JP4227464B2 - 画像供給デバイスと記録システム及びその記録制御方法 - Google Patents

画像供給デバイスと記録システム及びその記録制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラなどの画像供給デバイスと記録システム及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、簡単な操作で画像を撮影し、その撮影した画像をデジタル画像データに変換できるデジタルカメラ(撮像装置)、所謂、デジカメが広く使用されるようになってきている。このようなカメラで撮影した画像を印刷して写真として使用する場合には、通常、一旦、その撮影されたデジタル画像データを、デジタルカメラからPC(コンピュータ)に取り込み、そのPCで画像処理を行った後、そのPCからカラープリンタに出力して印刷するのが一般的である。
【0003】
これに対して最近は、PCを介することなく、直接、デジタルカメラからカラープリンタにデジタル画像データを伝送して印刷することができるカラープリントシステムや、デジタルカメラに搭載され、撮像した画像を記憶しているメモリカードを、直接、カラープリンタに装着し、そのメモリカードに記憶されている、撮影された画像を印刷できる、所謂フォトダイレクト(PD)プリンタ等も開発されている(特許文献1)。
【特許文献1】
特開平10−229538号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにデジタルカメラから直接カラープリンタに画像データを伝送して印刷するために、各メーカのデジタルカメラとカラープリンタ装置とのインターフェース仕様や操作方法などの標準化が望まれている。このような標準化のための一提案としてDPS(Direct Print System)実現のためのガイドラインが提唱されている。
【0005】
しかしながら、上記DPSで提唱されているデジタルカメラ以外の例えばDVDやカメラ付携帯電話などの画像供給デバイスに対して、プリンタ装置からエラー等の情報を通知しようとした場合には、上記DPSで定義しているような詳細なエラー情報を通知することができない。そこで、このようなDPSで提唱されている以外の画像供給デバイスに合わせたエラー通知を行うような仕様にすると、簡略化し抽象化した情報しかユーザに通知できない様なコード体系を採用することになってしまい、高級な機器における高度なユーザインターフェースが無駄になってしまう。
【0006】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、画像供給デバイスの機器レベルに応じて、受信したコードに含まれる情報を解析してユーザに通知できるようにした画像供給デバイスと記録システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像供給デバイスは以下のような構成を備える。即ち、
記録装置に画像データを送信して記録させることが可能な画像供給デバイスであって、
前記記録装置から送信されるコードであって、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを受信する受信手段と、
前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析手段と、
前記決定手段で決定したレベルに応じて、前記解析手段による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために本発明の記録システムは以下のような構成を備える。即ち、
画像供給デバイスから記録装置に対して画像データを送信して記録させる記録システムであって、
前記記録装置は、前記画像供給デバイスに、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを送信する送信手段を有し、
前記画像供給デバイスは、
前記記録装置から送信される前記コードを受信する受信手段と、
前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析手段と、
前記決定手段で決定したレベルに応じて、前記解析手段による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために本発明の記録システムの記録制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
画像供給デバイスから記録装置に対して画像データを送信して記録させる記録システムにおける記録制御方法であって、
前記記録装置から前記画像供給デバイスに、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを送信し、
前記記録装置から送信される前記コードを前記画像供給デバイスにより受信する受信工程と、
前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定工程と、
前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析工程と、
前記決定工程で決定したレベルに応じて、前記解析工程による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知工程と、
を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置(以下、PDプリンタ装置)1000の概観斜視図である。このPDプリンタ装置1000は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、或いはデジタルカメラからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
【0012】
図1において、本実施の形態に係るPDプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、PDプリンタ装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部がされている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録シートが排出可能となると共に、排出された記録シートを順次積載し得るようになっている。また排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0013】
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)或いはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。尚、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバー1003の開閉状態を検出し得るようになっている。
【0014】
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構造は、図2を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、記録シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、プリントヘッドと記録シートとの間隔を調整するためのレバーである。1009はカードスロットで、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介してメモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで印刷することができる。このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表示部)で、このPDプリンタ装置1000の本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するためのUSB端子である。また、このPD装置1000の後面には、パーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBコネクタが設けられている。
【0015】
図2は、本実施の形態に係るPDプリンタ装置1000の操作パネル1010の概観図である。
【0016】
図において、液晶表示部1006には、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここに表示される項目としては、例えば、複数ある写真画像ファイルの内、印刷したい写真画像の先頭番号、指定コマ番号(開始コマ指定/印刷コマ指定)、印刷を終了したい最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)、1枚の用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。2002はモードキーで、このキーを押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、プリントヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
【0017】
次に図3を参照して、本実施の形態に係るPDプリンタ装置1000の制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図3において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0018】
図3において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)を示している。3002はDSP(デジタル信号処理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンが搭載されている。3005はデジタルカメラ(DSC)3012を接続するためのポートとしてのUSBコネクタである。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。3008はUSBハブ(USBHUB)で、このPDプリンタ装置1000がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USB3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って印刷を実行することができる(一般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源コネクタで、電源3019により、商用ACから変換された直流電圧を入力している。PC3010は一般的なパーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカード(PCカード)、3012はデジタルカメラ(DSC:DigitalStillCamera)である。
【0019】
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSB3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
【0020】
図4は、本実施の形態に係るDSC(デジタルカメラ)3012の構成を示すブロック図である。
【0021】
同図において、3100はDSC3012全体の制御を司るCPUであり、3101はCPU3100による処理手順を記憶しているROMである。3102はCPU3100のワークエリアとして使用されるRAMであり、3103は各種操作を行うスイッチ群で、各種スイッチやカーソルキー等が含まれている。2700は液晶表示部であり、現時点で撮影している映像や、撮像されて記憶されている画像を表示したり、各種設定を行う際のメニューを表示するために使用される。3105は光学ユニットであり、主としてレンズ及びその駆動系で構成される。3106はCCD素子であり、3107はCPU3100の制御下において光学ユニット3105を駆動制御するドライバである。3108は記憶媒体3109(コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード、スマートメディア等)を接続するためのコネクタであり、3110はPC或いは実施形態におけるPDプリンタ1000と接続するためのUSBインターフェース(USBのスレーブ側)である。
【0022】
図5は、本実施の形態に係るPDプリンタ装置1000とDSC3012との接続を説明する図で、前述の図面において共通している部分は同じ記号で示し、その説明を省略している。
【0023】
図において、ケーブル5000は、PDプリンタ装置1000のコネクタ1012と接続されるコネクタ5001と、デジタルカメラ3012の接続用コネクタ5003と接続するためのコネクタ5002とを備えており、また、デジタルカメラ3012は、内部のメモリに保存している画像データを、接続用コネクタ5003を介して出力可能に構成されている。なお、デジタルカメラ3012の構成としては、内部に記憶手段としてのメモリを備えるものや、取外し可能なメモリを装着するためのスロットを備えたものなど、種々の構成を採用することができる。このように、図5に示すように、ケーブル5000を介してPDプリンタ装置1000とデジタルカメラ3012とを接続することにより、デジタルカメラ3012からの画像データを直接PDプリンタ装置1000で印刷することができる。
【0024】
以下、以上の構成に基づく本実施の形態に係る印刷システムの動作例を実施例として説明する。
【0025】
以上の構成に基づくDSC3012とPDプリンタ装置1000とを含む印刷システムにおける動作概要を以下に説明する。尚、この実施の形態に係る印刷システムでは、DSC3012とPDプリンタ装置1000とはそれぞれ本実施の形態に係る手順DPS(Direct Print System)の仕様に従った動作が可能であるものとする。
【0026】
図6は、本実施の形態に係る印刷システムにおいて、DSC3012からPDプリンタ装置1000に対してプリント要求を発行して印刷を行う場合の手順を説明する図である。
【0027】
この処理手順は、PDプリンタ装置1000とDSC3012とがUSBケーブル5000を介して接続された後、互いにDPS仕様に準拠していることを確認した後に実行される。まずDSC3012は「CofigurePrintService」をPDプリンタ装置1000に送信して、PDプリンタ装置1000の状態をチェックする(600)。これに対してPDプリンタ装置1000から、その時点でのPDプリンタ装置1000の状態(ここでは「アイドル」状態)が通知される(601)。そしてDSC3012は、PDプリンタ装置1000のCapabilityを問合せ(602)、そのCapabilityに応じたプリント開始要求(StartJob)を発行する(603)。尚、このプリント開始要求は、601で、後述するPDプリンタ装置1000からのステータス情報の中の「newJobOK」が「True(真)」になっていることを条件に発行される。
また、このCapabilityは、その機器が有する能力に関する情報であり、このCapabilityを受信することにより、相手装置の能力に合わせた制御が可能となる。画像供給装置は、プリントしたい画像に対するプリント条件を、通信相手のCapabilityに合わせて設定することも可能となる。
【0028】
このプリント開始要求に対してPDプリンタ装置1000は、印刷が指示された画像データのファイルIDに基づいてファイル情報をDSC3012に要求する(604)。これに応答してDSC3012から、そのファイル情報が送信される。このファイル情報にはファイル容量等の情報が含まれる。そしてPDプリンタ装置1000がそのファイル情報を受信して処理可能であると判断すると、そのファイル情報をDSC3012に要求する(605)。これによりその要求されたファイルの画像データがDSC3012からPDプリンタ装置1000に送られる。これによりPDプリンタ装置1000がプリント処理を開始すると、606で「印刷中(Printing)」を示すステータス情報が、PDプリンタ装置1000からDSC3012に「NotifyDeviceStatus」によって送られる。そして1頁のプリント処理が終了すると、次のページの処理開始時にPDプリンタ装置1000から「NotifyJobStatus」607により、それが通知される。そして1頁だけの印刷であれば、そのプリント要求した1頁の印刷が終了すると、次に「NotifyDviceStatus」608によりPDプリンタ装置1000が「アイドル」状態になったことが通知される。尚、例えば、1頁に複数(N)の画像をレイアウトして印刷するN−up印刷の場合には、N枚の画像を印刷する度に、「NotifyJobStatus」607がPDプリンタ装置1000からDSC3012に送られることになる。本実施の形態での「NotifyJobStatus」及び「NotifyDeviceStatus」の発行タイミングと画像データの取得の順番は一例であり、製品の実装によっては様々なケースが起こりうる。
【0029】
尚、このプリント処理において、DSC3012からのプリント開始要求(StartJob)に、印刷すべき画像データのファイルIDを一括して含めて送信して印刷する場合と、一般の写真現像で使用されるDPOFファイルのファイルIDのみをDSC3012からのプリント開始要求(StartJob)に含めてPDプリンタ装置1000に送信し、PDプリンタ装置1000がそのDPOFファイルを解釈し、必要な画像データのファイルIDを取得してプリントする場合も含まれる。
【0030】
図7は、DSC3012からPDプリンタ装置1000に対して発行されるプリント開始要求の具体例を説明する図である。
【0031】
図において、720は、この印刷ジョブのコンフィグレーション(jobConfig)を示し、721はプリント情報(printInfo)を示している。
【0032】
まずコンフィグレーション720について説明する。700は印刷する画質を示し、これには例えば「標準」、「高画質」などがある。701は用紙サイズ、702は用紙タイプで、例えば「普通紙」、「写真用紙」、「インクジェット専用紙」等がある。703は印刷する画像ファイルのタイプを指定するもので、例えばDPOFを使用する場合は、これで指定される。704は日付印刷の有無、705はファイル名の印刷の有無、706は画像最適化を行うかどうか、707は固定サイズの印刷、708は画像の指定された範囲の印刷を行うかどうかの有無をそれぞれ指定する。またプリント情報721は、ファイルID709と、日付情報710を含んでいる。
【0033】
図8は、前述のJobStatusとDeviceStatusに含まれる情報を説明する図である。ここで図8(A)のJobStatus及び図8(B)のDeviceStatusはPDプリンタ装置1000からDSC3012に送信される。また、DSC3012は任意のタイミングで、それらの情報をPDプリンタ1000へ送信要求することができる。
【0034】
図8において、「prtPID」、「ImagePath」及び「copyID」はDPOFファイルの印刷が指示された場合に有効になる。「prtPID」はDPOFファイルで指定された印刷セクションの識別情報(ID)、「ImagePath」はDPOFファイルで指定された画像ファイルを特定するためのパスの情報、そして「copyID」は複数枚の印刷指定時に、実際に何枚目を印刷しているかを意味している。DPOFファイルによる印刷の場合は、DSC3012は、プリント開始要求(StartJob)中にDPOFファイルの「fileID」を記載してPDプリンタ装置1000に送信する。これによりPDプリンタ装置1000は、そのDPOFファイルの印刷を開始できる。そしてPDプリンタ装置1000は、そのDPOFファイルの「fileID」を基にDPOFファイルを取得し、「GetFileID」を実行して、DPOFファイル中に指定された画像ファイルの「fileID」を特定し、その画像ファイルをDSC3012に要求して、その画像データを取得する。こうしてDPOFファイルで指定された画像を印刷することができる。そして、DPOFファイルによる印刷実行中に、印刷の進行状況を示す上記「prtPID」、「ImagePath」及び「copyID」が、PDプリンタ装置1000から前述の「NotifyJobStatus」によりDSC3012に通知される。
【0035】
尚、このDPOFファイルの印刷中に何らかの理由で印刷が中断された後、印刷が再開された時は、印刷が中止されたページの先頭から、その印刷処理が再開される。
【0036】
「progress」は、印刷予定枚数の内、現在何枚目を印刷しているか(N/T)を示す。ここでNは現在の印刷ページ、Tはトータルの印刷枚数を示す。「imagePrinted」は印刷済みの画像枚数を示す。
【0037】
次にDeviceStatusについて説明する。
【0038】
「dosPrintServiceStatus」は、PDプリンタ装置1000の状態を意味し、DSC3012に通知される。この状態には、アイドル、プリント、ポーズ状態が含まれる。「jobEndReason」は、プリント処理の終了状況を意味し、最終ページの印刷が完了するとDSC3012に通知される。「errorStatus」はそのエラーの状態を意味し、エラーが発生した場合に通知される。「errorReason」は、そのエラーの発生理由を意味し、「errorStatus」と共に通知される。「disconnectEnable」は、USBケーブル5000が外されても印刷可能であることを意味し、PDプリンタ装置1000からDSC3012に通知される。「CapabilityChanged」は、PDプリンタ装置1000におけるCapabilityが変更されたことを意味し、DSC3012に通知される。「newJobOK」は、PDプリンタ装置1000が印刷要求を受付け可能であることを意味し、DSC3012に通知される。
【0039】
図9は、本実施の形態のDSC3012における印刷再開処理を示すフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM3101に記憶されており、このプログラムに従ってCPU3100が制御処理を実行することにより、この処理が実現される。
【0040】
この処理はプリントジョブの実行中に、例えばケーブル5000が外れることによりプリント動作が中止され、その後、DPSの再接続が確立されて、DSC3012の印刷ボタンが指示されて、PDプリンタ装置1000に対してプリント動作の再開が指示されることにより、PDプリンタ装置1000において印刷が再開される処理を示したものである。
【0041】
この前提としては、PDプリンタ装置1000においてプリント処理が中断されており、DSC3012においても、プリント処理が中断していることを認識していることが必要である。
【0042】
まずステップS1で、ケーブル5000が接続される等により、DSC3012とPDプリンタ装置1000とが物理的に接続されて、DPSの再接続が確立されたか否かが判定され、接続が確立されるとステップS2に進み、DSC3012において印刷再開が指示されると、プリントの中断中であるか否かを判断する。そうでない時はステップS3に進み、通常の処理、即ち、印刷指示に応じて新規に印刷を開始する等の処理に移行する。
【0043】
プリントの中断中である時はステップS4に進み、新たに接続が確立したPDプリンタ装置1000が、前回のプリント処理が中断した時のPDプリンタ装置1000と同じ機種(<dpsVersion>と<productName>が同じ)或いは同じメーカの機種(<productName>)、或いは同じベンダーの機種(<vendorName>)かどうかを判定する。この手順は、DSC3012から発行される「ConfigurePrintService」に対してPDプリンタ装置1000から応答される内容に基づいて判断する。これは同じPDプリンタ装置が再接続された場合は問題ないが、それ以外の機種でも同じメーカやベンダーの機種であれば、各メーカやベンダの設計に基づいて本実施の形態に係る再印刷処理が可能である場合には再開可能と判断して、これ以降の処理に進むものである。ステップS4で「No」と判定されるとステップS5に進み、プリントの継続が実行できないと判断して、その旨を表示部2700に表示する。また、この時必要に応じて、表示部2700に表示するUI(ユーザメニュー画面)を変更しても良い。
【0044】
ステップS4で、印刷中断前の機種と同一或いは対応する機種のプリンタ装置であると判定するとステップS6に進み、DPOFファイルの印刷中であったかどうかを調べる。そうであればステップS7に進み、DPOFファイルのファイルIDをPDプリンタ装置1000に送信する。この場合、既に印刷済みのページの画像ファイルを印刷しないように、前述の「prtPID」、「imagePath」や「copyID」をDPOFファイルのファイルIDと共に送信することにより、DPOFファイル中の印刷再開を行うファイルを指定する。
【0045】
また一方ステップS6で、DPOFファイルの印刷中でない時、即ち、各画像ファイルを指定して印刷を行う場合には、当初印刷予定の画像ファイルのファイルID中から既に印刷済みの画像ファイルを除いた画像ファイルのファイルIDを一括してPDプリンタ装置1000に送信して印刷を実行する。尚、ここで印刷再開指示は、DSC3012の操作ボタンの中の印刷ボタンが指示されることにより、DSC3012からPDプリンタ装置1000に「StartJob」が送られて印刷が再開される。
【0046】
尚、各ページのプリント終了は、PDプリンタ装置1000からの次のページの先頭で送られる「jobStatus」(次ページのプリント開始を意味する)、或いは最終ページの場合は「deviceStatus」に含まれる「jobEndReason」によりPDプリンタ装置1000からDSC3012に報知される。従って、DSC3012は印刷済みの画像枚数を確認することができ、各画像を一枚ずつ印刷する場合は、印刷命令で指定した枚数の画像の印刷が終了しているかどうかにより、或いはDPOFファイルによる印刷の場合には、そのDPOFファイル中の進捗状況(「prtPID」、「ImagePath」及び「copyID」)または印刷が完了したかどうかにより印刷の中断かどうかを判定できる。
【0047】
また、1ページに一枚の画像を印刷する場合には、印刷する用紙枚数と画像の数とは一致するが、1枚の用紙に複数(N)の画像をレイアウト印刷する場合には、印刷する画像の数と印刷枚数とは一致しない。このためDSC3012では、印刷モードに応じて、印刷する用紙枚数と画像データの数との整合を採る必要がある。
【0048】
[実施例2]
前述の図7において、<jobConfig>720の704で日付印刷<datePrint>が指定されている場合は、<printInfo>721に含まれている日付データ<date>710が印刷される。また、<jobConfig>720の704で日付印刷<datePrint>が指定されていない場合には、<printInfo>721に日付データ<date>710が含まれていても、その日付データは無視され印刷されることはない。これにより、<printInfo>721に含むデータの自由度が増すため、例えば他で使用している画像データと日付リストをそのまま<printInfo>721に貼付けることにより、startJobコマンドを作成することができる。
【0049】
図10は、本発明の実施の形態に係る印刷システムにおける処理を説明するフローチャートである。
【0050】
この実施の形態では、DSC3012からPDプリンタ装置1000に対して何らかのコマンドを発行した場合、それに伴ってPDプリンタ装置1000のステータスが変更されると、それが前述の「NotifyDeviceStatus」によりPDプリンタ装置1000からDSC3012に通知される。しかしながら、そのPDプリンタ装置1000で状態変化が発生しなかった場合、或いはその応答が遅れた場合には、DSC3012では、前回発行したコマンドによりPDプリンタ装置1000において、当然に予測されるステータスの変化が発生しているものと判断(推測)して、それに応じた処理を実行する。また、PDプリンタ装置1000の状態を確認したい場合には、PDプリンタ装置1000に対して「GetDeviceStatus」を発行することにより、そのPDプリンタ装置1000の状態を取得し、その取得したステータスに応じた処理を実行する。
【0051】
以下、図10のフローチャートを参照してその一例を説明する。
【0052】
まずステップS10で、PDプリンタ装置1000に対して印刷開始要求「StartJob」を発行する。次にステップS11に進み、所定時間内にPDプリンタ装置1000から所定のステータス応答「NotifyDeviceStatus」が送られてくるかをみる。仮にPDプリンタ装置1000が1つの印刷ジョブのみ受け付け可能な製品であった場合には、印刷開始要求「StartJob」を発行すると、PDプリンタ装置1000が次の印刷ジョブの受け付けが不可能な状態であることを示す「NotifyDeviceStatus」の「newJobOK」が「False(偽)」になっているはずである。こうしてステップS11で正常な応答が受信されるとステップS12に進み、次に「newJobOK」が「真」になるのを待って次のコマンド発行を行ったり、PDプリンタ装置1000からの要求に応じて画像データ等を出力する、通常の印刷処理を実行する。
【0053】
ステップS11で正常な応答がなかった場合はステップS13に進み、印刷が実行できなかったことを示す「NotExecuted」を受信したかを調べる。「NotExecuted」を受信したときはステップS20に進み、PDプリンタ装置1000に対して「GetDeviceStatus」を発行し、PDプリンタ装置1000のステータスを取得する。そのステータスにより命令が実行されなかった理由が判明して、再発行可能であれば表示部2700のUIにその旨を表示する。ここでユーザにより命令の再発行が指示されるとステップS21からS22に進み、以前実行されなかった命令を再度PDプリンタ装置1000に再発行する。再発行の指示が入力されない時はステップS21からステップS19に進む。
【0054】
またステップS13で、「NotExecuted」を受信していないときはステップS14に進み、「NotSupported」を受信したかどうかをみる。「NotSupported」を受信したときはステップS15に進み、この場合は、前回発行したコマンドはPDプリンタ装置1000によりサポートされていないので、表示部2700のUIに、そのコマンドがPDプリンタ装置1000においてサポートされないことを示すように、例えば選択不能して表示する。
【0055】
またステップS14で「NotSupported」を受信していない時はステップS11'に進み、所定時間内に所定のステータスの応答があったかどうかをみる。ステップS11'で所定のステータス応答を受信した場合には前述のステップS12に進み、通常の動作を継続する。一方、ステップS11'で所定のステータス情報を受信しない時にはステップ16に進み、通常の動作として動作を継続するかどうかを判定する。これは前述のUIを表示部2700に表示し、ユーザにより選択可能にしても良い。ここで通常の動作に進む場合はステップS12に進むが、ユーザによる指示などが無くて通常の動作に移行しない時はステップS17に進み、PDプリンタ装置1000に対して「GetDeviceStatus」を発行してステータスを要求する。次にステップS18に進み、その取得したステータスが正常なステータスであれば、通常予測されるステータスであるとしてステップS12の通常処理に進む。それ以外のステータスが取得された時はステップS19に進み、その取得したステータスに応じた処理を実行する。
【0056】
尚、前述のステップS13で、予期しない「NotExecuted」が応答された場合の理由としては、例えば、そのPDプリンタ装置1000にPC3010が接続されていて、DSC3012からの印刷開始要求と略同時にPC3010からの印刷指示を受信して、PC3010からの印刷データによる印刷処理を実行し始めた場合等が考えられる。また、ステップS11で所定のステータス情報を受信しない場合の理由としては、例えばPDプリンタ装置1000が複数の印刷ジョブを受け付け可能な製品であり、印刷要求「StartJob」を受け付けた後でも「DeviceStatus」の「newJobOK」が「True(真)」のまま変化せず、そのために「NotifyDeviceStatus」がPDプリンタ装置1000から発行されない場合等が考えられる。この場合においてもDSC3012側としては、「GetDeviceStatus」でPDプリンタ装置1000の状態を確認するまではPDプリンタ装置1000の状態を仮に「newJobOK」が「False(偽)」と推測して動作する方が安全である。これは何らかの理由で、「newJobOK」が「False(偽)」という状態を通知する「NotifyDeviceStatus」の発行が遅れている可能性が有るためである。
【0057】
次に、本実施の形態に係る印刷システムのDSC3012からプリントの継続及びプリント中断の場合の処理を説明する。この場合も、印刷システムの構成及びDSC3012、PDプリンタ装置1000の構成は前述の構成と同様であるため、その説明を省略する。
【0058】
図11は、本実施の形態に係るDSC3012におけるプリント処理が中断されていて、プリント開始を指示する印刷ボタンが指示されることにより実行されるプリント継続処理を説明するフローチャートである。
【0059】
まずステップS110で、DSC3012の操作ボタン3103の印刷ボタンが指示されたかを調べ、そうでない時はステップS111に進み、指示されたボタン或いはボタンによる指示待ちの等の他の処理を実行する。印刷ボタンが指示された時はステップS112に進み、PDプリンタ装置1000に対して「GetDeviceStatus」を発行して、PDプリンタ装置1000のステータス情報を要求し、それに応答してPDプリンタ装置1000から送られてくるステータス情報を取得する。次にステップS113に進み、その取得したステータス情報に基づいて、PDプリンタ装置1000のステータスが「ポーズ」であるかをみる。そうであればステップS114に進み、過去にエラーが発生していて「Warning」になっている(例えばケーブルの脱着等)か、或いはエラーが発生していないかをみる。そうであれば印刷処理の再開が可能(PDプリンタ装置1000よりのステータスを受信しているため)と判断してステップS115に進み、PDプリンタ装置1000に対してプリント処理の再開を指示する(「ContinueJob」の送信)。
【0060】
またステップS113で、ポーズ状態でない時、或いはステップS114で、別のエラーが発生している時は印刷再開が不可能と判断して、表示部2700のUIにその旨を表示する。この場合は、例えば表示部2700にメッセージを表示してユーザに印刷再開ができない旨を通知したり、及び/或いは印刷ボタンの選択を不可能にすることなどが考えられる。また、ステップS110の印刷ボタンの押下判定前にプリンタのステータスを取得しておき、印刷ボタンのON/OFFを設定してユーザに通知することにより、ユーザに無用な印刷ボタンの押下を行わせないようにできる。
【0061】
図12は、本実施の形態に係るDSC3012におけるプリント処理の中止を指示する印刷中止ボタンが指示されることにより実行されるプリント中止処理を説明するフローチャートである。
【0062】
まずステップS121で、DSC3012の操作ボタン3103の中止ボタンが指示されたかを調べ、そうでない時はステップS122に進み、指示されたボタン或いはボタンによる指示待ちの等の他の処理を実行する。中止ボタンが指示された時はステップS123に進み、PDプリンタ装置1000に対して「GetDeviceStatus」を発行して、PDプリンタ装置1000のステータス情報を要求し、それに応答してPDプリンタ装置1000から送られてくるステータス情報を取得する。次にステップS124に進み、その取得したステータス情報に基づいて、PDプリンタ装置1000のステータスが「ポーズ」であるかをみる。そうであればステップS126に進むが、そうでない時はステップS125に進み、プリント中であるかをみる。そうであれば印刷処理の中止が可能と判断してステップS126に進み、PDプリンタ装置1000に対してプリント処理の中止を指示する(「AbortJob」の送信)。
【0063】
またステップS125で印刷中でない時は、印刷処理の中止は不可能であると判断して、表示部2700のUIにその旨を表示する。この場合は、例えば表示部2700にメッセージを表示してユーザに印刷中止ができない旨を通知したり、及び/或いは中止ボタンの選択を不可能にすることなどが考えられる。また、ステップS121の中止ボタンの押下判定前にプリンタのステータスを取得しておき、中止ボタンのON/OFFを設定してユーザに通知することにより、ユーザに無用な中止ボタンの押下を行わせないようにできる。
【0064】
上述した実施の形態では、DSC3012における処理を中心に説明したが、PDプリンタ装置1000においてDSC3012から画像データを取得する場合の処理について説明する。尚、この実施の形態におけるハードウェア構成は前述の実施の形態の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0065】
図13は、本発明の実施の形態に係るPDプリンタ装置1000における画像データの取得処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはプログラムメモリ3003aに記憶されており、DSP3002の制御の下に実行される。
【0066】
この処理は、DSC3012から印刷要求(「StartJob」)が送られてきて、印刷処理の開始が指示されることにより開始され、まずステップS31で、「GetFileInfo」をDSC3012に送って、DSC3012が印刷したい画像ファイルに関する情報を要求する。これによりステップS32で、DSC3012から、その画像ファイルに関する情報(データ量等)が送られてくると、それに含まれているファイル容量を示す情報を取得してステップS33に進み、その画像ファイルを一度に全て受信して処理可能かどうかを判定する。これはPDプリンタ装置1000が有しているメモリ3003の空エリアのメモリ容量等に基づいて判定される。ここで全画像データを一度に全て受信できないと判断するとステップS34に進み、その画像ファイルの読み出し開始アドレス及び読み出し量を指定して、その画像ファイルの部分画像データを要求する。これは「GetPartialFile」を使用して行われる。これによりDSC3012は、その指定された部分画像データを、その画像ファイルから読み出してPDプリンタ装置1000に送信する。ステップS35で、この部分画像データを受信したPDプリンタ装置1000は、ステップS36で、その部分画像データを処理して印刷を行う。次にステップS37に進み、その画像ファイルの全画像データをプリントしたかを調べ、していない時はステップS34に戻って、次の部分画像データを要求する。こうして、その画像ファイルの全てを受信して印刷するまで、上述の処理が繰り返し実行される。
【0067】
またステップS33で、その画像ファイルの画像データを一度に受信して処理可能であると反題した時はステップS38に進み、DSC3012に対してその画像ファイルの全データを要求し、ステップS39では、この要求に基づいてDSC3012から送られてくる、その画像ファイルの全画像データを受信して印刷する。
【0068】
図14は、本発明の実施の形態に係るPDプリンタ装置1000における画像データの取得処理の他の例を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムはプログラムメモリ3003aに記憶されており、DSP3002の制御の下に実行される。
【0069】
この処理は、DSC3012から印刷要求(「StartJob」)が送られてきて、印刷処理の開始が指示されることにより開始され、まずステップS41で、「GetFileInfo」をDSC3012に送って、DSC3012が印刷したい画像ファイルに関する情報を要求する。これによりステップS42で、DSC3012から、その画像ファイルに関する情報が送られてくるとステップS43に進み、その画像ファイルがサムネイル画像を含んでいるかどうかを判定する。含んでいる時はステップS44に進み、操作部101でインデックスプリントが指示されているかどうかを判定する。インデックスプリントが指示されている時はステップS45に進み、そのサムネイル画像データをDSC3012に要求して(「GetThumb」を発行する)、取得する。そしてステップS46に進み、その取得したサムネイル画像を基にインデックスプリントを実行する。
【0070】
尚、ステップS43でサムネイル画像を含んでいない時、或いはステップS44でインデックスプリントが指定されていない時はステップS33(図13)に進み、前述した画像印刷処理を実行する。
【0071】
このように本実施の形態によれば、PDプリンタ装置1000のメモリ容量や処理能力などに応じて、DSC3012から一度に取得する画像データの量を変更してDSC3012から入力することができる。
【0072】
また、DSC3012の画像ファイルに、既にサムネイル画像が記憶されていることを予め知ることができるため、PDプリンタ装置1000においてインデックスプリントが指示されている場合に、PDプリンタ装置1000におけるサムネイル画像の作成処理を省略することができる。これにより、サムネイル画像の印刷を迅速にできる。
【0073】
図15は、本実施の形態に係るDPSで使用されるPDプリンタ装置1000からDSC3012へのエラー種別等のステータスを通知するためのコード例を説明する図で、ここでは8桁の16進文字コード(XXXX,YY,ZZ)で構成されている。
【0074】
ここで上位4桁(2バイト:XXXX)はメジャーコード、下位2桁(1バイト:YY)はマイナーコード、更にその下位2桁(1バイト:ZZ)は詳細コードとして割り付けられている。なお、マイナーコード及び詳細コードとして用いられるコードは、、「00」はデフォルト、「01(Hex)」〜「7F(Hex)」は予め決められた各社共通コード、「80(Hex)」〜「FF(Hex)」は、メーカの固有コードとして割当てておく。
【0075】
このように設定することにより、マイナーコードにも、各社共通のマイナーコードとメーカ固有のマイナーコードがあり、また詳細コードにも、各社共通の詳細コードとメーカ固有の詳細コードを設定することが可能になる。1コード中の複数領域それぞれに、共通仕様と固有仕様とを設定可能にしておくことで、製品設計上の自由度及び他製品との差別化を図ることが出来るとともに、他製品との仕様の共通化とを両立させることが出来る。つまりオリジナリティにあふれる製品にしたい場合では、マイナーコード及び詳細コード共に固有のコードを用いればよいし、他社との仕様の共通化を図ろうとするならば、共通コードを用いるようにすればよく、設計思想への適応性を損なうことが無いコード割り当てを行うことが出来る。
【0076】
なお、カメラは自身を特定する情報(画像供給デバイスを特定する情報)や、メーカ名の情報をプリンタ側に送信し、プリンタ側の制御部3000(またはDSP3002)では、接続されているDSC3012のメーカが自機と同じメーカであるかに応じて、上記のマイナーコードや詳細コードへのコード割り当てを、各社共通コードとベンダ固有コードのいずれを設定するかを切り替えて選択するようにすると、利用者にとってもさらに利便性が高まるであろう。
【0077】
図16は、本実施の形態に係るDPSで使用される、PDプリンタ装置1000からDSC3012へのステータス等の通知をするための他のコード例を説明する図で、ここではコードは8桁の16進文字コード(XXXX,YYYY)で構成されている。
【0078】
ここで上位4桁(2バイト:XXXX)はメジャーコード、下位4桁(2バイト:YYYY)はマイナーコードである。その意味は値により、「0000」はデフォルト、「0001(Hex)」〜「7FFF(Hex)」は各社共通コード、「8000(Hex)」〜「0FFFF(Hex)」は、各メーカの固有コードとして使用する。
【0079】
図15及び図16に示すステータスコードは、受信側での処理は基本的には同一で、例えばメジャーコード(XXXX)がインク系障害発生中を示していて、マイナーコードが「シアンインクローレベル」(シアンインクの残量が少ない)、メーカの固有コードでは「シアンインクが後10%しか残っていない」ことを、この一つのコードの中に含めることができる。
【0080】
この場合、メジャーコードに基づくだけでメッセージを表示する場合は、DSC3012の表示部2700には、「プリンタのインク系に問題が発生しています」と表示するだけである。しかしマイナーコードまで利用できれば、「シアンインクの残量が減少しています。そろそろ交換の準備をして下さい」というように、より詳細に、その障害の状態を表示することができる。更に、メーカに固有コードまで扱うことができれば、「シアンインクが後10%しか残っていません。残量が5%になったら新しいインクと交換してください」というように、より詳細な対応が可能になる。このように、3つのレベルの情報を同じコードで伝達することができるため、1つのコードで多彩な条件の機種に対応することができる。
【0081】
但し、図16の例では、マイナーコードにおける各社共通コードとベンダ固有コードは排他的にしか設定できないので、プリンタ側では、接続されているDSC3012のメーカが自機と同じメーカであるかに応じて、各社共通コードとベンダ固有コードのいずれを設定するかを切り替えて選択すれば良い。この切り替えは、上述したCapability情報に基づいてメーカを判断して行うのが、自動化には便利であるが、手動設定や、別途特別な方法によりメーカを認識したり、単純にユーザの好みで設定するようにしてもよい。
【0082】
図17は、本実施の形態に係るDSC3012等の画像供給デバイスにおける処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムは、例えばDSC3012の場合ではROM3101に記憶されている。
【0083】
図において、まずステップS51で、接続されているPDプリンタ装置1000からのステータス情報を受信する。このステータスの情報のフォーマットは、例えば前述の図15に示すフォーマットとする。次にステップS52に進み、そのステータス情報に含まれるメジャーコードに基づいて、そのPDプリンタ装置1000のステータスを取得する。尚、ここではメジャーコードは、このプリンタ装置1000に接続されて印刷がどの画像供給デバイスでも判別できるものとしている。
【0084】
次にステップS53に進み、そのステータス情報に含まれているマイナーコードを判別するかどうかを判定する。これは、この画像供給デバイスが有している機能に基づいて、どの程度までのステータスが判定できるかに応じて決定される。マイナーコードを判別する時はステップS54に進み、PDプリンタ装置1000が、自機と同じメーカの機種かどうかをみる。そうであればステップS56に進み、そのマイナーコードがベンダ固有コードを含んでいるかを判定する。含んでいるときはステップS57に進み、そのベンダ固有コードを解析して、PDプリンタ装置1000の、より詳細なステータス情報を得てステップS58に進む。
【0085】
一方、ステップS54で同じメーカでない場合、或いはステップS56でベンダ固有コードを含んでいないときはステップS55に進み、そのマイナーコードに含まれている各社共通コードを解析してステップS58に進む。
【0086】
ステップS58では、そのステータス情報に含まれている詳細コードを判別するかどうかを判定する。これは前述のステップS53の場合と同様に、この画像供給デバイスが有している機能に基づいて、どの程度までのステータスが判定できるかに応じて決定される。詳細コードを判別する時はステップS59に進み、PDプリンタ装置1000が、自機と同じメーカの機種かどうかをみる。そうであればステップS61に進み、その詳細コードがベンダ固有コードを含んでいるかを判定する。含んでいるときはステップS62に進み、そのベンダ固有コードを解析して、PDプリンタ装置1000のより詳細なステータス情報を得る。
【0087】
一方、ステップS59で同じメーカでない場合、或いはステップS61でベンダ固有コードを含んでいないときはステップS60に進み、その詳細コードに含まれている各社共通コードを解析する。
【0088】
このように本実施の形態に係る画像供給デバイスによれば、自機の有している機能及び、接続されているPDプリンタ装置1000のメーカ等に応じて、そのPDプリンタ装置1000のステータス情報を取得することができる。
【0089】
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能(カメラ側で行われる処理、プリンタ側で行われる各種印刷処理)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0090】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0091】
以上説明したように本実施の形態によれば、DSCとPDプリンタ装置とを接続しているケーブルが外されることによりプリンタ装置における印刷処理が中断され、再度ケーブルが接続される等して印刷が再開可能になった場合に、確実に印刷処理を再開して印刷できるという効果がある。
【0092】
また、DPOFファイルに基づいて印刷している場合と、各画像データを順次DSCからプリンタ装置に送信して印刷を行っている場合とで、印刷再開の際にDSCからプリンタ装置に再送する画像データを変えることにより、いずれの場合においても確実に印刷を再開できる。
【0093】
また、本実施の形態に係るDSCによれば、StartJob或いはAbortJob等のコマンドをプリンタ装置に発行した場合、プリンタ装置からの応答が無くても、所定の状態になっていると推定して、次の動作を決定することができ、更に、ステータスを確認するためのコマンドをプリンタ装置に発行して、その時点でのプリンタ装置の状態(ステータス)を識別することができる。
【0094】
更にまた、PDプリンタ装置からDSCに対して特定のステータスが応答された場合は、それに応じた処理に移行する。例えば「NotExecuted」や「NotSupported」の場合は、前者の場合はプリンタ装置の状態を問い合わせるコマンドを発行し、その応答に基づいて、次に発行するコマンドを決定する。また後者の場合は、前回発行したコマンドはそのプリンタ装置でサポートされていないので、それ以降そのコマンドを発行しないように、例えば表示部に表示するUIを変更する等の処理を実行する。これにより、無駄なコマンドがプリンタ装置に再送されるのを防止できる。
【0095】
また本実施の形態によれば、プリンタ装置の有しているメモリ容量或いは処理能力等に応じて、DSCから一度に取得する画像データの量を調整して画像データを取り込み、その画像データを処理して印刷できる。
【0096】
以上説明したように本実施の形態によれば、エラーやステータス情報の詳細さの程度をそのコードフォーマットに割り付け、一つのコードに大まかな情報から詳細な情報まで同時に含ませることにより、デジタルスチルカメラだけでなく、家電やAV機器などの幅広い層のデバイスに対して同一のコードで対応することができる。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像供給デバイスの機器レベルに応じて、受信したコードに含まれる情報を解析してユーザに通知できる。
【0098】
また、所定事象に起因して送られるコード情報に対して複数の解析範囲を有し、解析手段の解析レベルに応じて、コード中の参照範囲が異なる様に構成できる。これにより、同一事象に起因する制御であっても、解析レベルに応じて、表示等の各種制御の内容を異ならせることが名能になる。
【0099】
一方、コードを発生する側においても、例えばエラー検知部の検知レベルに応じたコードを送信できる。つまり、同一事象に対して与えるコードであっても、装置の能力に応じて通達するレベルを変更することが出来るので、装置設計上の自由度も高まる。例えばコストを掛けられない製品においては大雑把な検知で大雑把な情報だけエラーコードに含ませて送るようにすることも出来るし、細かな検知が出来る製品であれば、より細かい情報をコードに含ませて通達することができる。そして、このように機器の制御能力・検知能力が装置ごとに異なっていても、標準的な通知は共通性を持たせることが出来るので、異なるメーカ同士の通信においても、ある程度の情報伝達を保証することも出来る。
【0100】
一方、メーカ固有に通達されるコードを活用することにより、例えば同一メーカ間での通信は、他メーカどの通信の場合よりも差別化した製品を提供することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るPDプリンタ装置の概観斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るPDプリンタ装置の操作パネルの概観図である。
【図3】本実施の形態に係るPDプリンタ装置の制御に係る主要部の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係るDSCの構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態に係るPDプリンタ装置とデジタルカメラとの接続を説明する図である。
【図6】本実施の形態に係る印刷システムにおけるPDプリンタ装置とDSCとの間のコマンドのやり取りを説明する図である。
【図7】本実施の形態に係るDSCから発行されるプリント開始コマンドの具体例を説明する図である。
【図8】本実施の形態に係るJobStatusとDeviceStatusを説明する図である。
【図9】本実施の形態に係るDSCによる印刷再開処理を説明するフローチャートである。
【図10】本実施の形態に係るDSCによる処理を説明するフローチャートである。
【図11】本実施の形態に係るDSCにおける印刷継続のためのボタン操作に伴う処理を説明するフローチャートである。
【図12】本実施の形態に係るDSCにおける印刷中止のためのボタン操作に伴う処理を説明するフローチャートである。
【図13】本実施の形態に係るPDプリンタ装置による処理を説明するフローチャートである。
【図14】本実施の形態に係るPDプリンタ装置による処理を説明するフローチャートである。
【図15】本実施の形態に係るPDプリンタ装置からDSCに対して通知するコードフォーマットを説明する図である。
【図16】本実施の形態に係るPDプリンタ装置からDSCに対して通知する他のコードフォーマットを説明する図である。
【図17】本実施の形態に係る画像供給デバイスにおける処理を説明するフローチャートである。

Claims (12)

  1. 記録装置に画像データを送信して記録させることが可能な画像供給デバイスであって、
    前記記録装置から送信されるコードであって、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを受信する受信手段と、
    前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析手段と、
    前記決定手段で決定したレベルに応じて、前記解析手段による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする画像供給デバイス。
  2. 前記決定手段は、前記記録装置のメーカ名を取得する取得手段を有し、前記取得手段により取得した前記メーカ名と前記画像供給デバイスのメーカ名とが一致するかどうかに応じて通知すべきレベルを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像供給デバイス。
  3. 前記コードは少なくとも共通コード及びベンダ固有コードを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像供給デバイス。
  4. 更に、前記記録装置が前記複数の参照範囲のうちのいずれかに、共通コードとベンダ固有コードのいずれを設定するかを切り替えるために、画像供給デバイスを特定する情報もしくはメーカ名を、前記記録装置に送信する送信手段を有することを特徴とする請求項に記載の画像供給デバイス。
  5. 画像供給デバイスから記録装置に対して画像データを送信して記録させる記録システムであって、
    前記記録装置は、前記画像供給デバイスに、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを送信する送信手段を有し、
    前記画像供給デバイスは、
    前記記録装置から送信される前記コードを受信する受信手段と、
    前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析手段と、
    前記決定手段で決定したレベルに応じて、前記解析手段による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする記録システム。
  6. 前記決定手段は、前記記録装置のメーカ名を取得する取得手段を有し、前記取得手段により取得した前記メーカ名と前記画像供給デバイスのメーカ名とが一致するかどうかに応じて通知すべきレベルを決定することを特徴とする請求項に記載の記録システム。
  7. 前記コードは少なくとも共通コード及びベンダ固有コードを含むことを特徴とする請求項に記載の記録システム。
  8. 更に、前記画像供給デバイスは、画像供給デバイスを特定する情報もしくはメーカ名を、前記記録装置に送信する送信手段を有し、
    前記記録装置は、前記画像供給デバイスを特定する情報もしくはメーカ名に応じて前記複数の参照範囲のうちのいずれかに、共通コードとベンダ固有コードのいずれを設定するかを切り替えることを特徴とする請求項に記載の記録システム。
  9. 画像供給デバイスから記録装置に対して画像データを送信して記録させる記録システムにおける記録制御方法であって、
    前記記録装置から前記画像供給デバイスに、同一の事象に対して参照範囲の異なる複数段階の解析レベルを有するコードを送信し、
    前記記録装置から送信される前記コードを前記画像供給デバイスにより受信する受信工程と、
    前記記録装置と前記画像供給デバイスとの関係に応じて、前記コードに含まれる複数段階の解析レベルのうち、ユーザに通知すべきレベルを決定する決定工程と、
    前記決定手段で決定したレベルに応じて前記コード中の参照範囲を異ならしめて前記コードを解析する解析工程と、
    前記決定工程で決定したレベルに応じて、前記解析工程による前記コードの解析結果をユーザに通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする記録制御方法。
  10. 前記決定工程では、前記記録装置のメーカ名を取得する取得工程を有し、前記取得工程で取得した前記メーカ名と前記画像供給デバイスのメーカ名とが一致するかどうかに応じて通知すべきレベルを決定することを特徴とする請求項に記載の記録制御方法。
  11. 前記コードは少なくとも共通コード及びベンダ固有コードを含むことを特徴とする請求項に記載の記録制御方法。
  12. 更に、前記画像供給デバイスは、画像供給デバイスを特定する情報もしくはメーカ名を、前記記録装置に送信する送信工程を有し、
    前記記録装置は、前記画像供給デバイスを特定する情報もしくはメーカ名に応じて前記複数の参照範囲のうちのいずれかに、共通コードとベンダ固有コードのいずれを設定するかを切り替えることを特徴とする請求項11に記載の記録制御方法。
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