JP4323748B2 - デジタルカメラ及びその制御方法、画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラとプリンタを接続してプリントを行うプリント処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像データに基づく出力画像をプリンタやディスプレイにて良好に出力する場合、出力画像を構成する複数のオブジェクトの各々に対し、オブジェクトの種類に応じた色補正処理、色変換処理、二値化処理等の色処理を行うことが必要となる。一般にコンピュータアプリケーションによって作成された画像の印刷やディスプレイへの表示はアプリケーションからの描画命令群をデバイスドライバあるいはデバイスが画像化し、ページ全体の画像データを作成して印刷、表示を行なう。
【0003】
近年、システムやアプリケーションによっては、それらオブジェクトに対して「ソースプロファイル」の指定が行なわれ、デバイスドライバはその指定内容を使用して、より高品位な出力を得ることが可能になっている。これは例えばスキャナ入力画像がドキュメントに貼られた場合、その画像のイメージ描画命令にスキャナのデバイス特性を記述したカラープロファイルを指定したり、あるいはディスプレイ上でカラーキャリブレーション等を行なった場合、編集者の見た目の色を再現するために使用したモニタの特性を記述したカラープロファイルを指定することができる。これらのカラープロファイルは例えばICCプロファイルであり、これを利用できるシステムとしてMicrosoft社WindowsのICM,Apple社のColorSyncなどが知られている。
【0004】
さらにこのようなきめ細かなカラーマッチング処理システムであったとしても、写真画像においては、オリジナルの画像イメージ自体が劣悪であった場合には、当然美しい高品位の出力を得るための技術もいくつか開示されている。例えば近年普及したデジタルカメラで撮影した画像なども露出が不適当であったとすれば、これを改善するために、使用者は画像レタッチソフトなどで、原稿画像の露出を補正する非線形色バランス処理等の画像補正処理を原稿画像全体に対して行っていた。しかしながら、高い知識と経験を持っていない使用者が適切な補正処理を設定するには試行錯誤を繰り返すことになり非常に時間がかかった。
【0005】
このような画像補正を特開2000−13625号公報に記載されている方法等により自動化する手法も開示されており、画像記録装置にも適応されている。特開2000−13625号公報では、原画像の画素データに基づき明るさに関するヒストグラムを作成し、所定の画素値から累積して所定度数に相当する画素データを検出し、ハイライト、シャドーポイントを求め、それらのポイントに基づき画像全体の色かぶりを補正する画像補正処理を行うことにより、処理負荷の少なく、かつ高品質な画像を実現している。
【0006】
一方でデジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラのデータをコンパクトフラッシュ(CF)カードなどの記録媒体を介して、プリンタ本体に設けたカードスロットルから直接カードに保存されたデータを読み込み、ホストPCを介さないで直接プリントを行う、いわゆるフォトダイレクトプリンタ(PDプリンタ)などからの出力の需要が高まりつつある。またさらにはこれらのPDプリンタに記録媒体を介してではなく、デジタルカメラとユニバーサルシリアルバス(USB)等を用いて直接PDプリンタがデジタルカメラ内のデータを用いて、プリンタ側で記録可能なデータへの変換処理を行い、記録を行うPDプリンタシステムも実現されている。
【0007】
これらのPDプリンタはコントローラ部と呼ばれる画像処理機能をプリンタ内部に有し、通常のプリンタではホストPC側で行う画像のレンダリング、ラスタライズ、色変換、量子化、プリント制御用コマンドの生成等の処理を全てこのコントローラ部で行い、エンジン部に生成されたデータを送る。そしてエンジン部では生成されたデータを読み取り、印字制御用コマンドと印字データとを解釈し、記録紙への画像の記録を行う為に必要な紙送りやキャリッジ移動などのメカ制御や記録ヘッド駆動パルスの印加や記録ヘッドへのデータの送信などの制御を行う。これらエンジン部での制御は従来のホストPCからデータをエンジン部で受けた場合と同じである。このようなPDプリンタはデジタルカメラの普及に伴い、その需要も増している。
【0008】
さらに、近年デジタルカメラ側で事前に印字濃度の補正量などの、印字パラメータ指定、印字制御などに関する情報を画像データと共にファイル化した技術により、プリンタシステム側でその情報を取得し、画像記録時に補正を行う手法も公知になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような前述のようなデジタルカメラ等からの画像を適切に画像補正する技術をPDプリンタで実現する場合に次のような課題を認識するに至った。
【0010】
CFカード等の記録媒体に保存された画像に対して補正を行った画像を出力する場合、CFカードへのファイルアクセス回数が増し、実質的な印字速度を低減してしまうという問題が発生する。
【0011】
詳細を説明すると、通常の印字データ生成処理を行うためのCFカード等の記録媒体へのファイルアクセスの他に、事前に画像補正を行う際にヒストグラム作成等の画像解析の為に一旦画像ファイルを読み込むためのCFカードへのファイルアクセスしなければならない。この事前の画像補正用のファイルアクセスと通常の色処理の為のファイルアクセスを一緒することも可能であるが、その為には読み込んだ画像データを全て展開・保持できるだけの大量のメモリがPD機本体に必要となり、大幅なコストUPに成ってしまう。まして近年のように、デジタルカメラの高画質化による記録画素数は年々倍増するのに伴い、それだけコストアップ量は大きくなる。
【0012】
また一般的にデジタルカメラからの画像はJEPG(Joint Photograhic Experts Group)規格などの圧縮されたファイル形態で保存されていることが多い。(以下このような画像のことを簡易的にJEPG画像と呼ぶ)。この場合、画像本来の中身は圧縮データを展開しないと解らないため、前述のヒストグラム作成するためには、ファイルアクセスのほかにJEPG画像の展開も必要となる。このため、さらなる処理量の増大を招き、印字速度が低下してしまう。
【0013】
また、1枚の記録紙上に複数枚の画像をレイアウトして記録をおこなう場合、さらに画像ファイル数が増えるため、前述のファイルアクセスやJEPGの展開の回数も増え、ファイル数が増える分だけ処理の負荷がさらに増し、印字速度の低下を招くという問題が発生する。
【0014】
また、デジタルカメラ内の画像データをPDプリンタ本体から直接読み出して印字を行う場合でも、先の記録媒体からの呼び出しの場合と同様で、デジタルカメラへのアクセス回数の増加、JEPGの展開回数の増加で、処理負荷が増大し、印字速度の低下を招くという同様な問題が発生する。
【0015】
さらに、前述のデジタルカメラ側で事前に印字濃度の補正量などの印字パラメータ指定、印字制御などに関する情報を画像データと共にファイル化する技術では、印字パラメータ指定、印字制御などに関する情報は印字を行う記録装置の特性を考慮したものとならざるおえず。想定外の記録装置の場合には何ら意味を持たないものとなってしまい、汎用性に乏しいという問題が発生する。
【0016】
本発明の目的は、デジタルカメラ等からの元画像をPDプリンタ本体で画像補正を行い、高品質な画像を実現すると共に、過剰な処理負荷の増加を抑え、快適なプリント環境を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のデジタルカメラは、撮影された画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴を示す特徴抽出データを前記撮影された画像の付加情報として撮影画像とともに画像ファイル化するファイル化手段と、前記画像ファイルを記録媒体に記録する記録手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
また、本発明の画像処理装置は、上記のデジタルカメラから得られる画像ファイルを入力する入力手段と、前記画像ファイルから前記特徴抽出データを読み出す特徴抽出データ読出手段と、前記特徴抽出データに基づいて前記画像ファイルの画像を補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明のデジタルカメラは、撮影指示後に得られた画像を解析して、特徴を抽出する特徴抽出手段と、抽出手段により抽出された特徴を示す特徴抽出データを画像の付加情報として撮影画像とともに画像ファイル化するファイル化手段と、画像ファイルを記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、表示装置に表示しようとする画像について、記憶媒体から圧縮画像データを読み出す読み出し手段と、読み出し手段で読み出された圧縮画像データを展開して、表示装置へ画像を表示させる表示制御手段と、読み出し手段により読み出されて展開された画像を解析して、前記画像の特徴を示す特徴データを算出する算出手段と、外部機器と通信する通信手段と、通信手段は、算出手段で算出された前記特徴データを、記憶媒体から読み出された画像データと共に、外部装置に送信することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
(第1の実施形態)
以下に本発明の第一の実施形態について説明を行う。まず図1から図6で本発明を適応できるフォトダイレクト(PD)プリンタについて説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の外観斜視図である。このフォトダイレクトプリンタは、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する、通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、或いはデジタルカメラからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
【0023】
図1において、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録シートが排出可能となると共に、排出された記録シートを順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0024】
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
【0025】
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構造は、図3を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、記録シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、記録ヘッドと記録シートとの間隔を調整するためのレバーである。1009はカードスロットで、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介してメモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで印刷することができる。このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクトフラッシュメモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表示部)で、この装置本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するための端子、1013はパーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBバスコネクタを示す。
【0026】
図2は、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の記録ヘッドの構成を示す外観斜視図である。この実施形態における記録ヘッドカートリッジ1200は、図2に示すようにインクを貯留するインクタンク1300と、このインクタンク1300から供給されるインクを記録情報に応じてノズルから吐出させる記録ヘッド1301とを有し、記録ヘッド1301は、キャリッジ1102に対して着脱可能に搭載される、いわゆるカートリッジ方式を採るものとなっている。そして記録に際しては、記録ヘッドカートリッジ1200はキャリッジ軸に沿って往復走査され、それに伴って記録シート上にカラー画像が記録される。ここに示す記録ヘッドカートリッジ1301では、写真調の高画質なカラー記録を可能とするため、インクタンクとして、例えば、ブラック、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、シアン、マゼンタ及びイエローの各色独立のインクタンクが用意されており、それぞれが記録ヘッド1301に対して着脱自在となっている。
【0027】
なお、本実施の形態では、上述した6色のインクを使用する場合で説明するが、本発明は、これら6色のインクを用いる場合に限定されるものでなく、例えばブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色のインクを使用して記録を行なうインクジェットプリンタであってもよい。その場合には、4色それぞれ独立のインクタンクが、それぞれ記録ヘッド1301に対して着脱自在となっていても構わない。
【0028】
図3は、本実施の形態に係る操作パネル1010の外観図である。図において、液晶表示部1006には、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。表示される項目としては、印刷したい範囲の先頭写真番号、指定コマ番号(開始/指定)、印刷を終了したい範囲の最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)、1枚の用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。2002はモードキーで、このキー2002を押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を切り替えることができ、これに応じてLED群2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、記録ヘッド1301のクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
【0029】
図4を参照して、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図4において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0030】
図4において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)を示し、その構成は図5のブロック図を参照して詳しく後述する。3002はDSP(デジタル信号処理プロセッサ、例えば米国テキサス・インスツルメンツ社製DSP-C6211)で、内部にCPUを有し、各種制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア,画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンが搭載されている。3005はデジタルカメラ3012を接続するためのポートとしてのUSBバスコネクタである。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。3008はUSBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ装置1000がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USBバス3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って印刷を実行することが出来る(一般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源コネクタで、電源3013により、商用ACから変換された直流電圧を入力している。PC3010は一般的なパーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカード(PCカード)、3012はデジタルカメラである。
【0031】
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
【0032】
図5は、図4のASIC3001の構成を示すブロック図で、この図5においても、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0033】
4001はPCカードインターフェース部で、装着されたPCカード3011に記憶されている画像データを読み取ったり、或いはPCカード3011へのデータの書き込み等を行う。4002はIEEE1284インターフェース部で、プリンタエンジン3004との間のデータのやり取りを行う。このIEEE1284インターフェース部は、デジタルカメラ3012の記録媒体或いはPCカード3011に記憶されている画像データを印刷する場合に使用されるバスである。4003はUSBインターフェース部で、PC3010との間でのデータのやり取りを行う。4004はUSBホストインターフェース部で、デジタルカメラ3012との間でのデータのやり取りを行う。4005は操作パネル・インターフェース部で、操作パネル1010からの各種操作信号を入力したり、表示部1006への表示データの出力などを行う。4006はビューワ・インターフェース部で、ビューワ1011への画像データの表示を制御している。4007は各種スイッチやLED等4009との間のインターフェースを制御するインターフェース部である。4008はCPUインターフェース部で、DSP3002との間でのデータのやり取りの制御を行っている。4010はこれら各部を接続する内部バス(ASICバス)である。
【0034】
図6は、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000のインターフェース及び画像処理制御に係る機能構成を示す機能ブロック図である。尚、この図6においても、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0035】
6000は、このフォトダイレクトプリンタ装置1000からみた場合でのホスト(画像データ源)に該当しており、このホスト6000には、上述したホストコンピュータであるPC3010、デジタルカメラ3012、PCカード3011、更には不図示のゲーム機やテレビジョン機器なども含まれる。このようなホスト6000は、USBバス、IEEE1284、或はIEEE1394等の有線インターフェースを介して接続される。またこれ以外にもブルートゥース(Bluetooth)等の無線インターフェースを用いても良い。
【0036】
また前述した制御基板3000の有する機能には、ASIC3001により実現されるデータ入力及び格納処理部6001と、プリンタエンジン3004にプリントデータを出力するプリンタインターフェース部6004、そしてDSP3002により実行されるマルチレンダラ処理6002、画像処理及びプロセス処理6003が含まれる。
【0037】
まずホスト6000からIFを介して画像データを読み込んで、データ入力格納部6001にまず格納される。格納されたデータはDSP3002によりマルチレンダラ処理を行い復元され、画像処理/プロセス処理部6003で処理できるデータに変換される。画像処理/プロセス処理部6003では通常のホストPC上のプリンタドライバで行なわれるサイズ変換/色変換/量子化と同様の処理を行う。ここで色処理では元画像の色空間とプリンタの出力色空間のずれを補正するRGBからR’G’B’への変換、さらにプリンタの色材成分への色変換であるR’G’B’からCMYK、出力ガンマ補正等の一般的な色変換の他に、デジタルカメラで撮影された画像の色を適切に表現するための画像補正処理などを含んでいる。その後プリンタIF6004を介してプリントデータをプリンタエンジン3004に送る。プリンタエンジン部での動作については、ここでは特に詳細に述べないが、公知の手法により本体モータの制御や記録ヘッドへデータを転送等の各種制御を行い、被記録媒体への画像の記録を行う。
【0038】
以上が本発明を適応したフォトダイレクト(PD)プリンタについての概略説明であるが、ここで特徴的なのはDSPを用いて処理を行っている点である。一般にDSPは積和演算を得意とし、特に本実施形態で用いているような多数の演算素子を内蔵した高機能タイプのDSPでは複数の積和演算等の並列処理が有利に行える。特に通常のプロセッサではダイレクトプリント時に負荷の重かった色処理、量子化等の演算に本実施形態のDSPは適している。
【0039】
本実施形態のPDプリンタのコントローラ部ではDSPを用いて、主処理をソフトウェア処理で行っているが、これらの処理をハードウェア化したものもあり、一部の処理をソフトウェア処理にしその他をハードウェア処理で行うコントローラ部のものでも本発明の主たる目的に影響を与えるものではない。しかしながら、ハードウェア処理を多くすることによって、ソフトウェア処理に比べ、高速化を計れるものの機能を追加するような拡張性や柔軟性がソフトウェア処理のものに比べて低くなる。本実施形態のような高機能タイプのDSPを用いることにより、高速性と拡張性、柔軟性に優れたシステムが実現できるのである。
【0040】
特に本発明に至った課題認識の過程において、このような高機能タイプのDSPを用いた場合には、画像処理等の他の処理が比較的高速に行なわれる為に、処理時間の中で占める割合の大きな処理の一つがPCカード等の記憶媒体へのアクセスの為の時間であることが明らかとなった。それゆえ本実施形態のような高機能タイプのDSPを用いたPDプリンタに適応した場合、性能の改善がより、鮮明になるという認識に至った。
【0041】
次に本発明を適応できるデジタルカメラについて説明する。図7(a)はカメラ3012の内部構成を示すブロック図である。図7(a)においては、上述したプリンタと関連して用いることのできる一般的なデジタルカメラを示しているが、さらに複雑な構成を有する他のデジタルカメラを上述のプリンタと関連して用いることもできることは言うまでもない。
【0042】
図7(a)に示すように、デジタルカメラ3012は以下の構成を含んでいる。1はレンズ、絞り機構等からなりCCD2上に撮影対象像からの反射光を入射する光学系である。2は光学系1からの撮像光を電気信号に変換するCCDである。3はCCD2からの信号を処理し多値(R、G、B)のラスタデータ(画像データ)としてフレームメモリ6に出力する信号処理部である。4は信号処理部3、フレームメモリ6、6’、信号処理部7および記録媒体制御部8の動作制御、画像処理および画像圧縮伸張処理等の処理と本発明の特徴であるヒストグラム作成などの画像特徴抽出処理の実行を制御する制御部である。5はスイッチ等の操作による使用者からの指示を入力しデジタル信号に変換して制御部4に与える操作部である。7はフレームメモリ上のR、G、Bラスタデータを輝度成分Yおよび色差成分U、Vに変換してさらにJPEG圧縮し、また、サムネイル画像を作成するための縮小処理などの処理と本発明の特徴であるヒストグラム作成などの画像特徴抽出処理とを行なう信号処理部である。8は信号処理部7の出力を受け取ってJPEG圧縮された画像データ(以下、JPEG画像データと記す)およびサムネイル画像データおよびヒストグラム情報等の画像特徴抽出データとを記録媒体9または拡張記録媒体10の所定領域への書込む処理や、記録された各JPEG画像データの読出等の制御を行なう記録媒体制御部である。9は画像データおよび画像特徴抽出データを格納する記録媒体である。11は拡張記録媒体10と外部装置とデータの授受を行なう場合に用いるインターフェイスである。15はスイッチの状態表示や機能仕様表示を行なうLEDランプ等の表示部である。16は撮影した像あるいは撮像対象を表示する液晶ディスプレイ等からなる表示部である。
ここで、JPEG画像データおよびサムネイル画像データと画像特徴抽出データとは一つのファイルとして記録媒体9と拡張記録媒体10に記憶されても良いし、別のファイルとして記憶されても良いが、別のファイルとして記憶される場合はその元となる画像データのファイルと画像特徴抽出データのファイルとを関連付けて記憶する必要がある。
【0043】
フレームメモリ6は通常は液晶ディスプレイ16の画像表示用メモリとして用いられ、画像データがビットマップイメージで展開される。また、フレームメモリ6’は液晶ディスプレイ16のメニュー表示用メモリとして用いられる。液晶ディスプレイ16への表示時にはフレームメモリ6および6’の内容が重畳して表示される。
【0044】
記録媒体9はカメラ3012の内部に固定されたフラッシュメモリで構成されている。記録媒体9には画像データだけでなく、プログラム等も記録するように構成することも可能である。また、拡張記憶媒体10はCF(コンパクトフラッシュ)が用いられている。
【0045】
インターフェイス11はUSBインターフェイスを用いており、PC3010等のコンピュータ装置から送られるプログラムの受信、画像データのPC3010への送信、モデム150を介しての画像データの通信回線160等への送出、プリンタ1000やファクシミリ装置への印刷画像データの送信に用いられる。
【0046】
図7(b)は制御部4の構成を示し、制御部4はCPU41、RAM42およびROM43から構成され、ROM43にはデジタルカメラ3012の動作制御、必要な色処理、データ圧縮処理等デジタルカメラ内部でのデータ処理に必要なプログラム群から構成される制御手段等が格納されている。
【0047】
プリンタドライバを始めとする印刷用データ作成プログラムは、ROM43に格納する構成としてもよい。または、USBインターフェイス11を介して、磁気ディスクや、CD−ROMあるいはメモリカード等の外部記録媒体から取り込んで、予め記録媒体9または拡張記録媒体10に格納しておき、所望の時期に読み出して実行するように構成することもできる。
【0048】
以上が本発明を適応できるPDプリンタとデジタルカメラの概略説明である。
【0049】
次に画像補正のための画像特徴抽出データについて述べる。画像補正の手法としては、公知の手法を用いればよく、例えば、特開昭60−199286号公報、特開2000−1365号公報、特開2001−18635号公報等に記載されている手法を用いて、画像補正を行う。これらの画像補正の手法を用いる場合、適応する補正方法に適した、以下のような元画像の特徴を抽出したデータ(画像特徴抽出データ)を算出する必要が生じる。
▲1▼輝度に関するヒストグラム
▲2▼同一輝度値1画素毎の平均色差量
▲3▼色相に関するヒストグラム
▲4▼彩度に関するヒストグラム
▲5▼濃度に関するヒストグラム
▲6▼ハイライトポイント輝度
▲7▼ダークポイント輝度
▲8▼ハイライトポイントでの平均色差
▲9▼ダークポイントでの平均色差
などがあげられる。
【0050】
当然ながらこれら全てを算出する必要があるものではなく、その補正手法に必要なものだけ算出すれば良い。またこれら以外の画像特徴抽出データでも良い。大切なのは補正手法を用いるのに必要な元画像特徴を抽出するために、画像データの一部もしくは全ての画素データを読み込み、算出しなければならないような場合に本発明を適応し、大きな効果が得られる。
【0051】
次にデジタルカメラでの画像特徴抽出データの作成について述べる。先の説明のようにデジタルカメラではCCD2からの信号を処理しRGBの多値のデータとしてフレームメモリに保持され、R、G、Bデータを輝度成分Yおよび色差成分Cr、Cbに変換してさらにJPEG圧縮する。このR、G、Bデータを輝度成分Yおよび色差成分U変換からJEPG圧縮の際には、データは輝度成分と差成分に既に変換されているため、前述した輝度に関するヒストグラムや同一輝度値1画素毎の平均色差量という特徴抽出には適しており、また画像の全画素データについて処理を行うので、このような画像抽出処理を同時に行うことにより効率化が計れる。
【0052】
輝度に関するヒストグラム と同一輝度値1画素毎の平均色差量とを求め、さらにこれらのデータを管理し易く保持するには以下のような手順を取れば良い。
【0053】
まず画像に属する画素ごとに輝度Yと色差信号(C1,C2)を以下の式により求める。
【0054】
Y(輝度)=0.30R+0.59G+0.11B
Cr(色差)=R−Y
Cb(色差)=B−Y
ここで、本実施形態で扱う画素データRGBは各10ビット(1024階調)データとすると、輝度Yも1024の深さに変換される。輝度ヒストグラムは0から1023までの1024種類の輝度値の画素がそれぞれ何度数あるかを計算することにより作成される。
【0055】
また、C1、C2の計算値は輝度値に属する画素での平均色差量を算出するデータとして用いるので、本実施形態では次のようにデータ保持を行う。0から1023の構造体配列変数の形式で、度数、Cr累積値、Cb累積値の3メンバーを設定し、各画素ごとの演算結果を各メンバーに反映(インクリメント)していき、この構造体配列変数をデータとして保存する。
【0056】
また他の画像抽出処理には、例えばRGBの状態のデータから作成した方がよい画像特徴抽出データはRGBからYCrCbへの変換時に同時に行うように、必要な画像特徴抽出をデジタルカメラ内でのデータの形態に合わせて処理を行えば良く、要するにデジタルカメラ内で画像特徴抽出を終了させ、デジタルカメラの外部システムで再度画像展開を行う必要がなければよいのである。また記憶する構造体配列変数の形式などはここに限定するものではなく、設計事項であると考える。
【0057】
画像特徴抽出データのファイルへの記憶方法の一例について次に述べる。これらの画像特徴抽出データは画像データがJEPG画像データとしてファイルに保存される際に、Exif規格(Exchangeable image file format for digital still cameras)に準じた方法で、画像データとは別に画像特徴抽出データを同一ファイル内に保持させることができる。JEPG画像データと画像特徴抽出データとを同一ファイルに保持することにより、互いを相関づける情報を特に必要としない。また特にExif規格のプライベートタグに準じた方法を利用することには、画像特徴抽出データが解釈できないような、装置やアプリケーションがあったとしも、それらの装置やアプリケーションはこのタグに付随した情報は無視すればよいのであって、この画像特徴抽出データの解釈能力を有さない装置やアプリケーションの場合でも通常の画像データのみをアクセスできるので特に問題は生じず、このようなJEPG画像データと画像特徴抽出データとを同一ファイルに保持する手法としては大変有効である。
【0058】
図8を用いてPDプリンタのコントローラ部でのデータ処理の流れを説明する。図8において、まずS8001で、PDプリンタ本体に挿入されたCFカードなどの記録媒体内のデジタルカメラ側で作成された画像ファイル(JEPG画像ファイル)にアクセスを行う。ここで、アクセスされる画像ファイルは予め別途ユーザが操作パネルなどを用いてプリントを指定した画像ファイルである。本説明では簡略化のため1つの画像ファイルを出力する場合について述べるが、複数枚の印字や、同一ページ内に複数の画像データをレイアウトして印字するいわゆるレイアウト印字でも良い。S8002では、画像ファイル中のメタデータの解析を行う。S8003では、この解析に基づき画像特徴抽出データの読み出しを行う。先の説明の例ではExif規格に準拠して作成したメタデータならプライベートタグ部の解析を行い、元画像の輝度に関するヒストグラムと同一輝度値1画素毎の平均色差量といった画像特徴抽出データを取得することとなる。S8004ではこの画像特性抽出データに基づいて所定の方法により、画像補正用の各種パラメータを決定しPDプリンタ内部メモリに保持しておく。これらのパラメータの決定方法については前述の公知の手法を用いれば良く、本発明の意図するところは影響を受けない。
【0059】
ここまでが、画像特徴抽出データの読み込みフローである。従来公知の手法では、デジタルカメラ側で画像特徴抽出データを作成し、画像ファイルに書き込んでいないので、この画像補正用パラメータを決定するために、一度画像データ全体を展開し、画像特徴抽出処理を行う必要がある。画像データ全体をファイルから読み込み展開するための(カードリーダ部の物理的アクセスを含めた)処理負荷と、本実施形態のような予めこれらの画像特徴抽出処理の結果を画像ファイルに付加されたデータだけを読み込むための処理負荷とでは、後者の方が比較にならないほど処理負荷が軽いことは明らかである。さらに、PDプリンタ本体のメモリ容量の制限があり、画像データを一度に展開できないような場合は、画像データ全体を分割しての読み込み処理と展開および画像特徴抽出処理を繰り返し行う必要があり、処理の負荷はさらに重くなる。特に圧縮されたJPEGのような画像データの場合、展開の為の処理負荷は比較的重く、その回数が増えるほど全体への影響は大きくなる。さらに近年のデジタルカメラの高画質化に伴う画素数の増加により従来の手法と本実施形態の手法との処理負荷の差は大きくなり、本実施形態の優位性がより明らかとなるであろう。
【0060】
引き続き画像データの処理のフローについて述べる。S8005において画像データを読み込むためのファイルアクセスを行う。このとき、画像データ全体のうち、一度に処理が可能な量分だけのデータを読み込む。S8006では読み込んだ画像データがJPEG形式などで符号化されていた場合、復号化処理を行う。S8007ではS8004で決定された画像補正用パラメータ用いて、画像補正処理を行う。S8008では、色処理/色変換を行う。ここでの色処理/色変換は輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)や変換、ガンマ変換等を行う、さらにS8009で量子化(誤差拡散)処理を行う。S8010では量子化されたデータに印字制御用のコマンドを挿入し、内部IF6004を介してエンジン部3004へのデータの転送を行う。S8012では画像データ全体中で未処理のデータが残っているかを判断して、終わっていない場合はS8005に戻り、未処理の画像データ分から次の処理量分だけのデータを読み込み、処理を続けて行う。S8012でもし未処理データが無ければコントローラ部での処理を終了する。
【0061】
以上のように本実施形態によれば、デジタルカメラ側で予め撮影画像のヒストグラム等の画像特徴抽出データを画像データと共にファイル化を行う。さらにPDプリンタ側でデジタルカメラ側から送信された印刷対象の画像ファイルから画像特徴抽出データを読み取り、画像補正処理のパラメータ決定に用いている。画像特徴抽出データをデジタルカメラ側の画像データ処理/保存時でファイル化することにより、PDプリンタでの画像特徴抽出データ作成のためのファイルへのアクセス、画像の展開等の処理負荷を低減し、高速で、高品質な画像を提供できるのである。
【0062】
なお本実施形態においてデジタルカメラからの画像データおよび画像特徴抽出データを画像ファイルとして記憶媒体に記憶させておき、この記録媒体を介してPDプリンタのカードリーダでファイルを読み出して処理を行うものとして説明したが、これに限定するものではない。例えばデジタルカメラ内の記録媒体に記憶されているの画像ファイル内の画像データをUSB等のI/Fを介してPDプリンタから読み出しプリントを行うような、いわゆるダイレクトプリント時には、画像データの読み出し前に画像特徴抽出データの読み出しを行い、画像補正用パラメータの決定を行い、画像データに画像補正処理を行えばよく、カードリーダからの場合と同様な効果が得られる。
【0063】
また、本実施形態の説明ではデジタルカメラでの画像特徴抽出データの作成処理がJPEG圧縮の前段階で行われているが、JPEG圧縮後に行ってもよい。通常の場合プリンタではJEPG圧縮を伸張してから画像特徴を抽出するため、圧縮時に欠落した画像情報を得ることは出来ない。本実施形態によるデジタルカメラ側での画像特徴抽出処理では、JPEG圧縮前に処理を行うことが可能なので、JEPG圧縮により現画像のデータが欠落する前の状態で画像特徴抽出が可能となる。このようなJEPG圧縮前に画像特徴抽出処理を行うことで、後に画像補正処理を行う際、重要な画像データがJEPG圧縮時に欠落してしまい、補正が十分行われないといった、問題を防ぐことが可能となる。このような効果は、本実施形態のようにデジタルカメラ側が撮像した画像をファイル化して記憶する前に画像特徴抽出を行うことによってのみ実現できるのである。
【0064】
(第2の実施形態)
以下に第2の実施形態について説明を行う。第1の実施形態では画像特徴抽出データをファイルとして画像データと共にもしくは関連づけてファイル化した場合を示したが、本実施形態ではデジタルカメラから直接のプリント(ダイレクトプリント)の際に画像特徴抽出処理を行う場合の実施形態を示す。
【0065】
デジタルカメラからのダイレクトプリント場合、一般的には図7の表示部16に画像データの表示を行い。記録媒体9もしくは拡張記録媒体10に保持されているJEPG圧縮された画像ファイルを信号処理部7で解析し、フレームメモリ6に展開し、表示部16に画像として表示させる。そして操作部5により、表示画像のプリント指定や、枚数等の条件を入力し、プリンタに指定された画像のデータを送り、プリントを行う。
【0066】
本実施形態のダイレクトプリントでは、この画像表示部16への画像表示の際に画像特徴処理を行う。画像を表示するためにはJEPG画像はフレームメモリ6に画像展開されている。この画像展開の際に画像特徴処理を並行して行ない、不図示のメモリに処理結果を保持しておくことにより、画像特徴処理のためにわざわざJPEG画像の展開を行う手間が省ける。プリントが指定された場合に保持してあった画像特徴抽出データを画像データの転送に先立ってPDプリンタ本体に転送する。PDプリンタは画像特徴抽出データを受信し、画像補正パラメータを決定し、その後画像データを受信し、画像補正処理を行って、プリントを行う。
【0067】
本実施形態では、先の実施形態のようにファイルとして画像特徴抽出データを画像データと共にもしくは関連づけてファイル化することなく、デジタルカメラで画像の表示時に画像特徴抽出データを作成し、ファイル化せず直接PDプリンタ本体に送信することにより、PDプリンタでの画像特徴抽出データ作成のためのファイルへのアクセス、画像の展開等の処理負荷を低減し、高速で、高品質な画像を提供できるのである。
【0068】
また、本実施形態では表示部16への画像表示時に画像特徴抽出処理を行う場合の例を示したが、他のタイミングで画像特徴抽出処理を行っても良い。例えば印字指定が行なわれたタイミングで画像特徴抽出処理だけを行っても良い。大切なのはデジタルカメラ側で画像特徴抽出処理を事前に行っておくことであるのは言うまでも無く、PDプリンタでの画像特徴抽出データ作成のためのファイルへのアクセス、画像の展開等の処理負荷を低減することである。
【0069】
(その他の実施形態)
以下に本発明の他の実施形態について説明する。上記第2の実施形態では、画像表示時にJPEGファイルを展開するとともに画像特徴抽出データを作成し、直接PDプリンタに転送を行ったが、この作成した画像特徴抽出データを、ファイルとして画像データと共にもしくは関連づけて画像ファイル化してもよい。これにより、画像特徴抽出データが付加されていない画像データファイルがあっても、新たに作成した該当画像の画像特徴抽出データをファイル化することができ、そのファイルをCFカード等を介して、PDプリンタで出力する際に第一の実施形態の画像出力時と同様な効果を得ることが出来る。また画像特徴抽出データが付加されていない画像データファイルをPDプリンタで読み込み、プリントやビューワ表示のために画像ファイルの展開を行う際に、画像特徴抽出データを作成し、さらに画像ファイル化しても同様な効果が期待できる。さらには、PCアプリケーションやインターネット端末アプリケーション等で画像特徴抽出データが付加されていない画像データを読み込み、表示等のために画像データの展開を行う際に、並行して画像特徴抽出データを作成し、ファイル化すること可能である。また、JPEGサムネイル画像のみの展開の際にもサムネイル画像の画像特徴抽出データを作成して、原画像の画像特徴抽出データとしてファイル化しても良い。このとき、この画像特徴抽出データがサムネイル画像から作成されたものか、原画像データから作成されたものかどうかを識別できる情報を付加しておくと、サムネイル画像からの作成されたものだった場合にその後の原画像データの展開の際に画像特徴抽出処理を行い、サムネイル画像の画像特徴抽出データと置き換えてファイル化することができ、より信頼性の高い画像特徴抽出データが保持できるのである。
【0070】
また、通常のホストPCによるプリントの際にも、画像特徴抽出データがファイル化されていると、そのデータを用いれば画像補正処理が簡易に行えるので有効である。特に近年普及してきたインターネット端末等のPC以外の端末では、PCのような十分なメモリや高速なPCが用意されておらず、プリンタでの画像データを作成するための処理負荷を極力低減しなけらばならず、画像特徴抽出データのファイル化により画像補正処理が簡易に行えるのでより有効であることがわかる。
【0071】
また画像特徴抽出データは主にはデジタルカメラからの画像を補正するために用いることができ、画像特徴抽出データを利用した補正の仕方は、記録装置側で自由に設定することが可能で、より汎用性に富んでおり、従来の印字パラメータ指定、印字制御などに関する情報を画像データと共にファイル化した技術とは明らかに異なる。さらにはプリントだけでなく、ディスプレイへの画像表示の際にも有効に利用できる。この点は、特定のプリンタ用の画像補正値を画像データと共にファイル化した技術とは異なる。
【0072】
また、画像特徴抽出データの作成は画像データにのみ依存しており、そのデータの作成場所には影響を受けない。上述した輝度に関するヒストグラムや同一輝度値1画素毎の平均色差量等の作成アルゴリズムのように、デジタルカメラの撮影モードやプリンタの種類とはなんら関係のない画像特徴抽出処理のアルゴリズムを用いれば、デジタルカメラ内で作成しても、ホストPC上で作成しても同じ結果となる。この点においても従来の技術とは異なっており、より汎用性の高い技術であることは明白である。
【0073】
また、上述した機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリ等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0074】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0075】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0076】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0077】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、デジタルカメラ側で予め撮影画像のヒストグラム等の画像特徴抽出データを画像データと共にファイル化を行う。さらにPDプリンタ側で画像特徴抽出データをファイルから読み取り、画像補正処理のパラメータ決定に用いている。画像特徴抽出データをデジタルカメラ側の画像データ処理/保存時でファイル化することにより、PDプリンタでの画像特徴抽出データ作成のためのファイルへのアクセス、画像の展開等の処理負荷を低減し、高速で、高品質な画像を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォトダイレクトプリンタの外観図である。
【図2】カートリッジの外観図である。
【図3】プリンタの操作パネルを示すである。
【図4】プリンタの構成と接続機器を示すブロック図である。
【図5】プリンタのインターフェースの構成を示すブロックである。
【図6】プリンタの画像処理制御に係る機能構成を示す機能ブロック図である。
【図7】デジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図8】プリント処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1000 PDプリンタ
3012 デジタルカメラ
6003 画像処理/プロセス処理部
Claims (10)
- 撮像光を電子信号に変換してRGB画像信号を得る撮像部と、
得られた前記RGB画像信号を輝度色差成分の画像信号に変換して圧縮処理する処理部と、
前記撮像部によって得られた前記RGB画像信号または前記処理部により得られる前記輝度色差成分の画像信号を解析して、特徴を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された特徴を示す特徴抽出データを前記画像信号の付加情報として、前記処理部で圧縮処理された画像信号とともに画像ファイルを生成するファイル生成手段と、
前記画像ファイルを記録媒体に記録する記録手段と、
を有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記ファイル生成手段は、Exif規格のプライベートタグに前記特徴抽出データを書き込むことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 前記特徴抽出データは、輝度に関するヒストグラム、同一輝度値1画素毎の平均色差量、色相に関するヒストグラム、彩度に関するヒストグラム、濃度に関するヒストグラム、ハイライトポイント輝度、ダークポイント輝度、ハイライトポイントでの平均色差、ダークポイントでの平均色差のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
- 撮像光を電子信号に変換してRGB画像信号を得る撮像工程と、
得られた前記RGB画像信号を輝度色差成分の画像信号に変換して圧縮処理する処理工程と、
前記撮像工程によって得られた前記RGB画像信号または前記処理工程により得られる前記輝度色差成分の画像信号を解析して、特徴を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された特徴を示す特徴抽出データを前記画像信号の付加情報として、前記処理工程で圧縮処理された画像信号とともに画像ファイルを生成するファイル生成工程と、
前記画像ファイルを記録媒体に記録する記録工程と、
を有することを特徴とするデジタルカメラの制御方法。 - 前記ファイル生成工程は、Exif規格のプライベートタグに前記特徴抽出データを書き込むことを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラの制御方法。
- 前記特徴抽出データは、輝度に関するヒストグラム、同一輝度値1画素毎の平均色差量、色相に関するヒストグラム、彩度に関するヒストグラム、濃度に関するヒストグラム、ハイライトポイント輝度、ダークポイント輝度、ハイライトポイントでの平均色差、ダークポイントでの平均色差のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラの制御方法。
- 撮像光を電子信号に変換してRGB画像信号を得る撮像部と、得られた前記RGB画像信号を輝度色差成分の画像信号に変換して圧縮処理する処理部と、前記撮像部によって得られた前記RGB画像信号または前記処理部により得られる前記輝度色差成分の画像信号を解析して、特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴を示す特徴抽出データを、前記画像信号の付加情報として、前記処理部で圧縮処理された画像信号とともに画像ファイルを生成するファイル生成手段と、前記画像ファイルを記録媒体に記録する記録手段とを有するデジタルカメラから、前記特徴抽出データを読み出す読み出し工程と、
前記特徴抽出データを読み出し後に前記デジタルカメラから前記画像ファイルを入力する入力工程と、
前記特徴抽出データに基づいて前記画像ファイルの画像を補正する補正工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 撮像光を電子信号に変換してRGB画像信号を得る撮像部と、得られた前記RGB画像信号を輝度色差成分の画像信号に変換して圧縮処理する処理部と、前記撮像部によって得られた前記RGB画像信号または前記処理部により得られる前記輝度色差成分の画像信号を解析して、特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴を示す特徴抽出データを前記画像信号の付加情報として、前記処理部で圧縮処理された画像信号とともに画像ファイルを生成するファイル生成手段と、前記画像ファイルを記録媒体に記録する記録手段とを有するデジタルカメラと、
前記デジタルカメラから、前記特徴抽出データを読み出す読み出し手段と、
前記特徴抽出データを読み出し後に前記デジタルカメラから前記画像ファイルを入力する入力手段と、前記付加情報に含まれる前記特徴抽出データに基づいて前記画像ファイルの画像を補正する補正手段とを有するプリンタとからなることを特徴とする画像処理システム。 - 前記転送手段は前記特徴抽出データを撮像画像と関連付けて転送することを特徴とする請求項8項記載の画像処理システム。
- 前記特徴抽出データは、輝度に関するヒストグラム、同一輝度値1画素毎の平均色差量、色相に関するヒストグラム、彩度に関するヒストグラム、濃度に関するヒストグラム、ハイライトポイント輝度、ダークポイント輝度、ハイライトポイントでの平均色差、ダークポイントでの平均色差のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項8記載の画像処理システム。
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