ)上下回動操作に基づいて吐水の水量調節を行い、左右回動操作に基づいて吐水の温度調節を行う操作レバーと、(ロ)該操作レバーから水栓本体側に突出して該操作レバーと一体運動するレバー軸と、(ハ)前記水量調節方向に固定且つ温度調節方向に前記レバー軸と一体回転する、該レバー軸の回転ガイドと、(ニ)該回転ガイドに対して前記水量調節方向に直線運動する可動弁体の駆動部と、を備え、前記操作レバーの上下回動操作及び左右回動操作を前記レバー軸を介して該可動弁体に伝達し、該可動弁体を固定弁体に対し摺動運動させて水量調節及び温度調節を行うシングルレバー式水栓において、
    前記操作レバーの上下回動操作の際に所定位置でクリック感を発生するクリック機構を、前記回転ガイドと前記可動弁体の駆動部とにまたがって設け、
    且つ該クリック機構は、(a)前記回転ガイドの下面に突出状態に設けられた上側の金属線材と、(b)前記駆動部の上面に突出状態に設けられ、該駆動部の前記直線運動の途中で該上側の金属線材に対して長手方向の面で当接し、更に該上側の金属線材を乗り越えて移動する下側の金属線材と、(c)該下側の金属線材と上側の金属線材との少なくとも何れかを突出側に付勢する付勢手段と、(d)それら下側の金属線材と上側の金属線材との少なくともいずれかを回転可能に受けて支持する受面と、
    を備えて構成したことを特徴とするクリック機構付シングルレバー水栓。
  2. 請求項1において、前記受面にて回転可能に支持される側の金属線材が断面円形且つ長手方向に直線状をなしているとともに、該受面は、該金属線材を全長に亘って嵌め入れ保持する保持凹所の底面にて構成されており、且つ該受面は、該金属線材の外周面の断面形状に対応した形状の断面円弧形状の嵌合面を成していて、該嵌合面で該金属線材を全長に亘り回転可能に受けて支持するものとなしてあることを特徴とするクリック機構付シングルレバー水栓。
  3. 請求項2において、前記受面を備えた支持部材が前記駆動部材及び回転ガイドと別体の部材からなっており、該支持部材が前記付勢手段にて付勢されていることを特徴とするクリック機構付シングルレバー水栓。
  4. 請求項2,3の何れかにおいて、前記保持凹所が前記駆動部材の上面に設けられており、且つ該保持凹所が潤滑剤溜りを成していることを特徴とするクリック機構付シングルレバー水栓。
  5. 請求項2,3の何れかにおいて、前記駆動部材の上面には潤滑剤を保持して供給する、上面が開口形状の潤滑剤の補給用凹所が設けられており、且つ該補給用凹所は、前記駆動部材の前記直線運動の際に前記回転ガイドの側に設けた前記金属線材が到達する位置に設けてあることを特徴とするクリック機構付シングルレバー水栓。
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