JP2014073809A - 空調装置の内外気切替バルブ構造 - Google Patents

空調装置の内外気切替バルブ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】内気導入と外気導入とによる混合割合を精度よく行うことにより、車室内の温度変化量を少なくして快適性を維持すると共に省燃費な空調装置の内外気切替バルブ構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車室内3に噴出させる空気温度の調整を行う空調装置1の内外気切替バルブ構造において、空気温度の調整を行う機器類が収納されている空調空気流路4内に、車室内3の空気を導入する内気導入口11と、空調空気流路4内に車室外の空気を導入する外気導入口10と、内気導入口11及び外気導入口10の開口面積を、スライド式弁体21を駆動して変化させることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車室内の空調温度を調整する車両用空調装置の内外気切替バルブ構造に関する。
一般的に、車両用空調装置は、冷房運転時には冷却器によって空調空気を冷却することによって車室内に冷風を供給し、車室内の空調温度を低下させる。また、暖房運転時にはヒータによって空調空気を暖めることによって車室内に温風を供給し、車室内の空調温度を上昇させる。
通常の走行時は、車室内の冷たい空気又は暖かい空気を内気循環モードによって循環させる方が、外気を導入する外気導入モードよりも冷房効率又は暖房効率が優れているため、内気循環モードを用いることが好ましい。
しかし、内気循環モードを使用している場合に、車室内の湿度が高くなるとフロントガラス等に結露が生じて運転手の視界を妨げる場合がある。そこで、係る場合には、外気導入モードに切替えて外気を導入することで車室内の湿度を低下させて結露の発生を防止する。
例えば、特許文献1には、フロントガラスの内側表面に取り付けられてフロントガラスの温度を取得する温度取得手段と、ダッシュボード上に設置されて、車室内の温度及び相対湿度から露点温度を算出する露点温度取得手段と、外気導入口と内気導入口のうちの何れか一方を閉止するとともに、他方を開放する内外気切替ドアと、を備えた車両用空調装置が開示されている。
この車両用空調装置は、温度取得手段により取得されたフロントガラスの温度と、露点温度取得手段によって算出された露点温度とを比較して、露点温度がフロントガラスの温度を超えないように内気循環モードと外気導入モードとを切替えて結露の発生を防止するものである。具体的には、露点温度がフロントガラスの温度近傍になると、内気循環モードを外気導入モードに切替えて、即ち内気導入口を内外気切替ドアで完全に閉止するとともに外気導入口を全開にして外気を車室内に導入し、車室内の湿度を低下させることで結露の発生を防止している。
特開2008−35689号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用空調装置によると、空調ユニットの入口部には、車室内の空気を導入する内気導入口、及び車室外の空気を導入する外気導入口が配設されている。内気導入口と外気導入口は制御信号に応じて作動する内外気切替ドアにより一方が閉塞され、他方が開放され、内外気切替ドアの回動により吸入口モードが切替えられる。
具体的には、内気導入口が開放されると外気導入口が閉塞された状態の内気循環モードであり、内気導入口が閉塞され、外気導入口が開放された状態が外気導入モードとなる。
外気と内気を適宜混合して導入するようにしてもよいとしている。
ところが、内気循環モード又は、外気導入モードに切換えると、温度調整された室内内の空調温度の温度が急激に変化して、居住快適性を損なう不具合を有している。
更に、外気と内気を適宜混合して導入するようにしてもよいとしているが、内外気切替ドアを内気導入口と外気導入口の中間位置に制御して使用する場合、内外気切替ドアの開度位置の調整が難しく、ブロアモータの回転により内外気切替ドアが不安定になる不具合を有している。
そこで本発明は、上述したような従来技術の不具合を解消するために成された発明であって、内気導入と外気導入とによる混合割合を精度よく行うことにより、車室内の温度変化量を少なくして快適性を維持すると共に省燃費な空調装置の内外気切替バルブ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明によれば、車室内に噴出させる空気の温度調整を行う空調装置の内外気切替バルブ構造において、
前記空気の温度調整を行う機器が収納されている空調空気流路内に、前記車室内の空気を導入する内気導入口と、
前記空調空気流路内に車室外の空気を導入する外気導入口と、
スライド式の弁体を駆動して前記内気導入口及び前記外気導入口の開口面積調整を行うスライド式開閉手段と、を備えたことを特徴とする空調装置の内外気切替バルブ構造を提供することができる。
本発明によれば、内気導入口と外気導入口とをスライド式開閉手段にて開口面積の調整を行うので、内外気の混合割合を安定させることができ、細かい温度調整が可能となり、車温を必要以上に冷却又は加温するのを防止して、車室内での快適性を維持すると共に、燃費向上を図ることができる。
また、本発明において好ましくは、前記スライド式開閉手段による前記開口面積調整時、前記内気導入口の開口面積と、前記外気導入口の開口面積との和は一定にするとよい。
このような構成にすることにより、外気導入口の開口面積と、前記内気導入口の開口面積との和を一定にすることで、精度の高い外気と内気との混合割合が可能となり、車室内への噴出空気温度調整の精度を高くでき、快適性が向上する。
また、本発明において好ましくは、前記内気導入口と前記外気導入口は同一形状を成し、且つ前記弁体の摺動方向に配設されると共に、前記弁体は、前記内気導入口の開口面積を調整する弁体と、前記外気導入口の開口面積を調整する弁体とが一体的に形成されるとよい。
このような構成にすることにより、内気導入口の開口面積を調整する弁体と、外気導入口の開口面積を調整する弁体とを一体的に形成したことにより、駆動手段のバルブを駆動するアクチュエータを1個とすることにより、アクチュエータのコストを低減できると共に、アクチュエータを配設するためのスペースが1個分不要となり、スペースがコンパクトになり空調装置のレイアウト上有利になる。
また、本発明において好ましくは、前記内気導入口と前記外気導入口は、前記弁体の摺動方向に隣接されているとよい。
このような構成にすることにより、外気導入口と内気導入口とを隣接させることにより、切替バルブ自体を小さくすることができ、装置全体をコンパクトにすることが可能となる。
また、本発明において好ましくは、前記弁体は、前記内気導入口の開口面積を調整する第1弁体と、前記外気導入口の開口面積を調整する第2弁体とを有し、前記第1弁体は前記スライド式開閉手段の第1アクチュエータで、前記第2バルブは前記スライド式開閉手段の第2アクチュエータにて駆動されるようにするとよい。
このような構成にすることにより、第1バルブと第2バルブとを別々のアクチュエータにて駆動するようにしたので、空調装置のレイアウトの際、外気導入口と内気導入口との配置に自由度が増し、空調装置の性能向上が可能になると共に、運転席前部の狭い空間に収納するために複雑な形状になるのを防止でき、コスト上昇を抑制できる。
本発明によれば、内気導入と外気導入とによる混合割合を精度よく行うことにより、車室内の温度変化量を少なくして快適性を維持すると共に、省燃費な空調装置の内外気切替バルブ構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両用空調装置を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る内外気調整バルブを示す平面図である。 図2のA矢視図を示す。 本発明の第2実施形態に係る内外気切替バルブの概念図を示す。 本発明の第3実施形態に係る内外気切替バルブの概念図を示す。 本発明の第4実施形態に係る内外気切替バルブの概念図を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置を示す概念図である。
図1に示すように、車両用空調装置1は、車両の車室2内に配設され、下流側端部を車室3に接続された空調空気流路4と、当該空調空気流路4内に導入された空調空気を上流側から下流側へと流通させるブロワ5と、空調空気流路4内の空調空気を冷却するエバポレータ6と、空調空気流路4内の一部の空調空気を暖めるヒータコア7と、車両用空調装置1の動作を制御するECU9とを有している。
尚、空調空気流路4内の空気温度調整機器とは、エバポレータ6とヒータコア7である。
空調空気流路4の上流側端部には、外気を導入する円形形状の断面を有する外気導入口10と、車室3内の空気を導入する円形形状の断面を有する内気導入口11とが設けられている。外気導入口10と内気導入口11の断面形状は同一に形成されている。 外気導入口10と内気導入口11とは後述する弁体21(図3参照)の摺動方向に沿って配設されている。
車両用空調装置1には、外気導入口10及び内気導入口11の内外気切替を行うスライド式開閉手段20が配設されている。スライド式開閉手段20は、外気導入口10及び内気導入口11の開閉を行うスライド式の弁体21と、該弁体21の開度を駆動制御する駆動部22を備えている。
図2は空調空気流路4に配置されたスライド式の弁体21と、該弁体21の開度を駆動制御する駆動部22の平面図を示し、図3は図2のA矢視図である。
図2及び図3に示すように弁体21は、内気導入口11と外気導入口10との間を摺動して、内気導入口11と外気導入口10との開度を調整する。
弁体21は、空調空気流路4の外形に沿って変形可能な四角形状の薄い鋼板(鋼板又は樹脂製の鎧戸式)から構成されている。弁体21は、内気導入口11及び外気導入口10のうち何れか一方を完全に閉塞できる大きさに形成されている。
また、この弁体21は、内気導入口11及び外気導入口10を挟むようにして、弁体21が摺動する方向に配置された一対のガイド23、23に沿って摺動する。
図2に示すように、弁体21は、直径寸法L2の開口断面を成す内気導入口11に対し、内気導入口11のステップモータ26側の第1端縁P1位置と同一位置に位置している第2端縁P2(貫通孔21aの端縁)からステップモータ26側に一辺がL2の正方形の貫通孔21aが穿設されている。
そして、弁体21の外気導入口10側の端縁である第3端縁P3は、該外気導入口10の内気導入口11側の端縁である第4端縁P4と同一位置になっている。
尚、空調空気流路4の内気第5導入口11の外気導入口10側の端縁である第5端縁P5と、第4端縁P4との長さL3がL2より長くなっている。
即ち、弁体21で内気導入口11を開放する際、弁体21の摺動量はL2となっている。 従って、L3がL2より短いと外気導入口10を全閉できない。
但し、図3に状態、即ち外気導入口10が全開状態、内気導入口11が全閉状態の場合である。
そして、第3端縁P3は正方形の貫通孔21aの幅方向(一対のガイド23、23延在方向と直行する方向)と平行に形成されている。
駆動部22は、一端が弁体21の端部に接続されたラック24と、空調空気流路4に固定され、ラック24を保持する架台25と、架台25上に取り付けられ、ラック24に噛合するピニオンギヤ(図示しない)を有するステップモータ26と、を備えている。
ステップモータ26は、後述するECU9からの指令に基づいて回動すると、ピニオンギヤに噛合するラック24が図3の左右方向へ移動する。このラック24の移動によって弁体21がガイド23に沿って摺動する。
図2及び図3の状態は既述のとおり、内気導入口11が弁体21によって閉塞され、外気導入口10が開放された状態になっている。
図3において、弁体21が外気導入口10側に摺動すると、弁体21の貫通孔21aの第2端縁P2が内気導入口11の端縁P1に位置すると共に、弁体21の外気導入口10側の第3端縁P3は外気導入口10の第4端縁P4に位置している。
即ち、外気導入モードになっている。
この状態から内気導入モードに切替えると、弁体21が内気導入口11を開放、外気導入口10を閉塞する方向に摺動すると、貫通孔21aの第2端縁P2が内気導入口11の第5端縁P5側に移動して、内気導入口11の開口面積が増大し始める。
弁体21の第3端縁P3は、外気導入口10の第4端縁から第6端縁P6側に摺動し始めて、外気導入口10の開口面積を縮小し始める。
内気導入口11が全開になると、第2端縁P2は第5端縁P5に位置し、第3端縁P3は外気導入口10の第6端縁P6に位置して、外気導入口10を全閉状態にする。
内気導入口11と外気導入口10は、弁体21の摺動によって互い開度を大小逆の関係で変化させることになる。具体的には、弁体21が摺動して、内気導入口11の開度が大きくなると、外気導入口10の開度は小さくなる。
また、外気導入モードにする場合は、ステップモータ26を内気モード時と逆方方向に回転させることになる。
外気導入口10、及び内気導入口11と弁体21との相対位置関係は、内気モード時の逆になるだけなので、説明は省略する。
従って、内気導入口11の開口面積と外気導入口10の開口面積との和は、常に一定となる。即ち、空調空気流路4内に導入される空気の流量を一定にすることができる。
一方、外気導入口10の開度が大きくなると、内気導入口11の開度は小さくなる。係る場合でも、内気導入口11の開口面積と外気導入口10の開口面積との和は、常に一定となるため、空調空気流路4内に導入される空気の流量を一定にすることができる。
また、図1に示すように、内気導入口11や外気導入口10から導入された空調空気は、空調空気流路4の上流側端部に設けられたブロワ5によって下流側へ供給される。
ブロワ5よりも下流側の空調空気流路4内に設けられたエバポレータ6は、冷房サイクル装置(図示しない)の一部を構成しており、冷房サイクル装置にて冷却された冷媒と空調空気流路4内の空調空気との間で熱交換を行うことで、空調空気を冷却する。
また、エバポレータ6よりも下流側の空調空気流路4内に設けられたヒータコア7は、エンジン等の動力源(図示しない)から回収した熱を、空調空気流路4内の空調空気に放出することで、空調空気を暖める。ヒータコア7の直上流には、ヒータ用ドア8が設けられている。
ヒータ用ドア8は、上流側から見てヒータコア7全体を覆った状態とヒータコア7の一部または全体を露出させた状態との間で回動可能である。このヒータ用ドア8の開度位置は、モータ19によって調整される。ヒータ用ドア8の開度位置を調整することで、空調空気流路4の下流側の車室3内に噴出する空調空気の温度を調整するものである。モータ19はECU9によって制御される。
空調空気流路4の上流側に対するヒータコア7の露出量を制御することで、ヒータコア7の下流側に到達した空調空気のうち、ヒータコア7を通過した空調空気(ヒータコア7に加熱された空調空気)とヒータコア7を迂回した空気(ヒータコア7に加熱されなかった空調空気)との混合割合を制御して、空調空気の温度をコントロールすることができる。
ヒータ用ドア8の動作制御は、車室3内の空調温度が目標温度に保たれるように、ECU9によって自動的に制御される。
空調空気流路4の下流側端部には、車室3内の乗員頭部に対向する位置に開口するフェイス吹出口13と、車室3内の乗員脚部に対向する位置に開口するフット吹出口14と、車両のフロントガラス12の下部内面に対向する位置に開口するデフロスト吹出口15とが設けられている。
フェイス吹出口13、フット吹出口14及びデフロスト吹出口15には、各吹出口13、14、15の開度をそれぞれ制御する吹出口切替ドア16、17、18が設けられている。
各吹出口切替ドア16、17、18は、空調空気流路4の内壁にヒンジ(図示しない)を介して取り付けられており、このヒンジを支点として各吹出口13、14、15を閉止する位置と各吹出口13、14、15を開放する位置とに回動することで、各吹出口13、14、15の開閉を制御する。
各吹出口切替ドア16、17、18の動作制御は、車室3内の空調温度が目標温度に保たれるように、ECU9によって自動的に制御される。
また、車両用空調装置1は、フロントガラス12の内側表面に当接して、当該フロントガラス12の温度を計測する温度センサ31と、車室3内の湿度を計測する湿度センサ32とを一体型としたセンサーユニット30を備えている。湿度センサ32は、センサーユニット30内で、温度センサ31と互いに隣り合う位置に配置されている。
センサーユニット30は、車室3内に供給される空調空気による温度の影響を受けない位置であるフロントガラス12の上縁部32に取り付けられている。
本実施形態では、ルームミラー33の取付け位置近傍にセンサーユニット30が取り付けられている。この位置に取り付けることで、運転手の視界を妨げることを防止できる。なお、本明細書中において、フロントガラス12の上縁部34とは、図5で示すように、フロントガラス12の上端からルームミラー33の下端に対応する位置までとする。
センサーユニット30の温度センサ31及び湿度センサ32は、それぞれ計測結果を電気信号として、ECU9へ出力する。
また、図1に示すように、車室3内には、空調操作パネル35が設けられており、ECU9は、乗員が空調操作パネル35に入力した各種動作指令(車両用空調装置1のON/OFF、車室内目標温度設定、風量設定、外気導入モード、内気循環モード及びAUTO(自動)運転モードの切替え)に基づいて、車両用空調装置1の動作を制御する。
また、車両用空調装置1は、センサーユニット30の温度センサ31及び湿度センサ32による計測結果より、フロントガラス12に結露が発生するか否かを判定する判定手段40を備えている。判定手段40は、ECU9内に設けられている。
判定手段40がフロントガラス12に結露が発生すると判定した場合に、判定手段40は続いて、結露を抑制するために必要な最小限の外気導入量を算出する。判定手段40は、外気導入量と湿度低下量との関係を示す数式等に基づいて、外気導入量を算出する。外気導入量と湿度低下量との関係を示す数式等はECU9内の記憶装置41に格納されている。
そして、判定手段40は、算出した外気導入量に基づいてアクチュエータ22の弁体21の摺動量を算出する。判定手段40は、外気導入量と弁体21の摺動量との関係を示す数式等に基づいて弁体21の所定摺動量を算出する。外気導入量と弁体21の摺動量との関係を示す数式等はECU9内の記憶装置41に格納されている。
その後、判定手段40は、弁体21の所定摺動量を電気信号としてステップモータ26へ出力する。
続いて、ECU9は、ステップモータ26を作動させて、外気導入口10の開度が大きくなるように弁体21を所定摺動量だけ摺動させる。即ち、車両用空調装置1を外気導入モードに切替える。
外気導入モードに切替えられると、車室3内に供給される空調空気に、外気導入口10から導入された外気が含まれる。これにより、車室3内の湿度を低減できるため、フロントガラス12に結露が発生することを防止できる。
また、外気導入モードに切替えられると、ECU9は、デフロスト吹出口15を全開にするとともに、ブロワ5の風量を増加させる。これにより、フロントガラス12近傍に乾燥した空調空気が大量に吹き付けられることになり、フロントガラス12に結露が発生することを確実に防止できる。
本明細書中において、車両用空調装置1を外気導入モードに切替えるとは、内気循環モードを外気導入モードに切替える場合と、外気導入モードでの運転をそのまま維持する場合との両方を含むものとする。
一方、判定手段40がフロントガラス12に結露が発生しないと判定した場合に、続いて、判定手段40は、外気導入口10を閉止する位置へ弁体21を摺動させる旨の電気信号をステップモータ26へ出力する。
次に、駆動部22は、ステップモータ26を作動させて、外気導入口10を閉止する位置へスライド弁体21を摺動させて外気導入口10の開度を0(ゼロ)とする。即ち、車両用空調装置1の運転を内気循環入モードに切替える。
本明細書中において、車両用空調装置1を内気循環モードに切替えるとは、外気導入モードを内気循環モードに切替える場合と、内気循環モードでの運転をそのまま維持する場合との両方を含むものとする。
このような構造にすることにより、内気導入口11と外気導入口10とを弁体21にて開口面積の調整を行うので、内外気の混合割合を安定させることができ、細かい温度調整が可能となり、車室内での快適性が向上する。
従って、車室内の空調温度を必要以上に冷却又は加温するのを防止して、車室内での快適性を維持すると共に、車両空調装置1の駆動量を軽減させて燃費向上を図ることができる。
また、外気導入口10の開口面積と、内気導入口10の開口面積との和を一定にすることで、外気と内気との混合割合を高い精度で維持することが可能となり、車室3内へ噴出する空調温度の温度調整の精度を高くでき、快適性が向上する。
更に、内気導入口11の開口面積を調整する弁体21と、外気導入口10の開口面積を調整する弁体21とを一体的に形成したことにより、スライド式開閉手段の弁体21を駆動するステップモータ26を1個とすることにより、ステップモータ26のコスト低減が可能になると共に、ステップモータ26を配設するためのスペースが1個分不要となり、スペースがコンパクトになり空調装置のレイアウト上有利になる。
(第2実施形態)
図4に基づいて本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態は第1実施形態に対し、スライド式開閉手段と、該スライド式開閉手段に対向した外気導入口及び内気導入口の断面形状に沿った形状の弁体に変えたものである。
従って、スライド式開閉手段、外気導入口及び内気導入口の説明だけを行い、第1実施形態と重複するところは説明を省略する。
図4に示すように、一辺の長さがL2の正方形を成す外気導入口35と、一辺の長さがL2の正方形を成す内気導入口36とが後述する弁体31の摺動方向に隣接して、配設されている。
外気導入口35と内気導入口36は同一の断面形状を成し、且つ配設方向に第3重複部L4の隙間を有している。L4は外気及び内気の導入管の厚さ等を考慮している。
スライド式開閉手段30は、スライド式の弁体31を駆動して外気導入口35と内気導入口36との開口面積を変化させると共に、外気導入口35と内気導入口36と対向して配設されている。
スライド式開閉手段30は、外気導入口35と内気導入口36とを開閉するスライド式の弁体31と弁体31の下端部にECU9の指令に基づいて弁体31を駆動するステップモータ26とを備えている。
弁体31は、下端部に配設されたラック32と、該ラック32に噛合すると共に、ステップモータ26回転駆動されるピニオンギヤ33によって上下方向(図4において)にスライドする。
尚、図が複雑になるため、弁体31をスライドガイドするガイド部材は図示省略する。弁体31は図4において上下方向にスライドするものとする。
弁体31は長方形の平板形状を成し、内気導入口36の下端である第1端縁R1から下方へL1の長さの位置に第5端縁S5を有している。弁体31は、第5端縁S5から上方L1の位置を底辺にして上方へ延在した一辺の長さがL2の正方形の貫通孔31aが形成されている。
L1は、貫通孔31aが内気導入口36に位置した場合に弁体31を摺動させるためのラック&ピニオン部を確保するための部分である。
正方形の貫通孔31aの底辺位置を第6端縁S6、貫通孔31aの上辺位置を第7端縁S7とする。
更に、弁体31は第7端縁S7から上方にL2+L4の上端縁である第8端縁S8を有している。
従って、弁体31はL1+L2+L2+L4の長さと、L2+αとの長方形を成している。
図4は、弁体31が内気導入口36を開放し、外気導入口35を閉塞した状態を斜視図的に表わしている。
そして、弁体31の第8端縁S8は外気導入口の上縁である第4端縁S4と同位置にあり、貫通孔31aの第7端縁S7は内気導入口36の上縁である第2端縁S2の位置にある。
弁体31の31bは、弁体31と外気導入口35との相対位置関係を説明するための、仮想孔で、実際には穿設されていない。
従って、図4においては、内気導入口36が全開しており、外気導入口35が前閉した状態になっており、内気導入モードになっている。
このような構造において、外気導入モードに切替えるため、ステップモータ26はECU9の指令に基づいて、弁体31を下方へ摺動するように回転駆動する。
弁体31は、第7端縁R7が第2端縁R2から下方に摺動し、内気導入口36の開口面積の縮小を開始する。
一方、弁体31の第8端縁S8は外気導入口35の第4端縁S4から下方へ摺動し、外気導入口35の開口面積の解放を開始する。
弁体31の第7端縁S7が内気導入口36の第1端縁R1に達した時に、内気導入口36は完全に閉塞される。
弁体31の第8端縁S8は外気導入口35の第3端縁S3位置に達しており、外気導入口35は全開状態になる。
フロントガラス12の結露が解消し、内気モード即ち、内気導入口36を開放し、外気導入口35を閉塞する場合を説明する。
既述のとおり、弁体31の第8端縁R8は外気導入口35の第3端縁R3位置し、貫通孔31aの第7端縁S7は内気導入口36の第1端縁S1に位置している。
従って、弁体31が上方へ摺動を開始すると、外気導入口35は第3端縁S3側から閉塞が開始され、内気導入口36は第1端縁S1から解放が開始される。
従って、外気導入口35と内気導入口36との開口面積の和は常に一定となる。
第1実施形態の効果に加え、本実施形態においては、外気導入口35と内気導入口36とを0弁体31の摺動方向に隣接させているので、弁体31が開口面に沿って直線状に摺動するので、弁体31の構造が簡単で、装置の信頼性が向上する。
外気導入口33と内気導入口36とを隣接させることにより、切替バルブ自体を小さくすることができ、装置全体をコンパクトにすることが可能となる。
(第3実施形態)
図5に基づいて本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態は第2実施形態に対し、スライド式開閉手段と、該スライド式開閉手段に対向した外気導入口及び内気導入口が円弧状になっており、弁体形状も外気導入口及び内気導入口が円弧状に沿った形状に変更したものである
従って、スライド式開閉手段、外気導入口及び内気導入口の説明だけを行い、第1実施形態と重複するところは説明を省略する。
図5に示すように、一辺の長さがL2の断面形状が正方形を成す外気導入口48と、一辺の長さがL2の断面形状が正方形を成す内気導入口49とが後述する弁体31の摺動方向に長さL4の間隔を有して隣接して、配設されている。L4は外気及び内気の導入管の厚さ等を考慮している。
外気導入口48と内気導入口49の開口断面は、該外気導入口48と内気導入口49との中間部で、開口面から外方に延在する同一の中心Qを有した半径R1の円弧状断面を有している。
スライド式の弁体41を駆動して外気導入口48と内気導入口49との開口面積を変化させるスライド式開閉手段40が、外気導入口48と内気導入口49と対向して配設されている。
スライド式開閉手段40は、外気導入口48と内気導入口49とを開閉するスライド式弁体41と、該スライド式の弁体41をECU9の指令に基づいて中心Q上に回転軸芯を有するステップモータ22とを備えている。
弁体41は、ステップモータ22の回転軸22aに中心Qを固定した中心軸44と、外気導入口48と内気導入口49の開口部に摺接する摺接部45と、中心軸44と摺接部45とを連結する半径R2の連結杆43とを備えている。
摺接部45には、外気導入口48と内気導入口49とを開閉する貫通孔45aが配設されている。
尚、貫通孔45aの大きさ及び外気導入口48と内気導入口49との相対位置関係は、第2実施形態と同じなので省略する。
本実施形態においては、弁体41を円弧状にして、外気導入口48と内気導入口49に摺動させる構造としたので、摺動方向のスペースエリアが第2実施形態に対し、更に装置全体をコンパクトにすることができる。
また、弁体45弁体には、弁体45を駆動するための部分(例えば第3実施形態のL1部分)が不要なため装置全体を更にコンパクトにできる。
(第4実施形態)
図6に基づいて本発明の第4実施形態について説明する。
第4実施形態はスライド式開閉手段の弁体を外気導入口用と、内気導入口用とに分離して、別々に駆動制御するものである。
従って、スライド式開閉手段、外気導入口及び内気導入口の説明だけを行い、第1実施形態と重複するところは説明を省略する。
図6に示すように、一辺の長さがL2の正方形を成す外気導入口59と、一辺の長さがL2の正方形を成す内気導入口58とが後述する第1弁体52及び第2弁体56の摺動方向に隣接して、配設されている。
外気導入口59と内気導入口58は同一の断面形状を成し、且つ配設方向(弁体摺動方向)にL4の隙間を有している。L4は外気及び内気の導入管の厚さ等を考慮している。
スライド式開閉手段50は、内気導入口58を開閉制御する第1スライド式弁体51と、外気導入口59を開閉制御する第2スライド式弁体55とを備えている。
第1スライド式弁体51は、第1弁体52と、該第1弁体52の裏面に配設されたラック53と、ステップモータ22と、ラック53に噛合すると共に、該ステップモータ22の回転軸に固着され、ステップモータ22の回転により駆動されるピニオンギヤ33とを有している。
第1弁体52はECU9の指令に基づいて駆動されるステップモータ22によって上下方向に回動する。
また、第2スライド式弁体55は、第2弁体56と、該第2弁体56の裏面に配設されたラック57と、ステップモータ22と、ラック57に噛合すると共に、該ステップモータ22の回転軸に固着され、ステップモータ22の回転により駆動されるピニオンギヤ33とを有している。
尚、第1弁体52及び第2弁体56のスライドをガイドするガイドは図が複雑になるので省略する。
図6は、内気導入口58側が全開状態、外気導入口59側が全閉の状態を示している。
このような状況において、外気導入が必要な場合には、ECU9からの指令に基づいて、ステップモータ22は第1弁体52を上方(図6において)へ長さZだけ移動するように駆動する。内気導入口58は第1弁体52のZ移動量相当分が閉塞される。
一方、外気導入口59側は、ECU9からの指令に基づいて、ステップモータ22は第2弁体56を上方(図6において)へ長さZだけ移動するように駆動する。外気導入口58は第2弁体56のZ移動量相当分が開放される。
また、外気導入から内気導入に切換える場合、又は室内温度、湿度の状況に応じて内気と外気の要求混合割合に応じて第1弁体52及び第2弁体56のスライドを調整することができる。
但し、この場合にも、内気導入口58側の開口面積と外気導入口59側の開口面積の和は一定に保たれる。
更に、内気導入口58及び外気導入口59を同一形状としたが、形状が異なった場合でも、内気導入口58及び外気導入口59の開口面積の和が一定になるようにステップモータ22の駆動を制御してもよい。
例えば、内気導入口58がL2×L2の正方形、外気導入口59がL/2×2L2の長方形の場合、外気導入口59側の第2弁体56の摺動量を第1弁体52の2倍にする。
尚、本実施形態では、第1弁体52及び第2弁体56のスライド方向を同一方向にしたが、異なる方向に摺動させるようにしてもよい。
このような構造にすることで、第1実施形態と同様な効果が得られる。
また、内気導入口58を開閉制御する第1スライド式弁体51と、外気導入口59を開閉制御する第2スライド式弁体55とを備えた構造にしたので、内気導入口58と外気導入口59とを隣接する必要がない。
従って、空調装置のレイアウトの際、内気導入口58と外気導入口59との配置に自由度が増し、空調装置の性能向上が可能になると共に、運転席前部の狭い空間に収納するために複雑な形状になるのを防止でき、コスト上昇を抑制できる。
本発明は、空調装置が載置された車両、例えば、乗用車、バス、トラック等に適用可能である。
1 車両用空調装置
2 エンジンルーム
3 車室
4 空調空気流路
5 ブロワ
6 エバポレータ
7 ヒータコア
8 ヒータ用ドア
9 ECU
10、35、48 外気導入口
11、36、49 内気導入口
20、30、40、50 スライド式開閉手段
21、31、45 弁体
21a、31a 貫通孔
22 駆動部
26 ステップモータ

Claims (5)

  1. 車室内に噴出させる空気の温度調整を行う空調装置の内外気切替バルブ構造において、
    前記空気の温度調整を行う機器が収納されている空調空気流路内に、前記車室内の空気を導入する内気導入口と、
    前記空調空気流路内に車室外の空気を導入する外気導入口と、
    スライド式の弁体を駆動して前記内気導入口及び前記外気導入口の開口面積調整を行うスライド式開閉手段と、を備えたことを特徴とする空調装置の内外気切替バルブ構造。
  2. 前記スライド式開閉手段による前記開口面積調整時、前記内気導入口の開口面積と、前記外気導入口の開口面積との和は一定であることを特徴とする請求項1記載の空調装置の内外気切替バルブ構造。
  3. 前記内気導入口と前記外気導入口は同一形状を成し、且つ前記弁体の摺動方向に配設されると共に、前記弁体は、前記内気導入口の開口面積を調整する弁体と、前記外気導入口の開口面積を調整する弁体とが一体的に形成されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の空調装置の内外気切替バルブ構造。
  4. 前記内気導入口と前記外気導入口は、前記弁体の摺動方向に隣接されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空調装置の内外気切替バルブ構造。
  5. 前記弁体は、前記内気導入口の開口面積を調整する第1弁体と、前記外気導入口の開口面積を調整する第2弁体とを有し、前記第1弁体は前記スライド式開閉手段の第1アクチュエータで、前記第2バルブは前記スライド式開閉手段の第2アクチュエータにて駆動されるようにしたことを特徴とする請求項1、2及び4のいずれかに記載の空調装置の内外気切替バルブ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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