JP4313595B2 - レーザ加工機における長尺状ワークの支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザ加工機における長尺状ワークの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーザ加工機においては、円筒形や四角筒形等の長尺状ワークにレーザ光を照射して、その長尺状ワークを例えば一端部側から所定の長さに順に切断加工する場合、長尺状ワークを回転可能及び持ち換え可能に支持する装置が装備されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来のレーザ加工機では、長尺状ワークを加工位置の近傍で安定して支持することができず、長尺状ワークの所要位置に正確に加工を施すことができないという問題があった。
【0004】
また、このような問題に対処するためには、長尺状ワークの一か所の加工が終了するごとに、長尺状ワークを支持し直すことも考えられる。ところが、このようにした場合には、一か所の加工ごとにワークの支持位置の段取り替えを行う必要があって、加工作業を能率よく行うことができないという新たな問題が生じた。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、長尺状ワークの所要位置に正確に加工を施すことができるとともに、長尺状ワークの支持位置を自動的に変更しながら、その加工作業を能率よく行うことができるレーザ加工機における長尺状ワークの支持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、長尺状ワークに対してレーザ光を照射して切断等の加工を施すようにしたレーザ加工機において、長尺状ワークの一端部側を支持する第1支持機構と、長尺状ワークの他端部側を支持する第2支持機構と、長尺状ワークをその長さ方向と平行な軸線の周りに回転させる回転手段と、第2支持機構を長尺状ワークの長さ方向に移動させる移動手段とを備えた支持装置であって、その支持装置は、前記レーザ加工機のテーブル上に載置されてテーブルと共に前記長尺状ワークの長さ方向に移動可能なパレット上に配置され、前記第2支持機構が前記移動手段により前記パレット上を前記長尺状ワークの長さ方向に移動可能に支持され、また、前記第1支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークを把持する把持部材を備え、その把持部材の把持間隔が長尺状ワークの外径又は形状に応じて調節可能であり、且つ、前記第2支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークを支持する支持部材を備え、その支持部材の支持位置が長尺状ワークの外径又は形状に応じて調節可能であることを特徴とするものである。
【0007】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、テーブルと共に長尺状ワークの長さ方向に移動可能なパレット上において、一端を回転可能に支持された長尺状ワークの他端を、回転可能に且つX方向に移動可能に支持している。従って、常に長尺状ワークを加工位置の近傍で安定して支持することができて、長尺状ワークの所要位置に正確に加工を施すことができる。また、長尺状ワークの加工位置の変更に伴って、ワークの支持位置を自動的に変更することができて、その加工作業を能率よく行うことができる。また、第1支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークの外周面を、その外径又は形状に応じて把持することが可能であり、且つ、第2支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークを、その外径又は形状に応じて支持することが可能であるので、円筒形或いは断面角形の長尺状ワークに対応した加工ができる。
【0009】
また、外径又は形状の異なった円筒形或いは断面角形の長尺状ワークを、その他端部側において回転可能に且つX方向へ移動可能に支持することができるばかりでなく、外径の異なった四角筒形の長尺状ワークを、その他端部側において回転可能に且つX方向移動可能に支持することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において前記取付板の左右方向の一側面には、小径円筒形の長尺状ワークを支持するために、上端部にV字状の支持面が形成された支持板が上下方向へ移動可能に支持されていることを特徴とするものである。
【0013】
従って、この請求項2に記載の発明によれば、支持板を上下方向へ移動することにより、V字状の支持面で支持し得る範囲の外径を有する小径円筒形の長尺状ワークを、その他端部側において支持することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第1支持機構は、断面角形の長尺状ワークをその内面及び外面間で把持する把持部材を着脱可能に備え、その内面で把持する内側把持部材は、長尺状ワークの内周形状と同形で長尺状ワークの内面に接合する支持面を有することを特徴とするものである。
【0015】
従って、この請求項3に記載の発明によれば、四角筒形や断面L字形等の断面角形の長尺状ワークを、その一端部側において、内面及び外面間で把持することができると共に、長尺状ワークに応じた内側把持部材を取り付けることで内面と内側把持部材の支持面との接合により、安定状態に把持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態のレーザ加工機においては、ベース21の上面にテーブル22がX方向へ移動可能に支持されている。テーブル22上にはパレット23が下部両側の複数のローラ24を介してX方向へ搬入出移動可能に支持され、その上面にはワーク支持装置25が配設されている。そして、このワーク支持装置25により、円筒形等の各種形状の長尺状ワークWがX方向に延長した状態で回転可能に支持されるようになっている。
【0019】
前記ベース21の一側上面にはコラム26が立設され、そのコラム26の下面には加工ヘッド27がY方向及びZ方向へ移動可能に配設されている。そして、ワーク支持装置25によりパレット23上に長尺状ワークWが支持された状態で、テーブル22がX方向に移動されるとともに、加工ヘッド27がY方向及びZ方向に移動される。これとともに、必要に応じて長尺状ワークWに回転が付与され、この状態で、加工ヘッド27からワークW上の加工位置にレーザ光が照射されて、ワークWに切断等の加工が施されるようになっている。
【0020】
次に、前記ワーク支持装置25の構成を概略的に説明する。図1及び図2に示すように、パレット23の一側上面には長尺状ワークWの一端部側を支持するための第1支持機構30が配設され、他側上面には長尺状ワークWの他端部側を支持するための第2支持機構31が配設されている。パレット23の一側上面には回転手段としての回転機構32が配設され、長尺状ワークWの加工時に、この回転機構32により第1支持機構30を介して、長尺状ワークWがその長さ方向と平行な軸線の周りで回転されるようになっている。パレット23の後側上面には移動手段としての移動機構33が配設され、この移動機構33により、第2支持機構31が長尺状ワークWの長さ方向(X方向)へ移動されるようになっている。
【0021】
そこで、前記ワーク支持装置25の各機構について詳細に説明する。図1〜図3に示すように、前記第1支持機構30においては、パレット23の一側上面にチャック34が配設されている。チャック34には複数(この実施形態では等角度間隔をおいて3個)の開閉可能な把持部材としての把持爪35が設けられ、各把持爪35の側面には複数の把持部35aが段差状に形成されている。そして、これらの把持爪35の把持部35a間において、外径の異なった円筒形の長尺状ワークWが一端部側の外周面にて把持間隔の調節可能に把持されるようになっている。
【0022】
前記第1支持機構30の後方(図3の上方)において、パレット23の一側上面には回転機構32の回転用モータ36が配設されている。そして、チャック34の把持爪35間に円筒形の長尺状ワークWの一端部が把持された状態で、この回転用モータ36が回転されることにより、把持爪35を介して長尺状ワークWが軸線の周りで回転されるようになっている。
【0023】
図1、図2及び図4〜図6に示すように、前記第2支持機構31においては、パレット23の上面に取付板37が一対のガイドレール38を介してX方向へ移動可能に支持されている。取付板37の図1,図2及び図4における右側面には一対の支持部材39が取り付けられ、それらの支持部材39には、長尺状ワークWの支持軸線を中心にした半径方向に延びるガイド孔39aが形成されている。各支持部材39のガイド孔39aには図5に実線及び2点鎖線で示すようにホルダ40が前記半径方向に沿って移動可能に嵌挿され、それらの上端部には把持部材としての把持ボール41が全方向へ回転自在に取り付けられている。そして、これらの把持ボール41により、円筒形の長尺状ワークWが他端部側の外周面にて回転可能に支持されるようになっている。
【0024】
前記取付板37の図1,図2及び図4における右側には調節軸42がY方向に延びる軸線の周りで回転可能に支持され、その調節軸42上には一対の逆ネジ状のウォーム43が設けられている。調節軸42の前端上方において調節軸42と平行に延びるように、取付板37の右側面には操作軸44が回転可能に支持され、その操作軸44の前端の取付部44aには操作ハンドル45が着脱可能に取り付けられるようになっている。そして、この操作ハンドル45にて操作軸44が回転操作されることにより、歯付きプーリ46,47及び歯付きベルト48を介して、調節軸42が回転されるようになっている。
【0025】
前記各支持部材39には回転軸49が回転可能に支持され、それらの回転軸49には調節軸42上のウォーム43に噛合するウォームホイール50、及びピニオン51がそれぞれ取り付け固定されている。前記各ホルダ40にはラック52が取り付けられ、このラック52は回転軸49上のピニオン51に噛合されている。そして、操作ハンドル45の操作により調節軸42が回転されたとき、ウォーム43、ウォームホイール50、回転軸49、ピニオン51及びラック52を介して、各ホルダ40が支持部材39のガイド孔39aに沿って前述した半径方向へ移動される。この半径方向への移動により、円筒形の長尺状ワークWの外径に応じて、両把持ボール41の支持位置が半径方向に調節されるようになっている。
【0026】
なお、図6〜図8に示すように、前記把持ボール41を支持するホルダ40としては、把持ボール41とラック52との間の長さの異なるものが複数種類用意されている。この実施形態においては、図6のホルダ40と、それよりも長い2種類のホルダ40A,40Bとが別に用意されている。そして、これらのホルダ40,40A,40Bを円筒形の長尺状ワークWの外径に応じて選択して、支持部材39のガイド孔39aに取り付けるようになっている。
【0027】
その結果、長さの小さいホルダ40を取り付けた場合には、操作ハンドル45の調節操作により、外径D1から外径D2までの範囲S1内の長尺状ワークWを支持することができる。また、中間長さのホルダ40Aを取り付けた場合には、操作ハンドル45の調節操作により、外径D2から外径D3までの範囲S2内の長尺状ワークWを支持することができる。さらに、長さの大きなホルダ40Bを取り付けた場合には、操作ハンドル45の調節操作により、外径D3から外径D4までの範囲S3内の長尺状ワークWを支持することができる。
【0028】
図4及び図6に示すように、前記取付板37の右側中央には必要に応じてガイド板53が一対のネジ54により着脱可能に取り付けられ、そのガイド板53の両側にはガイド部53aが設けられている。ガイド板53のガイド部53a間には支持板55が上下方向へ移動可能に支持され、その上端部には小径円筒形の長尺状ワークWを支持するためのV字状の支持面55aが形成されている。
【0029】
前記ガイド板53の下部には調節ネジ56が回転可能に螺合され、この調節ネジ56の回転操作により、支持板55が上下方向に移動されて、支持面55aの支持位置が調節されるようになっている。よって、この支持板55を取り付けた場合には、調節ネジ56の調節操作により、外径D4から外径D5までの範囲S4内の小径円筒形の長尺状ワークWを支持することができる。
【0030】
なお、前記操作ハンドル45及び調節ネジ56の近傍には、図示しない調節目盛が付設されている。そして、これらの調節目盛の指示に基づいて、操作ハンドル45及び調節ネジ56を回転操作して、長尺状ワークWの外径に応じて、把持ボール41または支持面55aの支持位置を調節できるようになっている。
【0031】
図2〜図4に示すように、前記移動機構33においては、パレット23の後側上面にボールネジ57がX方向へ延びる軸線上で回転可能に支持されている。第2支持機構31の取付板37の後部にはナット58が突設され、ボールネジ57に螺合されている。パレット23の一側上面には移動用モータ59が配設され、このモータ59の回転により、歯付きプーリ60,61及び歯付きベルト62を介して、ボールネジ57が回転されるようになっている。そして、長尺状ワークWに対する加工位置の変更時に、移動用モータ59によるボールネジ57の回転に伴い、第2支持機構31全体が長尺状ワークWの長さ方向に移動されて、ワークWの支持位置が加工位置の近傍に変更できるようになっている。
【0032】
次に、前記ワーク支持装置25において、四角筒形、断面L字形、断面U字形等の断面角形の長尺状ワークWを支持する場合の構成について説明する。
図9及び図10に示すように、第1支持機構30側においては、チャック34の各把持爪35が内端部と外端部とを内外逆にした状態となるように付け替えられる。そして、チャック34の把持爪35間には円板状の取付板65が支軸部65aを介して着脱可能に装着される。
【0033】
前記取付板65の一側外周縁には係合板66が取り付けられ、その先端には係合凹部66aが形成されている。パレット23の上面には位置決めブロック67が着脱可能に配設され、取付板65をチャック34の把持爪35間に装着する際に、係合板66の係合凹部66aをこの位置決めブロック67に係合させることにより、取付板65が所定の装着位置に位置決めされるようになっている。
【0034】
前記取付板65の側面中央には四角筒形の長尺状ワークWを支持する場合、その長尺状ワークWの内周形状とほぼ同形状をなす四角板状の内側把持部材としての内側把持板68が取り付け固定され、その外周面には長尺状ワークWの内面に接合する支持面68aが形成されている。そして、長尺状ワークWの一端部が内側把持板68の外周に嵌合されて、長尺状ワークWの内面が内側把持板68の支持面68aに接合されることにより、長尺状ワークWが一端部側において安定状態で支持されるようになっている。
【0035】
前記取付板65には、対をなす複数のネジ孔69が円周方向に90度間隔をおくとともに半径方向に所定ピッチ間隔おいて形成されている。取付板65の所要のネジ孔69には、4つのブラケット70が長孔70aを介して一対のネジ71により半径方向へ位置調節可能に取り付けられ、それらのブラケット70には外側把持部材としての外側把持ボルト72が螺合されている。そして、これらの外側把持ボルト72の先端部が四角筒形の長尺状ワークWの外面に接合されることにより、長尺状ワークWの一端部が内側把持板68の支持面68aと各外側把持ボルト72との間で把持されるようになっている。
【0036】
図1、図2、図5及び図11に示すように、前記第2支持機構31側においては、取付板37の左側面に一対の保持ローラ73が回転可能に支持されるとともに、それぞれ対をなす3組のガイドローラ74がブラケット75を介して回転可能に支持されている。ガイドローラ74間にて回転可能に保持されるように、保持ローラ73上には円板状の回転部材76が着脱可能に装着支持され、その中心には長尺状ワークWの外周形状と相似形で、その外周形状よりやや大きめの透孔76aが形成されている。この回転部材76は分割部76bにおいて2つの部分に分割可能に構成され、分割状態で透孔76a内に四角筒形の長尺状ワークWをセットした後、一対のネジ77により組み付けられるようになっている。
【0037】
四角筒形の長尺状ワークWを支持する場合、前記回転部材76の左側面には一対の支持板78がネジ79により着脱可能に取り付けられている。各支持板78の内端には、一対の支持ローラ80がブラケット81を介して直交する2本の軸線の周りで回転可能に支持されている。そして、これらの支持ローラ80が四角筒形の長尺状ワークWの対角線上に位置する隅角部外面に接触することにより、その長尺状ワークWの他端部側が長さ方向へ位置変更可能に支持されるようになっている。
【0038】
次に、前記の四角筒形の長尺状ワークWとは異なった断面角形の長尺状ワークWを支持する場合の構成について説明する。まず、小径四角筒形の長尺状ワークWを支持する場合には、図12に示すように、第1支持機構30側において、内側把持板68が長尺状ワークWの内面形状に合致可能な小形のものに付け替えられる。それとともに、外側把持ボルト72を支持する各ブラケット70の取付位置が取付板65の中心側に変移され、内側把持板68の支持面68aと各外側把持ボルト72との間で、長尺状ワークWの一端部側が把持されるようになっている。
【0039】
一方、第2支持機構31側においては、図13に示すように、回転部材76に対して支持板78が脱着されて、支持ローラ80の支持位置が中心側に変移したものと交換される。そして、各支持ローラ80が小径四角筒形の長尺状ワークWの外面に接触することにより、その長尺状ワークWの他端部側が長さ方向へ位置変更可能に支持されるようになっている。
【0040】
また、断面L字形の長尺状ワークWを支持する場合には、図14に示すように、第1支持機構30側において、内側把持板68が長尺状ワークWの内面形状に合致可能な形状のものに付け替えられる。それとともに、外側把持ボルト72を支持する2つのブラケット70の取付位置が取付板65の中心側に変移され、内側把持板68の支持面68aと2つの外側把持ボルト72との間で、長尺状ワークWの一端部側が把持されるようになっている。
【0041】
これに対して、第2支持機構31側においては、図15に示すように、支持板78が支持ローラ80の支持個数及び支持位置の異なったものと脱着交換される。すなわち、支持ローラ80が合計3対となるように、一方の支持板78が一対の支持ローラ80を有し、他方の支持板78が2対の支持ローラ80を有している。そして、3対の支持ローラ80のうち、2つの支持ローラ80が断面L字形の長尺状ワークWの外面に接触されるとともに、2つの支持ローラ80が長尺状ワークWの内面に接触され、残りの2つの支持ローラ80が長尺状ワークWの端縁に接触される。これにより、長尺状ワークWの他端部側が長さ方向へ位置変更可能に支持されるようになっている。
【0042】
さらに、断面U字形の長尺状ワークWを支持する場合には、図16に示すように、第1支持機構30側において、内側把持板68が長尺状ワークWの内面形状に合致可能な形状のものに付け替えられる。それとともに、外側把持ボルト72を支持する3つのブラケット70の取付位置が取付板65の中心側に変移され、内側把持板68の支持面68aと3つの外側把持ボルト72との間で、長尺状ワークWの一端部側が把持されるようになっている。
【0043】
これに対して、第2支持機構31側においては、図17に示すように、支持板78が支持ローラ80の支持個数及び支持位置の異なったものと脱着交換される。すなわち、一方の支持板78が1個の支持ローラ80を有し、他方の支持板78が2対の支持ローラ80を有している。そして、3つの支持ローラ80が断面U字形の長尺状ワークWの外面に接触されるとともに、2つの支持ローラ80が長尺状ワークWの端縁に接触される。これにより、長尺状ワークWの他端部側が長さ方向へ位置変更可能に支持されるようになっている。
【0044】
次に、前記のような構成のワーク支持装置25を備えたレーザ加工機の動作を説明する。
まず、円筒形の長尺状ワークWを加工する場合には、図3に示すように、第1支持機構30において、チャック34の把持爪35間に長尺状ワークWの一端部側を支持する。この場合、長尺状ワークWの外径に応じて各把持爪35の把持部35aを選択することにより、把持爪35間の把持間隔を任意に調節することができる。
【0045】
一方、第2支持機構31側においては、図4〜図6に示すように、一対の把持ボール41上に長尺状ワークWの他端部を支持する。この場合、長尺状ワークWの外径に応じて、操作ハンドル45を回転操作することにより、把持ボール41の支持位置を調整して、長尺状ワークWを所定の軸線上に延長配置することができる。また、長尺状ワークWの外径が大きく変更されている場合には、図7及び図8に示すように、把持ボール41を支持するホルダ40を長さの異なったホルダ40A,40Bと脱着交換し、この状態で操作ハンドル45の回転操作により、把持ボール41の支持位置を調整することができる。
【0046】
特に、小径円筒形の長尺状ワークWを支持する場合には、図6に示すように、取付板37にガイド板53を介して支持板55を取り付け、その支持板55上のV字状支持面55aに長尺状ワークWの他端部を支持する。この場合には、長尺状ワークWの外径に応じて、調節ネジ56を回転操作することにより、支持面55aの支持位置を上下に調節することができる。
【0047】
このように、円筒形の長尺状ワークWが両端部にて支持された状態で加工運転を開始すると、テーブル22がX方向に移動されるとともに、加工ヘッド27がY方向及びZ方向に移動される。このとき、回転機構32の回転用モータ36により、第1支持機構30のチャック34を介して長尺状ワークWが回転される。従って、加工ヘッド27からワークW上の加工位置にレーザ光が照射されて、ワークWに切断等の加工が施される。
【0048】
そして、長尺状ワークW上の長さ方向における他の位置に対して加工が行われる場合等には、ボールネジ57を介して第2支持機構31全体が長尺状ワークWの長さ方向に移動される。このとき、把持ボール41がワークW上を転動し、把持ボール41の支持位置が加工位置の近傍付近に変更される。この状態で、前記の場合と同様に、加工ヘッド27からワークW上の加工位置にレーザ光が照射されて、ワークWに切断等の加工が施される。
【0049】
次に、四角筒形等の断面角形の長尺状ワークWを加工する場合には、図9及び図10に示すように、第1支持機構30において、チャック34の各把持爪35を図3の状態から先端側と基端側とを反転し、それらの把持爪35間に取付板65を装着する。そして、この取付板65上に設けられた内側把持板68の支持面68aと複数の外側把持ボルト72との間で、四角筒形の長尺状ワークWの一端部側を内面及び外面から把持する。
【0050】
また、第2支持機構31側においては、図11に示すように、一対の保持ローラ73上に回転部材76を装着支持して、複数対のガイドローラ74間に回転可能に保持する。そして、この回転部材76上に設けられた複数の支持ローラ80により、四角筒形の長尺状ワークWの他端部側を長さ方向へ支持位置の変更可能に支持する。
【0051】
この状態で、前述した円筒形の長尺状ワークWの加工時と同様に、回転用モータ36により長尺状ワークWが回転されながら、加工ヘッド27からワークW上の加工位置にレーザ光が照射されて、ワークWに切断等の加工が施される。そして、この加工運転時にも、ワークWの長さ方向への加工位置の移動にともない、支持ローラ80がワークW上を転動し、第2支持機構31によるワークWの他端部側の支持位置が変更される。
【0052】
一方、小径四角筒形の長尺状ワークWを加工する場合には、図12に示すように、第1支持機構30側において、内側把持板68の形状及び各外側把持ボルト72の取付位置が異なった取付板65を、チャック34の把持爪35間に装着する。また、第2支持機構31側においては、図13に示すように、支持ローラ80の支持位置が異なった回転部材76を保持ローラ73上に装着支持する。そして、この状態で前記の場合と同様にワークWの加工を連続的に行うことができる。
【0053】
さらに、断面L字形または断面U字形の長尺状ワークWを加工する場合には、図14及び図16に示すように、第1支持機構30側において、内側把持板68の形状及び各外側把持ボルト72の取付位置が異なった取付板65を、チャック34の把持爪35間に装着する。また、第2支持機構31側においては、図15及び図17に示すように、支持ローラ80の支持個数及び支持位置が異なった回転部材76を保持ローラ73上に装着支持する。そして、この状態で前記の場合と同様にワークWの加工を連続的に行うことができる。
【0054】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この長尺状ワークの支持装置においては、テーブルと共に長尺状ワークWの長さ方向に移動可能なパレット上において、長尺状ワークWの一端部側が第1支持機構30により支持されるとともに、他端部側が第2支持機構31により支持されるようになっている。また、長尺状ワークWの加工時に、そのワークWが回転機構32により第1支持機構30を介して、長さ方向と平行な軸線の周りで回転されるようになっている。さらに、長尺状ワークWへの加工位置の変更に伴い、第2支持機構31が移動機構33により長尺状ワークWの長さ方向に移動されて、ワークWの支持位置が変更されるようになっている。
【0055】
このため、長尺状ワークWの加工時に、そのワークWを常に加工位置の近傍を含む両端部において安定状態に支持することができて、長尺状ワークWの所要位置に正確に加工を施すことができる。また、長尺状ワークWの加工位置の変更に伴って、ワークWの支持位置を段取り替えすることなく自動的に変更することができて、ワークWの加工を連続して能率よく行うことができる。
【0056】
(2) この長尺状ワークの支持装置においては、前記第1支持機構30及び第2支持機構31に、円筒形の長尺状ワークWの外周面を把持するための把持爪35及び把持ボール41が装備されている。そして、これらの把持爪35及び把持ボール41の把持間隔が長尺状ワークWの外径に応じて調節可能になっている。このため、外径の異なった円筒形の長尺状ワークWを、その両端部において外周側から外径に応じた把持間隔にて確実に把持することができる。
【0057】
(3) この長尺状ワークの支持装置においては、前記第1支持機構30に、断面角形の長尺状ワークWをその内面及び外面間で把持するための内側把持板68及び複数の外側把持ボルト72が装備されている。このため、四角筒形や断面L字形等の断面角形の長尺状ワークWを、その一端部側において内面及び外面間で確実に把持することができる。
【0058】
(4) この長尺状ワークの支持装置においては、前記第1支持機構30の内側把持板68の外周面に、長尺状ワークWの内面に接合する支持面68aが形成されている。このため、断面角形の長尺状ワークWを、その一端部側において内面と内側把持板68の支持面68aとの接合により、安定状態に支持することができる。
【0059】
(5) この長尺状ワークの支持装置においては、前記第2支持機構31に、回転部材76と、断面角形の長尺状ワークWの外面を支持するように回転部材76上に位置調節可能に配設された複数の支持ローラ80とが装備されている。このため、形状や寸法の異なった断面角形の長尺状ワークWを、その他端部側において外面側から確実に支持することができる。
【0060】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、ワーク支持装置25の第1支持機構30、第2支持機構31、回転機構32及び移動機構33の構成を任意に変更すること。
【0061】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、長尺状ワークの所要位置に正確に加工を施すことができる。また、長尺状ワークの支持位置を自動的に変更しながら、その加工作業を能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の長尺状ワークの支持装置を備えたレーザ加工機の正面図。
【図2】 図1のレーザ加工機の平面図。
【図3】 図2の支持装置における第1支持機構部分の要部拡大平面図。
【図4】 図2の支持装置における第2支持機構部分の要部拡大平面図。
【図5】 図1の5−5線における要部拡大断面図。
【図6】 図1の6−6線における要部拡大断面図。
【図7】 外径が小さい円筒形ワークの支持状態を示す部分断面図。
【図8】 外径がさらに小さいワークの支持状態を示す部分断面図。
【図9】 四角筒形ワークの支持状態を示す第1支持機構部分の断面図。
【図10】 図9の10−10線における要部断面図。
【図11】 四角筒形ワークの支持状態を示す図1の11−11線における要部拡大断面図。
【図12】 外径が小さい四角筒形ワークの支持状態を示す第1支持機構部分の側断面図。
【図13】 同ワークの支持状態における第2支持機構部分の側断面図。
【図14】 断面L字形のワークの支持状態を示す第1支持機構部分の側断面図。
【図15】 同ワークの支持状態における第2支持機構部分の側断面図。
【図16】 断面U字形のワークの支持状態を示す第1支持機構部分の側断面図。
【図17】 同ワークの支持状態における第2支持機構部分の側断面図。
【符号の説明】
22…テーブル、23…パレット、25…ワーク支持装置、27…加工ヘッド、30…第1支持機構、31…第2支持機構、32…回転手段としての回転機構、33…移動手段としての移動機構、34…チャック、35…把持部材としての把持爪、36…回転用モータ、40,40A,40B…ホルダ、41…把持部材としての把持ボール、42…調節軸、44…操作軸、45…操作ハンドル、55…支持板、55a…支持面、56…調節ネジ、57…ボールネジ、59…移動用モータ、65…取付板、68…内側把持部材としての内側把持板、68a…支持面、72…外側把持部材としての外側把持ボルト、76…回転部材、80…支持ローラ、W…長尺状ワーク、D1,D2,D3,D4,D5…外径。
Claims (3)
- 長尺状ワークに対してレーザ光を照射して切断等の加工を施すようにしたレーザ加工機において、長尺状ワークの一端部側を支持する第1支持機構と、長尺状ワークの他端部側を支持する第2支持機構と、長尺状ワークをその長さ方向と平行な軸線の周りに回転させる回転手段と、前記第2支持機構を長尺状ワークの長さ方向に移動させる移動手段とを備えた支持装置であって、その支持装置は、前記レーザ加工機のテーブル上に載置されてテーブルと共に前記長尺状ワークの長さ方向に移動可能なパレット上に配置され、前記第2支持機構が前記移動手段により前記パレット上を前記長尺状ワークの長さ方向に移動可能に支持され、また、前記第1支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークを把持する把持部材を備え、その把持部材の把持間隔が長尺状ワークの外径又は形状に応じて調節可能であり、且つ、前記第2支持機構は、円筒形又は断面角形の長尺状ワークを支持する支持部材を備え、その支持部材の支持位置が長尺状ワークの外径又は形状に応じて調節可能であり、取付板が前記パレット上を前記長尺状ワークの長さ方向に移動可能に支持されて、その取付板の左右方向の一側面には、ワークの支持軸を指向する方向に移動可能に一対のホルダが設けられ、そのホルダの上端部には円筒形の長尺状ワークを支持するための把持ボールが全方向回転自在に支持されて前記支持部材が構成されており、一方、前記取付板の左右方向の他側面には、一対の保持ローラが回転可能に支持されると共に、それぞれ対をなす3組のガイドローラが回転可能に支持されて、前記一対の保持ローラと3組のガイドローラとに円板状の回転部材が着脱可能に支持され、その回転部材上に断面角形の長尺状ワークの外面を支持するように複数の支持ローラが位置調節可能に配設されて前記支持部材を構成し、前記回転部材に四角筒形の長尺状ワークを支持するための一対の支持板が着脱可能に取り付けられ、その一対の支持板のそれぞれの内端には、一対の支持ローラが直交する2本の軸線周りに回転可能に支持され、これらの支持ローラが前記四角筒形の長尺状ワークの対角線上に位置する隅角部外面に接触可能に配置されて前記支持部材を構成していることを特徴とする長尺状ワークの支持装置。
- 前記取付板の左右方向の一側面には、小径円筒形の長尺状ワークを支持するために、上端部にV字状の支持面が形成された支持板が上下方向へ移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の長尺状ワークの支持装置。
- 前記第1支持機構は、断面角形の長尺状ワークをその内面及び外面間で把持する把持部材を着脱可能に備え、その内面で把持する内側把持部材は、長尺状ワークの内周形状と同形で長尺状ワークの内面に接合する支持面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の長尺状ワークの支持装置。
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