JP2002276850A - クリック機構及びシングルレバー水栓 - Google Patents

クリック機構及びシングルレバー水栓

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JP2002276850A
JP2002276850A JP2001082049A JP2001082049A JP2002276850A JP 2002276850 A JP2002276850 A JP 2002276850A JP 2001082049 A JP2001082049 A JP 2001082049A JP 2001082049 A JP2001082049 A JP 2001082049A JP 2002276850 A JP2002276850 A JP 2002276850A
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Hiroshi Oshima
浩 大島
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で確実にウオーターハンマを防止
できるとともに流量変動も抑制可能なシングルレバー式
の湯水混合水栓の提供。 【解決手段】 少なくとも固定弁板(8)と可動弁板
(7)を積層して内蔵した弁ユニット(3)を備え、可
動弁板(7)をレバー(10)を介して操作ハンドル
(2)に連接し、レバー(10)と弁ユニット(3)と
の間にクリック機構を介在させるシングルレバー湯水混
合水栓であって、クリック機構は、弁ユニット(3)の
上端に配置されレバー(10)を回転自在に保持する台
座(11)の上面に形成した凹凸(11d)と、レバー
(10)に対して着脱自在としたクリックプレート(1
3)とから構成され、クリックプレート(13)は台座
(11)の凹凸(11d)に弾性係合する係合片(13
b)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シングルレバー
式の水栓11係り、特に操作時のウオーターハンマの発
生を効果的に抑えることができるようにしたシングルレ
バー水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】湯と水とを混合して混合水を供給する湯
水混合水栓の例として、2枚のセラミック製の固定弁板
と可動弁板とを重ね合わせ可動弁板をレバー式の操作ハ
ンドルによって動かすことにより水と湯との量比を変更
できるようにしたシングルレバー式のものが従来から利
用されている。このシングルレバー式の湯水混合水栓で
は、固定弁板と可動弁板のそれぞれに開けた流路孔の整
合度の変更によって混合水温度及び流量を変えることが
できる。
【0003】シングルレバー湯水混合水栓の取り扱いで
は、操作ハンドルを上下させることによって流量が調整
されるとともに、操作ハンドルの旋回によって混合水温
度が調節される。流量を調整するとき、一気に閉弁する
ように操作すると、水栓内の流路が急激に閉じてウオー
ターハンマを発生する。このため、たとえば特許第27
79792号公報に記載のように、操作ハンドルにクリ
ック機構を持たせることにより、操作ハンドルを急速に
操作しても緩やかに閉弁できるようにしたものが提案さ
れている。
【0004】この公報に記載のシングルレバー式の湯水
混合水栓は、一端を操作ハンドルの根元に連結されると
とともに他端を可動弁板に連接したレバーの上端部の側
面に複数の突起を配列し、湯水混合水栓の本体側にはこ
れらの突起に係合する板バネを設ける構成としたもので
ある。そして、このような突起と板バネとを備えること
により、閉弁する時には段階的に流量が絞られて一気に
全閉することがないため、ウオーターハンマの発生を防
止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、板バネは係
合用の突起の中に嵌まり込む凸部を形成したものなの
で、突起どうしの中に凸部が入り込むためには突起のピ
ッチをある程度大きくしなければならない。このため、
微調整の操作ができず、閉弁時の閉弁速度も速くなって
ウオーターハンマを発生する可能性もある。また、レバ
ーの突起のピッチが大きいため、板バネの凸部との間に
遊びができてしまい、一定の流量値に保持できずに変動
しやすい。さらに、湯水混合水栓の本体側に板バネを取
り付けるので、その取り付け用の部材も含めて嵩が大き
くなり装置の小型化にも支障がある。
【0006】このように従来のクリック機構では、ウオ
ーターハンマの発生の恐れがあるほか流量値が変動して
しまい、使い勝手への影響は無視できない。
【0007】また、温度調節の場合では操作ハンドルを
旋回させることによって調整するが、この温度調節の場
合にも急激に操作ハンドルを旋回させたときに同様にウ
オーターハンマが生じる恐れがある。そして、操作ハン
ドルを旋回させた後にその姿勢が変わってしまうような
外力が作用すると、温度調節した温度が変動してしまう
ことにもなる。
【0008】この発明は、移動ピッチを小さくできるク
リック機構を提供するとともに、簡単な構成で確実にウ
オーターハンマを防止できるとともに流量変動や温度変
動も抑制可能なクリック機構備えるシングルレバー式の
水栓を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクリック機構
は、手動によって操作される第1の部材と、この第1の
部材と相対移動する第2の部材との間に設けるクリック
機構であって、第1の部材と第2の部材との間を凹凸の
係合関係によって連接し、凸部を平板状のプレートとし
たことを特徴とする。
【0010】また、本発明のシングルレバー水栓は、こ
の発明は、少なくとも固定弁板と可動弁板を積層して内
蔵した弁ユニットを備え、可動弁板をレバーを介して操
作ハンドルに連接し、レバーと弁ユニットとの間にクリ
ック機構を介在させるシングルレバー水栓であって、ク
リック機構は、弁ユニットの上端に配置されレバーを回
転自在に保持する台座の上面に形成した凹凸と、レバー
に設けられ凹凸に係合する平板状のクリックプレートと
から構成されていることを特徴とするシングルレバー湯
水混合水栓を提供するものである。
【0011】また、クリックプレートをレバーと一体に
形成していることにも特徴を有する。
【0012】また、クリックプレートをレバーに着脱自
在に取り付けていることにも特徴と有する。
【0013】さらに、クリックプレートは、レバーの幅
方向の少なくとも一端から外に向けて突き出されている
ことにも特徴を有する。
【0014】また、少なくとも固定弁板と可動弁板を積
層してケースに内蔵した弁ユニットを備え、可動弁板を
レバーを介して操作ハンドルに連接し、レバーと弁ユニ
ットとの間にクリック機構を介在させるシングルレバー
水栓であって、クリック機構は、ケースの上端に形成し
た凹凸と、前記ケースの上端に配置されレバーを回転自
在に保持し且つ芯周りに旋回する台座に形成され凹凸に
係合する平板状のクリック爪とから構成されていること
にも特徴を有する。
【0015】さらに、レバーのクリックプレートとによ
るクリック機構に加えて台座の回転方向のクリック機構
を加えた構成とすることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のクリック機構では、凹凸
の係合関係において凸部を平板状のプレートにしたこと
からこのプレートが凹部に倣うようにして速やかに移動
し、送りのピッチを短くしたクリック動作が可能とな
る。
【0017】本発明のシングルレバー水栓では、操作ハ
ンドルによって可動弁体を操作するときのレバーの動き
の際に、レバーに取り付けたクリックプレートの係合片
を台座の凹凸に弾性係合してクリック動作させることが
できる。このため、弁を閉じるときにはクリックプレー
トと凹凸との間の抵抗を利用することで、急激な閉弁を
なくすことができウオーターハンマの発生を防止でき
る。また、クリックプレートを平板状としているので凹
部との間での送りピッチを短くすることができ、流量調
節を細かく設定することができる。
【0018】また、クリックプレートをレバーと一体に
形成することにより構造を簡単にすることができるとと
もに、クリックプレートをレバーに着脱自在とすること
により、係合片が弾性疲労したときには簡単に交換する
ことができる。また、クリックプレートをレバーの一端
から突き出すことで台座には1箇所に凹凸を設ければよ
く構造を簡単にすることができる。
【0019】さらに、操作ハンドルの旋回に連動する台
座にもクリック機構を設けた構成とすれば、温度調節の
操作の際のクリック動作が可能となり、ウオーターハン
マの発生を防止できるとともに温度変動も抑えることが
できる。
【0020】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0021】図1及び図2はこの発明のシングルレバー
水栓であって湯水混合水栓としたときの要部の概略であ
って、図1は閉弁時及び図2は開弁時を示す概略縦断面
図である。図において、シングルレバー式の湯水混合水
栓は、スパウト1aを旋回自在に備えた本体1と、この
本体1の上端に配置される操作用の操作ハンドル2と、
この操作ハンドル2により操作される弁ユニット3とか
ら構成されたものである。
【0022】図3は弁ユニット3の外観斜視図、図4は
弁ユニット3の分解斜視図である。弁ユニット3は、ケ
ース4と、その下端に連結される弁座5と、ケース4の
上端側から順に組み込まれた第1固定弁板6、可動弁板
7、第2固定弁板8を主な部材として備えたものであ
る。ケース4は中空の円筒体状であり、弁座5は湯流入
孔5a、水流入孔5b及び混合水流出孔5cを形成した
ものである。これらの湯流入孔5a及び水流入孔5bに
は本体1内に配管した給湯管管及び給水管(いずれも図
示せず)に接続され、混合水流出孔5cはスパウト1a
までの流路(図示せず)に接続されている。第1固定弁
板6、可動弁板7、第2固定弁板8はいずれもセラミッ
クを素材としたものであり、第1固定弁板6は環状体で
ある。可動弁板7は上面側には後述するアダプタを装着
するための凹部7aを形成するとともに下面側には弁座
5の湯流入孔5a、水流入孔5b、混合水流出孔5cに
それぞれ連通する凹部流路7b(図1参照)を形成した
ものである。第2固定弁板8は弁座5の湯流入孔5a、
水流入孔5b及び混合水流出孔5cにそれぞれ連通する
流路孔8a,8b,8cを開けたものである。なお、9
a第1固定弁板6及び第2固定弁板8をケース4に水密
状に保持するためのパッキンであり、9bはケース4か
ら水が出るのを防止するパッキンであり、9cは第2固
定弁板8の下面をシールするパッキン、9dは弁座5の
下端をシールするパッキンである。
【0023】ケース4の上端には、操作ハンドル2に連
接されるレバー10が組み込まれる。このレバー10は
ケース4の上端に固定される台座11を上下方向に貫通
して配置されるとともにピン11aによって中間位置を
保持されている。一方、可動弁体7の凹部7aにはアダ
プタ12が固定され、その上面に搭載したピン12aを
介してレバー20の下端を可動弁体7に連接している。
【0024】図5は台座11の詳細であって(a)は正
面図、(b)は(a)の円Aで囲んだ要部の拡大図であ
る。台座11はピン11aを差し込むためにピン孔11
bを備えるとともに、図4から明らかなように左右に対
向する位置のリム11cの表面に微小な凹凸11dを形
成したものである。
【0025】図6はレバー10の要部の詳細図、図7は
クリックプレートの正面図である。レバー10にはピン
11aが差し込まれる取付け孔10aを開けるととも
に、クリックプレート13を着脱自在に差し込んで固定
する装着孔10bを設けている。また、クリックプレー
ト13は金属板を用いたもので、左右の両端側の下端に
切欠13aを形成するとともに、その切欠13aの外側
を係合片13bとしている。そして、レバー10を台座
11に組み込んだときには、図3に示すようにクリック
プレート13の係合片13bが台座11の凹凸11dに
係合する位置関係となる。
【0026】図8はクリックプレート13の係合片13
aと台座11の凹凸11dの係合によるクリック動作を
示す説明図である。(a)は流路を閉じているときのレ
バー10の姿勢を示すもので、クリックプレート13の
係合片13aは凹凸11dの凹部に嵌まり混んで姿勢が
拘束されている。そして、レバー10を反時計方向に回
動させると、図7に示したように切欠13aによって区
画されている係合片13bが凹凸11dの凸部を乗り越
えながら隣の凹みに嵌まり込み、これによってクリック
動作が可能となる。すなわち、クリックプレート13の
係合片13bは弾性変形が可能なので、係合片13bが
凹凸11dの表面に倣うようにし変形しながら回動し、
係合片13bが凹凸11dの凹みと係合することによっ
てクリック動作が可能となる。
【0027】以上の構成において、図1に示すように、
操作ハンドル2を時計方向に押し下げると、凹部流路7
bと弁座5の混合水流出孔5cとが非連通となり、スパ
ウト1aへの混合水の供給はない。一方、図2のように
操作ハンドル2を引き上げると、レバー10を介して可
動弁体7は右側に移動し、凹部流路7bと第2固定弁板
8の流出孔8cとが最大量整合してスパウト1aへの流
量が最大に設定される。また、操作ハンドルを左右方向
に旋回させると、可動弁板7の凹部流路7bと第2固定
弁板8の流路孔8a,8b,8cの位置関係が変化する
ことにより、混合水の温度を調整することができる。
【0028】操作ハンドル2を上下に動作させるときに
は、図8に示したようにクリックプレート13の係合片
13bが台座11の凹凸11dに弾性的に係合するの
で、操作ハンドル2を段階的に傾斜させることができ
る。このため、混合水の供給流量の設定が確実にでき、
設定した後の流量変動を抑えることができる。そして、
操作ハンドル2を押し下げて閉弁させるときも、クリッ
クプレート13と凹凸11dとの係合によって、クリッ
ク動作させることができ、急速に閉弁されることはな
い。したがって、閉弁時のウオーターハンマの発生を防
止することができ音の発生がなく配管系統の保全も図ら
れる。
【0029】また、クリックプレート13は1枚の金属
板でありレバー10の装着孔10bに差し込むことによ
って固定される。このため、クリックプレート13を固
定するための部材が不要となり、レバー10周りの嵩を
小さくすることができる。また、1枚のクリックプレー
ト13であってもその両端の係合片13bを台座11の
凹凸11dにさせるので、確実なクリック動作が可能と
なる。また、クリックプレート13はレバー10に対し
て着脱自在としているので、係合片13bが弾性疲労し
たときには簡単に交換することができる。
【0030】ここで、クリックプレート13はレバー1
0と一体に設けるようにしてもよい。また、レバー10
の両端から突き出すのに代えて一方にのみ形成したもの
でもよく、この場合では台座11の一方のリム11cに
凹凸11dを形成すればよく構造を簡単にすることがで
きる。
【0031】図9は温度調節に対してもクリック操作で
きるようにしたケース4と台座11の構成例を示す概略
図である。
【0032】円筒状のケース4の上端には台座11を回
転自在に保持するスリーブ4aが形成され、このスリー
ブ4aの周壁の一部に切欠4bを設けている。この切欠
4bの上端にはクリック機構のための凹凸4cが形成さ
れている。一方、台座111は前述のものとほぼ同様の
構造であり、リム11cに連ねてフランジ11eを形成
し、このフランジ11eを切欠4bの中で移動可能とな
るように台座11をスリーブ4aの中に収納する。フラ
ンジ11eの中央部の下面には弾性変形可能なクリック
爪11fを形成し、このクリック爪11fが凹凸4cの
凹部の中に嵌まり込み可能としている。
【0033】このようなケース4と台座4との組み合わ
せの場合、図1及び図2に示したように組み立てたとき
に操作ハンドル2を旋回させれば、クリック爪11fが
凹凸4cに倣うように変形してクリック動作させること
ができる。このため、操作ハンドル2を旋回させて温度
調節するときには、クリック爪11fと凹凸4cのクリ
ック機構によってクリック動作し、急激な水と湯の量比
の変動を抑えることができ、ウオーターハンマの発生が
防止できる。また、クリック爪11fが凹凸4cの凹部
に嵌まり混んで拘束されるので、温度調整した後には操
作ハンドル2は無用に動き回ることがなくなる。したが
って、操作ハンドル2は操作された回転位置に保持さ
れ、温度変動を生じることなく使用できる。
【0034】なお、可動弁板7は自己潤滑性のセラミッ
クであり、たとえばDLC(ダイヤモンドライクカーボ
ン)を表面にコーティングしたものやSiCを素材とし
たものである。このような自己潤滑性のセラミックを可
動弁板7を使用することにより、可動弁板7と第1固定
弁板6と第2可動弁板8との間での摺動性を常に高く維
持できる。このため、グリースを塗布したりすることが
不要となり、軽快な操作での温度設定が可能となるとと
もに寿命も向上させることができる。
【0035】また、以上の実施例ではシングルレバー式
の湯水混合水栓としたが、これに代えて1本の操作レバ
ーで操作できる単水栓に適用してもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の部材と
第2の部材との凹凸係合によるクリック機構においてお
いて凸部を平板状のプレートとしているので、凹部と間
でプレートが弾性変形しながら進むので、凹部のピッチ
を短くして細やかなクリック動作が得られる。
【0037】請求項2の発明によれば、操作ハンドルに
よって可動弁体を操作するときのレバーの動きの際に、
レバーに取り付けたクリックプレートの係合片を台座の
凹凸に弾性係合してクリック動作させることができるの
で、急激な閉弁をなくすことができウオーターハンマの
発生を防止できる。また、凹凸とクリックプレートの係
合片との係合による拘束によって、レバーの動きを規制
するので、流量変動のない使い勝手が可能となる。
【0038】請求項3の発明によれば、クリックプレー
トをレバーと一体に形成することにより構造を簡単にす
ることができる。
【0039】請求項4の発明によれば、クリックプレー
トをレバーに着脱自在とすることによって、係合片が弾
性疲労したときには簡単に交換することができる。
【0040】請求項5の発明によれば、クリックプレー
トをレバーの一端から突き出すことで台座には1箇所に
凹凸を設ければよく構造を簡単にすることができる。
【0041】請求項6発明によれば、操作ハンドルの旋
回による温度調節方向へのクリック動作が可能なので、
温度調節の際のウオーターハンマが防止できるとともに
温度変動も抑えることができる。
【0042】請求項7の発明によれば、流量調節方向及
び温度調節方向のクリック動作が可能なので、流量及び
温度の調節の際のウオーターハンマや流量変動及び温度
変動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明のシングルレバー湯水混合水栓の要
部を示す概略図であって、流路全閉時を示す。
【図2】 本願発明のシングルレバー湯水混合水栓の要
部を示す概略図であって、流路全開時を示す。
【図3】 弁ユニットの外観斜視図。
【図4】 弁ユニットの分解斜視図。
【図5】 台座の詳細であって、(a)は正面図、
(b)は(a)の円Aで囲んだ部分の詳細図。
【図6】 レバーの要部を示す正面図。
【図7】 クリックプレートの正面図。
【図8】 クリックプレートと台座の凹凸との間の係合
を示す説明図。
【図9】 温度調節のクリック機構を示す図であって、
(a)はケースと台座の分解斜視図、(b)はクリック
爪によるクリック動作の説明図。
【符号の説明】
1 本体 1a スパウト 2 操作ハンドル 3 弁ユニット 4 ケース 4a スリーブ 4b 切欠 4c 凹凸 5 弁座 5a 湯流入孔 5b 水流入孔 5c 混合水流出孔 6 第1固定弁板 7 可動弁板 7a 凹部 7b 凹部流路 8 第2固定弁板 8a,8b,8c 流路孔 9a,9b パッキン 10 レバー 11 台座 11a ピン 11b ピン孔 11c リム 11d 凹凸 11e フランジ 11f クリック爪 12 アダプタ 12a ピン 13 クリックプレート 13a 切欠 13b 係合片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動によって操作される第1の部材と、
    この第1の部材と相対移動する第2の部材との間に設け
    るクリック機構であって、第1の部材と第2の部材との
    間を凹凸の係合関係によって連接し、凸部を平板状のプ
    レートとしたことを特徴とするクリック機構。
  2. 【請求項2】 少なくとも固定弁板(8)と可動弁板
    (7)を積層してケース(4)に内蔵した弁ユニット
    (3)を備え、可動弁板(7)をレバー(10)を介し
    て操作ハンドル(2)に連接し、レバー(10)と弁ユ
    ニット(3)との間にクリック機構を介在させるシング
    ルレバー水栓であって、クリック機構は、弁ユニット
    (3)の上端に配置されレバー(10)を回転自在に保
    持する台座(11)の上面に形成した凹凸(11d)
    と、レバー(10)に設けられ凹凸(11d)に係合す
    る平板状のクリックプレート(13)とから構成されて
    いることを特徴とするシングルレバー水栓。
  3. 【請求項3】 クリックプレート(13)をレバー(1
    0)と一体に形成していることを特徴とする請求項2記
    載のシングルレバー水栓。
  4. 【請求項4】 クリックプレート(13)をレバー(1
    0)に着脱自在に取り付けていることを特徴とする請求
    項2記載のシングルレバー水栓。
  5. 【請求項5】 クリックプレート(13)は、レバー
    (10)の幅方向の少なくとも一端から外に向けて突き
    出されていることを特徴とする請求項2から3のいずれ
    かに記載のシングルレバー水栓。
  6. 【請求項6】 少なくとも固定弁板(8)と可動弁板
    (7)を積層してケース(4)に内蔵した弁ユニット
    (3)を備え、可動弁板(7)をレバー(10)を介し
    て操作ハンドル(2)に連接し、レバー(10)と弁ユ
    ニット(3)との間にクリック機構を介在させるシング
    ルレバー湯水混合水栓であって、クリック機構は、ケー
    ス(4)の上端に形成した凹凸(4c)と、前記ケース
    (4)の上端に配置されレバー(10)を回転自在に保
    持し且つ芯周りに旋回する台座(11)に形成され凹凸
    (4c)に係合する平板状のクリック爪(11f)とか
    ら構成されていることを特徴とするシングルレバー水
    栓。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のクリック機構を付帯し
    たことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の
    シングルレバー水栓。
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