JP4321379B2 - 空気通路開閉装置 - Google Patents

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    • Y10S251/901Curtain type valves

Description

本発明は、フィルムドアを構成する膜状部材により空気通路を開閉する空気通路開閉装置に関するもので、車両用空調装置に用いて好適なものである。
従来、この種の膜状部材によって空気通路を開閉する空気通路開閉装置は、特許文献1等にて提案されている。この従来技術は、開口部を有する可撓性の膜状部材の両端をそれぞれ軸に連結し、膜状部材の両端を軸に巻き取ることにより膜状部材を空調ケース内にて移動させ、それにより、膜状部材の開口部を空調ケース側の空気通路に対して移動させて、空調ケース側の空気通路を開閉している。
しかし、上記従来技術によると、膜状部材が空調ケース側の空気通路の開口部上を摺動しながら移動するので、膜状部材には必然的に空調ケースとの間の摩擦力が作用する。しかも、膜状部材は送風空気の風圧により空気通路の開口部上に押し付けられるので、膜状部材の摺動による摩擦力を一層増大させる。
その結果、膜状部材として低摩擦で、かつ、摩擦力に対抗する引っ張り強度と引き裂き強度とを有する特別の材質のものを使用する必要が生じ、膜状部材のコストが高くなるという不具合がある。また、膜状部材の摺動による摩擦力の発生により膜状部材の移動のための駆動力が増大するので、膜状部材の駆動用アクチュエータとしても高トルクタイプのものが必要となり、コストアップを招く。
そこで、本出願人においては、上記点に鑑み、膜状部材を用いて空気通路を開閉するに際して、膜状部材とケース側の空気通路の開口部との摺動摩擦を防止できる空気通路開閉装置を特願2003−29597号にて提案している。
この先願の装置では、ケース側の空気通路の開口部を膜状部材により開閉する空気通路開閉装置において、空気通路の開口部周縁部に膜状部材の一端部を固定するとともに、膜状部材の他端部を巻き取り軸に固定し、この巻き取り軸を膜状部材の一端部(固定部)に対して開離、接近する方向に回転しながら移動させるようにしている。
これによって、膜状部材の一端部をケース側に固定したまま、巻き取り軸が空気通路の開口部上で上記方向に回転しながら移動するので、膜状部材の他端部が巻き取り軸に巻き取られたり、巻き戻される。その結果、開口部上における膜状部材の一端部からの長さを変化でき、これにより、空気通路の開口部を開閉できる。従って、膜状部材がケース側の空気通路の開口部上を摺動することがないので、摺動摩擦力が発生しない。
特開平5−238244号公報
しかし、上記先願の装置では、巻き取り軸の外部に駆動用アクチュエータを配置し、このアクチュエータの回転を適宜の機構を介して巻き取り軸に伝達することにより、巻き取り軸を回転しながら移動する機構になっている。このため、巻き取り軸の外部に駆動用アクチュエータや回転伝達機構の配置スペースを設定する必要が生じ、このことが空気通路開閉装置の体格の小型化を阻害している。
本発明は、上記点に鑑み、膜状部材の一端部を空気通路の開口部周縁部に固定したまま、膜状部材の他端部を回転しながら移動する巻き取り軸に巻き取ったり、巻き戻しする空気通路開閉装置において、体格の小型化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気通路の開口部(11)の周縁部に膜状部材(12)の一端部(12a)を固定するとともに、前記膜状部材(12)の他端部を巻き取り軸(14)に固定し、
前記巻き取り軸(14)は、前記膜状部材(12)の一端部(12a)に対して開離、接近する方向に回転しながら移動するように構成され、
前記巻き取り軸(14)が回転しながら移動することにより、前記膜状部材(12)の他端部の巻き取り、巻き戻しを行い、これにより、前記開口部(11)上における前記膜状部材(12)の一端部(12a)からの長さが変化して前記開口部(11)を開閉する空気通路開閉装置であって、
前記巻き取り軸(14)は中空形状であり、前記巻き取り軸(14)の内部に前記巻き取り軸(14)を回転させるアクチュエータ(17)、および前記アクチュエータ(17)を固定する固定部材(18)を配置し、
前記固定部材(18)に対して前記巻き取り軸(14)が回転可能に嵌合するとともに、
前記固定部材(18)が前記巻き取り軸(14)とともに前記巻き取り軸(14)の移動方向に移動するように前記固定部材(18)をガイドするガイド機構(18d、18e、20a、20b)を具備していることを特徴としている。
これによると、巻き取り軸(14)を回転させるアクチュエータ(17)を中空形状の巻き取り軸(14)内部に収容できるから、巻き取り軸(14)の外部に駆動用アクチュエータ(17)の配置スペースを設定する必要がなくなり、空気通路開閉装置の体格を効果的に小型化できる。
そして、巻き取り軸(14)が回転可能に嵌合する固定部材(18)を巻き取り軸(14)内部に配置し、この固定部材(18)を巻き取り軸(14)とともに巻き取り軸(14)の移動方向に移動するように固定部材(18)をガイドするガイド機構(18d、18e、20a、20b)を具備しているから、巻き取り軸(14)の回転移動機能を何ら損なうことなく、固定部材(18)によってアクチュエータ(17)を支持固定できる。
請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の空気通路開閉装置において、固定部材(18)は、前記巻き取り軸(14)が回転可能に嵌合する軸部(18b、18c)を有している。
請求項3に記載の発明のように、請求項1または2に記載の空気通路開閉装置において、前記ガイド機構は、具体的には、前記巻き取り軸(14)外部に設けられた固定ガイド部(20a、20b)と、前記固定部材(18)に設けられ、前記固定ガイド部(20a、20b)と嵌合する可動ガイド部(18d、18e)とにより構成すればよい。
請求項4に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、前記巻き取り軸(14)の内部に前記アクチュエータ(17)の回転を減速する減速機構(21)を配置し、
前記アクチュエータ(17)の回転を、前記減速機構(21)を介して前記巻き取り軸(14)に伝達することが好ましい。
請求項5に記載の発明のように、請求項4に記載の空気通路開閉装置において、前記減速機構(21)は、具体的には、前記アクチュエータ(17)の回転により回転する雄ねじ部材(23)と、前記雄ねじ部材(23)に噛み合うとともに前記固定部材(18)により回転が拘束されて前記雄ねじ部材(23)の軸方向のみに移動する雌ねじ部材(24)と、前記巻き取り軸(14)の内周面に形成され、前記雌ねじ部材(24)のピン部(24c)が摺動可能に嵌合する螺旋溝(14h)とを包含している。
これによると、中空形状の巻き取り軸(14)内部という限られたスペース内でも、雄ねじ部材(23)と雌ねじ部材(24)との間のねじ結合にて大きな減速比を容易に得ることができる。これにより、アクチュエータ(17)の小型化を促進できる。
しかも、巻き取り軸(14)が所定の制御位置に停止している時に、巻き取り軸(14)に外力が加わっても、上記大きな減速比の設定によって、雄ねじ部材(23)が回転しにくくなっているので、巻き取り軸(14)が移動しない。よって、巻き取り軸(14)、ひいては膜状部材(12)の制御位置を確実に維持できる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、前記膜状部材(12)に設けられた第1導電部材(15a、15b)と、前記巻き取り軸(14)に設けられた第2導電部材(25a、25b、26a、26b)とを介して前記アクチュエータ(17)に通電することを特徴とする。
これによると、アクチュエータ(17)を巻き取り軸(14)という可動部材の内部に収容していても、膜状部材(12)および巻き取り軸(14)に設けられた第1、第2導電部材(15a、15b)(25a、25b、26a、26b)を通してアクチュエータ(17)の通電経路を構成できる。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、前記固定部材(18)の内部を通過して前記巻き取り軸(14)の内部から前記巻き取り軸(14)の外部へ突き出す導電部材(17d、17e)を備え、
前記導電部材(17d、17e)を介して前記アクチュエータ(17)に通電することを特徴とする。
これによると、固定部材(18)の内部を通過する導電部材(17d、17e)を巻き取り軸(14)の外部へ直接取り出して、この導電部材(17d、17e)を外部回路側に電気接続することができる。従って、請求項6に比較して、アクチュエータ(17)の通電経路を簡素化できる。
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置を備え、
前記開口部(11)は車室内へ向かって空気が流れる空気通路に形成されものであり、前記膜状部材(12)により車室内へ向かって流れる空気流れを制御する車両用空調装置を特徴としている。
これによると、空気通路開閉装置の小型化により車両用空調装置全体の小型化を図って、計器盤内側部等の狭隘なスペース内に搭載される車両用空調装置の車両搭載性を向上できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示すもので、本実施形態は、車両用空調装置の空気通路開閉装置に本発明を適用した例を示している。図1は本実施形態による空気通路開閉装置の概略斜視図、図2は図1の巻き取り軸とケース側ギヤとの噛み合い機構を示す概略斜視図で、巻き取り軸部分は透視状態で図示している。
図3は図1の巻き取り軸部分の断面図、図4は図3に示す可動ガイド部と固定ガイド部との嵌合形状を示す部分断面図、図5は図3のA−A断面図で、雌ねじ部材の回転拘束構造を示す。
空調ケース10は樹脂製の部材であり、空調ケース10の内部には車室内へ向かって空気が流れる空気通路が構成される。空調ケース10にはこの空気通路の矩形状開口部11が形成され、この開口部11を図1、図3の紙面表側から紙面裏側へ向かって空気が流れる。
膜状部材12は、空調ケース10において開口部11周縁の上面側に配置されている。従って、空調ケース10において開口部11周縁の上面部は膜状部材12が接触するシール面13を構成する。
開口部11は、具体的には空調ケース10内の空気通路のうち、冷風通路あるいは温風通路の開口部を構成する。ここで、冷風通路および温風通路は空調ケース10内に並列に形成され、冷風通路には、空調ケース10内の冷却用熱交換器(図示せず)により冷却された冷風が流れ、温風通路には、空調ケース10内の加熱用熱交換器により加熱される温風が流れる。
なお、冷風通路側の空気通路開閉装置および温風通路側の空気通路開閉装置は基本的には同一構成でよいので、図1〜図5はそのいずれか一方側の空気通路開閉装置のみを図示している。
上記冷却用熱交換器は周知のごとく冷凍サイクルの蒸発器により構成され、上記加熱用熱交換器は周知のごとく車両エンジンの温水(エンジン冷却水)を熱源として空気を加熱する温水式ヒータコアにより構成される。
本実施形態では冷風通路の開度と温風通路の開度を空気通路開閉装置により調整して、冷風通路の冷風風量と温風通路の温風風量との割合を調整し、それにより、車室内吹出空気温度を調整するようになっている。
膜状部材12は、この開口部11を開閉するドア手段、すなわち、可撓性を有するフィルムドアを構成するものであって、開口部11の開口形状よりも所定面積だけ大きい矩形状の形状である。膜状部材12の一端部12aは開口部11周縁のシール面13上に固定される。図1、図3の符号12bは膜状部材12の一端部12aの固定部を示す。
この固定部12bは種々な具体的手段で構成することができる。例えば、開口部11の周縁部(空調ケース10側)に複数のL状の係止爪片を一体成形し、このL状の係止爪片を膜状部材12の端部近傍の係止穴部に嵌入、係止することにより、膜状部材12の一端部12aをシール面13上に固定することができる。
一方、膜状部材12の他端部は巻き取り軸14の外周面に固定される。具体的には、巻き取り軸14の外周面の一部に平坦面(図示せず)を形成し、この平坦面に膜状部材12の他端部を当てるとともに膜状部材12の他端部上に押さえ部材(図示せず)を配置し、この押さえ部材を介してビス止め等の手段で膜状部材12の他端部を巻き取り軸14の外周面に固定する。ここで、押さえ部材を断面円弧状に形成することにより、膜状部材12の他端部の固定部を含む、巻き取り軸14の外周面全体を円形状にすることができる。
そして、巻き取り軸14が後述の機構により回転しながら開口部11上を矢印A方向に往復移動することにより、膜状部材12の他端部が巻き取り軸14に巻き取られたり、あるいは巻き取り軸14から巻き戻しされる。ここで、矢印A方向とは、膜状部材12の一端部12aに対して開離、接近する方向である。これにより、開口部11上における膜状部材12の一端部12aからの長さが変化して開口部11の開度(開口面積)を調整することができる。
膜状部材12の具体的材質としては、巻き取り軸14に巻き取り可能な可撓性を有する樹脂フィルム材であれば、種々なものを使用できる。例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PPS(ポリフェニレンサルファイド)フィルム等が膜状部材12の具体的材質として好適であり、これらのフィルム材に更に織布を貼り合わせて、膜状部材12の強度向上を図るようにもよい。
なお、本実施形態では、膜状部材12として少なくとも2枚のフィルム材を用い、この2枚のフィルム材の間にアクチュエータ通電用の導電部材15a、15bを挟み込んで、2枚のフィルム材を貼り合わせることにより、膜状部材12を構成している。2つの導電部材15a、15bの一方が正極側で、他方が負極側である。
導電部材15a、15bは、膜状部材12のうち、巻き取り軸14の移動方向Aの全長にわたって細長く延びるように配置される。この導電部材15a、15bは電気導電性および可撓性に優れた銅等の薄板状部材により構成される。このため、導電部材15a、15bは膜状部材12とともに巻き取り軸14に巻き取り可能になっている。
開口部11には、巻き取り軸14の膜状部材12の移動方向Aと平行に延びる格子部材11a(図1)が複数本平行に配置されている。この格子部材11aは空調ケース10に一体成形で設けることができる。この格子部材11aは膜状部材12の空気流れ下流側に位置して膜状部材12を支持するので、膜状部材12が風圧で下流側に膨出することを阻止する。
巻き取り軸14は図3に示すように中空形状であり、具体的には、膜状部材12の巻き取りを行う円筒状本体部14aと、この円筒状本体部14aの軸方向一端部に一体に装着される端板14bとにより巻き取り軸14が構成される。円筒状本体部14aの軸方向他端部には端板14cが一体に成形される。
本実施形態では、円筒状本体部14aおよび端板14bは樹脂製であり、端板14bは図示しない爪係止構造にて円筒状本体部14aの内周面に一体に固定される。端板14bはその中心部に円形の嵌合孔14dを有する環状の形状になっている。円筒状本体部14aと一体成形の端板14cにも円形の嵌合孔14eが同様に形成されている。
端板14b、14cの外周面には円形ギヤ(ピニオンギヤ)14f、14gが形成してある。この円形ギヤ14f、14gは、空調ケース10側の直線状ギヤ(ラック)16a、16bと噛み合う。この直線状ギヤ16a、16bは、図2に示すようにシール面13の左右外側部位に巻き取り軸14の移動方向Aに沿って直線状に延びるように形成してある。
この巻き取り軸14側のギヤ14f、14gとケース側の直線状ギヤ16a、16bとの噛み合いによって、巻き取り軸14は開口部11上(シール面13上)を滑ることなく、確実に回転しながら矢印A方向に移動(直進)することができる。
図3に示すように巻き取り軸14の中空形状内部に巻き取り軸14を回転させるアクチュエータをなすモータ17、およびこのモータ17を固定するモータ固定部材18が配置されている。モータ17としては、直流モータ(DCモータ)、ステップモータ、ブラシレスモータ、超音波モータ等のいずれでもよい。
モータ17はその軸方向が巻き取り軸14の軸方向と一致するようにして巻き取り軸14内部に配置される。より具体的には、モータ17は、巻き取り軸14内部にて軸方向一端側の部位に配置され、かつ、その出力軸17aが巻き取り軸14の軸方向中央部側へ向くように配置され、この配置状態にてモータ17はモータ固定部材18上に固定される。
このため、モータ固定部材18にはモータ17の円筒状外周面が嵌合する円弧状支持面18a(図3)が形成され、この円弧状支持面18a上にモータ17の円筒状外周面の下半分を嵌合した後に、モータ17の円筒状外周面の上半分に半円状のクランプ部材(図示せず)を嵌合し、このクランプ部材の両端部をねじ止め等の締結手段でモータ固定部材18の取付面に締め付ける。これにより、モータ17をモータ固定部材18の円弧状支持面18a上に固定する。
また、モータ固定部材18の軸方向両端部には円柱状の軸部18b、18cが一体成形され、この軸部18b、18cが巻き取り軸14の端板14b、14cの円形嵌合孔14d、14eに回転可能に嵌合している。この嵌合構造により巻き取り軸14はモータ固定部材18に対して回転可能に組み付けられる。
モータ固定部材18の軸部18b、18cの中心部から軸方向外側へ可動ガイド部18d、18eが一体に突出している。この可動ガイド部18d、18eは図4に示すように断面矩形状の平板形状である。
一方、空調ケース10において、直線状ギヤ16a、16bの左右外側部位に巻き取り軸14の移動方向Aに沿って直線状に延びる側壁19a、19bが形成してあり、そして、この側壁19a、19bには固定ガイド部をなす嵌合溝20a、20bが形成してある。この嵌合溝20a、20bは図3、図4に示すように可動ガイド部18d、18eの平板形状が摺動可能に嵌合するように溝高さ寸法が設定されている。この嵌合溝20a、20bは図1に示すように巻き取り軸14の移動方向Aにシール面13と略平行に延びる略直線状の形状である。
可動ガイド部18d、18eの平板形状と嵌合溝20a、20bとの非円形形状の嵌合構造によりモータ固定部材18の回転が阻止されるので、モータ固定部材18は巻き取り軸14の矢印方向Aへの移動に伴って矢印方向Aへ移動(直進)することが可能となる。
次に、巻き取り軸14の内部に配置される減速機構について説明する。巻き取り軸14の内部においてモータ17と軸方向反対側の部位(図3の軸方向左側の部位)に減速機構21が配置されている。この減速機構21は、モータ17の出力軸17aに連結部材22を介して連結される雄ねじ部材23と、この雄ねじ部材23と噛み合う雌ねじ部材24とを有している。
この雄ねじ部材23は金属または樹脂製の軸部材の外周面に雄ねじ(リードギヤ)を形成したもので、巻き取り軸14の軸方向と平行に配置されている。この雄ねじ部材23の軸方向両端部は、モータ固定部材18に形成した軸受け穴18f、18gにより回転可能に支持される。
雌ねじ部材24は図5に示すように略扇状の外形を有する板状部材に貫通穴を開けて、この貫通穴に雌ねじ24aを形成したものである。従って、雌ねじ部材24はナットを構成する。雌ねじ部材24は巻き取り軸14の内周面に沿った円弧状外周面24bを有し、この円弧状外周面24bにピン24cを固定している。
本実施形態では、雌ねじ部材24を樹脂製とし、雌ねじ部材24の円弧状外周面24bに設けた穴24dに金属製(例えば、鉄製)のピン24cを打ち込み固定している。
一方、モータ固定部材18には雌ねじ部材24の略扇状の外形のうち、左右の側面および底面の3面と接する逆台形状の嵌合凹部18hが形成してある。この嵌合凹部18hは雄ねじ部材23が回転したときに雌ねじ部材24の回転を拘束して雌ねじ部材24を雄ねじ部材23の軸方向のみに移動させる役割を果たす。
このため、雄ねじ部材23の雄ねじ形成範囲L(図3)と同等以上の軸方向範囲にわって嵌合凹部18hが形成してある。
一方、巻き取り軸14の円筒状本体部14aの内周面のうち、雄ねじ部材23の雄ねじ形成範囲Lに対向する部位(図3の軸方向左側部位)には螺旋溝14hが直接形成してある。この螺旋溝14hの幅寸法はピン24cの径寸法よりも若干量大きくしてある。これにより、螺旋溝14h内に雌ねじ部材24のピン24cの先端部を摺動可能に嵌合している。
本実施形態ではモータ固定部材18は強度確保のために金属製としているが、強度確保上支障がなければ、モータ固定部材18を樹脂製としてもよいことはもちろんである。また、連結部材22は樹脂またはゴム製であり、ゴムのような弾性に富んだ材料で連結部材22を構成すれば、モータ17の振動が雄ねじ部材23側に伝達することを抑制できる。
次に、膜状部材12の導電部材15a、15bとモータ17との電気接続を説明すると、図3に示すようにモータ17には、巻き取り軸14の円筒状本体部14aの内周面に向かって延びる正極側および負極側のモータ端子部材17b、17cが設けてある。巻き取り軸14の円筒状本体部14aの内周面にはモータ端子部材17b、17cに対応して正極側および負極側のスリップリング25a、25bが設けてある。
そして、このスリップリング25a、25bを円筒状本体部14aの径方向に貫通する導電部材26a、26bによって膜状部材12の導電部材15a、15bの先端部に電気接続している。ここで、導電部材15a、15bの先端部は、膜状部材12の他端部と同一位置に位置しているから、円筒状本体部14aの導電部材26a、26bは、膜状部材12の他端部、すなわち、巻き取り軸14への固定部付近に配置する必要がある。
以上により、膜状部材12の導電部材15a、15b→円筒状本体部14aの導電部材26a、26b→スリップリング25a、25b→モータ端子部材17b、17cの経路にてモータ17に電源を供給してモータ17を作動させることができる。
次に、本実施形態の作動を説明する。モータ17に通電してモータ17を作動させると、モータ17の出力軸17aの回転が連結部材22を介して雄ねじ部材23に伝達され、出力軸17aと雄ねじ部材23は一体的に回転する。
この雄ねじ部材23の雄ねじには雌ねじ部材24の雌ねじ24aが噛み合っているが、雌ねじ部材24とモータ固定部材18の嵌合凹部18hとの嵌合構造により雌ねじ部材24の回転を拘束するので、雌ねじ部材24は回転せず、雄ねじ部材23の軸方向に移動するだけである。
そして、雌ねじ部材24に一体に設けたピン24cの先端部が巻き取り軸14の円筒状本体部14aの内周面に形成した螺旋溝14h内に摺動可能に嵌合しているので、雌ねじ部材24と一体にピン24cが軸方向に平行に移動すると、螺旋溝14hの螺旋形状により巻き取り軸14に回転方向の力が加わり、巻き取り軸14が回転する。
この際、巻き取り軸14はそれ自身のギヤ14f、14gによりケース側の直線状ギヤ16a、16bに噛み合っているので、巻き取り軸14は上記回転方向の力が加わると、滑りを生じることなく確実に回転しながら矢印A方向に移動する。
一方、モータ固定部材18に設けた可動ガイド部18d、18eの平板形状が空調ケース10の側壁19a、19bに設けた略直線状の嵌合溝20a、20bに嵌合しているので、巻き取り軸14の矢印A方向への移動に伴ってモータ17およびモータ固定部材18も矢印方向Aへ移動する。
そして、モータ17の回転方向および回転量(作動角)を図示しない制御装置により制御することにより、巻き取り軸14を矢印A方向の所定位置に移動させることができる。これにより、開口部11上における膜状部材12の一端部12aからの長さが変化して開口部11の開度(開口面積)を調整できるので、開口部11を通過する空気(冷風または温風)の風量を任意に調整することができる。
この際、膜状部材12はその一端部12aをケース側シール面13に固定したまま、膜状部材12の他端部が巻き取り軸14に巻き取られたり、あるいは巻き取り軸14から巻き戻しされるという動作を行うから、膜状部材12とケース側シール面13との間に摺動摩擦が発生しない。
更に、本実施形態によると、次のごとき作用効果が得られる。巻き取り軸14を中空形状(円筒状に)に形成して、巻き取り軸14の内部空間に巻き取り軸駆動用アクチュエータをなすモータ17を収容しているから、巻き取り軸14の外部に駆動用アクチュエータを配置する必要がなくなり、空気通路開閉装置の体格を大幅に小型化できる。
また、雄ねじ部材23と雌ねじ部材24とのねじ噛み合いを用いて減速機構21を構成しているから、大きな減速比を容易に得ることができる。従って、モータ17の必要出力を低減して、モータ17を小型化できる。しかも、減速機構21の減速比が大きいため、もし巻き取り軸14側から雄ねじ部材23を回転駆動しようとすると、非常に大きな力が必要となる。この結果、巻き取り軸14側からの外力で巻き取り軸14が移動せず、巻き取り軸14の位置、ひいては膜状部材12の位置を制御装置による制御位置に確実に維持できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、巻き取り軸14の内部空間に収容されたモータ17に、膜状部材12の導電部材15a、15b→円筒状本体部14aの導電部材26a、26b→スリップリング25a、25b→モータ端子部材17b、17cの経路にて通電するようにしているが、第2実施形態はモータ17に対する通電経路を変更するものである。
図6は第2実施形態であり、モータ17に電気接続された正極側および負極側のモータリード線17d、17eをモータ固定部材18の軸部18bおよび可動ガイド部18dの内部を通して空調ケース10の側壁19aの外側へ直接取り出す構成にしている。
従って、第2実施形態によると、膜状部材12の導電部材15a、15b、巻き取り軸14の導電部材26a、26b、スリップリング25a、25b等を廃止できるので、モータ17に対する通電経路を簡素化できる。
なお、モータリード線17d、17eはモータ固定部材18とともに矢印A方向に移動するから、モータリード線17d、17eの先端部を空調ケース10側の固定リード線(図示せず)と電気接続するに際しては矢印A方向の移動量を吸収できるリード線長さの余裕をモータリード線17d、17e側、あるいは固定リード線側に設定する必要がある。
また、このようなリード線長さの余裕を設定せずに、側壁19aの外側に、モータリード線17d、17eの先端部に設けた端子部(図示せず)が摺動接触する固定側摺動導電部材(図示せず)を設けるようにしてもよい。つまり、この固定側摺動導電部材は可動ガイド部18dが嵌合する摺動溝20aに沿って矢印A方向に直線的に延びる形状に形成すればよい。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下例示するように種々変形可能である。
(1)上述の実施形態では、モータ固定部材18に設けた可動ガイド部18d、18eを空調ケース10側に設けた嵌合溝20a、20b内に嵌合してモータ固定部材18を巻き取り軸14の移動方向Aに移動させるようにしているが、空調ケース10側に移動方向Aに延びるレール状の嵌合突起を設け、一方、モータ固定部材18の軸部18b、18cの先端突出部にこのレール状の嵌合突起が嵌合する溝部を設けることにより、モータ固定部材18を巻き取り軸14の移動方向Aに移動させるようにしてもよい。
(2)上述の実施形態では、モータ固定部材18に雌ねじ部材24の左右の側面および底面の3面と接する逆台形状の嵌合凹部18hを形成して、雌ねじ部材24の回転を拘束しているが、モータ固定部材18と雌ねじ部材24との間に、平面的な接触面あるいは非円形状の接触面を少なくとも1面設けるだけで、雌ねじ部材24の回転を拘束するようにしてもよい。
また、モータ固定部材18に雌ねじ部材24と接する別体部品を取り付け、この別体部品で雌ねじ部材24の回転を拘束するようにしてもよい。
(3)上述の実施形態では、車両用空調装置において冷風通路あるいは温風通路の開閉を行う空気通路開閉装置について説明したが、車両用空調装置における吹出口通路の開閉を行う空気通路開閉装置等にも本発明を同様に適用できることはもちろんである。更に、車両用空調装置に限らず、種々な用途の空気通路の開閉装置に本発明は広く適用できる。
本発明の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態の要部の概略斜視図で、巻き取り軸部分は透視状態で図示している。 第1実施形態の巻き取り軸部分の軸方向の断面図である。 図3の可動ガイド部とケース側の嵌合溝との嵌合形状を示す部分断面図である。 図3のA−A断面図である。 第2実施形態の巻き取り軸部分の軸方向の断面図である。
符号の説明
10…空調ケース、11…開口部、12…膜状部材、14…巻き取り軸、
14h…螺旋溝、17…モータ(アクチュエータ)、17a…出力軸、
18…モータ固定部材、18d、18e…可動ガイド部、
20a、20b…嵌合溝(固定ガイド部)、21…減速機構、23…雄ねじ部材、
24…雌ねじ部材、24c…ピン部。

Claims (8)

  1. 空気通路の開口部(11)の周縁部に膜状部材(12)の一端部(12a)を固定するとともに、前記膜状部材(12)の他端部を巻き取り軸(14)に固定し、
    前記巻き取り軸(14)は、前記膜状部材(12)の一端部(12a)に対して開離、接近する方向に回転しながら移動するように構成され、
    前記巻き取り軸(14)が回転しながら移動することにより、前記膜状部材(12)の他端部の巻き取り、巻き戻しを行い、これにより、前記開口部(11)上における前記膜状部材(12)の一端部(12a)からの長さが変化して前記開口部(11)を開閉する空気通路開閉装置であって、
    前記巻き取り軸(14)は中空形状であり、前記巻き取り軸(14)の内部に前記巻き取り軸(14)を回転させるアクチュエータ(17)、および前記アクチュエータ(17)を固定する固定部材(18)を配置し、
    前記固定部材(18)に対して前記巻き取り軸(14)が回転可能に嵌合するとともに、
    前記固定部材(18)が前記巻き取り軸(14)とともに前記巻き取り軸(14)の移動方向に移動するように前記固定部材(18)をガイドするガイド機構(18d、18e、20a、20b)を具備していることを特徴とする空気通路開閉装置。
  2. 前記固定部材(18)は、前記巻き取り軸(14)が回転可能に嵌合する軸部(18b、18c)を有していることを特徴とする請求項1に記載の空気通路開閉装置。
  3. 前記ガイド機構は、前記巻き取り軸(14)外部に設けられた固定ガイド部(20a、20b)と、前記固定部材(18)に設けられ、前記固定ガイド部(20a、20b)と嵌合する可動ガイド部(18d、18e)とにより構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の空気通路開閉装置。
  4. 前記巻き取り軸(14)の内部に前記アクチュエータ(17)の回転を減速する減速機構(21)を配置し、
    前記アクチュエータ(17)の回転を、前記減速機構(21)を介して前記巻き取り軸(14)に伝達することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  5. 前記減速機構(21)は、前記アクチュエータ(17)の回転により回転する雄ねじ部材(23)と、前記雄ねじ部材(23)に噛み合うとともに前記固定部材(18)により回転が拘束されて前記雄ねじ部材(23)の軸方向に移動する雌ねじ部材(24)と、前記巻き取り軸(14)の内周面に形成され、前記雌ねじ部材(24)のピン部(24c)が摺動可能に嵌合する螺旋溝(14h)とを包含していることを特徴とする請求項4に記載の空気通路開閉装置。
  6. 前記膜状部材(12)に設けられた第1導電部材(15a、15b)と、前記巻き取り軸(14)に設けられた第2導電部材(25a、25b、26a、26b)とを介して前記アクチュエータ(17)に通電することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  7. 前記固定部材(18)の内部を通過して前記巻き取り軸(14)の内部から前記巻き取り軸(14)の外部へ突き出す導電部材(17d、17e)を備え、
    前記導電部材(17d、17e)を介して前記アクチュエータ(17)に通電することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置を備え、
    前記開口部(11)は車室内へ向かって空気が流れる空気通路に形成されものであり、前記膜状部材(12)により車室内へ向かって流れる空気流れを制御することを特徴とする車両用空調装置。
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