JP4777781B2 - レーザ加工装置に用いるパレット搬送装置 - Google Patents

レーザ加工装置に用いるパレット搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ加工装置に用いるパレット搬送装置に関するものである。
大型のワークを加工可能なレーザ加工装置のワークを支持するパレットは、パレット搬送装置によりワークの脱着を行う脱着位置とワークの加工を行う加工位置との間で往復搬送されるようになっている。又、前記脱着位置と、該位置から離れた段取位置との間においてパレット搬送装置によりパレットを往復搬送するようになっている。前記段取位置において、パレットのパレット本体に対しワークの複数箇所に形成された位置決め孔とそれぞれ対応するように複数本の位置決めピンが固定治具を用いて装着されるとともに、ワークの下面を複数箇所で支持する複数の支持ピンが同じく固定治具を用いて装着されるようになっている。前記各固定治具は、前記パレット本体の多数箇所に形成されたネジ孔に締付ボルトを螺合することにより所望する位置に取り付けられる。
ところが、上記従来のワークのパレットは、ワークの種類に応じて、前記複数本の位置決めピンの固定治具及び複数本の支持ピンの固定治具をそれぞれ多数種用意しなければならないので、多数の固定治具の保管のための広いスペースが必要であるばかりでなく、固定治具の製造が面倒であり、段取り作業の都度、固定治具を取り換える必要があるので、段取り作業に時間を要し、ワークの加工作業の能率を低下するという問題があった。
上記問題を解消するため、パレット本体に固定治具を残し、位置決めピンを固定治具から取り外し可能にし、ワークの種類に応じて、別の位置決めピンを装着することも考えられる。しかし、ワークの種類に応じて、多数種の位置決めピンを用意しなければならないので、固定治具の共通化が図れるものの種類の異なる位置決めピンの交換作業が非常に面倒であるという別の問題があった。
本発明は、パレットの構成を簡素化して段取位置と加工位置間のパレットの搬送作業を迅速に行うことができるレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置を提供することにある。
請求項に記載の発明は、ワークを支持するパレットを、ワークの種類に応じて段取りするための段取位置と、ワークの加工位置との間で往復搬送するレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置であって、前記パレットのパレット本体に対しワークを位置決めするため、水平方向のY軸方向に位置調節する水平位置調節手段及び上下方向のZ軸方向に位置調節する上下位置調節手段が前記パレット本体に設けられるとともに、該パレット搬送装置の機枠の段取位置には、前記水平位置調節手段を駆動する第1駆動機構及び前記上下位置調節手段を駆動する第2駆動機構が装着され、前記第1駆動機構は、水平移動機構によりY軸方向に往復移動される水平移動体と、この水平移動体に取り付けられ、かつパレット側に装着された水平移動サドルの係止孔に係止可能な係止ピンを有する第1アクチュエータとにより構成され、前記第2駆動機構は、前記水平移動体に対し昇降機構により往復昇降移動される昇降移動体と、この昇降移動体に取り付けられ、かつパレット側に装着された昇降サドルの係止孔に係止可能な係止ピンを有する第2アクチュエータとにより構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記パレット搬送装置側には、前記パレットが段取位置に移動された状態で、コネクタを介してY軸方向に案内移動される水平移動サドルを所定位置にロックする第1ロック手段及びZ軸方向に往復移動される昇降サドルを所定位置にロックする第2ロック手段にエアを供給するエア供給源が装設されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はにおいて、前記水平移動機構及び第1アクチュエータ、昇降機構及び第2アクチュエータは制御装置の記録媒体にワークの種類に応じて予め設定された動作プログラムに基づいて数値制御動作されて、ワークの位置決めを行う位置決め部材の水平位置座標及び上下方向の高さ位置座標が調節されるように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか一項において、前記パレット搬送装置は、パレットの段取位置と加工位置との間に配設された機枠と、該機枠の上部に装着され、かつ前記パレット本体の両側下面を支持するように装着された複数の駆動ローラと、各駆動ローラを回転する回転駆動機構とにより構成され、前記パレット搬送装置は、パレットの搬送方向を直角方向に変向するように構成され、前記駆動ローラは、パレットの搬送方向の切換位置への搬入出動作において、前記パレット本体が干渉しないように上下位置の切換機構により支持され、前記回転駆動機構を構成するチェーン又はベルトは、パレット側の前記水平位置調節手段及び前記上下位置調節手段が干渉しないように上下方向に蛇行状に配設されていることを要旨とする。
求項に記載の発明によれば、パレット搬送装置の段取位置には、水平位置調節手段を駆動する第1駆動機構及び上下位置調節手段を駆動する第2駆動機構が装着されている。このため、パレットの構成を簡素化して段取位置と加工位置間のパレットの搬送作業を迅速に行うことができる。
又、水平移動サドルの係止孔及び昇降サドルの係止孔に第1アクチュエータの係止ピン及び第2アクチュエータの係止ピンを係止可能に構成したので、両サドルへの駆動力の伝達を簡単な構成により実現することができ、コストを低減することができる。
請求項に記載の発明は、前記パレット搬送装置側にコネクタを介して第1ロック手段及び第2ロック手段にエアを供給するエア供給源が装設されているので、パレットの重量を低減して、その搬送を迅速に行うことができる。
請求項に記載の発明は、制御装置の記録媒体にワークの種類に応じて予め設定された動作プログラムに基づいて数値制御動作されて、ワークの位置決めを行う位置決め部材の水平位置座標及び上下方向の高さ位置座標が調節されるので、調節動作を容易に行うことができる。
請求項に記載の発明は、前記パレット搬送装置の回転駆動機構が前記パレット側の水平位置調節手段及び上下位置調節手段と干渉しないので、パレットの搬送方向を容易に変更することができる。
以下、本発明を具体化したレーザ加工装置に用いるワークのパレット及びパレット搬送装置の一実施形態を図1〜図10にしたがって説明する。
最初に、図6に基づいてレーザ加工装置の概要について説明する。このレーザ加工装置11は、門形に構築された左右一対の支持フレーム12と、両支持フレーム12の上面に敷設された左右一対の案内レール13と、両案内レール13によりX軸(水平)方向の往復動可能に装着されたX軸移動体14とを備えている。又、レーザ加工装置11の前記X軸移動体14にはY軸(水平)案内レール15が敷設され、該Y軸案内レール15にはY軸移動体16がY軸方向の往復動可能に装着されている。前記Y軸移動体16にはZ軸案内レール17がZ軸(上下)方向に敷設され、該Z軸案内レール17にはZ軸移動体18が上下方向に往復動可能に装着され、該Z軸移動体18にはレーザ加工ヘッド19が装着されている。
前記X軸移動体14、Y軸移動体16及びZ軸移動体18は、それぞれ制御移動され、前記レーザ加工ヘッド19により加工位置に支持されたワークの加工を行うようになっている。
ワークを支持するパレット20は、図6に示すように第1パレット搬送装置21によってレーザ加工装置11からX,Y軸方向に離隔した段取位置P1と、パレット20へのワークの脱着を行う脱着位置P2との間で往復搬送されるようになっている。又、前記パレット20は、第2パレット搬送装置22によって、前記脱着位置P2とレーザ加工装置11近傍の待機位置P3との間で往復搬送されるようになっている。さらに、前記パレット20は、第3パレット搬送装置23によって、前記待機位置P3とワークの加工位置P4との間で往復搬送されるようになっている。
ここで、前記第1〜第3パレット搬送装置21〜23の構成の説明に先立って、パレット20の構成について説明する。
図6においては前記パレット20を構成する部材のうち角パイプよりなる平面長四角枠状のパレット本体24のみが示されている。図7に示すように、前記パレット本体24には図8に示すワークWに形成された第1位置決め孔h1に挿入されて、ワークWをパレット本体24上の所定位置に位置決めするための位置決め部材としての第1位置決めピン31が装着されている。この第1位置決めピン31は第1Y・Z位置調節機構32によって、Y軸方向に位置調節されるとともに、Z軸(上下)方向に位置調節されるようになっている。一方、図7に示すように前記パレット本体24には、図8に示すワークWに形成された第2位置決め孔h2に挿入されて、ワークWをパレット本体24上の所定位置に位置決めするための位置決め部材としての第2位置決めピン33が装着されている。この第2位置決めピン33は、第2Y・Z位置調節機構34によってY軸方向に位置調節されるとともに、Z軸(上下)方向に位置調節されるようになっている。さらに、前記パレット本体24には前記ワークWの下面を支持する複数(この実施形態では例えば8箇所であるが図7において4箇所のみ図示)の支持部材としての支持ピン35が装着されている。各支持ピン35は、第3Y・Z位置調節機構36によってY軸方向に位置調節されるとともに、Z軸(上下)方向に位置調節されるようになっている。
上述した第1〜第3Y・Z位置調節機構32,34,36は、全て同様に構成されているので、それらを代表して前記第1Y・Z位置調節機構32を図1〜図4に基づいて説明する。
図1及び図3に示すように、前記パレット本体24には、水平案内機構としての二本のY軸案内レール43が敷設され、両Y軸案内レール43にはY軸方向に往復動される水平移動サドルとしてのY軸サドル44が装着されている。該Y軸サドル44の水平板部44aの一端縁には下向きに連結片44bが折り曲げ形成され、該連結片44bには前記パレット本体24に取り付けた第1ロック手段としてのロック付エアシリンダ45のピストンロッド45aの先端部が連結され、Y軸サドル44がY軸方向に位置調節された後に、Y軸サドル44を所定位置において前記ロック付エアシリンダ45によりロックするようにしている。
前記Y軸サドル44の水平板部44aには図2に示すように案内筒46が取り付けられ、この案内筒46にはZ軸方向に往復動されるZ軸移動ロッド47が挿通され、該Z軸移動ロッド47の上端部には前記第1位置決めピン31を取り付けた昇降サドルとしてのZ軸サドル48が取り付けられている。前記水平板部44aの下面には第2ロック手段としてのロック付エアシリンダ49が上向きに取り付けられ、そのピストンロッド49aの上端部が前記Z軸サドル48に連結されている。そして、Z軸サドル48がZ軸方向に位置調節された後に、Z軸サドル48を所定位置においてロック付エアシリンダ49によりロックするようにしている。
図1に示すように前記Y軸サドル44の端縁には連結片44cが下方に折り曲げ形成され、該連結片44cには位置調節時に利用される係止孔44d(図4参照)が形成されている。前記Z軸サドル48の水平板部48aの一端縁には連結片48bが下方に折り曲げ形成され、該連結片48bには同じく位置調節時に利用される係止孔48cが形成されている。
次に、前記Y軸サドル44の前記係止孔44dを利用して該Y軸サドル44をY軸方向に位置調節する第1駆動機構51及びZ軸サドル48の係止孔48cを利用してZ軸方向に位置調節する第2駆動機構52について説明する。
前記第1駆動機構51及び第2駆動機構52は、前記第1パレット搬送装置21の機枠53に装着され、かつ前記パレット20が第1パレット搬送装置21上の段取位置P1に移動された状態において機能するよう構成されている。第1駆動機構51について説明すると、図2及び図3に示すように前記機枠53には取付台座61を介してボールねじ62がY軸方向に指向し、かつ所定位置においてY軸用サーボモータ63により正逆回転可能に支持されている。前記取付台座61にはY軸案内レール(図示略)により水平移動体としてのY軸移動体65が往復動可能に支持され、前記ボールねじ62に螺合されたボールねじナット(図示略)が前記Y軸移動体65に収容されている。この実施形態では、前記取付台座61、ボールねじ62、ボールねじナット及びY軸用サーボモータ63等によりY軸移動体65の水平移動機構が構成されている。
前記Y軸移動体65にはX軸方向に指向する第1アクチュエータとしてのシリンダ67の基端部が固定され、その係止ピンとしてのピストンロッド67aの先端部は、前記パレット20が図1に示すように段取位置P1に停止された状態で、前記Y軸サドル44の係止孔44dに係止可能に構成されている。そして、前記係止孔44dにピストンロッド67aが係止された状態で、前記Y軸用サーボモータ63が作動されると、Y軸移動体65及びシリンダ67がY軸方向に移動され、Y軸サドル44とともに前記第1位置決めピン31のY軸方向の位置が調節される。
前記Y軸移動体65には図1に示すように連結板71の基端部が連結され、該連結板71には前記第2駆動機構52が装着されている。前記連結板71は第1板片71aと、この第1板片71aの先端部に湾曲形成された第2板片71bと、この第2板片71bの先端部に一体形成された第3板片71cによって形成されている。前記第3板片71cにはボールねじ72、ボールねじナット73及び前記ボールねじ72を回転するZ軸用サーボモータ74等よりなる昇降機構を介して昇降移動体としてのZ軸移動体75が昇降可能に装着されている。このZ軸移動体75の上端部には第2アクチュエータとしてのシリンダ76がY軸方向に指向するように取り付けられ、このシリンダ76の係止ピンとしてのピストンロッド76aの先端部は、前記パレット20が段取位置P1に停止された状態で、前記Z軸サドル48の係止孔48cに係止可能に支持されている。そして、前記係止孔48cにピストンロッド76aが係止された状態で、前記サーボモータ74が作動されると、Z軸移動体75及びシリンダ76がZ軸方向に移動され、Z軸サドル48とともに前記第1位置決めピン31のZ軸方向の位置が調節される。
図1に示すように、前記機枠53には、パレット20を段取位置P1に規制する位置規制片81が複数(この実施形態では図7に示すように3)箇所に取り付けられている。これらの位置規制片81には動力供給装置としてのエア供給源Cからエア配管83を通して供給されるエアを前記パレット20に装着されたロック付エアシリンダ45,49に図示しないエア配管を通して供給するための接合・離脱可能なコネクタ82が設けられている。前記エア配管83には電磁開閉弁84A,84B,84C,84Dが接続され,前記ロック付エアシリンダ45又は49のロッド側シリンダ室又はピストン側シリンダ室にエアを供給するようになっている。
この実施形態では、前記第1Y・Z位置調節機構32、第1駆動機構51及び第2駆動機構52により第1位置決めピン31の水平位置調節手段及び上下位置調節手段が構成されている。
次に、前記のように構成したパレット20を往復搬送する前記第1〜第3パレット搬送装置21〜23の搬送機構部を、図5,6及び図9に基づいて説明する。
図9に示すように、前記第1パレット搬送装置21の両サイドフレーム54,55(図5,6参照)の上面には前記パレット20のパレット本体24の下面を支持してパレット20を搬送する駆動ローラ85が多数箇所に、かつY軸方向に等ピッチで装着されている。前記各駆動ローラ85は、スプロケットホイール86、無端状のチェーン87及びサーボモータ88よりなる回転駆動機構によって回転されるようになっている。前記第2パレット搬送装置22及び第3パレット搬送装置23も前記第1パレット搬送装置21と同様に構成されている。しかし、前記パレット20のパレット本体24の下方に前記ロック付エアシリンダ49が吊下されているので、このロック付エアシリンダ49と前記駆動ローラ85及びチェーン87等が干渉しないような工夫が前記脱着位置P2及び待機位置P3に装着された駆動ローラ85及びチェーン87に施されている。即ち、図9に示すように、脱着位置P2においてパレット20のパレット本体24を支持する駆動ローラ85A,85Bは切換機構としての昇降用シリンダ89(図5参照)によって上下方向の位置切り換え可能に支持されるとともに、チェーン87が蛇行するように装着されている。同様に、図示しないが待機位置P3においてパレット20のパレット本体24を支持する駆動ローラ85も昇降用シリンダ89によって上下方向の位置切り換え可能に支持されるとともに、チェーン87が蛇行するように装着されている。
次に、図10によりレーザ加工装置の動作を制御する制御システムについて説明する。
制御装置91は、各種の演算を行う中央演算処理回路92と、各種の処理プログラムを予め記憶するための読み出し専用の記録媒体としてのリード・オンリー・メモリ(ROM)93と、各種のデータを記憶するための読み出し書き込み可能なランダム・アクセス・メモリ(RAM)94とを備えている。前記制御装置91には、キーボード等の入力装置95と表示装置96がインターフェース97を介して接続されている。前記制御装置91にはインターフェース97及び駆動回路98を介して前記シリンダ67,76、Y軸用サーボモータ63、Z軸用サーボモータ74、ロック付エアシリンダ45,49、第1〜第3パレット搬送装置21〜23のサーボモータ88及び昇降用シリンダ89が接続されている。
前記RAM94には、多数種のワークWのプロファイルデータ及び第1,第2位置決め孔h1,h2の位置データが予め記憶されるとともに、前記両データに基づいて、前記第1位置決めピン31、第2位置決めピン33及び複数の支持ピン35のY軸方向の座標位置データ及びZ軸方向の座標位置データが予め記憶されている。前記ROM93には、前記各座標位置データに基づいて前記第1駆動機構51及び第2駆動機構52のY軸及びZ軸用サーボモータ63,74の数値制御を行うとともに、前記ロック付エアシリンダ45、ロック付エアシリンダ49、サーボモータ88及び昇降用シリンダ89の動作を制御するための動作プログラムが予め記憶されている。
次に、前記のように構成したレーザ加工装置の動作を説明する。
最初に、前記パレット20を段取位置P1に移動して位置規制片81により位置規制するとともに、非接合状態の一対のコネクタ82を接合状態とする。この状態では、第1位置決めピン31の第1Y・Z位置調節機構32の前記Y軸サドル44が図1に示すようにY軸方向の原点位置に保持されるとともに、前記Z軸サドル48が最下限の原点位置に保持されている。又、前記第1駆動機構51のシリンダ67のピストンロッド67aがY軸サドル44の係止孔44dと対向する原点位置にあり、第2駆動機構52のシリンダ76のピストンロッド76aもZ軸サドル48の係止孔48cと対向する原点位置にある。
一方、前記第2位置決めピン33の第2Y・Z位置調節機構34と、複数の支持ピン35の第3Y・Z位置調節機構36も前記第1Y・Z位置調節機構32と同様に構成されているので、関係する各部材も全て原点位置に保持されている。
この状態で、加工しようとするワークWの種類を入力装置95により選定して、パレット20の段取り動作を開始すると、全てのシリンダ67,76のピストンロッド67a,76aが全てのY軸サドル44の係止孔44d及びZ軸サドル48の係止孔48cに係止される。次に、ワークWと対応して予め前記ROM93に記憶された動作プログラムに基づいて、全てのY軸用サーボモータ63、Z軸用サーボモータ74が作動され、第1位置決めピン31、第2位置決めピン33及び各支持ピン35が所定のY軸座標位置及びZ軸座標位置にそれぞれ移動される。この行程においては、前記電磁開閉弁84A,84B,84C,84Dが開閉されて、前記ロック付エアシリンダ45,49のピストン側シリンダ室又はロッド側シリンダ室にエアが供給され、両シリンダ45,49のロック状態が解除され、Y軸サドル44及びZ軸サドル48の移動が許容され、Y軸サドル44がY軸方向にZ軸サドル48がZ軸方向に移動される。第1位置決めピン31、第2位置決めピン33及び支持ピン35の位置調節が終了して、前記全てのロック付エアシリンダ45,49へのエアの供給が停止されると、ロック付エアシリンダ45,49のロック機能により各ピン31,33,35が所定座標位置にロックされる。
次に、シリンダ67及びシリンダ76が作動されて、Y軸サドル44の係止孔44dからピストンロッド67aが離脱され、Z軸サドル48の係止孔48cからピストンロッド76aが離脱される。
このようにして、パレット20の各ピン31,33,35のY軸方向及びZ軸方向の座標位置を調節する段取り作業が終了した後、第1パレット搬送装置21が作動されて、パレット20が段取位置P1から脱着位置P2に移動される。ここでワークWが前記第1及び第2位置決めピン31,33により位置決めされるとともに、ワークWの下面が複数の支持ピン35により支持され、パレット20へのワークWの装着が完了する。
ワークWが装着されたパレット20は、第2パレット搬送装置22によって脱着位置P2から待機位置P3に搬送され、第3パレット搬送装置23によって待機位置P3から加工位置P4に搬送され、レーザ加工装置11のレーザ加工ヘッド19から出力されるレーザ光によってワークWが加工される。
なお、ワークWの加工が終了すると、パレット20が加工位置P4から脱着位置P2へ搬送され、ワークWの交換が行われる。
種類の異なるワークWを加工する場合には、パレット20が段取位置P1に搬送されて図8に示す第1位置決めピン31、第2位置決めピン33及び全ての支持ピン35が前述した調節動作と同様にしてY軸方向及びZ軸方向にそれぞれ位置調節される。そして、第1パレット搬送装置21によりパレット20が脱着位置P2に移動されて異なるワークがパレット20の適正位置に支持される。
上記実施形態のレーザ加工装置に用いるワークのパレット及びパレット搬送装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、パレット20のパレット本体24に対し、第1Y・Z位置調節機構32によって第1位置決めピン31のY軸座標位置とZ軸座標位置を調節可能にするとともに、第2Y・Z位置調節機構34によって第2位置決めピン33のY軸座標位置とZ軸座標位置を調節可能にした。このため、ワークWの種類に応じて異なる第1及び第2位置決め孔h1,h2に第1位置決めピン31及び第2位置決めピン33を位置調節して係止することができ、位置決めピンの段取り作業を容易に行うことができる。又、ワークの種類に応じて、複数種の位置決めピンの固定治具を用意しなくても済むので、その保管用スペースが不要となる。
(2)上記実施形態では、第1パレット搬送装置21を構成する機枠53の段取位置P1側に第1駆動機構51及び第2駆動機構52を装着したので、パレット20の構成を簡素化して、段取位置と加工位置間のパレット20の搬送動作を小動力で迅速に行うことができる。
(3)上記実施形態では、パレット20が第1パレット搬送装置21により段取位置P1に移動された状態で、機枠53に位置規制片81を介して取り付けたコネクタ82によって前記エア供給源Cから前記ロック付エアシリンダ45,49にエアを供給するようにした。このため、常時エア供給ホースを接続しておく必要がなく、パレットの移動時に障害になるものがなく、パレット20の搬送動作を小動力で迅速に行うことができる。
(4)上記実施形態では、前記パレット20のロック付エアシリンダ45,49の搬送経路にある第2パレット搬送装置22及び第3パレット搬送装置23の駆動ローラ85を昇降用シリンダ89により上下の位置切り換え可能に構成するとともに、駆動ローラ85を回転するチェーン87を上下方向に蛇行するように装着した。このため、パレット20の搬送動作中にロック付エアシリンダ45,49が駆動ローラ85やチェーン87に干渉するのを回避することができ、パレット20の搬送方向を容易に変更することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図11に示すように、前記Z軸サドル48の上面に対し例えば前記第1位置決めピン31、第2位置決めピン33又は支持ピン35をX軸方向に変位するための調節板100を取り外し可能にボルト101により取り付けるようにするとともに、前記ピンの変位量の異なる調節板100を複数種用意して交換可能にしてもよい。この実施形態では、各ピン31(33,35)のX軸方向への位置調節の自由度を高めることができる。
・第1ロック手段としてのロック付エアシリンダ45に代えて、前記パレット本体24にロック機能付のサーボモータを取り付け、このモータの回転軸に継手を介してボールねじを連結し、前記Y軸サドル44に取り付けられたボールねじナットに前記ボールねじを螺合するようにしてもよい。同様に、第2ロック手段としてのロック付エアシリンダ49に代えて、前記Y軸サドル44にロック機能付のサーボモータを上向きに取り付け、このモータの回転軸に継手を介してボールねじを上下方向に連結し、前記Z軸サドル48に取り付けられたボールねじナットに前記ボールねじを螺合するようにしてもよい。
これらの場合には前記第1駆動機構51及び第2駆動機構52が不要になるので、部品点数を低減して、製造及び組み付け作業を容易に行い、コストの低減を図ることができる。
・図示しないが、第1〜第3Y・Z位置調節機構32,34,36に対し第1位置決めピン31、第2位置決めピン33及び各支持ピン35をそれぞれX軸方向に位置調節する位置調節機構を装着してもよい。
・前記パレット20側にロック付エアシリンダ45,49にエアを供給する前記エア供給源Cを装着してもよい。
・前記パレット20側に第1駆動機構51及び第2駆動機構52の少なくともいずれか一方を装着してもよい。
・複数の第3Y・Z位置調節機構36を省略してもよい。この場合には、第1及び第2Y・Z位置調節機構32,34の他に、少なくとも一箇所に別の位置決めピンのピン位置調節機構を設けるのが望ましい。
・ワークWの位置決め部材として第1及び第2位置決めピン31,33を用いたが、これに代えて、例えばワークの一部をクランプするクランプ機構を用いたり、ワークの所定位置を吸着する電磁石を用いたりしてもよい。又、支持部材として支持ピン35を用いたが、これに代えて例えば吸着パッドを用いてもよい。
・前記第1及び第2位置決めピン31,33を省略してもよい。この場合には少なくとも三箇所に支持ピン35を配設するのが望ましい。
・前記第1及び第2駆動機構51,52を省略してもよい。この場合には前記Y軸サドル44及びZ軸サドル48を手動操作によりぞれぞれ個別に位置調節するように構成する。
・前記スプロケットホイール86及びチェーン87に代えてタイミングプーリとベルトを用いてもよい。
・前記第1〜第3パレット搬送装置21〜23を一つにしてY軸方向のみにパレット20が往復搬送されるようにしてもよい。
・前記Y軸サドル44及びZ軸サドル48をそれぞれ手動操作により個別に位置調整できるように構成してもよい。
・シリンダ67,76を電磁ソレノイドにしてもよい。
この発明のレーザ加工装置に用いるワークを支持するパレットの第1位置決めピンの第1Y・Z位置調節機構を示す斜視図。 第1Y・Z位置調節機構を示す側断面図。 第1Y・Z位置調節機構を示す平面図。 第1Y・Z位置調節機構を示す正断面図。 第1〜第3Y・Z位置調節機構を示す正断面図。 レーザ加工装置及びパレット搬送装置の機枠を示す略体斜視図。 パレットの平面図。 ワーク、第1位置決めピン、第2位置決めピン及び複数の支持ピンの関係を示す斜視図。 パレットを搬送するための駆動ローラの回転機構を示す略体斜視図。 制御システムのブロック回路図。 この発明の別の実施形態を示す調節板の斜視図。
符号の説明
W…ワーク、P1…段取位置、P4…加工位置、11…レーザ加工装置、20…パレット、24…パレット本体、31,33,35…ピン、35…支持ピン、44d,48c…係止孔、51…第1駆動機構、52…第2駆動機構、53…機枠、82…コネクタ、85,85A,85B…駆動ローラ、87…チェーン、91…制御装置、100…調節板。

Claims (4)

  1. ワークを支持するパレットを、ワークの種類に応じて段取りするための段取位置と、ワークの加工位置との間で往復搬送するレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置であって、
    前記パレットのパレット本体に対しワークを位置決めするため、水平方向のY軸方向に位置調節する水平位置調節手段及び上下方向のZ軸方向に位置調節する上下位置調節手段が前記パレット本体に設けられるとともに、該パレット搬送装置の機枠の段取位置には、前記水平位置調節手段を駆動する第1駆動機構及び前記上下位置調節手段を駆動する第2駆動機構が装着され
    前記第1駆動機構は、水平移動機構によりY軸方向に往復移動される水平移動体と、この水平移動体に取り付けられ、かつパレット側に装着された水平移動サドルの係止孔に係止可能な係止ピンを有する第1アクチュエータとにより構成され、前記第2駆動機構は、前記水平移動体に対し昇降機構により往復昇降移動される昇降移動体と、この昇降移動体に取り付けられ、かつパレット側に装着された昇降サドルの係止孔に係止可能な係止ピンを有する第2アクチュエータとにより構成されていることを特徴とするレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置。
  2. 請求項において、前記パレット搬送装置側には、前記パレットが段取位置に移動された状態で、コネクタを介してY軸方向に案内移動される水平移動サドルを所定位置にロックする第1ロック手段及びZ軸方向に往復移動される昇降サドルを所定位置にロックする第2ロック手段にエアを供給するエア供給源が装設されていることを特徴とするレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置。
  3. 請求項又はにおいて、前記水平移動機構及び第1アクチュエータ、昇降機構及び第2アクチュエータは制御装置の記録媒体にワークの種類に応じて予め設定された動作プログラムに基づいて数値制御動作されて、ワークの位置決めを行う位置決め部材の水平位置座標及び上下方向の高さ位置座標が調節されるように構成されていることを特徴とするレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置。
  4. 請求項のいずれか一項において、前記パレット搬送装置は、パレットの段取位置と加工位置との間に配設された機枠と、該機枠の上部に装着され、かつ前記パレット本体の両側下面を支持するように装着された複数の駆動ローラと、各駆動ローラを回転する回転駆動機構とにより構成され、前記パレット搬送装置は、パレットの搬送方向を直角方向に変向するように構成され、前記駆動ローラは、パレットの搬送方向の切換位置への搬入出動作において、前記パレット本体が干渉しないように上下位置の切換機構により支持され、前記回転駆動機構を構成するチェーン又はベルトは、パレット側の前記水平位置調節手段及び前記上下位置調節手段が干渉しないように上下方向に蛇行状に配設されていることを特徴とするレーザ加工装置に用いるパレット搬送装置。
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